老人党メルマガ(290)

6:老人党メルマガ(294)
北極星 10/25 09:56
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roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(294)  ::: 2009/10/25
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【7490】エコカーの走行音 静かなのは問題か pierre
【7521】Re: 民主党政権へ キタキツネ
【7520】リーマンの取締役と公務員の感覚*藤井大臣殿 e-seigi
【読者投稿】岡田克也外務大臣殿 鍋谷 浩吉
【7528】Re: 哀しいですね。 うたかた(泡沫)
【7457】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ イワオ
【7474】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ タミゾール
【7518】まとめレスにて失礼します かっくるなかしま
【7519】Re: まとめレスにて失礼します タミゾール
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【7490】エコカーの走行音 静かなのは問題か pierre 2009-10-21 17:15

エコカーはエンジン音がしないため事故の原因になりかねないと、その本格普及に備えて、国連が今春から国際基準の検討に乗り出したほか、国内メーカーも走行時に音を発生させる装置の開発を始めているという。
(『世界環境ニュース』http://ecoearth.seesaa.net/article/121024588.html 2009.06.07.)

しかし、この話は一見もっとものようではあるが、よく考えると大変おかしな話である。そもそもエンジン音は騒音に過ぎず、それがエコカーの普及によって静かになるというのは大変結構な話のではないのだろうか。

エンジン音がないため事故が起きるとすれば、それは歩・車道が分離していない狭い道路など、車が本来の車道以外を走行する場合が多いに違いない。しかし、そういう場合、車は歩行者などを見かけたら直ぐに停車できるように徐行すればいいのである。
実際はこの原則を守らないドライバーがいることが問題なのだろう。

しかしだからと言って、たとえ「優しい音」であろうと、どの車も「音」を出しながら走るというのは、明らかに本末転倒である。一方、自転車も走行音はほとんど出ない。しかもわが国では自転車は、実態的に、ほとんど歩道を走っている。

にもかかわらず、音が出ないから、わざわざ「音を発生させる」などと言う話は聞かない。
自転車ってスピードを出していれば、事故で死に至る可能性は十分だ。自転車については何も言わず、どうして車だけを問題にするのだろうか。

「道」というのは、そもそも最初は人間が歩くためにできたものだ。そう考えると、歩車道が分離していない狭い道路は、そのほとんどが車のためではなく人のためのものだったに違いない。
こういう道路では、本来、車は人の歩行を妨げてはならないはずである。

歩車道分離のない道路を、全面的に歩行者優先にすれば、走行音のない車にたとえ視覚障害者が遭遇しようと、事故に巻き込まれる可能性は限りなく減少するだろう。
道路交通法第71条には運転者の義務についてくどくど書かれているが、現状、こういう道路ですべての歩行者が優先されるわけではない。

関係者の間では「オルゴールのような優しい音を出して走る案などがある」という話もあるというがが、通る車が皆そんな音を出して走ったら、それは「優しい音」などではなく騒音なってしまうだろう。

エコカーがいずれは車の主流になるだろう。そういう歴史的な変革期なのだから、歩車道が分離しない道路の走行ルールを含めて、車の走り方自体を抜本的に見直すべきなのである。せっかく静かになった車が、わざわざ音を出して走るなどと愚かなことを考えるより、こちらが先ではないか。
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【7521】Re: 民主党政権へ キタキツネ 2009-10-23 10:30

紅遊詞さんというのは、もしかして、以前アク禁を喰らった方ですか? なつかしいお名前を拝見したものだから、冬籠りにはまだあったかいのでノコノコ出てきました。

僕も生活保護の不正受給をしてパチンコしている暴力団を何人も見たことがありますよ。
医師と社会保険労務士と患者がぐるになって障害者手帳を不正取得した事件も知っているし。
また、暴力団夫婦が生活保護を食い物にし、介護タクシーの会社と結託してタクシー代を騙し取った事件もあった。(みんな北海道なんだよな。恥かしい事に…)

こういう悪い連中は確かにいることは認める。福祉を食い物にする悪い奴がね。
でも一方では、明日喰う米もないくらいの困窮者も現実にいるんでさ。
味噌もクソも一緒にしてはいけないと思うんだ。

僕も病院にいたとき、申請のお手伝いをした経験があるんだけど、窓口担当者は実にいい加減だよ。暴力団のような強面や声の大きいヤツには甘くて(というよりぺこぺこしてやがんの)、本当に困っている弱いものには鬼の首でもとったように威張りくさるんだ。
(生活保護を減らすノルマのせいか)

母子家庭で生活保護を受けずに頑張っている人の姿をみると頭が下がる。偉い。立派だ。
だけどそうしたいけど、事情があって働けない人も実際いるんだ。
本当に困っている人が貰うのは何の問題もないと思うが。

貰わずに頑張っている人も、「いよいよ無理なときは生活保護をいただけるから、もう少し元気を出して頑張ってみよう」と思えるし、明日に希望も見えると思いませんか?
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【7520】リーマンの取締役と公務員の感覚*藤井大臣殿 e-seigi 2009-10-23 10:30

藤井財務大臣殿
細川、羽田内閣で大蔵大臣を担当されていたころから、その政策には疑問を抱いておりました。
宮沢、橋本以来の政策が、今の日本の不況の最大原因ですが、以後の貴殿の政策にも回復の遅れの原因があるからです。

今回は党も変わり新内閣で積極的に・・・とは期待しましたが、3兆円や4兆円の削減は簡単と発言していながら。3兆円に届かなかったように発言は狂っています。
今回の母子加算復活のときも、長妻大臣と対立し総理仲介で復活しましたが、何か財務省の代表代理者と厚労省の対立を見るように感じました。

最後に「社会保障の美名のもとに、無駄がないとは言えない」と、妙な発言をしていたのでなおさらです。社会保障とか生活保障が民主党の最大の目的ではありませんか。

無駄と言えば、まず第一になすべきは公務員の人件費の削減ですよ。
財務省の職員などの給与をそのままにして、母子加算とか高齢者の医療等を即刻改善できなければ、自民党と識別できませんよ。

金融破たんを引き起こしながら、高額の賃金やボーナスをそのままにしていた、リーマンの役員と同じではなりません。国の予算の大半は公務員の人件費ですよ。まずそこから削減すべきです。

これが心にしみるほどに感じなければ、政治家は引退すべきです。
財務省に取り込まれては、晩節を汚すものですよ。
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【読者投稿】岡田克也外務大臣殿 鍋谷 浩吉 09/10/24 22:33
 
24日の新聞報道によると、民主党は、米軍再編に伴う、沖縄・普天間飛行場の移設先を、原案通り、名護市・辺野古に決めた由。沖縄県民・国民の「期待」を背負って登場した民主党が、旧来以前たる選択をしたことに対し、満腔の怒りをもって弾劾しなければならない。

政権をとる前は、きれいごとを言っていたが、結局は元のもくあみではないか。
「抵抗」したのはポーズだけで、結局は、米国の「圧力」に負けたことになる。
 
しかし、来年は、沖縄県知事選、名護市長選もある。我々としては、何とかこれで逆転したいところだ。さもないと、「軍事」のために、辺野古の貴重なサンゴ、ジュゴンが窒息してしまうことになる。

「辺野古・違法アセス訴訟原告」本州有志一同
<追伸>
明日の「参議院・神奈川補欠選挙の投票」は、白票で抗議するものである。
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【7528】Re: 哀しいですね。 うたかた(泡沫)  2009-10-23 22:05:35

生活保護受給者も、生活保護を受けずに頑張って見える人も同じ弱者だと思います、ある人は、病気になって生きるためやむを得ず生活保護を受けましたが、快復して働き始め生活保護を返上しました。生活保護を受けるにあたって自治体の窓口に何度も足を運び「プライドが磨り減った」と憤っていました。生活保護受給者も世間が狭いのです。

助け合って生きるべき人たちが諍いあう。井上光晴の小説『地の群れ』を彷彿させるではありませんか。現総理の「華麗なる一族」はどうですか?使っても使っても使い切れない資産がある。彼らに弱者の哀しみや、苦しさが理解できるとは到底考えられません。

貧困の中に打ち捨てられている我々がいるから、鳩山一族を含むブルジョワジーたちが、王侯貴族のような華麗なる生活を享受できるのだと思います。哀しい争いはやめていただけませんか。そのエネルギーを、弱者に塗炭の苦しみを嘗めさせて、高笑いしている彼らに向けたいと思うのです。
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【7457】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ イワオ 2009-10-18 22:48
 ▼タミゾールさん:

>そして、イワオさんが実際に学校に無理難題要求をしたとも言っていません。

それは失礼しました。このスレの書き方なら、モンスターペアレントと同じではないかとおしゃったように誤解したものですから。

>その上で、「大学のスタッフを総入れ替えしろ」、

いくら何でも全部取り替えとは思っていません。三分の一くらいでいかがでしょう。

>とか、「学校は温室であるから世間のことを知らないからだめだ」、という主張が無理難題要求
>(いちゃもん)なのだと言っているのです。

これは本当にそうだと思います。でも内部の方に要求するのは酷かもしれません。教育のシステム変更と同時に外の風を何割か入れ込む方法がいいのかもしれません。

>御子息が同業にならなかったこと、毎日の仕事の激しいしんどさが上記のような外部の世界への激しい言葉になってきているのだと思います。

ここは違いますよ。無職ですが、毎日ほんわかしております。今は何とかなりますので。
基本的に私遊び大好き、仕事二の次でしたし、いまもそうですし。
子供自営業でなくて一安心です。年収マイナス一千万なんて事勤めていればあり得ませんので。
NHK大嫌いですが、もし子供がNHKに入社したら大喜びします。そんな人ですよ。私は。

>教員にそれなりのペイが・・・と言われますが、日常的なサービス残業が常態化し、過重労働が当然視されていることをいかが思われるでしょうか。

もし瞬時にタミゾールさんと私が立場が3年間変わったとしたらまず過重労働もそうは感じないと思います。とにかく2,3ヶ月は決まったペイメントが入ってくるのですから。何でもOKですよ。
しかも、時給1000円前後と言うことはまずないでしょ。だいたい私ら派遣の下限はこれくらい、交通費なしのことも多し。これから下は、コンビニや郵便局のパート870円くらい。

>ゆとりのない生活で、よい教育ができるでしょうか。他の先進諸国と比較されたい。
>平均的がどの程度かはわかりませんが、多くは共働きでやっとこさ、自分の子供の世話もできないなんてことも大いにあります。

私はたまたまブイブイ言ってたときがありました。金は回し回しでしたが。
回ってましたから、10年以上。結婚も子供も出来ました。
時給1000 円で交通費なしだと。共働きの相手さえ見つからない子供作るなど夢のまた夢のレベルなんですよ今は。今の派遣の若いのかわいそう通り越して悲惨。

その代わりすべてあきらめれば期待されない、居ても居なくとも変わらない透明人間ですからある意味気は楽です。日本では生きていくだけなら問題なくできますから。病気などにならなければ。

タミゾールさんと私の話している生活レベルが全然違うのがわかりませんか。私ら苦痛受容体があるとするならすり減って居ますから、ぽっくり逝くまで苦痛ほとんどありません。
ひどい場合病気にさえなれない、免疫機構がほとんど許容度無いので、歩き回れるか、ぽっくり倒れるかどちらか。

教員は私らのように、苦痛受容体が十分ではないが適度に、免疫機構は数倍あると思いますよ。
その分苦痛は大変だと思いますが。そのあたりの苦痛のことをタミゾールさんおっしゃっておられると思います。それはそれで自分の限界の苦痛が長引くのでこれもやですね。

>それでも、それなりの「敬意」が社会にあれば、やる気も出るのです。

敬意は自分で勝ち取るものです。文科省が先生を敬えと言っても、問題解決にはなりません。
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【7474】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ タミゾール 2009-10-19 17:34
 一つ実例を。

昔のデータですが、いまでもあまり変わらないと思います。教員が部活動で土日に練習や試合で生徒を引率等をした時の報酬は、1日1250円(半日750円)でした。1時間ではありませんよ。
けがやトラブルが起これば責任問題になる状況で、この報酬です。

ジュースでもおごれば、完全に赤字。交通費も込みです。
「好きでやっとるんだろう」と思うでしょうが、好きな人もいるけどそうでない人も、保護者や生徒のために、無理無理やっている場合も多いのです。

これでは、翌日くたくた。授業の準備どころではないですし、家族サービスもできません。
要するに、さまざまな力学の中で、奉仕活動を余儀なくされている。

「温室」について。
近代学校制度は、近代家族の成立と産業社会の成立の中で、学校に子どもを隔離する中で成立したものです。したがって、温室で当たり前なのです。

その温室で、ややもすれば、ゴロツキや社会的不安につながりかねない、若者を世話しているから、治安が維持されているわけです。
子どもにとっても、何とか学校で面倒見てもらい、卒業免状をもらうことで、社会的弱者に転落せずに済むのです。このような、コストをどう考えますか。

インフルエンザ騒ぎで数週間学校が休校になるだけでも、働きに出られない母親が困り、繁華街での若者の様子に注意がいったわけです。おかしな学校・教師がいることは否定しませんが、社会的装置としての学校や教師の地道な支えがあって何とかかんとかなっていること多いのです。

必要悪かもしれませんが、この装置をより良くするような目が社会に必要なのではありませんか。私もしょせん温室育ちですが、温室からしか見えない風景もあるのではないでしょうか。

そして、「教員としての資質」って何ですか。スーパーマンじゃあるまいし。
授業がしっかりでき、それなりの生徒指導その他ができればまず良しでないの?
あまりにも、教員に過剰な要求をすることがおかしいんじゃないですか。
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【7518】まとめレスにて失礼します かっくるなかしま 2009-10-23 9:56
▼Gokaさん:おはようございます。

>>ずばり、「愛」。

>それは私流の解釈だと、対象者が幸せに存在し続けることを願う気持ち、となります。
>従って、生徒が幸せな大人になるように教師は願ってあげなければならない。
>だからそう思う強い信念があれば自分を見失うようなことは少ないかもしれないですね。

同意です。阿吽っぽく、意思疎通、とれてます(^^その気持ちが「行動」に現れたとき、「誰のためにそれをしている(した)のか」、が問われるんだろうと。

(自分のため、「生徒のため」、誰のため、… そこでの濃淡)
(ビンタするにせよ、君が代唄わないにせよ、なんにせよそこが)

>>教え子から慕われているあの姿を見ると、あ〜、その幸せはおれには得られない幸せなんだと。
>そのかわり、女性から慕われるのは負けないぞ、ってかも。 うらやまし。

う〜ん、ちと深読みかも(^^慕われたいとは切望していますが(^^;;

>・・・でした。

ありがとうございました。

▼タミゾールさん:おはようございます。

>「愛」ですか。教育は、ロマンチックな、べき論(当為論)に陥りやすいので、気をつけないと。

それはいえますね。(結果がでるまでの時間の長さや、原因と結果の関係の複雑さから、
「なる論」(予測・予想)での検証にかけにくいと思われるので)

>管理教育も生徒を護りたいというおせっかいな「愛」が背景にありました。
>「教育的配慮」という愛情に満ちた万能の言葉で、信じられないこともおこなわれました。
>「愛」があろうとなかろうと良質な教育があればよいとさえいえます。
>極論でいえば、戸塚ヨットスクールも生徒を何とかしたいという「愛」が、多くの事故を起こしました。

これら(↑)については、

「愛」
気持ち:対象者が幸せに存在し続けることを願う   (byGokaiさん)
行動 :誰のためにそれをしている(した)のか     (byおれ)
と捉えるなら、

それらは、
生徒の幸せため、 というより、

役所のため、上司のため、親(の希望)のため、自分(の信念)のため、…
に傾いた愛、な感じですね。   (偏愛)

>にもかかわらず、私は「愛」は重要な要素だと考えており、自己矛盾しています。

私は、「愛」は重要な要素だと考えているにもかかわらず、それは私には足りていない、ってところです。

>これまでの議論の中から、結局、いろいろ意見をいっても、「自分が教育の世界にいこう」となかなかならないのは、やはり、けっこう厄介な世界だと予感しているからではないのでしょうか。つまり、社会から囲い込まれた世界ではあるが、「温室」ではなさそうだということですね。ですので、少し理解する努力をお願いしたい。

ちょいと考え方の相違するところかな〜。思うに、世の中のほとんどの親というのは、自分の子供を育てるということをもって、教育の現場にある(あった)わけですから。 職業としての教職を選択せず、いきなり状況に放り込まれてしまう。

教育の世界にいこうとしないのは、
それは、既に、己の世界(職分)というものがあって、それを基盤に生活しているからですよ。

たいして知りもせず、口を出している(くる)とすればそれは、
人が育つことで世の中が出来上がっている、その世の中は世代をまたいで連続している、
であるから、
自分が学校を通じて教育を受けるという課程を終えたとはいえ、教育というものが大切であると、
みなが直観しているからじゃないでしょうか。

>資質については、佐藤学は職人的要素と総合的専門性をあげていますが、教師一人一人が経験の中から作り上げていくものだと思います。初めから、先天的に向き不向きがあるかのような硬直的な考え方こそおかしいのではないでしょうか。

なるほど。
職人的要素と総合的専門性は、私の見るところでは、
あらゆる職業における「プロ」として必要な資質というか、「要件」となります。
ヒトには、環境に対して適応してゆく能力(柔軟性or高い自由度)というものが、備わっているから、
先天的な向き不向きがあっても、それを学習能力によってカバーしうる、
そういう見方ですね、自分の場合。
ただし、「差は出る」と思うし、 
(野球「バカ」じゃない、イチローというものをイメージできないし)
「性格と嗜好」という素因は、大きく働くと自分は観ています。
(平たく言えば、何を対象に満足感=幸福、を得るかの、個体差)

>話題は飛んで、高速道路の無料化は、交通事故が激減するという説があります。社会実験すべきですね。
>教育の世界でも、個人的資質の議論より、急激なものは考えものですが、教育現場の声を参考に、社会的にチャレンジすることはあると思います。

機会がありましたら、今の教育の現場でどうのようなアプローチがなされようとしているのか、いずれお聞かせください。

では。
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【7519】Re: まとめレスにて失礼します タミゾール 2009-10-23 10:23
 前向きな議論ありがとうございます。

まず、現近の問題としては、教育改革という名の下での様々な諸改革に翻弄されて、かえって教育現場が多忙化し、混乱し、さまざまな文書作成に先生方がコンピュータの前を離れられないということがあるようです。

前政権の下で、やらせのタウンミーティングという、「非教育的」な言論統制のもとでの教育基本法改悪(前の教基法もベストとは思っていませんが)、先生の資質云々しておこなった教育再生会議のボスだった、あべ首相が最も政治家の資質に欠けていた、というわらえない話、などなど・・・教育再生会議のメンバーも???

そうはいっても、泣き言ばかり言ってもしょうがない。
最近の動きとしては、何度も名前を出す佐藤学が提唱する「学びの共同体」の動きは大きな運動として注目すべきです。

一斉授業を否定し、グループ学習を主体とした新しい試みとして小学校を中心として大きな成果を出しています。中等・高等教育での成果には私は疑問を持っていますが。高校では京都の公立校で行っている、研究をさせることで、学力・興味関心を広げるという試みも参考になります。

また、教育社会学者たちが、実証分析をもとにして、底辺校やしんどい地域で学力面を中心に分析している頑張っている学校の取り組みにも学ぶ点が大きいです。
教育学の分野では、今まで信じられてきた近代教育原理そのものを疑いつつ今後の教育を根底的に考え直していこうという知的な冒険も始まっています。

残念ながら、こうした動向は一部の人々に共有さえている認識で、広げていかなければならないと考えます。民主党の文教チームもどの程度理解があるかは疑問です。教育委員会のドラスティックな解体論など危惧を覚えます。

いずれにしても、成功している教育改革の例では、ほぼ間違いなく、地域社会との連携がかかせないようです。デューイのめざした、社会の中の学校という点でも考慮すべきでしょう。
私見では、学校のスリム化も一つの方法ですが、伝統的・歴史的に日本の学校文化に根付いた特別活動は無視できないと思います。

かっくるさんが言うように、みな自分や子どもの受けた教育を思い返しながら、考えていくというのは当然ですね。なださんの本にも『ふりかえりふりかえりつつ子を育て』というような本があったと思います。このような自分の経験とともに、現状を知るための知識を幅広く読んでいけばいいのではないでしょうか。
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