老人党メルマガ(290)

9:老人党メルマガ(297)
北極星 11/14 08:20
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(297)  ::: 2009/11/14
       老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
☆個別の送信で改行無視の送信となる場合があります。原因解明を急いでおりますのでお許しください。(北極星)
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【7728】素朴な疑問(はてな?)の所在... J.J.McCIII
【7732】プロジェクトの収支(採算)を重視... かっくるなかしま
【7710】文化の日に想う みじゅくもの
【7712】文化の日に想う タミゾール
【7725】文化の日に想う 柳沢のタンタン
【7729】文化の日に想う H.KAWAI
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【7728】Re: 素朴な疑問(はてな?)の所在... J.J.McCIII 2009-11-12 8:59
▼かっくるなかしまさん:おはようございます。

小生の文才で、”です。ます。”調で書くと、実に慇懃無礼、イヤミったらしい文章になる。
よって 今回も失礼ながら・・・・・

>>エネルギー論的には、
>>A:この装置の製造、稼動、廃棄までに要する太陽光以外の総エネルギー
>>B:この装置が、その一生において生産する電気エネルギーの総和
>>として、A<Bが必要十分条件。やらねば損々。
>>原料がタダなのだから、変換効率を論じる必要は無い。
>
>A≒0、だと全くその通りですが、A=ある値、ですから、
>A<Bとするには、装置が一定期間動いてもらわないと困るし、
>設備投資(=Aに要する費用)を回収するには、
>寿命の期間内に効率的に装置が動いたほうがよいので、変換効率は高いほうがいいですよ。

お題は”素朴な疑問”だ。
小生、太陽電池のエネルギー収支だけを論じている。
要するに、A<Bの検証が重要と言いたいのだ。
この場合、A、Bの単位は仕事量(kWh)となる。\や$ではない。

なお、変換効率は絶対条件ではない。
生成電力量Bが設備投資に必要な電力量Aより大きければよいのだ。
勝率よりも得失点差が問題になるのだ。何年稼げるかが問題なのだ。
経済的課題や、晴れた昼間しか稼動できない、といった問題は次のステップと思うが如何?

p.s.
>説明・補足を一区切りつけたんで、自分の言葉で参ります。

ぜひ そう願いたい。URLの貼り付けは、単なる裏づけにとどめるべき。
さもなきゃ、貴兄との会話が成り立たない。URLの主と話さにゃならなくなる。
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【7732】Re: プロジェクトの収支(採算)を重視... かっくるなかしま 2009-11-12 12:26(編集)
▼J.J.McCIII さん:こんにちは。

>お題は”素朴な疑問”だ。 小生、太陽電池のエネルギー収支だけを論じている。・・・★1

了解です。

>要するに、A < B の検証が重要と言いたいのだ。
>この場合、A、Bの単位は仕事量(kWh)となる。¥や$ではない。

これも了解です。

>なお、変換効率は絶対条件ではない。生成電力量Bが設備投資に必要な電力量Aより大きければよいのだ。勝率よりも得失点差が問題になるのだ。何年稼げるかが問題なのだ。

これも了解です。

>経済的課題や、晴れた昼間しか稼動できない、といった問題は次のステップと思うが如何? ・・・★2

これも了解です。

で、★1の視点に立つものと、★2の視点に立つものとの間における「意思疎通」のギャップ、

そこを説明・補足してきたつもりなんだが十分ではなかった、ということになるのでしょう。
自分の考え方は、こうです。

Q1 エネルギー収支が合う、として、進めるのか止めるのか。
Q2 エネルギー収支が合わない、として、進めるのかやめるのか。

標準的なありうる答えとしては、
A1 収支が合うから、当然、進める。
A2 収支が合わないから、当然、止める。

私の答えは、
A1 もとの原理的なところで、収支が合っていても、それをプロジェクトにした時に、収支は変ってくる。プロジェクトの収支が合うなら進める、合わないなら止める。

Q2 収支が合わないものは、原則止め、であるが、収支が合わなくとも、それを実行する大きなメリットが他にあるのなら、敢えて、それをする。
(例えば、発電のプロジェクト。明らかにロスが生じていても、電気に変換するメリットが大きいから、エネルギー収支が合わなくとも、それをしている。そして、プロジェクトとしての収支は、といえば、それは合っている)

つまり、「プロジェクトとしての採算(\や$)が合うなら進めるし、合わないなら止める」、
という考え方です。
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【7732】Re:プロジェクトの収支(採算)を重視... かっくるなかしま (編集)2009-11-12 2:49
▼J.J.McCIII さん:こんにちは。

>お題は”素朴な疑問”だ。
>小生、太陽電池のエネルギー収支だけを論じている。・・・★1

了解です。

>要するに、A<Bの検証が重要と言いたいのだ。
>この場合、A、Bの単位は仕事量(kWh)となる。
>\や$ではない。

これも了解です。

>なお、変換効率は絶対条件ではない。生成電力量Bが設備投資に必要な電力量Aより大きければよいのだ。勝率よりも得失点差が問題になるのだ。何年稼げるかが問題なのだ。

これも了解です。

>経済的課題や、晴れた昼間しか稼動できない、といった問題は次のステップと思うが如何? ・・・★2

これも了解です。

で、★1の視点に立つものと、★2の視点に立つものとの間における、「意思疎通」のギャップ、

そこを、説明・補足してきたつもりなんだが、
十分ではなかった、ということになるのでしょう。

自分の考え方は、こうです。

Q1 エネルギー収支が合う、として、進めるのか止めるのか。

Q2 エネルギー収支が合わない、として、進めるのか止めるのか。

標準的なありうる答えとしては、

A1 収支が合うから、当然、進める。

A2 収支が合わないから、当然、止める。

私の答えは、

A1’ もとの原理的なところで、収支が合っていても、それをプロジェクトにした時に、収支は変ってくる。プロジェクトの収支が合うなら進める、合わないなら止める。

(太陽光発電であるならば、作り出した電気で何をするか、どう使うのかで、プロジェクトの中身が変ってくる、すると「プロジェクトの収支」が変ってくる)

A2’ 収支が合わないものは、原則止め、であるが、収支が合わなくとも、それを実行する大きなメリットが他にあるのなら、敢えて、それをする。

(例えば、発電のプロジェクト。明らかにロスが生じていても、電気に変換するメリットが大きいから、エネルギー収支が合わなくとも、それをしている。そして、プロジェクトとしての収支は、といえば、それは合っている)

つまり、
「プロジェクトとしての採算(¥や$)が合うなら進めるし、合わないなら止める」、
という考え方です。
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【7710】Re: 文化の日に想う みじゅくもの 2009-11-10 23:17
 ▼タミゾールさん:造詣のほど感服しております。

>社会の「下部構造」が経済ではなく人間性だとすれば、この問題を考えざるを得ない。哲学や教育学などの人文科学の意味もここにあろう。

お話の通りだと思うのですが、私自身文系でありながら人文科学を学びきれていないというか、人の幸せ(感)と人文科学とがどのような関係になるのか良くわかっておりません。

>大原孫三郎が、社会問題に関する研究所を作ったように、いきずまった現状を打開するためには長期の研究は欠かせない。一見全く社会の役に立たないような浮世離れした研究にも目を向けるべきでしょう。

大原一族については「倉敷」との連想がある程度ですが、いずれ、機会をみて時間をとってみたいと思います。

>膨大な研究費を擁する自然科学の分野(カミオカンデを考えてみよう)、主に人件費と研究室とコンピュータと図書で済む人文社会科学は投資としてもたいしたものではない。自前の哲学・思想を日本社会が世界に発信する(50年計画ぐらいで)ぐらいの目標をもって行ってもいいのではないか。

カミオカンデンについてもニュートリノ・ノーベル賞を連想する程度ですが、ここでは、莫大な費用、との関連として理解させていただきます。

>例えば、一部でバカロレアの様な考えさせる入試を導入する、

バカロレア資格なる言葉もあったように記憶しておりますが、実態やその意義についてはあまり知るところではありませんので、いずれの機会にと思っております。

>世界的な交流を推進するために、外国の若手研究者を日本語の著作の翻訳をするためにも大量に呼ぶなどの諸策が考えられよう。エコール・ノルマール・シュペリユール(フランスの高等師範学校)のように、将来の世界的な学者候補を高等学校の教師として派遣するなどもいい。オーバー・ドクター問題の解消にも役立つ。専門研究場

>を作ってもいい。そして、こうした問題を一般市民にも、縮約しつつも本質を変容しないで提供する機関を作る。

ここに示されていることは、いずれも、当を得たものと考えますが、私にある不安としては、
人類にとって、物欲は麻薬のようなものではないかと言うことです。唯物的考え方の実践は、結局、地球環境の破壊であるとすれば、人間が、いかにして、そこから解放されるのか。

「智欲」なる言葉はあるのかさえも確認しておりませんが、智欲とでも呼ぶべきものが物欲を制する日が来るのかどうか。麻薬は怖い。伊那谷に老子を語る方が居られるようですが・・・
社会科学的に考案されるシステムは、つまるところ、個々人が持つ欲望(我欲)の制御を目指すことになるように思うところです。

とは申しましても、お話にありますご提案は、我々が「国際社会において、名誉ある地位を占めたい」と宣言する憲法を持つ国の国民として抱くべき究極的目標の一つであることは間違いのないところだとは考えております。
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【7712】Re: 文化の日に想う タミゾール 2009-11-11 8:56

過分なお言葉ありがとうございます。
近年とみに物欲が減退し、必要最小限のもので十分に生きています。まさに、老荘思想の「タオ」に近づいておるのかも。日本で「清貧の思想」や「タオの道」が根強い人気があるのもう分ります。

しかし、同時に皆が私のようになったら、資本主義は減退してしまう。欲望を刺激し無駄遣いしないと回っていかない資本主義の矛盾ですね。昔、小学校の恩師が教えてくれた話です。「パイロットだったが、優れた製品(万年筆)を作ったために買い替えるものがいなくて、会社が倒産した」という話を聞きました。

この話で、資本主義の矛盾を深く認識しました。一方で道徳の時間に「物を大切に」というのですから。イギリス病の一つの原因だったようです。また、このようにきらう近代文明の欲望の産物を愛することも否定できません。コンビニも使うし、電機やコンピュータ、ウオシュレットにウォームレット、お湯の自由に出る温水器、最高です。

つまり、ルソーもヴォルテールも同時に愛するような矛盾です。
それにしても、無機質で軽薄な日本社会に幻滅していることも事実です。昨日、ちらっと見たウイーンの情景を見て、いいよなあなんて思います。アジア蔑視の雰囲気(昨日も売店のおやじが馬鹿にした口調で「ニーハオ」とレポーターに声をかけていた。

いひ・びーん・やっぱんぐらい言っていやればよかった)、貴族的な右翼的ないやらしさはありますが。それでも、いわゆる郊外のバイパス沿いのどこでもない、星新一の小説のP市でもいいような、同じような店と膨大な醜悪な看板を見て、全部ぶち壊したくなる。こんなものを許している美観でわれわれがあるはずはないのに。

池田晶子さんの著作を読むと、彼女自身が「文化資本」に恵まれていたという自覚の欠如に鼻白みつつも、女性の中にも現実離れした高等遊民が生まれ、女性の鉄道マニアも堂々と登場したことを見るにつけ、これからは男性よりも女性に期待したい。
 
▼*KAWAIさん:おひさしぶりです。同調ありがとうございます。
なださんの『権威と権力』でも同じような主張があったように思いますね。優れた人物に賞を与えることによって、賞そのもの権威を高めるというやつですね。きっかけとしての、学芸の賞はあってもいいと思いますが、賞そのものの価値づけはまた別の角度で必要ですね。

ノーベル賞以外にフィールズ賞(数学)も注目されていますが。人文社会科学の分野では、やはり、評価は別の方法がいいのでしょうね。評論家の意味もここにある。
自然科学の連中の政治音痴は避けたいですね。筑波大学をみればわかります。百害あって一利なしと言いますか、幼稚な社会性しかない科学的天才・秀才は困りものです。
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【7725】Re: 文化の日に想う 柳沢のタンタン 2009-11-11 22:33
田舎の爺の心配。

鳩山さん 日本の国を本当に改革してよい国にするには現在の報道を見ていると中々困難のようです。目的が政権をとることでなくこの国の改革をすることに全力を挙げることであれば、先ず政党助成金の問題を取り上げなければいけないでしょう。

代議士の削減の提案も聞かれないようですし、また代議士の年金のことも聞かれないようです。本当に国のことを思うなら、頭数が多くなったとしても皆さん国民の同意を得るには自分達の身の周りの改革を優先することが先決ではないでしょうか。

田舎の爺が何をいうかということでしょうが、そういうことで初めて公益法人の整理統合とか、補助金の廃止ができるのではないでしょうか。公務員の整理や省庁の整理統合、予算の削減等も見本を示すことが一番先にくるべきでしょう。

それにしては、老人から見ていると、大変甘いように見えます。このような形ではパーキンソンの法則から抜け出すことは大変困難であろうと推察いたします。
大英断で、国の大掃除をすると国民に約束されたのですから、官僚のための国政から、あるいは政治家のための国政から脱却することが一番の命題ではないでしょうか。

それには第一に民主党内部あるいは国会の議員改革をやってから皆さんの同意を得れば反対の人も我慢せざるをえなくなるのではないでしょうか。
景気を良くするには、物が売れるようにすること以外ないです。
物が売れると言うことは、低所得者が無くなるということ以外ありえません。

国の財政以前の問題でしょう。年収350万円、月の手取り額23〜4万円以下の人が国民の50%といわれている状態では景気は良くなりません。日銀の無責任な報告など、信じている人は多分いないでしょう。

いかにしてこの低所得者をカバーするか日本の国政のあり方が現在問れていて、皆注目している所でしょう。格差社会からの脱却するノーハウは民主党の命題です。多分福祉政策の充実以外はないというところでしょう。それには予算を恐れてはできないことでしょう。

国の大きな責務は所得の再配分の機能があるか、ないかという事にも皆さん注目している所でもあります。
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【7729】Re: 文化の日に想う H.KAWAI 2009-11-12 9:14
▼柳沢のタンタンさん:お早うございます。

○政党助成金ってのは一番いけませんねえ。まさしくお手盛りじゃありませんか。それで「無駄遣いをなくす。」なんて言っても説得力ありませんよね。

○国会議員を80名減らすって「マニフェスト」に書いてありましたね。あれこれと忙しいのでまだ手が付けられないんじゃないでしょうか。いずれ出してくるんじゃありませんか。

○国家公務員の削減もやるでしょう。農民も漁民も減っているみたいですから農林水産省は廃止できるでしょうし、ダムはこれ以上作らないそうですから水資源開発機構は廃止できますし、関税を無くせば税関も廃止できますし。

○経済は今後とも見込み薄だと思います。製造業は全部中国に取られるでしょう。日本には観光しか残らないって前原さんも言ってましたよね。

○貧乏人は減りませんね。外国人労働者が増えて賃金水準を低く保つことができますから。
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