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北極星 08/03 05:51
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【2774】Re: 社会における元々の老人の役割        JIJI
【2700】世襲議員に官僚を制御できるか         pierre
【2706】官僚(公務員)バッシングも、いい加減にしたら  昭和 人
【2743】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま     笹井明子
【2772】Re: おおいに肯定してしまう          かっくるなかしま
【2771】Re: 国民年金未納者の後始末?!        JIJI
【2775】Re: 雑談・余談のスレッド           メルメル
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【2774】Re: 社会における元々の老人の役割   JIJI  2008-8-1 16:27:42

8月15日・・・太平洋戦争の終結 終戦記念日です。
還暦を迎えた、お爺さんやお婆さん方ですら、既に当時の戦争を体験していない、言わば<戦争を知らない子供たち>・・・そう考えると、あと10年もすれば風化してしまいそうな危惧を感じます。

日本は世界の中で唯一、原爆を二回も落とされて殺戮を受けた国なのです。
もっと、日本国の主張や姿勢を、世界、特に中国や韓国に示すべきと感じます。
JIJIたち戦前の経験を持つ老人たちが、<声>を残すべきです。
70−80の爺・婆が今の親たちに伝え足りなかった付けが来ている様に思うのですが。。。?
最近のもろもろの事件の<底>に倫理の崩壊を感じます。。。
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【2700】世襲議員に官僚を制御できるか   pierre 2008-7-27 15:45

中川秀直「官僚国家の崩壊」2008.05.講談社を読んで
自民党元幹事長・中川秀直氏の著作である。中川氏は、「お互いの身内共同体を尊重し、自分たちの身分の安定を最優先して動く集団、このエリート集団こそ、抵抗勢力の『本尊』である」(p.23)
と言い、そのエリート集団を「ステルス複合体」と呼ぶのである。そして、

「かって反東条英機の勢力を弾圧した憲兵のような圧力が、私に向かってくるかもしれない。それでも、私は闘う」(p.279)
と宣言する。その意図は大いに買う。しかしその決意を本当に信頼できるか、疑問を禁じ得ない。なぜなら、中川氏の論旨では、その「闘う」主体であるはずの政治の側の実態にほとんどメスが入っていないからである。
中川氏は政治家自身に触れているのはただ一言だ。すなわち、日本のエリートに変革を求め、国民にもこれまでの成功モデルからの脱皮を求める前提として、

「政治家自身が自己犠牲の姿を見せなければならない」(p.27)と言うのみである。
最近、ある本を読んでいたら次のような下りがあった。

「いまの政治家はみな、徳川時代末期の幕臣と同じだ。身分制度が固まっており、有能な人が出てこられない……」。
(朝日新聞『ロストジェネレーション』2007.07.朝日新聞社 p.200)

与野党の主要な政治家の大半が二世、三世議員で占められ、世襲が横行している今の日本の政界を表現して極めて言い得て妙である。かくいう中川氏も、義父の養子になり地盤を継いで議員になった、まさに二世議員である。
これではまさに「ブルータス、お前もか」と同じような心境にならざるを得ない。

一方、「ステルス複合体」の方はどうか。公務員試験さえ合格すれば誰でもなれる職業であり、例え東大法学部の学生にとって官僚が魅力のないものに映り始めているとは言っても、政界よりはるかに広く大きなプールから人材がリクルートされている。

しかも彼らには豊富な情報、政策立案のノウハウがあり、中川氏が「官喝」(p.56)というような検察・警察・徴税などの権力を握っている。よほど政治の方を改革しない限り、到底太刀打ちできないのではないか。

日本の政治家は、政界に傑出した人材が集まるような仕掛けを本当に考えているのか。世襲議員の横行は、二世・三世には容易に政界に出られるのに対して、そうではないものにとっては極めて狭い門を意味する。これでは人材が十分政界に集まらない。イギリスには                                                                          
「英国に日本流の『二世議員』は1人もいない 。……英国は血筋や知名度とかかわりなく、熾烈な事前選考過程を経たプロフェッショナルしか政治家になれない国と言っていい。日本の世襲政治家、即席タレント政治家の跋扈はまさに世界の奇観」(「『世襲政治家』産まぬ英選挙事情」『選択』2005.12.)

と言う。この日本の悪弊を絶たない限り、文字通り政治主導で官僚を政治家が制御することはできない。
中川氏のこの著作を読んだ田中秀征氏は
「その必死の決意には鬼気迫るものを感じた。そして、彼の今後の行動に大きな期待を抱いた」
(http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/shusei/080605_81st/)

と書いているが、私には到底そのような受け止め方はできない。中川氏に本当に決意があるのであれば
「国会議員でいえば、世襲による地盤引き継ぎは禁止とする。ひとつの地盤は長くて6年。
それを超えると、党による転勤制度に従い他の選挙区に移る」(住田裕子「選挙地盤の世襲禁止を」『日本経済新聞』2007.11.26.朝刊)

くらいのことを考えて、本当に力のある政治家を世に送り出す仕掛けを考えて貰いたいのである。こういう仕掛けを通じても登場してくる二世・三世であれば、これは世襲ではないだろう。本当に力があればそれに挑戦して貰いたい。
いずれにしろ、「ステルス複合体」の跳梁跋扈を許してきたのは、戦後はもとより、戦前においても政治家なのである。
それを真に自覚して、まず自らの改革に取り組む覚悟がどれほどあるのか、その覚悟の程を知りたいものである。
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【2706】官僚(公務員)バッシングも、いい加減にしたら   昭和 人 2008-7-27 21:26

最近政治家の官僚への批判が極端に多くなった。
自民党も民主党も有力政治家が相次いで官僚批判を似たようにまるで決まったように、流行している。

日本の官僚は、明治以来、国の発展成長に大きな働きをしてきたのではなかったのか。
国の行政の立案と運用の仕事は官僚(公務員)の役割であり、日本の官僚の過去の国と国民への貢献とその実績は大きく評価してもよいのではないでしょうか。

私が生きてきた過去の時代には、民間よりも安い給料で遊びと娯楽の少ない慎ましく、国家、国民、社会のためにと働いてきた集団である。政治家は国会で法律を作り、官僚は法律を護りながら行政の仕事をするのは当たり前の役割分担でありそれぞれ同格であると思う。

政治家優先、政治家は官僚を使い、官僚は政治家に従うというのは間違いではないか。
よき官僚(公務員)が沢山いること、その人たちのお世話になっている人が多いのではないでしょうか。
また、その官僚によって世の中、社会は成り立ってきたのではないでしょうか?

公務員制度の改革が叫ばれているが、もう少し、実務的な改善、国会、政治との関係を、よく検討し議論をして欲しいものだ。最近の政治家の官僚への罵りに近い批判、また、それを書き立てるジャーナリスト、とマスメデイアに忠告したい。
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【2743】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま (7月18日) 笹井明子 2008-7-30 9:59:35
「行政の腐敗を許さない」

改革とか新しい組織とか聞くと、過去と決別した何か別なものが誕生するという期待感が膨らむ。
しかし腐った中身をそのままに、パッケージだけ取り替えてラッピングしたような改革が出てきた。
厚労省に提出された日本年金機構の諮問答申だ。

2年後に運用されるらしいが、驚いたのが約2万人の社会保険庁職員の9割が採用されて新組織に移行し、数々の不祥事を行った懲戒処分の対象者も1年間の有効雇用制度が設けられて、正規職員への登用もあるという。
舛添要一厚労大臣の発言も二転三転してその趣旨説明に曖昧さがあると思っていたら、7月8日の自民党厚労関係部会でも、その甘さに強い批判が出た。民主党も「年金記録問題への対応を考慮しておらず、問題外」の意見。(北海道新聞7月12日)

政策の目線が国民を見ずに、社保庁内部の組織防衛にしっかりと向けられている。もう一度白紙に戻して制度設計をやり直すべきである。巨額の経費を投入している過去の不祥事の原因究明や、その結果の処理はまだ終わっていない。再び役人の犯罪の温床になる可能性が臭う答申には反対である。

本年3月、日本では無罪が確定している20年前の米国ロスアンゼルス銃撃事件の三浦和義容疑者が、ロス市警の逮捕状で旅先のサイパン島で身柄を拘束されたという。
米合衆国憲法やカリフォルニア州憲法にも定められている『一事不再理原則』は適用されなかった。簡単な話が犯罪者の外国への逃げ得は許さないし、当然時効などもない法律の改正が2004年9月に州議会で可決されていたと報道されていた。

我が国では殺人などの捜査の時効は15年とされるのが一般的だが、この時効が適用外になると、例えば各省庁に勤務した管理職が賄賂、詐欺横領、公文書偽造、その他怠慢や不適切な行為があった場合に、定年退職や天下りで身分が変わったとしても、そのポストに在籍したことが証明されたら、厳しく責任の追及を受けることにはならないのかを考えた。カリフォルニア州憲法に興味を持った。

「その当時のことは忘れました。」「証拠も有りませんので。」「そんなことも有ったかもしれませんが、今になって言われても。」騙される方が馬鹿なんだよ、が胸をはって歩いている。

北海道開発局天下り談合汚職は捜査中だが、再発防止策はまったく機能せず、組織自体の廃止も取り沙汰されている。
大分県の教育委員会の金品贈収賄汚職は永年の慣習になっていた。
国土交通省の出先機関が発注した、不必要な公用車運転業務の談合疑惑では、55人の天下りが癒着し53億円の入札を裏で操作受注。

権力は腐敗する。単純に見つからなければ何をしてもよい、そんな思いあがりが行政に蔓延している。
綱紀粛正や再発防止の空念仏はその場逃れの言葉遊びになっていないか。

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