【16306】Re: 老人党メルマガ(408) 老人党メルマガ(40... 2011-12-18 7:17:46 |
 【16358】老人党メルマガ(409) 老人党メルマガ(40... 2011-12-25 7:48:38 |
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老人党メルマガ(408) 運営スタッフ 2011-12-18 7:17:46
[返信] [編集] roujintou-news ::: 老人党メルマガ(408) ::: 2011/12/18 ========================================================================= 【16263】Re:大阪・教育基本条例案:強制と競争 H.KAWAI 【16265】Re:★原発国民投票の「受任者」に![さよなら原発」は? kounosuke 【16288】★原発国民投票は、国民が責任持って決めるということ 珠 【16299】原発事故収束宣言? イワオ 【16305】Re:原発事故収束宣言? JIJI 【16267】赤字国債発行が増えれば、民間の預金は増える Gokai ========================================================================= 【16263】Re:大阪・教育基本条例案:強制と競争 H.KAWAI 2011-12-11 13:57 ▼タミゾールさん:こんにちは >地域格差を縮小する観点からも、当然国税の投入があってしかるべきで、単純に民営化すればいいかという郵政の発想と同じ。 〇「すべて国民は・・・その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」なので、地域によって教育環境に大きな差が生じたり、経済的な理由で教育を受ける権利が損なわれることが無いように国は配慮しなければならないということに尽きると思います。 >これは、誤解のあるところですが、戦後憲法が押し付けなどという乱暴な意見と同様、戦後民主教育も押し付けなどという意見もっまあります。無条件降伏したんですから、完全に自律的に何でもきめられるはずはありません。 〇「白か黒か」で決められる問題ではないでしょうが、「パン給食と脱脂粉乳」で育ち、中学校では「ジャック・アンド・ベティー」という英語の教科書を与えられた私達にとって、戦後の教育とGHQとの関係を否定することは出来ません。ただし、ここは本論ではありませんので、こだわるつもりはありません。 >しかし、憲法以上に教育基本法の制定は日本側の自律的な判断の要素が濃厚だったというのが、教育行政史研究者たちの粘り強い研究によって明らかになっているのであって、日本の意思だったんですね。財政的な無理がたたって、自殺してしまう首長たちがでるという悲劇も生まれましたが、『山びこ学校』や『螢雪時代』にみられるような優れた教育実践もみられました。 > 〇しかし、教育政策だけでなく、経済政策も、文化政策も、地方行政も、警察制度も、何もかもGHQによって「いじくられた」事実を無視したり、「平和憲法」は日本国民によって勝ち取られたものだなどと強弁することは、「我々が日本軍を追い出したのだ。」と言って威張っている何処かの国民と似ていやしませんか? >文科省や地方教育行政は、「無難に」、「まんべんなく」知識や技能の習得を目指し、その点では瑕疵のない論理を組み立てようと躍起になっています。なかなか、その欠陥をつくのは難しい仕組みを官僚たちは構築するのですね。 そういう教育環境で、いい点をとって、官僚になって、また、そのような発想の教育システムを考えちゃう。 〇文科省の役人が考える教育制度が「総花的」なものになるのは不可避であると思いますし、それは仕方がないのだろうと思います。 >しかし、そのような、あげ足をとられないような無難で、さし障りのない教育というものが、「考えない」市民・国民の大量生産に結びついてきました。「ゆとり教育」路線はその脱却でしたが、文科省がそういうシナリオを書けば、全国でそうなると思うところが傲慢であり、すでに各学校の自ら発想する力をそいでいよう。 〇ですから、文科省の役人が考える教育システムとは別の教育システムを文科省の役人以外の人が考えて、それを作り、文科省の役人が作った教育システムに対抗すればよい訳ですが、でも、文科省の役人以外の人も文科省の役人が作った教育システムの中で育てられているので、基本的な考え方は文科省の役人と同じで、この連鎖は断ち切れないんですね。 >文科省のような役所でない、命令的でない学問・教育の中央のシステムが必要と思う。 >橋下などの乱暴な意見はこうした間隙にあらわれるのであって、教育の論理を考慮しないといけない。 〇要するに、戦前戦後にかけて維持されてきた公的な教育システムは下から侵食され、今やその最高峰であった東大法学部の権威は松下政経塾に奪われてしまった訳でしょう。 〇そして、官僚の権威も教育委員会の権威も地に落ちて、派手なパフォーマンスだけの政治家もどきと、メディアと 「民衆」によってコケにされ、犯される時代になったってことですよね。 >各学校や教師を全面的には信頼しきれない。しかし、彼らが無茶をすれば、当然、保護者や市民はそれにクレームをつけるし、協議するでしょう。直接関わる人たちが、より敵任でないとすれば、そこには無気力が蔓延していくのでは。 〇市民には私的な視点しかありませんので、そういう視点からは公的な教育システムそのものが否定されると思います。日本国憲法第26条を見直さねばならないでしょう。 > >今、学校(一義的には校長)は、文科省や地方教育行政の現場監督にすぎないので、事なかれ主義という最悪な状況になるのではないか。実際に、こうした状況下でも、アイディアとやる気のある学校長たちの挑戦が実を結んでるとこもある。教育委員会の人事は、当然戦略的に、校長の配置を考えてるだろうし、タイアップしてるだろう。 そこに、教育学者の関与もあろう。 >視野の狭くなる教育現場に、海外を含めた多様な情報やデータ、交流の機会を文科省は示すべきでしょうね。しかし、全学校を「監督」するなどという、不遜な姿勢はまずなくしたい。監督すべきは彼らだといことは、原発事故騒ぎでわかったはずです。 〇「私」が「公」を監督するというのは、無用のことで、「公」を無くせばよいだけのことだと思います。 市会議員の海外視察に市民のお守役を付けるというのと似ていますね。 >私は、青少年と成人を「分ける」発想が誤りっておもってます。ともに学ぶことが大切と思う。 〇社会人が大学で学ぶのには無理があるでしょうね。例えば、私は高校生の頃、数学に関心を持っていましたが、高校の数学の授業は教科書をさらっと飛ばして行くスタイルでしたから、私は高校卒業後も自分で独自に数学の勉強を続けました。 〇それで、少しは理解が深まりましたが、力不足で更なる探求は諦めました。大学の数学の授業は、数学の得意な人のためのものだろうと思います。大学は、私のような数学の得意でない者は相手にしないと思います。 〇それと、公私を問わず所詮、公的な教育システムは、紋切り型の授業しかやらないし、出来ないと思います。 何故なら、公的な教育システムは、社会に受け入れられる考え方や知識を与えることを目的としているからです。 しかし、社会人はそれに捉われる必要は無いと思うのです。 -------------------- 【16265】Re:★原発国民投票の「受任者」に![さよなら原発」は? kounosuke 2011-12-11 20:08 ▼珠さん: ・私は「原発国民投票」には余り賛成では有りません、もし投票が行なわれるならば必ず投票に行きますが、もし「原発容認」という結果にでもなったら「脱原発」の私は納得したく有りません。 「原発国民投票」より「さよなら原発」http://sayonara-nukes.org/ の署名の方がはっきりしていいように思います。 ・11月29日に滋賀県の長浜で京大の小出先生の講演を聞きに行って来ました、(原子力開発=核開発)という事で政府はいつでも「核」が作れる状態にしたいとの事でした、成る程と思いましたが50基の原発はいりません、1〜2基位はしかたがないかなと思います。 ・紹介の有ったドイツの映画はテレビで予告を見ました、名古屋では1月上映ですので見にいくつもりです。 ・この老人党サイトには最近原発に関する話題が少なくなっています、他にも重要事項は当然有りますが、脱原発に関しては口で言っているだけで実態は進んでいません、国民の関心が薄れるのが心配です。 -------------------- 【16288】 ★原発国民投票は、国民が責任持って決めるということ 珠 2011-12-16 1:25 ▼kounosukeさん: 原発については、この掲示板で折あるごとに発信していきたいと願っています。 いつも刺激を与えて下さってありがとうございます。お返事が遅くなって申し訳ありません。 おそらくこの掲示板にいらっしゃる方で、原発大賛成の推進派はあまりいらっしゃらないのかもしれません。 しかし、電力会社や野田政権が原発存続方向であることは明らかでしょう。 そこで、脱原発を願う市民としては、賛成・反対の議論ではなく、どのような手順で、脱原発へ政府を方向転換させるかです。 となると重要なことは運動論、その面で実に大事な質問をして下さったことを感謝申し上げます。 >・私は「原発国民投票」には余り賛成では有りません(略) >もし「原発容認」という結果にでもなったら「脱原発」の私は納得したく有りません。 >「原発国民投票」より「さよなら原発」http://sayonara-nukes.org/ >の署名の方がはっきりしていいように思います。 「さよなら原発」にネット署名をして送りましたが、未だ手続きが進みません。 この前の「福島の母と子」のための署名は、とても機能的に優れていてやり易かったのですが、それでも集まったのは12万人余。 今からこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、残念ながら1000万人は集まらない。 そうした時、反原発の力にはなりますが、現実的に止める力になるかどうか…。 さて、国民投票は、この12月10日から、東京・大阪で住民投票を求める東京都民投票、大阪市民投票が行われています。 http://agora-web.jp/archives/1108959.html#more これは、住民投票を求めるものであって、反原発でも推進でもありません。 また、もし、実際に住民投票が行われても、法的拘束力をもつこともありません。 しかし政府が主権者である国民の意思を確認させられることとなり、 「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」である以上、政治家も無視することはできないと思います。 国民の意思を尊重して政治や行政に反映させることはできるでしょう。 さて、kounosukeさんは、結果として「原発容認」になったら…、推進側が強力な宣伝をして、反原発運動を潰しに掛かったら…、 国民はどこまで本気で投票するか…などの心配をしておられるのだと思います。 今までに行われた事例では、地方自治体レベルで米軍基地移転、可動堰建設などについて住民投票が行われています。 原発では、建設の是非について、新潟県巻町(96年)と三重県海山町(2001年)で町民投票が行われ、 プルサーマル計画の是非は新潟県刈羽村(01年)で実施されています。 そしてこの3つの投票では、いずれも否決されています。 つまり、決定権を持つことで、国民の関心は高まり、真剣に考え始めるのです。 私が知っている海山町では、原発を誘致派の商工会議所のメンバーと町長が、すでに有権者の64%の人の署名を集めていました。 それまでに、「安全な」原発見学に、バスを仕立てて温泉・ご馳走付きの1泊旅行などに無料で招待されていたのです。 しかし、それに気づいた反原発派が動き始めた。町長は選挙をすれば当然、勝てると思っって住民投票を言い出した。 反対派は負けると思い、大反対。しかし町長は町民投票を決めてしまった。決定から投票までわずか2カ月です。 町では、世帯主に300万円、家族1人に200万円、つまり4人家族なら900万円の「協力分配金」が、 電力会社から配られるという話が流れました。賛成派には、もう幾ばくかのお金が配られたという噂もありました。 そして町にも驚くほどの税金や補助金が流れ込むと。 たぶん、今、原発のある町に住む方々は、このくらいの恩恵は充分受けておられたかもしれません(福井県が住みやすいわけもこの潤沢さが?)。 反対派は必死でした。いろんな原発の問題点を指摘し、危険性を示しました。 そして結果は、67%の反対だったのです。原発立地推進派の勝利を確信して 「1票でも負けたら実施しない」と確約していた町長でしたから、この結果は驚愕だったでしょう。 今回の原発事故の後、町民は「よかったね〜」と言い合った…という話が伝わってきました。 >・紹介の有ったドイツの映画はテレビで予告を見ました、名古屋では1月上映ですので見にいくつもりです。 私は事実を重ねていくドキュメンタリーが好きなので、この「アンダー・コントロール」も 反原発でも推進でもない、ドイツの原発の現状を表す映画です。 http://www.imageforum.co.jp/control/ この前のフィンランドの「100,000年後の安全」でも、放射性廃棄物処理が、 非常に緻密・厳密・周到に考えられていること、それでも危険性を感じていることも分かります。 http://www.uplink.co.jp/100000/ >・この老人党サイトには最近原発に関する話題が少なくなっています、(略)国民の関心が薄れるのが心配です。 こんな情報もありました。「あわや東海第2メルトダウンで東京壊滅だった!?」 http://nanohana.me/?p=8744 原発事故はもう2度と起こしてはなりません。 今までも「あわや」という事故を何度も起こしているのですから、廃止するしかないですよね…。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E6%95%85 なお、原発を止めたいと思う国民がなすべきこと、ことに原発国民投票を進める場合は、反原発運動と同時に…と思っています。 国民投票で皆が決定権を持つことで、国民の関心は高まり、真剣に考え始めます。 そのことにより、現状よりも、さまざまな情報が提供され、情報が精査される機会が生まれる。 そのことは国内で過去3回、原発に関する住民投票を実施した経緯からも明らかではないかと思っています。 -------------------- 【16299】原発事故収束宣言? イワオ 2011-12-17 12:59 昨日野田首相が原発事故収束宣言を行った。冷温停止「状態」になったからだという。 原子炉の温度が100℃以下になって少し経ったからのようだ。 今も原子炉上部からも空気中に放射能は漏れ、下部からは汚染水が漏れ続けて地下水に混じって地中に漏れ続け、海にも漏れている。 まず幸運に恵まれ今後数十年福島近辺で大きな地震がないと仮定しても放射能は漏れ続けている。 もし地震が襲ったら、今後数十年で一回限りとは限らない。かなりの高い確率で地震は来る。 地震で格納容器にもっと大きな亀裂が入ったら水で浸されているだけの溶けた燃料棒は数時間で高温を発するようになる。 水蒸気爆発、再度チェルノブイリ3個分の大災害。今度は東京も全都民避難、阿鼻叫喚の世界。 1千万人声の人間が数時間で避難できるはずがない。 (4号機の燃料棒が片付けられていたと仮定して、片づいてなければチェルノブイリ4個分) 三号機の爆発のシーン見ると、ズシンという音と、原子炉の数倍の黒煙が上がっている。 単純に考えて、原子炉格納容器自体無事だとは思えない。煙が横にたなびくような爆発なら、建物だけが損害受けた可能性はあるが、縦方向に数倍黒煙あがると言うことは、地中に強烈な爆発の力が加わっているとしか考えられない。 最悪の事態考えると燃料棒も噴煙とともに舞い上がっている可能性あり。格納容器自体原形をとどめてないのでは。 「三号機 爆発」「三号機 核爆発」のワードで検索できます。一号機の爆発と比較して同時に見られるサイトもあります。 民主党は国民のための政党ではなかったのか。少なくとも嘘は言わない、マニフェストは守る政党ではなかったのか。 自民党があまりにも時勢に遅れているので国民は、民主党を選んだのではなかったのか。 自民党顔の野田などに投票した覚えはない。野田氏はこれで鼻毛でも生えていたら田舎の自民党県議会議員だ。 民主党党員・サポーター・一般の人地元の民主党事務所に電話入れよう。ウソつくなと。 松下電器のPHP精神で政治が回るほど世の中甘くはない。 -------------------- 【16305】Re:原発事故収束宣言? JIJI 2011-12-17 22:34 昨日、野田首相が原発事故収束宣言を行った。安易な収束宣伝だと疑問を感じます。 核の<ウンチ>は何千年も臭い! 肥溜めを彼方此方に増やしたって?臭いは消せません!! なんと、北海道の肥溜めには、外国から送られて来たウンチも引き受け大きな肥溜めを如何する気なのでしょう?? 核の、ウンチの始末と再利用を確立出来ない限り、世界の原発は停止・中止の方向に進むべきじゃないかと思います。 後から来る人類の危機は、避けなければなりません。。。 -------------------- 【16267】赤字国債発行が増えれば、民間の預金は増える Gokai 2011-12-12 12:57(編集) 『赤字国債発行が増えれば民間の預金は増える。』普通に考えれば、「政府が赤字国債を発行して民間からお金を借り、無駄遣いするのだから、民間のお金がそのおかげで減ってしまう」と考えるかもしれない。 この考えが普通なのだと思う。しかしそれが事実でないからこそ、世界一儲かっているといわれた経済大国、世界第2位の日本が20年余りもの間デフレを続け、日本国民は散々な眼に合わされて来たとはいえないか。 そして専門家である経済学者も同様に考え、日本国民に対して不幸を押し付けても、黙認せざるを得なかったのだろう。ところが、政府の赤字国債発行が、民間のお金を奪う行為ではなく、むしろ民間の預金総量を増やす行為であったならどうだろう。 赤字国債が増えることが日本が破綻に向かう道ではなく、むしろ復活への道であったなら、人々の政治家のマスメディアの「財政健全化」への大合唱は、逆に日本を破滅へと導く大合唱なのだ。 ところで、経済活動の成果としての三面等価の原則:「生産面」=「分配面」=「支出面」 これより次の論拠が生まれる。 ・経常収支との関係:貯蓄−投資=経常収支 ・・・(1)−(2) 分配面からみたGNP=消費+貯蓄…(1) 支出面からみたGNP=消費+投資+純輸出+海外からの要素所得(純)…(2)(投資=総固定資本形成+在庫純増) ・民間の貯蓄超過、財政収支、経常収支の関係: 分配面からみたGNP=民間消費+民間貯蓄+租税=支出面からみたGNP=民間消費+民間投資+政府支出+経常収支 民間貯蓄-民間投資=(政府支出−租税)+経常収支 ここで、政府支出−租税=政府財政赤字であることや、民間投資を民間借り入れと見れば、 民間貯蓄=政府財政赤字+民間借金+経常収支・・・という結論式が得られる。 つまり、政府の財政赤字の増加や民間の借金は、民間の預金を増加させる、という結論になる。 ========================================================================= ★メルマガは週刊で現在912通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。 ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp からお願いします。 ★メルマガの新規配信、アドレス変更は掲示板トップの左枠から連絡願います。 アドレス変更の場合は、コメント欄に旧アドレスも書き込んでください。 ========================================================================= 閲覧 21209 |
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老人党メルマガ(408) 運営スタッフ 2011-12-25 7:48:38
[返信] [編集] roujintou-news ::: 老人党メルマガ(409) ::: 2011/12/25 ========================================================================= なだいなだのサロン『打てば響く』 【16353】湯浅誠さんの書いた「新市長」についての記事 珠 【16349】八ッ場ダム イワオ 【16312】何も決められない日本の政治 pierre 【16308】Re:国民一人につき1000万円ずつ配ります Gokai 【16344】Re:「特区」とは何か dunc 【16348】Re:「特区」とは何か H.KAWAI ========================================================================= なだいなだのサロン『打てば響く』 2011年12月20日分の転載です。 12月20 フランスからです。個人的問題。病気の治療の方は順調のようです。マーカーの価は低くなりました。 飲んでいる薬、女性ホルモンですが、副作用は全くありません。おっぱいも大きくならなければ、肌もすべすべにならない。食欲も衰えない。副作用を欲張ってみても、あまり意味がないか。 ともかく、現在のところ、至極元気であり、ご心配には及びません。 フランスまでの旅は、少し贅沢して、プレミアムというツーリストと、ビジネスのクラスの中間のクラスを利用しましたが、八十歳を越してからは、この席でも、かなり苦痛になってきました。 ま、何とか14時間の飛行を乗り切りましたが、正直、余裕はあまり残っていませんでした。 あと何回、このような旅ができるかな、という消極的な考えが、頭に浮かびました。 パリに着いて数日して、金正日の死を知りました。テレビに映し出される、号泣する何人もの北朝鮮の人の姿は、ちょっと異常という印象を受けましたが、日本でも明治天皇が死んだときに、宮城前にいって号泣する人がたくさんいたし、乃木大将夫妻のように殉死などする人もいたのです。 北朝鮮を考えるとき、社会的に、100年くらい遅れているという状況を想像するか、日本も百年前はそうだったと思い出すか、ともかく頭を切り替える必要があります。後継者が三男に決まったようですが、若くて頼りなげな印象をテレビから受けましたが、これからの難しい状況を、背負っていけるのでしょうか、ちょっと疑問に感じます。 さて、日本ですが、わがドジョウ首相は、ほとんど自民党と変わりないことが分かってきました。 人気急落も当然でしょう。問題は橋下新大阪市長です。侮れない人気ですが、年金の考え方などを知ると、この人には、「相互扶助」の考え方が、完全に欠けていると思います。 年金は積み立て貯金ではない。高給をもらっている人は、貯金をする余裕もあるはず、支給の上限を設けるべきです。そうでなければ、行き詰まるでしょう。年金で世界一周の船旅などする必要はなく、老後のために貯めてきた貯金で旅行に行けばいいのです。 相互扶助の考えがなければ、この国の住民としての一体感など生まれようがありません。大震災ばかりでなく、日常のあらゆる場面で、助け合いの精神が見られねばなりません。いかに橋下氏に人気が集まろうと、今のままでは、どちらかといえば金持ちクラスの間の人気にとどまるような気がします。かれはもう少し政治哲学を語る必要があります。 話は変わります。80以上のぼくは、よく戦後の焼け野原と、東北の津波の後の、光景との相似を問われますが、よく似ています。ただ、決定的に違うことは、焼け跡に、勝手にバラックを建てて住む人がいたのに対し、津波の後にまだ、闇市も立たないことです。 この違いが戦後の復興のエネルギーと、大震災後のエネルギーの違いのように思えます。闇市を仕切っていたのは、アウトローの雰囲気でした。みな、親分たちでした。戦後の闇市のドキュメントをやらないかな。 実際、土地の親分が多かった。しかし、この人たちは戦後の社会に次第に組み込まれ、親分たちは都議会議員になったり、なかには都議会議長になった人もいました。 ぼくたちは闇市焼け跡派などと呼ばれることがありましたが、闇市のエネルギーに郷愁を覚える人間です。 今は闇のエネルギーはどこかに行き見えません。税金待ちばかりです。これでは当然エネルギー不足になるでしょう。 そんなことを考えています。 ----------------- 【16353】湯浅誠さんの書いた「新市長」についての記事 珠 2011-12-24 12:30 老人党リアル「護憲+」の掲示板「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」で紹介されていました。 http://yufuu.com/User/Goken/ 反貧困ネットワーク「もやい」の http://www.moyai.net/?tmid=30 湯浅誠さんが書いた「興味深い新市長のあいさつ」という記事(毎日新聞「暮らしの明日」2011.12.16) http://homepage2.nifty.com/osaka-kouseiken/20111216mainichiyuasakiji.pdf 湯浅さんも大阪の市長を支持?と思われた方、「最後」まできちんと読んでくださいね。 「福祉は人間に対する最も高利回りの貯蓄であり、将来に対する最高収益の投資です」 「福祉は施恵ではなく、市民の権利である」 子供への教育もしかり。 早速、公約の大学の授業料半額化を実現化させたそうです。 どうしてこのくらいのことを為す政治家が、日本には見当たらないのだろう…。 ----------------- 【16349】八ッ場ダム イワオ 2011-12-24 0:26(編集) 八ッ場ダムに工事再開の予算が付いたようです。 前原氏が強硬に反対したが条件付きで総理任せ、出来レース見え見え。これでマニフェスト筆頭の約束が破られた。 消費税もそう。子供手当も。民主党って今までの自民党と同じ扱いを国民がしてくれると思っているようです。 自民党が今まで好き勝手なことやってきたのは後援会がしっかりしていたことと、官僚とがっちりタッグ組んでたこと、特権階級にそれなりのペイバックしたこと、アメリカの言いなりになってきたこと、大手メディアの記者クラブを押さえてきたこと等が原因です。 今の野田氏の政権なら民主党でなくとも、自民党で別に構わなかった訳で、次回の選挙は民主党は大敗北が決定です。 かといって自民党が積極的に支持されるかというとそれもない。 大阪知事、大阪市長の結果が次の選挙で同じ傾向がでる。もう民主党見捨てませんか。彼らに変革は無理です。 一応前回衆院選挙で民主党支持したのが恥ずかしい。 絶対地方自治体の選挙から国政選挙まで民主党議員落選させましょう。 まずは地元の民主党事務所からマニフェストが一つも実現できないのか苦情入れることから始めましょう。 とりあえず民主党離党し始めた議員への励まし、野田政権内に留まる議員はすべて不可。 小沢氏はどうしてるのでしょうか。 彼も口先だけか? ならば、目くそ鼻くそです。 まず電話だけで良いから、野田・前原・前田・貴方の地元の民主党議員事務所へ抗議を。まず一歩です。 ----------------- 【16312】何も決められない日本の政治 pierre 2011-12-18 18:10 参議院は、野党の主導で、一川・山岡両大臣の問責決議を採択した。与党は両大臣の続投を決め、いくつもの重要法案の残したまま国会を閉会にした。両大臣が問責については与野党それぞれにいろいろ言い分があるだろうが、それをあれこれ言う前に、今、日本の政治にとって何が一番重要なのか、それを与野党それぞれどう考えているのか、聞きたいのである。 懸案の重要法案には、国家公務員の給与引き下げ、「1票の格差」を是正する選挙制度改革などがあるが、いずれも棚ざらのままである。前者は、与野党が同じ引き下げ幅を考えているにもかかわらず、話が進まない。これで捻出した財源は東日本大震災の復興に資するというのだから、本来待ったなしのはずである。 後者は、この問題を片づけない限り次の総選挙が難しいと言われているにもかかわらず、与野党が持論をぶつけ合っただけである。自民党は、消費税の増税はマニフェスト違反として解散、総選挙を主張しているのだから、この問題こそ、率先して決着をつけてしかるべきだろう。 また最近の新聞報道によれば、子ども手当や農家への戸別所得補償などを巡る民自公3党協議が瓦解の危機にあると言う(『nikkei.com』2011.12.16.)。3党協議が瓦解すれば、衆参のねじれ国会の現状で、これらの問題に結論を得ること勿論、山積する重要問題が一向に進まないことになる。 これでは今与党が検討を進めている「社会保障と税の一体改革」の与野党協議はどうなるのか。 お互いに相手党を非難し、協議の体制が瓦解するに任せる彼らの責任感は、一体どうなっているのだろうか。 われわれ有権者は、重要な国家の意思決定のために、高いコストを厭わず、大勢の国会議員を雇っているのである。 これではその役割を自ら放棄したに等しい。国会議員は無用の長物に他ならない。 それでも、彼らを「選良」と呼ばなければならないのか!? 戦前、日本にも2大政党時代があったが、それぞれに軍部との関係を利用するなどして相手党の罵倒に終止し、結局、政党政治を滅ぼした。一川、山岡両大臣の問責決議もさることながら、子ども手当は民主党の考えた「子どものための手当」という名前が気に入らないという、およそ子どもっぽい争いだというではないか。 大切なテーマを放り出して、つまらないことに憂き身を費やして入る。歴史は繰り返すではないが、同じことが繰り返されようとしている。この国の未來を思うと暗澹たる気持である。 ----------------- 【16308】Re:国民一人につき1000万円ずつ配ります Gokai 2011-12-18 9:53 ▼柳沢のたんたんさん: >Gokaiさん。賛成です。その元気で総理に成って戴きたいと思います。 ありがとうございます。 >ドジョウはドジョウでそれ以外の何者でもない様ですね。 >凡そ数学的な頭もゼロ。理化学的な頭もゼロ。放射能の問題は解決したようなおふれです。 いってあげてもわからない、責任の取れない脳というものはあるものです。それでもいう他にはない。 >少しは、経済学を学んだらいかがでしょうか。高校の理科でももう少し勉強しなおしたらいかがな物でしょう。 >最近の発言を聞いているとこの馬鹿がよくも総理に成ったかと噴飯物でしょう。 批判されたら振り返り反論しなさいよ論理的に、それが民主主義、それができないなら、総理の資格はありません。 宮沢洋一元内閣府副大臣が、「週刊文春」に明かした記事。 国債暴落Xday なぜ暴落するか、ギリシャ国債が暴落したから。 そのギリシャ政府のGDPに対する債務残高比は142%、一方日本のそれは212%であるから、いつ暴落してもおかしくないというもの。 http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm まだ暴落していない理由を、次の三条件がよいからという。 (1)国債保有の95%が国内であること。 (2)消費税率が低いこと (3)国際収支が16兆円の黒字であること。 となんとも、もっともらしい。しかしね、消費税増税で、その悪いGDP比が解消できますか? 何度もいいますが、現在、消費税5%による税収額は10兆円弱です。一方、政府財政の歳入不足額は44兆円強。 まったく足らないじゃないですか。つまり、消費税増税してもいずれ破綻するのでしょう。だったら増税する意味がない。 国民を苦しめても破綻することが確定している増税をして、いったい何がしたいのでしょう。 騙される方も騙される方ですが。国民を苦しめても日本国債が暴落するなら、そんな増税は、やめませんか。 ................................................... 『お金を配れば日本復活−政府借金は雪だるまにならない』 (目次) …はじめに… 【お金の正体】 【シナリオはプラザ合意から始まった】 第I章 財政の健全化は不必要 1)財政健全化は可能か(増税と緊縮財政では財政が健全化しない) 2)財政の健全化のない日本は破綻するか?(クラウディングアウトは起こらない) 3)誰かの借金は誰かの預金となる(信用創造) 4)お金を作ることを忘れた政府 5)プライマリーバランス(基礎的財政収支)の均衡では財政健全化に無意味 6)日本銀行のバランスシート(貸借対照表) 7)日本の国家全体の国内マネー《円》でのバランスシート(BS) 8)世界の基軸通貨マネー《ドル》でのバランスシート(BS) 第II章 政府累積借金は自然膨張を始めない(雪だるま論の誤り) 1)借金返済原資に国債発行でも雪だるまにならない(政府は家計や企業とは違う)(政府借金が増加すると税収も上がる) 2)さて、実際に3千兆円の赤字国債を追加発行するとどうなるか? 3)・・・ 第III章 財政収支より国際収支 第IV章 成長のために必要な認識と資源の分配 第V章 勘違いだらけの認識と政策 第VI章 日本の富の総額(外国資本の導入は危険) PS.みなさま、読まなくても買ってください。それが日本を助ける一票になります。 ----------------- 【16344】Re:「特区」とは何か dunc 2011-12-22 12:37 ▼タミゾールさん: H.KAWAIさん:こんにちは お二人のお話、楽しく拝見させて頂いています。いささか品性に欠ける私は、東京や大阪の知事達が語った「特区」とは、廃業した暴力団と組む「赤線地帯復活計画」だと認識していました。つまりカジノを中心に据えた豪華な「特殊飲食店街」で、今までと違うのは「外国人お断り」が「外国人大歓迎」になっただけだと思っていました。 日本の近代政治と花柳界は切っても切れない仲で、日本の誇るべき文化は児童ポルノ漫画ではなく由緒あるセックス業界の文化だと思っている政治家も多いでしょう。 日本中を縄張りで細かく区切った暴力団は、その地域の治安に大きく貢献してきました。 縄張り内の犯罪はとり仕切る暴力団の責任で、警察は暴力団事務所に連絡するだけで、犯人だと自称して自首する組員を取り押さえる事が出来ました。頼りにする暴力団が解散すると警察は機能しなくなり、事実、大阪一の繁華街・道頓堀では、警察官の安全が守れないと、夜間は一時期交番を閉鎖しました。 規制緩和と暴力団解散は一体で「人材派遣」「サラ金」「警備会社」は増えましたが、さすがに「賭博」「麻薬」「売春」は緩和できませんでした、超法規のカジノ特区ではすべて解禁できる訳です。 経済や教育・宇宙を超法規でやる必要は無く、今の特区は巨額復興利権を分けて欲しいとの思惑でしょうか。 日本国内で本当に必要な「特区とは何か」考え込みますね。 ----------------- 【16348】Re:「特区」とは何か H.KAWAI 2011-12-23 12:51(編集) ▼タミゾールさん:こんにちは。 >橋下さんが文科大臣に文句言ってましたね。教育目標を首長がかたっていけないのかって。 別に語るのは自由ですよね。石原さんが死者をも出し服役してた戸塚ヨットスクールを応援してもいいわけで。 同様に、一介の市民も教師も教育目標をかたってもいいのですね。 〇話をごっちゃにして、人を混乱に陥れるのも橋下の「戦法」だろうと思います。 >国であろうが、地方公共団体であろうが、法律や条例で教育目標を規定するということがおかしいのではないかということであります。法令は強制力をともなうからです。そこの論理がめちゃくちゃだなあって思う。 >国がやってる強制力を自分が握りたいてことですね。 >大阪を教育の治外法権化において独走しようってのはおかしいのです。東京で職員会議を禁じてるのもおかしいし。 〇タミゾールさんの頭の中で「教育目標」というものが、どのようなものとして捉えられているのかが不明ですが、私は、そもそも義務教育の年限とそのカリキュラム自体が国が定めた最低限度の「教育目標」だと思いますし、高等教育についても、その定員が定められていることは「教育目標」と言えると思います。従って、「国であろうが、地方公共団体であろうが、法律や条例で教育目標を規定するということ」自体はおかしくないと思います。 東京ばっかりいて、地元にいない首長って何なんだろう?それだけ、大阪は東京と近いので、東京の影響圏から独立するのは困難なんでしょうね。札幌や博多の方が独自なことをしやすい。 〇橋下の強みは唯一「有権者の支持」で、その支持率は時間の経過と共に下がって行く訳ですから、絶えずテレビに映って支持率を維持する必要があるってことですよ。マグロは絶えず泳いでいないと死んでしまうってのと似てますね。 鉄幹はそういうお嬢さんたちの空間を上手に編集してたようでして、この板も管理人さん達によってしっかりと編集されてるって思いますが。異様な攻撃的言説も適度に見張ってくれてますしね。この、党の基本原則は曲がらないようにしてくれてるって思ってますし。 〇この掲示板が落ち着いたいいものになっているのは管理人さんのおかげであると思いますが、内容的にもう少し充実したものであればもっといいのにと思います。 >何が低く、何が高いかの主観的でない判断を示さないといけませんね。様式化したヘヴィメタなどというロックは演歌みたく低級でそれは、ロックが常に変化しつつも大衆の気持を代弁しうる音であるからとか。フォークの自閉性は私小説同様の世界性を持たないからだめだとか。 〇私は主観で高い、低いを言っていません。技術的な高さ、芸術的な感性の豊かさで言っているのです。 >落語は聞きません。ダンシがなくなろうが私にとってはどうでもいいことで。漱石は落語で生き生きした江戸の口語のリズムを導入したんでしょうが。能や歌舞伎並みの伝統芸になり、博物館いりしちゃった。博物館入りするようなものは死んだ文化だって思う。博物館は必要で、それを再活性させる試みは必要だって思うけども、ここは橋下氏とは違う。 〇古い文化には「時代に合わない」ところと「時代を超えた価値を持つ」ところとがあって、教養の乏しい人には「時代に合わない」ところだけが目立って「時代を超えた価値を持つ」ところが見えないんですね。そこで橋下のようにクラッシック音楽も文楽も蹴飛ばしてカジノで繁栄を呼び込もうって人が出てくる訳ですが、無教養の時代なのでしょうね、仕方がありません。 >文化はドイツの国家意識、文明はフランスの国家意識という西川長夫の有名な定義は近いが、少しちがうかな。定義は後から来るような気がする。 〇これじゃなんにも分かりませんよね。実用価値ゼロじゃありませんか。 >教えるところというよりも、学ぶ環境づくりは大切か。文系の学問には大量の蔵書をそなえた図書館は必需で、思索するための研究室、ゼミをするためのゼミしつなど、大切だって思うな。 〇「本」は「竹簡」、「木簡」に比べれば画期的な媒体ですが、所詮は前世紀の遺物で、現代には無用の長物です。 全部電子化して誰でもが閲覧できるようにしませんとね。 古い洋紙でできた本は遠からず全部崩壊するってことはご存知ですよね。 >「もののあわれ」からの脱却はできるのでは。実存的な問いは当然ですが。おろかしい人すべてが、それはそれで肯定できるというのが、北さんの『楡家の人びと』のテーマでもあったように。 〇「橋下現象」を見ていると「進歩」の意味を考えさせられます。 ========================================================================= ★メルマガは週刊で現在910通を発行し、お知らせ掲示板にも掲載しています。 ★ご感想・ご意見は、news@6410.saloon.jp からお願いします。 ★メルマガの新規配信、アドレス変更は掲示板トップの左枠から連絡願います。 アドレス変更の場合は、コメント欄に旧アドレスも書き込んでください。 閲覧 21505 |
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