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 【33558】どうなる共謀罪(番外編)〜GPS... かっくるなかしま 2017-3-15 11:30:03
 【33560】どうなる共謀罪(番外編)〜令... かっくるなかしま 2017-3-15 19:47:00
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 【33603】どうなる共謀罪(その20)〜共... かっくるなかしま 2017-3-21 8:43:07

74 【33558】どうなる共謀罪(番外編)〜GPS捜査はプライバシー侵害か? @最高裁大法廷
かっくるなかしま    2017-3-15 11:30:03  [返信]

    粛々と参りましょう、

    本テーマ(共謀罪)の実効性を考えてゆく上で、

    重要な司法判断の一つが、本日、出てくる予定。

    表題副題は日経より(↓)。
    http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDG22H4T_S7A220C1000000/
    (日経、「GPS捜査はプライバシー侵害か? 最高裁大法廷で弁論」、2017/02/22)

    《コメント》
    ・ 組織犯罪対策に実効性をもたらすのは、手続法であり、捜査能力/捜査技術である。

    経緯と争点の纏めは、一昨日の毎日に詳しい(↓)。
    http://mainichi.jp/articles/20170314/k00/00m/040/049000c
    (毎日、「GPS捜査、違法性が争点、最高裁大法廷15日判決」、2017/03/13)

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75 【33560】どうなる共謀罪(番外編)〜令状なしのGPS捜査は違法との初判断に( ̄▽ ̄)b @最高裁大法廷
かっくるなかしま    2017-3-15 19:47:00  [返信] [編集]

    粛々と参りましょう、

    令状なしのGPS捜査は違法との最高裁初判断に(↓)。

    http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDG15H3Y_V10C17A3000000/
    (日経、「令状なしのGPS捜査「違法」、最高裁が初判断」、2017/03/15/15:13)

    《コメント》
    ・ とても興味深い( ̄▽ ̄)b

    ・・・

    以下、ポイントを列挙すると、

    >>最高裁が事件捜査をめぐり、具体的な法整備を迫るのは極めて異例。

    ・ 立法措置を司法が要求。

    >> 判決は裁判官15人の全員一致。

    ・ しかも、全員一致。

    >> 大法廷は、GPS捜査の特性について「公道以外も含め、個人の行動を継続的、網羅的に把握することを必然的に伴い、公権力によるプライバシー侵害だ」と指摘。

    ・ 仮にではなく、現実の問題( ̄▽ ̄)b

    >> また、「GPS捜査に、(検証許可状など)現行の刑訴法が定める令状を出すことには疑義がある」と判断。理由として、事件と関係ない対象者の行動を把握することを抑えられないことや、令状を事前に示せない代わりに適正な手続きを担保する仕組みがないことを挙げた。

    ・ 手続きを「担保」できているか? 手続きの手続きが問われたとなる。

    >> さらに「GPS捜査が今後も広く用いられる有力な捜査手法であるなら、憲法や刑訴法に適合する立法措置を講じることが望ましい」とした。

    ・ 捜査の否定ではなく、立法措置なき捜査の否定と言えるだろう。

    >> 岡部喜代子裁判官ら3人の補足意見は、法制化までの間、「ごく限られた極めて重大な犯罪」に限って現行の令状で認められる余地があるとの判断を示した。

    ・ 興味深い( ̄▽ ̄)b 例えば、組織犯罪の捜査において、必ずしも全否定とはなっていないが、比較少数の補足意見となっている。(要は、立法措置が必要となる。)

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76 【33603】どうなる共謀罪(その20)〜共謀罪法案、与党が了承、21日(本日)閣議決定へ( ̄▽ ̄)b
かっくるなかしま    2017-3-21 8:43:07  [返信] [編集]

    お気楽観戦モードで楽しく参りましょう、

    表題副題は日経のヘッドラインから(↓)。

    http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS17H3H_X10C17A3EA3000/
    (日経、「共謀罪法案、与党が了承、21日閣議決定へ」、2017/03/17/23:59)

    つまり、閣議決定は今日なのであるが、

    周知の通り、野党もメディアも森友学園問題に専従してきたし、

    学園理事長の証人喚問を明後日に控えるというタイミングにあるから、

    本件(閣議決定)は重要であるにも関わらず、

    《埋没》かな?( ̄▽ ̄)b

    ・・・

    もっとも、(一部の)野党やメディアが、森友学園問題を以て「倒閣」できるなら、

    共謀罪法案は流れるから、

    野党やメディアは、その瑕疵をおおいに免れるばかりか、権力牽制機能を全うしたということで、面目躍如といったところであろう、

    安倍政権を仕留められればね( ̄▽ ̄)?

    ・・・

    並行しているいくつかの情報によれば、

    共謀罪法案が閣議決定されたといって、今国会で成立するとは限らない。

    別途、東京都知事選というファクターを抱えているためである。

    ただし、

    俄(にわか)に、衆院解散の観測が浮上してきている(↓)。

    http://www.sankei.com/smp/politics/news/170320/plt1703200013-s1.html
    (産経、「4・23総選挙はあるか? 森友問題で“主戦論”、公明&小池百合子知事連携で二階俊博氏激怒も…政府・自民に月内解散論〜衆院解散風」、2017/03/20/10:37)

    明後日の証人喚問で、止めを刺されるのは内閣か野党か?

    総選挙の結果や共謀罪法案の行方に決定的な影響を及ぼす証人喚問となるのでしょう、

    閣議決定の埋没も致し方ないか( ̄▽ ̄)b

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77 【33604】どうなる共謀罪(番外編)〜究極の密告社会、2000万人を死に追いやった男、ヨシフ・スターリン( ̄▽ ̄)b@NHK
かっくるなかしま    2017-3-21 17:47:24  [返信] [編集]

    粛々と参りましょう、

    表題副題はNHKのザ・プロファイラー、「ヨシフ・スターリン」より(↓)。

    http://www4.nhk.or.jp/profiler/
    (NHK、ザ・プロファイラー〜夢と野望の人生〜「2000万人を死に追いやった男〜スターリン〜」、2017/03/16)

    NHKはアーカイブが貧弱であり、保存が抜け落ちる時があるが、番組(2年前)の再放送の概要がこちら(↓)。

    >> ヨシフ・スターリン。ジョージア(グルジア)の貧しい靴職人の家に育った男は、人々を抑圧から解放するため革命で帝政ロシアを倒したはずだった。

    >> しかし権謀術数を巡らせライバルたちを亡き者にして権力の座に就くや、救うべき貧農たちを飢餓に陥らせ、次々と強制収容所に送っていく。さらに密告社会を作り上げ、処刑ノルマを課すまでになる。

    >> 「人は自分で神を作り出し、それに隷属する」そううそぶく希代の独裁者をプロファイル。

    《コメント》

    ・ 共謀罪法案を巡って、「密告社会」の到来を危惧する声が聞かれるわけだが、「密告社会」がどういうものか?のまさにその実例が、「スターリン」である( ̄▽ ̄)b

    ・ 大きく七つの指摘をしておきましょう。

    ・ 一つ。「スターリン型密告社会」の恐ろしいところは、衆人による衆人の監視を、《処刑》をノルマとして割り当てる、という手法を用いることで、徹底かつ広範にそれを成し遂げた、ということ。(告発する側に回らないと自分の命にかかわるという猜疑のジレンマに陥れるという手法)

    ・ 二つ。江戸期の五人組やその延長線上である戦時中の隣組は、比較対象となるが比較対象足り得ないとも言える。「密告社会」の形容を用いるので有れば、先ずはスターリン型密告社会を類比すべきであるし、その寓話として「1984」が想起されるのは自然なことである。

    ・ 三つ。共謀罪の運用に際して、その恣意性を憂う、ということに、一定の合理性はある。スターリンのような権力の掌握と行使を想起すれば、権力を拡充することに慎重であるべきだ、という見解は尤もであると思えるから。しかし、共謀罪に異を唱える一部の人達が、戦後において、悪夢を孕んでいた共産主義を美化し理想化していたとなると、納得がいかないし説得力を欠くし、胡散臭い( ̄▽ ̄)b (かつての運動家のような人達は、とっとと隠居すべきなのだ。)

    ・ 四つ。衆人による衆人の監視は、容易ではない。ただし、スターリン型密告社会の事例に見る通り、全くの不可能ではない。しかし、個々人には各々に仕事や生活や趣味嗜好等の広がり/多様性があるのであって、特殊な条件が揃わない限り、密告社会とは無縁なのである。はっきり言えば、政府も国民/市民も《暇》ではないのである。

    ・ 五つ。衆人による衆人の監視はできない、と言っておくが、衆人を監視することは、機械であればできる。ただし、機械には監視をしているという自覚もある種の使命感もない。共謀罪も手続き法やプラットホームが揃わなければ、実効性が疑わしい。(事件が起きてからの捜査でも手一杯なのだから、事件が起きる前の捜査など、なおのこと手一杯であるし、捜査の現場は途方に暮れるのではないか?)

    ・ 六つ。当スレッド内スレッドの冒頭に記したが、共謀罪は、「危惧されるように危険ではないが、期待されるほどに有用でもない」、というのがマイオピニオン。

    ・ 七つ/最後。共謀罪はそれだけでは役立ちそうにないが(私見)、その立法化には賛成である。理由は、組織犯罪が「国際化」しているから。国際化するのは故あってのこと。何故ならば、周知の通り、おカネと人の移動が「自由化」されてきたから。こういうこと(↓)が実際に起きたり行われたりしているのも、国際化/自由化の波が広く及んでいることの、証左( ̄▽ ̄)b

    http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS21H09_R20C17A3000000/
    (日経、「北朝鮮の全銀行、国際決済から締め出し」、2017/03/17/17:22)

    続く。

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