10 | 【421】Re: 老人党メルマガ(拾い読み編:199-2) |
北極星 運営スタッフ 2007-12-30 8:42:05
[返信] [編集] ------------------------------------ 【404】教科書問題‐沖縄集団自決について もぐら 2007-12-27 22:59:39 文部科学省からケチがついて、軍の関与は認めるが、軍の強制という表現はするな、という方向性が強まりました。 軍の関与と言ったら、当時の状況を考えれば実質的には軍の強制を意味することになりますけどねえ。 一歩前進と捉える向きもあれば、不十分とする向きもあります。私もいまいち釈然としません。 手榴弾を兵隊から渡されたら それは強制ということになります。手榴弾は渡すけど、自殺する・しないは任意で良いなんて言ったわけじゃなかろうし。たとえ末端の兵隊の判断であったとしても軍の強制に他ならない。したがって間違いなく軍の強制です。 問題は軍のどのあたりから命令が出されていたかということでしょう。集団自決で集められた住民に対し村長が命令を出す直前、兵士が村長に『命令が出た』と耳打ちしたのを聞いたという証言もあるようだし。少なくとも沖縄の軍隊のそこそこ上部から出されていた可能性は高そう。 これをどこまで事実と受け止めるか。事実として証明されないからもみ消すんではなく、あったものとして考えるのが普通でしょう。手榴弾を渡された住民の気持ちにもなって。そういう風に考えを改められない文科省は大改革が必要です。薬害の厚労省と同じです。 この際、民主党は「軍の強制はあった法」という議員立法を参議院に出してみたら? これは別にふざけているわけではなく、今回のC型肝炎問題で議員立法だと何でもできそうな感じがするから。 ------------------------------------ 【405】Re: 教科書問題‐沖縄集団自決について 珠 2007-12-27 23:49:09 ▼もぐらさん: >文部科学省からケチがついて、軍の関与は認めるが、軍の強制という表現はするな、という方向性が強まりました。 >手榴弾を兵隊から渡されたら それは強制ということになります。手榴弾は渡すけど、自殺する・しないは任意で良いなんて言ったわけじゃなかろうし。たとえ末端の兵隊の判断であったとしても軍の強制に他ならない。したがって間違いなく軍の強制です。 私の手元に『「集団自決」を心に刻んで』という本があります。著者の金城重明さんにもお会いしました。小柄な優しいおじいさんでした。 陣中日記によれば日本軍は「自決を勧告す」とあり、まるで住民自ら死を選んだかのように書かれているそうですが、実態は軍事目的のためには住民の安全は守られず、米軍の前に放り出されたも同様の事態で「生きて虜囚の辱めを受けず」といった軍人向けの戦陣訓が民間人にも強いられた状況だったと書いておられます。 軍の上部から命令はあったのかなかったのか、何か資料でも出てこない限りは分かりません。また私は沖縄にいた日本軍が鬼のような人だったとも思いません。けれども、住民が集団自決に追い込まれたこと、そして「住民の側から言えば軍の強制であった」であろうことは、紛れもないことだろうと思います。そしてこのことは戦争という殺すか殺されるかの異常な事態で起こりうることなのだと思います。 それを「軍の強制ではなかった」と言いたい人たちは、何を守りたいのでしょうか。「軍の強制ではない」と言う方々は、ほとんどの場合、「従軍慰安婦はいなかった」という方とも一致しているようです。そしてともに「軍の強制」を認めることは、過去の日本軍を傷つけ、それは日本人の「誇り」をも傷つけることになると考えているようです。 でも「軍の強制」は、この時代の日本軍が持っていた強大な役割を考えれば、免れることは出来ないように思います。また「日本人の誇り」は、過去の過ちを認めて責任をとる態度こそ、日本人として誇れるものであり、足を踏みつけた側が、踏まれた人々に対して、踏んだことを知らなかったと、なかったことにしてしまおうという無責任な態度に「誇り」が生まれるとは思えないのです。 昼寝もぐらさんがおっしゃるように「手榴弾を渡された住民の気持ちにもなって」考えることこそ必要だと思います。 ------------------------------------ 【407】老後・介護を考える 珠 2007-12-28 0:22:23 私は今、遠距離介護をしています。月の3分の1くらいは、実家の80代の両親の元に帰ります。 母は両足が悪く杖と車椅子。父は腎臓の悪化で腹膜透析をしています。 私が帰る日が近づくと、母は「もうすぐ帰るのね」「帰ったらと思うとね…」という言葉が増えます。2人だけでは無理なので、昼間は手伝ってくれる人を頼んでいるのですが、朝の戸を開け、朝食の用意をするだけでもやっとの状態です。 私も夫がいるし、仕事も少しはしているし、ボランティアであっても責任ある立場にもいるし、全てをなげうって田舎に帰るわけにもいきません。でも今後どこまで親2人でできるでしょうか…。 介護保険の導入も考えていますが、他人の世話になるのはいやと泣いて嫌がる母親をどう説得するかも難しいところです。 また私自身の老後も考えねばなりません。 体調が万全ではない子どももいて、経済的にやっていけるかどうか、それも考えなくてはなりません。 年上の知人は、スウェーデン人と結婚していましたが、夫を亡くして帰国を考え、日本の福祉、介護、施設の状況などを調べた結果、懐かしい日本への帰国を諦めました。 日本は先進国のなかでは、国家予算に占める福祉関係予算が少ないのです。 税金をどう使うか、次回の国家予算と福祉関係予算を注目したいと思っています。 (URLは個人のHPですが、分かりやすいのでご覧いただければと思い、紹介しておきます) http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-80.html このスレッドでは、老後のこと、介護のことなど、なんでも語り合いたいと思います。 ------------------------------------ 【386】Re: 暮れなので k.satou 2007-12-24 19:35 いままでうやむやにしてきたが事件や事故により明るみに出、なぜもっと早くなんとかしなかったのか?と悔やんだり誰かを責めたりする。これとおなじことをなんどとなく繰り返してきた。 関西電力美浜原発三号機事故。配管は極端に薄く多くの関係者は熟知していた。 自分の在職中ぐらいはなんとかもつだろう。とか見て見ぬふりでいこう。 日本のアウンの呼吸とはたまたまそれが自分のときだったら 運が悪かったと諦めてしまえ!といういわば時限爆弾の手渡しルールともいえる。 問題の先送りはそのうちなんとかなるだろう。という根拠のない無責任な楽観的な思い込みにすぎない。 特に集団的になるとこの傾向は強く一種の美徳とさえなっている。 反対にいつまでも過去にこだわる人はヤボ・前向きじゃないと非難される。 靖国問題・慰安婦問題・南京事件らのことがらが みてみぬふりされてきたのは特殊な事柄ではなくごく当たり前な日本人特有の自然ななりゆきともいえる。ところが 日本国内じゃそれですむかもしれないが 国際社会じゃそうはいかなかった。 まだいいか!まだもつだろう!という見通しははずれ 美浜原発同様中国・韓国らではもう許せない。 と言い出し60年経ってもまだ反省すらしないのか!と時間の経過そのものが怒りをたきつけてさえいる。 なんども訪中し日本の戦争責任を謝罪している野中広務を自虐的だと揶揄する論調は不快だし私たちは自己の体験にもとずきそれを信念の核にすえ発言・行動する人こそ尊重され受け入れてきたんじゃないのかね。 私は ヤボで結構!後ろ向きの奴で結構! ------------------------------------ 【406】Re: 官民の賃金格差について peace 2007-12-28 0:09:06 ▼沈黙の初夏さん: >こんばんは >http://www.rainbow.gr.jp/data/tanakayu.htm > >タイトルは陳腐で私の好みではない。 >それに2,3疑問が残るが、何故こうなってゆくのか、よく説明できていると思う。 上記URL興味深く拝見しました。 私は個人的に、このへんのことを「不幸の輸出」と呼んでいます。 今日本で、食糧自給率が大変低いのですが、 http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/ によると世界でもっとも残飯を残しているのは日本で11兆1000億円になるそうです、一方世界の92%の人々はまともに毎日飯を食えずにいるようです。 なぜでしょう、この辺に答えがあるような気もします。 http://www.nanzan-u.ac.jp/~mseigel/yushi.htm また、Gokaiさんの紹介していただいた、この辺にもあるような気がします。 http://video.google.com/videoplay?docid=-446781510928242771&hl=en (このムービーの抵当権を行使され住宅を差し押さえられる画像は明らかにサブプライムローン問題をターゲットにしていると思われちょっと本題とははずれているとおもわれますが。) 今一つの考えがまとまりつつあるのですが言葉にしようとするのですが。なかなか出来ません。 考えを言葉にするのは難しいですね、この辺の事は追々お話しさせていただきます。 とりあえず、今回はこの辺で。 ------------------------------------ 【396】Re: イベントも本もテレビも映画も メルメル 2007-12-25 21:40:35 テレビを見ていて・・・ 今年の腹が立つ番組でのこと、テレ朝のテレタックル、お馴染みの、ハマコー、三宅と多士済済だが、なかでもヘッポコ議員達より評論家達より、我々の目線で討論していた、大竹まこと氏に、敢闘殊勲賞を上げたい。 ========================================================================= ★メルマガは週刊で現在1054通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。 行区切り等を整理することがあります。 ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp へ。 ★アドレス変更・配信などについてのご連絡は、「メルマガ登録」からお願いします。 http://6410.saloon.jp/modules/formmail/index.php?id_form=2 閲覧 19624 |
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