4:老人党メルマガ(413) 北極星 01/22 09:03 roujintou-news ::: 老人党メルマガ(413) ::: 2012/1/22 ========================================================================= 【16532】Re:三権分立 dunc 【16540】Re:三権分立 H.KAWA 【16502】Re:それを改革といえるのか... 原口 隆志 【16510】Re:「社会保障と税の一体改革」の意味は pierre 【16511】Re:「社会保障と税の一体改革」の意味は Gokai 【16478】Re:国力と人口「ダブルインカム・ツーキッズ」 usagi65 【16480】Re:国力と人口「ダブルインカム・ツーキッズ」 JI ========================================================================= 【16532】Re:三権分立 dunc 2012-1-20 15:45(編集) ▼H.KAWAIさん: メディアの政治介入が気になった為、もう一度お邪魔します。 個人の思想の自由が尊重される日本では、国家と憲法に忠誠を誓う教育は実施されていない。その為か憲法蔑視が横行し、三権分立が確立していない日本では、甚だしい法の軽視も容認される。 一般国民が持論を主張して憲法を論じるのは当然の権利だが、憲法擁護が義務付けられている政治家が改憲を主張する場合、それが法治国家なら議席を返上して活動するだろう。政党が法を定め、それに属さない議員は発言権も無い日本では、三分の二を超える巨大政党が国民の同意を得れば、政党の指導者とその支援者は国体である憲法を自由に操作出来る。 苦い過去の経験から「メディアと政治の一体化」には厳しい監視が必要と判っているが、近年は大連立構想が盛んで、今回の野田総理の消費税強行も同じ新聞社社主の強い意向が噂されている。 もし消費税導入の条件として比例代表の議員を大幅削減すれば、護憲政党は無くなり、民主党は小選挙区で負け、実質的に改憲目的の自民党中心の大連立は避けられないだろう。 日本国憲法を「敗戦で押し付けられた」と自虐思考する人も多いが、私は世界に誇る憲法だと思っている、小国も大国と対等の軍事力となる水爆の巨大な破壊力が国家間の戦争を過去の出来事に変えたのに、なぜ9条の価値が理解できないのだろう。 他国の空爆による「民主化」が核放棄したリビアで実現し、紛争を抱える小国の存続に核兵器は不可欠となった、しかし自衛の核開発そのものが周辺国の脅威とされ、大国の軍と関連企業の危機感を煽り軍事制裁に繋がってしまう。 憲法で平和を願い、自国も戦争放棄と定めた憲法を持つ国は、例え自衛の大型水爆を所持しても脅威とは成らず制裁する理由にもならない、日本国憲法9条は世界の標準と成るべき優れた法で、戦争廃絶は当然核廃絶に繋がる、この憲法を捨て去る正当な理由は何か…私は一度も聞いた事が無い。 ----------------- 【16540】Re:三権分立 H.KAWAI 2012-1-21 17:04 ▼duncさん:こんばんは。 >メディアの政治介入が気になった為、もう一度お邪魔します。苦い過去の経験から「メディアと政治の一体化」には厳しい監視が必要と判っているが、近年は大連立構想が盛んで、今回の野田総理の消費税強行も同じ新聞社社主の強い意向が噂されている。 〇昔は新聞記者は羽織ごろと呼ばれていて、今日それをブンヤと言おうとジャーナリストと言おうとその本質は変わっていない訳で、まして、テレビは、やらせだのでっち上げだの更にデタラメで、私はマスメディアを全く信用していません。 〇また昔、私の職場に地元の新聞社の記者が取材に来たことがありましたが、その程度の悪いこと。それから、その新聞の「社説」なんか見ましてもウラ知ってますんで、「カッコ付けやがって、フン。」ってな具合でしたね。 〇只、「羽織ごろ」でも、会社の社長などの芳しからぬ噂を嗅ぎつけてゆするってんなら、ゆすられる方にもスキがあるからで、まあ仕方がないかって気もするんですが、財界と気脈を通じて消費税増税のキャンペーンを張るとなると、これはもう許せないって思うんですよね。 〇まあ、でもジャーナリズムというものは日々の出来事を報じる仕事に過ぎない訳ですから、その程度の者に「社説」なんてエラそうな事を言わしめている読者もいかんのですがね。情報は「分析」しませんと、当てにならない、役に立たないものでして、この「分析」がジャーナリズムには全く期待できないんですよね。いえね、政権の行方、とか、選挙情勢などは熱心に「分析」しますけど、これじゃ只の興味本位の報道の域を出ないんですよね。 〇最近の橋下関連報道なんかはもう完全に橋下に振り回されているだけで、受身の報道に終始してますよね。まあ、雑誌なんかは「分析」らしい記事を載せているようですが、それでも、表面的な「分析」でしかないように感じますね。 〇そんな訳で私は市民の立場に立った情報分析の組織をネット上に構築することが必要じゃないかって思うんですよ。感情的に物事を論じても何の成果もありませんからね。でないと、マスメディアが次々と繰り出す情報操作の罠に嵌って身動きすらままならないようになるって思うんですよ。いえ、ホント。皆様ご用心ご用心。 ----------------- 【16502】Re:それを改革といえるのか... 原口 隆志 2012-1-17 19:15 ▼かっくるま様: 橋下知事(当時、現大阪市長)が狙っているのは、現在市町村が課税権を有している固定資産税を奪い去るということにあること、 その通りと思います。ただ誤解されていることは、大阪市には生活保護費など巨額の財政需要があることです。 大阪府と大阪市の財布一緒にすれば財政効率化するというのは単純な発想です。 道府県税と市区町村税との違いは景気変動に影響される度合いが前者が大きいということです。 高度成長期の東京都・神奈川県・愛知県・大阪府の税収は巨額で、他府県の垂涎の的でした。横浜市・名古屋市・大阪市はそれほどてもなく、昼間人口に対応した施策の必要に迫られました。(例えばゴミの収集・処分など) 今、続く不況で大阪市が大阪府に比して余裕があるように見えるが、いつまで続くかわかりません。 府・市統合したからといって国は特別に大阪都に財源を付与するわけではなく、固定資産税を大阪市から大阪都(仮称)に移し、特別区が生活保護行政をぶつけられれば、特別区の財政的自由度は失われます。即ち現行大阪市に比して市民サービスの水準低下です。 最後に申します。地方公共団体の財政だけに注意を向けるのは片手落ちです。 その団体が何をやるのか、また否応なくやらされるのかを見極める必要があります。 追伸:複式簿記制度を取り入れることには、賛成です。 ----------------- 【16510】Re:「社会保障と税の一体改革」の意味は pierre 2012-1-18 17:39 ▼Gokaiさん:貴方は私のことを >嘘はいけない。 と言われました。しかし、私は嘘をついたり、煽動したりしているわけではありません。貴方は >また、経常収支赤字額が常態化すれば何故に国債の金利が高騰するのか、その根拠を述べないで悪い結論だけ垂れ流すのは、悪い扇動です。 と言われますが、経常収支の赤字が常態化すると言うことは、日本全体の投資>貯蓄ということを意味するのであり、当然に発行する国債も、国内で消化できず、海外から借り入れに依存せざるを得ないことになります。 つまり、国債の金利は、海外の市場動向に左右され、高騰するリスクが高まるのではないでしょうか。 これは、次のように説明できます。 経常収支黒字=国民総生産−(消費+投資) =国民総生産−消費−投資 国民総生産−消費=貯蓄 =貯蓄−投資 つまり、経常収支赤字ということは投資>貯蓄を意味するのである 問題は、したがって、日本の経常収支がどういう見通しにあるのか、ということになります。貴方は >昨年度の経常収支黒字額は20兆円に接近。 と言われましたが、それはそうでしょうが、最近の数字は、明らかに従来とは違う推移を見せています。最近は貿易赤字が2ヵ月続き、新聞によると「2011年は原子力発電所の事故の影響で燃料輸入が増え、31年ぶりの貿易赤字になったのは確実」であり、「日本の貿易赤字は15年に14.3兆円に拡大する一方、所得収支の黒字は14.8兆円にとどまる。サービス収支などの赤字を含めると15年に経常赤字に転落するという」(以上、『nikkei.com』12.01.09.) というエコノミストの予測を載せています。 だから私は「日本独自の恵まれすぎた国債発行条件は長く続かない」と書いたのです。 これは“煽動”ではなく、警鐘と受けとって戴きたいのであります。また、最後に貴方は >増税したら財政健全化があたかもなるような言い回し と言われますが、10%の消費増税や、今俎上にあがっている国家公務員給与削減、国会議員削減などを実施したところで財政が健全化するなどと言うつもりはありません。そのための一里塚と言っているに過ぎないのです。 ----------------- 【16511】Re: 「社会保障と税の一体改革」の意味は Gokai 2012-1-18 19:43 ▼pierreさん: >と言われますが、10%の消費増税や、今俎上に上がっている国家公務員給与削減、国会議員削減などを実施したところで財政が健全化するなどと言うつもりはありません。そのための一里塚と言っているに過ぎないのです。 財政再建できる青写真がないのに一里塚と言われてもあつかましいとしかいえないですよ。 >>嘘はいけない。 >と言われました。しかし、私は嘘をついたり、煽動したりしているわけではありません。貴方は だったら財政再建の根拠を示してください。それがあれば煽動やうそつき呼ばわりはしません。 間違っているところを指摘するだけです。 >と言われますが、経常収支の赤字が常態化すると言うことは、日本全体の投資>貯蓄ということを意味するのであり、当然に発行する国債も、国内で消化できず、海外から借り入れに依存せざるを得ないことになります。つまり、国債の金利は、海外の市場動向に左右され、高騰するリスクが高まるのではないでしょうか。 このように最初から言われておれば、根拠なしの嘘や煽動とは言いません。ただ間違いと言うだけです。 >これは、次のように説明できます。 >経常収支黒字=国民総生産−(消費+投資) > =国民総生産−消費−投資 国民総生産−消費=貯蓄 > =貯蓄−投資 >つまり、経常収支赤字ということは投資>貯蓄を意味するのである この式は経常収支ではなく貿易収支の式です。 それとは別に、経常収支が連続赤字になってもそれは外貨の調達に苦慮すると言う意味であって、国内通貨の円の調達とは無関係。 円の過不足は日銀が公開市場操作にて行うものですから国際収支とは無関係の話です。 >「2011年は原子力発電所の事故の影響で燃料輸入が増え、31年ぶりの貿易赤字になったのは確実」であり、 しかし、IMFによると経常収支黒字は、2011年で約11兆円(75円/ドル)。 >「日本の貿易赤字は15年に14.3兆円に拡大する一方、所得収支の黒字は14.8兆円にとどまる。 >サービス収支などの赤字を含めると15年に経常赤字に転落するという」(以上、『nikkei.com』12.01.09.) >というエコノミストの予測を載せています。 同じくIMFの予測では、2013年の経常収支黒字は12兆円(75円/ドル) 日経予測は消費増税賛成派であるから悲観的過ぎないか? どちらにしても、国債の償却とは本来海外に買わせるべきものでないし、日銀の公開市場操作によって、永遠に国内消化が可能であるから、国際収支の変化によって金利が上がるようなことはありえません。 これについては、嘘でないにしても、明らかな誤りです。 それと、財政健全化についての青写真がない場合は、やはり煽動です。 ----------------- 【16478】Re: 国力と人口「ダブルインカム・ツーキッズ」 usagi65 2012-1-14 12:54 ▼JIさん・JIJIさん:こんにちは 人口減少時代をたいへん危惧しておられますが、これは非常に難しい問題だと思います。 女性の進学率が高くなり、就労人口も増え、男女機会均等法により女性の考え方が変わったのです。 結婚や子供を持つことを女性が選べるようになったということです。 ですから先進国は同じ悩みを抱えていて日本だけの問題ではありません。 しかし国が制度を変えたり、いろいろなサービスをすることにより、この経済状況でも結婚が可能になり、また子供も育てやすくなれば少子化は止まり、子供は増えていくかもしれません。経営者である秋山咲恵さんのブログを紹介いたします。 20〜30代以降の若い人に対して「ダブルインカム・ツーキッズ」に絞り込んだ支援策を強化したらどうかという提言です。 ダブルインカム・ツーキッズの時代へ(秋山咲恵氏の経営者ブログ) http://s.nikkei.com/wnHx5D 私達の時代は「シングルインカム・ツーキッズ」が基本単位でした。 しかし現在の経済状態でこれを望むのは厳しいといわざるをえません。ある調査によると、この不況は高収入の男性をも著しく減少させており、また今は高収入でも会社の将来に安心を持てない男性は多くいるといわれています(高収入でも結婚に不安) もちろん不況ですから低収入で結婚できない男性はあまたいるという現状です。 そこで秋山さんは「世帯年収500万で共稼ぎ、2人の子供」をこれからの標準世帯と考えて彼らに必要な行政サービスを考え、また子育て支援のための商品開発を考えてはどうかと言っておられます。 私はこの考えに大賛成ですが、JIさんやJIJIさんの時代では考えられない「共稼ぎ」をどう感じられましたでしょうか? 政府は「ダブルインカム・ツーキッズ」という具体的なイメージをもって政策に反映して欲しいと思いました。 ・保育所の完備 ・会社の子育て支援(育児中の短時間労働など) ・公教育費の無償 ・子育て支援のための商品開発 ----------------- 【16480】Re:国力と人口「ダブルインカム・ツーキッズ」 JI 2012-1-15 3:07 ▼usagi65さん:RESありがとうございます えーっと・・・JIJIさんや私たちの時代にも「共稼ぎ」はありました。ただ、今の「共稼ぎ」とはだいぶイメージが違いました。 いつごろだったか(バブルの頃かな)女性の社会進出が・・・今で言えば「男女機会均等法」ですか・・・言われるようになり、「社会進出派」の女性と「専業主婦」の道を選んだ女性の間で論争が盛んだった・・・と覚えています。 私たち男性にとっては「専業主婦」で居てくれた方が有難いのですけれど・・・あのバブルの時代は働けば働くほど収入は増え、子どもが好きな人は2人、3人子どもを育ててにぎやかで楽しい家庭を築き、そして楽しい老後を・・・も夢ではありませんでした。 豊かな社会は子育ての環境も整っていました。 だから、ゆとりがある家庭でも、共稼ぎ・と言う感覚ではなく「社会進出」と言う意識で働かれていたのだと思います。 ご紹介いただいた秋山さんの言われる標準世帯「世帯収入500万円で共稼ぎ」当時は「共稼ぎ」はなかったのではないでしょうか。 それに今は子育ても当時よりお金がかかるようですし・・・ 今のような就職難、そして低収入をもたらす労働政策?などなどをそのままにして、保育所の完備、子育て支援・・・等の「福祉政策」を少子化対策として、というのは無理があるように思います。 ========================================================================= ★メルマガは週刊で現在914通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。 ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp からお願いします。 ★メルマガの新規配信、アドレス変更は掲示板トップの左枠から連絡願います。 アドレス変更の場合は、コメント欄に旧アドレスも書き込んでください。 |