老人党メルマガ(200-1)

17:Re: 老人党メルマガ(208-1)
北極星 03/01 20:31
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(208) ::: 2008/3/1
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【1086】オフライン支部便り:杉本小松 さま   笹井明子
【1088】オフライン支部便り:石田達郎 さま   笹井明子
【1087】オフライン支部便り:須藤正剛 さま   笹井明子
【1083】イージス艦・漁船衝突事件〜粛々と3 かっくるなかしま
【1076】Re: イージス艦・漁船衝突事件〜粛々と2 キタキツネ
【1084】Re: イージス艦・漁船衝突事件〜粛々と2 ぎんざる
【1100】Re: イージス艦・漁船衝突事件〜粛々と4 peace
【1101】Re: イージス艦・漁船衝突事件      もぐら
【1108】自衛隊の野放図を許すな         pierre
 打てば響く  なだいなだ
【1055】Re: 老人党 川柳・狂歌         メルメル
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【1086】オフライン支部便り:杉本小松 さま(2月5日) 笹井明子 2008-2-27 15:04

最近のテレビ討論で、自民党の若手議員がテロ対策特別法に関連して、「アメリカは日本を守っていてくれるから、最大の協力をするのが当然」と言っていましたが、我々高齢者に言わせれば、あの戦時中の国際法違反の無防備都市爆撃、焼夷弾の畠といわず林といわずの投下、街中の機銃掃射等々、そして原爆投下した国を、友好国として考えることは絶対できません。

自衛隊によるインド洋上の給油にしても、アメリカ向けが大半で、他の国には僅かであるのにも拘らず、アメリカ以外の国からは重油代を請求しているとか。これが本当に国際貢献でしょうか。はらわたが煮え繰り返ります。

できることなら福田首相に公開質問状を出して、なぜアメリカが唯一の友好国なのか聞いてみたい。
安保条約の即時撤廃を行って欲しい、というのが自分の念願です。
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【1088】オフライン支部便り: 石田達郎 さま (2月16日) 笹井明子 2008-2-27 15:21

2月16日の朝日新聞に、「岩国市に再編更付金」の記事があった。岩国は3年前に山口県を旅行して訪ねたが、とても良い所だった。しかし、米軍基地があって、厚木からの米軍をまわすために岩国では米軍が増強された、という話も聞いた。

今回の選挙は、前市長が空母艦載機移転受け入れを反対したために、新市庁舎建設のための政府補助金が凍結されたことをめぐって行われたものだが、結果は、受け入れ賛成によって補助金をもらおうという候補者が当選した。記事によれば、政府はこの結果に応えて補助金を支給する方針を固めたという。

町村官房長官は「(協力してくれれば)政府として役に立てることは何でもやる」と言っているが、行政というものの基本的な考え方がおかしい。軍隊がいるところは優遇し、その他は我慢しろということになる。
また、行政の庁舎の費用を米軍再編の予算から出す、というのも筋の通らない話で、それを国会議員が平気で言うようでは、昔の軍隊と同じだ。日本は元に戻ろうとしているのだろうか。

日本国中で地域活性化と言われるが、未来の子供たちへの影響を考えれば、根本的な問題である日米同盟をこのまま続けていって決して良いことはない。地方自治体の判断に対する今回のような政府の対応を許したら、知らぬ間に軍隊が牛耳る時代がまた訪れかねない。
戦争に負けた原因を検証し、若い人たちが正しい歴史を学ばないと、過去の歴史は繰り返されることになる。

(*視力低下のため文字を書くのが困難とのことで、お電話によるメッセージを笹井が書き取りました。)
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【1087】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま (2月8日) 笹井明子 2008-2-27 15:13
「道路特定財源の廃止を問う」

年金だけでは生活できない。しかも貯金は僅かしかない。
生活資金調達でこんな場合考えて見たい選択肢に「リバースモーゲージ」制度がある。
自宅など不動産を持っている人が、それを担保としてお金を借りられる制度。金利のみを月々利息として支払い、本人死亡の場合は担保が売却されて返済となる。自治体、銀行、住宅メーカー等に相談窓口がある。(ほゝえみ一月十日号)。

だが、これは担保を持っている人に限られた話である。生活必需品が便乗値上げも含めてジリジリと価格高騰し、この傾向はこの先も続く見通しとなっている。国民生活は逼迫する一方である。
財政、経済、景気浮揚等に注目される政策を持たず、ひたすら漂流し火消し調整のみに追われる政府与党や省庁の動きだが、国民が生活に悲鳴を上げる日々に国交省は何をしていたか。

省庁官僚や公務員の既得権益乱用や怠慢、収賄等にまつわる犯罪は、枚挙にいとまがないが、今国会で与野党が問題視している道路特定財源の二十五億円を使っての職員宿舎建設、高価なマッサージ器やスポーツ用具購入、更には職員の健康診断費用、レクリェーショングランド使用料への転用も取り沙汰されている。
道路族有名議員の選挙区の峡谷に、その風景に不釣合いな巨大な橋が架けられているテレビ報道も見た。

中央省庁も含め、役所には納税者の常識では「おかしい」と思うことが、日常的にあると想像できる。
問題は外からでは実態が分からないことだという(二月五日東京新聞)。
権謀術策で分捕った道路予算は、国民の知らない処で不適切なやりたい放題使い放題は、本当になかったのか。

以前、ガソリン代金として徴収されている二重トリック課税見直しを書いたが、それが国会で審議されることは喜びたい。但し攻め手の民主党の手腕も試されるときでもある。

道路暫定税率徴収廃止を是非主張したい。廃止された場合に予算編成で年間二兆六千億円の穴があき、さまざまな混乱が起きると、政府与党や自治体首長などが騒々しいが、霞ヶ関埋蔵金の財政余剰金を利用するとよい。もともとは国民の税金である。それよりもこの三十年間徴税分の予算執行の内容を正しく国民に開示するのが先決だ。

加えて独立行政法人「日本高速道路保有・債務返済機構」が抱える四十三兆円の借金返済はどうするのかも知りたい。
過去に作られた道路や橋は正しく機能しているか。無駄は果たしてないのか。例えば近在の農家の人々が軽四輪トラックなどで時々利用している立派な舗装道路を各地で見ている。

航空自衛隊の迎撃戦闘機がゆったりと離発着できそうな拡幅された舗装道路が、耕地の中をなぜか貫通していたり、一般国道と高速道路が併行していて、一般国道は渋滞しているのに高速道路には僅か二、三台の車が走っているという光景もある。

用地買収に手間取り中途半端で工事が立ち往生し、埃まみれの現場もあった。見聞される範囲でも、地域住民の望む暮らしを支えるライフラインとしての道路は、補修、新設共に小さな添え物的な印象である。

少子高齢化で空洞化が指摘される人口減少は年間八十万人。地球環境対策では排気ガスCO2の減量も課題だ。これから道路整備十年計画で注入される税金は二十七兆円。誰が支払うのか。道路議論は国民の借金をこれ以上増やさない前提がなければならない。

その歯止めがかけられないのなら閣僚も議員も必要ない。地方振興とか大企業誘致とか地域格差是正とか、国際的に他国の実情と比較してとかは、国家財政の豊かな国のやることだ。

民主党小沢代表が次の政権与党を狙うのであれば、この悪法を阻止しなければならない。
昨年のテロ特措法延長を、衆参両院議院でさまざまな仕掛けを設けて振り回し成立させた、政府与党のやり方を再度認める結果となれば、当分の間は野党にとどまるしかないだろう。迫る衆議院選挙での敗北が目に見えるからだ。国民はその手腕を注視している。
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【1083】イージス艦・漁船衝突事件〜粛々と3 かっくるなかしま 2008-2-27 11:37(編集)

ま〜、おれはおれで粛々と(^^
事実こそは反革命的である、事実が分かればよい、よって法治なさるべしetcをモットーに、探索(詮索)するだけ。 

防衛省が越権し、← やり方も事後の説明も姑息だな〜(^^
国交省・海保が怒っているが(↓)、← 役所同士でどんどん牽制してほしい
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008022601000796.html
(出所:中日新聞、「けが人同伴、実は部内聴取...」)

>>衝突直前に交代した前任の当直士官だった航海長...
>>航海長は東京・市谷の防衛省に19日午前10時ごろに到着。そのまま大臣室に呼ばれ、石破茂防衛相や増田好平事務次官ら幹部から詳細に事情を聴かれたという

↑こちらでは、19日の<午前>時点に、当直士官(交代<前>任の航海長)が、海保の頭越しに聴取されてしまっているわけだ。

19日以降、25日までの一連の報道の過程で、当直士官の認知・判断ミスが、焦点になってきていることを考え合わせると、事故直後の「初期」の段階で、防衛省は当直士官(交代前)に注目していた、ということだろう。
(問題の所在を、初期にピンポイントで押さえるということは、よいことだ。)

漁船側のレーダーによるあたご確認が3時30分前後の時間帯、(あたご側も同様、と推測される)、
当直士官・当直員の交代の時間帯が3時45分〜55分、
また、一連の報道によるならば、交代前の時点で(3時45分以前)漁船群を確認していたというわけだから、やはり問われるべきは、3時30分〜45分の時間帯での認知・判断・行動。

2分・12分が問題視されているが、
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200802250502.html
(出所:朝日、「防衛相「12分前」当夜把握 公表は翌日夕」)
↑こちらでのキモは、19日の<夕刻〜夜>の時間帯で情報が錯綜していること。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-27/2008022703_01_0.html
(出所:赤旗、「漁船発見は12分前」 公表遅らす...)

どうでもいい。(なぜならその時点で、既に、直進・自動操舵、船団突入なんだから。)

突っ込みを入れるべきは、交代前の時間帯のほうなんだから、2分・12分のほうを騒ぐのは、← 関心がうつる
そういうのが、情報操作なんじゃないのか(^^
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【1076】Re: イージス艦・漁船衝突事件〜粛々と2  キタキツネ 2008-2-26 11:45(編集)
 皆さまの侃々諤々の議論を興味深く拝見していました。

大事故が起きるたびに思うことがあります。大事故が起こると必ずといってよいほど、マスコミが国民を巻き込んでの責任の追及、つまり犯人探しが始まります。
もちろん原因の究明は大事で、再発防止は何よりも優先されなければなりません。
アメリカでは再発防止に協力して本当のことを言ったら罪を問われないそうです。

何よりも残念なのは、20年前の「潜水艦なだしお遊漁船第一富士丸衝突事件」の教訓が、全然生かされていないところに大きな問題があります。わたしは今回の事故は、マスコミが「あ〜でもない、こ〜でもない」と言うほど複雑なものでなく、見張りさえちゃんとしていれば回避できたと思うのです。

わたしは医療の現場で、リスクマネージメントの仕事をしていたことがあります。事故はいきなり起こるものじゃありません。有名な「ハインリッヒの法則」というのがありますが、きっと今回の事故の陰には、多くのヒヤリハット事例があると思いますよ。

大事故も企業犯罪も、日本のこの隠蔽体質を質さない限りは、また忘れたころに同じことが起きるでしょう。
アメリカは傲慢で好きでない国ですが、こういうところは実に合理的です。学ぶところは学ぶべきでしょう。

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