8:老人党メルマガ(377) 珠 05/15 11:01 roujintou-news ::: 老人党メルマガ(377) ::: 2011/5/15 老人党掲示板 ttp://6410.saloon.jp/ ========================================================================= 【ぼんやりおやじのブログ】これは完全なメルトダウンではないか なだいなだ 【14561】Re: 子供たちを守って!に冷静にしてはいられない! usagi65 【14562】1号炉水漏れ修理、心配なし Gokai 【14526】浜岡原発の停止...結果オーライだがあるべき危機管理とは違う かっくるなかしま 【14495】Re:子供たちを守って! JIJI 【14552】Re: 「中間派」と「悲観派」のあいだ usagi65 【14553】子どもの意見と高齢者の意見 タミゾール 【14572】考え方としての「脱原発」 みじゅくもの 【14527】Re:政党助成金の廃止! dunc 【14534】国会議員数の削減! 鈴木五郎 ========================================================================= 【ぼんやりおやじのブログ】これは完全なメルトダウンではないか なだいなだ 2011/5/13 1:38 今日のテレビニュースで判断した。NHKのニュースは、なるべくメルトダウンという言葉を使わないようにしていたが、 福島第一原発の一号炉は、完全なメルトダウンの状態だ。燃料が燃料棒から抜け落ち、塊になって、底にたまっている。 その熱で、原子炉の底が抜けて、水が漏れているのだろう。これでは、もう原子炉に水を満たすなどという方法では安定化は難しい。 どうしたらいいか、保安院の技術者も、考えが浮かばないのだろう。 「塊の表面温度が低くなっている」というのは深刻な事態を覆い隠し、パニックを起こさないような配慮からの発表だろう。 こうなると、すでに発表された工程表(ロードマップ)など、夢物語になってしまう。本当にはらはらさせるよ。 中部電力の浜岡原発の運転停止は、そのことが分かった結果の決断かもしれない。 もしかしたら、当分そちらに話題を向けさせて、その間に、対策案作りの時間稼ぎをしているのか。 ジャーナリズムに騒がれては、落ち着いて対策を考えることもできないから。 しかし、事態がここまで深刻だとは、思わなかった。ロードマップなどとのんきなことをいってられない緊急事態ではないか。 突貫工事で、対策を進めていかねば、どんどん事態は悪化する。東電よ、保安院よ、緊張感を持て。そういいたい。 ----------------- 【14561】Re: 子供たちを守って!に冷静にしてはいられない! usagi65 2011-5-13 12:32 みなさん、地震、津波の被害はお金をかけ時間をかければ徐々に復興に向けて進むだろうと思いますが、原発事故はその被害が 逆にどんどん最悪の事態に進んでいる状態です。 1号機はメルトダウンであったことが判明しましたし、入れていた水はどこからか漏れていてそれがどこに行ったか分からない状態です。 海の汚染も広範囲に広がっています。漁業を再開しても近海の魚は無理でしょう。 地震の原因がテロかどうかなどもっと後で検証すればいいことだと思いますがいかがでしょうか? 今一番考えなければならないことは 漏れ出てしまったものは仕方が無いとして、この事実を全国民が共有し少しでも放射能被爆を食い止める方策ではないでしょうか。 そして私たちにも出来ることは行動に移しましょう。 いつも「冷静に」と注意されていますが、もう冷静にしている時期ではないと思います。 「宮城県白石や蔵王は牧場がいっぱいある。超高濃度汚染地区になっているのに、原乳大丈夫なの?飯舘村と同じレベルだよ・・・ http://t.co/TNEBiSn ----------------- 【14562】1号炉水漏れ修理、心配なし Gokai 2011-5-13 12:42 福島第一原発1号炉、水が殆ど空っぽで再臨界を口にされる先生も居られるようでご心配でしょうが、私が得た信頼度の高い最新情報では、 原子炉温度は100度Cで安定的だし、水漏れの箇所の特定はされているし、穴埋め修理は可能で原子炉格納容器は いずれ完全に水で満たされる・・・です。 なお、予定通り今年中に原子炉をコンクリートで固めるらしい。 とりあえず安心してよいかと思いますが、いろいろ情報もあること、そちらもご参考になさって下さい。 ----------------- 【14526】浜岡原発の停止...結果オーライだがあるべき危機管理とは違う かっくるなかしま 2011-5-9 15:14 (編集) 浜岡原発停止…妥当かつ英断だが、手法は? 浜松の(名士の)スズキの鈴木社長は菅首相の決定を支持している(↓)。 橋下大阪府知事は、英断、としている。 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110508k0000m040086000c.html (毎日、「…停止要請「正しかったのではないか」スズキ会長」、2011/5/8_lpg/lng) 浜岡原発は、中部電力自身が認めていたように防潮堤の建設を必要とし、その整備に2-3カ年を要する(by中電)であったから、少なくとも当該工期期間中、止める、というのは、妥当だ。 しかし、可能性の多寡によって、止める止めないというのは(↓)おれには、全く理解しにくいところ。 http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110509ddm002040092000c.html (毎日、原発:首相、浜岡以外は止めず 仙谷副長官「原発は堅持」) >>菅直人首相は…「…浜岡原発は大きな地震が起きる可能性が特別に高い。特別なケースという位置付けだ」と… >>仙谷由人官房副長官も…「現時点では30年以内に震度6以上の地震が起こる確率が10%以下とか、1%以下のところがほとんどだ。特に日本海側、瀬戸内にある原発はまず心配ない」と述べ… 「確率の高い低い」ではなく、「起きた時に、安全性が確保しうるかどうか」、に基準が置かれるはずだ。 低い確率であっても、起きた時の損失があまりに大きい、即ち、「テールのリスクが大きい」、というのが、 今回の震災の特筆すべき性質(=ベキ分布に従い発生する事象)であり、教訓であったわけだから。 「確率の低さ」に問題がある。 ← こう捉えなければ駄目だ。 浜岡は、そこで地震が起こる確率が高いから止めるのではなく、対策が施されていないから、止める、 そういうことであるべき、なのだ。 それから、地震の予知の方法や精度は、どうなのか?はっきり言って、おれは、この分野に精通していないから、「分からない」、と申し上げておくし、詳しい方がいらっしゃるなら教えを乞いたいところだが、 勘で言いますよ、数理的直観で言うと、メカニズムが複雑過ぎて、解っていないはずだよ。 探査船「ちきゅう」で深部を合同調査している段階でもあるし。よくある、「何年前に1回遭ったら、次は何年後に起こりそうだ」、 そういうのは、「経験則」として分かるが、精密科学の完成度としてどうか、ということだ。 学者から異論も出ている。文科省管轄の地震調査研究推進本部(↓)が公開している「予測地図」(確率Map)と、 http://www.jishin.go.jp/main/index.html (地震調査研究推進本部) 実際の巨大地震の発生分布が、一致しない、という論文だが。(英国ネイチャー誌に掲載) http://www.j-cast.com/2011/04/14093132.html?p=1 (Jcast、「東大教授「日本全国どこでも危ない」 地震の場所や時期など予測は不可能」、2011/4/14) >>ゲラー教授はこの地図と、1979年以降に国内で発生した地震で10人以上の犠牲者を出した規模のものがどこで起きたかを重ね合わせた。 >>1993年の北海道南西沖地震や95年の阪神大震災、2008年の新潟県中越沖地震など該当する地震は9件あるが、いずれも「予測地図」に示された東海、東南海、南海地震の場所から大きく外れているのが分かる 興味深いのは、以下の2箇所だ。 1つ。 原発を止めろという側も、原発を堅持するという側も、 実のところ認識を同じくするのではないか、と思われ(せ)るこうしたくだり(↓)。 >>「30年以上にわたって日本政府や、地震調査研究推進本部とその前身の組織は『東海地震』という用語を頻繁に用いてミスリードしてきた。マスコミは、この地震が本当に起きるもののように報じて、国民は『東海地震』の発生が時間の問題だと信じ込むようになった」と批判… 1つ。 この教授の持論のように、地震が予知できないかどうか、おれは、全く分からないが、 現象の解明が途上にあり、理論が予測という精密科学の要件を満たしえていないのであれば、 いつそれが起きてもおかしくない、ということを想定しておくことが、 事前の対策の上では重要だ、そう思われ(せ)るこうしたくだり(↓)だ。 >>「地震発生の場所や時間を特定することはできないが、世界各地の地震活動と、東北での過去の記録に基づいて地震発生の危険度を予測したのであれば、3月11日の東日本大震災は『想定』できたに違いない」 繰り返しになるが、確率の多寡ではなく、確率の低さに問題の所在がある。 浜岡原発を止めることには、必然性があり、それを首相が要請したのは英断といえるが、 地震の発生確率が、高いから、低いからという、そういう理由や説明(↓)では、「ない」はずだ。 >>菅直人首相は…「…浜岡原発は大きな地震が起きる可能性が特別に高い。特別なケースという位置付けだ」と… >>仙谷由人官房副長官も…「現時点では30年以内に震度6以上の地震が起こる確率が10%以下とか、 >>1%以下のところがほとんどだ。特に日本海側、瀬戸内にある原発はまず心配ない」と述べ… 結果オーライ、といったところだが、あるべき危機管理とは違う、と観ている。 ----------------- 【14495】Re:子供たちを守って! JIJI 2011-5-7 17:13:04 浜岡原発停止は2年間だけ・・地震はその間に来てもらおうと言うのか? JIJIは今の民主党政治をもう少し寛容に見詰めて上げたい?!。半世紀近く政治を動かして来た、自民党の残した政策を刷新するのは、なかなか簡単には行かなくて不思議じゃないと思うのです? >リーダーシップを発揮しなければ文句を言われ、リーダーシップを発揮しても足らないといわれ、発揮し過ぎれば、独裁者になります。ダブルバインドならぬトリプルバインド状態では政治はできません。 タミゾールさんのご意見に賛同します。。。 原子力発電所を此処まで造らせたのも、今の行政の中身も、自民党の責任が無いとは言えません?! 東日本大震災被災者の皆さまの、復興を祈ります!! ----------------- 【14552】Re: 「中間派」と「悲観派」のあいだ usagi65 2011-5-12 0:56 ▼タミゾールさん:今晩は 文科省の20ミリシーベルトを支持し、福島の放射線アドバイザーに指名され二本松市で講演をおこなった山下先生は楽観派〜中間派でしょうか。しかしその内容をよくよく読むと「この状況を受任するしかないでしょう」と言っておられます。 池田香代子ブログ : 20ミリシーベルト問題 山下教授の論理に乗ってみる http://lb.to/kct32d ドイツ文学翻訳者の池田香代子さんが講演内容をまとめておられます。この方は本当に楽観派〜中間派なんでしょうか? 単にパニックを抑え県の余計な出費を抑えるために派遣されてきたような・・・そんな感じがするのは私だけでしょうか? それに比べて武田邦彦先生はどんな状況でも放射線を極力浴びない口から入れない努力をするべきだと声を大にしていっておられます。 残念ながら、専門の学者という方に対する認識が大きく変わりました。 楽観派、悲観派ではなく、行政側に立っているのか住民重視派かの違いではないかと思えるのです。 ----------------- 【14553】子どもの意見と高齢者の意見 タミゾール 2011-5-12 8:12 ▼usagiさん:おはようございます 早速のご返事ありがとうございます。 国民の受忍義務はおかしな論理ですね。空襲被害についても、ドイツは補償したが日本は補償しない。まったく、いつまでも「お代官様御勘弁を」の世界です。義務というからにはそれに対する罰則が定められるべきですが、そのようなことを定められるはずはありません。詭弁ですね。御自分は義務と感じてもかまわないが、それを他の市民に強要する権利はありません。 usagiさんもいわれるように、行政派VS住民派で考えることもできそうですね。しかしながら、科学的な認識をベースに考えているわけですので、いつもいつも住民派のほうが正しいわけではありません。真理は少数者の中にも存在しますし、マルクス主義を見てもわかるように、市民や弱者の立場に立つ論理が全面的に正しいわけではないこともあります。 行政が絶対悪だとすれば、行政は不必要となりますが、そのような自治組織が生まれても、行政部門は生まれます。実験的コミューンをみればこれも当然のことでしょう。民主集中性の住民自治と言っても、そこからファシズムが生まれる危険性だってありました。福島大のブログでは武田教授の意見に対する一定の評価と批判も載せていますよね。 こういう視点も必要で、頭に置きつつもより正しい認識をもって行くべきだと思います。 気になるのは、山下教授が子どもの将来の健康被害が出るときには自分はいない可能性が高いっていっていることです。高齢者の学者はその点で責任を回避できます。 教育の成果も同様に長期的な追跡調査が不可欠ですが、効果の確認ができない中での実践が必要であり、また責任を回避できることになりますね。だから、何とか教育のような重い仕事に従事できるともいえます。しかし、歴史的な観察や諸外国の実践は参考になります。 さて、高齢者の学者の意見は一切この場合参考にならないのだろうか。かんがえてみる価値はありそうです。だって、老人党の意見も将来的な長期的な意見は全部価値がなくなるかもしれない。一方、NHKの解説者がこの問題に関して、「子どもの意見をききながら」っていってました。これは、完全におかしいと思います。 科学的認識に詳しい方も見えますが、私はそれをとりまく政治学あるいはメタ認知的な考察でした。 私は、悲観派に(あるいは住民派)に心情的には近いですが、行き過ぎもあるであろうから、極端な悲観派には警戒をするのです。でないと、この掲示板でももんだいなっている、デマや流言飛語にもからめ捕られそうだからです。 自分のポジションはこう決めつつ、自然科学的な学習はチョビットずつしていきたい。 ----------------- 【14572】考え方としての「脱原発」 みじゅくもの 2011-5-13 22:26 脱原発は電力不足という事態を引き起こす「恐れ」があるかとか、推進派の厳しい抵抗があるとか・・・ しかし、真剣に原発問題を考えるのであれば上記は不要の議論のように私には思える。 昔から「案ずるより生むは易し」などの言葉もある。 何事も慢心するなど思い上がってはならないが求めれば道はあるものだ。 原発「推進」に関して問題だったことの一つに「安全」「大丈夫」を「言い続けた」ことがあるように、脱原発も「安全」「大丈夫」を先に言ってはならないのかも知れない・・・ しかし、脱原発は「比較の話ではない」と考えることも必要なのだと思う。 そのようにせざるを得ない話の内容を検証するのは起きては困ることを予め「予防」するためのものであり、話し自体を否定するためのものであるはずは無い。 「トイレのない高級マンション」の言葉もあると聞くが、もともと、必ず発生し人類の存亡を左右する核廃棄物の始末をどうするのかも定まらないままに原発の恩恵だけを求め続けた「原発推進」など本来「ありえない」話だったのだと私は思う。 とは言っても、エネルギーの安定確保は時々の政権にとって深刻な問題ではあった。 石油の備蓄、シーレーンの確保などなど、平和ボケの半世紀を過ごしてきた古希の老人にもそれなりの記憶はある。 我が国が使用している石油を運んでいるタンカーは中近東から日本まで前後に僚船を見ながら航行しているのだ!と真面目とも言えそうなジョークを30年くらい前に耳にしたことがある。 だから、一度燃料を投入すれば長期間発電し続けてくれる原発が為政者に与えた「安定感」は多分想像を絶するものであっただろう。 そして、核兵器の文字も魅力的であったかも知れない。しかし、聖書とかには「求めよさらば与えられん」とあるとか? 脱原発については他のスレッドでも「貴重な」議論が続いている。私たちがいま求めるべき、本当のものは「何」なのだろうか・・・ ----------------- 【14527】Re:政党助成金の廃止! dunc 2011-5-9 17:28 政党助成金の廃止には大賛成だ、何より、党規で縛られた政党政治そのものが国民の意思を反映していない。相撲でさえ、力士の勝敗を部屋の親方が決めれば八百長と判断されるのに、私達の代弁者として選んだ議員が、所属政党の党利・党略に無条件で従う国会審議では国の衰退は避けられない。 一般公務員には無い特別職公務員に与えられた結社の自由だが、各議員の法案の賛否まで干渉する権利は無い。 過剰な政党資金と献金は、近年の「働くのが嫌で政治家になる」風潮さえ起きている。本来、政治家には清貧に堪え、信念を貫く気概が不可欠で、その資格を持つ政治家を見極め育てる意味でも金銭的制約は必要だ。 長年待ち望んだ政権交代だが、大連立や強行採決の政党至上主義で、民主化の期待は消えた。繰り返すが、選出された個々の議員の判断は有権者の意思であり、審議される法案の賛否に所属政党が介入して結果を決める事は許されない。 有権者の意思が国会に反映されるには、いかなる献金・手当ても買収とみなす徹底した政界の浄化と、各議員が「議決に責任を持つ政治家」としての自覚が必要だろう。浜岡で男を上げた菅首相は、民主主義の大前提に戻り、明治以降続く「八百長国会」を正した首相として後世に名を残して頂きたい。 ----------------- 【14534】国会議員数の削減! 鈴木五郎 2011-5-10 15:48 提案、国会議員数を50%削減すべきと思います。日本国会議員数、722人(衆議院議員480人、参議院議員242人) 米国の上院議員は100人(米国は日本の25倍の面積、人口2億6000万人) ご参考:例、ロンドン市(人口750万人)は、市議会議員25人です。 皆さん!、国民が主権者です。政治が国民目線に成るように、政治改革を進化させましょう、。 ========================================================================= ★メルマガは週刊で現在949通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。 ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp からお願いします。 ★メルマガの新規配信、アドレス変更は掲示板トップの左枠から連絡願います。 アドレス変更の場合は、コメント欄に旧アドレスも書き込んでください。 |