17:老人党メルマガ(426) 北極星 04/22 07:26 roujintou-news ::: 老人党メルマガ(426) ::: 2012/4/22 ========================================================================= 【17260】Re:日本を考える:原発に頼らない町へ usagi65 【17267】Re:日本を考える:原発に頼らない町へ ??? kounosuke 【17262】Re:日本を考える:親方日の丸 節松有子 【17199】Re:日本を考える:親方日の丸 タミゾール 【17282】Re:政権を出た派遣村村長、湯浅誠と国政に野望を抱く大阪市長、橋下徹 ブンコウ ========================================================================= 【17260】Re:日本を考える:原発に頼らない町へ usagi65 2012-4-17 8:52 今日の東京新聞の社説です 原発を抱える市町村がここへきてやっと原発に頼らない町にするため将来像を模索始めたようです。 まだまだ福井県知事のように、「新幹線欲しい、交付金欲しい、雇用欲しい、でも責任は政府がとってほしい」という知事がいるのも事実ですが、御前崎町のように真剣に住民と原発をなくしてもやっていける町を考え始めています。 私たちはこういう地域を応援したいですね。 交付金が欲しくて再稼動や誘致をしてきた市町村が、安全、安心を重要視し断るようになれば、電力会社は他の方法で電力を考えなければならなくなる。 2012年4月17日 東京新聞社説 浜岡原発を抱える静岡県御前崎市長選で三選を果たした現職は、再稼働の判断も原発後のまちづくりも先送りした。 国策の原発を地域の問題として考えなければならない不条理がそこにある。 東海地震の震源域の真上に位置する浜岡原発は、昨年五月に国が運転を停止させた。 最大二一メートルの津波が押し寄せる新たな推計も発表され、住民らの不安は募る。 御前崎市長選・市議選では再稼働をめぐる各候補の訴えが注目された。 市長選の二新人は、それぞれ「任期中は同意しない」「永久停止と廃炉」と主張し、争点に位置付けた。 現職の石原茂雄氏(64)も原発に頼らないまちづくりの必要性は分かっていた。 しかし、再稼働の是非について言及を避け「市民対話の中で誤りのない方向を見いだしていく」と言葉を選んだ。 浜岡が早期に再稼働できるなんて思っていない。でも廃炉にせよとまでは言えない−。 原発が産業になってきた“町”は未来をまだ決めかねているようだ。 住民たちはポスト原発のまちづくりをどう考え、御前崎の未来図をどう描くかを知りたかったはずだ。 政府の大方針はないのだから、難しいことではある。しかし、選挙は意見を戦わせる場でもあったはずだ。 フクシマ以降、原発の新設や増設計画がある福島県や鹿児島県の四自治体が電源三法交付金の申請を辞退した。 脱原発と同時に、自分たちの未来を拓(ひら)くためだ。茨城県東海村を含む首長らが呼び掛けた「脱原発をめざす首長会議」(仮称)も設立される。原発を地方自治の問題として考え直す動きは広がっている。 政府の動きはいかにも遅い。逆に再稼働を急いでいる。原発立地自治体は原発後の将来ビジョンを描くことはできる。 いや、描く時が来たと言ってもいい。 一つ提案をしよう。中部電力は浜岡1、2号機の廃炉を御前崎市の協力を得て成し遂げなければならない。 両者には長い関係がある。廃炉をビジネスとしつつ、将来的に風力などの新エネルギー拠点ともなり得るのではないか。 常磐炭鉱が閉山した福島県いわき市や新日鉄が高炉停止した岩手県釜石市が再生できたのは企業との共生があったからだ。 原発マネーによる豊かさは、大きなリスクを伴うと思い知らされた。代わりに安全・安心という豊かさを求めよう。 どの立地地域でも同じ思いであるだろう。 ----------------- 【17267】Re: 日本を考える:原発に頼らない町へ ??? kounosuke 2012-4-17 22:45 ▼usagi65 さん: かっくるさんが取り出してくれた 中日新聞社説を読みましたが、石原御前崎市長が原発に頼らない町を推進するなんて私には読みとれませんでしたが・・・選挙の相手は「任期中には同意しない」「永久停止と廃炉」と言っていましたが、石原さんは再稼動の是非について言及をさけていました。 御前崎市は原発交付金が税収の70%位有るそうです。 だから「脱原発」と言えなかったと思いますが、浜岡原発から3kmの牧の原市長は「脱原発」とはっきり言っています。 議会も同様です。4月16日(土)選挙前に浜松で集会に参加していまして、皆んなの注目は原発反対派がどれくらい票をのばせるか?という話でした。 仙石さんは原発がなくなると「集団自殺に向かっている」と言っていましたが、 私は「原発容認」を選んだ御前崎市民が「集団自殺に向かっている」ように感じました。 原発があるかぎり、第2の福島の可能性がつきまといます。 ----------------- 【17262】Re:日本を考える:親方日の丸 節松有子 2012-4-17 9:46 ▼タミゾールさん:こんにちは 郷里(過疎地)の方へ用件ができ出かけていて昨日帰ってきたところです。 向こうは空が広くて空気はきれい、水は井戸からで土地代も安い、職が見つかれば若い人に暮らしをすすめたいですね。 橋下氏が政治家として出て来る前にバラク・オバマの「マイ・ドリーム」を読みました。彼は黒人。 あの国で黒人が大統領になるなんて考えられないことだった。 ハーバードのロースクールにいた時に書いた「マイ・ドリーム」の中でケニアを訪ね、プレートも付けられてない貧しい父親の墓に涙しケニアの苦悩について語りかける… 〜これまでの自分の人生はすべて、海のこちらのこの小さな土地に繋っていて、心に感じた痛みは父の痛みであり、自分の疑念はきょうだいの疑念、彼らの苦悩は自分が生れながらにして受け継いだものであり、自分にとって大切なものは、単なる知性や義務といったことではなく、言葉で表現できるものではないということにオバマは気づいた。 涙は枯れて、穏やかな心になっていた。〜 の文章があります。 オバマのことを何もかも良いなどとは思ってないけど、自分の出自を直視しそれを乗り越えたその人格には、国が違う者にも親近感を感じさせるものがありますね。 政治家の人格って、私には大切な要素の一つです。本人から伝わらないときはネットからでも、全部鵜呑みにはしないですけれども知りたいです。 ----------------- 【17199】Re: 日本を考える:親方日の丸 タミゾール 2012-4-11 9:56 節松有子さん:おはようございます 私も真似して川柳を。 「地方自治 進めてみれば 地域エゴ」 被災地のがれきを受け入れたくないってダダをごねてる地域の人たちや市民運動を見てると、絶望的になる。 国があまりに信用ならないからですが、この地域だって伊勢湾台風のときどれだけ他地域に世話になったのだろうか。 同じ国、国民何だろうか。東海地区は東北との感覚的なつながりは小さいですが、あまりにも自閉的でうすきみわるい。いくら、国の旗振って歌うたっても効き目は無い。 世界中の悲劇や災害への反応だってみじめですが(一部個々に貢献してる日本人や日本出身者には頭が下がりますが)、まず、地域というのはわかるが、とりあえず同じ国のことぐらい背負ってもいいだろう。 地方自治も道州制もけっこうだが、こういうエゴ丸出しの根性も透けて見える。道州制もどうせ、大阪、博多、名古屋、仙台、札幌などの中核都市への一極集中が進み、東京の問題が拡大再生産するだけみたいな気もする。 市民レベルでさまざまな共助精神が猫の目のように張りめぐされつつあることは心強く、楽しいですが、それを全体としてどう結び付け、システムとしても有効に稼働させていくのか。その現場で問題の本質を体感し、学び、問題意識をもってる連中の中から、代表を選出し、政治運動としても大きなうねりを作っていくことが大事なんだって思う その時期が来てないのか、思想としてまで昇華できてないのか、わかりませんが、怒りを形に変えて地道に動き出してるって思うし、応援したい。 フランスでは日本でも高齢者と同居する若者に、安い住居費を提供し、一方高齢者には孤立を防ぐ社会システムがありますね。このように、予算をかけずとも今ある資源を有効に使うような方法を編み出していきたいですね。 優秀な高校生がアメリカの大学で優れた教育を受けに行くニュースをみた。膨大な税金を投入してこれまで教育して、アメリカにとられちゃう。日本に戻る気もあまりないそうだ。かかった、公的な教育予算ぐらい返してよ。「日本の大学いっても、大教室で講義聴いて、バイトとサークルに明け暮れ、3年生になったら就活に忙殺される」っていってた。 かなり本質ついてる。ただ、日本の大学教育も少人数化が進んだり、授業改善は行われてるので違うんだけどな。アメリカの学生だって、ハードな課題の中バイトぐらいはしてるんだけどな。仕送りバッチリの特権的な状況(日本の中上流家庭とみた)を、日本社会に保障されてるからできるんだよ。 ただ、東京への仕送り考えると、ウィスコンシン州立大学は変わんないんだそうです。どうでもいが、日本おかげもあるってことも忘れてほしくない。 公務員は命令でなく、奉仕するのですね。(はず)勝手に憲法をつくっちゃあいかんですね。異常です。このことば。 こうした前途有望(アメリカで潰れる可能性も大)な若者が、この列島内で、金儲け以外のやりがいを見いだせるような取り組みがいる。少しひがみでしたね。 ----------------- 【17282】Re:政権を出た派遣村村長、湯浅誠と国政に野望を抱く大阪市長、橋下徹 ブンコウ 2012-4-19 20:47 お茶の間暇老人として、思いつきに一喜一憂することが多い。今回はこれはいけるぞと思った。NHK大河ドラマ「平清盛」をみながら我ながらよく思いついたものだと悦に入っている。 橋下徹を平清盛とし、湯浅誠を西行としてみる 湯浅誠さんは、4月13日の朝日新聞朝刊15面オピニオンの最後に「すくなくとも今は、社会運動家として何ができるか、そのことで頭が一杯です。日本の民主主義の現状は危機的です。 ”おまかせ”の回路をなんとしても変えたい。主権者としての力を示したい。」とインタビュうに答えている。 橋下市長はというと、選挙で選ばれたという民意を盾に地方行政の改革をスピーディーに断をくだし、今までのなあなあ行政に大ナタを振るっている。やはり現場の改革のことゆえ、様々な悲鳴も聞こえる。 が今のところ良い方が目立っているのではないか。が大阪都など構築には中央集権体制の強固な壁があり、法の改正をと「大阪維新」として国政に出ていこうとしている。平清盛のように太政大臣までいくかはあやしいが。 政府に入っての経験を社会運動家として役立たせたいと湯浅誠さんは言われるが、わかりやすい言葉でお茶の間に向けてしゃべってほしい。うまくいけば、橋下徹さんと相乗協和音を発するかもしれない。 テレビは今日も、認知症予防には日記をつけるといいと言っている。 ========================================================================= ★メルマガは週刊で現在894通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。 ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp からお願いします。 ★メルマガの新規配信、アドレス変更は掲示板トップの左枠から連絡願います。 アドレス変更の場合は、コメント欄に旧アドレスも書き込んでください。 |