33:打てば響く 2012年1月29日分 転載 ビートル 01/29 16:24 なだいなだのサロン「打てば響く」2012年1月29日分の転載です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 1月29日 感想です(近況はブログの方に書きます)。 フランスから風邪をお土産に背負って帰ってきました。 そして、テレビで国会の討論を見ると、日本の政治は相変わらずだな、とため息を漏らしたくなりました。そこに石原、亀井新党なんて変なものが出来そうなことが、新聞に書いてある。これには「冗談でしょ」と思わず出ました。コメントを求められたら、その時も「冗談でしょう」と一言いいます。一言だけ。それくらいにしか値しません。 前に、出発の時点で1ユーロが100円だったのだから、ユーロが100円になった頃を見計らって、円を対ユーロ固定相場にすればいい、といったことがありました。計算もしやすくなる。為替相場を気にせず、安心して取引もできる。輸出産業もユーロ建てで輸出入すれば、為替変動で、損することも心配せず、安心して商売できる。ユーロも日本のおかげで安定する。 アメリカも基軸通貨ドルの上に胡坐をかいて、世界をインフレの道連れに出来ない。 オバマ政権は2パーセントのインフレ覚悟の経済政策をとろうとしている。あまりにも、自己中心的だ。だからこそ固定相場制にという提案。 アメリカの反撥は怖いけれど、怖がっていたら、恐怖政治に賛成ということになってしまう。日本の政治家は、アメリカと対等に発言できるようにならなければ、一人前とはいえない。安保理常任理事国なんて、金で票を拾わなければ、選出されません。沖縄問題もいつまでたっても、解決できない。 あまりにも急に1ユーロ100円が来てしまったけれど、もう一度、固定相場に戻ったら、そうEUにも提案したい。これは、自分でいってしまうのは、興醒めだけど、あえていいます。この案、現代国際政治のコロンブスの卵かもしれない。 |