老人党メルマガ(451)

15:老人党メルマガ(465)
北極星 01/19 07:04
    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(465) ::: 2013-1-20
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【19283】原発施設 輸出について        原口 隆志
【19287】Re:まことに ちいさな国が・・・その4  柳沢のたんたん
【19288】Re:まことに ちいさな国が・常温核融合 kounosuke
【19291】Re:まことに ちいさな国が・洋上風力発電,原発240基分  kounosuke
【19281】Re:衆議院選挙と新しい日本のかたち 柳沢のたんたん
【19282】Re:衆議院選挙と新しい日本のかたち 三田尻村
【19280】日経平均、震災前の高値を更新     かっくるなかしま
【19284】Re:日経平均、震災前の高値を更新   タミゾール
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【19283】原発施設 輸出について   原口 隆志 2013-1-15 18:13

民主党政権時節 前原 誠司さんが、ベトナムへの原発施設の輸出について肯定的であつたことに、一部 反応があつたものの、その後 マスメディアから、この問題消えてしまったる所謂「脱原発」、「卒原発」をいう政党・政治団体は言うにおよばず、所謂新原発の千葉で、しばしば発言する、原子炉メーカーに勤め、いまは「反原発」で発言している人達も何故か、三菱、東芝など原子炉メーカーに対して、そして政府に対して何も言わない、抗議しないのは、どういうことであろうか。

反原発の側に、何か政治的魔手が伸びていると思わざるをえない。
安倍政権は「原発推進」を参議院議員選挙後に公然化することは間違いないが。
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【19287】Re:まことに ちいさな国が・・・・・その4   柳沢のたんたん 2013-1-17 11:08

人類は地球上の生物の一種に過ぎないが、いずれ行く先は膨張する太陽に呑み込まれる運命にあることが解明されている現在、地球上に有害な放射能物質を拡散して自ずから自己の生命を破壊する行為を恐れも無く原発と言う目先のエネルギーの確保に狂奔する姿は、子供の頃に読んだイソップ物語に出て来る様な行為であろうと思われます。

たまたま今朝の朝日新聞によると、厚労省の大臣が生活保護受給者への支給額より少ない低所得者がいるということで、生活保護の給付額を減らす事に熱心だと言う記事が載っていたが、まさに本末転倒の哲学の不足の政治の貧困と言わねばならないでしょう。
この大臣は日本国の憲法を読んでいないのではなかろうかと思われる。

これが現在の日本の政治をあずかる政府の要人の考え方であろうか。
この様な貧困な思想の持ち主はすべからく直ちに免職に値すると思うが、いかがでしょうか。
20%にも及ぶ生活困窮者を無くする事が政治の目的の重要な課題である筈である。
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【19288】Re:まことに ちいさな国が・常温核融合   kounosuke 2013-1-17 16:23
 ▼ブンコウさん:こんにちは

>ところで、原発うんぬんいろいろ拝見させて頂いておりますが、つぎのようなブログ?を見つけました。
>http://amateur-lenr.blogspot.jp/2011/10/blog-post.html
>原発問題とからませ、どなたか 論じていただけませんか。

常温核融合は前から聞いていましたが、ブンコウさんの指摘の話題でしたのでネットで調べてみました。
実現すれば素晴らしい物ですが、まだまだ遠い様です。それから、原料となる三重水素は放射性物質と有りましたが、どうなのでしょう。
原発は、自民党が参議院選挙で勝ったら、すぐにでも再稼動するようですので、今の内に、ガスコンパインド発電や再生エネルギーの設置をすこしでも多く進めて欲しいです。そうすれば、電気は充分に足りるので、原発の再稼動にブレーキがかかるのではないでしょうか。
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【19291】Re:まことに ちいさな国が・洋上風力発電,原発240基分  kounosuke 2013-1-18 14:54

追加です。
17日のテレビ朝日「モーニングバード」で洋上風力発電の特集をやっていました、原発240基分の潜在能力が有るそうです。

揚水力発電とセットにすれば、効率がいいと言っていました、揚水力発電は原発の所には有りますので、活用した方がいいでしょう。ただ、発送電分離になっていないのがネックだそうです。
世界各国は発送電分離が当たり前だそうですが、果たして原発推進の自民党政権はやるでしょうか?
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【19281】Re:衆議院選挙と新しい日本のかたち 柳沢のたんたん 2013-1-15 16:02

株価が上がったといって皆さん喜んでおられるようですが、株価が上がったといっても、貧困層の大方の人達は、あまり関心がないと思われます。生活に必要な資金、需要の購買力が増えない限りデフレの解消にはなりません。
貧しい約20%の人達はむしろ、ハイパーインフレになるのではないかと心配している人が多いと思います。

貧困層の人達にお金が回ってくれば、それが購買力になります。災害に遭った人達にお金が回ってこそデフレ現象の解消になります。
そういう経済政策が編み出せない物でしょうか。政府は、お金持ちにお金を回して景気の高揚を図っているようですが、お金持ちは余裕の資金は沢山お持ちのようで、儲からない所には投資いたしません。これは格差の助長にしかならないのでは。

60万人の就職口を増やすといっても、底辺に居る200万人の生活を満たす政策には程遠い事でしょう。
経済は単純な算術で答えが出ると思います。モット思い切った政策が取れないものでしょうか。
所得税法や相続税法などの改正も検討しているようですが、お金の使い方はもっと大切のように思えます。
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【19282】Re:衆議院選挙と新しい日本のかたち 三田尻村 2013-1-15 17:26

安倍政府は、国債でもって60万人雇用を拡大と言ってますが、企業の内部留保が全体で300兆円前後あるようです、これを効果的に使うという政策はないでしょうか・・・?。それはそうと、昼休みの番組で柴田哲孝の著書「チャイナ・インベイジョン」を地でゆく作戦命令が中国であったとありましたが・・・。本当でしょうか。
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【19280】日経平均、震災前の高値を更新   かっくるなかしま 2013-1-15 12:13 (編集)
 ▼タミゾールさん:こんにちは。

まー、仰ることは、心情的には解りますが、ー 言われていることが解るということで、同意するわけではありませんが。
我が国の歳入の半分が、「国債」の発行で賄われていて、同じく歳出の半分以上が、医療費と年金の支払いに充てられているのですから、
資本市場(のうちの国債の発行・流通市場)の存在意義を否定したら、社会保障そのものが成り立たないでしょう。

ps1
税収だけに依存する、それを即座に実施しようとすると、社会保障を切り捨てればよい、となり、本末転倒。
ー 新自由主義者(原義のリベラリスト)は、経済右派であるけれど、歳入を税収だけに依存するとなると、大喜びするのは、もっと経済右派な茶党とか「リバタリアン」とかですが。

ps2
増税すること、今の歳入構造のもとで、国債による財源調達を止めるとなると、「大増税」ですが、
それは、所得税の累進税率を上げる、民間企業に増税するといったことなどでしょうが、
ある閾値までそれは可能であっても、自ずと限界があるでしょうね。

ー 一つ、先進国の経済は、GDPの5割を消費財・サービスで回しているので、民間部門への増税は、消費財・サービスの供給者(企業および労働者)を圧迫する。
ー 一つ、民間企業のうち、所謂、大企業は、資本集約型の装置産業であるが故に規模の効果の要請から、大企業とならざるを得ない。
それらは、輸出を通じて、輸入支払いに必要な外貨を獲得するが、過度な増税は、生産と雇用の海外移転を促進しうる。

一 一つ、我が国は、潤沢な対外純資産により、国際収支の黒字を維持している。それにより通貨(円)の信用が維持されているが、大手製造業の輸出競争力が損なわれて、経常収支が更なる赤字基調に転じれば、悪性の円安と資源・エネルギーインフレに見舞われる。

ー 一つ、増税は、財・サービスの生産(供給)部門に課せられるから、もろもろの社会保険料(という名目での税金)の担い手である民間の現役世代の家計を直撃し、社会保障の存立の基盤を脅かす。

ー 一つ、資本移動が自由化されているから、大増税とならば、キャピタルフライト(資本逃避)が起こる。
その時点で、債券・株式・円通貨のトリプル安が起こる。
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【19284】Re:日経平均、震災前の高値を更新    タミゾール 2013-1-16 9:40
 ▼かっくるなかしまさん:おはようございます。
 詳細な経済分析をありがとうございます。完全についていってませんが。

>今の歳入構造のもとで、国債による財源調達を止めるとなると、
>「大増税」ですが、それは、所得税の累進税率を上げる、民間企業に増税するといったことなどでしょうが、
>ある閾値までそれは可能であっても、自ずと限界があるでしょうね。

>ー 一つ、先進国の経済は、GDPの5割を消費財・サービスで回しているので、民間部門への増税は、消費財・サービスの供給者(企業および労働者)を圧迫する。
>ー 一つ、民間企業のうち、所謂、大企業は、資本集約型の装置産業であるが故に規模の効果の要請から、大企業とならざるを得ない。それらは、輸出を通じて、輸入支払いに必要な外貨を獲得するが、過度な増税は、生産と雇用の海外移転を促進しうる。
>
>ー 一つ、我が国は、潤沢な対外純資産により、国際収支の黒字を維持している。それにより通貨(円)の信用が維持されているが、大手製造業の輸出競争力が損なわれて、経常収支が更なる赤字基調に転じれば、悪性の円安と資源・エネルギーインフレに見舞われる。
>
>ー 一つ、増税は、財・サービスの生産(供給)部門に課せられるから、もろもろの社会保険料(という名目での税金)の担い手である民間の現役世代の家計を直撃し、社会保障の存立の基盤を脅かす。
>ー 一つ、資本移動が自由化されているから、大増税とならば、キャピタルフライト(資本逃避)が起こる。その時点で、債券・株式・円通貨のトリプル安が起こる。

「ある閾値までそれは可能であっても、自ずと限界があるでしょうね」という部分ですが、正直我が家計の閾値は限界が来ています。
国民年金なんて、国家的な振り込み詐欺ではないかっていう意見にも納得する部分もある。私の世代は寿命までいけばそこそこ元はとれるし、障害年金はそういう立場になれば助かる。しかし、遺族年金は子どもがいないのでまったくない。

富裕でない高齢者たちも、そろそろ家計の閾値を迎え、消費をきりつめて景気を抑えてる。
そう比較すると、企業部門の閾値はまだ実際には余裕があるように思えてしまうのです。大企業にならざるを得ないシステムや輸出に過度に頼るシステムや安い労働力に頼ろうという考え方なども転換の時期に来てるのではないかって思うのですね。

消費税が10〜15%になろうとも、老後や不足の事態のときの支えが見えれば安心です。
同時に、応分の負担を企業にも求め資産の海外移転にもブレーキをかけるべきではなかろうか。
国際収支がトントンになっても、国債の償還が進み、内需優先の経済状況が構築されればそれでいいのではなかろうか。
自民党の経済政策も、短期的には有効としても、一段落した後はさらに国債が山積みされ、にっちもさっちもいかなくなりそうだ。

短期的なカンフル剤をうったあと、長期的にどうするか、成長戦略っていったって海の物とも山のものとも分からず、当たればでかいが、当たらなかったときはどうするのか。10年ぐらいしかもたない考え方に思えてしょうがない。
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