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4 【5407】Re: 老人党メルマガ(273)
北極星   運営スタッフ 2009-5-31 6:44:02  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(273) ::: 2009/5/31
    老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【5390】厚労省の再分割は哲学なき行政改革の証明 やまちゃん
    【5403】Re: 厚労省の再分割は哲学なき行政改革の証明  もぐら
    【5389】Re: インフルエンザ、豚と鳥由来の違い Gokai
    【5391】Re: 豚肉の滅菌 キタキツネ
    【5392】Re: 豚肉の滅菌 Gokai
    【5406】Re: 裁判員制度の問題点 珠
    【5380】映画「子供の情景」−子供の遊びは社会の縮図 珠
    【読者投稿】高速走行で燃費は良くならない  岡田元浩
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    【5390】厚労省の再分割は哲学なき行政改革の証明 やまちゃん 2009-5-28 3:29 (編集)

    小泉が首相に就任した2001年4月頃の前後に
    >聖域なき構造改革
    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E5%9F%9F%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%A7%8B%E9%80%A0%E6%94%B9%E9%9D%A9
    として、
    >厚生労働省
    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81
    は、2001年(平成13年)1月の中央省庁再編により、厚生省と労働省を統合して誕生した事に注目すべきである。

    日本社会は急速に少子高齢化時代へ向かっている現実から、歴史的に古代のローマ帝国・大英帝国、或いはインカ帝国の如く、日本国家は衰退化へ滅亡の存亡を賭けた厚労省の雇用対策は、年金(*)と医療・介護と福祉[生活保護(*)を含む]等に影響しあって関係する間柄。

    生涯生活権は国の義務化を憲法25、27条等に示されながら雇用(*)との関連を無視した問題点は、自民党の長期政権下に小泉内閣前後の施政者たちが、2001年(平成13年)1月に中央省庁再編で施行された厚生労働省。

    *とは、主として雇用と年金の相関関係から、現役時代の勤労を引退後、現役時代の給与に相当する、国の管理(社会保険庁)のもと、月々(規則上、二ヶ月に一回)に支払われる生涯賃金、その中で年金と雇用との関係は、最も大事な事を憲法にも生活生存権(医・食=職・住の三原則)を示されている事。

    ・雇用と年金の間、「似非」雇用流動化の名のもとで、求人の姥捨て山的年齢制限(60歳)と年金受給資格(65歳)が5年も開いているアンバランスから、人生後半活動に向けて生活不安を悩ます現実。
    ・年金保険料の未納(社会保険庁問題)を含めて、後の世代たちの総保険料が減少する要因は、世の庶民たちの口癖である現役雇用者たちの低賃金(正規雇用と非正規雇用に身分階級的賃金へ差別化)と、大学卒までの教育費が高額負担に絶えかねず、子は鎹と言われていた昔のような子沢山を経済的理由から望まなくなった若い世代たちの現実。

    ・対する一般庶民へ問題点の打開策に聞き耳考えない政官業と有識者たちは、永年長期自民党政権の保守的既得権との連携から、的外れの飴玉施策で濁してきた漬けが、少子化となる事を避けてきた問題点を見る思い。
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    【5403】Re: 厚労省の再分割は哲学なき行政改革の証明  もぐら 2009-5-29 22:44

    発言のブレまくりに対して、懸命に火消し作業を行ってますね。そもそも厚生労働省が生まれたのは、行政の縦割り構造を是正し、効率化を図るために一つにまとめたはず。一つにまとめたらまとめたで、組織がでかすぎて大臣一人で見るのは大変だという。国民から見たら何のこっちゃって感じです。

    今の厚労省がかかえる問題はというと、年金に始まり、雇用、介護、少子化、新型インフルエンザなど重要問題ばかり。
    さすがにこうも問題が出ては大臣一人で見るのは大変だと思います。
    本来「消えた年金問題」なんてのは起こるのがおかしい問題ですが。

    で、副大臣がいるんだから もっと副大臣を使うべきですわね。副大臣は2名もいます。正副大臣3名いれば今の組織でも見られないことはないと思いますけどね。逆に言うと、2名の副大臣はこの非常時にいったい何をやっているんだか?
    役に立たない副大臣だったらなくしちまえ! と思いますねえ。財政の無駄。

    麻生総理もあっさりと発言を引っ込めるようじゃ、いかに熱意がないかということが分かります。
    しかも、「ネベツネが言い出したことだ」などと人に話を振っている。厚労省の分割ひとつで厚労省と文科省、および自民党の文教族の争いとなるようでは、麻生総理はじめ自民党には官僚改革なんて絶対できねえなと感じます。

    まあ、いくら組織をいじったところで意味は薄く、肝心なのは官僚の意識改革でしょう。縦割り行政、縄張り意識の打破。
    国民のための行政。とにかく、厚労省を含め 霞ヶ関改革は政権交代の上、民主党にやらせましょう。
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    【5389】Re: インフルエンザ、豚と鳥由来の違い Gokai 2009-5-27 6:40(編集)
     ▼珠さん:こんにちは。

    >教えるほどの知識は持っていません。医学関係者ではないですから。

    いえいえ、教えていただけるほどの十分な知識です。そしてその知識は十分信頼できるものとして判断できます。
    ただ申し訳ないが、それらの知識を活用しましても、感染豚肉の生肉を素手で触れてその手で違う食材にも触った場合の感染の伝播は否定できないので、例えば、ある外食の調理販売商品では、生の豚肉を素手で広げて焼きますが、その手を毎回洗うのを見たことがありません。

    こういった場合でも、通常の生豚肉の危険性(E型肝炎ウイルスなど)は経験上問題無しと判断してよいと思いますが、今回の場合、?です。

    >>ところで、インフルエンザ感染の場合、血液中にそのウイルスは検出されないということなんでしょうか?

    >鳥インフルエンザの場合はあるそうです。今回のH1N1の場合は、そこまでいかないということのようですね。
    >鳥のH5N1場合の白血球との関係を書いた医師のブログをみつけました。ただ決定的な言い方はしてないようですね。
    >http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/92c81f9907c3b112622f8de796aa0472

    ↑つまりこういったことを今回のインフルエンザに関してまだまだ調べていかなければならないにも拘らず、
    つまり感染豚の輸入が安全と判断するのは時期尚早といえてしまい、風評被害を、政府の責任にしないなら、
    感染豚の禁輸をしなかった責任が政府に発生しそうという結論になってしまいます。

    >>化膿菌が血中増殖は無いとしても、

    >あります。それが敗血症です。もちろんインフルエンザとは別の話ですが。

    これは私の舌足らずで誤解される発言になっています。真意は違い、「化膿菌が血中に入った場合は敗血症という病気になってしまい、入院して早急に叩かなければいけない、その治療が成功すれば、血中の菌は消失、失敗すれば死亡ですから、通常では化膿菌の血中増殖は無い」という表現の方が適切でした、変更します。

    お忙しいところ、いろいろ情報を下さり本当に感謝します。有難うございました。
    -----------------
    【5391】Re: 豚肉の滅菌 キタキツネ 2009-5-27 16:27

    世の中に「絶対安全」はない。しかし、豚インフルエンザは呼吸器に限定して増殖するウイルスなので、
    "極めて不適切な取り扱い"をしない限り、肉はウイルスに汚染されることは絶対にないと思う。

    食肉センターを知らない人は不安に思うだろうが、食肉センターには、「獣医師」の資格を有する「と畜検査員」が、処理する牛、豚などを「と畜場法」に規定される疾病等食用に適さないものを排除していき、最後に検査合格したものに検印をし出荷します。

    「と畜検査」は次のように行なわれています。

    生体検査
     と殺前に望診、触診などにより異常がないかどうかを確認します。
     病気の疑いのある場合は試験検査を実施し、その結果によりと殺禁止とするかを判定します。
      ↓
    解体時、解体後の検査
     と殺後、解体作業の中で、枝肉、諸臓器を1頭毎に検査し、疾病及び異常を認めた時は一部又は全部廃棄します。
      ↓
    精密検査
     上記検査で検査判定が困難なものは、判定を保留し、微生物学的、理化学的、病理学的検査を行い判定します。
      ↓
    衛生監視指導等
     食肉の衛生的な取り扱い及び市食肉センターの衛生管理を行うために、衛生検査、施設の監視及びと畜業者等の指導を実施しています。
     ↓
    衛生検査
     処理された枝肉などの衛生状態をモニタリングしています(大腸菌O157、サルモネラ菌など)。
     ↓
    残留有害物質調査
     厚生労働省通知に基づき、畜水産食品の残留有害物質モニタリング検査を食肉センターに搬入された牛、豚を対象に実施します。

    現在の「と場」では流れ作業で豚を解体するので、頭を落とす作業員と剥皮をする作業員は別の人です。
    肉を汚染することはまずない。また、枝肉は最後に高圧洗浄されるので、もし万が一肉にウイルスが付着していたとしても、そこでほぼ全て死滅します。

    Gokaiさんが心配するように、たまたまその豚が豚インフルエンザに罹患して、しかもウイルス血症を起こしていたとした場合を考えて見ますか。この状態ではウイルスは血液中に多量に存在しますから、豚肉中にもウイルスがいることになります(正確には肉の中の血管の中)。これは「と場」での高圧洗浄でも死滅しないでしょう。

    このような状態の豚肉を「血も滴る肉をレアで食べる」ようなことをすれば、理論上は感染の可能性があるかも知れません。しかし普通に考えて「豚肉」をそんな食べ方はしないでしょう。そんな食べ方をしたら、インフルエンザに罹る前に、他の感染症を罹患する可能性が「大」でしょう。豚肉は火を通して食べる、というのは世間での常識です。

    しかしこうした"レアケース"にしても、実際には起きる可能性はほとんどないと考えます。豚インフルエンザでウイルス血症を起こす確率自体が低いというし、ウイルス血症を起こしているような豚が「食肉検査員」の生体検査を通過して、と畜解体のラインに乗ることもまず考えられません。
    それでも尚、ウイルスで汚染された肉を食べてしまった場合、胃酸で死滅してしまいます。

    現在の新型インフルエンザは、その遺伝子構造が詳細に公表されていますが、豚インフルエンザが少なくとも2種類、鳥インフルエンザウイルス、人のインフルエンザウイルスの、合計少なくとも4種類のウイルスの遺伝子が交雑した「新型ウイルス」だそうで「豚インフルエンザウイルス」とは既に別物になっているという。

    新型インフルエンザは、中間宿主を必要とせずにヒトとヒトの間で流行する「完全なヒトの伝染病」になっています。
    ですから、「今はもう豚肉の心配なんてしている場合ではない」ということですよ……。(笑)
    -----------------
    【5392】Re: 豚肉の滅菌 Gokai 2009-5-27 23:18 (編集)
     ▼キタキツネさん:こんにちは。お元気そうで何よりです。

    私、わけあって、1年の半分ぐらいはカミさんとは離れて暮らしていて、なので炊事もします、マーケットにも行きます。
    で、新型インフルエンザ発生以降、豚肉は購入しないかといえば、今までと全く同じペースで買います。
    が、やはり、メキシコ、アメリカ、カナダ産はさすがに気にします。

    でもおっしゃるとおり、しっかり加熱すれば何の問題も無いだろうとしていて、ただ調理においては、包丁、まな板等の洗浄には注意はします。もちろん素手で触ればその手で他の食材に触るようなことはしていません。これはインフル騒ぎ以前からですが。

    ところで、このスレを立てたきっかけは 石破農林大臣の「豚肉は出荷時に滅菌」発言でした。
    http://anond.hatelabo.jp/20090428005040
    ↑これは食肉検査所職員の意見らしいのですが、これに納得でした。どう考えても滅菌済み出荷は無いでしょ。石破発言を聞いた瞬間の私の感覚です。こんな発言を許していいのでしょうかね本当に。

    もしかしたら、禁輸不可が始めにありきの政策のため、一方では「水際作戦」のような世界中あまりやら無い はでな作戦をやらざるを得なかったとすれば、これは国民を騙していないかと思ったのですがいかがでしょうか?
    http://www.freeml.com/ep.umzx/grid/Blog/node/BlogEntryFront/user_id/7232290/blog_id/11320/
    弱毒性のインフルエンザにしては、政府は騒ぎすぎではないか、政府が国民のパニックを煽ったのではないかです。

    PS,
    キタキツネさんのウイルス血症という単語から、下記のURLを探すことが出来ました。おかげで参考になりました。
    http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/virus/virus-infection.html
    -----------------
    【5406】Re: 裁判員制度の問題点 珠 2009-5-30 23:58

    今日の新聞で、性犯罪の場合、裁判員候補者には、およその年齢と居住地域のみ知らせて、知人がいるといった候補者には、その知人の名前を聞くなどして、知人であった場合は裁判員から外すなど、プライバシーは、ある程度は考慮されるようになったそうです。

    これは、女性団体の署名集めなどが功を奏したようです。けれども、できれば性犯罪の場合は、被害者がとても傷ついていることを考えると、裁判員制度からは外すことも考えた方がよいのかもしれません。裁判員制度は問題をはらんだままのスタートとなってしまいましたが、今からでも、問題点を正すことは出来るはずですね。
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    【5380】映画「子供の情景」−子供の遊びは社会の縮図 珠 2009-5-25 15:20

    東京では岩波ホールで6月12日まで上映しています。ほかにも各地で上映中です。
    http://kodomo.cinemacafe.net/index_pc.html

    アフガニスタンの可愛い6歳の女の子が、隣の家の男の子が学校で習ったという面白いお話を聞きたい一心で、学校に行こうと決心するのです。ノートと鉛筆が要るだろうと、卵を売りに遠くまで歩いて街へ。
    でも1個は割ってしまったので、買えたのはノートだけ。

    ようやくたどり着いた学校は、男の子だけの学校だからと追い払われ、川向こうの女の子の学校を教えられて行くと、男の子たちの戦争ごっこに巻き込まれてしまいます。この男の子達のタリバン=戦争ごっこが何とリアルなこと。
    スパイだと苛める、女の子の顔に袋を被せる、処刑の真似、大事なノートは破られ、紙の戦闘機が飛ぶ…。

    戦闘が日常になっている国の男の子たちの遊びの、なんと残酷なことか。
    彼らの将来の夢は、「兵士になって敵を殺す」のだから…。
    「バーミヤンの仏像は、恥辱のために自壊した」という原題で、崩れ落ちるバーミヤンの大石仏の映像が挿入されます。

    19歳のイランの女性監督ハナ・マフマルバフは、子供の視点を通して大人の争いの愚かさを描くのですが、イランが舞台では描けなかったのだろうと、ふと思います。
    「子供たちは、大人がつくった世界で生きている」ことを、大人が噛みしめたい。アフガニスタンのみならず、イラクでも、パレスチナでも、アフリカでも…武器を手に、紛争を引き起こしている大人の愚かさがしみじみ思われます。

    「死ねばほっといてくれるよ」、「自由になりたいなら、死ぬんだ」
    こんな言葉を言わないですむ社会・世界にするためにも、私たち大人の出来ることを考えたいと願います。
    -----------------
    【読者投稿】高速走行で燃費は良くならない  岡田元浩 08/5/23 19:8

    5月14日のテレビタックルで、自民党の江藤議員は「高速道路は燃費が良くなる」と云いました。
    これは「納豆ダイエット」より悪質な故意の虚偽報道でしょう。当然これは録画の筈ですから、局もグルなのでしょう。
    その証拠に視聴者の抗議にも門前払いで、勿論技術的な裏付けデーターの公開も拒否しています。

    「高速道路では燃費が半分以下になり、Co2は倍以上に成る事実」は、昨年、ガソリン国会の時期の3月1日に公開録画され、11日に放映された「特番・今日本がおかしい・激論小倉智昭のマッチメーク」で民主党の松原仁議員が説明されたそうですが、放映時には何故か(与党に不利だからか?)カットされていました。

    今回も松原議員もご出席でしたが、突然の発言で反論する余裕が無かったのでしょう。
    民主党としても、この悪質な虚偽報道に厳重抗議して下さい。特に東大工学部卒の鳩山議員が代表に就任され、私書「技術立国への構造改革」で訴える、ドイツに次ぐ「技系総理」も見えてきた今日ですから、「何とか還元水」をはじめとする、「技術的な嘘は言い放題の自民党」や「その訂正を拒否する局」に厳重抗議して下さい。

    自民党は以前は鉄道建設を集票マシーンに使っていましたが、時期を見て道路に乗り換えました。しかし今エコの時代になり、高速道路の利用を抑え、長距離輸送は、Co2の排出量が1/10の鉄道に戻し、輸送システムのハイブリッド化が求められ、オバマ大統領も鉄道復活を挙げています。その中で、この様な欺瞞虚偽報道は国家の体系を誤らせる大罪です。

    ------------ 裏づけ資料 --------------------
    1)例えば10キロの荷物を1メーター持ち上げる仕事に比し、20キロの荷物を1メーター持ち上げるには2倍の位置エネルギーが必要です。つまり仕事量は荷重掛ける距離なのです。単純理論的には、早く持ち上げても、ゆっくり持ち上げても同じ。時間の要素は入りません。是は高校の物理の定理です。

    2)自動車は是を横にした動きなのです。ですからA地点からB地点迄、一定距離を移動する際に必要なエネルギーは、走行抵抗に比例します。そして時速100キロ程度の高速で、主役となる空気抵抗は速度の2乗に比例するのです。

    3)ですから、100キロ走行時の燃費やCo2は単純理論的には60キロの3倍に成ります。
    但し走行抵抗には常数項もあり、エンジンの効率などの影響もあり、多少緩和されますが、2倍は堅いのです。

    4)この事は国交大臣もテレビ上で「60キロが一番燃費が良い」と間接的に認める発言をしています。(当然60キロ以下では更に燃費が良く成りますが、ハイブリッドカー以外は、低速域では効率が悪いので、あまり顕著では有りません。)

    5)つまり江藤先生の発言は、国交省の技術見解とも真っ向から対立するものですから、技術データーの提出をする義務が有ると思います。判例に依れば、裏づけのない技術発表は「詐欺罪」です。しかもエコは与党に取っても最大のテーマの筈。

    6)従来一般には「高速道路は短時間で目的地に着くので、燃料が少なくて済む」と錯覚している人も居ましたが、一寸注意深い人は、高速道路を飛ばした時と、ゆっくり走った時とで、燃料系計の減りが明らかに違うことに気付いていました。

    7)わが国初の高速道路である名神高が開通した時、ガス欠とオーバーヒートのトラブルが多発したのです。
    つまり今まで一般道では行けた筈のガソリン残量では全く不足だったからです。オーバーヒートもそれだけ多量の燃料を食うので、廃棄すべき熱量も大量になり、一般道では通用した整備不良が露呈したのです。

    7)そして最近エコ問題から、「刻々の時点の燃費が判る燃費計」を装着した車種が現れて、物理に暗い人にも強烈に認識される様に成ったのです。それはネット上ても「自動車の燃費を解析」とか「恐ろしや空気抵抗」などでヒットします。

    8)最近流行のハイブリッドカーも、ホンダの「インサイト」よりバッテリー容量が大きいと云われる、トヨタの「プリウス」でさえ、「バッテリーでは2キロしか走れない」と発表されています。

    同じトヨタが室内作業用に市販している「バッテリー・フォークリフト」の強烈なバッテリーの量を見れば、プリウス程度で、それは当然でしょう。ですからハイブリッドカーは街中の細かい運行では効果がありますが、高速で長距離走る場面では、殆ど100%エンジンに頼っているので、2倍の燃料とCo2の問題は在来車と変わらないのです。
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【5260】老人党メルマガ(270) 北極星 2009-5-9 5:52:27
 【5333】老人党メルマガ(271) 北極星 2009-5-17 6:18:09
 【5377】老人党メルマガ(272) 北極星 2009-5-24 6:24:38
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 【5449】老人党メルマガ(274) 北極星 2009-6-7 6:56:25
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