老人党メルマガ(370)

6:老人党メルマガ(375)
北極星 05/02 22:41
   roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(375) ::: 2011/5/1
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【14374】Re:声を上げるには... Gokai
【14375】Re:声を上げるには...  タミゾール
【14360】Re:役所の責任回避、辻褄合わせ。避難させるべきでしょう  辰乃与太郎
【14369】Re:泣き寝入りしないために...   かっくるなかしま
【14386】Re:文部科学省って何? usagi65
【14391】Re:文部科学省って何? peace
【14393】Re:文部科学省って何?  Gokai
【14395】Re:測定器と校正&較正  かっくるなかしま
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【14374】Re:声を上げるには... Gokai 2011-4-26 7:23
 ▼タミゾールさん:こんにちは

>ホントにこういうお役所意識で今までどれだけの被害が出てきたか。官僚制の特色が出ていい場面と、そうでない場面がありますよね。こういう欠陥はなんらかの制度的な補完があってしかるべきですよ。
>「おーい、S君大変だぞ、至急、緊急アピールを大学ないしは学部で出せよ」

そんなことしたら、大学は補助金下りない、教授を首になる。
ほんとに文部科学省という「お役所」の問題ですか?高木 義明 文部科学大臣の問題ではないのですか?
http://www.y-takaki.jp/

あるいは、菅内閣−菅総理大臣の責任。デモはやるべき、「菅さん総理をやめろ!」の立て看板です。
やれば参加者は多いはず。個人の議員は菅さんを止めさせようと頑張っている。後は国民の生の声です。
マスメディアの支配者達ががかき消そうとするけどね。
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【14375】Re:声を上げるには...  タミゾール 2011-4-26 8:06
 ▼Gokaiさん:おはようございます

>>ホントにこういうお役所意識で今までどれだけの被害が出てきたか。
官僚制の特色が出ていい場面と、そうでない場面がありますよね。
こういう欠陥はなんらかの制度的な補完があってしかるべきですよ。
>>「おーい、S君大変だぞ、至急、緊急アピールを大学ないしは学部で出せよ」

>そんなことしたら、大学は補助金下りない、教授を首になる。
>ほんとに文部科学省という「お役所」の問題ですか?
 
教授は守られてるからクビになったりはしません。管理教育を批判して裁判してた愛知県の教授たちもそんなことはまったくなかった。ただし、研究室の学生が就職差別にあったりはしていたという噂がある。
もともと、教育学部には補助金なんてほとんどありませんが、嫌がらせはあるかもしれません。
でも、県下の学校が壊滅したら、教員養成系の学部の存続そのものが危うくなります。
>
>高木 義明 文部科学大臣の問題ではないのですか?
>http://www.y-takaki.jp/

このひとは、この件に関しては責任はあるでしょうね。

>あるいは、菅内閣−菅総理大臣の責任。デモはやるべき、「菅さん総理をやめろ!」の立て看板です。
>やれば参加者は多いはず。個人の議員は菅さんを止めさせようと頑張っている。後は国民の生の声です。
>マスメディアの支配者達ががかき消そうとするけどね。

どうして、こう飛躍するかがわからない。

思うに、他の政権が担当していて原発事故が防げたり、より早く終息していただろうか。そんなに高度な科学技術的な判断ができただろうか。総理が変わって収束するだろうか。マスメディアの支配者たちだけでなく、私も反対ですよ。これも、国民の生の声です。政権を手早く変えて良いことがあっただろうか。原発を推進してこなかった勢力が現時点で多数勢力を作れるのだろうか。

この子どもの被害を防ぐなど、個別の問題に対しては徹底的に追及すべきとは思いますが、だからといって、この時点で政権を変えてもマイナス面が大きすぎるし、本気でこの状況で変わりたいなんて思う人はいないでしょう。
総選挙なんて冗談じゃあない。

今本当に首相が「ハイ辞めます。」っていったらそれこそ非難ごうごうでしょう。初めから辞めることを想定しないようなデモをすることは、要するに、「自分は正義の味方」ですっていう自己正当化にすぎない。
これは、マスコミの支配者(そんな連中がどこにいるかは知りませんが)など全く関係ない多くの国民の声だと思う。

政治権力ごっこは、この状況では必要なく、落ち着いてからやればいい。ある程度収束すれば、自然に菅政権は終わるでしょう。今は彼らがよりましな政策を講じられるようにアイディアを提示することでしょう。
植木枝盛は、自由民権思想家として評価が高いですが、当時としては、ほとんど現実性のないことを言っていたという点では評価が低かったりもしました。
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【14360】Re:役所の責任回避、辻褄合わせ。避難させるべきでしょう  辰乃与太郎 2011-4-24 22:37
 ▼かっくるなかしまさん:

>"3.8マイクロシーベルト以上となった13の小中学校…"とあるわけですが、
>3.8μSv/時=3.8μSv/時x24時間/日x365日/年=33mSv/年。
>3.8μSv/時以上の線量を大気中で検出、ということは、33mSv/年以上となります。
>
>ここからがひどい。
>屋内での被爆線量をゼロと仮定して、←この仮定は誤り。家屋の構造によります。
>屋外にいる時間を一日8時間に制限すると、←一見、妥当に見えるが、誤りを含む。
>33mSv /3=11.1..mSv≒10mSvになって、原子力安全委員会の規制値10mSvに合うということになり、
>役所同士で、平仄(ひょうそく)を揃えている、そこから制限時間を逆算して決めている、そんな感じですね。

>外部被曝線量が10mSv/年なら、被曝線量の許容値を、保守的に(安全に)見積もろうとするなら、
>呼吸内部被曝、摂取内部被曝を合わせた3経路からの被曝線量を、同等程度に評価しておいて、
>トータルでの被曝線量を、外部被曝線量の3倍程度と見積もる、のが妥当であると観ます。(私見)
>屋内にいる・いないに関わらず、外部被曝線量が33mSv/年以上あるとなると、
>その3倍の100mSv/年くらい被曝する、そうした高いレベルでの線量にあるものと看做しておくべきだと思う。

私は、peaceさんへ以下のようなレスをしましたが、私の考えが甘かったのかもしれません。

>文部科学省が放射線量基準値を1ミリシーベルト/年から20〜100ミリシーベルト/年に上げようとしていたのは、国際的な放射線防護機関であるICRPの勧告に従おうとしたためだと考えられます。

>[参考]
>放射線医学総合研究所
>http://www.nirs.go.jp/index.shtml
>放射線被ばくに関する基礎知識 第6報
>http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i14

>(引用開始)
>1.4月11日に、政府が計画的避難地域というものを指定しましたが、基準になっている20ミリシーベルトの意味について教えて下さい。

>国際放射線防護委員会(ICRP)は専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う国際学術組織ですが、
>今回の基準は、このICRPの勧告を基に原子力安全委員会の助言を得て定められたと報道されています。
>ICRPの2007年勧告では、非常時の放射線の管理基準は、平常時とは異なる基準を用いることとしています。
また非常時も、緊急事態期と事故収束後の復旧期を分けて、以下のような目安で防護対策を取ることとしています。

>1.平常時:年間1ミリシーベルト以下に抑える
>2.緊急事態期:事故による被ばく量が20〜100ミリシーベルトを超えないようにする
>3.事故収束後の復旧期:年間1〜20ミリシーベルトを超えないようにする

>現在の福島第一原子力発電所の状況は、2)の緊急事態期に当たります。
>今回の国の方針は、緊急事態期の被ばくとして定められている20〜100ミリシーベルトの下限値にあたるもので、福島原発周辺の方々の被ばくが、事故による被ばくの総量が100ミリシーベルトを超えることがないような対応をしつつ、将来的には年間1ミリシーベルト以下まで戻すための防護策を講ずることを意味していると思われます。

>(引用終了)
>「20ミリシーベルト/年」という数字は確かに多い数字ですが、我が国はICRPの勧告に従うしか方法がありません。
>ちなみに、ブラジル・ガラパリで1年間に自然環境から1人が受ける自然放射線は10ミリシーベルト/年であり(大人から子供までこの放射線を受けています)、日本国原子力安全委員会の指針では一般人の「屋内退避」の放射線レベルです。

>[参考]
>シーベルト:
>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88

>それに、「20ミリシーベルト/年」はあくまでも「緊急事態時」のギリギリの数値であり、文部科学省が自らの責任逃れのために制定したわけでは無いと考えられます。

今の福島県の当該地域では下手すると年間100ミリシーベルト以上の放射線を浴びる可能性が大いにあるわけですね。
だとすれば子供達が予想を上回る危険に晒されていますから「学童疎開」を是非実行すべきだと思います。
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【14369】Re:泣き寝入りしないために...   かっくるなかしま 2011-4-25 11:32 (編集)
 ▼タミゾールさん:▼usagi65さん:こんにちは

>文科省関係者が<総合的に>判断したと言ったかと思いますが...
>あくまでも<子どもたちの健康被害を極力極小化する>ということを、鋭角的に判断しなくてはいけないですよね

役所に、積極的な加害の意識はないと思いますよ。「組織を守る」、まず、それがあって、ついでに地元の産業活動が滞らなくて済む、補償のための歳出が増えなくて済むetc、各方面の「利益調整」が加わって「総合的」な判断。
で、「不作為」による被害は残る。そういう常套パターン。

機能しない役所というのは、あるだけで何かやってくれるはずだという期待が立ってしまうので、文科省も保安院も、結果的に、あったことで危険を招き、むしろなかったほうが安全だった?、という存在??
usagi65さんのこちらに対してでもあるのですが、

>私たち国民はどうしたらいいのでしょう。

署名活動は「よく、署名活動はどうでしょうかと聞かれます。集めた署名をどうするのでしょうか」
「国会への請願という手段もありますが、個々の議員には請願は伝わりません」
「しかもたいていの場合、委員会で保留ということにされて、文字通りお蔵入りです。努力の割に効果がありません」

デモは、「デモはどうでしょうか。こういう活動をこれから始めるぞという勢いづけにはいいかもしれません」
「もし百万人が集まって、東電を救済するな、被災者を助けろとデモができれば、意味があると思います。五十万人ならば? たぶん。十万人ならば?たぶん。」「どこでやるのが効果的か考えましょう」

だ、そうです(↓)。
http://www.taro.org/2011/04/post-987.php
(河野、「声を上げますか、それとも泣き寝入りですか」)

が、その河野氏が推奨する効果的な手立て、手段とは、
「ではどうすればよいのか」「地元の国会議員に皆さんの意見をきちんと伝えてください」・・・
「しかし、やっぱり効果的なのは国会議員それぞれに、大勢の皆さんがきちんとそれぞれのおもいを伝えることです」

(以上、「」箇所、上記URLより、引用)要するに声を上げ、泣き寝入りしないために、効果的なのは、地元国会議員、議員事務所への、「陳情」だそうです。では。
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【14386】Re:文部科学省って何? usagi65 2011-4-28 11:53

郡山橘小学校からの「つぶやき」です
郡山市橘小学校が独自に計測してHPで公開してた放射線量が、文部科学省の圧力で中止になりました。 http://bit.ly/kQZqjj

現実を知れば知るほど、日本には本当の民主主義が根付いていないことがわかります。
私たち国民は自ら学び、自ら行動しなければならないと思いました。
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【14391】Re:文部科学省って何? peace 2011-4-29 0:05

自己レスです 皆さんご存知ですか? 皆さんも同じでしょうが最近マスメディアの偏向報道に嫌気がさしているので、ネット上のメディアを活用しています。気に入ったものをご紹介します。

ビデオの紹介ばかりで申し訳ないですが、原発20キロ圏内から大阪に避難してこられた方のインタビューです。東電社員が真っ先に逃げていったことなど生々しいお話が聞けます。長いですがお時間あればぜひご覧ください。非常に興味深いお話です。
http://www.youtube.com/watch?v=EcF_75slgwk

2
農水省の水田放射能調査…深く掘って値を小さくしている
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/03/post-ed30.html
このほかにも今まで洗わなかったホウレンソウの放射線の測定を洗ってから測定しているとか、新宿の空間線量は地上20mで測られているとか。
デマや風評やなんだと言う前に政府の言う事が一番信じられないような気がしますね。

町田徹 経済ジャーナル
「17000円の電力値上げに直結しかねない政府の東電賠償支援策」
http://podcast.jfn.co.jp/poddata/owj/thu_02/owj_20110428.mp3
分かりやすく説明してくれています。
支援策ってどうなんだと思ってたけども、「やっぱりか」と言う感じです。

【14403】Re:文部科学省って何?   peace 2011-4-29 17:40

皆さんこんにちは、真相はこの辺にありそうです。
http://newenergy-hideinu.blogspot.com/  失礼します。

【14404】Re:文部科学省って何?   peace 2011-4-29 22:38 (編集)
東大教授にもこういう方がいるのだと分かり少し希望が見えてきました。
会見では涙を流されていたように見えました。子供達のためにでしょうか。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011042900371
これから広く国民の間で議論になる事を期待します。

【14405】Re:提案   peace 2011-4-29 23:27

小佐古東大教授は辞任し、元総務相の原口一博氏も学校の上限値20ミリシーベルトの撤回を求め積極的に動いています。
老人党の統一見解としての発表でもいいので少しでも後押しできる事はないでしょうか。
いても立っても居られない思いでいっぱいです。こまぎれで続けての投稿すみません 出先でiphoneからなので、失礼します。
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【14393】Re:文部科学省って何?   Gokai 2011-4-29 7:24
 ▼peaceさん:こんにちは。

peaceさんがHP公表慎重派に回られると多数決で一挙に不利のような気になりますが、やはり政府はこのような規制はしないほうが良い。
被曝を受ける当事者の権利をほんの少しでも奪ってはいけないと思う。

測定機械が古いなら新しいものの購入費用を提供し、測定方法が稚拙と思うなら、それについての意見交換を十分に行うべきではないか。
当然、HP公開についてはその上で奨励すべきだろう。
全ては自主性に任すべきで、被害者側にその意思があるなら、今後の自主測定もHPの自主公開も賞賛すべきだと思う。
そのような堂々とした態度こそ政府への信頼回復となり、むしろ風評被害を最小限に食い止める力になるのではないかと思う。

PS. いろいろと総合判断すると、私はこの程度の被曝で子供達の健康において将来に大きな影響があるとは思わないが、
それはそれ、民主主義国家では個人個人の意思や懸念は最大限尊重すべきであるまいか。HP公開も尊重すべき。
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【14395】Re: 測定器と校正&較正 かっくるなかしま 2011-4-29 8:47
▼辰乃与太郎さん: cc:▼usagi65さん、タミゾールさん、peaceさん こんにちは。

>今回の件は日本の民主主義の問題ではなく科学的方法論の問題です。

仰る通り。疑問には思っていました。
ご指摘の測定器の較正、それとともに、どういう測定を、文科省も学校も行っているのか、と。
通常、(当たり前ですが)測定値±誤差、で表記します。(中1の理科ですよね)複数回測定しないと、信頼性を確保できませんから。
一方、学校側が、測定地点を変えて、測定していることは、とても科学的なことであり、少なくとも相対値として、十分に参考になると思う。

国(文科省)が公表を控えるよう学校に要請するのであれば、測定器や測定手法という科学的側面を論拠に、・・・★
公表を控えるよう要請すべきとなります。
そうでないなら、文科省の要請も、現場(測定担当者)はともかく、上層部のほうは、科学的とはいえないとなるでしょう。

>つらいかもしれませんが、結論を急いで絶望する必要は無いと私は思います。

同意です。

>仮に間違ったデータをネットに発表したために、結果としてその小学校がデマを拡散してしまったとしたら、それこそ悲劇だと思います。

考え方としては、全く同意です。なのですが、おそらくは、本件については、同様の問い合わせが同校にあったらしく、
学校側では、こうしたリリースを出してきています(↓)。
http://www2.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=0710015&type=1&column_id=298200&category_id=8032

>>校内で現在も測定しております放射線測定値は、今後は「学校便り」で保護者の皆様にお知らせいたします。
>>また、地域の方々からのご要望もあり、ホームページにも同様のデータをPDFファイルで掲載することといたしました。
>>学校便り、ホームページの発表は毎週月曜日を予定しております。
>>なお、現在測定をしております機器は文部科学省から借りている放射線メーター「はかるくん2」です。測定範囲は0.001μsv/h〜9.999μsv/hとなっています。・・・★

測定器は、文部科学省からの貸与を受けてのもの(★)、なので(↑)、「信頼性はおける」、と見てよいでしょう。 ・・・★★
(注記、測定器を貸し出した文科省側で、較正を怠っていたら、信頼性を欠く、とはなりますが、であれば、文科省側の公表値も同様、となるでしょう)
従って、学校側が公開し、地域、保護者に提供しているデータは、現場が適切な対策を採るうえで有用であると観ますし、(例えば、高めの数字が出た場所には児童・生徒を立ち入らせない)デマ(=著しく根拠を欠く有害な風評)には当たらないと観ています。

ps.
私は、文部科学省の出してきているデータを信用していないわけではありません。むしろ、おおいに信用しています。・・・★
が、データに基づいて文部科学省が下してきている「判断」については、あまり信用を置いていません。

例えば、文科省は、被曝線量の積算推定値(積算量地図)を公開してきましたが、
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=40016
(読売、「1年の放射線量予測地図を公表…月2回更新へ」、2011/4/27)
(そこでの積算は、屋外に8時間居る、という前提があらかじめ置かれている。)

一方、米エネルギー省による積算推定値は、ありのまま。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201104/2011042100560
(時事、「避難基準超え、北西に分布=米が積算放射線量の予測図」、2011/4/21)
>>米エネルギー省は20日までに、東京電力福島第1原発の周辺地域に1年間とどまった場合に受ける積算放射線量の予測図を発表した。
>>それによると、日本政府が計画的避難区域の基準とする1年間の積算線量が20ミリシーベルトを超える恐れがある地域は、原発から北西方向に30キロを超えて広がっている
>>予測図は、屋内で過ごした場合の線量の減少を考慮しないという仮定の下で計算されており、実際の被ばく線量はこれより少なくなるとみられる

実際のところどうなっているのか?どうなるのか?それがまず最初にありき。であるならば、どのように対処すべきなのか?がそれに次ぐ。
私は、米エネルギー省のデータ公開のあり方のほうが、よほど適切だと思う。・・・★★
文科省は、外部被曝については、屋内<屋外、という妥当な仮定を設けているが、内部被曝については考慮していない。

部分的に判断を含んでしまっている情報は、その判断が不十分な場合、(公表データに、対処法という判断が含まれているが、その判断に見落としがある)
情報の受け手が状況を過小に評価する可能性に繋がるため、有害であると観ています。(「逆風評リスク」)では。
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