老人党メルマガ(220-1)

1:老人党メルマガ(220-1)
北極星 05/25 07:51
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(220) ::: 2008/5/25
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【2074】なだいなださんも怒りの声・後期高齢者医療制度 珠
【2075】Re: 後期高齢者医療制度の根本問題     e-seigi
【2081】Re: 後期高齢者医療制度の根本問題       J.I
【2082】Re:「自衛隊イラク派遣は憲法9条に違反」名古屋高裁判決 珠
【2045】Re: 食糧危機と日本の農業  もぐら
【2020】Re: 食糧危機と日本の農業  獏
【2025】Re: 食糧危機と日本の農業  GOKAI
【2047】Re: 食糧危機と日本の農業  あくまの査問官
【2060】ご飯とパンの値段      J.J.McC III
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【2074】なだいなださんも怒りの声・後期高齢者医療制度 珠 2008-5-23 12:18(編集)

バーチャル老人党の提唱者なだいなださんは、「つむじ先生の処方箋」を『婦人之友』に連載していらっしゃいますが、6月号で150回になりました。今月号のお話は「助け合ってこそ人間」と題して、後期高齢者医療制度、ひいては日本の医療保険制度についての怒りと提言です。

後期高齢者として取材を受け、「この提案をした官僚、お墨付きを与えた有識者、法制化した当事の厚労省大臣、これらの責任者の顔が見たい。《おーい、出てこーい》」と怒り、マスコミがこれらの責任者の名前を出さないことに言及します。

記者が尋ねた「医療費増加に歯止めをかけ、赤字解消をどうするか」について、
「本来なら健康保険は助け合いであること」を前提に、

・高齢者を切り離すより、健保は日本で1つにまとめて単純化して経費を節減。
・大きくて高価な医療機器は、各病院がそろえるのでなく地域でセンターを作って利用。
・アルコール依存症や肝硬変の治療は酒税費から、肺がんはタバコ税からも少なくとも半額は健康保険費に補填する。
(タバコ税につては、ミネさんも同様のご意見を投稿されていましたね!)
 http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=232&sty=2&num=7
・ほとんどの老人自身が無駄な延命治療を望んではいない(今ならあらかじめ書いておくこと)ので止める。

などを、分かりやすくユーモアを交えて具体的に提案され、「助け合ってこそ日本人であることの意味もある。健保はその象徴だ。」と締めくくられています。そして怒りを覚える制度に対し「絶望するより投票所へ行こう!」と。
また編集長はこのエッセイを「読むことで溜飲を下げるのでなく、自分で考えるヒントとして」読んでもらいたいと希望を述べています。

『婦人之友』は女性誌ですが、内外の時事問題や座談会、教育・環境・農業などの話題も充実していて、中・高校生時代の子供や、夫もよく読んでいます。なかでも政治・事件・社会問題をなださん特有の角度からユーモアを含んで指摘される「つむじ先生の処方箋」は、家族中で楽しみにして真っ先に読むページです。

なださんは『婦人之友』と『ちくま』(「人間、とりあえず主義」こちらも117回です)に、毎月連載されています。
この4月から隔月の健康雑誌『IPPO(いっぽ)』にも、健康エッセイの連載「老いてもアウグストウス」が始まりました。

初夏号の第1回は「若いといわれてやにさがるな」。
「まずは老人よ、風格を追い求めよだ。若いといわれてニヤニヤするな」と…(あら、いけなかったかしらン)。
「お若いと言われ いよいよトシと知り」珠

なお、『婦人之友』と『ちくま』の連載をまとめた本は、『つむじ先生の処方箋』(五月書房)、『専門馬鹿と馬鹿専門ーつむじ先生の教育論』、『人間、とりあえず主義』、『ふり返る勇気』(以上3冊筑摩書房)から出版されています。
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【2075】Re: 後期高齢者医療制度の根本問題 e-seigi 2008-5-23 15:07

少し前までは、健康保険も本人は初診料だけで、以後の治療は無料たった。
その当時は人口が増え続けて、病気になって治療を受けない人、若者の方が圧倒的に多かった。
その頃には当然治療にかかる費用よりも掛け金の累積額、蓄積が多かった。

それが、いつのまにか赤字になり、支える若者の方が病気の年寄りより少なくなったと言う理屈である。
これは年金制度と全くそっくりの理屈である。もちろん年金同様に無駄な施設や箱ものを作り続けていた。
この責任を誰にも問うてはいない。
しかも人口減少に手を打たず、今後もそれが避けられない自然現象のように宣伝している。
 
大病院の薬剤部長を3年やれば家が建つとは、御当人から聞いた話である。
また病院関係の機器や薬剤メーカ業者の販売活動費用は半端なものではない。
その過剰な医療関係者へのサービス費用は、薬価に上乗せされている。
医療費の削減薬品の価格低減こそ、先ず第一にすべき医療費削減策である。
 
病院関係の帳簿には「薬価差額」という項目がある。保険点数と製薬会社から入る仕入れ金額との差額である。
当然これは不当な利益項目である。これも半端ではない。効き目の怪しい慢性病の治療薬や、新開発の医療機器に軍事品並の価格設定を許容していては、いくら保険料を上げても間に合わないのである。

医薬分業も名目だけで、院外処方と言いながら、医師に対して選択した薬品からのバックマージンか出ている。分業のためにかかっている余分な人件費も削減する必要がある。
またジェネリック医薬品の普及も意図的に遅さられているし、最初の開発薬品の価格を下げないような要求も、アメリカから「対日経済改革要望書」で指示されている。これらによる無駄な金は何兆円の単位である。

これらの根本原因を除かなければ、道路族の問題と同様に、医療族の懐に金が消え、本来新人医師の増加にかけるべき金も出ず、金持ちの医者の子弟だけが、高額の学費を払って医者になるので、優秀な若手の医師が不足する。

ただ反対するだけでなく、本質を明確にして議論しましょう。75歳で分離するのは、将来の負担者への値上げの前提以外の何ものでもない。そんな政・官は抹殺せよ。もちろん選挙で・・・。
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【2081】Re: 後期高齢者医療制度の根本問題   J.I 2008-5-24 2:04

根本問題・私は幸いなことにあまりお医者さんにかかったことはないので、医療についてはよくわからないけれど、e-seigiさんが言っておられる医薬品については、数年前、もっとまえか、過剰投薬ということが問題になっていたことがありました。

ゼネリック医薬品については日本は「遅れている」そうですね。開発医薬品の薬価について、かの「経済改革要望書」で、というのは初めて知りましたが・・

私は母の介護を足掛け7年やっていましたがその間介護保険制度の不合理を感じていました。これは多分医療についての・と同根なのではないでしょうか。いま「高齢者介護」の世界では被介護者についてその要介護度に応じて決められた利用限度額一杯使っての介護が「よい介護」ということになっているようです。被介護者が望むと望まざるとに関わらず・・つまりいまの介護保険制度の運用は被介護者には関係なく、介護事業者のためにされている。ということでしょう。

それでもなお介護事業は経営が難しく、その結果不正請求は後を絶たず・・せんだって大問題になったコムスンの・などある意味では・折口氏の経営方針はともかく・それの膿が噴き出しだしたもの、とも言えるのではないでしょうか。

介護の世界はまだ医療のそれよりは規模は小さいし、「制度」が出来てからまだ8年?ですから注意していると色々おかしな事が目につきますが、医療はすでに確立された世界だからいままで当然の事として過ごされて来た事がこんどの医療制度改革であぶり出されてきた、と言うことなのではないでしょうか。

後期高齢者という言葉がどうとか、天引きがどうとかという問題ではないように思います・・・
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【2082】Re:「自衛隊イラク派遣は憲法9条に違反」名古屋高裁判決 珠 2008-5-24 12:36(編集)

「イラク訴訟・名古屋高裁判決を受けて」で、名古屋訴訟弁護団の弁護士さんのお話を聞く機会がありました。

主文において敗訴であるこの裁判が、原告側にとって勝利といえるのは、
1)新聞のイラク報道資料や、DVD「イラク−アメリカ軍の撤退を求めて」(子どもを中心にクラスター爆弾や劣化イラン弾の被害を記録したもの)などの資料を提供。

これを見た裁判官によりこうしたイラクの状況の情報を見れば、どんな控えめに見ようと、悲惨な「戦争」であるとするだろう、イラク戦争は戦争であって、「戦闘地域ではない」などとはいえない、またアメリカを中心とする多国籍軍への協力は「戦争協力」に他ならない、との判決を得た。

2)今までの政府見解に基づいて、憲法違反である。という指摘を行った。

この2点が大きいということです。ことに(2)については、政府見解に基づいているため、この判決を政府が批判しようにも出来ない、ことを言っておられました。

また、この裁判の大きな影響として、もちろん第一は、
1)「自衛隊派遣は憲法違反である」、ことですが、もうひとつの重要な点は、
2)「平和的生存権の具体的権利性を認めた」、ことだそうです。

かつては「平和的生存権などという人権はない」だったのが、
→「あるが抽象的なもので、裁判上の保護は求められない」となっていた、それが今回は
→、「平和的生存権について、裁判上の差し止め請求、場合によっては賠償要求が出来る」、ことを認めたそうで、天木氏が外務省職を失った点についての判断が大きかったそうです。

主文において敗訴しているというのは、
「具体的根拠において平和的生存権を侵される場合があるが、今回はそうではなかった」と認められなかったということです。

しかし、ここで具体的権利を認めるという判決が出ると、上告になって判決がひっくり返る可能性が高かった。敗訴で結審したため、これ以上争えず、判決が確定し、結果として、大きな意味をもたらしたことになったそうです。

他にも国賠訴訟の調書に「判」が押されてなかった(有効性がなくなる)という裁判所側のミスを、なんとコピーミス(あり得ない)だと言い訳したり、関係した検事を地方に飛ばして証人喚問をさせなくしたりと、いかに裁判所と法務省がグルになって「判」を押してない調書について隠蔽しようとしたか、というお話も伺いました。

最後に、マスコミに出るのは引退した裁判長の話題ばかりですが、この裁判には他に2人の若い裁判官がいます。彼らが今後、どのような職場に着かされるか、それは司法の独立性とも関係します。それを市民として見守っていくことが必要だという指摘もされていました。国や公務員というものをつくづく考えさせられる会でありました。

10:Re: 老人党メルマガ(224-2)
北極星 06/22 06:52
【2347】Re: 秋葉原で通り魔、死亡「6人」 Gokai 2008-6-18 19:42:30 [返信]
 ▼イワオさん:

>「名こそ惜しけれ」坂東武者のスローガンですか。武士の生活基盤は禄高です。それは農民の年貢をベースにしています。年貢は常に生かさず殺さずのレベルで決められ、農民に決定権はありません。
>農民の働きから生み出された禄高で生活した武士のスローガンが「名こそ惜しけれ」です。

調べるのが面倒なほどこの時代についての知識は無いんですが、

坂東武者がいた平安鎌倉というのは農民と武士の境はあまり無かったのでは ないか、百姓が武士にもなり、武士もまた百姓や野盗山賊にもなった時代ではないかと思うんで、当然字が書けりゃ苗字もあった、この苗字が「名こそ惜しけれ」の「名」なんだろうと、ところが権力が安定固定化した江戸時代、この名が一部の支配者によって独占されて、非常に捻じ曲げられた状態ではあったが引き継がれた。

一方、この苗字を取り上げられた人々にとってこの政策はある種、人の本能の発現を抑えられた虐待政策であったと思います。

苗字を大切にするということは先祖を大切にし、子孫を大切にし、家族を大切にするということであって、更に拡大すれば社会を大切にすることなのだと思います。

昔、ある人の「人間には殺人衝動がある」という投稿に対して、私の「それは本能が壊れている」発言に対してイワオさんと本能について対立したとき、あの時も少しは言ったかもしれませんが、人には個の保存本能と種の保存本能が有るのだということで、
人間社会の倫理はこの種の保存本能の成し得る業であるといいたかったのですが、
そしてだから今回の「名こそ惜しけれ」もそれとまさに同じ意味なので、プータロウに押し付けるためのものでなく、
プータロウを救うためのものにならないかと言う事です。

人は人生において、10人が10人大成功するわけも無く、一人二人は楽しんで、4割5割の人はまあまあで、1割以下の下部の人は犯罪を犯しかねないほどの苦痛の人生かもしれません。
でもそのときに、良き名を後世に残す使命を先祖から子孫からあるいは血族から持たされてさえいれば、人は極端に反社会的な事をせずに済むかもしれない、このように思うのですが、そういう意味で、「名こそ惜しけれ」という言葉を出してみました。

>まず現状認識です。
>だれにいちばん責任があるかの。文句垂れる相手をまず特定することが良いように変わる為の一歩です。

そして何をどうすればよいのかです。
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【2352】Re: 秋葉原で通り魔、死亡「6人」 イワオ 2008-6-19 20:57
 ▼Gokaiさん:

>調べるのが面倒なほどこの時代についての知識は無いんですが、

はい、私も無いです。

>坂東武者がいた平安鎌倉というのは農民と武士の境はあまり無かったのでは ないか、百姓が武士にもなり、武士もまた百姓や野盗山賊にもなった時代ではないかと思うんで、当然字が書けりゃ苗字もあった、

「百姓が武士にもなり、武士もまた百姓や野盗山賊にもなった
時代」は違うと思います。

足軽は農繁期には百姓に戻りましたが、指揮官である武士は専業でした。
「字が書けりゃ苗字もあった」のは、大将クラスで足軽ではないと思います。

正確には、農民と武士は足軽というパートタイムの武装農民によってつながっていた。今の時代の派遣と同じように必要なとき必要な人数のみ。
派遣の発生は鎌倉時代に遡るかも。「いざ鎌倉」は派遣のスローガンかもしれません。

武士は誰かの生産に寄生(あるいは搾取)することでしか武士になり得ません。
インテリジェンスは金と余裕が必要なものなのです。

>そしてだから今回の「名こそ惜しけれ」もそれとまさに同じ意味なので、プータロウに押し付けるためのものでなく、プータロウを救うためのものにならないかと言う事です。

救えません。
経済的な余裕がなければ「名こそ惜しけれ」等とうそぶけないからです。足軽でなく武士の環境をプータロウに整えれば少しは有効かもしれません。

>人は人生において、10人が10人大成功するわけも無く、一人二人は楽しんで、4割5割の人はまあまあで、1割以下の下部の人は犯罪を犯しかねないほどの苦痛の人生かもしれません。

その割合は3:3:3とも2:4:2ともいわれます。それと、「人は犯罪を犯しかねない」ではなく、日本で「人は犯罪を犯し始めています」、それもスタートは昨日今日ではありません。

>でもそのときに、良き名を後世に残す使命を先祖から子孫からあるいは血族から持たされてさえいれば、人は極端に反社会的な事をせずに済むかもしれない、このように思うのですが、そういう意味で、「名こそ惜しけれ」という言葉を出してみました。

家族経営の会社・商店が続々廃業に追い込まれている今(特に田舎)「名こそ惜しけれ」が何の意味があるのです。
「一所懸命」の農家も、嫁が来ない、後世に子孫が残せない。

サラリーマンには良き名を残す役割は有りません。
「何とか会社の田中さん、加藤さん」以上の役割は期待されないししてはいけないのです。
残るのは、「何とか会社」であって「スタッフー」は名が無いのです。長く勤め上げても、定年でせいぜい数ヶ月間残ったものの記憶に残るだけです。

>>まず現状認識です。
>>だれにいちばん責任があるかの。文句垂れる相手をまず特定することが良いように変わる為の一歩です。

>そして何をどうすればよいのかです。

さー、人それぞれにやり方が違うでしょ。
60年台70年代の日本が懐かしいし、牛肉問題で街頭に出た韓国人がうらやましい。
こうなった責任者は誰か特定できねば次への行動もありません。
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11:Re: 老人党メルマガ(225)
北極星 06/29 06:34
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(225) ::: 2008/6/29
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【2386】首相の言葉の“重み”         pierre
【読者投稿】世界の子どもたちにきれいな水を  鍋谷 浩吉
【2375】死刑廃止論者に問う/死に神論争  e-seigi
【2384】Re: 死刑廃止論者に問う/死に神論争  J.I
【2385】Re: 死刑廃止論者に問う/死に神論争  ひまじん
【2377】Re: プライドで安全は守れない      鋼の飯屋
【2395】枯れ葉マークについて再度提起したい  がっちゃまん
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【2386】首相の言葉の“重み”  pierre 2008-6-25 17:21

去る6月23日、首相の発言が気になった。その第1は、その日、通常国会閉幕にあたっての記者会見である。
「衆院解散・総選挙」について聞かれた首相は次のように答えたという。

「政治情勢が変わったら解散すべきだという意見もあるが、政策課題は山ほどあり、解散している場合なのかいつも自問自答している。まずは政策を実行し国民生活に迷惑をかけないことが、私の責任だと考えている」。(『日本経済新聞』2008.06.24.朝刊)
 
この発言をその字面通りに解釈すれば、やるべき課題が山積しているから解散などしている暇はない、と言っているのである。しかし、衆院の解散・総選挙は「暇があるから」やるものではあるまい。むしろ、重要な政策課題が山積している政治的に重要な時期だからこそ、解散して民意に聞くべきなのではないか。今の衆院が表現する「民意」は、2005年秋の総選挙の結果であり、それから2年後の2007年には、参院選で民意はまったく逆の方向を向いているのである。

しかも、福田政権は一度も選挙の洗礼を受けていない。そういうときに山積する課題があればあるほど、民意に聞くべきなのではないか。われわれ有権者から見れば、総選挙とはそれほど重大な政治的な行為であることを、忘れて貰っては困るのである。
 
第2の発言は、沖縄慰霊の日での首相挨拶である。それにはこうある。

「沖縄戦では、20万人もの方々の命が奪われた。多くの夢や希望を抱きながら倒れた若者たち。子どもの無事を願いつつ命を落とした父や母たち。私は、無念にも散って行かれた人々の思いを、今の政治に反映する責務を負っている。戦没者の方々のその思いを、平和の尊さの礎として、大切に引き継いでいく。……我が国は再び戦争の惨禍を繰り返してはならない。
世界の平和と発展に貢献する『平和協力国家』として、国際社会において責任ある役割を果たしていく。
再び美しいでいごの花を、つらい記憶を呼び起こす花にはしない」。(『毎日JP』 2008.06.24.)

沖縄戦の犠牲者は、首相は20万人と言うが、日本人だけでも正確には225千人に達しており、しかもそのうち一般の県民が約15万人で、日本軍将兵の倍以上である。これは、そもそも勝算が乏しい戦いに沖縄を引きずり込み、しかも死ぬまで降伏を許さなかった当時の日本政府・軍の責任に他ならない。

そういう沖縄戦の本質に思いを致せば、集団自決についての日本軍の関与を否定するような教科書検定が罷り通るはずがない。しかし、首相の挨拶にはこれについて一切言及がない。これでは挨拶に込められた“決意”が信じ難いのである。

首相の発言には、本来は、もっと重みが欲しい。その重みとは、聞くものに何らか訴えるものが含まれているということである。そういう観点でこの2つの首相発言を聞くと、いずれもそれが感じ取れない。前者には解散などしたくないという本心が見え見えだし、後者は当たり障りのないことを列ねて本音をぼかしているのではないか。

昔、吉田茂首相は防衛大学校の初の卒業生に、「君たちが日陰者である時の方が、国民や日本は幸せなのだ。どうか耐えてもらいたい」という異例のエールを送ったという。
そして理と情がこもる直言は半世紀を経てなお語り継がれているという話を仄聞したが、首相たるもの、年に1度くらい、このくらい気の利いたことを口にできないものだろうか。
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【読者投稿】世界の子どもたちにきれいな水を 鍋谷 浩吉 08/6/28 19:57  

私たち『湘南連帯』は、財団法人 日本ユニセフ協会の支援にも微力ですが、取り組んでおります。

季節は梅雨のまっただ中、傘が手放せない日々が続いています。
そんな私たちには、なんとも想像しにくいことですが、世界には水を手に入れることさえも困難な人がたくさんいます。
そこで今日は、生きていくために欠かせない「水」について、少し一緒に考えてみていただけませんか?

ここ日本では蛇口をひねるだけで、簡単にきれいな水が出てきて、いつでも好きなだけ、飲んだり、洗ったり、浴びたりすることができます。皆さまの中には、健康へのこだわりから浄水器をつけたりミネラルウォーターをご利用の方も多いのではないでしょうか?

でも、世界に目を向けると、まだまだきれいな水を利用することが難しい地域がたくさんあります。
干ばつが続くエチオピアやケニアなどでは、干からびた池や川底の泥まじりの水を飲むしかありません。
バングラデシュやハイチでは、洪水によって汚れた水のためにコレラや赤痢の脅威にさらされています。

世界ではこのような汚れた水が原因で1日4100人、年間150万人もの幼い命が失われています。
「すべての子どもたちにきれいな水を届けたい。」
ユニセフは世界中でコミュニティと協力して井戸の設置に取り組んでいます。

井戸ができると下痢によって命を落とす子どもたちは著しく減ります。
しかも、井戸の効果はそれだけにとどまりません。

多くの地域で、水汲みは子どもや女性たちの仕事です。遠くまで水汲みに行かなくてよくなったことで時間的な余裕がうまれ、子どもたちは学校に通えるようになり、女性たちは仕事ができるようになります。
井戸はきれいな水だけでなく、たくさんの希望や明るい未来をもたらしてくれるのです。

http://www.unicef.or.jp/special/water/index.html
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【2375】死刑廃止論者に問う/死に神論争 e-seigi 2008-6-23 9:55

自民党の鳩山邦夫大臣に対して、朝日新聞がコラムで「死に神」と呼んだ事で、論争になっている。
彼にはあまり敬意を表すべきと思っていないが、この件に関しては正しい事をしてると思う。
死刑と言う法律があり、その担当責任者としては当然の処置である。

宮崎勤やその他に、人間とはとても思えない連中に、いつまでタダ飯を食わせておくのが良いのだろう。
死刑にしないで、どうするつもりなのか、死刑廃止論者にお聞きしたい。
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【2384】Re: 死刑廃止論者に問う/死に神論争 J.I 2008-6-25 3:32

難しい「問題」ですね。被害者の立場になれば「死をもって報いさせる」・は当然でしょうし、
一方、国家権力で「殺人」をするのか・とか、冤罪であったら、とか・・「終身刑の可否」もあるし・・

もしかすると何時までたってもきりがつけられない問題かも・と思います。ただ日本の法律で決められて
いる以上、鳩山法相を「死神」呼ばわりはかなり「おかしい」としか言いようがないでしょう。
これに対する朝日新聞の対応も「なんかなあ」と思います。
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【2385】Re: 死刑廃止論者に問う/死に神論争   ひまじん 2008-6-25 10:21

人が人を裁くのですから、難しいのは事実ですね でも、私は、重罪犯は別だと思います。
今回の朝日新聞のコラム「素粒子」で、自民党の鳩山邦夫法務大臣に対して「死に神」と掲載されたと知りまして驚いて居ります。

朝日新聞は購読しておりませんのでコラム「素粒子」なるコラムがどのような姿勢でこれまで掲載されて来たか判りませんが、国の法務大臣を法律で決められた死刑執行をして来たこと(過去の法務大臣は死刑囚執行の印は押したがらないと聞いておりますが?)に対する朝日新聞の「死に神」論ですかね?

朝日新聞広報部は「素粒子」は世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラムで鳩山氏や関係を中傷する全くありませんでした」と言っているようですが、2ヶ月間隔でゴーサインを出して新記録達成、またの名を死に神と表現したと聞きます。

自民党の鳩山邦夫法務大臣の反論にも朝日新聞はだんまりの様子と聞きますが?
中傷でなく「死に神」とは何をさして居るのでしょうか?
私には立派な「中傷」です。

朝日新聞を含めて普段から言論の唱える人達は、言論で答えるのが本来ではないでしょうか?
死刑の他にアメリカの様に「終身刑」も有るよ!と言う人もおりますが、終身刑も受刑者にとっては過酷だとの調査も出居ると聞きますが?ある意味では受刑者に取っては死刑より過酷なのかもしれません?
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【2377】Re: プライドで安全は守れない   鋼の飯屋 2008-6-23 15:31
 はじめまして。

警察庁の統計データ http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm#koutsuu
65歳以上の交通事故(自動車運転中)件数
H 9年→約32,000件
H19年→約63,000件
ほぼ倍増です。ほかの年代と比べ上昇率はダントツです。

高齢者ドライバーと分かれば、道を譲る、車間を多めにとるなど、高齢者の運転しやすい環境を作ることができます。
しかし、目印になるものがないと、少しでもモタモタした車があれば後ろからクラクションというのが、日本の自動車社会です。悲しいことですが。

プライドなんかで人の命は守れません。人の命はもっと重いものです。自分の身は自分で守らなくてはいけません。
本当に自分の運転が適正な判断のもとに行われているのか、検査しましたか?
65歳以上の方の運転のほとんどが、思い込みによる運転を行い、いつ人身事故を起こしても不思議ではないという話を、先日自動車学校の先生から聞きました。

高齢者ドライバーに事故をさせない=周りが気を使って、事故を起こさせないようにする必要がある、ということです。
そのために、高齢者ドライバーと、そうでない方を『区別』するため、紅葉マークは必要です。
誰でも、どこでも、車が便利な道具であり続けるためには仕方のないことです。

追伸
もみじマーク義務化の前に、70歳以上の自動車免許取り上げが真剣に検討された時期がありました。
それを思えば、運転できるだけいいじゃないですか。
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【2395】枯れ葉マークについて再度提起したい  がっちゃまん 2008-6-28 16:11

いろいろご意見を頂き感謝します。
運転技術には年齢に関わらず、千差万別だと思います。障害者を含む歩行者に対する配慮は、運転者のマナーの問題だと思いますしたがって、年齢によって線をひくのは無理があり、人格に対する差別と言わざるをえません。

70歳以上には免許更新時の検査が義務づけられています。
では、その検査をもとに、あるレベルを定めマークの表示を義務付けることも、ひとつの方法と思いますが如何かな。
なにはともあれ、警察権力で、一方的に物事をきめるやり方はこの場合なじまないとおもいます。

次にある作曲家のコメントを紹介しておきます。
「これは大問題、個人の良識に官憲が土足で踏み込んできたこを意味しているからだ。こんなことは、市民革命を積み重ねてきた歴史をもつ欧米諸国では、絶対に通用しない」
ということは、日本には、まだ民主主義が生育していないということかな?
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12:Re: 老人党メルマガ(226-1)
北極星 07/06 06:19
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(226) ::: 2008/7/6
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【2399】入党宣言 新規参加にあたって ハザマ ツトム
【2434】入党宣言           中沢 正
【2406】次の総選挙をにらんで     よるがほ
【2416】Re: とりあえず政権交代    珠
【2420】Re: とりあえず政権交代    港南のご隠居
【2419】Re: とりあえず政権交代    メルメル
【2440】Re: 後期高齢者医療保険に関する問題    Spaceglow
【2443】Re: 後期高齢者医療保険に関する問題    peace
【2409】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま(6月20日) 笹井明子
【2451】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて    もぐら
【2453】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて    peace
【2455】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて    J.I
【2456】Re: 雑談・余談のスレッド   メルメル
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【2399】入党宣言 新規参加にあたって   ハザマ ツトム 2008-6-29 16:51

今回より新規に参加させて頂きます。
昨今の政治のあり方、特に小泉元首相以来というもの、満75歳をもって線引きされ「後期高齢者医療制度」に否応無しに編入されたことはどうにも納得出来かねます。

確かに一般の年金受給者よりも多少多いかもしれないが、私個人は生活にさほど苦痛は感じ手居ません。
だが、実際に生活苦に落ち入っている「後期高齢者」が急増している現実を、政治家・役人はどう見ているのだろうか。
政治家で生活保護を受けているものが入るだろうか。役人で低所得に陥った老人はいるだろうか。

なんだかんだ言いながら、自称無一文から政治家を志し、汚職事件を惹き起こしたために自民党には居られず、新党を立ち上げた某政治家。優雅な東京の1等地に暮らしている者にとって、生活苦に喘いでいる老人など、選挙の時の1票を投じてもらうだけの存在で、後はどれだけ苦しもうと知らん顔の半兵衛!

結局は「金持ち」だけが生き残る権利があるというだけで、本当に老齢・弱者の生存・生活権を考えての「政治」が行われているのかと問い質したい気持ちで一杯です。挙句の果が社会保険庁の「年金不明問題」
これでは老人ばかりではなく、国民が政府に不信感を持つのも当然です。この現状で選挙を行えば負けるという理由で引き伸ばしているのは「卑怯」というものです。

サイト:http://www.geocities.jp/newianhome/
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【2434】入党宣言   中沢 正 2008-7-2 14:59

私は、自民党による長期政権の弊害を憂いていました。
特に、小泉以後 絶対的に数の優位による悪法の数々、官僚の腐敗・特殊法人の税の無駄使い 廃止が決まった特殊法人も看板の書き換えで生き残り・そして議員宿舎など必要なのだろうか、そして後期高齢者保健制度、私は60歳まで保険を使用した事は歯科医院の治療位でした。

さてこれから使う段になったら 老人に対する虐待に等しい社会保障制度、常ずね 私は周囲の方々に「高齢化社会と言う事は 我々老人の票の比率が多くなっているんだから 高齢者の意見によって政権の交代が出来る」と説いておりました。

そして我が選挙区の自民党議員に上記の事を書き 戦後の荒廃した日本をこのような繁栄社会を築き上げた 我々老人に対し よくも平然とこの様な政策を実行したな 自民党の体質を糾弾する、必ずこのお返しは選挙の時に致します、と伝えました。

私は、友人・知人に ネズミ講方式で 各自が最低10人に 政権の交代を訴える連絡を始めてます。
静かな池に小石を投げれ 波紋が広がり 次第にうねりと成って行く様行動を起こしました。
この事は、自民党議員にも伝えてあります。

そして今回 老人党の事を知りまして、入党宣言を致し 自分のホームページにも老人党加入のバナーを作り リンク致しました。名刺にも入れるつもりです。自民・公明を政権の座から引きずり落とすまで頑張る所存です。
将来、日本を背負う 孫子に住みやすい日本を残していく義務が我々老人たちに課せられた課題だと思います。
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【2406】次の総選挙をにらんで   よるがほ 2008-6-30 13:57

07年7月29日に投票が行われた参院選では安倍首相率いる自民党が大敗、民主党が大勝して参議院で与野党逆転が実現した。
あれから、まもなく1年。民主党の躍進によって政治はよくなったか? 国民生活は改善されたか?

それを考える時思い出すのは、07年の参院選では、なださんの呼びかけで、護憲政党ではないが、「とりあえず」民主党に投票したことである。護憲政党に投票しても与野党逆転は夢であるから、「とりあえず」民主党に勝たせようということだったと理解している。

民主党は国民の負託に応えたか?
次の総選挙(遅くとも09年8月)までに、民主党がこの1年間行ってきた議会活動を十分検証する必要があると思う。

日銀総裁の任命に始まって、国会閉幕まぎわの問責決議に至るまで、「民主党は国民生活に必要な事案や法案の議決を遅らせるだけで、一番迷惑を蒙っているのは国民」という福田首相の巧妙な論法で、国民の頭の中には民主党のマイナスのイメージが増殖されているのではなかろうか?

これは筆者の杞憂であろうか?
いずれにせよ、まず老人党の民主党に対するスタンスを明確にする時期に来ているように思う。
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【2416】Re: とりあえず政権交代   珠 2008-7-1 9:56(編集)
 ▼よるがほさん:お返事ありがとうございました。

>はじめに政権交代ありき」ではないことです。(略)
>(現状の)民主党で大丈夫か、という疑問が払拭できないのです。次の総選挙で政権交代をめざして自民党と戦う力、平たくいえば、国民的評価を得ているか、ということですね。

おっしゃる通りなのですが、それでも変えてみたらどうだろう、と思うのです。いまの政権、自民党の方が長年の付き合いで官僚の政策立案能力を掌握しており、資金集めも企業との癒着もあって潤沢でしょう。

しかし、今の政府自民党が、一般の国民の方を向いているかどうか、ということなのです。

戦後しばらくして経済的に中流が増えた日本社会は、いわゆる社会の安定、落ち着いた社会を作ってきました。しかしいまそれが崩れようとしている。経済のグローバル化の中で、日本企業が経済効率を高めようとするのは当然のことだと思います。

しかし、政府というものは、そうしたときに零れてしまう人々を救うのも大きな仕事なのではないでしょうか。それなのに、後期高齢者医療制度といい、派遣法といい、税制といい、弱者切捨て方向に他ならないと思います。

社会福祉予算の大幅な削減は、まず声をあげられない弱者の部分から、削りやすいところから予算を削ろうという方針でしょう。予算削減は必要でしょうが、人の命と直結する福祉予算削減でなく、もっと削るべきところはあるでしょう。

この政府でいいなら、政権交代は必要ないわけですが、私は今の日本社会を格差社会にしてしまうような政策をとっている現政府を、追認したいとは思いません。先に述べたような理由で、国民の方をきちんと向かないと、政権交代もあるのだということを政治家に自覚してもらわなくてはならないと思います。

>例えば、先の国会でいろいろな法案が国会で与党多数で可決されましたが、民主党としては、民主党多数の参議院だけでなく、衆議院でも、与党が受け入れざるをえないような、国民の多数が喜ぶ修正案を提出して、政府・与党を議論に引き込むことはできなかったのでしょうか? 

私もそうであったらいいと思います。野党はとかく出来そうもない政策・法案を言うことも多い。しかしいったん政権をとったら、そうはいきません。民主党は、おっしゃるように現実的な法案や修正案を提出する実力を少しでもつけるべきだと思います。そうでない限り、もし政権交代をしても1回限りになってしまうでしょう。

また現政権は、問題と思われる法案、野党が拒否して本来なら修正案を出さなくてはならないような法案でも、数を頼んで強行採決に持っていったものがあることも事実で、衆議院で数の足りない野党は見くびられているわけです。これは権力が欲しいばかりに自民党とくっつき、本来なら福祉党であるべき姿を捨てた公明党の責任も大きいですね。

しかしこうしたことはともかく、先回の投稿で述べたような理由、国民の方を向かない政権は国民が止めさせなくてはならないという思いで、私は政権交代を強く望んでいます。民主党にやらせてみてもいいのではないでしょうか。

そして長期政権の悪弊がこれだけ出ているからには、漫然と投票するのでなく、政権が国民を見なくなったときには政権交代をさせるだけの国民の政治意識・投票行動が、この国の政治に必要ではないかと思っています。
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【2420】Re: とりあえず政権交代   港南のご隠居 2008-7-1 12:17

 >現状の)民主党で大丈夫か、という疑問が払拭できないのです。

「現在の民主党で大丈夫か」ということですが、やらせて見なければ分からないでしょう。
やらせて見れば民主党もきっと変わります。
責任のあるポストを与えれば人はそのポストに応じて大きく変わっていくではありませんか。

「現在の民主党で大丈夫か」ということを心配している有権者の存在が、永久自民党政権の存在を支えているのです。
もっとおおらかにお考えになったらどうでしょうか。わたしの考えは「まず政権交代ありき」です。
現在の政権を変えなければ、必ず今のような閉塞した社会が続くのです。
政権を変えれば、社会が良くなるという新しい可能性が生まれます。この可能性をみんなで育てていくのです。

米国だったこの11月に黒人が大統領になるかも知れないという選択をしたではありませんか。米国人には勇気があります。
日本人も勇気と英知を出して、良き方向に向かってどんどん脱皮して進化しましょう。
「まず政権交代ありき」で行きましょう。そうすると、国民の間で将来への希望が生まれます。
この老人党の目標もそこにあると思うのです。兎に角、わたし達の力で社会を変えましょう。
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【2419】Re: とりあえず政権交代   メルメル 2008-7-1 12:09
 ▼港南のご隠居 さん:全く大賛成です。

民主党は,イマイチ等々,言っていては,この国は永遠に政権交代等できないでしょう。
政権の交代望まない利より,政権交代のない,させない,弊害の方が遥かに大きいのは,民主政治において,火を見るより明らかでしょう,民主政治の民度が問われていると言ってもいいでしょう。

13:Re: 老人党メルマガ(226-2)
北極星 07/06 06:20
【2440】Re: 後期高齢者医療保険に関する問題   Spaceglow 2008-7-3 16:49(編集)
 ▼吉雄 さん:

私は医学の専門ではありませんが以下のようなことに気が付きました。
イギリスとアメリカで、医療費の効率的支払制度の試みが実行されていることを日経メディカルオンラインの記事「第18回欧州高血圧学会&第22回国債高血圧学会」2008.6.17 で知りました。

いずれも医療の質を評価して一定レベルを達成しているクリニックや病院、薬剤師を評価し、診療報酬をアップさせ医療の質の向上を目的とするもののようです。

イギリスでは、QMAS(Quality Management and Analysis System)という国レベルの ITシステムによって、
一般開業医やPCTs(Primary Care Trusts)機関が患者に提供する医療の質を評価するQOF(Quality of Outcomes Framework)というプログラムが2004年より稼働しその成果の実例を発表しています。

アメリカではP4P(Pay for Performance)と呼ばれ、医療機関が高質で効率的な医療サービスを提供した場合、
高い診療報酬を払い、医療の質の向上と医療費の効率活用を目的としている連邦政府の公的保険プログラムがあります。
これは、あくまでも医療の質を下げない医療費抑制の国家政策であると云います。

医療の質、効率の測定には、臨床指標、患者満足度、医療のIT化率、などを指標化し、そのレベル達成率により、格付けや、支払い額を決めることとなる制度であり。実際には、医療機関がリスクの大きい患者を扱わないなどの弊害を防ぐためのリスク因子の調整方法などの開発や、評価基準を設定するデーターベースの構築、透明性の問題などについて困難な課題を克服する積極的な努力が必要です。

わが国では、障害者や75歳以上の高齢者の医療レベルを制御するシステムに協力する開業医に報奨金を出したり、長期入院患者を引き受ける病院の医療報酬を下げるなど、医療水準を低下させることによって医療費を制御しようとするなど、とても先進国とは言えないようです。

年齢や入院日数などで機械的に区分することが公平であり、だれも責任を取らなくても済むシステムの構築志向の官僚と、医療機関の管理者の「みんな同一水準の医療制度の方が居心地が良い」という合作システムのように見えます。このような医療制度の法制化に医学会からの意見が聞こえてこないのが不思議に思います。
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【2443】Re: 後期高齢者医療保険に関する問題    peace 2008-7-3 23:26
 ▼Spaceglowさん:こんばんは

いろんなメディアが外国のシステムを紹介するとき、一部分だけを切り取って、さもすばらしいように言いふらすのは良いのですが、実際とはかけ離れていることが多いことが多々あります。ちょうど先週アメリカに入院している私の恩人を見舞いに行ってきたのですが、ご高齢のご婦人で人工呼吸器をつけて透析も受けています。

入院して60日が過ぎたのですが様態は安定せずまだ退院のめどはたっていません。
そこで、アメリカの老人医療保険のメディケアのお世話になっているのですが。
入院60日までは80%の費用が補償されますが、その方の場合60日をすぎると一日256ドル(約27,000円)
さらに90日をすぎると一日512ドル(約54,000円)かかると言われています。

今、旦那さんと老後のために貯めた貯金がものすごいスピードで無くなっています。
いずれにしても長期入院者は厄介者扱いなのでしょう。
もしかしたらほんのこれも一部分かもしれないが、これが私の見てきたアメリカの老人医療の現実です。
医療の水準云々以前の問題のような気がします。
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【2409】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま (6月20日)  笹井明子 2008-6-30 16:55
 「高齢者医療制度」について

先日介護保険料の支払い内容と請求が届き、後期高齢者の医療制度は制度が未成熟な上に未完成で、国民に放り投げの形だと実感されました。

三月二十三日付けの北海道新聞の「Human・人」欄のなだ先生のインタビュー特集にある「老人をばかにするような政治にノーを突きつけよう」「自分達で情報を集め、自分達で判断して投票する」「投票によって世の中を変える」という老人党の主張は、山口二区でも沖縄県議会選挙でも、うねりを起こしました。

キーワードは高齢者医療制度と道路暫定税率の復活劇。
凡庸な政治家、閣僚の尻を叩き、轡を引っ張らないといけませんね。
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【2451】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて    もぐら 2008-7-4 22:02:22

最近、コンビニの深夜営業を自粛すべしという声が上がっています。
そのちょっと前には、テレビの深夜放送を自粛すべしという話がありました。このテレビの話はもう消えちゃったのかなと思っていたら、NHKが教育テレビの放送時間を短縮するというニュースがありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000098-mai-soci

NHKも本気になってきたかと思いましたが、よく読むとこの記事は1日だけ短縮するようです。その上で、今年の秋以降 教育テレビについては恒常的な短縮を検討するとのこと。

どうせだったらNHKは、総合テレビとラジオ第1以外の深夜放送は全部自粛したらどうかと思います。CO2を削減しないと北極の氷が解けてホッキョクグマが絶滅する恐れがある、などと放送しているNHKには率先して行動してもらいたいっす。

CO2削減のためには、夜間より昼間のテレビの放送を停止した方がずっと効果があると思います。例えば午後1時から、1時間でもたとえ30分でもテレビの放送を停止すればずいぶん有効だと思いますけどね。世界に与えるインパクトも大きいでしょう。

停止するといっても全部停止ではなく、NHKと民法で話し合って交代で1社だけは放送するようにすればいいでしょう。でも、さすがにラジオ第1だけは停止からは除外したいところ。

夏の昼間は電気を大量に使い 電力供給不足の心配もあるから、この面からも有効。

NHKは少し動き出したようですが、民法はまだ全然本気になっていない感じです。「CO2削減だ、削減だ」と放送するんであれば、放送業界ももっと本気になりなさいよ、と思います。

なお、たびたび言いますが、私はCO2削減のための自粛は必要ないと思っています。しかし、昼間の節電はCO2とは関係なくエネルギー節約(石油節約)のためにはいいことです。まあ、原油高騰でいやでも石油を節約しなければならない状況ですけど。
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【2453】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて    peace 2008-7-4 22:55:45
 ▼もぐらさんこんばんは、超亀レス失礼します。

>「気候変動の原因」とお書きですが、これは温暖化とは異なるんでしょうか。

私が常々思っているのが、「地球温暖化」と言う言葉と「CO2」と言う言葉がセットで使われていることの疑問です。
「温暖化」という言葉を利用し現在の急激な地球環境の変化を単純化しスケープゴートとして「CO2」をやり玉に挙げているとしか私には思えない。

非常に単純な図式のように見えて実は真実から目を背けさせるプロパガンダの一種ではないかと思っています。
事実、地球全体の平均気温は温暖化していますが実は寒冷化している地域もあったりします。また温暖化よりも乾燥化(砂漠化の一要因)が大きな問題になっている地域もあります。 
もしかしたら今後、大気中の水蒸気量の変化により急激に寒冷化するかもしれないと思ったりもしています。

>ともかく、気候変動の原因はCO2ではなく、石油であるというお考えですね。ここまで分かっていれば、さらに石油の何が原因なのか? ということは今の科学をもってすればもっと絞れそうな感じはします。原因究明に人と金を注ぎ込めば、何かしら見えてくると思います。少なくともCO2は考えなくていいんだから その分手間は省けます。

少し誤解があるようなのですが、物事を単純化しない方がよいと思います。
私の言う石油由来とは石油化学文明そのものが原因ではないかという意味です。その中にはもちろんCO2や他の温暖化ガス、水蒸気、等々の大気中の濃度の変化、森林の過剰伐採、オゾン層の破壊などなど含まれていて。全てが複合的に絡み合った結果だと思っています。CO2さえ減らせば気候変動を抑制できると思うのは甘いのでは無いかと言うことです。

それと私は現代科学に原因の究明と気候変動の予想は無理だと思っています。
スーパーコンピューターを使っても一地域のたった1週間後の気候を正確に予測できないのに地球規模で数十年後の気候変動を予測できるとは到底思えないのです。

ちなみに地球温暖化の原因分析に用いられたコンピュータシミュレーションは地球規模でシミュレーションするようですがその解像度は一辺が100キロ四方だそうです。100キロ四方って小さな台風や低気圧なんか入ってしまうのではないでしょうか、計算には欠かせないはずの雲なんかはちゃんと計算できるのか心配です。

おまけにこのシミュレーションは長期間計算しているとシミュレーションの結果がおかしくなってくることがあるらしくって、そう言うときにはフラックス補正って言って実測値を時々入れてやるそうです。
おいおい、それじゃシミュレーションになってないんじゃ無いの、と言いたくなるわけです。

>ちなみに私は温暖化の原因は地熱の上昇じゃないかと思っています。陸地と海底両方含め地球全体で。
>
>地熱って1970年前後には測定されていたようなんですが、その後も継続して測定されているのかどうか私はよく知りません。ネットでもそれらしいものは見つかりません。ちゃんと測定されていて上昇傾向は見られないと言われれば それでおしまいなんですが、測定されているのかどうか疑問に思っています。

地熱ですか?初めて聞きます。ちょっと私には分かりません。
失礼しました。
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【2455】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて    J.I 2008-7-5 1:26:25
 ▼peaceさん:

お説、まったく同感です。ただ、真実から眼を背けさせるプロパガンダ・・までは・とも思うのですが。「温暖化」と「CO2」をセットにして、国際政治、国内政治、財界・産業界などなど、がそれぞれの思惑で、それぞれの都合で?利用している・と言うように私には思えます。

「排出量取引」なんてその最たるもの、ではないでしょうか。
そういう今の風潮についての疑問は各界の学者や有識者?によって色いろ言われているのに「大マスコミ」はそれを一切無視、明日、じゃなく今日かテレビ朝日(by 古館氏)は、なんとかいう特番・・こわいもの見たさで視聴するか、時間のムダ・と無視するか・

そもそもはゴア元米副大統領の大プロパガンダ「不都合な真実」が震源?
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【2456】Re: 雑談・余談のスレッド   メルメル 2008-7-5 8:52
 雑談余談・・・

とにかく、大変の事だ、油の値上がり留まる所知らず、それを引き金に、人間のエネルギー食料品が軒並み上がり、油か食料か、偉い事になってきた、この辺のところに、最近の市場原理主義、自由主義経済の限界が見え隠れする、ただただ、我々は翻弄され続けて、その恩恵などはほんの一部の人間にしか行き渡らない、悲しい現実があるのも言うまでもないが、此れがいつまで経っても、解決できない人間の、永遠のテーマであるような、気がしてならない。
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14:老人党メルマガ(227-1)
北極星 07/13 18:35
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(227) ::: 2008/7/13
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【2533】Re: とりあえず政権交代        珠
【2542】Re: とりあえず政権交代        よるがほ
【2543】Re: 次の政権党を叱咤激励しよう    港南のご隠居
【2528】タクシーの過当競争と規制        pierr
【2484】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて  peace
【2408】オフライン支部便り: 神山昌子 さま (5月31日)  笹井明子
【2425】Re: 高齢者運転は危険か 迷信と嘘    獏
【2449】Re: 高齢者運転は危険か 迷信と嘘    Spaceglow
【2462】Re: 暫定税率の復活を歓迎しません    あくまの査問官
【2444】Re: 老人党 川柳・狂歌         メルメル=======================================================================
【2533】Re: とりあえず政権交代   珠 2008-7-9 22:24(編集)
 ▼よるがほさん:

レスが遅くなり失礼致しました。「漫然と」についてのご注意をありがとうございました。

>例え、次の総選挙でそれが実現できなくても、民主党が「現実的な法案や修正案を提出する実力」を持つ政党に成長すれば、おのずと国民の支持は高まるでしょう。

私も一気に行くかどうかは危惧するところです。それでも、今の状況を考えれば、「今の与党よりマシかもしれないので、やらせてみよう」という気持ちでいます。
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【2542】Re: とりあえず政権交代   よるがほ 2008-7-10 14:24(編集)
 ▼珠さん:

臨時国会召集の、ひと月遅れに、当の民主党の代表選がありましたね。 
「民主党へ提案」など、今の私にはとても出来ませんが、8日夜のTVで、民主党の平田参院幹事長が「小沢代表に無投票で決ることが望ましい」という趣旨の発言をしていて、大変がっかりしました。

月刊誌で党執行部を批判した元代表もいるし、小沢氏(立候補はもちろんまだですが)の対立候補は必ずいるはず。
小沢代表は昨年7月の参院選勝利の貢献者と言われてています。しかし、小沢氏個人の力もあったかも知れないが、安倍首相率いる自民党の失点が勝利の大きな要因の一つであったことは否めないでしょう。

最終的に小沢氏が代表に選ばれることに別に異議はありませんが、「無投票」は絶対避けて欲しい。小沢氏と対立候補が、年金や後期高齢者医療保険など懸案の課題について、国民(有権者)の前で、わかりやすい形で発言することは、民主党自身にとってもプラスではないでしょうか?

これがただ今の「民主党への提案」と言えば提案です。
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【2543】Re: 次の政権党を叱咤激励しよう   港南のご隠居 2008-7-10 14:25

老人であろうとなかのうと、「自ら行動」しよう。議論だけしては、百年経っても、変革はできない。
自ら汗を流し、周りの人に働きかけ、変革の波をつくろう。
その目的は、人の暮らしやすい社会をつくること、日本を戦争をしない国とすること、 現政権の交代をめざすことだ。
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【2528】タクシーの過当競争と規制    pierr 2008-7-9 17:34

昨年秋にも同じようなことを書いたが、事態は変わらないので、また繰り返す。
新聞によると、タクシーの“過当競争”がひどいので、再び規制を強化すると国交省が言い出していると言う。

しかし昨年秋、タクシー運賃の値上げが行われる際の新聞報道ではその値上げの大義名分について、冬柴国交相は「一番大きいのは、運転手の収入、所得だ。家庭を持つ大黒柱の人が生活を維持できない水準まで落ちている」
と言ったという(『asahi.com』2007.10.20.)。
そして全国各地で運賃の値上げが実施された。しかし、乗客は減るばかりで、さっぱり運転手の収入に跳ね返っていない。

そればかりではなく、乗客が減少傾向にありながらいっこうに過当競争は収まらない。
そこで国交省は再び規制を復活しようと言うわけである。

しかし、昨年秋の新聞記事をもう一度復習すると、こう書いてあるのである。「都内の60代の運転手は『営業所の所長には「値上げしても給料はほぼ変わらん」と言われた。いったい誰のための値上げなのか。運転手はダシに使われた』と憤る。『いま値上げして客に逃げられたら、歩合で働く我々はますます苦しくなる』」。

そしてまたこういう見方もあるのだ。

「一方、業者はタクシー台数を増やすことで収入を確保できる。『1人当たりの売り上げが減ったら、台数を増やせばいい』(経営者)という理屈だ。このため、歩合制については、参入規制の緩和と並び、タクシー台数が増える原因となってきたとの指摘がある。値上げで利用者が減れば、かえってタクシー業者による増車競争に拍車がかかる恐れがある」。(以上、前掲『asahi.com』)

つまり、今日問題とされていることは、すでに昨秋にも指摘されていたことで、にも拘わらず需要が低迷しているのに増車(つまりは供給)するという、およそ非常識なことが罷り通っているのである。
そしてそれを行政の規制で防ごうとすれば、「最も喜ぶのは楽して稼げる既存のタクシー会社だろう。一方でサービスの多様化や料金の低廉化の動きは鈍り、消費者のメリットはない」(『NIKKEI NET』2008.07.08.)のである。

昨年秋の値上げ論議の際、こういう話もあった。すなわち
「政府の物価問題関係閣僚会議は東京地区の値上げを了承する条件として、国交省に現在の運賃制度の見直しを要請した。国交省は……来年中に見直し策をまとめる。タクシーの経営効率化を促す仕組みを目指す。現在のタクシー運賃は、……コストに、適正な利益を上乗せして上限運賃を決める『総括原価方式』を採用している。

ただ市場の需給とは直接関係なく運賃が決まるため、『減車などの経営合理化を先送りする可能性がある』(内閣府)」。
(『日本経済新聞』2007.10.20.朝刊) この話はその後どうなったのか。
それが消えてしまって安易な業界向けの規制の復活になるのであれば、これまた許し難いと言わなければならない。
行政とは、一体誰のためにあるのだろうか。
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【2484】Re: CO2問題/洞爺湖サミットに向けて   peace 2008-7-6 22:25
 ▼あくまの査問官さん:

>異議があります。
>peaceさんは、寒冷化しているから温暖化に疑問がある、温暖化よりも乾燥化の方が問題だと言われています。

>>事実、地球全体の平均気温は温暖化していますが実は寒冷化している[地域]もあったりします。
>>また温暖化よりも乾燥化(砂漠化の一要因)が大きな問題になっている[地域]もあります。 

がなぜ「寒冷化しているから温暖化に疑問がある、温暖化よりも乾燥化の方が問題だ」になるのですか。
本当にそうご理解して頂いたのですか、それともわざと曲解しているのですか。
いずれにしても、私の理解を超えるレスです。
沈黙の初夏さんが私の意見を代弁して頂いたのですが、削除になって大変残念ですが。
全体として地球の気候変動がありその中に温暖化や乾燥化等々が含まれているのでは無いかと言うことです。

>しかし、温暖化の影響は海流や貿易風・偏西風等の流れにも及ぶでしょうし、その結果として寒冷化や乾燥化が起こってもおかしくはないと思います。

その通りだと思います。
しかし、どうしても温暖化と言う言葉に固執しようとするのならばマスコミに毒されすぎだと言わざるをえせん。
私が言っているのは温暖化は気候変動の現象の一つと言うことを言っています。

こういうたとえ話は誤解を招いたり変な方向に議論が行ってしまうおそれがあるのですが。
(内容に関しても私は医者では無いのであくまでたとえばですので。)
たとえば、人(地球)が熱(温暖化)を出して寝込んでいるとしましょう、よく観察すると中枢神経(CO2)の働きか活発になるにつれて体温が上昇している。これではいけない、このままだと死んでしまう。

そこで、よく見ると、下痢(砂漠化)も激しい、脈拍(ジェット気流の変動)も血圧(海流)も異常な状態が続いている。
全ては発熱(温暖化)によるもので中枢神経(C02)を正常化することで全ての事態を収拾できるだろうと治療方針を固めたってところでしょうか。

分かりますか?私の言いたいのは発熱(温暖化)っていうのは病気(気候変動)の症状のひとつだと言うことです。
私が言いたいのは「中枢神経(CO2)の働きをおさえる為にあれこれ苦心するより、
患者が今食ってるアイスクリーム(石油)のスプーンを横に置いた方がいいんでないかい?」

ということ。

15:老人党メルマガ(227-2)
北極星 07/13 18:36
【2408】オフライン支部便り: 神山昌子 さま (5月31日)  笹井明子 2008-6-30 16:52
 「クラスター爆弾」

前々から気にはなっておりましたが、新聞紙上にて「クラスター爆弾」のことを見て本当に驚き、怒りがムラムラと起きてきました。過去自衛隊には色々と不信感を募らせてきましたが、あの卑劣極まる残虐性の高い「クラスター爆弾」をわが自衛隊が持っている、保有していることの驚き、怒り、不信!一遍に噴出してきてペンを執りました。

平和憲法の下に戦争をしない国日本が、その自衛隊がなぜ、何のため、殺傷能力のずば抜けて強い、非人間、非人道的と非難されるクラスター爆弾を持っているのか。まさかそんなことあり得ない、と思う私が愚かでした。
そして国際会議の場で真っ先に「やめる」と断言することこそ日本としての本領と思うのに、煮え切らない時間を費やし、全く持って心外の至りです。

過去のあの戦争に照らしても、その災禍は孫、子の代までも及んでいるという日本が、爆弾の束をどんな気持ちで自衛隊に持たせているのか。どこで使うつもりか。おそらく日本本土、ということしかありません。

自衛隊は専守防衛、自国日本を守るのが使命なのですから。するとクラスター爆弾は、まさかの時この日本国土に撒き散らされ、弾け飛んで、酷い無残な結果を生むでしょう。
信頼しようとする国民をどこまで欺き、疚しい戦争のための準備に国費を投入するのか。

すでに高齢に達した人々は次第に去り、全く戦争を知らない、二世、三世の坊ちゃん育ちの政治家が、国権の中央に位置を占め、非情なこと、危険なことも押し切って施行しようとの現況、政治―気の遠くなる程の超高額、多額の税金を無駄遣い―揚句の果ての後始末にまたまた税金を投入し、その額たるや恐ろしいばかり。

天下りの役人は数知れずあっても、誰もその責任はとらない。
もうこんな政治体制は早く替えて、国民のための日本社会を打ち立てて行かねば、この先々も大変な日本になる。
老人党の皆様方の意欲的なご発言、そして諸行動、力にしています。
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【2425】Re: 高齢者運転は危険か 迷信と嘘   獏 2008-7-1 16:47
 ▼Spaceglow さん:

>死亡件数が多いように見えるが、同8ページに「高齢者の致死率は全体の3.7倍」とあり、同じ規模の事故でも高齢者は死亡に繋がりやすいことを示し、これは運転するしないに関わりません。この事実を考慮すると、高齢者の起こす事故件数は少ないばかりか、死亡規模の一般の重大事故率も半分以下であると見るべきでしょう。

なんか変。死亡事故は、事故を起こした側が死亡するって事ではありませんよね。単独事故での死亡事故って事であれば、『高齢者の起こす事故は死亡規模の一般の重大事故率は半分以下』と言えるでしょう。
しかし、交通事故って単独事故よりも、車対車、車対人等、被害者、加害者が存在し、被害者側が死亡するケースが大半ではないですか?従って、『高齢者の起こす事故は死亡規模の一般の重大事故率は半分以下』とは言えないのでは?

取り敢えず、資料のリンク先が見れなかったので、
社団法人 日本損害保険協会の資料より '年齢別 交通事故件数'
http://www.sonpo.or.jp/protection/research/traffic/pdf/index/bko_bunseki001.pdf#search=

何歳から高齢者と呼ぶのかはわかりませんが、事故確率は確かに30歳前半以降はどの年代もあまり変わりません。
しかし、75歳以降は事故確率が上がるようです。又、65歳以降より、出会い頭、正面衝突の事故確率が上がるようです。
出会い頭、側面衝突、接触、追突は、ある程度自分が気を付けていれば防げる事故でしょう。
なのに、出会い頭のみ増えるのは何故でしょうか?

正面衝突は、対向車が自車線に入ってくるか、自分が対向車線に入るかしないと起こりません。
高齢者の場合、反射スピードの衰えから、正面衝突に至るのはもちろん、一方通行の所を逆走してのもよく聞きます。
ちなみに、私の周りで70歳以上の方が自動車を運転中に、交通事故に遭われた方も結構いますけど、全て出会い頭です。
しかも全て、通いなれた農道の交差点(ビニールハウスで見通しが悪い)です。

確かに60歳過ぎの方の運転は、スピードはあまり出しませんし、2車線、4車線の道ではかなり慎重な運転をされますが、あまり車が通らない慣れた道だと、一旦停止、左右の安全確認は若い人より疎かだったって印象があります。
因みに、私的には枯葉マークはあまり意味が無いような気がします。
そんなマークよりも、事故傾向の啓発とか、自分の運転技術や反射スピードの自己認知の方が重要だと思っています。
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【2449】Re: 高齢者運転は危険か 迷信と嘘   Spaceglow 2008-7-4 21:31
 ▼獏 さん:

年齢についての自己紹介がありましたので私のバックグラウンドについて書きます。
私は当年75歳、ちょうど70歳になるとき免許証き換えに当たりましたので、70歳と75歳直前に2回高齢者講習を受けました。獏さんのおっしゃる通りの教育を受けました。獏さんは交通法規に大変詳しい様にお見受けします。

私が日本の運転免許を取ったのが1969年10月、以来38年あまり、通勤や生活に車を利用してきました。
その間警察の記録に残るような事故には幸い遭遇していません。年平均8000kmぐらいの走行ですから30万キロメートルほどでしょうか、でもいまだにスーパーなどで後ろ向き駐車には苦労しています。

現職時代の外国での運転はアメリカ中心でしたが、67歳で定年してから、毎年4週間ほどの期間、西ヨーロッパを初めイギリスオーストラリアなど、レンターカーで、昨年まで、総走行距離2万キロメートル以上は旅行していますが、こちらも幸い事故には遭遇していません。

どう受け取っていただけるか分かりませんが、私の知人も含め、こんな老人が日本で余生を送っていることもお知りおき下さい。
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【2462】Re: 暫定税率の復活を歓迎しません   あくまの査問官 2008-7-5 22:50
 記事1927で私が言った事ですが、

>原油の値段がこれからどうなるのかも不安です。まだまだ伸びるのなら、落ち着くまでの間、再びガソリン税を止めてでも物価の高騰を阻止する必要があるのではないでしょうか?

>となると、「暫定」で「暫定税率」を止めるという変な話になるでしょうね。
>あるいは原油高の原因である投機の取引自体を停止させるとか。
>もっともこれは、投機などとは縁の無い庶民だからこそ言える事ですが。

これをどうしてやらないのでしょうか?
ここまで原油高が続けば、とっくの昔に国会で議論がなされ、何らかの対応策が取られている筈です。
投機方面についても現状でも問題ですが、いざバブルがはじけた時に何がどうなるのか心配です。
世界恐慌の再来にならなければ良いのですが。
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【2444】Re: 老人党 川柳・狂歌    メルメル 2008-7-4 7:44
 ▼解散近いか? 民主党がんばれ〜〜

   まだ無理と いつしか我が子  水汲みを
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16:Re: 老人党メルマガ(228-1)
北極星 07/20 06:35
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(228) ::: 2008/7/20
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 打てば響く             なだいなだ
【2609】「打てば響く」を読んで    よるがほ
【読者返信】日本の政治は本当に12歳  柳沢のタンタン
【読者返信】高齢者免許取得の原点   田村善臣
【読者返信】CO2温暖化原因説の根拠は? カウチャン
【2593】Re: 雑談・余談のスレッド   メルメル
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【打てば響く】 7月13日 なだいなだ

前回のサイトの更新が4月27日だったとは!信じられません。気がつくと驚くほど時間がたっている。
一日を追いかけるように生活しているからでしょう。なにしろ毎日毎日、次々にビックリさせられています。
奥方から探してこいという命令で、バターを探すが、どこのスーパーにもない。売り切れています。
あるのはバター風味のマーガリンばかりです。

たまに「あった」と喜ぶと、ふだん買っていたバターの4倍はする値段。よく見ると輸入品で、エシレというフランスでも高級品として知られる銘柄品らしいが、輸入するなら、どうしてもっとポピュラーなバターにしないのか。
エシレなんてバター、いったいどこのだれが食べるのだろう、と考えます。こういう間に、一日は過ぎていくのです。

後期高齢者の保険料額決定通知書というのが鎌倉市から来ました。
医療広域連合会長のハンコもあるから、そういう役所が新しくできて、おそらく官僚が天下りしたのでしょう。
そして問題の後期老齢者保険の、ぼくの保険料だが、これまで文芸美術者国民保険に入っていて、年間229,200円払ってきたぼくですが、今度は高齢者として、315,880円に決定したそうです。

所得は年をとると共に年々減少し、去年の確定申告では一昨年より数割減ったというのに、保険料は数割増えました。
所得の一割弱です。介護保険の6万4440円を加えると、ちょうど所得の一割が、銀行から引き落とされるのです。
なんでこんなに増えなければいけないの!です。
こちらが許可も与えていないのに、すでに、引き落とされてしまいました。

ガソリンが値上がりし、一昨年車検時に、燃費のいい、小さい車に買い換えていたのは先見の明があったと自分を誉めていますが、足が弱り始めているぼくたち夫婦が、坂道の多い鎌倉で暮らすには、車を簡単にやめて歩くことにするわけにはいかないのです。

それでも、バイオ燃料なんてものによる、穀物値上がりに直撃され、飢えているアフリカの人たちに比べれば、まだゼイタクな悩みかもしれないと思います。
いや、アフリカばかりではない。日本でも食料の値上げに直撃されて、飢え死にするような、ワーキングプアの人たちもいます。その人たちに比べれば、と思いますが、わざわざ政府にいってもらいたくはありません。

その飢えた人たちに関心を抱くようなポーズをとる一方で、自分たちは、北海道の食材をふんだんに使ったディナーをしっかり満喫しサミットに、いくら税金を使ったか。対テロ警備という名前をつけて全国から動員した警官に払った手当てを含め、サミットのために、どれだけの税金を使ったか。

それらを全部節約し、サミットをやったことにして、そのお金を直接アフリカに送ればよかったのにと思います。
ぼくたちには下手な芝居はいらないのです。
こんな風に怒りながら、毎日を過ごしていたら、いつのまにか、7月に入っていました。というようなわけです。

この危機に当たって、ぼくが老人の先頭に立って、勇ましい宣言を発表することを期待していた方には、実に申し訳ありません。明日は「老人は何故自殺するか」という題でインタビューが来ることになっています。
そんなこと老人の口からいわせなくても、分かっているはずだと思います。

普通30万ぐらいの手取りの会社員あるいは、公務員は、保険料をどれだけ払っているのでしょう。
教えてくださいませんか。参考にさせてください。
数日前に大腸検査をして、おなかをかき回されましたが、まだ、元の元気に戻っていません。
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【2609】「打てば響く」を読んで  よるがほ 2008-7-15 14:36(編集)
 ▼なだ いなだ様:

ご参考になるかどうかわかりませんが、私、69歳、完全年金生活者、の場合をご報告しますと、このほど市役所から届いた「国民健康保険税」の通知書によれば、今年度は、医療給付費分の微増に加えて、「後期高齢者支援金等分」として84,700円」を納めなくてはなりません。トータルで19年度にくらべると、約9万円の増額です。
後期高齢者にはまだ少し間があると思っていましたが、「現役世代」に入れられていたのです。

これに厚生年金から天引きされる介護保険料(62,700円)を加えると、年収(厚生年金+企業年金)の0.9割強になります。
現在わが家ではバターは使っていませんが、食品が軒並み値上げされつつある中、この9万円をどこから捻出せよというのでしょうか?

勤めを持っている、本来の「現役世代」の皆さんがどれだけ「後期高齢者支援金」を支払わされているか、私も知りたく思います。うかうかと(でもないですが)こんな苛斂誅求税を取り立てる法律を通してしまったことは悔しい限りです。
「打てば響く」。力を合わせて、何かをせねばなりませんね。

17:Re: 老人党メルマガ(228-2)
北極星 07/20 06:36
【読者返信】日本の政治は本当に12歳  柳沢のタンタン 08/7/14 23:3

高齢者とか何とか言っている今日この頃ですが。政治の目標は一体なんでしょうか?
この不景気は何が原因でしょうか?
(1)政治の目標は第一に国民生活の安定ですね。
(2)其の目的は。健康にして幸福な生活ができる事が憲法に記してあります。

ワーキングプアーなる言葉が最近盛んに言われておりますが年収200万円以下の人が35%もいる日本の実情では子供も生めない育てることも出来ないこの現状を政治は此れを解決する方向に進んでおりません。
此れは政治家と役人の責任感が乏しいのです。

(3)此れの解決は簡単なのです。
 政治の浪費。役人の天下り。を止めさせて。この銭を先進国並みに。子供の成育につぎ込めばよいのです。
 子供に対しての生育の責任を国家が持つことが最重要なことであります。
 子供に対しての給付は景気にも大変良い影響をもたらすでしょう。
 貧しい家庭でも子供の教育の心配もなくなります。

 財団法人を基本的にゼロにすると言った人が居りましたですね。 此れは何も実行されなかったですけれども。
 此れで現在の色々な問題は大半解決することでしょう。道路や国土の開発は余裕が出来てから出よいのです。

 最近の犯罪の増え方や。
 公務員の倫理の退廃は子供の幼い時の精神構造の影響が大半を占めているのではないでしょうか。
 豊かな心を育てることは何よりの国の安定をもたらす事でしょう。
 デンマークその他の国では犯罪が以下に少ないかを反省すべきででしょう。
 役人の予算の分捕り合戦は世の中の退廃を招く最も大きな原因である事を認識すべきであります。

 子供を大切に育てることが最高の政治の義務である事を認識すべきであります。
 其れを自助努力と言う無責任な言葉で責任逃れしていることは、憲法に対する最高の違反である事を認識するべきであります。

民主党の人達は最低賃金を上げることを叫んでいるようですが。其の前に子供の生育条件に就いて国が責任を取ることから始めるべきでしょう。少なくとも高校を出るまでは国で責任を取りましょう。
其れが差別的な考えをなくすることに一番効果的であるでしょう。

日本の政治はマッカサーの言葉ではありませんが本当に12歳と言われても。全く其の通りではないでしょうか。こんなことは現代社会の常識と思いますが如何でしょうか?皆さんこの状態をどう思われますか。日本の恥の文化もこのところ退廃してきたようです。

日本の新聞は犯罪の激増を毎日報じております。昭和の一桁次代は泥棒も少なかったようでした。
現代は大臣、経営者も犯罪が多いようです。犯罪の少ない国が本当の文化国家ではないでしょうか。
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【読者返信】高齢者免許取得の原点 田村善臣 08/7/14 8:18

私は82歳ですが運転は続けていますし、車がないと生活が成り立たないでしょう。
しかし現在では3年ごとに書き換えですので、講習を受けるときに検査官に遠慮なく適否を判断させることが大事だと思います。
もちろん自分の為、人の為の強い責任観念を持つことが大事ですが、高齢者免許取得の原点を忘れないようにしましょう。

そうしてお迎えが来るまで、無事故で過ごしましょう。
人それぞれに加齢とともに状態が違います、周囲の人の意見を大事にしましょう。
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【読者返信】CO2温暖化原因説の科学的根拠は? カウチャン 08/7/14 10:28

二酸化炭素が地球温暖化の原因であることの科学的根拠を教えて下さいませんか。
私も某国立大学で化学を教えたこののある者ですが、私の理解する所では O=C=O の C=O の伸縮振動の波長が赤外線部分にあるため、地球から放射される熱線が この C=O 伸縮振動に吸収され宇宙へ発散しなくなるので、地球があたかも外套で覆われているから、温暖化が起こるという」説でした。

もしそうなら、二酸化炭素という外套は太陽からの熱線を吸収し、これを地球へ届かないようにしている。
即ち地球の温暖化を防ぐ役をしていると考えてもおかしくない筈です。
しっかりした科学的論拠なしに風評に流されて踊っているようでは困ります。

もう一つオゾン層の破壊という役割が二酸化炭素がしているやに聞いたことがります。もしそうなら、日本を初めとする東南アジアの水田から非出するメタンガスはもっと大きいオゾン層破壊能力をもつという研究もあります。

バイオエタノールの議論も全く非科学的だと思います。光合成で出来た穀物からできたのだから、いずれ光合成で元へ戻るという議論ですが、その保証は全くありません。これより植物より遥かに高能率で光合成を行う「光合成細菌」でも大量に培養して(湖や海で)、二酸化炭素を吸収させる方がはるかに合理的ではないでしょうか。
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【2593】Re: 雑談・余談のスレッド   メルメル 2008-7-13 10:35

雑談で・・・サミットに、六、七百臆円掛けて三日で終わり、此れくらいしか能が無いから、
外国新聞に皮肉を書かれて馬鹿にされる(笑)

そんな豪華さとは裏腹に国民は、ガソリン高やもろもろの物価高で悲鳴を上げてる。
乗らなきゃいいのだが、田舎ではそうはいかん。
それよりも、流通運送業者、漁業関係、等など、お先真っ暗な様相だ、原油高は何処まで行くのか、サミットで投機マネー等の抑制等の話しは合意できたのか?、模糊曖昧のサミットだった、どうりで洞爺湖も霧雨でよう見えんかった。

此れだけ大金掛けて、曖昧な環境CO2削減の合意文書でハイ終わり、何処まで行ってもこの国はこんなもんだ。
イランもきな臭いしまだまだ上がる原油の様相だ、1リッター200円超えも視野に入ってきた、極論だが、もう車は乗らんほうがええかもだ、無駄な道路も必要無くなるし(笑)。
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18:老人党メルマガ(229-1)
北極星 07/27 05:56
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(229) ::: 2008/7/27
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【2632】河村たかしはえらい。   Gokai
【2662】河村たかしはえらくない  港南のご隠居
【2686】Re: You can change !   港南のご隠居
【読者投稿】メルマガを読んだ感想と意見  山川 紘
【読者投稿】怪物社会現出の責任はどこに  後木寿齢
【2657】テレビのアナログ放送の延期運動  ぎんざる
【2658】東京スカイツリー・買い換え時・買い換えさせられる事情  かっくるなかしま
【2678】暫定税率、混乱の果ての悲惨。 けさらんぱさらん
【2630】戦争は希望につながるか  pierre
【2691】安易に否定できない    peace
【2692】安易に否定できない つづき peace
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【2632】河村たかしはえらい。    Gokai 2008-7-21 16:44

民主党河村たかし議員が、7/20の報道2001で次のように主張していた。

1)日本には巨大な嘘がある。
2)日本には金がない、国に金がない、国は財政危機で大借金だというがこれは嘘なんだということ。

3)これらは財務省のけしからんこと、なぜなら財務省(旧大蔵省)は、貯蓄投資バランスと経常収支の関係について否定的な立場をとって来たからである。・・とまでは言及しそうであった。
実際には貯蓄投資バランスから観れば日本はお金が大量にあるということと主張された。

4)財政危機だというなら、何故金利は安いのか?何故安い金利の国債が売れに売れるのかということ。

まさにこの主張こそが正しい、が、同席した面々は苦笑いで聞く耳をもてないようです。
どうやら、民主党河村たかし議員には日本のリーダーにふさわしい、「正見」と、正しければたった一人でも臆することなくと主張する勇気も有るようです。人材はある、あとは選挙民の知恵次第ということでしょう。

Ps. 同席した榊原英資氏の一言。
・・政治家に危機感がなさ過ぎる、今起こっていることは戦後最悪の経済不況である、これからどうするんだ?
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【2662】河村たかしはえらくない    港南のご隠居 2008-7-24 19:45

彼の話を聞いても、新鮮味もないし、感動もしない。えらいとも、なんとも思わない。
自分が党の代表にもなれない人間だと知っているので、いろいろと他人を笑わせる事を言っているに過ぎない。
いっそのこと、落語家にもなった方がいいのではないかとすら思える。
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【2686】Re: You can change !   港南のご隠居 2008-7-26 15:41

民主党代表選挙が無投票になりそうだとの報道がある。こんなに元気の無い様では政権はとれない。
そこで、民主党代議士に、堂々と選挙戦を行なうように、圧力をかけよう。
この選挙戦を通して、国民に民主党を理解させるのだ。
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【読者投稿】メルマガを読んだ感想と意見  山川 紘 08/7/22 7:19

1.後期高齢者医療制度と政権交代:
後期高齢者医療制度は、いつの間にか国民に認められて(?)定着しそうな感じです。
こんな事で良いのでしょうか?

昨日のテレビニュースで取り上げていましたが、この制度によって、社会保険料控除が減り、結果として所得税や住民税が増税になるケースが紹介されていました。このように、次から次へと欠陥が明らかになるのに、政府与党は小手先の手直しだけで対処しようとしています。

そして、野党も、わけのわからない「問責決議案」を可決して、自ら追及の機会をなくしています。
本当に困ったものです。

私は、次の国会で、こうした問題点を徹底的に議論してほしいと思っています。
そして、世の中の閉塞状況を打破するためにも、次の衆議院選挙で民主党が第一党となって、政権交代が実現する事を期待しています。もっとも、今の野党の勝ち方いかんでは、公明党がキャスティングボードを握る可能性もあります。
そうなると、政権交代の効果も半減しますが、今の自公政権が続くよりは良い結果になる、と思っています。

2.地球温暖化:
 地球が温暖化しているのは正しいようですが、その犯人は本当にCO2なのでしょうか?
温暖化効果ではメタンガスの方が主役のような意見もあるし、太陽黒点の変動だ、というような説もあるし、本当のところは誰にもわかっていないみたいです。
それでも、CO2でお金儲けをしたい「投機筋」や一部の「銭儲けの亡者」に踊らされて、バイオ燃料だとか、排出権取引だとか、新しい金儲けの話ばかりが先行しているように思います。

たとえば、CO2の排出を2050年までに今から50%削減したら、地球温暖化は止まって、また、北極の氷も厚くなり、氷河も増大するのでしょうか? CO2が大量に排出されたから北極熊が絶滅しそうだ、という話は、「風が吹けば桶屋が儲かる」、という話よりも信憑性が薄いように感じます。また、CO2を減らしさえすれば、北極熊は無事なのか、これも疑問です。
それよりも、バイオ燃料で食料危機を引き起こしている、という事実こそ直視すべきではないでしょうか?

地球温暖化に対する私の意見は、以下の通りです。
 1)温暖化といかにうまく付き合ってゆくか、その対策を立てるべし。
   いくら騒いでも、温暖化は、急には止まりませんし、いわんや逆行させることもできません。
   そして、温暖化は悪い事ばかりではありません。
   北海道では、温暖化のおかげ(?)で、おいしいコメがとれるようになったと聞いています。
   ですから、温暖化と共存する対策を考えるべきです。
 2)食糧を使ったバイオ燃料は即刻禁止すべし。
   廃材とか生ゴミのような物を活用したバイオ燃料の研究開発は進めるべきですが、トウモロコシや砂糖キビのような「食糧」を使うバイオ燃料の生産は即刻禁止すべきです。
   とくに、アメリカだけが喜ぶトウモロコシの利用は絶対に認めるべきではありません。
 3)原子力発電の利用は慎重に進めるべし。
   原子力発電が温暖化防止と、化石燃料の代替エネルギー源、というところで、急に脚光を浴びてきました。
   そして、世界中で原子力発電所が新設されようとしています。
   この動きは、日本経済にとっては喜ばしい事ではあります(原子力発電所のノウハウを持っているから)が、以下の2点から慎重に進めるべきと思っています。
  3-1)核兵器の拡散につながりやすい。
  3-2)核のゴミ処理技術が確立していない。
   原子力発電所から廃棄される「放射能ゴミ」を処理する技術がまだありません。
   そのため、ゴミはたまるばかりです。
   この問題を放置して原子力発電を進めれば、やがては、放射能ゴミで地球が汚染されてしまいます。
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【読者投稿】怪物社会現出の責任はどこに  後木寿齢 2008-7-22 20:39

企業価値という言葉が流行りましたが、その「価値」とは、投資家の期待にむけられたもの。
では、この国に尽くし、「この国の価値」を期待し、享受するものは誰か? それは、われわれ一般国民と思っていたのは大間違いで、途方もないものを育ててしまったと思い知らされたのが実態であろう。

財政や人口政策、保険・医療・年金政策の失態や遅れ、外交の弱体を、老人ゆえの医療費の膨張(多いのが当たり前、そのための長年の保険料納付ではないか)や、現役世代の負担増などが、あたかも国民の問題意識の欠如であるが如き話にすり替えて世代間の対立を煽り、真の問題から目をそらす。
思慮分別のない「年よりは死ね!」というような投書をする輩(やから)のなんと多いことか。

グローバルスタンダードを喧伝し、この索漠とした怪物社会を現出した、この国の、政・官・財・マスコミの責任は重い。
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【2657】テレビのアナログ放送の延期運動   ぎんざる 2008-7-24 12:52

地上デジタル放送に関してその対応は、チューナー購入やテレビの買い換えのみならず、アンテナ対策に問題が多い様だ。
折角購入した個人の財産権を簡単に切り捨てるのも問題があり、この際、アナログ放送を三年後に中止するのでは無く、それを延期する運動を推進しようではありませんか。
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【2658】東京スカイツリー・買い換え時・買い換えさせられる事情  かっくるなかしま 2008-7-24 15:01(編集)
 ▼ぎんざるさん:こんにちは。

>この際、アナログ放送を三年後に中止するのでは無く、それを延期する運動を推進しようではありませんか。
↑ 同意です。

Wikiの「東京スカイツリー」を観ると、こうなっていて(↓)、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC
>>2011年7月24日までに地上アナログテレビ放送が終了するのに備えて2008年7月14日に着工されたが竣工は2011年12月となり、その後試験放送などを経て開業は2012年春の予定である

7月24日には、間に合わない、9ヶ月遅れるのは、ほとんど確定だ、自明だと思われるのだが、
役所のほうじゃ、7月24日に固執。 ← 体裁と精神論
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080722/311276/
(出所:日経ITプロ、『総務省、地上デジタル放送国民運動推進本部の初回会合を7月24日に開催』)

メディアも、「官報」だから、7月24日合わせて、一斉報道を余儀なくされる始末。ごくろう。

「間に合わないことは確定。買い換え需要が集中する2011年7月24日以前よりも、以後に買い換えたほうがお得。
送波が2012年春だから、2011年の年末商戦が明けた後、2012年の初頭の在庫処分セールの時に、買い換えたほうがお得」

と報道したら、国賊扱いされるのだろうか(^^;;;

ps 無駄の構図
日本テレビ放送網の平均年収1472万円=「努力分」+「既得権分」。
他方、葵プロモーション、東映、アサツー等の番組・CM・広告代理企業を平均すると年収は706万円・・・(1)
衛星放送インフラのJSATの年収は825万円。・・・(2)

この両者を足すと、インフラ+コンテンツ=(1)+(2)=1531万円で殆ど日本テレビと同じになる。
つまり、地上波放送局(=キーテレビ局)が、「偉い」のは放送インフラ(の使用認可)を得ていることで、その上でコンテンツの製作・流通を「仕切っている」ため。

インフラの部分を既得権、製作の部分を努力とすると、足して高年収が出てくる。 (年収の半分は、既得権)

インフラの支配力が弱まったら(なくなったら)どうなるか?

外部製作会社との関係は、元請‐下請という「主従の関係」が弱まって、イコールパートナーの関係に近くなる、或いは、競合の関係に一部転じる。平たく言えば、下請けの給料が上がる。

したがって、NHKを含む彼ら放送事業者の利権の観点では、地上波デジタルは必然的な流れだった。

しかるに、アナログ地上波をデジタル化するには膨大(1兆円)な投資が必要。そのうち6000億円は系列のローカル局を単に支えるためのもの。
(注記:衛星デジタル放送でカバーするには、衛星を2基打ち上げればよい。1基500億円。断然コストが安いが、衛星デジタルだと多チャンネル放送が可能となり、新規放送事業者が参入できてしまうから、既得事業者がインフラを寡占できなくなって、給料が下がってよろしくないという事情。また、個々の番組をpay per viewで視聴者が購入するようになってしまうと、受信料頼みのNHKが崩壊してしまうという事情。)

既得権を維持するために、巨額の無駄な投資が必要であったということ。
で、「ついでに」、消費者が、TVの買い換えを促されるor強制される、というわけだ。

受像機を買い換えようと、尼崎や堺で作られる大型薄型TVに買い換えようと、インフラの上にあぐらをかいて垂れ流される低レベルの番組を、視聴者が「見せられる」という状況に、一切なんら変わりがない。

19:老人党メルマガ(229-2)
北極星 07/27 05:57
【2678】暫定税率、混乱の果ての悲惨。 けさらんぱさらん 2008-7-25 23:02
 後木寿齢:改め、▼けさらんぱさらん:

暫定税率を一時停止したと思ったら、アッというまに値上げして、アッと言うまに暫定税率復活!
なんのことはない。一ヶ月、値上げのチャンスを与えたようなもの。どうせこうなると思っていた。
お陰で、長崎離島、L/ \200!目の前に、巨大石油備蓄基地があるというのに。
油代補助は行政になじまない?ほんとは、お金あるんだって、本当なんですよねエ。

隠しておきたいお金、洗いざらい陳列して、そのあとで、いろいろ言ってくれませんか。
同意なしの勝手な源泉徴収など、重大な違法行為なのに、なかなか表面に現れない。
マスコミは何のためにある?

マグロなんか、たまに食えばいいけど、日常の、われわれの蛋白源はどうする?
流通のパッケージの寸法に合う魚だけに値がついて、後は捨てるか養殖のエサ代で二束三文。さえない顔の瀕死の漁師。

割高の代わり映えのしない店頭の魚。長崎は魚の宝庫というのに。
うまそうな魚は、料理屋(またはレストラン)か贈答用。パッケージ込みで払って、パッケージの捨て代まで払って。
何千円(何万円も?)のエコバックまで買って。なんてお人よしなんだろう。

テレビで見る(テレビでしか見ていない)外国の市場の、あの豊穣。あの大らかさ。
生活をエンジョイし、主張はストレートだし、お近くを見れば、大海の岩礁に、あれほど湧き上がる熱気。
翻ってわが周囲を見れば、地縁血縁仰せごもっとも、小泉顔見せりゃ、恨み忘れて人気沸騰。
あちらは「怨」の国民だけど、こちらは、どうしょうもない「許」の国民だ。

これまであったことを、その時になっても忘れずに、投票しますか?大勢に流されますか?
キャットフードを齧りながら、この国の行く末をつらつら思う。
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【2630】戦争は希望につながるか   pierre 2008-7-21 14:28

大変衝撃的な本である。著者の赤木智弘氏は、1975年生まれのフリーター、かって『朝日新聞』が1970年代生まれの世代を「ロストジェネレーション」と名づけたが、著者はまさにその代表的な存在だ。

本書の衝撃的な内容の中で最も重大なのは、著者が
「我々が低賃金労働者として社会に放り出されてから、もう10年以上たった。
……平和が続けば、このような不平等が一生続くのだ。
そうした閉塞状態を打破し、流動性を生み出してくれるかもしれない何か──。
その可能性のひとつが、戦争である」(p.204)

と書いていることである。著者はさらにこうも書く。

「戦争は悲惨だ。しかし、その悲惨さは『持つ者が何かを失う』から悲惨なのであって、『何も持っていない』私からすれば、戦争は悲惨でも何でもなく、むしろチャンスとなる」。(p.205)

彼らは学業を終えたとき、バブル崩壊後の不況の真っ直中であった。正社員への就職に途は極端に狭く、多くの人が非正社員──フリーターとなって世に出た。その後、景気は回復し、新規学卒者への採用の窓口は広がったが、非正社員の彼らが正社員になる途は相変わらず狭く、彼らの多くは意図しないフリーターのまま30歳代になっているのである。

上記の著者の言葉からは、彼らの世代が覗いている絶望の淵が極めて深いのものであると感じさせられる。
このような閉塞的な状況が続けば、彼らは自らの老後に極めて悲観的たらざるを得ないだろう。
だから「希望は戦争だ」(p.304)

とまで言うのであろう。彼らがこのどうしようもない閉塞感を打破するために、

「『戦争』という強大なカタストロフー」(p.305)
を求めるのは、よく考えてみると矛盾に満ちている。彼らが戦争を知らない世代だからであろうか、こういう重大なことを軽々しく口にして貰いたくないのである。それは沖縄戦の結果、あるいは朝鮮戦争が南北朝鮮にもたらしたものを顧みれば、自明のことであり、決して戦争は「希望」などにはならず、またチャンスですらない。

まして 「私たちにとっての『希望は戦争』、すなわち戦争という希望も、『平和』との闘争のための道具に過ぎません」(p.341)と言うように、「戦争」は「道具」として使いこなせるようなヤワなものでは決してないことを、知って貰いたいのである。著者はまた

「戦争がなくなれば社会が硬直化、すなわち格差が発生し、一部の人に不幸を押しつけることになる」(p.222)
と言って「平和」を忌避するが、しかしまた戦後の日本は平和だったからこそ、「一億総中流化」と言われるような繁栄の時代を得たのではないか。

「ロストジェネレーション」は2,000万人に達するという一大勢力であり、このままで行けば他の世代より多くの「貧困労働層」を抱えたまま、いずれ日本社会を支える世代になるだろう。その彼らにこうして「希望は戦争」という発想が蠢くままにしておいていいはずがない。昭和の初期、昭和恐慌による疲弊が軍部台頭の背景にあったことを考えると、それと似たような現象が再び起こるリスクを考えるだけで、ゾッとする。

本書は、そういう問題提起の書として受け止めたいのである。
《追記》これは 赤木智弘「若者を見殺しにする国」2007.11.双風舎 を読んで書いたものです。
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【2691】「戦争は希望につながるか」 安易に否定できない    peace 2008-7-27 0:24
 ▼pierreさん:こんばんは。

おもしろそうな本なので読みました、しかし、pierreさんは著者の意図を読み取れていないようです。
このスレッドで貴方の仰っていることは著書の中でも語られている左派の著者に対する批判と全く同質のもので、著者のようなワーキングプアの状況におかれている人にとって何の説得力もないと言うことを自覚すべきです。
もう一度著者の左派に対する批判をよくお読みください。たぶん、ご自分が見えてくると思います。

>大変衝撃的な本である。著者の赤木智弘氏は、1975年生まれのフリーター、かって『朝日新聞』が1970年代生まれの世代を「ロストジェネレーション」と名づけたが、著者はまさにその代表的な存在だ。

いいえ、著者はこの世代を代表していません。その辺にも大きな誤解があると思います。この世代が全てワーキングプア層で構成されているとお思いですか?答えはノーです。どちらかと言えば彼は世代を超えたワーキングプア層の人たちの代表と言えるでしょう。このままではこれからどんどんと増えてゆく層です。

まず、言えることは、著者のような立場の人間に対して戦争がいくら悲惨な状況かなどと言ったところで何の説得力も無いことです、彼は、低収入で家賃さえ払っていけない状況で子供を持つどころか結婚も出来ない。将来に対しての希望も無ければ現在の楽しみもない。年金もまともに払えない。
今の左派なんかに、そんな彼らが自殺しようが戦争を希望しようがとやかく言えないのではないでしょうか。

もし、彼らに対して戦争を希望する事に対して抑止をしようとするのならば、少しでも彼らの希望を与えることですよ。それをせずにただ戦争は悲惨だからやめようなんて言っても無理ですよ、さんざん社会から見放されて搾取されて希望もなくし死にかけの人間に「戦争だけが希望だ」なんで言われたらあわててそれでは我々が迷惑だなんて言うわけですか?

たった一つ彼らを黙らせるのは希望を持たせることだけですよ。カネですよカネ。それ意外にない。
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【2692】安易に否定できない  つづき peace 2008-7-27 0:30

年寄り世代がカネに目が無くって搾取して貯めまくったのと逆に若い世代にカネをばらまかないともうだめな状況まで来ているんですよ。

それとこの著者は右派に対しても嫌悪感を抱いているが左派に対してもかなりの嫌悪感を抱いてこの著作にぶつけている。この辺は私と全く同質の違和感を左派に対して抱いていると思います。

まず、著者が社会党や共産党に対して幻滅しているのは真の弱者である彼らワーキングプア層をなぜ見殺しにしていることに対してです。

著者は言及していませんが、私が常々思っているのは、今の日本の左派の人たちというのは元々学生運動華やかかりし60年代に資本家対労働者と言う対立軸で成り立った労働者=弱者と言う図式で労働組合なんかを組織して地位向上を目指してきたわけです。<地位向上=カネをもっと払え>ですが<これが重要>。

まあ、それまでは良いですが。十分に地位向上をしてもまだその惰性でもって左派って言うのは地位向上を目指してきたわけです。おかしな事にバブルを乗り越えちゃった訳です。

ちょっと話は変わりますが、このあいだ、私の地元、大阪で橋下知事が職員の給与引き下げに対してのデモを見ると職員が「減給を撤回せよ、労働者をバカにするな」なんて垂れ幕を下げてるわけです。私が違和感を持ったのは、彼らは仕事はすごく楽でしかも年収800万や1000万の私から見れば特権階級の方々が「労働者」なんて言っちゃう訳です。

60年代の貧乏な学生の時は社会主義で社会を改革する夢を持っていた団塊の世代の左翼ですが、年齢が上がるにつれて社会的地位も向上し資産も持つようになり金融資産を貯蓄にまわします、そしてそのマネーは銀行から企業にまわり、要するに労働者は資本家にもなったわけです。

この資本を持ったエセ弱者が悪の根元だと思っています。彼らが意識・無意識のうちに左派を牛耳り弱者救済と言いながら実はバブルが崩壊してからこの方ろくな事をしていない、救済するのは公務員や大企業の労働組合員という私に言わせればエセ弱者で、その上せっせと若い世代に対して安価な労働を強いてきて、真の弱者をどんどん生産してきた。
おまけに朝日新聞までもグローバル化が急速に進む現代社会のせいだなんて恥ずかしいことを臆面もなく言ってしまうわけです。まあ、さすが朝日は左翼系と言ったところでしょうか、なんて恥ずかしい。

今の左派は右派と一緒になって社会弱者を生産している。このままでは彼のような「希望は戦争だ」なんていうやつがたくさん出てきても文句は言えない。
まあ、実際若い人たちが右傾化しているのはそのためだと思うけど。

でも私ならばこの著者に提案したいことが一つあります。
私の平和を愛し護憲の立場から言わせてもらうと。やっぱり戦争はいけない。

「あなた達ワーキングプア層に希望を持たせる道は戦争によるガラガラポンじゃなくハイパーインフレのガラガラポンを勧めます。ハイパーと言わないまでもある程度のインフレで資産家は資産が目減りし、公務員のような高額所得者は給与体系を維持できなくなりワーキングプア同様の低所得者になり左派も本来の活動をせざるをえなくなるでしょう。その方が血を見ないですむ。
左派が今のワーキングプア層の状況を今まで通り、黙って見過ごすならばそうする方向で「希望」してみてはいかがでしょうか。」

もしたら、近い将来実現するかもね。
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