9:Re: 「打てば響く」 転載 北極星 09/02 18:26 9月1日 政局が大きく動いたようなので、ここでぼくの感想を述べておきます。 今日、福田首相が辞職しましたが、突然の辞任にはいささか驚かされました。辞任したことに驚いたというより、突然の 辞任が安倍、福田と二度も続いたことに驚いたのです。しばらく前から、表情がさえなくなったなあ、とは思っていました。 この人もうつ病か。うつ病が流行りだな、と思っていました。 かれ自身は安倍元首相とは違う、安倍は病気、自分は病気ではないといっていました。 かれの気持ちを、ぼくの限られた情報から推測すれば(もっぱら推測力にたよってですが)、どうなるでしょう。 かれが前から気にしていたのは、海上自衛艦による給油活動の継続でしょう。国際協力とかなんとかいっているが、ずば りいえば、アメリカに対して申し訳ないということでしょう。これができないようでは、アメリカに顔向けできないと思ってい た。 この前は、衆議院の再議決で切り抜けた。今回もそれを考えて、ぎりぎり再議決可能な期間を持ちかけた。 ところがそれが与党内の公明の反対で通らなかった。公明の主張で会期を短縮させられた。そこで、公明に裏切られたと感じたか、麻生が、公明との二党間の折衝をサボって、自分の足を引っ張ったと感じたか。 ともかく、どちらに対してかは分からないが、これでカンカンに怒ったことは確か。 記者会見でも、感情が激しているのか、怒りを思い出すのだろう、顔が話すうちに 赤くなり、言葉を正確にいえなくなり、繰り返していた。安倍と違ったのは、この怒り。 安倍は自信喪失で落ち込んだ。かれは怒って、勝手にしろと投げ出した。身内を困らせる行為であることは間違いない。 重要なのは、国会がスムーズに運営されることではない。 この日本に民主主義を根付かせることである。そのためには、解散総選挙で政権の交代が行われる習慣を定着させること。給油活動にしても、国民の審判を仰げば、何も日本国の首相個人が、アメリカに申し訳ないということはない。 これが国民の選択ですから、といえばいい。「野党が協力しない」なんて泣き言を述べているようでは、民主主義の何たるかが分かっているとはいえない。 どっちみち、福田の後継に選択の余地はないだろう。また保保連合などというわけには行くまい。 今度こそは解散総選挙ということになるのだろう。 |