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10 【7835】老人党メルマガ(298)
北極星   運営スタッフ 2009-11-22 8:34:44  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(298)  ::: 2009/11/22
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【7815】亀井さん、民意を見誤るな pierre
    【7790】事業仕分け〜その意味と狙いについて かっくるなかしま
    【7793】Re: 事業仕分け作業について みじゅくもの
    【7802】Re: 事業仕分け作業について H.KAWAI
    【7814】Re: 最近、思うこと 柳沢のたんたん
    【7811】Re: エネルギー論争を散見して(付け足し) タミゾール
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    【7815】亀井さん、民意を見誤るな pierre 2009-11-20 17:43

    亀井静香金融・郵政改革担当相が、雑誌に「私が『郵政民営化』をぶっ壊す」という談話を発表した。これを一読して感じることは、亀井氏の発想の根底にあるのは「小泉憎し」の怨念ではないか。

    亀井氏は、「私は日本郵政を世界一の会社にするロマンを抱いているんです」
    というが、そのための具体的な戦略については、「全国24,000あまりの郵便局は今や地方における唯一の拠り所です。……そこを郵便や郵貯・簡保の窓口に使うだけじゃもったいない。介護の拠点に使ってもいいし、年金の徴収や支払いをやったっていい」

    あるいは「信組には預金を集める力はあまりないけれど、貸出しのノウハウはある。郵貯は預金を集める力はものすごいけれど、貸付能力は無い。互いの持っている力を上手く補いあう形で、郵貯で集めたお金を、地域の中小・零細企業にながしていく工夫はできないか」

    という。運用力に乏しいゆうちょ銀行がその資金を地銀・信金・信組などを通じて地域に貸し出すというのは興味ある発想だ。しかし、これはゆうちょ銀が民間銀行だって一向構わないのであって、「民営化をぶっ壊す」ことには必ずしもつながらない。

    後段の話は、これらは本来行政がやるべき仕事であり、それを日本郵政に押しつけることによって民営化に歯止めをかけることにはなるかも知れないが、「世界一の会社」になどできるはずがないではないか。

    この談話の締めくくりに、亀井氏は次のように言うのである。
    「民主党と連立している意義は郵政民営化見直しだけじゃありません。小泉政治をひっくり返すことが我々の政治的な任務、責任なんですよ」。

    これこそが亀井氏の本音だ。しかし、小泉政治に国民は、あれだけ喝采したのはつい数年前だった。それを否定する亀井氏は、この「民意」に込められた有権者の意思、意識を、一体、どう考えているのであろうか。

    亀井氏はまた、「談合」について、公取の委員長が
    「『いい談合も悪い談合もありません。談合はすべて悪なんです』と反論するから、『ならアメリカに行け。ここは日本だ。談合坂って地名もあるじゃないか』と言ってやった」

    と得意気に語る。これはまさに、競争原理をすべて悪と決めつけ、“市場原理万能”と同様にとんでもない暴論である。亀井氏はまた
    「今度の民主党のマニフェストは、市場主義の行き過ぎを正そうという国民新党の政策そのままじゃないですか」

    と我田引水だ。だが、今回の民主党の圧勝は、半世紀あまり続いた自民党政権の下、既得権益擁護にがんじがらめの政・官・業に癒着構造に飽き飽きした有権者の叛乱ということを忘れては困るのである。そしてそれは、小泉政治に喝采した民意とかなりの部分で通じるものなのである。

    このことを忘れて「小泉政治をひっくり返す」などと言っていると、それはまさに民意に反することになるのである。
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    【7790】事業仕分け〜その意味と狙いについて かっくるなかしま 2009-11-17 17:21(編集)
    ▼珠さん:こんにちは。横レスにて失礼します。

    >事業仕分け作業の公開について、批判的なご意見もこの掲示板に見られましたが、
    >私はむしろ、インターネットで「公開」されて良かったなぁ、国民は必見!と思っています。

    全く同意です。

    >まさに天下りの人が多い外郭団体に、予算つまり私たちの税金をいいように浪費されていたものが、バッサリと国庫返還をいわれるということが目立ちます。それが国民の目に明らかになったことだけでも、インターネット公開された意味があったと思いました

    基金の国庫返還は、ど・インパクトだったな。
    (そういう前例ができることは役人にとって驚天動地)

    >中にいる仕分け人の1人から、「もともとが財務省から出された事業案件なので、どうしても予算を削りたい財務省よりになっていることは確か。他の予算にも問題がないかを、今年は仕方がないにしても、来年度からは何らかの方法で精査する必要がある。そうすれば、今年は3兆円の削減は無理だろうが、そのくらいはすぐ削れるだろう」と言う話を聞きました

    毎年出てくる事業が概ね3000件で、今回のはそのうち約500件ですが、
    総選挙が9月で期間が短いから、全ての精査は来年度でしょう。
    仕分け人に知人が数名いるので、月中に仕分け作業が一段落したところで、残りの2500件はどうなっているのか、3000件の「仕分け作業前の仕分け」はどうだったのか、など、聞いてみます。

    >削ればよいと言うものではなく、文教費、福祉関連などは心配な点も多々あります。
    >「小さな政府」が良いともいえないからです

    私は「小さな中央政府」はいいと思っていますが。オバマ大統領の就任演説を借りるなら、(もはや政府の大小ではなく)、「機能する政府」なのだろう。

    今回の国政での仕分け作業も、「構想日本」の仕分けルールに即しています。
    既にいくつかの自治体で導入された作業手順です。(p7)
    http://www.kosonippon.org/shiwake/about/pdf/0902detail.pdf

    もっと重要なことは、そもそもの発想は、「官から民」なのですが、ここでの「民」は、民間企業や民営化の「民」ではなく、国民もしくは住民(市民でも可)の民。「官主導から民主導」。

    事業仕分けの目的は、行政サービスを分割して、それぞれに国民(住民、市民)がコミットする、そういう仕組みを作ること。(p4)
    http://www.kosonippon.org/shiwake/about/pdf/0902detail.pdf

    予算を削ったり増やしたりする、財源の付け替えや捻出は、必要なことですが、それは現象的なことであって、本質は、国民(住民、市民)が官業を担うこと。
    (官業を担うとは、お任せにしないということ。)(例えば、地域の実情に合った行政サービスを住民が地方政府に求め、地方議会・政府はその責任を負う)

    >また大急ぎで多数の案件を、仕分け人が短時間で判断していくと言うのは、たいへんな無理もあるようです。見せて貰ったところ、ものすごい数の資料でした。

    ご覧になられたのですか。(負けた。)

    >しかしともかく、長期政権の弊害は、政治家・官僚・経済界の癒着、それによる税金の無駄遣いが大きいと思っていましたので、今回、民主党になって、この事業仕分けの公開が出来たことは、それを見ることが出来た1人の市民として、とても良かったと思っているのです

    ご指摘の、「長期政権の弊害は、政治家・官僚・経済界の癒着、それによる税金の無駄遣い…」、それについては、仕分けでは、「国と地方の構造問題」と捉えているわけです。(p3)
    こうした関係(構造)によって、無駄が生じ、無駄が続いてきたのだと。
    http://www.kosonippon.org/shiwake/about/pdf/0902detail.pdf

    p3の問題(無駄)を、p4のように行政構造(参政構造ともいえる)を変えることで、解消を図る、p7の仕分けはその手段である、と。
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    【7793】Re: 事業仕分け作業について みじゅくもの 2009-11-17 22:50
     ▼H.KAWAIさん: 横から失礼します。
     H.KAWAIさんには話しやすいので、ついつい、お邪魔します。

    >○皆さん、何もかも官僚主導で進められてきたようにおっしゃいますが、私は理解に苦しみます。
    >それじゃ、日本中にダムや空港や高速道路を拵えてきたのも皆、官僚だったとでも?

    私もそうですが、事業仕分けを、それぞれに、課題を認めつつも原則的には賛成されている方は「全ての責任が官僚にある」とは思っていないのだろうと考えます。この夏、ネット投稿なるものを初体験した当初に、投稿する理由のようなものを書いた記憶があります。

    それは「私自身自民党を支持し続けてきたことへの反省に基づき、官僚と自民党に厳しく反省を促すため、所属する議員数を徹底した数字(当時、140以下と言ったと思います)まで減らさなければならない」それは、民意としての決意表明だとの趣旨であったと記憶しています。

    また、官僚が今のような体たらくになったのは、政権与党議員が票欲しさに地元への利益誘導のみに明け暮れたからだ、とも書いたと思います。
    ところで、そんな状態を許してきた「主権者」は?

    従って全員有罪なのですが、実行犯とでも言いましょうか、官僚には公務員でありながら「免責特権?」のようなものがあること、議員と違って身分を失うことがほとんどないことは看過できない事実だと思います。

    事業仕分け、民主党の何割が「好んで」推進しているでしょうか。民意が「政権交代」という決意表明をしたので「止むを得ず?」やってる可能性もあると私は考えています。

    >○国鉄民営化も、電電公社の民営化も、郵政事業の民営化も推進したのは皆、官僚だったとでも?
    >○国鉄総裁を辞めさせてでも国鉄の民営化を推進したのは中曽根首相じゃありませんか?
    >道路公団総裁のクビを切ったのは石原国交大臣だんたんじゃありませんか?
    >○郵政事業の民営化は小泉首相が党内の反対を押さえ込んで強行したんじゃなかったんですか?
    全員共犯ともいえますね。

    >○しかも、専売公社の民営化も、電電公社の民営化も、郵政事業の民営化も皆アメリカの要求に応えたもので、アメリカ主導じゃありませんか。

    わが国の「保守派」がアメリカに弱いことは紛れもない事実だと私も考えます。
    この点についても、私が友人から聞いたアメリカを非難するような言葉を確認したとき、そんなこと言う人は「バカ」です。と、私が尊敬する人に言われたこと、以前のスレに書いたように記憶しています。なお、私がその人から「否定形で]ものを言われたのはそのときだけだったように記憶しています。

    世界を飛び回っていたような人でしたが、「表立って」アメリカとことを構えても得はないと考えていたように思います。
    やっていたことは必ずしもアメリカ的ではなかったように思いますが・・・

    >○そりゃ、時には官僚も抵抗することはありますが、クビを切られたらそれでお終いなんですよ。道路公団の総裁は裁判所に訴えたそうですが、勝てる筈ないでしょうが。

    石原発言のおり、そんなことしたら「死人が出る」と言ったとか、言わなかったとか・・・
    政治家がだらしがなかったのですが、私には大臣より事務次官の方が強い存在に見えました。
    だらしがなくても、政治家は国民の代理人ですよね。民意が動けば首になるのです。

    >○事業仕分けなんて言ってますけど、大体が各省庁の概算要求は多めに見込んであるのが当然でしょう。それを削るのが主計官の仕事じゃないですか。だから今度の仕分けでも財務省が指南してますよね。現場にも顔出しているじゃありませんか。

    >○大体が国の事業なんて必要性が乏しいものが多いんですよ。いえ、国だけじゃありません。地方だってそうです。切ろうとすればいくらでも切れるんです。

    国の事業には「再配分」や「波及効果」の考え方がありますから、なかなかに難しいですが、
    「甘やかし」が「非効率」を生むことも事実だと思います。

    >○そもそも政治家の皆さんは国民が本当のことを知らない方が都合がいいもので、全体像が見えないようにしているのです。そして見せたいところだけスポットライトを当てるのです。

    上記、全く、言えてますね。同感です。

    >○政治家の皆さんは不都合なことはみんな官僚のせいにして、自分達だけいい子になろうとしているんです。本当のモンスターはアメリカと財界じゃありませんかね。

    これも、可也に「あたり」だと私も考えます。しかし、民意としては政権を交代させて、今までの経過や現実を洗い直させるしか方法がないのかも知れません。私は民主党から離れることにはなんのためらいもありませんが、しばらくは見守りたいと思うのです。ダメでしょうか。
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    【7802】Re: 事業仕分け作業について H.KAWAI 2009-11-18 23:41
    ▼みじゅくものさん:今晩は。

    ○私は、戦後のある時期までは官僚が政治家をコントロールしていたのだと思います。それが田中角栄の登場で逆転して政治家が官僚をコントロールするようになったんだと思います。
    ○それによって、それまでは兎にも角にも政策というものがあって、その中で政治家も権益を得ていたのが、これが逆転して権益が政策に優先するようになったと思っています。

    ○ダム、高速道路、港湾、空港、そういったものが際限なく作られるようになったそもそもの始まりは田中角栄の「日本列島改造論」でした。
    ○また、自民党というのは「一匹狼」の集合体ですから、整合性のある政策というものが無くて、議員一人々が権益を求めて官庁に圧力をかけます。

    ○小さなところでは、あの「ムネオハウス」で有名になった鈴木宗男議員のように外務省に乗り込んで、予算を獲得したり、人事に介入します。
    ○大きなところでは、小泉首相のように郵政事業などというとんでもなく大きな権益に手を付けます。

    ○また、誰かは分りませんが、インチキ障害者団体に障害者団体の証明を出させた議員というのもいるのかも知れません。
    ○もうこうなりますと官僚も政治家も一蓮托生、お役人も終に犯罪行為に引っ張り込まれるという訳です。

    ○与党議員に限らず、野党議員も官庁に圧力をかけます。ですから各省庁から出される概算要求には見えないところに議員のタグが付いているんじゃないかって思うんですね。
    ○ですから「事業仕分け」では、「この事業は自民党議員の要求で出来たものだから切ろう。」なんて思惑が働くんだろうな、なんて思ってしまいます。

    ○そりゃ、主計官だって議員案件ってことが分っているものは切らんでしょうし、予算委員会だってある意味「なあなあ」なんでしょうし、予算規模は縮小できませんわね。

    ○結局「事業仕分け」は自民党案件を切って民主党案件に付け替えるってことでしょ。自民党議員が憤懣やるかたない表情で批判していたのも分ります。
    ○この「事業仕分け」で浮いたお金を私達庶民の減税に回してくれるのでしたらやんやの喝采を送りたいところですが。
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    【7814】Re: 最近、思うこと 柳沢のたんたん 2009-11-20 15:33

    何時も同じような事で済みませんが。
    鳩山さん確りして下さい。
    事業仕分けに就いて 基本的な命題

    (1) 95兆円と言う莫大な各省庁からの予算の要求とは此れを提出した官僚たちの神経は私は不思議にさえ思われる。国の予算は税収の範囲で整理されるべき事は皆さん良く知っているのに此の様な請求は如何なる事であろうか?

    (2) 此れが我が国の福祉に寄与する事であれば理解できる面も有るけれども、此れを作成した人達は、生活に困っている人達とは思えない。税収が40兆円を下回るような予想であれば、尚の事不要不急の事に就いては、自ずから自制するのが自然であろうと言うものである。

    (3) ある大学の科学の振興についての予算の請求者達は何処からお金を持って来いと考えているのか皆さんみんな勝手な要求を出して居るような光景がテレビに出ていた。学者達の勝手な要求に見える。

    其の前に、低額収入で生活苦に追われている人が2000万人も居ることもご存知であろうに。
    目的がいかにあろうと、人は先ず生活して行かなければ成らないという事をご存知であろう。
    衣食足りて礼節を知ると言う事も学生に教えているはずと思うが如何。
    自分達は別格であるとの考え方が滲み出ている様である。

    (4) 官僚たちも同じ事であろう、省益という言葉があり、又色々と理由をつけて要求しているようであるが、必要であれば自分達の収入を先ず減額する事を考えて欲しいし、公益法人なる名目の存在は廃棄して政府の中で処理すればよい事であろう。天下りの税金食いが我が国の財政を苦しくしている事は百もご存知のはずであろう。

    各省庁の作業自体部位門を減らし人員も極端なお話が半分で済むはずであろう。この際整理すべきが本当であろう。給与も減らすべきだ。
    部課長がそんなに沢山必要とは思えない、昔のイギリス病が今日日本でアメーバーのように蔓延してきている現状は正す事が第一の命題で有ろう。此の様な国は日本だけではあるまいか。

    無駄だらけの政府構造は一日も早く整理すべきが日本の為である。無駄な統計作業は私は応えない事にしている。税務署で大半解るはずであろう。此れなど無駄の最たるものであろう。
    -----------------
    【7811】Re: エネルギー論争を散見して(付け足し) タミゾール 2009-11-19 18:44

    槌田敦の本は以前読んだことがある。
    牛乳パックリサイクルの愚を言っていたような気がする。笑えた。

    古紙リサイクルの業者を見学する機会があったときに、聞いてみた。
    「これって無駄じゃないんですか?」そうすると、実は技術的に難しかったのだが、牛乳パックの表面フィルムを剥がして熱源にできることで、ペイできるようになった、とのこと。

    なるほど、しょせんトイレットペーパーは最終処分であるから、再生紙でいいわけですよね。
    価格がバージンパルプより安ければ、リサイクルが回るということだった。
    補助金でもつければよいのだ。割り箸については、マイ箸なんか意味はないと思うが。

    同じころ地方の気象台に聞いてみた。「昔、第5氷河期が来ると騒いでましたけど、ホントに地球温暖化してるんですか?」担当の方は「それは実際にはわからないですね」(正直な方)

    いずれも20年近く前の話で、さだかではないのだが。たぶん、槌田教授や武田教授(2人とも愛知県)はまともな物理学者たちからは相手にされていないんだろうな。
    でも、まともな?学者たちのちゃんとした反論を聞いてみたい。

    「地球にやさしく」する極論は「人類の滅亡」だと思うが、人類の滅亡した後の地球とは何だろうか、地球という意識さえ存在しない地球とは?

    ニュートンは「神の手に触れたい」と思って体系を作ったわけだが、18世紀には画期的だったよなあ。ヴォルテールも感激していたし。定説になり、一般人に降りてくるのには時間がかかるわなあ。その定説もいつかは乗り越えられるはずだが。 
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