老人党
−「長生きしてよかった」という社会を築くために −
− 「強い国」より「賢い国」へ −
《ホーム》 《掲示板一覧》 《新着100件》 【総合】 【連絡】 【入党宣言】 【お知らせ】 《使い方》 《ルール》
文字サイズ         
目次


オンライン状況
15 人のユーザが現在オンラインです。 (15 人のユーザが 掲示板 を参照しています。)


QRコード
http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?num=1&sty=1&thr=382


[お知らせ掲示板に戻る全部  1-  最新50
1 【3417】老人党メルマガ(240)
北極星   運営スタッフ 2008-10-13 18:59:53  [返信]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(240) ::: 08/10/13
    =======================================================================
    【読者投稿】日本の役人について考える   柳沢のタンタン
    【読者投稿】海上自衛艦の給油活動     小野田 敏郎
    【3372】高速道路料金値下げ対策      もぐら
    【読者投稿】前回の生テレに抗議する    岡田元浩
    【3415】株価が上がれば景気は良くなる   Gokai
    【3368】世論調査に見る「人気と離散の法則」かっくるなかしま
    【3350】Re: しょぼくて恐縮ですが...  Gokai
    【3351】Re: 病院数とか病床(ベッド)数   辰乃与太郎
    =======================================================================
    【読者投稿】日本の役人について考える  柳沢のタンタン  08/10/4 21:12

    景気を良くするに付いて、総理は何を考えているのであろうか?
    最近タバコの価格を上げるという事で税収を増やすと言う論議が起きているみたいですね。
    政治に携わる人たちの考えは。税収を増やす事ばかりに専念しているようです。
    税収を増やす事は。民衆からお金を取り上げる事ですね。此れは不景気になりますよね。

    社保庁の乱雑さがここに来て又新しく拡大してきましたようですが。
    此れの責任者の処罰についてはほとんど報道が無いのはどうした事でしょうか?
    兆と言う単位のお金が出鱈目にされても、役人のすることには処罰が無いと言う事は不思議ですね。何故でしょうか。

    以前各県での使い込みや、カラ出張でも豚箱入りした事は聞いてませんが不思議な現象です。
    先日、役人とはお役に立つから役人と言う事がテレビで言ってましたが。どうなのでしょうか?
    日本の国は役人亡国に見えますが皆さん如何でしょうか?役人は半分以下でも良いのではないでしょうか。
    コンピュウターが導入されても人員は不思議と減りません。まず役人を減らす事からはじめましょう。  
    -----------------
    【読者投稿】海上自衛艦の給油活動    小野田 敏郎  08/9/30 16:53

    事の始まりは元首相小泉純一郎のブッシュ追随政策にある。ブッシュのアフガン・イラク侵略を是としてこれを支援すべく自衛隊海外派遣を実行したからだ。十分な国民的合意を得ないままの展開であったため、今日に至って問題が噴出することになる。が、本人は政界を引退してしまった。これも無責任な丸投げの変形だ。

    給油活動継続については、駐日米大使シーファーの積極的な動きが注目を浴びている。
    防衛関係者への接触に留まらず、野党党首にまで執拗に会談を求めたのは甚だ異例であった。
    与党のメンツ丸つぶれではないか。
    しかし、今振り返ればこれは政権交代を先読みしたしたたかな行動であったのかも知れない。

    9月2日広島で開催された下院議長サミットに出席した米下院議長ナンシー・ペロシ女史も日本政府防衛関係者に会い給油活動の継続を要請している。女史は野党民主党の議員なのでこの行動はいささか説明が必要だが、日本のメディアは沈黙を守った。大統領選伯仲のこの微妙な時期に米民主党独自の戦略とは考えられない。
    ブッシュ政権が民主党下院議長を通して給油継続を日本政府に通達した。給油問題については民主も共和もないことか。

    安倍、福田二人の元首相の政権丸投げにも給油問題が根底にあったとの観測がある。
    問題解決に着手する前に政権を投げ出すほどの重圧があったということか。
    安部、福田の両政権時代、与党の幹事長であった現首相麻生がこの問題への覚悟なしとは考えられない。

    米政権への直接のコミットは避けたものの麻生首相は国連総会で日米間「公約」(毎日23日・インド洋での給油活動延長に向けた新テロ対策特別措置法改正は日米間の「公約」だが・・)の給油継続への強い意志を全世界に公にした。
    自ら退路を断ったと見るべきなのか。

    給油継続問題について日本国民の態度は概ね冷淡であると言ってよい。給油の量についての説明が二転三転したり、記録の紛失等の失策が続いた。無料給油であることも知らされていなかった。アフガン用の給油のはずがイラク戦用に転用された事例が報告された更に、「行く先を聞くわけにはいかない・・」等の防衛責任者の弱気の発言が国民の怒りを誘発した。

    腹の底には何故アメリカが肩代わりしないのだ、との考えがある。
    油の価格が出先であるため通常契約より割高になるのだと言う。
    国民の税金を文字通り湯水のごとく消費されることへの怒りがある。石油価格高止まり状態の日本で庶民は喘いでいる。
    景気が悪いのになぜなぜインド洋無料給油は継続するのだ。その分国内の消費に回して欲しい、これが庶民の願いだ。

    無料給油の対象国は8カ国だという。全て独立国だろう。アフガニスタン戦争への加担は全て各関係国の自主自立的な判断によるものと信じたい。ならば経費も全額負担が当然ではないか。各国家予算の範囲内で賄うのが当然ではないか。

    これは推測だがアメリカは日本自衛艦の無料給油を約束して各国の参加をとりつけたのではないか。
    その日本が無料給油を止めたらアメリカのメンツが立たない。

    駐日米大使シーファーはプレスクラブの記者会見で日本の防衛費が少なすぎるという。
    ミサイル防衛費にもっと金を使え、米製戦闘機を買えと督促する。
    アメリカの防衛出費に較べれば日本は数倍の出費をしてしかるべきだ、給油費などものの数ではないと言わんばかりだ。

    ではこの窮境を麻生大臣はどのように突破するのだろう。弾傷を覚悟しての「数の暴力」での衆院再決議なのか。
    民主党を裏から脅すか、まともな方法は残されていない筈だが。

    此処で老人党提案者なだいなださんの意見を聞いてください。打てば響く・9月1日
    【重要なのは、国会がスムーズに運営されることではない。この日本に民主主義を根付かせることである。
    そのためには、解散総選挙で政権の交代が行われる習慣を定着させること。
    給油活動にしても、国民の審判を仰げば何も日本国の首相個人が、アメリカに申し訳ないということはない。

    これが国民の選択ですから、といえばいい。
    「野党が協力しない」なんて泣き言を述べているようでは、民主主義のなんたるかが分かっているとはいえない。
    どっちみち、また保保連合などというわけには行くまい。今度こそは解散総選挙ということになるのだろう】

    つまり王道を歩め!ということだ。
    -----------------
    【3372】高速道路料金値下げ対策   もぐら 2008-10-8 1:22(編集)

    自民党が早くも高速道路料金値下げ案を打ち出してきました。
    こんなに早く対案(まだ固まってないけど)を出してくるとは思いませんでした。
    http://www3.nhk.or.jp/news/t10014575471000.html

    国交大臣の言い回しがふるってて、「財源が決まるという前提で引き下げていきたい」って。
    何なんだ、この言い方は。自民党は財源がない、ないと言ってたのに。要は財源があるってことじゃない。
    この言い方は 政権担当能力がある、と褒められるものなのかどうか理解に苦しみます。

    ボケをかます大臣にすかさず官僚が「財源がない」って突っ込みを入れていれていたようですが。
    (国交省の官僚は財源の有無なんかよりも、今後 天下り先がどうなるかを一番心配していると思う)
    まあ、財源の問題は民主党もあるだろうし、今後煮詰まればいいことです。
    選挙の前までには提示してもらわないと困りますが。

    それにしても選挙がからむと仕事が早くなるし、今までできないと言ってたことが できるようになりますねえ。
    けっこう、けっこう。大いに政策を戦わしてもらいたいもので。
    もし大連立だったら、この問題は なあなあで終わってたんじゃないでしょうか。
    -----------------
    【読者投稿】前回の生テレに抗議する 岡田元浩 08/10/1 4:36

    放映の中で、内外経済、金融資本市場の諸問題を分析し、グローバル経済の本質を解析する。
    日本経済の再生に積極的に提言している。三菱UFJ証券、チーフ・エコノミスト 水野和夫氏が核心の発言をされた。

    田原:
    そこで水野さん、専門家に伺いしたい。さっきのね、たった3兆ぽっちでね、景気が良く成るかって話。さあどうですか。

    水野:
    あのう、もう殆ど景気良く成らないって思うんですね。で、恐らく金額の問題じゃないと思うんですよ。
    小泉内閣の時から始まった2002年から2007年までのいざなぎ景気を超える景気回復の中でですね、景気が良く成ってるって云うのは統計上良く成っているんですけど、一人当たりの実質賃金を見るとですね、2007年よりも2008年の方がずっと傾向減ってる。

    田原:そう、減ってる減ってる。
    水野:
    そうすると其れは最近消費者物価が上がったから実質賃金が上がっただけじゃなくて、えーインフレ率がゼロの時でも名目賃金が下がって、でー、と云うことはですね、景気を回復すると云う事が、イコールですね、えー生活水準を良く成ると云う事と全く繋がらない様な構造に成って来ている。

    田原:あの時政府は「景気が良く成った」って云ったけど、国民は全く実感無かったもんね。
    水野:
    と云う事はもう、景気を良くするって云う政策自体が、生活を良くするって云う事と全く繋がらないわけですから、相変わらず景気回復するって叫んでいる事自体が「全く別次元の事を行っている」と。
    ---
    上記水野さんの発見された「前例のない構造」は、小泉内閣発足当時、私書で予言した事です。
    しかし折角田原さんが水を向けたのに、直後から政治家連中が、「従来型を是としての金額の話」に戻してしまった。
    次回は水野さんの発見を認めて、その出口対策について語れる論客を集めなければ、日本は沈没する。
    -----------------
    【3415】株価が上がれば景気は良くなる   Gokai 2008-10-13 17:05
     ▼世直しさん:こんにちは。

    >自民党馬鹿ども、亡国政権、うわべだけで、心から国民のこと考える奴は ゼロだ。

    財政赤字だから打つ手がないなどと澄ましていられるのは国民のことを本気で考えていない証拠です。
    自民党、公明党ともに民主党案をばら撒き無責任だというが、彼らこそ国民に対して無責任です。
    自分達の無責任さがいかほどのものか解かっていないらしいから、ついでに言えば彼らはアホでしょ。

    麻生も外資にのっとられた日本を元に戻そうと耐え忍んで首相を目指していたと思っていたが、何のことは無いただの権力亡者、中身の無い名声がほしいだけの下劣のやからだったようです。
    次の経済対策を他の閣僚に丸投げするを見てがっかりしました。

    世直しさん仰るように、最大の経済対策は株価対策、土地対策です。それで時価総額を500兆千兆と増やせばすべて丸く収まるのに、それをするためにこそ景気対策などと順序が逆を言い、正解に気付かない。

    こうなれば解散総選挙を促すデモ行進なども必要です。
    野党の主導を期待します。きっと大勢が参加しますよ。
    -----------------
    【3368】みのもんたさんゲットか、世論調査に見る「人気と離散の法則」
    かっくるなかしま 2008-10-7 18:06

    どうもです。自民応援団? の みのさんには、同じく自民応援団? 
    の おいら同様(^^; 「変節」して欲しいっす〜(^^

    で、みのさん。ちょっとズレてるけど、「風向き」読みにゆき始めたのか(^^
    http://www.j-cast.com/tv/2008/10/07028129.html
    出所:ワイドショー通信簿、『朝ズバッ! みのもんた「自民党の命取りになるかも」』、10/7)

    >>みのもんたは「それじゃ言論の自由はなくなっちゃうじゃないの。こんなこという自民党がおかしい」
    >>「知る権利のさいたるものがこの資料請求。自民党の命取りになるかも知れない」。
    >>さらに、「麻生さんは、官僚を使いこなせといってるが、こんな風に使ってるの」

    いいこと言うな〜、みのさん。みのもんた、ゲット(^^;;
    ってか、党首討論とか論戦とか言っててさ、民主党が役所に尋ねた、資料を照会・請求した、
    → 何を尋ねたか事前に知っておく
    → 都合の悪いもの、窮するようなものは、事前にカット
    → (ついでに、役所に答弁(模範解答)を用意してもらう)

    じゃ、全然、論戦じゃないな。
    資料請求の事前相談って、ただのカンニングじゃないのか。
    「事前に質問と答えが分かっているんだから、ペーパー読むな」って、突っ込んで欲しい。
    こちら(↓)の「ザ・選挙」の分析が、興味深いです。
    http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0809/0809260147/2.php
    (出所:ザ・選挙、「麻生人気」で自民党は選挙に勝てるのか?(3)-2、9/26)

    内容的には、「人気の持続性」なんですが、
    面白かったところは、「凄く好きが多いか、凄く嫌いが少ない」、と、人気が続くんですね。

    多少、状況によって、人気離れのほうにブレたとしても、
    固定的ファンがいるか、固定的アンチファンが少ないと、
    状況がまた変わると、「元に戻る力が働く」、ってことですね。 ← 復元パワー

    で、小泉・安倍・福田、と比較してあって、
    分析で興味深いと思ったのは、こちら(↓)です。

    >>小泉は、支持率が単純に高いというだけでなく、強く支持されていたのである。逆に、安倍や福田の支持率は、小泉のような明確で強固な支持ではなく、とりあえずの支持だったと言える。

    当初支持率が高くとも、強固に支持されていないと、「落ちやすい」ってところ。 ← 減衰パワー
    dN/dt =−λN みたいな(^^ (小泉さんの場合は、λ≒0だった、と)
    で、筆者の方は、寄稿時点(9/26)では、JNN調査(9/27、28)が出ていなかったので、

    >>次のJNN世論調査の公表がいつになるのかわからないが、麻生内閣の本当の人気を知る上で、この調査は重要な指標となる
    >>今のところ支持率は低めだが、JNN世論調査の「非常に支持できる」の割合が20%を超えるようなことがあれば、今後支持率は安定するだろう。
    >>一方、「まったく支持できない」が最初から10%を超えるようであれば、内閣はすでに下降期に入っていると見るべきである

    と指摘していたのだが、そのJNN調査は、こう(↓)で、
    http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/shijiritsu/

    で、こう(↓)でした。
    非常に支持できる   6.3%
    ある程度支持できる  44.8%
    あまり支持できない  38.2%
    まったく支持できない 9.3%
    答えない・わからない 1.5%

    その意味するところは、減衰パワーが働きやすい。支持率は、下降しやすいんです。仮説に準拠すると。

    ではまた。

    ここ(↑)ですよ、
    自民党が独自調査で選挙がやばいからといって、
    先送りで様子を見にいったとして、時間軸上で、それがプラスに働くのかどうか。

    自分の場合は、極めて世間一般的な体質に近い? もんで、はやくも減衰していますしね(^^
    メディアだって、集団としては、集団全体の傾向、と近いものを持つはず。

    自民応援団? の みのさんが、どう減衰してゆくかも、
    (個人としては、しないかもしれないですが、局や視聴者の空気は、商売的に測りにゆくだろうから)
    チェックポイントであろうか、と。
    -----------------
    【3350】Re: しょぼくて恐縮ですが...  Gokai 2008-10-6 21:17
     ▼かっくるなかしまさん:こんにちは

    >リチャードクーさんのこちらの図に即するなら、
    >http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/html/koo08_3.html
    >確かに大企業のB/Sはきれいだけど、中堅以下ぼろぼろで、 家計もへたってるんだから、10兆、20兆円のカネを真水でぶち込むところですね。 ← >( ↑ 給油法案の、恒久化、ですけどもね) ・・・★3
    >おれは、それはそれで、政権与党の矜持として、見上げたもんだと思いました。 感心したもんです。

    >最近の麻生さんは、★3の線を打ち出しつつあるように見えますが、村山談話を継承すると言っているのも、公明党(の党内ハト派)懐柔策だろうと観ていますが、基軸国策や緊急経済対策といったもののプライオリティが、すっかり劣後してしまっている、ということですね。

    楽しく、読ませてもらいました。社会情勢の現状認識はほぼ同様です。
    結局、現自民党は無能集団に成り下がっているということじゃあないですか。
    異論あると思いますが、私に言わせれば、郵政選挙でもともと数少ない有能な自民党議員を追い出してしまったのです。
    -----------------
    【3351】Re: 病院数とか病床(ベッド)数   辰乃与太郎 2008-10-6 21:44

    皆さんの論戦、お疲れ様です。辰乃与太郎と申します。
    このスレッドでの議論を拝見していて、ふと疑問に思ったのですが↓

    「医療危機・医療崩壊の問題って、医師数の数『だけ』を考えているだけでいいんでしたっけ??」
    というのも、僕が聞いた話だと「地方の病院とかが次々と経営破綻して潰れた」ということなのですが…
    正直僕は、「本当かな…」と半信半疑でしたが、つい最近、色々と調べて見ましたが、何と!ここ約10年間で「病院の数自体が減ってきている」のですよ。

    厚生労働省:白書、年次報告書等
    http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/index.html
    平成20年度版厚生労働白書(資料編):
    http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/08-2/kousei-data/pdfNFindex.html
    医療施設(病院・診療所)数の推移:
    http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/08-2/kousei-data/data/20637.xls

    (一部抜粋)
    全国の病院の総数は以下の通り。
    1995年 9,606 1996年 9,490 1997年 9,413 1998年 9,333 1999年 9,286
    2000年 9,266 2001年 9,239 2002年 9,187 2003年 9,122 2004年 9,077
    2005年 9,026 2006年 8,943
    (抜粋終了)

    というふうに完全に減少傾向にあります。
    例えば、1995年を基準として、そこから2005年まで何%減少したか計算してみます。
    「1995年 9,606」と「2005年 9,026」という数値を使って、
    (9,026 − 9,606)÷9,606=−0.06037・・・→約6%の減少
    うわぁ、ここ10年くらいで6%も減少…(絶句

    あるいは、↑の資料をよく読んだ方々が、「その代わり、一般診療所が増えているんだから問題無いだろう。」
    と反論するかもしれません。

    (一部抜粋)
    全国の一般診療所(要するに「○×クリニック」の類)の総数は以下の通り。
    1995年 87,069 1996年 87,909 1997年 89,292 1998年 90,556 1999年 91,500
    2000年 92,824 2001年 94,019 2002年 94,819 2003年 96,050 2004年 97,051
    2005年 97,442 2006年 98,609
    (抜粋終了)

    ですが、ちょっと待って下さい。
    確かに、僕たちが風邪を引いたり捻挫とかした場合には近所にあるクリニックへ行けば何とかなります。
    ところが、「交通事故に遭った」とか「ガンになってしまった…」という大病や大怪我を患ってしまった場合には、病院へ入院するしかありませんね。当たり前ですが。

    で、いざ入院、というときに病院側が「すみません。ベッドが満員で今すぐに入院出来ないんですよ。」と言われてしまったらどうするのでしょうか? しかも、病院が減少しているのですから、入院用のベッドの絶対数も減少しているのに…。

    病床種別病床数及び一病院当たり病床数の推移:
    http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/08-2/kousei-data/data/20640.xls

    (一部抜粋)
    病床(ベッド)の総数
    2000年 1,647,253 2001年 1,646,797 2002年 1,642,593 2003年 1,632,141
    2004年 1,631,553 2005年 1,631,473 2006年 1,626,589
    (抜粋終了)

    ところで、患者数の方はと言いますと、「人口10万人当たり患者数」はここ10数年で横ばい(もしくは下降気味)らしいです。
    図録▽受診率推移(人口10万人当たり患者数)
    http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2000.html

    (記事抜粋)
    >人口当たりの患者数は一般に受診率と呼ばれ、従来から、厚生労働省の患者調査によって調査されている。この結果を図録に示した。
    >受診率の推移は医療機関の充実や医療保険制度の動きによって大きく影響されている。
    >受診率は第一義的には医療アクセスの容易さをあらわすものであるが、戦後医療機関の>充実や医療従事者の増加、さらに1961年の国民皆保険開始、1973年福祉元年の老人医療>無料化などによって、外来、入院ともに戦後大きく上昇した。
    >外来は1975年をピークに、入院は1990年をピークに横ばい、あるいは下落に転じた。こうした横ばい、あるいは下落に転じるきっかけとしては、健康保険の自己負担増、老人保健の一部自己負担化及び負担額増が大きな影響を与えている。

    図録▽高齢化とともに高まる医療費(各国比較)
    http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1900.html
    ↑日本の医療費がじわじわと高くなっていますね…。確かに医療費が高くなっていけば、「医者に診てもらいたいのに『お金が無いから』診てもらえない」人々が多くなるかもしれませんね。

    しかも、現在、日本は高齢化まっしぐら。そうなると、体が弱くなり医者に係る老人の方々が増加する予感が…。
    図録▽主要国における人口高齢化率の長期推移・将来統計
    http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1157.html

    主要国中、日本が人口高齢化率トップです。「世界に冠たる『老人大国』日本」ですね。
    というわけで、これでは医師数が増加したってカバー仕切れるとはとてもではないが言えないと思いますけど…。

    僕は、「とてもではないが、『医療危機なんて無い』なんて言えない。」
    「医療危機・医療崩壊は、『今、ここにある危機』なのかもしれない…」と言いたいです。
    =======================================================================
    ★メルマガは週刊で現在1042通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。
     行区切り等を整理することがあります。
    ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp へ。
    ★総合掲示板は http://6410.saloon.jp/ 左側の目次から目的ページへとお進みください。
    ★新規配信・アドレス変更などについてのご連絡は、「メルマガ登録」からお願いします。

閲覧 33035
[お知らせ掲示板に戻る全部 次100 最新50
BluesBB ©Sting_Band


Site developed by 老人党, All Rights Reserved.
Powered by XOOPS Cube © 2001-2006, Themes designed by OCEAN-NET.