老人党メルマガ(270)

20:老人党メルマガ(289)
北極星 09/20 06:10
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(289)  ::: 2009/9/20
       老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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【読者投稿】 日本国憲法9条は宇宙の宝 梶原景昭
【7037】理想と現実生活と憲法     珠
【7088】鳩山内閣の発足と組閣人事    かっくるなかしま
【7099】ノリピーに負けた鳩山内閣   タミゾール
【読者投稿】監視ではなく見守る姿勢を 丹野眞智俊
【7107】官僚の上司は誰か        タミゾール
【7108】Re: 官僚の上司は誰か     苫屋勲
【読者投稿】高速道路無料化で不況も解決 岡田元浩
【7066】高速道路無料化と公共交通機関 pierre
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【読者投稿】 日本国憲法9条は宇宙の宝 梶原景昭 09/9/14 14:42

地球に、知的生命体が誕生してからというもの、争いの連続であって、ひとたりとも精神的な休みは許されずであった。
永久にその状態が、続く事だろうと思ったか知れないが不幸な事に争いが、大きな戦争までに発展して行った。
それが、第二次世界大戦である。

ここで、〜二度ある事は三度〜という言葉が、指導者の頭を横切ったかどうかは知らぬが、故マッカーサー元帥は、地球の将来を考えて日本から軍隊をもぎ取るようにして、憲法に戦争放棄を促す法案を載せた。
日本だけは、戦争をしない国へと約束をさせたのである。
     
それが、良い事か不幸な事であるかは、今度は日本人の心で、慎重・且つ冷静に決める事だと思う。
いずれは、どこかの国が戦争をしない事を宣言しなければ、永久に子供の心(低い波動のまま)でいなければならない。
そういう意味からも、日本が憲法九条を持てたという事は、永久平和を今度は自信を持って言えるいいチャンスではなかったか。

故に、マッカーサー元帥には、心から感謝できる時代がやってくるだろう。
我々は、知的生命体なのだから言葉や波動をもっと高く持ち、理解を深めようではないでしょうか。
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【7037】理想と現実生活と憲法 珠 2009-9-11 12:11(編集)
▼かっくるなかしまさん: >発掘パワーも護憲パワーも、どうもそのエネルギー源は女性じゃないか
▼都民さん: >以前から護憲の人達は、どこかに離人症のような部分が潜在しているなぁと思っていましたが、

私は護憲派(以前も言ったように、今のところ)ですが、「日本国憲法は、現実にそぐわないから変えてしまえ」という意見には大反対です。この掲示板では護憲派の方は多いと思いますが、残念ながら数少ない女性として、気になりましたので、レスいたします。

いつかの沈黙の初夏さんのご投稿、憲法条文を何条も挙げられて「よく読めば全部違反してるのと違うだろうか。」「全てが形骸化している。9条の解釈問題どころではないと思う。」と喝破されたことは、私もその通りだと思うのです。
http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=572&sty=2&num=87

ではなぜ、そうした憲法がいまだに掲げられているのか。そしてもし新たな憲法を作るとすれば、それは現実に合致したものになるのか? 「ならないでしょう」。なぜなら憲法は、「こうあるべきだという国の理想の姿」を憲法で提示して、施政者に「理想」に基づく「努力目標」を与えるものだと私は思っています。

この掲示板でも皆さんが仰っておられたように、「法律は国家が国民をしばるけれど、憲法はその逆で国民が権力者をしばる」ものだからです。私たち国民は、施政者が憲法にそぐわない方向に行きそうなら、「それは憲法の目指す方向とは違う」といい続けること。それが大事だと思うのです。

ですから最初の話に戻りますが、生活という現実に日々ほとんどの時間を関わっている(育児も洗濯も食事つくりも掃除も介護も…)女性は、現実を見据えながら、憲法という理想もまたしっかりと掲げられるのではないか? それが理屈から攻めようという男性諸氏には離人症のように見える? 

いやいや、乖離しているように見えるかもしれませんが、現実に足をつけながらの意見は、例えば「愛する夫が、息子が、孫が戦争で殺されるなんて真っ平」という肌身の現実感を持っている。
だから自衛のためといえども戦争前提(自衛戦争で死ぬことだってあるんだから)の論には組しない。戦争を避ける手段を必死で模索したいのです。家族が死ぬって、まさに「生きる喜び」を奪うものでしょう。

現実感を持っているからこそ、理想の平和論もしっかりと強固なもの、護憲派であるのに充分な考え方を持っていると私は思っているのです。あ〜、最後に飛躍しちゃったかなぁ…大丈夫かなぁ、分っていただけるかなぁ…。(一ボンクラより)。

ご参照までに
「母親たち、娘たち、そして妻たち」(英文)
http://s03.megalodon.jp/2009-0505-1736-52/www.fredsakademiet.dk/abase/sange/greenham/song32.htm

抄訳ですが、落合恵子さんが、このHPの中ほどで語っています。
http://s02.megalodon.jp/2009-0911-1138-12/www.japanpen.or.jp/mailmg/pen/3620051130.html

ps.古代文化、人類、遺伝子…どれも私は興味津々。面白く拝見しました。
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【7088】鳩山内閣の発足と組閣人事   かっくるなかしま 2009-9-16 10:45 (編集)
 鳩山内閣が本日、発足。誰も建てないので建てておきます。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090916ddm001010031000c.html
(出所:毎日、「鳩山内閣:きょう発足…」、9/16)

民主党は、政権公約の遂行能力を問われるし、2010年7月の参院選を勝たなければならないし、
向こう9ヶ月内に瓦解することを避けなければならない。であるから、安定政権化での自民党のローテーション的な組閣人事と、民主党の組閣人事とでは大きく趣を異にする。 出足が全てとなる。

次期衆院選(2013)までに、政権公約(政策)を実現していくうえで、最も重要なのが国家戦略局だが、担当相への菅さんの内定は、妥当・適切。次に、向こう9ヶ月を乗り切る上で、民主党が、政策的にも、戦術的にも、仮想敵とするのが、国交省、厚労省、文科省、農水省の4つ。

オーソライズされていないが、一部報道で内定と伝えられているのは、前原さん・国交省、川端さん・文科省、赤松さん・農水省、だが、これも、妥当・適切。はっきりしていない厚労省(相)は、(当然に)長妻さんか。
民主党は、財務省を味方につけるわけだから、財務相への藤井さんの早くからの内定も、まったくもって妥当・適切。
国民新党の亀井さんの郵政・金融担当相への内定。社民党の福島さんの消費者行政・少子化相への内定。

意味深な感じもするが、どんぴしゃりということで、いいと思う。
結論:民主党の政権公約と、内定組閣人事とが、整合しているのでよい。
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【7099】ノリピーに負けた鳩山内閣 タミゾール 2009-9-17 21:33

一日、外回りで疲れて帰宅し、やっと落ち着いてNHKの9時のニュースを見て、鳩山内閣の動向を見てみたいと思った。
すると、な、なんとトップ・ニュースがノリピーの保釈ではないか。スポーツ新聞か。
 
民放ならまだしも、受信料を払っているNHKが、民主政治の始まりの現象より、ノリピーをなぜトップにもってくるのか。
怒りを通り越して、本多勝一の気持ちがわかる。

官僚の腐敗も深いのかもしれないが、マスコミの腐敗も大きいと言えるかもしれない。
インターネットの威力はこうしたマスコミの腐敗を抉ることにもあると思う。
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【読者投稿】監視ではなく見守る姿勢を 丹野眞智俊 09/9/6 15:54

老人党のみなさんこんにちは。今般の衆議院総選挙、予想をはるかに超え民主党の大勝でした。
まあ、185くらいだろうと思っていたのですが民意は政権党に「うんざり」していたのでしょう。
選挙運動中の政権党幹部の演説は、いくら窮地だからと言っても言ってはいけない口汚い罵りの演説もありました。

これが政権党の大手を振って赤絨毯を闊歩していた人たちの本音なのかとつくづく人間の裏を見た思いでした。
これでは負けるぞ、まるで断末魔の叫びだ!あんのじょう完敗でした。
政権担当能力・財源・外交などで「責任力」を強調したにも関わらずの負け。国民は良くみていた、と思う。

選挙後の調査で政権交代への賛成は、過半数をはるかに超えてていたが、政策への賛成はさほど高くはなかった。
これはどういうことか?ボク流の解釈だが、とにかく国民の意識から隔絶している政権党の政治から国民の側に立つ、と主張した民主党が受け入れられたことが民主大勝の因であろう。
「風」を使い政権党は、一様に敗因を分析していたが、そうであろうか。

「風圧の強弱」ではない、まさに民意の地殻変動が生じていたのである。
それを国民の一時的な意識の変化と捉えていたところに疎まれる因があったのである。
われわれ国民は、少し肩肘の張りを抑え、民主党を監視するのではなく見守る姿勢をもっていたいものだ、
と考えるがいかに?同じようなことはマスメデァにも言えることである。
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【7107】官僚の上司は誰か タミゾール 2009-9-19 18:48

「報道特集」で、若手官僚の愚痴をやっていました。彼らにしてみれば、「官僚たたき」にうんざりしているんでしょう。しかし、パーキンソンの法則(官僚は自分の仕事を増やすようにできている)にブレーキをかけるという大切なことなのです。

文科省の若手美人官僚(美人かどうかはどうでもいいが)、「長妻さんのように部下(官僚)の悪口を言う上司(大臣)のもとでは働けない」、と言っていた。一瞬、「その通りだなあ」、と納得しそうになった。しかし、官僚の上司は大臣なのだろうか?と疑問になった。大臣の背景には、大臣を選んだ首相、そして首相を選んだ国民がいる。

「全体の奉仕者」公務員の上司、「全体」とは国民以外にないのではないか。
彼らの給与も税という国民から捻出されている。大臣が給与を払っているわけではない。
残念ながら、国民の多くから「ダメ出し」を受けているという感覚が高級官僚にはないんでしょう。

ぼやくより、上司である国民から悪口を言われないように地道に反省し、頑張ってほしい。
そのような、地道な官僚の努力はわれわれも称賛しなければなるまい。
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【7108】Re: 官僚の上司は誰か 苫屋勲 2009-9-19 22:27

官僚の 負け組み次は 代議士へ

勝ち組の官僚たちは、いやだろうなあ。このような代議士が、たくさん省庁に乗り込んでくるのだから。
しかし、公務員は公僕なんです。我慢して仕事を懸命にやってください。
国民の目線で、最高の仕事をして、負け組みと勝負してください。必ずあなたは勝ちます。残っている勝ち組ですから。
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【読者投稿】高速道路無料化で不況も解決 岡田元浩 09/9/11 11:49

民主党が政権を取って思考停止の部分が解禁になり、民主党の先生方がテレビで語るようになった。
でも高速道路一つを取ってもホンダ語録の「あらゆる既成概念を疑い、原理に立ち戻って考える」とかトヨタの「黙って立っておれ」とか「小人閑居して不善を為す」とか民間の思考論理が登場していない。だから「そもそも論」が抜けている。

1)馬渕先生は「高速道路が無料化されるとゲートの従業員2万人が職を失う」とすまなそうに言いました。
しかし是は「税金の無駄使い」と全く同じもので、ゲートの労働者は国民総生産に寄与して居らず、国家経済の足を引っ張って居るのですから、一刻も早く廃止すべきです。今でも電気やガスなど税金に近いものは自動振込みが当たり前。

民主党は社会保険の徴収さえ税務署に一元化すると云っている。
これから必要度の低い公団などを整理すれば更に国家経済に寄与しない大量の虚業が浮かび上がって来る筈ですから、遠慮して居ては収拾が付かない。戦後の復員兵と同じ、生産性の有る職業への転職訓練とは分けて考えるべきでしょう。

2)高速道路は「自動車専用道」で、自動車の為の道具ですが、日本では自民党土建族の支配下で箱物行政として建設、運営されて来たのが異常なので、今回抜本的見直しをするには「自動車工学」をベースに議論する必要があるのです。
例えば自動車先進国米国では高速道路は歩行者事故や平面交差に依る車同士の事故などを防ぐ「安全」が主目的なので、隣町に行くにも専用道の利用を推奨しているのです。

統計的にも「小児が母親と二階建ての家に居る時より、高速道路上にいる時の方が安全だ」と云われて居るのです。
その為には、米国の様に無料化して、もっと出入り口を増やすべきで、そうすれば高速だけ渋滞が酷くなる筈は無く、一般道を含めてバランスが取れ、双方容量一杯まで使える。

3)ORの「待ち行列」と云う理論があって、不道徳な運転をする車が有ると、高速道の物理的容量限度に達する前に渋滞が発生し、一旦発生すると直りにくい事が知られている。ですから米国では安全上の見地から最高速を取り締まる他、渋滞を防いで道路の稼働率一杯迄上げるため、流を乱す運転を取り締まっている。

ですから昔からクルーズコントロールが普及して居るのです。更にハイテク時代に成り、デジタルクルーズコントロールを使い、皆が時速100キロにセットすれば何時間走っても車間距離が変わらないので、渋滞が起きにくい。

しかし日本ではその様な指導をして居ない。さらに高速道路の車が集中的に一箇所でおりようとすれば、一般道の容量、ゲートの容量が不足し、渋滞が起きる。例えば関越所沢などは代表例です。無料にして細かく出口が有れば、出口の間隔より長い渋滞が起きれば一般道に回るでしょう。

4)自動車は相対速度時速50キロで追突されても助かる様に作られています。しかし100キロで追突されると、井上郁美さんの幼い姉妹の例の様にガソリンタンクが破裂して焼死します。ですから、警察は50キロ以下で走ることを禁止して居るのです。ですから、本線上のゲートは「経済問題」ではないので、真っ先に撤去すべきです。

5)高速道路を無料にすると「Co2削減目標が守れない」と云う意見もある。しかしガソリン程安価で使い勝手の良い物は無い。だから米国では太陽光を使ってCo2をガソリンに戻す開発が成功しているそうで、日本は中国で増え続けるCo2を偏西風に乗せて只で空輸し、只の地熱でガソリンに戻して輸出すれば、民主党の25%でなく、数100%の削減が出来、不況も解決する。
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【7066】高速道路無料化と公共交通機関 pierre 2009-9-13 19:16
 先日の新聞に次のような記事があった。

「民主党がマニフェストで掲げる『高速道路無料化』が実現されると、経営に深刻な問題がでるとして、九州バス協会(82社加盟)の竹島和幸会長らが10日、国土交通省を訪れ、無料化しないよう要望した」。 (『朝日新聞』2009.09.11.朝刊)

これは民主党が公約に掲げる「高速道路無料化」とバス、すなわち公共交通機関の維持が二律背反になっていることを示している。似た現象は他にもある。神奈川県久里浜と千葉県金谷を結ぶ東京湾フェリーも、アクアラインの値下げで乗客が減少しているという。また、瀬戸大橋の通行料が無料になると、JRやフェリーへの影響が気になり、

「無料化は歓迎するが手放しでは喜べない」と現地の琴平町観光協会長の歯切れは悪いという報道もある。
(『日本経済新聞』2009.09.03.朝刊、首都圏版)

地方に行くと、バス・鉄道などの衰退が歴然だ。その主な原因は、人口の減少もあるが、何よりも車社会の進展が大きい。
そこへ来て、高速道路が無料化されれば、車の使い勝手は一層良くなり、車社会が一層進展するだろう。
その結果、これらの公共交通機関の衰退がますます加速するのではないだろうか。

この公共交通機関との二律背反は、首都圏などの大都市ではさほどではないが、地方ではそうはいかない。
高速道路の無料化は、混雑の心配がない地方から手をつけるというから、北海道、九州、四国などがまず俎上に上るのは間違いない。これらの地方では、公共交通機関との二律背反が進むに違いない。

つまり、高速道路の無料化は地域住民のかけがえのない足であるバス、列車、フェリーなどの経営を脅かすのである。
残念ながら実際に視聴はできなかったが、後で読んだ新聞によると、道路問題に詳しい民主党の馬淵澄夫議員は『フジテレビ』の「とくダネ!」に出演し、この公共交通機関との二律背反の問題を問われて、次のような趣旨の発言をしたという。

「雇用問題等が発生することは承知しているが、これは産業構造の変換である。かつて石炭産業から石油産業に切り替わるとき、多くの失業者が発生したが、政府は住宅等も含めて手厚い救済をした。今度もそれは考えている」。
(インターネット新聞『JanJan』2009.09.04. http://www.news.janjan.jp/government/0909/0909039738/1.php)

この記事も書いている通り、馬淵議員は「道路(自動車)輸送こそ、これからの輸送産業の主力で、鉄道や海運はすでに斜陽産業である」と決めつけているに等しい。
この発言が本当なら、大幅なCO2削減を打ち出した環境政策との整合性はどうなるのか。

先日、奥会津の大内宿へ行った。ここは最近人気で、年間100万人の観光客が訪れるという。
しかし、路線バスなどはなきに等しく、観光客はマイカーか観光バスでやって来るのである。
マイカーを持たない私は往復に大変苦労したが、高速道路の無料化はこういう現象をさらに広げることになるのだ。

この民主党の公約を巡ってはメディアも喧しい。しかし、高速道路無料化を巡って公共交通機関との二律背反を正面から採りあげたものは必ずしも多くない。それで本当にいいのか。民主党の説明を聞きたいものである。
【読者投稿】CO2ガス25%削減の意味 岡田元浩 09/9/16 20:55

日本では法律は、ひとたび発布されれば神聖で犯すべからざるものとされて来た。其れが戦前の天皇制を引き継いだ官僚帝国主義体制で、国民もそれを常識として摺り込まれて来た。
だから役人は開発中の技術法に触れる事は鬼門で、其処から「不作為」を守るカルチャーが生まれて来た。

しかし憲法第一条が「知材立国」の米国では、技系法は「努力目標」だった。発効期限が迫ってもイノベーションが完成しなければ、取引があるのです。我々日本の自動車屋の中で、高度成長期に米国主導の安全公害に付き合ったチームは、其れを其れを知ってびっくりした。目から鱗が落ちて、以後米国政府の直接指導の元に国際企業に成長したのです。
そして旧運輸省と其れに繋がる自動車工業会は浮き上がって、形骸化したのです。

ですから日本の自動車屋の技術会議は日本を放れて欧米先進国で行われる様に成り、攘夷派の日本のマスコミの目には触れなくなったのです。例えば今軽自動車にも付いているエアーバッグは長期間「荒唐無稽の非現実的な法律」と思われて居た。
でも米国の政界は諦めず、世界の一流自動車会社に応分の研究投資を求め続け、日本政府を通さず、直接日本の自動車メーカーを呼んだり、視察に来たりして居たのです。

ですから今回の鳩山総理の25%発言を聞いて、我々自動車屋はピント来た。これぞ「脱日本官僚」だなと。
スタンフォードで米国の技術カルチャーを学んだ、私書に云う「技系主導政治」を感じたのです。だから早速外国からは評価されたのに、鎖国派の日本のマスコミには理解されない。そして経団連代表も日本の常識を振り回して非難した。

でもホンダの社長はそうは云わなかった。「技術改革が無ければ困難だ」と云ったのです。ホンダ語録の「松明を高く掲げよ」は米国のカルチャーなのです。「脱官僚」と云っても悪いのは「日本の技官」で混同してはいけない。
具体的に云えば、エアーバッグも、商品化までに本名方式が2転3点し、今でも問題は残っている。
ですから広く本名方式を探ること。ホンダ語録の「あらゆる既成概念を疑い、原理に立ち戻って考える」事が大切なのです。

エコカーとか原発とか云っても、所詮有限な化石燃料に頼っている。また携帯燃料としてガソリンガ最も使い勝手が良いので、Co2をリサイクルしてガソリンに戻せれば、一番正解でしょう。その為のエネルギーは地熱を使えば1万年安心計画になる。そして何れも米国では開発に成功している事が、最近のテレビ特番で放映されて居るのに、経団連会長は無視している。
法学部卒の会長は23年米国に勤務しても「技術は他人事」ですから、技系不作為で100年の大計を誤らせる危険に対する謙虚さ、罪悪感が無い。

そして文系独占のマスコミ界コメンテーター連中も鎖国派を支持し、総理の発言の方を非難している。「アイデア発想法」の教科書も、ハーバードの「デシジョン・アナリシス」も読んでいない文系虚業家は自民党と抱き合わせで退陣すべきです。
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