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1 【15874】老人党メルマガ(400)
北極星   運営スタッフ 2011-10-23 7:42:24  [返信]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(400) ::: 2011/10/23
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【15833】Re:下流こその時代だ 格差デモ        ブンコウ
    【15863】Re:電力会社とは、一体、何か 復興増税は?  usagi65
    【15865】税と社会保障の一体改革            Gokai
    【15866】Re:「主導」しないでもうまくいく方法      H.KAWAI
    【15871】Re:「主導」しないでもうまくいく方法     タミゾール
    【15869】企業減税は不必要               Gokai
    【15867】日本版「緑の党」に期待…反格差デモ・考    かっくるなかしま
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    【15833】Re:下流こその時代だ 格差デモ   ブンコウ 2011-10-17 13:37

    10月15日、デモに参加しました。日比谷に着いたのが、12時半過ぎで丁度デモ行進が始まろうとしていました。
    12時から主催者の説明があったようですが遅れて聞けませんでした。
    東京も六本木とかでもデモがあり、何箇所かで行われたようで、この日比谷集合人数も150人足らずで、最後方から先頭が見えます。

    自由参加でしたが、持参の訴え文句を書いたダンボールの切れ端、手造りのプラカードそして12時集合時に主催者の用意したものを渡された参加者がフリースタイルで行進します。特定の団体、労働組合員などはくわわっていませんから、おとなしく、一見ばらばらのようですが、グローバル化で果てしなく続く一握りのお金持ちをさらにお金持ちにする先進諸国の政府政策そして偏った資本投資の様相を危惧し平凡な生活者がその歯止めに世界同時に自由意志でのデモは本当に意味あるとおもいます。

    参加している自分はプレッシャーもなく気持ちよく行進できました。
    多様な外国人が意外とおおく、取材カメラもBBC,NHK,TBS,他の自称カメラマンも多くインターネットで世界に発信するでしょう。
    私も世界各地のデモと現場感覚で一体感を持とうと参加しましましたが、神奈川から参加した方も同じようでした。
    格差の拡がりは日本ではお上頼りを教え込まれ、すべてが細かに法律化された行政下では欧米のように華やかにはいかないのかもしれません。

    日比谷中幸門から銀座日航ビル前を右折。新橋ガードをくぐり虎ノ門へそして経産省前(機動隊5−6人警備)を通って日比谷公園で解散しました。
    主催者の方が解散前に、自由意志による自然な形でのデモ、今後も続けたいと話していました。
    世界で格差デモのさらなる拡大となれば外国に弱いメディアも日本のデモを発信せざるをえません。
    ただただ、始まったばかりの格差デモの拡大こそが資本主義にクギをさす方法と期待します。

    透明に活用されるなら、寄付金は欧米同様支援箱さえ用意すれば日本でも集まるだろうとおもいます。私でさえ支援のお金を持っていきましたから。
    ところで銀座日航ビル、新橋界隈は会社があった所でもあり、1973年頃はこのような格差デモとは掛け離れた思い出の多い場所でしたので、
    30何才も若返ったような気持になりました。
    -----------------
    【15863】Re:電力会社とは、一体、何か 復興増税は?   usagi65 2011-10-21 10:59

    やまちゃんさん、こちらに繋ぎますのでご了承ください。

    現代ビジネス「ニュースの深層」に長谷川幸弘さんの投稿がのりました。
    資源エネルギー庁があっさり認めた「東電に返済義務はない」−−復興増税を国民に押し付けながら銀行と株主を守ろうとする野田政権 http://bit.ly/mVsO8F

    私は東電が原発被災者に対して補償仕切れない分を復興税として
    国民が負担すると思っていましたし、いま政府が保証しているお金は東電に対して立て替えていると思っていましたが、本当はそうではなく、おおきなからくりがあるようです。

    銀行と株主はそれほどまでして守らなければならないのでしょうか?
    -----------------
    【15865】税と社会保障の一体改革  Gokai 2011-10-21 20:15 (編集)

    日本において、貯蓄ゼロ世帯が33.9%もの高率になった理由は、所得の分配と再分配の政策が不適切であったことに他ならない。
    つまり、資本主義経済社会を構築する上での税のアンバランスと社会福祉への配分不足が原因だ。
    それを更に推し進めようとするのが、「税と社会保障の一体改革」。言葉こそ国民目線に立っているように見えるが実態は違う。国民は、「どじょう首相」の見かけにだまされてはいけない。「党内一体化」の見かけにだまされてはいけない。その本質は菅前政権となんら変わることはない「庶民増税と企業減税」の内閣なのである。

    企業減税することにより企業から献金を受けようとするさもしい内閣なのではないか。それが証拠に、企業献金廃止法案を成立させようとしない。
    そういう意味では、「増税反対、国民生活が第一」の民主党内の小沢グループを支持できても、その他、民主党員を決して支持することは出来ないし、してはならない。
    企業には1990年からの法人税減税により今日まで、総額208兆円の減税がなされてきた。一方、消費者である国民は消費税により、総額224兆円を政府に支払った。
    <医療と生活の再建へ>
    http://hodanren.doc-net.or.jp/kenkou/1109hyougo-panf.pdf

    これでは、企業減税のための消費税増税であったと指摘されても仕方がない。また、所得税においては1984年から税率の改革が進められ、累進税率の勾配は低下している。これらは金持ち優遇税制という言い方も出来るが、お金の偏在を生む政策であるとも言える。
    <所得税の税率の推移>
    http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/income/033.htm

    国内通貨の総量が一定あるいは減少する政策上では、富の偏在政策が国民の貧困率を増加させ、学問や科学技術の発展を阻害し、日本国内の優良企業が安値で買い占められる。だが、日本では多くの政治家達がその本質に気付かぬうちに、日本国民を貧困に、そして経済を弱体化させるという政策がとられてきたのではないかと疑う。
    「税と社会保障の一体改革」とは更にそれを推し進める増税と福祉削減政策なのだ。

    こういったことは日本だけに限らず、多くの先進国で見られる傾向であると思う。
    そのことを考えると、「ウォール街を占拠せよ」という合言葉によるデモの拡大は、「富の暴力」「富の暴走」から民主主義を守るという意味で、その勢力はますます増していくべきで、世界中がその意味で真の民主化への道を再び歩み始めるまでは止まってはならないものかもしれない。

    もちろん、ウオール街を占拠しても何の益もないことは当然だろう。何しろ株式の価値や金融システムの安定は、年金という福祉や企業の雇用を守るという意味では欠かせぬものであるのは言うまでもないからだ。しかしながら、ウオール街という言葉は、富の集中の象徴でもあるゆえに、富の偏在や経済格差を阻止したい民衆としてはこの言葉は非常に分りやすく運動拡大ということでは適切であろう。

    今、「ウォール街を占拠せよ」であらわされるような社会的変革を、大衆が始めない事には、この富の集中独裁という傾向は世界中で蔓延しかねない事態となり、不可逆ともなりかねない危険があると思う。
    -----------------
    【15866】Re:「主導」しないでもうまくいく方法   H.KAWAI 2011-10-21 15:06

    では、「中央集権制」と「地方分権制」について。

    ○我が国の「中央集権制」は明治維新によってもたらされたものであり、この維新体制は天皇による統治に基礎に置く絶対王政のような体制であったことから、「中央集権制=非民主的体制」との見方が生まれ、また「地方分権制」が戦後の民主化によってもたらされたものであったことから、「地方分権制=民主的体制」との見方が生まれたとしても不思議ではありません。

    ○しかし、「中央集権制」か「地方分権制」かということは、民主的か、非民主的かということには関係が無く、例えば我が国の江戸時代の「幕藩体制」は「地方分権制」と言ってよいものでしたが、これはもちろん民主主義を体現したものではなく、交通・通信が未発達な時代の支配体制として生まれたものに過ぎません。

    ○さて、では何故にこの「地方分権制」の「幕藩体制」が「中央集権制」の「天皇制」に置き換えられなければならなかったのか。それには、当時の世界情勢が大きく係わっています。つまり、19世紀は帝国主義、植民地主義の時代で、国を近代化し、富国強兵を図らなければたちまち大国に支配され、植民地化される恐れがありました。しかし、「地方分権制」の「幕藩体制」では「国を近代化し、富国強兵を図る」ことは困難です。

    ○そうした背景があって「天皇制政府」が生まれ、大名が廃され、大名の領地は都道府県になり中央政府から派遣された県令が治めることとされ、「中央集権制」が貫徹されていきました。そして「中央集権制」の下で我が国の近代化、富国強兵は実現しましたが、そうして生まれた強固な国家体制が、思惑とは逆に、大国に支配され、植民地化される原因を作ってしまったことは何とも皮肉な結果と言う他ありません。

    ○こうして戦後の「民主化」によって、「地方自治体」としての都道府県というものが作られ、知事が公選制になると我が国の「国家体制」は手足を持たない頭だけのものになってしまいました。これは我が国の弱体化を策する連合国の意図によるものかも知れませんが、形ばかりの「地方自治体」である都道府県は当然のことながら、国の「下請機関」であるに止まり、その知事も自治省からの「天下り」であることが多かったものです。

    ○しかし、戦後60年以上が経過した今、この「民主化」の結果が現れてきているように思います。先の震災・原発事故でも手足を持たない政府は迅速に行動することができませんでした。また、県知事は専ら住民の代表として政府を批判する立場に立って自らの責務を忘れ、それらを全て国におっ被せようとしているように見えます。

    ○そのような現状に照らせば、都道府県に国の権限を委譲し、知事の権限を強化することは国の一体性を損なって国の弱体化を招き、国際的な地位の低下を招く恐れがあります。私には知事が行政官としての立場を否定しつつ自己の権限強化を求める現状は憂慮すべきものに見えます。

    ○私は、交通・通信の発達した現代に明治の遺制である都道府県を存置する必要は無いと思います。従って行政事務は国と基礎自治体で分担し、財政や権限よりも機能や能力に重点を置いた行政改革を行い、基礎自治体の運営には市民の参加を広げるといったことが肝要であると思います。そうすれば、地方議員に過大な報酬を与える必要も無くなって、住民と地方議員とがいがみ合うような恥ずべき光景も見られなくなるでしょう。
    -----------------
    【15871】Re: 「主導」しないでもうまくいく方法   タミゾール 2011-10-22 8:34
     ▼KAWAIさん:おはようございます

    小泉、石原、橋下氏など、煽情的な発言で人気を奪ってしまう状況はホントに怖いって思います。ほとんど今は誰も使ってないような名古屋弁らしき変な言葉を使っている名古屋市長や、それに便乗した愛知県知事などもそうですね。みんなの党などという市場原理主義者たちも異様であります。
    彼らのような存在を許す大衆的な体質(そのくせ、自分たちが割りを食うのだが)がもっと問題なんでしょう。

    それを防ぐには、過剰な言説の表面などは関係なく、彼らの政策の空虚さを衝くのが必要不可欠ですが、その挑発に乗ってしまう私など、彼らの思うつぼなんでしょう。
    皆が、できるかぎり冷静に事実を見つめ、行動に結び付けようとするしかないようですね。しかし、その事実の問題に対しては声を大に、怒ってもいいのでしょう。
    橋下さん、大阪市長になり、次はどっかの町長になり、最後は自治会長やわたしのような自治会の班長にでもなれば、もうすこしまともな政治家になるやもしれない。

    「仕分け」すべきは彼らのような存在でしょう。当然、「廃止」しないと。と私は思うのですが。
    仕分けしてもゾンビみたいに残っちゃうから、その都度警戒警報を発しないと。
    彼らに便乗するマスコミなどは見なけりゃあつぶれるだろう。ないしは内容を変えざるをえまい。
    -----------------
    【15869】企業減税は不必要    Gokai 2011-10-22 0:50 (編集)

    <企業減税は必要か>
    これは以前にも述べたので繰り返しになるが、法人税の安い他国企業との競争を理由に、法人税減税を支持する者達もいるので再度その理由を述べたい。
    簡潔にいえば、企業とはその国にいることが利益になればその国にとどまるし、損失であるとか明らかに企業成長に差が生まれるとなれば、海外に移転することになる可能性は否定できない。すなわち、利益と損失の問題であろう。

    「だから税率の高い国では明らかに損失になるだろう」とするのは早計である。なぜなら、税金を払う前に、まずは儲ける事が前提なのだ。儲けが上がらなければ、税率など無意味になる。だから、日本にいることの方が、企業が儲けられると予測できるなら、税率が高かろうが、企業は海外へ逃避しないことになる。
    税金は儲けられてこその話なのだ。

    逆に言えば、日本政府は企業に税金を安くする税制を考えるより、企業が儲けを出しやすい環境に日本社会をすることを考えなければならない。
    そう思うと、全く今の政治家は発想が安直過ぎるのではないか。
    これではTPPの是非論も危なっかしくて任せられないではないか、早く小沢氏か、亀井氏に代わるべきだろう。
    あるいは、何か国民に知らせることの出来ない理由があって、そのようにせざるを得ないのか。もし、そうならそれは民主主義の重大な違反ではないのか。

    PS. なお、法人税減税は、企業会計上、配当原資が多くなり、、株主に対して、より多くの配当金を提供することが出来る効果がある。
    そして、株主が外資であれば、海外へその儲けは持ち去られることになる。しかもそれは国内通貨ではなく、国際収支にかかわる、より重要な外貨としてである。
    -----------------
    【15867】日本版「緑の党」に期待…反格差デモ・考   かっくるなかしま 2011-10-21 16:44 (編集)

    異説で申し上げたことと、違う側面も見えるようなので、覚え書/箇条書きとしておきたい。
    ◇反格差デモ、G20と金融取引税
    ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111018-OYT1T00946.htm (読売、「反格差デモ、G20首脳会議念頭に招集へ」、2011/10/18)

    コメント:
    カンヌでのG20の視野に出してくる要求は、1%の金融取引課税。
    今時点で、EU自身から出ているのは、0.1%(株、債権)、0.01%(デリバティブ)の金融取引課税である(↓)。
    http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aFjhbGtvwBak
    (ブルームバーグ、「EU:金融取引税を提案、2014年導入目指す−年6兆円の税収に」、2011/9/20)

    金融取引税の導入には賛成だ。高速回転売買は異常だ。何%がよいのかは分からない。システムの安定性との兼ね合いだ。
    (かっては5年間ほどあった年金基金の株式保有平均年数が6カ月(年2回の回転)というのも、市場の長期資源配分の機能を損ねている...資本市場の自滅行為だ)
    (それから天下の大企業年金が規模の小さな商品市場に投資するなど、全くの邪道だ)
    (ヘッジ目的でなくレバレッジ目的のデリバティブは規制されて然るべきだ)

    ◇反格差デモ、親より貧しい世代の反乱
    これは社会学的に面白い。
    http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111016/mcb1110161951003-n1.htm
    (産経Biz、【反格差デモ】地球を一周 親より貧しい世代の反乱、2011/10/16)

    >>>第二次大戦が終了した46年から60年代半ばまでの出産ブーム時代に誕生した「ベビー・ブーマー世代」は無料の教育費、緩やかに上昇する不動産市場などの恩恵を享受できた。これに対し、その後の「バスター世代」は目先の大学授業料値上げだけでなく、不動産バブル崩壊、将来の年金削減に直面するとPwCは分析する
    >>>世代間の経済格差に気づかされた若者が自分たちの声を政治に反映させようにも人口構成上、有権者の中では少数派にとどまり、街頭を占拠して声を上げるしか道がない

    コメント:
    世代間の経済格差、という見立てになっている。所得が上がらず資産価格も上がらず負担が増えるという構造は、所謂、「日本化」だな。世代間格差の主因が、所得格差か資産格差かのウエイトの違いで処方箋が変わるが、この種の“反乱”は、人口動態の変化/高齢化で先んじている我が国の若い世代でもっと盛り上がっておかしくないものだろう。南欧諸国でデモを企画したり、暴れたりするのには全く賛成しかねるが、日本化は、我が国の若者はそれに黙っているけれど、それは正す/質す/糺すに値することだから、反格差デモへの印象は好転した。

    ◇反格差デモ、中国とトリクルダウン。
    ttp://sankei.jp.msn.com/world/news/111019/chn11101900340000-n1.htm
    (産経、「反格差社会デモを警戒する中国 資本主義が原因と強調」、2011/10/19)

    コメント: 
    80年代からの自由化政策(広義レーガノミクス)の学説的支柱をなす「トリクルダウン」だが、つまりは、一概に資本主義ではなく、トリクルダウンが反格差デモで集中砲火を浴びていると観るわけだが、中国の場合は、過去30年来の「先富論」、それがまさに「トリクルダウン」。
    ---「先富論」 - 小平が唱えた「先に豊かになれるものから豊かになり、取り残された人を助けよ」という理論 (byWiki)

    ◇反格差デモ、ニューヨーカーと金融批判
    http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-23675820111018?feedType=RSS&feedName=worldNews
    (ロイター、ニューヨーカーの反格差社会デモ支持率は7割=米調査、2011/10/19)

    コメント:
    確かにウォール街は共和党で、ニューヨークは民主党なのだろうが、茶党も反格差デモも、反金融では一致をみているようだ。
    ニューヨークはアメリカだが、同時にアメリカではない。田舎の共和党支持者が、いったいどう見ているのかそちらが知りたい。
    ゼロ金利政策やQE2(非伝統的金融政策)は、バブル崩壊を研究テーマとし続けてきたバーナンキ議長が主導してきたが、(私はそれは正しいと観ているのだが)

    反格差デモのずっと前(連邦債務上限引き上げ問題の頃、或いはその前の中間選挙の頃)から、反金融の風潮は、反連銀/反バーナンキの色合いを帯びていたから、
    だから、本当にそれでいいのか、と思っている。(孤立主義やリバタリアニズムもまた、党派を超える形での、アメリカの伝統であるようだから) 以上。
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2 【15931】老人党メルマガ(401)
北極星   運営スタッフ 2011-10-30 8:31:04  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(401) ::: 2011/10/30
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【15918】Re:空間放射線量    柳沢のたんたん
    【15919】Re:空間放射線量   JIJI
    【15881】Re:人事院勧告     ブンコウ
    【15880】勇断をもってTPP交渉に参加せよ pierre
    【15893】Re:勇断をもってTPP交渉に参加せよ TPPって何?   usagi65
    【15894】Re:TPPって何?...TPP検討議論に潜む大きな落とし穴 かっくるなかしま
    【15873】Re:「主導」しないでもうまくいく方法  H.KAWAI
    【15917】Re:「主導」しないでもうまくいく方法  Gokai
    【15916】北杜夫さんの死を悼む タミゾール
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    【15918】Re:空間放射線量   柳沢のたんたん 2011-10-28 12:03

    昨日、経団連の副会長さんがテレビで面白い事を云ってました。
    天然エネルギーは此処。数百年で無くなるから原発が必要であると言う事であるとか。

    私の教えられた所によると、8000年は現在の地球上に発見されていると、聞いてますが大きな開きがあるようですね。
    それと、この様な放射物質の大きな災害は、人類の生存を不可能にする事には余り関心が無いようで、
    これは研究によって克服できるというような発言だったようです。

    彼は原子物理学者よりも、より多くの原子力に対しての知識が多いのでしょうか?
    大体人類が此の後8000年も地球上に存在できるのでしょうか?
    CO2が増えて人間が存在できなくなると言う事も又、一つの空想である事もご存じないようです。

    その昔数万年以前CO2は地球上に現在よりも大変多く存在していてその為に植物が大変多く繁茂して化石燃料ができてきた事はご存知でしょう。
    もともと地球上のエネルギーは、太陽からの贈り物のようですね。
    ご自身は、技術者であるといっておられた割には、自然の科学に対する理解が不足しているように思えます。

    放射性物質は明らかに生命に対しては存在を否定する存在です。今回の災害の何倍も大きな事件が起こりそうな気が致します。
    GMがメキシコに工場を作るときにその機械設備を小松に大量には注した事は聞いてますが。
    日本の或いは此の地球上の人類の存在を脅かすような議論までその論法でまくし立てる事にはご遠慮願いたいものです。一言。
    -----------------
    【15919】Re:空間放射線量 JIJI 2011-10-28 14:41(編集)

    電力会社の 並々ならぬご努力と関係部署の管理の成果でしょうか??
    計画停電とやらで? 停電して、ローソクで過ごしたのも数日…
    停電に備えて、電気を必要としない<石油ストーブ>の準備大セール騒ぎ…喉元を 過ぎれば忘れ 計画停電 ?!

    停電も無くなり、ストーブ購入騒ぎも、何となく収まって、平和な日本です!?
    ガソリンが売り切れ、食品の不足… 乾電池まで品切れになった<異常事態>も嘘のように回復して、忘れられて行きます。。。

    世の中の注目課題は、<放射能汚染問題>に偏っています。
    汚染状態が解って来るに従って、じわじわと迫って来る汚染区域拡大の恐怖!
    年寄りのJIJIたちには、響かないけれど?

    後から来る世代に「核廃棄物の問題}を先送りしては、絶対いけない事だと思います。
    消滅に何万年も掛かるという原子力発電の核廃棄物の処理が確立しない今、廃棄物を先送りで子孫に残す事は<人類の破滅>です。
    この解決確立の無い限り、世界の原子力発電は廃止の方向に進むべきです。
    -----------------
    【15881】Re:人事院勧告     ブンコウ 2011-10-24 0:55

    毎日新聞10月22日の朝刊トップに「公務員給与7.8%下げへ 民主 人勧実施見送り」とある。
    1948年の人事院発足後、人勧を超える削減は初めてとなるとある。

    一方人事院は「人勧の無視は憲法違反だ」としあくまでも今回の人勧の0.2%削減を実施したうえで、
    更に給与削減法案を成立させることを主張しているのだという。
    人勧のいわんとしていることは人事院勧告制度の成立の条件云々をいっていて、「制度をまず確認しろ」ということのようだ。
    それでは前向きな改革とはいえないのではないか。一箇所でも風穴を開けることで、公務員制度改革の道へと進むことになるのだから。

    富裕者優遇是正とあいまって、公務員の適正給与の問題だ。現人事院勧告制度を広く国民に知らしめるるうえでも、
    この人勧を超える給与削減が憲法違反なら裁判所へ提訴して広く国民に訴えればよい。
    制度そのものの論議が巷に溢れれば、それだけでも閉塞感脱出の糸口にもなるのではないか。

    今回は東日本大地震からの復興財源捻出のための特例法案のようだが、どうなるか。いろいろ複雑に絡ませて、うやむやにしながら、
    いつのまにか7.8%下げ(震災に関係なく民主党成立時は20%削減?ではなかったか)に決まるのではないかと思ったりするのだ。
    議員削減、公務員削減にしたって、その役割を担う国民に選ばれた立法府の皆さんがお茶の間族同様、
    ああだこうだと喚いていては結実など、どうでもいいと遠くに追いやっているように見える。

    もっともっと国のことを考えて真剣に取り組んでほしい。
    そのためにもお茶の間族としては、六法全書は別にしても、新聞やネットからの情報を自分流に理解して声なき声として届けたいのだ。
    格差の開く一方の社会、身の周りで感ずることを素直にネットで表現すれば、たとえお茶の間老人の被害妄想であっても少しはその声は響きあうかもしれない。

    下記サイト参照
    http://www.asahi.com/politics/update/1021/TKY201110210248.html
    http://news.nicovideo.jp/watch/nw131179
    関連記事欄も開いてほしい。

    PS. 夜10時から 映画「秋刀魚の味」を見ました。我々の時代の作品だったなとじーんと心にきました。何回も観ているのですがね。
    -----------------
    【15880】勇断をもってTPP交渉に参加せよ pierre 2011-10-23 22:15

    TPP参加の是非の議論が喧しい。しかし、それを聞いていると、多くの人たちの発言が、少しピントがずれていると思えてならない。
    今朝のNHKの「日曜討論」では、多くの党が、交渉参加への慎重論を唱えるばかりであり、「情報がない」と嘆くわりには、
    情報を求めようとする積極姿勢が乏しいのではないか。

    今朝の新聞によると、慎重派と目される鹿野農水相は「TPPはどういう協定なのかはっきりしない」と語ったというが、
    農業問題を所管する大臣がこの程度の認識では困るのである。
    また、鳩山元首相は「アメリカの通りにすればこの国が良くなると思ってもいけない」(以上『朝日新聞』11.10.23.朝刊)というが、
    これから交渉に参加して議論するのであって、今、誰も「アメリカの通りにする」などとはいっていないだろう。

    世界を見渡せば、米韓FTAについてアメリカ議会が承認の決議をし、いずれ韓国も批准するという。
    自由貿易は、資源の乏しい日本にとって国是というべき大方針である。
    そういう日本にとって、「TPPという"おばけ"にさっさと身を委ねてしまえという、はやり病が蔓延している」
    (亀井国民新党代表、前掲記事)などと、訳の分からないことをぼやけば済む話ではない。

    TPPは、日本にとっては、好きか嫌いかという問題ではなく、真っ向から向き合って乗り越えて行かなければならない命題なのである。
    だからこそ、一刻も早く参加の意思を決め、その交渉に参加すべきなのである。そうすれば、日本の主張を認めさせる可能性もあるだろう。
    また、慎重派を気取る向きは、いい加減にその日和見を改め、世界の動向に目を向けて貰いたい。

    さらにいえば、推進派の与党議員諸公にいいたい。農協の「集会に出て地雷を踏む」のを恐れるばかりでは、その体たらくは政治家としてあまりにだらしない。
    農家にも、TPPに賛成の向きもあると聞く。農協のいうことだけが農民の声ではないのでる。今や、国家百年の計を考えるときである。
    目先の利害にばかり囚われた言動は、必ずや後顧の憂いを残すことになる。政治家諸侯、今こそ襟を正して、TPP参加問題を扱って貰いたい。
    -----------------
    【15893】Re:勇断をもってTPP交渉に参加せよ TPPって何?   usagi65 2011-10-24 17:03

    みなさん、TPPについていろいろお考えをレスしていただき勉強になりました。
    特にGokaiさんの情報<何故韓国が米韓FTAの不平等毒素条項を飲んだのか>
    http://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20111022

    は背筋が寒くなりました。米はしたたかですね。また米韓FTAを結ぶことで日本にあせりをかけているのですね。
    よい見本があるわけですから、米韓FTAはどんなものかじっくり観察してみましょう。
    中野剛志さんの話やみなさんのレスから、今あせってTPPのテーブルに付くべきではないと思えてきました。

    中野さんのお考えが正しければ日本が動かなければTPPは進まないだろうと思います。
    しかしTPPに熱心な政治家や経団連会長は何をもくろんでいるのでしょうか?
    また彼らは本当の米の目的がわかっているのでしょうか?外圧により遅れている産業の構造を変えようとしているのか?
    -----------------
    【15894】Re:TPPって何?...TPP検討議論に潜む大きな落とし穴 かっくるなかしま 2011-10-24 17:16

    自己レス。
    反TPP論でもTPP推進論でも、共通して抜け落ちてしまう/ほとんど強調されていない傾向にあるのが、やはりこの「為替」の観点だ(↓)。
    http://www.morningstar.co.jp/stock/analyst/2011/4q/STA120111024.html
    (モーニングスター、「TPP検討議論に潜む大きな落とし穴」、2011/10/24)

    >>>さらに、大きな落とし穴となっているのが、為替の問題だ。
    >>>言うまでもなく、TPPの中核は貿易自由化であり、貿易に為替は付き物なのに、なぜ、為替に関しての議論がなされないのだろうか。
    >>>2国間であれ、多国間であれ、関税が撤廃されても、為替レートが変動すれば、関税撤廃の効果は大きくゆがめられる。

    全くその通りなのだ。為替の問題。なぜ、為替に関しての議論がなされないのだろうか、だ。
    こう(↓)申し述べた次第でもある。
    >分野的横断事項 定まっていないということだが、為替政策など横断の最たるものだと観る。

    >>>例えば、100円の商品に掛かっていた20%の関税が撤廃され、80円になっても、円高が20%進めば、輸出企業にとって関税撤廃の効果は減少する。逆に、国内生産・国内消費を中心した商品には、円高と関税撤廃により、非常に安価で価格競争力を持った外国製品が入ってくることになり、大きな痛手を被ることになるだろう。

    その通り。異論を待つまい。(強いて言えば、それが良質でなく競争力がなくても=安かろう悪かろうでも、だ。)

    >>>これも以前に指摘したことだが、日本は為替水準を変えることができないのは、歴史が証明している。ドルを基軸通貨とする国際通貨体制の中で、貿易問題を検討する場合には、為替からの視点を抜きにして検討することはできない。

    その通りだ。だから、交渉という場合、2つのことが、すぐさま交渉の材料となりうる。
    1つ、交換レートをどうするか、だ。
    1つ、双方にとってメリットのある最適な交換レートをどう考えるかだ。

    米国は自国通貨安政策を採っているわけだが、通貨安にすれば売れるというものではない。(さすがに、米国も、学習・経験済みの話であるはずなのだ)
    例えば、我が国に、購買力が伴っていれば売れるが、そうでなければ売れない。 (嗜好、好みは脇に置く)
    米国が、米国製品を売ろうという場合、例えば、車だが、今の我が国のように、購買意欲/家計消費力が落ちていれば、十分な販売など望むべくもない。

    デフレ基調であれば、消費は動かないし、(若い人たちを派遣・非正規主体で雇用していても同様だ)
    購買力を伴う適切な為替レート水準というものが、どこかにある。(単純にドル安にすればいいというものではない)
    米国が輸出を増やしたいなら、そこが交渉なのだ。

    農業に関連し、触れていなかったが、これ(↓)も重要。
    >>>そして、TPP検討の前提として考えておかなければならないのは、放射性物質汚染問題。3月11日の東京電力<9501>福島第1原子力発電所の事故を境に、農産物、海産物を中心に“日本製品の評価が劇的に変わった”ことを理解しているのであろうか。海外では、放射能物質に汚染された日本製品のボイコットが起きている。
    >>>こうした状況の中で、TPP交渉に参加し、果たして日本の製品、日本の企業、日本の産業はその戦いに勝利することができるのであろうか。

    放射性物質の除去には時間がかかるわけだから。(農産物に限らず、福島から何キロ、というのは、製造でも海外では気にしている)
    (日本の住人でなければ、地域の差を識別できない/しないから、ひっくるめて日本産)
    ということで、こちら(↓)に落ち着いてしまう。

    >>>現在の議論を嚆矢(講師)としてTPPへの参加を決定するのであれば、TPPへの参加が本当に日本の企業や個人生活にとって裨益(裨益)あるものになるよう、拙速な結論は避けるべきだろう

    何が大切なのかは、しっかり考えるべきだろう。(典型的には、為替だ)それができていないなら、するつもりもないのなら、拙速な結論は避けるべきだ、となる。
    そうではないだろうか。
    -----------------
    【15873】Re:「主導」しないでもうまくいく方法 H.KAWAI 2011-10-22 20:57

    では、「多数決の欺瞞」と「多数派の節度」について。
    ○内閣支持率、政党支持率というものが、定期的にまたは不定期的にマスメディアによって発表されます。
    例えば最近の共同通信社の世論調査では、野田内閣の支持率は62%となっています。
    また時事通信社の世論調査では、政党支持率で自民党15.4%、民主党12.1%という結果が報じられています。

    ○しかし、この支持率というものは甚だ曖昧模糊としたものでしかありません。例えば、内閣支持率では、その支持の理由として
    「他の内閣より良さそうだから」とか「人柄が良さそうだから」とか「実行力がありそうだから」といったものが挙げられます。
    ○これでは政策抜きの人気投票でしかなく、選挙の行方を占うには参考になっても、こんなものをその内閣の正統性の証のように言われては堪ったものではありません。
    しかし、このような曖昧模糊とした人気または支持を民意であるとして、自らの主張がすべて民意に適うものであるかのように強弁する首長もいます。

    ○首長の人気または支持は個々の主張または政策を支持するという意味ではありません。たとえば、大阪府庁舎をWTCビルに移転することに府民の大多数が賛成した訳ではありません。また、「君が代強制」についても、国民の間の賛否は半々で、これが従わない場合は免職というところまでエスカレートした場合でも賛成するという人は少ないと思います。こういった場合、為政者は過度の強制を慎むのが節度というもので、だからこそ、国旗・国歌法でも一般国民に対する義務は定められていません。

    ○民主主義は単に普通選挙を行い、多数決で物事を決めるといった形式さえ守れば足りるといったものではなく、万人平等の理念は他者の尊重を前提とするものであり、いやしくも他者の心を傷付け踏みにじるようなことはあってはならず、そのような行為は民主主義を崩壊に導くものであると思います。
    -----------------
    【15917】Re: 「主導」しないでもうまくいく方法   Gokai 2011-10-28 7:29 (編集)
     ▼H.KAWAIさん:

    >○きっと、「よく分からない」なんてウソなんでしょうね。ありのままを国民に知らせたら猛反対が起こるのが目に見えているので、知らせないだけなんでしょうね。
    >○一切の関税を取っ払う「TPP」への参加に反対する国会議員が激減して、農業・漁業が壊滅すれば、それに引っ張られて、今でさえ低い勤労者の賃金はますます低下し、その安い米、安い肉でさえ安いと思えないような低賃金に甘んじなければならなくなる日がくると思うんです。

    こんにちは、この考察は完全に筋が通っていると思います。「よく分らない」なんてのはウソなんですよ。
    <植草一秀氏―TPP交渉参加反対の国民運動が急拡大>
    http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/tpp/index.html

    三橋貴明氏『TPP経済効果、10年で2.7兆円 政府が見解
    http://www.asahi.com/business/update/1025/TKY201110250694.html

    (引用開始)内閣府は25日、環太平洋経済連携協定(TPP)に参加した場合、実質国内総生産(GDP)を10年で2.7兆円押し上げる経済効果があるという政府の見解を示した。
    TPP交渉参加を話し合う民主党の経済連携プロジェクトチーム(PT)総会で、内閣府の大串博志政務官が説明した。
    米豪など9カ国が交渉中のTPPに日本も加われば、10年間で日本のGDPは0.54%伸び、金額で2.7兆円増える。

    TPPの経済効果についてはこれまで、GDP伸び率が0.48〜0.65%押し上げられ、2.4兆〜3.2兆円増えるという試算が使われていた。
    内閣府が昨秋に出した試算で、枠組みを8〜11カ国と想定していた。
    TPPの影響については、経済産業省と農林水産省も別の試算をしていたが、両省の試算についての説明はなかった。 』(引用終り)

    それにしても橋下知事については意見が分かれてしまいました。どちらにしても、府庁や市役所や教育委員会というものが信用できにくい。
    おそらくそこで働いている職員も本心では、「これではいかんのじゃないか」と思っているかもしれない。
    一番、不審に思うのは、職員の雇用や、教員の雇用についてです。
    相変わらず不正が存在していて、それが府政や市政や教育行政をゆがめてしまっているのではないかという想いが強いです。

    ところで橋下氏、「独裁でいい。」と言ったことについて、
    「今、決断をしない風潮となっている、それではいけないんだ。」とのことで、その象徴としての発言らしい。
    それでもおそらく、H.KAWAIさんは、橋下氏を独裁者だ危険だと言われるに違いないのでしょうが。
    とにかく、小泉竹中改革とは違う、良い意味での改革が大阪から始まって欲しい、東京ではなんとも中途半端でした。
    -----------------
    【15916】北杜夫さんの死を悼む   タミゾール 2011-10-27 18:53

    昨日のニュースで、表題の件が流れました。
    精神疾患についての偏見を弱め敷居を低くしたこと、ユーモアある文学を復権したことなど、生きにくい現代日本では重要な存在でした。
    なだいなださんの盟友ともいえ、残念です。

    茂吉4部作を読んでいたので感無量です。いつか、茂吉の息子でななく、茂吉が北杜夫の父親と紹介されるようになるかもしれない。
    なださんにはくれぐれも長命を祈ります。
    老人党諸兄も、ユーモアを持って、精神的なゆとりを持って生きていってほしいと思います。怒るとことはいかって。
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3 【15978】老人党メルマガ(402)
北極星   運営スタッフ 2011-11-6 7:33:39  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(402) ::: 2011/11/6
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【15955】再臨界    イワオ
    【15941】文春と新潮には、民主主義を大切にと望む  Gokai
    【15939】大阪市長選挙選は政策で争うこと望む  原口 隆志
    【15948】Re:下流こその時代だ 大阪府教育基本条例案 ブンコウ
    【15951】Re:大阪府教育基本条例案   usagi65
    【15952】Re:大阪府教育基本条例案   タミゾール
    【15961】Re:「主導」しないでもうまくいく方法 H.KAWAI
    【ぼんやりおやじのブログ】北杜夫が亡くなった  なだいなだ
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    【15955】再臨界 イワオ 2011-11-2 23:27
     ▼JIJIさん:

    最近原発関係の報道が減ってきました。今日の新聞に下記のような報道がありました。
    「福島第一原発2号機で核分裂のおそれ、キセノン検出、原子炉にホウ酸水注入」
    これは政府が発表してるように冷温安定状態に原子炉がなってないのではないかと思えます。

    もし再臨界が始まって水蒸気爆発でもおきたら、4機全部の原子炉が吹き飛ぶ。
    こうなったら関東は当然全滅、日本全体が濃い濃度の放射能汚染におそわれ、国としての体をなさなくなってくる。

    日本国内で生産された日本製品はもちろん、世界から日本製は消える。日本円は国際通貨の価値はなくなり、世界はその影響で大不況に突入。
    決して絵空事ではなく福島原発はぎりぎりの縁を歩いている状態です。また、ガソリンの備蓄でも始めますか。
    -----------------
    【15941】文春と新潮には、民主主義を大切にと望む Gokai 2011-10-31 23:25 (編集)
     ▼H.KAWAIさん:こんにちは

    >「私はいわゆる同和地区で育ったが、同和問題は全く解決されていない。ただ、差別意識があるからといって、特別な優遇措置を与えていいのかは別問題。
    >一から総点検していただく」、「この問題に真っ正面から取り組まないと人権問題、同和問題は解決しない。逃げてはいけない」と述べた。

    これは橋下府知事が大阪府の財政改革の一環として述べたことだと認識しています。つまり、むしろ、府知事として公明正大な態度を示したことの証です。
    府職員の採用や教職員の採用に、同和地区出身を優遇してはいないか。これはそのような噂です。中学校での内申書制度の運営にもそれがあるかもしれない。
    あるいは生活保護申請に対する許可にもそれがあると疑います。また公共工事の受注においても優遇されている、等々。

    橋下府知事は、そのような不公平はだめだといっているのではないでしょうか。福祉は公平に行いたいと。この点に関して、平松市長はむしろ口をつぐんでいる。
    どちらが正義かは明らかでしょう。今は大阪が夕張市やギリシャのようにならないようにしたい、まずはそれから、そのためには大阪都構想の方が効率的だろうと。
    そうすれば今の大阪府政の福祉に、<文句>がある府民をも満足させて見せると。
    もしこの財政緊縮策が、大阪の話でなく、日本国財政の話なら、私は反対しますが、大阪府の話なら適切な行動だと賛成です。

    <PS>日本政府としての政策なら、60歳以上にはもれなく、10万円の年金支給と望むものには、風呂付1LDKを無償で貸与。意欲のある若者には職業訓練と教育の充実、もちろん無料。(私案)だが、大阪府ではこれができない、だから、橋下徹氏の政策がベストとなる。一般部落にとっても、被差別部落民にとってもベストです。
    つまり、橋下徹府知事は、どちらにとっても味方、正しい選択を勇気を持ってするときはそのようになるものだと思います。

    >○これは「同和を優遇することはない」という意味にも取れますが、この中に見られる「同和問題は全く解決されていない」という部分は部落解放同盟の主張そのままで、一般の認識とはかなりずれているように思います。

    部落開放同盟の表向きの態度とは別に、同和問題を既得権益のために継続させているのは、部落開放同盟自身ではないかとも、橋下府知事の発言の真意をよみ取れます。
    かなりスリリングかつリスキーな発言だとの理解です。
    だから、独裁を目指しているというより、今は英雄を目指している。いいじゃないですか応援したい。小沢一郎氏より、大物に成る可能性もある。
    -----------------
    【15939】大阪市長選挙選は政策で争うこと望む 原口 隆志 2011-10-31 8:36

    大阪という土地柄かもしれないが、府知事選、市長選ヒートアップしている。最近 ある二三の週刊誌 橋下 徹氏の出自について事細かに書いている。
    読んで不愉快になつた。橋下について知りたいこと、そんなことではない。一種の差別発言とも受け取られかねない書き方であったからである。
    こういうことが顕になり、平松氏が優勢になること果たして市民は望んでいるのか、そうとはは思えないからである。

    そんなことより、大阪市民は、大阪市が解体されれば市民生活向上するのか否かである。マスメディアももっと本筋の議論に導いてほしい。
    橋下氏の資質に関しては、むしろ 「弁護士懲戒請求」をやったことのほうが問題である。
    最近読んだ本 紹介しておく。せめてこの程度のことマスコミ記者も知ったうえで、取材し記事化してほしい。
    「大阪都 Q&Aと資料 −大阪・堺が無力な分断都市になる    ー」(発行所  公人社)
    -----------------
    【15948】Re:下流こその時代だ 大阪府教育基本条例案 ブンコウ 2011-11-1 9:36

    私自身、学校の先生になったことはないが、大学4年の教育実習で教壇に立ったことがある。それも大阪市天王寺区のマンモス中学だ。
    英語を教えた。写真が残っているが黒板に書いた英語のスペルが間違っている。緊張していたのだと思う。そのとき生徒も真剣に聞いていたようだった。
    もうひとつは45才ごろ夜だけ1年間ほど、中学塾の教師をやった。算数と社会を担当した。
    私の英語はブロウクンもいいところだったので、アメリカ生活の長い女性が担当していた。そんな経験もあり、「大阪府教育基本条例」について関心を持った。

    朝日新聞に掲載されていたのだが(連載中である)10月27日の作家、乙武 洋匡さんの「競争は必要 学力以外も評価を」と10月29日の元杉並区和田中校長 藤原 和博さんの「荒っぽいが、本質は公務員改革」との見出しでの記事に共鳴した。子どもに向上心を植え付けるよりもお手手つないでゴールイン式教育と批判する乙武さん、なんでこんな先生がいるのというような人もいると藤原さん、現場を体験した方の基本条例に大方賛成する記事だった。

    塾といえども向上心旺盛な年頃、やはり月謝払っての勉強の時間、先生としては自然にその空気に呑まれ、結果としてテストの成績が良いと教える者としても達成感いうか嬉しくなる、生徒との距離もぐっと近くなるような気がした。

    政治が主導すると、確かに悪い面も多くあろうが、向上期の子どもの原点に帰ってそれを大切にすることだと思う。
    1位になったら丸坊主になるとクラスにいったら、それはやりすぎだ、下位のクラスの気持を察する気持の欠如だと職員会でいわれたと乙武さん、
    その時をそのまま再現することはできないが、やはりちょっとおかしいのではないか。

    公立校でも、向上心を育て、成績も上がる、それは最低限先生の役割ではないか。
    まず基本条例に昔のような悪例だけ取り上げて反対することはない。いまや国際多様性、グローバルな時代だのだ。公務員改革につながるという藤原さん。
    わたしも国民置き去りの官僚独裁公務員制度に新たな改革をと風穴を空ける橋下氏を、お茶の間の空気感、条例全文を読んだ訳ではない、であるが、応援したい。
    -----------------
    【15951】Re:大阪府教育基本条例案    usagi65 2011-11-2 21:10
     ▼ブンコウさん:はじめまして

    私もだいたいブンコウさんのお考えと同じです。私は関西で子供たちを小学校から高校まで公立で学ばせました。
    小学校で特に記憶に残っているのは運動会に個人で走る徒競走が無く、クラス対抗(全員)リレーです。これに勝利するために毎日早朝練習をしていました。
    担任の力の入れ方は相当のものでしたから、子供たちも熱心に練習していました(させられていました)毎年です。

    全員ですから運動が苦手で遅い子もいるわけですが、彼らに対する精神的なプレッシャーはかなりだったでしょうね。
    単なる徒競走なら自己責任で済むことですが。クラス対抗にすることにより早い子はより早く、遅い子ももう少し早く走れるようにする。
    努力すればタイムを短縮することが出来るということを教えることが目的だったのでしょう。

    しかしさすがにクラス対抗学力テストはありませんでしたね(笑) これは橋下さんの学力テストの成績を公表し、学校間で競わせ学力アップにつなげるという考え方と同じですが、教師は運動能力は競わせることでアップにつなげる教育はしていたのでした。私は、徒競走が遅くても他に能力があり努力して将来自立できる大人に育てることが教師の役割かと思いますので、ここに学力も絶対欠かせないのではないかと思っています。

    そのころの学力は、学力の低い子供たちをいかに引っ張りあげるかということに熱心だったように思います。グループ学習に熱心で出来る子が出来ない子に教えるよさを懇談会でも話されました。教えることで出来る子も学習していくわけですからいいことだと思いますが、教師としてはここまでが精一杯だったのでしょう。
    出来る子は結構塾に行っていましたね(笑)かっては経済成長期で塾にいく余裕が家庭にあったんですね。学校もそれに頼っていたように思います。

    子供が三番手の公立高校に通ったのですが三番手ということで学校自体がのんびりしていました。
    大学受験のとき「予備校に行って成績アップし有名私立大学に合格するのがうちの生徒」と教師が言われまして驚きましたが実際そうでした。
    今ならこの不景気のときに父兄は怒りますよね。「在学中に大学合格するような勉強をさせてくれ」と…
    それなりの能力はあるわけですから伸ばしてやるのが教師でしょう。
    -----------------
    【15952】Re: 大阪府教育基本条例案   タミゾール 2011-11-2 21:51
     ▼usagiさん:こんばんは

    条例案を少し見てみました。異様な条例案だというのが第一印象で、憲法・教育基本法等上位法体系との整合性も疑問です。
    教員の評価を正規分布の様にせよとか、異様に細かい分限とか、橋下さんも懲戒の対象になるようなことが書かれていて、
    教員たたきの大衆的な怒りに便乗したものとみます。一読してください。
    それはともあれ、なぜにかような重要な条例案をほっておいて、知事職をやめちゃうんだろうか。疑問である。

    塾に行かなくても在学中に有名私大などにいけるだけの学力を高校が予備校みたくやったとして、日本の大学には定員があるので、
    能力を伸ばした高校生たちの競争が高いレベルで展開されるので、結局はさらに予備校に行く生徒が出てしまうだけではないでしょうか。

    そして、有名私大に入っても、就職予備校のように過ごし、世界的な潮流からは結局乗り遅れてしまうようにおもう。
    予備校に行かなくて、自分でやっていける力のないような能力などたかが知れているって思っちゃうのですが。
    -----------------
    【15961】Re: 「主導」しないでもうまくいく方法 H.KAWAI 2011-11-3 15:20
     ▼タミゾールさん:こんにちは

    >・・大阪の条例を見もせずに賛美しちゃう類のレベルではネットはプラスよりマイナスが大きいと思う。

    ○ここは同感です。

    >・・教育とは学ぶことと密接ですので、論者が学ぶことを拒否した教育論など無意味である。それは全て教育を否定するだけのニヒリズムにすぎない。

    ○ここも同感です。

    >・・真剣に論ずるのなら、それなりの理論武装や省察を求められて然るべき。もちろん言論を封ずるのでなく、議論のさなかで、そう意識が変化するのが自然ではないか。いつまでも、個人的信念・体験、印象論レベルを脱しないのは無意味だと思う。

    ○これまた同感です。

    >池田さんは政治の季節を経済の季節に転換させ、国民に足元の生活向上を求めたという点では評価しますし、うちも暮らしが良くなったのは事実です。
    >哲学や教養を廃し、先ずはそこそこの生活をというのはある意味で高級ではなくても分かり易く実質的な哲学です。と私は思います。
    >高邁な教養や哲学だけでは大衆はついていけません。

    ○岸首相が「三悪追放」を掲げたのですが、その「悪」の一つが「貧乏」ということでした。それで、貧乏人だった私は何かしら傷付けられた気がしました。
    代わって登場した池田首相は「所得倍増計画」を掲げましたが、本当に所得が倍になったとは思えませんでした。
    しかし時代は上向きだったので、その匂いだけは嗅いだような気がします。

    >フランスで教養ある人と思わせたけりゃあ、手っ取り早い話が、ラテン語でセネカやギリシア語でアリストテレスでも話し、ブラックなど抽象画を批評したりすればいいわけで、そんなものはブルデューがコケにした階層的こけおどしである。

    ○さて、ここで「教養」ですが、「教養」について広辞苑は「単なる学殖・多識とは異なり、一定の文化理想を体得し、それに準じてあらゆる個人的精神能力の統一的創造的発達を身につけていること。その内容は時代や民族の文化理念の変遷に応じて異なる」としています。

    ○欧州の大学では今でも古典ギリシャ語・ラテン語が必須科目になっているんでしょうか。
    ま、それはいいですが、要するに、教養とは人類が育んできた、文化、学問、思想などを「総体」として理解し、体得しているってことでしょう。

    ○ですから、教養人であるということは、単に特権階級だけが与えられる種類の知的、文化的資産に恵まれているということではなく、従って、市民教養人、農民教養人、漁民教養人、職人教養人がいたっていいと思うんです。

    ○世間では、例えば、茶道・華道ができるとか、謡曲・詩吟ができるとかいったこと自体が教養と見做されているように思いますが、それはちょっと違うんでしょうね。それらを軽視する訳じゃありませんが、それだけじゃダメです。

    ○それらを通して日本文化を見つめ、その本質を考え、未来に繋げる、そうでなくちゃいけません。ですから、例えば、原発事故に関しても財界の責任逃れ、国民への責任転嫁ばかり考えるのでなしに、あ、米倉氏のことです、この国の国民と文化を守るにはどうすればよいのか、それを真剣に考えるのが真の教養人ではないかと思うのです。
    -----------------
    【ぼんやりおやじのブログ】北杜夫が亡くなった   なだいなだ 11/10/30 0:53

    かれは旧制中学の二年先輩で、医局の二年先輩で、文芸首都では五年か六年先輩だった。ぼくは五輪の書の「万事において、われに師匠なし」で通し、先輩後輩という人間関係を認めなかったが、かれだけは例外で、いつまでたっても、かわいがってくれる先輩であったが、決して反発したことがなかった。
    彼には、反発させるものが、そもそもなかったのだ。大声で「バカ」とか「バカモン」と叫んでも、叫ばれたものに反発させないのだ。怒るより、笑っちゃうのだ。

    かれも、ぼくも、笑わせる文章を書いたが、かれの笑いは天性のもので、ドイツ語の「フモール」に当たる笑いだ。
    体質から自然に滲み出してくる笑いで、つまりユーモアで、かれはそばにいる人間を、なんとなしに笑わせてしまう雰囲気を言動のまわりに持っていた。
    ぼくのは作って笑わせる、エスプリで、言葉が面白いだけだった。
    ぼくは、かれを乗り越えようとする対抗意識をもたず、ぼくがぼくであることを求めるようになる。

    そうして、対話で思想を語り、直接的に社会問題と向き合う姿勢をとるようになる。
    ま、どちらかというと七面倒なものにとりくむ。それをなんとかやさしい言葉で語ることに、自分の道を見つけるのだ。
    同人誌と医局時代の雰囲気を知りたかったら、「しおれし花飾りのごとく」を図書館で探して読むとわかると思う。南はもちろん北杜夫がモデルだ。
    「しおれし花飾りのごとく」は、わが打ち捨てられし青春よ」で始まるアポリネールの詩の二行目で、青春時代の終わりを書いたものだ。 
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4 【16062】老人党メルマガ(403)
北極星   運営スタッフ 2011-11-13 7:50:18  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(403) ::: 2011/11/13
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【16022】緊急 福島の母と子を守る署名を!   珠
    【16023】Re:緊急 福島の母と子を守る署名を!  usagi65
    【16046】Re:原発被害に手を差しのべよう     うたかた
    【読者投稿】アポリネール詩集          トム
    【16003】わがままなアメリカ          pierre
    【16044】Re:大阪市長選挙(2):地方行政府の借金 Gokai
    =========================================================================
    【16022】緊急 福島の母と子を守る署名を!   珠 2011-11-10 13:33

    福島の母と子供たちをサポートしよう!

    子供達の健康と未来のために嘆願書に署名し、家族や友人に転送してください。
    署名が2万に到達すれば、野田総理大臣に直接届けられます。

    http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children_1/?vl
    もう2万は超えましたが、集めています。急ぎますので、どうぞすぐに上記URLのクリックをお願いいたします。
    -----------------
    【16023】Re:緊急 福島の母と子を守る署名を!    usagi65 2011-11-10 16:40
     ▼珠さま:早速署名しました。

    私の属するグループにも転送し、署名協力をお願いいたしました。東京の、ある地域で高濃度汚染地域の情報がありマスコミも騒いでいますが、東北はまだまだそんなものではない高濃度汚染地域がいっぱいありますね。

    夏にマスクに長袖の子供たちをテレビで見るにつけ心を痛めていました。
    まずは避難していただいてから除染をし、安全が確認してから戻ってもらいたいです。
    避難は個人の自由意志ではなく、国の政策として避難させるべきだと思います。
    この署名が何とか国を動かせるといいですね。
    -----------------
    【16046】Re:原発被害に手を差しのべよう  うたかた 2011-11-12 1:56
     ▼珠さん:お久しぶりです。 
     ▼usagi65さん:
    >素早い意思表示に本当に嬉しく思いました。

    >>私の属するグループにも転送し、署名協力をお願いいたしました。

    >ありがとうございます。おかげさまで、いま10万6000人を超えました。この掲示板の男性諸氏は、署名をして下さったのかしら? 政争ばかりでなく、こうしたことにも少しは反応が欲しいなぁ…。

    私も珠さんの呼びかけに応じた一人です。心ある人たちの多くは同じ行動をとっていることでしょう。それをとりたてて誇ることはない。新約聖書に「右手の行いを左手に知らせるな」とありますが、それほど善行は隠れてせよとの教えです。

    このサイトは国内の問題では沸騰しますが、国外にはあまり目が向かないようですね。この狭い国土に原発が五十数基もある。福島の事故は起こるべくして起こったと考えるべきでしょう。それを日本国内の問題と矮小化しては問題の本質を見失ってしまう。

    福島の原発事故にも拘らず、その検証や反省もなく、日本は他国に原発を売りつけようとしている。
    国家が率先して行う企業の利潤追求に他ならない。
    思えばアメリカは悪の枢軸である。広島・長崎への原爆投下は言うに及ばず、第五福竜丸の被曝、スリーマイル島の原発事故。ヴェトナムへの枯葉剤の使用。湾岸戦争やイラク戦争における劣化ウラン弾の投下。

    ヴェトナムの、ベトちゃん、ドクちゃんに象徴される、何代にもわたって現れてくる枯葉剤による後遺症は深刻です。
    国家権力の走狗である、日本のマスメディアはそのことを記事にしない。地上にばらまかれた放射能は、地球の歴史に近い四十五億年消えないといわれている。イラクの劣化ウラン弾による被害も深刻だ。癌、白血病、奇形の子たちー。

    大義もなくアメリカが仕掛けたイラク戦争に、日本の小泉政権が素早く加担し、その小泉を大衆が熱狂して支持した。イラクの無辜の民の殺傷に加担した、我々も加害者であることを肝に銘ずべきである。
    福島原発の被害者に支援の手を差しのべることは、人間として当然ではあるが、そうなった世界の構造を分析し、新たな被害の起きぬよう働きかけるのも「老人党」には必要なのではないだろうか。
    -----------------
    【読者投稿】アポリネール詩集 トム 2011-11-6 14:11

    暫くぶりで書いています。「なだ先生」の一文――ぼんやりおやじのブログ――のゲストブックに私の駄文を書いております。名前が『トム』です。なだ先生が、お亡くなりになられた「北杜夫」さんの死を悼んでの文章につけた「アポリネール詩集」からの一文です。興味がありましたら是非読んでください。

    なだ先生は<興味があるなら図書館で読め>と言っていますが、図書館でも探すのが大変でしょう。
    以下に本の紹介をしましょう。

    堀口大學全集(小澤書店版)第3巻 アポリネール詩集 286頁 掲載
    アポリネール詩集(新潮社文庫)堀口大學訳詩 今は手元に有りませんが、確か掲載されている筈です。
    堀口大學訳詩集 「月下の一群」この中にはこの訳詩は載っておりません。以上参考までにお知らせします。
    -----------------
    【16003】わがままなアメリカ   pierre 2011-11-8 11:32

    ユネスコは10月31日の総会で、賛成107、反対14、棄権52の圧倒的多数で、パレスチナの正式加盟を承認した。
    この総会の決定は、アメリカ(反対を投じた)の意に反したものだったため、年間8,000万ドルの拠出金を凍結した。
    アメリカでは、法律によってパレスチナが加盟する国連機関への拠出を禁じており、この拠出凍結は、この法律によるものだという。

    また、イスラエルも、パレスチナへの対抗措置として、東エルサレムとヨルダン川西岸の入植地で計画する住宅建設を加速し、さらにイスラエルが代理徴収しているパレスチナ自治政府の税金の送金を一時停止することも決定したという。

    パレスチナと鋭く対立しているイスラエルが、こういう行動を採るのは理解できない行為であることは言うまでもないが、やむを得ないとは言えるだろう。しかし、アメリカの行動はわがままとしか言い様がない。ユネスコ総会が圧倒的多数でパレスチナの加盟を認めたと言うことは、国際的な世論の動向がパレスチナ問題をどう考えているかを示している。
    つまり、アメリカは、そういう国際世論の動向を無視して、ユネスコそれ自体を否定するような行為をしているのである。

    これは、正に“大国のわがまま”としか言い様がない。アメリカが、パレスチナ加盟に反対を表明すること、それ自体は自由ではあるが、そういう各国の意思表示の結果が加盟承認の結論を出したことが気に入らず、ユネスコそれ自体を否定するような分担金凍結に走るのは、まさに大国の横紙破りに他ならない。
    ユネスコに留まる以上、分担金は拠出すべきであろう。

    投票で棄権が52票と、極めて多くを数えたのは、アメリカが反対しているから、賛成に回れず、棄権した結果であろう。日本も棄権したというのは、真に残念だが、まさにこれである。国連本体は安保理の常任理事国に拒否権があるから、加盟を阻止できているが、第2次大戦の残滓のような拒否権がなくなれば、加盟を阻止できないのである。
    それが国際世論と言うことを、アメリカはもとより、日本政府も念頭に置いて対処して貰いたいのである。
    -----------------
    【16044】Re:大阪市長選挙(2):地方行政府の借金  Gokai 2011-11-11 19:21
     ▼H.KAWAIさん:こんにちは。

    >○「効率を高める」では追っつかないような気がしますので、取り敢えずは、既存の施設の閉鎖、ただし、売却はせず、申し出があれば貸し付けて賃貸料を取る。福祉は最低限に抑える。基本的に地方公共団体としての都道府県は廃止、知事に代えて政府が地方長官を任命する。これで、これまでのようなタレント知事はなくなります。

    中央官僚が無能なのか、あるいは無能に成らざるを得なかった何かの要素があるのか。
    日本は20年余りもの間、せずとも良い我慢と発展を阻害され続けてきました。
    この板に投稿されている方もその被害を甚大に受けた方もおられるだろう。日本民族の受けた被害は計り知れない。

    ただ、地方に、中央とは別個に、国民の意思を示すことが出来る制度があったことは幸いだ。おかげで日本国は再び復活を目指すことができるかもしれない。私は橋下徹氏には大阪だけでなく日本国全体のためにもがんばってほしいと思う。
    あるいは近代に入るまで、名をとられ、生活基盤まで奪われ、それでも今の世にまで、DNAを残し続けた人々の、未来にいたる名誉の始まりと捉えれば、尚更、橋下氏には潰れないでほしいと願う。

    >>ついでに言えば誤解を招きやすいが中央政府でも赤字です。ただ別途中央政府では考慮しなくてはならないことがあるので、金融収支が赤字でも、破綻になるとは限らない。

    >○閉じた空間の中でしたら、国は破綻しないでしょう。ギリシャのように開かれた空間では国も破綻しますが。

    おっしゃるとおりです。ただ、そのことに気付く人は中央官僚も含めて政治家や経済学者にも絶望的なほどにいない。
    円通貨は日本国内という閉じられた空間でだけ通貨であって、一方ドルであっても日本国内では通貨ではない、資産ではあるのですが。

    その円通貨の増減を担っているのは政府なのですから、赤字がいかに大きかろうと返済に困ることはありえない。
    したがって破綻がないわけです。
    それよりも国内では通貨でないが、対外取引に必要なドルの不足に陥れば、日本国の破綻がありえる。

    そして、逆に、ギリシャのように開かれた空間なら、政府が破綻しても、お金を持っている国民には、原則的にほとんど影響がない。それはギリシャ政府が破綻しても、ユーロ通貨が破綻しているわけではないからです。
    ただ行政サービスが極端に劣化しますから、お金のない人にはとても辛い国になる。

    大阪でも同じです。今、甘い汁を吸って、肥え太った人は大阪という行政が破綻しても、なんら困ることはない。
    円通貨が破綻したわけではないからです。そこに今以上の大きな貧困格差が生まれます。
    だから橋下氏の行政財政改革の成否が大きな意味を持つ。

    そういうことで格差拡大を望まないなら、週刊文春や新潮等、そのバックのメデイアを自由に操れる勢力を排除して、橋下氏を支持すべきであろう。そしてこの構図は郵政民営化反対の亀井静香つぶしや小沢つぶしに似ているようにも思えます。
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5 【16117】老人党メルマガ(404)
北極星   運営スタッフ 2011-11-20 4:52:28  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(404) ::: 2011/11/20
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【16089】Re:TPP>医療保険はISD条項の対象になるか? 風紋
    【16091】野田総理のTPP協議は小泉内閣より究極的に無政府状態を目論む?  やまちゃん
    【16093】Re:民主党議員落選運動      イワオ
    【16113】Re:TPP賛成派、反対派      Gokai
    【16115】Re:大阪市長選挙(2):メディア論  H.KAWAI
    【16095】セシウム134/137         イワオ
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    【16089】Re:TPP>医療保険はISD条項の対象になるか?   風紋 2011-11-16 8:19
     ▼Gokaiさん:こんにちは

    >もし米系医療企業の経営が思わしくない場合、日本の健康保険制度をISD条項で裁判にかけてくる可能性への心配がある。
    >もしそれで裁判に負けようものなら、日本の健康保険制度の崩壊です。

    おっしゃるとおり、健康保険など医療保険制度そのものが世界銀行傘下の「仲裁委員会」にかける対象となるのであれば、
    「日本の健康保険制度の崩壊」が迫ってきます。
    したがって対象となるのか否かが問題なのですが、この点に関する情報を政府は提供していません。

    >保険診療の内容はそのままで、自由診療が増えるだけというのならそんなに問題がないようにも見える。
    >しかし、だったらなぜ、日本は過去において、混合診療をやめたのだろう。

    (a)混合診療をやめたのか、
    (b)混合診療を最初から認めえいないかったが近年ごく一部だけ認めたのか、いずれでしょうね。
    私は(b)という理解でしたが。保険外診療には、昔あった丸山ワクチンのように効果がはっきりしない診療もあるでしょうし、効果は明らかだが、高額なものもあるでしょう。

    >また、危なっかしいといえば、農林業にも食糧安全保障のほかに、保水環境の問題もある。

    保水環境については、伊東光晴氏の論文でも論じられています。
      
    >更に金融では為替介入が規制されたり、年金や共済の資金の運用が為替相場に影響を与えかねたり、国営の金融機関の起業に規制がはめられ、つまりは、国家の独立性に赤信号がともる。
    >これでは強い国家がありながらヘッジファンドの餌食だろう。あるいはユーロの二の舞になりかねない。

    鈴木宣弘・東大教授によれば、TPPをめぐる構図は、「国益 対 農業保護」ではなく、「輸出産業(の経営陣)対広い分野」の損失であるよし【注】。具体的な損失は、次のとおり。

    (1)製造業における雇用喪失
    (2)金融・保険・法律・医療・建築など、労働者(看護師・介護士・医師・弁護士等)の受け入れを含むサービス分野の喪失
    (3)繊維・皮革・履物・銅板・コメ・乳製品等の重要品目の損失
    (4)食糧生産崩壊による国家安全保障リスクの高まり
    (5)水田の洪水防止機能や生物多様性の喪失、国土・地域の荒廃等

    【注】横田一「『TPPは日本の食も農も社会全体も破壊する』」(「週刊金曜日」2011年11月4日号)
    -----------------
    【16091】野田総理のTPP協議は小泉内閣より究極的に無政府状態を目論む?  やまちゃん 2011-11-17 3:23(編集)

    ハワイでAPEC兼TPP会談を、参加協議との語りを見て、野田内閣のTPPとは、小泉内閣の新自由主義的聖域なき規制緩和の構造改革(*1)を更に拡大した経済的「無政府主義へ向けたTPP」を内外諸国向け二枚舌を使い分ける野田内閣なのかと疑いだした。

    野党保守党である自民党は本来は自由と民主主義を同じくする利益団体支持理念の経団連とは、意思疎通の利害不一致。国民目線の利益擁護がモットーで有るべき民主党政権幹部とは攻守逆転し利害一致する可笑しさ(*2)。

    (*1)とは、
    社説:視点・TPPと政党 再燃する「小泉路線」闘争
    http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111116k0000m070137000c.html
    (*2)とは、
    TPP参加是非巡り、経団連と自民に溝
    http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2011/11/16/20111116ddm008020055000c.html

    以上は、今朝の毎日新聞、毎日jpより
    -----------------
    【16093】Re:民主党議員落選運動   イワオ 2011-11-16 23:39:16

    TPP交渉で米側は野田首相が「すべての物品サービスを交渉のテーブルに乗せる」と言ったと主張、野田首相は言ってないと言う。
    なら正式にアメリカに抗議しろ。まず落選運動は、千葉四区の「野田 佳彦」氏からか!
    どうひっくり返ってみても、言う意見聞いても、自民党の保守派にしか野田氏は見えない。

    私千葉四区ではないので投票権持たないけど、事務所に抗議の電話位はできるな。今週中にでも電話してみよう。
    彼のホームページ。
    http://www.nodayoshi.gr.jp/
    -----------------
    【16113】Re: TPP賛成派、反対派  Gokai 2011-11-19 14:13
     ▼やまちゃんさん:こんにちは、レスありがとうございます。

    >何でもかんでも米国に敗戦した以降、日米機軸の名の元、植民地的属国意識で、自由主義(経済成長発展至上主義)社会を信仰する日米の財界と一部の一般国民たちは、無限なる物的欲望を地球環境を破壊してまでも追求する日本国民。

    経済成長発展至上主義というのはダメですね。特に、現代経済学の概念の、経済成長というのは、GDPの増加をさして言う言葉ですから、それを言い換えれば、「消費の増加」ということと同義なんです。
    地球資源には限界があるのですから、消費が礼賛されるのは変じゃありませんか。

    それよりも、潜在生産力を高めるという方が良い。おそらく、国民総幸福量(GNH)でも、この潜在生産力は重視されていると思います。まさか物不足で飢餓にあえいでいてそれでも、やせ我慢して、国民の97%がブータンでは幸福だなんてことはないでしょう。
    ブータンでは医療も教育も無料のようですし。政治家には潜在生産力はあるが無駄な消費をしない国、日本を目指してもらいたい。

    >対する共産主義社会の中国は政経分離で経済的世界第二位となって冷戦下、体制イデオロギーで米ソが競っていたのを、現代版米中と経済的勢力の覇権争い、日本はどちらへ就くべきかと迷っている。

    共産主義とは独裁的社会主義という認識なんですが、それでよいでしょうか。
    しかし、独裁はよくない。ついでに言えば、橋下徹氏が独裁者になるというのはデマです。独裁を行うには三権を掌握しなくてはいけないですから。つまり軍事力も掌握ということです。日本では全く現実的でない。

    中国はこの独裁国家ですから、私は民主主義者の立場から中国と仲良くしたいとは思いません。たとえ経済に必要なパートナーでも出来うる限り距離を遠くにとりたい。
    それに中国は南沙諸島や尖閣諸島で問題を起こす世界に対しての隣人に対しての無法国家です。
    到底無法は容認できない、この点では多くの方々の倫理観を疑います。悪いと言えるうちに悪いといっておかないといけない。
    子供と同じ、小さいうちに厳しく悪いといっておけば、良い大人に育ちます。それでこそ長く付き合えるものではないですか。

    >日本の国土面積はブータン並みの小国と思えば、両国と一致協力して見習うべ価値あり、若しTPP参加すれば弱肉強食で日本国民は更なる貧富格差が加速拡大する事とどちらが国民にとって幸せなのかを、野田内閣にTPP参加を取りやめるべきだと突きつけるべきと考える。

    そのとおりです。各国の事情に合わせた保護貿易が最良の可能性もある。つまり、「自由貿易でなければ日本は生きていけない」というメッセージはデマの可能性がある。
    -----------------
    【16115】Re:大阪市長選挙(2):メディア論  H.KAWAI 2011-11-19 22:02

     では、メディア論です。

    ○2009年の全国学力調査で大阪府が都道府県別ランキングで45位となり、これに当時の大阪府の知事であった橋下が「激怒」した。
    だが、この年、46位となった高知県の尾崎知事も、最下位の47位となった沖縄県の仲井真知事も「激怒」したりしてない訳である。

    ○そうなると、果たして橋下の「激怒」が妥当なのか、それとも尾崎、仲井真両知事の「静観」が妥当なのか、考えてみる必要があるではないか。しかし、メディアはそういった掘り下げは一切しない。メディアはあったことを報道するのが仕事だから、無かったことは気にしなくてもよいのかもしれないが、これでは何とも物足りない。

    ○また、2008年に大阪府の知事に選ばれた橋下は「財政非常事態」を宣言し、大幅な支出の削減に乗り出した。そしてその年、2008年度予算は黒字決算となる見通しとなったとメディアで喧伝された。だが、間もなくこの「黒字転換」は経理操作による見せ掛けのものであることが明らかとなるのであるが、そのことはテレビでは言われなかったように思う。
    実は、官庁の会計については「黒字」も「赤字」もない。だが、それは、さておき「黒字転換」を絶賛しておいて、そのインチキぶりがはっきりしてもメディアはだんまりを決め込んでいるのだ。

    ○ところで、橋下は全国学力調査の結果に「激怒」しただけでなく、市町村毎のデータも公表せよと市町村教育委員会に迫り、強引に公表させたのだが、その後についてはメディアからは何も伝わってこない。実は、市町村毎のデータ公表で「分かった事」と言えば、学テの正解率の低い地域では、橋下の得票率が高かったということだけだった。もちろんこれは「物好きな人」が調べたことであって、メディアがこのようなことを報道することはない。

    ○また、橋下は大阪にカジノを導入することを提唱している。
    しかし、我が国では賭博は刑法で禁じられているのだから、例え地域を限ったとしても「違法行為」を容認するのは大問題である。
    こうした根本的な問題を含む事柄であるにも拘わらず、橋下は早々とマカオのカジノを「視察」し、それをカメラが追って無批判にその映像がテレビに流されるのである。

    ○賭博を合法化すべきだと言うのなら、何故あんなに力士の野球賭博で騒いだのだろうと思う。もちろん、暴力団との関わりという問題はある。しかし、それなら暴力団が関わっている飲食店での食事もダメということになるではないか。

    ○力士の野球賭博が批判されたのは、単に「違法だからダメ」ということではなくて「賭博は倫理に悖る」という意味合いからだと思っていた。だが、カジノがOKだというのなら、力士をあんなに叩かなかくてもよかった訳だ。
    「ご免なさい。」で許してあげればよかったのではないかと思う。

    ○あれこれ言ったけれど、詰まるところ、メディアに社会の公器であることを期待することは無駄なのだと思う。
    私達の不断の努力以外に社会を正すものは無いのだ。
    -----------------
    【16095】セシウム134/137   イワオ 2011-11-17 0:01

    日本周辺に降ったセシューム137,134のマップ見ると「福島・宮城・岩手南部・茨城北部・栃木東部・山形東部」は10000ベクレル
    このあたりは完全にかなりの放射能の降下物が落下、少し安心そうなピンクの色分けの100ベクレル、は南は静岡・長野結んだ線辺り、北は下北半島から上の北海道内陸部。東京は1000から2500ベクレルの地域にしっかり入っている。

    日本がチェルノブイリより条件が悪いのは、雨が多いこと。よって放射能は広く薄く拡散する前に雨で野山平地に落ちてくる。
    野山では、山林地下水に放射能が蓄えられ、町中は屋根、コンクリート、アスファルトに染みこんでいる。
    コンクリートやアスファルトは放射能を取り込む性質があって高圧洗浄くらいでは除去できない。

    「福島・宮城・岩手南部・茨城北部・栃木東部・山形東部」はもう子供が生活する場所ではない。
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6 【16158】Re: 老人党メルマガ(405)
北極星   運営スタッフ 2011-11-27 7:23:26  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(405) ::: 2011/11/27
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【16151】Re:危険な増税回避論             pierre
    【16147】Re:税金を使って反原発報道を批判      usagi65
    【16152】★原発国民投票の「受任者」に!       珠
    【16137】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   やまちゃん
    【16141】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   うたかた
    【16140】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   柳沢のたんたん
    【16148】年金支給額削減の前にやることがある     JF1TCE
    【16150】Re:年金支給額削減の前にやることがある   usagi65
    =========================================================================
    【16151】Re:危険な増税回避論   pierre 2011-11-25 15:25
     ▼Gokaiさん: ご意見ありがとうございました。
     しかし私には、ご見解には些か納得しかねる点があり、以下意見を若干申しあげます。

    >中国が、インフレに悩んでいると聞いたのは初めてなので調べてみたら、
    ><中国の実質成長率>
    >http://ecodb.net/country/CN/imf_growth.html
    ><中国のインフレ率の推移>
    >http://ecodb.net/country/CN/imf_inflation.html

    >これから見る限りでは、中国がインフレに悩んでいるとは、とても思えない。悩む理由は何なのだろう。名目成長率−インフレ率=実質成長率なので、その実質成長率が成長し続けているのが中国なのだ。

    と言うことですが、私の知る限りこの夏場までの中国の物価上昇率は極めて高く、それが市民生活を脅かしていると言います。
    今年7月、中国のCPIは6.4%と高く、とくに豚肉の価格高騰はひどいという話です。
    http://diamond.jp/articles/-/13227
    もっとも、その後中国の当局は、今年になって金利を3度、預金準備率を6度も引き上げて、これに対応し、ようやく9月に6.1%、10月には6%を切るほどに下がって来たと言うのです。
    http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1104&f=business_1104_186.shtml

    「国家発展改革委員会(発改委)の彭森副主任は10月27日、中国のCPIについて『高止まりであるが、制御可能な状態』との考えを示した。すでに物価上昇は年内に『折り返し地点』に達すると確信しており、11月、12月のCPI上昇率は5%以下になると予測していると述べた」

    という。中国の物価が“制御可能”かどうかは、これからの事実によって検証されるだろう。したがって、Gokaiさんが「インフレに悩んでいると聞いたのは初めて」といわれるのが理解できません。

    さらに、名目成長率−インフレ率=実質成長率
    だから、中国は成長を続けていると言うのはその通りだが、インフレ率が名目成長率を喰い潰すことは当然で、インフレ率は低いほど望ましいはずです。

    次の疑問はあなたが

    >日本政府の累積赤字が1000兆円のことを言っているのだろうが、そもそも、政府の財政赤字、イコール日本国の財政赤字という考え方が間違えている。日本国の財政状態なら、対外債権債務(対外純資産)がそれにあたる。
    ><主要国の対外純資産>
    >http://www.garbagenews.net/archives/1199207.html

    と書いておられることです。しかし日本の「対外純資産」225.51兆円(2008年末)のうち、民間部門が185.27兆円、82.2%を占め、公的部門は17.8%に過ぎません。したがって、政府の財政赤字は対外純資産に見合うと言うのは、少し乱暴ではありませんか。つまり、貴方の言われるように、対外純資産と財政赤字はまったく別なのです。

    ですから、貴方が「日本の財政は、ギリシャやイタリア、フランスなどはもとより、中国やアメリカよりも良い。東ドイツを統合したドイツよりももしかすればよいかもしれないぐらいだ」。
    と言われるのには、とても賛成できません。日本の財政が危機的であるという見方を変える理由が見当たらないのです。
    -----------------
    【16147】Re:税金を使って反原発報道を批判   usagi65 2011-11-24 11:11
     ▼珠さん:こんにちは

    珠さんご指摘のように政府が反原発報道を批判、監視してきたことが国民に明らかにされました。
    今まで何故新聞、TVを含むメディアが偏向報道するのかと思っていましたが、やっと解りました。

    しかし以前ならともかく今はインターネットの時代です。
    隠蔽しようと思っても難しくなってきました(まだ情報格差はありますが)いつも民放で雑誌:通販生活のCMを流していましたが、今回は中止になったそうです。その原因が表紙「原発国民投票」にあるようです。

    圧力があったのか、放送局が自粛したのかわかりませんが、「脱原発」の道は険しいようです。
    放送禁止になった通販生活の宣伝です。
    http://www.youtube.com/watch?v=-PHunKfcCP8&feature=youtube_gdata_player
    -----------------
    【16152】★原発国民投票の「受任者」に!   珠 2011-11-25 17:22 (編集)
     ▼usagi65さん:

    >いつも民放で雑誌:通販生活のCMを流していましたが、今回は中止になったそうです。
    >その原因が表紙「原発国民投票」にあるようです。「脱原発」の道は険しいようです。
    >放送禁止になった通販生活の宣伝です。http://www.youtube.com/watch?v=-PHunKfcCP8&feature=youtube_gdata_player

    教えて下さってありがとうございます。さっそく買って読んでみますね。

     ▼皆様
    「政府・官僚に任せておけば、原発は続いていく」であろうことが、だんだん明らかになってきました。

    地震学者が日本は超巨大地震期に入ったと言っています。
    http://www.scribd.com/doc/62817454/2011-4-26-%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E5%85%8B%E5%BD%A6-%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%90%8D%E8%AA%89%E6%95%99%E6%8E%88-%E8%AC%9B%E6%BC%94-%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF

    それなのに、原発をこのままにして、
    国民の生命を脅かしてはならないとは、大多数の国民の考えていることでは無いでしょうか。
    ですが、産業界の意向、今しばらくの経済的豊かさを、国民の生命よりも、政府は選んでいるとしか見えません。

    原発の今後くらいは、国民自身に決めさせてもらいたい。そう考えた人々が「原発国民投票」を推し進めています。
    この12月から大阪・東京で、新たな署名活動を始めますが、その署名を集める「受任者」が不足しています。
    子供や孫たちには、今の大人が責任を持って、原発の心配のない日本を残してやりたい。

    そう考える、東京・大阪に選挙権のある方、ぜひ★原発国民投票の「受任者」★になって下さい。
    http://kokumintohyo.com/
    今回の署名集めは、「受任者」登録をしないと集められないのです。
    ぜひ「受任者」になって、ご一緒に活動して下さい。家族の署名を集めるだけでも、大きな力になります。

    上記HPから、「受任者」になることができます。
    なお、そこから開けると、詩人・谷川俊太郎さんのステキな言葉があります。ワクワクするなぁ!と。
    ご一緒に自分たちの将来くらい、また、孫・子に贈る日本の形くらい、国民自身で決めませんか?
    -----------------
    【16136】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   うたかた 2011-11-23 0:58
     ▼珠さん:

    勇気づけられました。ありがとうございました。

    >私も、結果的に売名になろうと、自己満足と言われようと、偽善者であろうとなかろうと、
    >そんなの、どうでもいいと思うんです。

    上について、他への波及効果は多々あるとしても、私にとっては心の問題なのです。
    若いころ愛した小説家の影響で、私自身ストイシズムで身を律するところがありますから、売名や、偽善や、これ見よがしの善行は心の堕落としてとらえてしまうのです。それを他の人に求めるのは酷ですね。心します。

    知的障害の子と接していて、最近嬉しいことがありましたので書いてみます。
    お母さんよりはるかに背丈の伸びた男の子が、お母さんが迎えに来ると、嬉しそうにお母さんの頭をなでています。
    お母さんはその子を愛おしそうに見上げます。

    私にはその母と子がイエスとマリアに見えます。男の子がある時私を手招きしたので行ったら、お母さんにすると同じように、私の頭をなでてくれました。私は嬉しくなって何度も何度も「ありがとう」と言いました。
    ----
    詩人の金時鐘さんはある対談で「ナショナル」という響きは生理悪寒を感じるんですと述べ、
    大阪生野区の金さんの同胞が住む朝鮮人密集地で、ナショナル(松下幸之助)が如何に悪質な商売を展開したかを語っている。
    松下商法は他にも、叩けば埃はいっぱい出てくる。
    松下幸之助によって、倒産・一家離散・自殺・心中に追い込まれた人たちは沢山いることだろう。

    その松下幸之助を「経営の神様」としてNHKまでが称揚する。(大衆に目くらましをかける)
    その松下が作った松下政経塾で、現総理の野田佳彦が学んだのである。
    弱者に優しい政(政)を期待するのは、楽観的にすぎるだろう。
    -----------------
    【16137】Re: ナショナル・松下幸之助・松下政経塾 やまちゃん 2011-11-23 11:56 (編集)

    >▼うたかたさん:
    >詩人の金時鐘さんはある対談で「ナショナル」という響きは生理悪寒を感じるんですと述べ、大阪生野区の金さんの同胞が住む朝鮮人密集地で、ナショナル(松下幸之助)が如何に悪質な商売を展開したかを語っている。松下商法は他にも、叩けば埃はいっぱい出てくる。松下幸之助によって、倒産、一家離散、自殺、心中に追い込まれた人たちは沢山いることだろう。

    >その松下幸之助を「経営の神様」としてNHKまでが称揚する(大衆に目くらましをかける)。
    >その松下が作った松下政経塾で、現総理の野田佳彦が学んだのである。
    >弱者に優しい政(政)を期待するのは、楽観的にすぎるだろう。

    松下政経塾出身の政治家は自民党へ入ったものと民主党へ入ったものもの双方に居る事から、人生色々な人物が居るものとの前提で語った方が善いですよ。日本の実業家の一人、松下政経塾を創った経営の神様、松下幸之助を全面的か一面を批判するなら、昨日、毎日新聞、毎日jpにも取り上げている中、

    >政官業と一般庶民たちに色々な事件を起す裏には偽善的信仰(*)が世の中を乱す似非信仰者の人達がいる事
    >の一例を最新事件から取り上げれば、大王製紙前会長オーナの私的ギャブルに流用したカジノ賭博事件

    >大王製紙:「情けないの一言」 OBら憤りの声
    >http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111122k0000e040062000c.html
    >から、Web上では取り上げていませんが、新聞記事から
    >「社内や子会社に対して、労務管理やコンプライアンス(法令順守)を一番口うるさくいっていたのが前会長だったのに」とあきれた様子だった。

    >と、宗教的『戒律』を軽視無視した無神論か似非信仰者の一例を見る会社法違反の会社幹部で、井川意高の【学歴】は昭和62年3月東京大学法学部卒業を見て、日本の実業界で宗教的教養モラルは、政界の議員を含めてこの程度の教養力が多いのではと疑う!。

    を取り上げましたが、日本の政官業のお偉い方は、上記のような偽善的にモラルの低さを如何思っていますか?
    この投稿感想の前文は、みたか地域SNSポキネットへ投稿感想から一部、抜粋。

    >2011年11月21日(月) 20:05 無縁社会と江戸仕草
    http://www.mitaka-sns.jp/modules/d/diaryexblog_view.phtml?new&uri=%2Findex.phtml&id=251268&y=2011&m=11&o=&l=30
    -----------------
    【16141】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   うたかた 2011-11-23 18:40
     ▼やまちゃんさん:はじめまして。

    あなたのスタンスが私にははっきりしませんので、私の考えを一方的に披歴します。
    人間の生命よりも、企業の利潤追求を上位に置く、資本主義社会をアウフヘーベンしなければならないと私は考えています。
    経済界は健全な(?)二大政党制を歓迎しています。経済界の言う二大政党とは自民党と民主党であることは明らかでしょう。
    両党ならば経済界が自由に操れると考えているからです。

    自民党と民主党の違いを教えていただきたいですね。民主党のリーダーたちのその殆どが自民党出身でしょう。
    鳩山、小沢、渡部、藤井、岡田、羽田などー。彼らに高い理念があって自民党を離党したとは考えられない。
    彼らは全て資本主義社会を擁護し、強化発展させようと考えている人間たちです。
    経済界が両党を歓迎するのは、当然のことなのです。両党は大同小異と言ったところです。

    松下政経塾出身の野田佳彦総理が、国連の演説において脱原発には一切触れず原発輸出を推し進めようとしました。
    経済界の意向に添ったものです。これでは福島の原発被害者は浮かばれませんね。
    福島の原発被害に遭われた人たちは国家と電力会社の犠牲に他ならないのです。

    福島第一原発の発表した、海に流出した放射性物質の量はは少なすぎるとして、異論が出ています。
    フランスの放射線防護原子力安全研究所の試算値は東電発表の28倍(中日新聞)となっていますね。
    国も、電力会社も嘘で固めています。こんな社会を信用できないのは当たり前でしょう。自民も民主も同じ穴の狢なのです。
    -----------------
    【16140】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   柳沢のたんたん 2011-11-23 18:26
     ▼やまちゃん:色々とお話を有難う。

    松下幸之助さんは、お金儲けの神様といわれただけあって立派な方であったでしょうが、政経塾と言う物を作って立派な政治家を作るという目的であったでしょうが、経済オンチで政治のあり方も知らない政治家がそこで育ったようです。
    私も野田さんに期待してきたのですが、野田さんも総理に成りたいだけの、ナリタガリ屋の一人に過ぎなかったことが最近解ってきました。この不景気で庶民が困っている状態の時に、増税論議を起こして何ら景気の振興策に知恵が出てきません。

    この様な経済オンチの人間が総理に選出された事は日本に悲劇でもあるでしょう。
    民主党では政治の何たるかを理解してリーダーとして国民に納得のできる人が不在なんでしょうか。
    財務省の役人の代弁者に過ぎない存在はこの辺で交代していただきたいものです。

    原発の問題にしても、何ら解決のできない大きな問題を抱えている現在、これも進めるような考え方をしている様な物理科学の素養も無いくせにリーダーとして発言する事自体、まったく呆れたものです。
    これは日本人として世界に恥を晒すこと以外のなにものでもありません。
    -----------------
    【16148】年金支給額削減の前にやることがある   JF1TCE 2011-11-24 15:44

    民主党政権は11月23日、年金支給額の特例措置を解消し、来年度より支給額を引き下げるとした政策提言型仕訳をした。
    この提言は納得しがたいものである。国の財源不足は理解できるが痛みは公平にすべきである。

    高齢者の年金を削減する前に若しくは同時に手をつけるべきことがあるのではないか。
    (1)公務員の削減
    (2)国会議員の定数削減
    (3)年金一元化問題他

    国会議員の一部報酬カット法は10月の期限切れでまた満額支給に復活した。
    みんなの党以外はダンマリスタイルで満額支給に賛成した。

    やりやすい、とり易い方からの財源捻出提言は弱者、年金生活の高齢者いじめである。
    先の総選挙で風を吹かして政権交代に手を貸した高齢者有権者に対しての裏切り行為である。
    後期高齢者保健制度もすぐ廃止するといいながら未だ実行していない。総選挙のマニフェストはボロボロである。

    野田政権の閣僚は若く経験も浅く、政権担当能力に欠け発言も軽すぎる。特に厚労相の発言には問題発言が多いと思考する。
    投稿を管理人より削除されたので暫時投稿を自重遠慮していましたが久しぶりに投稿しました。
    老人党論客各位ご活躍を祈念します。
    -----------------
    【16150】Re:年金支給額削減の前にやることがある  usagi65 2011-11-24 20:50

    横からレスしましてすみません。「年金額削減」は次の理由からだと思いますが・・・

    政府の行政刷新会議による「政策仕分け」は、23日、物価の変動などに合わせて調整される年金の支給水準が、過去の特例措置の影響で、本来より2.5%高いままになっていることについて、「払い過ぎた額は累積で7兆円にも上り、若い世代の年金額に影響を与えてしまう」といった指摘も踏まえ、来年度から支給水準を引き下げるべきだなどとする提言をまとめました

    私の場合、昨年度の10月より2000円弱/2ヶ月下がっていますが、このときの理由がまさしく物価変動に合わせたためとなっていました。すでに下がっているのですが更に下げるのでしょうか?

    物価変動に合わせたのなら個人的には仕方が無いと思っていました。
    確かに年金のムダ使いは目に余るものがありましたし、また若い人の不払いもあります。
    これから年金改革をどうしていくのか大問題です。
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7 【16242】Re: 老人党メルマガ(406)
北極星   運営スタッフ 2011-12-8 21:39:24  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(406) ::: 2011/12/4
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
      *故障のため送信が遅れましたことをお詫びもうしあげます。
    =========================================================================
    【16183】オフライン支部便り−2011:須藤正剛さま(11月20日) 笹井明子
    【16165】Re:大阪市長選挙(2):教育に対する四つの視点   タミゾール
    【16180】Re:公私混同:赤字       H.KAWAI
    【16182】Re:増税回避が危険?    Gokai
    【16185】消費税UPの前にすること?   Gokai
    =========================================================================
    【16183】オフライン支部便り−2011: 須藤正剛さま(11月20日)  笹井明子 2011-11-30 17:58

    『幸せ度』と原発災害

    法政大大学院の社会人学生が、調査した47都道府県ごとの平均寿命・出生率・完全失業率・犯罪発生件数など、40の社会経済統計指標から『幸せ度』の順位を発表した。

    その第一位は福井だった。福井在住の人は誇りにすべきである。
    自然環境に恵まれ趣味や娯楽に費やす時間が長いと評価された富山が二位。
    失業者が少なく弱者向けの政策が行き届いているとして三位に入ったのが石川。
    大都市はいずれも40〜50位だった。

    そとから見えるものと、本人が自覚しているものの『幸せ度』もあるのかも知れないが、暗いニュースの多い中で注目された。
    順位の低かった都道府県もがんばってもらいたい。住民の幸せ度を行政の目玉として、地域振興を図るべきだ。
    北海道新幹線が欲しくて涎を流したり、大都市集中型の省庁や行政のありかたは『幸せ度』には縁遠いものだ。

    日々に報道されている原発被害。
    今後の運用は賛否両論がぶつかり合いだが、被害の後始末に追われて、妥当な道筋は深い霧の中だ。
    原因あっての結果である。被害を最小限度に押さえるのは当然だが、過去にさかのぼって火力水力が主体の発電様式が、なぜ原子力利用になり、現在の供給にいたったのか。

    津波や地震の経験は、世界的に見ても多い我が国である。諸外国でも甚大な被害を受けている。
    その備えに何が不足していたのか。

    昭和39年アメリカが、低濃縮軽水炉を開発し我が国に売り込んできた。中曽根康弘、正力松太郎等が全盛の頃である。
    極秘裏に構想が持ち上がり、餌にむらがる蟻のように政治家官僚や著名学者、業界団体、地権者等が、地域住民には説明責任を果たすには不都合な形の連携で、巨額の原子力利権に手をつけた。
    そんな裏事情がなかったかを問いたい。社名ばかりで内容のない天下り法人も数多いのではないか。

    広島・長崎・第五福竜丸を例にするまでもなく、戦後の日本人は、原子力にアレルギーを持っている。
    クリーンエネルギーなら、広範囲な除染作業はいらない。
    11月16日現在の警察庁まとめによると、死者15,839人、行方不明3,647人、避難・転居者71,565人。こんな被害が出るはずもない。

    福島第一原発事故で空中に放出された放射性物質セシウムは、十日で地球をほぼ一周して70%が海に落ちたというシミュレーションも発表されている。陸上はどうか。米から基準値を越えるセシウムが出ている。

    福島の農家は出荷停止、北海道にも波及している。風評被害が案じられた。食糧生産への意欲が削がれる。
    我が国の食料自給率僅かに38%の現実を思う。除染された土砂が正常な数値に戻るのに30〜40年必要とされるが、これには国家予算総額規模の経費が必要ではないのか。
    少し長文になるが、文芸評論家の川村湊氏の意見を引用したい。

    『一夜漬けのにわか勉強をしながら、心底、怒りを感じた。政治家も、実業家も、官僚も、電力会社経営者も社員も、学者も、マスメディアも、みんなよってたかって、こうした事態を引き起こしたのだ。
    私が今ここにいるのでなければ、腐りきった者たちのソドムとゴモラの市よ、この世から消え去れといいたくなるほどだ。

    しかし、私は故人も含めたそうした犯罪者たちと一蓮托生の運命にはなりたくないと思うし、第一、乳幼児も含めて何も罪もない子供たちが、このソドムとゴモラの市に住んでいるのだ。事態は進行中である。』(福島原発人災記・現代書館刊)

    利便性やコストや利益追求だけではやがて生活に破綻をきたすのは、原子力だけではない。
    国民の日々の『幸せ度』を度外視して政治が動き利権が貪欲になると、そのときは欺くことができても、やがて歳月が自然災害を伴って化けの皮をはがす図式になる。課題は時間を追って増えるばかりだ。

    喉元過ぎれば熱さを忘れるでは、国民の信任も得られなくなる。
    宇宙人や奇兵隊志向もいた民主党政権。三代目野田内閣の支持率35%に下降中。
    -----------------
    【16165】Re:大阪市長選挙(2):教育に対する四つの視点   タミゾール 2011-11-27 21:51
     ▼KAWAIさん:こんばんは

    大阪の選挙最悪の結果ですね。知事の松井氏がどこまでまともになるかですね。自分の下にいる市長の部下であることにどこまで耐えられるのだろうか。愛知県人としてはどうでもよいことともいえますが、嫌な感じである。都構想なんて絵にかいたもちであろうから、金のかからない教育の場面でイデオロギー―闘争で人気を保とうっていう全く迷惑な話です。

    >○しかし、こうしたものは意図のある無しに係わらず、兎角に物議を醸すもので、学力テストは一旦は中止されたものの、再び中山成彬文部科学大臣の下で復活しました。この時の中山大臣の意図は日教組の「あぶり出し」でした。

    そうなんでしょうかね。そういう面もあると思うけど、イギリスのリーグ・テーブルの真似だって思ってますが。

    >○そして、今回の大阪市長選でも教職員が政治的生贄として利用されています。こうした視点は、本来の教育とは異なる政治的視点からのものと言えるでしょう。

    全くその通り。共産党の首長になったら、別のパージをするんだろうか。

    >○当然、左翼の先生はこの「平等主義」がお好きだろうと思います。しかし、自分の指導が良くないことが、生徒の成績が悪い原因だとは認めたくないので、「教える事が多過ぎる」といっては、教科書を薄っぺらなものにさせたり、十分な指導ができるようにと言っては「40人学級」、「30人学級」を実現せよと主張します。

    フィンランドは日本流の平等主義を取り入れて教育の成功を導いたんですね。「悪平等」ってのはあたってないですね。
    30人学級は世界的に常識で、一斉授業を脱却した質の高い教育をしようとすれば、30人でも多い。
    そして、教職員を増やさなくても、文科省が導入した中間管理職をやめれば十分対応できるんですね。
    社会学的にも30人以上のにんげんを管理するのは不可能というのが定説です。

    >○従って、読み書き算盤を別として、やりたくない教科はパスすればよいし、嫌な先生は拒否してよいし、先生も嫌な生徒は拒否すれば良い訳ですね。そうすれば「モンスターペアレント」の問題も無くなります。生徒も学校も互いを忌避できるっていいと思われませんか?

    社会科や理科も重要な現代の教養ですし、他の教科も十分必要でしょう。江戸時代ではなく、変化の大きい時代ですので。
    アラカルト方式の選択授業は結局全体としてのやる気が低下するって話もある。高校以上はそれもありかと思うが。

    >○こう考えて行くと、橋下支持者は大阪に集結して、一人の司令官の指図で動き、公共の財産を叩き売って身軽になり、公務員と教員を最低賃金で働かせ、給食をタダで食べ、旗日には日の丸を掲げ、違反者からは罰金を徴収し、朝な夕なに君が代を歌い、歌わなかった住民は他府県へ追放し、橋下王国を作る、だんだんオウムの国に思えてきました。

    痛い目にあわないと分かんないんでしょうね。異様な地方都市や府になって目が覚めるんでしょう。
    どうでもいいのですが。おろかなことです。
    -----------------
    【16180】Re:公私混同:赤字   H.KAWAI 2011-11-30 6:43(編集)

    さて、次は会計における公私混同です。

    ○家計について考えてみましょう。家計は明らかに「私」に属します。では、企業会計はどうでしょうか。個人企業であれば「私」にも見えますが、大勢の出資者がいる株式会社の場合だと「公」に見えるかも知れませんね。
    ○しかし、企業は個人企業であっても、株式会社であっても「私」に属します。「公」というのは「国」及び「地方公共団体」を意味します。

    ○ところが、面白いことに「私」に属する家計と「公」に属する「国」及び「地方公共団体」には共通点があります。そして、同じく「私」に属する家計と企業の間には大きな相違点があります。

    ○どういうことかと言いますと、「私」に属する家計にも、「公」に属する「国」及び「地方公共団体」にも「利益」という概念が存在しないということです。そして、「私」に属する家計には存在しない「利益」という概念が、同じく「私」に属する企業には存在するということです。

    ○何だか当たり前のことをくどくど述べているような印象を持たれるかも知れませんが、これは大事なことです。
    ○何故かと言いますと、「利益」という概念が存在しなければ、「黒字」、「赤字」という言葉は出てこないにも拘わらず、家計が「赤字」だとか、「国」及び「地方公共団体」が「赤字」だとか言われて、人々を混乱させているからです。
    ○これは、「公」の会計と「私」に属する企業の会計とを混同する「公私混同」に他なりません。

    ○国民又は地方公共団体の住民としては、税金が少ないに越したことはありませんが、かと言って何もしてくれないというのでは困ります。ですから、大事なことは、「公」、「私」の区別をはっきりとさせて、「公」に対してはあれもこれもと求めることをせず、自分のことは自分でやるという、当たり前のことを守ればよい訳です。

    ○これが崩れると納税額以上の公的サービスを求めるとか、納税はしないが公的サービスだけは求めるとかいったことになって、国民又は地方公共団体の住民にいい顔をしたい政治家が、税収以上の公的サービスを約束して、「赤字」、いえ、これはウソ、「借金」財政に走る訳です。

    ○困ったことに、政治家は政治献金欲しさに企業や高額所得者に対しては減税をやり、票欲しさに家計に対してはバラマキをやるので、ますます「借金」が膨らみます。そして、その「借金」を理由に庶民から税金を徴収することを企みます。
    もう何もしなくてよいから、これ以上税金をむしり取るなって言いたいですよね。

    ○ところが、悪徳政治家は自分達の責任を棚に上げて全責任を一般の公務員に押し付けて責任逃れをしますね。
    おかしいですね。議員などの給料は「お手盛り」で決められますが、一般の公務員は違いますね。労働組合はあっても、無いも同然ですよ。とても高額の賃金を勝ち取る力なんてありませんね。

    ○ちょっと余談ですけど、この掲示板でも「公務員の高い給料」に怒りまくっていた人がいましたけど、浅はかですよね。
    だったら、なぜ、公務員の給料を引き下げて減税に回せって言わないんでしょうね。
    あ、あの人、税金なんて一銭も納めてなかったのかな。じゃあ殆ど他人事だったんだ。「私怨」と「公憤」の混同かな。

    ○ところでせんだって、あの橋下がどこかで「儲かる大阪にしようじゃありませんか!」って叫んでましたよ。
    おかしいですね。あの人は「儲けた人」と「儲けられなかった人」にくっきりと分かれるのが理想だったと思うんですが。

    ○「頑張った学校」にはご褒美を、「頑張らなかった学校」にはお預けってのが橋下流な訳でしょうが。
    だったら「儲けた人には減税のご褒美を」、「儲けられなかった人には増税という処罰を」ってなりそうなんですがね。
    -----------------
    【16182】Re:増税回避が危険?   Gokai 2011-11-30 14:51

    増税回避が危険?と言われると、じゃあ、増税すれば安心かとの錯覚を起こさせる。あるいはひとまず安心かとも。
    だけど、今の財政状況が危険だというのなら、毎年、45兆円ほどの赤字国債の積み上げが危険だというのなら、増税してたとえ10兆円ほど税収が増えたとしても、単純計算でも35兆円ほどの赤字国債の積み上げは残るわけだから、その危険度は50っ歩100っ歩だろう。目くじら立てて、言うほどのこともない。

    であるのに、増税論者というのは、それでも増税しないのは非国民だといわんばかりだ。それならば増税論者は危険を完全に取り去り、完全に借金を完済する手段を持つのかと問いたい。そこまでのアイデアがあるのなら、まだ話はわかるが、それさえもたずに「借金が多いから増税しろ」というだけ、無能をさらけるのもたいがいにしなさいといいたい。

    ところでギリシャだが、ギリシャ政府は確かに信用を失え、赤字国債を発行しても、高い金利をつけねば、誰も引き受け手がない。それでもいずれ誰も貸さなくなる。だからEU主要各国が何とかしようと今もがいている。しかし、いずれ、ギリシャはユーロ統一通貨離脱しか道はないのかもしれないが、みな忘れていることがひとつある。

    それはギリシャ政府は借金が返せないほど余裕がなくとも、ギリシャ国民はそのギリシャ政府から多額の給与をもらっているから、それもユーロ通貨で支払いを受けているから、ギリシャ国民でそこそこ裕福でさえあれば、あまり困らない。なぜなら、ギリシャ政府が破綻しても国民の持つユーロ通貨の価値が暴落することはないからだ。

    ここが今回の破綻劇の面白いところである。ここが一国一通貨体制の国家の破綻とは違うところである。
    こうなるとギリシャ国民は、さらにギリシャ政府からお金をむしりとり、国民側から、ギリシャ政府を見放す作戦に出ているのじゃないかとおもえないではない。

    ここらのことを、ギリシャを援助しようとしている、ドイツやフランス、中国、アメリカ、ロシア、中東産油国、日本等は、わかっているのだろうか。
    -----------------
    【16185】消費税UPの前にすること?   Gokai 2011-11-30 21:09

    「消費税UPの前にすること?」という題で2001年報道も議論していた。
    いや議論の振りで単なるエンターテイメント(娯楽劇)なのかもしれない。
    国民に理解を得られるようにするためには、議員定数削減と公務員の2割カットは「ねばならない」であるという。

    これは、やはり、「劇」で国民を洗脳しているとしか思えない。消費税を上げたいがための言い訳をいかに作るかに過ぎない。
    これで十分な削減になるかというとおそらく1兆円に満たなくて不十分は明らかだからだ。
    これはまずは消費税ありきの議論で国民をあきらめさせる報道に過ぎないとも言える。

    みんなの党の江田憲司氏は、持続的に借金を返済していくためには経済成長によって、税収を上げていくしかないという。
    それに対し、自民党の林芳正氏は、「消費税を上げないことのいいわけだと」非難した。
    私の意見はというとここは明らかに、みんなの党の江田憲司氏の方が正解でないにしても近いことは確かだ。

    それにしても消費税増税確信派のいかにも達観しているという顔貌には飽き飽きする。
    自分たちの発想が無能だということに気づかないのか。
    何度も言うが、消費税を5%ばかし上げたところで、税収増はよくて10兆円、一般会計不足分の45兆円には程遠い。

    もしこの不足分すべてを消費税でまかなおうとしたら、消費税は単純でも30%が必要になる。
    これはすなわち、国民の消費額を30%減少させるのと同義であるので、国内内需産業は全滅になるしかない。
    これは、すなわち日本を破壊する行為だろう。
    次の選挙では、懸命な国民が賢明な選択をした大阪府民を真似て、野田首相ともども落選させてほしいもんだ。
    =========================================================================
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8 【16260】老人党メルマガ(407)
北極星   運営スタッフ 2011-12-11 8:07:13  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(407) ::: 2011/12/11
    =========================================================================
    【16208】民主党のマニフェスト違反   柳沢のたんたん
    【16255】Re:民主党のマニフェスト違反  アンクルサム
    【16217】大阪・教育基本条例案     usagi65
    【16238】Re:大阪・教育基本条例案:犯しますよ  タミゾール
    【16241】Re:大阪・教育基本条例案:バラしますよ H.KAWAI
    【16220】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾 イワオ
    【16246】ノーモア真珠湾、ノーモア広島      JIJI
    【16235】Re:政府借金は雪だるまにならない    Gokai
    =========================================================================
    【16208】民主党のマニフェスト違反  柳沢のたんたん 2011-12-3 13:11

    民主党は国民との約束を守っている積りか。選挙で選ばれた民主党は国民との約束に就いて、基本的なマニフェストは次から次と反故にしてきていることに就いて反省と言う物が見られない。約束が守れないならば選挙は国費を使用した無駄な政府を作った事になる。

    まず第一に子供手当ての問題だ。国の次代を担う人を育てるのが目的であった筈だ。
    第二には、沖縄の問題である。日本の国防は沖縄の人達に迷惑がかからないという方針であった筈である。
    対アメリカとの交渉でも、沖縄は基本的に日本の国の政策として日本の本土にも基地を置くことが本来あるべき姿であろう。

    あの戦争末期の沖縄の人達の状態を考えれば当然の事であろう。これは恐らく日本の政府として議論の余地はあるまい。
    アメリカにいつまでも占領されている状態は国家として、アメリカと交渉する必要がある。
    アメリカの属国ではない。独立国家としてとるべき姿ではあるまい。ひいては隣国の中国との友好にも響く問題であろう。

    それが叶わぬなれば、アメリカと合併する事が次善の策であろう。現在の民主党の有り方には自主独立の精神もないようである。
    すべてアチラコチラと首を回して人の意見を伺っている様で、自主性に欠けているようだ。
    これではリーダーとしての役割を果たしているとはいえない。
    こういう事は、民主主義というよりも、衆愚政治といっても当を得た表現であろう。

    しかも、大災害のあったこの時点で、財政の建て直しと言う理由で増税とは何たる事であろう。
    昔から『先ずカイより始めよ』という言葉があるが、予算の問題でも、政治家、政府もまず己自身を正す事が必要であるにも関らず、官舎にお金を使ったり、政党助成金をダブダブ使ったりして国民に対して増税とは何たる心掛けであろうか。

    西欧諸国のように、『揺り篭から墓場まで』という様の事での必要性であるならば国民の賛同が得られる事であろうが。
    現在のように、政治家、役人のための財政であるなれば、国民は皆反発するのが当然である。
    税金食いの公益法人は早く無くする事は緊急の事。日本は、経済は一流、政治は三流の衆愚政治はこの辺で脱却するべきであろう。

    政治は国民に希望を与え、格差社会の改革を推進したりするのが本来の仕事であろう。
    ご都合主義の政治家は早く退陣していただきたいものである。民主党も腐ってにおいがぷんぷんというところである。
    鳩山、小沢が政権を取った時の清らかさかさはどこに行ったのであろうか。
    --------------------
    【16255】Re: 民主党のマニフェスト違反   アンクルサム 2011-12-10 15:07
     ▼柳沢様、お久しぶりです。

    暫くここを離れていましたが、また戻ってきました。
    いつもながら、柳沢様のご意見には何の異論もなく賛同させられてしまいます。それは柳沢様がわれわれ老人の未来のあるべき姿を既に実践しておられるからなのでしょうか?私なりに今、何を考えて何を将来の指針とするべきなのか必死に考えています。

    投稿なさっておられる皆様方のように知識も豊富でありませんので天下国家のことなどとても口にはできませんが、いずれにしても今日の日本は完全に後期資本主義社会に陥っていると思います。もちろん、アメリカを始めとする先進各国も日本と同様その中にあって出口を見出せずにもがいているのですが、いまここでそれらをとやかくいってどうにかなるものではありません。

    ただ私たち老人が次世代の人達の大きな負担になっていることは確かなのですから、今の社会のシステムが崩壊したときは、一番惨めな存在になるのは間違いなく我々老人であります。いざそのときが来たら(間違いなく来ると確信しています。

    いつかはわかりませんが)どうすればいいのか、またそのときのために今からどう対応すればいいのか?預貯金などは襲ってくるハイパーインフレで紙切れ同然になってしまうでしょう?。大資産を持っておられる方たちは別として我々平均的な老人はいかにあるべきか柳沢様はじめ、皆様方のご意見を承われれば幸甚です。(加州 サンタマリアより)
    --------------------
    【16216】次は大日本共和国? dunc 2011-12-4 13:11:52

    知事だった橋下氏が大阪市長となったのは大阪市を大阪府(都)に取り込む為で、市長は大阪府知事の立場で大阪市を運営するでしょう。ロシアのプーチン首相と同じ手法ですが、共に合理性と国家主義的な色合いの権力志向が国民的人気となっています。

    大阪の輝く星・橋下市長に、日本中の保守政治家が擦り寄っていますが、橋下氏は中央進出も視野に入れていて、常に大きな国民的論争を求めています。橋下氏も支持する人達も若く、私達、老人の持つ皇室への敬意と感傷もありません。

    合理性を追求する「維新の会」が国政に進出となれば、標的は改憲と宮内庁で、国民投票も法制化された現在、大統領を目指す橋下氏に、日本のふやけた保守政治家がどう対応できるのでしょう。
    --------------------
    【16217】大阪・教育基本条例案 usagi65 2011-12-4 15:28:43

    大阪・教育基本条例案について(私見)あまりに反対の人が多いので一言、言わせていただきます。
    まずこれは教育委員会に投げられた維新の会からのボールであってこれに対する対案を待っている状態であるということです。

    しかし対案はなかなかでてきません。それは対案をだせば実行しなければならないので出せないのではないかと思います。
    また否定するものであれば大阪府の教育が改革の必要がないと府民に対して言うわけですから、大阪の教育に対して不満を持っている府民に対してそれも出来ないと・・・、教育委員会も追い込まれているということではないでしょうか。

    橋下さんは過激な条例案を突きつけて(私も過激だと思っています)教育委員会を動かそうとしていると思います。
    なかなかしたたかですね。
    新府知事・松井さんもこれに関しては「とことん話し合いたい」と言っていますので府民としては見守りたいと思っています。

    さて現実の公立高校の実態ですが、橋下さんが私立、公立高校の授業料免除を断行し又学区制を広げた為公立高校の下位高校の定員割れが生じてきています。受験者を増やしたのは上位10校のみであとすべて受験者数を落とし、定員割れも続出という状況です。
    上位10校の不合格者は私立へ、下位校の不合格者も私立へ、受験時期を前期、後期と分けたにもかかわらず私立へ流れている実態は何を意味するのでしょうか?

    条件を同じくすれば私立の方が選ばれるのは何が違うからなのか?
    学校の目的がはっきりしている、教師に緊張感がある、一人ひとりの子供にサポートできる・・・
    私は学力重視の進学校のみがいいと言っているのではありません。

    どんなに頑張っても能力には個人差があります。しかしどの子も社会人として自立していくだけの学力は必要です。
    勉強が嫌いな子にも勉強する目的を理解させ最低限の学力はつけていただきたいと思います。それが教師の責任でしょう。
    今まで日本が発展できてきたのも公教育の充実があり、国民の学力の高さがあったからだと思います。

    あるスーパーで働いていたとき、フリーターの若者の学力の低さに驚きました。
    性格もよく、頑張り屋で正社員になりたい気持ちがありましたがむりでしょう。      
    基礎的な漢字を知らない。割り引きの計算ができない・・・パートのおばさんたちが教えていました。

    この現実に教師にはどんな生徒にも社会人になるための学力はつける責任があると強く思いました。
    それが教師だけではできないのであれば地域の住民に支援を願うこともできるのではないでしょうか。しかし学校が住民に要請しなければ今は勝手に住民が学校へ出て行くことはできません。これを橋下さんは住民も学校教育に関わろうと言っています。賛成です。

    小学校、中学校にも「いじめ」「学級崩壊」「教師の犯罪」など問題は沢山あります。それでも公教育改革は必要ないのでしょうか?
    大阪の教育基本条例案を批判されるかたがたの対案を教育委員会にかわり作っていただけませんか?それとも現状維持でいいと・・・

    重ねて言いますが私は教育基本条例案が、責任を負わない教育委員会の独占を排し、市長・学校長・保護者・住民の参加を求め、それぞれの役割分担を明確にして教育に市民の意見が反映される教育システムに転換させることを目的としているということですので、処分が過激すぎるところを除いておおむね賛成です。やっと開かれた公教育の第一歩ではないでしょうか。
    --------------------
    【16238】Re: 大阪・教育基本条例案:犯しますよ タミゾール 2011-12-7 19:32
     ▼こんばんは:KAWAIさん

    教育の中立性について、完璧な答えをありがとうございます。教育制度論や教育法のテストであれば満点です。
    しかし、これがなかなか理解しにくいところでありまして、市民の論理というやつではわかりにくいところであります。
    でも、共産党の首長が学校でインターナショナルを歌わせたり、民主集中性の学校教育を展開させたりしたとしたら、どうなんでしょうか。(『滝山コミューン1974』はその問題を扱っています。

    もちろん、首長の意向というわけではないが)高所得者の子どもを悪者扱いしたら・・・。
    というような、想像力をもって欲しいですねえ。公明党の首長が、学校で「南無妙法蓮華経」や日蓮を奨揚したら・・・など、
    極端ですが、少し考えればわかるところであります。

    ただ、結局、中立性は、「事なかれ主義」「見て見ぬふり主義」などのやる気をなくす対応となってあらわれてしまっていないだろうか。これは、役所全体について言えることですが。市民のイラつきはそのあたりに起因していよう。
    だから、橋下のようなペテン師まがいの幼稚な人間にからめとられちゃう。
    中立といっても、無色透明ではない。ここが難しい所で、われわれの役目ですね。

    ところで、二重行政が嫌いなら、府立大学も、市立大学もなくして国立に移管すべきと思ったりもする。
    すべて、国立ですべて国家公務員でいいのかな。公立大学の良さもあると思うが。
    吉川氏の公立大学の研究書がでましたが。そういやあ、開高 健は大阪市大でしたっけ。

    国立大学付属の小学校は、エリート予備校となっており、無くしてもいいように思うなあ。
    国税を使って、お受験ではいった金持ちの子どもをなぜ優遇するんだろう。
    池田小を襲った宅間は許せないが、心情は理解できる。ものすごいセキュリティーのための費用を導入したそうだ。アホくさ。

    どうして、廃校しようっていう案はでなかったのか。教育の実験校って言ったって、良い子ちゃんばかりの実験に何の意味があろう。大学の近くにある公立校と協調して研究すればいい。
    --------------------
    【16241】Re: 大阪・教育基本条例案:バラしますよ H.KAWAI 2011-12-8 14:43

    「暴言」の暴露についてのコメントではありません。

    〇先月28日、沖縄防衛局長が「犯す前に、犯しますよと言いますか」と発言した件が大問題になった。だが、私が着目したのは実は「オフレコ」というところで、発言内容とそれをバラしたことの是非ということではない。
    この問題を考える上で参考になるのが日経のコラム(↓)である。要約すると、内容が正確に伝わらないおそれがあるので、そのまま引用する。

    ・一週間、喉に骨が引っかかったような感覚が抜けない。
    一川保夫防衛相の進退が取り沙汰されているが、その発端にもなった前沖縄防衛局長の不適切発言に関してである。
    あの暴言を明るみに出したメディアは正しかったのか――。

    ・中身はもうよかろう。沖縄県知事は「口が汚れるからコメントしない」と吐き捨てた。
    こちらも紙面を汚したくはない。気になるのは一点、暴言がオフレコの場で出たということだ。
    オフレコとは、発言を記事にしないとの約束を前局長と記者たちが前もってかわしたという意味だ。そして約束は守られなかった。

    ・「権力をチェックする立場でそんな約束をする方が悪い」と叱られるだろう。その通りだ。聞いたら書くのが記者だ。
    前局長の発言をはじめに報じた琉球新報は、発言を沖縄県民に伝えることを優先した。
    「報道には公共性、公益性がある」。そんな考え方もよく分かる。それでも腑(ふ)に落ちないものが引っかかる。

    ・過ちかもしれないが、約束はしてしまった。ならば、相手が市民であれ官僚、政治家であれ、守る。
    そういう原則を貫くことも大切ではないか。喉の骨はそう訴えてうずき続けている。
    前局長は記事にしないという約束があって記者に話した。この事実はどこまでもついて回ると思うが、どうだろうか。

    〇日経のコラムは結局のところ、「約束を破るのはいかん。」と言いたいのだろうが、発言内容が「あまりにも」なので少し遠慮したということなのだろう。
    〇だが、この「オフレコ」会見の目的は一体何だったのだろうかと、こちら(=私)にも腑に落ちないものがある。
    全てをオープンにするのが民主主義の原則とは言え、文字通り全てをオープンにはできないだろうとは私も思う。

    〇だが、この「オフレコ」会見で何が話されたのだろうか。件の「暴言」以外に一体何が話されたのだろうか。
    新聞記者にだけ語って一般国民には公表できない「機密事項」とは一体何だったのだろうか。それが一番気になるではないか。

    〇また、本当に「機密事項」だったら新聞記者にも話してはならないのではないだろうか。
    それとも、政府機関は実は大したこともない情報を勿体ぶって「機密事項」のように偽って新聞記者にだけ教えて、新聞記者に自分たちが特権階級であるように錯覚させて、政府に対する批判精神を鈍麻させることを狙っているのではないのだろうか。

    〇記者クラブだってそうだ。記者達に自分たちが特権階級であるように錯覚させて、政府に対して仲間意識を持たせ、批判精神を鈍麻させることを狙っているように見える。

    〇何だか、教育とは関係の無い話になってきたように見えると思うが、テーマは「批判精神」ということである。
    メディアリテラシー教育ってのはちょっと強引だろうか?とにかく上に引用した日経のコラムには、「スリカエ」がある。
    批判の矛先を「バラした」ことに向けようとしている。

    〇一般論として、信義則は重要である。然しそもそも「オフレコ」の記者会見などというものに、正当性は無い。正当性の無いものに信義則などは適用できない。博打で拵えた貸し借りと同じで、表には出せない話だ。二人組で強盗を働いたが、反省して自首し、犯行の一部始終を語ったところ、共犯者から信義則に反するとなじられるケースと言ってもよいと思う。

    〇そう考えると、その「暴言」をバラした琉球新報の記者も偉そうなことは言えない訳だ。強盗の片割れと同じでさえない。
    反省など全然してないからだ
    --------------------
    【16220】Re: ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   イワオ 2011-12-5 1:04
     ▼うたかたさん:

    >詩人の金時鐘さんはある対談で「ナショナル」という響きは生理悪寒を感じるんですと述べ、大阪生野区の金さんの同胞が住む朝鮮人密集地で、ナショナル(松下幸之助)が如何に悪質な商売を展開したかを語っている。松下商法は他にも、叩けば埃はいっぱい出てくる。松下幸之助によって、倒産、一家離散、自殺、心中に追い込まれた人たちは沢山いることだろう。

    二股ソケットは、松下幸之助が発明したという神話はウソで、輸入品や他メーカーで発売されていたのを改良しただけ。経営手腕は確かにあったようで乗っ取りの天才のようです。
    零細下請け企業を従業員もろとも乗っ取るのがその手口で、手形割引も関連会社で取扱、利益を上げていたようです。
    乗っ取られた方は経営者側は地獄ですが従業員側にとっては大手の企業の傘下に入れるのでメリットは少なからずあったようです。

    手形割引、大量発注品のキャンセル等の手法で会社を大きくしていった経由は、利益を上げ大きく会社が成っていったという点では彼は経営の神様でもあるかもしれません。
    ただきれい事で会社が大きくなっていったわけではないので、表社会での神様扱いはなんだか全身がかゆくなる感じがします。
    ----------------
    【16246】ノーモア真珠湾、ノーモア広島   JIJI 2011-12-9 17:12

    <太平洋戦争開戦の日>から70年目、思い出したくない日?なのでしょうか??、
    12月8日の昨日、マスコミさんは殆ど話題にしませんでしたネ!?
    戦争をもう、しない為にも、取り上げ、、、特番など有っても良かったのにと感じます!

    アメリカでは、真珠湾攻撃の日として、退役軍人の集会が有ったとニュースでした。
    当時の日米の軍人が 憎しみを忘れよう…と握手してました。退役軍人の会も高年になった為解散するそうです。
    ヒロシマ・ナガサキの<原爆の日>被爆の日も忘れられて行くと思うのは僻目ヒガメでしょうか?疑問を感じます。。。
    --------------------
    【16235】Re:政府借金は雪だるまにならない Gokai 2011-12-7 9:36
     ▼H.KAWAIさん:こんにちは。

    >○ただし、私自身はGokai さんとの遣り取りから、幾らかは学ばせてもらったように感じています。
    >まさか、Gokai さん、私がここで「逃げ出した」又は「降参した」と思って、ご満悦ってことはないでしょうね。

    もちろんそんなことは思っておりません。それに人それぞれ、そしてそれぞれの人々が社会を形作っていく。
    ただどのような人々がそれをするかによってその社会に住む人々の幸福度合いも変わるというもの、健全であることを祈念するだけです。

    >○また、各論については、データ不足などから、ある程度は想像や推論が混じり込んできます。それに対して異なる立場から、想像や推論を交えて論じられても、一向にカタが付きません。

    私のほうはまだ続けるかもしれませんが、H.KAWAI さんとはこれまでということで了解です。
    ただ、とりあえず本の紹介をもう一度しておきます。何しろ、生きていくための基本は経済、その経済に対する考えが間違っていれば、人々は不幸になるしかないのですから。そして、その歴史的典型例が現在の日本で生じています。

    『お金を配れば日本復活−政府借金は雪だるまにならない』著者:ななみのゆう(12/1発売)
    紀伊国屋書店Webから引用します。
    http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4434162020.html

    ・・・引用開始・・・
    <詳細>
    既存の経済学というのは、景気対策や徴税額に対して極めて曖昧な情報しか提供しない。
    それは現代経済が貨幣を中心とした貨幣経済と呼ばれ、実質的にも貨幣(お金)が大変重要な意味を持ちながら、既存の経済学がそれに対して殆んどその意味を理解しない上に構築されたものであるからに他ならない。

    根源的に「お金」とは何か?この問いに過去、さまざまな賢人が挑戦してきたようであるが、たまたまにしてその正当な解を得られることはなかった。本書はここにその解を展開する。

    第1章 財政の健全化は不必要
    第2章 政府累積借金は自然膨張を始めない(雪だるま論の誤り)
    第3章 財政収支より国際収支
    第4章 成長のために必要な認識と資源の分配
    第5章 勘違いだらけの認識と政策(新知見からの政策批判)
    第6章 日本の富の総額(外国資本の導入は危険)
    ・・・引用終わり・・・
    =========================================================================
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9 【16306】Re: 老人党メルマガ(408)
老人党メルマガ(408)   運営スタッフ 2011-12-18 7:17:46  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(408) ::: 2011/12/18
    =========================================================================
    【16263】Re:大阪・教育基本条例案:強制と競争 H.KAWAI
    【16265】Re:★原発国民投票の「受任者」に![さよなら原発」は? kounosuke
    【16288】★原発国民投票は、国民が責任持って決めるということ 珠
    【16299】原発事故収束宣言? イワオ
    【16305】Re:原発事故収束宣言? JIJI
    【16267】赤字国債発行が増えれば、民間の預金は増える   Gokai
    =========================================================================
    【16263】Re:大阪・教育基本条例案:強制と競争 H.KAWAI 2011-12-11 13:57
     ▼タミゾールさん:こんにちは

    >地域格差を縮小する観点からも、当然国税の投入があってしかるべきで、単純に民営化すればいいかという郵政の発想と同じ。

    〇「すべて国民は・・・その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」なので、地域によって教育環境に大きな差が生じたり、経済的な理由で教育を受ける権利が損なわれることが無いように国は配慮しなければならないということに尽きると思います。

    >これは、誤解のあるところですが、戦後憲法が押し付けなどという乱暴な意見と同様、戦後民主教育も押し付けなどという意見もっまあります。無条件降伏したんですから、完全に自律的に何でもきめられるはずはありません。

    〇「白か黒か」で決められる問題ではないでしょうが、「パン給食と脱脂粉乳」で育ち、中学校では「ジャック・アンド・ベティー」という英語の教科書を与えられた私達にとって、戦後の教育とGHQとの関係を否定することは出来ません。ただし、ここは本論ではありませんので、こだわるつもりはありません。

    >しかし、憲法以上に教育基本法の制定は日本側の自律的な判断の要素が濃厚だったというのが、教育行政史研究者たちの粘り強い研究によって明らかになっているのであって、日本の意思だったんですね。財政的な無理がたたって、自殺してしまう首長たちがでるという悲劇も生まれましたが、『山びこ学校』や『螢雪時代』にみられるような優れた教育実践もみられました。
    >
    〇しかし、教育政策だけでなく、経済政策も、文化政策も、地方行政も、警察制度も、何もかもGHQによって「いじくられた」事実を無視したり、「平和憲法」は日本国民によって勝ち取られたものだなどと強弁することは、「我々が日本軍を追い出したのだ。」と言って威張っている何処かの国民と似ていやしませんか?

    >文科省や地方教育行政は、「無難に」、「まんべんなく」知識や技能の習得を目指し、その点では瑕疵のない論理を組み立てようと躍起になっています。なかなか、その欠陥をつくのは難しい仕組みを官僚たちは構築するのですね。
    そういう教育環境で、いい点をとって、官僚になって、また、そのような発想の教育システムを考えちゃう。

    〇文科省の役人が考える教育制度が「総花的」なものになるのは不可避であると思いますし、それは仕方がないのだろうと思います。

    >しかし、そのような、あげ足をとられないような無難で、さし障りのない教育というものが、「考えない」市民・国民の大量生産に結びついてきました。「ゆとり教育」路線はその脱却でしたが、文科省がそういうシナリオを書けば、全国でそうなると思うところが傲慢であり、すでに各学校の自ら発想する力をそいでいよう。

    〇ですから、文科省の役人が考える教育システムとは別の教育システムを文科省の役人以外の人が考えて、それを作り、文科省の役人が作った教育システムに対抗すればよい訳ですが、でも、文科省の役人以外の人も文科省の役人が作った教育システムの中で育てられているので、基本的な考え方は文科省の役人と同じで、この連鎖は断ち切れないんですね。

    >文科省のような役所でない、命令的でない学問・教育の中央のシステムが必要と思う。
    >橋下などの乱暴な意見はこうした間隙にあらわれるのであって、教育の論理を考慮しないといけない。

    〇要するに、戦前戦後にかけて維持されてきた公的な教育システムは下から侵食され、今やその最高峰であった東大法学部の権威は松下政経塾に奪われてしまった訳でしょう。
    〇そして、官僚の権威も教育委員会の権威も地に落ちて、派手なパフォーマンスだけの政治家もどきと、メディアと
    「民衆」によってコケにされ、犯される時代になったってことですよね。

    >各学校や教師を全面的には信頼しきれない。しかし、彼らが無茶をすれば、当然、保護者や市民はそれにクレームをつけるし、協議するでしょう。直接関わる人たちが、より敵任でないとすれば、そこには無気力が蔓延していくのでは。

    〇市民には私的な視点しかありませんので、そういう視点からは公的な教育システムそのものが否定されると思います。日本国憲法第26条を見直さねばならないでしょう。
    >
    >今、学校(一義的には校長)は、文科省や地方教育行政の現場監督にすぎないので、事なかれ主義という最悪な状況になるのではないか。実際に、こうした状況下でも、アイディアとやる気のある学校長たちの挑戦が実を結んでるとこもある。教育委員会の人事は、当然戦略的に、校長の配置を考えてるだろうし、タイアップしてるだろう。
    そこに、教育学者の関与もあろう。

    >視野の狭くなる教育現場に、海外を含めた多様な情報やデータ、交流の機会を文科省は示すべきでしょうね。しかし、全学校を「監督」するなどという、不遜な姿勢はまずなくしたい。監督すべきは彼らだといことは、原発事故騒ぎでわかったはずです。

    〇「私」が「公」を監督するというのは、無用のことで、「公」を無くせばよいだけのことだと思います。
    市会議員の海外視察に市民のお守役を付けるというのと似ていますね。

    >私は、青少年と成人を「分ける」発想が誤りっておもってます。ともに学ぶことが大切と思う。

    〇社会人が大学で学ぶのには無理があるでしょうね。例えば、私は高校生の頃、数学に関心を持っていましたが、高校の数学の授業は教科書をさらっと飛ばして行くスタイルでしたから、私は高校卒業後も自分で独自に数学の勉強を続けました。

    〇それで、少しは理解が深まりましたが、力不足で更なる探求は諦めました。大学の数学の授業は、数学の得意な人のためのものだろうと思います。大学は、私のような数学の得意でない者は相手にしないと思います。

    〇それと、公私を問わず所詮、公的な教育システムは、紋切り型の授業しかやらないし、出来ないと思います。
    何故なら、公的な教育システムは、社会に受け入れられる考え方や知識を与えることを目的としているからです。
    しかし、社会人はそれに捉われる必要は無いと思うのです。
    --------------------
    【16265】Re:★原発国民投票の「受任者」に![さよなら原発」は?  kounosuke 2011-12-11 20:08
     ▼珠さん:

    ・私は「原発国民投票」には余り賛成では有りません、もし投票が行なわれるならば必ず投票に行きますが、もし「原発容認」という結果にでもなったら「脱原発」の私は納得したく有りません。
    「原発国民投票」より「さよなら原発」http://sayonara-nukes.org/ の署名の方がはっきりしていいように思います。

    ・11月29日に滋賀県の長浜で京大の小出先生の講演を聞きに行って来ました、(原子力開発=核開発)という事で政府はいつでも「核」が作れる状態にしたいとの事でした、成る程と思いましたが50基の原発はいりません、1〜2基位はしかたがないかなと思います。

    ・紹介の有ったドイツの映画はテレビで予告を見ました、名古屋では1月上映ですので見にいくつもりです。
    ・この老人党サイトには最近原発に関する話題が少なくなっています、他にも重要事項は当然有りますが、脱原発に関しては口で言っているだけで実態は進んでいません、国民の関心が薄れるのが心配です。
    --------------------
    【16288】 ★原発国民投票は、国民が責任持って決めるということ   珠 2011-12-16 1:25
     ▼kounosukeさん:

    原発については、この掲示板で折あるごとに発信していきたいと願っています。
    いつも刺激を与えて下さってありがとうございます。お返事が遅くなって申し訳ありません。
    おそらくこの掲示板にいらっしゃる方で、原発大賛成の推進派はあまりいらっしゃらないのかもしれません。

    しかし、電力会社や野田政権が原発存続方向であることは明らかでしょう。
    そこで、脱原発を願う市民としては、賛成・反対の議論ではなく、どのような手順で、脱原発へ政府を方向転換させるかです。
    となると重要なことは運動論、その面で実に大事な質問をして下さったことを感謝申し上げます。

    >・私は「原発国民投票」には余り賛成では有りません(略)
    >もし「原発容認」という結果にでもなったら「脱原発」の私は納得したく有りません。
    >「原発国民投票」より「さよなら原発」http://sayonara-nukes.org/
    >の署名の方がはっきりしていいように思います。

    「さよなら原発」にネット署名をして送りましたが、未だ手続きが進みません。
    この前の「福島の母と子」のための署名は、とても機能的に優れていてやり易かったのですが、それでも集まったのは12万人余。
    今からこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、残念ながら1000万人は集まらない。
    そうした時、反原発の力にはなりますが、現実的に止める力になるかどうか…。

    さて、国民投票は、この12月10日から、東京・大阪で住民投票を求める東京都民投票、大阪市民投票が行われています。
    http://agora-web.jp/archives/1108959.html#more

    これは、住民投票を求めるものであって、反原発でも推進でもありません。
    また、もし、実際に住民投票が行われても、法的拘束力をもつこともありません。

    しかし政府が主権者である国民の意思を確認させられることとなり、
    「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」である以上、政治家も無視することはできないと思います。
    国民の意思を尊重して政治や行政に反映させることはできるでしょう。

    さて、kounosukeさんは、結果として「原発容認」になったら…、推進側が強力な宣伝をして、反原発運動を潰しに掛かったら…、
    国民はどこまで本気で投票するか…などの心配をしておられるのだと思います。

    今までに行われた事例では、地方自治体レベルで米軍基地移転、可動堰建設などについて住民投票が行われています。
    原発では、建設の是非について、新潟県巻町(96年)と三重県海山町(2001年)で町民投票が行われ、
    プルサーマル計画の是非は新潟県刈羽村(01年)で実施されています。

    そしてこの3つの投票では、いずれも否決されています。
    つまり、決定権を持つことで、国民の関心は高まり、真剣に考え始めるのです。
    私が知っている海山町では、原発を誘致派の商工会議所のメンバーと町長が、すでに有権者の64%の人の署名を集めていました。
    それまでに、「安全な」原発見学に、バスを仕立てて温泉・ご馳走付きの1泊旅行などに無料で招待されていたのです。

    しかし、それに気づいた反原発派が動き始めた。町長は選挙をすれば当然、勝てると思っって住民投票を言い出した。
    反対派は負けると思い、大反対。しかし町長は町民投票を決めてしまった。決定から投票までわずか2カ月です。

    町では、世帯主に300万円、家族1人に200万円、つまり4人家族なら900万円の「協力分配金」が、
    電力会社から配られるという話が流れました。賛成派には、もう幾ばくかのお金が配られたという噂もありました。
    そして町にも驚くほどの税金や補助金が流れ込むと。

    たぶん、今、原発のある町に住む方々は、このくらいの恩恵は充分受けておられたかもしれません(福井県が住みやすいわけもこの潤沢さが?)。
    反対派は必死でした。いろんな原発の問題点を指摘し、危険性を示しました。

    そして結果は、67%の反対だったのです。原発立地推進派の勝利を確信して
    「1票でも負けたら実施しない」と確約していた町長でしたから、この結果は驚愕だったでしょう。
    今回の原発事故の後、町民は「よかったね〜」と言い合った…という話が伝わってきました。

    >・紹介の有ったドイツの映画はテレビで予告を見ました、名古屋では1月上映ですので見にいくつもりです。

    私は事実を重ねていくドキュメンタリーが好きなので、この「アンダー・コントロール」も
    反原発でも推進でもない、ドイツの原発の現状を表す映画です。
    http://www.imageforum.co.jp/control/

    この前のフィンランドの「100,000年後の安全」でも、放射性廃棄物処理が、
    非常に緻密・厳密・周到に考えられていること、それでも危険性を感じていることも分かります。
    http://www.uplink.co.jp/100000/

    >・この老人党サイトには最近原発に関する話題が少なくなっています、(略)国民の関心が薄れるのが心配です。

    こんな情報もありました。「あわや東海第2メルトダウンで東京壊滅だった!?」
    http://nanohana.me/?p=8744

    原発事故はもう2度と起こしてはなりません。
    今までも「あわや」という事故を何度も起こしているのですから、廃止するしかないですよね…。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E6%95%85

    なお、原発を止めたいと思う国民がなすべきこと、ことに原発国民投票を進める場合は、反原発運動と同時に…と思っています。
    国民投票で皆が決定権を持つことで、国民の関心は高まり、真剣に考え始めます。
    そのことにより、現状よりも、さまざまな情報が提供され、情報が精査される機会が生まれる。
    そのことは国内で過去3回、原発に関する住民投票を実施した経緯からも明らかではないかと思っています。
    --------------------
    【16299】原発事故収束宣言?   イワオ 2011-12-17 12:59

    昨日野田首相が原発事故収束宣言を行った。冷温停止「状態」になったからだという。
    原子炉の温度が100℃以下になって少し経ったからのようだ。
    今も原子炉上部からも空気中に放射能は漏れ、下部からは汚染水が漏れ続けて地下水に混じって地中に漏れ続け、海にも漏れている。

    まず幸運に恵まれ今後数十年福島近辺で大きな地震がないと仮定しても放射能は漏れ続けている。
    もし地震が襲ったら、今後数十年で一回限りとは限らない。かなりの高い確率で地震は来る。
    地震で格納容器にもっと大きな亀裂が入ったら水で浸されているだけの溶けた燃料棒は数時間で高温を発するようになる。

    水蒸気爆発、再度チェルノブイリ3個分の大災害。今度は東京も全都民避難、阿鼻叫喚の世界。
    1千万人声の人間が数時間で避難できるはずがない。
    (4号機の燃料棒が片付けられていたと仮定して、片づいてなければチェルノブイリ4個分)

    三号機の爆発のシーン見ると、ズシンという音と、原子炉の数倍の黒煙が上がっている。
    単純に考えて、原子炉格納容器自体無事だとは思えない。煙が横にたなびくような爆発なら、建物だけが損害受けた可能性はあるが、縦方向に数倍黒煙あがると言うことは、地中に強烈な爆発の力が加わっているとしか考えられない。

    最悪の事態考えると燃料棒も噴煙とともに舞い上がっている可能性あり。格納容器自体原形をとどめてないのでは。
    「三号機 爆発」「三号機 核爆発」のワードで検索できます。一号機の爆発と比較して同時に見られるサイトもあります。
    民主党は国民のための政党ではなかったのか。少なくとも嘘は言わない、マニフェストは守る政党ではなかったのか。
    自民党があまりにも時勢に遅れているので国民は、民主党を選んだのではなかったのか。

    自民党顔の野田などに投票した覚えはない。野田氏はこれで鼻毛でも生えていたら田舎の自民党県議会議員だ。
    民主党党員・サポーター・一般の人地元の民主党事務所に電話入れよう。ウソつくなと。
    松下電器のPHP精神で政治が回るほど世の中甘くはない。
    --------------------
    【16305】Re:原発事故収束宣言?   JIJI 2011-12-17 22:34

    昨日、野田首相が原発事故収束宣言を行った。安易な収束宣伝だと疑問を感じます。
    核の<ウンチ>は何千年も臭い! 肥溜めを彼方此方に増やしたって?臭いは消せません!!
    なんと、北海道の肥溜めには、外国から送られて来たウンチも引き受け大きな肥溜めを如何する気なのでしょう??

    核の、ウンチの始末と再利用を確立出来ない限り、世界の原発は停止・中止の方向に進むべきじゃないかと思います。
    後から来る人類の危機は、避けなければなりません。。。
    --------------------
    【16267】赤字国債発行が増えれば、民間の預金は増える  Gokai 2011-12-12 12:57(編集)

    『赤字国債発行が増えれば民間の預金は増える。』普通に考えれば、「政府が赤字国債を発行して民間からお金を借り、無駄遣いするのだから、民間のお金がそのおかげで減ってしまう」と考えるかもしれない。
    この考えが普通なのだと思う。しかしそれが事実でないからこそ、世界一儲かっているといわれた経済大国、世界第2位の日本が20年余りもの間デフレを続け、日本国民は散々な眼に合わされて来たとはいえないか。

    そして専門家である経済学者も同様に考え、日本国民に対して不幸を押し付けても、黙認せざるを得なかったのだろう。ところが、政府の赤字国債発行が、民間のお金を奪う行為ではなく、むしろ民間の預金総量を増やす行為であったならどうだろう。

    赤字国債が増えることが日本が破綻に向かう道ではなく、むしろ復活への道であったなら、人々の政治家のマスメディアの「財政健全化」への大合唱は、逆に日本を破滅へと導く大合唱なのだ。

    ところで、経済活動の成果としての三面等価の原則:「生産面」=「分配面」=「支出面」
    これより次の論拠が生まれる。
    ・経常収支との関係:貯蓄−投資=経常収支 ・・・(1)−(2)

    分配面からみたGNP=消費+貯蓄…(1) 
    支出面からみたGNP=消費+投資+純輸出+海外からの要素所得(純)…(2)(投資=総固定資本形成+在庫純増)
    ・民間の貯蓄超過、財政収支、経常収支の関係:  

    分配面からみたGNP=民間消費+民間貯蓄+租税=支出面からみたGNP=民間消費+民間投資+政府支出+経常収支
    民間貯蓄-民間投資=(政府支出−租税)+経常収支
    ここで、政府支出−租税=政府財政赤字であることや、民間投資を民間借り入れと見れば、
    民間貯蓄=政府財政赤字+民間借金+経常収支・・・という結論式が得られる。

    つまり、政府の財政赤字の増加や民間の借金は、民間の預金を増加させる、という結論になる。
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10 【16358】老人党メルマガ(409)
老人党メルマガ(408)   運営スタッフ 2011-12-25 7:48:38  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(409) ::: 2011/12/25
    =========================================================================
    なだいなだのサロン『打てば響く』
    【16353】湯浅誠さんの書いた「新市長」についての記事 珠
    【16349】八ッ場ダム      イワオ
    【16312】何も決められない日本の政治          pierre
    【16308】Re:国民一人につき1000万円ずつ配ります   Gokai
    【16344】Re:「特区」とは何か  dunc
    【16348】Re:「特区」とは何か  H.KAWAI
    =========================================================================
    なだいなだのサロン『打てば響く』 2011年12月20日分の転載です。

    12月20 フランスからです。個人的問題。病気の治療の方は順調のようです。マーカーの価は低くなりました。
    飲んでいる薬、女性ホルモンですが、副作用は全くありません。おっぱいも大きくならなければ、肌もすべすべにならない。食欲も衰えない。副作用を欲張ってみても、あまり意味がないか。
    ともかく、現在のところ、至極元気であり、ご心配には及びません。

    フランスまでの旅は、少し贅沢して、プレミアムというツーリストと、ビジネスのクラスの中間のクラスを利用しましたが、八十歳を越してからは、この席でも、かなり苦痛になってきました。
    ま、何とか14時間の飛行を乗り切りましたが、正直、余裕はあまり残っていませんでした。
    あと何回、このような旅ができるかな、という消極的な考えが、頭に浮かびました。

    パリに着いて数日して、金正日の死を知りました。テレビに映し出される、号泣する何人もの北朝鮮の人の姿は、ちょっと異常という印象を受けましたが、日本でも明治天皇が死んだときに、宮城前にいって号泣する人がたくさんいたし、乃木大将夫妻のように殉死などする人もいたのです。

    北朝鮮を考えるとき、社会的に、100年くらい遅れているという状況を想像するか、日本も百年前はそうだったと思い出すか、ともかく頭を切り替える必要があります。後継者が三男に決まったようですが、若くて頼りなげな印象をテレビから受けましたが、これからの難しい状況を、背負っていけるのでしょうか、ちょっと疑問に感じます。

    さて、日本ですが、わがドジョウ首相は、ほとんど自民党と変わりないことが分かってきました。
    人気急落も当然でしょう。問題は橋下新大阪市長です。侮れない人気ですが、年金の考え方などを知ると、この人には、「相互扶助」の考え方が、完全に欠けていると思います。

    年金は積み立て貯金ではない。高給をもらっている人は、貯金をする余裕もあるはず、支給の上限を設けるべきです。そうでなければ、行き詰まるでしょう。年金で世界一周の船旅などする必要はなく、老後のために貯めてきた貯金で旅行に行けばいいのです。
     相互扶助の考えがなければ、この国の住民としての一体感など生まれようがありません。大震災ばかりでなく、日常のあらゆる場面で、助け合いの精神が見られねばなりません。いかに橋下氏に人気が集まろうと、今のままでは、どちらかといえば金持ちクラスの間の人気にとどまるような気がします。かれはもう少し政治哲学を語る必要があります。

    話は変わります。80以上のぼくは、よく戦後の焼け野原と、東北の津波の後の、光景との相似を問われますが、よく似ています。ただ、決定的に違うことは、焼け跡に、勝手にバラックを建てて住む人がいたのに対し、津波の後にまだ、闇市も立たないことです。

    この違いが戦後の復興のエネルギーと、大震災後のエネルギーの違いのように思えます。闇市を仕切っていたのは、アウトローの雰囲気でした。みな、親分たちでした。戦後の闇市のドキュメントをやらないかな。
    実際、土地の親分が多かった。しかし、この人たちは戦後の社会に次第に組み込まれ、親分たちは都議会議員になったり、なかには都議会議長になった人もいました。

    ぼくたちは闇市焼け跡派などと呼ばれることがありましたが、闇市のエネルギーに郷愁を覚える人間です。
    今は闇のエネルギーはどこかに行き見えません。税金待ちばかりです。これでは当然エネルギー不足になるでしょう。
    そんなことを考えています。
    -----------------
    【16353】湯浅誠さんの書いた「新市長」についての記事 珠 2011-12-24 12:30

    老人党リアル「護憲+」の掲示板「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」で紹介されていました。
    http://yufuu.com/User/Goken/

    反貧困ネットワーク「もやい」の http://www.moyai.net/?tmid=30
    湯浅誠さんが書いた「興味深い新市長のあいさつ」という記事(毎日新聞「暮らしの明日」2011.12.16)
    http://homepage2.nifty.com/osaka-kouseiken/20111216mainichiyuasakiji.pdf

    湯浅さんも大阪の市長を支持?と思われた方、「最後」まできちんと読んでくださいね。
    「福祉は人間に対する最も高利回りの貯蓄であり、将来に対する最高収益の投資です」
    「福祉は施恵ではなく、市民の権利である」 子供への教育もしかり。

    早速、公約の大学の授業料半額化を実現化させたそうです。
    どうしてこのくらいのことを為す政治家が、日本には見当たらないのだろう…。
    -----------------
    【16349】八ッ場ダム   イワオ 2011-12-24 0:26(編集)

    八ッ場ダムに工事再開の予算が付いたようです。
    前原氏が強硬に反対したが条件付きで総理任せ、出来レース見え見え。これでマニフェスト筆頭の約束が破られた。
    消費税もそう。子供手当も。民主党って今までの自民党と同じ扱いを国民がしてくれると思っているようです。

    自民党が今まで好き勝手なことやってきたのは後援会がしっかりしていたことと、官僚とがっちりタッグ組んでたこと、特権階級にそれなりのペイバックしたこと、アメリカの言いなりになってきたこと、大手メディアの記者クラブを押さえてきたこと等が原因です。

    今の野田氏の政権なら民主党でなくとも、自民党で別に構わなかった訳で、次回の選挙は民主党は大敗北が決定です。
    かといって自民党が積極的に支持されるかというとそれもない。
    大阪知事、大阪市長の結果が次の選挙で同じ傾向がでる。もう民主党見捨てませんか。彼らに変革は無理です。

    一応前回衆院選挙で民主党支持したのが恥ずかしい。
    絶対地方自治体の選挙から国政選挙まで民主党議員落選させましょう。
    まずは地元の民主党事務所からマニフェストが一つも実現できないのか苦情入れることから始めましょう。

    とりあえず民主党離党し始めた議員への励まし、野田政権内に留まる議員はすべて不可。
    小沢氏はどうしてるのでしょうか。 彼も口先だけか? ならば、目くそ鼻くそです。
    まず電話だけで良いから、野田・前原・前田・貴方の地元の民主党議員事務所へ抗議を。まず一歩です。
    -----------------
    【16312】何も決められない日本の政治   pierre 2011-12-18 18:10

    参議院は、野党の主導で、一川・山岡両大臣の問責決議を採択した。与党は両大臣の続投を決め、いくつもの重要法案の残したまま国会を閉会にした。両大臣が問責については与野党それぞれにいろいろ言い分があるだろうが、それをあれこれ言う前に、今、日本の政治にとって何が一番重要なのか、それを与野党それぞれどう考えているのか、聞きたいのである。

    懸案の重要法案には、国家公務員の給与引き下げ、「1票の格差」を是正する選挙制度改革などがあるが、いずれも棚ざらのままである。前者は、与野党が同じ引き下げ幅を考えているにもかかわらず、話が進まない。これで捻出した財源は東日本大震災の復興に資するというのだから、本来待ったなしのはずである。

    後者は、この問題を片づけない限り次の総選挙が難しいと言われているにもかかわらず、与野党が持論をぶつけ合っただけである。自民党は、消費税の増税はマニフェスト違反として解散、総選挙を主張しているのだから、この問題こそ、率先して決着をつけてしかるべきだろう。

    また最近の新聞報道によれば、子ども手当や農家への戸別所得補償などを巡る民自公3党協議が瓦解の危機にあると言う(『nikkei.com』2011.12.16.)。3党協議が瓦解すれば、衆参のねじれ国会の現状で、これらの問題に結論を得ること勿論、山積する重要問題が一向に進まないことになる。
    これでは今与党が検討を進めている「社会保障と税の一体改革」の与野党協議はどうなるのか。

    お互いに相手党を非難し、協議の体制が瓦解するに任せる彼らの責任感は、一体どうなっているのだろうか。
    われわれ有権者は、重要な国家の意思決定のために、高いコストを厭わず、大勢の国会議員を雇っているのである。
    これではその役割を自ら放棄したに等しい。国会議員は無用の長物に他ならない。
    それでも、彼らを「選良」と呼ばなければならないのか!?

    戦前、日本にも2大政党時代があったが、それぞれに軍部との関係を利用するなどして相手党の罵倒に終止し、結局、政党政治を滅ぼした。一川、山岡両大臣の問責決議もさることながら、子ども手当は民主党の考えた「子どものための手当」という名前が気に入らないという、およそ子どもっぽい争いだというではないか。

    大切なテーマを放り出して、つまらないことに憂き身を費やして入る。歴史は繰り返すではないが、同じことが繰り返されようとしている。この国の未來を思うと暗澹たる気持である。
    -----------------
    【16308】Re:国民一人につき1000万円ずつ配ります  Gokai 2011-12-18 9:53
     ▼柳沢のたんたんさん:

    >Gokaiさん。賛成です。その元気で総理に成って戴きたいと思います。

    ありがとうございます。

    >ドジョウはドジョウでそれ以外の何者でもない様ですね。
    >凡そ数学的な頭もゼロ。理化学的な頭もゼロ。放射能の問題は解決したようなおふれです。

    いってあげてもわからない、責任の取れない脳というものはあるものです。それでもいう他にはない。

    >少しは、経済学を学んだらいかがでしょうか。高校の理科でももう少し勉強しなおしたらいかがな物でしょう。
    >最近の発言を聞いているとこの馬鹿がよくも総理に成ったかと噴飯物でしょう。

    批判されたら振り返り反論しなさいよ論理的に、それが民主主義、それができないなら、総理の資格はありません。
    宮沢洋一元内閣府副大臣が、「週刊文春」に明かした記事。
    国債暴落Xday なぜ暴落するか、ギリシャ国債が暴落したから。
    そのギリシャ政府のGDPに対する債務残高比は142%、一方日本のそれは212%であるから、いつ暴落してもおかしくないというもの。
    http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm

    まだ暴落していない理由を、次の三条件がよいからという。
    (1)国債保有の95%が国内であること。
    (2)消費税率が低いこと
    (3)国際収支が16兆円の黒字であること。

    となんとも、もっともらしい。しかしね、消費税増税で、その悪いGDP比が解消できますか?
    何度もいいますが、現在、消費税5%による税収額は10兆円弱です。一方、政府財政の歳入不足額は44兆円強。
    まったく足らないじゃないですか。つまり、消費税増税してもいずれ破綻するのでしょう。だったら増税する意味がない。

    国民を苦しめても破綻することが確定している増税をして、いったい何がしたいのでしょう。
    騙される方も騙される方ですが。国民を苦しめても日本国債が暴落するなら、そんな増税は、やめませんか。
    ...................................................
    『お金を配れば日本復活−政府借金は雪だるまにならない』
    (目次)
     …はじめに…
    【お金の正体】
    【シナリオはプラザ合意から始まった】

    第I章 財政の健全化は不必要 
     1)財政健全化は可能か(増税と緊縮財政では財政が健全化しない)
     2)財政の健全化のない日本は破綻するか?(クラウディングアウトは起こらない)
     3)誰かの借金は誰かの預金となる(信用創造)
     4)お金を作ることを忘れた政府
     5)プライマリーバランス(基礎的財政収支)の均衡では財政健全化に無意味
     6)日本銀行のバランスシート(貸借対照表) 
     7)日本の国家全体の国内マネー《円》でのバランスシート(BS)
     8)世界の基軸通貨マネー《ドル》でのバランスシート(BS)

    第II章 政府累積借金は自然膨張を始めない(雪だるま論の誤り)
     1)借金返済原資に国債発行でも雪だるまにならない(政府は家計や企業とは違う)(政府借金が増加すると税収も上がる)
     2)さて、実際に3千兆円の赤字国債を追加発行するとどうなるか?
     3)・・・

    第III章 財政収支より国際収支
    第IV章  成長のために必要な認識と資源の分配
    第V章  勘違いだらけの認識と政策
    第VI章  日本の富の総額(外国資本の導入は危険)

    PS.みなさま、読まなくても買ってください。それが日本を助ける一票になります。
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    【16344】Re:「特区」とは何か  dunc 2011-12-22 12:37
     ▼タミゾールさん: H.KAWAIさん:こんにちは

    お二人のお話、楽しく拝見させて頂いています。いささか品性に欠ける私は、東京や大阪の知事達が語った「特区」とは、廃業した暴力団と組む「赤線地帯復活計画」だと認識していました。つまりカジノを中心に据えた豪華な「特殊飲食店街」で、今までと違うのは「外国人お断り」が「外国人大歓迎」になっただけだと思っていました。

    日本の近代政治と花柳界は切っても切れない仲で、日本の誇るべき文化は児童ポルノ漫画ではなく由緒あるセックス業界の文化だと思っている政治家も多いでしょう。
    日本中を縄張りで細かく区切った暴力団は、その地域の治安に大きく貢献してきました。

    縄張り内の犯罪はとり仕切る暴力団の責任で、警察は暴力団事務所に連絡するだけで、犯人だと自称して自首する組員を取り押さえる事が出来ました。頼りにする暴力団が解散すると警察は機能しなくなり、事実、大阪一の繁華街・道頓堀では、警察官の安全が守れないと、夜間は一時期交番を閉鎖しました。

    規制緩和と暴力団解散は一体で「人材派遣」「サラ金」「警備会社」は増えましたが、さすがに「賭博」「麻薬」「売春」は緩和できませんでした、超法規のカジノ特区ではすべて解禁できる訳です。
    経済や教育・宇宙を超法規でやる必要は無く、今の特区は巨額復興利権を分けて欲しいとの思惑でしょうか。
    日本国内で本当に必要な「特区とは何か」考え込みますね。
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    【16348】Re:「特区」とは何か  H.KAWAI 2011-12-23 12:51(編集)
     ▼タミゾールさん:こんにちは。

    >橋下さんが文科大臣に文句言ってましたね。教育目標を首長がかたっていけないのかって。
    別に語るのは自由ですよね。石原さんが死者をも出し服役してた戸塚ヨットスクールを応援してもいいわけで。
    同様に、一介の市民も教師も教育目標をかたってもいいのですね。

    〇話をごっちゃにして、人を混乱に陥れるのも橋下の「戦法」だろうと思います。

    >国であろうが、地方公共団体であろうが、法律や条例で教育目標を規定するということがおかしいのではないかということであります。法令は強制力をともなうからです。そこの論理がめちゃくちゃだなあって思う。
    >国がやってる強制力を自分が握りたいてことですね。
    >大阪を教育の治外法権化において独走しようってのはおかしいのです。東京で職員会議を禁じてるのもおかしいし。

    〇タミゾールさんの頭の中で「教育目標」というものが、どのようなものとして捉えられているのかが不明ですが、私は、そもそも義務教育の年限とそのカリキュラム自体が国が定めた最低限度の「教育目標」だと思いますし、高等教育についても、その定員が定められていることは「教育目標」と言えると思います。従って、「国であろうが、地方公共団体であろうが、法律や条例で教育目標を規定するということ」自体はおかしくないと思います。

    東京ばっかりいて、地元にいない首長って何なんだろう?それだけ、大阪は東京と近いので、東京の影響圏から独立するのは困難なんでしょうね。札幌や博多の方が独自なことをしやすい。

    〇橋下の強みは唯一「有権者の支持」で、その支持率は時間の経過と共に下がって行く訳ですから、絶えずテレビに映って支持率を維持する必要があるってことですよ。マグロは絶えず泳いでいないと死んでしまうってのと似てますね。

    鉄幹はそういうお嬢さんたちの空間を上手に編集してたようでして、この板も管理人さん達によってしっかりと編集されてるって思いますが。異様な攻撃的言説も適度に見張ってくれてますしね。この、党の基本原則は曲がらないようにしてくれてるって思ってますし。

    〇この掲示板が落ち着いたいいものになっているのは管理人さんのおかげであると思いますが、内容的にもう少し充実したものであればもっといいのにと思います。

    >何が低く、何が高いかの主観的でない判断を示さないといけませんね。様式化したヘヴィメタなどというロックは演歌みたく低級でそれは、ロックが常に変化しつつも大衆の気持を代弁しうる音であるからとか。フォークの自閉性は私小説同様の世界性を持たないからだめだとか。

    〇私は主観で高い、低いを言っていません。技術的な高さ、芸術的な感性の豊かさで言っているのです。

    >落語は聞きません。ダンシがなくなろうが私にとってはどうでもいいことで。漱石は落語で生き生きした江戸の口語のリズムを導入したんでしょうが。能や歌舞伎並みの伝統芸になり、博物館いりしちゃった。博物館入りするようなものは死んだ文化だって思う。博物館は必要で、それを再活性させる試みは必要だって思うけども、ここは橋下氏とは違う。

    〇古い文化には「時代に合わない」ところと「時代を超えた価値を持つ」ところとがあって、教養の乏しい人には「時代に合わない」ところだけが目立って「時代を超えた価値を持つ」ところが見えないんですね。そこで橋下のようにクラッシック音楽も文楽も蹴飛ばしてカジノで繁栄を呼び込もうって人が出てくる訳ですが、無教養の時代なのでしょうね、仕方がありません。

    >文化はドイツの国家意識、文明はフランスの国家意識という西川長夫の有名な定義は近いが、少しちがうかな。定義は後から来るような気がする。

    〇これじゃなんにも分かりませんよね。実用価値ゼロじゃありませんか。

    >教えるところというよりも、学ぶ環境づくりは大切か。文系の学問には大量の蔵書をそなえた図書館は必需で、思索するための研究室、ゼミをするためのゼミしつなど、大切だって思うな。

    〇「本」は「竹簡」、「木簡」に比べれば画期的な媒体ですが、所詮は前世紀の遺物で、現代には無用の長物です。
    全部電子化して誰でもが閲覧できるようにしませんとね。
    古い洋紙でできた本は遠からず全部崩壊するってことはご存知ですよね。

    >「もののあわれ」からの脱却はできるのでは。実存的な問いは当然ですが。おろかしい人すべてが、それはそれで肯定できるというのが、北さんの『楡家の人びと』のテーマでもあったように。

    〇「橋下現象」を見ていると「進歩」の意味を考えさせられます。
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