老人党メルマガ(320)

3:Re: 老人党メルマガ(322)
北極星 05/13 15:36
roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(322) ::: 2010/5/9
       老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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【9878】Re: 新聞・放送など偏向歪曲報道に注意してほしい 団塊党
【9888】Re: 鳩山は何を学んだのか   みじゅくもの
【9907】Re: 鳩山は何を学んだのか   団塊党
【9908】Re: 鳩山は何を学んだのか   みじゅくもの
【打てば響く】抑止力なんていってちゃだめ  なだいなだ
【読者投稿】公開の場で海兵隊の事業仕分けを 岡田元浩
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【9878】Re: 新聞・放送など偏向歪曲報道に注意してほしい   団塊党 2010-5-4 9:41
 ▼原口 隆志さん:

内橋克人さんの「ジャーナリズムはこれでいいのか」を聞きました。紹介してくださって有難うございます。
http://www.nhk.or.jp/r1/asa/business.html

内橋克人さんは、新政権発足直後からの報道の偏りを指摘した後、
「するどい洞察力のある、奥行きの深い報道力に欠けていることが、ジャーナリズムの衰退を自ら招いている。」
ジャーナリストは「未成熟な民主主義を日本に根付かせることを考えて欲しい」

「政権交代の真の意味を深める視点を持つべき」「組織にいるジャーナリストは言論の自由を言うのであれば、まず一人ひとりが社内で言論の自由を獲得していくべき」など仰っていました。
ジャーナリズムに対する警鐘としてすべての関係者に聞いて欲しい内容だと思いました。

昨日一人暮らしの私の母の家に行ってきました。83を超えて背中が曲がってきましたが、この年にしては好奇心旺盛で、私と政治の議論もよくします。特に民主党支持者ではなく、むしろこれまでは自民党を応援していましたが、最近のテレビは「嫌らしい」と言っていました。私は「ああ、やはり」と思いました。

偏向とか歪曲ではなく、「嫌らしい」という母なりの表現が心に残りました。
表現は稚拙ですが内橋さんと同じことを感じているのではないかと思います。
知識もさほどない一老人にこう思わせるだけの歪みがいまのマスコミにあることは確かだと思いました。
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【9888】Re: 鳩山は何を学んだのか   みじゅくもの 2010-5-5 18:06
 ▼団塊党さん:横から、妙なスレをお許し願います。

新しいスレッドを立てるのかな?とも考えたのですが、関連がないわけでもないし、団塊党さんなら、不法侵入とも言わずにお許し願えるかな?と

鳩山首相は何を学んだのか  「トラストミー、そして、腹案はあり5月末結論」から始まった今回の騒動、学んだ結果、アイムソーリーでは笑い話になってしまう。
鳩山首相は今こそ頑張らなければならない。そうでなければ、残念ながら、民意は離反する。

そして、そのことの重大性は小沢一郎の「政治と金」の問題などの比ではない。
小沢の場合は「形式犯」などといわれるが、それは、法律上ばかりでなく、政治倫理などといわれる「考え方」の問題が問われているものでもあり、実害は限られたもので、所詮、それ「だけ」の話である。
しかし、一国の首相の「覚悟」のほどは、今後の政治や国の方向付けの形で、実害を伴うことになる。

マスコミが本来の役割を果たし得ない現状で伝えられるところのものはまさに「混沌」としており、一人の国民として、真実は全くのところ藪の中である。 しかし、今のアメリカは「藪」ではなくオバマである。
話をそらせてはならないが、真剣に考え続けることに感ずる「負担」が大きすぎる。

一国の総理としては、どのような結論となるも「覚悟」の程が「見える」形にならなければならない。
指導者は開き直る覚悟も必要であり、自ずと道は開けるものでもある。
運命を感じ、それに、殉ずる覚悟がなければならないと言うことでもあろうか。
「駐留なき安保」は持論であったはずである。

今回、何を学んだのか、庶民の一人として知る由もないところだが、もともと、政権には厳しい遠心力が働くものであり、そのようなことは、政治には全く素人でありみじゅくでもある私のようなものでさえ想像に難くないところである。

過去からの利権に潰れた前政権の場合は「潰れた」でも良いことだが、改革を掲げて夢を託され、結果としては残念ながら力が及ばないと言う場合は「潰れる」ことも許されない。
仮に、政界を去るほどに立場を辞するものであっても、それでは、政治家としての一分が立つものではない。
現代であるから「切腹」の言葉は禁句であるが、駒ヶ根の里へでも行って、タオでも研究した方が良い。

政治家が本来考えるべき庶民との関係とはそうしたものである。鳩山家は政治屋の家系ではなかったはずである。
それとも、鳩山家の家系は別人に譲るとでも言うのだろうか。
車椅子に身を託しながら外交に身を捧げた祖父を忘れては、夢を達し得なかった、厳父も悲しむだろう。

ことは「威」のあるなしの話ではない。最低限、アメリカに拒否されて、その影響で「追放」されるものでなければならず、そのプロセスを庶民の耳目に明らかにすることが最低限であり絶対でもある責任というものだと考える。
自ら身を引くなどの「かっこのよさ」などに拘っていられる場合ではないし、言説を曲げて保身を考えることなど、決して、許されるものではない。

「状況が厳しい」そんなことは始めから解っていたことであるべきだ。政治家としての「意地」を示さなければならない「とき」であろう。そうでなければ、官僚との関係なども「絵空事」になってしまう。
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【9907】Re: 鳩山は何を学んだのか   団塊党 2010-5-6 23:30
 ▼みじゅくものさん: 

鳩山さんを叱咤激励するご意見だと受け取りました。私も重なる思いです。まだよく整理できていませんが。
交渉の段取り、交渉術という面では不手際が目立ち、メディアに例のごとくたたかれていますが、そんなことより、国民に基地問題を真剣に考えさせ始めていることを注目したいです。少なくとも私は基地問題を、あるいは日米関係の在り方をこれまでより深く考え始めています。

今はまだ、沖縄県民の気持ち、国民としての考え方などに思い及んでいない人も、これからいやでも考え始めるのではないかと思います。メディアも少しずつその方向にいきつつあると感じています。
報道を見ていると沖縄の人の怒りだけが前面に出ていますが、次のような人もいます。
http://henoko.ti-da.net/e2857214.html

自分たち沖縄の負担を軽減したいと表明した初めての総理に怒りの感情だけをぶつける人もいれば、基地問題が日本国民全体の問題として受け止められたことに希望を見出し、さあ、これからが頑張りどころだと決意している人もいると思います。沖縄にもさまざまな受け止め方があります。

鳩山さんは一国の総理ですから、国の安全をリアルに考えているはずです。一方で沖縄の気持ちもそれと同じくらい重いことです。鳩山さんは揺れているのでしょう。国外という選択をすれば迷う必要はなかったのですが、幸か不幸か県内という考えを持ってしまいました(持たされてしまったというか)。普天間の危険性排除を優先するには、一気に国外ではアメリカの了解が得られず無理との判断もあるのでしょう。

しかし、本当に国外は無理なのか、沖縄の海兵隊が抑止力になるのかどうか、さまざまな見方があります。
鳩山発言をきっかけにメディアもようやくこの点を取り上げ始めています。また、アメリカという国の正体は戦争で成り立っている国。CIAとわが国の外務官僚、検察(特捜はGHQが日本政府の隠匿物資を摘発するために始まった)メディアとのつながりも疑われますので、アメリカの言うことも鵜呑みにできません。

普天間問題によって、さまざまな課題が浮き上がってきています。政府任せではなく、国民が安全保障や基地問題を考えざるを得ない状況になってきたことは間違いないようです。鳩山さんは修正案で5月決着の覚悟を決めているのでしょうが、解決せず、国民はますます考えざるを得ない状況に追い込まれるでしょう。
これこそが鳩山さんの真のねらいであれば、宇宙人といての本領発揮と言えるでしょう。
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【9908】Re: 鳩山は何を学んだのか   みじゅくもの 2010-5-7 0:36
 ▼団塊党さん: 今晩は風が強い。

当然、叱咤激励です。交渉ははじまっていない「はず」なのです。
問題は「交渉」する「気力」があるかどうかです。結果はやって見なければわかりません。
アメリカが了解しないだろう、などと、分別くさいことを言っている間は「交渉」は開始されていないのです。

それでは、結局のところ、官僚が認める範囲でしか「仕分け」していない枝野などと余り変わりません。
本来、独立行政法人、公益法人は半数以下にする程度であるべきなのに、できる範囲でしかやっていない。
だからこそ、大きな声で偉そうにまくし立てられるのでも在りますが。

本来のレベルまで行く時はなだめたり、すかしたり、騙したり、それはそれは手間のかかることのはずです。
かっこよくやれる範囲のことなら、誰だって出来ることです。本来は「傷だらけ」になつてやることのはずです。
国内に適切な移転先は見つかりませんでした。こう言ったら、アメリカは怒るでしょうね。

でも、それが事実なのですから、国益を代表する「政府」としては、本来、そのようにいうしかないはずなのです。
そしてね苦しい交渉が開始されるわけです。政府の主管である「外交」を棚上げにして、了解してもらえる案(国益の喪失)ばかり考えるのでは「政府」とは言いがたいことになる。

結果は力及ばず「残念」かも知れません。でもやる気概はなくてはならない。そんなことでは、官僚主権からの脱却などとてものこと無理と言うものです。アメリカより官僚の方が手強いのです。
何故か? アメリカにはそれなりの「都合」もあるが、官僚には「都合=弱み」はないのです。

むしろ、弱みは政治家にあるのです。 それを、論理で主張する、とてつもなく困難な折衝になります。
アメリカの「言うことも」ですか?交渉相手の言うことは割り引くのが当たり前です。
従前の自民党政権はアメリカと交渉する「気力」などなかったのだと思います。
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【打てば響く 5月6日】抑止力なんていってちゃだめ  なだいなだ

鳩山君、君は「沖縄の皆さんにお願いしたい、日本全体のために、米軍の海兵隊基地は、抑止力として必要だ、だから県外移設は実現できない」という。お願いする方向が、間違っているのではないかね。抑止力という観点からすると、海兵隊を沖縄から移すことはできないという考えになってきたというが、戦後六〇年の間、どんな戦争を抑止してきたの?

アメリカは、だれに頼まれて、どこでだれと戦ってきたの?ベトナム、イラク、アフガニスタン、みな日本を守るためだったの?出撃するとき、日本の許可を得たの?お願いだから、間違いに早く気がついて!
あなたは日本の首相なのだから、沖縄県民のために、オバマにいうべきなの。

「オバマさん、お願いだから、米軍基地をどこか別のところに移してください。
沖縄の人があれほど嫌がっています。移そうとした徳之島の人たちも、嫌だ、といっています。
わたしは、八方ふさがりです。今、日本のどこに喜んで海兵隊を迎え入れるところがあるでしょう。

なだ いなだ という変なじいさんが《大赤字の関空に海兵隊をそっくり移したら》といいますが、その関空への移転という迷案だって、ジョークがジョークでなくなったら、大阪でも大きな反対運動が起きるでしょう。
この現実に目を向けてください。来てくれといっているテニアン移設を考えてください」と。

そして、かれの前で日本式土下座をしておねがいしてごらんなさい。
「まあまあ、それだけはやめて」とオバマも閉口するでしょう。そして引っ張りあげてくれるでしょう。
それを国辱などという人はいませんよ。世界のジャーナリストは喜びます。

そしてあなたは、このパフォーマンスの後、日本国首相を辞職すればいいのです。そうすれば政治生命はうしなわれることはありません。勇気のいることです。肝っ玉のいることです。そのあと、あなたは、選挙民から「帰ってきて」と声がかかります。その時は、国内問題のどんな難問だって片付けることができるでしょう。
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【読者投稿】公開の場で海兵隊の事業仕分けを   岡田元浩 10/5/6 20:00

今軽自動車にも付いているエアーバッグなどの米国自動車安全法は当初「星の数」程有って、法律的には成立していても、期限ギリギリまで努力しても技術的に不可能なら延期や廃止を繰り返してきたのです。
それは日本の文系法律家の理解を超えていた。

つまり、米国の「技系法」は努力目標だったのです。それはホンダさんの「松明は高く掲げよ」と同じ思想です。
米国では官僚でも「チャレンジャー」が高く評価される。日本の官僚は失敗が許されないから「ノープレー・ノーエラー」。だから民主党のマニフェストは「脱官僚」なのでしょう。

鳩山工学博士は「洋行帰り」米国の技術カルチャーで仕事をしているから、期限を切って努力しても、特に軍事技術上から当面不可能なら、妥協するのは当然。でも最初から目標を低くして軽くクリアーするのとは違う。
高い目標は生きているので、連中は、桜花の様に玉砕はしない。
一度下がっても、しつこく粘るので「♪やがて芽を噴く春がくる♪」のです。

少なくとも、国民が「海兵隊は時代遅れの胡散臭い存在、米軍内の恥部ではないか」と考えるように成った。
それは、空軍ではプレディターなど無人偵察爆撃機を使っているのに、陸軍は海兵隊と競合する「無人戦車」などの尖端兵器がテレビでは公開されているのに、日本の米軍はノーコメント。「思いやり予算は」時代遅れの兵隊と、古い武器を売りつける場になっているんじゃないのか。公開の場で事業仕分けして欲しい。

日本の官僚や政治家は軍事設備の話は全部機密扱いにして国民に説明しない。世界の軍事専門家が知っている事を隠すいわれは無いでしょう。自分が軍事技術に無知なことを機密にしたいのでしょう。
詰らない事は「知る権利」といって騒ぐ。
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