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【老人党の目的】

1. 老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる
2. 世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする
3. 平和と基本的人権を保障する日本国憲法を護る
4. 政治や司法が誠実・有効に機能しているか、積極的に意見を発信する
5. 老人と未来の老人が協力して現政権に市民の声を届け、より良い社会を目指す

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【7347】老人党メルマガ(292)
北極星   運営スタッフ 2009-10-10 4:22:00  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(292)  ::: 2009/10/10
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【7330】追伸 拝啓 長妻厚労相殿(後期高齢者医療制度について) JF1TCE
    【7332】Re: 追伸 拝啓 長妻厚労相殿(後期高齢者医療制度について) 柳沢のタンタン
    【7253】なだいなだの打てば響く2009年10月5日分転載   ビートル
    【7259】Re: 大学の先生を変えよう… イワオ
    【7266】賛成と、ちょっと注文と   春夏秋冬
    【7254】亀井郵政・金融担当大臣の提案は 問題なのか   原口 隆志
    【7256】亀井郵政・金融担当大臣の提案は 問題なのか かっくるなかしま
    【7315】亀井郵政・金融担当大臣の提案は 問題なのか(続) 八代 勝美
    【7312】Re: 日本国・国家と国旗について/国は自分のよりどころでしょう うたかた(泡沫)
    【7334】Re: 日本国・国家と国旗について/国は自分のよりどころでしょう イワオ
    =========================================================================
    【7330】追伸 拝啓 長妻厚労相殿(後期高齢者医療制度について) JF1TCE 2009-10-9 12:33

    貝になった貴男から前便への直接返信はありませんが、間接的に新聞報道で内容を知りました。それによると「後期高齢者医療制度廃止」は結局3年後の12年度末にやっと国会へ提出されると言うことのようですね。念のため東京新聞10月9日の記事を引用します。

    「長島厚労相ら政務三役は8日、75歳以上の約1,360万人が加入する後期高齢者医療制度について、廃止の時期を2012年度末とし、13年度から新制度へ移行する方向で検討に入った。今月中に有識者や自治体関係者らでつくる検討会議を設置。
    1年かけて制度改革大綱を定め、11年に関連法案を国会へ提出する。

    法案成立後、自治体のシステム改修や、住民への周知などに2年程度要するため、3〜4年間は現行制度が続くことになる。
    廃止までの間、現行の保険料負担軽減策は続ける方針で、来年度予算の概算要求に約3,000億円の財源を盛り込む考え。また、来年度は2年ごとの保険料改定に当たり、保険料上昇が予想されるため、抑制のための国費投入も計上する。

    新制度では
    (1)現在のような年齢区分はやめる
    (2)以前の老人保健制度には戻さない
    (3)後期高齢者医療制度廃止に伴う国民健保の負担増は国が支援する
    (4)個々の高齢者に急激な負担の増減がないようにするなどの点を基本方針とする」

    以上記事の内容は至極ごもっともな策と思いますが、それではまる3年〜4年間「姥捨て山」制度を続けることになりますね。
    後期高齢者は即廃止を期待した者が多いはずです。せめて、即廃止法案を可決して置いてから新制度策定移行をその後3年〜4年以内に施行すると付帯決議をした方が妥当ではないでしょうか。
    先の総選挙での高齢者の期待権を侵害することになります。4年後にまた政権が変わることも皆無ではありません。

    鳩山総理が民主党副代表の時、私は「拝啓鳩山副代表殿」を公開して質問をしたことがありました。当時鳩山さんは率直に「有り難う御座います」と言って直後代表に就任されました。前政権の桝添厚労相もこの問題では2転3転と発言がぶれました。
    貴男も本件につてはぶれを恐れて貝になられたようですが国民に向かってハッキリと発言して欲しいと要望をするものです。
    -----------------
    【7332】Re: 追伸 拝啓 長妻厚労相殿(後期高齢者医療制度について) 柳沢のタンタン 2009-10-9 13:33

    後期高齢者の制度のための予算が縦令赤字でも政策としては。早期に実行すべきでしょう。
    此れは、自民党が無茶苦茶に赤字を出して来た事とは意味が違います。国民に対する幸福の観点から見て、長妻さんにもう一段と頑張って頂くしか仕様の無い事でしょう。

    折角政権が変わって、新しい政権になってきたのにこんな事で、ビビッているようでは実行力にヒビが入りますですね。
    此れは政権に対する信頼度に対する事になるでしょう。大いに小言を言って貰いたいものです。
    もう、阿呆政権ではありませんからですね。
    -----------------
    【7253】なだいなだの打てば響く2009年10月5日分転載   ビートル 2009-10-5 17:49
     鳩山新内閣とバラク・オバマ自伝「マイ・ドリーム」

    感想です。9月17日、鳩山新内閣が発足しました。それから、まだ2週間とちょっとしか経っていないのですね。
    でも、もっと長い時間が過ぎたような印象です。
    内閣発足の日に、この感想は書き始めたのですが、締め切りの原稿などで中断していました。

    「しばらくは、この内閣のやることを、じっと観察することにします。ぼくたち老人は、長い間の日本の政治を見てきたので、かなり政治不信に陥っていますが、評価するには、しばらく待たねばならぬことは分かっています。
    だから、待ってしばらくは見守りたいと思います。鳩山首相が、国連総会出席の機会にアメリカに行き、そこでオバマ大統領と会見し、どんなことをいうのか、総会ではどのような演説をするのか、などなど、見ることはたくさんあります」

    と書いたところで中断でした。その全てが、一応済んだところです。ま、かなり努力しているところは分かりました。
    権力を掌握し、その権力を使って何をするのか、少しは見えてきました。天下り廃止には本腰を入れるようです。
    数年前、全家連(全国精神障害者家族連合会)が破産しましたが、そこにも官僚が天下りし、補助金をもらい、(もらうために無理な事業を起こし)借入金の返済ができなくなったのです。

    小生の元患者で、病気からの回復後、この連合会の誕生に力をそそいだ人が、事業拡大に反対して、天下り官僚に追い出され、告発の本を出しましたが、最近になって、ようやく検察が動いたようです。
    天下り官僚としては小物ですが、少々の告発では検察は動きませんでした。天下り官僚が、せっかく育った精神疾患の患者家族会の連合を、政治に巻き込んで潰してしまったのです。政権交代で、検察すら、ちょっぴりは変わるかもしれません。

    それから、今、偶然本屋で手に取ったバラク・オバマ自伝「マイ・ドリーム」を読んでいます。英語の本を買ったのですが、翻訳が出ていることを知り、そちらを読んでいます。原書の初版はなんと1994年です。そして2004年に改訂版が出た。
    日本語の訳も、2007年に出されたものです。大統領になったから、慌ててゴーストライターに書かせて出版させたような類いの本ではありません。米民主党の大統領候補になる前に出されたのです。

    しかし、これがすごく面白い本です。面白いという言葉が、貧弱に感じられるほど面白いのです。
    バラク・オバマが、大統領選挙で勝つ前に、この本を読んでいた人は幸せです。
    大統領に当選した人という偏見を持たずに、ある若い政治家の自伝として、読んで純粋に感動できたのですから。大統領選挙の前に書かれたこの本に、かれが若いころ、大麻や麻薬をのんでいたことがあることも書かれているほど、正直な自伝です。

    今、あちこちにマーカーで線を引きながら読んでいます。読み始めたら、途中でなかなかやめられない。
    アメリカ合衆国は大した人間を大統領に選んだものです。
    この人に20年ほどアメリカ合衆国の大統領をやっていてもらいたい、と思ってしまいます。でもアメリカ憲法がそれを許さない。残念です。もう読んでしまわれた人も多いと思いますが、読まれていない人には、是非読むことをお勧めします。
    -----------------
    【7259】Re: 大学の先生を変えよう…   イワオ 2009-10-6 1:21
     ▼JIJIさん:

    >JIJIは、今の日本の教育についてつねずね不安に思うのですが?、

    日本の教育で一番問題なのが、国が予算をつけないことにあります。
    高校の学費が払えなくて、やめていく学生がいること自体原則が間違っています。

    >子供たちの教育に、愛国心(国歌・国旗)を誇りに思う姿勢の指導が大切だと思うのです。

    愛国心では腹一杯にはなりません。
    どんな経済状態の家庭でも最低高校までは無料で通える環境を作ってから教育内容の点検です。
    こんな不公平な不景気で格差のある国に愛国心をどう持てと教えるのですか。
    しかも経済問題発生すると学校自体へ通えなくなる国で。

    >>日本の将来を託す青年を育てるためには、大学の先生から変えてゆく必要が有るのではないでしょうか。

    「変える」のではなく「代える」必要があります。今の日本の大学に自浄作用などありませんから。
    大学教授・助教授になることは学生を教える立場に立ったことではなく、年収が保証され小じゃれた家が都内に買える事を意味します。能力なければ首に出来るシステム導入する必要あります。

    >国家規模で、愛国心(国歌・国旗)を誇りに思う姿勢の指導が大切だと思うのです。

    国家規模で教育に予算をつけ、大学教育まで完全無料にすべきです。

    「姿勢の指導」ですか、教育は指導ではありません。指導できるような立場の先生いないですよ。
    「おまえが言うなよ」といわれるのが似合う人はいたとしても
    -----------------
    【7266】賛成と、ちょっと注文と 春夏秋冬 2009-10-6 15:32
     ▼初めまして、イワオさん:

    >日本の教育で一番問題なのが、国が予算をつけないことにあります。

    誠に賛成ですね。高校までは無料とし、大学国公立は20万円ぐらいにすべきでしょうね。
    ただし今言われているような「全入制」には反対ですし、かつて行われいたような学区制などの無競争にも反対です。
    良質な教育を望む子供もたくさんいるのですから、その子らには高度な教育を提供してあげるようにすべきでしょう。

    >高校の学費が払えなくて、やめていく学生がいること自体原則が間違っています。

    これは国家の問題ではなく、個人(親)の問題でしょう。学費が払えない、良い教育が受けれない→貧困となります。
    少しは先を見る目がある親でしたら、少しは我慢して子供の教育に投資すべきでしょうね。

    >国家規模で教育に予算をつけ、大学教育まで完全無料にすべきです。

    賛成ですね、でもちょっと待って!
    全ての大学ということではなく、試験を受けてある程度以上の学力の子供には奨学金という形にし
    成績や経済状態によって「返さなく良い」「50%返す」などの恩恵付きにしたらいかがでしょうか?
    -----------------
    【7254】亀井郵政・金融担当大臣の提案は 問題なのか    原口 隆志 2009-10-5 18:05

    3党連立政権合意には、次のようなくだりがある。
    ーーー貸し付け債務の返還期限の延長、貸し付け条件の変更を可能とする。 −−−−
    朝日新聞09.10.05夕刊(名古屋本社版) 素粒子 に亀井氏を批判する人達に向けて 皮肉たっぷりに 書いている。

    拝啓 銀行家サマ 「そりゃ、借りた私に責任はありますよ。でもね、貸した あんたにも、もう少し聞く耳をもって欲しいですな。亀井さんも おっしゃっているでしょ。だからね金利分は払いますから、元本の返済わ待ってくれません?。
    待てない----。

    あっそう。でもね言いたかないけど、あんたが不良債権で苦しいとき、公的資金で面倒みたじゃない。
    ありゃ 私らの税金ですぜ。えっ 今はおまえが不良債権だって。TVワイドショーなどにでる学者(學商?)やコメンテーターは亀井さんを悪者にしようとしているが、氏はひるまず反撃している。
    一定の条件つければ 貸し付け条件の変更(利子の低減化など)も含めて やることそんなに問題なのか 教えてほしい。

    高いレベルの技術力保持する 中小企業を倒産に追いやるのは何としても 避ける必要あると思うからである。
    -----------------
    【7256】Re: 亀井郵政・金融担当大臣の提案は 問題なのか かっくるなかしま 2009-10-5 19:03 (編集)
    ▼原口 隆志さん:こんばんは。

    私も「当初」は、「けちょんけちょん」に貶していましたが、先週の木曜日あたりから、評価を変えました。
    亀井さんの、問題意識と着眼は、「よい」、です。後は、方法論(法律)ですよね。
    「緊急融資制度」(マル保)の「穴」(問題点)を、何らかの形で補完する必要がある。

    そのためには財源を捻出しなければならないが、既存の「改正金融強化法」では、
    その立法趣旨に照らし、その枠組みの転用は難しい。
    新たな立法措置が必要ですが、自分はそれを「必要」と見ますので、冒頭申し述べましたように、評価を変えました。

    >亀井さんを悪者にしようとしているが 氏はひるまず反撃している。
    >一定の条件つければ 貸し付け条件の変更(利子の低減化など)も含めて やることそんなに問題なのか 教えてほしい。

    亀井さんは乗り切った、と見ています。(私見)
    中小企業金融への与信の「萎縮」は、遡れば前政権の政策過誤(官製不況)にも拠っているし、
    その政策過誤に対して、メディア側からの問題指摘も皆無に等しかった。
    メディアは、中小企業金融の現状そのものに目を向けるべきだと思う。

    ps
    また、僭越ながら亀井さんに要望したいのは、市場もメディアも「表現」に反応するものだから、
    状況を丁寧に説明して頂きたいということです。
    (野党であれば言葉は苛烈でよいが、与党なので影響力は大きいですから、表現をモードチェンジして頂きたいです)
    -----------------
    【7315】亀井郵政・金融担当大臣の提案は 問題なのか(続) 八代 勝美 2009-10-9 7:16

    問題提起にたいして、皆様から 意見いただき 教えられました。現行 資本主義・市場社会で 制約はありますが 何とか法制化していただき、ものづくり日本の面目つぶさせいように金融面からバックアップしていただければ これにすぐるものではありません。以下 亀井様に対する 一つの見解 載せておきます。
     
    Misleading editorial
    産経新聞は、保守の新聞と言われるが、こと経済の話題になると、市場原理主義を擁護する新聞であり、保守の立場を失い、自民党をぶちこわせと主張した、小泉・竹中政治の擁護者となる。本日(七日)の社説も、亀井金融大臣の発言を捉えて、撤回を迫る内容となっており、市場原理主義の経済人を擁護する内容となっている。

    思い返せば、亀井静香の刺客となったホリエモンも経団連の会員であったし、入会を認めたのは、郵政民営化をすすめた、トヨタ自動車の奥田会長(当時)であった。
    産経新聞は、亀井静香の刺客になぜ、ホリエモンが、広告会社の社員が選挙政治担当となり、行われたのかなどの調査報道を怠り、亀井静香を追い落とそうとすることに狂奔することは、全く見識を欠いた議論である。

    経団連の幹部は、非正規労働のみならず、大量の請負契約で、企業業績を上げてきたことは、先刻知られているところであり、市場原理主義の特徴である、格差社会を意図的に造りあげることに血道を上げてきたのではないのか。
    中南米のシカゴボーイズの暗躍と同様にエコノミックヒットマンがいるのではないのか。口封じの犯罪はなかったのか。
    おおらかな日本ではあるが、文・u梔サと伝統を破壊しようとした工作はなかったのか。

    経済同友会に到っては、現在の時点でも、郵政民営化に荷担する発言をつづけており、あたかも、国民資産の転売など、既に明らかになった不正義を隠蔽するかのような発言を行っている。
    撤回されるべきは、代表幹事の発言であり、亀井大臣の発言ではない。鳩山総理は、麻生政権がとった鳩山更迭、西川温存の愚を繰り返してはならない。鳩山総理は、激しい攻撃を受けている亀井大臣を徹底して守らなければならない。

    産経社説は、下記のリンク。http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091008/stt0910080259001-n1.htm
    -----------------
    【7312】Re: 日本国・国家と国旗について/国は自分のよりどころでしょう うたかた(泡沫) 2009-10-8 23:00

    自虐史観を強要する気はありませんが、私は「もしかしたら自分も加害者の一員にされているのではないか?」という不安を持ちます。今回の自衛隊イラク派兵もそう考えます。大儀なきブッシュのイラク攻撃に日本の小泉も参加した。

    小泉を熱狂して支持したのは他でもない、我々日本国民です。イラクの無辜の民を、非人道兵器である劣化ウラン弾やクラスター爆弾で殺戮したのは、ブッシュや小泉です。ブッシュや小泉と共に我々も殺戮した人たちの返り血を浴びていると思いませんか?

    自己を無謬の立場に置く思考を私はとりません。第二次大戦に私は参加していません。
    しかし父や兄が外地で参戦しています。
    「我が心のよくて殺さぬにはあらず」人はおかれた環境に左右されます。

    魯迅の『狂人日記』の一部を下に掲げます。
      人食いがわたしの兄だ!
      私は人食いの弟なのだ!
      私自身が人に食われても、やはりわたしは人食いの弟なのだ!
    -----------------
    【7334】Re: 日本国・国家と国旗について/国は自分のよりどころでしょう イワオ 2009-10-9 16:18
     ▼青山さん:

    >日本軍と中国軍閥の残虐行為を比較して相対的な悪の量で日本人はかっての国、その官僚を批判しているのではありません。
    >日本人は心底腐っていたからです。

    「日本人は」という言葉よく使われますが、私にはよくわかりません。
    一億以上の人口がいて、年齢もそれぞれ、性別があって、経済状態も松竹梅とあって、松の中にも、松竹梅があって、生まれは外国今国籍日本という人もいて、何をさして日本人といわれるのでしょう。

    この言葉、マスメディアでよく使われます。有名作家もよく使います。都合のいい言葉だからです。そーと、半歩ほど自分の中で日本人の範疇から逃げて、傍観者の立場で語るには良心が痛まないから。
    何か歴史的に大きな動きがあるときは、現場では庶民が有象無象の動きしますがそれを動かすか止められなかったのはそのときの上層部にいる官僚・政治家・ジャーナリスト・教育者です。

    彼らは腐っていたというより、保身に走って無能だった例がほとんどです。
    無能な上層部の責任は、庶民の責任ではありません。当初から責任がないから彼らを庶民というのです。
    庶民には政治家を、忘れた頃に行われる選挙で選ぶ権利しかありません。

    しかもその判断基準になるメディアで情報発信している、ジャーナリストもどきは(日頃目にする大手のメディアにジャーナリストがいるとは思いませんが)上層の生活をしています。結果彼らには庶民の生活への興味も知識もありません。たまに思い立ってスラム体験記やホームレス一日体験記は書きますが。腐っていたのは、日本人というひとくくりの日本国籍持っている人たち全部でなく、特定可能な人たちです。ちゃんと特定してからスレに書き込みませんか。

    >本音と建前があったからです。

    どこの国にも、どんな場所でも、すべての瞬間で「本音と建て前」はあります。「日本人」の特徴ではありません。
    もし「甘えの構造」「縦社会の人間関係」などお読みになっていて少しは共感する部分あったら、すべて捨て去った方がいいです。著者の生活基盤の、日本の大学の教授の生活があの通りだっただけです。大部分の庶民の生活は違うよ。
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【7253】打てば響く 2009年10月5日分 転載
ビートル   運営スタッフ 2009-10-5 17:49:31  [返信] [編集]

    -----------
    10月5日 鳩山新内閣とバラク・オバマ自伝「マイ・ドリーム」

     感想です。
     九月十七日、鳩山新内閣が発足しました。それから、まだ二週間とちょっとしか経っていないのですね。でも、もっと長い時間が過ぎたような印象です。
     内閣発足の日に、この感想は書き始めたのですが、締め切りの原稿などで中断していました。「しばらくは、この内閣のやることを、じっと観察することにします。ぼくたち老人は、長い間の日本の政治を見てきたので、かなり政治不信に陥っていますが、評価するには、しばらく待たねばならぬことは分かっています。だから、待ってしばらくは見守りたいと思います。鳩山首相が、国連総会出席の機会にアメリカに行き、そこでオバマ大統領と会見し、どんなことをいうのか、総会ではどのような演説をするのか、などなど、見ることはたくさんあります」と書いたところで中断でした。
     その全てが、一応済んだところです。ま、かなり努力しているところは分かりました。権力を掌握し、その権力を使って何をするのか、少しは見えてきました。
     天下り廃止には本腰を入れるようです。数年前、全家連(全国精神障害者家族連合会)が破産しましたが、そこにも官僚が天下りし、補助金をもらい、(もらうために無理な事業を起こし)借入金の返済ができなくなったのです。小生の元患者で、病気からの回復後、この連合会の誕生に力をそそいだ人が、事業拡大に反対して、天下り官僚に追い出され、告発の本を出しましたが、最近になって、ようやく検察が動いたようです。天下り官僚としては小物ですが、少々の告発では検察は動きませんでした。天下り官僚が、せっかく育った精神疾患の患者家族会の連合を、政治に巻き込んで潰してしまったのです。
     政権交代で、検察すら、ちょっぴりは変わるかもしれません。

     それから、今、偶然本屋で手に取ったバラク・オバマ自伝「マイ・ドリーム」を読んでいます。英語の本を買ったのですが、翻訳が出ていることを知り、そちらを読んでいます。原書の初版はなんと1994年です。そして2004年に改訂版が出た。日本語の訳も、2007年に出されたものです。大統領になったから、慌ててゴーストライターに書かせて出版させたような類いの本ではありません。米民主党の大統領候補になる前に出されたのです。しかし、これがすごく面白い本です。面白いという言葉が、貧弱に感じられるほど面白いのです。バラク・オバマが、大統領選挙で勝つ前に、この本を読んでいた人は幸せです。大統領に当選した人という偏見を持たずに、ある若い政治家の自伝として、読んで純粋に感動できたのですから。大統領選挙の前に書かれたこの本に、かれが若いころ、大麻や麻薬をのんでいたことがあることも書かれているほど、正直な自伝です。
     今、あちこちにマーカーで線を引きながら読んでいます。読み始めたら、途中でなかなかやめられない。アメリカ合衆国は大した人間を大統領に選んだものです。この人に二〇年ほどアメリカ合衆国の大統領をやっていてもらいたい、と思ってしまいます。でもアメリカ憲法がそれを許さない。
     残念です。もう読んでしまわれた人も多いと思いますが、読まれていない人には、是非読むことをお勧めします。

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【7245】老人党メルマガ(291)
北極星   運営スタッフ 2009-10-4 6:50:44  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(291)  ::: 2009/10/4
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【7230】「税制改革」への皆さんのご意見を、経済産業省が公募 珠
    【7216】民主党政権へのは不安は愚か者の心理 e-seigi
    【7224】民主党政権へ・・25%削減は原子力発電所/日本にも有利 e-seigi
    【7225】民主党政権へ・・日本にも有利   かっくるなかしま
    【7227】平和への想い 柳沢のタンタン
    【読者投稿】谷垣禎一様  梶原景昭
    【7123】藤井財務相の「子ども手当」論の危なさ Bassem
    【7205】背景、文脈による   かっくるなかしま
    【7218】藤井財務相の「子ども手当」論の危なさ みじゅくもの
    =========================================================================
    【7230】「税制改革」への皆さんのご意見を、経済産業省が公募 珠 2009-10-2 17:24(編集)

    経済産業省が、2010年度の税制改正要望の内容を公募するそうです。従来は特定の経済団体などから意見を求めて要望内容を決めていたのを、幅広く企業や、【個人】の声を聞くとのこと。こういったところに、政権交代があったことを感じますね。
    http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S0100K%2001102009&g=E3&d=20091001

    今日から経産省のホームページを通じて募集を開始し、ヒアリング希望の場合は10月8日(木)18時まで、そうでない場合は14日(水)18時まで受け付けるそうです。

    日頃から税制へのアイディアをお持ちの皆様、こちらをご覧の上、要望フォーマットをダウンロードして、応募なさってくださいませ。書面とメールのみの受付だそうです。
    http://www.meti.go.jp/topic/data/091001aj.html

    もしよろしければ、応募なさったご意見をこの掲示板でも拝見できれば幸いです。
    なお、経産省のホームページはこちらです。 http://www.meti.go.jp
    -----------------
    【7216】Re: 民主党政権へのは不安は愚か者の心理 e-seigi 2009-9-30 20:11

    日本国民は何事にも新規のものに恐れを持つ。そういう連中が国を今までこの悲惨な階層を多く生み出す原因になっている。
    マスコミが自民党を攻撃して、民主党を有利にしたというのも事実を無視している。
    ない事を報じているのではなく、あまりにも酷い政治を報じたのであるし、世論はこのコーナーの方々より正しく物事を見ている人が多い。中川昭一など愚鈍政治の象徴である。いまだに自民党自体が敗因を知らないのを見よ。

    スタートしたばかりで、新規になればどうなるのかと思うのは、凡人の心理としては当然の恐れでもあろう。
    それが長年悪政にもかかわらず自民党が続いた理由である。少しでも知恵があるのなら、恐ればかり持たずに提案をすればいいのである。経済をマスコミが予測する力がないとか言うが、マスコミはその程度のものである。

    経済を専門に担当する官僚が何を予測できたであろうか。バカの集団にすぎないのである。マスコミは事実を伝れば十分である。このコーナーは心配や揚げ足取りの欄ではあるまい。提案アイデアの提供が大事である。25パーセント削減も産業の新規努力で、新分野へ注力すれば不可能ではない。ドイツは原発をやめる方針で新エネルギー・太陽電池などで成功している。

    銀行と大企業第一の政策では駄目なのである。亀井発言も支持したい。
    銀行、大企業はこの15年間どれだけ救済してもらったか考えれば当然の処置である。
    -----------------
    【7224】Re: 民主党政権へ・・25%削減は原子力発電所/日本にも有利 e-seigi 2009-10-2 13:00

    25%削減は、アメリカと中国が合意して目標を設定することが前提になっている。
    これが重要ポイントですぞ。当面は原発は確かにこれらの削減には必要です。
    しかし、原発で利益が得られる国としては、アメリカと日本の原子力技術力です。

    他国から排出権を買うために金が出たとしても、原発関連で金が入ります。今後の自動車はエコカー中心になりますし、家庭用の燃料電池も普及させるでしょうし、これらの進歩のためにもこのような大目標は必要です。
    エコカー中心になれば、また日本の自動車産業は世界を席巻するでしょう。

    しかし温暖化でどうとかいう説は疑問ありですね。少し前までは空気の汚れで太陽光線が届かなくなり、氷河期が来るとも言っていました。科学者も気象学者などは、低レベルの物理学者が多いのと、現象が複雑なのでかなりいい加減ではあります。
    太陽エネルギー。燃料電池、バイオ燃料技術(他国の土地を利用)いずれも日本が得意です。

    そのうちに核融合や地熱エネルギーその他の新技術が出ます。それまでの話です。
    道路技術やトンネル技術の日本の土建屋も、原発工事に回せばいいでしょう。
    -----------------
    【7225】Re: 民主党政権へ・・日本にも有利   かっくるなかしま 2009-10-2 14:19
     ▼e-seigi さん:

    こんにちは。横レスにて失礼します。ご指摘(↓)の通りです。同意いたします。

    >25%削減は、アメリカと中国が合意して目標を設定することが前提になっている。これが重要ポイントですぞ。

    重要ですよね。

    >当面は原発は確かにこれらの削減には必要です。しかし、原発で利益が得られる国としては、アメリカと日本の原子力技術力です

    蛇足ながら、商用原発では、日米、日仏が連合していて、日米で、米国・中国・ロシアを囲い込み、
    日仏もしくは仏が、インドを囲い込む、そうしたスキームが出来上がっています。ではまた。
    -----------------
    【7227】Re: 平和への想い 柳沢のタンタン 2009-10-2 16:05

    老元技術者より。
    エネルギー問題から原発推進するような発言が多くなってきたようですが。私はこれに反対です。

    原発の問題
    最近原発の論議が盛んになってきたようですが、私は原発には反対です。
    まず日本は地震大国であると言う前提があります。それと周辺技術には疑問の点があります。
    一旦事故が発生したときには、これを防げる6000度に耐えうる物質が地球上に無いという事。

    事故というものは予期しない時に発生する、人間は必ずミスや、事故を起こす事からは、逃れられません。
    柏崎の原発が一旦事故を起こした時は、日本中を壊滅的に破壊する程の大きな設備です。ただ安易な気持ちで、経済的に安価なエネルギー源である事は危険と隣り合わせていると言う事実を良く認識する必要性があるでしょう。

    人間が現在まで知りえた物質の物理的性質、科学的なものは、自然界の、ほんの一部でしかありません。
    一つの粒子を発見することが、ノーベル賞に値すると言う様な自然界への、人間の挑戦の程度の知識です。
    この自然界の物理、化学、は解らない事が大半です。
    原発を安易に推進する事については、恐れを知らない暴挙と思われます。
    -----------------
    【読者投稿】谷垣禎一様  梶原景昭 09/9/29 0:0

    一時は、どうなってしまうのかと思いましたが、さすが64年間も長く維持した自民党の底力は、相当な粘着力があるだけでも、正直なところ恐ろしくも、あると思いました。
    その粘りが、人の殺す力にもなるものかと、今更ながらにも、思いました、全く恐れ入りました。
    魔人は、必ずしも恐ろしい顔ばかりではない事が、これで判明しただけでも、勉強になります。

    結局は、これからの自民党って何をしようと必死に立ち上がったのだろうか?と考えると、
    まだ本当の心が全く見えない所に、中に潜む地獄絵が見え隠れしているのは、薄気味悪く感じるのである。
    これは、私の考え過ぎかな?〜笑いの中にも、悪が潜んでいる〜状態では、仲々国民としては「国民と共に進もう」と言われても、たじろいでしまうのが普通ですよね。

    惚けた反省を言うようでは、理屈に屁理屈を練り上げるだけで、意味のない事です。
    貴方は、東大も出て居られるお方ですからご理解できるでしょう。民主党は・自民党は・公明党は・社民党は・日本共産党は・日本新党は・みんなの党は、宇宙時代に何を目指して、この小さな地球を支えてゆくのか?

    それこそみんなで考えてゆかねば、スムーズに行くものも、象の歩む如しでしょう。
    頭を即、切り替えましょう!今こそ、平和を我等に!(合掌)
    -----------------
    【7123】藤井財務相の「子ども手当」論の危なさ Bassem 2009-9-22 12:36

    日曜日のNHKの日曜討論会で藤井裕久財務相は、社会が子供手当てでヘルプするのは当たり前という発言をしたのはいいのですが、「子供は社会のもの、一時家庭でお預かりして、20になったら社会に返す」のだから、と述べました。

    これを聞いたある女性の友人は、や〜な感じだ、と言って、『この「社会」というのは、簡単に「国」とか「お上」とかに差し替えできるのではないか。社会は個人が集まって暮らしていくうえで発生する摩擦を調整して皆が生きやすくするためのものであるべきで、個人の上に立って権威を揮うものではない。誰が、お預かりしたりお返ししたりするようなものを、親身になって育てるだろうか。子供は親のものだと思う』と言いました。大変もっともな意見だと思います。

    子ども手当は富の再分配として、いい方法だと思いますが、こんな感覚の人間を閣僚にしているのは、鳩山内閣の恥ではないでしょうか。新しき酒は新しき革袋に盛れと言いたいです。イスラエルのキブツで子どもは社会の共有というのなら、それはまた話が別ですが、キブツなら、家庭が「お預かり」もしないし、20歳で「お返し」なんてこともありません。

    本来社会のものというときの社会というのが、何なのかわからない。
    子ども手当を出す側が社会だというなら、政府が社会だと言いたいのだろうか? 国民は社会じゃないのか・・・

    かりに政府が社会だという誤った前提を認めるとしても、その場合、政府は、「本来自分のもの」(!)である子どもを家庭に預けたのだということになる。政府が国民に子どもをお預かりいただいたというのに、家庭が「お預かりした」だの「お返しする」などと言えるわけがない。コンビニの店員が敬語を間違えるのとはわけがちがいます。

    この歪んだ敬語法からはわかるのは、藤井氏の脳裏には、家庭(国民)は、政府(お上)にご奉公するものという観念が根深くしみついているということです。すべてが、お上中心なのです。藤井氏は、アタマは倒錯して、まったく江戸時代、自民党のまんまです。私は鳩山首相、藤井財務相に抗議しようと思います。
    -----------------
    【7205】背景、文脈による   かっくるなかしま 2009-9-29 12:48 (編集)

    これは、スレ主への返信ではなく、感想だ。

    NHKのその番組は見ていないが、そうした藤井発言の「背景」には、政権公約に対する批判、それに対する反論、
    という流れがあったと思う。
    http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090918/fnc0909182047037-n1.htm
    (出所:産経、「...マニフェスト断固やる」、9/18)

    >>>所得制限を設けない「子ども手当」の支給にバラマキ批判をあることに関連し、「豊かな家庭とか貧しい家庭とかは関係がない。子供は社会からの預かりものという前提にたっている」と指摘。改めて所得制限に難色を示した

    こうした背景(↑)というものがあるはずなのだ。
    背景を抜きにしてしまえば、言葉はいくらでも膨らませるし、独り歩きする。
    てんで、明後日(あさって)のほうに話がいってしまっていると思うぞ。そう思うのはおれだけなのかな。
    -----------------
    【7218】Re: 藤井財務相の「子ども手当」論の危なさ みじゅくもの 2009-10-1 0:17
     ▼Bassemさん:

    私の方こそ言葉が至らなかったことを恥ずかしく思っております。ろくに推敲もしないままの投稿でもありますが、記憶ではなく、自分の投稿を改めて読み直し、不十分であることを確認しました。

    いずれにしても、【7208】は私にとってとにかく厳しかったです。言葉の端端から伝わるものは率直なものそのものですし、一番厳しかったことは「これは、これまで私が議論に関して主張していた本質そのものだ」と感じたことです。
    私も言葉尻を捉えることは非常によくないことと考え、68歳の今日まで、それなりに気を遣って来た心算でしたが、そのように受け取られる文章を書いてしまったことはお恥ずかしい限りです。
     
    >みじゅくものさん、
    >この発言は、おわびとともに訂正します。あなたのご忠告は理解しました。ただし、あなたが、わざわざ解説を加えなければならないような「藤井のアタマのなかは知りません」などという言葉自体が、揚げ足取りではないでしょうか? 

    私は藤井大臣の考え方について具体的なものを確認しておりませんが、現在の民主党について、特に、小沢一郎などの考え方については一般論として、常に?を胸にしているところであり、必ずしも積極的に支持しているわけではない、という事情がありまして発言が曖昧になりました。
    反論としての表現ではなく、まして、揚げ足をとるつもりなど全くなかったことを申し上げておきたいと思います。

    >私は、論語のことにしろ、想像できる女性の反応にしろ、アタリマエのことしか言っておりません。それが理解されないことに、たいへん驚いています。あなたは、いろいろ私にご忠告なさるが、同じことがあなた方にも言えるではありませんか。

    「アタリマエ」の仮名表記は、私にとっては、きつ過ぎたと思うのですが、私なりにも考えてみたいと思います。

    >こんな場所で私たちがどういう物の言い方をするかが、それほどにも問題になるのなら、一国の財政をあずかる重要な公人が公の場でする発言が問題にならないわけがないではありませんか。

    私は【7131】の冒頭でも申し上げましたように、否定的な意味で「特に」問題にしたつもりはなかったのですが、お説教めいた話と受け取られたとなると、やはり、余分なことであったか、と反省もしております。
    尚、公人の発言が常に重要な意味をもつことは私も同意するところですが、彼らが、しばしば、表現を勝手流で演出することも事実であり、言葉の一端からだけでは真意が測りきれないことも多いと私は考えています。

    政治家の発言については、過去にも、問題発言として、後日、釈明のうえ訂正することになった例は非常に多く、隙があったのだとか、衣の下の鎧だとの見方が出来る場合も多くありますが、単に、舌足らずに過ぎなかったことも多かったと私は考えています。いずれにしても、今回の政権交代は、日本にとって、自民党が負けたとか民主党が勝ったとかのレベルの話ではないと私は考えています。

    今後、政府はもとより我々国民全員で何が出来るのか、大仰な言い方とお叱りを受けるかも知れませんが、ある意味、ラストチャンスだとも考えています。反対派も多い問題について実証し損なう様なことがあれば、反動は大きく、全体として再起不能になってしまうこともありうると考えています。

    それにしても、主権者としてのフォローはどうすれば良いのでしょうか。
    時間も金も不十分な者が実行可能なことで価値あることとはどのようなことなのでしょうか。
    残念ながら、答えを見つけられないままに月日だけが過ぎて行きます。
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【7235】2009年9月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-10-2 20:53:59  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    2009年9月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年9月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     9/1                808,016.-   2009年8月より繰入
     9/2          105.-   807,911.-   セブン銀行
                                取引明細手数料
     ---------------------------------------------------------------------------

    ご不審・ご不明な点等がございましたらメールでお知らせ下さい
    (この投稿の投稿時刻の右側の「メール」をクリックし、
    メールアドレス欄の「KAIKEI」を「kaikei」に直すと
    私宛にメールを送ることができます)。

       *

    老人党は、みなさまからのご寄付で運営されています。
    老人党宛のご寄付につきましては、「ルール・使い方」内
    「↓ご寄付について↓」
    http://6410.saloon.jp/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=7#q17
    をお読みください。

    今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。



    Ray(運営スタッフ)
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【7175】老人党メルマガ(290)
北極星   運営スタッフ 2009-9-27 6:46:51  [返信]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(290)  ::: 2009/9/27
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【7113】民主党政権への期待と不安   青山
    【7114】Re: 民主党政権への期待と不安 原口 隆志
    【7163】Re: 「政権交代の意味」の勉強会に絡めて 酒呑童子
    【読者投稿】八っ場ダム問題は数値情報公開を   岡田元浩
    【7160】Re: 八ッ場ダムの建設中止の意義     珠
    【7161】ヤンバダムとフーバーダム タミゾール
    【7148】オフライン支部便り 杉本小松さま(8月31日)  笹井明子
    【7149】オフライン支部便り 須藤正剛さま(9月19日)  笹井明子
    【7153】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズはブルース・ロックという銃で タミゾール
    【7162】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズに負けないで 酒呑童子
    =========================================================================
    【7113】民主党政権への期待と不安 青山 2009-9-21 12:20

    なだいなだ氏始め、政権交代を期待したものとして、具体的に政権への期待と不安を述べるのは当然なことである。
    明智光秀の4日天下というものがある。天下を取ってみたものの、4日しか持たなかった場合も日本にはある。
    民主党政権は4ヶ月はもつであろうが、4年は持たないであろうと、私は考える。

    経済とは成長と分配である。かって日本は高度成長した。しかし今はゼロ成長である。成長率の低下に、分配の問題が大きく係わっている。石油の値段がリッターあたり10円だったころは、日本だけでなくて先進国は大いに成長した。しかしリッター当り150円もするようでは、原油国への所得移転が多き過ぎて、日本を始めとして先進国は経済成長が低くならざるを得ない。

    今後起きる大きな所得移転がある。それはco2の排出問題である。鳩山首相は国連総会で25%削減を表明すると聞いている。
    その場合、日本から中国に数兆円の所得移転が起きる。
    産業界が直接、中国などに支払うにせよ、原油高騰と同じで、最終的には消費者が支払うことになる。

    25%削減は、鳩山首相にはかっこいいことでしょうが、その付けは日本国民が支払うことになる。
    消費税数パーセントアップした場合、そん税金は国内で還流するが、25%削減によって生じるカネは国内に還流しない。
    その為産業界には、政権交代不況がささやかれている。
    -----------------
    【7114】Re: 民主党政権への期待と不安 原口 隆志 2009-9-21 14:41
     ▼青山さん:

    青山さん云われるとおり、CO2に焦点しぼり 闇雲な技術的対策とれば 所得移転すること確実です。高速道路料金無料化などいうことやるのではなく、人・物の移動・輸送を自動車にたよるのか、それとも 鉄道(電鉄)、バス、自転車そして船舶によるのかなど 都市計画 産業配置計画などを環境負荷の低い方向に変えていのーくのかにより、大きく変わると思われます。

    単なる一時的 景気浮揚策 市民にとって耳あたりのよいこと言いふらされ、これに市民が唯々諾々と従がえば、この国 確実に貧困化すると思われます。
    -----------------
    【7163】Re: 「政権交代の意味」の勉強会に絡めて 酒呑童子 2009-9-25 11:31 (編集)
    ・・最重要課題はドル崩壊のマスコミ報道管制

    私たちの経済・社会環境は、ドル支配体制崩壊に対処可能なのか、どうなのか、極めて厳しいものと思われます。

    敗戦直後あるいは戦前から、と換言しても宜しいのでしょう、既に国民は政府から、国際経済の仕組みや国際社会に関する、即応的で十分な情報の提供を受けてきていませんでした。
    管理の対象としての国民であり、憲法に謳われた国民主権の正体は、この程度なのです。

    私たちが選択できる資産の保全は、殆どないのかもしれません。
    あるいは、金やプラチナなど現物への換金しか残されていないように感じるのですが、どうでしょうか。
    このような形で、世界の財閥、新興財閥たちは日本人の有形無形の資産をネコババすることでしょう、なぜなら今までも、世界中からネコババしてきた彼らですから。

    ☆☆☆
    映画解説
    http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13516

    夜霧のしのび逢い クロード・チアリ・ギター
    http://www.youtube.com/watch?v=2diG02cLF7s
    -----------------
    【7163】Re: 「政権交代の意味」の勉強会に絡めて・・最重要課題はドル崩壊のマスコミ報道管制
    酒呑童子 2009-9-25 11:20:57

    私たちの経済・社会環境は、ドル支配体制崩壊に対処可能なのか、どうなのか、極めて厳しいものと思われます。

    敗戦直後あるいは戦前から、と換言しても宜しいのでしょう、既に国民は政府から、国際経済の仕組みや国際社会に関する、即応的で十分な情報の提供を受けてきていませんでした。
    管理の対象としての国民であり、憲法に謳われた国民主権の正体は、この程度なのです。

    私たちが選択できる資産の保全は、殆どないのかもしれません。
    あるいは、金やプラチナなど現物への換金しか残されていないように感じるのですが、どうでしょうか。

    このような形で、世界の財閥、新興財閥たちは日本人の有形無形の資産をネコババすることでしょう、なぜなら今までも、世界中からネコババしてきた彼らですから。
    -----------------
    【読者投稿】八っ場ダム問題は数値情報公開を  岡田元浩 09/9/23 23:17

    ダムの目的は洪水対策や水資源ですから、受益者は下流で、地元は被害者の筈なのに、今脱ダムに反対して居るのは地元。
    此処に公共工事が唯一の地場産業と云う狂った構図が浮き彫りに成った。
    これぞクールな技系主導政権誕生の効果。頑張って欲しい。

    日曜の日テレ「誕生!鳩山”理系”内閣」でも「技系は数字に強い」と云っていました。
    工学博士を総理に持つ民主党も「情報公開」を打ち出しています。
    しかし前原大臣は「脱ダムはマニフェストで決まった」と云うだけで、一切数値情報を公開しない。公開すべき情報は

    1)道路整備など、ダムを止めても地元に利益をもたらすインフラ投資分は幾らか。
    2)移設住宅を元の位置に戻す費用は幾らか。
    3)日本の裁判では精神的被害の算定は安いそうだが、判例では幾らになると推定されるのか。憲法でも「社会情勢の変化に依る被害は止むを得ない」とされている。都市計画法に依る線引など、似た被害の前例は多い。

    4)「東京の水資源」と云うニーズは都から要求すべきものだが、都庁の誰が何時どんな公文書で行ったのか。
    5)水資源と云う都のニーズの消滅を予測する責任は都に有るでしょう。是に対し、「常時、KT法のデシジョン・アナリシス」を行って、タイムリーにドクターストップを掛けるのは、民間では主任研究員の重要業務ですが、それに当る都の技官の氏名と業務履歴はどう成っているのか。

    地元民と話し合うのは、これらの情報を公開して、ワイドショーで民意を確かめてからでしょう。
    前原大臣は只謝っているが、どの部分が自分の責任なのか明らかにしていない。
    謝ったって、大臣や党が弁償する訳じゃない。其れが非科学的な虚構。文系的騙しのテクニック。
    工学博士の総理の下、民間の工業常識に従わない大臣は辞めたら。
    -----------------
    【7160】Re: 八ッ場ダムの建設中止の意義    珠 2009-9-25 0:56

    ここまで進んでしまっていると、どうするのがいいかは難しい問題ですね。ただ、途中までやっちゃったからやってほしい…と言っている、その理由が本当に国民全体のためになるのかどうかは、検討の余地があるのかもしれません。
    でも、まずは知ることから…。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E3%83%83%E5%A0%B4%E3%83%80%E3%83%A0

    これは国土交通省。
    http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/
    群馬県。
    http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet;jsessionid=482651D91946EFF4B560EA14D3398D0A?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=29767

    反対運動の状況。わ、たくさんありますね。
    http://yamba-net.org/
    http://www.yamba.jpn.org/
    http://yambasaitama.blog38.fc2.com/
    http://yanbachiba.web.fc2.com/yambaexp090915.pdf

    こういうところを丹念に読んでみると、もう少し問題の全貌が分るかもしれません。ニュースや個人のブログは除いてあります。
    -----------------
    【7161】ヤンバダムとフーバーダム タミゾール 2009-9-25 8:03

    ダムといえばフーバーダム。ルーズベルトのニューディール政策で有名なTVAですよね。
    ケインズ経済学が基盤にありましたよね。
    有効な公共事業→有効な雇用・購買力→景気回復→社会資本を利用した更なる投資→好景気→税収アップ→国債の回収

    こんな流れでしょうね。急流の多い日本の国土の特色と、フーバーダムの幻影が異常なダム建設につながり、当然利権が絡んだわけですよね。ケインズ経済学が間違いであったというよりも、不景気の時の対応でなく、好景気の時もほとんど中毒のようにダムを造ってきたことに問題があったのですよね。

    現在も不景気ですから何らかの財政的措置が必要なのでしょうが、ダムのような大型な社会資本でなく、われわれの身近な生活を良くする社会資本の整備に変えてほしいということです。

    例:電線の地中化(街の美観)、保育所、子どもが安心して遊べる
     車の来ない原っぱ、高齢者を隔離するのでない安らぐ空間、シャ ッター通りの再生、若手の芸術家への支援施設等々

    私は多くの海外出張・旅行を経験した高齢者が感じた感性に期待したいです。何のために、海外旅行をしたかの意義がここで生きてくると思うのです。単なる成金国のおのぼりさんで終わらないためにも。
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    【7148】オフライン支部便り 杉本小松さま(8月31日)  笹井明子 2009-9-24 10:56
    「「打てば響く−怒りについて」を読んで

    八月四日の「打てば響く−怒りについて」は、自分のように短気な者にはとても難しいと思って読みました。
    一方、なだいなださんの言われる「最近の人気知事の出現への懸念」は自分も当初から感じており、同じ思いを持ちました。
    また「民主の中にはどうかなと思う流れがある」についても同じことを感じ取っています。

    自分は東京に居る時、民主党のある幹部の人に、外交問題で簡単に言えば今共産党の言っているような提言を手紙で出したところ、民主党が政治の中心になり十分協議したいというような返事を貰いました。

    最近思い出すのは、終戦後教科書のあちこちが墨で消されていたことです。
    世の中には日本人として失ってはならないことが多々あったと思いますが、若い人々がそのような教育を受けて行けば、いずれアメリカ型社会そのものになるのではないかと危惧して一文を書いた次第です。
    -----------------
    【7149】オフライン支部便り 須藤正剛さま(9月19日)  笹井明子 2009-9-24 11:01
    「結果を見てみたい」

    第93代内閣総理大臣に、民主党鳩山代表が就任して、総選挙の国民の意志は形を整え始めた。支持率76パーセント。
    民主党政権の誕生だが、政権公約の意気込みは買うとしても、長年の野党暮らしが政権与党となり、国民新党・社民党との連立の中で当面はさまざまな対応に追われるのではないか。

    『民主党政権誕生』(イーストプレス刊)で政治評論家の小林吉哉氏は、民主党が抱える爆弾として、官僚を本当に使いこなせるのか。安全保障・外交の基本政策の取りまとめでは、米国との距離の取り方はまだ「藪の中」にある。民主党の党内事情を左右する小沢一郎幹事長の存在や、寄り合い所帯の党内8グループや国民新党・社民党との路線対立などを挙げ、意気込み通りに組織が機能するのか未知数だという。やってみなければわからない。

    民主主義は数が原理で、確かに当選議員の人数は多かったが、素人集団的な感覚もある。実質的な政治を学ぶのはこれからだが、自公政権が掲げた政権公約より、より国民目線だった民主党のマニフェストの実行を、これからの3ヶ月、そして1年後を区切って結果を見てみたい。

    選挙後かっら組閣発表までの短期間に、不満や批判が日々の報道を埋め尽くしていたが、まずはどんな政策が出てくるかを、確かめてからの議論にするべきだと思った。確かに週刊誌が食いつく幹部の公私にわたるグレーゾーンも多いが、息切れはして欲しくない。

    野党になった自民党・公明党の再生のこれからにも興味がある。どうすれば国民の理解協力が得られるか、今回の選挙で体験できたはずである。総裁選挙も近い。敗軍の将は兵を語らずだが、自分たちに都合の良いカラクリだらけの政治は、小泉改革の5年間で終息している。どんな建て直しをはかるかで近付く参議院選挙の勝敗もみえてくる。
    -----------------
    【7153】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズはブルース・ロックという銃で タミゾール 2009-9-24 13:38

    私もストーズ大好きです。前回の日本ツアー行きましたよ。
    ミックもキースも、還暦でも、元気いっぱい走り回っていました。

    ロックは若者だけの音楽ではない。何よりも、クラシックのエリート臭ぷんぷんの気取った音楽に対しての強力なアンチテーゼが最高です。ザ・フーは「年取る前に死にたい」と歌いながら、しぶとくやっていました。忌野清志郎も若者をぶっ飛ばすような元気でやってましたよね。

    最近の日本のポップス・シーンの作られた、つまらないものを見させられ、聞かされるにつけ、年齢に関係なく気合の入った現状を打破するようなものを要求したいです。とりあえずは古いものの中にいいものを見つけています。
    -----------------
    【7162】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズに負けないで 酒呑童子 2009-9-25 10:58
    ▼タミゾールさん:お早うございます。

    「年齢に関係なく気合の入った現状を打破する」そうなんですよね、年齢には関係なく、そうありたいと思います。
    最近の「音楽」に留まらず、「映画、小説」などの表現分野では、かつては、次から次へと有能な新人と新作が湧き上がっていました。

    そして、今では、そのかつての勢いを失ったわけですが、魅力ある作品が世に出てこない原因の一つは、日本社会全体に「気合」がないからなんですね。世間全体が、とりあえずはお上品になり、マスコミ総動員で物質的欲求を刺激されて消費拡大の最後はローン地獄、克服するに値ある問題に対して考えることを疎んじ、そのまま一生を通せると思い込んだ、多くの人々。

    さて、申し訳ないですが、バッハ辺りのクラシックも結構、聴く私です(笑)。
    私にとっては、バッハもストーンズも三橋美智也も高橋竹山も、彼らは私を楽しませてくれる、みんな素敵な音楽の職人です。

    半世紀にわたるステージの模様の変遷と、汗に塗れたストーンズの姿から、「何か」を掴んでほしいです。
    私も、9,000円の外野席をシッカリ握り締めて、ストーンズ・札幌ドームでの公演に馳せ参じましたが、一生の願いを実現できたので、その夜は老人党のサイトを覘くのを忘れるほど幸せ一杯でした(笑)。
    でも、彼ら自身は「何か」ではなく確かに「金」をシッカリと掴みましたから、やはり私たちとは随分違って高価な汗です(笑)。

    ☆☆☆
    念のため、ぜひ画面下のHQボタンを押して高画質高音質で楽しんでください。
    こいつは随分ヤクザなヤツで(アハハ)、当時は、随分と個性豊かな音楽界でしたが・・。

    今夜は踊ろう 荒木一郎
    http://www.youtube.com/watch?v=kkNZf155W8Q&feature=related
    空に星があるように 荒木一郎
    http://www.youtube.com/watch?v=81R2XaWv3mY&NR=1
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【7109】老人党メルマガ(289)
北極星   運営スタッフ 2009-9-20 6:10:13  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(289)  ::: 2009/9/20
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【読者投稿】 日本国憲法9条は宇宙の宝 梶原景昭
    【7037】理想と現実生活と憲法     珠
    【7088】鳩山内閣の発足と組閣人事    かっくるなかしま
    【7099】ノリピーに負けた鳩山内閣   タミゾール
    【読者投稿】監視ではなく見守る姿勢を 丹野眞智俊
    【7107】官僚の上司は誰か        タミゾール
    【7108】Re: 官僚の上司は誰か     苫屋勲
    【読者投稿】高速道路無料化で不況も解決 岡田元浩
    【7066】高速道路無料化と公共交通機関 pierre
    =========================================================================
    【読者投稿】 日本国憲法9条は宇宙の宝 梶原景昭 09/9/14 14:42

    地球に、知的生命体が誕生してからというもの、争いの連続であって、ひとたりとも精神的な休みは許されずであった。
    永久にその状態が、続く事だろうと思ったか知れないが不幸な事に争いが、大きな戦争までに発展して行った。
    それが、第二次世界大戦である。

    ここで、〜二度ある事は三度〜という言葉が、指導者の頭を横切ったかどうかは知らぬが、故マッカーサー元帥は、地球の将来を考えて日本から軍隊をもぎ取るようにして、憲法に戦争放棄を促す法案を載せた。
    日本だけは、戦争をしない国へと約束をさせたのである。
         
    それが、良い事か不幸な事であるかは、今度は日本人の心で、慎重・且つ冷静に決める事だと思う。
    いずれは、どこかの国が戦争をしない事を宣言しなければ、永久に子供の心(低い波動のまま)でいなければならない。
    そういう意味からも、日本が憲法九条を持てたという事は、永久平和を今度は自信を持って言えるいいチャンスではなかったか。

    故に、マッカーサー元帥には、心から感謝できる時代がやってくるだろう。
    我々は、知的生命体なのだから言葉や波動をもっと高く持ち、理解を深めようではないでしょうか。
    -----------------
    【7037】理想と現実生活と憲法 珠 2009-9-11 12:11(編集)
    ▼かっくるなかしまさん: >発掘パワーも護憲パワーも、どうもそのエネルギー源は女性じゃないか
    ▼都民さん: >以前から護憲の人達は、どこかに離人症のような部分が潜在しているなぁと思っていましたが、

    私は護憲派(以前も言ったように、今のところ)ですが、「日本国憲法は、現実にそぐわないから変えてしまえ」という意見には大反対です。この掲示板では護憲派の方は多いと思いますが、残念ながら数少ない女性として、気になりましたので、レスいたします。

    いつかの沈黙の初夏さんのご投稿、憲法条文を何条も挙げられて「よく読めば全部違反してるのと違うだろうか。」「全てが形骸化している。9条の解釈問題どころではないと思う。」と喝破されたことは、私もその通りだと思うのです。
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=572&sty=2&num=87

    ではなぜ、そうした憲法がいまだに掲げられているのか。そしてもし新たな憲法を作るとすれば、それは現実に合致したものになるのか? 「ならないでしょう」。なぜなら憲法は、「こうあるべきだという国の理想の姿」を憲法で提示して、施政者に「理想」に基づく「努力目標」を与えるものだと私は思っています。

    この掲示板でも皆さんが仰っておられたように、「法律は国家が国民をしばるけれど、憲法はその逆で国民が権力者をしばる」ものだからです。私たち国民は、施政者が憲法にそぐわない方向に行きそうなら、「それは憲法の目指す方向とは違う」といい続けること。それが大事だと思うのです。

    ですから最初の話に戻りますが、生活という現実に日々ほとんどの時間を関わっている(育児も洗濯も食事つくりも掃除も介護も…)女性は、現実を見据えながら、憲法という理想もまたしっかりと掲げられるのではないか? それが理屈から攻めようという男性諸氏には離人症のように見える? 

    いやいや、乖離しているように見えるかもしれませんが、現実に足をつけながらの意見は、例えば「愛する夫が、息子が、孫が戦争で殺されるなんて真っ平」という肌身の現実感を持っている。
    だから自衛のためといえども戦争前提(自衛戦争で死ぬことだってあるんだから)の論には組しない。戦争を避ける手段を必死で模索したいのです。家族が死ぬって、まさに「生きる喜び」を奪うものでしょう。

    現実感を持っているからこそ、理想の平和論もしっかりと強固なもの、護憲派であるのに充分な考え方を持っていると私は思っているのです。あ〜、最後に飛躍しちゃったかなぁ…大丈夫かなぁ、分っていただけるかなぁ…。(一ボンクラより)。

    ご参照までに
    「母親たち、娘たち、そして妻たち」(英文)
    http://s03.megalodon.jp/2009-0505-1736-52/www.fredsakademiet.dk/abase/sange/greenham/song32.htm

    抄訳ですが、落合恵子さんが、このHPの中ほどで語っています。
    http://s02.megalodon.jp/2009-0911-1138-12/www.japanpen.or.jp/mailmg/pen/3620051130.html

    ps.古代文化、人類、遺伝子…どれも私は興味津々。面白く拝見しました。
    -----------------
    【7088】鳩山内閣の発足と組閣人事   かっくるなかしま 2009-9-16 10:45 (編集)
     鳩山内閣が本日、発足。誰も建てないので建てておきます。

    http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090916ddm001010031000c.html
    (出所:毎日、「鳩山内閣:きょう発足…」、9/16)

    民主党は、政権公約の遂行能力を問われるし、2010年7月の参院選を勝たなければならないし、
    向こう9ヶ月内に瓦解することを避けなければならない。であるから、安定政権化での自民党のローテーション的な組閣人事と、民主党の組閣人事とでは大きく趣を異にする。 出足が全てとなる。

    次期衆院選(2013)までに、政権公約(政策)を実現していくうえで、最も重要なのが国家戦略局だが、担当相への菅さんの内定は、妥当・適切。次に、向こう9ヶ月を乗り切る上で、民主党が、政策的にも、戦術的にも、仮想敵とするのが、国交省、厚労省、文科省、農水省の4つ。

    オーソライズされていないが、一部報道で内定と伝えられているのは、前原さん・国交省、川端さん・文科省、赤松さん・農水省、だが、これも、妥当・適切。はっきりしていない厚労省(相)は、(当然に)長妻さんか。
    民主党は、財務省を味方につけるわけだから、財務相への藤井さんの早くからの内定も、まったくもって妥当・適切。
    国民新党の亀井さんの郵政・金融担当相への内定。社民党の福島さんの消費者行政・少子化相への内定。

    意味深な感じもするが、どんぴしゃりということで、いいと思う。
    結論:民主党の政権公約と、内定組閣人事とが、整合しているのでよい。
    -----------------
    【7099】ノリピーに負けた鳩山内閣 タミゾール 2009-9-17 21:33

    一日、外回りで疲れて帰宅し、やっと落ち着いてNHKの9時のニュースを見て、鳩山内閣の動向を見てみたいと思った。
    すると、な、なんとトップ・ニュースがノリピーの保釈ではないか。スポーツ新聞か。
     
    民放ならまだしも、受信料を払っているNHKが、民主政治の始まりの現象より、ノリピーをなぜトップにもってくるのか。
    怒りを通り越して、本多勝一の気持ちがわかる。

    官僚の腐敗も深いのかもしれないが、マスコミの腐敗も大きいと言えるかもしれない。
    インターネットの威力はこうしたマスコミの腐敗を抉ることにもあると思う。
    -----------------
    【読者投稿】監視ではなく見守る姿勢を 丹野眞智俊 09/9/6 15:54

    老人党のみなさんこんにちは。今般の衆議院総選挙、予想をはるかに超え民主党の大勝でした。
    まあ、185くらいだろうと思っていたのですが民意は政権党に「うんざり」していたのでしょう。
    選挙運動中の政権党幹部の演説は、いくら窮地だからと言っても言ってはいけない口汚い罵りの演説もありました。

    これが政権党の大手を振って赤絨毯を闊歩していた人たちの本音なのかとつくづく人間の裏を見た思いでした。
    これでは負けるぞ、まるで断末魔の叫びだ!あんのじょう完敗でした。
    政権担当能力・財源・外交などで「責任力」を強調したにも関わらずの負け。国民は良くみていた、と思う。

    選挙後の調査で政権交代への賛成は、過半数をはるかに超えてていたが、政策への賛成はさほど高くはなかった。
    これはどういうことか?ボク流の解釈だが、とにかく国民の意識から隔絶している政権党の政治から国民の側に立つ、と主張した民主党が受け入れられたことが民主大勝の因であろう。
    「風」を使い政権党は、一様に敗因を分析していたが、そうであろうか。

    「風圧の強弱」ではない、まさに民意の地殻変動が生じていたのである。
    それを国民の一時的な意識の変化と捉えていたところに疎まれる因があったのである。
    われわれ国民は、少し肩肘の張りを抑え、民主党を監視するのではなく見守る姿勢をもっていたいものだ、
    と考えるがいかに?同じようなことはマスメデァにも言えることである。
    -----------------
    【7107】官僚の上司は誰か タミゾール 2009-9-19 18:48

    「報道特集」で、若手官僚の愚痴をやっていました。彼らにしてみれば、「官僚たたき」にうんざりしているんでしょう。しかし、パーキンソンの法則(官僚は自分の仕事を増やすようにできている)にブレーキをかけるという大切なことなのです。

    文科省の若手美人官僚(美人かどうかはどうでもいいが)、「長妻さんのように部下(官僚)の悪口を言う上司(大臣)のもとでは働けない」、と言っていた。一瞬、「その通りだなあ」、と納得しそうになった。しかし、官僚の上司は大臣なのだろうか?と疑問になった。大臣の背景には、大臣を選んだ首相、そして首相を選んだ国民がいる。

    「全体の奉仕者」公務員の上司、「全体」とは国民以外にないのではないか。
    彼らの給与も税という国民から捻出されている。大臣が給与を払っているわけではない。
    残念ながら、国民の多くから「ダメ出し」を受けているという感覚が高級官僚にはないんでしょう。

    ぼやくより、上司である国民から悪口を言われないように地道に反省し、頑張ってほしい。
    そのような、地道な官僚の努力はわれわれも称賛しなければなるまい。
    -----------------
    【7108】Re: 官僚の上司は誰か 苫屋勲 2009-9-19 22:27

    官僚の 負け組み次は 代議士へ

    勝ち組の官僚たちは、いやだろうなあ。このような代議士が、たくさん省庁に乗り込んでくるのだから。
    しかし、公務員は公僕なんです。我慢して仕事を懸命にやってください。
    国民の目線で、最高の仕事をして、負け組みと勝負してください。必ずあなたは勝ちます。残っている勝ち組ですから。
    -----------------
    【読者投稿】高速道路無料化で不況も解決 岡田元浩 09/9/11 11:49

    民主党が政権を取って思考停止の部分が解禁になり、民主党の先生方がテレビで語るようになった。
    でも高速道路一つを取ってもホンダ語録の「あらゆる既成概念を疑い、原理に立ち戻って考える」とかトヨタの「黙って立っておれ」とか「小人閑居して不善を為す」とか民間の思考論理が登場していない。だから「そもそも論」が抜けている。

    1)馬渕先生は「高速道路が無料化されるとゲートの従業員2万人が職を失う」とすまなそうに言いました。
    しかし是は「税金の無駄使い」と全く同じもので、ゲートの労働者は国民総生産に寄与して居らず、国家経済の足を引っ張って居るのですから、一刻も早く廃止すべきです。今でも電気やガスなど税金に近いものは自動振込みが当たり前。

    民主党は社会保険の徴収さえ税務署に一元化すると云っている。
    これから必要度の低い公団などを整理すれば更に国家経済に寄与しない大量の虚業が浮かび上がって来る筈ですから、遠慮して居ては収拾が付かない。戦後の復員兵と同じ、生産性の有る職業への転職訓練とは分けて考えるべきでしょう。

    2)高速道路は「自動車専用道」で、自動車の為の道具ですが、日本では自民党土建族の支配下で箱物行政として建設、運営されて来たのが異常なので、今回抜本的見直しをするには「自動車工学」をベースに議論する必要があるのです。
    例えば自動車先進国米国では高速道路は歩行者事故や平面交差に依る車同士の事故などを防ぐ「安全」が主目的なので、隣町に行くにも専用道の利用を推奨しているのです。

    統計的にも「小児が母親と二階建ての家に居る時より、高速道路上にいる時の方が安全だ」と云われて居るのです。
    その為には、米国の様に無料化して、もっと出入り口を増やすべきで、そうすれば高速だけ渋滞が酷くなる筈は無く、一般道を含めてバランスが取れ、双方容量一杯まで使える。

    3)ORの「待ち行列」と云う理論があって、不道徳な運転をする車が有ると、高速道の物理的容量限度に達する前に渋滞が発生し、一旦発生すると直りにくい事が知られている。ですから米国では安全上の見地から最高速を取り締まる他、渋滞を防いで道路の稼働率一杯迄上げるため、流を乱す運転を取り締まっている。

    ですから昔からクルーズコントロールが普及して居るのです。更にハイテク時代に成り、デジタルクルーズコントロールを使い、皆が時速100キロにセットすれば何時間走っても車間距離が変わらないので、渋滞が起きにくい。

    しかし日本ではその様な指導をして居ない。さらに高速道路の車が集中的に一箇所でおりようとすれば、一般道の容量、ゲートの容量が不足し、渋滞が起きる。例えば関越所沢などは代表例です。無料にして細かく出口が有れば、出口の間隔より長い渋滞が起きれば一般道に回るでしょう。

    4)自動車は相対速度時速50キロで追突されても助かる様に作られています。しかし100キロで追突されると、井上郁美さんの幼い姉妹の例の様にガソリンタンクが破裂して焼死します。ですから、警察は50キロ以下で走ることを禁止して居るのです。ですから、本線上のゲートは「経済問題」ではないので、真っ先に撤去すべきです。

    5)高速道路を無料にすると「Co2削減目標が守れない」と云う意見もある。しかしガソリン程安価で使い勝手の良い物は無い。だから米国では太陽光を使ってCo2をガソリンに戻す開発が成功しているそうで、日本は中国で増え続けるCo2を偏西風に乗せて只で空輸し、只の地熱でガソリンに戻して輸出すれば、民主党の25%でなく、数100%の削減が出来、不況も解決する。
    -----------------
    【7066】高速道路無料化と公共交通機関 pierre 2009-9-13 19:16
     先日の新聞に次のような記事があった。

    「民主党がマニフェストで掲げる『高速道路無料化』が実現されると、経営に深刻な問題がでるとして、九州バス協会(82社加盟)の竹島和幸会長らが10日、国土交通省を訪れ、無料化しないよう要望した」。 (『朝日新聞』2009.09.11.朝刊)

    これは民主党が公約に掲げる「高速道路無料化」とバス、すなわち公共交通機関の維持が二律背反になっていることを示している。似た現象は他にもある。神奈川県久里浜と千葉県金谷を結ぶ東京湾フェリーも、アクアラインの値下げで乗客が減少しているという。また、瀬戸大橋の通行料が無料になると、JRやフェリーへの影響が気になり、

    「無料化は歓迎するが手放しでは喜べない」と現地の琴平町観光協会長の歯切れは悪いという報道もある。
    (『日本経済新聞』2009.09.03.朝刊、首都圏版)

    地方に行くと、バス・鉄道などの衰退が歴然だ。その主な原因は、人口の減少もあるが、何よりも車社会の進展が大きい。
    そこへ来て、高速道路が無料化されれば、車の使い勝手は一層良くなり、車社会が一層進展するだろう。
    その結果、これらの公共交通機関の衰退がますます加速するのではないだろうか。

    この公共交通機関との二律背反は、首都圏などの大都市ではさほどではないが、地方ではそうはいかない。
    高速道路の無料化は、混雑の心配がない地方から手をつけるというから、北海道、九州、四国などがまず俎上に上るのは間違いない。これらの地方では、公共交通機関との二律背反が進むに違いない。

    つまり、高速道路の無料化は地域住民のかけがえのない足であるバス、列車、フェリーなどの経営を脅かすのである。
    残念ながら実際に視聴はできなかったが、後で読んだ新聞によると、道路問題に詳しい民主党の馬淵澄夫議員は『フジテレビ』の「とくダネ!」に出演し、この公共交通機関との二律背反の問題を問われて、次のような趣旨の発言をしたという。

    「雇用問題等が発生することは承知しているが、これは産業構造の変換である。かつて石炭産業から石油産業に切り替わるとき、多くの失業者が発生したが、政府は住宅等も含めて手厚い救済をした。今度もそれは考えている」。
    (インターネット新聞『JanJan』2009.09.04. http://www.news.janjan.jp/government/0909/0909039738/1.php)

    この記事も書いている通り、馬淵議員は「道路(自動車)輸送こそ、これからの輸送産業の主力で、鉄道や海運はすでに斜陽産業である」と決めつけているに等しい。
    この発言が本当なら、大幅なCO2削減を打ち出した環境政策との整合性はどうなるのか。

    先日、奥会津の大内宿へ行った。ここは最近人気で、年間100万人の観光客が訪れるという。
    しかし、路線バスなどはなきに等しく、観光客はマイカーか観光バスでやって来るのである。
    マイカーを持たない私は往復に大変苦労したが、高速道路の無料化はこういう現象をさらに広げることになるのだ。

    この民主党の公約を巡ってはメディアも喧しい。しかし、高速道路無料化を巡って公共交通機関との二律背反を正面から採りあげたものは必ずしも多くない。それで本当にいいのか。民主党の説明を聞きたいものである。
    【読者投稿】CO2ガス25%削減の意味 岡田元浩 09/9/16 20:55

    日本では法律は、ひとたび発布されれば神聖で犯すべからざるものとされて来た。其れが戦前の天皇制を引き継いだ官僚帝国主義体制で、国民もそれを常識として摺り込まれて来た。
    だから役人は開発中の技術法に触れる事は鬼門で、其処から「不作為」を守るカルチャーが生まれて来た。

    しかし憲法第一条が「知材立国」の米国では、技系法は「努力目標」だった。発効期限が迫ってもイノベーションが完成しなければ、取引があるのです。我々日本の自動車屋の中で、高度成長期に米国主導の安全公害に付き合ったチームは、其れを其れを知ってびっくりした。目から鱗が落ちて、以後米国政府の直接指導の元に国際企業に成長したのです。
    そして旧運輸省と其れに繋がる自動車工業会は浮き上がって、形骸化したのです。

    ですから日本の自動車屋の技術会議は日本を放れて欧米先進国で行われる様に成り、攘夷派の日本のマスコミの目には触れなくなったのです。例えば今軽自動車にも付いているエアーバッグは長期間「荒唐無稽の非現実的な法律」と思われて居た。
    でも米国の政界は諦めず、世界の一流自動車会社に応分の研究投資を求め続け、日本政府を通さず、直接日本の自動車メーカーを呼んだり、視察に来たりして居たのです。

    ですから今回の鳩山総理の25%発言を聞いて、我々自動車屋はピント来た。これぞ「脱日本官僚」だなと。
    スタンフォードで米国の技術カルチャーを学んだ、私書に云う「技系主導政治」を感じたのです。だから早速外国からは評価されたのに、鎖国派の日本のマスコミには理解されない。そして経団連代表も日本の常識を振り回して非難した。

    でもホンダの社長はそうは云わなかった。「技術改革が無ければ困難だ」と云ったのです。ホンダ語録の「松明を高く掲げよ」は米国のカルチャーなのです。「脱官僚」と云っても悪いのは「日本の技官」で混同してはいけない。
    具体的に云えば、エアーバッグも、商品化までに本名方式が2転3点し、今でも問題は残っている。
    ですから広く本名方式を探ること。ホンダ語録の「あらゆる既成概念を疑い、原理に立ち戻って考える」事が大切なのです。

    エコカーとか原発とか云っても、所詮有限な化石燃料に頼っている。また携帯燃料としてガソリンガ最も使い勝手が良いので、Co2をリサイクルしてガソリンに戻せれば、一番正解でしょう。その為のエネルギーは地熱を使えば1万年安心計画になる。そして何れも米国では開発に成功している事が、最近のテレビ特番で放映されて居るのに、経団連会長は無視している。
    法学部卒の会長は23年米国に勤務しても「技術は他人事」ですから、技系不作為で100年の大計を誤らせる危険に対する謙虚さ、罪悪感が無い。

    そして文系独占のマスコミ界コメンテーター連中も鎖国派を支持し、総理の発言の方を非難している。「アイデア発想法」の教科書も、ハーバードの「デシジョン・アナリシス」も読んでいない文系虚業家は自民党と抱き合わせで退陣すべきです。
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【7063】老人党メルマガ(288)
北極星   運営スタッフ 2009-9-13 5:52:25  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(288)  ::: 2009/9/13
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    【6977】法人税増税で6兆6840億円の税収増    Gokai
    【6983】Re: 法人税増税で6兆6840億円の税収増 八代 勝美
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    【6907】Re: 自立支援法廃止で障害者就労「暗黒時代」再来か?  虎キチ大好き
    【6922】総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選   pierre
    【6923】Re: 総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選 H.KAWAI
    【6902】Re: 最近、思うこと   あくまの査問官
    【読者投稿】社民党よ大志を抱け  あすなろ老人
    【6859】何が変な意見かは、歴史的なものかも タミゾール
    【6924】Re: 亀レスにて失礼します かっくるなかしま
    =========================================================================
    【6977】法人税増税で6兆6840億円の税収増   Gokai 2009-9-9 12:52(編集)

    また学者が消費税増税を言い募っているので、一言。

    法人税増税、この事は国民が継続的に声を上げなければ、絶対になされないでしょう。
    なぜなら、選挙はお金をたくさん持っているほうが有利であるはずだし、マスメディアは広告料が欲しいだろうし、
    大きな献金、大きな広告料の可能性ある大企業の顔色を政党もマスメディアも伺わないわけに行かないのです。そういうことで政党やマスメディアが法人税増税を積極的にできないのなら、国民が声を上げ続けない限りそれは不可能です。

    ところで、法人税率は現在30%で、平成20年度法人税収入は16兆7110億円です。
    もし、1990年ごろの税率42%で計算しなおすと、23兆3950億円、差し引き6兆6840億円の税収増が見込めます。

    大企業へのマネーの偏在は日本国に何の利益も生み出しません。
    なぜなら、大企業の借金による信用創造が起こらなければ、個人や中小企業の借金では民間金融機関は貸し出しを増加させることは出来ず、結果、信用創造も増大せず、政府の適切な国家の経済運営も成し難いといわざるを得ないのです。

    PS,余計なことですが、
    半年ほど前に、膝に違和感を覚えたことがありまして、基礎代謝をいくらかでも回復させるための散歩を一次中断したことがあります。膝が悪いのに散歩を強行することは膝の重要な部品である半月板を損傷変形させる心配があると思ったのです。

    この半月板が損傷してしまうと、慢性炎症にて将来、膝に水がたまったりで、いずれ歩行困難となり、以後、最悪の経過をたどると、身体の各部にも影響を与えたり、脳機能も衰えたり寿命も短縮してしまう恐れがあると考えたのです。
    対策として、まずカイロプラクティクの先生を訪ね、腰椎や仙腸関節のずれの調整とともに、膝関節のずれは無いかを調べてもらいました。

    診断結果はそれほどの異常は見当たらないのでいずれ治るでしょう、良くならなければまたご相談くださいのことでしたがその後一ヶ月も好転せず、不安を覚えていたところ、何かで消炎鎮痛剤を飲む機会に恵まれたというか、運良く飲んだところ嘘のようにその違和感は消えることになりました、やれやれでした。

    最初、膝関節がずれたのを素人なりにいろいろ処置して、おかげでそのズレは解消したが、軽い炎症を招いていたというところでしょうか。このこと、老婆心ながら書き込んでみました、もちろん素人の余計な独り言です。
    -----------------
    【6983】Re: 法人税増税で6兆6840億円の税収増 八代 勝美 2009-9-9 18:37
     ▼Gokaiさん:

    「ラテンアメリカは警告する -構造改革 日本の未来」(発行所 新評論 編者 内橋 克人、佐野 誠)を読むと
    法人税、所得税のフラット化が税収減を招いているゆえ 1980年頃の累進率に戻すべくといっています。
    これに対する反論は、何時ものことですが 企業が海外へ移転してしまい雇用の喪失につながるといっています。

    これに対して そういうことは無いということ云えばよいのですが、緻密な理論闘争必要と思いますが、
    誰か教えてください。

    消費税についても、累進消費税制の導入、生活必需品の税率0化など色々な方法あると思いますが、その点については突っ込んだ議論されていません。例えば 自動車 購入する場合でも 軽自動車、排気量##cc未満は非課税とし、それ以上は逓増税率とすることなど 庶民の生活 脅かさない方策 考えるべきと思いますが。
    -----------------
    【6986】Re: 法人税増税で6兆6840億円の税収増  柳沢のタンタン 2009-9-9 20:19

    日本で育った事業が海外に逃避する事はそれで良いでしょう。祖国の恩義を感じない事業は、日本に不要であると思います。
    内橋さんは私が長年尊敬している、経済の先生です。大変穏やかな発言で何時も評論をしておられます。

    私の素人の提案ですが。景気対策素人の考え景気対策を充実させなければ国民の閉塞感は無くならない
    (1)青少年に対する国の生育資金は速やかに実施する事。後期高齢者に医療は無料とする。
    (2)低所得者 年収300万円以下の人は無税とする。高額所得者に対する課税は前に戻す。法人税も元に戻す。
    (3)失業者に対する給付を引き上げる。テクノスクールを充実させる。
    (4)官僚の天下りは廃止する事。天下りの事業所には官庁の入札権を与えない。財団法人は原則廃止にする。
    補助金はゼロにする。
    (5)裁判官の法の実施に対する責任に対して、不適切な判決には罰則を設けること。

    此れから最低の景気回復に対する提案です。
    -----------------
    【6907】Re: 自立支援法廃止で障害者就労「暗黒時代」再来か?  虎キチ大好き 2009-9-6 22:56
     ▼あくまの査問官さん:

    >虎キチ大好きさんの記事を見て、疑問に思った事を質問します。
    >質問1 記事6798にて、

    >>レベルでずっと推移してたんですが、2003年一般の方が失業率5.5%だった年に初めて年間3万人台に乗せ、2006年(自立支援法初年)に4万を突破した。つまり小泉内閣か6年で1万8千人増、2005年法提出時との比較では約6千人プラス

    >とありますが、その間の障害者の変化はどうでしょうか?
    >就職者数の増加以上に求職者の総数が増加しているのなら、単純に自立支援法の功績とは言えないと思います。

    それについては http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/05/dl/h0515-1a.pdf

    この資料の2ページ目を見て頂ければ分かりますが、
    実際の就職者数/就職者申込数(いわゆる就職率)の過去10年の推移ですが、小泉政権発足前の1999年は34.6%だった。
    ところが支援法施行の2006年に42.4%、07年に42.2%、去年は37.1%に落ちましたが、去年は健常者でも切られる年でしたから、ほぼ減少幅が失業率と同レベルに抑え込めたのは「許容」範囲でおおむね自立支援法3年で10年前比3〜8%増と言ったところです。

    20%台後半〜30%台前半をウロウロと言う状態だったんで導入時10年後(2016年)に40%に就職率がなれば合格と思ってましたが、初年度にいきなり40をクリア出来るとは思わなかったです。まさに「小泉改革のアメとムチ」の成果と言って良いです。

    >質問2
    >近年の雇用問題に正社員から派遣への雇用形態の変化がありますが、障害者の人々での場合はどうでしょうか?
    >派遣での就職数が多いのなら、賃金の問題から見て自立とするのは難しいと思うのですが?

    これについては、実は「障害者特有の仕組み」で健常者の様に「非正規だと生活出来ん」と言ったものじゃないんですよ
    特に障害年金が出る1、2級(20歳前の疾病が原因)の層は結構多い(生まれつき障害等)は国民年金の納付前なので所得制限が有り扶養者が居ない場合は、およそ月所得30万(ボーナス等もこれに含まれるので実際は月所得20万以下に抑えないと年金半額カットとなる為、

    特に国民年金の納付義務が無い20歳前の障害で年金貰ってる場合は、このカットラインとの相互関係(総収入)を考えてやらないと駄目なので自分も契約社員だし友人にも派遣や計約目指してる人が居るが契約社員やパートの方が増収になったりするんです。しかも珠さんも仰ってましたが精神等は長時間労働困難者も多いから障害年金+αで作業所よりは1桁多い位と言う雇用形態も制度確立した事も短期間で成果を出した原因でした。

    正社員なら年金が吹っ飛びよほど高収入の所でないと「減収」になるんですよ。20歳以後の障害にはカットはありません。

    >質問3
    >身体障害者雇用促進法の功績についてはどうでしょうか?

    我々が就活やってた時代はこれだけだったんですが、やはり「就職可能性有りの人」と「困難な人」振り分け、
    可能性有りの人を作業所側が匿った場合は「減収」、就労成功の場合は作業所側に「成功報酬」が入る制度に自立支援法で改めた促進法のみの時代はこの「就労可能者をチャレンジさせなかった場合の作業所へのペナルティ」が無かったのでなかなか伸びなかったと今、感じてます。
    -----------------
    【6922】総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選 pierre 2009-9-7 14:58

    総選挙の結果には、誰もが溜飲を下げたのではなかろうか。
    「改革」を標榜して総選挙で圧勝したにも拘わらず、1年で首相を辞任した小泉氏から始まって、安倍、福田とさらに2代続けて首相投げ出しが続いた。しかもその間、1度も選挙の洗礼を受けることなく、政権に座り続けた結果がこの総選挙である。
    首相の顔を麻生氏に代えたとしても、この劣勢はいかんともし難かったのである。

    国民が自らの意志で、首相の首を切ったのは、史上初めての快挙なのだ。だからこそ、この結果に溜飲が下がるのである。
    しかし、この快挙とも言うべき総選挙の結果を見て、極めて残念に思わざるを得ない痛恨事がある。
    それは1年という短期で訳の分からない理由で首相の職を投げ出した安倍晋三、福田康夫の両元首相が、厚顔にも小選挙区で立候補し、しかも当選したことである。

    昔のように「末は博士か大臣か」と言われる時代ではないから、今どき、内閣総理大臣になることが“男の本懐”とは必ずしも言えないだろう。しかし、政治家を志すものにとっては、首相という職は、望んだからと言ってなれるものではなく、選ばれてその職についた以上、まさに政治家としての“本懐”を遂げる絶好のしかも唯一無二のチャンスのはずではないか。

    それをあっさり、わずか1年で投げ出すようであれば、その人物に、他に何を期待できるのか。これからも代議士として国政に参画すると言うが、それなら首相という極めて得難いチャンスをなぜ全うしなかったのであろうか。小泉氏が首相を5年務め、そして今回引退したことは極めてスジが通る。つまり、政治家にとって首相とは最高のポストだからだ。

    その行為は、少なくとも今回の選挙には出馬せず隠忍自重するに値するものである。それを恬として恥じることなく立候補するのは、まさに厚顔無恥に他ならない。こういう候補には、厳しいお灸をすえるべきなのである。
    その点で、“酔っ払い会見”で恥をさらした元財務相は落選した。これが当然であり、民主主義というものだ。

    この元財務相と元首相のどちらの罪が重いか、簡単に比較できないが、少なくともそれが与えた国民生活への影響は、元首相の軽挙の方がはるかに大きいに違いない。
    だから、溜飲を下げたこの総選挙で唯一の痛恨事が、この元両首相の当選なのである。
    それも福田氏はかなり接戦だったようだが、安倍氏は圧勝だった。まさに、「何をか言わん哉」である。
    -----------------
    【6923】Re: 総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選 H.KAWAI 2009-9-7 16:06 (編集)
     ▼Pierreさん:こんにちは。

    ○安部晋三、福田康夫両氏ともに「二世議員」じゃありませんか。選挙区が同じだったかどうかは兎も角、超大物議員の息子さんって点では「超二世議員」ですよね。それがあの体たらく。

    ○「超二世議員」と言えば、今度お辞めになった河野洋平氏もそうですよね。あの方なんか風貌だけ拝見しておりますと、何だか頼もしそうですけど、新自由クラブの時も「看板」だけだったみたいですし、外務大臣の時も省内をどなたかに掻き回されておられたみたいですし、最後は議長に祭り上げられてついぞ活躍されたってことがありません。

    ○「酔っ払い会見」の中川昭一氏なんかあれだけでも「切腹もの」なのに、「のうのうと」出馬する神経が分りませんし、それを担ぐ地元後援会の方々の甘さにも言葉がありません。
    ○偉そうなことは申したくありませんが、二世議員の方達には「覚悟」というものがないんじゃないでしょうか。

    ○安部晋三氏は、あまり印象に残っておりませんが、あの福田康夫氏なんか、参議院議員になった途端に「何だかアホらしくなったのか」お辞めになった大橋巨泉氏に対して「敵前逃亡」だなと嘲笑しておられたんですけどね、今度はご自分の方が「敵前逃亡」してしまわれた。こちらは「銃殺もの」ですね。

    ○「切腹もの」の方は再起不能だろうと思いますが、「銃殺もの」のほうは当選してしまって、「やあ、すまん、すまん。」でチョン。やあ、地元有権者の甘いことったら・・。
    ○いやー、甘い、甘い。銃弾が飛び交い、刃物が舞っていた時代の方が良かったなんて申しませんけど、可愛い子ちゃんとか坊ちゃんとか大勢当選してます最近の選挙では、「投票所に向う足が重い」です。
    -----------------
    【6902】Re: 最近、思うこと あくまの査問官 2009-9-6 16:02

    今回の選挙についてですが、私は共産党と社民党について書きます。
    共産党と社民党の議席は変わらなかったのですが、私の県の選挙結果を見ると、自民当選の所でも社民または共産の得票数はかなり迫っていました。あと少し伸びれば逆転も可能な所でした。

    ですので、共産・社民は次を目指して頑張って欲しいです。私としては、、
    ・民主党の政策で是とする案はより良い結果となる様に協力する。
    ・民主党の政策で非とする案は民主主義の国会に相応しい態度で反対する。
    この二つを実行して欲しいです。

    そうするのなら単独政権となる事は無理でも、政府の能力向上と暴走を防ぐ政党として必要性を増すでしょう。
    必要性が増すのなら、議席も自然と伸びると思います。
    -----------------
    【読者投稿】社民党よ大志を抱け  あすなろ老人  09/9/6 16:32

    民主党の圧勝で自公政権を転落させたことは老人党員の一人として喜びにたえないところです。ただ、私も民主党を全面的に信頼して投票したのではなく、とにかく政権交代を期待してのことです。大敗した自民党は敗北の原因を総括することなく、次の総裁選出をめぐって、生き残った派閥の領袖たちが蠢いているようです。

    それはともかく、社民党は連立政権に参加する方針のようですが、私は閣外協力の道を選ぶべきだと思います。今後、数をたのんで国民の期待を裏切るような政策を民主党が取った場合に、チェックする役割を期待したいからです。

    もちろん、共産党がその役割を果たすでしょうが、社民党が大政党に付属する与党や、単なるチェック役で今後とも過ごすつもりならともかく、将来の政権党を目指しているのなら、ここはじっくりと腰を据えて、今回民主党が果たしたひょうに、将来の国民の期待が集中するような地道な努力をするべきではないでしょうか。

    自社さ政権のトラウマもあり、それは厳しい道ではあるけれど、民主党への不満の受け皿が共産党だけでは、再び自公への回帰を助けることにもなりかねない。社民党には大志を抱いてほしいものです。
    -----------------
    【6859】何が変な意見かは、歴史的なものかも タミゾール 2009-9-5 1:13

    雑用にまぎれて、反応が遅れました。小生が言いたかったのは、石橋湛山も現在ではリアリストですが、当時は「変な意見」と思われていたのではないでしょうか。 第1次大戦後のケインズの意見も、当時は「変な意見」と見られていたのではないでしょうか。

    石橋やケインズでない小生は変だとは思いますが、例としてあげてある有識者の言説には、変でないものもあるかもしれません。勉強不足ですが、こうした意見を考察すべきだと考えます。
    マキャベリ的パワーポリティクスの冷徹な分析からは、当然小生の考えなど笑止千万ですが、マキャベリ的パワーポリティクスそのものが、時代に合わなくなり、リアルでなくなれば、また異なった見方も生まれてくるのではないでしょうか。

    それにしても、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が旧ソ連の強大な軍事力より脅威だとは考えにくい。「通常の戦略ゲーム」でないものはそもそも「戦略ゲーム」ではないのではないか。
    東西ドイツの統一をあの時期に想像てきただろうか。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の本音も、そこにありはしないだろうか。そうでないと、現代グループという独占資本のトップと会談することそのものが理解に苦しむではないですか。
    -----------------
    【6924】Re: 亀レスにて失礼します かっくるなかしま 2009-9-7 17:58 (編集)
    ▼タミゾールさん:こんにちは。

    返信が遅くなり、失礼いたしました。
    また、私のぞんざいなもの言いにもかかわらず、冷静なご返信をいただいたことにつき、お詫びと御礼を申しあげます。

    >それにしても、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が旧ソ連の強大な軍事力より脅威だとは考えにくい。「通常の戦略ゲーム」でないものはそもそも「戦略ゲーム」ではないのではないか

    まず、通常の戦略ゲームでは、協調戦略と報復戦略とのコンビネーションです。それは、協調しても裏切られたら報復するということです。(混合戦略)裏切られたら報復するとは、立場を変えれば、裏切ったら報復される、ということです。
    通常の交渉では、(通常の交渉≒戦略ゲームの基本ルール=混合戦略)報復される場合のデメリットを勘案し、協調するメリットと天秤にかけ、適度に妥協する、となります。

    しかし、報復される場合のデメリットが小さい、典型的には「失うものがないに等しい」場合、「裏切る」、という戦略が、有効に働きます。北朝鮮を相手にした交渉では、混合戦略が働きにくいということです。
    北朝鮮の軍事力は、旧ソ連に比べればはるかに小さい。通常戦力では、日本への侵攻は不可能だと言える。

    しかし、通常戦力で、制海権・制空権を奪えなくとも、それを突破しうる有効な唯一の手段が、ミサイル+核兵器の組み合わせです。その目的は、支配することではなく破壊することにありますが、それを現実に使用せずとも、それを相手側が恐れ続ける限り、交渉上のメリットは大きく、協調(相手方の妥協)による利益を引き出しながら、裏切り続けるという戦略が成り立つのです。

    また、他のレスにて申し述べましたが、北朝鮮の体制が崩壊し、難民が周辺国(まず中国と韓国、しばらくして日本)に流出する、もしくは、同国の強硬派が賭けに出る、北朝鮮には大きく2つの「不確実性」があり、
    前者(崩壊と難民)を軍事的脅威とは呼ばないにせよ、周辺国には大きな混乱が生じる。そのように観る、ということです。

    (加えて、勘案する要素としては、中国ですが、
    米国の対中戦略として、戦略的人口統計=SDをご参考までお示しましたので、省略します。)

    >東西ドイツの統一をあの時期に想像できただろうか。

    突発的であったから、苦労したという見解が、他の方にもあるようですが、マクロ経済の話ですね。「経済規模と人口で決まってしまう」、という見方なのです。20年近くを経過した今でもドイツは、こういう状態ですから。
    http://www.de.emb-japan.go.jp/nihongo/deutschland/wirtschaft.html
    (出所:在ドイツ日本国大使館、ドイツ事情)

    東西ドイツの人口比は4:1、南北朝鮮の人口比は2:1。
    ほとんど世界最貧にもかかわらず、北朝鮮の人口は、「あまりに巨大」なのです。
    それが出来るとすれば、日韓に中国、米国、ロシアを加えた6カ国総がかり。

    それをするにせよ、大量破壊兵器を開発している、民主的な政治体制に程遠い、先行きがどうなるか分からない、崩壊(難民流出)のみならず内乱の可能性すらある状況では、容易に進展しないと観ます。丁寧に申し上げるなら、「2カ国による南北統一は絶対にない」、ですが、6カ国総がかりならありえなくないが、「条件は全く揃っていない」、となります。

    >朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の本音も、そこにありはしないだろうか。
    >そうでないと、現代グループという独占資本のトップと会談することそのものが理解に苦しむではないですか

    そこにあるのそこが、よくわからないのですが、
    私の上記理解では、北朝鮮が崩壊してしまう場合のデメリットは、隣接する韓国にとっては甚大であるから、
    そうならないように支えているのであって、ただ相手方からは足元を見られてしまって、裏切られていますね。
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【6895】老人党メルマガ(287)
北極星   運営スタッフ 2009-9-6 7:03:15  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(287)  ::: 2009/9/6
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【6718】なだいなだの打てば響く 転載   ビートル
    【6699】国民が政権交代を望んだ結果   珠
    【6704】政権交代への追い風チャンスをしっかり掴め 昭和人
    【6711】小泉(元首相)さんに深謝     casablanca
    【6556】日本政界の究極的世直し論、三権[立法・司法]の何れも交代が実現した場合 やまちゃん
    【6703】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し   H.KAWAI
    【6716】選挙制度について         タミゾール
    【6808】Re: 選挙制度について4論     愚者脳こだ○寛
    【6826】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し   もぐら
    【6884】Re: 憲法9条の空想性に反論すること みじゅくもの
    =========================================================================
    【6718】なだいなだの打てば響く 転載   ビートル 2009-8-31 17:45

    8月31日 選挙の結果を見ての感想です。
    ぼくたちがやろうとしていたこと、(自公を退陣させること、しかも徹底的に敗北させること)は実現しました。
    それが第一ですが、その他にも、この選挙にはどのような意味があったか、考えてみました。

    戦後65年経って、首相を有権者の投票で直接に決めることができました。単なる偶然か、鳩山一郎の孫を選ぶか、吉田茂の孫を選ぶか、という選択になってしまいましたが、ともかく有権者のわれわれがキングメーカーになれたのです。まだ、鳩山と吉田の影を引きずっていますが、二人の生きた姿を見たことのある人は、有権者の中にも少なくなってきているでしょう。

    次の大きな意味は、公明の小選挙区での敗北です。代表と幹事長を落選させたことです。
    これは浮動票と呼ばれていた層が、選挙に参加して、高い投票率がえられた結果です。偉い人(ボス)の指示通りに投票するものを、自分の考えで投票する人たちが、上回ったということです。民主主義にブレーキをかけていた宗教票の限界を悟らせることになればと思います。宗教は政治と切り離さなければなりません。

    それと、女性議員の数が一気に増えたことです。日本の政治も見た目が華やかなものになるでしょう。戦後第一回の選挙で、日本に女性議員が初めて登場したのを見た人間としては、それからが長かったなあという思いです。戦後、硬直してきた外交にも、柔軟性が戻ってくるのでは、と考えます。世界で一番硬直した外交官が、日本の外務省の外交官でした。

    さて、前回にも触れましたが、これから高齢者の健保、年金の問題など、解決可能な方策、制度の変更を考えていくときがきました。政権の選択の時には、頭が熱くなって、意見の違いが罵りあいになったりしがちですが、今後4年の時間があります。
    ゆっくりじっくり考えていきましょう。

    生活苦からの自殺をへらすこと、ワーキングプアの問題を解決することは、緊急の課題ですが、きびきびしたスピード感ある対策を打っていけば、それができた政治家は、きっと名声を得ることでしょう。
    腕のみせどころです。ぼくたちはじっと見守りましょう。厳しい視線は、政権交代しても変えることはありません。

    これが、とりあえずの感想です。ほっとしたら、ちょっぴり疲れが出ました。
    飄飄としているつもりでしたが、あちこちに、かなり力が入っていたのでしょう。
    ----------------------
    【6699】国民が政権交代を望んだ結果 珠 2009-8-31 1:02(編集)

    老人党が出来て6年余、自民党政治の状況では問題がありすぎると政権交代を願って来たわけですから、とうとう実現したかと開票速報を見ています。

    国民にきちんと向き合わない政権であれば、国民は選挙で政権を交代させる力を持っていることを、政治家に分らしめることができたのではないか、国民も1票の力を見直せたと思います。

    当選した民主党議員には、今回投票した人たちが、民主党が「良い」と思って投票したわけではなく、自民党政治があまりに問題があるために、政権交代を望んでの結果であることを自覚して貰いたいです。次回の選挙こそ、民主党の真価が問われることになるでしょう。

    今夜はバンザイするのもいいですが、民主党は明日からは気を引締めて、政権与党になる覚悟を持ってことにあたって欲しいものです。私は、老人党は引き続き政府をしっかり監視して、良いところは応援し、問題は厳しく指摘する態度を変わらず持ち続けていきたいと願っています。
    -----------------
    【6704】政権交代への追い風チャンスをしっかり掴め 昭和人 2009-8-31 8:03

    民主党が300を上回る単独過半数議席を獲得した。「政権交代」という世の中のムードが日本の政界の地殻変動を齎した。
    小泉政権がつくった新自由主義思想による 行き過ぎた規制緩和による格差と貧困の拡大、失業者の増大、現役労働者の実質賃金の低下、、、等への批判がこの「政権交代」ムードをつくり野党民主党の圧勝をもたらしたものと思う。

    民主党鳩山氏は社民、国民党との連立を今朝発表したが賛成です。
    社民、共産の意見を十分に尊重しながら政権運営にあたって欲しい。

    何故なら 特に憲法改定につながる自衛隊の海外出動、専守防衛を越脱する集団的自衛権の行使、非核3原則の徹底など憲法9条を護り、平和な戦争に巻き込まれない政治に徹底して欲しいからだ。
    日常国内問題では、労働者の待遇改善、貧困者の減少、失業率の減少の実現に頑張ってもらいたい。

    今回の選挙結果は 私が選挙権を得て始めての快挙だった。2度と旧自民党政権に戻ることのないようにしたいものだ。
    そのためにも、上記の政策を堅持することを望むものである。
    -----------------
    【6711】小泉(元首相)さんに深謝 casablanca 2009-8-31 10:46

    TV で選挙速報を観て、今までこれほど感動した事は無かった。
    4年前、小泉氏は「改革には痛みが伴う、国民も痛みが伴う」と言い切ったのは記憶に新しい。
    以降、国は荒み 国民は心を病み 生活は困窮し 疲弊も限界に達した。氏に問いたい、国民は痛みというより激痛を伴ったが、“功績”は何か?貴殿はどんな痛みを味わったのか?この「老人党」を通じて教えてほしい。

    回答を待つまでも無く、大きな功績を残された事が一つあり深く感謝している。戦後54年、政治家は、政治に対する認識が甘く、政治には盲目で無知で関心も無い、その盲目な国民に、私利私欲を優先させ思うがままに牛耳ってきたのである。
    が、小泉氏の最大の功績は、その国民の政治に対する意識を劇的に目覚めさせてくれたのである。

    さて、昨夜民主党の鳩山代表は、記者会見で「先ず優先することは、政治のシステムを変えることである」と、明言してくれた。「今までの官僚主導型〜(私利私欲の)政治家との癒着を打開し、政治を国民の手に返し、国民主導型にする」とも言及している。

    国が豊かになり、国民が希望の持てる安定した生活が出来るかどうか最大のポイントは、そこに有る!
    Noblesse Oblige 民主党の諸氏は顔がよい、誠実さも感じられるし、品格もある!
    鳩山さん 菅さん 岡田さん そして民主党の方々 大いに期待しているゾ!!!
    -----------------
    【6556】日本政界の究極的世直し論、三権[立法・司法]の何れも交代が実現した場合 やまちゃん 2009-8-25 14:44(編集)

    「最高裁判所裁判官国民審査」関連で下記に示します、話題から

    >【5807】Re: 選挙(投票)の為、活気ある[総選挙]と物静かな「最高裁判所裁判官国民審査」の選挙権
    >【6421】Re: マニフェストから(皆さんへ)
    >【6503】もう一つの審判 − 最高裁判所判事の国民審査

    (1)立法権、戦後64年以降、55年体制下の自社から今現在の諸政党間で2009総選挙にて、真の与野党逆転が実現した場合。
    (2)司法権、「最高裁判所裁判官国民審査」でも、仮に全員が×の罷免となった場合。

    主とする、
    a.憲法9条訴訟判決一覧
    http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kyuujyouhanketuitirann.htm

    b.私学助成の
    >第89条 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

    c.生活生存権[人権と職=労働]

    >第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

    d.働き方の身分差別、正規雇用と非正規雇用との賃金格差
    >第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
    >第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
    2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
    3 児童は、これを酷使してはならない。

    e.公的年金と生活保護費との最低基準の格差並びに、年金・医療め介護と雇用との関係
    >第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
    2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

    などは、時の内閣が、日本国憲法

    第79条 最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。
    2 最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後10年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。
    3 前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。
    4 審査に関する事項は、法律でこれを定める。
    5 最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。
    6 最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。

    第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

    から、
    司法権の最高裁裁判官の任命は、本来、中立的公平性であるべき司法権の裁判職公務員を、時の内閣が己に都合の良い施策を実施する為に、思想信条に偏りのある人選を、之からも許されるなら、最高裁判所裁判官国民審査での信任は、過去に最高裁の9条に対する言動を例に

    >国家統治の基本に関する高度に政治性のある国家行為は、司法審査から除外される

    との言い訳を許さない、最高裁裁判官を内閣が人選して、国民審査の信任を得られれば、憲法違反の判決が期待できるかもしれませんね。この後も、続編として編成中、後に追加あり。
    -----------------
    【6703】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し H.KAWAI 2009-8-31 5:58 (編集)
     ▼高橋さん:再度のお邪魔です。

    >この次は、中選挙区復活の運動を始めるべきでしょうか。

    ○私、「小選挙区制」、「政党名投票」、「マニフェスト」で民主主義は完全に損なわれていると思います。理由は、

    (1)国会議員の選挙というものは、国民の代表を選ぶものであって、「小さな小さな」地域の代表を選ぶものではありません。
    (2)国民の代表として国民が選ぶのは「人」であって、「政党」ではありません。
    (3)選挙前にマニフェストで全部決めてしまいましたら、国会に於ける議論が全部「用無し」になってしまいます。
    というものです。

    ○ま、制度は運用次第で大きく変わってくると思いますが、選挙区の問題も含め、制度につきましても大いに議論を深めたいですね。
    -----------------
    【6716】選挙制度について タミゾール 2009-8-31 16:09
     ▼KAWAIさん:はじめまして。若造の老人党です。(49歳ですが)

    私は、この意見に反対です。欠点がありながらも、小選挙区制によって政権交代が起こったのです。
    V9時代のアンチ・ジャイアンツは地獄でした。
    勢力均衡策により、多くの優勝チームが生まれ野球人気そのものは大きくなったと思います。

    小さなレベルでの民主主義は得意な日本社会も、国政レベルでの民主主義は、やっと始まったといえます。
    大正デモクラシー期の政党政治と現在の政党政治は憲法の違いを含めて大きな違いです。いわゆる4つの89年の話にあるように、国レヴェルの民主政治を日本社会は初めて持ったわけで、政治評論家を含めてこの点に関しては未経験のことです。

    トクヴィルやミルがおそれた「多数者の専制」の問題は、参議院の役割だと思います。
    存在価値の薄い参議院のためにも、参議院は個人候補や少数者の意見が通りやすい選挙制度にするとともに、長期的な問題(福祉・教育・社会システムなど)を継続的に衆議院以上に考える議院とすべきかと思います。

    いずれにしても、約30年間自民党には一度も投票したことのない私にとっては、やっと自分の票が「死票」にならなくなったともいえます。これまでの状態が、見かけの合法的な一党独裁であったともいえます。
    混乱や、ためらいもあるとおもいますが、それが民主主義のコストではないでしょうか。
    -----------------
    【6808】Re: 選挙制度について4論   愚者脳こだ○寛 2009-9-3 13:34
     ▼タミゾールさん:はじめまして

    選挙制度に関して小選挙区比例代表制は、別にいいんじゃないでしょいうか?
    確かにお金はかかる。が、この度の選挙は民意が反映されたとうけます。

    また共産党については、イメージとして、未だあかというのが少しあり、また、僕は、共産党に関して否定はしません。
    むしろ肯定です。僕の目指してほしい資本主義的社会主義になる世に、僅かながら共産党がいることで力になると考えているからです。

    公明党に関して、日本の人口のほぼ1割弱いる学会員ちょっと、宗教と政治ひっついたらいかんでしょう的考えで、同じく宗教活動に専念してほしい。ただ一つ弁護すると、福祉面に公明党が力を使った気がする。
    同様、幸福実現党は、明らかに素人集団的マニュフェストやったしね。政教分離が言われている以上、本分に力を
    -----------------
    【6826】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し もぐら 2009-9-4 0:57(編集)

    数名の方の意見について、まとめて述べさせて頂きます。

     ▼高橋さん:
    >この次は、中選挙区復活の運動を始めるべきでしょうか。

    今回 民主党が勝ちすぎたからといって、これを考えるのは早計じゃないでしょうか。今回は自民党支持者でも、あえて今度だけは民主に入れたという人が多かったみたいだから、その分を差し引かないと。この人たちは次回は間違いなく自民に入れるはず。それも相当気合を入れて。
    まあ、小選挙区が死に票が多いのはいやですけどね。

     ▼タミゾールさん:
    >欠点がありながらも、小選挙区制によって政権交代が起こったのです。

     ▼H.KAWAIさん:
    >○中選挙区制でも政権交代は可能だと思いますよ。ただ、単独で過半数を獲得するということが難しくなりますのでね、政権運営が複雑にはなります。

    参議院は民主党が自民党に代わって第一党となりました。参議院の選挙制度は、選挙区(都道府県単位)と比例代表かな。参議院の選挙区は大選挙区と言われているみたいですね。

    また、今年の都議選は民主が勝ちましたが、これは中選挙区みたいですね。
    ちなみに、都議選では公明党は立候補した候補者が全員当選しました(怖すぎる)。中選挙区になるとかなり組織票が効いてくるようで。この都議選の結果がよかったので公明党は今回の総選挙でも行けると踏んだとか。

    で、今回の小選挙区による総選挙を含めて、大中小それぞれの選挙方法で民主が勝ちました。都議選に関しては地方選ですが、それでも、いずれの選挙方法でも逆転が起きるということが証明されました。この日本で。しかも、逆転が起きやすいと言われる小選挙区よりも、参議院の方が先に逆転しているのが改めてちょっと驚きです。2年も前に。地方選では過去にも逆転はあったでしょうけど。

    ところで、小選挙区に変える時、「中選挙区は金がかかりすぎる。小選挙区の方が金がかからない」というのが小選挙区導入の理由のひとつになっていました。小選挙区になって金はかからなくなったんでしょうか?
    -----------------
    【6884】Re: 憲法9条の空想性に反論すること みじゅくもの 2009-9-5 18:41
     ▼E.Tさん:今晩は

    困りました。自衛隊の「装備」が国際的にみて「相当」なものであることは私も承知しています。
    しかしです。軍備拡充は良いことでか?E.Tさんは、つまるところ、核武装も賛成ですか。

    >守ることに限定すれば自衛隊って結構強いです。
    >航空自衛隊
    >・戦闘機パイロットは訓練時間が豊富で、その腕前は米空軍と互角
    >・F-15制空戦闘機を202機運用。これはアメリカに次ぐ多さ。
    >・F-2支援戦闘機は対艦ミサイルを4本積んで機動出来る世界で唯一の機体
    >・E-767による強力なバックアップ
    >
    >海上自衛隊
    >・イージス艦を保有するのはアメリカと日本だけ(スペインもあるにはあるが小さい)
    >・有名なSM-3
    >・世界一とも言われる対潜水艦戦闘能力
    >・戦後64年間続く機雷除去
    >
    >陸上自衛隊
    >・世界が驚愕した90式戦車の高性能
    >・有名なPAC-3
    >・世界屈指の対戦車戦闘

    >しかし、やっぱり守るだけなんですよ。ひとつでも失敗すれば敵は本土に上陸、民間人を巻き込んだ血みどろの戦いを余儀なくされるのです。
    >だからこそ、憲法を変えて不安を無くすよう、民間人の血は絶対に流さないようににしよう!と言っているのです。

    軍備で国民の生命財産が護れるか、護れないか、が論点なのだと思います。
    更に、日本を「問答無用」で破壊する「必要性」がある国は何処の国なのでしょうか。
    仮想敵国の言葉があるようですが、軍備を拡充したいからではなく、本質に立ち返って、日本を「外交抜き」で破壊する意志を持ちうる国は何処でしょうか。戦前の日本のようにこちらが「チョッカイ」を出せば別ですが。
    軍備力を背景にして、北方領土の返還でも要求しますかね。
    =========================================================================
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【6770】2009年8月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-9-1 21:33:35  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    2009年8月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年8月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     8/1                807,845.-   2009年7月より繰入
     8/2          105.-   807,740.-   セブン銀行
                                取引明細手数料
     8/10  276.-           808,016.-   セブン銀行
                                普通預金利息
     ---------------------------------------------------------------------------

    ご不審・ご不明な点等がございましたらメールでお知らせ下さい
    (この投稿の投稿時刻の右側の「メール」をクリックし、
    メールアドレス欄の「KAIKEI」を「kaikei」に直すと
    私宛にメールを送ることができます)。

       *

    老人党は、みなさまからのご寄付で運営されています。
    老人党宛のご寄付につきましては、「ルール・使い方」内
    「↓ご寄付について↓」
    http://6410.saloon.jp/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=7#q17
    をお読みください。

    今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。



    Ray(運営スタッフ)
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【6769】2009年7月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-9-1 21:31:30  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    報告が大変遅くなりましたが、2009年7月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年7月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     7/1                807,950.-   2009年6月より繰入
     7/2          105.-   807,845.-   セブン銀行
                                取引明細手数料
     ---------------------------------------------------------------------------

    ご不審・ご不明な点等がございましたらメールでお知らせ下さい
    (この投稿の投稿時刻の右側の「メール」をクリックし、
    メールアドレス欄の「KAIKEI」を「kaikei」に直すと
    私宛にメールを送ることができます)。

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    老人党は、みなさまからのご寄付で運営されています。
    老人党宛のご寄付につきましては、「ルール・使い方」内
    「↓ご寄付について↓」
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    Ray(運営スタッフ)
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【6718】打てば響く 2009年8月31日分 転載
ビートル   運営スタッフ 2009-8-31 17:45:47  [返信] [編集]

    ----------------------
    8月31日

    選挙の結果を見ての感想です。
     ぼくたちがやろうとしていたこと、(自公を退陣させること、しかも徹底的に敗北させること)は実現しました。それが第一ですが、その他にも、この選挙にはどのような意味があったか、考えてみました。

     戦後六十五年経って、首相を有権者の投票で直接に決めることができました。単なる偶然か、鳩山一郎の孫を選ぶか、吉田茂の孫を選ぶか、という選択になってしまいましたが、ともかく有権者のわれわれがキングメーカーになれたのです。まだ、鳩山と吉田の影を引きずっていますが、二人の生きた姿を見たことのある人は、有権者の中にも少なくなってきているでしょう。
     次の大きな意味は、公明の小選挙区での敗北です。代表と幹事長を落選させたことです。これは浮動票と呼ばれていた層が、選挙に参加して、高い投票率がえられた結果です。偉い人(ボス)の指示通りに投票するものを、自分の考えで投票する人たちが、上回ったということです。民主主義にブレーキをかけていた宗教票の限界を悟らせることになればと思います。宗教は政治と切り離さなければなりません。
     それと、女性議員の数が一気に増えたことです。日本の政治も見た目が華やかなものになるでしょう。戦後第一回の選挙で、日本に女性議員が初めて登場したのを見た人間としては、それからが長かったなあという思いです。
     戦後、硬直してきた外交にも、柔軟性が戻ってくるのでは、と考えます。世界で一番硬直した外交官が、日本の外務省の外交官でした。
     さて、前回にも触れましたが、これから高齢者の健保、年金の問題など、解決可能な方策、制度の変更を考えていくときがきました。政権の選択の時には、頭が熱くなって、意見の違いが罵りあいになったりしがちですが、今後四年の時間があります。ゆっくりじっくり考えていきましょう。
     生活苦からの自殺をへらすこと、ワーキングプアの問題を解決することは、緊急の課題ですが、きびきびしたスピード感ある対策を打っていけば、それができた政治家は、きっと名声を得ることでしょう。腕のみせどころです。
     ぼくたちはじっと見守りましょう。厳しい視線は、政権交代しても変えることはありません。これが、とりあえずの感想です。
    ほっとしたら、ちょっぴり疲れが出ました。飄飄としているつもりでしたが、あちこちに、かなり力が入っていたのでしょう。

閲覧 138765
【6671】老人党メルマガ(286)
北極星   運営スタッフ 2009-8-29 17:07:46  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(286)  ::: 2009/8/29
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【6659】なだいなだの打てば響く転載 ビートル
    【6603】オフライン支部便り 神山昌子さま(8月21日) 笹井明子
    【6554】Re: 投票に向かう足が重い アイク
    【読者投稿】後期高齢者保険の撤廃を  牧 豊
    【6579】Re: 衆議院選挙と新しい日本のかたち   柳沢のタンタン
    【6584】宗教政党と政教分離について   PCOG
    【6528】最高裁判所判事の国民審査 資料&4日間のズレ 珠
    【6395】Re: 軍靴の足音 k.satou
    【6407】Re: 軍靴の足音 tomm
    【読者投稿】沖縄の鉄砲水は人災  岡田元浩
    =========================================================================
    【6659】なだいなだの打てば響く転載 ビートル 2009-8-29 0:20

    8月28日 その次は

    いよいよ選挙が近づいてきました。新聞やテレビなどの予想によると、どうやら政権交代が行われそうな雲行きです。
    政権交代を、と主張し、後期高齢者健保は廃止を求めてきたぼくたちですが、これで、ようやく第一歩を踏み出すことになります。2003年の発足から数えて、六年と数ヶ月、「もう」とも思えますし、「やっと」とも思えます。

    しかし、これからが大変です。健保はだれがやっても解決の難しい問題です。
    アメリカでも、圧倒的な支持を得て当選したオバマ大統領ですが、健保問題では、なかなか手こずっているようです。

    ぼくは健保でかかれる病気を、ある程度制限する方向に進むべきだと思います。
    いわゆる風邪引きは、医者にかかるなら自費で、かからないなら、自分で薬剤師と相談して薬をのむ。クスリはのまないで、しょうが汁を飲むとか、ねぎの熱いスープを飲むとかの、それぞれのおふくろ伝来の風邪の対処法などをやるのもいい。

    そのかわり肺炎を起こしそうだったら、ためらわず健保を使って医師の治療を受ける。
    擦りむき傷は、昔のように、親が消毒薬を傷口に塗ってやればいいのです。アルコール依存の患者の治療は、酒税から出させる、というのはぼくの40年来の主張です。このあたりでまじめに取り上げてもらってもいいですね。

    老人党は先をいきましょう。これから、そういう面で議論をリードする存在になれたらいいですね。
    -----------------
    【6603】オフライン支部便り 神山昌子さま(8月21日)  笹井明子 2009-8-27 10:45

    「待ちに待った総選挙」あの待ちに待った解散・総選挙の時期がようやく到来。随分長くジリジリさせら、これだけでも国民の受けた損失は多大でした。

    社会の隅々までこの国の国民を救済し、しあわせにする義務があるというのに、政府与党の為政者達は、ああもこうも並べ立て少しの反省も謝罪もせず、その態度の不遜、傲慢無礼は目に余る限りでした。

    この真夏の盛りの総選挙。人も車も汗ダクダク。吠える候補者の訴えも熱気球のように空中に飛んで行きます。然し、60有年、長らく政権党でありながら、首相はじめ各閣僚経験者も選挙区をかつてないドブ板活動とは、、、。余りにも有権者をなめている今日までのあり方、この時こそ怒れる国民有権者の鉄槌を受けるべきです。尊大で役得に狎れ、大あぐらをかいてきたこれまでの失政のツケ、責任の重さを今こそ知るべきです。

    毎日のニュース、テレビに新聞に釘付けになっています。今までにない期日前投票率の上昇!それこそ国民の底深い意思表示の証左−大拍手です。皆、張り切って取り組んでいます。きっとかつてない大波動で社会が動くことと期待しています。
    -----------------
    【6554】Re: 投票に向かう足が重い アイク 2009-8-25 13:40
    ▼義憤老人様:

    貴方のご意見はその通りと思います。しかしながらマニフェストの比較だけでは、政権与党である自民党からの過去の反省も無くご破算で願いましては・・になります。

    それは無いでしょう。過去10年間の事でいえば、
    1)3万人の自殺者(一向に減少の気配なし)
    2)給与所得の減少(企業所得は増大!!)
    3)預貯金の目減り 等々

    直近では
    1)郵政民営化(少なくとも見直しは必要でしょう)
    2)後期高齢者医療(これも見直し乃至は廃止!?)
    その他我々の眼に触れないところで着々と進んでいる法改正も有るようです。

    自民党のマニフェスト作りは、各省庁の協力によって各種資料も充分に参照して作成されています。
    しかしながら民主党以下の野党は、自民党のような協力も無く苦労して作成していると思います。
    それを比較表を作って、侃々諤々やっている新聞、TV・・

    今回の選挙は、今までのやり方では何も良くならないと言うことで、
    新しい者に任せようとする選挙と思いますが(不安はありますが)いかがですか?!   以上
    -----------------
    【読者投稿】後期高齢者保険の撤廃を  牧 豊  09/8/24 8:48

    後期高齢者保険がいかに理不尽なものか、小生の例で説明したいと思います。
    同様な方は全国で沢山おいででしょう。小生は、昨年11月に後期高齢者にランクされました。
    その当時健康状態も良く、技術も持っていたので会社勤めをしていました。

    当時は政府管掌の健康保険に加入していて、保険料は会社が半額、本人が半額を負担していて負担率は10%でした。
    妻は私の扶養家族として別に保険の加入の必要はありませんでした。

    75歳の誕生日に強制的に後期高齢者保険に加入させられ、妻は別の国民健康保険の加入を求められています。
    一番のショックは、今まで扶養家族だった妻が小生の保険から外れて別の保険が必要となったことでした。
    政府から妻の扶養は必要無いといわれたような気がしたためです。
    せめて75歳になった場合、選択制で保険を選ぶ方法が無かったか、配慮の無さは誠に残念に思います。

    保険料は、半分会社負担が全額本人負担となり、妻の保険料も必要となり、その上医療負担率が30%となって年金生活の小生には高額の負担が生じています。
    このような状態の方は全国に沢山いらっしゃると思い、後期高齢者保険の撤廃を提案いたします。
    -----------------
    【6579】Re: 衆議院選挙と新しい日本のかたち   柳沢のタンタン 2009-8-26 17:52

    後期高齢者と言われた人は、先ず自民党に票を入れる人は珍しいのではないでしょうか。
    私どもは昔、75歳過ぎは医療が無料と信じてきた

    何時の間にか、其れが有料になり、しかも介護保険とやらで少ない収入の中から天引きで毟り取られて、早く死ねと言う信号に見えているような政策を実行してきた、自民党に、票を喜んで入れるわけが無いのは当然であろう。
    しかも其れを、仕組んだ官僚は、天下りや、渡りで税金を際限なく取り放題。
    此れで景気を良くする等、噴飯物でしょう。

    最高裁判官も、憲法の番人の役目は人事のように責任逃れで、責任を果たさない、
    裁判官の任用に当たっては、誓約書を取る必要があるのでは無いでしょうか。重大な憲法違反である。
    -----------------
    【6584】宗教政党と政教分離について   PCOG 2009-8-26 21:35:09

    政教分離の原則(憲法20条・89条)は近代憲法が打ち立てた重要な原則の一つであり、国家の根幹に係わる重大事項である。要約すると、宗教の問題は、国家的事項ではなく、個人の私事であり、政治的次元を超える人間の魂の救済の問題であるから、これを世俗的権力である国家(地方公共団体を含む)の関心外の事項とする、ということである。

    政教分離の目的の第一は、憲法20条(信教の自由)は、政教の分離なくしては完全に確保する事が不可能である事に在る。国家がある特定の宗教を特に優遇することは、それだけそれ以外の宗教の自由を押さえる結果になるし、国家が全ての宗教をひとしく優遇することも、国家がそれだけ無宗教の自由を押さえる結果になる。更に、信教の自由が守られないと、憲法19条(思想及び良心の自由)、憲法21条(集会・結社・表現の自由・通信の秘密)も侵される事になる。

    政教分離の目的の第二は、国家と宗教との結合により、国家を破壊し、宗教を堕落せしめる危険を防止する事に在る。宗教は世俗的な国家権力の介入を許す事の出来ない程、余りにも個人的であり、神聖であり、且つ至純なものであるが故に、国家が特定の宗教を国教として定めると、宗教的迫害が必然的に発生するという過去の歴史上の教訓を具現したものである。

    よって、政教分離の原則は「宗教の政治への持ち込み」を禁止しているのであって、例えば、仏教・キリスト教・創価学会等の熱心な信者が、国会議員として又は政党を結成して、純然たる心の救済を目的とする「宗教活動」とは無縁の、「政治活動」をする事は、憲法19条(思想及び良心の自由)・憲法21条(集会、結社及び表現の自由)の立法趣旨から見て自由であるが、やはり「李下に冠を正さず」の姿勢を忘れてはならない。

    下記URL「提言4」に詳述。
    http://www12.bb-west.ne.jp/matuoka/
    -----------------
    【6528】最高裁判所判事の国民審査 資料&4日間のズレ 珠 2009-8-24 10:15

    最高裁判所判事の国民審査制度は、国会議員の選挙が始まり、不在者投票ができるようになってから、4日間のずれがあります。これが毎回のことなのか、全く気づいていませんでした。

    今回は、30日に出かけるために20日に不在者投票をしようとして、このズレに気づき、23日まで待つことにしたのです。
    テレビや新聞では早速、投票をしている人がいるというニュースも流れましたから、この方々は「白票」つまり肯定したことになってしまうのです。

    4日のズレはなぜ必要なのか? 下記の記事では、「名前が必要なために準備ができない」となっていますが、あらかじめ分っているのだから出来ないはずはないと思うのです。
    http://s01.megalodon.jp/2009-0824-0946-40/www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009081902000170.html

    単純に怠慢ではないかと思いますが、それは「最高裁判所判事の国民審査」を国が軽視している現われ、「形式的にはせざるを得ないが、国民になんぞ諮る必要はない」とすら思っているのかもしれません。

    さて、投票に行く前には、別スレッドでご紹介しました「最高裁判所判事の国民審査の資料」(ことに一番下など)ぜひご覧ください。
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=652&sty=2&num=52
    -----------------
    【6395】Re: 軍靴の足音 k.satou 2009-8-19 10:43
     ▼ニックさん:

    >私としてはこのカナダの男性の発言は極まともなものだと思うのですが、皆さんはどの様にお考えでしょうか?
    >http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1775.html

    ご無沙汰しています。 お元気ですか。最近見かけないね?
    まとも。そのものです。日本は言論が許されているはず?の国なのですがね
    わざわざ一日でも田母神の演説日を変えてくれというのに!タブーの真に多い国です。皇室のことをはじめ。
     
    64回目の敗戦記念日の8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式日本武道館。
    「終戦記念日」と表現していること自体にその戦争をどう把えているかがわかる。
    我らが大首相は、式辞でこう述べている。(官僚作成の振り仮名つきので棒読み)
    「我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えております。

    国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します」と。
    侵略戦争とは言わず、だが、一応非のある戦争、非は日本にありとした。非があるとするから、謝罪をともなう。
    犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。もし“非のある戦争”なら、国家権力に位置する者は靖国に祀られている戦没者を顕彰の対象とするのではなく、謝罪の対象としなければいけない。

    “非のある戦争”に駆り立て、尊い命を犠牲にさせたと。
    いわば“非のある戦争”によって「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたと謝罪するなら、靖国に祀った兵士であった戦没者に対しても同じ謝罪の列に置かなければならないはず。

    だが、「アジア諸国の人々に対して」謝罪しておきながら、靖国に祀っている戦没者には謝罪もせず、逆に「国のために戦って尊い命を捧げた」と顕彰している。
    非のある戦争のために戦って、尊い命を捧げた“非のある戦争”は尊い命を捧げるべき対象か?
    対象とはすべきではないはずだろう、「非のある戦争のために戦って、尊い命を捧げた」は??なんのことだ?

    こういうのか?当時“非のある戦争”だとはカケラも思っていなかった。
    大東亜共栄の戦争だ、八紘一宇の戦争だと信じ込まされて戦争に加わっただけ と。

    だが、現在の価値解釈として 麻生自身、“非のある戦争”だとしてアジア諸国の人々に対して」謝罪している。
    靖国神社に祀っている戦没者に対しても謝罪すべきだろう。非のある戦争のために戦わせて、尊い命を犠牲にさせてしまった“非のある戦争”とはせずに「国のために戦って、尊い命を捧げた」と顕彰している。
    じゃ 本来誰のために戦ったというのか?東条のためかね?
    -----------------
    【6407】Re: 軍靴の足音 tomm 2009-8-19 23:51
     ▼K.satouさん:ニックさん:

    >「じゃ 本来誰のために戦ったというのか?東条のためかね?」

    これはK.satouさんの示された最後の件です。確かに大東亜戦争は日本軍・日本国民に悲惨な状況をもたらしました。
    そして当初は「靖国」に祭られているには大東亜戦争ではB.C級戦犯まででした。
    それが「靖国」にA級戦犯が合祀となったのは、「靖国」の創建当時から関わっているのです。

    それは戊辰戦役に遡ります。官軍側の戦没者を祭った各地のある護国神社、その最高位にある「靖国神社」とかっては規定されていました。
    要は明治創建期の官軍側将兵を祭るものでした。それが次第に拡大され、各戦争時の戦没者を祭るようになったのです。

    ですから「大東亜戦争」のB.C級戦犯も祭られているわけです。ところが昭和天皇の側近者の子息が、父の反対を押し切ってA級戦犯までを合祀したのです。それで天皇は「靖国参例を辞められたのです。
    この為合祀の可否を巡り再三にわたり提訴されましたが判決が出ず、審議打ち切りとなった経緯があります。

    A級戦犯とは大東亜戦争を惹き起こした犯罪を問われたものです。
    たとえそれが合法か非合法を問わず、米・中・東南アジア諸国に多大の被害を与えたのです。
    その犯罪は決して許されるものではりません。よって、「靖国」へのA級戦犯の合祀には絶対反対です。
    -----------------
    【読者投稿】沖縄の鉄砲水は人災  岡田元浩  09/8/22 6:35

    菅先生はテレビで「官僚政治を排し、代りに「民間のスペシャルアドバイザーを使う」と云いました。「官低民高」の時代、其れは全く正解だと思います。

    しかし世間では「安全安心の自民党」に対し「民主党は不安」と云われている。
    それは云って居る事が「タラレバ」だからだ。
    政権が目の前に迫っているのだから、「民間のスペシャルアドバイザー」は既に起動て居るのが当たり前。政権を取らなくても「自民党に無い安全管理力」を示すチャンスは幾らでもある。「タラレバ」では有権者の信用が得られない。

    今格差社会が最大の問題ですが、防災技術に付いても、国際勝ち組み企業と、中小企業に大きな較差が有る。更に公共工事を発注する地方自治体にも大企業並みの防災技術力が無い。

    具体的にはネット上でも明らかな様に、大企業は「ハーバードのKT法のリスクマネージメント」を導入している。
    其処では「トリガーポイントの設定」が基本作業に成っている。
    川に水が流れるには時間が掛るので上流の水位をモニターするのは、「待ち行列理論」と云ってORの教科書にも出で居るし、特許公報にも色々出ている公知の技術で、当然「民主党の民間スペシャルアドバイザー」に取っては常識です。

    更にKT法の先に有る技系の防災の教科書では、「SFP(シングル・フェーラー・ポイント)の排除」が基本なのです。
    つまり一つの不具合や故障で人が死ぬ様な設計や工事計画は禁止なのです、ですから、たとえ上流に水位センサーを配置しても、それが故障しても人が死なないような「命綱や救命胴衣」などの二段構えの対策が必須なのです。

    今回は両方無かったので、「民主党の民間スペシャルアドバイザー」に取っては全く常識外の人災と云わざるを得ません。
    そもそもそんな信頼性工学の基礎常識を管理する「オフィサー・イン・チャージ(技系鬼軍曹)」の居ない自治体や下請け会社に、橋の耐震診断をする資格が有るのか。

    今絶好のチャンスなのに何故、「民主党の民間スペシャルアドバイザー」は記者会見を開いたり、選挙カーの上に立って、「自民党政治では安全が守れないこと」をアッピールしないのか。怪しからん。

    更に「地方分権」は文系の政治マターだけで、防災技術は、「民主党の民間スペシャルアドバイザー」が、国際企業の持つグローバルレベルの技術で、中央集権で「機関委任事務」として管理する必要が有るのです。理屈としては、地方自治体には更に厳しい独自の規制をする権限があるでしょうが、国際企業を上回る高度技術を開発する経済力が有る筈が無く、そんな技術を並列で開発したら国家経済的に大変な無駄使いで、民主党の基本マニフェストに反します。

    マスコミは文系独裁だから、憲法の「地方分権」が金科玉条で、事故の起きた首長に取材に行くから「私としては前例のない事で、其処まで思いつきませんでした。
    今後検討します」と云う話を聞いて納得し報道する。全国的には再三「鉄砲水事件」は起きて居るでは有りませんか。

    東京都の地下にも巨大な調整池が作られているのはテレビでも紹介されている。調整池は氾濫しなければ、設計の想定内、通常作動でしょう。都市計画法でも調整池の水位の上昇速度は規制して居ない。
    本事件を「異常気象」とか「都市化の結果」とか「天災」とか云うのは可笑しいでしょう。
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【6659】打てば響く 2009年8月28日分 転載
ビートル   運営スタッフ 2009-8-29 0:20:04  [返信] [編集]

    -------------
    8月28日 その次は

     いよいよ選挙が近づいてきました。
    新聞やテレビなどの予想によると、どうやら政権交代が行われそうな雲行きです。政権交代を、と主張し、後期高齢者健保は廃止を求めてきたぼくたちですが、これで、ようやく第一歩を踏み出すことになります。2003年の発足から数えて、六年と数ヶ月、「もう」とも思えますし、「やっと」とも思えます。しかし、これからが大変です。
     健保はだれがやっても解決の難しい問題です。アメリカでも、圧倒的な支持を得て当選したオバマ大統領ですが、健保問題では、なかなか手こずっているようです。
     ぼくは健保でかかれる病気を、ある程度制限する方向に進むべきだと思います。いわゆる風邪引きは、医者にかかるなら自費で、かからないなら、自分で薬剤師と相談して薬をのむ。クスリはのまないで、しょうが汁を飲むとか、ねぎの熱いスープを飲むとかの、それぞれのおふくろ伝来の風邪の対処法などをやるのもいい。そのかわり肺炎を起こしそうだったら、ためらわず健保を使って医師の治療を受ける。擦りむき傷は、昔のように、親が消毒薬を傷口に塗ってやればいいのです。アルコール依存の患者の治療は、酒税から出させる、というのはぼくの40年来の主張です。このあたりでまじめに取り上げてもらってもいいですね。
     老人党は先をいきましょう。これから、そういう面で議論をリードする存在になれたらいいですね。

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【6502】老人党メルマガ(285)
北極星   運営スタッフ 2009-8-23 8:13:36  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(285)  ::: 2009/8/23
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【6379】Re: さあ! 衆院選が始った。 苫屋勲
    【6384】『なだいなだのサロン』掲示板 転載 珠
    【6386】Re: マニフェストについて H.KAWAI
    【6403】生活選択選挙……社会保障と国民負担  出戸らそ
    【6492】Re: 生活選択選挙……社会保障と国民負担 もぐら
    【6422】最高裁判所裁判官国民審査のための資料  珠
    【6399】コメの高関税で日本農業を守れるのか pierre
    【6374】Re: インフレ償還論について みじゅくもの
    【6393】「敗戦の日」に想った。 タミゾ−ル
    =========================================================================
    【6379】Re: さあ! 衆院選が始った。 苫屋勲 2009-8-18 21:21

    老人党の目標に向かって、いろいろ勉強してまいりました。
    今日からは、行動です。傷をなめ合ったり、智を競いあったりの時は、過ぎました。
    これまで、このサイトで勉強してきたことを、親族・親類・一族郎党へ吐き出しましょう。

    それにしましても、麻生のうたい文句が、『責任力』だって。ちゃんちゃらおかしいとは、このことです。
    自民党に『責任力』が皆無だったから、日本に問題が山積みされたんですよね。
    -----------------
    【6384】『なだいなだのサロン』掲示板 転載 珠 2009-8-19 0:26(編集)

    先の先を読む   投稿者:なだ いなだ 投稿日:2009年 8月17日(月)22時56分

    先の先を読むことが必要です。山を登るにもルートを探さなければならないでしょう。
    まず政権を交代させる。そこを経ないと先に進みません。

    民主党のマニフェストの「学費無償化」はバラマキです。そのための金が今あるなら、今、子どもが学校に行きたいのに、学費が出せないという人のために使います。生活支援のためです。
    でも、それでは票にならないと考える人が民主党の中にいて、あのようなマニフェストを作ったのでしょう。

    学費を無償にしている国はたくさんあります。日本も将来その方向に進むべきでしょう。
    それに異論はありませんが、そこに行くには、まず助け合いで、困っている人に税金を使うべきです。自殺者が年に三万を超えている状態を、何とかするのが先決です。

    しかし、それを論じることができるためにも、政権交代を実現することです。

    民主が自公と同じことをするようなら、また政権交代です。そして、ぼくたち有権者がキングメーカーなのだということを、政治家に思い知らせることで、政治を変えていこうとぼくは思っているのです。
    目先のマニフェストは、先の先を読めない、馬鹿なジャーナリストたちに議論をまかせておきましょう
    -----------------
    【6386】Re: マニフェストについて H.KAWAI 2009-8-19 4:47 (編集)
     ▼みじゅくものさん:お早うございます。

    >>○私、民主党のマニフェスト中の「ムダづかいをなくすための政策」について論じましたのは、
    >>比較のためじゃありません。もう少し現状に深く切り込んで欲しいということが言いたかったのです。

    >仰る趣意は私も同意見ですが、投票日を前にして、民主党のマニフェストの内容を論ずることは結果として、自民党を利することになると考えます。

    ○ご趣旨は理解できます。
    ただ、マニフェストのことは選挙が終わってから論じましても無意味と思いまして、少し述べさせて頂きました。

    ○それと、今回の総選挙では「政権選択」ということが盛んに言われておりますが、それはみじゅくものさんのように基本的に「自民党支持」という方が、「今回は自民党に“お灸”をすえてやれ」という理由で、基本的に同じ政策の民主党に投票されるという場合には「妥当」な「標語」でしょう。

    ○しかし「無党派」の方に取りましては「政権選択」という「標語」は「二者択一」という意味に受け取られると思うんですよ。そういう方が全部民主党の方に流れて、少数野党が一掃されてしまうというのでは困ります。

    ○その上、民主党は比例区の定数を80減らすということもマニフェストに掲げている訳ですから、更なる少数野党の一掃が予定されている訳です。

    ○みじゅくものさんは例えば共産党なんかはお嫌いかもしれませんが、まさか、国会が自民党と民主党だけで、法案がスイスイと国会を通過していくような状態が好ましいとはお考えにならないと思うのですけどね。

    ○本当は第三の「極」として共産党のような党の存在が必要なんだと思いますよ。
    例えば、自民党は民主党が「インド洋での給油」に反対したなどと言って批判しておりますが、米国には「最大限」協力すべきだと考えているのだとしましたら「お人よし」にも程があります。

    ○米国から何か要請されましても「それは簡単には参りませぬ。」とか言いまして「最大限値切る」のが「交渉」ってものじゃありませんか。その為には「第三の“極”」の存在が必要なんじゃありませんかね。
    私ってずるい?そんなこたあないでしょう。「北朝鮮」と比べましたら「可愛い」もんです。

    ○北朝鮮の「粘り」について考察を深めるというのも「面白い」かもしれませんが、準備もできておりませんのでこのくらいにさせて頂きたいと思います。
    -----------------
    【6403】生活選択選挙……社会保障と国民負担 出戸らそ 2009-8-19 16:57

    今般の政権選択選挙は「生活選択選挙」とも言われます。これまでのように経済対策が企業業績を経由して家計や生活に所得として間接的にもたらされる政策を継続するか、それとも社会保障給付として家計や生活を直接支援することによって消費を市場に波及させる政策をとるのか……その辺りの選択が話題に上ります。

    そのためには、社会保障の財源としての増税が、実施の時期は別として焦点の一つとなっています。
    ここで気になるのは、時期の問題以前に、増税の是非がもっと論じられて然るべきではないかということです。特に消費税率を上げることが、政治家の発言からは既定路線であるかのように感じられます。

    しかし、政治家が声高に訴えているほどに、日本の社会保障は「低負担中福祉」なのでしょうか。
    私たち国民が納める義務を負う税や保険の総額である国民負担率と、社会保障などによって私たちに戻ってくる移転所得などを通して、この負担と福祉について少し考えてみたいと思います。

    なお、社会保険と税を同列に扱うことに抵抗がある方や、国民負担率が万能の指標ではないとおっしゃる方もいらっしゃることと存じます。しかしながら、ここでは専門的な話が交錯する議論よりも、より平易な言葉で広く意見交換ができることを望み、このようなテーマ設定とさせていただきました。予めご容赦願います。

    さて、次の数値をご覧ください。

    (1)潜在的国民負担率
    47.4%(日)・36.9%(米)・50.2%(英)・59.0%(独)・66.0%(仏)・74.3%(瑞)
    (2)国民負担率
    38.0%(日)・35.2%(米)・50.2%(英)・55.3%(独)・63.9%(仏)・74.3%(瑞)
    (3)社会保障給付費
    23.7%(日)・17.1%(米)・28.9%(英)・38.8%(独)・38.9%(仏)・41.5%(瑞)
    (4)公財政支出教育費
    3.5%(日)・5.1%(米)・4.7%(英)・4.3%(独)・5.6%(仏)・6.3%(瑞)
    (5)純負担率(1)-(2)-(4)
    20.2%(日)・14.7%(米)・16.6%(英)・15.9%(独)・21.5%(仏)・26.5%(瑞)

    凡例:日本(日)・アメリカ(米)・イギリス(英)・ドイツ(独)・フランス(仏)・スウェーデン(瑞)

    これは2001年の公表値を元にして私が計算したものです。
    それより新しいものでは、同条件での計算に必要な数値を見つけられませんでした。
    (1)(2)国民の負担率は http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/futan.htm 財務省、
    (3)の社会保障給付費は http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0526-3 厚生労働省
    (4)の公財政支出教育費は http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/01/05012102/001.htm 文部科学省が、
    それぞれ示したものです。

    (1)国民負担率は租税収入額(←国税+地方税)+社会保障負担額(←医療保険+年金保険料)を国民所得額で割ったもの、
    (2)潜在的国民負担率はそれに財政赤字額を含めて計算したものです。
    社会保障給付費は年金・医療・介護などの社会保障により給付されるもの、
    公財政支出教育費は国内総生産(GDP)に対する全教育段階の学校教育費の比率です。

    欧州諸国は国民負担率も社会保障給付費も共に高いことがわかります。これが高負担高福祉と評される所以です。
    では、ここで前出の純負担率の値を見てみます。
    私たち国民の所得に対する負担総額から公的給付を受ける額を差し引くと、日本国民の負担率は高負担高福祉と言われる欧州諸国に負けず劣らず既に高負担であることがわかります。

    さらに潜在的国民負担率は、2009年には47.7%に達する見通しだと言われ、負担がいや増していきそうな様相を呈しています。過去に専門家が行った試算では、1992年と1998年の純負担率において主要な欧米諸国を押さえて日本の国民負担率がもっとも高くなったことがあったそうです。

    日本では教育・医療・介護などの自己負担率が高く設定されています。
    その一例として、公財政支出教育費について考えてみます。日本は国連の国際人権規約に批准しながら、高等教育無償化条項の締結を留保しています。その是非は別の問題としても、他の主な批准国との間には公財政支出に大きな差が生じていて、OECD(経済協力開発機構)加盟国においても公財政支出割合が低くて家計負担が重い国というのが日本の姿でもあります。

    http://lify.jp/contents/insurance_point/p18.php ある統計によれば、1人の子供が塾などの習い事を除いて幼稚園から大学卒業までにかかる費用は、日本では1100万円(すべて公立)〜2500万円(私立理系)と高額です。その他にも、北欧のような医療・介護や出産・育児、労働賃金・休暇にかかる手厚い保障は日本にはありません。これらの分が概ね国民の自己負担となってきます。すると、国民の実感は既出の値以上に負担が重いということになり得ます。

    欧州諸国の「高負担」には、社会保障給付として国民にまた戻ってくる所得移転を含んでいます。たとえばスウェーデンでは、家計所得の30%ほどがこれに当たります。日本の政治家は「欧州は高負担、日本は低負担」と安易に喧伝しますが、納めた額のうちの一定以上が還ってくる社会福祉制度をどの程度評価した発言なのか大いに疑問を感じます。

    欧州では社会福祉政策に関する自国政府への安心感や信頼感は、ある程度強いものがあるようです。他方で日本では、たとえば年金制度をはじめとしたセーフティーネットの自壊は止められず、政府と与党は国民の信頼を大きく損ねました。さらに税目は多岐にわたって複雑になっており、近年では各種控除の廃止・縮小傾向も加速しています。

    納税は国民の義務だと言いながら、これまで教育現場では税務を教えることさえしてはきませんでした。これは私たち国民にとってはいささか見え難いことですが、そのツケは国民負担へと暗に転嫁されていくことになるでしょう。

    別スレッド「http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=654&sty=2&num=1 ムダの排除……無駄は予算項目か、金銭感覚か?[/url]」でも書きましたが、やはり私には日本が低負担だとは思えません。

    その解消または軽減策として増税論議がされる際の象徴とも言える消費税ですが、財務総研のhttp://www.mof.go.jp/kankou/hyou/g684/684.html 財政金融統計月報684号によれば、国税の税収に占める消費税の割合は2009年予算で21.2パーセントでした。同様に消費税に相当する他国の付加価値税の割合は、各国の2007年実績または決算額で、イギリスが21.5パーセント、イタリアが29.0パーセント、ドイツが35.7パーセント、フランスは突出していて50.0パーセントです。このように比較すると、フランスは別としても、日本では消費税の税率は低くとも税収までも低いとは言い切れないように思えます。

    また、他国の付加価値税が、日本のようにほぼすべての品目に一律に課税されているわけではないことにも注意が必要です。欧州の主要国では食品や生活必需品、交通や医療などの生活インフラは低税率または税率ゼロに押さえられています。

    そして日本生協連が行ったhttp://jccu.coop/info/pressrelease/2009/03/2008_7.html2008年消費税しらべ[/url]によれば、個人世帯の収入に占める消費税負担は低所得世帯ほど重く、年収400万円未満の世帯では1000万円以上の世帯に比べて約1.5倍もの負担になっています。安易に増税などしてはならないと思います。

    これらは単なる一例です。専門的知識をお持ちの方なら数字解釈の仕方次第で別のものが見えるのかもしれません。
    さらに説明や主張も、もっと解り易い文脈で表現できることでしょう。

    拙い文面になってしまい、ここまでお読みくださった方には申し訳ありませんでした。
    私の能力ではこの程度しか調べられませんでしたが、政治家や官僚、はたまた財界にとって都合のよい訴えの文言に惑わされずに済む眼を是非とも持ちたいものだと思います。
    -----------------
    【6492】Re: 生活選択選挙……社会保障と国民負担 もぐら 2009-8-22 22:07 (編集)
     ▼出戸らそさん:はじめまして

    このテーマ、私も以前から興味あります。
    まだ内容をよく理解できていませんが、とりあえず「純負担率」に注目すればいいんでしょうか。

    >純負担率(1)-(2)-(3)
    >日本:20.2%、アメリカ:14.7%、イギリス:16.6%、ドイツ:15.9%、フランス:21.5%、スエーデン:26.5%

    これは日本の方が英独より負担が大きいことを表しているわけですね。驚きです。
    スウェーデンもそれほど高い感じではないです。

    これで比較するとドイツは日本より負担が低いようですが、聞くところによるとドイツは医療費は無料だとか。
    ある人がドイツ人に「日本では医療費を取るんだ」と話したら、そのドイツ人は「なんで患者から金を取るんだ?」
    とびっくりしたそうです。
    ネットを検索してみると、無料というのは元々は外来診療で、近年は外来診療も有料になりつつあるみたいですが。

    >欧州諸国の「高負担」には、社会保障給付として国民にまた戻ってくる所得移転を含んでいます。
    >たとえばスウェーデンでは、家計所得の30%ほどがこれに当たります。
    >日本の政治家は「欧州は高負担、日本は低負担」と安易に喧伝しますが、納めた額のうちの一定以上が還ってくる社会福祉制度をどの程度評価した発言なのか大いに疑問を感じます。

    これって還付金みたいな感じで毎年年収の約30%も戻って来るということですか。
    だとしたらすごい話で全然知りませんでした。一概にスウェーデンは「高負担」とは言えない感じがします。
    勘違いでしたらすみません。

    全体的な印象としては、日本は決して「低負担中福祉」ではなく、むしろ「高負担低福祉」です。
    ただし官僚にとっては「低負担・超高福祉」。官僚がこんな高福祉国家をやめられるわけがない。
    そして麻生はさらに増税を口にする。こんな麻生と官僚は今度の選挙で絶対退場させましょう。
    -----------------
    【6422】最高裁判所裁判官国民審査のための資料    珠 2009-8-22 15:49 (編集)
     ▼やまちゃんさん:

    >「最高裁判所裁判官国民審査」の(略)裁判官選びの問題点を改善する為に、政党と政治家選びのような「毎日ポートマッチ」方式を、次回の総選挙までに考えて欲しいと、毎日新聞社の担当者へ電話をしました。

    次回は、そうなってほしいですね。
    国民審査のための資料を掲載しているHPがあります。裁判官の名前をクリックすると、とても詳しく書かれています。
    http://miso.txt-nifty.com/shinsa/

    こちらは一覧になっています。
    http://www.jdla.jp/kokuminshinsa/2009shinsa.html

    こちらは判断が入っていますが、その理由も書かれています。
    http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/aa0907be3b9264e9185eecbfbd8fe0cf
    -----------------
    【6399】コメの高関税で日本農業を守れるのか pierre 2009-8-19 11:56

    民主党は4日、衆院選の政権公約(マニフェスト)に明記していた「米国とのFTA締結」を修正することを決めた。
    日本のFTA戦略は、農業が足枷になり、他国に比べてかなり劣勢である。

    隣の韓国はすでにアメリカと締結し、EUとも締結向けて交渉中である。中国もかなり積極的に進めており、これらの動きに比べると明らかに日本は遅れていると言わざるを得ない。日本は貿易立国と言うより、貿易なしでは成り立たない資源の乏しい国であり、WTOの交渉がなかなか進まない状況で、FTAに劣勢なのは、極めて憂慮すべき事態と言わざるを得ない。

    その足枷になっている農業は、長年にわたる農政の歪みから今や瀕死の状態で、このまま高関税によって保護を加えたところで、この状態が改善される保証はない。いずれにしろ、農業のあり方に抜本的なメスを入れ、そのシステムを根本から改革しない限り、日本農業が再生する可能性は極めて小さいのである。

    民主党は、農業関係者の抗議を容れて、「米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易・投資の自由化を進める」
    とあった政策を「…交渉を促進し、貿易・投資の自由化を進める。その際、食の安全・安定供給、食料自給率 の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない」(傍点が変更部分)と変更した。

    これでは明らかに日米FTAにブレーキがかかるだろう。しかも後段の縛りは、自縄自縛に等しい。
    そもそも食糧自給率が極めて低いのは、食糧を生産する農業の国際競争力が低いからであり、FTAによって「国内農業・農村の振興」を損なう場合があるのは当然だ。しかし、だからと言って、FTAを阻止するだけでは問題はまったく解決しない。
    農業の再生こそが優先課題なのである。

    だからこそ、民主党は「戸別所得補償制度」を採用しようというのではないか。それによって、農業再生を果たすことが可能になれば、FTA促進の足枷は除かれるはずだ。だから、民主党はこの政策によって農業再生が可能というのであれば自信をもって説明すればいい。その点、小沢一郎氏は「記者団に『戸別所得補償制度を作るので何も問題ない』と指摘。『農協が一方的にわいわい言っているケースもあるようだが、全くためにする議論でしかない』と述べ、修正は必要ないとの認識を示した」
    (『毎日jp』2009.08.08.)

    と言うではないか。こう考えると、小沢氏の発言の方がはるかにスジが通るのである。
    農業の改革は、恐らく戦後半世紀あまり続いた農政を根本から変えるようなレベルまで行かなければ効果を期待できないだろう。したがってそこでは農協という組織の存在すら、必ずしも保証されないのである。

    だから、民主党が、あっさり政策を修正したのは、実は残念でならない。日本の未来のためには通商国家として国際競争力を持つ企業が海外で活躍する条件を整えると同時に農業を再生するという、二律背反とも言うべき政策目標を同時に達成する必要がある。だから民主党は、「戸別所得補償制度」について、もっと詳しく語るべきなのである。
    -----------------
    【6374】Re: インフレ償還論について みじゅくもの 2009-8-18 17:01
     ▼H.KAWAIさん: こんにちは

    >>マニフェスト選挙は自民党に免罪符を渡して、同じ土俵に上げてやるだけだから、民意の甘さを示すものであり、私は否定する

    >○上記には同意致します。私もテレビなどで、「マニフェスト」を比較などと聞かされますと違和感を覚えます。少し振り返っただけでも自民党のゴタゴタ振りは多くの国民を呆れさせるに充分過ぎる程のものだったのですから。

    いよいよ選挙が本格化しました。目標は民主党250、自民党140です。
    政界再編や大連立などという欺瞞に走らさせないため絶対の数字を与える必要があります。
    都議選程度の差ではゴタゴタすることになります。

    >○私、民主党のマニフェスト中の「ムダづかいをなくすための政策」について論じましたのは、比較のためじゃありません。もう少し現状に深く切り込んで欲しいということが言いたかったのです。

    仰る趣意は私も同意見ですが、投票日を前にして、民主党のマニフェストの内容を論ずることは結果として、自民党を利することになると考えます。所詮100点をとれるマニフェストなどありえないのですから。別のページでも表明しましたが、選挙が終わってから、継続的、且つ有効に「民意」を政権に伝える手段の確保、確立が急務だと思います。

    かって耳にした「民主主義の恩恵(主権者の自由や権利)は選ぶ時だけのこと」では今日の国難を乗り越えることは難しいと思います。党首はどのように考えているのでしょうかね。
    「政権に物申す」、ここに至らなければ老人党は単なる「ガス抜き」になりかねません。

    >○あ、それと、ちょっと「おせっかい」かも知れませんけど「引用」が長いとスタッフの方からご注意があるかも知れませんよ。やー、私も「見苦しい遣り取り」で注意されちゃいまして、ちょっとへこみました。

    ご指摘、有難うございます。注意したいと思います。
    -----------------
    【6393】「敗戦の日」に想った。 タミゾ−ル 2009-8-19 10:04

    いつから「敗戦」でなく「終戦」の日になったのか。母は通常爆撃でけがをしましたが、国からは1円ももらわず他界しました。県と市から各5万円もらって終わり。 <1億火の玉>なら<銃後の守り>なら、なぜ、戦争での被害者を無視するのか。
    結局、国家の論理なんてそんなもんでしょう。だまされないぞ。

    憲法について、現行憲法の国民投票を行い、多数で可決したい。そうすれば、「おしつけ」なんて言わせない。憲法改正の発議をしなかったのは、この結果が怖かったんだろう。

    最高裁も、違憲審査で、日米安保の見直し、自衛隊の処遇を判断せざるを得ない。そもそも、国民審査が機能しないような最高裁裁判官どもは国民を無視しているんじゃないか。今度の選挙の国民審査で、おかしな最高裁裁判官はクビにすべきという運動を起こしたい。裁判員制度以外にも、司法への国民参加は可能です。今ある憲法上の権利を有効に使いたい。

    ブッシュjrを告発できるような国際裁判所はないのだろうか。もちろん、彼を支持した小泉氏も告発されるべき。結局、フセイン氏のみつかまりでは、片手落ち。超大国だろうがなんだろうが、悪いことをやったら、誤ったことをやったら、有罪にできる国際機関を作ってほしい。オバマ君よ。イラクで無辜の子供たちを含めたひどいことが行われたわけですから。
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【6387】老人党メルマガ(284)
北極星   運営スタッフ 2009-8-19 6:45:47  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(284)  ::: 2009/8/16
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【6080】核のない世の中を    出戸らそ
    【6153】Re: 核のない世の中を 高橋
    【6087】「小泉ブーム」の意味するもの   pierre
    【6033】本日朝日新聞記事「細川元首相提言」について casablanca
    【6003】Re: 原爆の日に思う 柳沢のタンタン
    【6052】軍備拡張の動き 高橋
    【6012】貧困解消のための私見(再掲) 沈黙の初夏
    =========================================================================
    【6080】核のない世の中を    出戸らそ 2009-8-11 17:02

    原爆の日に非核三原則の法制化が話題に上りました。
    このニュースは新聞などの配信を介して、インターネット上のニュース欄にも掲載されました。

    あるポータルサイト(http://news.biglobe.ne.jp/topics/)では、ニュース項目それぞれに閲覧者の感想を投票できる仕組みがあります。そこでは、このニュースに100件を超える感想が投票されていました。
    その結果に、私は大きな危機感を抱きました。

    投票と共に寄せられたコメントについて、それをざっと数えてみました。
    無関係な内容と判断したものを除くと、非核三原則の法制化に賛同する趣旨のものは約25パーセントありました。
    一方で批判的なものは約56パーセント、中立派・他が約19パーセントでした。

    これに各コメントに対する賛否の票数を加えると、批判的な意見が80パーセント以上に跳ね上がりました。
    ここで挙げられた主な理由は、アジア情勢に抗する必要性や自国防衛の手段として核保有を主張しているものが多く見受けられました。極端なものでは、核武装しないと日本が滅びてしまうといった旨のコメントまでありました。

    ざっと数えたところなので、多少の誤差はあると思います。それでも、これほど多くの方々が核兵器に肯定的だったことに、大変なショックを受けました。

    これはインターネット上のことであり、さらに特定のサイトでの出来事に過ぎないとの見方もあることでしょう。
    しかしこのポータルサイトは大手プロバイダーのものであり、一部の主義主張に傾倒した者たちが好んで集う特殊な嗜好のサイトであることを示すものは見当たりませんでした。

    私たち有権者は、現政権の運営スタンスを目にしてきました。衆院での法案再可決の連発や、憲法の拡大解釈による自衛隊の海外派遣など、それは数の力を背景にして現与党の思うがままに行われてきたと言っても過言ではないでしょう。
    それが人々の無力感や閉塞感につながり、もしかすると発言者の偏りを生んでしまったのかもしれません。

    また、温室効果ガス削減といった偏重した側面を広告的に訴えるなどして原子力発電を推進しようとすることも、核を身近なものと錯誤させる一因なのかもしれません。
    私は戦争にも核にも、大反対の立場です。

    地球上の多くの生物は生存と繁殖ために闘いますが、人間はそれ以外の目的で争います。
    生物の種としては充分に生存も繁栄も叶っているのに、国益や国境、人種や宗教宗派などを巡って、どうして多くの人々が殺し合わなくてはならないのか……とても悲しい現実です。自由などの大義は掲げますが、もしその裏にうごめく利権があるとすれば、資本経済に鍛えられた人間の欲は地球上で最も殺傷能力が高い兵器だと言えるかもしれません。

    そして、核兵器に関する問題は特に深刻です。実際にそれを使った国と使われた国、いわゆる当事者は世界で米国と日本だけです。米国は核のない世界の実現に向けて行動することを宣言しました。
    もう一方の当事者である日本の宣言は憲法九条であり、この非核三原則の法制化もその一つだと思います。
    米日両国は、他国とは立場も発信力の重みも違うはずです。きっと米国と日本にかできないことや役割があるはずです。

    過日の新聞に、戦禍を知らない30歳代の僧侶が、ソロモン諸島に定期的に赴いて戦没者のために供養を続けていると報じられました。そのきっかけとなったのは、祖父から聞いた戦争体験だったと言います。
    しかし、戦争で被災された方々から生の体験を直接聞ける世代は限られています。
    戦争や、特に核兵器の恐ろしさは、時間の経過につれて次世代の想像の彼方へと逃げおおせようとしています。

    世界各地に残る古の伝統や伝承は、現代でも脈々と息づいているものが少なくありません。
    それには、何かやり方があるはずです。実体のある話を風化させないためには、今が最後のチャンスかもしれません。
    非核三原則の法制化は万能薬ではありませんが、私は賛成です。
    -----------------
    【6153】Re: 核のない世の中を 高橋 2009-8-13 12:32
     ▼出戸らそさん:

    私は書き込み能力も遅く、時間的余裕も充分ではありませんので、考えを纏めているうちにすっかりレスが遅くなり、申し訳ありません。

    貴投書を読んだ時は、本当に吃驚しました。非核三原則のうち少なくとも「作らず」「持たず」は(タモガミなぞという身の程知らずが多少もてはやされても、まだ)ほぼ完全に国民の合意になっているかと思っていたからです。

    私はポータルサイトなぞを覗いたことがありませんので(構わなければお教え下さい)。どんな階層、年齢層の人が投稿するのか存じませんが、「核を持たないと日本は滅亡する」となどいう人は、今の世界情勢を客観的に認識できているのか、今もテレビなどで流される広島・長崎或いは実験被爆地などの惨状、核の非人道性などをどう見ているのでしょうか。

    一老人としては、○×で一面的な答えを出すだけの教育を受けたのか、或いは漫画やゲームで人を攻撃したり殺したりすることに現実感を失った人たちかとも想像してしまいます。私は年寄りですので、少なくとも私の周りにはそういう意見を持った人は見当たりませんが、もし居たら徹底的に討論する必要があると存じます。

    しかし(民主党が政権をとったらどうなるかは分りませんが)今の日本国にそういう人たちの啓蒙・再教育を期待するのは難しいかと思います。むしろ、世界情勢の進展がそれらの人たちの考えを変えてくれることを私は期待します。
    いつも書きますが、私はグローバル化によって世界各国は良くも悪くも緊密に関係し合って行くと思っています。

    3年半まえ、この掲示板での“改憲・再軍備派”の仮想敵国は中国、韓国でした。
    今はこの両国の日本にとっての重要性、友好の推進について疑問を容れる人はいないでしょう。北朝鮮でさえ、各国が協調して迫れば、いかに独裁政権といえど、日本に核を打ち込むことの損得は理解する(既に理解している)ものと考えます。

    「持ち込ませない」については歴史的経緯もあり、やや複雑かと思います。朝鮮戦争のときに既に核搭載空母が日本から出航していた。それを知りながら、沖縄返還の為にはアメリカの核持込みの要求は断れない。
    さりとて日本国民に理解を求めることも困難である。そこで官僚一流のやり方で密約でその場を凌いだ。そして最近その密約の存在が明らかになっても、官僚としては否定し続けるしかない。というのが昨今の騒動であると私は忖度します。

    「持ち込ませず」についても、事実は既に持ち込んでいても、国会決議だけしておこう、というようなことだったのでしょう。

    前にも書きましたが、日本人は情緒、安易なフレーズに弱く流され易い。“世界情勢が変わりつつある(これについては後日議論したいと思います)のに、核の傘”が既成事実化したまま、多くの人が「これが無いと日本の安全が危うい」と思い込んで居る。日本の安全=真の世界平和・共存=非核・非戦ということを徹底して主張して行きたいと思っています。
    -----------------
    【6087】「小泉ブーム」の意味するもの   pierre 2009-8-11 22:04

    先日、次のような記事に出会った。

    「僕は以前、加藤(紘一)さんとテレビ番組で対談をしたことがあります。
    その時、『加藤さん、あなたは小泉さんのことを今くそみそに言っていますけど、何で小泉さんが一時あれだけの人気を持っていたと思いますか』と聞いたら、本当に言葉に詰まりました」。
    (竹森俊平「『政治という日本の弱点』を議論する〈中〉」『日経ビジネスOn Line』No.784 2009.07.09.)

    加藤紘一氏と言えば、自民党の領袖の1人ではないか。
    その人の「小泉ブーム」に対する理解がこの程度のものであったとは、正直驚きだった。
    「格差拡大」、ワーキングプアなど、貧困化が進んでいるのは専ら「小泉改革」が原因とという議論が多い。
    しかし、労働所得の格差は87年以降一貫して上昇、とくに急激に上昇したのは97年から2002年であり、それに対して2002年以降の格差拡大は緩やかだという。

    またこの格差拡大の主因とされる「非正規雇用の増加」も、目立ち始めたのは1990年代の後半からで、1990年には全雇用労働者の20%だったが1999年には25%に達し、その後増加し続け2008年秋には34.8%とピークを点けたのである。
    (以上、『経済財政白書2009年版』第3章第2節 p.226〜9)

    つまり、今日、問題となっている「格差」「貧困」……の諸々の問題は、バブル崩壊後のこの10〜15年の日本経済の歩みがもたらしたものであって、「小泉改革」にその直接の原因を求めるのは筋違いなのである。

    小泉ブームが最も沸いたのは2005年9月の「郵政解散・総選挙」であった。自民党はそのブームに乗って296議席を獲得し圧勝した。この選挙で示した自民党の公約には「郵政民営化こそすべての改革の本丸」と銘打ち、郵政民営化から始まって、行政改革、財政構造改革、社会保障制度改革、地方行政改革など、まさに改革のオンパレードであった。

    自民党長期政権がもたらした閉塞感に、バブル崩壊後の長期不況が加わり、この改革のオンパレードへの期待を生んだのである。しかし自民党は、それからの4年間に何をやったのだろうか。肝腎の小泉純一郎氏は選挙でこれだけの支持を受けながら、たった1年で、いわば改革を途中で放り出して、辞任した。自民党の総裁任期が満了したからという理由である。

    つまり、選挙で寄せられた有権者の期待より自民党の内部規定を優先したのである。これはまさに裏切りだ。
    しかもまたその後継者選択に決定的な過ちを犯し、結局、あのブームをつくった有権者の思いは、雲散霧消した。
    したがって小泉氏を評価するつもりはさらさらないが、彼が提起した「自民党をぶっ壊す」というフレーズが有権者の琴線に触れたことは間違いない。落ち目の自民党は、期せずして大変な“金脈”を手に入れたはずだった。

    しかし、その後の経緯は、自民党はそれを“金脈”と理解することすらできなかったことを物語る。
    冒頭の加藤紘一氏の発言を見れば、それは明らかであろう。

    さて、来るべき総選挙であるが、自民党と民主党のマニフェストを読んでみた。
    自民党のそれは、具体的なタイムテーブルもなく、財源も書いてない、政権党としてのこれまでの実績に対する評価・反省もない、旧態依然とした「公約」に過ぎず、とてもマニフェストと呼べる代物ではない。

    一方民主党だが、努力の跡は窺われるものの、財源の不安を解消できず、郵政事業の抜本的見直しを掲げ、株式公開にブレーキをかけるなど、後ろ向きであることが気懸かりである。
    また、高速道路の闇雲な無料化とCO2排出量削減の高い目標との整合性はどうなのか。
    また、アメリカとのFTAに関して農協の主張に屈してコメの高関税引き下げに消極的になったり、理解できないことも残る。

    4年前、「小泉ブーム」をつくりだした有権者の思いに、日本の政治はその後本当に応えたのだろうか。
    結局、これでは「小泉改革」を悪者にして、やるべき改革をサボタージュしているとしか思えないのである。
    そして今度の総選挙でも、その思いは燃焼しきることなく残るに違いない。
    しかし、政権交代した方が、まだいいだろう。何かが変わるに違いない。それに賭けて、この選挙に臨むことにしよう。
    -----------------
    【6033】本日朝日新聞記事「細川元首相提言」について casablanca 2009-8-9 17:44

    大阪府橋下知事が、経験上一貫して発言しているのが“諸悪の根源は霞ヶ関で、霞ヶ関を解体せねばならない”と官僚制度改革を強く訴えています。私はこの部分については100%知事を支持しています。
    各党のマニフェストにある、教育・医療・福祉・雇用・税金等々枝葉的な細かい部分も実現するには、腐敗した根っこの部分、即ち霞ヶ関問題を解決なくしては困難を伴う事になります。

    然るに、今日の朝日新聞にて、細川氏が政権交代なら「官僚機構を使いこなさないと政権は成り立たない。
    官僚退治は愚の骨頂」と提言されています。元首相の発言故、有る程度重みもあり大変疑問に感じています。
    何故そうなのか?細川氏に回答を頂きたいものです。
    -----------------
    【6003】Re: 原爆の日に思う 柳沢のタンタン 2009-8-8 15:59

    原爆被害者の訴訟
    この64年も経過した原爆の被害者の救済措置がやっと議会の議題に乗ってきたことは喜ばしいことであるが、何故に今日まで60年の長きにわたって解決しなかったのであろう。そこには国という大きな障害が存在していたからに他ならない。
    この国の存在はこれまで民衆の為の国家ではなかったということであろう。

    たまたま今回の選挙に当たって、権力党である自民党に対する世論の厳しい風当たりがあったことも影響なしといえるであろうか? 自民と民主党が可也激しい泥試合の論争を繰り広げているが、国民はそのような論争にはあまり興味があるとは思えない。

    問題は、彼らが実際に何を国民のためにやるであろうかということであって、民主党の主張には予算が出来るかとか言っているけれどもこの数十年間国の借財を800兆円まで増やしてきた実績をいかが弁明するか聞きたいものである。
    国土庁が先頭になって使用した金額は膨大なもので、この国の福祉にたとえ100兆円くらい使用してもこれはそれに比較すれば国民の幸福になることを考えれば大変安いものと言わねばならないであろう。

    官僚が国の財産を食いつぶしている様は本日の朝日新聞の社説にもある
    自民党の諸君、心して発言には気をつけたほうが良いでしょう。
    -----------------
    【6052】軍備拡張の動き 高橋 2009-8-10 16:26

    私は前2通の投書で、原爆被投下の記念日を迎えても核廃絶は簡単には進まないだろう、
    むしろ日本国内では"戦争の出来る日本"への動きが再び目立って来たことを書いたつもりです。
    私の危惧が見事に当たったというか、私の意見を真っ向から踏みにじると言うか、今日の朝日の朝刊の記事によれば、麻生首相が(私の考えではこともあろうに)9日の記念日に長崎を訪れ、敵基地攻撃能力など軍備の強化の意向を示したそうです。

    (以下部分引用)
    首相は日本が「敵基地攻撃能力」を持っていないことに関して、日米の役割分担を協議する場の設置を検討すべきとの考えを表明。鳩山氏は非核三原則の法制化を検討する意向を示した。専守防衛を掲げる日本は、他国を攻撃するための兵器などを持っておらず、敵からの攻撃が迫って必要が生じた時は、米軍が敵基地を攻撃する役割分担を想定してきた。

    首相は9日の記者会見で、「懇談会の提言を踏まえて、日米間の具体的な役割分担に関する話は、今後、競技のあり方について検討すべきだ」と述べた。政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」は4日に首相に提出した報告書で、攻撃能力保有の可能性も含め検討するよう提言していた。首相はまた、米国に核の先制使用をやめるよう求めるべきだとの意見について「日本の安全を確保するうえで具体的にはいかがなものか」と否定的な考えを示した。

    日本の首相、自民党の総裁の考えはこんなところです。(私的懇談会の利用については前に書きました)
    アメリカは核の先制攻撃をしても良い。(被爆記念日の長崎でそう発言した)日本はアメリカに代わって敵を攻撃しても良い。

    そもそも"敵"とは何か。何故敵国になったか。神がこの世を作って以来、厳然として敵国が存在した訳ではなかろう。
    ならばその歴史的経緯を解きほぐし、誠心誠意外交を尽くし、EUのごとく平和共存を図らないのか。
    世界情勢も変化している。対米追随も、そろそろ考え直すべきではないでしょうか。

    今日の朝刊にも、各団体がマニフェストの採点付けをしていました。極論ですが、マニフェストは各党が調査会社に委託し国民の要望を調べ、PR会社に耳あたりの良い言葉を並べさせて作るとの話もあり、美辞・努力目標の羅列みたいな所もあるので、眼光紙背に徹しなければ似たり寄ったりの感じを持たないでもない。

    しかし、民主党は日米同盟の対等な関係への見直しを主張しているし、鳩山氏は上述の記事で非核三原則の法制化について「検討することを約束したい」と明言したとのことです。

    以前(3ヶ月前)に私は「諸悪の根源は官僚にある」と書きました。
    それとこの、日米同盟の隷属的関係の二つが日本国の将来を危うくさせていると私は信じます。マニフェストの細かい詮索は兎も角、私は政権交代→混乱・変革を予期しつつ、(改憲論者も居るけれど)取り敢えず民主党に期待したいと思います。
    -----------------
    【6012】貧困解消のための私見(再掲) 沈黙の初夏 2009-8-9 0:50

    多少の予備知識がなくば関連投稿に参加できないと思う。参考記事として再掲しておく。
    (総合【932】再掲)http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=130&sty=2&num=34

    巷で言われているが、日本国は財政危機などではない。まず本当に危機ならヨソの国に援助などできるわけがない。
    これは危機感をあおって別の目的を達成するためと考えるべきだろう。さてあおっているのは誰か、だが。
    そこまで視点が届いているヒトは少ない。

    国家の運営。現代経済システムでは赤字になるのが当たり前である。
    それは通貨というものが便宜上のものであり、国家を運営するには次々と発行するしかないからで、いわゆる財政赤字だろうが物理資源が不足しない限り困ることはない。

    需要にくらべ供給が極端に減る場合は困ることになるが、日本のような社会ではむしろ供給過剰なのが問題なのである。
    それに加え、貿易収支が黒字のうちはいわゆる財政赤字も同様に気にせずともよい。
    現状では貿易収支が、こんなに黒字なのに庶民の暮らし向きが悪いのはおかしいはず。

    そもそも赤字というのは ある系が別の系に対し用いる概念だから同じ通貨である国内どうしで使う用語ではない。
    違う現象を同じ言葉で表現すると混同を招く。
    以上、便宜上の数字にすぎないものを騒ぎたてるのは頭がどうかしてると言えよう。
    人々の暮らしが向上する限り 原理的には無限に赤字の数字はあがる。

    しかし、人類が滅亡する日まで、この数字がいくら増えようが困ることはあるまい。
    物理現象としての物質とは切り放された事象に意味をつけているのもまた人間なのだが、金本位制がなくなり変動相場制に移行した今、通貨の価値という形而上的意味を持つものを担保しているのは人々の活力なのである。

    どうして皆そのことに気がつかないのだ。その活力を奪ってしまうような昨今の行政は間違っている。
    つまり モノの供給量にみあうだけの通貨は発行すべきなのであり、暮らしが不自由になるような制限はしてはいけない。
    通貨を過剰に発行するとインフレになるという意見があるが、私は石油があるうちはインフレになることは無いと思う。

    石油の力でモノはいくらでも用意できる。石油文明とはそういうものだ。
    また石油がなくなれば社会が崩壊するという意見もあるが、石油がなくなって崩壊するのは石油にささえられた工業化社会が崩壊するだけで、人間そのものが崩壊するわけではない。

    石油のない新たな社会システムにつなぎかえればいいだけである。そこのところを皆、錯覚していると思う。
    本来、生きるという原則は食糧によるもので、それ以外の事は、実はどうでもよい。
    人々の頭からいっかい金という価値を壊し、新たな価値観を構築するためには劇薬が必要みたいだ。
    ・・・
    経済発展とは暮らしの向上には役立だったが、今やその手段が自己目的となってしまった。これは本末転倒と言える。
    健全財政主義者は赤字国債はいけないとあおって増税を唱えるが、これも間違っている。
    我々が選んだ我々の政府、日銀なのである。

    政府が黒字になったところで我々が暮らしてゆけないならなんの意味もない。
    外国への対外債務が赤字でない限り政府が赤字でもなんら問題ないではないか。
    同じ通貨を用いる我々の我々による我々のための政府のはずである。

    そんなに政府が困る困るというなら、そんな政府はつぶして新しい政府を樹立すればいい。
    日本は貿易黒字の世界的には債権大国なのである。
    国外の債権は引き継ぎ、国内の赤字国債は新しく通貨を発行して返済してしまう。
    それでインフレになるというなら国債長者から税金をとりたてればいい。

    困る庶民からは問答無用で平気で重税をとり、にもかかわらず政治的発言力のある大企業には減税するのだから簡単に出来るはずだ。庶民も政治的発言力をつけるべきなのである。

    実際は国債の大部分は日銀が保有しているから新しい政府を樹立するときに日銀もリセットしてしまう。
    日銀は個人ではないから国債を放棄しても誰もこまらない。
    そもそも日銀も我々が作ったシステムのひとつにすぎないのだから。

    ちなみに現在でも 日銀に眠っている国債券が火事で燃えてなくなっても誰もこまらない。
    前にも述べたが、そんなものは便宜上の存在だからだ。
    ・・・
    現代は変動相場制であるが、現状にもっともマッチした概念で言えば石油本位制と呼称すべき。
    石油が全ての元となっている。それは現代科学工業文明が石油によって成立を保証されているからである。

    石油の力で石油を産出し、石油自身を遠くまで運び、運ばれた石油で食料を含むあらゆるものを製造、流通させる。
    最近では石油を使って作られた食物を使ってバイオ燃料とやらを製造し、需要と供給の関係で食物自体の価格が上がっているという。

    これは非常におかしなことで 生物にとって一番重要な資源とは食糧であること忘れ、人間が何のために生きるかという概念を混乱に導く愚かな行為と言えよう。本来、人間は経済のために生きるのか?違うだろう。困ったものだ。
    =========================================================================
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【6384】ご意見拝聴(『なだいなだのサロン』掲示板) 転載
珠   運営スタッフ 2009-8-19 0:25:08  [返信] [編集]

    先の先を読む   投稿者:なだ いなだ 投稿日:2009年 8月17日(月)22時56分55秒

    先の先を読むことが必要です。山を登るにもルートを探さなければならないでしょう。まず政権を交代させる。そこを経ないと先に進みません。

    民主党のマニフェストの「学費無償化」はバラマキです。そのための金が今あるなら、今、子どもが学校に行きたいのに、学費が出せないという人のために使います。生活支援のためです。でも、それでは票にならないと考える人が民主党の中にいて、あのようなマニフェストを作ったのでしょう。

    学費を無償にしている国はたくさんあります。日本も将来その方向に進むべきでしょう。それに異論はありませんが、そこに行くには、まず助け合いで、困っている人に税金を使うべきです。自殺者が年に三万を超えている状態を、何とかするのが先決です。

    しかし、それを論じることができるためにも、政権交代を実現することです。

    民主が自公と同じことをするようなら、また政権交代です。そして、ぼくたち有権者がキングメーカーなのだということを、政治家に思い知らせることで、政治を変えていこうとぼくは思っているのです。目先のマニフェストは、先の先を読めない、馬鹿なジャーナリストたちに議論をまかせておきましょう

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【6017】老人党メルマガ(283)
北極星   運営スタッフ 2009-8-9 7:11:09  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(283)  ::: 2009/8/9
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【5964】原爆の日に思う    天邪鬼
    【5936】若輩者からの意見   白椿
    【5952】Re: 若輩者からの意見 酒呑童子
    【5994】ムダの排除……無駄は予算項目か、金銭感覚か? 出戸らそ
    【5958】Re: 政権公約マニフェストには、有言実行と無言実行の裏表がある! みじゅくもの
    【5944】Re: 政権交代に向けて語るスレッド   もぐら
    【5991】新政権の真価は?          出戸らそ
    【5990】弱者に優しい社会を!        うたかた(泡沫)
    =========================================================================
    【5964】原爆の日に思う 天の邪鬼 2009-8-6 16:50

    今年もまた原爆の日が訪れた。しかし、戦後60年以上も経った今、一般の日本人がどの程度その意義を認識しているかとなると甚だ心もとない気がする。

    私は当時中学生だったが、ラジオや新聞で「新型爆弾が投下された」とのニュースが流され、後にそれが原子爆弾であると分かり今度は東京だなどと騒がれたことを覚えている。

    この原子爆弾とは比較にならない強力な破壊力を持つ水素爆弾が、今では地球上に全人類を何回でも抹殺できるほど溢れている。しかもミサイルという超高速の運搬手段とともにである。人類という愚かな生き物は、それに気付きながら環境問題と同様目の前の利害のみにとらわれ根本的に解決しようとはしない。

    「核兵器を使った唯一の国として行動する責任」に言及したオバマ大統領の勇気には大きな敬意を払うが、現実に核の廃絶が進むかどうかはまだ分からない。たとえ少しでも光が差してくることを望みたいと思う。

    私が前に書いた「原爆投下の是非論争」を是非読んで欲しい。
    -----------------
    【5936】若輩者からの意見 白椿 2009-8-5 15:30

    初めまして、白椿と申します。本日付の中日新聞の記事を拝見して伺いました。
    私なりに今回の選挙には関心を持ちいろいろと情報収集をしております。

    各党の動き、マニフェスト、地元の実態など見まして、さてどうするべきかと思っていた処、ある記事が目に止まりました。「安全保障と防衛力に関する懇談会」がまとめた報告書の記事です。

    私事になりますが、亡くなった祖父は太平洋戦争に出征していました。
    その事だけ当時幼かった私に教えてくれ、詳しくは語ってくれませんでした。
    祖父は多趣味な人で頑固な所もあって、でも私がご飯粒を残したりすると、「米は八十八日かけて百姓さんが作ってくれたんだ。無駄にしてはならん」と教えてくれました。

    祖父が黄泉に旅立った後、私は歴史に興味を持ち、ある時父に「お祖父さんは何処に出征していたの?」と聞くと
    詳しい話を聞かせてくれました。戦争末期、米軍の征略に備え九州にいたと。
    通称「ざぶとん爆弾」を抱え、戦車の下に潜り込み、自爆して戦車を止める役目だったそうです。
    なんとか生きて帰りつき、その後に父をもうけたのです。そして、今があると。

    祖父は、幼い孫達に悲惨な話をしたくなかったのかもしれません。
    自分が生き残った事に負い目を感じていたのかもしれません。今となっては尋ねる事は出来ないけれど。
    歴史の事実を知り、悲惨な事は繰り返さない様に努めるのが今を生きる者の義務だと思います。
    私は、憲法改正も、ましてや軍備増強も反対します。国民がいなくて国が成り立つのですか?

    長文失礼致しました。少しでも目を通して頂ければ幸いです。
    -----------------
    【5952】Re: 若輩者からの意見 酒呑童子 2009-8-6 7:48(編集)

    お早うございます。「歴史の事実を知り、悲惨な事は繰り返さない様に努めるのが今を生きる者の義務だと思います。」というお言葉に賛同し、嬉しい思いです。
    そして、そういう考えを持つ人々にとっては、それをどう実践していくのか、が実のところ最大の課題なんですね。
    歴史の事実は、多くの場合、時の経過を待たなければ明らかにならないのです。

    ただ、エシェロンなどによってネット情報を検閲されつつも、あるいは情報操作されながらも、幸いにして、とりあえずは私たちはこうしてネットを利用し、時間的には同時に情報の提供と共有を手にすることが出来ます。
    そこから、手探りで今と過去の諸事実を探り続けることが可能です。

    また、私は憲法を自由と開放のために改正するには賛成ですが、国家主義的改悪には反対すること、さらには、現実の社会では、戦争は資本投下の対象として利益を創造し、破壊と建設、需要と供給の関係の極限の形ですから、彼ら守銭奴たちは決してその戦争と言う市場を放棄するなどあり得ない事、という覚悟が必要です。

    最後に、ロシアとの戦費調達を高橋是清に提供したクーン・ローブ商会の実質的オーナーであり、イギリス産業革命以来、またロシア革命資金貸与にも関わりがあったとされるなど、真の意味で世界の歴史を創り続けて来たロスチャイルド財閥を簡単に紹介しますので、歴史を考える時の参考にしていただきたいと思います。

    彼ら一族の総資産を推定すると、1京ないし4京円とされていますが、一族の人的範囲の定義付けや、カリブ海など世界中にあるタックス・ヘイブン(租税回避地域)経由による課税回避など、複雑な資産の範囲の定義付けによってはその数字は大きく流動する程の天文学的な資産なのです。

    日本の国家予算年額は、一般会計と特別会計の重複分を差し引きして210兆円ほどらしいので、ロスチャイルド財閥の資産を2京円、日本政府予算を200兆円とわかり易く仮定すると、この国の100年分の資産を持っていることになりますね。

    もうお分かりですね、一般投資家や投資機関の投資の仕方では、こうは巨額にはならないことを。
    そして、それを競争相手や敵対的相手からの攻撃にそなえたり、それを維持、拡大、強化するためには、考えられるあらゆる手段、策謀、戦術、戦略が必要となるのです。

    身近な所では、アジアでは札幌、香港などに店舗が多くあるチョコレートのロイズROYCE'もこの傘下企業ですが、そのほか、ファッション、ダイヤ宝石、穀物生産貿易、国際金融、原子力関係、鉱物資源開発、映画・テレ・新聞・雑誌といったマスコミ・・・あらゆる分野が彼らの支配下にありますから、彼らに不都合な情報は、一般には公開されない仕組みになっているのが現実です。
    -----------------
    【5994】ムダの排除……無駄は予算項目か、金銭感覚か? 出戸らそ 2009-8-8 4:08

    これまで「ムダの排除」「脱官僚」などと叫ばれながら、なかなか目に見える成果は上がっていません。
    今のままでは近い将来、「ムダはスリム化できてきた。次は国民が増税を受け入れる番だ」と言われかねません。

    一般的な見積書に喩えてみると、与党は「○○費一式」についてムダかどうかを論じてきました。
    この予算項目そのものを対象とする論法ならばその活動がムダでない限り、削減は難しいと言い易いものでした。
    そして今般の総選挙を控えて、野党からはその費用を構成する「□□代金」といった内訳や費目について精査しようという動きがようやく出てきました。しかしこれでも、やはり論点は「項目」が対象です。

    私はもう一歩踏み込んで、役所や役人の金銭感覚のムダについて洗い出してほしいと願います。
    それは「XX万円也」というところまで見てもらいたいということです。

    国会を一日開催すると三億円相当、首脳外遊は一回一億円、政治家が高級料亭で極秘会議……このような内容の報道は枚挙にいとまがありません。この国の政治家や官僚の収入や利権・特権や領収書なしの経費などは、諸外国と比べても随分と優遇されています。それは世襲くらいしたくなるのだろうと、つい邪推したくなってしまいます。これではムダの撲滅など、他の惑星の出来事であるかのように感じたとしても不思議ではありません。

    私たちの日常に喩えるなら、せっかく家計のムダを洗い出して買い物の品数を減らそうとしたのに、毎日の買い物ではタクシーで高級百貨店に乗り付けているようなものです。それが習慣なら、やすやすとは変えられません。
    その結果、家計が行き詰ったとしても、増税するように「給料を上げてください」という訳にはいきません。

    このように考えてみると、たとえば役所が行う事業について、見積書の金額は果たして妥当なのだろうかと勘ぐりたくなります。見積りのチェックに経験豊富な民間人を入れて、都度「適正」な金額に導くだけでも何かが変わるのではないかと思えてきます。

    加えて、予算の仕組みは見直せないものなのでしょうか。
    現状では当期予算で消化しきれないとなると、期末には決まってあちらこちらで道路工事が頻発します。
    これは一例に過ぎませんが、総じて言えるのは、そこに投入される私たちの税金をもう少し適正に扱おうとしてもよさそうなものではないかということです。

    民間企業でも予算計画は立てます。しかし従業員の役目は予算をきれいに使い切ることではなく、コストを削減したり、新しい手法を探して能率を上げて経費や時間を節減することなどに主眼が置かれることがままあります。そして成果が上がれば、その担当部門や担当者の昇格・昇給などの考課にプラスとなります。

    節減できたコストなどは従業員への期末賞与に充てられたり、設備投資計画や株主配当などに結びついていきます。
    予算計上額に対して実績額が下回ったからといって、次期予算がまるでつかなくなることもありません。それは部門益ではなく、企業全体の利益を見ているからできることなのです。この発想は、民間のみに当てはまるものなのでしょうか。

    もし役所でも工夫次第で似たようなことができるとしたら、きっと日本は大きく変わると思います。
    予算に対して経費や時間を節減できれば、いろいろなことができるようになります。たとえば期末に道路をほじくり返す代わりに、同じ道路予算で自転車道を整備したり自転車ユーザーに道交法を学んでもらうこともできるでしょう。

    その結果、交通事故と温室効果ガスの両方が減るなどの思わぬ副産物を得られることもあるでしょう。ひいては、私たちに課税されてきた税額が下がることだってあるかもしれません。
    そうなれば、これらの成果は民間の水準と乖離しない範囲で役人の給与に反映してもいいかもしれません。

    仮定ばかりですが、ついでにもう一つ。
    もし役人にとってこれらが成果として評価されるとしたら、役所自らがすすんで莫大な税金を適正に使うことを含めて私たちに還元してくれるかもしれません。これは省庁の利益や利権ではなく、国家と国民全体の利益に視座を置けば、決して実現不可能なことではないはずだと思います。

    政治家も官僚も、自分たちにとって必要充分な額に対して足りなければ安易に増税を想起します。
    しかも私たちが妥協し易いように、中負担中福祉の社会保障を盾に訴求してきます。
    しかし私は、今が低負担だと言われることに違和感があります。

    消費税は5パーセントですが、他のあまたの税目についてはどうでしょうか。また、税金以外で社会保障目的で強いられる年金や健康保険などの公的保険の負担はどうでしょうか。加えて日用品・生活必需品や食品の税額と物価はどうでしょうか。
    賃借・所有の別に関わらず住居にかかる費用はどうでしょうか。日本で子供に教育を受けさせるのにかかる費用はどうでしょうか。

    この国の物価と、私たちの収入はバランスがとれているでしょうか。これらの負担に苦しんでいる人や諸々の事情から生活が行き詰ってしまった人、働きたくても心身の病などを抱えて働けない人や働き口が見つからない人など、現実にたくさんいるではありませんか。

    これらを総じてみれば、私たちの負担が現時点で低負担だと断じることはできないと思います。
    その逆に、徴収している税金のやりくり次第で、今よりもずっといい政策を行える原資があるはずだと思えてなりません。

    私は本気でムダをなくすと言うなら、まずは法を変えてでも政治家や官僚が潔く自らの既得権を捨てることからすべてが始まると思います。それを捨てれば、空いて軽くなった手を困っている人に差し出すことがもっと容易にできるのではないでしょうか。それが役人の、本来の仕事のような気がします。感覚のムダ、徹底して撲滅してほしいものです。
    -----------------
    【5958】Re: 政権公約マニフェストには、有言実行と無言実行の裏表がある!  みじゅくもの 2009-8-6 11:00
     ▼Gokaiさん:おはようございます。直ちにhpの情報をお知らせいただき有難うございます。

    それにしても、このhpを即座にお知らせいただけるとはよくよく勉強されておられるのですね。自分の勉強不足を強く強く感じました。私にはいろいろ家庭的事情がありましてまともに時間をとることができません。先日、北極星さんにもお知らせしたのですが、投稿を何時まで続けられるかも定かでない状態なのです。

    私はサラリーマン生活を卒業して現在は年金で生活する要介護一級の障害者という訳あり68歳の男性ですがGokaiさんはどのような毎日をお過ごしの方なのかな?と、ふと、考えたところです。
    前置きはこのくらいにして、お知らせいただいたhpは時間の関係でほんの一部を拾い読みさせていただきました。

    世の中にはいろいろな立場の方が居られてそれなりの考えを表明されているわけですが、このhpを読んで先ず感じたことは、今、何故、このような意見表明があるのかなという、素朴な疑問でした。「今」太陽エネルギーの活用課題を資源パフォーマンスの立場で論ずる意義はどのようなことなのでしょうか。

    技術はほとんど無限のレベルで進歩するものと私は考えています。論ずるべきことの原点は「必要性」なのだと私は考えます。例えば太陽光パネルの設備に「現在」必要とされている費用が近い将来1/10にならないとはいえない、と思うわけです。とにかく、石油と原子力に頼っているわけにはいかないのだと私は思います。

    また、技術論文集でもないこのページに100兆などと全く実感もわかない様な「与太話」を書きましたのも「政治とは」そうした「一面」を持つものと考えたからです。後藤新平の昭和通り、100年後で無いと意味がないような話「夢を構築すること」、票集めだけに汲々としている今の政治が見失っている最大のものとも考えるわけです。

    中央政府にとっては、本来、外交、防衛、そして、教育を筆頭とする将来への夢の構築などが優先するのだと思・u桙「ます。また、鉄腕アトムの世界は当時漫画だけの世界でした。時間切れになりましたので、失礼します。
    -----------------
    【5944】Re: 政権交代に向けて語るスレッド   もぐら 2009-8-6 0:20 (編集)

    >道路公団は民営化されましたが、これは将来の無料化というのは視野に入れているんでしたっけ? もう無料化はあきらめたんでしたっけ?

    とりあえず下記wikiを見てみました。「道路関係四公団民営化推進委員会」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E9%96%A2%E4%BF%82%E5%9B%9B%E5%85%AC%E5%9B%A3%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96%E6%8E%A8%E9%80%B2%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

    将来の無料化については明確には書かれてないですねえ。まあ、民営化ということで事実上 無料化はなくなったという印象です。自民党としても無料化はなくなったとは はっきり言えないんだろうけど、政治の責任としては明確にする必要あり。

    道路公団の民営化については、問題山積みのまま終わったが、国交省と公団の利権構造にメスを入れ 民営化にまでこぎつけた、という点でそれなりに評価しています。しかし、委員会発足時に目標とした「高速道路料金の引き下げ」は実現できなかったと書かれてあります。(それじゃダメじゃん)

    民営化論議の当時、『公団は「赤字」との表現が、推進委員会・マスコミにてされることもあったが、公団全体で見れば赤字ではなかった』と書かれています。

    談合や天下りなど利権の温床にもかかわらず黒字だったということは、相当料金が高い、すなわちボッタくっていたことになります。上述のように料金の引き下げは実現しなかったため、ボッタくり体質は現在も変わっていないと見られます。
    民主党が「無料化」を言い始めた数年前から時間割引など始めたけど、これなんか全然子供だましじゃないですかね。現在は不況の影響で大幅割引をやってるけど、これは暫定処置。

    http://www.nikkeibp.co.jp/archives/196/196940.html
    上の記事は『ほころびだらけの道路公団民営化論議』という2002年の記事です。
    古い記事であり、現在の視点とのずれがあるかもしれないけど、民営化の何が問題であるかを考える上でなかなか興味深いと思いました。

    冒頭で、小泉総理が「民営化するからには最終的には上場を目指すとの考え方を念頭に、濃密で広範な議論をお願いしたい」と発言すると、自民党道路族の古賀誠が「全く道路のことが分かっていない」と激しく反発し小泉発言を切り捨てた、とあります。

    その古賀は、現麻生政権の選対委員長にあって東国原擁立問題を起こし、委員長を辞める・辞めないの問題を起こしました。
    まあ、古賀を党の役職に置いているようでは道路関係の改革は進まんでしょう。

    http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071009/137073/
    上の記事は『高速道路は無料にできる』という日経ビジネスの2007年の記事です。参考まで。
    ただ、福田内閣で道路特定財源の一般財源化は決まったんですよね。
    一方民主党はガソリンの暫定税率は廃止すると言っている。今後どうなるのやら。

    まあ、民主党の高速無料化は、改めて公団の民営化形態や自民党の道路利権を考えるいい機会になるのでは。私自身は完全無料化でなくても上限1000円が暫定でなく恒久になればいいかなと思っています。当然ETCだけじゃなく現金も。

    でも金を払えば絶対それに群がるだろうから、無料化路線で進むのは悪くないと思います。無料にして一般道よりも高速を走りやすくすれば、燃費もよくなるはずだし、結果としてCO2も削減できる方向だし。ただし大きな渋滞がなければ。
    少なくとも麻生政権が続けば道路改革は進まんでしょう。よくこれで消費税を上げると言えるもんです。結論→政権交代
    -----------------
    【5991】新政権の真価は? 出戸らそ 2009-8-8 0:44

    ほどなく誕生する新政権。その真価を問うポイントには様々な観点があると存じます。
    その一つとして、私は次のように考えてみたいと思います。

    これまでの政権では、財界もしくはその団体との距離が近かったと思います。
    確かに、集団就職やモーレツサラリーマンが支えた高度経済成長を経て、急速に現在の豊かな日本が造られてきました。
    その中で財界の果たした役割は大きかったのだと思います。
    しかし時代が移ろい、財界の主張はいまや庶民感覚や巷の関心事に背を向けたものが目立つようになってきたと思います。

    たとえば、温室効果ガスの大幅削減には新興国と共に日本の財界は消極的です。
    また、派遣労働の規制にも異を唱えます。前者は世界の関心事であり、後者は日本の現在と未来に関わる問題です。
    財界はこれらの課題への積極的な対応は、経済の発展を阻害しかねないと位置付けているのかもしれません。
    しかし世界中には、既にこれらの問題と経済の安定成長を両立させてきた国々も存在します。

    現在の日本では、事業の失敗や損失は、その事業活動を主導した企業のトップが責任をとるのではなく、現場の従業員が切り捨てられることによって穴埋めがされ、ある意味でオフセットされています。
    財界はこの便利な仕組みを手放したくないのでしょうが、しかしその歪みは弱者を直撃してしまいます。

    企業と従業員を鎖に喩えるならば、鎖の弱い輪である従業員をいくら切ったところで、肝心の鎖の全体強度がいつまで経っても向上しないのは明白だと思います。終身雇用を謳っていた時代と目先の成果を優先する今の世とでは、労使の関係も変質してしまい、財界の主張とその意図も同様に変化したと言えるのではないでしょうか。

    次の政権を担う政党が、これまでのように財界の政策提言などに一定以上の配慮を続けていては、この国の近未来は明るいものにならないのではないか……私見ですが、そんな憂いを抱いています。

    私たちの多くは、昼間は法人の立場に同化して財界の主張にうなずき、晩は家庭に戻って一消費者や一国民の立場としてニュース報道に向かって首を縦や横に振って過ごしているのではないでしょうか。
    二つの相反する意思を発しつつ、それが同じ人物であることは、今の社会構造にとって皮肉なことかもしれません。

    自由競争に派生する強者の世の中から、弱者でも平等に参加できる社会へと転換してほしいものだと願います。
    言い換えれば、誰もが疲弊したら遠慮なく立ち止まって一息継ぐことが許される世の中であってほしいと思います。

    あまり取り沙汰される観点ではありませんが、弱者である私は「財界と喧嘩できる」政党に投票したいものだと思います。
    -----------------
    【5990】弱者に優しい社会を! うたかた(泡沫) 2009-8-8 0:26

    3年ほど前から知的障害の子たちと接していますが、国家や自治体の知的障害の子たちに対する扱いはお座なりです。
    一応対外的な体裁は整えていますが、血が通っているとは思えません。

    教師たちも「あなたがたは、自分のことは自分でできるようにして、健常者の邪魔にならないよう、人目に立たないところでひっそりと暮らしなさい」と教えているような気がします。

    本来なら障害者に、自己の人間としての権利を、堂々と主張するように指導すべきだと思いますが、そうはなりません。
    私は60歳で零細自営業を廃業(取引先のリストラの煽りをうけた)し、国民年金支給の年齢にも達せず、職安に通いました。
    幸い仕事にはありつけましたが、年寄りにはきつい仕事ばかりでした。

    「老いて得るたつき(生活)の時給800円」当時の心境を詠んだ私の川柳です。
    平和で、弱者に優しい社会は「夢のまた夢」でしょうか?
     人党の〈目的〉には全て賛同しますが、政権が民主党に移ってもあまり期待はできません。大勢の仲間が監視を強める必要がありそうです。老人党に期待を繋ぐ所以です。
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【5985】Re: 打てば響く(『なだいなだのサロン』コラム) 転載
北極星   運営スタッフ 2009-8-7 21:38:01  [返信] [編集]

    【打てば響く】報告 8月4日

    この欄で、軽井沢町長に、ゴミ問題で思いあまって手紙を書いたことを書きましたが、その後の報告です。

    今日、数日遅れで(鎌倉は温度が上がらず、避暑に行く理由がなかったので遅れた)軽井沢の別荘に来ました。築四十一年の別荘は、僅かの間に草のせいが伸び、ブヨにさされたくなかったら、明日は草刈りに専念しなければならないでしょう。さらに、風呂に問題が起き、今日は風呂にも入れず、お湯が出ないので、皿洗いもお休み。

    しかし、よいこともありました。あの大きな袋に入った庭のゴミはどうなっているか、まず到着早々に、庭の松の木の根元を見たのですが、消えていました。町役場の人が撤去してくれたらしいな、と直ぐに思いました。そして入り口のドアを開けると封筒が落ちてきました。
    差出人「軽井沢町生活環境課防犯係」。封をあけると町長からの小生への返事が書かれていました。ゴミは町で撤去した。今後も同じような不法投棄があれば、電話をくれれば撤去するとのこと。手紙を書いた甲斐はありました。

    当然のこととは思うけど、老人は礼儀正しい。礼をいいます。町長、感謝します。
    ともかく一安心。近くにゴミ集積所がないことは町でも認識しているので、近隣で話し合って、ここに置いてくれというところがあれば、設置するとのこと。小生の隣は、空き地があり、所有者が草も刈らず、倒木も処理せず、ブヨの隠れ家にもなっているので、地主に交渉して、ここに集積所を設置してもらえないか、提案してみようと思います。

    一応、解決のめどが立ちました。解決まで、時間がかかりそうですが。ともかく、ダメでもともと、やってみること。手紙を書いたのは正解でした。

    掲示板に寄せられた意見について
    選挙モードにスイッチが入ったせいか、掲示板がぐっとにぎやかになりました。本来は老人党掲示板に送ってもらいたい書き込みが、多くなりましたが、選挙が終わるまで、我慢します。

    怒りについて
    老人党を立ち上げたのは、老人が馬鹿にされているのを感じた怒りからでした。

    しかし、ただ怒りを相手かまわずぶっつければいいというもではありません。掲示板にはそういう八つ当たり的なものがかなりあります。目的を達するには回り道することも必要です。目的地が目の前に見えているからといって、真っすぐにすすめばいいわけではない。目的まで何が障害になるか地形を観察するのが第一です。

    そしてベースキャンプを何処に置くか、登攀のコースをどうするか、を研究しなければいけない。しかも登坂途中で気象その他の条件を考えて、決断しなければならないこともある。

    前にも書きましたが、自民と民主は八割がた同じ体質の人たちです。憲法の問題、経済の基本問題など、危ない感じの人も民主には混じっています。マニフェストにも気に入らないところがある。
    しかし、当面、政権交代が第一歩とぼくなどは考える。鳩山も、マニフェストが実行できなければ、直ぐ下野の覚悟であるといいます。こうして政権交代が何回か起きるうちに、能力のない二世三世議員は姿を消すでしょう。

    突然、ポピュリストの政治家が、ヒトラーやムソリーニのように出てくる可能性もあるから(最近の人気知事にはそんな感じを持たせる人もいる)、注意をしなければいけない。しかし、とりあえずの目標に、力を集中しなければ、第一歩を踏み出すことが出来ません。怒りを直ぐに爆発させず、回り道が出来ることこそが知恵を持った老人にふさわしい。老人は、同時にどんな危険の芽にも、目配りも怠らない。怒りはそのように変えていかねば、政治を変える力にはなりません。

    残念ながら、目標の峯に登るための作戦を描くようなマニフェストを書いてくれるような政党は見当たりません。共産党も、分析は正しいし、遠い目標としては、多くの人が望むことを書いている。しかし、書かれていないのは、自分たちの目標を達するには、どういう行程表が考えられるかだけです。しかし、これが実用的には大切です。民主主義の現体制のもとでの行程表を書くことが残されています。

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【5832】老人党メルマガ(282)
北極星   運営スタッフ 2009-8-2 4:59:59  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(282)  ::: 2009/8/2
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【5828】Re: 失言・放言の本音を懲りずに乱発する、この程度の日本国総理の見識 もぐら
    【5829】Re: 失言・放言の本音を懲りずに乱発する、この程度の日本国総理の見識 プラタナス
    【5825】Re: 総選挙の行方?? JIJI
    【読者投稿】人間生存の根本を脅かした年金問題 丹野 湊
    【5804】Re: TV報道番組の世論誘導意図がみえみえか? 天の邪鬼
    【5815】Re: 政府(外務省)のうそつき犯罪を許せるか? 國ちゃん
    【5819】Re: 政府(外務省)のうそつき犯罪を許せるか? 珠
    【5797】あんたにだけは言われたくない 横好き
    【打てば響く】民主党よ、焦るな なだいなだ
    【5830】「護憲+」は第七期を迎えました 笹井明子
    【5831】Re: 裁判員制度の問題点 珠
    【5775】消費税 もぐら
    【5754】入党します Yuji Saito
    【5768】税金の使われ方   珠
    【5717】Re: 「改革」の成果? H.KAWAI
    【5697】『「ニート」って言うな!』  Ray
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    【5828】Re: 失言・放言の本音を懲りずに乱発する、この程度の日本国総理の見識 もぐら 2009-8-1 21:10
     ▼珠さん:

    >同じ事実の指摘であっても、そこに敬意があるかないか。感謝や温かな気持ちがこめられているかどうか。

    そうですね、麻生の発言には敬意・温かみが感じられませんねえ。感じるのはトゲだけ。

    >『高齢者は、働くことしか才能がない』(A)

    この言い方については、まあ、どうフォローしたところで言葉の貧弱さは否めません。
    さらにA、Bに加え、麻生はこうも言っていました。「元気な高齢者をいかに使うか」(C)

    『いかに使うか』ですからね〜。おいおい、どこまで上から目線なんだよってね。全然 敬意が感じられないです。
    A、B、Cの3点セットでどうしようもないです。
    もうひとつ、麻生発言を読み返していたら、一点 気になる箇所がありました。

    『働ける才能をもっと使い、その人たちが働けるようになれば、その人たちは納税者になる。税金を受け取る方ではない。
    行って来いで、日本の社会保障は違ったものになる。どうしてそういう発想にならんのか』

    上の 『行って来い』(D)の意味が私にはちょっと不明です。肉声を聞いてるわけでもないので。
    これは「高齢者は働きに行って来い」という意味なんでしょうか。だとするとこれも「上から目線」ということになりますねえ〜。Dがこのような意味だとすると4点セットになります。

    短い発言の中で3点も4点も問題箇所が出るのはすごいです。

    麻生発言の内容は、やまちゃんさんの【5758】より下記参照。
    http://mainichi.jp/select/today/news/20090726k0000m010059000c.html
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    【5829】Re: 失言・放言の本音を懲りずに乱発する、この程度の日本国総理の見識 プラタナス 2009-8-1 22:02 (編集)

    >行って来いで、日本の社会保障は違ったものになる。どうしてそういう発想にならんのか』

    この場合の「行って来い」はプラスとマイナスが逆になることをいっているのではないでしょうか。つまり、税金を使わねばならない老人が税金を払うことになる、と麻生さんは言っている。首相の言葉としてふさわしい言葉があるのかもしれませんが、言葉での表現や言い回しは人それぞれに癖とか、意識下の認識とかで十人十色でしょう。

    言い回しの好き嫌いを別にするならば、麻生さんは「まだまだお元気なお年寄には働いて頂いたら、税金も納める方になり社会のプラスになる」と言いたかったのではないでしょうか。仮に名演説であっても揚げ足取りはできます、しかし麻生さんは迷演説をするので揚げ足取りは簡単で突っ込みは楽のようで損をしているように思えます。

    とは言え、政治家は言葉ですから麻生さんは話し方をもう少し勉強しなければいけないと思います。
    -----------------
    【5825】Re: 総選挙の行方?? JIJI 2009-8-1 15:52

    2009 あっと言う間に8月…見沼代用水沿いは、沸き立つように蝉が鳴き、緑が萌えて、、、夏本番!。
    解散総選挙の結果は?自民VS民主、国民はどちらに軍配を上げるでしょう?
    国民の一票が大切で直接ものを言いそうです。。。

    日本の政治が危なっかしい?!ゴシップばかりで、政治の本題が見えません…
    毎度、言い続けていますが・・・国民年金未納議員たちの、始末は如何なったのでしょう?!
    次々と起こる不祥事のニュースやゴシップに紛れて追求がボケて、闇に葬られていきます?!
    マスコミさん追跡・追及してください!!

    さいたま市々長選は、民主推薦の清水勇人氏 が自民推薦の相川宗一氏 に大差で勝利。民主党に軍配が挙がりました。
    自民・民主どちらが政権をとるにしろ、グレーな部分が、国民に解かる政治を、していただきたい・・・
    -----------------
    【読者投稿】人間生存の根本を脅かした年金問題 丹野 湊  09-7-19 11:54

    こんにちは、初めて発信させて頂きます。とにかく今に政権党の現状は目に余る惨状を呈しています。このような党が良く半世紀わたり日本を統治していたのが不思議です。おそらく手お代え品を変え、国民の目を欺いていたのですね。

    国民が今ほど政治に目覚めたことはありませんでした。やはり、あの年金問題が引き金でしょう。
    あの年金記録問題では、仰天しました。わが国は世界に冠たる精緻を窮める記録の国だ、と信じていた国民はわが目を疑った、と思います。「なんたることか」と!その怒りと不信は国民のこころ深く澱のように存在しているのです。

    それを糊塗するどんな美辞麗句も通用しません。安倍総理、福田総理、麻生総理次々に沈没の憂き目。
    それは人間生存の根本を脅かした年金問題への不信だったのです。この解決なくして政権党の生きる道はありません。
    と、このような思いを常日頃持っています。時々、投稿します。よろしくお願いします。
    -----------------
    【5804】Re: TV報道番組の世論誘導意図がみえみえか? 天の邪鬼 2009-7-30 8:24

    TVは世論をある方向に誘導するには最適のメディアです。キャスターやコメンテイターの背後には必ず彼らを支配する上司がおり、そのような人々は概して時の権力と深く結びついていると思われます。かつては左翼かとさえ思えるような発言を繰り返していた田原氏も、最近では政権党を持ち上げ民主党の弱みを強調することが多くなっています。

    ワイドショーとは言え一応政治問題を扱うTVタックルなどは、自民党擁護色が際だつ評論家の存在もあってそうした傾向が特に強まってきました。TVは本当に怖ろしいものです。戦前戦中のラジオでも大衆の操作にはかなり大きな力を持っていましたが、TVの場合は映像という強力な武器が加わっているだけに何でもできてしまいます。

    その最たるものが例の”郵政選挙”に至るまでの報道でした。餌を要求する海の向こうのハゲタカどものご機嫌を取るために壊すべきでない部分まで壊してしまい、遙かに問題の多い雇用や社会保障は”改革”どころか更に悪化させてしまいました。

    ミーハーの喜ぶ小泉氏のパフォーマンスを絶えず放映して庶民の目を欺き、今のような惨憺たる状況を作り出す原動力になったのは他ならぬTVを中心とするメディアです。考えてみればメディアくらい首尾一貫しないものはないのです。
    戦前から戦中にかけては帝国主義にベッタリだったのを棚に上げ、戦後はアメリカ流民主主義にベッタリになっています。

    そのくせ彼ら以外の人々の言動にはまるで正義の味方ででもあるように牙を剥くのです。
    メディアとは所詮この程度のものだと私は考えていますが、戦後しか知らない世代がどんどん増えている現在、「過度の自由主義(身勝手主義)とかつての全体主義とが表裏一体である」ように思われ、時流におもねて真実を知らせないメディアには呆れ果て、そのような軽薄なメディアにいとも簡単に操縦される”世論”というものに大きな危惧を感じています。
    -----------------
    【5815】Re: 政府(外務省)のうそつき犯罪を許せるか?   國ちゃん 2009-7-31 11:57
     ▼珠さんへ:

    問題点を補完する資料を挙げて賛意を示していただき有り難うございました。初めての投稿でしたが、閲覧数の割に意見投稿が少ないことにちょっと驚いています。

    池田龍夫氏も書いておられますが、この問題に関するメディアの、特にマスメディアの関心が依然として低調なのは何とも合点がいきません。
    こういう問題への関心を高めるのに、「老人党」の掲示板はかなり有効だと期待していたのですが・・・。
    ちょっと諦めるのが早すぎるかなぁ。
    -----------------
    【5819】Re: 政府(外務省)のうそつき犯罪を許せるか?   珠 2009-8-1 1:25
     ▼國ちゃんさん:

    >池田龍夫氏も書いておられますが、この問題に関するメディアの、特にマスメディアの関心が依然として低調なのは何とも合点がいきません。

    いま、メディアも老人党員も、政権交代に関心が行っているので、この問題が見落とされている可能性があります。

    >こういう問題への関心を高めるのに、「老人党」の掲示板はかなり有効だと期待していたのですが・・・。
    >ちょっと諦めるのが早すぎるかなぁ。

    ええ、早すぎますよ(笑)。大事な問題は、粘り強さで行きましょう。コツコツ発信し続けられますことを期待しています。
    この問題にせよ、政治家の年金にせよ、簡保の宿の後始末にせよ、忘れないで、今どうなってるの?と確認していくことが大切だと思います。1回騒いで忘れちゃう国民では、政治家も官僚も、騒ぎの間だけ頭を低くしておけば済むわけで、なんら解決しないですものね。

    「この解決なら納得できる」まで、それぞれが関心のある問題をしっかり追い続けること、そういう姿勢が政治に関心のある方々の中に根付けば、すごくパワフルな自称オンブズマンたちの登場になるのですけれど…。
    -----------------
    【5797】あんたにだけは言われたくない 横好き 2009-7-29 15:24

    先日発表された民主党のマニュフェスト。

    所謂、選挙向けの16兆円の国民サービスに対し「財源は?」とか「バラ撒きだ」とか、
    まぁ、我々一般国民が言うならまだしも、ついこの間、やれ「みぞゆうの危機」とか言っちゃって、14兆円もの金を丸々借金で引っ張り出してきてバラ撒いちゃった、張本人の総理は「みぞゆうのお馬鹿さん」だからいつもの御愛嬌にしても、
    周りの閣僚連中までもが揃いも揃って、ったく、どの口が言うかなぁって感じ。
    -----------------
    【打てば響く】民主党よ、焦るな なだいなだ 2009-7-30

    民主党はマニフェストを発表しましたが、このマニフェストを読んで、「鳩山よ、民主党よ、焦るな」と声をかけたくなりました。そんなにばら撒かなければ、勝てないと思っているのか。待っているだけで、熟した果実が落ちるように、政権は民主党の手に落ちてくるのに。このマニフェストは、票欲しさに、ばら撒きの約束をしすぎています。

    有権者は、もう少し賢くなっています。このマニフェストなど、あってもなくても、民主党に投票します。有権者は民主党支持者としてではなく、この辺で政権交代させ、霞ヶ関のアカを落とさせようと考えています。つまり、キングメーカーとして投票するのです。今こそ自分たちの意志で、選挙で政権を選択できるのだ、という充実感をもって投票するのです。

    高校教育を無償にするなどという約束は、ばら撒きです。麻生と同じことではないですか。勉強する気持ちの強い子どもで、家が貧しい人を、授業料を免除するというのは分かります。資産家や政治家や高級官僚の息子や娘まで、無償にすることはありません。親が、塾通いに、高いお金を、払っている子どもたちの授業料を無償にする必要はありません。

    限りある税金を、無駄に使うことはない。全員にばら撒くより、援助を集中することがのぞましい。同じ予算なら、本当に援助して喜ばれる人たちに、十分な額が行き渡るようにするべきです。「もらわねば損」という考え方より、余裕のある人が困っている人を助ける、助け合い、相互扶助の精神で、少ない予算をやりくりする。

    これでこそ、日本に住んでいてよかったということになります。
    愛国心なんて説教しないでも、自然にこの国への愛情がわきます。困ったときに助けてくれる、人への連帯感としてです。

    年金も基礎年金をちょっぴり上げるだけでは意味がありません。ここにも相互扶助の哲学が感じられません。
    人をまとめていく原理としての哲学が、助け合いです。これまで競争して、格差社会を生んだのだから、別の方向に舵を切ろう。有権者のその気持ちが分からないなら、民主党は、その点で、まだ成長しなければならないでしょう。

    老人党の有権者は、美味しい約束を待っているのではありません。もう少し政治的に成熟しています。
    他の有権者は、小泉登場のとき、英雄待望のような気持ちで、投票したかもしれません。しかし、今では、英雄待望のような気分で、自民党に絶対多数を与え、日本を格差社会にしてしまったことを悔いているでしょう。

    その人たちも、反省して、ちょっぴり政治的に成熟しているはずです。
    民主党よ、老人党のこうした意見に、耳を傾ける余裕をもてますか。焦る必要はないのです。
    -----------------
    【5830】「護憲+」は第七期を迎えました 笹井明子 2009-8-1 22:19
     ▼皆さん 今晩は。

    なだいなださんの「老人党」の呼びかけに応えた人たちの中で、特に自民党政権が強引に進める改憲への歩みに危機感を抱いたメンバーが集い、2004年1月に設立した「老人党リアルグループ『護憲+』」は、本日(2009年8月1日)をもって第七期に入ります。

    これまでの活動、政治や社会に対する現状認識、第七期の活動方針について、HP上の【趣旨】(下記URL)でご案内していますので、どうぞご一読ください。
    http://yufuu.com/user/goken/goken2shushi.html
    -----------------
    【5831】Re: 裁判員制度の問題点 珠 2009-8-2 1:33

    8月3日(月)には、いよいよ東京地裁で、裁判員制度による裁判が行われます。この6月末に、裁判員制度の問題点を、「老人党リアルグループ護憲+」の方々を中心にした勉強会で学んだものをまとめましたので、お目通し頂ければ幸いです。
    こんなに問題が多い制度だとは、お話を伺うまで気が付きませんでした。裁判が始まる前に読んでいただければと、お知らせします。

    http://yufuu.com/user/goken/saibaninseido.html
    -----------------
    【5775】消費税 もぐら 2009-7-27 23:12(編集)

    自公は、民主党は財源がはっきりしないとか、ブレているとか批判を強めていますが、なんといっても自公は『消費税アップ』ありきです。口では景気回復後とか、徹底した行政改革を行った上で消費税を上げるなどと言っていますが、選挙で勝った後は どうなるか分かったもんじゃありません。

    景気回復なんて、てきとーな数字を並べて「回復しています」と宣言しておしまい。
    徹底した行政改革は、おそらく官僚の天下りひとつも満足にできず、すべて骨抜きで終わるんじゃないでしょうか。
    形だけ整えて消費税アップへレッツゴー!

    今の段階で「徹底した行政改革を行った上で消費税を上げる」などと いっしょくたに言っているのはよくないです。
    こんなのには絶対投票しない方がいいです。ちなみに民主党は『4年間は上げない』と言っています。
    そもそも消費税を上げるといった国民に負担を求める話は、与党に高い信頼がなければできません。

    麻生の前の二人の総理が1年で政権を放り投げ、麻生もブレたり失言したり、閣僚が辞任したりと問題だらけ。
    これでよく消費税を上げると言えるもんだと思います。まあ、石原都知事じゃないけど、とち狂ってるとしか思えない。
    また、本当に消費税を上げなくちゃならないのかという根本的な疑問もあるし。

    民主党にもいろいろ問題はありますが、次の選挙の争点は「政権交代」と同時に「消費税を上げるか上げないか」です。
    これは自公と民主で明確に争点が違うので分かりやすい。

    消費税アップを認めて、なおかつ自公と官僚の延命に手を貸すなんて、はっきり言って ばかばかしい。
    今の自公で消費税アップを認めたら負け。また、社会保障制度の改善は自公以外にやらせましょう。
    ----------------
    【5754】入党します Yuji Saito 2009-7-26 0:37

    72歳。まだひよっこです。砂川闘争に参加したことがあります。長らご無沙汰しておりますがデモがあればまた参加したいです。日ごろ2時間位の散歩は問題なくこなしています。

    消費税について疑問があります。私は生きていくためにどうしても必要な衣食住および文化生活などの必需品を除外すれば消費税は悪くないと思うのですが、いかがでしょうか?たとえば貴金属や豪華なレストランの飲食費などです。
    -----------------
    【5768】税金の使われ方   珠 (編集時刻) 2009-7-27 11:26:53
     ▼Yuji Saitoさん:

    >消費税について疑問があります。私は生きていくためにどうしても必要な衣食住および文化生活などの必需品を除外すれば消費税は悪くないと思うのですが、いかがでしょうか?たとえば貴金属や豪華なレストランの飲食費などです。

    賛成です。私も衣食住、中でも基本的な食品は消費税をはずすべきだと思います。
    贅沢品に掛けるのは(線引きが難しいのでしょうが)あってよいと思っています。

    しかし、食品に掛けられたままで、高い消費税になったとしても、国民が安心して暮らせる国になれば、それもいいと思います。たとえば国家予算を見直して、削れる部分を徹底的に削り(たとえば各種補助金、半官半民の天下り先法人、公用車などささいなことでも他にもいろいろあるでしょう)、国民の福祉に重点的に使用する。

    医療費がかからないなら、老後が年金で暮らせるとなれば、高齢者は預金をどんどん安心して使えます。教育費がただなら、親の世代は安心してそのお金を他に回すでしょう。経済の活性化にならないかな?なんて思います。
    ともかく私たちは、政府のお金の使い方に対して、あまりにも寛容というか、税金を支払うときだけ文句を言って、その使われ方に対して、きちんと見てこなかった。任せられる信じられる政治家を育ててこなかった。

    政治家を批判することは、選挙権をもち、政治に対して批評できる権利を持っているわが身への批判でもあると、つくづく思うこのごろです。
    -----------------
    【5717】Re: 「改革」の成果? H.KAWAI 2009-7-21 17:31(編集)

    ○今の我が国が直面している困難は元を辿れば米国に行き着きます。
    米国と共に我が国の財界を挙げる人もおりますが主たる元凶は米国です。
    ○そこをしっかり押さえておきませんと、議論がどんどんスケールダウンしてしまって、地方分権や道州制、官僚批判に至り、果ては二流のお笑い芸人や二流のタレント弁護士の言動に振り回されることになります。

    ○そもそも今日の経済危機は米国に端を発したもので、それも自然発生的なものではなく、金融のプロ達が金融工学という綿密な計算に基づいて投機を行ってきたことに起因しています。
    ○にも拘わらず、その問題を避けて地方分権やら官僚批判でお茶を濁しているようでは、残念ながら到底根本的な解決は望めないと言わなければなりません。

    ○米国はミリタリズムとグローバリズムで世界を支配しようとしており、我が国もこれまでに農産物の輸入自由化を迫られては譲歩に譲歩を重ねてきました。
    ○為替の自由化、資本市場の開放、公共事業への参入等々数え上げれば際限がありません。最近では海外の米軍基地建設にまで金を出さされている有様です。

    ○総選挙では官僚批判や自民党のみみっちいばら撒き政策の模倣でなく、対米批判をズバッと言えて、経済的困難を乗り越える展望を語れる候補者が出てくれないかと思います。
    ○今の我が国に必要なのは景気対策ではなく経済政策です。景気対策として打ち出された定額給付金やその他諸々のばら撒きは景気回復には寄与しておらず、失業率は高止まりしており、改善の目途が立っておりません。

    ○自民党も民主党もいつまでも日米安保にしがみついていないで、経済主権を確立し、真剣に自国民の安全と安心を実現することを目指してほしいものだと思います。
    ----------------
    【5697】『「ニート」って言うな!』(本田由紀・内藤朝雄・後藤和智、光文社新書)  Ray 2009-7-20 8:47
     みなさま ご無沙汰しています。Rayです。

    新刊ではありませんが(2006年刊)、先日読んで面白かったのでご紹介します。
    ○『「ニート」って言うな!』(本田由紀・内藤朝雄・後藤和智、光文社新書)
    この本は、日本の雇用・若者の問題を分析しつつ、
    それとは別に「ニート」という言葉が一人歩きしてしまった状況を検証している本です。

    著者はそれぞれ異なる立場からこの問題を分析しており、その結果は雇用・派遣・「ニート」の問題に留まらず、
    メディアの姿勢とそれを受け取る側の見方として一般化されています。

    「『先行する流行もの』を追いかける形で派生する話題がガーッと盛り上がる」
    というマスメディアの姿勢に対する検証・批判と、それに惑わされない・感情で振り回されない視点の獲得ということを述べており、『老人党宣言』(なだいなだ、筑摩書房)にも通じる点が大きいように思いました。

    また、著者の一人、本田氏が岩波書店『図書』の2008年12月号に「『悲惨』について」という小論を書いています。
    雇用(派遣、貧困)の問題は個人の資質・努力の問題ではなく、社会のシステムの問題であることを、見てみないふりをしてしまっていないか、人為的に作られたものであるからには人の力で変えていけるはずだ、という指摘は「とりあえず今の状況で何とかやっている」私自身にとてもきつく、なおかつ力強く響くものでした。

    併せてお読みいただければ幸いです。
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【5813】打てば響く 2009年7月30日分 転載
ビートル   運営スタッフ 2009-7-31 0:13:38  [返信] [編集]

    ---------------
    7月30日 感想

    軽井沢町長からは、未だに返事なし。八月一日に軽井沢に行き、現状を見て、次の行動を考えます。
    選挙間近ということもあって、原稿の依頼が多く、医事新報の巻頭コラム「プラタナス」にも「老人の一票」という題で、老人党について書きました。全国の医師の間に広く読まれている雑誌です。これまで医師会は、自民党の支持者が圧倒的多数を占めてきた団体ですが、ここでも変動が起きているようです。
    次の日曜日、八月二日の東京新聞に、老人党は今、というような題で、大きくインタビュー記事が載ります。老人党発足当時、この新聞は、われわれを大きく取り上げてくれましたが、当時の責任者は、二年半アメリカに転勤となり、特派員としてオバマの選挙に密着取材していました。最近日本に帰任され、再び老人党を追跡してくれることになりました。

    さて、ここからが、本題です。

    題は「民主党よ、焦るな」としましょう。
    民主党はマニフェストを発表しましたが、このマニフェストを読んで、「鳩山よ、民主党よ、焦るな」と声をかけたくなりました。そんなにばら撒かなければ、勝てないと思っているのか。待っているだけで、熟した果実が落ちるように、政権は民主党の手に落ちてくるのに。このマニフェストは、票欲しさに、ばら撒きの約束をしすぎています。有権者は、もう少し賢くなっています。このマニフェストなど、あってもなくても、民主党に投票します。有権者は民主党支持者としてではなく、この辺で政権交代させ、霞ヶ関のアカを落とさせようと考えています。つまり、キングメーカーとして投票するのです。今こそ自分たちの意志で、選挙で政権を選択できるのだ、という充実感をもって投票するのです。
    高校教育を無償にするなどという約束は、ばら撒きです。麻生と同じことではないですか。勉強する気持ちの強い子どもで、家が貧しい人を、授業料を免除するというのは分かります。資産家や政治家や高級官僚の息子や娘まで、無償にすることはありません。親が、塾通いに、高いお金を、払っている子どもたちの授業料を無償にする必要はありません。限りある税金を、無駄に使うことはない。全員にばら撒くより、援助を集中することがのぞましい。同じ予算なら、本当に援助して喜ばれる人たちに、十分な額が行き渡るようにするべきです。「もらわねば損」という考え方より、余裕のある人が困っている人を助ける、助け合い、相互扶助の精神で、少ない予算をやりくりする。これでこそ、日本に住んでいてよかったということになります。愛国心なんて説教しないでも、自然にこの国への愛情がわきます。困ったときに助けてくれる、人への連帯感としてです。
    年金も基礎年金をちょっぴり上げるだけでは意味がありません。ここにも相互扶助の哲学が感じられません。人をまとめていく原理としての哲学が、助け合いです。これまで競争して、格差社会を生んだのだから、別の方向に舵を切ろう。有権者のその気持ちが分からないなら、民主党は、その点で、まだ成長しなければならないでしょう。
    老人党の有権者は、美味しい約束を待っているのではありません。もう少し政治的に成熟しています。他の有権者は、小泉登場のとき、英雄待望のような気持ちで、投票したかもしれません。しかし、今では、英雄待望のような気分で、自民党に絶対多数を与え、日本を格差社会にしてしまったことを悔いているでしょう。その人たちも、反省して、ちょっぴり政治的に成熟しているはずです。
    民主党よ、老人党のこうした意見に、耳を傾ける余裕をもてますか。焦る必要はないのです。

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