9:老人党メルマガ(260) 北極星 03/01 06:52 roujintou-news ::: 老人党メルマガ(260) ::: 2009/3/1 ========================================================================= 【4577】Re: テレビのアナログ放送の延期運動 pierre 【読者投稿】中川財務・金融相の技術詐欺 岡田元浩 【4565】Re: 御手洗日本経団連会長の“強弁” 柳沢のタンタン 【4567】Re: 経済馬鹿百景 かっくるなかしま 【4568】Re: 経済馬鹿百景 Gokai 【4583】オバマ大統領の演説を聴いて 北極星 【4588】Re: オバマ大統領の演説を聴いて 柳沢のタンタン 【4584】Re: 「政権交代は必至か?」より もぐら 【4554】何のためにメディアはあるのか pierre ========================================================================= 【4577】Re: テレビのアナログ放送の延期運動 pierre 2009-2-25 13:42 去る23日の『日本経済新聞』朝刊「クイックサーベイ」で地デジ移行についてのアンケートが報じられていた。それによると、「政府は予定通り2011年7月24日に地デジに完全移行すべきか」という問いに対する回答は、 『それまでに受診できる世帯が十分増えなければ、延期すべきだ』44% 『そもそも政府が勝手に決めたことなので、実施の必要はない』20% 『国策として決めたことなので、予定通り実施すべきだ』27% 『わからない』8% 『その他』1% となっていて、2011年の「地デジ完全移行・アナログ停波」に賛成しているのはわずかに27%に過ぎない。 これが世論というものであるに拘わらず、メディアはこの「地デジ完全移行・アナログ停波」に疑問を表明しないのである。 そればかりか日本テレビの久保伸太郎社長は完全移行を1年繰り上げることを主張しているという(『日本経済新聞』2009.02.24.朝刊)。 前掲の「クイックサーベイ」も、最後に 「政府は地デジの必要性を国民に周知徹底し、受信機を普及拡大させる努力を一層求められそうだ」 と書くだけで、これだけ多くの国民が疑問視している「アナログ停波」自体を問題にすることがない。 これはどうしてか。日本のテレビ、とくに地上波の各局はそのほとんどが大新聞の系列下にあり、この「地デジ完全移行・アナログ停波」を巡る利害は皆同じである。地上波テレビ各社はアナログと地デジの両方の設備負担を抱えて四苦八苦である。 これは同じグループの新聞社も無視できない問題のはずだ。 だから、こういう世論の動きは彼らの利害に反するので、できれば無視したいというのが本心なのではないか。 つまり、彼らは世論よりも自らの企業グループの利害が大事なのである。 そういうメディアに公正な報道を期待するのは、土台、無理というものだ。 ----------------- 【読者投稿】中川財務・金融相の技術詐欺 岡田元浩 09/2/23 6:4 本四架橋からかんぽの宿まで、文系独裁の政治やマスコミの世界では「技術的な嘘は追及されない慣習」が諸悪の根源になっているのです。 だから今回の中川大臣も「アル中」だけなら笑い事ですが、全世界に向けて、日本の製薬会社に故無き誹謗中傷をしてアル中を隠蔽しようとした事は許せない。辞任では済まないでしょう。任命責任者と2人で「籐丸籠」に入って世界中を回り、日本の製薬会社の信用回復とお詫び」の行脚を行うべきでは有りませんか。 ----------------- 【4565】Re: 御手洗日本経団連会長の“強弁” 柳沢のタンタン 2009-2-24 11:24 株価が下がっている事に対して「公的資金をつぎ込んで株価を上げろ」と言う経団連会長の発言があった。 グローバル経済の中にコンナ馬鹿な発言をする経済音痴が経団連の会長とは恐れ入った。 およそ株価は資本主義経済の中では結果であって原因では無い。 ソンナ資金があれば、此の11年間自殺者が毎年3万人以上も居る此の日本の国の状態を何とか救済する資金につぎ込まねばならないのが常識では無いでしょうか。経営者は自己責任で株価対策をするのが当然でしょう。 ご自分の会社は派遣切りで問題の会社の内の最たる会社の一社でもある。派遣労働者の多くの人を、低賃金で使用して収益を上げてきて、今度は切り捨てて、公金を使用して株価を上げろとは、手前味噌もいい所ですね。 会社は皆さんの生活の為にあるのであって、株価を上げる為にあるのではない。お金を儲ける事の前に皆さんの生活がある。主客転倒もいいところでしょう。経団連はその様な意識の人ばかりではないと思いますが。 ----------------- 【4567】Re: 経済馬鹿百景 かっくるなかしま 2009-2-24 13:19(編集) 株が上がろうが下がろうが、どっちでもいいので、つまり、忌憚無くものが言える立場なので、 忌憚無く言わせて頂くと、御手洗会長だって、そんなに馬鹿じゃ無いと思うぞ(^^ 他人のこと、馬鹿呼ばわりするの、多すぎ。 >経団連の会長の言によれば、株価の下がっている事に対して公的資金をつぎ込んで株価を上げろ、と言うような発言があった 元記事を、できるなら、きちんと引用して欲しい。 事実1...日銀が、銀行保有株の購入を再開した(↓)。 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009022300615 (出所:時事、「銀行保有株購入を再開=相場下落の悪影響を軽減−日銀」、2/23) >>大手銀行を中心に株価下落による損失で自己資本比率が低下し、貸し出し余力が縮小する懸念が高まっている。 >>日銀は株購入を「金融システムの安全弁」(白川方明総裁)と位置付け、銀行の損失リスクを肩代わりすることで、株安が実体経済に及ぼす悪影響を軽減したい考えだ 事実2...与謝野財務・金融・経済財政相が、(肩書きが長いな)、株価対策の検討の必要性に言及した(↓)。 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090224AT2C2400424022009.html (出所:日経、2/24) >>日本経団連の御手洗冨士夫会長が23日の記者会見で、銀行等保有株式取得機構による株式の買い取りを通じた株価の下支えへの期待を示しており、与謝野氏は「そういうことも含めて検討する」と語った。 「銀行等保有株式取得」でしょ。 >グローバル経済の中にコンナ馬鹿な発言をする経済音痴が経団連の会長とは恐れ入った。 >凡そ株価は資本主義経済の中では結果であって原因では無い。 >経営者は自己責任で株価対策をするのが当然でしょう。 「銀行等保有株式取得」とはいったいどういうことなのか、理解しているのかな〜。 以下のこれら(1)〜(3)は、それだけをとるとそれなりに一理あるところだが、(それは認めます) 天下の公人がそろいも揃ってだな〜、 経済音痴なわけ、ないじゃないか(^^ 牽強付会に過ぎると思います。 >(1)ソンナ資金があれば、現在此の11年間自殺者が毎年3万人以上も居る此の日本の国の状態を何とか救済する資金につぎ込まねばならないのが常識では無いでしょうか。 >(2)ご自分の会社は派遣切りで問題の会社の内の最たる会社の一社でもある。派遣労働者の多くの人を、低賃金で使用して収益を上げてきて、今度は切り捨てて、公金を使用して株価を上げろとは、手前味噌もいい所ですね。 >(3)会社は皆さんの生活の為にあるのであって、株価を上げる為にあるのではない。お金を儲ける事の前に皆さんの生活がある。主格転倒もいいところでしょう。経団連はその様な意識の人ばかりではないと思いますが。 他人を馬鹿呼ばわりするのは、何を言っているのか、きちんと理解されてからでも、遅くはないと思います。 ----------------- 【4568】Re: 経済馬鹿百景 Gokai 2009-2-24 13:52(編集) ▼かっくるなかしまさん:こんにちは。 >>グローバル経済の中にコンナ馬鹿な発言をする経済音痴が経団連の会長とは恐れ入った。 >>凡そ株価は資本主義経済の中では結果であって原因では無い。 >>経営者は自己責任で株価対策をするのが当然でしょう。 >「銀行等保有株式取得」とはいったいどういうことなのか、理解しているのかな〜。 株価の下落は、裕福な者にはむしろ無関係で、いわゆる低所得者層の方にその影響がでやすい。 株価下落が今後も続くようだと自殺者も増加しそうです。 但し、むやみに上げていいものでもないでしょう。社民党、共産党の議員さん、ここらは慎重にお願いします。 ----------------- 【4583】オバマ大統領の演説を聴いて 北極星 2009-2-27 20:40 オバマ大統領の施政方針演説を視聴された方は多いと思う。 1時間以上にわたる大演説であったが、少しの淀みも感じさせず、聞き手も喝采をもってこれに応えていたのが素晴らしい。 予行練習は当日午後、原稿表示装置を使った1回のみだというから、なんと見事なことではないか。 仮に多数の有能なブレーンの支えがあったとしても、彼の卓越した資質がアメリカばかりではなく世界が困難から脱出するための大きな力となることを大きな期待をもって見守りたい。 わが老人党掲示板にも様々な反応があることと楽しみにしているが、先鞭をつける意味で率直な感想を記してみる。 それにしても、いま世界中を経済危機に陥れている真の原因が何で、どこかの国あるいはいづれの機関にその責任があるのか、そこのところがどうにもわからない。いわれるように事の発端がアメリカのサブプライムローンにあるのだとすれば、アメリカは信用不安を世界に輸出した訳で、その辺について識者の解説をお願いしたいものである。 オバマの施政方針演説は「議長、副大統領、議員の皆様、そして米国の大統領夫人」との呼びかけで始まった。 終始自らの言葉で語りかける様は、大統領として選出されるまでの過程でテレビや新聞を通じて何度も見聞きはしていたが、その論旨は明快さと自信に満ちていた。 オバマは今世界中で荒れ狂っている経済危機について、およそ次のように述べている。 (1) 住宅市場の崩壊と、株式の暴落だけがすべての問題の始まりではない。 (2) 医療費が貯蓄を大きく侵食しているとわかっていながら、改革を先送りしている。 (3) 個人として、また政府を通じて、過去にない規模で支出を続け、負債の山を築いてきた。 (4) 手軽に利潤を得るために規制は骨抜きにされ、健全な市場は犠牲になった。 そして、「この危機を乗り越え米国経済を完全に回復させるためには、長期的な投資によって新しい雇用や産業を生み出し、他国との競争力をつけることだ。」とし、その具体策として (1) 自動車ローンや大学教育ローン、中小企業融資が提供されるよう促すための新しい貸し出し基金をつくる。 (2) 家を手放す危機に見舞われた家庭が月々の支払いを減らすとともに、住宅ローンの借り換えができるように手助けする。 住宅ローンの借り換えを行う平均的家庭は、返済を年に約2千ドル軽減できる。 (3) 主要な銀行に十分な貸出資金があることを保証するため、連邦政府は総力をあげて行動する。 (4) 大型雇用対策法が成立したことで、今後2年間に350万人の雇用を守り、あるいは創出する。 (5) 4月からは95%の勤労世帯を減税の対象にし、職を失った人への失業保険拡充と医療保険を継続する。 (6) 将来の借金から子どもたちを守るため、米国民の2%に当たる最裕福層への税優遇策をやめる。 家族の年収が25万ドル以下なら一文たりとも税金は上がらない。 演説は、「ありがとう。皆さんに神のご加護を。そしてアメリカ合衆国に神のご加護を。」で締めくくられた。 演説の切れ目ごとに盛大な喝采が送られ、立ち上がる姿が見られる中、自席でじっと見守る議員も目だつように思えた。 ニューヨーク市場のダウ工業株はこのところ半値になり、政府が救済した企業の破綻を食い止めるためには更なる資金の注入の必要も予想されているが、議会では資金追加に消極的な議員が少なくないというから、彼とて前途は平坦ではないだろう。 最後に私はオバマを選んだアメリカという国の凄さを思い、悪影響を受けた他国にも神の加護が及ぶことを切に願う。 ----------------- 【4588】Re: オバマ大統領の演説を聴いて 柳沢のタンタン 2009-2-28 14:25 私は経済の専門家で有りませんが、自分のささやかな経験から次のように思えます。 1947年頃から日本の国の産業はアメリカの市場に向けて色々なものを輸出して戦後の日本の産業を興してきた。 お蔭でわれわれは1971年のニクソンショックまで生活を維持し、今日の車社会に発展する事が出来た。 しかしながら、このニクソンショックは、アメリカの横暴な一方的な出来事であった。 弗の金と交換の破棄がこれである。不渡り手形と同じような物である。 アメリカの消費経済の行き過ぎのいわゆる借金政策の始まりであって、今日まで変動為替と言う事で推移して来たものが、その後のいわゆる金融工学なる考え方で弗の垂れ流しの上に実際上は架空の証券の発行で、言わば実態の無い空手形のばら撒きになった事と思われます。 (それ以前に現在アメリカは弗の発行で世界的に借金していてその借財は大変大きくなってます。) これが、金融機関に撒かれたことで大変な事態が生じた事と、ひいては証券会社にも被害が及ぼし世界的に影響が行き渡って市場からお金が消えてしまったと言う事のようです。 現在までのアメリカ向けの輸出も、この架空の市場を実体以上の市場と錯覚していた事にもよるでしょう。 これを払拭するには被害者に対してお金を供給する事によって正常化する事でしょうが、けれども当然インフレの問題が起きてくると思います。お金の価値は下がるでしょう。無い物に供給するのですから。 お金の供給には色々なノウハウがあるでしょうが、これにはいわゆる王道は無いでしょう。 オバマさんがどう言う風に処理してゆくか大変な問題であろうと思います。 日本でも公金の運用で莫大な損失を出したと言う報告がテレビで報道されてますが、これも金融工学のひとつで邪道です。 相場で上がり下がるような事に公金を投資する事は間違いで、人件費を使ってこの様な無駄使いは禁止すべきでしょう。 役人は無責任ですから。これは博打です。当然制約があって然るべきでしょう。 間違いだらけでしょうがこれが私の感想です。 ----------------- 【4584】Re: 「政権交代は必至か?」より もぐら 2009-2-28 23:06(編集) 小沢代表の米軍削減論が与野党で話題になっているようで。世論の反応はまだそれほどでもないように感じますが。 小沢さんは、米軍を削減した上で日本の防衛力強化を訴えており、この点は感心しないし、今後の動きはなんとも言えませんが、米軍の削減を明確に訴えたことは私は評価します。少なくとも米軍ベッタリの自民党よりはまし。 自民党政権では大胆な米軍削減は望めない。こういったことは政権交代でもしないと大きくは進展しませんわね。 オバマ大統領は対話路線を取っているから、日本で政権交代しても、小沢発言があったからいって拒絶反応を示すということはなく、対話には応じるでしょう。 小沢さんは海兵隊だけで十分とか言ってたけど、この発言をさらに進めれば海兵隊もいらない。 ----------------- 【4554】何のためにメディアはあるのか pierre 2009-2-22 16:44 今朝の『テレビ朝日』の「サンデースクランブル」を見ていたら、石原慎太郎都知事とテリー伊藤が対談していた。 その中で石原氏は、麻生首相が「怪我」という字を読めず、「かいが」と読んだという話から、首相が漢字を知らないのは致命的だ言い、中川前財務相については「彼は、父親・故中川一郎氏とともに酒好きだが酒が弱い」と切って捨てた。 この番組の終わりに長野智子キャスターが、この麻生首相の漢字知らず、中川前財務相の醜態について、「今の日本を象徴しているようだ」と言うのを聞いて、些か腹が立った。 これでは日本全体がダメだ、と言っているに等しいからである。 しかし、この国はそんなにダメなのか。そうではなく、これはこの程度の人物が首相や財務相に収まっている日本の政治の現実を憂うべきなのであり、メディアはそういう状況にもっと警鐘を鳴らし、国民に訴えるべきなのである。 長野キャスターは、恐らく口が滑ったのであろうが、それで許されるものではない。 中川氏が酒好きで、そのための醜態が度々であるというのは、政界では常識になっていたという。 そのような事情はメディアも承知の上だろう。そうであれば、あのG7の後の会見の醜態を、外国通信社が報じてから一斉に採りあげるなどということは、日本のメディアとして“醜態”に他ならない。 大切な国際会議の前後に、財務相という主要閣僚がかくも無様なことをしでかしているのに、その面前にいながら、誰もそれについて何も言わないと言うのは、ジャーナリストの名に値しない愚かな行いである。 メディアは何のため、誰のためにあるのか。その原点を、もう一度考えて貰いたい。 ========================================================================= ★メルマガは週刊で現在1024通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。 行区切り等を整理することがあります。 ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp へ。 ★新規配信・アドレス変更などについてのご連絡は、「メルマガ登録」からお願いします。 http://6410.saloon.jp/modules/formmail/index.php?id_form=2 |