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18:老人党メルマガ(239-1)
北極星 10/05 06:04
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(239) ::: 08/10/5

        ☆☆ 次号は10月14日発行の見込みです ☆☆
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【3285】租税制度を見直す           原口 高志
【3278】中山国交相問題発言〜自爆テロ掛け合い かっくるなかしま
【3279】Re: 中山発言〜マスメディアの情報自爆テロ  Gokai
【3300】Re: 敗れたり中山さん〜こんなのもあります 上野介
【打てば響く9月30日】             なだいなだ
【3280】Re: 世界の変化は経済の状況から    peace
【3259】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま 笹井明子
【3260】オフライン支部便り: 神山昌子 さま 笹井明子
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【3285】租税制度を見直す   原口 高志 2008-10-1 12:00
 ▼Gokaiさんへ:

9月29日 貴殿の投稿文 読ませていただきました。貴殿 法人税7兆円減税しているから元にもどせといっておられます。
私はそれに加えて所得税のフラット化で、高額所得者に有利になつている課税方式1974年の19段階に戻し、最高税率75%にすべし思っています。

社民党や共産党が云っているということでなくて、市民みずから詳しく租税制度チェックすべきと思います。
高福祉国といわれるスウェーデン租税負担率、付加価値税率 かなり高いこと、朝日新聞2008.8.27朝刊(名古屋本社版)に書かれています。より詳しいものとしては、「地方財政システムの國際比較」(財務省財務総合研究所)が参考となります。

もう一つ あまり報道されていないのですが、スウェーデンでは、納税者番号制が採られていることです。
日本では法人への納税者番号制 日本経団連が反対していますし、個人(自然人)に対して採ること、訳知りインテリ知識人(?)が反対しています。

法人及びある程度所得のある人の、課税(納税)実態 オープンとされれば、租税回避防ぐことできると思われます。 なだ いなだ氏などにも 言いたいこと このような事です。
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【3278】中山国交相問題発言〜自爆テロ掛け合い   かっくるなかしま 2008-9-30 16:45
 ▼もぐらさん:どうもです。

中山さんの発言を巡っては、情報自爆テロ説、選挙日程コントロール説が、出ていたんで、ご紹介しておきます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080929/171976/?P=1
(出所:日経ビジネスオンライン、『中山前国交相の「情報自爆テロ」?
選挙日程コントロールに振り回されないために』、9/30)  ・・・ ★
同説に拠るとキモは、この辺りでしょう。

>>将棋でも囲碁でも、誘う手には裏があるもの。
>>ここで野党がヒートアップしすぎることは、与党も当然織り込み済みでしょう。
>>注意しなければならないのは総選挙日程にほかなりません。
>>先週までの状況では、内外の経済不安を念頭に、10月6日からの補正予算審議は不可避、と見られていたわけですが、今回の「自爆」でそうした空気がふっ飛ばされてしまった可能性があります

確かに、あれ以来、民主党でも冒頭解散説、臨戦態勢にモードチェンジしていた。
許せんとか、任命責任とかの雰囲気になると、早期解散のテンションが上がってくる。
すると、「なるたけ早く解散したい」でも、
「リーマンショックがあるから、補正予算の審議は済ませる必要がある」という、自民党側の縛りが、解けてくる。

選択の自由度が増すわけなので、中山さんは、策士かもと。

でも、昨晩、米国下院が、金融安定化法案を否決してしまったので、リーマン問題は仕切り直しで、
補正予算審議は、避けて通れなくなった。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080930-OYT1T00461.htm?from=navr
(出所:読売、9/30)

米国の自爆テロが中山さんの自爆テロを封印した、って感じかな。 ★★

冒頭の★、で、「なぜ、11/2以前なのか、以後ではまずいのか」、ってところ。
どうも、11/4米国大統領選挙の後だと、米国の民主党・オバマさんが勝った場合、
「じゃあ、日本も民主党で、政権交代だね」みたいな雰囲気になるのが、どうもまずいらしい。
(そういう気に仕方もあるんだ)

掛け合い続いています。冒頭の★の3ページ目には、こうありますが(↓)、

>>ちなみにこの「安全な爆弾」の核弾頭「日教組が強いと学力が低い」について、大阪府の橋下徹知事が「なかなか本質を突いている」と擁護の発言をしています

で、29日の朝ズバで、中山さん(↓)、
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/09/30/02.html
(出所:スポニチ、9/30)

>>「民主党政権になると、日本全国が大阪府みたいになる」

民主党政権になると、日本全国が大阪府みたいになる(^^
こうなってくると、中山さんの発言は、「けしからん」でも、「一理ある」でも、どちらでもなさげな気が...
一東京人として一言言わせて頂くと、「民主党政権になろうとも、東京都が大阪府みたいになることありません。」

ところで、こちらを眺めると(↓)、
http://www.news.janjan.jp/election/0708/0708210111/1.php
(出所:ザ・選挙、「07参院選を分析する(7)一変した政党得票率の地図」)

2004年以来、比例の得票数では、民主党が既に自民党を上回っているし、選挙制度さえまともなら、
参政権の機会均等の大原則が守られてさえいるなら、「とっくに民主党政権」ですね。 ★★
また、大阪府の場合は、確かに自民党は得票できていないけど、民主党もたいして得票できていなくて、
他県との相違はといえば、公明党と共産党の得票が多いこと。

つまり、何が言いたいかと言えば、民主党の得票が他党を圧倒しているのは、岩手県なので、
「民主党政権になると、日本全国が岩手県みたいになる」んです。
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【3279】Re: 中山発言〜マスメディアの情報自爆テロ  Gokai 2008-9-30 22:06
 ▼かっくるなかしまさん:こんにちは

痛みを伴う自民党構造改革路線は比較多数の国民に否定され、このままでは総選挙惨敗は間違いないところ、
巻き返しを図るひとつの手段として、早期の景気回復は麻生首相でも無理、3年かかるとした、
それならば、劣勢挽回のためには他の手法も必要、

幸い日本国民の比較多数は、日の丸、君が代、天皇への敬愛、、、、、靖国参拝だって得票につながりかねない。
それに中山元国土交通相の言う左翼日教組の道徳教育の軽視は多くの国民の琴線に触れる。

この辺に選挙の争点を持ってくればまたまた自民党勝利となってしまうこともあるし、
本当は「国民の生活が第一」が争点であるべきなのに、
天皇陛下万歳といって特攻も出来る国民性なのだからそれを忘れて自民党にもう一票なんてこともありえて、

マスメディアも今回は悪者になって中山元国土交相を非難すれば、判官びいきを引き出して効果はテキメンかもです。
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【3300】Re: 敗れたり中山さん〜こんなのもあります(^^ 上野介 2008-10-1 22:03

こんにちは もひとつオマケの情報です
都道府県別の失業率・生活保護率と学力との相関を分析したこんなデータもあります。
日教組を責める前に政治のあり様を反省して欲しいですね。
・・・中山氏にかかっては失業率・生活保護率の高いのも日教組の責任にされかねませんが

図を見るだけでも日教組の出番がなさそうなのがわかります。

(1)学力テスト−失業率と成績との関係
http://edupoison.blog53.fc2.com/blog-entry-132.html

・上記記事中の相関図(拡大)
http://blog-imgs-18.fc2.com/e/d/u/edupoison/gakuryoku.gif


(2)学力テスト−生活保護率と成績との関係
http://edupoison.blog53.fc2.com/blog-entry-134.html

・上記記事中の相関図(拡大)
http://blog-imgs-18.fc2.com/e/d/u/edupoison/seikatuhogo.jpg

ちなみに、都道府県別の失業率と生活保護率との関係はこちらが参考になります。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/7347.html

では
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【打てば響く9月30日】なだいなだ

中山国土交通大臣の辞任について書きます。といってもちょっとした感想。

この人は世の中の基準からすれば、とても頭のいい人らしい。
私立鹿児島ラサール高校を卒業し、現役で東大の法学部に入学、大蔵省に入省、キャリアーとして順調に出世、12年後には主計局主査という経歴を聞けば、だれでもそう思うのではないか。
今の日本の常識ではそう判断される。土地の人から秀才と呼ばれたのだろう。

頭のいいのはわかったが、今回のかれの行動を見ると、その秀才がどうなってしまったのか、首を傾げる。
「バカじゃなかろうか」と思う。断っておくが『バカ』という言葉は文化に根付いたことばなので、差別語だなどと言って、言葉狩りの対象にしないでほしい。
かつて、この言葉は「バッカじゃなかろうか」と発音して、ギャグとして大流行したこともある。

ともかく、常識があれば、「自分が、こういうことを言えば、マスコミがその言葉をとらえ、どのように報道し、その結果、どんな騒動が巻き起こるか」ぐらい分かるだろう。そして、常識を持っていれば、自分の党が今どんな状況に置かれているかも分かるだろう。

そして自分の発言が、自分の属する党や、自分を大臣として選んでくれた首相に、どんな打撃を与えるかも分かるだろう。
しかし、かれには、どうもその常識がなかったようなのだ。日本語では、常識を持たない人間を『バカ』という。
おそらく自民党の仲間たちは「あいつはバカだ」とか「大バカものだ」とかつぶやいているのだろう。

ラサール高校と東大の教育が「常識のないバカ」をつくったのか、それともキャリアーとしての大蔵省のエリート意識が、それをつくったのか、政治家として、先生先生などと言われているうちに、常識がなくなって『バカ』になったのか、そのどれかか、その全部か、であろう。

こういう常識のない人が、かつては文部科学大臣をつとめ、さまざまな教育改革を提案してきたことを考えると、暗澹たる気分になる。日本が変になってきたはずだ。ぼくが常識人だったら、こう考えるだろう。
ところがぼくは常識人ではないので、暗澹とした気分にはならない。
ぼくは日本全体に、秀才とは何か、教育とは何か、バカとは何か、を身を以て教えてくれたかれに感謝した。

かれは日本の戦後教育が悪かったと考えているらしいが、それには同意する。
この大臣こそ、戦後教育の欠陥のよい証明だ。
戦後の文部省の指導した教育は、進学のための教育ばかりで、常識を与えてこなかった。
秀才ほど、常識がない。そういう結果をもたらした。

自民党の人達も、このぼくの意見には同意してくれるだろう。

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