老人党メルマガ(431)

17:老人党メルマガ(447)
北極星 09/16 06:23
    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(447) ::: 2012/9/16
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【18150】提言2、年金、元派遣会社員さん   kounosuke
【18157】Re:次期衆院選の政党(候補者)選びの情報教えてください  白銀 金太郎
【18161】Re:橋下「日本維新の会」は期待できるか   ブンコウ
【18149】改憲論争の本質    J.J.McCIII
【18170】Re:改憲論の本質と集団的自衛権  dunc
【18166】Re:先生に望むこと  タミゾール
【18182】Re:イジメ問題(2)   H.KAWAI
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【18150】提言2、年金、元派遣会社員さん kounosuke 2012-9-12 23:37
 ▼元派遣会社員 さん:

提言のスレッドが一杯だそうですので新規に作りました。
http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=1567&sty=2&num=89
派遣会社員さんの意見におおむね賛成です。

柳沢のたんたんさんが保険に入っていて積み立てたお金で食っていると有りましたが、そんな保険があったのかな?
と思っていたら後の投稿で年金とわかり、わかっていない人だなぁと思いました。
70歳以上の元サラリーマンの多くは20万円近い年金を貰っています。

とりあえず問題にしたいのは、夫婦で40万円年金を貰っている家庭です、一応政府等にも提案しましたが、
「1世帯(2人)に付き国からの年金支給は30万円を限度に」というのはどうでしょう。
多額の年金を貰っている人を放置すると当然ながら成り立ちません。

柳沢のたんたんさんみたいに「約束だろ」という人が当然いますが、政府はそれを説得して年金支給を抑えなければ成り立ちません、(ただ野田政権では出来ないでしょう)
今、物価によって少し下げたりしていますが低年金者も同様に下げています。これも間違っています。
少し前に、安住さんが「年金を下げる事はしない」と言っていましたが、「年金を下げる事」が必要です。

昔はアメリカさえ見ていれば商売もうまく行きましたが、今はアジア数カ国共もライバルになっていますので、昔に比べれば難しくなってきていると思います、ですから派遣社員など不安定な職業も生まれました、時代の流れでしょう。
今の社会の良い所も悪い所も今の老人たちの責任です。

こういうサイトに投稿している老人たちはまだいい方で、社会の事なんか子供の将来なんてどうでもいいと考え遊びまくっている人たちが一杯います。私は、63歳です。
老人を中心としたこの様ないいサイトが有るので若者も投稿に参加して頂いて、おおいにぶつかればいいと思います。
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【18157】Re:次期衆院選の政党(候補者)選びの情報教えてください  白銀 金太郎 2012-9-13 8:15

時期衆議院の政党選択は難しいですね・・・まずはぶれない党首が居る政党を小生は支持します。
現政権を支持したのですが、あまりにも初心とかけ離れた政治?を行い民意が離れたと思います

関西の元気な政党が誕生しましたが、多分国民の期待に添えないと思います
これからの日本はイタリア、ギリシャ、ドイツと同様に1党で過半数を占めることは出来ないでしょう。
カオスの時代に入ると思います。

日本の政を行った当事者は自力で国を変えたことは無かった、全て外圧で変わった。
平家、豊臣、徳川、昭和の軍事政権等全て外圧で国が変わった。
果たして新党日本維新の会がどこまで出来るか疑問・・・
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【18161】Re: 橋下「日本維新の会」は期待できるか ブンコウ 2012-9-13 14:44

夏バテもいいところである。この夏、西に滞在し、アホに親しんだことで、下記のような妄想を夢みた。

橋下徹大阪市長が「日本維新の会」を結成し、着々と国政に挑んできた。
お茶の間暇老人としては、その手法が平凡すぎて物足りないのだ。結構乱れた市政に、即断で正して喝さいを浴びてきたが、いざ中央集権体制への破壊力というと物足りないのである。橋下徹が弁護士であることが災いしているのかもしれない。
がんじがらめの法という蜘蛛の糸をほぐすには頭のいい人には難しい。

安倍元首相に接近したのも、勘ぐれば、愛国主義を借りる算段だったに違いない。
橋下維新にとって損はない。お茶の間族も巻き込まれそうだ。国家統治をやろうなんて者は大抵国民なんて、空気感で煽りたて、一票でも多くとればいいのである。親しみを込めて「アホ、アホ」と呼べば角がたたない。

先日の朝日新聞、9月11日火曜日朝刊12面 に内田 樹(神戸女学院大名誉教授)が、指摘しているように、領土問題一つをとっても、アメリカの国益が見え隠れしていると、「日本と近隣諸国が軍事的衝突に至らない程度の相互不信と対立のうちにあることによって自国の国益が最大化するように米国の西太平洋戦略は設計されている」(引用)と記している。一度朝日新聞に目をとうしてほしい。

まして中央集金体制なんて壊しようもない。
アメリカが容認するとは思えない。またそのおかげでレントシーカー階層が日本の中間層を形成しているのだ。

橋下徹の限界は弁護士であることである。いまこそ バカになりきれる男、いや狂人と呼ばれるほどの人、ナポレオンなんて云わない、石川啄木 野口英世、え 高杉晋作 いや、政治とはほど遠いが、石川県白山市が生んだ杉森久英氏の著「天才と狂人の間」に詳しいが、精神界の帝王 島田清次郎 だ。いまだに 島清恋愛文学大賞なるものがある。

要するに、狂人的破壊者こそ日本を変える者だといいたい。
参考に清次郎語録を、
http://psychodoc.eek.jp/shimasei/goroku.html
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【18149】改憲論争の本質   J.J.McCIII 2012-9-12 22:40

>○改憲派の人達は「日本国憲法」を敵視しているのではなくて、「平和と基本的人権」を敵視しているんだという事、特に一般国民の「基本的人権」を敵視しているんだという事を理解する必要があると思いますよ。

私の知る限り、そんな改憲派はいない。「平和と基本的人権」を保障するには、憲法の一部改正が必要だと主張しているわけだ。

九条論にも誤解がある。「戦争のできる国」ではなく、「自衛のために」自衛隊を憲法上位置付けろと言っているのだ。
要するに改憲論争は、目的論ではなく、方法論なのだ。この本質だけは間違わないでいただきたい。
さもないと無益ないがみ合いとなる。

p.s.【蛇足】
せっかくだから、少し言わせていただく。

>○改憲派の人達は日本国憲法を押し付け憲法だと言って、自主憲法制定を主張するのだけれど、・・・
必ずしも多くはない。出自は問わず、ダメな部分を改正しろという人が多い。

もっとも、小生は“過去からの押し付け”と感じている。憲法は改正し得るものでなくてはならない。
そして常に、改正の努力を怠ってはならない。これは小生の持論だ。
マック五世(最近またできた)の世代は、どんな憲法になるか、楽しみじゃあないか。

>日本が憲法を改正して戦争の出来る国になっても、アメリカがあちこちで仕掛ける戦争に助っ人として馳せ参じる以外にやれる事は無いでしょうね。

こういうことを言うからには、以下の質問に答える義務がありますよ。
・世界中で、軍隊を憲法で位置付けている国がいくつありますか?
・そのうち、アメリカの助っ人に馳せ参じる国は何処と何処ですか?
・日本が、その内の一つになる必然的理由はなんですか?
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【18170】Re:改憲論の本質と集団的自衛権   dunc 2012-9-14 12:34
 ▼J.J.McCIII さん:こんにちは

冷戦下の日本の独立には米国側の不安が強く、実質的な占領を継続する為日米安保条約が結ばれ今も続いています。
日米安保破棄の改憲論は見た事が無く、米国製兵器による軍備増強と集団的自衛権とされる兵士提供がセットとなっています、しかし沖縄に代表される基地は負担が大きく「日米安保」が無くても、日本の国民は自立する気概を持っています、それが「普通の国」の姿では無いでしょうか。

監視船が鼻突き合わす尖閣の日中対立は死者が出てもおかしくない状況ですが、中国政府が先に軍事力を行使する事は無いでしょう。憲法で「武力による国際紛争の解決を放棄」した国を攻撃すれば、国際的に一方的な悪者になり制裁を受ける可能性も考えなければなりません。核保有国との領土交渉には「憲法9条の国防機能」は大切な武器で、若い人達も誇りを持って「日本国憲法の理念と機能を世界に広める」機会になればと願っています。

たとえ憲法を変え国防費を10倍にして徴兵制を実施しても、竹島も尖閣諸島も領土問題は何も変りません。
それどころか「安保」と「核の傘」を信じてアメリカを捲き込み「米中核対決」の形になれば、失う物の大きなアメリカは譲歩の材料として、尖閣諸島の中国提供を日本に迫るでしょう。

集団的自衛権って何でしょう、戦争は将棋と同じで作戦には必ず捨て駒が必要です。優れた指揮官がよく訓練された優秀な部下を単純で危険な任務にあたらせる事はありません。
従来から欧米ではフランスの外人部隊、イギリス軍のグルカ旅団等、捨て駒部隊として有名な存在があります。日米合同訓練や武器使用可能な自衛隊の海外派兵も、お金を出さない限り米軍指揮下の戦闘では捨て駒以外使い道はありません。

第二次大戦時、日本人二世の米軍442部隊はアメリカ史上最多の勲章を得た部隊として有名です。
この部隊は、大統領命令で特別に危険な任務を遂行し1年数ヶ月の戦闘で半数以上が死傷しました。
米軍が日本兵士の参加を望むのは当然ですが、若者の命でアメリカの歓心を買い、テロも引き受ける外交姿勢は、政党支援金まで払う日本の納税者として耐え難いものです。

憲法改正と軍備拡張にお金をばら撒く軍需企業と経営者団体は「人類みな兄弟」の国際人ばかりで海外資産も多く民族主義とは程遠い人達です。お金を受け取る政治家や学者、テレビや新聞のアジテーターも同じです。

最近では全体主義志向の人達が、過半数で好きな形に国を換えられる「96条改正」が焦点ですが、とんでもない思い上がりで、ジャンバーにサングラス、ラフなスタイルでポケットに手を入れベランダに出れば民衆が歓呼する北朝鮮の映像に憧れただけでしょう、この国の押し付けられた民主主義の弱点が露出した感じがします。
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【18166】Re:先生に望むこと   タミゾール 2012-9-14 9:05
 ▼J.J.McCIII さん:おはようございます。

おしかり、ごもっともでございます。こういう関心があることはいいことであります。私も、現職の小中高の教員でしたらこんな発言はできません。一歩距離を置いた(安全な地位)ですので言えることですね。
しかし、多くのいじめの言説はほとんどが、安全な地位の人がキャンキャン言ってるだけであるのも事実である。

私がいいたいのは、すでに示したように歴史的に4回も5回も、いじめが全国的な社会的問題として認知され、学校・教育委員会などを叩いてきたが、それが決して改善に向かう契機になっていないのではないか、あまりにもこの問題に短期的に集中的に関心を持ってしまったがために、解決への目を歪めてはいないかっていう提言であります。

いじめをなくすために万全を期してほしいという願いは、親や地域として当然でありますが、万全を期しても無理なこともあるっていう状況があるとしたならば、それを何とかしていこう、そして、学校や教委のみに丸投げでダメなら、親や地域も協調してやっていこう、忙しすぎてそれができないような社会なら、そういう社会もかえていこうっていう考え方もあり得る。

民間校長や公募教育長などはまだ数も少なくって、どれだけ優れあ効果が出ているかの実証は少なくって、安易にその是非を論じにくいとは思いますが、そうすればすべて解決するというのは安易な幻想だって思います。
やる気がないのはその通りです。しかし、やる気があっても誤った方向であれば、よりおかしいことになる。

いい方向づけができるように持って行けるやる気を持って行きたいとは思ってます。
いじめの問題が鎮静化しても、かように継続的に関心を持って行くのは大事だって思っています。
ただ、他にも考えるべき問題は多いことも事実です。バランスと、全体的な関わりも大事でしょう。
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【18182】Re: イジメ問題(2)   H.KAWAI 2012-9-15 14:46 (編集)
 ▼タミゾールさん:ここでもこんにちは

http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=1578&sty=2&num=48

○かつて国家は一般国民に対して権力を恣にしていたんですよね。それが近代国家になって国家の権力は制限されるべきであるとの考えから憲法が制定され、国民の権利が明記されるようになったんですよね。
○ですから憲法には国家の機構等に関する規定もありますが、本質的に重要なのは国民の権利に係わる規定であって、 義務の規定は無くても良い性格のものなんですよね。

○つまり「義務」は権利に対する制限規定によって表現する事ができるからなんですよ。ところが自民党の改憲案では、この「憲法は国家権力を縛るもの」との考えが後退して「憲法は国民を縛るもの」との考えが押し出されているんですよね。
○「第3条第2項 日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない」なんかはまさにそうですよね。

○更に問題なのは、第13条が、
・すべて国民は、個人として尊重される。・・
・全て国民は、人として尊重される。・・
と変更されている事です。「個」の一文字が消えることで、国家観がガラリと変わるんですよね。

○但し、第24条第2項の、
・法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。は、
・法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

と、そのままですが、これはこの規定が婚姻等の家族関係に関する規定だからで、公と私とでは違うということで理解できると思います。つまり「滅私奉公」の考えが復活していると言えるでしょう。

>社会有機体論が間違いなのはその通りですが、個人のみを基盤にした政治哲学ってのも、無理があろう。
>ただ、欧米の個人主義的な国々で個人の価値のいきすぎをのべるのと、日本でそれをいうのは意味合いが違いますね。
>日本の場合、すぐに国家有機体説になっちゃう。

>個々人の主体性ってやっぱり大事でしょう。
>でも、市民の個々人の主体的な政治参加が国民国家のおそろしいまでの他国への侵略につながることは、第3共和政期のフランスの植民地政策を見てもわかる。

>典型的な進歩的立場ってのはなかなか意味が大きいとは思うのですが、それだけではいけませんね。
>いじめの問題の根っこにもこういう、人権意識や共同体の問題があるんでしょうね。

○「個」を否定する考え方はまさしく君が代強制に現れていると思いますよ。
大阪市では新入職員の入庁式で君が代斉唱が行われるようになりましたが、大阪市は地方公共団体なので、国歌斉唱は無意味。国歌は国家が行う式典等に限るのがスジ。

○入庁式は単に新入職員を受け入れるためのセレモニーなので労使対等のハズ。
君が代は単に市長の趣味。趣味を押し付けられても迷惑ってのが実感ってこれ「個」がエンジン全開でしょう。

○結局こういうのって、理非はどうでも体制には逆らわない人間を育て上げる儀式でしょう。
君が代はそのための小道具。そうして採用された職員は市民の方を向いて仕事をしてくれるんでしょうか。
違いますよね。市長の方を向いて仕事をするんですよ。

○参考までにWIKIから引用します。
・権力掌握以降、ヒトラー崇拝は国民的なものとなった。1935年1月22日には公務員・一般労働者が右手を挙げて「ハイル・ヒトラー」と挨拶することや、公文書・私文書の末尾に「ハイル・ヒトラー」と記載することが義務付けられた。
民衆が党や体制に対する不満を持つことがあっても、地方・中央の党幹部に批判が向けられ、ヒトラー自身が対象となることはほとんど無かった。
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