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 【33326】ユーロ危機・番外編(その95)... かっくるなかしま 2017-2-12 19:14:20
 【33474】ユーロ危機・番外編(その96)... かっくるなかしま 2017-3-3 11:30:33
 【33573】ユーロ危機・番外編(その97)... かっくるなかしま 2017-3-17 0:17:45

76 【33326】ユーロ危機・番外編(その95)〜ドイツの潜在的テロリスト、ハイテクで特定へ @WSJ
かっくるなかしま    2017-2-12 19:14:20  [返信] [編集]

    粛々と参りましょう、

    表題副題はWSJのヘッドラインから(↓)。
    http://m.jp.wsj.com/articles/SB11303642310634324165204582598243909539640?
    (WSJ、「ドイツの潜在的テロリスト、ハイテクで特定へ〜昨年末のベルリン襲撃事件から教訓」、2017/02/03)

    例により、直接の参照は個々人の関心に委ねますが、

    面白いです( ̄▽ ̄)b

    どこがどう面白いかを列挙すると、

    (注記、必ずしも本文中にはストレートに書かれていないけれど)

    1)トランプチームが大統領選で用いた手法と技術的には同じである、
    ー プロモーションに応用するか、プロテクションに応用するかの違い。

    2)別稿での「電子足輪」と関連している、
    ー 電子足輪は、絞り込んだ危険人物を追跡するための措置。対するに上記でのハイテク、即ち《レーダーiTE》は危険人物を新規に発見するための手法。典型的には、犯罪歴のない危険人物(テロ予備軍)を発見する。

    3)所謂、イスラム復古主義者に危険性が潜在すると見なして、事前に予備軍として網羅するというコンセプト、
    ー 従来の刑法での構成要件から、乖離している。

    トランプ大統領の入国制限の大統領令に対して、

    欧州の現政権の首脳から、「人権」を理由に一様に批判が出ていたわけだけれど、

    私見では、欧州首脳、トランプ大統領とで、言っていることに大きな違いがあるように見えて、やっていることには、大差がないものと思われる。
    ー 欧州首脳の言っていることは、やっていることの対比からすれば、偽善的であり、トランプ大統領のそれは、偽悪的ということになるかな( ̄▽ ̄)b

    以上。

    ----------

    以下では、記事を部分で取り上げ、コメントを付けておきましょう。

    >> ドイツの警察当局は2日、当局にすでに知られている過激思想の持ち主がテロ攻撃を行う可能性を予測する新しい分析ツールの概要を公表した。このツールを活用することで、捜査官がテロ攻撃を正確に予測できるようにしたいと希望している。

    《コメント》
    ・ 昨年末のベルリンテロ事件を契機に導入されるという伝え方になっているけれど、たかだか二カ月程度で準備できるものでない。かねてより準備されてきたと観るのが妥当でしょう。

    >> BKA当局者によれば、新たなツールは、潜在的に危険な過激主義者を評価する際、これまでよりもシステマティックで客観的なアプローチを確実に行えるようにするものだ。これを活用して、ドイツの16州がいわゆる「危険人物(テロを実施する可能性があるが、犯罪歴のない者)」に対する対応策を調整していくという。

    《コメント》
    ・ 大統領選でのトランプチームは、投票してくれるポテンシャルがある「見込み客」を発見し、接戦州に集中的なリソースの投入を図ったとなります。

    >> 治安問題の専門家は、リスク評価を標準化するBKA当局の取り組みを歓迎したが、ドイツのつぎはぎ状の治安体制下では、危険人物がすり抜けられる抜け穴が依然として残ると警告している。

    《コメント》
    ・ どこに脆弱性があるかが見て取れる箇所。一方で州と州との行政の壁、他方で国と国との通関の穴。EU単一市場では、資本と労働の移動が効率化されている反面、各国の行政が非効率であるという全体像とパラレルであり、非常時には、その脆弱性が顕(あらわ)になってしまうということ。だから、日頃、人権を標榜していようとも、緊急避難的に措置を取る場合、建前と実態とが顕(あらわ)にかけ離れてしまうことに。

    ----------

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80 【33474】ユーロ危機・番外編(その96)〜反移民ムード背景か、嫌なら出て行けとオランダ首相ヽ( ̄▽ ̄)ノ @BBC
かっくるなかしま    2017-3-3 11:30:33  [返信] [編集]

    粛々と参りましょう、

    反移民ムード背景か、嫌なら出て行けとオランダ首相ヽ( ̄▽ ̄)ノ @BBC

    フランス大統領選の《前哨戦》に位置付けられる、二週間後のオランダ総選挙。


    http://www.bbc.com/japanese/38727822
    (BBC、「いやなら出ていけ、オランダ首相が意見広告、反移民ムード背景か」、2017/01/24)

    情勢がこちら(↓)。
    >>オランダで3月15日に総選挙が予定されるなか、反移民を掲げる政治家ヘルト・ウィルダース氏が率いる極右・自由党(PVV)と、中道右派の与党・自由民主党(VVD)の支持率は、ほぼ同率となっている。

    《コメント》
    ・ 所謂、極右政党が、比較第一党を窺う情勢にあり、現時点でも同様である。

    表題副題のルッテ首相の発言/意見広告(↓)。
    >> ルッテ首相は新聞広告で「普通に振る舞え。さもなければ出ていけ」と主張。自由を求めてオランダに来たはずの人たちが、その自由を乱用しており、国民は反感を強めていると指摘した。

    《コメント》
    ・ どういう文脈で語られているか?は、記事の参照で確認できる。

    ・ とても興味深いのは、嫌なら出て行けと言っているのは、極右政党の党首ではないということ。

    ・ 何を言っている?かと言えば、意訳すれば、郷に入れば郷に従え、嫌ならで出て行け。

    ・ 何が背景になっているか? と言えば、ヘッドラインには反移民ムードとあるが、平たく言えば、規範に従いましょう、特に、《政教分離》、《世俗主義》を規範としているのだから、そこに色濃く《祭政一致》的なものを持ち込んで権利を主張すると、本末転倒だという話。

    ・ 与党・自由民主党の党首でもある首相の意見広告/発言は、国民の間に少なからずある、そうした感覚/ムードを踏まえてのものとなる。

    ・ 選挙戦術的な観点で言えば、有権者の間にある素朴な疑問に応じることで、与党・自由民主党は、与党の座を脅かす所謂極右・自由党の移民制限の特徴的な主張を、部分的に《相殺》することができる。(自由党に向かうであろう票の一部を引き付けることができる)

    ・ 競合政党の政策/主張の一部を取り込むことで、相殺してしまう、相手の特徴を消してしまう・・与党・自由民主党のこうした戦術は、まさに《中位投票者定理》を援用しているということに他ならない( ̄▽ ̄)b

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82 【33573】ユーロ危機・番外編(その97)〜オランダ下院選、与党自民党が第1党維持、極右は第2党に@ロイター
かっくるなかしま    2017-3-17 0:17:45  [返信] [編集]

    粛々と参りましょう、

    表題副題はロイターより(↓)。

    https://www.google.co.jp/amp/jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN16M2ZM
    (ロイター、「オランダ下院選、与党自民党が第1党維持、極右は第2党に」、2017/03/16/07:14PMJST)

    与党が惨敗/所謂極右が圧勝という結果を免れたので、

    経済右派(が主流)の金融・資本市場は、オランダ下院選挙の結果に対して、安堵/好感という反応になるのでしょう。

    ただし、(順不同で)

    連立与党(自由民主党と労働党)の獲得議席は、こうした状況にあり(↓)、

    >> 開票率95%の時点で、VVD(与党自由民主党)は150議席中33議席を獲得。2012年の前回選挙の41議席からは減らした。

    >> 連立政権を組んでいた労働党は、9議席と前回の38議席から大幅に議席を減らした。

    即ち、連立与党は大きく過半数を割り込み、

    第一党を所謂極右・自由党に譲らなかったという意味における「辛勝」というのが、客観的な評価と言えるでしょう。
    ー 記事中にもあるように、連立政権/組閣の長期難航が予想されるところでもある。

    ・・・

    なお、

    移民政策に反対する政党を「極右」と形容することが、普通に流通しているが、

    移民政策を《経済政策》の一つと見なす観点においては、

    そうした形容を、あまり適切であるとは思っていない。(私見)

    何故ならば、資本移動及び労働市場の自由化と移民問題とは表裏の関係にあり、

    資本移動及び労働市場の自由化とは、《経済右派政策》に他ならず、

    それが行き過ぎれば、

    そちらのほうが、よほど経済《極右》なのであるから。

    ・・・

    また、極右にせよ極左にせよ、大きく偏っていれば「極」の字を用いるが、

    欧州でのこうした状況を鑑みれば(↓)、

    https://www.google.co.jp/amp/bus
    iness.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/021500575/%3FAMP%3D1
    (日経ビジネス、「衝撃の結果、欧州10カ国で移民に「ノー」〜移民の受け入れを「停止すべき」はポーランドで71%」、蛯谷、2017/02/16)

    http://jp.mobile.reuters.com/article/topNews/idJPKBN15P0N5
    (ロイター、「コラム:米国よりも深い欧州「反イスラム」の闇」、2017/02/13/01:42 PMJST)

    即ち、

    「移民受け入れ」に対する欧州諸国/国民の消極的/否定的な意見は、決して少数とは言えず(逆。むしろ多数)、

    従って、

    極右、ポピュリズム等と形容する前に、

    何故、こうした現象が起こっているか?/現象を招いているか?を、

    客観的に観るべきであろうというのがマイオピニオン。

    更に言えば、むしろ、

    行き過ぎた移民政策→賃金ダンピング→所得水準の低下→中産階級の没落、というデフレ循環に対する有権者の、

    経済的に合理的な批判の声であると観る。

    ------------

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