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 【16242】Re: 老人党メルマガ(406) 北極星 2011-12-8 21:39:24
 【16260】老人党メルマガ(407) 北極星 2011-12-11 8:07:13
 【16306】Re: 老人党メルマガ(408) 老人党メルマガ(40... 2011-12-18 7:17:46
 【16358】老人党メルマガ(409) 老人党メルマガ(40... 2011-12-25 7:48:38

7 【16242】Re: 老人党メルマガ(406)
北極星   運営スタッフ 2011-12-8 21:39:24  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(406) ::: 2011/12/4
            老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
      *故障のため送信が遅れましたことをお詫びもうしあげます。
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    【16183】オフライン支部便り−2011:須藤正剛さま(11月20日) 笹井明子
    【16165】Re:大阪市長選挙(2):教育に対する四つの視点   タミゾール
    【16180】Re:公私混同:赤字       H.KAWAI
    【16182】Re:増税回避が危険?    Gokai
    【16185】消費税UPの前にすること?   Gokai
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    【16183】オフライン支部便り−2011: 須藤正剛さま(11月20日)  笹井明子 2011-11-30 17:58

    『幸せ度』と原発災害

    法政大大学院の社会人学生が、調査した47都道府県ごとの平均寿命・出生率・完全失業率・犯罪発生件数など、40の社会経済統計指標から『幸せ度』の順位を発表した。

    その第一位は福井だった。福井在住の人は誇りにすべきである。
    自然環境に恵まれ趣味や娯楽に費やす時間が長いと評価された富山が二位。
    失業者が少なく弱者向けの政策が行き届いているとして三位に入ったのが石川。
    大都市はいずれも40〜50位だった。

    そとから見えるものと、本人が自覚しているものの『幸せ度』もあるのかも知れないが、暗いニュースの多い中で注目された。
    順位の低かった都道府県もがんばってもらいたい。住民の幸せ度を行政の目玉として、地域振興を図るべきだ。
    北海道新幹線が欲しくて涎を流したり、大都市集中型の省庁や行政のありかたは『幸せ度』には縁遠いものだ。

    日々に報道されている原発被害。
    今後の運用は賛否両論がぶつかり合いだが、被害の後始末に追われて、妥当な道筋は深い霧の中だ。
    原因あっての結果である。被害を最小限度に押さえるのは当然だが、過去にさかのぼって火力水力が主体の発電様式が、なぜ原子力利用になり、現在の供給にいたったのか。

    津波や地震の経験は、世界的に見ても多い我が国である。諸外国でも甚大な被害を受けている。
    その備えに何が不足していたのか。

    昭和39年アメリカが、低濃縮軽水炉を開発し我が国に売り込んできた。中曽根康弘、正力松太郎等が全盛の頃である。
    極秘裏に構想が持ち上がり、餌にむらがる蟻のように政治家官僚や著名学者、業界団体、地権者等が、地域住民には説明責任を果たすには不都合な形の連携で、巨額の原子力利権に手をつけた。
    そんな裏事情がなかったかを問いたい。社名ばかりで内容のない天下り法人も数多いのではないか。

    広島・長崎・第五福竜丸を例にするまでもなく、戦後の日本人は、原子力にアレルギーを持っている。
    クリーンエネルギーなら、広範囲な除染作業はいらない。
    11月16日現在の警察庁まとめによると、死者15,839人、行方不明3,647人、避難・転居者71,565人。こんな被害が出るはずもない。

    福島第一原発事故で空中に放出された放射性物質セシウムは、十日で地球をほぼ一周して70%が海に落ちたというシミュレーションも発表されている。陸上はどうか。米から基準値を越えるセシウムが出ている。

    福島の農家は出荷停止、北海道にも波及している。風評被害が案じられた。食糧生産への意欲が削がれる。
    我が国の食料自給率僅かに38%の現実を思う。除染された土砂が正常な数値に戻るのに30〜40年必要とされるが、これには国家予算総額規模の経費が必要ではないのか。
    少し長文になるが、文芸評論家の川村湊氏の意見を引用したい。

    『一夜漬けのにわか勉強をしながら、心底、怒りを感じた。政治家も、実業家も、官僚も、電力会社経営者も社員も、学者も、マスメディアも、みんなよってたかって、こうした事態を引き起こしたのだ。
    私が今ここにいるのでなければ、腐りきった者たちのソドムとゴモラの市よ、この世から消え去れといいたくなるほどだ。

    しかし、私は故人も含めたそうした犯罪者たちと一蓮托生の運命にはなりたくないと思うし、第一、乳幼児も含めて何も罪もない子供たちが、このソドムとゴモラの市に住んでいるのだ。事態は進行中である。』(福島原発人災記・現代書館刊)

    利便性やコストや利益追求だけではやがて生活に破綻をきたすのは、原子力だけではない。
    国民の日々の『幸せ度』を度外視して政治が動き利権が貪欲になると、そのときは欺くことができても、やがて歳月が自然災害を伴って化けの皮をはがす図式になる。課題は時間を追って増えるばかりだ。

    喉元過ぎれば熱さを忘れるでは、国民の信任も得られなくなる。
    宇宙人や奇兵隊志向もいた民主党政権。三代目野田内閣の支持率35%に下降中。
    -----------------
    【16165】Re:大阪市長選挙(2):教育に対する四つの視点   タミゾール 2011-11-27 21:51
     ▼KAWAIさん:こんばんは

    大阪の選挙最悪の結果ですね。知事の松井氏がどこまでまともになるかですね。自分の下にいる市長の部下であることにどこまで耐えられるのだろうか。愛知県人としてはどうでもよいことともいえますが、嫌な感じである。都構想なんて絵にかいたもちであろうから、金のかからない教育の場面でイデオロギー―闘争で人気を保とうっていう全く迷惑な話です。

    >○しかし、こうしたものは意図のある無しに係わらず、兎角に物議を醸すもので、学力テストは一旦は中止されたものの、再び中山成彬文部科学大臣の下で復活しました。この時の中山大臣の意図は日教組の「あぶり出し」でした。

    そうなんでしょうかね。そういう面もあると思うけど、イギリスのリーグ・テーブルの真似だって思ってますが。

    >○そして、今回の大阪市長選でも教職員が政治的生贄として利用されています。こうした視点は、本来の教育とは異なる政治的視点からのものと言えるでしょう。

    全くその通り。共産党の首長になったら、別のパージをするんだろうか。

    >○当然、左翼の先生はこの「平等主義」がお好きだろうと思います。しかし、自分の指導が良くないことが、生徒の成績が悪い原因だとは認めたくないので、「教える事が多過ぎる」といっては、教科書を薄っぺらなものにさせたり、十分な指導ができるようにと言っては「40人学級」、「30人学級」を実現せよと主張します。

    フィンランドは日本流の平等主義を取り入れて教育の成功を導いたんですね。「悪平等」ってのはあたってないですね。
    30人学級は世界的に常識で、一斉授業を脱却した質の高い教育をしようとすれば、30人でも多い。
    そして、教職員を増やさなくても、文科省が導入した中間管理職をやめれば十分対応できるんですね。
    社会学的にも30人以上のにんげんを管理するのは不可能というのが定説です。

    >○従って、読み書き算盤を別として、やりたくない教科はパスすればよいし、嫌な先生は拒否してよいし、先生も嫌な生徒は拒否すれば良い訳ですね。そうすれば「モンスターペアレント」の問題も無くなります。生徒も学校も互いを忌避できるっていいと思われませんか?

    社会科や理科も重要な現代の教養ですし、他の教科も十分必要でしょう。江戸時代ではなく、変化の大きい時代ですので。
    アラカルト方式の選択授業は結局全体としてのやる気が低下するって話もある。高校以上はそれもありかと思うが。

    >○こう考えて行くと、橋下支持者は大阪に集結して、一人の司令官の指図で動き、公共の財産を叩き売って身軽になり、公務員と教員を最低賃金で働かせ、給食をタダで食べ、旗日には日の丸を掲げ、違反者からは罰金を徴収し、朝な夕なに君が代を歌い、歌わなかった住民は他府県へ追放し、橋下王国を作る、だんだんオウムの国に思えてきました。

    痛い目にあわないと分かんないんでしょうね。異様な地方都市や府になって目が覚めるんでしょう。
    どうでもいいのですが。おろかなことです。
    -----------------
    【16180】Re:公私混同:赤字   H.KAWAI 2011-11-30 6:43(編集)

    さて、次は会計における公私混同です。

    ○家計について考えてみましょう。家計は明らかに「私」に属します。では、企業会計はどうでしょうか。個人企業であれば「私」にも見えますが、大勢の出資者がいる株式会社の場合だと「公」に見えるかも知れませんね。
    ○しかし、企業は個人企業であっても、株式会社であっても「私」に属します。「公」というのは「国」及び「地方公共団体」を意味します。

    ○ところが、面白いことに「私」に属する家計と「公」に属する「国」及び「地方公共団体」には共通点があります。そして、同じく「私」に属する家計と企業の間には大きな相違点があります。

    ○どういうことかと言いますと、「私」に属する家計にも、「公」に属する「国」及び「地方公共団体」にも「利益」という概念が存在しないということです。そして、「私」に属する家計には存在しない「利益」という概念が、同じく「私」に属する企業には存在するということです。

    ○何だか当たり前のことをくどくど述べているような印象を持たれるかも知れませんが、これは大事なことです。
    ○何故かと言いますと、「利益」という概念が存在しなければ、「黒字」、「赤字」という言葉は出てこないにも拘わらず、家計が「赤字」だとか、「国」及び「地方公共団体」が「赤字」だとか言われて、人々を混乱させているからです。
    ○これは、「公」の会計と「私」に属する企業の会計とを混同する「公私混同」に他なりません。

    ○国民又は地方公共団体の住民としては、税金が少ないに越したことはありませんが、かと言って何もしてくれないというのでは困ります。ですから、大事なことは、「公」、「私」の区別をはっきりとさせて、「公」に対してはあれもこれもと求めることをせず、自分のことは自分でやるという、当たり前のことを守ればよい訳です。

    ○これが崩れると納税額以上の公的サービスを求めるとか、納税はしないが公的サービスだけは求めるとかいったことになって、国民又は地方公共団体の住民にいい顔をしたい政治家が、税収以上の公的サービスを約束して、「赤字」、いえ、これはウソ、「借金」財政に走る訳です。

    ○困ったことに、政治家は政治献金欲しさに企業や高額所得者に対しては減税をやり、票欲しさに家計に対してはバラマキをやるので、ますます「借金」が膨らみます。そして、その「借金」を理由に庶民から税金を徴収することを企みます。
    もう何もしなくてよいから、これ以上税金をむしり取るなって言いたいですよね。

    ○ところが、悪徳政治家は自分達の責任を棚に上げて全責任を一般の公務員に押し付けて責任逃れをしますね。
    おかしいですね。議員などの給料は「お手盛り」で決められますが、一般の公務員は違いますね。労働組合はあっても、無いも同然ですよ。とても高額の賃金を勝ち取る力なんてありませんね。

    ○ちょっと余談ですけど、この掲示板でも「公務員の高い給料」に怒りまくっていた人がいましたけど、浅はかですよね。
    だったら、なぜ、公務員の給料を引き下げて減税に回せって言わないんでしょうね。
    あ、あの人、税金なんて一銭も納めてなかったのかな。じゃあ殆ど他人事だったんだ。「私怨」と「公憤」の混同かな。

    ○ところでせんだって、あの橋下がどこかで「儲かる大阪にしようじゃありませんか!」って叫んでましたよ。
    おかしいですね。あの人は「儲けた人」と「儲けられなかった人」にくっきりと分かれるのが理想だったと思うんですが。

    ○「頑張った学校」にはご褒美を、「頑張らなかった学校」にはお預けってのが橋下流な訳でしょうが。
    だったら「儲けた人には減税のご褒美を」、「儲けられなかった人には増税という処罰を」ってなりそうなんですがね。
    -----------------
    【16182】Re:増税回避が危険?   Gokai 2011-11-30 14:51

    増税回避が危険?と言われると、じゃあ、増税すれば安心かとの錯覚を起こさせる。あるいはひとまず安心かとも。
    だけど、今の財政状況が危険だというのなら、毎年、45兆円ほどの赤字国債の積み上げが危険だというのなら、増税してたとえ10兆円ほど税収が増えたとしても、単純計算でも35兆円ほどの赤字国債の積み上げは残るわけだから、その危険度は50っ歩100っ歩だろう。目くじら立てて、言うほどのこともない。

    であるのに、増税論者というのは、それでも増税しないのは非国民だといわんばかりだ。それならば増税論者は危険を完全に取り去り、完全に借金を完済する手段を持つのかと問いたい。そこまでのアイデアがあるのなら、まだ話はわかるが、それさえもたずに「借金が多いから増税しろ」というだけ、無能をさらけるのもたいがいにしなさいといいたい。

    ところでギリシャだが、ギリシャ政府は確かに信用を失え、赤字国債を発行しても、高い金利をつけねば、誰も引き受け手がない。それでもいずれ誰も貸さなくなる。だからEU主要各国が何とかしようと今もがいている。しかし、いずれ、ギリシャはユーロ統一通貨離脱しか道はないのかもしれないが、みな忘れていることがひとつある。

    それはギリシャ政府は借金が返せないほど余裕がなくとも、ギリシャ国民はそのギリシャ政府から多額の給与をもらっているから、それもユーロ通貨で支払いを受けているから、ギリシャ国民でそこそこ裕福でさえあれば、あまり困らない。なぜなら、ギリシャ政府が破綻しても国民の持つユーロ通貨の価値が暴落することはないからだ。

    ここが今回の破綻劇の面白いところである。ここが一国一通貨体制の国家の破綻とは違うところである。
    こうなるとギリシャ国民は、さらにギリシャ政府からお金をむしりとり、国民側から、ギリシャ政府を見放す作戦に出ているのじゃないかとおもえないではない。

    ここらのことを、ギリシャを援助しようとしている、ドイツやフランス、中国、アメリカ、ロシア、中東産油国、日本等は、わかっているのだろうか。
    -----------------
    【16185】消費税UPの前にすること?   Gokai 2011-11-30 21:09

    「消費税UPの前にすること?」という題で2001年報道も議論していた。
    いや議論の振りで単なるエンターテイメント(娯楽劇)なのかもしれない。
    国民に理解を得られるようにするためには、議員定数削減と公務員の2割カットは「ねばならない」であるという。

    これは、やはり、「劇」で国民を洗脳しているとしか思えない。消費税を上げたいがための言い訳をいかに作るかに過ぎない。
    これで十分な削減になるかというとおそらく1兆円に満たなくて不十分は明らかだからだ。
    これはまずは消費税ありきの議論で国民をあきらめさせる報道に過ぎないとも言える。

    みんなの党の江田憲司氏は、持続的に借金を返済していくためには経済成長によって、税収を上げていくしかないという。
    それに対し、自民党の林芳正氏は、「消費税を上げないことのいいわけだと」非難した。
    私の意見はというとここは明らかに、みんなの党の江田憲司氏の方が正解でないにしても近いことは確かだ。

    それにしても消費税増税確信派のいかにも達観しているという顔貌には飽き飽きする。
    自分たちの発想が無能だということに気づかないのか。
    何度も言うが、消費税を5%ばかし上げたところで、税収増はよくて10兆円、一般会計不足分の45兆円には程遠い。

    もしこの不足分すべてを消費税でまかなおうとしたら、消費税は単純でも30%が必要になる。
    これはすなわち、国民の消費額を30%減少させるのと同義であるので、国内内需産業は全滅になるしかない。
    これは、すなわち日本を破壊する行為だろう。
    次の選挙では、懸命な国民が賢明な選択をした大阪府民を真似て、野田首相ともども落選させてほしいもんだ。
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8 【16260】老人党メルマガ(407)
北極星   運営スタッフ 2011-12-11 8:07:13  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(407) ::: 2011/12/11
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    【16208】民主党のマニフェスト違反   柳沢のたんたん
    【16255】Re:民主党のマニフェスト違反  アンクルサム
    【16217】大阪・教育基本条例案     usagi65
    【16238】Re:大阪・教育基本条例案:犯しますよ  タミゾール
    【16241】Re:大阪・教育基本条例案:バラしますよ H.KAWAI
    【16220】Re:ナショナル・松下幸之助・松下政経塾 イワオ
    【16246】ノーモア真珠湾、ノーモア広島      JIJI
    【16235】Re:政府借金は雪だるまにならない    Gokai
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    【16208】民主党のマニフェスト違反  柳沢のたんたん 2011-12-3 13:11

    民主党は国民との約束を守っている積りか。選挙で選ばれた民主党は国民との約束に就いて、基本的なマニフェストは次から次と反故にしてきていることに就いて反省と言う物が見られない。約束が守れないならば選挙は国費を使用した無駄な政府を作った事になる。

    まず第一に子供手当ての問題だ。国の次代を担う人を育てるのが目的であった筈だ。
    第二には、沖縄の問題である。日本の国防は沖縄の人達に迷惑がかからないという方針であった筈である。
    対アメリカとの交渉でも、沖縄は基本的に日本の国の政策として日本の本土にも基地を置くことが本来あるべき姿であろう。

    あの戦争末期の沖縄の人達の状態を考えれば当然の事であろう。これは恐らく日本の政府として議論の余地はあるまい。
    アメリカにいつまでも占領されている状態は国家として、アメリカと交渉する必要がある。
    アメリカの属国ではない。独立国家としてとるべき姿ではあるまい。ひいては隣国の中国との友好にも響く問題であろう。

    それが叶わぬなれば、アメリカと合併する事が次善の策であろう。現在の民主党の有り方には自主独立の精神もないようである。
    すべてアチラコチラと首を回して人の意見を伺っている様で、自主性に欠けているようだ。
    これではリーダーとしての役割を果たしているとはいえない。
    こういう事は、民主主義というよりも、衆愚政治といっても当を得た表現であろう。

    しかも、大災害のあったこの時点で、財政の建て直しと言う理由で増税とは何たる事であろう。
    昔から『先ずカイより始めよ』という言葉があるが、予算の問題でも、政治家、政府もまず己自身を正す事が必要であるにも関らず、官舎にお金を使ったり、政党助成金をダブダブ使ったりして国民に対して増税とは何たる心掛けであろうか。

    西欧諸国のように、『揺り篭から墓場まで』という様の事での必要性であるならば国民の賛同が得られる事であろうが。
    現在のように、政治家、役人のための財政であるなれば、国民は皆反発するのが当然である。
    税金食いの公益法人は早く無くする事は緊急の事。日本は、経済は一流、政治は三流の衆愚政治はこの辺で脱却するべきであろう。

    政治は国民に希望を与え、格差社会の改革を推進したりするのが本来の仕事であろう。
    ご都合主義の政治家は早く退陣していただきたいものである。民主党も腐ってにおいがぷんぷんというところである。
    鳩山、小沢が政権を取った時の清らかさかさはどこに行ったのであろうか。
    --------------------
    【16255】Re: 民主党のマニフェスト違反   アンクルサム 2011-12-10 15:07
     ▼柳沢様、お久しぶりです。

    暫くここを離れていましたが、また戻ってきました。
    いつもながら、柳沢様のご意見には何の異論もなく賛同させられてしまいます。それは柳沢様がわれわれ老人の未来のあるべき姿を既に実践しておられるからなのでしょうか?私なりに今、何を考えて何を将来の指針とするべきなのか必死に考えています。

    投稿なさっておられる皆様方のように知識も豊富でありませんので天下国家のことなどとても口にはできませんが、いずれにしても今日の日本は完全に後期資本主義社会に陥っていると思います。もちろん、アメリカを始めとする先進各国も日本と同様その中にあって出口を見出せずにもがいているのですが、いまここでそれらをとやかくいってどうにかなるものではありません。

    ただ私たち老人が次世代の人達の大きな負担になっていることは確かなのですから、今の社会のシステムが崩壊したときは、一番惨めな存在になるのは間違いなく我々老人であります。いざそのときが来たら(間違いなく来ると確信しています。

    いつかはわかりませんが)どうすればいいのか、またそのときのために今からどう対応すればいいのか?預貯金などは襲ってくるハイパーインフレで紙切れ同然になってしまうでしょう?。大資産を持っておられる方たちは別として我々平均的な老人はいかにあるべきか柳沢様はじめ、皆様方のご意見を承われれば幸甚です。(加州 サンタマリアより)
    --------------------
    【16216】次は大日本共和国? dunc 2011-12-4 13:11:52

    知事だった橋下氏が大阪市長となったのは大阪市を大阪府(都)に取り込む為で、市長は大阪府知事の立場で大阪市を運営するでしょう。ロシアのプーチン首相と同じ手法ですが、共に合理性と国家主義的な色合いの権力志向が国民的人気となっています。

    大阪の輝く星・橋下市長に、日本中の保守政治家が擦り寄っていますが、橋下氏は中央進出も視野に入れていて、常に大きな国民的論争を求めています。橋下氏も支持する人達も若く、私達、老人の持つ皇室への敬意と感傷もありません。

    合理性を追求する「維新の会」が国政に進出となれば、標的は改憲と宮内庁で、国民投票も法制化された現在、大統領を目指す橋下氏に、日本のふやけた保守政治家がどう対応できるのでしょう。
    --------------------
    【16217】大阪・教育基本条例案 usagi65 2011-12-4 15:28:43

    大阪・教育基本条例案について(私見)あまりに反対の人が多いので一言、言わせていただきます。
    まずこれは教育委員会に投げられた維新の会からのボールであってこれに対する対案を待っている状態であるということです。

    しかし対案はなかなかでてきません。それは対案をだせば実行しなければならないので出せないのではないかと思います。
    また否定するものであれば大阪府の教育が改革の必要がないと府民に対して言うわけですから、大阪の教育に対して不満を持っている府民に対してそれも出来ないと・・・、教育委員会も追い込まれているということではないでしょうか。

    橋下さんは過激な条例案を突きつけて(私も過激だと思っています)教育委員会を動かそうとしていると思います。
    なかなかしたたかですね。
    新府知事・松井さんもこれに関しては「とことん話し合いたい」と言っていますので府民としては見守りたいと思っています。

    さて現実の公立高校の実態ですが、橋下さんが私立、公立高校の授業料免除を断行し又学区制を広げた為公立高校の下位高校の定員割れが生じてきています。受験者を増やしたのは上位10校のみであとすべて受験者数を落とし、定員割れも続出という状況です。
    上位10校の不合格者は私立へ、下位校の不合格者も私立へ、受験時期を前期、後期と分けたにもかかわらず私立へ流れている実態は何を意味するのでしょうか?

    条件を同じくすれば私立の方が選ばれるのは何が違うからなのか?
    学校の目的がはっきりしている、教師に緊張感がある、一人ひとりの子供にサポートできる・・・
    私は学力重視の進学校のみがいいと言っているのではありません。

    どんなに頑張っても能力には個人差があります。しかしどの子も社会人として自立していくだけの学力は必要です。
    勉強が嫌いな子にも勉強する目的を理解させ最低限の学力はつけていただきたいと思います。それが教師の責任でしょう。
    今まで日本が発展できてきたのも公教育の充実があり、国民の学力の高さがあったからだと思います。

    あるスーパーで働いていたとき、フリーターの若者の学力の低さに驚きました。
    性格もよく、頑張り屋で正社員になりたい気持ちがありましたがむりでしょう。      
    基礎的な漢字を知らない。割り引きの計算ができない・・・パートのおばさんたちが教えていました。

    この現実に教師にはどんな生徒にも社会人になるための学力はつける責任があると強く思いました。
    それが教師だけではできないのであれば地域の住民に支援を願うこともできるのではないでしょうか。しかし学校が住民に要請しなければ今は勝手に住民が学校へ出て行くことはできません。これを橋下さんは住民も学校教育に関わろうと言っています。賛成です。

    小学校、中学校にも「いじめ」「学級崩壊」「教師の犯罪」など問題は沢山あります。それでも公教育改革は必要ないのでしょうか?
    大阪の教育基本条例案を批判されるかたがたの対案を教育委員会にかわり作っていただけませんか?それとも現状維持でいいと・・・

    重ねて言いますが私は教育基本条例案が、責任を負わない教育委員会の独占を排し、市長・学校長・保護者・住民の参加を求め、それぞれの役割分担を明確にして教育に市民の意見が反映される教育システムに転換させることを目的としているということですので、処分が過激すぎるところを除いておおむね賛成です。やっと開かれた公教育の第一歩ではないでしょうか。
    --------------------
    【16238】Re: 大阪・教育基本条例案:犯しますよ タミゾール 2011-12-7 19:32
     ▼こんばんは:KAWAIさん

    教育の中立性について、完璧な答えをありがとうございます。教育制度論や教育法のテストであれば満点です。
    しかし、これがなかなか理解しにくいところでありまして、市民の論理というやつではわかりにくいところであります。
    でも、共産党の首長が学校でインターナショナルを歌わせたり、民主集中性の学校教育を展開させたりしたとしたら、どうなんでしょうか。(『滝山コミューン1974』はその問題を扱っています。

    もちろん、首長の意向というわけではないが)高所得者の子どもを悪者扱いしたら・・・。
    というような、想像力をもって欲しいですねえ。公明党の首長が、学校で「南無妙法蓮華経」や日蓮を奨揚したら・・・など、
    極端ですが、少し考えればわかるところであります。

    ただ、結局、中立性は、「事なかれ主義」「見て見ぬふり主義」などのやる気をなくす対応となってあらわれてしまっていないだろうか。これは、役所全体について言えることですが。市民のイラつきはそのあたりに起因していよう。
    だから、橋下のようなペテン師まがいの幼稚な人間にからめとられちゃう。
    中立といっても、無色透明ではない。ここが難しい所で、われわれの役目ですね。

    ところで、二重行政が嫌いなら、府立大学も、市立大学もなくして国立に移管すべきと思ったりもする。
    すべて、国立ですべて国家公務員でいいのかな。公立大学の良さもあると思うが。
    吉川氏の公立大学の研究書がでましたが。そういやあ、開高 健は大阪市大でしたっけ。

    国立大学付属の小学校は、エリート予備校となっており、無くしてもいいように思うなあ。
    国税を使って、お受験ではいった金持ちの子どもをなぜ優遇するんだろう。
    池田小を襲った宅間は許せないが、心情は理解できる。ものすごいセキュリティーのための費用を導入したそうだ。アホくさ。

    どうして、廃校しようっていう案はでなかったのか。教育の実験校って言ったって、良い子ちゃんばかりの実験に何の意味があろう。大学の近くにある公立校と協調して研究すればいい。
    --------------------
    【16241】Re: 大阪・教育基本条例案:バラしますよ H.KAWAI 2011-12-8 14:43

    「暴言」の暴露についてのコメントではありません。

    〇先月28日、沖縄防衛局長が「犯す前に、犯しますよと言いますか」と発言した件が大問題になった。だが、私が着目したのは実は「オフレコ」というところで、発言内容とそれをバラしたことの是非ということではない。
    この問題を考える上で参考になるのが日経のコラム(↓)である。要約すると、内容が正確に伝わらないおそれがあるので、そのまま引用する。

    ・一週間、喉に骨が引っかかったような感覚が抜けない。
    一川保夫防衛相の進退が取り沙汰されているが、その発端にもなった前沖縄防衛局長の不適切発言に関してである。
    あの暴言を明るみに出したメディアは正しかったのか――。

    ・中身はもうよかろう。沖縄県知事は「口が汚れるからコメントしない」と吐き捨てた。
    こちらも紙面を汚したくはない。気になるのは一点、暴言がオフレコの場で出たということだ。
    オフレコとは、発言を記事にしないとの約束を前局長と記者たちが前もってかわしたという意味だ。そして約束は守られなかった。

    ・「権力をチェックする立場でそんな約束をする方が悪い」と叱られるだろう。その通りだ。聞いたら書くのが記者だ。
    前局長の発言をはじめに報じた琉球新報は、発言を沖縄県民に伝えることを優先した。
    「報道には公共性、公益性がある」。そんな考え方もよく分かる。それでも腑(ふ)に落ちないものが引っかかる。

    ・過ちかもしれないが、約束はしてしまった。ならば、相手が市民であれ官僚、政治家であれ、守る。
    そういう原則を貫くことも大切ではないか。喉の骨はそう訴えてうずき続けている。
    前局長は記事にしないという約束があって記者に話した。この事実はどこまでもついて回ると思うが、どうだろうか。

    〇日経のコラムは結局のところ、「約束を破るのはいかん。」と言いたいのだろうが、発言内容が「あまりにも」なので少し遠慮したということなのだろう。
    〇だが、この「オフレコ」会見の目的は一体何だったのだろうかと、こちら(=私)にも腑に落ちないものがある。
    全てをオープンにするのが民主主義の原則とは言え、文字通り全てをオープンにはできないだろうとは私も思う。

    〇だが、この「オフレコ」会見で何が話されたのだろうか。件の「暴言」以外に一体何が話されたのだろうか。
    新聞記者にだけ語って一般国民には公表できない「機密事項」とは一体何だったのだろうか。それが一番気になるではないか。

    〇また、本当に「機密事項」だったら新聞記者にも話してはならないのではないだろうか。
    それとも、政府機関は実は大したこともない情報を勿体ぶって「機密事項」のように偽って新聞記者にだけ教えて、新聞記者に自分たちが特権階級であるように錯覚させて、政府に対する批判精神を鈍麻させることを狙っているのではないのだろうか。

    〇記者クラブだってそうだ。記者達に自分たちが特権階級であるように錯覚させて、政府に対して仲間意識を持たせ、批判精神を鈍麻させることを狙っているように見える。

    〇何だか、教育とは関係の無い話になってきたように見えると思うが、テーマは「批判精神」ということである。
    メディアリテラシー教育ってのはちょっと強引だろうか?とにかく上に引用した日経のコラムには、「スリカエ」がある。
    批判の矛先を「バラした」ことに向けようとしている。

    〇一般論として、信義則は重要である。然しそもそも「オフレコ」の記者会見などというものに、正当性は無い。正当性の無いものに信義則などは適用できない。博打で拵えた貸し借りと同じで、表には出せない話だ。二人組で強盗を働いたが、反省して自首し、犯行の一部始終を語ったところ、共犯者から信義則に反するとなじられるケースと言ってもよいと思う。

    〇そう考えると、その「暴言」をバラした琉球新報の記者も偉そうなことは言えない訳だ。強盗の片割れと同じでさえない。
    反省など全然してないからだ
    --------------------
    【16220】Re: ナショナル・松下幸之助・松下政経塾   イワオ 2011-12-5 1:04
     ▼うたかたさん:

    >詩人の金時鐘さんはある対談で「ナショナル」という響きは生理悪寒を感じるんですと述べ、大阪生野区の金さんの同胞が住む朝鮮人密集地で、ナショナル(松下幸之助)が如何に悪質な商売を展開したかを語っている。松下商法は他にも、叩けば埃はいっぱい出てくる。松下幸之助によって、倒産、一家離散、自殺、心中に追い込まれた人たちは沢山いることだろう。

    二股ソケットは、松下幸之助が発明したという神話はウソで、輸入品や他メーカーで発売されていたのを改良しただけ。経営手腕は確かにあったようで乗っ取りの天才のようです。
    零細下請け企業を従業員もろとも乗っ取るのがその手口で、手形割引も関連会社で取扱、利益を上げていたようです。
    乗っ取られた方は経営者側は地獄ですが従業員側にとっては大手の企業の傘下に入れるのでメリットは少なからずあったようです。

    手形割引、大量発注品のキャンセル等の手法で会社を大きくしていった経由は、利益を上げ大きく会社が成っていったという点では彼は経営の神様でもあるかもしれません。
    ただきれい事で会社が大きくなっていったわけではないので、表社会での神様扱いはなんだか全身がかゆくなる感じがします。
    ----------------
    【16246】ノーモア真珠湾、ノーモア広島   JIJI 2011-12-9 17:12

    <太平洋戦争開戦の日>から70年目、思い出したくない日?なのでしょうか??、
    12月8日の昨日、マスコミさんは殆ど話題にしませんでしたネ!?
    戦争をもう、しない為にも、取り上げ、、、特番など有っても良かったのにと感じます!

    アメリカでは、真珠湾攻撃の日として、退役軍人の集会が有ったとニュースでした。
    当時の日米の軍人が 憎しみを忘れよう…と握手してました。退役軍人の会も高年になった為解散するそうです。
    ヒロシマ・ナガサキの<原爆の日>被爆の日も忘れられて行くと思うのは僻目ヒガメでしょうか?疑問を感じます。。。
    --------------------
    【16235】Re:政府借金は雪だるまにならない Gokai 2011-12-7 9:36
     ▼H.KAWAIさん:こんにちは。

    >○ただし、私自身はGokai さんとの遣り取りから、幾らかは学ばせてもらったように感じています。
    >まさか、Gokai さん、私がここで「逃げ出した」又は「降参した」と思って、ご満悦ってことはないでしょうね。

    もちろんそんなことは思っておりません。それに人それぞれ、そしてそれぞれの人々が社会を形作っていく。
    ただどのような人々がそれをするかによってその社会に住む人々の幸福度合いも変わるというもの、健全であることを祈念するだけです。

    >○また、各論については、データ不足などから、ある程度は想像や推論が混じり込んできます。それに対して異なる立場から、想像や推論を交えて論じられても、一向にカタが付きません。

    私のほうはまだ続けるかもしれませんが、H.KAWAI さんとはこれまでということで了解です。
    ただ、とりあえず本の紹介をもう一度しておきます。何しろ、生きていくための基本は経済、その経済に対する考えが間違っていれば、人々は不幸になるしかないのですから。そして、その歴史的典型例が現在の日本で生じています。

    『お金を配れば日本復活−政府借金は雪だるまにならない』著者:ななみのゆう(12/1発売)
    紀伊国屋書店Webから引用します。
    http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4434162020.html

    ・・・引用開始・・・
    <詳細>
    既存の経済学というのは、景気対策や徴税額に対して極めて曖昧な情報しか提供しない。
    それは現代経済が貨幣を中心とした貨幣経済と呼ばれ、実質的にも貨幣(お金)が大変重要な意味を持ちながら、既存の経済学がそれに対して殆んどその意味を理解しない上に構築されたものであるからに他ならない。

    根源的に「お金」とは何か?この問いに過去、さまざまな賢人が挑戦してきたようであるが、たまたまにしてその正当な解を得られることはなかった。本書はここにその解を展開する。

    第1章 財政の健全化は不必要
    第2章 政府累積借金は自然膨張を始めない(雪だるま論の誤り)
    第3章 財政収支より国際収支
    第4章 成長のために必要な認識と資源の分配
    第5章 勘違いだらけの認識と政策(新知見からの政策批判)
    第6章 日本の富の総額(外国資本の導入は危険)
    ・・・引用終わり・・・
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9 【16306】Re: 老人党メルマガ(408)
老人党メルマガ(408)   運営スタッフ 2011-12-18 7:17:46  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(408) ::: 2011/12/18
    =========================================================================
    【16263】Re:大阪・教育基本条例案:強制と競争 H.KAWAI
    【16265】Re:★原発国民投票の「受任者」に![さよなら原発」は? kounosuke
    【16288】★原発国民投票は、国民が責任持って決めるということ 珠
    【16299】原発事故収束宣言? イワオ
    【16305】Re:原発事故収束宣言? JIJI
    【16267】赤字国債発行が増えれば、民間の預金は増える   Gokai
    =========================================================================
    【16263】Re:大阪・教育基本条例案:強制と競争 H.KAWAI 2011-12-11 13:57
     ▼タミゾールさん:こんにちは

    >地域格差を縮小する観点からも、当然国税の投入があってしかるべきで、単純に民営化すればいいかという郵政の発想と同じ。

    〇「すべて国民は・・・その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」なので、地域によって教育環境に大きな差が生じたり、経済的な理由で教育を受ける権利が損なわれることが無いように国は配慮しなければならないということに尽きると思います。

    >これは、誤解のあるところですが、戦後憲法が押し付けなどという乱暴な意見と同様、戦後民主教育も押し付けなどという意見もっまあります。無条件降伏したんですから、完全に自律的に何でもきめられるはずはありません。

    〇「白か黒か」で決められる問題ではないでしょうが、「パン給食と脱脂粉乳」で育ち、中学校では「ジャック・アンド・ベティー」という英語の教科書を与えられた私達にとって、戦後の教育とGHQとの関係を否定することは出来ません。ただし、ここは本論ではありませんので、こだわるつもりはありません。

    >しかし、憲法以上に教育基本法の制定は日本側の自律的な判断の要素が濃厚だったというのが、教育行政史研究者たちの粘り強い研究によって明らかになっているのであって、日本の意思だったんですね。財政的な無理がたたって、自殺してしまう首長たちがでるという悲劇も生まれましたが、『山びこ学校』や『螢雪時代』にみられるような優れた教育実践もみられました。
    >
    〇しかし、教育政策だけでなく、経済政策も、文化政策も、地方行政も、警察制度も、何もかもGHQによって「いじくられた」事実を無視したり、「平和憲法」は日本国民によって勝ち取られたものだなどと強弁することは、「我々が日本軍を追い出したのだ。」と言って威張っている何処かの国民と似ていやしませんか?

    >文科省や地方教育行政は、「無難に」、「まんべんなく」知識や技能の習得を目指し、その点では瑕疵のない論理を組み立てようと躍起になっています。なかなか、その欠陥をつくのは難しい仕組みを官僚たちは構築するのですね。
    そういう教育環境で、いい点をとって、官僚になって、また、そのような発想の教育システムを考えちゃう。

    〇文科省の役人が考える教育制度が「総花的」なものになるのは不可避であると思いますし、それは仕方がないのだろうと思います。

    >しかし、そのような、あげ足をとられないような無難で、さし障りのない教育というものが、「考えない」市民・国民の大量生産に結びついてきました。「ゆとり教育」路線はその脱却でしたが、文科省がそういうシナリオを書けば、全国でそうなると思うところが傲慢であり、すでに各学校の自ら発想する力をそいでいよう。

    〇ですから、文科省の役人が考える教育システムとは別の教育システムを文科省の役人以外の人が考えて、それを作り、文科省の役人が作った教育システムに対抗すればよい訳ですが、でも、文科省の役人以外の人も文科省の役人が作った教育システムの中で育てられているので、基本的な考え方は文科省の役人と同じで、この連鎖は断ち切れないんですね。

    >文科省のような役所でない、命令的でない学問・教育の中央のシステムが必要と思う。
    >橋下などの乱暴な意見はこうした間隙にあらわれるのであって、教育の論理を考慮しないといけない。

    〇要するに、戦前戦後にかけて維持されてきた公的な教育システムは下から侵食され、今やその最高峰であった東大法学部の権威は松下政経塾に奪われてしまった訳でしょう。
    〇そして、官僚の権威も教育委員会の権威も地に落ちて、派手なパフォーマンスだけの政治家もどきと、メディアと
    「民衆」によってコケにされ、犯される時代になったってことですよね。

    >各学校や教師を全面的には信頼しきれない。しかし、彼らが無茶をすれば、当然、保護者や市民はそれにクレームをつけるし、協議するでしょう。直接関わる人たちが、より敵任でないとすれば、そこには無気力が蔓延していくのでは。

    〇市民には私的な視点しかありませんので、そういう視点からは公的な教育システムそのものが否定されると思います。日本国憲法第26条を見直さねばならないでしょう。
    >
    >今、学校(一義的には校長)は、文科省や地方教育行政の現場監督にすぎないので、事なかれ主義という最悪な状況になるのではないか。実際に、こうした状況下でも、アイディアとやる気のある学校長たちの挑戦が実を結んでるとこもある。教育委員会の人事は、当然戦略的に、校長の配置を考えてるだろうし、タイアップしてるだろう。
    そこに、教育学者の関与もあろう。

    >視野の狭くなる教育現場に、海外を含めた多様な情報やデータ、交流の機会を文科省は示すべきでしょうね。しかし、全学校を「監督」するなどという、不遜な姿勢はまずなくしたい。監督すべきは彼らだといことは、原発事故騒ぎでわかったはずです。

    〇「私」が「公」を監督するというのは、無用のことで、「公」を無くせばよいだけのことだと思います。
    市会議員の海外視察に市民のお守役を付けるというのと似ていますね。

    >私は、青少年と成人を「分ける」発想が誤りっておもってます。ともに学ぶことが大切と思う。

    〇社会人が大学で学ぶのには無理があるでしょうね。例えば、私は高校生の頃、数学に関心を持っていましたが、高校の数学の授業は教科書をさらっと飛ばして行くスタイルでしたから、私は高校卒業後も自分で独自に数学の勉強を続けました。

    〇それで、少しは理解が深まりましたが、力不足で更なる探求は諦めました。大学の数学の授業は、数学の得意な人のためのものだろうと思います。大学は、私のような数学の得意でない者は相手にしないと思います。

    〇それと、公私を問わず所詮、公的な教育システムは、紋切り型の授業しかやらないし、出来ないと思います。
    何故なら、公的な教育システムは、社会に受け入れられる考え方や知識を与えることを目的としているからです。
    しかし、社会人はそれに捉われる必要は無いと思うのです。
    --------------------
    【16265】Re:★原発国民投票の「受任者」に![さよなら原発」は?  kounosuke 2011-12-11 20:08
     ▼珠さん:

    ・私は「原発国民投票」には余り賛成では有りません、もし投票が行なわれるならば必ず投票に行きますが、もし「原発容認」という結果にでもなったら「脱原発」の私は納得したく有りません。
    「原発国民投票」より「さよなら原発」http://sayonara-nukes.org/ の署名の方がはっきりしていいように思います。

    ・11月29日に滋賀県の長浜で京大の小出先生の講演を聞きに行って来ました、(原子力開発=核開発)という事で政府はいつでも「核」が作れる状態にしたいとの事でした、成る程と思いましたが50基の原発はいりません、1〜2基位はしかたがないかなと思います。

    ・紹介の有ったドイツの映画はテレビで予告を見ました、名古屋では1月上映ですので見にいくつもりです。
    ・この老人党サイトには最近原発に関する話題が少なくなっています、他にも重要事項は当然有りますが、脱原発に関しては口で言っているだけで実態は進んでいません、国民の関心が薄れるのが心配です。
    --------------------
    【16288】 ★原発国民投票は、国民が責任持って決めるということ   珠 2011-12-16 1:25
     ▼kounosukeさん:

    原発については、この掲示板で折あるごとに発信していきたいと願っています。
    いつも刺激を与えて下さってありがとうございます。お返事が遅くなって申し訳ありません。
    おそらくこの掲示板にいらっしゃる方で、原発大賛成の推進派はあまりいらっしゃらないのかもしれません。

    しかし、電力会社や野田政権が原発存続方向であることは明らかでしょう。
    そこで、脱原発を願う市民としては、賛成・反対の議論ではなく、どのような手順で、脱原発へ政府を方向転換させるかです。
    となると重要なことは運動論、その面で実に大事な質問をして下さったことを感謝申し上げます。

    >・私は「原発国民投票」には余り賛成では有りません(略)
    >もし「原発容認」という結果にでもなったら「脱原発」の私は納得したく有りません。
    >「原発国民投票」より「さよなら原発」http://sayonara-nukes.org/
    >の署名の方がはっきりしていいように思います。

    「さよなら原発」にネット署名をして送りましたが、未だ手続きが進みません。
    この前の「福島の母と子」のための署名は、とても機能的に優れていてやり易かったのですが、それでも集まったのは12万人余。
    今からこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、残念ながら1000万人は集まらない。
    そうした時、反原発の力にはなりますが、現実的に止める力になるかどうか…。

    さて、国民投票は、この12月10日から、東京・大阪で住民投票を求める東京都民投票、大阪市民投票が行われています。
    http://agora-web.jp/archives/1108959.html#more

    これは、住民投票を求めるものであって、反原発でも推進でもありません。
    また、もし、実際に住民投票が行われても、法的拘束力をもつこともありません。

    しかし政府が主権者である国民の意思を確認させられることとなり、
    「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」である以上、政治家も無視することはできないと思います。
    国民の意思を尊重して政治や行政に反映させることはできるでしょう。

    さて、kounosukeさんは、結果として「原発容認」になったら…、推進側が強力な宣伝をして、反原発運動を潰しに掛かったら…、
    国民はどこまで本気で投票するか…などの心配をしておられるのだと思います。

    今までに行われた事例では、地方自治体レベルで米軍基地移転、可動堰建設などについて住民投票が行われています。
    原発では、建設の是非について、新潟県巻町(96年)と三重県海山町(2001年)で町民投票が行われ、
    プルサーマル計画の是非は新潟県刈羽村(01年)で実施されています。

    そしてこの3つの投票では、いずれも否決されています。
    つまり、決定権を持つことで、国民の関心は高まり、真剣に考え始めるのです。
    私が知っている海山町では、原発を誘致派の商工会議所のメンバーと町長が、すでに有権者の64%の人の署名を集めていました。
    それまでに、「安全な」原発見学に、バスを仕立てて温泉・ご馳走付きの1泊旅行などに無料で招待されていたのです。

    しかし、それに気づいた反原発派が動き始めた。町長は選挙をすれば当然、勝てると思っって住民投票を言い出した。
    反対派は負けると思い、大反対。しかし町長は町民投票を決めてしまった。決定から投票までわずか2カ月です。

    町では、世帯主に300万円、家族1人に200万円、つまり4人家族なら900万円の「協力分配金」が、
    電力会社から配られるという話が流れました。賛成派には、もう幾ばくかのお金が配られたという噂もありました。
    そして町にも驚くほどの税金や補助金が流れ込むと。

    たぶん、今、原発のある町に住む方々は、このくらいの恩恵は充分受けておられたかもしれません(福井県が住みやすいわけもこの潤沢さが?)。
    反対派は必死でした。いろんな原発の問題点を指摘し、危険性を示しました。

    そして結果は、67%の反対だったのです。原発立地推進派の勝利を確信して
    「1票でも負けたら実施しない」と確約していた町長でしたから、この結果は驚愕だったでしょう。
    今回の原発事故の後、町民は「よかったね〜」と言い合った…という話が伝わってきました。

    >・紹介の有ったドイツの映画はテレビで予告を見ました、名古屋では1月上映ですので見にいくつもりです。

    私は事実を重ねていくドキュメンタリーが好きなので、この「アンダー・コントロール」も
    反原発でも推進でもない、ドイツの原発の現状を表す映画です。
    http://www.imageforum.co.jp/control/

    この前のフィンランドの「100,000年後の安全」でも、放射性廃棄物処理が、
    非常に緻密・厳密・周到に考えられていること、それでも危険性を感じていることも分かります。
    http://www.uplink.co.jp/100000/

    >・この老人党サイトには最近原発に関する話題が少なくなっています、(略)国民の関心が薄れるのが心配です。

    こんな情報もありました。「あわや東海第2メルトダウンで東京壊滅だった!?」
    http://nanohana.me/?p=8744

    原発事故はもう2度と起こしてはなりません。
    今までも「あわや」という事故を何度も起こしているのですから、廃止するしかないですよね…。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E6%95%85

    なお、原発を止めたいと思う国民がなすべきこと、ことに原発国民投票を進める場合は、反原発運動と同時に…と思っています。
    国民投票で皆が決定権を持つことで、国民の関心は高まり、真剣に考え始めます。
    そのことにより、現状よりも、さまざまな情報が提供され、情報が精査される機会が生まれる。
    そのことは国内で過去3回、原発に関する住民投票を実施した経緯からも明らかではないかと思っています。
    --------------------
    【16299】原発事故収束宣言?   イワオ 2011-12-17 12:59

    昨日野田首相が原発事故収束宣言を行った。冷温停止「状態」になったからだという。
    原子炉の温度が100℃以下になって少し経ったからのようだ。
    今も原子炉上部からも空気中に放射能は漏れ、下部からは汚染水が漏れ続けて地下水に混じって地中に漏れ続け、海にも漏れている。

    まず幸運に恵まれ今後数十年福島近辺で大きな地震がないと仮定しても放射能は漏れ続けている。
    もし地震が襲ったら、今後数十年で一回限りとは限らない。かなりの高い確率で地震は来る。
    地震で格納容器にもっと大きな亀裂が入ったら水で浸されているだけの溶けた燃料棒は数時間で高温を発するようになる。

    水蒸気爆発、再度チェルノブイリ3個分の大災害。今度は東京も全都民避難、阿鼻叫喚の世界。
    1千万人声の人間が数時間で避難できるはずがない。
    (4号機の燃料棒が片付けられていたと仮定して、片づいてなければチェルノブイリ4個分)

    三号機の爆発のシーン見ると、ズシンという音と、原子炉の数倍の黒煙が上がっている。
    単純に考えて、原子炉格納容器自体無事だとは思えない。煙が横にたなびくような爆発なら、建物だけが損害受けた可能性はあるが、縦方向に数倍黒煙あがると言うことは、地中に強烈な爆発の力が加わっているとしか考えられない。

    最悪の事態考えると燃料棒も噴煙とともに舞い上がっている可能性あり。格納容器自体原形をとどめてないのでは。
    「三号機 爆発」「三号機 核爆発」のワードで検索できます。一号機の爆発と比較して同時に見られるサイトもあります。
    民主党は国民のための政党ではなかったのか。少なくとも嘘は言わない、マニフェストは守る政党ではなかったのか。
    自民党があまりにも時勢に遅れているので国民は、民主党を選んだのではなかったのか。

    自民党顔の野田などに投票した覚えはない。野田氏はこれで鼻毛でも生えていたら田舎の自民党県議会議員だ。
    民主党党員・サポーター・一般の人地元の民主党事務所に電話入れよう。ウソつくなと。
    松下電器のPHP精神で政治が回るほど世の中甘くはない。
    --------------------
    【16305】Re:原発事故収束宣言?   JIJI 2011-12-17 22:34

    昨日、野田首相が原発事故収束宣言を行った。安易な収束宣伝だと疑問を感じます。
    核の<ウンチ>は何千年も臭い! 肥溜めを彼方此方に増やしたって?臭いは消せません!!
    なんと、北海道の肥溜めには、外国から送られて来たウンチも引き受け大きな肥溜めを如何する気なのでしょう??

    核の、ウンチの始末と再利用を確立出来ない限り、世界の原発は停止・中止の方向に進むべきじゃないかと思います。
    後から来る人類の危機は、避けなければなりません。。。
    --------------------
    【16267】赤字国債発行が増えれば、民間の預金は増える  Gokai 2011-12-12 12:57(編集)

    『赤字国債発行が増えれば民間の預金は増える。』普通に考えれば、「政府が赤字国債を発行して民間からお金を借り、無駄遣いするのだから、民間のお金がそのおかげで減ってしまう」と考えるかもしれない。
    この考えが普通なのだと思う。しかしそれが事実でないからこそ、世界一儲かっているといわれた経済大国、世界第2位の日本が20年余りもの間デフレを続け、日本国民は散々な眼に合わされて来たとはいえないか。

    そして専門家である経済学者も同様に考え、日本国民に対して不幸を押し付けても、黙認せざるを得なかったのだろう。ところが、政府の赤字国債発行が、民間のお金を奪う行為ではなく、むしろ民間の預金総量を増やす行為であったならどうだろう。

    赤字国債が増えることが日本が破綻に向かう道ではなく、むしろ復活への道であったなら、人々の政治家のマスメディアの「財政健全化」への大合唱は、逆に日本を破滅へと導く大合唱なのだ。

    ところで、経済活動の成果としての三面等価の原則:「生産面」=「分配面」=「支出面」
    これより次の論拠が生まれる。
    ・経常収支との関係:貯蓄−投資=経常収支 ・・・(1)−(2)

    分配面からみたGNP=消費+貯蓄…(1) 
    支出面からみたGNP=消費+投資+純輸出+海外からの要素所得(純)…(2)(投資=総固定資本形成+在庫純増)
    ・民間の貯蓄超過、財政収支、経常収支の関係:  

    分配面からみたGNP=民間消費+民間貯蓄+租税=支出面からみたGNP=民間消費+民間投資+政府支出+経常収支
    民間貯蓄-民間投資=(政府支出−租税)+経常収支
    ここで、政府支出−租税=政府財政赤字であることや、民間投資を民間借り入れと見れば、
    民間貯蓄=政府財政赤字+民間借金+経常収支・・・という結論式が得られる。

    つまり、政府の財政赤字の増加や民間の借金は、民間の預金を増加させる、という結論になる。
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10 【16358】老人党メルマガ(409)
老人党メルマガ(408)   運営スタッフ 2011-12-25 7:48:38  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(409) ::: 2011/12/25
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    なだいなだのサロン『打てば響く』
    【16353】湯浅誠さんの書いた「新市長」についての記事 珠
    【16349】八ッ場ダム      イワオ
    【16312】何も決められない日本の政治          pierre
    【16308】Re:国民一人につき1000万円ずつ配ります   Gokai
    【16344】Re:「特区」とは何か  dunc
    【16348】Re:「特区」とは何か  H.KAWAI
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    なだいなだのサロン『打てば響く』 2011年12月20日分の転載です。

    12月20 フランスからです。個人的問題。病気の治療の方は順調のようです。マーカーの価は低くなりました。
    飲んでいる薬、女性ホルモンですが、副作用は全くありません。おっぱいも大きくならなければ、肌もすべすべにならない。食欲も衰えない。副作用を欲張ってみても、あまり意味がないか。
    ともかく、現在のところ、至極元気であり、ご心配には及びません。

    フランスまでの旅は、少し贅沢して、プレミアムというツーリストと、ビジネスのクラスの中間のクラスを利用しましたが、八十歳を越してからは、この席でも、かなり苦痛になってきました。
    ま、何とか14時間の飛行を乗り切りましたが、正直、余裕はあまり残っていませんでした。
    あと何回、このような旅ができるかな、という消極的な考えが、頭に浮かびました。

    パリに着いて数日して、金正日の死を知りました。テレビに映し出される、号泣する何人もの北朝鮮の人の姿は、ちょっと異常という印象を受けましたが、日本でも明治天皇が死んだときに、宮城前にいって号泣する人がたくさんいたし、乃木大将夫妻のように殉死などする人もいたのです。

    北朝鮮を考えるとき、社会的に、100年くらい遅れているという状況を想像するか、日本も百年前はそうだったと思い出すか、ともかく頭を切り替える必要があります。後継者が三男に決まったようですが、若くて頼りなげな印象をテレビから受けましたが、これからの難しい状況を、背負っていけるのでしょうか、ちょっと疑問に感じます。

    さて、日本ですが、わがドジョウ首相は、ほとんど自民党と変わりないことが分かってきました。
    人気急落も当然でしょう。問題は橋下新大阪市長です。侮れない人気ですが、年金の考え方などを知ると、この人には、「相互扶助」の考え方が、完全に欠けていると思います。

    年金は積み立て貯金ではない。高給をもらっている人は、貯金をする余裕もあるはず、支給の上限を設けるべきです。そうでなければ、行き詰まるでしょう。年金で世界一周の船旅などする必要はなく、老後のために貯めてきた貯金で旅行に行けばいいのです。
     相互扶助の考えがなければ、この国の住民としての一体感など生まれようがありません。大震災ばかりでなく、日常のあらゆる場面で、助け合いの精神が見られねばなりません。いかに橋下氏に人気が集まろうと、今のままでは、どちらかといえば金持ちクラスの間の人気にとどまるような気がします。かれはもう少し政治哲学を語る必要があります。

    話は変わります。80以上のぼくは、よく戦後の焼け野原と、東北の津波の後の、光景との相似を問われますが、よく似ています。ただ、決定的に違うことは、焼け跡に、勝手にバラックを建てて住む人がいたのに対し、津波の後にまだ、闇市も立たないことです。

    この違いが戦後の復興のエネルギーと、大震災後のエネルギーの違いのように思えます。闇市を仕切っていたのは、アウトローの雰囲気でした。みな、親分たちでした。戦後の闇市のドキュメントをやらないかな。
    実際、土地の親分が多かった。しかし、この人たちは戦後の社会に次第に組み込まれ、親分たちは都議会議員になったり、なかには都議会議長になった人もいました。

    ぼくたちは闇市焼け跡派などと呼ばれることがありましたが、闇市のエネルギーに郷愁を覚える人間です。
    今は闇のエネルギーはどこかに行き見えません。税金待ちばかりです。これでは当然エネルギー不足になるでしょう。
    そんなことを考えています。
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    【16353】湯浅誠さんの書いた「新市長」についての記事 珠 2011-12-24 12:30

    老人党リアル「護憲+」の掲示板「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」で紹介されていました。
    http://yufuu.com/User/Goken/

    反貧困ネットワーク「もやい」の http://www.moyai.net/?tmid=30
    湯浅誠さんが書いた「興味深い新市長のあいさつ」という記事(毎日新聞「暮らしの明日」2011.12.16)
    http://homepage2.nifty.com/osaka-kouseiken/20111216mainichiyuasakiji.pdf

    湯浅さんも大阪の市長を支持?と思われた方、「最後」まできちんと読んでくださいね。
    「福祉は人間に対する最も高利回りの貯蓄であり、将来に対する最高収益の投資です」
    「福祉は施恵ではなく、市民の権利である」 子供への教育もしかり。

    早速、公約の大学の授業料半額化を実現化させたそうです。
    どうしてこのくらいのことを為す政治家が、日本には見当たらないのだろう…。
    -----------------
    【16349】八ッ場ダム   イワオ 2011-12-24 0:26(編集)

    八ッ場ダムに工事再開の予算が付いたようです。
    前原氏が強硬に反対したが条件付きで総理任せ、出来レース見え見え。これでマニフェスト筆頭の約束が破られた。
    消費税もそう。子供手当も。民主党って今までの自民党と同じ扱いを国民がしてくれると思っているようです。

    自民党が今まで好き勝手なことやってきたのは後援会がしっかりしていたことと、官僚とがっちりタッグ組んでたこと、特権階級にそれなりのペイバックしたこと、アメリカの言いなりになってきたこと、大手メディアの記者クラブを押さえてきたこと等が原因です。

    今の野田氏の政権なら民主党でなくとも、自民党で別に構わなかった訳で、次回の選挙は民主党は大敗北が決定です。
    かといって自民党が積極的に支持されるかというとそれもない。
    大阪知事、大阪市長の結果が次の選挙で同じ傾向がでる。もう民主党見捨てませんか。彼らに変革は無理です。

    一応前回衆院選挙で民主党支持したのが恥ずかしい。
    絶対地方自治体の選挙から国政選挙まで民主党議員落選させましょう。
    まずは地元の民主党事務所からマニフェストが一つも実現できないのか苦情入れることから始めましょう。

    とりあえず民主党離党し始めた議員への励まし、野田政権内に留まる議員はすべて不可。
    小沢氏はどうしてるのでしょうか。 彼も口先だけか? ならば、目くそ鼻くそです。
    まず電話だけで良いから、野田・前原・前田・貴方の地元の民主党議員事務所へ抗議を。まず一歩です。
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    【16312】何も決められない日本の政治   pierre 2011-12-18 18:10

    参議院は、野党の主導で、一川・山岡両大臣の問責決議を採択した。与党は両大臣の続投を決め、いくつもの重要法案の残したまま国会を閉会にした。両大臣が問責については与野党それぞれにいろいろ言い分があるだろうが、それをあれこれ言う前に、今、日本の政治にとって何が一番重要なのか、それを与野党それぞれどう考えているのか、聞きたいのである。

    懸案の重要法案には、国家公務員の給与引き下げ、「1票の格差」を是正する選挙制度改革などがあるが、いずれも棚ざらのままである。前者は、与野党が同じ引き下げ幅を考えているにもかかわらず、話が進まない。これで捻出した財源は東日本大震災の復興に資するというのだから、本来待ったなしのはずである。

    後者は、この問題を片づけない限り次の総選挙が難しいと言われているにもかかわらず、与野党が持論をぶつけ合っただけである。自民党は、消費税の増税はマニフェスト違反として解散、総選挙を主張しているのだから、この問題こそ、率先して決着をつけてしかるべきだろう。

    また最近の新聞報道によれば、子ども手当や農家への戸別所得補償などを巡る民自公3党協議が瓦解の危機にあると言う(『nikkei.com』2011.12.16.)。3党協議が瓦解すれば、衆参のねじれ国会の現状で、これらの問題に結論を得ること勿論、山積する重要問題が一向に進まないことになる。
    これでは今与党が検討を進めている「社会保障と税の一体改革」の与野党協議はどうなるのか。

    お互いに相手党を非難し、協議の体制が瓦解するに任せる彼らの責任感は、一体どうなっているのだろうか。
    われわれ有権者は、重要な国家の意思決定のために、高いコストを厭わず、大勢の国会議員を雇っているのである。
    これではその役割を自ら放棄したに等しい。国会議員は無用の長物に他ならない。
    それでも、彼らを「選良」と呼ばなければならないのか!?

    戦前、日本にも2大政党時代があったが、それぞれに軍部との関係を利用するなどして相手党の罵倒に終止し、結局、政党政治を滅ぼした。一川、山岡両大臣の問責決議もさることながら、子ども手当は民主党の考えた「子どものための手当」という名前が気に入らないという、およそ子どもっぽい争いだというではないか。

    大切なテーマを放り出して、つまらないことに憂き身を費やして入る。歴史は繰り返すではないが、同じことが繰り返されようとしている。この国の未來を思うと暗澹たる気持である。
    -----------------
    【16308】Re:国民一人につき1000万円ずつ配ります  Gokai 2011-12-18 9:53
     ▼柳沢のたんたんさん:

    >Gokaiさん。賛成です。その元気で総理に成って戴きたいと思います。

    ありがとうございます。

    >ドジョウはドジョウでそれ以外の何者でもない様ですね。
    >凡そ数学的な頭もゼロ。理化学的な頭もゼロ。放射能の問題は解決したようなおふれです。

    いってあげてもわからない、責任の取れない脳というものはあるものです。それでもいう他にはない。

    >少しは、経済学を学んだらいかがでしょうか。高校の理科でももう少し勉強しなおしたらいかがな物でしょう。
    >最近の発言を聞いているとこの馬鹿がよくも総理に成ったかと噴飯物でしょう。

    批判されたら振り返り反論しなさいよ論理的に、それが民主主義、それができないなら、総理の資格はありません。
    宮沢洋一元内閣府副大臣が、「週刊文春」に明かした記事。
    国債暴落Xday なぜ暴落するか、ギリシャ国債が暴落したから。
    そのギリシャ政府のGDPに対する債務残高比は142%、一方日本のそれは212%であるから、いつ暴落してもおかしくないというもの。
    http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm

    まだ暴落していない理由を、次の三条件がよいからという。
    (1)国債保有の95%が国内であること。
    (2)消費税率が低いこと
    (3)国際収支が16兆円の黒字であること。

    となんとも、もっともらしい。しかしね、消費税増税で、その悪いGDP比が解消できますか?
    何度もいいますが、現在、消費税5%による税収額は10兆円弱です。一方、政府財政の歳入不足額は44兆円強。
    まったく足らないじゃないですか。つまり、消費税増税してもいずれ破綻するのでしょう。だったら増税する意味がない。

    国民を苦しめても破綻することが確定している増税をして、いったい何がしたいのでしょう。
    騙される方も騙される方ですが。国民を苦しめても日本国債が暴落するなら、そんな増税は、やめませんか。
    ...................................................
    『お金を配れば日本復活−政府借金は雪だるまにならない』
    (目次)
     …はじめに…
    【お金の正体】
    【シナリオはプラザ合意から始まった】

    第I章 財政の健全化は不必要 
     1)財政健全化は可能か(増税と緊縮財政では財政が健全化しない)
     2)財政の健全化のない日本は破綻するか?(クラウディングアウトは起こらない)
     3)誰かの借金は誰かの預金となる(信用創造)
     4)お金を作ることを忘れた政府
     5)プライマリーバランス(基礎的財政収支)の均衡では財政健全化に無意味
     6)日本銀行のバランスシート(貸借対照表) 
     7)日本の国家全体の国内マネー《円》でのバランスシート(BS)
     8)世界の基軸通貨マネー《ドル》でのバランスシート(BS)

    第II章 政府累積借金は自然膨張を始めない(雪だるま論の誤り)
     1)借金返済原資に国債発行でも雪だるまにならない(政府は家計や企業とは違う)(政府借金が増加すると税収も上がる)
     2)さて、実際に3千兆円の赤字国債を追加発行するとどうなるか?
     3)・・・

    第III章 財政収支より国際収支
    第IV章  成長のために必要な認識と資源の分配
    第V章  勘違いだらけの認識と政策
    第VI章  日本の富の総額(外国資本の導入は危険)

    PS.みなさま、読まなくても買ってください。それが日本を助ける一票になります。
    -----------------
    【16344】Re:「特区」とは何か  dunc 2011-12-22 12:37
     ▼タミゾールさん: H.KAWAIさん:こんにちは

    お二人のお話、楽しく拝見させて頂いています。いささか品性に欠ける私は、東京や大阪の知事達が語った「特区」とは、廃業した暴力団と組む「赤線地帯復活計画」だと認識していました。つまりカジノを中心に据えた豪華な「特殊飲食店街」で、今までと違うのは「外国人お断り」が「外国人大歓迎」になっただけだと思っていました。

    日本の近代政治と花柳界は切っても切れない仲で、日本の誇るべき文化は児童ポルノ漫画ではなく由緒あるセックス業界の文化だと思っている政治家も多いでしょう。
    日本中を縄張りで細かく区切った暴力団は、その地域の治安に大きく貢献してきました。

    縄張り内の犯罪はとり仕切る暴力団の責任で、警察は暴力団事務所に連絡するだけで、犯人だと自称して自首する組員を取り押さえる事が出来ました。頼りにする暴力団が解散すると警察は機能しなくなり、事実、大阪一の繁華街・道頓堀では、警察官の安全が守れないと、夜間は一時期交番を閉鎖しました。

    規制緩和と暴力団解散は一体で「人材派遣」「サラ金」「警備会社」は増えましたが、さすがに「賭博」「麻薬」「売春」は緩和できませんでした、超法規のカジノ特区ではすべて解禁できる訳です。
    経済や教育・宇宙を超法規でやる必要は無く、今の特区は巨額復興利権を分けて欲しいとの思惑でしょうか。
    日本国内で本当に必要な「特区とは何か」考え込みますね。
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    【16348】Re:「特区」とは何か  H.KAWAI 2011-12-23 12:51(編集)
     ▼タミゾールさん:こんにちは。

    >橋下さんが文科大臣に文句言ってましたね。教育目標を首長がかたっていけないのかって。
    別に語るのは自由ですよね。石原さんが死者をも出し服役してた戸塚ヨットスクールを応援してもいいわけで。
    同様に、一介の市民も教師も教育目標をかたってもいいのですね。

    〇話をごっちゃにして、人を混乱に陥れるのも橋下の「戦法」だろうと思います。

    >国であろうが、地方公共団体であろうが、法律や条例で教育目標を規定するということがおかしいのではないかということであります。法令は強制力をともなうからです。そこの論理がめちゃくちゃだなあって思う。
    >国がやってる強制力を自分が握りたいてことですね。
    >大阪を教育の治外法権化において独走しようってのはおかしいのです。東京で職員会議を禁じてるのもおかしいし。

    〇タミゾールさんの頭の中で「教育目標」というものが、どのようなものとして捉えられているのかが不明ですが、私は、そもそも義務教育の年限とそのカリキュラム自体が国が定めた最低限度の「教育目標」だと思いますし、高等教育についても、その定員が定められていることは「教育目標」と言えると思います。従って、「国であろうが、地方公共団体であろうが、法律や条例で教育目標を規定するということ」自体はおかしくないと思います。

    東京ばっかりいて、地元にいない首長って何なんだろう?それだけ、大阪は東京と近いので、東京の影響圏から独立するのは困難なんでしょうね。札幌や博多の方が独自なことをしやすい。

    〇橋下の強みは唯一「有権者の支持」で、その支持率は時間の経過と共に下がって行く訳ですから、絶えずテレビに映って支持率を維持する必要があるってことですよ。マグロは絶えず泳いでいないと死んでしまうってのと似てますね。

    鉄幹はそういうお嬢さんたちの空間を上手に編集してたようでして、この板も管理人さん達によってしっかりと編集されてるって思いますが。異様な攻撃的言説も適度に見張ってくれてますしね。この、党の基本原則は曲がらないようにしてくれてるって思ってますし。

    〇この掲示板が落ち着いたいいものになっているのは管理人さんのおかげであると思いますが、内容的にもう少し充実したものであればもっといいのにと思います。

    >何が低く、何が高いかの主観的でない判断を示さないといけませんね。様式化したヘヴィメタなどというロックは演歌みたく低級でそれは、ロックが常に変化しつつも大衆の気持を代弁しうる音であるからとか。フォークの自閉性は私小説同様の世界性を持たないからだめだとか。

    〇私は主観で高い、低いを言っていません。技術的な高さ、芸術的な感性の豊かさで言っているのです。

    >落語は聞きません。ダンシがなくなろうが私にとってはどうでもいいことで。漱石は落語で生き生きした江戸の口語のリズムを導入したんでしょうが。能や歌舞伎並みの伝統芸になり、博物館いりしちゃった。博物館入りするようなものは死んだ文化だって思う。博物館は必要で、それを再活性させる試みは必要だって思うけども、ここは橋下氏とは違う。

    〇古い文化には「時代に合わない」ところと「時代を超えた価値を持つ」ところとがあって、教養の乏しい人には「時代に合わない」ところだけが目立って「時代を超えた価値を持つ」ところが見えないんですね。そこで橋下のようにクラッシック音楽も文楽も蹴飛ばしてカジノで繁栄を呼び込もうって人が出てくる訳ですが、無教養の時代なのでしょうね、仕方がありません。

    >文化はドイツの国家意識、文明はフランスの国家意識という西川長夫の有名な定義は近いが、少しちがうかな。定義は後から来るような気がする。

    〇これじゃなんにも分かりませんよね。実用価値ゼロじゃありませんか。

    >教えるところというよりも、学ぶ環境づくりは大切か。文系の学問には大量の蔵書をそなえた図書館は必需で、思索するための研究室、ゼミをするためのゼミしつなど、大切だって思うな。

    〇「本」は「竹簡」、「木簡」に比べれば画期的な媒体ですが、所詮は前世紀の遺物で、現代には無用の長物です。
    全部電子化して誰でもが閲覧できるようにしませんとね。
    古い洋紙でできた本は遠からず全部崩壊するってことはご存知ですよね。

    >「もののあわれ」からの脱却はできるのでは。実存的な問いは当然ですが。おろかしい人すべてが、それはそれで肯定できるというのが、北さんの『楡家の人びと』のテーマでもあったように。

    〇「橋下現象」を見ていると「進歩」の意味を考えさせられます。
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