老人党メルマガ(252)

2:老人党メルマガ(253)
北極星 01/09 20:16
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(253) ::: 09/1/9

☆都合により今号を繰り上げ発行させていただきました☆
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【読者投稿】ガザ・ミサイルの雨の中から(転載) 鍋谷 浩吉
【4140】Re: 最近感じていること 柳沢のタンタン
【4160】打てば響く 2009年1月6日分(転載) ビートル
【4182】Re: ガザについて緊急の集会11日(日)東京で(2) 珠
【4159】米国も日本国も裕福な国です。 Gokai
【4164】Re: 米国も日本国も裕福な国です。 柳沢のタンタン
【4127】なぜ市民側の敗訴が多いのか 珠
【4162】Re: なぜ市民側の敗訴が多いのか やまちゃん
【4126】御手洗日本経団連会長の“強弁” pierre
【4125】米国人以外は家畜? 村田喜宣
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【読者投稿】ガザ・ミサイルの雨の中から(転載) 鍋谷 浩吉 09/1/7 1:37

京都の岡です。
ミサイルと砲弾が雨のように降り注ぐ中、ガザのアブデルワーヘド教授から続報です。
UNRWA職員、フサイン・アル=アイディ氏の重傷を負った家族5人が、戦闘のど真ん中にとどめおかれ、イスラエル人以外の者は近づけません。世界の人権団体に、緊急アクションを起こしてくれるよう、訴えています!聞き届けてください!

>【メールその23】 日時 : 2009年1月4日(日)18:15
> 件名 : フサイン・アル=アイディ、戦闘の只中に釘づけ!

>フサイン・アル=アイディはガザ市東部在住のパレスチナ人(58歳)。
>今の場所に25年以上、住んでいる。自宅は野菜畑の真ん中に位置している。
>彼はUNRWAの職員だ。彼は今、一部屋に、自分の家族20人と、彼の二人の兄弟の家族たちとともにいる。
>彼らは、狭い部屋で気も水も食糧も電話もないまま、すし詰めになっている!
>彼の周りには何もない、あるのは戦場だけ。

>昨夜10時半、アル=アイディ氏は戦闘の真っ只中におかれ、砲撃が自宅に着弾、家族5人が負傷した!
>彼は負傷者を救出するため救急車をよこすよう訴え続けているが、叶わない。
>負傷者を、そして可能ならば家族全員を救出するために、彼のもとに救急車を送ってくれという訴えはこれまでのところ、すべて失敗に終わっている!

>周囲1キロ半以上をイスラエル軍が完全にコントロールしており、イスラエル人以外、誰もアル=アイディ氏のもとにたど>り着くことができない!
>この状況は、どこの国でもいい、人権団体が緊急に人道的行動をおこすことを必要としている!
>ガザには電気も水もない。食糧もわずかしかない。私は発電機がまだ稼動するのを幸いに、世界に発信している。

爆弾が雨あられと私たちの上に降り注いでいる。そして不運にも、アル=アイディ氏は戦闘のど真ん中にいるのだ!

>【メールその24】 日時 : 2009年1月4日(日)19:41
>件名 : ミサイルの雨と真っ暗闇のガザ

>ガザで、私たちは、雨のように降り注ぐミサイルと砲弾の集中砲火の真っ只中にいる!
>今は完全な暗闇だが、その闇を破って無人飛行機やヘリコプターの唸る音が聞こえてくる。
>通りは無人だ!ときどき、 救急車と消防隊のサイレンが聞こえる!

>ガザ北部の市民は自宅からガザ市西部に逃げ、ゼイトゥーン地区の者たちは西部に逃げている!
>市民にはなすすべがないというのに、彼らのことなどおかまいなしだ! 彼らを守るものは何もない。
>今日、救急医療士3人が死ぬ。ほかの命を救おうとしているさなかだった。

>一昨日も、医師1人と救急医療士が殺された。今夜、携帯の電話網は完全に麻痺している。
>地上電話は、回線状態は悪いが通話可能だ!
>夜明け前、ガザの空のいたるところに黒煙の雲があった!
>わぁぁぁぁぁ、たった今、足元で地面が揺れた!ボーーーーーーン!
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【4140】Re: 最近感じていること 柳沢のタンタン 2009-1-5 21:58

今日の朝に新聞イスラエルのガザ地区に地上侵攻が大きく取り上げられてました。此れはアフガンの問題と一連の大きな問題でしょう。所謂エントレランスと言われてきた2000年にわたる宗教戦争の継続ではないでしょうか。
キリスト教徒とアラブの戦いに見えます。此れの武力による制圧は平和と言うには余りにも根深い対立で。
共存の思想からはほど遠い問題でしょう。

イエスキリストはこの様な戦いは是認していないはずです。
平和を望むならばお互いに妥協の心が無ければ共存は出来ません。此れは人間社会の所謂業でしょうか。
同じ地球上で生存してゆくには、お互い譲る精神が無ければ救われませんですね。
ロシアとウクライナの問題にしても又同じことが言えることではないでしょうか。

日本の国内でも。65%の安定している生活の人達とワーキングプアと言われている人達は自由な資本主義社会と言われている現在の格差の中で35%に及ぶ人達は今日の生活に苦しんでいる形は。政治の貧困そのもののようです。
もしも田中角栄が現在生きて居れば此れをどう言う風に解決しただろうと。
多分に戦後の財産税的な形で財産の再分配に全力を傾けるであろうと思われます。が如何でしょうか。

政治家として。彼はロッキード事件で失脚しましたが。此れはアメリカの指示で発覚した事でそれよりも大きな政治犯罪が沢山有ると言う事を聞き及んでます。
政治の基本は国民の生活の安定が最優先として政策が立案されるべき事が本来の姿でしょう。現在の政治は予算がどうのこうのと言って福祉政策が一番大切なのに政治家の利害が優先している事は誰の目にも明らかです。

本日のテレビでは失業が700万人に及ぶと放送してましたですね。現政権の政策では日本の国は犯罪の巣。
或いは自殺者の激増する不安定の社会になって此の平和な日本が崩れてゆくのではないかと思われて成りません。
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【4160】打てば響く 2009年1月6日分 転載 ビートル 2009-1-7 20:01:43
1月6日 今年最初の感想です

ゲルニカを覚えている人は?
ピカソのゲルニカと題された有名な絵があります。
本物を見た人は少ないでしょうが、写真で見ている人は多いと思います。
1937年4月、ナチドイツとファシズムのイタリアの空軍の爆撃機が、このスペインの小さな都市を爆撃して、世界に衝撃を与え、それがきっかけで描かれたのが、ピカソのこの作品です。

それ以後、一般市民を巻き込む戦争に抗議する平和運動のシンボルとなった絵です。タピストリーにもなって、国連安保理の会議場の前に飾られているそうですが、戦争をする世界の指導者には、気になるようで、イラク攻撃に踏み切って、パウエル国務長官(当時)が、記者会見をした時、カーテンを引かせて、背後にあるこのタピストリーが、テレビの画面に映らないようにしたそうです。今回、ガザ問題で安保理が開かれ、どのような決議が承認されるかわかりませんが、記者会見が開かれるでしょう。その時、このタピスリーが今回も隠されているかどうか、注目しましょう。

ゲルニカ爆撃の数ヶ月後、日本軍は南京の空爆を行いました。その後、世界は第二次世界大戦に突入し、ゲルニカや南京を非難した英米も、ドレスデンの空爆や東京空爆などをするようになります。一見、ゲルニカの絵のような芸術に、何の力があるかと思ってしまうような流れですが、しかし、人間に良心が残っている限り、以前として、無視できない存在でもあるようです。絵のTシャツを着てデモというのは、著作権の関係で出来ないでしょうが、現在、字で「ゲルニカを思い出せ」と書いたTシャツを着て、デモをしたい気持ちです。

ゲルニカ!古ーいなどといわないでください。古いことをどんどん忘れるからこそ、戦争が起こり続けるのです。
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【4182】Re: ガザについて緊急の集会11日(日)東京で(2) 珠 2009-1-9 13:38:31
 1月11日(日)

【東京】緊急集会「イスラエルによるガザ侵攻を考える」
如水会館 11:00 〜 14:00
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200901080326.htm

【東京】「スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!」
四谷地域センター・多目的ホール 14時開場/14時30分開始
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200901080326.htm
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政治的意見も重要ですが、とりあえず「人の上に爆弾を降らせてはならない」ということで、この状態を止めるため。
そして今後の和平を考えるために。
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【4159】米国も日本国も裕福な国です。 Gokai 2009-1-7 16:17 (編集)

アメリカ合衆国の国土の広さは日本の約25倍だという、単純計算だと日本の25倍の人口を養えることになります。
今の技術で、日本国において日本人が自給自足で裕福に暮らす人口はおそらく3000万人は可能と思いますが、ならばアメリカなら、その25倍の7億5千万人、少なく見積もっても現人口3億人の2倍の6億人が裕福に暮らせるだけの国土の生産力があることになります。

けれど今、アメリカでは今日明日の食事を心配しなくてはならない人口は6000〜8000万人と聞きます。
また一方、アメリカの財政赤字は09年度景気対策の結果で1兆ドル超える可能性があるともいわれます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090107-00000329-reu-bus_all

さて、日本人の慣れ親しんだ財政赤字が膨大では、景気対策は打てないという論理は今後アメリカ社会ではどのように受け止められるのでしょう。

PS,
アメリカでも、日本でも、経済の実態でない、その陰とも言える、お金という指数で、人々の判断が行われていることが、このような政治による矛盾を作り出しているのだと思います。

アメリカも、そして日本も、人々が裕福に暮らせるだけの資源と技術を有している国だということを皆さんには知って頂きたいと強く願います。今のやり方は 左右のイデオロギーを超えて、明らかに愚かです。
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【4164】Re: 米国も日本国も裕福な国です。 柳沢のタンタン 2009-1-8 21:34:29

アメリカでは保険にさえ入れない人達が4700万人居ると先日寺島さんのお話でした。
日本では子供を満足に教育出来ない人、ワーキングプアーと言われている人達が30%も居る事はご存知ですね。
こんな国が裕福であるとは言えますでしょうか。

アメリカでは約20%の貧困層で、日本では約30%の貧困層のようです。
国民は何れ目覚めて政治に文句が出るでしょう。北欧では貧困層のお話は聞きません。
教育レベルも国民の所得も北欧の方が豊かであると聞き及んでます。日本は19位ですね。

大体が日本の格差は同一労働同一賃金でない事から、大きな企業は派遣労働者の低賃金で利益を出しているのではないでしょうか。労動組合も又官僚と同じで正規雇用者との差が2倍も違うような事態に対して当たり前であるような認識ですね。
又雇用保険にしても日本では60%位、ヨーロッパでは90%位と聞き及んでます。
この辺に政治の政策の貧しさがあるのではないでしょうか。

此の期間は如何なのでしょうか?ご高説を拝聴したい物です。
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【4127】なぜ市民側の敗訴が多いのか 珠 2009-1-4 20:18(編集)
▼柳沢のタンタンさん:

私は司法関係者の知人もいますが、裁判官のほとんどが「常識の欠けている人物」が多いとは思いませんし、また「独断と偏見に満ちている」とも思いません。実際にお話ししてみると、自分の裁きに対し非常に真剣に取り組み、世間常識と法の狭間で正義とは何かを模索している方々にもお会いできます。でもこれは、家裁や地裁の方々だからかもしれません。

裁判に問題があることは確かだと思います。ことに国を相手取った裁判は、ほとんどの場合、住民側の敗訴になったり、訴え自体を却下されることが多いと思います。正義を目指して裁判官になろうと思われたであろう方々が、なぜそういった国にヨワイ体質となっていくのでしょうか。

今日4日の東京新聞には、連載の「へこたれない人々」<3>で、「元裁判官の“内部告発”―弁護士・生田暉雄さん(67)」が取り上げられています。

「お上相手の裁判では上級審になると、民の側の分が極端に悪くなる。昨年一年を振り返っても、大阪府内の住民が原告の住民基本台帳ネットワーク差し止め訴訟は三月、最高裁で逆転敗訴。一審で無罪だった立川反戦ビラ事件も四月、最高裁で有罪が確定した。」と前文にあります。

そしてその元凶は、報酬と裁判官人事にあるというのです。最高裁長官になれば月給は約200万円、最高裁判事や高裁長官は150〜130万、そこまで行かない同期にも、120万〜84万まで差がつくというのです。

そして、その評価は、部下を部長が、部長を所長が評価し、所長人事を最高裁が行う。ゆえにひたすら最高裁の意向を伺う、サラリーマンのゴマすり同様の判決が行われるというのです。

全国の裁判官が難しい課題について議論する「裁判官会同」では、最高裁幹部が「参考意見」を出す。年20人ほどの裁判官が法務省に派遣されて行政訴訟で国側代理人の「訴務検事」を務めるが、経験者は昇進で優遇される。

こうしたことが、最高裁の顔色を伺い、行政寄りの判決ばかりを出すという、偏った裁判の元凶となっているのでしょう。

また以前に弁護士さんのお話を伺ったことがありますが、その方は「国を相手取った裁判で、国側を敗訴とした裁判官が、その後、どのような地位に着くかを、国民は見ていて欲しい。ほとんどが地方に回され、最高裁はもとより、良い地位に着くことはまずないと言ってよい」と聞きました。

最高裁人事は、日本では最高裁長官は内閣の指名に基づき、判事は内閣が任命するそうです。これでは現政権にベッタリになるのも当然かもしれません。それに比べ、フランスでは大統領・上院・下院が同数ずつ選任、イタリアでは大統領・議会・司法が同数ずつ、ドイツでは議会が直接選任するそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80

日本では最高裁の裁判官については、選挙の時に国民審査を受けることになっていますが、これがほとんど機能していない。つまり、司法に対して、国民が無関心であったことも、今の状態を招いてしまったと思われますし、この国民審査の方法が、×をつけなければ肯定したことになるといった、きわめていい加減な杜撰なやり方であることも問題でしょう。

東京新聞によると、生田暉雄さんが「一昨年に発覚した最高裁による裁判員導入のためのやらせミーティング」に対する訴訟を準備中だそうです。こうしたことがどう動くか、市民の目が必要になるでしょう。また何故、「やらせミーティング」までして裁判員制度を敷いたかも、今一度、考える必要があるのでしょう。
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【4162】Re: なぜ市民側の敗訴が多いのか やまちゃん 2009-1-8 20:26(編集)

>従って、聖域無き行政の構造改革として、内閣法制局と法務省を内閣の権威から格下げか廃止をすれば、国と市民との利害関係で争う司法権の裁判は、市民側が勝訴する案件は、今より増えると思う。

上記の件は、今日のNHK「衆議院予算委員会質疑」の放送を聴いて、民主党仙石由人議員の発言から、下記の如く『』内へ訂正。

「従って、聖域無き行政の構造改革として、『行政権内の内閣に付随した内閣法制局と法務省の省庁権限を、司法権に付随した「分離」か、』廃止をすれば、国と市民との利害関係で争う司法権の裁判は、市民側が勝訴する案件は、今より増えると思う。」へ。

今日の衆院の予算委員会質疑にて、仙石由人議員は日本は自由民主主義国家で法治国家と言われても、今回問題となっています政府提案の「定額給付金」は、責任ある証拠を残した法律も無い法案との事(過去の法律例から言えば、法律が有っても無くても古き宗教的戒律と明治生まれの教育勅語等の心理的倫理観を見て、拡大解釈・捻じ曲げ解釈等の詐欺的解釈で、国民を騙してきた政権党施政者たちの無責任なる見識の言動を見れば解ります)。

第二次補正予算に定額給付金は只、二兆円の金額を示しただけの、地方の自治体へ無責任なる飴玉を与える幽霊法案である、問題点を突いた発言は注目します。

今日の仙石議員の質疑の詳細内容は、衆院のビデオライブラリーで見られますので、そのWebを紹介します。
衆院予算委員会
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib2.cfm?u_day=20090108

仙石由人議員
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=39518&media_type=wb&lang=j&spkid=331&time=06:46:54.7

参考までに
権力分立(三権分立)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%A9%E5%8A%9B%E5%88%86%E7%AB%8B
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【4126】御手洗日本経団連会長の“強弁” pierre 2009-1-4 17:06

日本経団連の御手洗冨士夫会長が『朝日新聞』とのインタビューで、失業者の住宅確保や就職支援のため、企業が出資しあって基金を創設する構想を明らかにしたという。最近の経済・労働環境を考えると、それは一歩前進ではあるだろう。
しかし、御手洗氏のそれに続く発言を聞いていると、一概に評価できないのである。

御手洗氏は「好景気の間は短期間働くことを好む人たちが多くいた。仕事を覚え、非正社員から正社員へ変わるプロセスもあった」と発言しており、記事では「雇用形態の多様化は労働者にとっても一定の意義があったとの認識を示した」
とあったからである(『asahi.com』2009.01.01.朝刊)。

本当にそうか。御手洗氏の発言は、非正社員を急増させた「雇用形態の多様化」をどうしても是としたい強弁ではないか。総務省『労働力調査』によれば、2008年の非農林業雇用者は総数で5,067万人、うち非正規雇用者は1,719万人で、その比率は33.9%と言う。

御手洗氏がいうように、この中には「短期間働くことを好む人たち」が一定数いて、「非正社員から正社員へ変わるプロセス」もあっただろう。しかし、この「労働力調査」が示す数字は、そういうケースがごく一部であり、不本意に非正規雇用に追い込まれたものがさらに多くいることを示している。これを性別・年齢別に見ると事態はもっとはっきりする。

男子の25〜34歳では、この比率は1990年にはわずか3.2%であったが、2008年になるとそれが13.0%に急増するのである。
さらに別の調査では、この年代の非正規雇用者の58%が正社員を希望しつつ、やむなくこの不安定な雇用に甘んじていることを示している(厚生労働省『日雇い派遣労働者の実態に関する調査』2007年)。

もう1つ大きな問題は、この年齢は結婚し家庭を持つ年代にもかかわらず、彼らの低賃金・不安定雇用で結婚する比率も低いのである。2002年と数字は古いが、男性の結婚している比率は25〜29歳では正規雇用者34.4%、非正規14.8%、30〜34歳ではそれが59.2%、30.3%となっている。ちなみに非正規雇用者の比率は2002年ではまだ8.8%であった。これらから類推すれば、現在はこの年代での未婚率はさらに高くなっているに違いない(厚生労働省『労働経済白書』2006年)。

つまりこれは、相応の年齢になると家庭を持って次世代の子女を育むという社会の基本的な仕組みがほころびつつあると言うことではないか。御手洗会長の発言には、そういう深刻な社会現象を招来したことに対する自省がまったく感じられない。企業は「雇用形態の多様化」によって大きなメリットを手に入れた。

しかし、それがどういう結果を招いているかについて、日本経団連という組織のトップとしてはあまりに自覚に乏しい。まずは、労働者のためにもなったというような“お為ごかし”は止めて貰いたいのである。
昨年末以来、「派遣切り」にあった人たちが、住まいまで追われてホームレスになったという話がメディアを賑わしている
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【4125】米国人以外は家畜? 村田喜宣 2009-1-4 12:59

12月上旬、日曜日・田原さんのサンデープロジェクトで、米国の穀物協会に遺伝子組み換え穀物について取材した特集がありましたが、ご覧になった方もいらっしゃるのではと思います。
どうもスレッドが立たないようなので、初めてですが立ててみますね。

結論的に一言、大豆、トウモロコシに遺伝子組み換えがあるのに、米国の小麦に無いのは何故か?(だったと思います。)
との問いに同協会幹部は、大豆、トウモロコシは、家畜のエサだから。との答えでした。
日本人やトウモロコシを主食とする人種はいったいナンでしょう?

核爆弾やその他の兵器など、こんな発想が根底に根強くあるのでしょうか。
しかし、私はこんな発想に、愛をもって答えたい!・・・課題です。
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