老人党メルマガ(301)

16:老人党メルマガ(316)
北極星 03/28 10:45
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(316) ::: 2010/3/28
       老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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【9313】何のための連立か    pierre
【9314】Re:何のための連立か  団塊党
【9275】Re:老人問題を老人の手で   なだ いなだ
【9282】Re:老人問題を老人の手で   JIJI
【9263】Re:老人党のキャッチコピーは素敵  梶田隆
【9266】Re:老人党のキャッチコピーは素敵  タミゾール
【9310】Re:力の無い存在であっても    usagi65
【9257】文科系と体育会系のバランス   団塊党
【読者投稿】心から本当の平和を考えよう 柏木昭
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【9313】何のための連立か pierre 2010-3-26 22:16

「郵政改革」の見直しを巡る混乱は、まったく見るに耐えない。亀井担当相の説明に、閣内から異論が出たが、私にはその「異論」の方がむしろ妥当と思えてならない。何故か。それは2005年に民主党が掲げた「預入限度額500万円」と通じる内容を、この「異論」が持っているからである。

「限度額500万円」の発想の根底にあったのは、郵貯・簡保は民間金融機関の補完的存在に止めるということであったのではないか。
したがって民営化の方向が決まってからの資金残高の減少は、まさに真っ当な動きであったのである。

これに対して、明らかになった政府の見直し案では、結局のところ、郵政事業のユニバーサルサービスを確保するコストを賄うために郵貯・簡保が十分な収益を上げることが狙いとなり、再び郵貯・簡保の資金増加が期待されている。これでは民業圧迫となるのは必至ではないか。

日本は、資本主義を標榜しているはずであり、民業が可能な事業は民間に任せ、官業は手を引くのがスジである。仮に残るとしても民業の補完的役割に止めるべきである。
それでこそ、民間企業の自由な競争が確保され、経済は活況を呈するのではないか。

預入限度を拡大してそれで郵貯の残高が増えても、現状では国債引き受けに回るだけである。
また、消費税の減免も一般のグループ会社と同様にすべきであって、郵政グループだけを特別扱いするのはおかしい。住宅ローンへの進出も、地域の金融機関が激しい競争を展開している分野であり、そこへ巨大郵貯が参入すれば、民業圧迫は必然だ。

仮にそうでないとしても、そもそも収益性の高い分野ではなく、貸し倒れなく国債運用を上回る収益を上げるのは容易ではないだろう。
ユニバーサルサービスも、本当に郵便局しか金融機関がないところが一体全国にどれだけあるのか。
それはごく一部であろう。それをもって全体を律し、郵政グループの合理化を無視するのはどういう訳か。

過疎地の局は地域のインフラとして不可欠かもしれないが、都市部の局に見直しの余地はないのだろうか。人口減少は見込まれる現在、郵便局の数も、ロケーションも見直しが加えられるのは当然である。
本当に金融機関のない過疎地に手を打つのは、それこそ行政の役割ではないか。

民主党政権が迷走している原因は、本来郵政改革に一家言ありながら、国民新党の言うなりにしてきた咎である。この際、原点に帰って、その論理の立て直しを図るべきだ。それには、郵貯・簡保をあくまで民業の補完的役割に止めるという前提で考えるべきである。国民新党との連立は一体何のためだったのか。

たとえ参院で多数がとれないとしても、原理原則まで捨てて手を組むのは、民主党を支持した有権者を裏切ることになるということを忘れてもらっては困る。この際、連立に亀裂が生じても原点に帰る方べきだ。恐らくその方が民主党の支持率は上がるに違いない。
鳩山首相、小沢幹事長 ここは行きがかりを捨て、毅然とした姿勢を示して貰いたい!
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【9314】Re: 何のための連立か  団塊党 2010-3-26 23:18
 ▼pierre さん:

「永田町異聞」というブログが目に留まりました。核心を突いているなあと目から鱗のような気持ちで読みました。以下に一部引用します。

・・・・・「手本と仰ぐ経験則は存在しない」(ウォルフレン教授)なかで、鳩山政権は日本の変革に取り組もうとしている。初めてのことに、混乱はつきものである。些細なことを深刻にとらえるのではなく、大きな目で、政権を、政治家を育てる気概を国民が持つ必要がある。
そうでないと、政治主導への歩みは頓挫し、官僚機構のもくろみ通り、明治以来の官僚支配に逆戻りする。

・・・・・・「郵政閣内対立」を眺めると、亀井大臣のいささか性急な発表の仕方には疑問が残るものの、他の閣僚から異論が噴出しているのは健全な姿であると感じる。
メディアは、閣内対立、迷走、首相のリーダーシップ不足などと、官僚丸投げ時代と同じように面白可笑しく取り上げるのではなく、政治主導、内閣主導確立に至る産みの苦しみの過程として、その試行錯誤の中身を深く掘り下げ、読者、視聴者に情報提供すべきであろう。・・・・・引用終わり

メディアが「迷走」と批判しているところを、「産みの苦しみの過程」ととらえているところがひと味もふた味も違います。メディアがいかに皮相なとらえ方しかできていないかを示すものです。
詳しくは下をご覧ください。
http://ameblo.jp/aratakyo/day-20100326.html
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【9275】Re: 老人問題を老人の手で   なだ いなだ 2010-3-24 0:12
 ▼jijiさん:なだ いなだです。

いまちょっと締め切りに追われる時期なので、反応できないでいますが、おたくの書き込みが目に止まりました。分からないことがあると、?と目に止まるのです。心因反応の緩解者の会というのがあるのですか。
知りませんでした。かなり幅広い人たちの集まりなのでしょうね。

そもそもjijiというのは何の略ですか。その話をお聞かせください。
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【9282】Re: 老人問題を老人の手で  JIJI 2010-3-24 15:49
 ▼なだいなだ先生 始めまして、@埼玉JIJIです:

お世話になります。。。お尋ねの件のJIJI 文字通り、爺=JIJIから名乗った、ハンドル・ネームです。
JIJIは79歳ですが、30歳の頃、心因性反応を発症、今でも薬のお世話になっています。

世の中、精神性疾患を禁用句で呼び間違えた認識が普通で、色眼鏡で見たり、排除します。
病の部位が「こころ」だと云う事で、恥ずべき事でも、隠す事でもないと主張しているのですが…
他の病気と同じ…異常を感じたら専門家の医師の門を叩くべきと主張しています。
恥ずべき事でも、隠す事でもないと主張します。
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【9263】Re: 老人党のキャッチコピーは素敵  梶田隆 2010-3-22 12:51
 ▼タミゾールさん、こんにちは:

「同窓会」を昔の「講」や「結い」の組織を活用するという提案は、とても大切なことと考えます。
私が運動会の事を持ち出したのは、回顧的なものではなく、そこには確かに人と人とのつながりを大事にすると言う心があったと思ったからです。

沢村貞子さんがエッセーで、自分のうちの掃除は二の次で、まずは人様のは通る家の前を掃除するのが当たり前、と書いておられました。この考えは、「公共性」を考えるときに、心構えに基盤になると思います。
自分でできることは自分でし、できないときは家族でし、それでもできないときはみんなでする、と言うように広がりを持つと思います。

「向こう隣3軒、お互い様」ということで、それがリンクしていけば、大きな人と人とのつながりが出来上がるんではないでしょうか。私が「地域」を考えるときに、基盤にしているのは、家族間家族の関係のことです。活性化ということを、経済と絡めるわけですが、やはり人と人とのつながりを強めていくことが第一義で、経済はその後についてくるものです。

たとえば、現在苦境に立たされている個人商店のよさは、ものを売り買いすることを仲立ちにして、コミニュケーションが成り立つということです。常連になれば、人と人とのつながりができます。
コロッケ一つ食べてみても、店の大将がどんな思いで造ったかが想像でき、おいしさも倍増します。

「講」や「結い」を現代的によみがえらすには、インターネットなど先端情報技術を駆使し、それに優れた人(若者だっていいし、老人だっていいわけです)が「限界集落」などといわれる地域に入り、「85歳」さんのような人を数多く「養成」して、呼びかけるようにすれば、老人問題のかなりの問題は解決できるような気がします。

人と人とのつながりを作るには、老人に関して言えば、どんなことでもまず聞くことが必要です。
それを突破口にして、いろいろと話し合うことができ、そのうちになんとなく心が通い始めるものです。
私はおしゃべりなので、どんな方とも話せます。
敗戦の年に生まれましたので、いろいろなことを覚えていて、重宝しております。

タミゾールさんは愛知県にお住まいとのこと。私も名古屋市緑区に住んでいますので、一度お会いして直接お話がしたいものですね。タミゾールの都合の良い日時と場所をお知らせくだされば、無職の身ですから、出向いていきます。よろしくお願いします。
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【9266】Re: 老人党のキャッチコピーは素敵 タミゾール 2010-3-22 22:57
 ▼こんばんは 梶田隆さん

私は、幼少時、駅前商店街に住んでいたので、商店街の濃密な人間関係の良さを懐かしんでいます。
現在は郊外にいるのであっさりした近所付き合いで、ほとんど交流がありません。
子どもでもいれば、子どもの関係でいろいろとお付き合いもあったでしょうが。犬を飼うようになり、やっと少し話をする御近所さんもできました。逆に、犬の声が近所迷惑になり困ってもいます。

大店法の規制緩和で、駅前商店街はシャッター通りとなり、私のいた場所もひどいものです。梶田さんのいる名古屋市緑区もイオンが席巻していますよね。私も、緑区で働いていることもあるので少しわかります。
有松の絞りの伝統を生かした街並みもありますが、全体的に郊外の良さも悪さも現れてますよね。

地下鉄の開通で、一部様相が変わりつつありますが。全国的な土地上昇割合の上位にも上がったので、ニュースで知った人も多いと思います。さまざまな、シャッター通りの解消に向けた取り組みが行われ、車を使わない老人達のためにも必要なことだと思いますが、大きな流れとしては逆流は難しいでしょうね。
ボローニャにはなかなかなれないですし、パリのパッサージュも、歴史的な存在になっています。

昔、賀川豊彦のことを調べたことがあり、協同組合の可能性についても考えました。
コープこうべにしても、結局ダイエータイプの格安店と同様の競争に巻き込まれてしまいました。
現代的な協同組合はどうすれば良いか。賀川服(コールテン)にしても、それなりにフアッショナブルなところもあり、営利企業に負けない魅力も備えていました。

地味でもいいのですが、シックで渋い味を出せるようにするにはどうすればよいか。
若者の志向も変化する中で、営利企業には出せない味を出す工夫が必要です。同様に、現代的な「講」「結い」は、鬱陶しさをある程度脱しつつも、手軽でホッとするような結びつきが必要なんでしょう。

直接お話しができるとよいのでしょうが、こう見えていろいろと仕事が忙しいこともあり、また、連絡先を公開することも困難な掲示板の性格上、お許し願いたいと考えます。
どこかで、お会いできる機会もあると思いますので。結局、冷たいようですが、このようなインターネットの交流もこうした現代的、ポストモダンな交流の一つですので。
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【9310】Re: 力の無い存在であっても  usagi65 2010-3-26 17:416
 ▼JIJIさま、こんにちは:

しばらく留守にしていましたので返事が遅くなりました。
「百人の村」、私の頭ではちょっと難しいですがこういうことですか?
高校、大学を出ても就職できない若者が増えてきているが、それでもほかの国に比べれば恵まれている。感謝しなければ・・・・

確かに金銭的豊かさは発展途上国のかたがたに比べれば豊かですが、精神的豊かさはどうなんでしょうか?
インドネシアから研修生という名目で働きに来ている若者が、残業を目いっぱいして14万の給料の半分を国の両親に送っていると聞き、「感心だね」と言うと「親が一生懸命苦労して育ててくれたから今度は自分がお金を送るんだ」とにこにこして答えてくれました。

貧しいと言うことは家族の絆が強いと言うこと、また福祉が行き届いていないと言うことも同じなのかと思いました。逆にスエーデンではご老人の自殺が多いと聞いています。
豊かになり、福祉が行き届くと家族の絆は無くなっていくのでしょうか?どう思われますか?
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【9257】文科系と体育会系のバランス   団塊党 2010-3-22 0:28

民主党の副幹事長、生方幸夫氏が産経新聞のインタビューで答えた発言と、それに対する党幹事長室の対応が大きな波紋を起こしている。民主党内では賛否あるようだが、私は生方氏の行動を評価はできない。彼自身が、小沢氏に批判的な考えを持っておりその声をあげようとしたことは理解できるが、やり方がまずい。

党内では全く発言せず、マスコミを通じて外部にいきなり民主党批判、小沢批判を出すのは、副幹事長と言う立場を放棄した反乱行為と見られて仕方がない。しかも、一説によるとマイクを忍ばせて、高島氏との言い合いを録音していたとのこと。これが事実としたら、計画的な反乱行為の匂いさへしてくる。

党内では発言できる雰囲気ではないと説明していたが、外部に向かっていきなり言える覚悟があるのなら、副幹事長会議などの場で言えるはずだ。相手の前で直接言える度胸がないからマスコミで言ったというのでは誰もついていかないだろう。

しかし、今回のことで民主党の体質という問題がクローズアップされたのは良いことだ。
伊藤何某という評論家によると、民主党は旧民主党系の文科系サークル的な気軽なオープンさと、旧自由党の体育会系的規律主義との両者が混在した寄り合い所帯だとのこと。

言われてみればそういう感じが確かにある。野党時代は文科系サークル的なオープンな雰囲気が勝っていたが、与党になってからは体育会系的な雰囲気が俄然目立ってきているのではないだろうか。
新人教育ではまさに後者の体質が前面に出たものである。

私個人の好みからいえば、文科系的オープンさのある民主党が好きであるが、一方ではそこにひ弱なイメージもついてくる。政権与党としてがっちりスクラムを組んで外部からの圧力を跳ね返すたくましさを持つことも必要でそこに体育会系的側面も必要だろう。

現在の民主党は幸いなことにこの両者の体質を併せ持っているので、一方に偏ることなく両者のバランスのとれた運営を心掛けてほしい。若手のホープ細野豪が今朝のサンプロでこの点を強調していたが、まさに今後の民主党が一体としてまとまれるかどうかの分かれ目はこの点にあろうと思う。
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【読者投稿】心から本当の平和を考えよう 柏木昭 10/3/25 12:7

<政治の裏の汚なさって何時まで続くの?>
この世の中って複雑怪奇の所ですね。まだまだ人間同士が、騙しあいの中で暮らしているからでしょうね。
残念ながら、愛情と言うものはあってないようなもので、お金に支えられてきた人間の姿は、金の藻屑に成り果てながら消滅する運命になってきたのが、現在ある人間の暮らしではないでしょうか。

格差ある人間社会は、お金のある社会が存在する以上は無くならない。(当たり前の事は言うな!と怒られそうではあるが…)何時の時代になっても、戦争から脱しきれないこのむずがゆさは、永久的なものなのか。
だから、みんなは人を蹴落としてでもお金に走り、不幸を撒き散らし自分さえ幸福であれば、それで良い。
となってしまうのである。

お金を持っている人は、どれだけ自分は、お金が溜まれば、幸福になるだろうの事しか考えないから、パラリンピックのように公に報道されなければ、それをいい事にして自分の懐に、詰め込むだけ詰め込んで、後はにんまりしているのが、どうもそれが、彼らの心情のようである。

政治の裏は、やはり汚いですね。考えなくてもいい事を考えさせられてしまうもの…だものねえ。
つい、愚痴をはいてしまいました。すみません。それでは、このへんで、終わりたいと思います。
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