老人党メルマガ(410)

9:Re: 老人党メルマガ(418)
北極星 02/26 07:10
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(418) ::: 2012/2/26
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【打てば響く】感想です なだいなだ
【16785】小沢氏、インタビュー、維新八策を評価  かっくるなかしま
【16764】Re: 橋下徹を扱き下ろすスレッド:船中八策(1) H.KAWAI
【16771】Re: 橋下徹を扱き下ろすスレッド:番外編「戦後処理の問題」  H.KAWAI
【16772】メディアによる世論操作   天の邪鬼
【16782】Re:メディアによる世論操作  タミゾール
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【打てば響く】感想です なだいなだ 12-2-20

最近の日本における出来事を見ながら、82歳の老人として、感想を書きます。
橋下大阪市長と維新の会の勢いが止まりません。かれは確かに大衆受けする存在です。かれなら、なにかやってくれるのではないか、と現在の霞が関の政治家に絶望感を抱く人たちは、大阪に目を向けたくなります。

「大阪都を」という主張は、大阪府より、大阪市の方が存在感がある現状では、一体化によって行政の簡素化になるのは確実だから、きっと税金が安くなるだろうという期待を抱かせます。しかし、そこまではいいとして、勢いに乗って、国政にまで、乗り出してきたときの、かれが(若いので必ず自分から出なくても、担ぎ出されて登場する場面があるかもしれない)どのような国あるいは社会のあり方を目指すのか、不安を抱く人もいるでしょう。

こういう時、老人は思い出します。これが老人の強みです。いたずらに恐怖心も抱かなければ、期待も抱かない。
つまり比較的冷静に見られるのです。もちろん危険も目に入ります。
たとえば橋下市長のもとに集まる人たちの会の名前です。「維新の会」だそうです。
この維新という言葉、明治維新が有名ですが、ぼくの耳には、同時に昭和維新という言葉も反響します。

昭和維新は昭和の軍部若手の将校たちが、社会を改革しようと志した時に、自分たちの行動目的として掲げた言葉です。
左翼の革命をあえて避けて用いた言葉です。そして、かれらは挫折し、挫折させた人々が、この言葉の魔力を引き継いで、日本を戦争に引っ張っていきました。その時のことを生々しく記憶するのが老人党世代です。

ぼくは軍隊の学校に行きましたが、この言葉を何度聞かされたことか。それによって生まれたイメージがあり、それに対するこころの中の反発があります。自分では、自分の運動をそう名付けようなどという発想は、持てません。

こころの中に抵抗感があってつぶされてしまいます。到底使う気になりません。
使っている人たちが、あの時代について無知であることも危惧します。知らなければ、警戒心もわかないでしょう。
かれらが力を得た後に、登場してくる勢力を、どうしても危惧してしまいます。今日はここまでとします。

そのほか、戦後に急速に勢力を伸ばした政治勢力についての思い出話というか、歴史的回顧は、(フランスのプジャーディスト運動や、ル・ペンの国民戦線運動などの、公明党も含め)連載などの一仕事を終えた後に書きます。
それまで少し待ってください。ぼくの体調は、心配ありません。
心配してくれる人に、心配して損したといわれるほど、少なくとも見た目には元気いっぱいです。
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【16785】小沢氏、インタビュー、維新八策を評価  かっくるなかしま 2012-2-24 15:22(編集)

小沢氏、インタビュー(↓)。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201202220897.html
(朝日、「増税解散なら政界再編」 小沢氏インタビュー、2012/2/22)

>>>(小沢氏は)消費増税反対の理由について「自民党がやってきた制度の延長線上でやってカネが出て来るわけがない。
>>>統治機構を含む政治・行政の抜本改革によってムダを省けるといって政権を担ったのに、その努力を全くしないで増税するのは国民の理解が得られない」と指摘。

“統治機構を含む政治・行政の抜本改革によってムダを省けるといって政権を担った”。

その通りだ。
- 証拠は、5つの主要政策の筆頭に掲げられていた「ムダづかい」、その箇所に、その箇所のみが、赤●で表示されていることだ。(元閣僚にも直接確認していた。)
- http://www.dpj.or.jp/policies/manifesto2009
- (民主党の政権政策Manifesto2009)

>>>橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会の公約集「船中八策」については「『決定でき責任を負う統治機構』という主張は同感。旧体制を壊して新しい仕組みをつくるという考えにも共鳴する」と評価した。

“『決定でき責任を負う統治機構』という主張は同感。旧体制を壊して新しい仕組みをつくるという考えにも共鳴する”。
ほー。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17061728(ニコ動、小沢元代表、「維新八策」を評価、2012/2/24)

ほー。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120222/plt1202221811005-n1.htm
(zakzak、日本創新党・山田宏、「“橋下改革”の真相…ブレーンが明かす“船中八策”全内幕」、2012/2/22)

山田氏によれば、
Q 政策決定システムの大転換とは、一体何か?
A 日本の統治機構の仕組みを変えて、(民意が反映された)政策が実現できるシステムに変えること。

キーワードが「統治機構」。・・・★ポイント
山田氏  「民主党の小沢一郎元代表はマニフェストに固執しているが、1つのファクターだ」
小沢氏  「統治機構を含む政治・行政の抜本改革によってムダを省けるといって政権を担った」

小沢氏がマニフェストの筆頭かつ勘所である「ムダづかい」に固執しているのであるならば、(小沢氏、インタビュー参照)
であるならば、「統治機構」(改革)で同じく重なり合うというわけだ。

ps.
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2012/02/post-462.php
(Newsweek、池田、「大阪維新の会は負の所得税で社会保障を「リセット」できるか」)

高校1年の数学を用いて若干の説明を加えるなら、
- 通常の所得税体系は、Xを所得、aを所得税率、従って、Yを所得税として、Y=aX の一次函数の世界。
- 消費税は、Y=aX+b、とするもの。消費が所得に比例的であると見做せばば、Y=(a+b)Xとしても可。
- 負の所得税は、直線を下にシフトさせ、Y=aX−c、としている。概ね、等価な基本所得も同様。 

負の所得税、あるいは、基本所得を、自分は高く評価しているのであるが、それが、容易に実現しうるとは、見ていない。
- その点では、山崎元氏と同様である。
役人が反対するし、メディアにも反対論に回る素地がある。
-  メディアには、行政による保護政策(免許、再販制etc)によって既得権益を護られているという側面があるためだ。

同時に、容易に実現しうると見てないのは、「富裕なお年寄り」という政治的ハードルをクリアする必要があるためだ。
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2012/02/post-462.php
(Newsweek、池田、「大阪維新の会は負の所得税で社会保障を「リセット」できるか」、2012/2/24)

>>>豊かな老人もいれば貧しい若者もいるのに、年齢という基準で一律に所得を移転するのはおかしい。現在の日本では個人金融資産の60%を60代以上が保有しているので、公的年金は資産の「逆分配」になる

>>>しかし有権者の過半数を50代以上が占める日本では、公的年金を負の所得税に変えることは政治的に不可能だろう。年金を積立方式に変えるという維新の会の政策も多くの経済学者の提案するものだが、現在の高齢者の既得権を侵害するので、与野党ともにまったく論議にならない

現在の高齢者の既得権を侵害する。
- 補足するなら、現在の豊かな老人の既得権を侵害する。

我が国の少子高齢化の人口動態を鑑みれば、引退世代の公的年金を現役世代だけからの所得移転でカバーするには無理がある。
- 無理というのは、現役世代(特に、30代以下の若い人たち)に負荷を集約させるのは、気の毒だと思うということだ。

であるから、高齢者への所得移転のルートとして、豊かな高齢者から貧しい高齢者への所得移転というルートを新たに設ける、それが我が国における負の所得税なり、基本所得の厚生経済的な意味なのだ。

- 豊かな高齢者からすれば、不満が生じるのは当然であろう。それは、私有財産であり保護されるべきものなのであるから。
であるが、その私有財産は、自分だけで築いたのか、社会的基盤(環境財・制度財)のもとで築いたのか。

程度の差はあれ、社会的基盤(環境財・制度財)のもとで、それは築かれているわけだが、だから、私財を提供せよ、それが当然だ、と言いたいのでは、ない。豊かな高齢者は、成功者であるのから、この国の行く末をなんらかの形で考える責務を伴うのではないか、「じっくり考えて見て欲しい」、それが言いたい。

橋下氏、維新の会、橋下主義を賞賛し、支持するからといって、それ(維新八策)が容易に実現できるとは、思ってもいない。
自民党から民主党への政権交代とは、持つ意味が違う。

-  社会構造や資本主義を変えようという場合、相応の社会的な意識の変化、社会的な合意形成を得るためには、相応の時間がかかると見るのが妥当。であるから、基本所得を支持する論者は、その難しさを同時に認めているわけだ。
-  ただし、そう多くの時間は残されていませんよ。人口動態は確定しているので、15年程度の時間軸で、歴史的評価、歴史的審判が下ります。(あの人たちが、こういう結果をもたらした、という)

ps.2
最後に、ポピュリズムについての、単純な話。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
>>>「populus(民衆)」に由来し、民衆の利益が政治に反映されるべきという政治的立場を指す。大衆主義。

民衆、大衆とはいったい誰なのか? という単純な話です。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1164.html
(社会実情データ図録、各歳表示の人口ピラミッド)

戦前・戦後には、民衆、大衆とは、数の構成から、若者を指した。(自明)
今では、明らかに、民衆、大衆とは、数の構成から、老人を指します。(自明)
Q それでは、ヒトラーは、誰に訴え、誰の支持を得たのか?
Q それでは、橋下氏は、誰に訴え、誰の支持を得たのか?
Q 民衆、大衆、即ち、数量優位にある人達に対し、媚びるのではなく、苦言を呈しながら、社会的な協力を仰ごうとする者は、それは果たして、ポピュリスト(大衆主義、大衆迎合者)といえるのだろうか?
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【16764】Re: 橋下徹を扱き下ろすスレッド:船中八策(1)  H.KAWAI 2012-2-22 6:30

これは反論ということではありません。

〇地方分権と言った場合、現在の都道府県に国の権限の一部を移管するといった「穏健」なものから、国は「外交と安全保障」のみに係わり、その他の権限は全面的に地方に移管し、更に地方組織は「道州制」に改編するといった「過激」なものまで考えられる訳ですが、我らが橋下は大阪府知事当時から「道州制」を唱えていましたから、当然この「最右翼」であろうと考えるのが自然な訳です。

〇ところが、最近国政選挙でのマニフェストの叩き台として、「大阪維新の会」が発表した「船中八策」なるものを見ると、橋下はこの「最右翼」でも無さそうなんですよね。何故なら、この「船中八策」には「外交と安全保障」以外の「政策」が大量に含まれていているからなんですよ。

〇どうしてこんなことになっているのかと考えて見ると、やっぱり橋下は独裁者を志向しているんだなと思えるんですよね。と言うのは、この「船中八策」なるものには、その「目的」というものも掲げられていて、それは、

・「決定でき、責任を負う民主主義」、「決定でき、責任を負う統治機構」、「自立する個人」、「自立する地域」、「自立する国家」、「日本の一人勝ちの時代は終わった」、「今の日本のレベルを維持するには国民総努力が必要」、「国全体でのオペレーションから個々の創意工夫による活性化」

と、いうもので、「さらっ」と読めば普通のことを言っているように聞こえるかも知れませんが、これらと、その後に掲げられた「政策」とを併せ考えると、結局は「強権主義」に砂糖をまぶしただけって気がするんですよ。

〇「決定でき・・」って、言ってますけどね、意見が色々あればなかなか決定できないのは当然で、よく言われるようにこれは民主主義の「欠点」なんですよね。ですから、「決定でき・・」ってのは詰まり「民主主義の否定」なんですよ。いや、選挙で選ばれた首長が「決定」するのだから、これは「民主主義の否定」じゃないって仰るかもしれませんよね。でも、ヒトラーも選挙で選ばれたんですよね。「選挙」は決して万能でも、神聖でもないんですよ。

〇それから、「・・責任を負う・・」って言ってますけどね、政治家が「責任を負った」ことなんてありましたかね。現にあの橋下だって府庁をあの危険なWTCビルに移転させて府民に損害を与えたとして、訴えられていますが、橋下は「そんなこと言われたら首長なんてやってられませんよ!」って反発してたじゃありませんか。
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【16771】Re: 橋下徹を扱き下ろすスレッド:番外編「戦後処理の問題」  H.KAWAI 2012-2-23 9:01 (編集)
 ▼松さん:「戦後処理の問題」は満杯でしたので。
>
http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=572&sty=2&num=100
>
○「この老人党に参加している人たちには、高い確率で先の自民党小泉純一郎を支持した人たちがいる」というのは強ち「ハズレ」とは言えないでしょう。しかしそういう人たちが「小泉に裏切られたと感じた」かどうかは分かりませんね。

○小泉は上手に逃げたし、その後も人気が衰えたことはなかったんですからね。
自民党が有権者から見放されたのは、安倍、福田、麻生の3人がヘタクソだったからじゃありませんか。
麻生に至っては漢字も読めなかったんですからね。だからここらで人心一新となったのは自然の流れじゃないんですか。
そもそも二大政党で政権のキャッチボールをさせるというのが、財界の戦略でもあった訳ですからね。

○それが狂ったのは、鳩山首相が性急に基地問題を解決するなどと言ったからで、小沢ならもうすこし狡く立ち回って簡単には辞任するようなことはなかったと思うのですが、こちらは「政治とカネ」で動けなくなっていたし、それをマスコミが囃したてたのが致命的だったんですよ。そしてマズイことに民主党が菅を代表に選んで、おっちょこちょいの菅が「消費税」を口走ったために、「捻じれ国会」になって、それで「政局国会」になってしまった訳じゃありませんか。

○確かにこの掲示板は政権交代を目標に掲げていましたが、「民主党のマニュフェストのおかしさ」は読めば分かる程度のことだったので、私は最初から民主党に期待してませんでしたよ。最初、民主党に期待した人は「小沢民主党」に期待したのであって「マニフェスト」に期待した訳じゃないんですよね。

鳩山じゃダメ、菅じゃダメ、前原じゃダメ、岡田じゃダメなんて分かりきった話じゃありませんか。
あ、蓮舫もですよ。でも、前原、岡田が過去に大失敗をしでかしたって事、皆さん忘れちまったのでしょうね。

○「少しは学習しろ」って少しは学習したんじゃありませんか?だから「小泉旋風」を遥かに凌ぐ勢いの「橋下旋風」には懐疑的になっている人は多いんじゃないでしょうか。「賞賛する人」は少ないようですよ。

○「どう総括しているのか」って、大体世の中、「前向き」な人ばかりで、後ろを振り返る人なんて歴者学者かマニアだけですよ。「大東亜戦争」も、「社会主義」も、「小泉旋風」も総括なんかされていませんし、自民党だって「下野」を総括してませんよね。
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【16772】メディアによる世論操作   天の邪鬼 2012-2-23 9:31

論客がひしめいている状況に恐れをなして長いこと敬遠していましたが、我慢の限界を感じて投稿する気になりました。

私は日頃からメディアのあり方に強い不信感を持っています。現代日本では形ばかりの「三権分立」が唱えられていますが、それら全ての上に君臨しているのがメディア、特に影響力の絶大なTVと多少落ち目とはいえ新聞です。
この二つが日本の世論を巧みに形成して思うがままに操っているのを見ると、戦時中軍部に協力して私たち国民を欺いていた頃を思い出さずにはいられなくなります。

ところが、この二つが本当に「公正な報道」に徹しているかというと甚だ疑問と言わざるを得ません。
あのワンフレーズ宰相を散々持ち上げたように、今また大阪のヒトラーもどきが英雄視されています。
かつての特高も青くなりそうなメールの検閲までする首長でもメディアの批判は及び腰です。

政党政治の行き詰まりが右翼の台頭を招いた過去の歴史をどう考えているのでしょうか?
今の日本は民主主義の国だから大丈夫とでも思っているのなら、浅はかとしか言いようがありません。
戦争は「熱い戦争」だけではないのです。

メディアの偏向報道の例として、最近よく取り上げられる「世代間格差」や「官民格差」があります。
どちらも決して公正な報道がされているとは思えません。「瞬間風速」だけで論じても説得力はないでしょう。
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【16782】Re: メディアによる世論操作   タミゾール 2012-2-24 9:18
 ▼KAWAIさん:おはようございます

今日は暖かいですが、来年また冬が来ると考えるとぞっとします。こういうマイナス思考がいけないんですね。
最近のニュースで気になったのは、高齢者がゲームセンターで時間をつぶしてるってものと、やけに高齢者の凶悪犯罪が目につくような気がすることです。

おもに、子どもの問題として上げられてきたことが、老人の問題でクローズアップしてるような気がする。
前者のニュースは好意的に取り扱われてたような気がするが、ゲートボールでの交流もあまり感じが良くないが、もっと感じが良くないなあ。もっと、よい時間のつぶしかたってないのかなあ。
後者のニュースはデータで見ないと危険ですが、人口構成比率も高くなるとともに、高齢者のイラつきが気になる。

思うに、長年自民党単独政権をゆるしてきた後遺症が出てるんでしょうね。
民主党政権のだらしなさをあげつらうことは簡単ですが、政権交代で一挙にすべてが変わるってのは幻想であり、それでもこれまでではできなかったことができている事実もある。

自民党のほうが風前の灯であり、対立する軸がないのが問題なんで、それはまだ時間がかるのだろう。
アホなテレビコメンテーターはアジって橋下さんなどの意向をくみ取ろうとしてるが、彼ら政治記者も自民党単独政権時代の遺物で対応ができてないから、ほとんどパニックになってる。

参議院の廃止をするには、参議院議員たちの3分の2の賛成が不可欠である。
自分たちで失職するような発議をするわけがない。よっぽど、その趣旨に大きな意味がないと。
どう考えても、数十年単位の時間がかかるだろう。つきあいきれない。

首相公選制って、象徴天皇制と矛盾しないって見解もあろうが、やるなら当然共和制で天皇制を廃止してほしいが、希望する私も当分は無理だって思う。教育委員会を廃止して、直接地域の首長のもと教育行政をやるっていっても、あくどい首長も多いし、選挙ごとに教育内容まで変えられたんじゃあ、墨塗り教科書だ。

教育委員会に民意が反映されないなら公選制もあるし、任命権者は民意の反映された首長なんで、間接的には民意は反映できよう。犬山はそうやって改革したし。どれもこれも、数十年レベルでの話で緊急性があるとも感じませんね。
高齢者には全く無関係の話でしょう。そんな眉唾なものに目を奪われてる場合だろうか。

まずは、自分の本来の仕事で成果を出してほしい。職員の思想統制など、隠微なことにうつつを抜かしてるんじゃあなくって、大阪の老人がゲーセンいかなくっても寛げ、コミュニティーに参加できるようなことを考えてほしいなあ。
『東京人』って雑誌のテレビ版のような「ブラタモリ」みてると、やっぱり江戸時代からのインフラや文化の蓄積のある東京は、けた違いにスゲエなあって思う。

それに対抗するって容易なことじゃあない。そもそも<対抗>するって発想が貧困なのかもしれない。
かくいう小生も、1週間弱で来年度の授業のシラバスを考えなといけないっておいこまれた状況で、<珍船中八策>を笑ってる場合ではない。

学生はシラバスを読まないので助かるのですが。市民が公約やマニフェストやアジェンダをまじめに読むようになっただけでも進歩って思うなあ。今まではそんなもの無意味だったので。
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