老人党メルマガ(220-1)

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北極星 06/15 06:07
【2252】保険の本質から外れるが… キタキツネ 2008-6-10 8:57
 ▼Gokaiさん: ▼五戒さん:

横から失礼。少し誤解があるようなので解説します。

▼五戒さんの↓の件……………………………………
>>一ヶ月前、足を骨折して整形外科に通いました。医者は痛み止めに一週間分の飲み薬をくれました。
>>私は一日分だけ飲んで後は捨てました。

痛みが止まったのであれば飲まなくてけっこうでしょう。鎮痛剤は副作用が強いので捨ててかまわないと思います。
基本的には医師の処方する薬は指示通りにきちんと服用しなければ医者は責任もてません。
病気によっては拗れることもあります。

本来必要な薬を飲まずに捨てられている薬が、2000億円あると言われています。
このことはそれだけでは済まなくて、本来きちんと服用していれば治った病気が、きちんと服用しないために病気が慢性になったり耐性菌が出来たり、もっと病気が悪くなる事もあり、さらに医療費の掛かる状況を作っていることにもなるのです。

>>本人負担は3割、高齢者になれば一割負担である。
>>もし10割負担であれば、いらない薬はいらないと、受け取りを拒否していたでしょう。
>>なぜ医者は大していりもしない薬を出すのでしょうか。

まるで医者が金もうけのために薬を出しているような誤解をされていますが(確かにそのような時代もあったが)今はほとんどが院外処方なので薬を出しても処方料だけで、医者にはそれほどメリットはありません。おそらく必要な薬だったから処方したのでしょう。

ただ、日本でも医療訴訟が増えておりますから、今後訴えられるのが怖くて必要のない検査をしたり、必要のない薬を処方するいわゆる過剰診療が問題になるでしょう。それが医療費を更に引き上げるようなことが心配されます。医者も訴訟が怖くて及び腰なってきています。

医療問題は医療だけに終わらず、外資の保険業界、医薬品メーカー、医療器メーカー、医療訴訟を見越しての司法改革など全てリンクしていて、アメリカにとっては日本はまだまだしゃぶり甲斐のある国なのでしょう。
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【2275】Re: 保険の本質から外れるが… キタキツネ 2008-6-11 17:04
 ▼Gokaiさん: 

>ただ、医院の隣に付属している調剤薬局(院外処方)に関してはこれでは説明つききません、なぜならその薬局での人件費分の利益を上げるためには納入価と薬価との差がもっと大きくなければその調剤薬局を運営維持できなくなるからです。
>この辺のことは薬剤師さんであるキタキツネがご存知かもしれません。

薬局だからといって安く購入できるわけじゃありません。現在、平均的薬価差は8%台と聞いています。
医薬分業の初期の頃は『薬価差50%=薬価100円の物が50円で仕入れる』なんて時期もあったし、当時は開業するという情報を得やすい「MR」(その頃はプロパと言った)や、卸の営業マンが我もわれもで開業したものです。(いわゆる門前薬局)

しかし、今は薬価差も少なくなり零細の薬局は大変で、ここでも大手の寡占化が進みつつあります。
私は病院や薬局に医薬品を納入する立場にもいたし、病院勤務、薬局経営も経験していますが、医薬分業のそもそもの原点は、医療過誤を防ぐ事と薬の使いすぎを抑える事ことです。

今一度、医薬分業の原点を思い出す必要があります。
・処方された薬の種類と量が適当かどうか、薬局の薬剤師が厳重にチェックしてくれる。
・他院や他科で貰っている薬を聞いて、重複、相互作用をチェックしてくれる。
・薬の内容、飲み方について詳しく説明してくれるし、医師に聞くより聞きやすい。
・医師は患者の治療のため自由に薬を選び処方できる。
・待ち時間が短くなった。
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【2270】Re: 最近、思うこと あくまの査問官 2008-6-11 11:29

最近になって、ようやくGokaiさんの意見が分かったような気がします。

>ps. 政府が金がないというのはおかしな話です。お金は政府が創るものなんで、商いで、お金(円の総量)が増えるわけはなく、そのことを政府も政治家も国民も 忘れていやしませんか?
(記事2205 スレッド『後期高齢者医療保険に関する疑問』より)

の話ですが、私が思うに、

・今の日本は「お金」という「血液」が足りない人体の様なものだ。
・だから体に血が回らず、常に貧血状態で力が出せない。体の各部に不調が起こる。
・しかし血液は体内で作り出す事ができる。
・ならば作り出すべきだ。

という意見だと。
この受け取り方で正しいのか間違っているのかは自信がないので、もう少し考えたいと思います。
もっとも上の例で言うと、私の意見は、「今の日本は血液が足りないのではなく、血管に不純物が溜まっているからだ」とGOKAIさんとは異なる意見ですが。
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【2319】Re: 保険の本質/思考と問題点の本質=後期高齢者の件   虎キチ大好き 2008-6-15 0:43
 ▼e-seigiさん:

>体にハンディのある方が、全て貴方のように精神的にタフで努力家とは限りません。
>しばしば強い方は他人にも厳しくなりがちです。私は体にも障害があり、つい甘えたくなる方には、充分に甘えさせるくらいのゆとりのあるのが、文明国としての日本でありたいと願っています。

そこで甘えるか、身を切る様なリハビリをやるかが可動域が有る人が、その可動域を活かせるかそのまま「寝たきりコース」まっしぐらかの分岐点だと思うし、国が「寝たきりコース」を最初から用意すべきとは思いません。

その上で今国が「すべき事」は介護保険で転倒防止の為のいわゆる「筋トレ」ってもんが行われてますが、でも70や75になれば誰だって転倒リスクは我々途中から歩ける様になった者同様ありますが、ある時(14年位前)に私が整形外科と理学療法士の先生に「素朴な疑問」として「何故俺らは老人と同じ様な筋力しかないのに俺らは擦り傷程度で、老人は腰や寝たきりになるのか?」

すると整形外科と理学療法士の方は同じ答えでした「お前らは、転倒前提だから前方に体重を掛け前にこける訓練をするが、老人はこけないでおこうと踏ん張って、後方にこける者が多いだろ、こうなると、腰、首、頭の「重要部分」を損傷しやすくなる。あれは俺ら的に言えば「下手なこけ方」だしだから前方転倒を「体で覚えてもらうんだ、高齢者でも出来るよ(高齢者が)やらないだけでな」

これを言われた時「目からウロコ」でしたし実際祖母が転倒し腰を打った時「まずい転倒の仕方(我が家はこれで通じます)したんだろ」って私が言ったら「下手な方(後方転倒)した」と答えたんで、よほどこれが多いのだろうと思いました。

そこで「後期高齢者」を「転倒前提」に発想転換して後期高齢者保険の中に「前方転倒トレ」(仮称)を入れる事で体が動くうちに前方転倒のやり方を体に叩き込む事で万が一の時重要部分の怪我を少しでも減らすべきと思います。

私はタフとも努力家とも、ましてやエリートなんて思って無い それはリハビリを言った(自分が指示した)92歳の祖母だって分かってますよ。あれは100人いれば99人はしんどいもの私も祖母もそう

ただ我々はリハビリを「学校の宿題」とか「会社の仕事」とか そんな感じです。
「やらなきゃいい結果が出ん!!」って思うとこれが「自らの責務」へと変化する。
要は私が思うに訓練を頑張る人と挫折する人の違いってのは 文明国家とかは全く関係なく「会社で自分の仕事を全うする人と」「職場放棄する人の違いかなあ 
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【2240】Re: 老人党 川柳・狂歌   メルメル 2008-6-8 12:09
 ▼税金キックバックもね〜

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