老人党メルマガ(360)

2:Re: 老人党メルマガ(361・前半)
 01/30 09:55
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(361) ::: 2011/1/30
        老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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【読者投稿】もう暫く民主党の様子を見よう     yajirou sina
【13291】政治に試行錯誤は許されないのか      団塊党
【13352】消費税の増税率と時期は野党に相談だと   Gokai
【13360】Re:シナリオの推理  かっくるなかしま
【13329】政党助成金    アンクル サム
【13322】Re:最近の民主党たたきには辟易いたします  みじゅくもの
【13331】Re:最近の民主党たたきには辟易いたします  usagi65
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【13382】Re:かえるさんの独白:幼保一元化 H.KAWAI
【13385】Re:かえるさんの独白:幼保一元化 usagi65
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【読者投稿】もう暫く民主党の様子を見よう yajirou sina 11/1/26 17:20

久々の投稿です。マスコミの報道では民主党政権の迷走に批判が高まっています。
期待に反する状況であることは確かで、自民党は解散総選挙を要求していますが、自民党の阿部、福田、麻生内閣当時のような国民からの解散総選挙を求める声はあまり聞こえない気がします。その当時は未知数ではあっても民主党という受け皿が期待できたけれど、今総選挙となったら受け皿が無いからでしょう。

野党となった自民党に一向に体質改善も見られず、自民党の分派としか思えない少数新党は勿論、公明、民社、共産などの既成政党にも今一つ期待できない状況では、解散総選挙の結果は今より一層の混乱しか予想できません。
考えてみれば、民主党政権の代わって未だ日が浅いのです。

かってのソ連や共産主義国家のように体制を一変させるような事態を初めから期待した人はいない筈です。
今、多くの国民にとって必要なのは、全ての政党が国会で相手への非難や罵倒に熱をあげるのでなく、真剣に論議し国民の信頼を得る努力をする事です。

今日の社会の閉塞感は民主党政権だけに原因があるのではなく、野党各党とりわけ長年政権を担当し、問題解決を先送りしてきた自民党にもあるのです。
今解散総選挙になっても自民党に期待する国民は少数ではないでしょうか。
私はもう暫く民主党の様子を見ようと思っています。(老人党一平卒)
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【13291】政治に試行錯誤は許されないのか   団塊党 2011-1-24 4:24 (編集)

マスコミは決まり文句のように「民主党の迷走」というが、私はこれに同意する気にはなれない。
確かに表面上そう見えることは否定しない。小沢さんをめぐるごたごた、閣僚間の意見の不一致、マニュフェストの軌道修正など表面上は「迷走」と言える。

頑固一徹、初心を貫くことは国民には分かりやすい。北海道大の山口二郎氏は、民主党の「生活が第一」の看板を貫けと提言している。財政難の中、これはこれでさまざまなバッシングにあうだろうが、筋は通っており分かりやすい。支持率も今よりアップするだろう。

しかし、もともと政治はそんなに単純なのだろうか。
特に最近のように、国内外の状況が激しく動いているような時代の政権運営は相当に高度で複雑な判断を要する。
その現実に即した軌道修正は「迷走」や「ブレル」とはまったく別のことだ。
私は仮に迷走であったにしても「民主党の迷走」は嫌いではない。かつての自民党の政治より遥かに良いと思っている。少なくとも、理想を掲げてそれを目指し試行錯誤する点においてかつての自民党とは全く違う。

脱官僚依存、政治主導、無駄の見直しなど壁にぶち当たり、後退しているが、それは当然である。
60年間自民党は官僚任せを続けてきたわけで、その間に官僚はノウハウを独占して来たのである。
民主党が現実に合わせて軌道修正することはむしろ誠実な態度である。

素人同然の民主党が初めて政権を取り、政治主導を高らかに謳い、いざスタートしてみると外からはうかがい知ることのできないさまざまな不都合が生じているのである。それを外部の人間が批判する事は簡単である。
しかし、批判している人間はいったいどれほどの事情を知っているのであろう。

政権を批判する事は大切であるが、表面しか見ない批判、個人の利益しか頭にないような批判はむしろ、政治の質を落とすだけである。
100年に一度と言われるような危機の中にあって、だれが政治をやっても難しいのは分かり切っている。

マスコミも国民の多くも私にはせっかちに見える。自分たちが選んだ選択である。
その選択をもう取り下げるのであろうか。島国根性の狭量なせっかちさが、せっかくの政権交代をつぶしてしまわないことを願っている。「4年間見守れ」という美輪明宏の言を私は信じたい。
この発言に「ヨイトマケの唄」を聞いて以来の共感を彼に覚えた。
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【13352】消費税の増税率と時期は野党に相談だと  Gokai 2011-1-26 15:36

消費税増税とは論理的に考えて日本企業を外国資本に売る渡す政策であり、日本経済を破綻させる政策であり、子や孫達から夢や希望を奪う政策です。消費税増税、それによって財政が健全化することなどありませんし、もちろん年金や医療の制度が維持可能になることもありません。

プライマリーバランスを保つためには9%の消費税増税(合計14%)が必要と試算されているようですが出鱈目ですね。
そもそも健全財政の目標がプライマリーバランスとすることからお笑いです。

ところで、本日たった今、国会の答弁で、菅総理は消費税増税を言明したようです。やはり代表戦での初期の消費税増税発言を実行するようです。代表戦での消費税増税は旗色が悪かったので一旦引っ込めましたが、アレはやはり目くらましであったようです。困った人格の者を総理に付かせてしまったようです。

この責任は代表戦で菅総理を支持した国会議員、地方議員にあります。
こんな結果なら、わざわざ自民党から政権を奪う意味がなかったでしょう。
米国の気を悪くさせただけ、中露を増長させただけ、日本の損失というものです。

とにかく、国民が菅総理のこの態度に反対の意思表示をするつもりであるなら、取り敢えずは、統一地方選で、民主党議員に投票しないよう、但し、小沢氏支持議員には投票するという細やかな投票態度が必要と思います。

何しろ、地方選挙であろうと、菅総理を支持する議員は表向きは消費税増税に反対の態度を示すのは明らかですから、その辺はごまかされないように注意して、小沢氏支持議員以外はすべて落選させるという態度で臨みたいものです。
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【13360】Re: シナリオの推理   かっくるなかしま 2011-1-27 10:16
 ▼Gokaiさん:こんにちは。

シナリオの推理とは、Gokaiさんが、推測or推理する、「財政均衡タカ派」のシナリオで、
それがこちら(↓)である、ということでよろしいですよね。

>財政の健全化は、たとえ成功しなくとも努力した方が、少しでもましではないか、だから私は、今ある、財政の健全化政策である、
>1)緊縮財政 と 2)消費税増税…を支持する。
>などと言う、困った結論に達するお人も大勢居られるだろうから念を押しておきたい。

>緊縮財政と消費税増税、この二つの政策はやればやるほど財政収支は更に悪化するというのが論理的帰結だと申しておきます。
>消費税を9%も増税すれば、直接的にはそれはもう目も当てられないほどの不況になるに違いないのですが、これでは官僚や国民がそれに納得するわけ無いと予測されるので、おそらくそれを緩和するために、消費税の増税をする少し前から、株価と地価は徐々に上昇すると予測します。

>そうなれば、消費税増税の日本経済への悪影響がかなりの部分、消去されるのです。
>そして消費税14%が国民に定着したところで、株価と地価を支える梯子を外せばよいのです。
>これで日本国民も官僚もコロッと騙せるでしょう。

概ね同意しますが、やや見通しが甘いんじゃないかと思いますが(笑

財政均衡タカ派が、景気実態を無視するような形で、財政の健全化を優先し、消費税増税に先走る場合、
緊縮財政+消費税増税の組み合わせは、明確にデフレ政策ですから、当然、デフレ予想が期待形成されて、
実物資産である株式や不動産は、忌避されます。つまり、たいして株式も不動産も上がらない。

そうしたところで、財政均衡タカ派の行動論理からすれば、名目インフレ率がたかだか1%に届いたかどうかで、必ず金融引き締めに入るから、株式も不動産も値下がりに転じ、景気も同様に下降に転じ、企業収益も従って税収(歳入)も縮小に転じる。経済がストックとフローの両面から、デフレスパイラルに入るでしょう。

始末が悪いのは、金融引き締めの前に消費税率が14%に上がっていると、不動産は、デフレ期待のもとで買う必然性はなくとも、消費税率の引き上げの前か、消費税率の引き上げが段階的であるならばその途中で、「駆け込み需要」が生じているから、極めて一過性の需給ミスマッチによって値上がりしている。(持続性のない値上がり)

そこから金融を引き締めると、引き締めの効果は時間の経過とともに累積するから、強い引き締めが遅れて効果をあらわした時には既に、不動産の需要は先食いされて、消滅しているから、不動産価格の「崩落」が生じる。
不動産価格が崩落すれば、金融機関の与信能力が低下、同時に、株式も暴落。

つまり、景気のオーバーキルを招きながら、経済はスパイラル的に縮小する。一方で、主要な金融機関は、2018年末をめどに、バーゼル3での新・自己資本規制の基準をクリアしなければならない。しかし、上記のように、経済がオーバーキルと縮小スパイラルに陥っていると、当然、彼等は、強烈に貸し渋り・貸し出し回収に転じてくる。
1990年、1995年、1998年、2003年の「バーゼル1・規制ショック」が、一度に一挙にやってくる。

歳入に穴が開くから、歳入を賄う必要があるけれど、消費税増税は既に実施済みだ。
更なる増税といっても、上記のような状態に陥っているとしたとき、消費税率20%、25%、30%を果たして国民が受け容れられるのどうか。まず不可能でしょう。少なくとも短期でそれを行うことはできない。最低でも1回の解散総選挙を交えるから、1、2年の時間を要する。

であるから、空白の期間中、国債の増発で歳入を埋めなければならないが、
上記のような状態では、格付けは2ノッチは下がっているだろうし、買い手である金融機関はボロボロだから、市中発行金利は跳ね上がる。国債大暴落。円相場も大暴落。
さすがに忍耐強い日本国民もこうなるとコロッと騙されたでは終わらず、暴動が起きるでしょうね。
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【13329】政党助成金 アンクル サム 2011-1-25 15:46

政治には金がつき物だから、政党助成金を造って、政治献金の悪弊を是正しようと言うことだったと思います。
政治に金と言うことでは最も醜くて且つ開けっぴろげなのはアメリカです。ご存知のようにアメリカの大統領選挙及び上下両院議員選挙の時にはメモくらむような大金が選挙に投下されます。

もちろん殆どの政治家にはそんな資金があるはずはなく、自薦他薦の猟官者や利益誘導を目的にした企業や業界から莫大な資金提供をあてにするのです。それらに拠って政治が行われる為にいつまでたっても銃器の規制ができなかったり、世界を向こうにして国を挙げての金融詐欺がまかり通るのです。

また最も危険なのはユダヤ社会が民族の安全保身の為に特に大統領選挙に天文学的な献金を有力候補にするのです。その結果ご存知のようにアメリカは誰が大統領になっても絶対的なイスラエルの後見人になっているのです。
一部のモスレムがその大権力に立ち向かうのに絶望のあまり、自爆攻撃を仕掛けたのはうなずける面もあります。
(現在は邪道に陥ってしまっていますが、、、)

"オバマよ、恥を知れ!"と絶叫したヒラリーがオバマ政権の国務長官に就任したのはユダヤから彼女への莫大な献金を無駄にしないため、その筋から説得された為と囁かれています。翻って、そんな清濁併せ呑むしたたかなアメリカと交渉するのに、清廉潔白な政治家でないとダメと言うことで果たして渡り合えるのでしょうか?

特にこれまでの異常なまでの小沢叩きや、北方四島に積極的に対処した鈴木宗男氏や佐藤優氏を僅かな理由で司直の手に委ねてロシアになすがままにされた事等を思う時、もうちょっと日本人は大人になったほうがいいのではないかと憂慮しています。

国家の大局を観る事ができ、未来国家の確立に実行力がある方であれば、少々のことには目をつぶって政治を任せて見ることも必要ではありませんか?
近い将来に日本の小平が出てくることを淡い期待を持ってカリフォルニアから見守っています。
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【13322】Re:最近の民主党たたきには辟易いたします   みじゅくもの 2011-1-25 13:24
 ▼usagi65さん: 横から失礼します。

>最近の民主党内閣たたきには辟易します。弱った対象をみんなでたたく、いじめの構造そのものですね。

現在進行しているのは「民主党叩き」ではなく「菅政権叩き」ですね。菅政権は弱っている自覚はないようですね。usagi65さんは菅政権を叩くことに辟易となさいますか?そして、小沢を叩いているのは菅・仙谷ほかの菅政権中枢。最近ではマスコミでさえ小沢に対する論調は変わっているように感じますが?

>野党以外で管内閣バッシングされる方は崩壊した後の展望をお持ちなのでしょうか?
>また自公政権に戻したいのでしょうか?政治改革はもう必要ないのでしょうか?
>ここで総選挙に追い込むということはさらに政治の空白、停滞を招き、国民にとっては更なる損失です。
>それに中国、ロシアがその間隙を又突くかもしれません。

菅政権をバッシングはしていませんが小沢には確かなビジョンがありますね。
それに対する賛否は人によりますが・・・中国、ロシアに間隙を突かれる恐れは菅政権が一番強いですね。
何せ、彼の国では日本の「ダメ政権」とあざ笑っているとか・・・

そして、間隙を突かれた程度では宗国アメリカは動いてくれませんよ。
一説には、自衛隊が出動する事態になっても抑制されるのがオチの話まであるそうです。
なおusagi65さんは昨年の政権交代に何を期待されましたか?
あるいは、政権交代は望んでおられなかった?  失礼しました。

>今回の新内閣は「社会保障と財政改革」を目標に掲げましたので私は評価いたします。与謝野さんの入閣も、菅内閣がやろうとしている仕事のできる人を外からヘッドハンティングしたと考えますのでこれも評価いたします。

政治とは「国民を幸せにする」だと思いますが方法論や優先順位は人それぞれですね。
そして、政治は組織力がなければ遂行できません。「とってつけたようだ」との言葉がありますが、話がちぐはぐになっては信頼も生まれないし現実の政治がまともに動くはずもありませんね。
さて、政治家として「仕事が出来る」とはどのようなことでしょうかね

>与党の中には菅内閣のやりたいこと「マニフェストのみなおし、財政改革、TPP・・・」
>などに反対の人がおられますので、彼らを遠ざける人事は仕方がないことでしょう。

おやおや・・・

>しかし当の与謝野さんは、いじめられ、たたかれている真っ只中に入っていくわけですし、党の中にもよく思わない人がいるわけですから、彼の勇気と決断には脱帽です。
>彼は以前から「国民にとって難題山済みの今の状況で、野党が審議拒否をしている状態はよくない」と言っておられましたので、今回の決心に至ったのでしょう。

>彼は退路を断ち、海江田さんとは同じ選挙区なので最後の仕事として入閣されたのではないかと推測いたしました。ご高齢でもあり健康に気をつけて頑張ってほしいものです。
>「身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」
>保身と色気の多い政治家ばかりで「身を捨ててこそ・・・」なんてなかなかそんな政治家いませんね〜。

政治の世界、詩情ではなにも進みません。菅政権はどうして小沢をあのように叩くのでしょうかね。
「政治と金」? だとすれば、政界の浄化と言うことでしょうから関連してやらなければならないことが山ほど出てきそうですが・・・
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【13331】Re:最近の民主党たたきには辟易いたします  usagi65 2011-1-25 16:31
 ▼みじゅくものさん、レスありがとうございます

私が先の選挙でどこに投票したかが何故問題なのか理解できませんが、お答えいたします。
私はかなり昔から、主人共々アンチ与党(批判票)で投票してまいりました。票を獲得しすぎると慢心し国民の声が届き難くなるからです。

自民党時代、国民年金のずさんな管理が暴露され国民が唖然とし不安になり、ますます年金加入者は減り、それでなくとも人口構成が変化しているなかこのままではいけないという大きな声を上げたのが民主党だったのでは。
私は自民党ではしがらみがありすぎて国民年金改革はできないと思いました。
よって先の選挙では民主党へ・・・

民主党になり、今まで自民党がやってきたことがどんどん国民の前にあらわになりました。日本全国に作ってしまった空港、ダム(予定地)、箱物・・・日本の借金をこんなに作り出したのは自民党です(怒)ですから今、自民党政権に戻したいとはさらさら思いません。

菅さんは普通の人で首相としてどうかと言われれば、私も?です。しかし彼はリダーシップを発揮するのではなく合議制により物事を前に勧めるタイプでしょうから政治の方向が間違っていなければ大丈夫だろうと思っています。今の時点で自民党には戻したくないですから、頼りなかろうと頑張ってもらうしかありません。

評価の違う小沢さんですが、以前は私も期待していました。アメリカにはっきりものが言える人と思っていましたが、鳩山さんが「普天間問題」で窮地に陥ったとき、彼は発言も行動もしませんでした。がっかりしました。
やはり鳩山さんのあとを狙っていたのでしょうか?代表選に出られましたから。

また代表選でも、現在でも財源がないのにマニフェストオンリーで、「何故?」という思いです。
「政治と金」ですが、疑惑をもたれたのであれば、やましいことがなければ国民の前で説明すればいいだけのことで、なぜしないのか?不思議です。

説明する、しない・・・を人間関係の駆け引きに使っているようで印象はよくありません。
最後に小沢さんの周りには以前には立派な方がおられましたがすべて離れていかれました。
今はほとんど新人議員ばかり、これはどうしたことでしょうか?
-----------------(続く)

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