老人党メルマガ(200-1)

5:Re: 老人党メルマガ(202-1)
北極星 01/20 07:28
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(202) ::: 2008/1/20
 ★老人党掲示板 http://www.6410.saloon.jp/
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【576】Re: 明けましておめでとうございます(いい出会い) こみち
【575】1.26 憲法行脚の会「奪われた命と奪われる命」   こみち
【581】履き違えていませんか      さる年の男
【582】官僚支配からの離脱を考えたとき  鎮 弦彩
【628】Re: 防衛省と厚労省 Hirobay
【614】厚顔無恥─安倍氏の「わが告白」を読む   pierre
【586】払ったものと戻ってくるもののバランス   Ray
【536】Re: 格差社会と神と欲望   GOKAI
【554】Re: 格差社会と神と欲望   rerere
【567】Re: 格差社会と神と欲望   peace
【636】地方の衰退を思う!   鎮 弦彩
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【576】Re: 明けましておめでとうございます(いい出会い)  こみち 2008-1-13 11:50

悠々さん、お久しぶりです。素敵なお話をありがとうございます。
例の小冊子『カンちゃんの夏休み』、今も配り続けています。
送ってほしいとご連絡をいただき簡単なお手紙を添えてご送付したり、ご感想をいただいた方にまたお返事を書いたり。
そんなことを続けていると、ときどき思いがけない出会いや発見もあります。

先日は70代のある女性が、女学生の頃、昭和19年、日劇で風船爆弾を作っていましたと書き送ってくださいました。
ちょうど『風船爆弾秘話』(櫻井誠子著、光人社、2007)という本を読みかけていたところだったので、驚くようなうれしいような何やら不思議な気持ちになりました。

今年もみなさまともどもどうかお元気でお過ごしください。
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【575】1.26 憲法行脚の会「奪われた命と奪われる命」 こみち 2008-1-13 11:42
 憲法行脚の会から以下のような講演会のお知らせをいただきました。

●1.26憲法行脚の会「奪われた命と奪われる命」
米軍ジェット機事故で亡くなった若い母親の命日に憲法を考える
http://homepage2.nifty.com/kenpou/

1977年9月27日、若い母親が全身に火傷を負い、3歳と1歳の男の子が亡くなった。
それから4年生きた母親の命日に、現在の日本を考えます。

 報告 墜落事件のDVDと解説(金子ときお)
 講演 クラスター爆弾 in 沖縄(目加田説子、中央大学教授)
 歌  「あなた」「わたしが一番きれいだった時」他(吉岡しげ美)

 日時 2008年1月26日(土) 開会2:00〜(会場1:30)
 会場 在日本韓国YMCAスペースワイホール
     東京都千代田区猿楽町2-5-5 Tel 03-3233-0611
     JR総武線「水道橋」東口から徒歩5分
     *地図 http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/map1.htm
 参加費 500円
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【581】履き違えていませんか   さる年の男 2008-1-14 12:08

自民党が衆議院で三分の二の錆び刀を抜いた日、賛成演説をした議員の発言をお聞きでしたか?「二院制があるからこんな事態になる…」というような意味のことを云い、町村官房長官が頷いていたのをみましたか? まことにもって笑止千万。

二院制によって政権の暴走を是正しようというのが本来の目的なのに、自分たちの我侭が通らないと、そんな二院制なら要らないという。そういう発言に頷いているような官房長官、情けない。
600億もかけて給油サービスして、まともな議論もしないで問答無用で続けようという。
こうまで固執するのには何か裏取引か密約でもあるとしか考えられないですね。皆さんはどうお考えですか。
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【582】官僚支配からの離脱を考えたとき   鎮 弦彩 2008-1-14 12:19

改めて日本国のあり方を考えたとき。
この国を実際に動かし運営してる主体は何処にあるかに行き着くが、答えは明白である。
実務において官僚がそれに当たってるコトには紛れもない事実であり国民も政治家でさえ直接実務の細事については彼ら「官僚たち」に任せざるを得ない。

その官僚たちが自己の利益を図り予算と仕事を増やすことが動機で施策を行っているとすれば国策にも歪みが生じて、やがて国は滅ぶことになる。優れて頭のいい官僚たちの所業を見るにつけて自己益につながる省益が優先して、なぜ広く国民の益を優先させることが出来ないのだろうか。

官僚の一人一人の立場、個人的な見解としては反論もあろうが、彼らの所業とその現実の結果として目の前にあることは最早、座視できない事態に立ち至ってることに気付かされる。
国民の代表である政治家が官僚について何もできないのは何故なのか。政治家が官僚の手先となってる限りと、政治家が官僚の手玉と化している限りは官僚支配から永久に抜け出すことは出来ない。

官僚支配のくびきから抜け出す途を考えたとき、その決め手の一つとして国民一人一人が真の納税者意識に目覚めることにあるように思える。それを確かなものにするには「給与所得者の源泉徴税方式」を廃して税金の申告制にすることにより納税者意識が根本的に改められることになるのではないか。

官僚にしても施策における発想で納税者を意識させることにもなる。
先進諸外国では大衆課税としての給与所得者の税を源泉徴収としてる制度は無いと聞くが、いずれにしても税金の使われ方に国民が「もっとモット」関心を持つことが国を良くすることに通じる途ではないか・と思い至った。
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【628】Re: 防衛省と厚労省 Hirobay 2008-1-18 0:35
 初めて投稿します。

1.防衛庁の汚職事件のその後について。
国会に、真相究明を求めるのは無理だと思います。検察に委ねるより仕方がないのでは・・・。(もっとも、今の検察は、ロッキード事件を手がけた頃と比べると、相当に弱体化しているでしょうから、あまり、期待できないかもしれませんが)。
ペナルティでミサイルを買わせない、とかいうのも国防と言う観点からみたら無理だと思います。

結局、我々国民としては、選挙の時に胡散臭い政治家やそれにつながる政治家には投票しない、ということだと思います。政権交代があると、多少は展望が開けるかもしれません。

2.医療制度改革について。
これは、もっともっと議論して欲しいと思います。救急車のたらい回しが多発していますが、病院制度はほぼ破綻しています。次の診療報酬の改定で、診療所を減らして病院を増やす、とか企んでいるようですが、所詮は焼け石に水です。

イギリスの医療は、サッチャー改革でほぼ崩壊しました。(救急車で病院に運び込まれた患者が、医者の治療を受けるまで数日間担架の上で寝かされたまま、という状況がたはつしていたそうです)。
しかし、ブレア首相が医療費予算を大幅に増額(倍以上とか聞きました)した結果、現在はだいぶよくなったようです。

日本も、小泉改革で破綻しかけている医療制度を立て直すには、医療費予算を大幅に増額する必要があると思います。だからこそ、国会での徹底した議論が必要です。
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【614】厚顔無恥─安倍氏の「わが告白」を読む   pierre 2008-1-16 18:14

安倍晋三前首相が書いた「独占手記 わが告白 総理辞任の真相」(『文芸春秋』2008年2月号)を読んだ。
昨年9月、安倍氏が政権を投げ出したときに感じた第一印象は、恐いもの知らずの“ぼっちゃん政治家”が、首相の座の重圧に耐えかねて心身に異常をきたし、結局その椅子を投げ出したというものであった。
そしてこの「手記」を読んで、そこからはそういう印象に代わる何ものも読み取ることはできなかったのである。

安倍氏が如何に「すべてのマスコミが私に総理の座を『投げ出した』と報じました。
……しかし実際の私の胸中は『投げ出した』とは対極にあります」と言い、この文章で多弁に言い訳を繰り返しても、それはやはり「投げ出した」ことに他ならないのである。

例えば「政治家にとって、病気はタブーであり、病名や病状が公になれば、政治生命を危うくする」というが、だからそれを隠そうとするのであれば、それは政治を託す有権者を偽ることになるではないか。また「国防上、自衛隊の最高指揮権者である総理大臣が、…辞意を表明する段階においては健康状態について詳細に話すべきではない」というが、もしその考えを貫くのであれば後継の政権にバトンタッチされるまで秘匿しなければ筋が通らない。

実際は、辞意表明の直後に健康の理由であることが明らかになったのではなかったか。
他にも理由にならないことが縷々書き連ねられている。例えば「準備不足のまま行った会見では、…信じられないくらい大切なことを言い忘れてしまいました。国民の皆様への謝罪の言葉が抜け落ちてしまったのです」と言う。

しかしこれは首相の椅子を投げ出したことで国民に迷惑をかけたという発想がそもそもなかったのである。それがあれば、何を置いてもまず国民に詫びるのが当然であり、「言い忘れる」ようなことではないはずである。
安倍氏が首相のポストをしくじったのは、年齢が若いとか経験不足というようなことが原因ではなく、首相となるべき知的、肉体的な能力に欠けていたからである。

問題はなぜそのような人物が首相にまで登り詰めてしまったのか、と言うことなのである。このような恐るべき事態を招いた最も端的な原因は、今、日本の政界の人材供給の最大のパイプが「世襲」になっていることを上げるべきだろう。

この世襲議員を生み出すメカニズムには「『地盤、看板(知名度)、鞄(カネ)』という三バンが、分厚い参入障壁として働いている」おり、その結果、「議員は民主主義プロセスを経て選ばれている、という考え方の大半はフィクションにすぎない」(以上、加藤創太「『制度を変える』ということ」『論座』2007年12月号)状況に陥っているのである。

これでは「幅広い人材のプールから競争を経て選ばれている」(加藤創太、前掲記事)官僚をコントロールすることなど、期待できるはずもない。
つまり、安倍氏の挫折はどこかの国の“将軍さま”が世襲といって非難されるのと同じようなことがもっと幅広く行われている結果がもたらされたものであり、こういうことが続けばさらにひどいことが起こるに違いない。

安倍氏は最後に、「今後は一議員の立場から、…捨て石となって粉骨砕身してまいります」と書いているが、本気で「捨て石」になる気なら、参入障壁と非民主的な方法で得た議員を直ちに辞めて、その後を有為な人材に譲るべきである。
議員の地位に連綿とするのは、厚顔無恥としか言い様がない。

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