5:打てば響く 2008年 2月5日分 転載 ビートル 02/05 21:33 打てば響く 2008年 ----------------- 2月5日 1月11日にフランスから戻っていましたが、更新を怠けていました。申し訳ありません。その間に、老人党のサイトも新しく、スマートなものになっていました。スタッフの方にお礼を申し上げます。 と同時に、このところ更新を怠けがちな小生を自分で叱っているところです。参院での与野党逆転で、一息ついたような気持ちの緩みがあるのかもしれません。 さて、マスコミの命名では「ねじれ国会」という異常な状態だそうですが、ぼくの考えでは、こういうことが、これまで起らなかったことが、日本の異常なところなのです。アメリカでは大統領と議会では、勢力が逆転していますが、ありふれた状況です。そして話し合いが行われています。 フランスのミッテラン大統領時代の半分は、大統領とは反対の保守の政権でした。日本風にいえば、ねじれ国会でした。長期の原則的な問題では、急ぐことはないので、突っ張りあってよろしい。次の選挙で、国民に決めてもらえばいいのです。しかし、緊急の問題では、話し合う。妥協しあう。それが柔軟に行われれば、行政に支障はきたさない。 日本の国会を見ながら《へたくそ》とつぶやいていました。 次の選挙では、格差社会が選択すべき大きなテーマになるでしょう。ガソリンの値段がテーマではない。そういう細かい問題で争うと、郵政民営化の時の選挙のように、誤魔化されてしまう。その点、二度と同じ失敗をしないよう、十分に注意を払ってもらいたいものです。 アメリカの大統領選挙は面白くなってきました。CNNでイスラエル・ロビーはクリントンを支援して、オバマの当選を必死に食い止めようとしているという話をしていました。 前回、イスラエル・ロビーという本の紹介をしましたが、あの本を読んだあとで、こうした解説を聞くと、選挙の裏で、なにが動いているかが、よく分かります。 あの本はおすすめです。 明日ではなく、もう今日ですが、スーパーチューズデーです。イラク戦争が本当に終わるか、アメリカが格差社会から抜け出すか、もう直ぐ分かります。 |