老人党
−「長生きしてよかった」という社会を築くために −
− 「強い国」より「賢い国」へ −
《ホーム》 《掲示板一覧》 《新着100件》 【総合】 【連絡】 【入党宣言】 【お知らせ】 《使い方》 《ルール》
文字サイズ         
目次


オンライン状況
74 人のユーザが現在オンラインです。 (73 人のユーザが 掲示板 を参照しています。)


QRコード
http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?num=8033&sty=3&thr=794


[お知らせ掲示板に戻る]

12 【8033】老人党メルマガ(300)
北極星   運営スタッフ 2009-12-6 9:00:38  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(300)  ::: 2009/12/6
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【8030】オフライン支部便り 杉本小松さま(11月7日) 笹井明子
    【8005】Re: 憲法無視男の思うところ みじゅくもの
    【7985】Re: 請願お断り→小沢戦略 H.KAWAI
    【8031】オフライン支部便り 須藤正剛さま(11月20日) 笹井明子
    【読者投稿】日本のスパコン開発 岡田元浩
    【7986】ワンコインタクシー不承認の理不尽 pierre
    =========================================================================
    【8030】オフライン支部便り 杉本小松さま(11月7日) 笹井明子 2009-12-5 15:43

    年のせいか、戦前・戦争直後の社会をなつかしく思い出します。戦争もありましたが、人々の関係は現在よりずっと温かく、親切だったと強く思います。昔に還ることが良いことか、未来を見て進めという人がいます。でも日本社会の現状から未来が見えるでしょうか。

    世界の至る所で戦争があります。特にアメリカの駐留しているところは絶えず人が殺されています。何のために外国に出て行って戦争をしているのでしょうか。
    全米軍を現地から引き揚げて、各国それぞれの政府によって統治させたらいかがでしょう。

    日本駐留の米軍も、万一日本が敵対するようなことがあってはならないと、日本を守るという口実で駐留しているのではないでしょうか。沖縄の人々は口を揃えて米軍の撤退を望んでいるではありませんか。

    自民党の人々は日本人のことよりアメリカの方が大切だと思っていたのでしょう。
    アジアはアジアで連合して、良い国作りをする方がずっと国益に沿っていると考えています。
    民主党も出足は元気が良かったのに、現在はどうでしょうか。アメリカに脅されて出鼻を挫かれているのではないでしょうか。最近の情勢から感じたことを申し上げました。
    -----------------
    【8005】Re: 憲法無視男の思うところ みじゅくもの 2009-12-2 23:13
     ▼忍者 悟さん:お付き合いいただきまして有難うございます。

    憲法論議は、現段階では、あまりポピュラーではないと、私自身も思っています。しかし、民主党もごく一部の方を除けば改憲派だということを確認しておく必要があると思います。

    行政改革を進めるため、しがらみが少ない民主党を支援しているわけですが、こと、改憲論議となれば、現在の民主・自民・公明はすぐにでも調整が可能な勢力であり、まさに、大政翼賛会的といえるわけです。

    明日の百より今五十で、とりあえず、民主党に期待しているわけですが、明日を迎えたとき、どうするのかは今からよくよく考えておくことが必要だと思います。

    改憲賛成はそれなりの意見ですから、それを、直接、とやかく言う必要はないと考えますが、憲法論議については、現在行政官僚に対して、民意と称して、後出しじゃんけんのような形で発しられている、反省とも追求ともとれる批判と要求の形は通用しないことだと考えます。

    独立行政法人のことなどは、改憲がどんな形や内容になるかに比べたら可愛いものだと思います。なにせ、今回のことは、経済的効率だけの問題ともいえることですから。

    一方、憲法に「国民には国を守る義務がある」が明記され、兵士が集まらないから、そのためには、徴兵制が必要だとする立法措置がとられた場合、どのようなことが起きるか。
    よくよく、考えておかなければならないことです。
    結論がどうなるかも、当然、重大ですが、経過はさらに重要だと思います。

    仮に、思い通りでない結果について、結果がでてから、自分以外の人の責任としていくら論じてみても、所詮、後の祭りです。

    >みじゅくものさん、どうも初めまして。

    >>>あとはまあ、何か胡散臭いというのがあるようだから、

    >>「胡散臭い」の意味するところが分かりかねますが、「面倒」という程度で良いでしょうか。

    >そこにアメリカにとって都合のいい思惑があるんじゃないかというかという事だったのだけども... と、自分でもなんだか曖昧で、よく意味の解からない言葉遣いをしてしまったようで、
    >失礼しました。

    失礼、などと丁寧に言われますとこちらが恐縮します。

    当時の状況については、私自身がさほどよくは承知しておりませんからはっきりとは申しかねますが、日本の再軍備を否定する条項は、必ずしも、アメリカの国益感覚ではなかったように思います。

    その後、警察予備隊から始まる一連の軍備論議については、朝鮮戦争などもあってのことと言われますが、アメリカが執拗に要求し続けたもののようです。
    そして、終戦時には、ロシアが北海道へ侵攻する意思を示したこと、マッカーサーがそれを阻止したことなど、伝えられる限りでは、日本を裸にしておくことをアメリカが、特に、望んだとも考え難いところです。
    強いて言えば、マッカーサーが原理主義的な、所謂、スタイリストであったことなどの影響が大きかったように思います。

    >>>「こんなよう解からん憲法に拘束される必要があるのか?! 無視してしまえ!!」
    >>>というのはダメだろうか、と思ったりする。
    >
    >>貴方の意に反するかもしれませんが、私は「ダメ」だと思います。
    >
    >ともかく私の思うところを述べれば、政治関係の事を考えたりする際、
    >なんというのか、憲法を考える基準に置いたという事があったかなと。
    >憲法を無視しているよな、と思ったりしておりまして。
    >じゃあ、この憲法いるのかな? なんて思ったりしたわけです。

    それだけ、日本は、これまで、平和だったということだと思います。

    >で、廃憲論とかというのがあるようだから、そっちの方に乗っかろうかなと思ったりもして。
    >ある時期までは、「廃憲論というのは、どうなんだろうかな」という気がなんだかしてて、

    廃憲論は承知しておりませんが、国民としては、権利放棄ですね。

    >そんな乗り気では無かったわけですけど。
    >今の憲法はどうなのかなとは思ってはいるわけだけども、
    >「今後、日本に憲法は無くて良い」と思っているわけではない。
    >だからやはり、憲法を総点検して改めていこうとした方がよいのではないかと。
    >それは大変な事なのだろうけど、その過程で、国の在り方だとか、どう運営していくだとか、
    >そういったものが研鑽されていく事も考えられるのではないかと思うので、
    >そうなれば、有意義な事ではないかと思ったりする。

    仰られるとおり「大変な作業」なのだと思います。
    ですから、早めに作業を開始しておかないと、たたみこまれてしまいます。
    私の口癖ですが、民意とは「か弱く、とかく、危うい」ものです。
    -----------------
    【7985】Re: 請願お断り→小沢戦略 H.KAWAI 2009-12-1 12:10
    ▼皆さん こんにちは

    ○「陳情の窓口一本化」、「請願への慎重対応、自粛」の狙いが「議員個人の無力化」であることは容易に見て取れると思うのですが、これとは別に「野党の無力化」という戦略もあるようです。

    ○民主党が打ち出した新しい方針のなかに、次官会議の廃止というものがあります。これは「官僚の無力化」という戦略と考えられます。で、もう一つ、官僚答弁の禁止というものがあります。

    ○「“官僚任せの政治”からの脱却」を謳っていたのですから、何となく当然の帰結に見えるかも知れませんが、答弁なのですから、これは民主党側の問題です。別段、法律で禁じる必要は無い筈です。

    ○従ってこれには、閣僚の答弁に満足できない野党議員が官僚に質問しようとしてもそれをさせないようにする、つまり野党議員の質問を封じ込める狙いがあると言わざるを得ません。
    これは「野党の無力化」です。

    ○しかし、これに対しては与党である社民党からの反発もあるようです。
    社民党は与党の中では弱小政党ですから、民主党が際限なく権力の集中強化を図っている様子に不安を感じたに違いありません。

    ○さて、次に待っているのは何でしょうか。「自民党の無力化」です。
    さて、どうするか。決まっていますね。公明党の取り込みです。
    民主党はそもそも政策的には社民党と距離のある政党です。

    ○では、公明党はどうでしょうか。当然、公明党は自民党と共同歩調を取り、際どい政策でも協力してきました。社民党と比べますと遥かに民主党との相性がいいのです。

    ○今のところ、公明党の動きは見えてこないようです。洞ヶ峠というところかも知れません。
    しかし、この公明党が民主党に歩み寄ったらどうでしょう。
    自民党は公明党の選挙協力が得られなくなり、大打撃です。

    ○民主党は、連立政権から社民党が抜けてくれたら動きやすくなります。
    民主党には公明党を引き寄せる何かがあるでしょうか?あります。「外国人の参政権」です。

    ○民主党には国民新党も「余り有難くないパートナー」でしょうね。亀井静香氏は個性が強すぎますから。これも切っちゃいますか。小沢戦略の党略の部分は少しずつ見えてきたように思うのですが、さて、国家経営戦略の方はどうなんでしょう。まだ、見えてきませんね。
    -----------------
    【8031】オフライン支部便り 須藤正剛さま(11月20日) 笹井明子 2009-12-5 15:50
    「世界第二の貧困大国」

    国民にとって、耳あたりの良いことばかりをいう政治家は、信用してはならないのです。
    「福祉・医療はどんどん充実させます。税金は絶対に増やしません」などといった、手品かマジックのようなことは、だれにもできはしないのです。(三宅久之著・政権力)

    財政が逼迫するなら埋蔵金を使う方法があるではないかという議論もあるが、使い道は決められていると政治評論家の三宅氏は書いている。

    民主党連立政権が発足して65日。国の一般会計全面組み換えのための、事業仕分け作業の前半が終了。ムダな事業を精査し、廃止縮小見直しをはかるのが目的だが、意欲は伝わり公開された内容の透明性は好評だったものの、始めに結論ありきの3兆円削減のショーアップも感じられ、その規準の曖昧さが批判されている。

    5日間の仕分け成果として、37社の廃止で4300億円の節約、加えて国庫返納は7900億円だった。天下り廃止は当然のこととして辛辣な議論があったが、自公政権時代の各省庁と出先機関の、税金の分捕り合戦の実態も浮き彫りとなった。

    もう一つ気になったのが財務省の動きだ。事業仕分けのシナリオは財務省主導のものと聞く。ではその財務省のムダや問題点はだれが仕分けるのか。攻撃は最大の防御の理屈がまかりとおり、国民の目に死角をつくってはいないか。疑問も残った5日間だった。

    子ども手当や高校授業料の実質無償化、高速道路の一部無料化などマニフェストを実現するには、当然のことながら予算は膨らみ財源不足となる。来年度概算要求は過去最大の95兆380億円。さらに不景気で税収の落ち込みも現実味をおびてきている。

    たばこ増税やガソリンの暫定税率廃止撤廃、消費税率引き上げ、赤字国債の増発などで公約の実現をはかるか、見直しをはかるかが問われている。
    ソフトランディンウをはかりたい注目の沖縄には、莫大な経費を支払い続けてきた米軍基地がある。それが事業仕分けで見えてこない。後半の審査で必ず議論すべきである。

    閣僚により微妙に意見が分かれる複雑な事情はわかるが、国家予算は打ち出の小槌ではない。不都合な先送りは禁じ手として、名実ともに対等外交の成果で思いやり予算の大幅削減をぜひ望みたい。基地移転問題とは切り離して、近く開催の作業部会でも徹底議論すべきである。

    鳩山オバマ会談や岡田クリントン会談でも話題になったのは、アフガニスタン民生支援に5年間で約400億円の負担を提案。我が国を「世界第二の経済大国」とするイメージが独り歩きして、さまざまな理由で支援支出を求められてきた。イラク復興でも無償円借款などで5500 億円支援を、当時の川口外相が約束したとの報道が思い出される。そんな金は、どこから生み出されるのか。

    発展著しい中国の、各国に対する巨額な援助という「名目」の資源投資や軍備拡大、政治介入が進む中で、外交でも国家予算の使い方にメスを入れなくてはならないと考える。

    「友愛精神」も大事だが、多くの援助が実際の避難民に届かない発展途上国支援や、常任理事国でもないのに、なぜか多額な国連加盟分担金なども含めて、洗い出しをする必要がある。
    結果を見ないと予測はできないが、内政面だけのムダの削減や見直しだけでは無理がある。国民にしわ寄せがくるだけだ。

    すべてに聖域を設けずが鉄則だ。この先我が国が世界第二の貧困大国にならない保証はどこにもない。
    -----------------
    【読者投稿】日本のスパコン開発 岡田元浩 09/11/29 5:20

    11月22日のサンプロで財部さんが、「日本のスパコンの開発は日本の自動車産業に必須」という様な事を云いましたが、それは「文系人の聞きかじり」で、本人は嘘をついているつもりはないのでしょうが、世論や政治を誤った方向に誘導し、税金の無駄使いに繋がる。

    日本の自動車や家電は大量生産と国際的大量販売依って国家経済に寄与している。
    スパコンはその開発過程の道具として、適当な価格で買えれば「有った方が便利」というだけで、生産時点で必要な物ではありません。

    「初代スパコン」が市販されたのは約20年前の「日米自動車摩擦」の頃で、日本は大量の車を米国に輸出したので、かわりに政治判断として米国のスパコンを買ったのです。それは当時の新聞にも載っています。

    買った以上は使いますが、衝突テストを不要にする様な能力は無く、価格も10億円程度で輸出車の総額と対比出来る額では有りません。
    (具体的には非線型有限要素法の計算に使うが、実物テストの傾向を探るだけ)

    今回はその上を行く「スパスパコン」と云うべき物で、益々使い道は限定され、日本経済を支える金額の売上は期待出来ず大赤字でしょう。米国は軍事大国の地位を守る為、赤字でも開発は必須ですが、日本は武器技術の輸出ができないので、更に大赤字。

    GMを倒してしまった日本の自動車メーカーは開発用ツール位は再び米国製を買わざるを得ないでしょう。しかも民間でスパコン開発に参加しているのはF社だけだそうですが、家電戦争に負けたから、税金にぶら下がろうとして居るのではないか。
    日米戦争に参加するなら、家電で勝ってからにして貰いたい。

    「スパコン」以外にも、日本の自動車屋は米国の先端軍事技術をちゃっかり安く頂戴して大量生産して日本経済を支えているのです。
    昭和から平成への技術世界史「技系帝王学」を忘れて貰っては困る。

    更に財部さんは「世界のCo2の未来予測計算」に必要と云いましたが、日本が求められている「25%削減」に対する手段の開発、つまり「てめえの頭の上の蝿」には関係ないでしょう。
    -----------------
    【7986】ワンコインタクシー不承認の理不尽 pierre 2009-12-1 13:36

    新聞によると、
    「近畿運輸局は24日、大阪府内のタクシーで最も安い初乗り500円の継続を申請した個人業者に対して、値上げを指示したことを明らかにした」。(『YOMIURI ONLINE』2009.11.24.)

    タクシーの規制緩和が“行き過ぎ”というので見直されていることは承知していたが、この措置はまったく理不尽なものに思えてならない。そこで一言、苦言を呈したい。

    タクシー業界は、不況で乗客が減っているのにもかかわらず、各社が競って増車を進めた結果、供給が急増しているという。そういう状況では、「ワンコインタクシー」のように価格を下げても売り上げを確保しようという動きが出るのは当然の成り行きであり、“さすが大阪”と思わせるものであった。

    そしてその結果、競争が促進され、供給が削減されてバランスを取り戻すという姿が望ましい。
    ここで「初乗り500円」が、値上げになるとどういうことになるだろうか。当該の個人タクシーの収入が増えて近畿運輸局が言うように「適正な利益」がもたらされるだろうか。
    恐らくは逆で、利用する客が減って減収になる可能性の方が高いのではないか。

    Blog『タクシーを語る』に、こんな記事があった。
    (http://footcall.blog24.fc2.com/blog-entry-363.html)

    「平日深夜。繁華街・北新地近くの市道に、客待ちのタクシーが列をなす。一般的な初乗り660円タクシーの運転手(58)は、200m進むのに2時間かかった。『昨秋の金融危機以降、毎月の手取りは4万〜5万円減った。お客さんがおらん分、タクシーも減らしてもらわないかんわ』その脇をすいすい流すワンコインタクシー。信号で止まると客の方から近づき、ドアをたたいた」。

    さらにその記事には「国土交通省近畿運輸局が輸送実績などから算出したところ、大阪府内は緩和以前から約3,800台の供給過剰だった」とあった。

    問題の根源はこの供給過剰3,800台にあるのだ。
    そしてそこに不景気が追い打ちをかけているのである。国交省が業界に強い指導力を持っているのであれば、この供給過剰を何とかするのが先決ではないか。

    そこにメスを入れ、正常な競争条件に戻すべきなのである。
    そういう肝腎なところに手をつけないで、「初乗り料金値上げ」という小手先を弄すると、利用する消費者が損をするばかりか当事者の個人タクシー業者の売り上げも減り始め、結局得をするのは、多くの車数を持つ既存のタクシー会社だけになるだろう。

    そしてまた、こういう問題に新設の消費者庁は一言もないのが、また何とも不可思議である。
    消費者庁は、もっと消費者に利害に敏感であるはずではないか。
    =========================================================================
    ★メルマガは週刊で現在1075通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。
     行区切り等を整理することがあります。
    ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp へ。
    ★メルマガ登録:新規配信、アドレス変更などは掲示板トップページの左枠からお願いします。
    http://6410.saloon.jp/modules/formmail/index.php?id_form=2
    ★アドレス変更の場合はコメント欄に旧アドレスも書き込んでください。

閲覧 22743
BluesBB ©Sting_Band


Site developed by 老人党, All Rights Reserved.
Powered by XOOPS Cube © 2001-2006, Themes designed by OCEAN-NET.