5:老人党メルマガ(212-1) 北極星 03/30 06:25 roujintou-news ::: 老人党メルマガ(212) ::: 2008/3/30 ========================================================================= 【1514】「後期高齢者」制度の呼称を変えよ!姥捨て山の再現か rerere 【1515】「後期高齢者医療保険制度」は見直しを 珠 【1512】名前なんかどうでもよいが…… キタキツネ 【1486】松尾あつゆき全俳句『花びらのような命』 こみち 【1436】ああ! 政権交代 pierre 【1440】Re: ああ! 政権交代 t-s 【1506】Re: 護憲・改憲ついて peace 【1453】オフライン支部便り:須藤正剛 さま (3月18日) 笹井明子 【1450】オフライン支部便り:太田博 さま (3月3日) 笹井明子 ========================================================================= 【1514】Re: 「後期高齢者」制度の呼称を変えよ!姥捨て山の再現か rerere 2008-3-28 20:50 ▼JF1TCEさん: >4月から「後期高齢者」医療保険制度がスタートする。 >かっての「姥捨て山」の再現を連想する呼称である。 制度がスタートするときにやっと少しだけ報道される。 http://archive.mag2.com/0000102800/20080328111000001.html つまり命は金で買え、ということなのだ。これがメディアが盛んに宣伝した小泉似非改革の成果であり、選挙をお祭り騒ぎのイベントに仕立て上げた郵政選挙の結末だ。知らないうちにこんなことに賛成したのである。 先進国の中でもGDPに対する医療費にかける割合が最低なのに、これ以上削減する必要があるのか、しかも世界で有数の貿易黒字国がすべきことなのか。判らないようなら永遠に騙され続けるしかないんでしょう。 ------------------------------------ 【1515】 「後期高齢者医療保険制度」は見直しを 珠 2008-3-29 0:38 ▼rerereさん、とても分かりやすい記事の紹介をありがとうございます。 高齢者の医療費を削るために、この制度を利用して保険料を徴収し、結果として医療費を上げたり、払えない人を医療から締め出したり、在宅医療を増やすつもりのようですね。これは後期高齢者だけの問題ではありません。 在宅医療と言っても、共働きの家族や、高齢の親と暮らす独身の子供、高齢者だけの家族が、体の弱った高齢者が在宅で幸せに気持ちよく過ごせるように、それを支えるだけの時間や経済のゆとりがあるとは思えないのです…。 介護保険を利用しても費用がかかります。 下記はjanjanの記事ですが、青森県のドクターが、後期高齢者医療保険制度の問題点を丁寧に書いていらっしゃいますので、とても良く分かります。一つ一つは短いですから、皆様にお読みいただければと思います。 http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802010949/1.php http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802010960/1.php http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802030089/1.php http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802040159/1.php http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802050246/1.php http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802050253/1.php 下記のHPはご自分の保険料がおよそいくらになるか、分かりやすいと思いますのでご紹介しておきます。 http://www.akanekai.jp/kouki.htm 高齢者の年金から保険料を天引きしても、高齢者はそうそう文句を言うまい、そんなことを思っているのでしょうか? これだけ問題のある後期高齢者医療保険制度は、見直しをすべき。そのためにもrerereさんがおっしゃるように、こんな制度で高齢者を切り捨てようとする現政権に騙され続けていてはいけないと思います。 ------------------------------------ 【1512】名前なんかどうでもよいが…… キタキツネ 2008-3-28 10:09 ▼JF1TCEさん: 「後期高齢者医療制度」…… >かっての「姥捨て山」の再現を連想する呼称である。 連想するって?……事実そういうことなんですよ。国は、まず「医療費の抑制」という大前提しか頭にないのだから。 国民の生命財産を守るなんてチャンチャラおかしいってものです。75歳以上で、病気持ちでない人間なんてみたことない。 半分棺桶に足を突っ込んでいるような年齢だから、むしろそれは当然なのさ。 こういう75歳以上の年寄りたちを、別枠にして保険料を払って貰い、治療代もこの中で賄おうって話だ。誰が考えたか分らないが、国民の生命と財産を守るなんて笑わせるぜ。「年寄りは若い者より金持ちだ」という幻想があるのだろうが、小金を溜めている優雅な年寄りなんて少ないもので、圧倒的に年金で細々暮らしている年寄りが多いんでさ。 この制度は、診療報酬も他の保険とは別で、業界用語ではマルメと読んでいるが、つまり、包括医療になるんだな。 これが一般の人には理解されていない。簡単に言えば、診断名で診療収入が決まっていることだ。 手間隙かけないほど病院の収入が増えるって話だ。今までは出来高払いだったから、中には悪い医者もいて、必要もない検査したり、薬を投薬したりしていたから、しようがないっていえばしようがないが。 医師の良心(倫理)に従い、一生懸命に病気を治そうと思って手厚い治療をすると、その分収入が減る訳だ。それでなくとも病院は、3時間待ちの3分間診療と揶揄されるくらい、薄利多売で、どこの勤務医も青息吐息で疲れきっている中、手間をかけないほうが利益になるってんだからこんないいことない。 75歳まで生きたんだから、もう生きていてもしょうがないでしょう? ってなもんだな。ついでに、75歳以上の人間に「苦しまないで死ぬ権利」っての与えたらどうだい? オイラ一番先に志願するぜ。 毎日のような、悲惨な事件を聞くたび見るたび、長生きが果たしていいことなのか? もっと若い人に希望を持てる世の中にすることの方が先なんでないのか? と、最近では考えたりするのであります。チャンチャン! ------------------------------------ 【1486】松尾あつゆき全俳句『花びらのような命』 こみち 2008-3-26 12:27(編集) 松尾あつゆき(1904〜1983)という自由律俳人がいました。師は荻原井泉水、兄弟子には種田山頭火がいます。 1945年、長崎原爆で妻と3人の子をなくし、その無念、絶望、慟哭を詠んだ数々の俳句作品によって、被爆俳人として長崎ではよく知られています。私もここ数年で何度か長崎を訪れた折に、たしか平和公園近く、松尾さんの句碑に目が止まり、しばらく佇んだ覚えがあります。こんな句がありました。 なにもかもなくした手に 四まいの爆死証明 松尾さんは戦後、長野に引っ越し高校教師の職を得て、定年退職するまで信州で過ごします。その頃の教え子で、ご自身も俳人である竹村あつおさんが、十年余の歳月をかけて、松尾さんの全句集を編纂、刊行しました。 ◆『花びらのような命 自由律俳人 松尾あつゆき 全俳句と長崎被爆体験』(竹村あつお編、龍鳳書房、2007) http://www16.ocn.ne.jp/~ryuho/book/hanabira.html ──知人より報せを受け、以上、この場でご紹介いたします。 子の墓なら水むぞうさに どっさりそそぐ ------------------------------------ 【1436】ああ! 政権交代 pierre 2008-3-23 17:47 台湾の総統選挙は野党・国民党候補の馬英九氏が勝ち、8年ぶりの政権交代が実現した。 これは昨年秋のオーストラリア、先ごろの韓国に次ぐ。今年の秋にはアメリカでも起こるかも知れない。 過去に目を転じれば、主要国では一定期間毎に政権が交代するのが当たり前である。 政権交代、すなわち対立する与野党間で選挙を通じて政権が移動することは、このように民主主義国では当然のことになっている。にもかかわらずわが日本では戦後ほとんど政権交代を経験することなく過ぎた。 こんな国は中国やキューバなどの共産国を除けばあまり例がない。 日本は戦後半世紀、政権交代がなくほとんど自民党の一党支配であった。その結果、いわゆる「政・官・業のトライアングル」が生まれ、既得権益が温存されてきた。 現在日本が抱えている大きな問題、例えば財政危機、少子高齢化にも拘わらず年金は崩壊の危機にあり、出生率低下に歯止めがかからない、崩壊寸前の農業と食糧自給率40%という惨状、そして今国会を混乱に陥れている道路特定財源にしても、これらはすべてこの半世紀の自民党政治がもたらしたものである。 「宙に浮いた年金5,000万件」もまさにその1つに他ならない。 仮定の話だが、この半世紀、例えば数回の政権交代があったら、随分事情は変わっていただろう。少なくとも、「宙に浮いた5,000万件」を残しながら社会保険庁の幹部たちが多額の退職金を手にしていいポストに天下りするようなことが許されることはなかったのではなかろうか。 日銀総裁が決められないなどというのは何とも愚かしい話だが、この過程を見ていて痛感するのは、長年の一党支配に慣れきった政府与党の緊張感の緩みである。政権交代がないことのひずみは、しかし与党だけでなく政界全体を覆っている。 与党はもとより主要野党もその幹部の多くが二世、三世という世襲議員が占める現状はその何よりの証拠ではないか。 台湾、韓国、オーストラリアなど、堂々たる政権交代によって緊張感を維持し、国の運営をしている姿を、真にうらやましいと思う。われわれ日本の有権者は、この間の与党・自民党の責任を不問に付してきたのである。 もうこれ以上こんなことを続けていてはならない。 続けるならそれは自殺行為に等しい。来るべき総選挙では、一層厳しい目で選挙に臨まなければならない。 頼みの綱は民主党であるが、このような国民の期待に本当に応える覚悟を持っているのだろうか。 党利党略ではなく、正論を以てわれわれを惹きつけるリーダーシップを、心底から求めるのである。 ------------------------------------ 【1440】Re: ああ! 政権交代 t-s 2008-3-23 20:26 日本の政治貧困の現状、自民党、福田政権のていたらくを見るにつけ、日本でも政権交代の必要性を痛感する。 民主党の未経験等不安も多いがここは決断の時と思う。 日銀総裁不在について国民生活、経済の混乱等を自民、公明は声高に叫んでいるがこれは彼らが窮地に追い込まれた上での国民への恐喝としか思えない。 日本の社会はそんなにひよわいではないと信じる。出来るだけ早い時期に衆議院解散を実現しさらに民主党の選挙勝利を勝ち取り長年の自民党を失政、政官の癒着を正さねば日本の将来は開けないと思う。以上 |