老人党メルマガ(301)

18:老人党メルマガ(318)
北極星 04/11 08:48
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(318) ::: 2010/4/11
       老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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【打てば響く】4月5日転載 最近の感想です なだいなだ
【9475】Re: 決して小選挙区→政権交代ではありません  タミゾール
【9498】Re: メディアの信頼度     H.KAWAI
【9504】Re: 東京新聞社説が自己批判  イワオ
【9512】Re: 東京新聞社説が自己批判  団塊党
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【打てば響く】4月5日転載 最近の感想です なだいなだ

老人党は忘れていない
去年の九月に、総選挙で大勝して、民主党政権が発足してから、半年が過ぎました。
まだ半年か!と感じる人もいるし、もう半年も!と感じる人もいるでしょう。

この内閣は、公約だった「子ども手当て」や「高校授業料無料化」は、早々と実行しましたが、老人に対して約束した、「後期高齢者医療保険の廃止」の方は、何時になるか分からない状態です。次の総選挙まで、今の中途半端な《待ち》の状態が、ずっと続いてしまう可能性が高いですね。

でも民主党よ。老人は忘れっぽいからと思っていると間違いですよ。確かに、個人個人としての老人は忘れっぽい。しかし、老人党のようなグループになると、忘れっぽくなくなるのです。一人が忘れても、他の誰かが必ず思い出させてくれます。老人は忘れていないですよ。

次の選挙が怖いですよ、と脅しをかけたいところですが、二大政党時代になると予測していたのに、自民党が崩壊してしまったのが誤算、闘わぬ前に、自分でこけてしまうのは、自分でも格好悪いと思わないのですかね。しかも、公明党が自民党を見限って民主に擦り寄ってきています。接戦のときに、発言力が強まる老人党としては、この状況は想定外です。

「連立している社民党よ、後期高齢者問題を取り上げろ。老人の票を拾うチャンスだぞ」とでもいっておきましょう。ともかく老人党がこの問題を忘れていないことは強調しておきましょう。

「茜色の雲」最近、辻井喬の「茜色の雲」という小説を読みました。小説と銘打っているが、ほぼ大平正芳の忠実な伝記といってよいでしょう。外相のときに佐藤内閣による沖縄返還時の置き土産的密約を知って悩むところがあります。岡田外相に密約問題のヒントを与えたのは、この著者ではないかという気がします。

戦後日本の前半の政治史の小説化といってもいいでしょう。小説として読めてしまうので、読み出したら、途中でやめられない。ほとんどの関係者が実名で登場します。数人だけが、本名でない。
だからこそ、こいつはだれだ、このいやな野郎は!と詮索したくなりますが、それも読者を巻き込むための著者の術かもしれません。

六〇年安保の時代を政権の側の視線で見せてくれます。そしてあの時代の自分の記憶も、けっこう希薄になってきていることを思い知らされました。鮮明に覚えていたつもりだったことが、思い違いだったりして。
元青嵐会のメンバーが、定年で追い出される時代なんですねえ。
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【9475】Re: 決して小選挙区 → 政権交代ではありません   タミゾール 2010-4-8 16:11
 ▼晴れのちドシャ降りさん:こんにちは

>細川政権が誕生したのも、日本新党などの【自由・民主主義】政党が誕生して自民党の受け皿として機能したからで 今回も民主党が、自民党に変わりうる政党と認められたからです。

細川政権の与党第一党は、社会党でしたよね。 自民党単独政権時も春日一幸の民社党と言って、今の民主党や日本新党とそう変わらに政党もあったが少数政党でしたよね。
細かいことは置いておいて、時代の流れもあるのでしょう。

結構、共通点もありながら何が違うんのかと考えると、貴兄の思考パターンが冷戦構造時のパターンではないかと気がつきました。非常に安定的なスタンスもそれで説明できますね。
冷戦後、社会党とともに自民党が不要になってきたように、ソ連がつぶれてアメリカも不要になってきたのかもしれない。だから、みな揺れているのだし、私も揺れているのでしょうね。

>貴方が戦時中でも断固として【中国侵略反対】を主張できる自信があれば、現在の視点で過去の日本や日本人を非難するのは構いません。でも【自分も同じ事をしただろう】と理解するのであれば、現代人の視点で非難するのは止めるべきと考えます。

これはかなり厳しい指摘ですね。すくなくとも、積極的に反対表明できない時代ですから、突貫しても捕まるだけ。じっと時代の変わるのを待つか、消極的な抵抗を試みる程度でしょう。これは、ほとんどの人間がそうではないですか。

だから、そのような状況そのものを憎み、そうならないように対処するためにも、過去を顧みる必要があるのではないか。「パクス・アメリカーナのリアリティーというか、アメリカン・デモクラシーの想像世界に入ることによって、かつて自分たちが侵略し、収奪し、そして虐殺したアジアを記憶の外に追いやることができた」(吉見俊哉、前掲書、30頁)

私が、感じる貴兄などの意見への違和感はここにあると思いますね。しかし、「パクス・アメリカーナやアメリカン・デモクラシーの想像世界」が明らかに崩れつつある現在、「かつて自分たちが侵略し、収奪し、そして虐殺したアジア」を忘れ去ることができなくなってきた現実をどう受け取るかということです。

貿易相手世界1位は中国になったし。もう、アメリカ一辺倒ではだめなんですよ。
嫌な相手でも、知ろうとし、過去と対話する必要があるんですよ。
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【9498】Re: メディアの信頼度   H.KAWAI 2010-4-9 20:27
 ▼イワオさん こんばんは:

>>○世論というものは、大半、テレビで作られているように思えます。

>そうだと思います。ただ、TVの影響力はネットに浸食され始めています。世論は実際に存在するのではなく、TVが作るバーチャルなものと言っていいと思います。

○確かにネットの役割は大きいのでしょうね。アメリカの大統領選挙なんかでは、ネットの果した役割が非常に大きかったと言われておりますから。私、パソコンとのお付き合いは草創期からですけど、ネットサーフィンは苦手なもんで、ネットの重要さがよく分ってないかも。

○もちろん、昔はネット上の掲示板なんか無かった訳で、私なんぞが世論形成に寄与できる可能性は皆無に等しかったことを思えば、まさに様変わりなんですが、でも、掲示板はここでもそうですが、揶揄されたり、侮蔑されたり、罵倒されたり、皆がバカにし合っていたりで、ネットの可能性に些か疑問が湧いてくる今日この頃なんですね。

>>○テレビは低級なものが多いのですが、映像と音声が付いておりますので、ニュースなんかは断然面白いです。嘘言っても全部分りますし、これ、ある意味信頼度抜群ですよ。

>日本の報道番組は、世界水準から比べ品質も、信頼度も下の下。
映像はいくらでも中抜きしたり、都合の悪いところをカットしたり事実と逆のイメージ作ることは簡単です。

○日頃、マスメディア、取り分けテレビに「攻撃の矛先」を向けている私が、テレビをよいしょする訳がないじゃありませんか。そりゃ、映像は編集できるでしょうけど、でも、故中川昭一大臣の酩酊記者会見とか、大臣が3人遅刻したと言って、「参議院を舐めてんのかよ。」とチンピラ紛いの言辞で詰め寄っていた舛添議員とか映像と音声付きのメディアが面白いのは確かですよ。

○毎日、暗い表情でボソボソお話をされている鳩山首相と、只々民主党を腐すだけで、展望の見えない谷垣総裁と、親の七光りと親譲りのイケメン振りと屁理屈しかない小泉進次郎議員を見ておりますと、面白いなんて言っておれませんかね。未来は暗いと思った方が良さそうですね。
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【9504】Re: 東京新聞社説が自己批判   イワオ 2010-4-10 0:30
 ▼団塊党さん:

>4月4日の東京新聞社説は、小沢問題でのマスコミ報道と検察のあり方に対する自己反省がつづられている。
>小沢報道だけでなく、この半年間のマスコミの民主党たたきは異常だ。一部新聞社にはあからさまな敵意すら感じられる記事が連日続いている。テレビも同様。

>まるで自民党政権に戻ることを念じているように見えてしまう。ところが国民は自民党政権に戻りたいとはさらさら思っていない。民主党にわらをもすがる思いで期待して一票を投じたのに、正義面して明けても暮れても決まり文句でそれをたたいてくる。こんなに滑稽なことがあろうか。

>マスコミは国民の支持を得ようと思えば、国民の本音がどこにあるのか、そこに気付くべきだ。さもなければ、読者は二度と帰ってこないだろう。
>http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010040402000072.html

東京新聞の社説見ても、やってしまった後の言い訳でしかありません。サリン事件の河野氏へのメディア報道、猛反省して今後このような事は無いようにしなければと、すべてのメディアが語ったはず。
また同じ事を繰り返している。ネガティブキャンペーンが終わった後に。
ネガティブキャンペーン続けながら、社説で一部の良心ある記者がもっともなことを書く。

「読者は二度と帰ってこないだろう。」ではなく、読者が新聞買えなくなって読む気力も、考える暇も無くなる。深く静かに、日本がアルゼンチンタンゴを踊り始めているし、ブラジル化が始まっています。
未だダムは崩壊してないけど、もう社会の崩壊を止めるのには遅すぎるかもしれない。唯一の希望が、民主党だったのですが。

「生活保護水準未満の収入や資産で暮らす世帯のうち、受給できる可能性のある低所得世帯のうち約3割が保護を受けていないとみられることが判明。」と毎日新聞にでてました。もう末期です。で、いつまでも低所得世帯おとなしくはない。スラムが出来、一定水準の教育さえ受けられない若者が増える。
ブラジルや、南アのような誘拐産業成長します。
もうメディアに期待するのはやめましょう。今さらまともになるはずがない。
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【9512】Re: 東京新聞社説が自己批判  団塊党 2010-4-10 16:20
 ▼イワオさん:

イワオさんとは以前何度か議論のやりとりをしたことを覚えています。お久しぶりです。マスコミはいつも決まり文句を持ち出して批判してきます。「自民もダメだけど、民主もダメ」というのもその一つです。
しかし、民主党のやろうとしていることは、革命なんですよね。自民党が長い間できなかったことを、半年やそこらでできると思うこと自体、何も分かっていない、いや分かっていないふりをしているのでしょう。

明治維新も10年間は混乱が続いたといいます。さすがに10年間は長すぎますが、せめて1年、2年は待たないと、評価はできません。脱官僚依存ということだけでも、想像を超えた難しさがあるはずです。100年以上やってきた政治の仕方を変えるわけですから、試行錯誤の連続であるはずです。すんなりできるはずがない。

そういう難しさを全く考慮に入れず、枝葉末節なことで、ああだ、こうだと難癖をつけてきているのが最近のマスコミです。連日、国民は刷り込まれるわけですから、支持率は落ちるのも当然でしょう。
しかし、マスコミがたたけばたたくほど、民主党への支持も静かに広がっているのではないかと私は思っています。まだまだあきらめるのは早いです。

東京新聞、週刊朝日など一部のマスコミにはわずかの期待も持てる半面、疑念もあります。
今後、しっかり見届けていこうと思っています。
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