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 【3188】老人党メルマガ(237) 北極星 2008-9-21 6:16:48
 【3250】老人党メルマガ(238-1) 北極星 2008-9-28 6:35:28
 【3251】Re: 老人党メルマガ(238-2) 北極星 2008-9-28 6:36:14
 【3322】老人党メルマガ(239-1) 北極星 2008-10-5 6:04:21
 【3323】老人党メルマガ(239-2) 北極星 2008-10-5 6:05:06

15 【3188】老人党メルマガ(237)
北極星   運営スタッフ 2008-9-21 6:16:48  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(237) ::: 08/9/21
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    【3156】事故米と農水省・農水相   pierre
    【3166】日本の消費者はやかましいか?   よるがほ
    【読者投稿】問題解決には根本原因の認識と対策が必要   岡田
    【3160】Re: 老人党 =川柳・狂歌   やぶにらみ
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    【3156】事故米と農水省・農水相   pierre 2008-9-14 16:46

    事故米がもたらした騒動は、大変な広がりを見せている。にもかかわらず、農水省の動きは腹立たしいほどチグハクだ。
    とくに大きな問題を起こした業者は新聞によると2社と言うが、農水省はその2社に延べで112回も立ち会い調査に入っていながら、この不正を見抜けなかった。農水省は「権限が云々」などからなかなか真実に迫れないと言っているが、それなら一体何のためにこんなに何回も調査に入ったのであろうか。

    問題を起こしたこれらに業者にとって、この事故米の転売は大変な儲け口だったに違いない。その彼らに農水省の調査が無事に済むことが如何に大切だったか、想像にあまりある。おそらく調査に入った農水省の係官には食事その他、下へも置かないほどのもてなしが行われたことだろう。
    彼らは調査をするというそれだけの事実を積み重ねるために、それを“素直”に受け、税金の無駄遣いを重ねていた。

    そして今度は、農水相である。太田農水相は12日、テレビのインタビューに答えて「(検出農薬は)中国製ギョーザ事件のギョーザに比べ60万分の1の低濃度。人体に影響がないことは自信をもって申し上げられる。だからあまりジタバタ騒いでいない」

    という発言をしたという(YOMIURI ONLINE 2008.09.12.)。事故米が人体に影響がないのなら、なぜ食用に販売することを禁止してきたのか。またその際、農水相は事故米を買わされた菓子業者の名前を公表しないことについて、消費者に権利があると同様に業者にも権利があるという意味の発言をしていた。業者の権利を保護する結果、消費者は場合によって事故米を使った米菓を食べさせられることになるのだが、そういう消費者の謂われなき権利の侵害はどうでもいいのか。

    しかし、今朝の新聞によると、公表できないのは風評被害で訴えられたら勝ち目がないからだという。
    だがまた、農水省の幹部は「権限のある保健所なら、食衛法違反の疑いがある米の流通先として業者名を出せるのだが……」
    と言ったという(asahi.com 2008.09.14.)。そういう方法があるなら、厚労省を動かして保健所を使えば、その権限で業者名の公表ができるのだから、なぜその方法を採らないのか。

    さらに遡れば、なぜかくも大量の事故米を国は買ったのか。新聞によれば
    「農林水産省は、輸入時にカビ毒や基準値を超える残留農薬が検出された場合は、原則的に事故米として流通させない方針を固めた。…今後は検疫で汚染が確認されれば、原則、輸出国に返送させる方針に転換した」

    とあった(前掲YOMIURI ONLINE)。これらの米の多くは輸入が義務づけられていると言うが、輸入時に瑕疵があるものまで買わなければならないものではないだろう。だから今後は輸出国に返すことにしたのだろう。
    それなら、なぜ今まではしなかったのか。そこにも大きな疑問があるのだ。

    こうして見てくると、今回の混乱には、食用に転売して大きな儲けを懐にした悪徳業者に何よりも責任があることは否定しないが、彼らにつけ込まれるような材料をつくったのは間違いなく農水省であり、そこにも重大な責任があることを否定するわけにはいかない。

    それにも拘わらず農水事務次官は「責任は一義的には食用に回した企業にある。私どもに責任があると考えているわけではない」などと厚顔無恥な発言をしているのだから、呆れてものが言えない(前掲asahi.com)。
    自民党だって、与党として、福田氏の無責任な辞任を奇貨として総裁選で浮かれているときではないのだ。
    -----------------
    【3166】日本の消費者はやかましいか?   よるがほ 2008-9-16 14:07(編集)

    農林水産大臣の太田先生は「日本の消費者はやかましい」と言って物議をかもしました。今や自民党総裁選の騒ぎにまぎれて先生の発言は忘れられようとしています。そこでこの際、日本の消費者はやかましいか、静かに考えてみたいと思います。

    その前に、麻生次期総裁候補は「やかましい=九州方言」説を展開して太田先生をかばおうとしましたが、この程度の言語感覚でよく外務大臣の職がつとまったものです。有能な通訳が大臣の発言をうまく修正して相手に伝えたのでしょうか?

    さて、結論から言えば、筆者は日本の消費者は「十分に」やかましいとは言えない、もっとやかましくあるべきだと思います。韓国政府の米国産牛肉の輸入再開決定に対する韓国市民の連日の激しい抗議デモを見ても、日本の消費者はおとなしすぎます。このたびの有害米問題を引き合いに出すまでもなく、強欲で狡猾な業者と鈍感で保身に汲々としている政治家・官僚がいるかぎり、私たちの「食の安全」を守るためには、私たち消費者自身がきびしく監視し、危険を排除してゆくほかないのです。

    農林水産大臣の任期もあとわずかとなった太田先生は「じたばた」する必要はないでしょう。太田先生の選挙区の有権者の皆さん。このような人物を国会に送って歳費を払い、もろもろの政治活動費用を支給するのは税金のムダだとは思いませんか?
    -----------------
    【読者投稿】問題解決には根本原因の認識と対策が必要   岡田 08/9/14 12:47

    皆さん色々云うけれど問題点の指摘、つまり「入口」だけで、対策、つまり「出口」の話がない。
    問題点が有っても対策が無ければ現状がベストでしょう。つまり議論が労組的では有りませんか。労組は「賃を上げろ」と云うだけで手段は云えない。付加価値の高い商品。付加価値の高い労働無しに賃を上げれば倒産して全員解雇。

    つまり下記のような根本原因の認識と対策こそが「チェンジ」なのです。
    福田総理の弁「積年の問題が顕在化し・・貧乏くじ」とは小泉内閣絶頂期に出した、ネット上でオンリーワンヒットの私書「経済学では不況は直らない。技系主導政治が日本を救う」が顕在化したものです。

    日本人のマスコミは革命と云うと「政治革命⇒共産主義⇒崩壊」しか云いませんが、今日本の政治問題の原因は「第二次産業革命」と云う技術革命なのです。それに依って生活者としては夢の様な便利な時代になりました。でもそれは「両刃の剣」で、過去の知的職域が低付加価値化し、食えなくなった。労働者としては職がなければ生活費が払えず、夢の生活にも無縁となる。

    それでも石油がコンコンと湧き出す国はそれで不況は防げる。でも日本は「コンコンと湧き出す知的財産」で国を支える必要がある。従ってその実務実績のある政治家を国のリーダーに迎えなければ沈没は防げないのです。
    資源小国として共に戦ったドイツは2代前から「技系首相」。米国は資源大国で有りながら、「知財立国」を政治家の責任として憲法第1条に謳い、リンカーン大統領も船の特許を持っていた。

    総理以下文部科学大臣まで、特許庁のHPで知財を検索しても全くヒットしない。
    それを民主的に実現するには、先ずマスコミがこの事を国民に説明すべきでしょう。
    ご意見をお待ちしたい。
    -----------------
    【3160】Re: 老人党 =川柳・狂歌   やぶにらみ 2008-9-15 7:25

    増税が どうして老後の 安心か?
    (老後を 安心して過ごせるように 消費税の増税が必要だ。・・・・自民党総裁候補)
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16 【3250】老人党メルマガ(238-1)
北極星   運営スタッフ 2008-9-28 6:35:28  [返信]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(238) ::: 08/9/28
    =======================================================================
    【3218】新内閣の経済政策        柳沢のタンタン
    【3229】政権交代は必至か?       中井豪
    【3233】Re: 政界再編は必至か?     かっくるなかしま
    【3247】麻生内閣支持率50%の情けなさ  e-seigi
    【3248】政権交代を目指すなら      珠
    【3239】中山国交相問題発言       もぐら
    【3193】労働者に「選択の自由」はあるか pierre
    【読者投稿】大相撲の行司はお飾りか   山本春彦
    =======================================================================
    【3218】新内閣の経済政策  柳沢のタンタン 2008-9-25 14:53

    新総理は景気対策が一番優先課題であると何回もテレビで放送していたが、一番の原因は貧しくて物が買えない階層が35%も居ると言う事ではないでしょうか。
    何しろ年収200万円以下ではどうする事も出来ません。勿論子供に対してもろくな教育が出来ない。
    子供を生んでも育てられない。そう言う環境ではいじけた人間形成が多くなるであろう。

    子供に国家が教育費や生活の面倒を見ている国では犯罪も少ないし。食えないと言う問題も聞けないようである。
    子供の教育の成績も良いようである。その35%の人たちの子供にお金を支給すればそれは全部消費に回り景気はよくなるであろう。道路や建築にお金をまいても一部の業者が喜ぶだけで景気はよくならない。政治とは目的は何でしょうか。

    日本の憲法に書いてある事をまず実行する事から始まると言う事が必要ではないでしょうか。
    現在まで。憲法の事はいつも聞いていると。自助努力と言う言葉にすりかえられているようです。
    そこで私はいつも人に”赤ん坊に自助努力が出来ますか”と言ってます。北欧やカナダに良い例があるでしょう。
    口先では綺麗ごとを言っても実のある言葉になららい例が多いようですね。
    -----------------
    【3229】政権交代は必至か?   中井豪 2008-9-26 10:58

    小泉純一郎の政界引退表明は自民党落城の予兆であろう。後継に、二男進次郎を関係者に依頼する。
    小泉一族4代にわたる世襲の表明に小泉の本性が晒された。老醜では済まない。

    小泉の政治的行為のすべてが嘘とペテン、自らの延命のためだけのものでしかないのだ。政治に興味も関心もない。
    単なる軽佻浮薄の道楽者でしかなかったのである。恐らく誰もがその本質を見抜いていたはずだ。

    ワンフレーズ政治と居直り答弁は小泉の無内容・無能を曝していたにも関わらず、テレビメディアは面白おかしく人気者に仕立て上げた。同時に、背後の真の支配者の凄みに慄き、誰もが批判的言辞を封印された。
    御用学者の無責任な論を垂れ流し批判する者はすべて潰された。

    それでも郵政民営化の売国政策・米国支配の陰謀だけは真相を隠せない。そこでメディア総動員の郵政解散総選挙の大博打。
    殺されてもいい!この大芝居に国民は酔い騙され歴史的醜態をさらしてしまった。

    さて、麻生内閣の支持率は50%を割った。微妙な数字だが、茶番総裁選と新鮮味のない組閣を考慮すればこんなものか。
    今後、麻生や閣僚の失言とスキャンダルで支持率の急降下の可能性は小さくない。
    解散・総選挙もできずに総辞職なんてことは、もはやありえないからヤケクソ解散とでもなるのか。

    いずれにせよ、今度こそは政権交代、小沢民主に託したい! これが大多数の国民の真意であろう。
    民主党は驕ることなく他の野党とも最大限の共闘態勢で政権奪取を確実なものにしてほしい。
    政治に絶望した人々に希望が持てる政治の実現を期待したい。

    政治は国民の意思で刷新できる。一票革命の実現が間近に迫っている。民主党・社民党・国民新党を中心とする政権を誕生させ国民の意思で鍛え上げる。米国隷属と創価学会支配の政権の呪縛から私たちは解放されなければならない。
    -----------------
    【3233】Re: 政界再編は必至か?  かっくるなかしま 2008-9-26 13:55 (編集)
     ▼中井豪さん:こんにちは。

    おいらなどは、「勝負師」としての小泉さんについては、郵政解散の時から「絶対視」しちまっているんですが、
    今回の引退表明で、心酔の域が、「神聖視」に達しちまっています(^^

    が、公明党・創価学会と小泉純一郎で持ちこたえてきたのが、自民党ですから、
    ご指摘の通り(↓)、やばいっすね、自民党。

    >小泉純一郎の政界引退表明は自民党落城の予兆であろう。

    そもそも単独過半数でなく、比較第一党を取りにゆく戦いだけど、拮抗してくると、とても面白い。
    自民党から小泉が外れると、8〜10年前の自民党なわけだから、都市部・中間・浮動層の票の一部は、自民党に投票しないか、民主党に流れる。麻生さんが、民主党との政策差異を消滅させることによって、自民党から民主党に流れた票を、自民党に戻すという戦術は、小泉引退でチャラ。

    拮抗する、もしくは、民主党の比較第一党の芽もあり、ということでしょう。
    その先、「政界再編」を期待する自分としては、実にウェルカムな感じ。

    ps:自分の場合、公言している通り、比例では社民党に一票。春先に転居したばかりなので、小選挙区では見極めがついてないんだけど、一票でも拮抗させるべく民主党の議員さんに一票。ではまた。

閲覧 32346
17 【3251】Re: 老人党メルマガ(238-2)
北極星   運営スタッフ 2008-9-28 6:36:14  [返信] [編集]

    【3247】麻生内閣支持率50%の情けなさ==日本人の馬鹿度合い  e-seigi 2008-9-28 0:17

    新内閣が支持率50パーセントとか.なんとも情けない馬鹿国民である。何回だまされても懲りない奴等は滅びるしかないのか。政治家は何をすると言っているかとか、何が面白いとかではなく、今まで何をしてきたかの実績で判断すべきである。

    今の日本が満足すべきだと思うやつは、新内閣に期待したり支持するのもいいだろう。しかし、今の日本が果たして良いと言えるのだろうか。言えないだろう。

    とすればこの日本を作ってきたのは、自民党にほとんどの責任がある。其れでもまた総理大臣の軽さで選択するのだろうか。
    いい加減馬鹿国民も目を覚ましてほしい。50パーセントは馬鹿な国民だ、と言う私の主張を証明しないで欲しい。
    -----------------
    【3248】政権交代を目指すなら   珠 2008-9-28 2:18(編集)
     ▼e-seigiさん:

    >新内閣が支持率50パーセント

    その方々に、自民・公明の現政権でない方がいいかを、きちんと説明することが大切なのではないでしょうか。
    馬鹿だ馬鹿だとおっしゃるのはご自由ですが、もし私がそういわれたら、全く不愉快でウンザリするだけで、その投稿を読もうとも、考えようともしないでしょう。それは全くの損になりませんか?

    >政治家は何をすると言っているかとか、何が面白いとかではなく、今まで何をしてきたかの実績で判断すべきである。

    おっしゃるように「今まで何をしてきたかの実績」をきちんと評価して繰り返し書いていただければ、「麻生さんがいい」といった評価をしている方々にも、「そういう見方があるのか」「これは問題かもしれない」と思っていただけるかもしれません。

    浮動票を得たいならば、辛抱強くきちんとそのわけを説明し、働きかけて納得していただくしかないと思います。
    私自身は障害者の方々とお付き合いする中で、今までの政権によって作られた自立支援法によって、むしろ自立から遠ざけられようとしている人々の実態を見てきました。

    障害者や高齢者など、削りやすいところから予算を削ろうとしたり、昨今の閣僚の暴言から、現政権は国民の方を向いているとはとても思えないので、ぜひ政権交代をと願っています。
    以前も書きましたが、民主党が政権を取ったからと言って、すべて良くなるなどとは全く思っていません。

    それでも「政権交代が必要」だと言うのは、防衛省、厚労省、農水省はじめ、最近の不祥事の数々に、これは長期政権の弊害であり、政治家・官僚・企業との癒着を少しでも無くさなくてはならないと思うからです。
    そして政権交代は、こうした馴れ合いの仲に緊張感をもたらし、国民にきちんと向き合った政治をしないと、選挙で敗北することを知らしめることになるからです。

    国民も自分の2票が、政治を動かす力になることを自覚できれば、もっと真摯に政治に向き合うことになるでしょう。
    「とりあえず政権交代を!」と願っています。
    なお入党宣言に、下記のようにお書きの方がいらっしゃいました。

    「私は、友人・知人に ネズミ講方式で 各自が最低10人に 政権の交代を訴える連絡を始めてます。静かな池に小石を投げれ 波紋が広がり 次第にうねりと成って行く様行動を起こしました。」
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=281&sty=2&num=1
    こうした地道な活動もまた「政権交代」に、大きな力になると思います。
    -----------------
    【3239】中山国交相問題発言 もぐら 2008-9-27 0:22

    中山国交相の問題発言、すごかったですね。

    問題発言は、成田空港反対闘争を「ごね得で戦後教育が悪かった」と批判、外国人観光客の誘致策に関連し日本を「単一民族」と発言、さらに、大分の教員採用汚職事件について「大分県教委の体たらくは日教組(が原因)ですよ。日教組の子どもは頭が悪い」などと発言。
    ネットの書き込みかと思ってしまいました。

    http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008092602000260.html

    3つともすぐに撤回しましたが、撤回すればすむという問題ではないでしょう。
    そもそもそれぞれの発言はそれなりに自身の信念に基づくものだろうに、それを3つも撤回するなんて、逆に信念はないのかと思ってしまいます。

    野党の罷免要求は当然であり、国会でも十分追及してもらいたいと思います。
    -----------------
    【3193】労働者に「選択の自由」はあるか  pierre 2008-9-21 18:00

    その実現は首相の突然の辞任で危ぶまれるが、日雇い派遣を原則禁止する派遣法の改正について、一部の規制緩和論者から異論が出ている。日雇い派遣に従事する労働者の多くは自らがそういう就業形態を選択したのであり、それを禁止するのは彼らからそういう選択の自由を奪うというのである。

    そういう論拠は、昨年8月に厚労省が行った「日雇い派遣労働者の実態に関する調査」である。
    現在、経済財政諮問会議の議員である八代尚宏氏はこう言う。

    「短期派遣で働く理由として、『正社員で就職できない』が8%、『正社員の仕事がみつかるまでのつなぎ』が25%。
    やむを得ずやっている人は3割程度ということだ。少ないからいいというわけではないが、残りの7割の人は禁止されたら迷惑をこうむる」(八代尚宏「働き手の選択肢狭めるな」『朝日新聞』2008.08.03.朝刊)

    また福井秀夫氏(政策研究大学院大学教授)でもまったく同じ調査の結果を根拠に次のように書いている。
    「現状のままでよいとする日雇い派遣労働者は45.7%と、正社員になりたいとする29.6%を大きく上回っている」
    (福井秀夫「安心・安全と真の消費者利益」『日本経済新聞』2008.08.26.朝刊)
    と言い、このような対症療法ではその副作用は計り知れないと言う。

    両氏に共通するのは、調査結果から自らの立論──規制緩和──に都合の良い数字だけを引いてきたものだということだ。たしかに調査の対象者全員に対する比率は両氏が上げる数字ではあるが、対象者の性別、年齢層別で顕著な違いがあるという事実を、故意にか無意識にかは分からないが、両氏とも無視している。調査の説明にもある通り

    「『正社員』を希望する割合は男性の25〜29歳(53.6%)、30〜34歳(58.0%)、35〜39歳(45.8%)において『現在のままでよい』より高くなっている」

    のである。この層は、正社員のような安定した雇用環境にあれば、当然家庭を持つ年齢である。
    しかし不安定で低所得、到底結婚などできるわけがないという就職氷河期に正社員としての就職の機会を得られず呻吟している“ロストジェネレーション”を彷彿とさせるのである。

    八代氏は対案として、使用者としての責任を派遣元・派遣先企業との共同責任にすること、違反した場合の罰則も派遣先にも負わせること、キャンセル手当・交通費などの正当な支払い徹底、日雇い労働者の失業手当である日雇労働求職者給付金の完全適用などを挙げている。

    また福井氏は、日本の極端な正規雇用至上主義の雇用法制の見直しの重要性を主張する。しかし、使用者責任を派遣元・派遣先企業との共同責任にすることなど、派遣労働の規制緩和の前提として当然に採用すべきものだ。

    このような結果は闇雲な規制緩和がもたらした重大な罪である。派遣先によっては、防災ヘルメットを正社員にしか与えないとか、社員食堂の食事の価格にも格差があるなどちいうケースがあると言うが、これらは無闇に派遣元を甘やかしてきた結果に他ならない。

    厚労省調査で「正社員」希望の比率の高い男性の25〜39歳の層は、正社員であれば企業の中堅として大きな戦力になる層であり、社会的にもその中核として次の世代を育む貴重な世代である。日雇い派遣に全体として何人が従事しているか分からないが、こういう社会の背骨を支えるべき年代層の人たちが、たとえ一部であろうと、不安定な雇用・極端な低所得に放置され、しかもそれが彼らの「選択」の結果であるかのごとく言われるのは、到底、容認し難いのである。
    -----------------
    【読者投稿】大相撲の行司はお飾りか  山本春彦 08/9/21 9:33

    大相撲はスポーツではないのでしょうね。あんなスタート スポーツ界ではないこと。
    スタートはどこでもオンザマーク ゲッツ セッツ ドンだ。
    学生相撲もそうなのに伝統なんかにいつまでも大相撲。嫌気がさしている。

    子供相手によく遊び心で力士があそぶけれど、そのときはスタートどうやるの。あんなスタートではまずいでしょう。
    あるいは片手は砂を軽く掃いたり、チョチョンとついたり(それも両手同時でない)。
    周囲に座っている年寄り連中があーだこーだいうけれど、わるいのはおまえらだ。

    それにスポーツではスターターに絶対の権限がある。大相撲では行司はお飾りだ。
    もっとも判断に おあいこも認めないといけないが。とにかく古い古い。だからいろいろな問題も起こるのだ。
    二人が気合の合ったところでスタート自体無茶なこと。気合を合わせるのはスターターにあわせるのだ。
    それではっ気合が出ない?じょうだんではない。

    何回も仕切りのかっこうだけつけるのは、これは気合をたかめていくのでないのか。
    テレビでまたは観客に時間をのばせてもうけなのか。
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18 【3322】老人党メルマガ(239-1)
北極星   運営スタッフ 2008-10-5 6:04:21  [返信]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(239) ::: 08/10/5

            ☆☆ 次号は10月14日発行の見込みです ☆☆
    =======================================================================
    【3285】租税制度を見直す           原口 高志
    【3278】中山国交相問題発言〜自爆テロ掛け合い かっくるなかしま
    【3279】Re: 中山発言〜マスメディアの情報自爆テロ  Gokai
    【3300】Re: 敗れたり中山さん〜こんなのもあります 上野介
    【打てば響く9月30日】             なだいなだ
    【3280】Re: 世界の変化は経済の状況から    peace
    【3259】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま 笹井明子
    【3260】オフライン支部便り: 神山昌子 さま 笹井明子
    =======================================================================
    【3285】租税制度を見直す   原口 高志 2008-10-1 12:00
     ▼Gokaiさんへ:

    9月29日 貴殿の投稿文 読ませていただきました。貴殿 法人税7兆円減税しているから元にもどせといっておられます。
    私はそれに加えて所得税のフラット化で、高額所得者に有利になつている課税方式1974年の19段階に戻し、最高税率75%にすべし思っています。

    社民党や共産党が云っているということでなくて、市民みずから詳しく租税制度チェックすべきと思います。
    高福祉国といわれるスウェーデン租税負担率、付加価値税率 かなり高いこと、朝日新聞2008.8.27朝刊(名古屋本社版)に書かれています。より詳しいものとしては、「地方財政システムの國際比較」(財務省財務総合研究所)が参考となります。

    もう一つ あまり報道されていないのですが、スウェーデンでは、納税者番号制が採られていることです。
    日本では法人への納税者番号制 日本経団連が反対していますし、個人(自然人)に対して採ること、訳知りインテリ知識人(?)が反対しています。

    法人及びある程度所得のある人の、課税(納税)実態 オープンとされれば、租税回避防ぐことできると思われます。 なだ いなだ氏などにも 言いたいこと このような事です。
    -----------------
    【3278】中山国交相問題発言〜自爆テロ掛け合い   かっくるなかしま 2008-9-30 16:45
     ▼もぐらさん:どうもです。

    中山さんの発言を巡っては、情報自爆テロ説、選挙日程コントロール説が、出ていたんで、ご紹介しておきます。
    http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080929/171976/?P=1
    (出所:日経ビジネスオンライン、『中山前国交相の「情報自爆テロ」?
    選挙日程コントロールに振り回されないために』、9/30)  ・・・ ★
    同説に拠るとキモは、この辺りでしょう。

    >>将棋でも囲碁でも、誘う手には裏があるもの。
    >>ここで野党がヒートアップしすぎることは、与党も当然織り込み済みでしょう。
    >>注意しなければならないのは総選挙日程にほかなりません。
    >>先週までの状況では、内外の経済不安を念頭に、10月6日からの補正予算審議は不可避、と見られていたわけですが、今回の「自爆」でそうした空気がふっ飛ばされてしまった可能性があります

    確かに、あれ以来、民主党でも冒頭解散説、臨戦態勢にモードチェンジしていた。
    許せんとか、任命責任とかの雰囲気になると、早期解散のテンションが上がってくる。
    すると、「なるたけ早く解散したい」でも、
    「リーマンショックがあるから、補正予算の審議は済ませる必要がある」という、自民党側の縛りが、解けてくる。

    選択の自由度が増すわけなので、中山さんは、策士かもと。

    でも、昨晩、米国下院が、金融安定化法案を否決してしまったので、リーマン問題は仕切り直しで、
    補正予算審議は、避けて通れなくなった。
    http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080930-OYT1T00461.htm?from=navr
    (出所:読売、9/30)

    米国の自爆テロが中山さんの自爆テロを封印した、って感じかな。 ★★

    冒頭の★、で、「なぜ、11/2以前なのか、以後ではまずいのか」、ってところ。
    どうも、11/4米国大統領選挙の後だと、米国の民主党・オバマさんが勝った場合、
    「じゃあ、日本も民主党で、政権交代だね」みたいな雰囲気になるのが、どうもまずいらしい。
    (そういう気に仕方もあるんだ)

    掛け合い続いています。冒頭の★の3ページ目には、こうありますが(↓)、

    >>ちなみにこの「安全な爆弾」の核弾頭「日教組が強いと学力が低い」について、大阪府の橋下徹知事が「なかなか本質を突いている」と擁護の発言をしています

    で、29日の朝ズバで、中山さん(↓)、
    http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/09/30/02.html
    (出所:スポニチ、9/30)

    >>「民主党政権になると、日本全国が大阪府みたいになる」

    民主党政権になると、日本全国が大阪府みたいになる(^^
    こうなってくると、中山さんの発言は、「けしからん」でも、「一理ある」でも、どちらでもなさげな気が...
    一東京人として一言言わせて頂くと、「民主党政権になろうとも、東京都が大阪府みたいになることありません。」

    ところで、こちらを眺めると(↓)、
    http://www.news.janjan.jp/election/0708/0708210111/1.php
    (出所:ザ・選挙、「07参院選を分析する(7)一変した政党得票率の地図」)

    2004年以来、比例の得票数では、民主党が既に自民党を上回っているし、選挙制度さえまともなら、
    参政権の機会均等の大原則が守られてさえいるなら、「とっくに民主党政権」ですね。 ★★
    また、大阪府の場合は、確かに自民党は得票できていないけど、民主党もたいして得票できていなくて、
    他県との相違はといえば、公明党と共産党の得票が多いこと。

    つまり、何が言いたいかと言えば、民主党の得票が他党を圧倒しているのは、岩手県なので、
    「民主党政権になると、日本全国が岩手県みたいになる」んです。
    -----------------
    【3279】Re: 中山発言〜マスメディアの情報自爆テロ  Gokai 2008-9-30 22:06
     ▼かっくるなかしまさん:こんにちは

    痛みを伴う自民党構造改革路線は比較多数の国民に否定され、このままでは総選挙惨敗は間違いないところ、
    巻き返しを図るひとつの手段として、早期の景気回復は麻生首相でも無理、3年かかるとした、
    それならば、劣勢挽回のためには他の手法も必要、

    幸い日本国民の比較多数は、日の丸、君が代、天皇への敬愛、、、、、靖国参拝だって得票につながりかねない。
    それに中山元国土交通相の言う左翼日教組の道徳教育の軽視は多くの国民の琴線に触れる。

    この辺に選挙の争点を持ってくればまたまた自民党勝利となってしまうこともあるし、
    本当は「国民の生活が第一」が争点であるべきなのに、
    天皇陛下万歳といって特攻も出来る国民性なのだからそれを忘れて自民党にもう一票なんてこともありえて、

    マスメディアも今回は悪者になって中山元国土交相を非難すれば、判官びいきを引き出して効果はテキメンかもです。
    -----------------
    【3300】Re: 敗れたり中山さん〜こんなのもあります(^^ 上野介 2008-10-1 22:03

    こんにちは もひとつオマケの情報です
    都道府県別の失業率・生活保護率と学力との相関を分析したこんなデータもあります。
    日教組を責める前に政治のあり様を反省して欲しいですね。
    ・・・中山氏にかかっては失業率・生活保護率の高いのも日教組の責任にされかねませんが

    図を見るだけでも日教組の出番がなさそうなのがわかります。

    (1)学力テスト−失業率と成績との関係
    http://edupoison.blog53.fc2.com/blog-entry-132.html

    ・上記記事中の相関図(拡大)
    http://blog-imgs-18.fc2.com/e/d/u/edupoison/gakuryoku.gif


    (2)学力テスト−生活保護率と成績との関係
    http://edupoison.blog53.fc2.com/blog-entry-134.html

    ・上記記事中の相関図(拡大)
    http://blog-imgs-18.fc2.com/e/d/u/edupoison/seikatuhogo.jpg

    ちなみに、都道府県別の失業率と生活保護率との関係はこちらが参考になります。
    http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/7347.html

    では
    -----------------
    【打てば響く9月30日】なだいなだ

    中山国土交通大臣の辞任について書きます。といってもちょっとした感想。

    この人は世の中の基準からすれば、とても頭のいい人らしい。
    私立鹿児島ラサール高校を卒業し、現役で東大の法学部に入学、大蔵省に入省、キャリアーとして順調に出世、12年後には主計局主査という経歴を聞けば、だれでもそう思うのではないか。
    今の日本の常識ではそう判断される。土地の人から秀才と呼ばれたのだろう。

    頭のいいのはわかったが、今回のかれの行動を見ると、その秀才がどうなってしまったのか、首を傾げる。
    「バカじゃなかろうか」と思う。断っておくが『バカ』という言葉は文化に根付いたことばなので、差別語だなどと言って、言葉狩りの対象にしないでほしい。
    かつて、この言葉は「バッカじゃなかろうか」と発音して、ギャグとして大流行したこともある。

    ともかく、常識があれば、「自分が、こういうことを言えば、マスコミがその言葉をとらえ、どのように報道し、その結果、どんな騒動が巻き起こるか」ぐらい分かるだろう。そして、常識を持っていれば、自分の党が今どんな状況に置かれているかも分かるだろう。

    そして自分の発言が、自分の属する党や、自分を大臣として選んでくれた首相に、どんな打撃を与えるかも分かるだろう。
    しかし、かれには、どうもその常識がなかったようなのだ。日本語では、常識を持たない人間を『バカ』という。
    おそらく自民党の仲間たちは「あいつはバカだ」とか「大バカものだ」とかつぶやいているのだろう。

    ラサール高校と東大の教育が「常識のないバカ」をつくったのか、それともキャリアーとしての大蔵省のエリート意識が、それをつくったのか、政治家として、先生先生などと言われているうちに、常識がなくなって『バカ』になったのか、そのどれかか、その全部か、であろう。

    こういう常識のない人が、かつては文部科学大臣をつとめ、さまざまな教育改革を提案してきたことを考えると、暗澹たる気分になる。日本が変になってきたはずだ。ぼくが常識人だったら、こう考えるだろう。
    ところがぼくは常識人ではないので、暗澹とした気分にはならない。
    ぼくは日本全体に、秀才とは何か、教育とは何か、バカとは何か、を身を以て教えてくれたかれに感謝した。

    かれは日本の戦後教育が悪かったと考えているらしいが、それには同意する。
    この大臣こそ、戦後教育の欠陥のよい証明だ。
    戦後の文部省の指導した教育は、進学のための教育ばかりで、常識を与えてこなかった。
    秀才ほど、常識がない。そういう結果をもたらした。

    自民党の人達も、このぼくの意見には同意してくれるだろう。

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19 【3323】老人党メルマガ(239-2)
北極星   運営スタッフ 2008-10-5 6:05:06  [返信] [編集]

    【3280】Re: 世界の変化は経済の状況から   peace 2008-9-30 23:43
     ▼かっくるなかしまさん:こんばんは

    >前回まで、ちと分かりにくかったんですが、今回、拝見して、納得するところ多し、です。

    ありがとうございます

    >先の大戦の「謎」の1つが、ここにありますよね。
    >景気が回復しているのに、1936以降、更に、戦時経済に突き進んでいったのはなぜなのか? という。

    確かに、「<2.26事件の>青年将校・右翼の人間たちが、例外なく農村を疲弊させ、都市の中小企業や労働者を苦しめているのは独占資本が暴利をむさぼっているためだと決め込んでいた・・・・」(日本の戦争 田原総一郎著 小学館 P288より)
    と言う認識が多くの人に共有されていたのかも知れません。

    そして、私は、あれだけ無謀な戦争にかり出したメカニズムとしては、やはり、軍とマスメディアによるターボチャージャー効果だと思っています。
    軍が動きマスメディアが煽るという図式で、自らの排圧により過給し回転数を増しさらなる排圧を生むと言うターボチャージャー効果だったのではないかと思っています。そして国民がそれに乗ってしまったことに悲劇はあったと思います。

    >英米などは、マクロ的に観て、いわゆる「需給ギャップ」が存在していたということですよね。
    >確かに、先の大戦を振り返ると、敗戦国(日独)は、とかく非難されることが多い。
    >しかし、需給ギャップを埋めるべく、「戦時経済を必要としていた」という意味では、
    >英米も、動機を同じくするか、より多くの動機を持ち合わせていただろう、
    >といえると観ますね。
    >(勝ち負けの結果で、誰々が一方的に悪い、と、断罪はできないということ)

    その通りです。ただ日本は利害関係を冷静に判断すべきだったと思います。
    ドイツと組んだのも間違いの始まりであると思います。

    >ここはちと、再確認を願います。
    >自分も、ニューディールのこと詳しく知らないのですが、1930年代半ばでの、財政政策の踏み込みが浅かった、
    >との記述がありますので。

    ニューディール政策については賛否両論があるようですが。けっきょっくアメリカの景気回復は戦争特需まで待つことになったようですが。
    ただ、私見ではフーバー政権の恐慌初期に取った行動が長くアメリカを苦しめることになったと思っています。
    難しいですね、正直本当の所はわかりません。

    >自由主義、社会主義の善し悪しというより、状況が人々にそれを選択させるんだと思う。
    >不安の中では、寄らば大樹、という群衆心理が働くと思う。

    確かにそうですが、多くの状況で殆どの国民が社会主義や自由主義が自らの生活にどう影響を及ぼすのかは理解できてなく。まずは、目先の利害から参政権を行使すると言うところだと思います。

    >まさかだったんだが、金融安定化法案が否決されるとは... アメリカらしい、とはいえるけど。 

    私も、びっくりしました。
    これが民主主義と言えば民主主義ですがこのままではアメリカは大恐慌の轍を踏むのではないかと思ってしまいます。
    ただ、さすがアメリカという気もしました。

    >ネオリベラル路線が大きく後退するくらいなら、御の字じゃないかな。
    >3月の半ばですが、自分はよそで、こう書いているもんで(↓)。
    >
    そうですね、まあ途上国なんかは今でも近いモノはありますし。そう言う意味で国家の壁が壊れれば、国家による地域格差ではなく、究極の個人格差になるかも知れないとは思いますね。

    >議会が▲75兆円を惜しんで、米株は▲120兆円のロス。地球一周りで、1日でロス▲500兆円くらいかな。
    >どうなんだろうね。

    良いわけはないんでしょうけども、やっぱりアメリカの民衆はウォール街や高所得者層にかなり恨みを持っているって事ではないでしょうか。
    -----------------
    【3259】オフライン支部便り: 須藤正剛 さま (9月16日) 笹井明子 2008-9-28 18:07

    「一回やらせてみようか」
    『福田さんの辞任ね。総理とか大臣ポストは誰にでも出来るのよ。誰がなったって一緒。俺にでも出来るよ。政局運営が難しくなったら放り投げて、適当な理屈捏ねて次の人にどうぞってやれば一件落着だもの。逃げ出すだけだよ。任期なんて関係ないんじゃないの。でも会社の社長が一年おきに変わったら、その会社は確実にぶっつぶれるよね。国の借金が火だるまになるわけだよ』

    9月2日夜、福田総理大臣の辞任表明のあとで聞かれた失望感、怒りの声は多かった。
    この20年間を振り返ってみても、世界の先進国での大統領・首相の交替や連立は3〜4回なのに対して、我が国では13人の首相が小刻みに入れ替わっている。諸外国から見ると信頼できない不思議な国家となる。

    歴代の総理大臣の中には任期満了で退陣した御仁もいたが、「自民党をぶっ壊す」と拳を振り上げ、わけのわからない構造改革とかで、国民生活をぶっ壊した奇人も登場した。

    〔現実の世の中が、自分の立場から見て、どんなに愚かであり卑俗であっても、断じて挫けない人間。どんな事態に直面しても「それにもかかわらず!」と言い切る自信のある人間。そういう人間だけが政治への天職を持つ〕(独・社会学者マックス・ウェーバー著『職業としての政治』脇圭平訳、岩波文庫)

    就任しても一年足らずで指導力を失う総理総裁。一時的な政権担当能力があってもプロの政治家が育っていないことを意味する。昭和11年生まれで高齢ではあるが、福田さんもいわゆる世襲(二世)議員のひ弱さを克服できなかった。だからなりふり構わず突然の「官邸崩壊」となった。信念に欠けるし執着心もなかった。官房長官時代に何も学習しなかったのか。

    その後を受けて、小泉内閣時代の閣僚5人による演出された自民党総裁の選挙戦が始まったが、共同通信社の全国世論調査で支持率36.8パーセントの麻生太郎さんで、閣僚の入れ替えと臨時国会召集、補正予算の仕上げ、国連総会出席となるのだろうか。何も期待されずサプライズもないから、一日も早い解散、衆議院選挙が望まれる。

    〔精神分析学者でナチスに追われアメリカに亡命したエーリッヒ・フロムは『自由からの逃亡』で、自由と民主主義の中からヒットラーが台頭した理由として−「自由とは面倒なものである。始終あれこれ自分で考え、多くの選択肢の中から一つを選ぶという作業をしなければならないからである。これが嵩じると次第に誰かに物事を決めてもらいたくなる。それが独裁者につながる。」ヒットラーは独走したというより国民をうまく扇動して、その圧倒的支持のもとに行動したのです。〕(藤原正彦著『国家の品格』新潮新書)

    国民がどんなに悲鳴をあげても、天下り、裏金汚職、諸物価高騰、年金医療問題、食品偽装、凶悪犯罪などあとを絶たず、責任逃れに汲々として時間をかけても大きな課題はなにも解決せずに、次は消費税率を上げる議論も聞こえ始めた。全国世論調査には政策に行き詰る自公政権に扇動されてしがみつく傾向も伺われる。呆れるばかりだ。

    誰かに物事を決めてもらう思考の先に、選挙の棄権はないか。官僚任せはないか。自分の暮らしを守りたかったら、政治家を選ぶ作業に手抜きは許されない。「民主党に一回やらせてみようか」が現実味をおびてきている。
    -----------------
    【3260】オフライン支部便り: 神山昌子 さま(9月22日) 笹井明子 2008-9-28 18:12

    一国の総理がある日突然ぽいっと政権の座を投げ出す。エエッこんなことってありますか!前総理に続いての二度も、しかもまだ一年に満たないこの時期に何たる無責任、わがまま。しかもその理由があたかも国民のためであるかのような、卑怯な言い分、言い訳。その日以来テレビも新聞もこの事態に関する話題に集中、落ち着きのない日が続きました。

    でも最初からそういう人だったのですね。貧乏くじを引いたという当初の発言にありましたけど、やる気の全く感じられなかったこの一年未満。国民は散々愚弄され、置いてきぼりを食い、泣かされ、怒り心頭の日々にあえぎ、意欲のない惨めな暮らしの中に突き落とされました。

    国民の目線に立って・・・背水の陣・・・。言葉は弱りましたが、数々の問題の中でも、あんなに信頼して縋っていた北朝鮮拉致被害者家族の方々の白髪の頭、苦渋の面に涙を流しての懇願の様子。あれほど、自分の任期中に解決すると言い切ったあの約束。それ一つとっても平然と居られるわけはありません。

    洞爺湖サミットも仰々しく華やかに終わり、これからが政治の正念場。国民生活にモロにかかわる年金、医療。食の問題も生命にかかわる事件が後から後から発生し、この大変な時期に重大問題を解決することなく、他人事のようにシラーッとして臆面も無く投げ出すとは!一体誰がこの非常の時を国民から守るのですか!

    そして、苦々しいのはあの連日の自民党総裁選だの選挙活動。一体何だったのでしょう。5人の候補がまるで地方巡業の役者のように勢ぞろい。全国十数ヶ所とか。これが私たちに全国民に関係のある活動なのですか。本当に苦々しく思いました。そして22日、予想通り、というか、決まっていたシナリオどおり、麻生太郎氏が自民党の総裁に決定しました。全くドッチラケの一幕。

    こんなことのために政務は中休み。その間もあの悪評高き後期高齢者医療制度を中止するとか、しないとかの担当大臣の発言。暴言放言の大臣、事務次官の退任劇もあり、そしてまたまた年金の職域ぐるみの悪事露見!一体この国の役所、役人は毎日何のために職場に通い、何をしているのか。甚だ疑問。呆れて絶句です。弱将の元に勇卒無し。上部が上部なら下々みなそれに倣っての怠慢、不正。果ては集団での犯罪行為。国民は哭いています。

    新総裁の就任演説。テレビで見ていました。「民主党に勝つ!」と力説。まるで敵は民主党とばかり吠えていました。国民の中にある不安、不満解消に向けて、いま政権の座にある者として、自民党の政治の中味に向かって責任自覚のある演説を国民に対して熱く語るべきであると、私は思うのですが。

    力をつけてきた民主党を認めての大吠え。いま民主党が余程恐い相手なのですね。民主党も今一段と頑張って欲しいと痛切にその日を待望しています。
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