老人党
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2. 世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする
3. 平和と基本的人権を保障する日本国憲法を護る
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【12737】老人党メルマガ(351)
北極星   運営スタッフ 2010-11-21 6:47:57  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(351) ::: 2010/11/21
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【12695】Re:軍事力に頼らない外交 団塊党
    【12719】Re:現在の日本は世界から好感を持って迎えられています peace
    【12725】Re:民主主義であり友好的な国民のいる国家に対しては軍備は必要なし  peace
    【12729】Re:民主主義であり友好的な国民のいる国家に対しては軍備は必要なし  みじゅくもの
    【12733】Re:民主主義であり友好的な国民のいる国家に対しては軍備は必要なし  Gokai
    【12686】戸籍上の幽霊(2)    JIJI
    【12693】Re:戸籍上の幽霊(2)  usagi65
    =========================================================================
    【12695】Re:軍事力に頼らない外交 団塊党 2010-11-14 16:33
    ▼peaceさん:

    >今回の船長釈放の弱腰外交で国民の中で改憲派はかなり増えたのはたしかでしょう。
    >マスコミでは空母や核を持つべしの声がちらほら聞こえてきます。
    >今回の弱腰外交で「ああ憲法九条があってよかったなあ」と思った人は一人もいない。
    >「ああやっぱり改憲してきちんとした軍隊を持つべきだ」と思った人の方が圧倒的に多いでしょう。

    >だから、今回の弱腰外交を評価する護憲派は私たち日本人の為の護憲派ではなく中国を利する為に改憲させないようにする媚中派と呼ばれても仕方ないだろう。
    >真に憲法九条を守りたいのならば軍事力に頼らなくともきっちりと経済や人的結びつきで有効な外交力を展開する事を目指すべきだと思う、いまの無能な外交では改憲した方がいいかもしれない。
    >おそらく、この事件を機に改憲議論が盛り上がってくるでしょう。

    弱腰は今に始まったことではありません。
    菅政権を弱腰外交と批判している自民党もこれまでアメリカにモノが言えなかったのですから、やはり弱腰外交だったと思います。思いやり予算まで付けてアメリカに守ってもらっています。

    仮に今回のことですぐに軍事力を増強しようという盛り上がりが起こるようでは、日本人に憲法九条を護る力がないということです。この程度の波風ですぐに軍事力を言う国民では、もともと憲法九条を持つ資格がないと考えるべきじゃないでしょうか。菅政権の弱腰外交より、その程度の覚悟しかない国民の方に問題があると思います。

    peaceさんがおっしゃるように、日本は軍事力に頼らない経済的、人的な結びつきで有効な外交力を発揮していく以外に道はありません。軍事力ではなく、経済的、文化的、学術的に卓越した国を目指すというきっぱりした覚悟を持てば、酔っ払い船長にぶつけられたくらいで、「なめるな」と怒る必要はありません。溜飲を下げるなどという必要もありません。

    肩をいからせる相手に自分も肩をいからせるのが強い外交というのはあまりにも単純です。
    「馬鹿にするな」というような単純な感情論がマスコミの論調にはびこっています。
    これが、peaceさんが危惧される九条改憲、軍事力増強論へと向かわないように気をつける必要があります。
    -----------------
    【12719】Re:現在の日本は世界から好感を持って迎えられています peace 2010-11-18 0:26

    こんばんは よろしくお願いします。安全保障や憲法問題に関しては私は皆さんとは全く異なる特異な意見を持っているのかもしれません。
    すこしづつ時間をかけてご説明していきたいと思います。まずは下のページをご覧ください。
    これは、今はもういない退役軍人さんが教えてくれたBBCの統計です。

    http://www.globescan.com/news_archives/bbc06-3/index.html

    Googleでの翻訳ページです
    http://translate.google.co.jp/translate?js=n&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&layout=2&eotf=1&sl=en&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fwww.globescan.com%2Fnews_archives%2Fbbc06-3%2Findex.html&act=url

    最新の2010年度版世論調査です、 PDF書類になっています。

    http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&cd=2&ved=0CCUQFjAB&url=http%3A%2F%2Fwww.worldpublicopinion.org%2Fpipa%2Fpipa%2Fpdf%2Fapr10%2FBBCViews_Apr10_rpt.pdf&ei=8OTjTM3FJoy8vQOQxtS3DQ&usg=AFQjCNGckva4lQf1IEEtHNZQvsUGDQj7qw&sig2=gLFept3srS88EUsCO05e3A

    一番上にある世界地図の色塗りされている国で世論調査されています、内容は世界各国がよい影響を与えているか悪い影響を与えているかを調査したものです。例えば一番上のイランの項目を見ます。棒グラフの左の青いバーがイランに対する肯定的な意見です。右のオレンジ色のバーが否定的な意見です。

    ヨーロッパや北米の国々でイランが嫌われているのがよくわかりますよね。青いバーが短いだけでなく、オレンジのバーが圧倒的に長い事からも分かります。
    そういう風な見方をするのですが。日本の統計を見てみると圧倒的に青いバーが長いですよね、そしてオレンジのバーが中国と韓国を除いてすべての国で非常に短いですね。

    日本は世界でも最高水準の好感を持たれている国だという事です。(中国と韓国を除いて)
    説明ではEUと日本の好感度の高いのは軍事に頼らない外交が成果を上げているとも書いてあります。

    本日はこれで。つづきます
    -----------------
    【12725】Re:民主主義であり友好的な国民のいる国家に対しては軍備は必要なし  peace 2010-11-19 1:50

    つづきです。
    先にご紹介した統計で言いたい事は、多くに国の人々が日本に対して肯定的な意見を持っているという事です。
    そして、民主主義国家であれば国民の意見が政府に反映される訳ですから、当然肯定的な意見を持つ人々の国家は日本に対して友好的であると見ます。

    そのような国を対象として軍備(攻撃力)する事が得策でしょうか?
    少なくとも私が思うのは軍備する事によってその国民の日本に対する意見が否定的になり戦争の抑止力としての軍備が逆効果になる可能性があるという事です。

    ですので、国民が日本に対して友好的であり、かつ民主主義国家であればその国を対象とした軍備(攻撃力)を持つ必要はないと見ます。
    それは、統計を見ても世界中の多くの国に当てはまるのではないかと思いますがいかがでしょうか?
    さて、友好的でないまたは民主主義でない国家に対してですが。すみません、本日はこの辺で、まだ続きます。
    -----------------
    【12729】Re:民主主義であり友好的な国民のいる国家に対しては軍備は必要なし みじゅくもの 2010-11-19 16:20
     ▼peaceさん:

    反論ではありませんが「世論と国権の発動」は必ずしも一致しません。また、世界規模で広く好感を持たれていることは国防にとってプラスではありますが余り頼りにはならないかも知れません。
    チベットを悪く言う人は居なくても現実は安心できませんね。

    そして、世論とは「後追いする」ものです。主権在民の言葉はあっても「民意主導」の言葉はあまり聞きません。
    政権に対して「リーダーシップ」の言葉は似合いますが・・・理論と現実の「乖離」などの言葉もあるようです。
    私が申し上げている「抑止力」とは敵対する国家の政権にとっての利益が必要と言うことです。
    邪魔くさいだけ、となれば何をされるか分かったものではありません。

    一方、報復による抑止は死刑制度についても論じられますが死刑があっても殺人は起きる。
    まして、国家などの「組織」が行動するとき真に有効な抑止力とはどのようなものなのか?
    軍備による抑止力論の限界ともいえるでしょうか。

    先の大戦、日本が勝てると本当に考えていたのでしょうか。みじゅくものには分かりかねるところです。
    一戦やって、後は講和待ち、なんて昼行灯も居たとか。
    ことに臨んだとき、組織的行動には明確な理論はないのかもしれません。

    歴史的に「十字軍」の遠征事実もあります。ジハードの言葉もあります。
    ことと次第では宗教でさえ殺戮を承認するわけです。 途中ですが・・・
    -----------------
    【12733】Re:民主主義であり友好的な国民のいる国家に対しては軍備は必要なし Gokai 2010-11-19 21:53
     ▼peaceさん:こんにちは。ご回答有難うございます。

    >先にご紹介した統計で言いたい事は、多くに国の人々が日本に対して肯定的な意見を持っているという事です。

    日本が比較好感度が高いのだということがおかげでわかりました。
    さてその理由が軍事力に頼らない外交だとのことですが、外交というのは、他国とのお付き合いということなので、もし軍事力で脅しながら相手国に要求を突きつけるのであればそれはもう民主主義的お付き合いとは申せません。従って殆どの右翼的改憲派の方々もそれをしたいがための改憲であるはず無いと思います。
    だから護憲9条なのだと仰られるのなら、それは結論がいきなりの感があります。

    だから9条改憲であっても、侵略的戦争の放棄は永久にこれを放棄する、これを実際足らしめるために軍備を防衛に限定し、但し被侵略に対応するために武器および装備の科学的研究開発は放棄しない。また徴兵制は永久にこれを放棄するなどの条文でこれに対応するというのもありかと思います。
    徴兵制でなく志願制で且つ退職自由であれば、他国に対しても被侵略的防衛隊であることがアピールできます。

    >少なくとも私が思うのは軍備する事によってその国民の日本に対する意見が否定的になり戦争の抑止力としての軍備が逆効果になる可能性があるという事です。

    防衛的な軍事力はあってもその行動や態度が穏やかで相手国の意を十分に汲むなどの心構えで接することができれば日本に対する好感度は薄れないのではないかとも思います。

    >ですので、国民が日本に対して友好的であり、かつ民主主義国家であればその国を対象とした軍備(攻撃力)を持つ必要はないと見ます。

    もちろんです。でも友好国が理不尽な扱いや対応されていて、助力を求めているのであれば、国連などを通じて、助けることはしたい。

    >さて、友好的でないまたは民主主義でない国家に対してですが。
    この範疇に、中国、北朝鮮、ロシア、韓国(対応が厄介な順に)が入ります。

    なお、台湾国は親日的で友好的ですが、尖閣に対しては領有権を主張していたりします。
    -----------------
    【12686】戸籍上の幽霊(2)  JIJI 2010-11-13 15:58

    お久し振りJIJIです。古いニュースを蒸し返させていただきます。
    ミイラ化した遺体を何年も放置、故人の年金を貰い続けていた事件が発覚!、其の刑が決まりました。
    沢山の生きていた幽霊、、、事件のニュースは霞んで行きました。

    関係役所が、調査したら、120歳以上の<幽霊生存者>が全国に何万人も居たとか?? 
    此処に支払われて居た筈の莫大な年金は、何処に消えて居たのだろうか?!
    原因や責任の問題について、何故かニュースは、其の後の追跡をしないままで、、、

    チリの鉱山の落盤事故救出の事件ばかりになり、連日沸き返り、、、救出は目出度く成功したが、
    ニュースの其の後の追跡は無かった!?  経過は本にされるので秘密とか???
    それが、ニュースなのだろうが、分析・追跡のアフター・ニュースが欲しいところです。
    <戸籍上の幽霊>は、うやむやなのは何故なのだろう?忘れられて行って終うのでしょうか!?。

    話題は尖閣列島の<漁船衝突事件>ばかりになって、日中の外交問題、機密漏洩ロウエイ?!
    JIJIの素人感覚では、日本政府の弱腰ばかりに感じて、悔しいです。
    -----------------
    【12693】Re: 戸籍上の幽霊(2)  usagi65 2010-11-14 15:38
     ▼JIJIさんこんにちは、お久しぶりです。

    行方不明の高齢者が実は亡くなっていて、その方の年金が支払われていたという事件が今も次々出てきていますね。
    最初はインパクトが強かったけど、またかと言う感じになりメディアの扱いも小さくなりました。またその後、インパクトの強い事件が次々生じるものですから情報がそちらへ流れていってしまっている状態ですね。

    ただ行政も何もしていないわけではないようです。わが市では「安否確認をする条例」と言うものを作り、来年から65歳以上の介護保険と後期高齢者医療制度の利用実績のない人を対象に、地区福祉委員、民生・児童委員が安否確認にまわるそうです。うちにも来るわけです(笑)ゆくゆくは他市も追随するのではないでしょうか。

    それからJIJIさんご指摘の行方不明の120歳以上の高齢者が何万人もいたということですがこの原因のひとつがあの戦争のときに亡くなった人が多いのではないかといわれています。
    兵隊として南方で戦士し遺骨もなかったため家族が死を認められず死亡届を出さなかった人もあるとか。

    国内の爆撃で亡くなったかも家族共に亡くなっておれば届けを出す人もいませんでしょうね。
    ですからすべての行方不明者に対して年金を払っていたわけではないと私はおもっているのですが・・・
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【12691】老人党メルマガ(350)
北極星   運営スタッフ 2010-11-14 10:18:33  [返信]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(350) ::: 2010/11/14
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【12655】TPP参加、農協の妄言に惑わされるな  pierre
    【12620】掲示板の皆様へ  珠
    【12647】Re:「万国公法」それは、文明国を気取る強国の論理  派遣社員@失業中
    【12643】Re:感情をコントロールできる政治家希望♪  団塊党
    【12650】Re:専門家でなくともわかること かっくるなかしま
    【12651】Re:専門家でなくともわかること 珠
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    【12655】TPP参加、農協の妄言に惑わされるな  pierre 2010-11-9 19:46

    TPP参加を巡って、関係者の主張が新聞に出た(『nikkei.com』10.11.04.朝刊)。
    そこでは桜井正光氏(経済同友会代表幹事)と冨士重夫氏(全国農業協同組合中央会専務理事)が発言している。

    桜井氏は、「国を開き、アジアを初め世界の成長市場を取り込むのが日本の成長戦略である」
    として、TPP参加に積極的な姿勢を示す一方、農業への影響についても言及し、「日本の農業の強化には数十兆円かかるとの試算もあるが、ここでは思い切ったお金を使い、農業を産業化する必要がある」と言うのである。

    それに対して冨士氏の発言では、TPP参加への反対の理由として「政府が掲げる食料自給率向上の目標と矛盾する」
    を挙げ、さらに、地形などの条件が違う日本農業には、引き続き政府の保護が必要であり、たとえFTAであっても、アメリカと結ぶのは無理であり、「大国とEPAを結ぶのはWTOの否定にもつながる」と言うのである。

    そこにあるのは、GDPの1.5%、全就業者の5%を占めるに過ぎない
    (比率は農林水産業全体、『日経ビジネス』10.11.01.)

    農業の利害得失ばかりであり、残りのその他の産業にとってTPP参加がどういう意味を持つかについて一切言及がない。日本あるいは日本経済の将来を考えるのに、農業だけを考慮すればいいはずはなく、こういう発言は、自分のことしか考えない利己的な発言に他ならない。
     
    翻って農業の実態を見ると、それに携わる人たちは2005年の「農林業センサス」によると、224万人、平均年齢は64.2歳という。それから5年、ほとんど若い人の参入がない現状では、平均年齢はさらに70歳に近づいているに違いない。つまり、日本の農業はこのままでは老衰に陥り、やがて死滅せざるを得ないのではないか。
    TPP参加・不参加に拘わらず、この農業の老衰死を救うためにも98.5%の他産業の生み出す果実が必要なのである。

    韓国は、FTA・EPAで日本にかなり先行しているが、それには盧武鉉、李明博の2代の大統領の強いリーダーシップで、焼身自殺を含む農民の過熱した反対運動を克服して国論を統一したという(『nikkei.com』10.11.07.朝刊)。
    盧武鉉前大統領は「先送りするほうが不安要因は多い。いつか来る韓中FTAの事前準備にもなる」
    と訴えて反対論を収めていたと言うのである。

    そこには見事に政治のリーダーシップが生きている。
    菅首相はじめ政府に求めたいのは、彼らの偏狭な反対論に惑わされることなく、勇断と信念を持って反対論を説得し、TPP参加、さらには主要国との積極的なFTA締結に全力投球して貰いたい。

    そして、そのためには、既得権に一切こだわらない徹底した農業改革を実行し、自由化に耐えうる産業としての農業の確立を遅滞なく手がけて欲しいのである。
    これが実現したときに初めて、戦後60年あまり政権を独占してきた自民党政治の残滓と訣別できるのではないか。
    そうでなければ日本はその残滓を清算できず、1945年に続く第2の敗戦を余儀なくされるに違いないのである。
    -----------------
    【12620】掲示板の皆様へ  珠 2010-11-7 14:15 (編集)
     ▼キタキツネさん:

    お久しぶりの投稿を拝見しましたら、体調が芳しくないとのことで‥‥。
    ちょっとバタバタしていましたのでお見舞いが遅れました失礼をお許しください。
    キタキツネさんは、老人党の当初からご参加くださいましたことなどをつくづく思い返しております。

    ご投稿がなくても掲示板を見てくださっていること、心から嬉しく存じます。
    どうぞ、くれぐれもご無理なさいませんよう、お大事にお過ごしくださいませ。
    下記のことについて、良い機会を頂いたのでお話ししてみたいと存じます。

    >それにしても、わざわざ「独り言」と題を付けているのに、感想を述べるふりをして意見を言う人がおりますが、もっと寛容になれないものかと

     ▼皆様へ:
    この掲示板は、個人のHPではありませんので、どのような題をつけようとも、それにレスが付くことは有り得ます。
    それは例え「あなたとは話しません」「レスはつけないでください」と言ったとしても、それが全て受け入れられるわけではないこととご承知ください。全ては、相手の判断に委ねられます。また読者は、そういった遣り取りをも見ているわけです。

    また「独り言」との題をお付けになった意味を、スレ主のH.KAWAIさんは、下記のようにお書きになっておいでですが、頑なにレスを拒否されているとは思いません。

    >>独り言ばかり呟いているのは、意見が一致しないと不機嫌になる方もおられるようなので遣り取りを控えるためです。

    そしてここで今までレスをされた方々に関して言えば、「不機嫌な」遣り取りをされた方はおいでにならなかったことと思っています。スレ主さんの願いを尊重しながら、意見が違ってこそ、相手の話に耳を傾け、相手を尊重しながらレスをする、そういう遣り取りが続きますように、そしてどのスレッドにおいてもそういった遣り取りになりますようにと願っています。
    -----------------
    【12647】Re: 「万国公法」それは、文明国を気取る強国の論理  派遣社員@失業中 2010-11-9 0:33
     ▼タミゾールさん:

    こんばんは、暑くなったり寒くなったり忙しい日々がつづいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

    >国際社会というのは、結局は国益という名の国家エゴのぶつかり合いなんでしょうね。しかし、「国益」というやつが、自分のわがままを通せば回り回って損をするというぐらいの遠謀術策が必要であります。また、国家権力者の自分の地位の持続のためのアジテーションにもだまされてはならないとも思います。北方領土のロシア人は「棄民」と思っていた時代もあったとのことですし。

    我が国日本も、それくらいの策士が内閣に欲しいところです。
    私は派遣社員というか個人事業主というか、そんな曖昧な状況が2年近く続いておりますが、リーマンショック以降会社同士のエゴのぶつかり合いというものを直に感じてきました。

    会社は社員を食わせていかなければならないから、仕事量が自社のキャパを超えたとしても何とか長時間残業でこなさなければならない。他社に仕事を出している余裕はない。というような話を名古屋で何回も聞きました。
    下っ端IT企業や個人事業主には仕事が回ってこないはずなのです。

    国家間でも同じことが言えるのではないでしょうか。国家は自国民を食わせていかなければならない。
    他国に食わせる余裕は無いのだと思います。だから、「国益」=「国民の食い扶持」を優先しなければならない。
    戦争も辞さない、という態度が出てくるのかもしれません。悲しいけど、生存競争なのですよね。

    >何度でも、国際機関に訴えればいいのだと思います。報道されれば、無視する国家への信頼は揺らいでくるでしょう。

    訴える国:A国、訴えられる国:B国とします。A国はB国に迷惑をかけられたから国際機関に提訴しようとしますが、B国はそれを無視したとします。B国は他国へたくさんの経済援助・軍事援助を行っていて、なおかつ世界各国の国債を大量に保有しているとします。しかも、なにかあったら国債を一斉売却すると息巻いています。

    B国は違法な手段を使ってもA国から各種権益を奪い取ることによって、その他の国々への援助が充実するような事態になったら・・・?また、B国は国債を一斉売却しないで食い扶持を稼げるとしたら・・・どうなるんでしょう?
    -----------------
    【12643】Re: 感情をコントロールできる政治家希望♪  団塊党 2010-11-8 19:18
     ▼ほんわかパンダさん:

    >>海保の船が何艘も漁船の周りを取り囲むように廻り、それに船長が怒った末の行為という可能性

    >という可能性は、日本側が斟酌すべきことではないと思います。
    >人様の領土内に勝手に侵入し、警告を受けたから怒る、だからぶつけてきた…、

    >これを「そうだね、船長は怒っちゃったんだね」と船長の言い分にも一理ありとすれば、国際法がいったい何のために存在するのか不明ですよね。
    >みんなで決めたルールを守れないほうが悪い。これは当たり前のことだと思うんです。
    >よって、船長の怒り云々については、議論の余地なしかとわたしは思います。

    おっしゃりたいことはよく分かりました。話の流れとしてはその通りですね。
    ただ、領海問題としてはそう単純ではないでしょう。従来から中国漁船は領海内に入ってきており、今に始まったことではありません。ルールに従わないからけしからんというならば、何故これまで見逃してきたのでしょうか。

    日本側が自分の領海だから入るなと言っても、長年、相手はそれを無視してきており、事実上の緩衝帯になっていたのではありませんか。日本も中国もそれでやり過ごしてきたのが実情でしょう。

    仮に今回、釈放しないという選択をしていたら、それは従来の方針を変更し、この問題にけりをつけようという意思表示になります。それに中国は反発したのです。
    長年、やってきた慣習を破り、突然、何を言うのだというのが中国の言い分でしょう。今回は相手の船がぶつけてきたので、大騒ぎになっていますが、領海侵犯だけならば、これまでと変わりがないと思います。

    一漁船がぶつかってきたことを、大きな外交問題とするか、酔っ払い船長の言いがかりとして片付けるかで、対応が大きく違います。私は後者を取るのが賢明だと思います。

    >感情をお互いにぶつけあって何か良いことがあるかどうか、についてですが、
    >日本は今まであまりにも感情を表に出してこなかったとわたしは思っています。
    >だからこそ日本人は、本来怒るべきところで怒らない、実に不気味だ…という評価が海外にありますよね。

    今回のことが一国の総理が怒るに値する事件かどうかです。相手は一漁船の酔っ払い船長です。

    >怒っているということを、日本国民のメッセージとして外に出せない政治家が殆どだからこそ、
    >稚拙な外交しか展開できず、踏んだり蹴ったりな状態が続いているんじゃないかと悲しいです。

    多くの国は日本の立場を支持していますよ。踏んだり蹴ったりとは思いません。何が稚拙な外交でしょうか。怒らないのは稚拙ですか?

    >何もずーーーーっと継続して怒れ、っていうんじゃないんです。
    >怒ってるぞ、っていうポーズくらい見せてくれないと、国民はガス抜きもできやしない、

    そういうポーズは底が知れたら逆効果です。

    >溜飲がちっとも下がらない、って思っています。もちろん、感情をポーズとしてコントロールしながら出しつつ、きっちり結果を出してもらわないと、ですけれど。

    溜飲が下がることより、国益が第一の判断基準でしょう。感情を出すことは外交では?です。
    反日運動を日本人は評価しますか?温家宝が怒って、さすがと思いますか?逆ですよね。

    >メディアの報道だけ見ていると、本当のことが少しずつ少しずつ違って見えてきてしまうので、こわいです。

    ここはまったく同感です。

    >でも、こちらに集われる老人党の皆さんは、ネットを駆使されて大マスコミ以外の情報ソースにも触れていらっしゃって、尊敬します。これからも宜しくお願いします。

    こちらこそよろしくお願いします。
    -----------------
    【12650】Re:専門家でなくともわかること  かっくるなかしま 2010-11-9 9:07
     ▼団塊党さん:おはようございます。横レスにて失礼します。

    >私は菅内閣が致命的なミスを犯したとは思っていません。
    >フジタの社員は帰りましたし、レアアース問題も回復しています。むしろ、よくやっていると評価しています

    同意です。国際世論は、状況を分かっているし、(欧米、アセアン諸国)
    溜飲を下げる必要は、我が国にはない。かの国へのダメ出しは、くだんのノーベル平和賞授与で十分かと。

    >何を国益とみなすかによって評価は分かれるのでしょうね

    中国の現行政権(胡-温政権)は、胡耀邦の流れを汲む穏健派ですからね。
    かの国の対外強硬派(反日派)を利してもな〜。では。
    -----------------
    【12651】Re:専門家でなくともわかること   珠 2010-11-9 11:24 (編集)
     ▼かっくるなかしまさん:団塊党さん:

    ようやく涼しくなったと思ったら、寒くなっちゃいましたね。
    中国漁船の問題、私はどう見ても漁船がぶつかってきたとしか思えませんし、尖閣諸島は私たちは日本の領土だと思うし、歴史的にも日本の主張が正しいだろうと思います。

    ですが一方、中国は自分の領土だと主張しているわけで、あの漁船員たちにしてみれば「日本が領土侵犯でけしからん、ぶつけてやった」と意気揚々なんでしょう。
    サッカーの試合などでも「小日本」の声が飛んだとかで、厄介な教育をする国だなぁと思います。

    でも、中国の人々を煽るような中国政府のやり方は、内政には有利かもしれませんが、国際世論には、それは通用しないのではないか。今回の事件で、ことに日本の会社員を拘束したことは、世界的には「中国政府は理不尽なことをする」と思われ、マイナスになったのではないかと思えます。

    >国際世論は、状況を分かっているし、(欧米、アセアン諸国)溜飲を下げる必要は、我が国にはない。 中国の現行政権(胡-温政権)は、胡耀邦の流れを汲む穏健派ですからね。かの国の対外強硬派(反日派)を利してもな〜。

    というご意見に賛成です。こういった問題は日本政府も私たちも、ただ怒るだけでなく、相手国の政府や国民の思考の仕方や現状を、冷静に客観的に考え、できれば分析して対応することが必要だと思います。
    時々読んでいるHP「内田樹の研究室」に参考になる記述がありましたので、ご紹介しておきます。

    「外交について」
    http://blog.tatsuru.com/2010/09/26_1027.php
    http://blog.tatsuru.com/2010/10/18_1550.php

    もうひとつ、これは教育者であられる団塊党さんやタミゾールさんはじめ、経済界の方々にも興味を持っていただけるかと思いますので、こちらもご紹介しておきます。
    「立国の道すじについて」
    http://blog.tatsuru.com/2010/11/09_0945.php
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【12605】老人党メルマガ(349)
北極星   運営スタッフ 2010-11-6 7:02:07  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(349) ::: 2010/11/6
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    ★前348号の団塊党さんの【12467】Re:国会での論議を聞いて の記事中、最終部分の「丁度八百長論議を聴いているようなものですね。」は誤って混入したものです。この部分を取消すと共に不手際をお詫び致します(北極星)

    【12601】ハローワークについて peace
    【12489】人を裁くということ    usagi65
    【12522】Re:人を裁くということ 志村建世
    【12552】Re:かえるさん、キタキツネさん:今日は。お読みになっていますか? 酒呑童子
    【12532】オフライン支部便り:須藤正剛さま(10月25日)  笹井明子
    【12533】オフライン支部便り:杉本小松さま(10月27日)  笹井明子
    【12554】Re:政治に文句を言う前に、自分の行動を見直しましょう  usagi65
    【12580】Re:神に代わって良心であるか否かの判定を行う  いっぽー
    =========================================================================
    【12601】ハローワークについて peace 2010-11-5 23:39 (編集)

    最近とにかく仕事が忙しく、投稿できないのですが。
    今日、ちょっとした事があったので皆さんにもご紹介します。
    本日下記の質問状を厚労省に出しました。これは氷山の一角で大きな問題であると思われます。

    ----以下質問内容---
    現在事業を営んでいますが、今回人事募集をかけようとハローワークへ出かけました。「3年以内トライアル雇用奨励金」や「3年以内既卒者採用拡大奨励金」の情報を知っていたので今回の採用の後押しになりました。
    そこでの会話は「3年以内既卒者採用拡大奨励金」の申請をどうしても出させたくなくする窓口の誘導でした。

    最後には両方出すと応募が少なくなると言われました。ほんとでしょうか、両方出す事によりハローワーク側で応募を抑制するのでしょうか?これが本当ならば大きな問題であると思われます。
    その後、今回の募集の事を「奨励金狙い」とまで言われました。

    書式をもらい書き込もうとすると「一度持ち帰ってゆっくり書いた方がいいですよ」とまで言われました。
    以前の担当の方はその場で申し込みさせてくれたのですが。
    もう、ハローワークへは行くのはやめようと思っています。民間の紹介サイトで募集しようと思っています。

    今回の事も私の事だけだったら別にかまわないのですが。こんな事で真剣に求職をしている方々の機会が無くなってゆく事を思うと黙っていられませんでした。できればこの件に関してご返答いただければありがたく思います。
    ----以上----
    奨励金って立て前だけで、本当は出させたくないのかもしれない。これって問題ですよね。
    -----------------
    【12489】人を裁くということ usagi65 2010-10-26 22:37

    年金生活なので、なるべく物を買わないようにしていて、本も図書館を利用しています。そして図書館のジュニアコーナーの文学全集を読んでいます。
    字も大きいし、難しい言葉にはちゃんと注釈があり説明がかいてあります。「これはいい!」(笑い)
    最近「小泉八雲」を借りて読んだのですが、その中にとても心に残るものがありました。

    かれはアイルランド人の父とギリシャ人の母をもつ外国人ですが明治26年の作で「停車場で」という実際あった話で彼が遭遇した話です。怪談はいろいろ読んだことがあるのですが、これは初めてでした。
    あらすじですが・・・大事なところはそのまま書いています。

    熊本で泥棒に入ったが捕まり護送される途中で巡査を刺して逃げた犯人が福岡で逮捕され熊本へ連れてこられるのですが、その熊本駅の改札口での出来事が書いてあるのです。
    殺人犯が停車場に着くというので、八雲さんや大勢の人が集まり待っているところへ警部に突き出されるようにして両手を後ろ手にくくりあげられた犯人が出てきたのですが見物人は何も言わない。

    そのとき警部が殺された巡査の奥さんの名前を呼ぶのです。すると八雲さんの近くにいた小柄で痩せた女の人が子供をおんぶして「はい」と答え人ごみのなかを押し分けて前に進み出るのです。
    そして殺人犯と向かい合って立つと、周りは死のごとく静まり返るのです。

    すると警部が奥さんではなく背中の子供に向かってしみじみと言い聞かせるように
    「坊ちゃん、これが4年前にお父さんを殺した男ですぞ。あの時はまだうまれておいでなさんかった。今ね、あんたを可愛がってくださるお父さんがいなさらないのは、この男のしわざなんですぞ。よく御覧なさい、この男を」
    (と、ここで警部は罪人のあごに手を掛け、顔を上げろと厳しく命じた)

    子供は母親の肩越しにこわごわ相手を見つめたがすぐに泣き出した。
    しかし泣きながらも相手のすくみ入る顔をじっと睨んだ。見物人は息が止まったようであった。
    そのとき八雲さんは罪人の顔がゆがむのを見た。と見るうちに罪人は手錠をはめられた身も忘れていきなりそこへ、へたへたとくずれ折れたと思うと顔を泥にうずめるようにすりつけたまま

    「堪忍してくんなせえ。坊ちゃん、あっしゃ何も恨みがあってやったんじゃねえんでござんす。
    ただもう、逃げてえばっかりに、つい怖くなって無我夢中でやった仕事なんで。あっしゃ悪い野郎でござんす。
    坊ちゃんに申し訳のねえ大それたことをしちめいました。
    ですがうぬの犯した罪のかどでこれから死ににいくところでござんす。喜んで死にます。だから坊ちゃん・・・
    どうかかわいそうな野郎だとおぼし召してかんべんしてやっておくんなせえまし。お願いでござんす・・・」

    子供はまだ泣いていたが 警部は罪人を引き起こして歩き出した。
    そのとき群集全体がしくしく泣き出したのである。また八雲さんは前を通り過ぎる警部の目にも涙をみたのである。
    彼はこの光景を人間の犯した罪科の当然の結果を一場の愁嘆場で目の当たりに彷彿と見せてやり、それによって罪科の何たるかを思い知らせてやろうと言いう、実に勘所をはずさぬ、しかも慈悲にとんだ、正しい裁きがあったと書いています。また死ぬ直前に、ただ一筋に許しを願うという捨て身の悔悟があったとも。

    しかも浮世のままならなさと人間の本性の弱さとを、骨の髄まで経験で知り抜いているから、腹の中には一片の憤りもなく、ただ罪に対する大きな嘆きだけを持っている大衆がいたとも書いています。明治時代のことですが・・・

    さて裁判員制度が動き出し、昨日は耳かき店員の事件で死刑が求刑されました。
    私は裁判員とは量刑を犯罪者に与えるだけと思っていましたが八雲さんのこの話を読んだ後、それだけではないのではないかと漠然としてですが思えたのです。

    もし興味をお持ちになったら「停車場で」読んでみてください。ほかの方のご感想、お聞かせください。 
    -----------------
    【12522】Re:人を裁くということ 志村建世 2010-10-29 21:53

    よいお話を聞かせていただきました。この「停車場で」は、今まで知りませんでした。
    この話の最も印象的な部分は、見ていた群集の反応です。「一片の憤りもなく、ただ罪に対する大きな嘆きだけを持っている大衆がいたと」との感想には、おそらく小泉八雲本人の同感が込められていたでしょう。
    明治だったからではない、人間の弱さにも同感できる人間理解は、今も私たちの中に生きているような気がします。
    -----------------
    【12552】Re:かえるさん、キタキツネさん:今日は。お読みになっていますか? 酒呑童子 2010-11-1 13:59

    久保俊治氏の「羆撃ち」の背表紙を目にすると、キタキツネさんの熊についてのやり取りを思い出します。
    今日は、どう話を綴っていくとよいものか、困惑するばかりでどうかお赦しください。
    私は、温泉を楽しむことに加えて天体観望のために、富良野やニセコの山麓地帯の暗夜を車で徘徊します。

    勿論、この地区は羆の多くが生息する危険地帯ですが、あの羆のお話のとおり、充分に警戒しながら天体望遠鏡を覗き込んでいますが、さすがに深黒のなかでの不気味な静けさは、何年経験しても空恐ろしいものがあります。
    以前、本州からの若い男性観光客一人が、その暗闇の中を露天風呂の富良野・吹上温泉に入ろうとして徒歩で私の横を通り過ぎましたが、「知らないことの強さ」とでも言うのでしょうか。

    私は、「よしたほうがイイよ」とでも声がけすべきだったでしょうか、でも、そうはしませんでした。
    なぜなら、そこでは私も同類だったのですから(笑)。そしてキタキツネさんとのお話の後、「ヤッパリ、買おう」と決心したのが、今、天体望遠鏡のケース上に置いてある鉈でした(笑)。

    「羆撃ち」は、北海道の男の物語。キタキツネさん、有難うございます。

                 ☆☆☆☆☆

    高橋竹山「親節・津軽じょんがら節」
    Chikuzan Takahashi, (Shin) Jongara Bushi/Sogo dokuso kyoku
    http://www.youtube.com/watch?v=vNbvDgMCTRg&feature=related
    -----------------
    【12532】オフライン支部便り:須藤正剛さま(10月25日)  笹井明子 2010-10-30 16:50
    「国境線が守れるのか」

    尖閣諸島周辺海域で、中国籍の漁船が領海侵犯、海上保安庁の巡視船が追跡して拿捕拘留したが、何を勘違いしたのか漁船が巡視船に体当たりする戦法に出た。犯罪行為の証拠としてビデオ撮影もしている。どこの海でも起こりうる犯罪だが、政府の後始末が余りにもお粗末過ぎたのに驚いて報道を見た。

    閣僚の記者会見での事件の顛末発表は、スピードがあって良かったが、どちらが領海侵犯したのか分からない迫力に欠けるものだった。中国に対して気の使いすぎだと思われても致し方ない配慮が、見え隠れしていた。
    歴代の総理や国交省大臣は、毎回北方領土視察に北海道に来るが、ロシアの日本漁船の領海侵犯への対応の厳しさは学んでいないのか。

    歴史を紐解くまでもなく、北方領土は日本固有の領土だ。露骨に言えば崩壊したソ連に六十五年前に掠め取られた儘だ。元島民の多くは二代目三代目になっている例もある。レーダーや機関銃など軍艦もどきの重装備の警備船が、ちょっとした違反でも船体没収や巨額の罰金支払いを要求、なかには取り調べの名目での長期間の拘留も含まれる。

    日本の政治家たちに領土意識はない。与党も野党も国際問題には素人同然と言ったら失礼か。
    国境線があやふやで、何か問題が起こると取り繕うが、結論は見事に先送りする。

    中国の違反漁船員を、処分保留の儘で釈放した那覇地検の判断も含めて、尖閣諸島の問題は、国連総会で討議されるべきだとも考える。国境の線引きを世界が注視する中で議論されるべきである。中国の関心は、東シナ海全域支配を目論んでいるように見えるからだ。時を合わせるように中国内陸部での連日の反日デモ。

    政治家は内政だけを担当しているわけではない。外敵から国を守る仕事は重要だ。国際法に照らして中国漁船船長に対して、罰金や巡視船破損の賠償請求するくらいの決断をしてほしかった。北方領土のロシア警備隊のように、だ。
    中国や北朝鮮、ロシアは、したたかである。強烈な自己主張はするが約束は簡単に破る。しかも独裁政権。

    レアアースの輸入は停まったままだという。契約違反も絡むが代替え用品を見つけるとよい。
    企業にとって中国の市場は魅力かもしれないが、落とし穴もある。
    一人っ子政策や超高齢社会、硬直化する格差もある。十三億すべて機能しているわけではないのではないか。

    我が国を目の仇にすることで、平衡を保ってきた共産党政権の、この先が案じられる。
    日本の国際感覚も問われている。油断すまい。
    -----------------
    【12533】オフライン支部便り: 杉本小松さま(10月27日) 笹井明子 2010-10-30 16:53

    「中国、アメリカとの付き合い方」

    要求する(対・中国)、お伺いする(対・アメリカ)。相手によって対応が随分違うことが分かります。
    菅首相も就任早々、核の傘に入る方が安全だと、アメリカべったりの言葉。
    ガッカリし、民主党も頼りにならないことが、はっきり分かりました。

    テレビの会話になんと英語の単語の多いことか。戦争を知らない若者はどんどんアメリカ化しています。
    中国は昔より日本と交流があり、色々なことを教えて貰った国であり、同じ黄色人種であり、共に漢字を使う国であるのに、なぜ敵視するのでしょうか。アメリカの思うつぼです。地理的には日本海を隔てただけの国です。
    かの国は何千キロも向こうの国です。政府はもっと中国との交流の歴史を学んでも良いのではないでしょうか。
    -----------------
    【12554】Re: 政治に文句を言う前に、自分の行動を見直しましょう  usagi65 2010-11-1 14:38
     ▼晴れのちドシャ降りさん:こんにちは

    こちらの投稿者は男の方がほとんどと思いますので、主婦の立場で一言申し上げたいと思います。
    「農業に関して言えば、何と言っても消費者が悪い。なんたって安売り食品(弁当やファミレスも含めて)を大歓迎し、安売りスーパーに押しかけるようなアホな真似を止めるべきなんです。
    これこそが共生社会のスタート、一丁目一番地です。」について・・・

    総中流の時代ならいざ知らず、この不景気の時代にいかにして食費を切り詰めようかと主婦は頑張っているのです。ご主人の給料は上がらずボーナスは出ない、ローンはあるなんて人が多くなっているのに、欲望と煩悩で安物を買っているなんてとんでもない。本当は子供たちに安心、安全な食べ物を買いたいのに仕方がないのが現状ですよ。

    私は食は安全性を重視し国産を買っていますが、年金生活の私にとっては「メイド イン チャイナ」の衣料は日本製なら「万」がつくのに5000円前後で買えますので助かっています。
    以前は品質が悪かったのですが日本人の指導のせいかデザインも品質も格段に良くなっていますので。

    さて農業をどうしたらよいかと言うことですが、本当に農業をやりたい若い人たちに農地が与えられる仕組みを作ってほしい。また、何度か行ったことのある「道の駅」ですがここはすごいです。
    農家と消費者がダイレクトに売り買いしているので、安いし、新鮮だし、また農家にとっては農協に出すより高めに値段はつけられるでしょう。

    ウインウインの関係ですよね。また近隣の野菜なので運送費もほとんど掛からない。
    流通コストも掛からないしエコでもある。これは日本の農業を守るひとつのヒントになりませんか?
    -----------------
    【12580】Re: 神に代わって良心であるか否かの判定を行う  いっぽー 2010-11-3 18:08
     ▼晴れのちドシャ降りさん:

    >基本的には真実は一つですから、全ての報道は全く同じとなりますよ。

    真実は1つでも、視点によって報道は異なります。それが報道の多様性です。大手マスメディアの報道は、全てではありませんが1つの視点に偏っていること、真実を報道せずに隠すことが問題なのです。

    >貴方はどんな根拠で【この報道は真実でない】あるいは【真実だ】と断定できるのですか?
    >もし断定できるとすれば、貴方は既に真実を知っているわけで、であればワザワザ、真実をマスコミから教えて貰う必要は無いでしょう。

    真実を知っているわけではありません。しかし、多様な報道があれば、比較検討はできます。
    今の大手マスメディアだけに接していれば、それさえできません。最後は自分の判断です。

    >つまり報道管制を行えと主張するのですか?

    報道の自由は必要です。マスメディアは第4の権力といわれるほど強大な権力を持っていることを国民もマスメディア自身も忘れていると思います。一般企業であれば影響力も小さく、危険があれば規制をかけられます。
    マスメディアは強大で危険な権力を持ち、かつ自由であるから良心が不可欠なのです。

    >貴方は多角的視点の報道を望むわけで、その実現にはどうすれば良いと考えるのでしょうか?

    マスメディアに抗議したり、その問題に気づいた者が少しずつでも周りに広めてゆくことが必要だと思います。

    >>>タバコ会社の良心、武器製造会社の良心、サラ金の良心にパチンコ屋の良心,ソープランドにキャバクラの良心。
    >>タバコ会社はタバコを売ることが目的ですから、ここで言う良心には反しません。

    >あら面白いですね。貴方が神に代わって良心であるか否かの判定を行う権利を持っているんですね。
    >真実かどうかを見極め、良心をも判定できる。まさに神の代理人か、神その物かもしれませんね

    会社の目的に沿った経営をしているかどうかの判定は、神でなくても可能です。

    >つまり貴方の【マスコミ=報道機関】と言うのは誤りで
    >報道も広告媒体の一つでしかなく、マスコミとは広告業だってことが分かるはずです
    >つまりマスコミとは広告業ですから、何を垂れ流そうと自由なんですよ。

    大手マスメディアは、強大で危険な権力と自由を併せ持つので、一般企業と同列にはできないという事が、大前提です。
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【12518】老人党メルマガ(348)
北極星   運営スタッフ 2010-10-29 11:26:49  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(348) ::: 2010/10/30
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【12467】Re:国会での論議を聞いて  団塊党
    【12489】人を裁くということ      usagi65
    【12443】Re:かえるさんの独り言:信頼   H.KAWAI
    【12448】Re:かえるさんの独り言:信頼   H.KAWAI
    【12440】小沢一派の問題点   かっくるなかしま
    =========================================================================
    【12467】Re: 国会での論議を聞いて 団塊党 2010-10-24 21:20
     ▼みじゅくものさん: こんばんは

    >何時の場合も「責任の追及」は原因や経緯などが判明してからのことであるべきなのです。
    >ところが、多くの場合、事実の解明も出来ていないうちに「責任の所在(らしきもの)」を探して、一件落着にしてしまう。

    問題をより明確にして下さいました。「責任追及の前に原因追究があるべき」はまさにその通りです。
    ところが、日本社会には、問題が起きるとその原因を突き止めることよりも個人や団体の責任追及が、クローズアップされる傾向があります。

    国会もそうです。政治とカネ、尖閣問題、経済問題、どれをとっても責任を問う声が目立ちます。
    野党はそれが仕事なのかもしれませんが、少なくとも、原因追究をするという役割も野党には求められるべきです。
    もちろんそれは与党にも言えることですが。

    >先に、重要な公職(一種の権力的地位)について区別するとの趣旨を付言しましたが、高級官僚、総理大臣、官房長官などが個々に追及されることはあるべき姿だと考えます。
    >時によってはそうした人々の判断が組織制度の趣旨さえも歪めたりするからです。
    >「権力」とはそうした力の作用を表現したものだと私は考えています。

    私もそうした立場にある人たちは責任を追及されて当然で、重大な過ちをした場合はその責任を取るべきだと思います。ただ、責任を問う声が強すぎて、原因追究がおろそかになっている現実は否定できません。

    >ただし、小沢総理になれば「何もかもが良くなる」わけはありません。
    >この場合も「何もかも」が問題なわけです。
    >団塊党さんはそんな考えはないものと思っておりますが、このような形での「何もかも」などの表現はデマゴークなどに用いられる常套手段ともいえるようです。
    >小沢に関しても、私は「将来への布石、可能性の確保」程度で十分だと考えています。

    仰る通りで、何もかもとか絶対とか全てとかはあまり使うものではありませんね。
    私も日ごろそう思っているのですが、軽率でした。チラッと頭をよぎったのですが、勢いで書いてしまいました。
    「小沢総理になると今よりずっと良くなるのでしょうか」と訂正します。

    >マスコミなど皆さんは「百も承知」でやっていることであり「政治と金」の問題とは単なる言いがかりのネタに過ぎません。玄人と言われるその筋の人たちの世界では「成果に結びつく可能性」だけが問題なのだそうです。
    >多少筋違いだろうが、事実と遊離していようと敵対する相手が困ることであれば全てが「ネタ」になるわけです。

    マスコミとはそういうものだとは思っていますが、しかし、おかしいものはおかしいと言い続けることが大事ではないでしょうか。

    >私は昨年来の投稿で「白馬の騎士ではないだろう」「他人の家の塀に立小便をすれば犯罪になる」と言ったことがあります。私は小沢を真っ白にしたいと思っているわけではなく、必要な人間なのだから処分や評価は働かせた後でも良いだろう、と言っているだけです。

    立小便に類する程度の可能性もあるとは思うのですが、ならばさっさと説明すれば?とも思うのです。
    証人喚問となるとそこにいろいろあるのでしょうが・・・。どういう結論であれ、小沢問題はもういい加減に終わりにしたいものです。小沢さんを働かせるにしても、この問題が終わらなければどうしようもありません。

    >それを何故か、ある種の組織勢力は誇大に主張し続ける。
    >私はそこに恐ろしいほどの悪意に満ち意図を感じざるを得ません。

    悪意のあるなしと同時に、マスコミも野党も小沢さんを商売のネタとして利用している側面も見逃せません。
    今は小沢さんの代わりに仙谷さんがターゲットになりつつあります。

    >公務員制度改革なども、本来は国民の代表が行う政治が公僕である公務員のあり方について主張する権限を持てるようにする、これが趣旨であったはずです。
    >そのためには、本庁課長以上など高級官僚に関することだけを論じていれば良いことのはずです。
    >それが、何故か、一般公務員の給与や待遇の話にすり替えられてしまう。

    仰るとおりです。公務員制度改革問題もまた自分の党の支持率アップに利用されています。
    政治屋商売のネタになっているわけです。

    >昨年の政権交代に民意が託したことの「実態」とは「官僚組織に権力の委譲」を求めるものであったはずなのですが、当の民意がその意味を理解していなかった。
    >結果、今のところでは、従来の自民党政権の派閥争いに民意が参加して見せただけに終わってしまっている。

    この点は意見を異にします。民主党政権に代わって官僚たちの意識も政治家の意識も随分変わったのではないでしょうか。政務三役の存在感、官僚丸投げ意識の後退など自民党時代からは想像できないほど様変わりしました。
    もっとも、それが実効性のある変化と言えるほど確実にはなっていません。

    1,2年の短期間では無理でしょう。小沢さんになってもその条件は変わりません。
    もしかしたら、もっとスピードアップした可能性はあるかもしれませんが。
    こんな政府を許している議会もまた如何な物でしょうか。
    -----------------
    【12489】人を裁くということ    usagi65 2010-10-26 22:37

    年金生活なので、なるべく物を買わないようにしていて、本も図書館を利用しています。そして図書館のジュニアコーナーの文学全集を読んでいます。字も大きいし、難しい言葉にはちゃんと注釈があり説明がかいてあります。
    「これはいい!」(笑い)最近「小泉八雲」を借りて読んだのですが、その中にとても心に残るものがありました。

    かれはアイルランド人の父とギリシャ人の母をもつ外国人ですが明治26年の作で「停車場で」という実際あった話で彼が遭遇した話です。怪談はいろいろ読んだことがあるのですが、これは初めてでした。
    あらすじですが…大事なところはそのまま書いています。

    熊本で泥棒に入ったが捕まり護送される途中で巡査を刺して逃げた犯人が福岡で逮捕され熊本へ連れてこられるのですが、その熊本駅の改札口での出来事が書いてあるのです。
    殺人犯が停車場に着くというので、八雲さんや大勢の人が集まり待っているところへ警部に突き出されるようにして両手を後ろ手にくくりあげられた犯人が出てきたのですが見物人は何も言わない。

    そのとき警部が、殺された巡査の奥さんの名前を呼ぶのです。すると八雲さんの近くにいた小柄で痩せた女の人が子供をおんぶして「はい」と答え人ごみのなかを押し分けて前に進み出るのです。
    そして殺人犯と向かい合って立つと、周りは死のごとく静まり返るのです。

    すると警部が奥さんではなく背中の子供に向かってしみじみと言い聞かせるように「坊ちゃん、これが4年前にお父さんを殺した男ですぞ。あの時はまだ生まれておいでなさんかった。
    今ね、あんたを可愛がってくださるお父さんがいなさらないのは、この男のしわざなんですぞ。
    よく御覧なさい、この男を」(と、ここで警部は罪人のあごに手を掛け、顔を上げろと厳しく命じた)

    子供は母親の肩越しにこわごわ相手を見つめたがすぐに泣き出した。しかし泣きながらも相手のすくみ入る顔をじっと睨んだ。見物人は息が止まったようであった。そのとき八雲さんは罪人の顔がゆがむのを見た。と見るうちに罪人は手錠をはめられた身も忘れていきなりそこへ、へたへたとくず折れたと思うと顔を泥にうずめるようにすりつけたまま「堪忍してくんなせえ。坊ちゃん、あっしゃ何も恨みがあってやったんじゃねえんでござんす。

    ただもう、逃げてえばっかりに、つい怖くなって無我夢中でやった仕事なんで。あっしゃ悪い野郎でござんす。
    坊ちゃんに申し訳のねえ大それたことをしちめいました。ですが、うぬの犯した罪のかどでこれから死ににいくところでござんす。喜んで死にます。だから坊ちゃん・・・どうかかわいそうな野郎だとおぼし召してかんべんしてやっておくんなせえまし。お願いでござんす・・・」子供はまだ泣いていたが警部は罪人を引き起こして歩き出した。

    そのとき群集全体がしくしく泣き出したのである。また八雲さんは前を通り過ぎる警部の目にも涙をみたのである。
    彼はこの光景を「人間の犯した罪科の当然の結果を一場の愁嘆場で目の当たりに彷彿と見せてやり、それによって罪科の何たるかを思い知らせてやろうと言いう、実に勘所をはずさぬ、しかも慈悲にとんだ、正しい裁きがあった」
    と書いています。また死ぬ直前に、ただ一筋に許しを願うという捨て身の悔悟があったとも。

    しかも浮世のままならなさと人間の本性の弱さとを、骨の髄まで経験で知り抜いているから、腹の中には一片の憤りもなく、ただ罪に対する大きな嘆きだけを持っている大衆がいたとも書いています。明治時代のことですが・・・

    さて裁判員制度が動き出し、昨日は耳かき店員の事件で死刑が求刑されました。
    私は裁判員とは量刑を犯罪者に与えるだけと思っていましたが八雲さんのこの話を読んだ後、それだけではないのではないかと漠然としてですが思えたのです。
    もし興味をお持ちになったら「停車場で」読んでみてください。ほかの方のご感想、お聞かせください。 
    -----------------
    【12443】Re: かえるさんの独り言:信頼   H.KAWAI 2010-10-22 17:44

    ○酒呑童子さんから「核武装」という大変難しいテーマが与えられているので「独自の切り口」で考えてみたいところだけれど、これはかなり手強い。で、「核武装」の前に少し簡単な「問題」を考えることにしよう。
    ○今、世間を騒がせている特捜検事による証拠の改竄だが、この件で「検察への信頼は地に落ちた。」とか「検察への信頼をどう取り戻すか。」といったことがしばしば語られる。

    ○これを聞くとこの事件が発覚するまで人々は検察を信頼していたように聞こえるではないか。
    しかし、事件が発覚する前にも検察は「ニセの障害者団体へのウソの証明書」の件でドジを踏んでいた。
    ○少し前には「足利事件」でも強引に吐かせた自白と怪しげなDNA鑑定をもとに一人の男性を17年近くも刑務所で服役させたことが判明している。

    ○こちらは検察ではないが、最近ある男性が警察に呼びつけられて刑事からやくざ顔負け、これは作り物じゃないかと思える程のあくどさで自白を迫られたことが暴露されて唖然とさせられた。
    これでは警察や検察を信頼することなどできる訳がない。

    ○大体が我が国の司法制度自体が検察への不信を前提としているのだから「信頼回復」も何もあったものではない。検察が信頼されておれば検察審査会など無かっただろう。
    ○更に言えば検察審査会も信頼されているとは言い難い。小沢追い落としを歓迎する人は検察審査会の議決をこれぞ国民の声とばかりに尊重したがるけれど、検察審査会には何の権威も無いことは明らかだ。

    ○だが、裁判官も信頼されていない。だから裁判員制度が導入される。公務員も信頼されていない。だから会計検査院というものが置かれている。いや、そもそも憲法自体が人間というものを信頼していないと言える。
    ○昔、米国ではCBSのアンカーマン、ウォルター・クロンカイトが「大統領よりも信頼できる男」と呼ばれたというが、これは大統領も信頼に値するということを意味する。

    ○今、我が国では「総理大臣よりも信頼できる男」と呼ばれるニュース・キャスターは二重の意味で出そうもない。総理大臣も信頼に値しないし、メディアも信頼できるとは言えないからだ。
    -----------------
    【12448】Re: かえるさんの独り言:信頼   H.KAWAI 2010-10-23 6:46
     ▼Gokaiさん:お早うございます

    >検察審査会というもの、正式な民主主義の手続きを踏まない制度ですので、本当は極力権威が無いのが適切であると思いますが、現在では強制起訴もできます。
    >ということはすごい権力ではある、しかしこれは権威じゃありませんね?

    ○無作為抽出で選ばれた11人の男女というのは何ともいい加減な話だと思われませんか?私、「何の権威も無い」と言いましたが、確かに「市民感覚」を取り入れるためということであれば、権威はむしろ邪魔なんでしょうね。
    ○でも、検察の判断を審査しようというのであればやはり最低限、法律の素養というものは必要でしょう。
    「素人判断」で起訴というのはどうかと思います。

    ○権威ったって何も「東大法学部卒」とか言っている訳じゃありませんよ。ただ最低でも法学部卒くらいの資格は必要なんじゃないでしょうか。もっとも法学部卒でもパブロフの犬って人だと困りますが。

    ○もっとも、起訴されても裁判所で審理が行われる訳ですから、カンガルー裁判になる訳ではありませんが、起訴されただけでも普通の人なら精神的な負担は相当のものだと思いますし、「逮捕」だけでも犯人扱いなのに「起訴」まで行けばもう99%「罪人」と思われて公人なら完全にアウトですからね、コワイ制度だと思います。
    -----------------
    ▼【12440】小沢一派の問題点   かっくるなかしま 2010-10-22 16:29(編集)
     ▼晴れのちドシャ降りさん:こんにちは

    >>この掲示板でも、実際の政治でも、大雑把に分けて反小沢派の問題点はそれらの議員からやこの板の論者の言からは、日本の将来像が暗いものにしか見えないことだ。

    >かっくるさんもそうだけど、私は【反小沢派】ではありません。
    >私は正真正銘の親小泉派であり、郵政民営化大賛成、靖国参拝大賛成、おまけに拉致家族取り戻しを大いに評価します

    爆笑。いいなそれ。(以下敬称略)
    小沢なんて過去の人だと思っているから、反・小沢で括られると、心外なんだよな。
    脱・小沢も、小沢が入っているのが気に入らないから、脱・小沢もやめだ。

    >>私が小沢氏を支持する理由は官僚主導から政治主導へとのはっきりした意思を感じることができる点にもあるが、
    >以前にも【自分の身の危険を顧みず】とのご意見でも述べましたが【官僚主導から政治主導へ】は単に手段であって、目的では有りません。二二六事件だってアンチ官僚主導で、身を捨てての行動でした。
    >以前も述べましたが政治主導で日米開戦に踏み切ることより官僚主導で湾岸戦争に逃げ回った政府の方が100万倍ぐらい、正しい道だと思います

    第2特会の郵貯を再・官営化しようとして、なにが官僚主導から・・・だよ。
    おかしいんと違うかって。

    意思を感じることができたのは、「官邸主導から幹事長主導」だろって。
    それと例により、「振込み決済主導から現金持ち運び主導」。
    新・幹事長(偉い!)が改めているけれど、ほんと、小沢って多額のカネを現金でやり取りするのが好きだよな。
    http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010101900881
    (時事、「党運営でも「脱小沢」加速=陳情対応、資金を透明化−民主?」、2010/10/19)
    >>>小沢氏が代表当時、使途を明らかにする必要のない「組織対策費」名目で特定の幹部に巨額の資金が支出されていた経緯もあり、岡田氏は組織対策費の廃止を明言した。さらに、資金の出し入れは現金では行わず、記録が残る金融機関の振り込みに変更。財務委員長が行っていた資金の決済も、300万円超の支出については幹事長が決済する仕組みに改めた

    >>合わせて大きな理由は、私が小沢氏を支持しない(反ではありませんよ)理由は、郵政民営化に反している(亀井氏も同じ)事が一番ですね。同じように民営化された道路公団運営にも口を突っ込み、また際限なき高速道路建設を始めようとしているからです。
    >そう言う意味で、衆参ネジレ国会でアンチ民営化法案が不成立の見込みってのが嬉しいですね。

    私が小沢を支持しない(反ではありませんよ)理由は、とても単純で、
    小沢が出てくると景気が悪くなって、引っ込むとよくなるからだ。
    http://www.tdb.co.jp/report/pdf/201009_jp.pdf
    (帝国DB、景気動向調査、)

    小泉勇退が2006/9で、以降、景気が下り、
    小沢辞めろコールの高まりと、業況の悪化局面とは一致している。(去年、今年の1-3月を見よ)
    で、今は、小沢代表選・小沢抗戦で、業況は再び降下中というところだ。
    暗い顔がTVに露出すると世の中の雰囲気が暗くなるのだろう。(有力な仮説)

    都市部と地方とで業況の格差が縮んでいるが、業況が落ち込んでしまって縮んでもまるで意味がない。
    (上記スライドNO2、地域別グラフ参照)
    景気と国民生活のためにも、早く引退していなくなって欲しい。

    >>それらの人々は現在の自分の生活やら、自分の一生だけは観る事が可能なので、他の人々の生活や、将来世代の心配など、どうでも良いとの考え、無責任な態度と思えた。

    >それが【国民の生活が一番】のキャッチフレーズの小沢氏の政策じゃあないのかな?

    爆笑。

    もろ、小沢一派の無責任な態度。(停滞する臨時国会を見よ)
    http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010101900881
    (時事、「党運営でも「脱小沢」加速=陳情対応、資金を透明化−民主?」、2010/10/19)
    >>>小沢氏が代表当時、使途を明らかにする必要のない「組織対策費」名目で特定の幹部に巨額の資金が支出されていた経緯もあり、岡田氏は組織対策費の廃止を明言した。さらに、資金の出し入れは現金では行わず、記録が残る金融機関の振り込みに変更。財務委員長が行っていた資金の決済も、300万円超の支出については幹事長が決済する仕組みに改めた

    >>合わせて大きな理由は、

    >私が小沢氏を支持しない(反ではありませんよ)理由は、郵政民営化に反している(亀井氏も同じ)事が一番ですね。
    同じように民営化された道路公団運営にも口を突っ込み、また際限なき高速道路建設を始めようとしているからです。
    >そう言う意味で、衆参ネジレ国会でアンチ民営化法案が不成立の見込みってのが嬉しいですね。

    私が小沢を支持しない(反ではありませんよ)理由は、とても単純で、
    小沢が出てくると景気が悪くなって、引っ込むとよくなるからだ。
    http://www.tdb.co.jp/report/pdf/201009_jp.pdf
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【12431】老人党メルマガ(347)
北極星   運営スタッフ 2010-10-22 6:36:06  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(347) ::: 2010/10/23
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【12376】Re:国会での論議を聞いて  柳沢のたんたん
    【12383】Re:国会での論議を聞いて  団塊党
    【12378】外国為替固定相場制導入を検討せよ    原口 隆志
    【12413】反小沢派の問題点      Gokai
    【12424】Re: かえるさんの独り言:検察審査会    H.KAWAI
    【読者投稿】青年よ広い心と知識で20年先を目指せ  田林 博
    【12421】Re:武器輸出三原則等が....  珠
    ★都合により、送信日を繰り上げさせていただきました★
    =========================================================================
    【12376】Re:国会での論議を聞いて   柳沢のたんたん 2010-10-17 7:16

    この国会は団塊党さんのいうとおりですね。
    現在わが国で一番の問題点は何かという事の論議を始めて貰いたい。
    国防問題も大事であるけれども、その前に国民の生活の方がより切実な問題である。

    代議士は年収一億円もあるから、それに乗っかって他人事と思っているのではないか。
    貧困層が2000万人もいるのに、その対策のための論議はいかがしました。
    町工場は仕事が少ない事とて、週2日3日と休んでいる所が多い状況を認識しているのだろうかね。
    需要が少ないという事は、物を買うお金が無いという事に尽きます。

    こんなに貧困層が多いという事は、犯罪の発生率が多いという社会で、こんな国が文明国といえるでしょうか。
    この様な状態では警察官が26万人いても足りません。昨日の新聞でも65歳以上の人の万引きが27000人も有ったという事を皆さんいかが考えているのかお尋ねしたいですね。これは政治が悪いの一言でいえる事でしょう。

    経済が悪いという事は政策が悪いという事が原因です。国内の景気を良くする事は、理屈では簡単です。
    収入の多い人から税金を多く取ると、公務に就いている無駄な人を減らす事で税金は福祉対策に多く使用する事ですね。それと公務の人に対する給与を減額して貧困層の人の収入を増やす事でしょう。

    お金と政治の議論はこの辺が一番の要点と思いますがいかがでしょうか。現在わが国ではこの点が一番問題の大きな、政治の貧困でしょう。現政権の閣僚さんたちにこの認識があるのでしょうかね。
    議員定数を減らし議員の歳費も減らす事から始めないと駄目です。

    名古屋でこの議論が盛んにいわれてますが政府自体が問題ですね。
    介護の人が足りないと言いながら、介護の人の給与は増えないからなり手が無い。
    この一言で全てがいい得る状態です。議員は収入が多いからなり手が多い。いかがでしょうか。
    -----------------
    【12383】Re:国会での論議を聞いて  団塊党 2010-10-17 18:51
     ▼柳沢のたんたんさん:

    個々の議員や官僚が悪いというよりも、個人では抗いがたい何か大きな力が働いていることがもっと大きな問題だと思います。それが何なのか一つ一つ具体的に取り出し議論することが生産的じゃないでしょうか。

    例えば国会の議論が相手の揚げ足取りのようなことばかりで、内容がないのはなぜなのでしょうか。
    選挙が多すぎることが一つの原因だと思います。議員たちはつぎの選挙の勝利が第一で、とにかく相手のミスを突くことばかり考えています。その結果、議論が空疎になっています。

    今回も1週間後に北海道5区の衆院補選がありますね。有力議員たちがぞくぞくと応援演説に行っているそうです。
    しかし、本当に補選は必要なのでしょうか。次点の候補者を繰り上げ当選にするなり何なり工夫すれば補選は必要ないのじゃないでしょうか。議員たちは無駄な消耗をし、カネもかかります。こんなものやめられないのでしょうか。

    これはほんの一例ですが、無駄なシステムをなくしていくだけで随分と政治は変わるような気がします。
    われわれ国民もマスコミももっとこのようなシステム改革に目を向けていく必要があると思います。
    -----------------
    【12378】外国為替固定相場制導入を検討せよ  原口 隆志 2010-10-17 8:28

    1US$=75YEN になると予測されている。もはや個別企業の努力では対応しきれないのではないか。
    特に農林水産業は自然を相手とするものであり、あの問題の多い遺伝子組替作物でも、これほどの為替変動に対応できないのは、光合成生産物であるという生物化学・作物生理学的の制約要因に由来するからである。

    かつてアジア通貨危機の際 マレーシアのマハテール首長は固定相場制をとったことがあつた。
    それでその国の経済衰退したかといえばそうではない。
    もう ここいらいで 1945年以後のフレトンウッス・IMF体制そのものを見直す時期にきているのではないか。

    一部 投機筋はこの為替変動で儲けかもしれないが、実体経済とは何の関係もない取引には課税することも検討すべきではないか。いわゆるトーピン税の導入もその一つである。
    これが為替戦争にならないようにするには、日本が先導し国連経済社会理事会などに提起すべきと思う。

    もう市場経済システムにこの国の経済が服するのではなく、使いこなすというコペルニクス的転換が求められているとおもう。
    ----------------
    【12413】反小沢派の問題点   Gokai 2010-10-20 12:45

    この掲示板でも、実際の政治でも、大雑把に分けて反小沢派の問題点はそれらの議員からやこの板の論者の言からは日本の将来像が暗いものにしか見えないことだ。外交、防衛、殖産、経済、教育、福祉、医療、etc、いわゆる日本の政治において、どうしても避けて通れないものがある。それは財政問題。

    しかし、この掲示板においても、現実の政治においても、これの解決法を示したのは、見聞出来るところでは 亀井静香氏であり、河村たかし氏であった。
    この件に関して小沢氏の発言もあいまいではあるが、反小沢氏側に比べると、柔軟で希望を持たせる発言に見える。

    私が小沢氏を支持する理由は官僚主導から政治主導へとのはっきりした意思を感じることができる点にもあるが、合わせて大きな理由は、現政権は あまりにこの財政問題にかたくなで、日本の将来にまったく希望は見えてこないに比較し、小沢氏では より多くの希望が見えるという点にある。

    日本の将来世代を心配するなら、小沢氏支持が必然ではないのか。
    現政権を支持する人々の思考回路が見えない。それらの人々は現在の自分の生活やら、自分の一生だけは観る事が可能なので、他の人々の生活や、将来世代の心配など、どうでも良いとの考え、無責任な態度と思えた。
    ----------------
    【12424】Re: かえるさんの独り言:検察審査会    H.KAWAI 2010-10-21 11:00:35

    ○世の中にはどう考えても馬鹿々しいとしか言いようのない制度というものがあるが、司法に関して言えば最高裁判所の裁判官についての国民審査なんかはその最たるものだと思う。
    ○しかし、日本国憲法はアメリカ主導で、しかも訳の分らない人達が短期間で作ってしまったものなので、欠陥だらけなのは仕方が無いのだろう。

    ○そして今、話題になっている検察審査会も昭和23年に出来たものだから、これまたアメリカの制度を無批判に模倣したものなのだろうと思う。その検察審査会だが、審査員は無作為抽出で選ばれるということになっているのだそうだが、それが本当だったら随分と出鱈目な遣り方だと思う。

    ○ところが、この度小沢一郎氏についての検察の不起訴処分を審査した検察審査会の審査員の平均年齢が30.9歳で、第一回目の時は34.3歳と有権者の平均年齢の52歳と大きくかけ離れているとして人選に疑問を持つ人もいるらしい。
    ○だが、現実的に考えれば我が国は長寿国だから80歳、90歳は珍しくないが、こういった高齢者は抽籤で当たったと言われても審査員を引き受けないだろうから平均年齢は低くなってもおかしくはないだろう。

    ○また、確率0.00067%という数字がどのようにしてはじきだされたのかは分らないが、しかし平均年齢にだけ注目してもさしたる意味はないように思う。
    ○実は無作為抽出というのは真っ赤なウソで、二重三重に篩に掛けられているかもしれないではないか。
    そんな不正は無いと誰が証明したと言うのだろうか。

    ○ところで、若年層には小沢嫌いが多いのだろうか。私は知らないが、若年層はテレビを見なくなっているとも聞くから、若年層ほどテレビの影響は受けにくいとも考えられるのではないだろうか。

    ○しかし、非違の証拠がありながら、検察が小沢氏を起訴しないというのもおかしな話だ。
    検察は与党政治家に対して甘いというのなら分らないでもないけれど、国民の多くが反小沢に傾いている今、小沢氏を起訴した方が検察は株を上げることができそうな気がする。

    ○純然たる刑事事件で検察が不起訴処分としたものに対して検察審査会が起訴相当との議決をした例ってあるのだろうか。
    もしあったとすれば、検察は弱腰、逃げ腰で、検察審査会は鬼の検察よりも怖い存在ということになりそうだが。
    ----------------
    【読者投稿】青年よ広い心と知識で20年先を目指せ  田林 博  2010-10-17 14:6

    いつもご常連方の説を拝見している。もっと新人が新しい構想で論じる様な老人党になって欲しい。
    アメリカは経済的に完全に衰退し、復帰は中々難しい状態に落ち込んでいる。UE各国もほぼ同じ状態にある。
    そんな世界の中で、一に盛んなのはインドと中国だ。国の面積は大きく、人口もずば抜けている。

    日本の明治改革の当時には到底経済復興がこんな早さと大きさになると誰も想像できなかった。
    それが僅か数年で先進国に並び、追越さんばかりの勢いにある。
    日本でもインド人や中国人を雇い入れないと、今の世界経済の中で競争できないといわれる。

    日本人の単純な勤勉さだけでは競争社会の中で生き残れない様だ。もっと広く世界を見渡して、今後10年或いは20年先を見た政治・経済をやってゆく様な人物が出てこないと、本当に日本は沈没する恐れがある。

    「沈没しても良いではないか」と云う論を見て老人党投書者の無知に恐れいった。
    あの敗戦時、子供達が汚れた服を着てアメリカ人にガムを頂戴といくつもの手が出ていた写真をもう一度見直して欲しい。自主的政治の出来ない国家の哀れさを知らない方が多くなった今日、何処かの国に隷属しても良いという言葉が出るほど酷い国になってしまったのかと!

    どうか今の青年方よ!!大きく広い心と知識を持って長期にわたる政治を志した政治家が出て来ないものだろうか?
    毎週の送って頂くメールを見るだけだったが、今週のを拝見して始めて投書させて頂いた。
    最早片足墓の中の老人だが。
    -----------------
    【12421】Re: 武器輸出三原則等が....  珠 2010-10-21 1:58(編集)
     ▼かっくるなかしまさん:

    詳しい説明を有難うございます。ご投稿の広範な知識と情報に、いつも学ばせていただいています。

    (前略)
    >一言で言えば、
    >運用緩和とは、先進諸国間(我が国と米国と西欧諸国)での、武器共同開発のことを指しており、
    >共同開発して生産した武器を購入・配備するのは、我が国・米国・西欧諸国であるということが、読み取れることでしょう。

    (中略)
    >また、その動機としては、
    >1国で開発を行なうには経済的にあまりに非効率である、ということが主たるものであり、
    (中略)
    >売りつけることによって、(=売上げの規模の拡大を図る)
    >利益を稼ごう(=いわゆる死の商人)という動機でも狙いでも、ないのではないでしょうか。
    >
    >民間企業の行動に喩えるなら、合理化か拡販か、ということになりますが、
    >論議されているのは、前者の合理化のほうであるということです。

    (中略)
    >そうではなくて、他国と共同開発することでコストを下げるべくロビー活動をするならば、それは武器輸出三原則等の運用緩和を求める要望という形を取るわけです。
    >
    >従って、珠さんが憂うる心情は理解するところですが、拝見していていささか杞憂に過ぎるのではないかと感じました。

    ご紹介のHPと合わせ、とてもよくわかりました。
    共同開発の方向にあることは新聞記事等で読んでいましたし、またネジやバネからコンピュータまで日本の輸出した部品が、輸出先で武器に組み込まれていることなども存じていましたが‥。

    先日、NHKで「貧者の兵器とロボット兵器」というドキュメンタリー番組をしていました。アフガンのアルカイダの持つ手製爆弾のような武器と、アルカイダを攻撃するために、無人の航空機を遠隔操作して爆撃するといった、米軍の作戦を紹介していました。
    http://www.nhk.or.jp/special/onair/101017.html

    そして、米国ではこうしたハイテク武器の展示販売会があって世界中から買いに来ていること、米国内には300社以上もの兵器メーカーがあって、こうした全ての軍需産業に従事している労働者は約300万人もいるのだそうです。
    アメリカが10年毎くらいに大きな戦争を始めるのは、「軍需産業の製品の在庫一掃セール」とか「新製品の使用テスト」といった話が囁かれるのも、まんざら冗談ばかりではないように思えます。

    「共同開発」というのは、そういった武器生産にしっかり組み込まれてしまう一歩ではないのでしょうか? いったん手を結んでしまえばおいそれと引けないだろう、やがて事業が拡大していけば‥武器製造の深みに嵌まる第一歩ではないかと、私はやはり危惧してしまいます。市民の気付かない小さな蟻の穴から崩れていくのではないかと。

    「茶色の朝」が思われてなりません。
    http://www.tunnel-company.com/data/matinbrun.pdf

    「私の周りは前と変わらぬ暮らしを続けていた。そんな風に心配する私がきっと間違っているのだろう。」
    「否と言うべきだったのだ。もっと抵抗すべきだったのだ。だがどうやって? 連中の動きは実に迅速だったし、私には仕事もあれば日々の暮らしの悩みもある。他の連中だって、少しばかりの静かな暮らしが欲しくて手を拱いていたんじゃないのか?」

    >ちなみに下記は、我が国を代表する防衛産業である三菱重工業の事業の状況です。
    >航空・宇宙での赤字(赤字続き)が確認できます。

    随分前ですが、この会社の名古屋航空宇宙システム製作所の小牧南工場に行って、いろいろお話を伺ったことがあります。戦闘機をあんなに間近で見たのは初めてでした。隣が自衛隊の航空機基地で発着していました。
    赤字部門ですか、ほかの平和的な土木機械などで儲けてもらえば‥。
    -----------------
    【12422】Re: 武器輸出三原則等が....   Gokai 2010-10-21 7:59 (編集)
     ▼珠さん:こんにちは。

    >「共同開発」というのは、そういった武器生産にしっかり組み込まれてしまう一歩ではないのでしょうか? いったん手を結んでしまえばおいそれと引けないだろう、やがて事業が拡大していけば‥武器製造の深みに嵌まる第一歩ではないかと、私はやはり危惧してしまいます。市民の気付かない小さな蟻の穴から崩れていくのではないかと。

    共同開発というのは人材も含めて技術もすべて持っていかれるということです。
    何もアメリカと戦争するつもりは毛頭もありませんでしょうが、すべてさらけ出してしまうのですよ。
    そしてアメリカ側にはブラックボックスがある。

    すべてさらけ出した日本に魅力が アメリカから見てあると思いますか?

    またまた小沢さんの話ですが、
    アメリカは小沢さんが代表戦に負けてほっとしたと聞きます。
    日本人というのはこういう点でも人がいいんですね。

    「武器禁輸」これが正しいのです。
    このスレとは無関係ですが、高齢者医療の窓口負担、一割から二割になるそうですね。
    これも、ピンとはずれの日本人の菅内閣選択の結果です。

    やはり、財政問題への解決案を出さない政治家は将来世代へも国民の生活へも無責任です。
    あわせて簡単に武器輸出三原則改正してしまう現内閣も無責任です。
    しかしこの内閣、長期ですよきっと。

    >「茶色の朝」が思われてなりません。
    >http://www.tunnel-company.com/data/matinbrun.pdf
    >
    >「私の周りは前と変わらぬ暮らしを続けていた。そんな風に心配する私がきっと間違っているのだろう。」

    人間というもの、人間社会というもの、簡単に、洗脳されてしまいます。そんなこと北朝鮮を見れば明らかです。
    であるのに、マスコミの煽動を疑う人、それを見ておかしな行動だと笑う人々というのは確信犯なのではありませんか?
    まさか、きちんとした論理的な結論を出せないわけではないでしょうに。
    <一般意味論> これは人々を、人間社会をコントロールできる学問だと言われています。
    http://saido.at.infoseek.co.jp/g-semantics.html

    また、「茶色の朝」で思い出しましたが、

    <パブロフの犬>は ある方面への人々の疑いの心を消し去ることができる可能性も示唆しています。
    http://www.j15.org/Picturebook-Pavlov/index.html
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【12375】老人党メルマガ(346)
北極星   運営スタッフ 2010-10-17 6:36:56  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(346) ::: 2010/10/17
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【12339】「武器輸出三原則」が風前の灯火   珠
    【12372】Re:「武器輸出三原則」が風前の灯火 Gokai
    【12311】日本のオスマンは必要と思うが   タミゾール
    【12315】検察審査会の運用は公明正大か? Gokai
    【12319】Re:心の底の湖から発する祈り:蘇れ小沢一郎!!  タミゾール
    【12374】国民とマスコミの責任    団塊党
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    【12339】「武器輸出三原則」が風前の灯火   珠 2010-10-15 19:52(編集)

    『ベトナムを訪問中の北沢俊美防衛相は10日、同行記者団と懇談し、原則すべての武器の輸出を禁じる武器輸出三原則について「新・武器輸出三原則を作り出したらどうか」と述べ、見直しを検討する考えを表明した。』(asahi.com)もっと詳しくは下記を参照してください。
    http://www.asahi.com/politics/update/1011/TKY201010100347.html?ref=any

    平和憲法を持つ日本は、武器輸出に武器輸出三原則」を設けて規制しています《内は以下のwikiから引用》。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%99%A8%E8%BC%B8%E5%87%BA%E4%B8%89%E5%8E%9F%E5%89%87

    《武器輸出三原則は、共産圏と国連決議による武器禁輸措置をとられた国、及び紛争地域への武器輸出を禁止したものであり、他の地域への武器輸出は「慎む」とされているため、武器輸出そのものを禁止しているわけではない。》
    ということだそうで、これだって曖昧なものだとは思います。

    けれども、これまでは下記のような状態でした。
    《しかし、日本政府は三木首相の答弁を歴代内閣が堅持しており、基本的に武器および武器製造技術、武器への転用可能な物品の輸出をしていない。》

    ところが麻生政権になって、日本経団連が同三原則の見直しを要求しました。そして今年1月、鳩山内閣の北沢防衛相は軍需産業のトップとの懇談会を開催。三菱重工や川崎重工等、十数社が出席し、「武器輸出三原則の見直し」を要請したそうです。

    《北沢俊美防衛相が(略)軍需企業の大多数が参加する日本防衛装備工業会主催の会合で「そろそろ基本的な考え方を見直すこともあってしかるべきだと思う。2010年末に取りまとめられる防衛計画の大綱(新防衛大綱)において武器輸出三原則の改定を検討する」と発言》

    《2010年2月18日、鳩山首相が主催する「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」の初会合が首相官邸で行われ、鳩山首相が冒頭の挨拶で「防衛体制の見直しには、継続と変化の両方が必要だ。タブーのない議論をしてほしい」と述べた。》
    そして10月10日の発言になるわけです。

    確かに、軍需関係の開発が技術産業の開発を押し上げることは多く、産業発展には繋がるのでしょう。宇宙開発や情報産業はもちろん重工業や医学などにも利用されていくのでしょう。

    しかし、それだからといって「戦争をしない国」であるはずの日本が、「人を殺す」道具を作って、他国に売って良いことにはならないでしょう。そうした技術開発は、軍需目的でなくてもできるはずです。

    12日の仙谷官房長官の発言でも、民主党は年末にまとめる防衛大綱に関する議論の中で、「非核三原則」見直しの是非を検討する意向のようです。

    この前は、社民党のつよい反対がありましたが、今回はどうなるでしょうか。普天間問題で社民党は連立を離脱しましたが、私は福島氏の閣僚辞任はあっても、与党であればできることもあるはず‥と離脱すべきではなかったと思ったのですが、非常に残念です。

    日本は、戦争を仕掛けられない限り、絶対に戦争をしない国、他国にまで出かけて「人を殺さない」国でよいではありませんか。その国が「人殺し」の武器を作って売りつけることは。あってはならないと思うのですが‥‥。
    -----------------
    【12372】Re:「武器輸出三原則」が風前の灯火 Gokai 2010-10-16 22:02 (編集)
     ▼珠さん:こんにちは

    武器禁輸には完全に賛成です。すべての国が武器を輸出すべきではないでしょう。

    >この前は、社民党のつよい反対がありましたが、今回はどうなるでしょうか。普天間問題で社民党は連立を離脱しましたが、私は福島氏の閣僚辞任はあっても、与党であればできることもあるはず‥と離脱すべきではなかったと思ったのですが、非常に残念です。

    昨年の、衆議院選挙の前の小沢代表辞任がなければ、
    社民党の離脱はなかったし、武器輸出三原則改正などもなかったのではないでしょうか。

    小沢さんは、無実だと思いますが、万一有罪であったとしても、国民や野党が「角を矯めて、ウシを殺す」のバかさ加減を理解してさえいればこのようなこともなかったと思います。

    国民はマスコミの開催する哲学なき権力闘争に加担してはならないし、野党も、権力闘争をすることの空しさに気付くべきです。イデオロギーの違う誰の発言であろうと、正しいことは正しい、誤りは誤り、この哲学の実行なくば日本は乱れるばかりです。

    小沢氏復活のためのなにかの方策を、国民から知恵を、ここは出すべきじゃあないでしょうか?
    -----------------
    【12311】日本のオスマンは必要と思うが   タミゾール 2010-10-12 20:13
     ▼こんばんは:かっくるさん、みなさん

    前回の東京行きでは日大文理学部のあるあたりをうろちょろしました。
    駅前の雰囲気が学生街でごちゃごちゃし過ぎではあるが、新宿まで近くて大変便利な所でした。
    日大闘争は夢の跡。今は、けっこうフアッショナブルなんだなあ、って思った。

    オスマンのパリ計画のように、明治期には東京の都市計画もあったそうですね。
    パリの統一感は、多くの観光客を吸い込んでいる。まったく、民間の発想ではないですね。
    今となってはもう遅いのでしょうが、あのごちゃごちゃ感がいいんでしょうかねえ。
    全体がラビリンス。頭がクラクラする。何とかならんでしょうかねえ。よく住んでますよ。

    司馬遼太郎が、土地公有についての本を出してましたね。賛成ですね。
    生きる最低限の条件である土地が、投機の対象であったり、乱開発で目まぐるしく変化する街。
    URという機構がいいかどうかはわからないが、土地の利用法を民間まかせでいいわけはないと私は思う。
    公費を投入しても当然であるとも思う。阪急、東急などの、先覚的な発想をもった公的な人材が必要ですね。

    東京はまだましで、ひどいのは郊外ですよね。何もかも限界が見えてきた。地球環境。日本の社会。
    でも、限界があるから自由であるともいえる。
    限界のない無機性な状況はかえって、欲望の無限地獄でアノミーに陥る。いずれにせよ、仮の宿。
    聖フランチェスコのように、すべての私有を認めず、無一物主義がいいとは思わないが。
    -----------------
    【12315】検察審査会の運用は公明正大か?  Gokai 2010-10-14 7:39
     ▼中井豪さん:こんにちは

    >今回の検察審査会の「強制起訴」ほど怪しげで危険極まりない「事件」はない。
    >闇から闇のベールに包まれた無責任極まりない欠陥手続きであろう。誰も分からない。誰も責任を問われない。
    >「推定有罪社会」の日本では「政敵を攻撃し社会的に抹殺」する「武器」そのものの制度ではないか。

    検察審査会制度は公明正大に運用されているんだろうかと疑いたくなります。例えば、審査委員の平均年齢が、前回も今回も30歳代前半だと聞きます。平均年齢なら50歳前後になるのが普通じゃないのですか?
    ほんとうに、その選出方法が不作為に行われているのだろうか?
    国会議員ならどなたでも簡単の調査できると思われるが、それはされておられるのでしょうか?

    巷では、その審査委員はマスコミに就職していた者、それを取り敢えず止めさせて、審査委員に仕立て上げ、小沢氏不利になるように結論を出させたというような噂もあります。
    もしこんなことが本当にあるなれば、完全に民主主義の無視、破壊、犯罪行為です。
    真意は別にして、国会議員なら、それを詳細に調べ上げ、国民に報告する義務があると思います。

    どなたかやらんかな〜?
    とにかく、このようなことの調査要求をデモでもして、国民の声として広げるべきでしょう。
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    【12319】Re: 心の底の湖から発する祈り:蘇れ小沢一郎!!   タミゾール 2010-10-14 19:37
     ▼こんばんは:中井豪さん

    貴殿が小沢さんの熱狂的なファンであることは、重々わかりました。
    でも、AKBの熱狂的なファンがAKB内閣を作ろうって言っても、そうでない人はそうは思わない。
    総選挙もやっていたから、内閣も作るってことになるやもしれないが、アキバだけでやってほしいですよね。
    私にはアキモト氏と言う人が、かくべいじしか雑技団のような人に見えます。
    子どもをだまくらかして、ピンはねしている人。ハーメルンのほら吹き男か。

    少し例えが不謹慎だったかもしれませんね。でも、私には小沢さんの党首選での主張がそれほどでもないと思いました。菅さんと50歩52歩ぐらいじゃあないのかなあ。彼の主張のどこがどうすばらしいのか、具体的に指摘してもらいたいです。その内容が素晴らしければ、彼でなくてもできるはずです。いずれはいなくなる人です。

    小沢さんの周辺は副大臣にしてもらってニコニコしてたじゃないですか。所詮そんな連中ですよ。
    権力の甘い蜜にたかりたいだけの人たちでしょ。キム・ゲガゥンさんもブロードウェーでニコニコしてたですが。
    「こっちの方がいいよなあ」って顔に書いてあったような。

    小沢内閣が成立しなくなくても、そこそこ日本は継続してやっていきますよ。個人的には、日本という国民国家がなくなっても、われわれの日常が良くなればそれでよいが。個人の政治的能力に過度に期待するのでなく、私たちがすぐれた政治家たちを産み、育てればいいのではないでしょうか。

    いずれにしても、こうした言説ではみな離れてしまうだけです。
    褒め殺しなら別ですが。戦略を練って論じてほしい。
    -----------------
    【12374】国民とマスコミの責任 団塊党 2010-10-17 2:11

    臨時国会が始まったが、相変わらず小沢さんの政治とカネそして尖閣問題ばかりが取り上げられている。
    マスコミの報道が偏っているのかもしれないと思い、国会中継をインターネットで見ると、実際、野党の多くの質問がこの二つにさかれている。

    揚げ足取りのような質問ばかりの野党、しかも、他党が質問しているのに同じ質問を繰り返している。
    それにうんざりしたような顔で答える総理の顔も生気がない。
    こんな国会なら税金を使ってまで開く必要がないのではないか。

    熟議の国会と政府は言うが、予算委員会のやり取りを見る限り、とてもそうは思えない。
    論議が政治とカネ、尖閣に偏れば熟議は遠ざかるに決まっている。
    野党は対決姿勢を演出し、与党はそれに防戦しようと汲々している。
    本音で火花が散るのではなく、たてまえの論議、次の選挙に勝つことばかりで火花が散っている。

    一方、マスコミはまた内閣支持率が下がったと言って大きく取り上げる。
    鳩山内閣の時に見た光景とそっくりだ、いや、その前の麻生内閣の時も確かそうだった。
    これでは政権交代もくそもない。何も変わっていないと有権者は思う。
    きっと次の選挙ではまた政権交代が起こり与野党ところを変えて同じことを繰り返すのであろう。

    総理大臣がころころ変わってはいけないと国民は思っているのだが、日本の政治はころころ総理が変わるようなメカニズムが働いている。マスコミはそのメカニズムをこそ解明して、政治を変えていく姿勢を見せてほしい。
    政治の質が上がらないのは国民とマスコミに責任があるはずだ。

    国民とマスコミがもっと賢くならないと政治は良くならないことがはっきりしてきたようだ。
    しかし、現状を見る限り悲観的にならざるをえない。

    この老人党も、菅だ小沢だ、民主だ自民だと騒いでも所詮同じ穴のムジナではないかと思えてくる。
    日本丸と言う運命共同体の船上にいることをみなさん忘れないようにしましょう。
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【12290】老人党メルマガ(345)
北極星   運営スタッフ 2010-10-10 5:55:02  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(345) ::: 2010/10/10
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【12289】UR民営化──安易な扱いを許すな pierre
    【12250】Re:中国漁船衝突問題に思う   イワオ
    【12183】オフライン支部便り:須藤正剛さま(9月22日) 笹井明子
    【12235】Re:原子力発電   三田尻村
    【12203】官僚帝国万歳    みじゅくもの
    【12237】祝、脱デフレの政策転換...  かっくるなかしま
    【12232】Re:お金のこと  Gokai
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    【12289】UR民営化──安易な扱いを許すな pierre 2010-10-9 20:35

    UR・独立行政法人都市再生機構は、事業仕分けで「高齢者・低所得者向け住宅供給は国や自治体に移し、それ以外を民間に移す」と判定された。

    しかし、国交相の私的諮問機関「都市再生機構のあり方に関する検討会」は、URが「どんな政策目的を担う組織なのか分かりにくい」とした一方で、現在、URが都市部の一等地で高額の賃貸マンションを手がけ、その収入を借入金返済の有力な原資にしている現状を踏まえ、これらの物件を民間に売却して賃貸収入がなくなれば返済が困難になるとして、民営化にブレーキをかけたと言う。

    また、前任の国交相だった前原誠司氏は「URは果たして官がやるべきものなのか、解体的に見直してもらう」と言っていたのに、現任の国交相である馬淵澄夫氏は「民営化の是非という観念論ではなく、現実的な議論をしてもらった」と言っているというのである(以上、『asahi.com』10.10.06.朝刊)。
     
    要するにURの民営化は、この国交省の意向では、見送りになるようである。でも、それでこれは果たしていいのだろうか。あれだけ巨額の借入金に喘いでいた国鉄ですら民営化したではないか。それから見れば、URの借金も赤字も大した規模ではなかろう。長年のUR経営の尻ぬぐいをするには、もっと腰を据えた対処をして貰いたいのである。

    前掲の記事によると、民営化には「『3.8兆~6.9兆円』の税金投入が必要」と言うが、すでに独立行政法人としてのURに14兆円の借金があるというのだから、国はもうこれだけの借金を負っていることに変わりはないのである。
    そういう国営の事業体を整理する以上、その尻を国の責任で処理するのは当然である。

    だから、現状、それを表に出すと相応の税金投入が必要になるからといって、経営形態を変えないとすれば、それは問題表面化を恐れた“問題の先送り”に他ならない。

    URのホームページによると、URは資産>負債というから、資産を有効に処分すれば借金を大きく減らすことができるのではないか。高額の賃貸マンションの収入が借金返済の有力な原資だというが、かなり巨額の借金を返済するのに有力なほどの収入が揚るのであれば、その事業を民営化する手立ては十分可能だろう。

    そういう方法をいろいろ検討し、始末を着けるのが所管省庁の国交省の責任だ。
    あらゆる手立てを駆使して、なお財政負担が発生するなら、それはそれで致し方ないことである。これまでのUR経営の咎であるから、関係者の責任追及をキチッとつけた上で、最小限の税金投入も辞せず、ケリをつけるべきだ。

    馬淵国交相が言う「現実的な議論」とは、そういう問題解決のための議論でなければなるまい。
    事業仕分けの結論は、民主党政権の国民への約束である。
    所管大臣に丸投げするのではなく、政府・民主党として国民に対して約束を果たして貰いたいのである。
    -----------------
    【12250】Re:中国漁船衝突問題に思う イワオ 2010-10-7 2:54
     ▼団塊党さん:

    >政府介入があったか否かに関わらず、あのタイミングで船長を釈放したことは良かったと思います。
    >実際その後中国の態度は軟化してきています。船長を釈放したので中国は無茶なことをする口実を失いました。

    政治介入有ったに決まっています。そして、中国の態度は軟化しているのではなく、当初の目的以上の成果を勝ち取ったので、少し手綱を緩めただけです。決して手綱を放していません。
    ・賠償金と謝罪を主張した、・フジタの社員をまだ人質にしている、・レアメタルの禁輸を解いてない、
    ・尖閣列島は中国のものだとはっきりと主張している。

    無茶な事しなくても思った以上に日本が後ずさりしてくれた。
    沖縄まで中国に返還しろと言っても笑い事ですまされないくらい後ずさりした。

    >今回のことで、よりダメージを受けたのは中国の方です。日本国民はもとより、アメリカや東南アジア諸国は中国に対して警戒感を高めています。民主化された国というイメージが一転、「やっぱり油断できない国だ」というものに変ってしまいました。これは中国にとっては計り知れない損失を具体的な面でももたらすことでしょう。

    当初から中国に民主化されたイメージなど一つもありません。チベット・ウイグル争乱、ビルマ軍事政権援助、北鮮サポート、天安門事件、農民の土地収奪、アフリカでの軍事援助、民主化の民の字もない。
    それより日本はなんと軟弱な国だ、アジアのナンバーワンは中国に移ったというイメージが固定した。

    >日本は中国に対して「損して得取れ」のスタンスで臨んでいくしかありません。

    そうならば、言いがかりつけられないように、船長逮捕などせずに海上でいびり倒して、釈放した方が良かった。
    中国に対しては、一回損したら、二回目は大損する。彼らに対しては肉さえ切らしてはいけない。

    >日本が中国に対して対抗できるのは国際世論だけです。ですから、日本政府の最も大切な仕事は世界世論を味方につけるような戦略的な対応すればよいのです。

    大手メディアがステレオタイプで、社説に書くような論調ですね。何の具体性も効果も期待できない。
    まず「国際世論」て具体的に何ですか。メディアが味方に付いてくれて少しは世の中変わるのですか。
    イスラエルの入植問題で、ブルトーザーの前に身を投げ出してひき殺された女性いましたね。
    いろんな意見が報道されましたが、その後何も変わってませんよ。

    >船長釈放は弱腰のように見えて、結果的には功を奏しているように見えます。
    >日本は力で対抗できないことを自覚すべきです

    最初から押し返すのを放棄して何の交渉が出来るのです。
    無ければ困るが有ってもあまり具体的な効果のないジャーナリズム、基本的にはジャーナリズムは起こってしまった事を報道するのが役目です。起こる前の交渉事には、ジャーナリズムは参考になっても、盾にはなってくれない。
    ジャーナリズムに盾の役割があると思ってませんか。そんなもの何処にもありませんよ。
    -----------------
    【12183】オフライン支部便り:須藤正剛さま(9月22日)  笹井明子 2010-10-4 10:24

    「民主党への提言」物事には二面性がある。上と下、右と左。
    白と黒、その中間というグレーゾーンもあるが、今回の民主党代表選挙は必要だったのかと思った。
     
    総理の椅子を巡っての選挙で、与野党の対決ならわかるが、寄り合い所帯の中の党規になっているからと、現職の総理と幹事長を辞職したはずの議員が、国民投票で争うような大仕掛けな演出で、首都圏周辺では騒がしかった。
    国民は「最後のご奉公のつもりで、命がけで頑張ります」は聞き飽きているのではないか。

    政治を国民の要望や救済に機能させるために、民主党は党規を検討すべきである。
    政権が日替わり弁当では困るからだ。菅総理が選出されたのは、そんな国民の声が反映されたからだと思う。
    しかし、脱官僚・天下りの根絶はできていない。コンクリートから人へも掛け声は聞こえるが、形が見えず、政治主導もこれからが正念場だ。消費税増税もくすぶり続けている。

    マニフェストを軽視してはならないが、どうしても具体的に実施不可能になったときには、先送りせず隠さず公表して、次善の策を講じてはどうか。いつまでもマニフェストに縛られ、政策が滞るよりはるかに効率的であり、現実的で、指導性や、なによりもスピード感が生まれる。

    菅さんは体力をつけて、日頃からの政策姿勢を実現するために、自民党政権時代の派閥抗争を踏襲せずに、政治を行ってもらいたい。

    露骨な国益確保で、中国が奇妙な行動を起こしている。米国の最新鋭の無人偵察機の配備や、クリントン国務長官の発言も注目される。北方四島返還、沖縄基地問題、北朝鮮拉致問題など、身内同士で駆け引きや言葉遊びをしている時間はない。国家としての意思決定を内外に問われている。

    十月一日に国勢調査が実施されるが、高齢者問題が表面化しているタイミングで、敬老の日と併せて、行政側の対応も改善された報道が多かった。一歩前進である。
    仏教に曰く人間誰もが生病老死の日常だが、高齢者も胸を張って、さわやかに生きる知恵やスタンスを持ちたい。
    -----------------
    【12235】Re:原子力発電   三田尻村 2010-10-6 18:07

    中国電力が山口県の上関に原発を計画し、国も認め、県は埋め立て許可し、現地では激しい反対運動があり、埋め立てが計画通り着工できず混乱しています。瀬戸内海は干満もありますが、平均して80cm(時間か分か忘れました)潮の関係で紀伊水道を経てへ太平洋に流れ出ているそうです。

    何か事故でも起これば上関以東の内海へ影響があると思えます。
    日常でも温排水で内海の海水温は確実に上がり熱帯の海化します。上関以東の漁業関係者は何かしらの不安は感じられないのか、事故が起こってから騒いでも手遅れのような気がします。どうなんでしょう?。
    -----------------
    【12203】官僚帝国万歳    みじゅくもの 2010-10-5 5:22

    第五検察審査会が小沢に対して起訴相当と議決した。
    この議決に参加した「市民」は自分たちの判断したことの結果的意味を理解していただろうか。
    それがどれほど重大な「政治的判断」であったのかを理解していたとは到底考えられない。昨年暮、伝え聞いた「検察による起訴より検察審査会による方が良いのだ」という話の意味するところが今にしてわかった。

    ことによると、近年行われた検察審査会に関する法律改正までが「小沢強制起訴のこの日」を想定していたものとさえ考えられそうだ。政治の世界とはそうした「永い年月」をかけてのものであることは他にいくらでも類例がある。
    これで、我が国における政党政治は、とりあえず、ほぼ死滅した。

    ネットなどでは、アメリカがどうのと世界的規模でのシナリオが盛んに伝えられているが、話をそんな拡大した話しにしては「市民」にはピンとこない。
    私にしても「ロスチャイルド」「ロックフェラー一族」などなど、それらの話が事実であるかもしれないと思いつつも、我が国なりのあり方は、そんな中でも、それなりに選択しうるはずとも考えていた。

    しかし「獅子身中の虫」の言葉ではないが、国の中に「欠陥制度と欠陥民意」が造成されていては全てが終わっていた。少なくともこの先20年がどうかという歳まわりの者が希望を持つことは不可能なようだ。
    まさに、欠陥原子力発電所を稼動させているような状態に似ているといえる。

    今回の第五検察審査会のメンバーは、恐らく、指導的立場・役割の者から、立法、行政と司法は三権分立の考え方で成り立っていて、ことの正邪は「司法の場」で確認されるものであり、仮に小沢が有罪でないにしてもそれは判決として司法の場で確認されるから起訴することに問題はないのです、と説明されたのであろう。

    一見「なるほど」と思いたくもなる考え方ではある。しかし、この誘導には重大な「意図」が隠されていることを審査会のメンバーは理解しなければならなかったはずである。
    それは今日の小沢が背負っている「政治的役割」を抹殺してしまうものであることだ。

    万一にも今回の「起訴相当に賛成した」メンバーに「菅政権に不満を持つ」人がいたとしたら本人にとっては「喜劇」であり国民としてはこれ以上ない「悲劇」だ。
    現在の菅政権が「官僚政治」の傀儡であることは、ほぼ、疑いのないことと思えるからである。

    そして現在、その官僚にはかっての姿はなく、組織保全のみに汲々としていることもまた白日の下となっている。
    今回、小沢が審査会の議決により強制的に起訴されたことにより、今後、政治家には官僚に対峙できる立場が完全になくなった。

    政治家の心理とは学校で教えるような理屈ではない。人は誰しも「危ない」と思うことはしないものだ。
    政治家とはある意味虚業のような性質があり、極めて、危うい土壌の中にいる。
    今回の議決はプロである官僚に逆らうことは「危ないこと」を見事なまでに実証して見せたわけだ。
    まさに「官僚帝国万歳」である。

    今回の第五審査会の「起訴相当」がどれほど重大な意味を持っていることかをメンバーは正しく理解していただろうか。先にも触れたが、司法の場での判断が小沢の場合どのような意味を持つか。
    手続きの関係で起訴されること自体が来年の話だという。その後、判決に至るまでにどの程度の期間が必要なのか素人の私には分からないが、小沢も再来年は古希70歳となる。

    政治家は誰も「明日の自分」を考えて行動する。刑事被告人で古希過ぎての復活を夢見る男に自分を託す政治家などいるだろうか。私はそうした夢のような話を信じたいとは思うが・・・
    また、まともな判断や理想を期待できる政治家を育てる土壌が我が国にあるのなら、昨年の政権交代以降の国恥を示すようなことはなかっただろう。

    そもそも、主権者としての自覚がない「民意」長いものには巻かれる「民意」そして愚かな・・・「終末思想」の言葉を思い出した。眠れもせぬ「年寄り」は悪いヤツではないとしても「愚か者」なのだろう。
    愚か者の基準は絶対ではなくその地の「文化」であり「民度」なのだそうだ。
    さりとて、今更、よく寝ることが出来る立場を求めるわけにも行かないが・・・

    追)谷垣が「早速に」「小沢は議員を辞職すべし」と言っているとか。谷垣は政党政治家なのか?
    立場利害の妄執に取り付かれた愚か者か?仮に官僚の傀儡となるとしてでも地位を得たいというのだろうか・・・
    ----------------
    【12237】祝、脱デフレの政策転換...  かっくるなかしま 2010-10-6 18:20 (編集)

    自己レスにて、祝、脱デフレの政策転換。
    日銀が、ポイントであったが(↓)、
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=1093&sty=2&num=32
    (【11197】「脱デフレ政策...」、2010-8-2 )
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=1093&sty=2&num=49
    (【11562】「政策の空白...」、2010-8-24)

    日銀理論を棚上げして、政策転換できて、まずは安堵。
    米国が金融緩和の最中になおあるから(9合目に達しているが)、効果はじわりとだが(↓)。
    http://www.47news.jp/news/2010/10/post_20101006102323.html
    (時事、「東証、9600円台回復 追加緩和や米株高を好感」、2010/10/6)

    それ(政策転換)ができていない、あるいは先送りとなっていたら、お先が暗くて、キモが冷える。
    まずは、安堵だ。

    菅内閣の指導力を巡っては、いろいろあるし、あったけれど、金融政策に関して言えば、先の単独為替介入といい、今回の脱デフレ政策転換といい、よくやっていると思う。
    いずれも、市場サイドの虚を突いてきているからな〜、結構、感心している。

    菅氏個人の属人的な指導力ではないのかもしれんが、組織的な統率と決断が伴わないと、日銀に宗旨替えさせるなんてことは、(日銀は日銀で付帯項目をつけてることで宗旨替えしていないとしているようだが)できません。
    結構、その実行力に、おれは驚いている。← ∵ タイムリーに有言実行できているから

    ps
    谷垣さんのことも、結構、いいと思っている。自民党内からは、弱腰と言われているけれど(↓)、
    おれは、前政権与党としての、いい意味での格と鷹揚さじゃないかと思う。
    http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100301000483.html
    (時事、「谷垣氏は「迫力不足」 自民内に「国益優先」批判」、2010/10/3)

    >>自民党の谷垣総裁が、「国益優先」として菅首相のASEM首脳会議への出席を早々に認めたことに、党内から「野党党首の迫力に欠ける」との批判が出ている...

    おれは、こういうところ(↓)に感心してしまう。
    党利党略があるのは当然にせよ、党利党略にも越えてはならない一線というものがあると思うから。
    >>「最後は国益だ。民主党と自民党が角突き合わせて(国が)分裂することにはならない」
    -----------------
    【12232】Re:お金のこと Gokai 2010-10-6 12:59
     ▼peaceさん:こんにちは。

    事務的な話題は全く不得手なのですが、やってみます。

    >そこで、もし私が銀行に預金し利子を1万円を受け取ったときそのお金はほとんどが貧しいものからの労働の搾取になるのでしょうか。

    銀行が預金者に支払う利子の原資は、銀行が貸し付けてある者からの利子支払いによるものですね。
    それは、国債、個人、企業、投資信託、マチ金等ではないでしょうか?
    この中で貧しいといわれる者は個人の一部とマチ金からの借り入れしている者となります。
    さて、これを貧しい者からの搾取と考えるのか?間接的に貧しいものを助けていると考えるかは peaceさんご自身の考え方によるかと。しかし、普通、この事は 罪悪とは呼ばないと思います。

    >そして、もし私が国債を買って利子を1万円受け取ったとしたらそのお金の多くが金持ちから徴税したものであるという事でしょうか。

    国債の利子支払いは、国の一般会計の歳入費から行われます。
    <一般会計歳入費>
    http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/002.htm

    内訳を見ると48%が公債費、40%が消費税も含めた税収で、一概に金持ちからの徴税ともいえないようです。
    それに、搾取を働かない者が 働く者から生産物を取り上げることとするならば、
    最も働かなくて最も裕福な暮らしを安心している者、その者が最も典型的な搾取者ではないでしょうか?

    例えば、元首相の鳩山さんのお母上様など、
    しかし誤解のない様に申し添えますと、彼のお人は非常に質素であったとか。
    ついでに言いますと、お金持ちがお金を使わないのは悪いように言われることがありますが、無駄に物品を消費しないことは貧しいものにも物品を消費するチャンスがあるといえるので、むしろ善行だと思います。

    >そうだとすると郵貯資金は株式市場で運用すると貧富の差は開き、国債ですると貧富の差は縮まるのでしょうか。

    私の考えでは、
    大切なことは労働の成果の分配や再分配について、利子の占める部分は非常に小さく、むしろ、銀行を含む現代貨幣システムは最大多数最大幸福を目指す民主主義経済にとって、なくてはならないツールだと考えます。
    もし、貧しいものをこの世から一掃したいのであれば、利子の存在云々より、福祉充実の方で対処すべきで、
    利子制度をなくすことは、角を矯めて牛を殺すの喩えになるのだと思います。

    >そうだとすると今まで多くされていた議論の郵貯や簡保の金利支払いに税金を投入するのは悪で市場で調達すべき論は、お金持ちに優しい政策なのでしょうか?

    ↑すみません、文意が読み取れません。

    >ちなみに【12220】でかっくるなかしまさんが言っているトンデモ論はまさに私の言いたい事です、面白い記事を見つけたのでご覧ください。
    >http://demosbc300812.blog61.fc2.com/blog-entry-28.html

    双方に同程度の信用と技術競争力、保有資源も同程度の国対国が経済戦争をして、勝つ方の国はと考えると、
    大雑把に、国内のマネーサプライ/人口が多い方が勝利します。

    マイナス金利や減価するお金はこのマネーサプライの増加に主眼を置いたアイディアでは ありませんので、
    民族の将来を考えるととても選択できません。それと、お金の流通速度を増加させ、景気拡大を図り税収を上げるアイディアは、国民の生活の安心が目的ではなく、無駄なエントロピーの増大化の可能性もあり、それによって、
    貧富の差が縮小するかといえば、否であるし、国力が増すかといえばそれも否なので、これも賛成できません。

    ところで私の考える最も目指すべき社会とは、最少に働き、最大の安心が得られる社会です。
    従って、繰り返しになりますが、お金を市場に流通させようとする政策、マイナス金利や減価するお金の政策は 
    無駄な景気拡大になる可能性が大きいということで賛成できません。
    最後に、エンデもゲゼルもケネディもお金について考えさせられるという意味で私は敬意を表します。

    PS.何度手直ししても文章が変になります。本日は調子が悪いようです。
    けれど仕方ないので投稿します。ごめんください。
    =========================================================================
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【12168】老人党メルマガ(344)
北極星   運営スタッフ 2010-10-3 7:34:26  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(344) ::: 2010/10/3
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【12130】Re:政府の借金を返すのは国民です  H.KAWAI
    【12071】中国漁船衝突問題に思う    団塊党
    【12072】Re:中国漁船衝突問題に思う  三田尻村
    【12078】Re:中国漁船衝突問題に思う  タミゾール
    【12082】Re:中国漁船衝突問題に思う  usagi65
    【12099】Re:中国漁船衝突問題に思う  団塊党
    =========================================================================
    【12130】Re:政府の借金を返すのは国民です  H.KAWAI 2010-10-1 7:41(編集)
     ▼みじゅくものさん:お早うございます。

    >>○先ず、国債については「借金」というマイナスイメージを払拭する必要があるのではないでしょうか。

    >国債の問題点は「イメージ」の問題ではありませんし、そのマイナスイメージは払拭し得ないものだと考えます。

    ○みじゅくものさんも「国債」そのものを否定しておられる訳じゃないんでしょう。
    ですから、現在我が国が多額の国債を発行しており、それがどんどん膨れ上がって、返済不能に陥ったり、大増税が必要になったりしないかと心配しておられるのでしょう。

    ○でも「国債」はそれを持っている人には「財産」ですよね。ここらが一般の「借用証」と違うところで、慌てて返済を求める必要がない訳です。だが、利払いが伴うぞと仰るでしょうね。
    そこが問題で、国債によって調達した資金が高速道路のような料金収入が見込めるようなものの建設に使われたとしますと、その料金収入で利払いが可能になりますし、元本の返済もそれでできそうですね。

    ○でも、まるっきり役に立たないものが作られたりしますとそうはいきませんね。
    100億円の釣堀とか、ラジコンが飛んでいる飛行場とか。これまでに発行された国債で得た資金がどのように使われたのか、それぞれの収支決算が示されませんと評価することが出来ないと思いますが、どうなんでしょうね。

    >>○私達が銀行にお金を預けることも、個人向け国債を購入するのも機能的には全く同じことじゃありませんか。
    >>でも銀行は私達から「借金」をしているなんて言わんでしょう。

    >銀行の場合、他人の預金を保証するために私が何かを負担させられることは「絶対に」ありません。国債の場合、償還資金は私からも調達されるのです年金生活ではありますが・・・

    ○銀行が経営破綻した場合は、1千万円までは保証される仕組みですね。その資金は全ての預金者が負担している訳です。国債は借り換えでいくらでも返済を先送りすることができますが、問題は利払いですね。その利子がまた年金の資金になっていたりする訳です。

    >>○ところが銀行は経営破綻することがあり、最近では日本振興銀行が経営破綻してペイオフが行われましたね。みじゅくものさんは国が経営破綻するとお考えなのでしょうか。

    >国の破綻とはどのようなことを仰るつもりですか。まさか、地球上から国名を記した地域がなくなることとお考えなのではないでしょう。言い方によっては既に日本は破綻している「可能性」もあります。

    ○債務が返済できなくなるのが「破綻」ということでしょうね。

    >民生はずたずた、教育、医療はメチャクチャ、子育て環境は劣悪で少子化が急速に進行中。
    >しかし、地球上ではもっと酷いところはある、との主張もある。確かにある。

    ○現在の我が国が申し分のない社会だとは思いませんが、良くも悪くもこれが人間社会なんですね。政治がダメとは言いますまい。国民がダメって面も多分にありますから。

    >>○「政府の借金を返すのは国民」と言っても自分で自分に返すだけのことです。慌てて返さなくとも構わないでしょう。

    >自分で自分に返す?このような主張をなんと言うのでしたか・・・返すのは国債を「買っていない」私も動員されるのです。

    ○国債は銀行も買っています。その銀行に私だって少しは預金をしています。ですから、私は銀行にお金を貸し、その銀行は国にお金を貸していますので、直接でなくても国民の多くは国に対する債権者です。
    >それとも、国債を買っている人が「自分に返す」と宣言して「債権放棄」でもしてくれるのですか
    >そして、慌てて返さない?それどころか「返せない!」が実態

    ○返されても困るのです。現在も景気対策として国債の発行が検討されていると思いますが。

    >しかし、このまま国債が増大すれば早晩国外に資金を求めざるを得なくなる。
    >そのとき、金利は?外交上の負担は?

    ○国債は国内で消化できるんじゃないでしょうか。

    >畏敬の方が国債の現状をこれほどに擁護されることには心底驚きと申し上げる。

    ○私は国債で経済を回している現状を好ましいものだとは思っていませんが、では、みじゅくものさんは国債の発行を止めて代わりに増税をするのがよいとお考えなのでしょうか。それともとことん支出を切り詰めて経済を悪化させた方がよいとお考えなのでしょうか。
    -----------------
    【12071】中国漁船衝突問題に思う   団塊党 2010-9-26 11:49

    中国漁船衝突問題の是非で野党と与党内の一部から政府への批判が相次いで出ている。
    特に驚いたのは鳩山前総理の「私なら、温家宝首相と話し合えた」という発言である。
    私が不思議に思うのは、今回この問題に関する中国政府側の明らかに不当と見える日本への圧力的態度は一切不問にして、まず批判の矛先を政府に向けようとする政治家たちの心のあり様である。

    たしかにわが国政府がこの問題でとった対応がよかったのかどうか、議論は分かれるところであり、那覇地検と政府の対応については臨時国会でしっかり追求、検証していくべきとは思う。しかし、一方で、中国側の行動の是非を議論し国内外に発信していくことは、国益という観点から見ればその何倍も重要である。

    与党、野党を問わず、中国の今回の一連の行動についての是非を冷静に議論すべきである。マスコミも詳細な経緯を国民に知らせ、仮に中国が間違った行動をとっているのであれば、世界に発信していくことが大切である。

    岡田幹事長が今朝の報道2001で、「この問題で世界の目は中国に対して悪い印象を持つようになり、中国にとってもマイナス」という意味の発言をしていたが、まさに、この点こそ日本のよってたつ支えである。
    世界の世論に訴えていかなければ、現在の中国に対等に渡り合っていくことはできない。

    そうであるならば、与野党ともに、国会の場で中国の行動についても検証をして、中国側の誤りをきちんと明らかにしていくべきである。日本政府はそのためにも証拠のビデオを公開していく必要がある。ナショナリズムをあおるのではなく、冷静に客観的に検証をして、相手に非があるのならそれをはっきり主張すべきである。

    中国に限らず、どの国からも足元を見られるようなことがあってはならない。
    普天間問題でもアメリカから足元を見られ、譲歩を引き出せなかったではないか。
    それは世論の後押しどころか政府の足を引っ張るような世論があったことも一因している。

    辺野古移設に反対といいながら、一方では「少なくとも県外、国外」発言を徹底的にたたく。
    こういう支離滅裂なことをやっていたら、総理がころころ変わるどころか、いずれ日本は沈没するに違いない。
    -----------------
    【12072】Re:中国漁船衝突問題に思う    三田尻村 2010-9-26 16:02

    ・この度の対応はもう少し方法があったのでは。事実を国民に公表出来なかったのか。
    ・たとえば、家に帰ったら泥棒がいて、取り押さえようとして暴行を受け、警察に引き渡したら犯人の親から、謝罪と賠償金を請求された状況に見えます。
    ・日本特有の中途半端な結末に見えます。
    ・中国は日本の対応を試して、第2・第3の事柄が起こりそうです。
    -----------------
    【12078】Re:中国漁船衝突問題に思う  タミゾール 2010-9-27 8:13
     ▼おはようございます 団塊党さん:

    今回の事件に関しての感想について。尖閣諸島問題は、経済問題ですよね。海底資源の分捕り合戦ですよね。中国は、何といってもナショナリズムの盛り上がりが、国内の不満のはけ口として、外国に目を向けてもらえられればこんなにありがたいことはない。特にアキレス腱である小数民族問題の目をそらすにはこんなにいい機会はない。

    ところが、日本のナショナリズムを喚起してしまうことも彼らは知っておくべきであり、日本の保守勢力にとってこんなにありがたい話はない。したがって、彼らは、裏でつるんでいるのかもしれない。
    少数民族といえば、沖縄の人たちから見れば、中国も日本も台湾も強圧者であり、各「国益」はすべて沖縄の人にとってはいい迷惑であり、米軍基地の永久化へ向かう要因ともなって、不利益もいいところだ。

    そもそも離島問題でカリカリしている諸君は、常日頃離島に関して何をし、何を考えているのだろうか。
    宮本常一のように離島の生活を見つめ、その振興につとめているのだろうか。
    どの国の国民であっても、恥ずかしい行為である。自分のうっぷんを領土問題にかこつけてはらすだけである。

    日本とすれば、国際司法裁判所での判断を仰ぐ。中国・台湾はそれを阻止しようとするが、国際判断をまって、中・台との共同資源開発の提案を持ちかける。国際判断が出ても自国の主張をすれば、さすがに国際的な信頼もなくなるので、さすがに露骨な行動はしにくい。そこで、彼らのメンツを保ちつつ実質共同管理をし、それぞれの資源確保利する。(竹島問題も同じ。もし、日本の領有が認められなければ、あっさりあきらめる)

    この線を拡大し、EAU(東アジア共同体)の成立時は沖縄は独立し、国際共同地域とし、国際機関、貿易基地とする。
    対馬、壱岐、五島、済州島、澎湖列島などの離島も同様の扱いをし、離島の人々の生活向上にしたい。
    海で暮らす人々の生活を向上したい。例の船長もマグロ漁をしたいわけで、日本の漁師と交流させ、マグロ漁の技術を教えてやればいい。彼も、調子にのっていると中国公安にけされてしまう。

    中国の外交については、ギョウザの時の謝罪をしてほしいね。そのことを蒸し返してやればいい。うちもあのギョウサをかったんだよ。商品の信用無くすよ。
    -----------------
    【12082】Re:中国漁船衝突問題に思う   usagi65 2010-9-27 12:58

    団塊党さんのご提案にまったく同感ですが、私は言葉を教えているものとして今回のことを振り返り次のように感じましたので読んでいただき、間違っていればご指摘いただければ幸いです。
    難しい問題の処理と最近のことで思ったことを違う視点から・・・
    私は以前にもコミュニケーション能力に欠けると言いましたが前原大臣にもいえるかと。

    彼が国土交通大臣になったとき、すぐに「ダム中止をマニフェストどおりに実行する」と宣言しました。
    方向としては正しいと思いますが今までのいきさつや住人の気持ちはまったく無視でしたね。そのため非常に反感を買われました。その後話し合いを持つ中で方向は変わらないけど対応の仕方は変わられたそうですね。

    今回の中国漁船衝突での船長逮捕ですが、なぜ逮捕せざるを得ないのか中国に説明されたのでしょうか。中国は中華思想のもととてもプライドの高い民族です。そしてこの大きな国は小さな異民族国家(自治区)を従え常に紛争を抱えながらも、力で圧し従えさせています。とてもしたたかな国で海が国境である日本など足元にも及びません。

    しかし彼らも経済発展には日本の協力はまだまだ必要なのですから(日本はそれ以上ですね)最初の時点で話し合いには応じたのではないでしょうか。両国ともこの海域は自分のものとの認識ですから、漁船の行動(故意にぶつけた?)のみが問題になるのではないのでしょうか?この点は私にもわからないので教えてください。

    前原大臣の「日本の法律に基づいて粛々とやるだけ」と言う言葉が私にはいわゆる「木で鼻をくくったような言葉」に聞こえました。繰り返せば繰り返すほど・・・逮捕した船長に対しても中国に対してもなんの配慮も無い言い方に聞こえました。「ダム中止」発言とよく似ています。

    友人として付き合っていかねばならない隣国に対して何らかの誠意を示すことは弱気とは違うと思うのですが、私は甘いのでしょうか。コミュニケーションというのは相手に言いたいことだけを言うのではなく納得してもらえるかどうかにかかっていると思うのですが、前原大臣、しっかり勉強して成長して欲しいと思います。

    一方、中国が日本に対して起こした行動は他の国々の中国に対する考え方に少なからず影響したと思います。
    日本企業も拠点を中国からインドネシアなど南アジアに移しつつありますが、早まるかもしれないと思います。
    -----------------
    【12099】Re:中国漁船衝突問題に思う   団塊党 2010-9-28 18:33
     ▼usagi65さん:

    国と国の間にも「誠意」が通用するのか否か難しい問題ですね。
    そうあって欲しいとは思いますが、今回のように領土問題が絡んでいる場合には、特に厳しいと思います。
    今回、船長を釈放するという判断も一種の相手に対する誠意でしょうが、中国は追い打ちをかけるように謝罪と賠償を求めてきましたね。外交はむしろ強く出て相手から譲歩を引き出すというのが基本でしょうか。

    しかし、お互いに強く出るだけでは、いずれ武力衝突まで行ってしまいますので、引くところは引く。
    そこに、コミュニケーション力が必要になってくるのでしょう。
    前原さんは確かに心配なところがありますね。小沢さんに対してズバッと言うところが国民に受けてるようですが、対中国に対してどのような言葉を発するのか注意深く見ていく必要がありそうです。

    答えになっていないかもしれません。難しい問題ですね。
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【12104】皆様へのお願いとご注意
珠   運営スタッフ 2010-9-28 23:16:01  [返信] [編集]

    掲示板をご利用の皆様へ

    政権交代や、普天間問題、民主党首選、検察の不正、中国漁船衝突問題など、いろいろな出来事は後を絶ちません。
    皆様がそれに対して、活発にご意見を交わされることを嬉しく思います。

    ですが、この掲示板では、差別語や誹謗中傷など、他者を傷つける恐れのある投稿は禁止しています。
    しかし、最近の例では、「チンピラ」「低劣な品性」「精神分裂」「精Shin分Retsu」「のたれ死に」「嘘つき」などの言葉まで見られる状態となっています。

    今一度、ご自分の投稿をする前に、プレビューでじっくりご覧になってから、投稿ボタンを押してくださいますよう、お願いいたします。

    ・自分が言われたらイヤだと思うような表現をしないこと。

    ・討論になっても、相手の人格を貶めるような発言はしないこと。

    ・年齢に関わらず、互いを尊重すること。

    ・政治家への批判も、悪口雑言ばかりでなく、根拠をあげること。

    ・相手の投稿をわざと曲解したり、煽るようなレスをしないこと。

    相手を言い負かそうとする討論では、何も良いものは生み出さないでしょう。互いの違いを際立たせるだけでなく、互いの提案に耳を傾け、より良い案を積み上げるようなことも出来たらと願います。

    この老人党の提案者のなだいなださんからも、

    「自分がいわれたらいやなことは、いわない。
    これ、常識だと思うのだけれど、」       とのお話です。

    どうぞ、もう一度、老人党のルールを見直してから、ご投稿下さいますよう、皆様にお願い申し上げます。

    (なお、この投稿は、総合掲示板のみご覧になる方もいらっしゃいますので、同文を投稿しておきます。)

閲覧 5729
【12068】老人党メルマガ(343)
北極星   運営スタッフ 2010-9-26 8:31:36  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(343) ::: 2010/9/26
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【12045】政府借金は国民の借金ではない    Gokai
    【12050】Re:政府の借金を返すのは国民です みじゅくもの
    【12056】Re:政府の借金を返すのは国民です   H.KAWAI
    【12047】検察組織、検察捜査の危機...仙谷官房長官  かっくるなかしま
    【12051】何故生ずる「不祥事」    みじゅくもの
    【12060】Re:何故生ずる「不祥事」   H.KAWAI
    =========================================================================
    【12045】政府借金は国民の借金ではない   Gokai 2010-9-22 13:48

    政府は何処から借金かと問われれば、その殆どは金融機関や年金ですと答える。
    ではその金融機関や年金は誰のお金かと問われれば、国民のお金と答える。

    ならば直接ではないが、国民に政府がお金を借りているではないかとなる。
    そしてそれを返す原資は税金であるから、国民が国民に働いて返すのだ、それを将来の世代に付けを負わし回してはならないのだとなる。この論理が正論であるかどうかだが、結論を言うと誤りです。

    身近な例で考えてみる。チョット違うかもしれませんが、そこはまあ。
    ある銀行に、Aさんが銀行に10億円預金しているとする。
    そして同じ村のBさんがその銀行から5000万円借りたとしよう。
    で、AさんがBさんに言う。
    「おい、Bさんよお前が借りた5000万円は俺が預けたお金だぞ、俺に感謝しろよ!」

    これはいいがかりですね。なぜなら、Bさんが借りたお金を返そうが、破産して返せなかろうと、Aさんの預金額10億円にはあくまで変動はないのだから。

    銀行は銀行の責任でBさんに5000万円のお金を貸したのであるから、Bさんの責任は、銀行に対してあっても、Aさんにたいして持つ必要は無い。だから、BさんはAさんに感謝する必要も無い。
    ついでに言えば、銀行がAさんに責任を持っていさえすればよいのだし、預けてくれて商売の機会を与えてくれたAさんには銀行が感謝していれば、このシステムは正常に作動するわけです。

    さて政府の借金に戻ると、
    1)政府が借りる←金融機関や年金←民間が貸す。...間接金融
    2)政府が借りる←民間が貸す。...直接金融

    直接金融では、民間から政府が幾ら借りてもお金の総量は増えないし減りもしない。一方、間接金融では金融機関や年金から、お金を借りれば借りるほどに、それと同額、民間の預金総量は増加する。
    これが直接金融と間接金融の違いです。

    そして、日本政府の借金の殆どはこの間接金融であるから、「政府借金は国民が国民に完済しなければならない借金ではなく、それは正しくは国民の預金である。」...となります。
    -----------------
    【12050】Re: 政府の借金を返すのは国民です みじゅくもの 2010-9-23 11:00
     ▼Gokaiさん: ちょっとお邪魔します。

    Gokaiさんの主張は私にはまるで理解できません。
    まさか「ためにするための議論」として無理を承知で仰っているわけではないのでしょうね。

    >政府は何処から借金かと問われれば、その殆どは金融機関や年金ですと答える。
    >ではその金融機関や年金は誰のお金かと問われれば、国民のお金と答える。

    誰から借りているかは問題ではありません。国家財政は税金が収入源で教育・福祉などを始めとして国民の生活を守るための経費が支出項目になります。ここまではよろしいですね。

    借金(国債)は踏み倒してしまうのでない限り「返済」しなければならず、その資金は税金によって賄われるのです。即ち、避けることの出来ない税金の支出項目が上記の「国民生活を守る」事項以外に「国債償還」事項として生まれるのです。

    税金で負担しなければならない支出項目が増えるわけです。税収が同じであれば「国債償還」は教育、福祉などなど、たの必要な支出を圧迫することは理屈以前の問題だと私は考えます。

    >ならば直接ではないが、国民に政府がお金を借りているではないかとなる。
    >そしてそれを返す原資は税金であるから、国民が国民に働いて返すのだ、それを将来の世代に付けを回してはならないのだとなる。この論理が正論であるかどうかだが、結論を言うと誤りです。

    >身近な例で考えてみる。チョット違うかもしれませんが、そこはまあ。
    >ある銀行に、Aさんが銀行に10億円預金しているとする。
    >そして同じ村のBさんがその銀行から5000万円借りたとしよう。
    >
    >で、AさんがBさんに言う。
    >「おい、Bさんよお前が借りた5000万円は俺が預けたお金だぞ、俺に感謝しろよ!」
    >これはいいがかりですね。

    まるで意味を成していません。何を言いたいのでしょうか。

    >なぜなら、Bさんが借りたお金を返そうが、破産して返せなかろうと、Aさんの預金額10億円にはあくまで変動はないのだから。

    Bさんは国家財政の意味とされているようですが、議論に落ちがあるのは「国家財政は納税者(Gokaiさんの例ではAさん)に対して徴税権があると言うことです」
    Bは倒産する前にAさんに対して返済するための資金を「出せ」と強要する立場になるのです。

    困ったことに、AさんはBさんが提供する行政サービスを受けなければならないので、強要に応じるか本来受けられるべき行政サービスを諦めるかの選択を迫られることになります。
    これが「増税を受け入れるか」「教育・福祉などの切捨てを容認するか」の問いになっているのです。 

    >銀行は銀行の責任でBさんに5000万円のお金を貸したのであるから、Bさんの責任は、
    >銀行に対してあっても、Aさんにたいして持つ必要は無い。だから、BさんはAさんに感謝する必要も無い。

    感謝がどうのは「借金返済」に関してまるで意味がありません。

    >ついでに言えば、銀行がAさんに責任を持っていさえすればよいのだし、預けてくれて商売の機会を与えてくれたAさんには銀行が感謝していれば、このシステムは正常に作動するわけです。

    事例としての意味が全くわかりません。さしずめ、ここでの銀行とは「国家としての総資産」のようですが、その国家の総資産は国民が「幸せな生活」をするためのものですから、その総資産が減るようなことになれば、国民の「幸せな生活」は無視されることになります。

    >さて政府の借金に戻ると、
    >1)政府が借りる←金融機関や年金←民間が貸す。...間接金融
    >2)政府が借りる←民間が貸す。......直接金融
    >
    >直接金融では、民間から政府が幾ら借りてもお金の総量は増えないし減りもしない。
    >一方、間接金融では金融機関や年金からお金を借りれば借りるほどに、それと同額、民間の預金総量は増加する。
    >これが直接金融と間接金融の違いです。

    何のために、何を説明しようとしているのですか?
    そもそも、論立てが意味不明ですが、少なくとも、本題に対して全く関係ないことを論じているものです。

    >そして、日本政府の借金の殆どはこの間接金融であるから、「政府借金は国民が国民に完済しなければならない借金ではなく、それは正しくは国民の預金である。」......となります。

    詭弁に近い感じですが、取りあえず「意味不明」としておきます。
    国債は返すのですか、踏み倒すのですか。返す場合、国家財政はその為の資金をどこから調達するのですか。
    頼りとする主なものは税金だけですね。税金は誰が払うのでしょう。

    そして、本来、税金は教育、福祉を始めとする「民生」のために使用されるべきものですから、そのための支出が相対的に減ってしまうことはあまりにも明らかですね。

    1000兆円の借金に怯えることは必ずしも望ましくありませんが、Gokaiさんのような「不当な」議論で国債が増加することの意味を軽視することは絶対に避けなければなりません。
    政府や官僚を始めとする「行財政を執行する体制の無駄」を容認することにつながるからです。
    -----------------
    【12056】Re: 政府の借金を返すのは国民です  H.KAWAI 2010-9-24 8:12
     ▼みじゅくものさん:お久し振りです。

    ○国が行っている事業が問題なのでしょうか、それともその資金の調達方法が問題なのでしょうか?
    ○もし事業が問題であるのなら、その資金の調達方法を問題にするよりも先ずその事業を改めるべきでしょうね。
    ○そして、もし事業に問題が無いのであれば、そこで初めて、その資金の調達方法が妥当なものであるかどうかを検討すればよい訳です。

    ○資金の調達方法としては、先ず税金ですね。しかし、国債を発行するという方法もありますね。
    通常の出費ですと普通は税金で賄うことになるのだと思いますが、大きな事業、例えば大掛かりな電源開発を国が行うといった場合に全額を増税で賄おうとすれば、国民生活を圧迫することは避けられません。

    ○ところが、国債を発行してゆとりのある国民にそれを買ってもらいますと資金の調達が容易になります。
    ○それだけではありません。税金ですと国民はお金を持っていかれますので、その分貧乏になりますが、国債を買った場合はお金が債券に変わっただけですので資産は減らず、貧乏になるということがないのです。

    ○ところで、「国債を発行する」ということを「借金をする」というふうに言うのは良くありません。
    「借金」というのは貧乏人が金に困って知人から金を借りるようなイメージがあっていけません。

    ○仮に私が誰かにお金を貸して「借用書」を書いてもらったとしましょう。
    多分このお金は返って来ず、この「借用書」は只の紙切れになってしまうことでしょう。
    ですからこの「借用書」はどこへ持っていってもお金に換えることができません。

    ○でも国債は違いますね。国債はいつでも換金できますから現金と同じです。
    銀行預金と同じです。いや、銀行より安全です。
    ○もちろん、国債には利払いが生じます。しかし国の事業も企業と同様、何らかの利益を生み出しているのですから、株式に配当が付き、社債に利子がつくのと同じと考えれば、「もったいない」などと言わずに税金で賄えばよい訳です。

    ○元本はどうするのだと仰るでしょうね。先程の「電源開発」でしたら、ダムと発電所はずっと残りますので、100年くらいかけて返済すればよい訳です。
    ○ですから、その事業は有用なものでなければならないのは当然で、飲み食いに使ってしまうようなものであってはならないことは言うまでもないことと思います。
    -----------------
    【12047】検察組織、検察捜査の危機...仙谷官房長官  かっくるなかしま 2010-9-23 13:25 (編集)

    まぁ、諸説あったが(↓)、諸説その1(↓)とか、
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=1182&sty=2&num=5
    (【12008】Re: 嫌な予感 柳沢のたんたん 2010-9-18 )

    >でも、官僚の犯罪人の検察に小沢叩きをさせた事は歴史に残るでしょう。

    “官僚の犯罪人の検察に小沢叩きをさせた”…

    諸説その2(↓)とか、
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=1157&sty=2&num=9
    (【12001】Re: 心の底の湖から発する「愛と誠」:小沢一郎は死なない!! 中井豪 2010-9-17)
    >菅直人内閣の打倒こそが大義である。そんな情況が年内にも生まれるであろう。それは、小沢一郎攻撃の再現でもある。

    >来月にも下される検察審査会の結論は侮れない。今の菅直人内閣は何だってする。薄ら笑いの恐怖政治とパフォーマンス、そう菅直人は民主党の小泉純一郎の再登場、デジャブである。国民蔑視と騙しの冷徹さ、薄気味の悪い男である

    “今の菅直人内閣は何だってする。薄ら笑いの恐怖政治とパフォーマンス、そう菅直人は民主党の小泉純一郎の再登場、デジャブである。国民蔑視と騙しの冷徹さ、薄気味の悪い男である”…

    まぁ、諸説あったわけだが(笑 菅内閣での仙石官房長官の発言はこう(↓)なっていて、
    (注記:パラレルワールド、即ち、小沢内閣での山岡官房長官の発言、ではない)
    http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4532615.html
    (TBS、「官房長官、厳正な捜査求める」、2010/9/22)

    >>仙谷官房長官は、「ことは検察の存立基盤に関わる可能性もある部分を含んでいる」として、厳正な捜査を求めました

    厳正な捜査。http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010092200349
    (時事、「「検察の存立基盤にかかわる」=監督権者の責任に言及−検事証拠改ざんで官房長官」、2010/9/22)
    >>検察トップの検事総長らの進退を含めた責任問題について、仙谷長官は「まだそこまでは考えていない」としながらも、「上司たる監督権者の身の処し方、部内的な処理の仕方は通常の組織とは違った厳正さが必要だ」と強調

    検察組織の存立基盤と監督権者の責任。【現実】に起きていることおよび状況というのは、・・・☆ポイント
    主任検事が逮捕されるという事態に及び、検察はその存立基盤を問われる窮地に立たされ、(証拠隠滅の悪質性を鑑みれば当然であるが)トップである検事総長の引責辞任もありうるというわけだ。

    ps. http://www.shihoujournal.co.jp/ (司法ジャーナル、「検察捜査の危機」、2010/9/22)

    >>>押収資料改ざんで主任検事逮捕、初めての例だ
    >>>記録改ざんはエースとして期待に応えようとたための組織的暴走だと思う。
    >>>この暴走が、検察捜査を根底から揺さぶることになった。大阪地検特捜部が出来て以来の主任検事の犯罪だ。
    >>>最高検も徹底した捜査をやらざるをえまい

    な、くらいな危機であるわけだが、郷原氏による「終わりの始まり」、
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1228?page=5
    (現代ビジネス、郷原信郎、永田町ディープスロート「...終わりの始まり」、2010/9/22)

    そのp5が面白い。こちら(↓)のくだりだ。

    >>> 事件のストーリーに関して、「着手ストーリー」=「処分ストーリー」=「判決ストーリー」の関係が維持されてきた
    >>>その前提に、検察官調書のほとんどを証拠採用し、調書に基づいて事実を認定して、検察官の主張通りの判決を出す裁判所の現実があった

    司法行政の「仕組み」、(← ストーリーと組織的了承と司法判断の三位一体)
    その前提として、検察官調書の「特信性」があり、 (←ストーリーと司法判断)
    そのまた前提として、「公訴権」がある、というわけだ。(←ストーリーと組織的了承)

    誰と誰とが結託している云々の類の話には、おれは興味がなくて、
    仕組みが如何なる前提(or条件)のもとで機能しているのかに興味がある。(形式と機能) ・・・ ☆ポイント

    現在進行形で、問題視されているのは「特信性」のほうだが、同時に、「公訴権」もまた、裁判員制度によって風穴を開けられようとしているのだが、とても逆説的なのは、検察捜査批判 → 裁判員制度批判、(ざっくり小沢擁護論の文脈で)という流れのもとでは、「公訴権」が擁護される(されかねない)というところだ。

    (ここは、小沢擁護、小沢批判に関わらず、考えて欲しいと思うところだ) ・・・ ☆ポイント
    半ば絶対視されてきた「特信性」、「公訴権」が弱まる(or相対化される)と、一体何が起こるのか、あるいは何処へ導かれてゆくかと言えば、「公判専従論」、であろう。
    (なぜならば、∵ その他の刑事事件の捜査や訴追との差がなくなるわけだから。)

    http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2635461
    (出所:検察捜査、中嶋、1994、講談社)

    >>>米国では、検察官は、「政府のための法律家」であり「探偵」ではないという考えが強い。
    >>>連邦検事も地方検事も、一般の事件捜査にはほとんど首を突っ込まず、公判活動に全力を注ぐ。
    >>>理想に燃える公判専従論者は、その制度をわが国にも導入することを要求した...

    官僚主導vs政治主導、と対照させて、一方がどうのと言っても、あまり意味ない、というのがおれの考え方。
    行政縦割りの弊害というのがある。
    (他で取り上げた保険が最たるものだ...年金・医療・雇用の分断と不作為、責任所在の曖昧性)

    他方で、法曹界の場合は、構図が「逆」になっていて、上述の「ストーリーと組織的了承と司法判断の三位一体」というのは、行政縦割りじゃなく、「行政横串」だ。いわば行政横串による弊害。組織を守るというとき、分かれて守るというあり方もあれば、一体になって守るというあり方もある、ということ。・・・ ☆ポイント

    大きな政府vs小さな政府というのも、おれにとっちゃどうでもいいことで、よりよく機能する政府かどうかが重要。検察行政や検察組織も、よりよく機能するためには、どうあるべきだろう、ということが、問われているのだと思う。
    -----------------
    【12051】何故生ずる「不祥事」  みじゅくもの 2010-9-23 12:34

    証拠となるべきデーターの改ざん問題が生じ「検察の威信」が論じられている。
    最高検察の行動が極めて速やかであったとの「評価」まで現れている。
    事態をそのように捉えるべきなのだろうか?

    ことは、本来、常軌を逸するもので、到底信じられないことのはずである。
    いや、信じられないことでなければならない。ところが、今回の件、一部で報道されるや燎原の火よろしくあっという間に広まり事実として認定されてしまった。

    最高検も直ちに行動を開始した。決して、皮肉っているわけではないが、検察組織の中に「あっても不思議ではない」との認識があればこその「迅速な対応」であると感じるのは私一人だろうか。
    第一報があったとき、しかるべき立場の人たちが「そんなことはあるはずがない!」とのコメントを出しまくってもおかしくない性質の話だと思う。

    しかし、不幸にして「あっても不思議ではない」ものであったら、どうする。
    検察内部で処理できる性質のものでは、断じて、ない。
    半年後がみものだが個人の処分以外に何も見えなかったりしたらどうする。
    検察組織は行政機関に属するはずである。

    菅内閣が検察組織に対して断固たる措置が取れないとしたら、同じ穴の狢との謗りを免れることはないだろう。
    上記以外をも含む混乱する現状に対して、個人の問題、組織制度の問題などなど、論じられることは多いが、根本を見落としていると考える。

    問題の本質はどこにあるか。私は「不当」に対して「甘すぎる結果」であることが最大の問題である考える。
    「やったもの」勝ちなのだ。永らく、我が国は「恥」を根底として、人は善意を基本とするもので、たまたまのことは「止むを得ない事情」があったと容認する傾向が強かった。

    しかし「恥」の感覚が崩壊してしまった現在、組織制度に頼らざるを得ない現状にあっては「不当」に対する対応も変えざるを得ない。今日、何故に「官僚組織」があしざまに言われるのか、言わざるを得ないのか。
    国民の一人として悲しい限りだ。

    原因は一つ「甘やかし」である。人は「許される」と思えば何事も「ついつい」である。
    このことは議論を必要としないことで、そうでなければ、宗教や倫理観などの言葉は消滅してしまう。
    どんな組織・制度を作ろうと所詮人間のすることであり、完全はない。

    それを補うには関係者が事に当たって「善人である」ことを期待する以外に道はない。
    しかし、不幸にして、人間は常に「善人」ではあり続けられない。
    ではどうする。

    組織的に抑制機能が発揮されること、不幸にして、道を踏み外してしまった時は「残念」ではあるが「厳罰」をもって臨む以外に方法はない。罪を罰するということは本人に対するものでもあるが、他に対する「抑制力・抑止力」が期待されているものでもある。

    また、組織の上に立つものの立場意識や責任感も十分に考慮されなければならない。何事もトカゲ・・・ではならない。また、言い古されていることだが「組織は腐敗する」し「淀んだ水溜りも腐敗する」。適切なタイミングと適切な外的手法や手続きによって攪拌されることがなければ、これを防止することは出来ない。

    その点、一応は民主的選挙制度を有するわが国にあっては、全ての最終責任は「主権者」たる国民にあることになる。今日、寛容とは美徳でもなければ望ましいものでもない。特に、個人が組織に生かされており、そのようにならざるを得ない現実を直視する必要があり、組織に対してはことのほか厳格に対処することが不可欠と考える。

    何事も「フォロー」が大切。ユメユメ疑うことなかれ・・・
    -----------------
    【12060】Re: 何故生ずる「不祥事」 H.KAWAI 2010-9-24 15:59
     ▼みじゅくものさん:こんにちは。

    ○「特捜検事がデータを改竄」は「信じられないようなこと」かも知れませんが、でも、考えてみますと私達は「信じられないようなこと」をしょっちゅう聞かされているという気がしませんか?
    ○そもそも、事件の発端となった実態のない「障害者団体」に郵便料金割引のためにうその証明書が発行されていたということ自体「信じられないようなこと」です。

    ○更にそのうその証明書を発行した係長が独断でそれをやったと言っているというのもこれまた「信じられないようなこと」です。
    ○ところで、その「データ改竄」の検事さん、それを周囲に話していてそのままになっていたっていうのも「信じられないようなこと」、そして今更大騒ぎってのも「信じられないようなこと」じゃありませんか。
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【12016】老人党メルマガ(342)
北極星   運営スタッフ 2010-9-19 6:56:48  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(342) ::: 2010/9/19
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【11969】民主代表選への疑問  pierre
    【11945】小沢破れる       みじゅくもの
    【11946】Re:小沢破れる      タミゾール
    【12002】ノーサイド...改造内閣  かっくるなかしま
    【12007】嫌な予感       Gokai
    【11965】小沢あっぱれ、老兵は消え去るのみ キタキツネ
    【12015】代表選をふりかえって  usagi65
    =========================================================================
    【11969】民主代表選への疑問 pierre 2010-9-15 19:47

    民主党代表選挙が、菅氏の圧勝で終わった。9月の初め以来、メディアは専ら代表選狂騒曲だったが、われわれ有権者は、実は、大変冷めた思いでそれを眺めていた。なぜなら、この代表選挙には、重大な疑問があるからだ。

    第1は、なぜこの時期に代表選挙をやらなければならないのか、ということである。たしかに民主党の規約では、菅代表の任期は前代表の残存期間という定めがあることは承知している。しかし、それはあくまで1政党の内部の規定に過ぎない。それを根拠にかくも長い政治空白をつくる神経が理解できないのである。

    菅氏は昨日の会見で「政権を担当してまだ3ヵ月。…いよいよ本格稼働する段階に来ている」(『朝日新聞』10.09.15.朝刊)と述べたが、それでは、この3ヵ月は「助走期間」だったのかと聞き返したくなるのである。
    参院選で菅代表を戴く民主党は「大敗」したという。しかし、本当に「大敗」なのか。

    参院選の得票(得票率)を見ると、
    比例区では民主党18,450千票(31.6%)、自民党14,071千票(24.1%)。
    選挙区では民主党22,756千票(39.0%)、自民党19,496千票(33.4%)。
    いずれも民主党が自民党を上回っているのである。

    それが議席数では逆の結果がでたのは、いわゆる「1票の格差」があるからだ。
    有権者の直接の投票結果では、菅代表を戴く民主党がより多くの支持を集めており、菅首相は参院選で選挙の洗礼を受けていることになるではないか。にもかかわらず、その結果を無視し、一政党の内部規定を優先させて長々と政治空白をつくる必要があったのであろうか。

    第2の疑問は、与党の党首すなわち首相を選ぶ選挙に、どうして有権者は参加できないのか、ということである。告示以降、毎日のよう予想、票読みが報じられた。しかし、それはわれわれ有権者に関係ないところで行われる、いわば“コップの中の争い”に過ぎない。たしかに党員・サポーター342千人が加わった選挙ではあったが、それは参院選の比例区で民主党に投票した有権者の1.85%に過ぎないのである。

    今回の開票結果を見ると、菅代表の得票は党員・サポーターが249ポイント(得票率83.0%)、
    地方議員が60ポイント(60.0%)、国会議員412ポイント(50.7%)と、有権者からの距離が遠くなるほど率が低くなる。
    これはつまり、国会議員が党員・サポーターの意識からかけ離れていることを示しているのではないか。

    にもかかわらず、議員は1票=2ポイントがつくのである。
    なんとも世論から遠い、内輪の論理に支配された選挙ではないか。

    われわれ有権者は、昨年、自らの投票で首相をそして内閣を代えるという快感を味わった。
    だからもう、こういう“コップの中の争い”で首相が決められるのでは満足できないのである。
    かって自民党優位の時代とは異なり、今や政権交代の時代である。

    したがって、その新しい時代に相応しい党首選挙のあり方づくりに、与党と最大野党は真剣に取り組むべきなのである。それには、やはり総選挙と代表選をリンクする方法を考えて貰いたいのである。
    そうすれば有権者が首相選びに参画できるではないか。

    そして、もう1点、選挙の公正さを守るために「1票の格差」の抜本的是正にも、是非とも踏み込んで貰いたい。
    今年の参院選で言えば、私が住んでいる神奈川県の1票は鳥取県の5票に相当するのだ。
    こんな理不尽は、最早、絶対に許せないのである。
    -----------------
    【11945】小沢破れる みじゅくもの 2010-9-14 17:39

    菅首相が民主党の代表選挙を制した。このことの意味をどのように考えるべきなのか。
    小沢を叩きまくったマスコミや官僚組織に従属する勢力はその者の支持政党に関わりなく祝杯であろう。
    極めて「御しやすい」者が首相になるのだから今後はまさに思いのままだ。

    先日、友人と話していたら「菅は市川に師事した市民活動家」がスタートだという。とんでもない話だ。
    古い話なので、記憶が薄れているが、菅が選挙に出たとき、師事していた筈の市川を利用するような話があり、市川は菅の人となりについて懸念を示し、彼の行動を否定する形で政治家の道を歩こうとするならよく考えた方がよいとの立場を表明したことがあるはずだ。

    菅のスタートは望まれるような、所謂、市民活動家などではないのだ。
    自分のこと以外になにも考えられない、少しばかり欲張りな凡夫である。
    菅でよいくらいなら谷垣は別としても自民党やその周辺には人材がごろごろしている。

    特に今回の選挙結果がもたらした重大事は「菅がマスコミや官僚に支えられて勝った」ということである。
    借りた本人はその人柄で借りたことを無視してしまうかも知れないが、貸したと思っている方は取り返そうとする。これは理屈ぬきに人間が人間である限り絶対とも言える。

    行財政改革など、増税と福祉などの切捨て以外、何処の国の話か?になること請け合いだ。それにしても、地方議員やその周辺の者と思われるサポーターなどがこれほどまでに既に「官僚(役人)組織従属意識」であったとは。
    以前、官僚組織と戦うことの厳しさについて、現在の体制から「恩恵」を受けている人は数千万ともいえるほどなのだから・・・ との趣旨を書いたが、まさに、今回の結果がそれを証明したようなものだ。

    ところで、老人党の掲示板はほんとうに「弱者の味方」なのだろうか。
    なだいなだ氏の思いがどこにあるのかは確かでないが、改まって、最近の投稿を眺めてみると「はてな?」の思いも沸いてくる。まさか、ガス抜き装置ではなかったのだろうとは思うが・・・

    いずれにしても、昨年8月の政権交代は十分なプレミアム付きで「従来勢力」に返上されたことだけは確かだ。
    「民意」が危ういと書いて一年足らずだが、自分のことは自分で守るしかないようだ。
    30%程度と目される「弱き者」は諦めてもらうしかないのだろう。格差の問題にしても、理想を語らなければ、大企業と下請け町工場、日本の戦後史には以前から明確な実績もあることだ。

    以前、小泉が「格差は何故悪い」と言ったとか、言わなかったとか・・・
    アメリカを支えた黒人や移民、ドイツを復興させた外国からの出稼ぎ労働者などなど労働市場にポテンシャルの落差があることが産業振興の原動力である可能性すらある。

    それにしても、官僚組織が自己都合を主張し続けることによって生ずる「高コスト体質」が今後の国際競争力を弱め、産業の空洞化を一層促進することになるから、今後は勝ち組の中でも上位を目指さないと現状勝ち組意識の人々さえ落ちこぼれてしまう危険性も生ずるだろう。
    当面、減収の中でも、上昇する消費税に耐えられるよう生活設計をしなおす必要もある。
    -----------------
    【11946】Re:小沢破れる    タミゾール 2010-9-14 19:02
     ▼こんばんは みじゅくものさん:

    私は、菅支持ですが、祝杯などあげず、苦いビールを飲んでいます。
    けっこう、多くの国民もそうなんだと思いますよ。

    小沢さんよくやったじゃあないですか。マスコミもそこそこ小沢さんを見直していたし。
    今まで、奥の院で権力をふるっていた人が表に出て自己をさらけ出したじゃないですか。立派ですよ。
    今度は、検察審査会が厳しい判断を示すかもしれないが、堂々と裁判で持論を展開すればいいじゃないですか。
    好きな人じゃないですが、政治家としてはまっとうな人で、弁論で勝負したすがすがしさを感じるなあ。

    私も、いつも自民党が勝っていた時に、「国民はアホちゃうか」って怒ってましたよ。
    ただ、当時マスコミも自民党政権を叩いていたけど。アナウンス効果もなく、ほぼ世論調査通りの結果が出たってことをどう見るかってことじゃないですか。
    冷静に大局を見て判断する人が多かったてことでしょう。今は少し落ち着いて考える時でしょう。

    思うに、菅さんが気に入らないからって、数年単位で政権を見ないといけないんじゃあないですか。
    われわれの耐性が薄れている証拠です。
    権力を批判し、監視するのは当たり前ですが、個々の政策や法案について論じて行くときでないでしょうか。
    私の長期的不安は、民主党に変わる政党が、見当たらないことです。これも、10年単位で考えればよろしい。

    とりあえず、自分の足元を見つめて日々を充実させましょう。
    -----------------
    【12002】ノーサイド...改造内閣   かっくるなかしま 2010-9-17 16:29(編集)
     ▼タミゾールさん:こんにちは。

    http://www.asahi.com/politics/gallery_e/view_photo.html?politics-pg/0917/TKY201009170238.jpg
    (朝日、「改造内閣」、2010/9/17)

    >対立・激論しつつ、新体制が決まれば政党としては一致した行動をとる。当然のことですね。

    仰るとおりです。改造内閣をどう見るかですが、
    1)有権者、国民から見て、分かり易いか、納得できるか、賛同を得られるか、
    2)捩れ国会を乗り切ってゆく上で、政策の論議・遂行に閣僚が耐えうるか適任か、がポイントでしょう。
    概ね、適切だと思いますよ。

    党内の派閥力学によるポストの配分が、組閣上、勘案すべき要素であることは否定しませんが(認めますが)、
    それは、3)、4)がなくて、5)の位置づけです。1)と2)が優先されるべしというのが、私の考え方。

    いったい誰を見て、組閣するかどうかです。・・・ ☆ポイント
    有権者、国民以外にありえないわけですよ、この期に及んだら。
    (なんたって、有権者の期待をこれまで裏切り続けてきたわけですから。)
    (小沢グループって、大所帯ですが、キャリアが足りていませんし。)

    >ところが、小沢さんは、副代表就任を断ったのはいいとしても、両院議員総会に欠席した。
    >せっかく、代表選で見直したのに、こういうところは変わってないなあってがっかりしますね。
    >なぜ、彼だけがこのような反党的行動が認められるのだろうか。まあ、引退を考えているのならばかまわないが。

    言外に態度によって、今回の人事には、関知しない、認めないとでも言いたいのかどうか知りませんが、
    両院議員総会を欠席するなんて、はっきり言って、そういうところがまるで「お子様」です。

    >今回の改造内閣は「年功序列内閣」なんだろうか。 ある程度、一専門部門でこつこつやっていれば大臣ぐらいにはなれるし、そつなく仕事をこなし、一定の評価も得ることもできる。
    >一方、重要な経済・外交・制度改革などは、しがらみのない実力ある若手・中堅の人が入閣した。
    >バランス的に、今の日本社会の人事モデルになるかもしれない。「年功序列+実力主義の7:3刈り内閣」

    閣僚の年齢構成が幅広く、年功序列とともに世代交代をも併せるという印象を受けました。
    今回、自民党が、結構、斬新な党内人事を行なっていると見ていましたが、
    斬新さにおいても遜色ないと思います。・・・ ☆ポイント

    結構、捩れ国会では、「与野党の真っ当な論戦と政策協議」ができる、・・・ ☆ポイント
    そう期待しうる布陣であると思いました。 では。
    -----------------
    【12007】嫌な予感 Gokai 2010-9-17 20:41

    長期政権の嫌な予感がします。小泉政権時と同じような。
    「私には夢があります」と小沢氏言うと、その後の菅総理の演説でも、「私には夢があります」とかぶせる。
    代表戦の後半の演説ではこんなのが目立ちました。

    こうすれば小沢氏が如何に心に響く演説をしようとその効果はいきなり半減します。
    まさに喧嘩売っているわけです。小沢さんむっときただろうな。

    原口一博総務大臣更迭→片山義博総務大臣(元鳥取県知事、TVコメンテーター)
    原口さん、マスコミが、新聞社とTVメディアの両方を持つのは危険だから分離すべしといっていた。
    よくわかる更迭理由かな。

    いままで、原口さんTV出演の多しであったが今後は少なくなると予想。
    ジャーナリスト勝谷雅彦氏もマスコミ批判傾向小沢氏応援であったので、今後はTV出演はずされる予感。

    あと、長妻厚生大臣も更迭、国民期待の星だったわけだけど、厚生官僚と対立激しいとのこと。
    続けさせればいずれ長妻氏が厚生官僚に打ち勝つはず、それを交代させるのだから、菅政権、マスコミはもちろん、官僚ともお手手つないだか。

    おまけに、消費税増税、法人税減税は今回の代表戦でも撤回することなく代表続投できた。これで錦の御旗が出来たから、消費税増税且つ、年金うやむや。派遣法改悪あっても改良なかろうなので、経済界とも仲良しこよし。
    これだけ材料そろえば、やはり長期政権の芽が50%ぐらいだろうか。

    ところで民主党の一般議員や他党の議員さん、今回の民主党の代表戦を身近に見て、美しい国日本ではなく、恐ろしい国日本と思った議員さんも大勢いただろうと思う。
    -----------------
    【11965】小沢あっぱれ、老兵は消え去るのみ キタキツネ 2010-9-15 17:30

    ぼくは小沢さんのシンパじゃないけど、マスコミの報道の偏向ぶりには、恐ろしさを感じた。選挙にはある程度の嘘は付きものだし、多数派工作も当然あるでしょう。でもそこには許容範囲というものがあるってものです。

    プロレスだって反則はあっても本物の凶器まで持ち出さないだろう。代表選の最中に鈴木宗男の収監を決めたり、青木愛の不倫スキャンダルを流布したり、同じ与党内の代表選とは思えないものでした。
    しかし、何は言っても、小沢さん完敗。これで国民や党員への義理は果たした。

    老兵は消え去るのみ。国民や党員があとで泣き言をいってきても、応じる必要はないってものです。
    小沢さん、よく頑張った。それにしても、今まで応援してきた菅、逢坂、絶対許さないぞ。
    -----------------
    【12015】代表選をふりかえって   usagi65 2010-9-19 0:00

    今回の代表選で私にとって良かったことは、小沢さんの考えを充分聞けたことです。選挙の神様といわれている小沢さん、豪腕とも言われていますが、メディアが初めて公の場で考えを聞き、質問をして確認できたことに意義があったと思います。
    そしてその内容は私にとってはそれほど新鮮で新しいものではなく、民主党が先の選挙で掲げたマニフェストを実行することが一番、財源はむだを削ることから出てくる、消費税は必要ないというものでした。

    普天間問題も腹案があるわけではないとのこと、がっかりしました(本当は期待していたのですが)
    国民の側からすれば財源が無いのにどんどんお金をばら撒いてもらっては困る、マニフェストも国民の思いとずれているところがあるので修正してほしいというのが多数の意見であるので、国民に近い地方の議員、サポーター票が小沢さんにいかなかったのはうなずけます。「政治と金」が一番の理由とは思えません。

    小沢さんの話を聞きながら思いましたことは、この方の頭の中には「選挙」のことしかないのかな?ということでした。農家の個別保障制度も、兼業農家にも配るというのはやはり選挙を意識してかと、子供手当て全額支給、高速道路、消費税は上げない・・・・

    「国民が第一」といいながら、本当は自民党をつぶすことが第一なのかな?と思ったりします。
    内閣の閣僚が決まり、メディアは小沢グループが入っていないことを問題にしていますが考え方が違うのですから仕方が無いのではないかと思います。

    またこれからの菅内閣の仕事のやり方によっては小沢支持のかたもずっと支持を続けられるかは疑問です。
    まずは菅チームを応援したいと思いますが、心配は菅首相のコミニケーション能力です。鳩山さんと似ていますが(トラスト ミー)この方も失言しそうで心配です。
    =========================================================================
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【11893】老人党メルマガ(341)
北極星   運営スタッフ 2010-9-12 7:29:56  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(341) ::: 2010/9/12
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【打てば響く】私的感想「円をユーロとの固定相場に」 なだ いなだ
    【11806】Re:小沢一郎について          団塊党
    【11849】法人税減税は雇用の減少        Gokai
    【11880】Re: 戸籍上の幽霊・責任は何処に?    かっくるなかしま
    【11777】Re:やっと独居高齢者に支援!      85歳
    【11834】Re:かえるさんの独り言:論法について  H.KAWAI
    =========================================================================
    【打てば響く】私的感想「円をユーロとの固定相場に」   なだ いなだ 2010-9-1  

    株価は激しく上下します。これは日本経済の指標になるか。していますが、なりません。
    現在、直ぐには必要のない資金は、銀行や郵便貯金に預けています。
    それが必要なところに投資されれば、資金の必要な人には助けになります。この人が企業を興し、もうけて、資金を還元すれば、それが貯金していた人に帰ります。これが投資です。いわば、たすけあいです。

    しかし、もう一つ、資金の使われ方があります。これは目先の利益を上げようとする株式投資です。大きな資金を持った集団は、企業のためというより、値上がりでもうけようと、ばくちのように、値上がりを見込めそうな株を買います。こうして、一日に驚くほど株価は上下します。これで国勢が測れると考えるのは間違いです。

    しかし、新聞もテレビも、株価が上がった下がったで大騒ぎします。大騒ぎするので、日銀、政府は株価対策として、本来はもっとじっくりと考えて作成しなければならぬ政策を、日和見で変えてしまいます。
    これが現在の政治の現状です.だから、必要な資金が、本当に必要としているところに集まらない。

    郵便局は、銀行のように投機に資金を回せなかったので、国債のほとんどを引き受け、それが、国が財政赤字をかかえていても、日本の円を下落させない原因です。ギリシャにならないのは国民の貯蓄が、投機に廻らなかったからです。円が投機にさらされていますが。投機の資金に対抗するには、中国のように固定相場に戻せばいい。

    ぼくは円とユーロが10年前一ユーロ百円だったので、ユーロ百円で固定すればいい、と考えます。
    これなら円単独より投機に対して強くなります。それに中国が加われば、世界のなんとかファンドという投機筋に対抗出来るでしょう。そして世界経済は落ち着きを取り戻すでしょう。
    日本の技術はまだまだ世界で役立つところがあり、資金も必要です。

    そうした国際援助を視野に応じた経済政策がとれるようになること、これが日本のためにもなり、世界のためにもなることです。だが、現在は、株式にお金が流れます。株と投機筋に社会がかき回されています。
    これは本来の資本主義でなくルーレット資本主義です。あるいはカジノ自由主義です。
    -----------------
    【11806】Re: 小沢一郎について   団塊党 2010-9-6 20:56
     ▼タミゾールさん:こんばんは

    >冷静な分析ほとんど同意します。けっこう多数の方は、貴兄同様の見方をしてるのでは。
    >ただ、小沢さんは官僚を上手にコントロールすると思う。官僚の心の機微は痒いところまで熟知しているだろう。
    >菅さんの方が、激しく官僚を攻撃するから意地悪されるだろう。

    対官僚には菅さんも実績があるので、意地でもやる時はやるでしょう。菅さんの出発点みたいなものですから。
    私は、菅さんが雇用に着目しているのに期待しています。
    小沢さんは一律10パーセント削減を攻撃していますが、私はむしろ合理的に思います。
    官僚の力も借りなければ政治家だけでは無理でしょう。政治家は残りの10パーセントに全力を注げばいいのです。

    小沢さんはどうやって予算編成をやるつもりでしょうか?そこが全然見えません。
    一括交付金化と簡単に言いますが、こんなのは、よほど慎重にやらなければ地方はめちゃくちゃになりますよ。
    仕組みも変えずにカネだけ削れば大変な混乱です。民主党はこれから数年かけてそれをやろうとしているわけで、小沢さんは何も新しいことを言っていません。性急さだけが目立ちます。

    消費税だって、菅さんは議論をしようと言っているのに、すぐにでも上げるような言い方で批判する。
    まるで無責任野党のような言い方です。
    税制を議論しなければ社会保障の議論も進みません。その辺の説明がまったくないままに批判するだけです。

    >ところで、この選挙は「マスコミ対インターネット」という別の争いにもなっているような気がします。今のところ、両方の欠点が出ちゃっているように思います。お互いのメディアの欠点を矯正するいい機会のようにも思う。

    マスコミについては散々私も批判してきました。
    今回も勝手なもので小沢さんを視聴率アップの道具にしてますね。つける薬がありません。
    インターネットにもこのところやや幻滅です。政治ブログを覗くとほとんどが右翼か小沢信奉者です。
    両者には共通点があるのでしょうか。

    私が小沢さんを支持しないのは、阿修羅掲示板を筆頭に口汚く相手をののしる(今は菅たたき)体質があり、小沢さんにそうさせる要素があるんではないかと疑っているからです。
    一時、麻生さんがネットで人気がありましたが、そのこととも同根の気がします。

    民主党は小沢さんの体質とは、きっぱり縁を切る方が良いのではないかと思っています。
    民主党の持ち味は小沢さんとは相いれません。いずれ分裂するでしょうね。
    -----------------
    【11849】法人税減税は雇用の減少 Gokai 2010-9-9 12:34

    法人税減税は雇用の減少・給与低下。
    企業の利益計算を簡単に言うと、売り上げ−経費(材料費、人件費)=利益
    法人税(国税・地方税)は上記式の右辺、つまり利益に対して掛けられる。

    したがって、いくら企業が稼いでも、もし税金が高いとなると、もったいないから給料を上げるか雇用を増やそうとか、設備投資しようかとなるが、もし税金が、いまの40%→20%になるのであったら、経費(人件費)を圧縮しても儲けようかとなる。

    さらに、企業には配当というのがあります。この配当は、税引き後に支払われますから、株主としては法人税が安い方が配当金が多くもらえるから大歓迎です。ついでに言うと、今日本の優良企業のおよそ100社は外国資本が筆頭株主となって、実質は外国資本オーナー会社となっている。

    ということは、法人税を安くする政策というのは、雇用を減らし、社員の給与や待遇を悪くして代わりに、海外に儲けを送金しやすくなるということです。
    これもしかしたら、米国の日本に対する年次改革要望書に記載されているかもしれませんね。

    しかし、一に雇用、二に雇用、三に雇用の三連呼とは完全に矛盾でしょう。
    菅さん、聞こえのよい言葉を捜すのは力を入れても中身をあまり考えないのですね。
    -----------------
    【11880】Re: 戸籍上の幽霊・責任は何処に?  かっくるなかしま 2010-9-11 9:51 (編集)
     ▼JIJIさん:

    >長寿国日本の基礎データーが、如何なっているのか疑問です?!管轄役所の怠慢さ…お役所仕事と、遺族の意図的な不正を再調査すべきでしょう??
    >こんな処で、年金や税金が、浪費されていては問題です。この責任はどこにあるのでしょう。

    全く仰るとおりで、大きな問題です。
    何が問題かといえば、「制度」への信頼が揺らいだままであるということです。・・・☆☆

    公共投資が切れてきたり、円高となっているため、代表選でも「景気」が強調されていますが、
    制度への信頼が損なわれたままでは、有権者、国民は、将来について不安を抱き続けることになり、
    家計は消費、法人企業は雇用に対し、前向きにはなれません。

    お役所の怠慢、責任、うんぬん、いろいろありますが、私の見るところ、「縦割り行政の弊害」です。・・・☆☆
    お役所では組織を守ろうとしますから、(お役所だけでなく、大きな組織では組織を守ることが、自己目的化します)越権・越境しない代わりに、「不作為」が生じます。

    社会保険(医療保険・年金保険・労働保険)の管轄は厚労省ですが、保険料の徴収や管理、支出・運用の実働組織は分断されていますし、(旧厚生省、旧労働省に分断され、更に自治体、民間も絡む)
    //www.ifinance.ne.jp/learn/socin/sib_3.htm

    戸籍は法務省、所得税、相続税は国税庁、
    >>http://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/shotoku.htm
    >>http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/souzoku.htm
    住民基本台帳、地方税は、総務省、自治体、と、ばらばらです。
    >>http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czais.html

    部分的には管理しようとしているし、管理するつもりもあると思いますよ。
    でも、行政縦割りで管理がばらばらですから、省庁をまたがると、今回のように、生きていないのに年金が払われるということが起こりえますし、そうしたことを防ごうとするならば、データの一元化ができていれば、

    例えば、「100歳を超える高齢者であれば医者に通う=医療保険を使うはずだが、使われている形跡がなく、でも年金だけは支払われている」、という具合に、おかしいと気付き、所在や安否に確認を行うきっかけになります。
    例えば、「医療保険を使ってもいなければ、年金が支払われてもおらず、住民票の住居も定かでない。
    でも戸籍上は生きている!?」も同様です。

    でも、管理が分断されているので、行政全体として、予防的・発見的に対応することができません。・・・☆
    それでは、与党の民主党が全く手をこまねいているのかといえば、そうではありません。
    usagi65さんへの返信で、民主党のマニフェストに関連し、
    マニフェスト作成者から聞いていたことにつき、申し述べましたが(↓)、
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=1093&sty=2&num=28

    例えば、そこでの「納税ID」は、徴税・社会保険料徴収の管理一元化を図ろうとするものなのですが、
    そこでは、総務省の住民基本台帳をキーに、総務省・国税庁・自治体・旧社会保険庁に分断されているデータベースを統合します。 ・・・ ☆

    直接的にシステムベンダーに確認しているところでは、
    システム設計をしていた側から見ても、全体がどうなっているのかわからないし、省庁の側もそう。
    (自民党の幹部だった人の言葉を借りれば、「増築に増築を重ねた熱海の旅館」のようなもので、ベテランの仲居さんでないと、その実態は分からない=館内で迷うようなものだ、と)

    従って、システムは、1から作り直す必要があり、そのための費用は、3ヵ年で、5000億円〜1兆円くらいだとのことでした。どうすればよいか、ということは、民主党でも超党派でも考えられているし、上記のようにマニフェストに記(しる)されているんです。

    でも、ほとんど実行できていないどころか、いつのまにやら、年金や医療は、どっかにいってしまって、
    それどころか、消費税増税論争が、権力闘争のダシとなり前のめりに浮上してしまったことで、
    納税ID(=システム基盤の整備により、縦割り行政の弊害を糾す・正す)は、後退する観すらあります。

    官僚主導とか、政治主導とか、というキャッチコピーには、なんだか判ったような判っていないようなところがあります。

    具体的に何をどうするかだと思う。たかだか「省庁をシステム接続する」というそれだけのことですが、行政を部分ではなく全体として効率的に機能させ、ちりも積もれば山となるような見えにくい無駄が除かれて、有権者、国民の、諸制度への信頼を取り戻せていけるだろうに。

    私は、「たかだかそれだけ」のことが、官僚の行政縦割りの不作為を是正して、政治主導を発揮することだろうと思っています。それで、いつの間にやら、不明な高齢者が話題にすら昇らなくなればいいと思う。
    政策の遂行を疎かにして、選挙と政局にエネルギーを費やすのは、いい加減にして欲しい、と重ね重ね申し述べているのは、かくなる見方や考え方によります。  亀レスにて失礼しました。  では。
    -----------------
    【11777】Re:やっと独居高齢者に支援! 85歳 2010-9-5 13:16
     ▼usagi65さま: JIさま: 皆様: 相変わらずの残暑、お見舞い申し上げます

    >また85歳さまの「NPO SSU市川」のホームページ拝見いたしましたが「運営の仕方がすばらしい!」の一言です。

    恐れ入ります。
    実は昨日(土曜日)は「わいわいサロン」の開催日でした、暑いので、此の一ヶ月くらい欠席して、サイト、、Blogの更新も怠けておりましたので、久しぶりに取材を兼ねて参加しました。当家より徒歩数分の距離です。

    この「わいわいサロン」は男性が中心で、女性中心は、毎週火曜日に「陽だまりサロン」、水曜日は「塩焼サロン」など催しが御座います、詳しくは、下記サイトで、宜しかったらどうぞ。
    http://homepage2.nifty.com/bup/ssu.htm

    介護事業も併行して行っております。実は10年ほど前、近所の年寄が集まって、ヒマツブシに何かやろうと、始めた結果が現在の形になりました。当初の名前は町名からとって「塩焼シルバーユニオン」でした。
    事業の拡大化に伴い、名前も、少し格好を付けようと言う事で「SSU市川」と改名しました。

    そのうちに「介護事業も」と言うことで、現在の形態になりました。
    小生は発足当初より、参加してましたが、不熱心会員で、事業に協力したことは御座いません。
    パソコン遊びをやってヒマツブシをしてましたが、数年前、此の地域のサイト、住んでいる集合住宅のサイト、自分個人のサイトなどで遊んでおりましたが、「SSU市川」のサイトも作ろうかって言い出したら、”勝手にどうぞ”
    と、言うわけで・・・。
    サイトの更新は面倒くさいので、Blogで間に合わせるようと、Blogも新設、自分の「Twitter」からの連携、etc.
    ・・・だんだんと手を広げ過ぎて、持て余しているのが本音ですよ。

    さて、Blogは ↓
    http://ssuichikawa.blog3.fc2.com/
    昨日の「わいわいサロン」の写真を載せました。ついでに、怠けている間の写真も。

    小生は、長時間、同じ姿勢で座っていると疲れるので、麻雀はできません。
    近所の老人が、事務所の若い女性にネットでの遊び方を教わっておりました。
    この女性に、サイトの作り方、教えているのですが、なかなか憶えてくれませんよ。

    写真を撮り終わり、事務所のケアマネージャーの女性(SSUの実質的なオーナー)とオシャベリ。
    ”俺、ソロソロ介護してくれないか”って言ったら、こう言う書類に書いて申請しろとのことでした。
    中に、医師の住所氏名の書き込み欄が在ります、申請すると、医師に現状の問い合わせがあるそうです。
    ”此の先生、俺がプールで泳いでいるのを知ってるぜ”って言ったら”ではダメね”で、諦めました。

    と、いうわけで、”世のため他人のため”ではございません、自分のボケ進行予防が主たる目的でございます。
    さて、皆様の高邁な政治談議、主義、主張の間に潜り込み、ヒマツブシの書き込みばかりで申し訳ございません。大正生まれの小学校卒、元兵隊には、此の程度の知識しか、ないのです。お許し下さい。
    -----------------
    【11834】Re:かえるさんの独り言:論法について  H.KAWAI 2010-9-8 7:09 (編集)

    ○論者の中には根拠を示すことなく、こうである、ああであると断定する人がある。
    この手の論者になぜそうなるんですかと尋ねてみても無駄な気がする。
    ○その反対に様々なデータを示して理路整然と論じる人もある。当然こちらの方が説得的である。

    ○しかし、社会現象は数学の証明のように厳密に論じることはできない。
    だからこそ、今日でもマルクスは間違っていると主張する人もあれば、正しいと主張する人もある。
    ○また、一見説得的な論もよっく検討すれば、綻びが発見されることは多いし、データも都合の良いデータだけを利用し、都合の悪いデータは無視するといったこともよくあることである。

    ○邪馬台国論争では、魏志倭人伝の記述について北九州へ持って行きたい人、畿内に持って行きたい人それぞれに都合の良い解釈をしていて、思わず笑ってしまう程だ。
    ○では、社会現象を論じるということは、結局のところ怪しいデータや不確かな事実を挙げて、得手勝手な理屈を捏ねることなんだろうか。

    ○ところで菅vs小沢論争にも邪馬台国論争のようなところが無いだろうか。
    菅氏を支持したい人、小沢氏を支持したい人といった具合に。どうも客観性を欠いているような気がする。
    ○菅、小沢それぞれに対する支持率というのは客観的なデータなのだろう。しかし、支持、不支持は主観的な理由に基づくものかも知れない。日銀が発表する短観と同じで、主観的な判断でも集まれば客観的なデータに化ける。

    ○誰を支持するかに、主観的なところがあってもそれは仕方が無い。猫が好きか犬が好きかみたいなものだ。
    しかし、物事を論じる際には客観性というものが無ければならないと思う。
    そうでなければお猿さんみたいになってしまうだろう。
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【11776】2010年8月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2010-9-5 10:44:40  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。

    遅くなりましたが、2010年8月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2010年8月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     8/1                749,716.-    2010年6月より繰入
     8/2          105.-   749,611.-    セブン銀行
                                取引明細手数料
     8/7         12,600.-  737,011.-    メールマガジン
                                配信サービス使用料※
     8/7          210.-   736,801.-    振り込み手数料
     8/16  260.-          737,061.-    普通預金利息

     ---------------------------------------------------------------------------

    ※2009年12月から導入したメール配信サービス
     「BlaynMail」の契約期間を6ヶ月間延長しました。

     契約期間および内訳は以下の通りです。
     -----------------------------------------
     契約期間: 2010年9月〜2月(6ヶ月)
     使用料: 2,000円/月 × 6ヶ月 = 12,000円
     消費税: 12,000円 × 0.05 = 600円
     ----------------------------------------
     合 計: 12,600円

    ご不審・ご不明な点等がございましたらメールでお知らせ下さい
    (この投稿の投稿時刻の右側の「メール」をクリックし、
    メールアドレス欄の「KAIKEI」を「kaikei」に直すと
    私宛にメールを送ることができます)。

       *

    老人党は、みなさまからのご寄付で運営されています。
    老人党宛のご寄付につきましては、「ルール・使い方」内
    「↓ご寄付について↓」
    http://6410.saloon.jp/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=7#q17
    をお読みください。

    なお、郵便貯金口座(10200-77760951 ホリウチ シゲル)は
    都合により現在使用を中止しています。

    ご寄付のお振込の際は
    セブン銀行サルビア支店 普通預金口座 0041684 ホリウチ シゲル
    をご利用ください(振込手数料はみなさまにご負担いただいています)。

    今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。



    Ray(運営スタッフ)
閲覧 18877
【11773】老人党メルマガ(340)
北極星   運営スタッフ 2010-9-5 4:36:29  [返信]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(340) ::: 2010/9/5
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【ご意見拝聴】小沢が出てもいい      なだ いなだ
    【11646】その後の菅内閣支持率...小沢効果か(^^急上昇 かっくるなかしま
    【11767】日本の財政学は誤り        Gokai
    【11689】Re:最近、思うこと       あくまの査問官
    【11678】やっと独居高齢者に支援!   usagi65
    【11683】Re:やっと独居高齢者に支援!  85歳
    【11715】Re:やっと独居高齢者に支援!  usagi65
    【11719】Re:やっと独居高齢者に支援!  J.I
    =========================================================================
    【ご意見拝聴】小沢が出てもいい   なだ いなだ 2010-8-29 10:23

    小沢の立候補に不満の人が多いようですが、ぼくはこれでいいのだと思います。小沢が嫌いでも、立候補するなというのは行き過ぎです。民主党は寄り合い世帯だし、いろいろな人たちの集まり、その中の意見の違いが鮮明になるのだから、立候補して争うのは、国民にはレントゲン写真を見せてもらうようなもので診断に便利です。

    ぼくは総裁選に賛成。小沢が出ることにも賛成です。小沢がどんな主張を自分の口から語るのか。
    興味がありませんか。ぼくは、この男の評判をマスコミを通してしか知らないので、直接に知るにはいい機会だと思っています。国政選挙ではないのだから、ぼくたちはこの選挙を楽しんで観ていればいいのです。
    -----------------
    【11646】その後の菅内閣支持率...小沢効果か(^^急上昇  かっくるなかしま 2010-8-29 14:19

    こちら(↓)が、世論調査による姿。
    http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082801000428.html
    (時事、「菅氏69%、小沢氏15% 民主代表選で緊急世論調査」、2010/8/28)

    だいたいいつもたいがい、おいらの感覚とおんなじだよ(^^ ← 中間層っすから
    >>共同通信社が27、28両日実施した…代表になってほしい候補者に菅直人首相(党代表)を挙げたのは69.9%で、
    15.6%の小沢一郎前幹事長を大きく上回った

    まあ、おいらの場合、
    「1年あまりで首相が3人なんて、ほんとどうかしている」、・・・ ☆☆
    この感覚(↑)が、菅さんでいいじゃないと思う理由のほとんど全てだし、街角インタビューとか聞いていて、
    そういう人たちが多いのって、全く違和感なしだ。

    時事の調査を取り上げている各紙の紙面をみると、新代表に期待したいのは、
    1.リーダーシップ
    2.国民に対しきちんと説明する姿勢or力、
    3.国会で野党と調整する能力、
    4.庶民感覚、あたりなそうな。

    おいらの場合は、2の説明と3の調整する力を重視かな。どっちも、「話し合う」ってことだ。
    やや意外だったのは、民主支持層での菅さん支持が、全体でのそれをくっきり上回っていること(↓)。

    >>民主支持層では菅氏支持は82.0%に上った。

    これもやや意外だったけど、菅内閣の支持率が急上昇していること(↓)。

    >>菅内閣の支持率は48.1%で、7、8両日調査の前回から9.4ポイント増。
    不支持率は81.6ポイント減の36.2%で、7月の参院選後、初めて支持が上回った

    円高が進んだ時、菅さんが白川総裁と電話で話をしたというときにゃ、かっくりしたんだけど。
    私見では、こりゃ、「小沢効果」っす(^^
    党内で数的に劣勢にある菅さんにとっては、世論頼みだし。
    -----------------
    【11767】日本の財政学は誤り Gokai 2010-9-4 20:08 (編集)

    自己レスです。
    日本の経済学者いい加減な人ばかりです。あるいは無能なのか?あるいは催眠術にでもかかっているのか?
    とにかく政府財政に関しては間違ったことしか言わない。いわゆる、このまま政府赤字財政を続けていくと日本はいずれ破産する。このような主張、私はもう25年来聞いている。しかし一向にそうならない。

    破産時には金利は急騰するという、国債価格も暴落だと。しかし、本当にそうなるのだとしたら、金利がいくらかでも高くなるなどの兆候がほんの少しでも見えるはずではないですか、しかしそんな傾向露ほどもありません。

    その他にも間違った主張あって、個人の金融資産1400兆円を超える累積赤字までは政府は赤字国債発行可能、但し、それを超えると海外にお金を借りに行かなくてはいけないからやはり金利は急騰するという。
    しかし、日本という国、海外のお金を借りる必要ないんです。なぜかと言うと、海外のお金であるドルなら270兆円も海外に預金しているのですから、それを借りればいいとなりませんか。(対外純資産270兆円分の外貨)

    財政にまつわる変な話なら他にもあります。それは前投稿でも言いましたが、赤字国債発行しすぎると日本国は破産するといいながら、ではどのくらい消費税を上げれば、発行済み累積赤字国債が減少に転じるという計算式を経済学者のどなたも示したことが無いのです。

    財務省もそうです。菅総理もそうです。
    財政健全化のために、消費税増税しないといけないといいながら、何%ほど、消費税を上げれば、発行済み累積赤字国債が減少に転じるから、そのように上げましょうとは言わない。全くいい加減ですね〜。

    おそらくそのような計算式など出すこと不可能なのでしょう。
    そうならば、そろそろ、もしかしたら財政赤字なんぞ幾ら増加しようと、日本国は破産なんぞしないのと違うかと疑う気になれないもんでしょうか?

    ><個人の金融資産、企業の金融資産>(by日銀資金循環統計)
    >(1990年3月)
    >    資産   負債   差し引き
    >家計  982    316    666
    >企業  857    1487   −630
    >政府  250    281    -31
    >......................................
    >合計  2089    2084     5
    >
    >(2008年3月)
    >    資産   負債   差し引き
    >家計  1433     375    1058
    >企業  819    1141   −322
    >政府  468    975   −507
    >........................................
    >合計  2720    2491    229

    >例えこの論理が正しいとしても、金融資産の持ち主は個人だけではなく、企業もある。そしてその企業の金融資産は819兆円である。更に言えば、政府にも金融資産がある、その額は468兆円だ。
    >だからその額も加えると余裕の合計は458+819+468=1745兆円となる。
    >・・・ここまでいうと、前述の経済学者の主張は、論理的にまことに奇妙なものにならないか?

    何が奇妙かといえば、
    個人の金融資産から政府が借りているという言い方は違和感なく受け入れることができるが、
    それならば、企業の金融資産からも借りられるだろう。
    更に同じこの表から、政府の金融資産からも借りられるとなる。

    ここで待てよです。
    つまり政府自身の預金から政府が借りるというのです。
    やはり奇妙じゃありませんか?

    だから言うのです。
    日本の経済学者は無能だと。催眠術にかかっているのだと。

    つまり、政府累積赤字が増え続けるといずれ日本国が破産するという考え方そのものが誤りなのですと。
    -----------------
    【11689】Re: 最近、思うこと   あくまの査問官 2010-9-1 1:21

    お久しぶりです。そして今回は最近の年金の不正受給から思った事を。

    小沢氏の「政治とカネ」の問題について追及しているマスコミ。
    彼らの中に、今回の事件よりも早く、年金問題について調べようと思う人はいなかったのでしょうか?
    警察沙汰になるより前に問題提起できる世界が、良きジャーナリストの世界だと私は考えています。

    「記者が出向いて会えた百歳以上の老人の方」「出会えなかった方」をパーセントで示す程度なら、プライバシーの侵害にもならない……住所の調査自体がなりますか。
    なら、役所がどのように老人の方の近況を把握しているか(していないか)だけでも報道できなかったものか。
    人手や予算が足りなくて調べられないと言うのなら、その問題を報道すれば良いのにと思います。

    もしかして最近はマスメディアも不景気で、金にならない(視聴率が取れない)件には手が出せないのでしょうか。手を出す余裕があってこその経済大国だと思うのですが。

    ついでに「政治とカネ」の問題について。議員として汚職問題を無視しろとは言いません。しかし多額の給料や特典を得ていながら、汚職問題ばかりに時間を割き、議員の仕事を忘れてもらっては困ります。
    今の日本では国内的にも国外的にも多種多様な課題で溢れかえっています。

    それへの解決案を立法によって定め、行政に実行させる。もちろん議員自身の自浄も忘れない。
    こんな区切りとバランスがある態度を見たいです。

    今回は更にもう一つ。「政治とカネ」で小沢氏を追及するマスメディアですが、問題は彼だけの話なのか?
    小沢氏は汚職の証拠がないのに、彼だけがどうしてこうも長く言われ続けるのでしょうか?
    小沢氏が最高権力者の座に近いから?ならば有力な権力者の全員について「政治とカネ」を言うべきでしょう。
    小沢氏が政治家を止めたとしても、他の誰かが最高権力者になるのですから。

    例えば日本の経済を左右する東京都の石原都知事。彼の公費使用には身内優遇や使い過ぎの問題があります。それを検証する記事はどれ程あり、どれ程続いたものか。
    小沢氏との差を考える時、マスメディア界の浅さと寒さを感じます。
    -----------------
    【11678】やっと独居高齢者に支援! usagi65 2010-8-31 10:26

    皆様残暑お見舞い申し上げます。暑さにまいっておりましたら、うれしいニュースが次々新聞に載り、一番老人党が関心あるものとおもっていましたのに誰も話題にしないのであえて私が・・・国の政策として「高齢の独居・夫婦世帯に介護保険で生活支援」がうちだされやっと私が求めているものが出てきたという思いで安堵いたしました。

    子供たちは日々の生活に追われ親の介護どころではなく、また親も自分たちのしてきた(介護など)苦労は子供にはさせたくないということで、私の周りには一人暮らしの方や夫婦だけの高齢者が非常に多いのが現実です。
    しかし今までの介護保険は、家族が在宅介護している人への支援が目的でした。
    やっと現実に即したものになってきたということでしょうか。

    この政策転換は高齢者にはもちろんですが、離れて暮らす子供世代にも安心をもたらすように思います。
    また加えて前原大臣からの「医療・介護と連携した高齢者住宅を10年で60万戸整備」のニュースは高齢者の未来に明るい兆しがみえてきたように思えました。

    民主党は内輪もめなどしている暇は無く、ほかにも難題山積ですので早く政策を実行に移して国民に今はしんどくても希望の見える未来を見せてほしいものです。
    -----------------
    【11683】Re: やっと独居高齢者に支援!   85歳 2010-8-31 15:44
     ▼皆様: 残暑お見舞い申し上げます。
     ▼usagi65様: ▼皆様: ご無沙汰を致しておりますが、ナントカ生きてます。

    ”国の政策として「高齢の独居・夫婦世帯に介護保険で生活支援」”って言うのが、良くわからないのですが。
    小生85、家内78の一応、後期高齢の夫婦世帯なんですが。二人の僅かな年金より「介護保険料」とかが天引きされております。今のところ、其のお世話になったことは御座いません。

    どうなった時、どんな支援が受けられるのか、全く情報が無いのです。
    小生が関心がなく、不勉強のせいでしょう。「高齢者住宅」とやらを作るのに、介護保険が使われるのでしょうか。私は、自宅が御座いますので、それのお世話になることは、多分、無いと思います。

    自己流の解釈ですが、「介護保険」って一種の税金と思っております。仕事もせずに、年金で食わせて頂いているので、現役の若い皆様に申し訳けないので、お詫びの印に・・・、と思っておりました。

    ひがみの書き込みで申し訳なし。
    別項「連絡」で、”高齢者は制約が厳しくて書きにくい”とかの、お書き込みが御座いましたが、
    ”そんなことはゴザイマセンヨ”って、書き込もうと思ってましたが、失敗しました。
    矢張り、耄碌が進んで来たようです。猛暑の折、ご自愛下さい。   敬具
    -----------------
    【11715】Re: やっと独居高齢者に支援!   usagi65 2010-9-1 20:52
     ▼85歳さま:介護保険も使わずお元気にご夫婦でおられますことなによりと存じます。
     ▼JIさま:介護保険を使わず奥様を看取られてご苦労もおありでしたでしょうに、なによりでございましたね。

    こちらは男性の方が多いせいか自分の老後は奥様が見てくれると思っておられるらしく、介護保険についてあまり関心がないようですね(笑)

    しかし必ずどちらかが介護が必要になりますし、このご時勢、子供はあてにできません。
    また高齢になれば老老介護となりその負担は大変なものになりますし、次には残された奥さんが介護が必要になったとき、なるべく自宅で頑張りたいと思ったときどうしたらよいのでしょうか。

    こういうときに掛けておいた介護保険が役にたつのではないでしょうか。
    医療保険と同じで掛けた保険を使わないでポックリいかれる方もおられるでしょうし、長年寝たきりになられて掛けた以上に使う方もおられるでしょう。相互扶助の考えですよね。

    85歳さま、一度市役所に行ってどういう介護支援があるのか聞いておかれることをお勧めいたします。
    まだ歴史が浅いので不備な点(問題点)もあるように思いますが、現実は私の周りの高齢者の方々が介護保険を受けることにより家族の負担が軽くなったり、独居高齢者がなんとか一人暮らしができていたりして、この介護保険はとても良い制度だと思っております。

    しかし今までは家族と同居の被介護者に対する支援が目的でしたが、先月末の新聞によると「これからは一人暮らしのお年寄りにきちんと対応することを目標にしないといけない」とあります。

    背景には特別養護老人ホームの入所待機者が42万人にのぼり、ホーム入所が困難になっているということ、
    また高齢者の独居世帯や一家に高齢者しかいない世帯が25年に1270万世帯に達すると想定されるということがあり、政府は独居高齢者の在宅支援が必要と考えたようです。

    やっと現実に即した介護保険制度になりつつあると思っております。
    私事ですが介護保険を使いながらなるべく長く自宅で暮らしたいと思っております。
    もし認知症になったらそういうわけにはいかなくなるでしょうが・・・
    -----------------
    【11719】Re: やっと独居高齢者に支援!  J.I 2010-9-2 3:34
     ▼usagi65さま:

    独居高齢者に支援・・菅首相、というか菅内閣が民主党代表選に際して言い出した・国民の支援を考えに入れて・・なのではないでしょうか。私のかんぐりすぎ、と言われればそれまでですけれど・・・でも(高齢者)福祉について具体的な施策を「発表」したことは十分評価できるとは思います。

    対して小沢氏は「福祉」に関してはすべて予算を「地方自治体に」でしたか・・・それでは今でも言われている「地方格差」の増大にしかならないのではないでしょうか。

    私が母の介護をしていた足掛け7年、間に2年妹のところへ母が行っていました。私が住んでいるのは横浜市ですが
    妹のところはいわゆる地方都市、市とは言っても規模が格段の差、したがって要介護者の受ける介護そのものは規定があるから一見差はないかもしれないけれど、介護事業所の運営には大きい差が出てくるでしょう。そしてそれは「要介護者」やその家族が受ける介護の質に大きく影響するでしょう・・・

    地方財政の窮乏?を見越した上での「予算交付」が出来るならともかく・・・それに、そんなことをしたらそれこそ
    「福祉のばら撒き」と言われるのは必至・・・
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【11641】老人党メルマガ(339)
北極星   運営スタッフ 2010-8-29 13:26:35  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(339) ::: 2010/8/29
          老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【11506】Re:小沢の取り巻きとマスコミの責任  団塊党
    【11515】Re:小沢の取り巻きとマスコミの責任  藤田アサコ
    【11513】主権在民の条件           Gokai
    【11613】Re:小沢一郎立つ・ネーミングは難しい H.KAWAI
    【11622】Re: 菅総理で将来展望描けますか?   タミゾール
    【11634】鳩山・小沢辞任は何だったのか     pierre
    【11637】Re:鳩山・小沢辞任は何だったのか    団塊党
    =========================================================================
    【11506】Re:小沢の取り巻きとマスコミの責任 団塊党 2010-8-22 14:43
     ▼みなさん:こんにちは。

    小沢さんの評価が分かれています。はたして彼に総理としての器があるのかどうか。
    幹事長としてはともかく、総理としての小沢一郎の力量には否定的な人も多いのではないかと思います。
    政治とカネ問題は脇に置いたとしても。

    小沢さんのある種のカリスマ性は認めますが、総理としての力量には私もかなり疑問があります。
    しかしここでは小沢がどうかということよりも、その取り巻き連中とマスコミがあまりにもピント外れに見えて仕方がないので一言発言させていただきます。

    まず、マスコミです。マスコミは今回の代表選のことを盛んに面白おかしく報道しています。
    そしていつものごとくコメンテーターと司会者達は、党内抗争をしている場合ではないと、いかにも正論じみたことをため息つきながら言っています。

    しかし、騒がしく党内抗争しているように見せているのはマスコミ自身の報道です。
    党内抗争の芽がちょっとでも見えたらそれを大きく拡大して見せて視聴率を上げているのです。
    それについてコメンテーター達は何も言わない。ため息をつくくらい深刻に思うのなら、まず、報道姿勢を改めるよう言うべきでしょうに。相変わらずの滑稽さです。

    滑稽と言えば、取り巻き連中も同様です。
    大部分の民主党員は冷静であると見ていますが、山岡副代表を筆頭とした数人の連中がピント外れです。

    冷静に考えれば、小沢さんが総理になれるわけがありません。カネの問題で仮にどんなに潔白であっても、検察審査会に起訴される可能性があるという事実は間違いありません。そんな人が総理になったら、国会が政治とカネ問題で停滞するのは明らかです。野党から恰好の攻撃の的になり、国会運営は立ち行かなくなります。

    素人でも想像できることが何故彼らには想像できないのでしょうか。権力に目がくらむとそうなるのでしょうか。
    彼らはいろいろ理屈をつけていますが、結局のところ、主導権を握れないのが面白くないのでしょう。
    最低でも幹事長ポストを握りたいのでしょう

    多くの国民が今回のことに滑稽さを感じていることを彼らに早く気付いてほしいですが、眼が眩んでいる連中には無理でしょうね。
    -----------------
    【11515】Re:小沢の取り巻きとマスコミの責任 藤田 アサコ 2010-8-23 8:10
     ▼団塊党 様:

    >「仮に」小沢さんが総理の器を持っているとしても、このタイミングで代表選に出るのが良いのかという問題もあります。私は否です。
    >前にも書きましたが、政治とカネ問題がクリアできた段階でないと、国会は行き詰ってしまいます。

    私も、上記、賛成します。また、混乱して、国会運営の空白が生じるでしょう。
    民主党のトップに立てば、スムーズに働くというものではないでしょう。
    代表戦の後で検察の聴取を受けるというスケジュールも気に入りません。

    身の潔白を信じるならば、さっさと聴取を受ければいいんで、それができないということは、万が一代表選に勝てば、検察にも影響力が生じるだろうと、一縷の望みをかけているのでは無いでしょうか?。

    潔いというのは、人間の魅力にとって、大きなものです。時に政治家にとって、求められることで、小沢さんは、形振り構わない…実際は、気の弱い男だと、私は見ています。そういえば、「小沢は背広を着たゴロツキだ」って本が出たようですね。図書館に無いかしら…?。借りてみようかな…。
    -----------------
    【11513】主権在民の条件 Gokai 2010-8-23 7:55 (編集)
     ▼団塊党さん:こんにちは、手短お許しを。

    数年前だったか?北九州だったか?まだ幼いお嬢さんお二人と母親をなくされた?人相の悪い40代だかの男性がマスコミに犯人扱いされた事件がありました。でも事実は、その弟が犯人だったのでしたね。だから、人間の印象や直感だけで結論を出してしまうのは事実を歪曲してしまう可能性があるのは事実じゃあありませんか。

    もちろん印象や直感も大切にすべきですよ、しかしそれは何かを考えるためのスタート台としては良いが、いきなり結論としてしまうのは全くいただけません。
    それでは、江戸時代後期から昭和30年ごろまでの差別を作り出した、人間の感情行動と同じじゃありませんか。

    >小沢さんのある種のカリスマ性は認めますが、総理としての力量には私もかなり疑問があります。
    >しかしここでは小沢がどうかということよりも、その取り巻き連中とマスコミがあまりにもピント外れに見えて仕方がないので一言発言させていただきます。

    私、官僚やマスコミ迎合は総理の資質に不適格とは申しました、あるいは反小沢の議員さんたち、日本の将来に対する展望を示していない、例えば財源、例えば日本の国際的位置づけ、だから駄目でしょとは言いました。
    ところで、貴方の言う総理の力量とは具体的にどのようなものを言うのですか?

    >冷静に考えれば、小沢さんが総理になれるわけがありません。カネの問題で仮にどんなに潔白であっても、検察審査会に起訴される可能性があるという事実は間違いありません。そんな人が総理になったら、国会が政治とカネ問題で停滞するのは明らかです。野党から恰好の攻撃の的になり、国会運営は立ち行かなくなります。

    おっと、菅政権なら国会は空転しないのですか? あるいは、菅政権なら、小沢政治資金規正法問題や、鳩山お小遣い問題は問わないとの裏取引はもう既にできているのですか? 菅政権で国会空転したそのとき、野党の攻撃に対して、鳩山元総理のお母上の国会喚問も容認しちゃうんじゃあないでしょうね。

    >素人でも想像できることが何故彼らには想像できないのでしょうか。
    >権力に目がくらむとそうなるのでしょうか。彼らはいろいろ理屈をつけていますが、結局のところ、主導権を握れないのが面白くないのでしょう。最低でも幹事長ポストを握りたいのでしょう

    さて権力に目がくらんでいるという証拠は、貴方のこの問題が山岡氏に代表される小沢グループに貴方と同様の国会空転に対しての先読みが無いということ、それを指して、主導権を握れないのが面白くないと。

    >多くの国民が今回のことに滑稽さを感じていることを彼らに早く気付いてほしいですが、眼が眩んでいる連中には無理でしょうね。

    などなど、私には貴方の論理は単純なところで破綻しているように見えます。
    印象だけで他人を判断してはいけない。これは主権在民の民主主義の破壊でもあるのです。
    だからその行為がどれだけの罪悪であることか、気付かぬうちは仕方ないとしても、早くそれに気付くべきです。
    -----------------
    【11613】Re:小沢一郎立つ・ネーミングは難しい H.KAWAI 2010-8-27 6:46
     ▼みじゅくものさん:お早うございます

    >小沢が立った。しかし、勝てる保証などどこもないだろう。小沢のことだから、全くの負け戦は流石にないのだろうが、みじゅくものはハラハラどきどきである。

    ○小沢自由党との合流がなければ今日の民主党政権はなかった訳で、もしそれが数をそろえるための方便であったのであれば、政策もなにもあったものではないんですね。
    ○しかし、菅氏の首相になってからの言動からは、どうもその「方便」と考えていたのではないかと思えてくるんですよ。他のスレで述べましたが「日和見主義者」としか思えません。

    ○大体が社会党というものが日和見主義者の集団であった訳で、菅氏は社会党員ではなかったけれど、そちらに近い人ですから、そう考えるとなるほどと頷けるんですね。
    ○これでは政権の指導性というものが全く感じられません。メディアの言いなり、財界の言いなりと言う他ありません。例えば、「小沢さんは静かにしていて欲しい。」もメディアに媚を売った発言だったのでしょう。

    ○ただ、ここで小沢氏に苦言を呈したいことは、大挙して中国を訪問するようなことは止めて頂きたいってことですね。それとあまり高齢の天皇陛下を煩わすようなことも。
    ○小沢氏は数少ない骨の有る政治家と思われますし、今回、民主党の代表選挙に立候補すれば民主党員は否応無しにその政治信条を問われることになりますから、「波風立てる」ほうがいいのじゃありませんか。

    ○その結果、小沢氏が代表に選ばれたっていいじゃありませんか。それから先のことを考えるのは止しましょう。政治の世界は一寸先は闇っていうそうですから。
    -----------------
    【11622】Re:菅総理で将来展望描けますか?   タミゾール 2010-8-27 15:40
     ▼こんにちは。Gokaiさん:

    小沢さんについてですが、なぜ2年後の出馬ではいけないのだろうか。2年たてば、秘書の裁判も目処がつき自分の起訴に関しても白黒ついているだろう。菅さんの年金問題も役所のミスだと分かった。
    そういうこともあるでしょう。2年後までの健康がもたないのだろうか。そんな人には首相を任せられない。

    お金くれればそりゃ欲しいでしょう。自分の取り巻きたちにも選挙資金を配らないといけないし。
    でも、堂々と迂回でなく記載すればよかったんだ。不動産投資の意図は良くわからないが。
    お金を遊ばせておいてはいけないということなんでしょうけど。

    本当に能力があれば、その政策だけでも、人は集まるんじゃないの。政党助成金もらってんでしょ。小選挙区制の大きな意義は政治活動に金がかからんようにってはずだった。まあ、これってきれいごとなんでしょうけど。
    だから、これまでとは違う政治システムで行かないと。この点では、共産党の言い分は正しい。

    かっくるさんは、小沢首相になったら、国会はめちゃめちゃになるって予想してますけど、意外と上手にやりくりしてやるような気もする。経済政策もそれなりにうまくいくような気がする。でも、それでいいのかなあ?
    今回のサッカー・ワールドカップはやり方を大きく変えてそれなりの成果を出しました。
    でも、長期的には失敗かもしれない。そういうことです。

    雇用問題は大切ですが、いつまでも輸出産業に頼ってきたワンパターンな産業システムを考えるべきということです。円安の時にはウハウハだったんでしょ。その内部留保がうなってるんじゃないのですか。
    企業のトップはそんなこと考えているでしょうし、リスクヘッジしておくべきでしょう。
    おいしい思いもしてたんですから。リストラや倒産がたとえあっても死ぬ必要はない。

    インフレも悲鳴、デフレも悲鳴、円高も円安も悲鳴。政府に何とかしてよ、でなく自分たちで工夫しましょうよ。
    そういう、状況で政府も変わるように思う。弱いから知恵で乗り切りましょうよ。
    ワンパターンの24時間テレビをみつつ、1年中やればいいのにって思いつつ。
    -----------------
    【11634】鳩山・小沢辞任は何だったのか pierre 2010-8-28 15:20

    私は前にも、「鳩山・小沢辞任は何だったのか」と疑問を呈していたのだが、この疑問が一層深くなった。
    それは小沢氏が出馬を明らかにしたこと、さらに鳩山氏がそれを支持したことによってである。
    これでこの2人の辞任の意味がますます分からなくなってしまった。
     
    小沢氏の政治資金がらみの疑惑は、検察がその立証に苦慮しているようだが、疑いが晴れた訳では決してなく、疑惑は深い。そしてそれに対する釈明はほとんどないに等しい。そういう疑惑に応えるのが、先頃の辞任だったと受け止めていたが、どうも違うようだ。われわれ一般庶民の常識は彼には通じないのであろうか。

    民主党の代表は首相になるのだから、こういう人物に首相を託すのは、どう考えても戴けないのである。
    小沢氏の「カネ」の問題は野党に廻った自民党の格好の攻撃材料ではあった。
    かっての同党政治家たちの「カネ」まみれを知っているものにとって、今さら何だという気持はたしかに強いが、だからといって小沢氏の「カネ」を免責にするわけには行かないのである。
     
    また鳩山氏が首相の職を辞任したのは、普天間で安易な約束をしたツケを払ったのではなかったか。
    しかも、その直後には政治家を引退するようなことを言っていた。それをわずか3ヵ月で覆す、さらに菅支持から一転して小沢支持に変わって恬として恥じないのには閉口する。
    これほど口の軽い人を、われわれは短期間と言えど、首相として担いでいたと思うと愕然とするのである。

    5年首相を務め、それを退くと議員も引退した小泉純一郎元首相が清々しく感じてならない。しかも、鳩山氏は1年足らずで辞めたのだから、いわば首相としては“落第生”である。
    政治家の頂点である首相を“落第”したら、最早、政治生命を絶たれたと同じではないか。
    にもかかわらず一旦口にしたことを翻してまで、地位に恋々とするのは、如何にも見にくい。
     
    民主党内に“小沢待望論”が強いのは、彼の剛腕に期待するからであろう。しかし、剛腕だからといって優れた政治家とは限らない。豪腕・小沢が政権を握り、この厳しい政局を乗り切って政権が続くのがいいのか、菅直人氏が引き続き政権を担い、その結果、早期に解散総選挙になったとして、どちらがいいのか、それはそう簡単には見極められない問題である。
     
    この上は、両者の言い分を十分聞いて、その上で判断するしかない。
    しかし、小沢・鳩山両氏には、以上の様な決定的マイナス点があることを忘れて貰っては困るのである。
    -----------------
    【11637】Re: 鳩山・小沢辞任は何だったのか 団塊党 2010-8-29 3:29
     ▼pierreさん:

    ご意見に賛成です。「辞めてください」と言って一緒に辞任したばかりの人を、今度は「支持する」というのは、どうにも納得ができません。政治家として信頼をなくしてしまいます。信頼をなくすだけでなく、支持する理由もはっきりしません。

    鳩山さんは「小沢先生を支持するのが自分の大義」とか「こころの政治」とか発言していますが、そのような感覚的な内容だけでは何を考えているのか分かりません。一国の命運を担っているにしては軽すぎます。鳩山派の議員たちもその真意を測りかねているようです。

    彼は自分の今の行動が一国の命運を左右する重要な分かれ道になるという自覚があるのでしょうか。もし、あるのなら、小沢氏を支持する理由を、政策的にも政局的にも党内と国民に納得させるよう、明確に述べるべきです。

    政治家としての信頼性は脇に置いたとしても、私は、今回の鳩山さんの判断は間違っていると思います。政策的な面では「財源」が本当にあるのかという疑念です。相当に乱暴なことをやれば別ですが、その副作用は甚大になる予感があります。政局的には、国会が政治とカネで立ち行かなくなり停滞してしまうという危惧があります。

    特に、政治とカネで混乱する国会をどう乗り切ろうと考えているのか、その点を鳩山・小沢氏ともに明確に説明する責任があります。具体的にはこれから、代表選の過程で明らかになってくると思いますので、もうしばらく見守ろうとは思いますが、現時点では菅氏を支持します。
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【11500】Re: 老人党メルマガ(338)
北極星   運営スタッフ 2010-8-22 6:21:08  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(338) ::: 2010/8/22
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    【11447】Re:原爆の日:敗戦記念日   usagi65
    【11429】政権公約と財政危機     pierre
    【11462】小沢一郎氏は何をしたいのか?    珠
    【11466】Re:小沢一郎氏は何をしたいのか?  かっくるなかしま
    【11469】Re:小沢一郎氏は何をしたいのか?  Gokai
    【11474】Re:小沢一郎氏は何をしたいのか?  中井豪
    ★訂正★メルマガ(337)の【11334】原爆の日:終戦記念日の投稿中、「水爆」を「原爆」に訂正します。
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    【11447】Re: 原爆の日: 敗戦記念日   usagi65 2010-8-17 21:23

    JIJIさん、お久しぶりです。今日やっと娘親子が帰りました。下の家からは孫(4歳)の廊下の走る音がうるさいと電話がかかってきて、世知辛い世の中だとつくづく思います。年に2回のことなのに(泣)神経すり減らします。

    8/15が近づくとテレビも新聞も先の戦争のことを毎日報道します。戦後65年もたつとアメリカの機密文書も公開され、次第に「なぜあんなに相手国にも、国内にも悲惨な戦争をしてしまったのか」ということがわかってきています。

    悲惨な戦争を語り継ぐことはもちろん大切ですが、何故「太平洋戦争」に突入しどんどん拡大し、あのような悲惨な形で負けたのかと言うことを国民はもっと知っておくべきだと思います。

    大本営(戦争指導者)は何を考えていたのか。
    メディアはどんな役割を果たしたのか。
    国民はどの程度の情報を得ていたのか。
    そのときの世界情勢はどうであったのか。
    日本国民の経済状態はどうであったのか。などなど

    このことが2度とあのような戦争をしないための「抑止」になると思います。
    -----------------
    【11429】政権公約と財政危機 pierre 2010-8-16 20:22

    民主党の政権公約に掲げられている政策は、その多くが大変巨額の財源を必要とする。
    例えば、農家への戸別所得補償、高速道路の無料化、子ども手当支給など、どれもがそうだ。
    それは、昨夏の衆院選では総額17兆円と言われていた。

    一方、先日の参院選で菅首相は財政危機を訴え、消費税を含む税制の抜本的な見直しを政策の柱として提示した。
    今、われわれ国民は、この2つの問いかけに戸惑うばかりである。
    これらの2つは到底両立しがたいものに思えるからである。
     
    今年度の予算は、歳出の半分以上を国債発行で賄うという異常事態である。一方で歳出は高齢化の進展により、社会保障費の自然増だけで毎年1兆円を超えると言われているから、このまま放置すればいくら国債のほとんどが国内で消化されているからと言って、先行きに深刻な不安を感じるのは当然ではなかろうか。

    2011年度の予算では歳出総額を2010年度の71兆円以内に、国債発行額も2010年度の44兆円以内に抑えると言う。
    仮にその通りになったとしても、歳出の半分以上を国債に依存するという異常事態に変わりはない。
    にもかかわらず、政府・与党から政権公約の見直しの話は聞こえてこない。

    2011年度予算編成を控えて、出てきたのは各省庁の政策経費に10%の削減を求めることでしかなかった。
    政策経費は総額で24兆円と言うから、これが予定どおり進んだとしても、それで捻出できる財源は2.4兆円に過ぎない。それで「元気な日本復活特別枠」を捻出し、新成長戦略に資することができるのだろうか。

    そしてその中で、冒頭に掲げた政権公約はどう扱われるのであろうか。
    「コンクリートから人へ」とは言うが、公共事業で地方の雇用を維持してきた構造の転換を、ただその予算を絞るだけで済ます訳にはいかないだろう。個々の政策にしても、まだ生煮えのものが少なくない。

    例えば農家の戸別所得補償が農業の生産性を高め、その国際競争力を改善することにつながるかどうか、まだまだ議論の余地が多い。半世紀以上続いた自民党的な政策を大きく転換すること自体、容易ではないのである。

    加えて深刻な財政危機、長引く低成長、忍び寄る少子高齢化等々、制約条件があまりに多く、政権公約の実現という政策転換を成し遂げる途は極めて狭いと言わざるを得ない。こういう有権者が感じる疑問、不安、不信に政府与党は応えているだろうか。政府与党の動きからは、何を考えているかさっぱり伝わって来ない。
    -----------------
    【11462】小沢一郎氏は何をしたいのか?   珠 2010-8-19 11:38
     ▼中井豪さん:お久しぶりです。

    賛否両論とのことですので、(洗脳されてる?)私の小沢氏への疑問を出して見たいと思いました。
    まず、

    >人びとの民主党に対する絶大なる支持は無血民衆革命に値する歴史的快挙

    とのことですが、そうでは無いと思います。私ももちろん民主党を応援しましたし、政権交代して良かった!と思っている1人ではありますが、民主党に絶大なる支持をしたわけではありません。同様に、民主党に投票した多くの市民のうちのかなりもそうではないかと思うのです。つまり、官僚や企業との癒着が進んで問題を自ら正す力を失い、首相がころころ代わって明らかに人材不足と思われる自民党には、もうこの国を任せられない。

    それではどの党に? と考えた時に、自民党とそうは違わないけれど、やや生活者寄りの視点も持っているように見受けられる民主党、また、この党しか自民党に勝てそうも無いという判断、つまり、背理法での選択だったのではないでしょうか。

    それですから、この参院選で、民主党の鳩山・小沢両氏のお金の問題や、鳩山前首相の普天間問題の発言のズレ、菅首相の消費税発言とその後のぶれた発言などで、消費税アップは自民党の抜本政策なのに、それを確認もしなかった人々や、ぶれにウンザリした人々の票が自民党に流れたのではないかと思います。

    さて、肝心の小沢氏ですが、小沢氏の金銭問題は確かに自民党議員の類似の問題に対してよりは、大きくかつ厳しく取り上げられているのではないか、と思われることではあります。
    ご本人が国民が納得できるように説明されればよろしいのではないかと思います。

    また小沢氏が豪腕といわれるだけに、政治家としては優れた資質である人の心をつかむ術を持っており、選挙に強い人であろうとは思います。この前の衆院選は小沢氏なくしては、民主党もあれだけは勝てなかったでしょう。

    しかし私には、小沢氏はどういう国を作りたくて動いているのかが、もう1つ良く見えません。新生党・新進党を作っては分裂したり連立したり…。最近も福田氏と図って、民主・自民の大連合を画策した小沢氏です。
    民主党に持ち帰って、多数の反対で潰えたことは記憶に新しいでしょう。
    もし大連立されていたら、どういう日本になっただろうと思われますか?

    むしろ今後の懸念として、民主党を2つに割り、自民党も割って、政党大編成をしたいというのが、小沢氏の目論見ではないのでしょうか? そしてその時の「踏み石は憲法改正」ではないでしょうか?
    もちろん小沢氏はご自身で述べている通り「改憲派」でしょう。

    そういった政党再編成が小沢氏の手によって実現した場合、国会で改憲派が3分の2を占めることはあり得るように思います。戦争を身近に感じて、絶対に戦争をしてはならないと考える政治家は減ってきているようにも思うからです。こういった懸念が小沢氏の動きの中に垣間見えるような気がしてなりません。これは杞憂でしょうか?

    そして憲法を改正するなら、どういった憲法にし、日本にしたいのか? 小沢氏自身の憲法9条の1項2項は残すという意志は、他の国連軍参加という発言とあわせて、どのくらい強固なものなのか。
    もし果たして政党再編成となった場合は、小沢氏はどう動くのか。そういった点が私には見えません。 

    と言えども、私も菅首相に関してガッカリしていることも事実であることを申し添えます。菅首相は、どういう日本にしたいのか(何も世界の経済大国である必要はないでしょう)、その実現方法はどういう形で考えているのか、消費税を言い出した意図を含め、改めて国民の前に詳しく説明する必要があるだろうと思っています。
    また小沢氏についての私の杞憂が故ないことでしたら、お教えいただきたいと願っております。
    -----------------
    【11466】Re: 小沢一郎氏は何をしたいのか?  かっくるなかしま 2010-8-19 16:05(編集)
     ▼珠さん:こんにちは。横レスにて失礼します。

    >小沢一郎氏は何をしたいのか?

    そうなんです、そこなんです。私もまた、さっぱり、分からないんですよ。与党になる、与党で実権を握る、自民党の選挙基盤を叩く、あるいはそれを民主党の選挙基盤として取り込む、(郵政や建設や医師会やetc)で、選挙に勝つ、そこまではなんとか分かりますが、小沢氏って、それでいったい何がしたいのか...なんてことを、書いてしまったり、どなたか教えてくださいm(_)mって、書いてしまったりするくらい、分からないんです。

    >むしろ今後の懸念として、民主党を2つに割り、自民党も割って、政党大編成をしたいというのが、小沢氏の目論見ではないのでしょうか? そしてその時の「踏み石は憲法改正」ではないでしょうか? もちろん小沢氏はご自身で述べている通り「改憲派」でしょう。

    私は、今の政界って、与党と野党はあるけれど、政権与党を競う「政策政党」ってないんじゃないか、と思っていて、政界が政策を軸に再編されたほうがいい〜2大政党じゃなく、3大政党くらいに〜という考え方なのですが、
    え〜〜っ、小沢さんって改憲狙いで、なんかやっている、ということなんでしょうか。う〜ん、なんかここじゃ(ここじゃなくとも)おいら、「アンチ小沢の急先鋒みたい」になっているんっすが...(^^;;

    私は、珠さんと違った意味で、懸念or疑念を抱いているのかもしれません。
    9条でのusagi65さん、珠さんのやりとりに割り込ませていただきましたが、
    私の小沢氏に対する漠たる懸念or疑念というのは、どちらかといえば、

    憲法の拡大解釈が重ねられていって、「現行憲法でも海外派兵全くオッケー、国連軍としてならどこでもオッケー・前線での戦闘もオッケー」みたいなところでしょう。(状況に合わせて憲法を拡大解釈してゆく。そこは法務官僚の解釈に委ねず立法府自らが決める、それが脱官僚だ、みたいな。)

    >そういった政党再編成が小沢氏の手によって実現した場合、国会で改憲派が3分の2を占めることはあり得るように思います。戦争を身近に感じて、絶対に戦争をしてはならないと考える政治家は減ってきているようにも思うからです。こういった懸念が小沢氏の動きの中に垣間見えるような気がしてなりません。これは杞憂でしょうか?

    改憲を軸に小沢氏が政党再編成を仕掛けようとしているのかどうか、私には分かりませんが、
    そうした仮説に基づくという場合、
    米軍(いわば報復能力としての矛の役割を担っている)を沖縄から撤収させるという政策のその先にあるものは、

    専守防衛(盾の能力)の自衛隊が、矛と盾を備えた軍として「自己完結」する、ということになりはしませんか。
    珠さんが憂慮するような改憲は、軍事的な自主独立と自己完結した軍備、すなわち再軍備、それらと広域的な軍事力の展開という概念を含むものと観ますので、「広義改憲」とでも称することにしておきます。

    それに比べれば、usagi65さんや私の9条2項自衛権明記などは、抑止と節度、「たがが外れないこと」を基準にしている(つもりの)ものなので「狭義改憲」と言えるでしょう。

    珠さんの憂慮が杞憂であればいいですが、
    それ=広義改憲を軸とした政界再編が視野に置かれているとすると、ことは重大ですよ。
    私は、広義改憲にもそのための政界再編にも「反対だ」と申し上げておきます。

    私は、行き着く果てとしての「国家社会主義」を漠然とイメージしています。
    経済や生活が行き詰まりどん詰まれば、
    強力なカリスマによる指導を期待したり受容する素地というものが醸成されてゆき(しまい)ますし。

    師である田中角栄や金丸信、あるいは小沢氏自身を追い詰めたのはメディアと世論でしたが、
    小沢氏がそうした世論(つまりは大衆)をいったいどう考えているかでしょう、心理学的な考察として。
    「大審問官」は要りません。

    向こう数ヵ年は、我が国の経済にも国民生活にもとても重要な時期だと観ているので、
    私は、内政問題(年金、医療、雇用、経済、行財政)に、捩れを奇貨に、与野党の知恵を集めて、専念して欲しい、と思って(願って)います。

    >小沢一郎氏は何をしたいのか?

    さっぱり分かりません。分からないものについてゆく気にはなれません。
    「大審問官」だったら要りません。では。
    -----------------
    【11469】Re: 小沢一郎氏は何をしたいのか?   Gokai 2010-8-19 20:44
     ▼珠さん:こんにちは、よい疑問をわだかまりなく口に出していただきました。

    >小沢一郎氏は何をしたいのか?

    「何かをやりそう」、これではだめでしょうか?

    何しろ、亀井静香一派を除いて、他の議員さんたち、単なる商売のために議員をやっている、あるいは人前に出るのが好きでそれを商売にした、なんだかその程度の人ばかりで、日本の将来や国民生活が一番大事でしょとまず最初に言える議員の先生たち、郵政民営化に反対した人たちと小沢グループしかいないように思えてなりません。

    だから日本社会はずるずると悪化の一途をたどる。
    田原総一郎氏、私はあまり好きじゃないですが、たまにいいことを言います。「小沢一郎氏、次の総理はあんただよといわれながら、自分でその地位を捨てた。」これ、田原総一郎の弁です。だから、決して追い出されたのではないと思います。細川政権も羽田政権も小沢氏が作ったというのもありますし。

    さあ、何が原因で、総理の椅子を捨てたのでしょうか?
    もしかしたらその問いの答えは、故田中角栄元総理の日中国交回復にあったのかもしれません。
    非常に唐突にこれがなされたのではありませんでしたか?そしてロッキード事件がありました。
    田中角栄氏はこの無罪を主張し最高裁まで戦いましたが、結論は出ず終いでした。

    しかし人々は、田中角栄氏を有罪だというでしょうね。金権政治だと。
    そして今回の小沢氏の政治資金規正法違反問題も有罪だというでしょうね。
    しかし民主主義国家日本では、疑わしきは罰せずが基本です。

    つまりこの点において、マスメディアやそれに同調する人々は、明らかに誤りです。
    個人個人の社会的価値を同値とするのは、現在の民主主義国家成立の根幹の理念であるのに人々はそれを容易に無視するのです。それは、おろかなのか、マスメディアに洗脳されたかのどちらかとしか思えません。他に何か答えありますか?(質問のようですけど特に回答は求めていません念のため。

    話を戻しますと、田中角栄氏、金丸信氏、そして竹下登の田中派離脱等々、この辺に何かがあって、だから小沢一郎は総理の椅子を捨てた。彼が1990年ごろ言っていたことは、政治改革、規制緩和(行政改革)、それがいつのまにか、マスメディアでは財政改革一本になっていた。ところで、小沢一郎氏、国民福祉税10%といったことはあるが、もともとそんなに財政改革は重視していなかったのではないでしょうか。

    そして今もそうに違いないかもで、いわゆる国民生活が第一のバララマ規制策を主張しています。
    これは、国民生活にとっても日本の競争力強化のためにも、最適の政策だともちろん私も思っています。
    (逆に、財政健全化主義など、日本の国際競争力を弱体化させるどころか壊滅させるほどの愚作だということ。)

    珠さんにお聞きします。(質問形式ですがお答えなさらなくてよろしいです、もちろん気が向けばお教えください、念のため。)小沢さん以外、どなたが、この沈み込む日本を救出させうる案、あるいは雰囲気でもかまいません、お持ちでしょうか?

    亀井静香氏グループと小沢氏グループを除いたら、他の議員さんたち、この沈み行く日本をただ手をこまねいて眺めているだけじゃあありませんか?違いますか?
    -----------------
    【11474】Re: 小沢一郎氏は何をしたいのか?   中井豪 2010-8-20 7:47(編集)
     ▼珠さん:お久しぶりです。レス有難うございます。

    「小沢一郎よ、今こそ決起すべし」なんて、いささか、刺激的で大仰な投稿をしたことはしっかり自覚しているつもりです。マスコミに「政治と金」で散々悪者にされ嫌悪された小沢一郎ですが、実像とは相当乖離していると直観しています。検察の執拗な捜査の挙句の不起訴です。
    法治国家では無罪放免であるにも関わらずの余りにも異常極まりない報道ではないでしょうか。

    むしろ、政治家小沢一郎は他の議員の誰よりも神経質に政治献金の処理をしていたのではないでしょうか。
    今となっては余りにも怪しげで政治的事件である「ロッキード裁判」のすべてを傍聴している小沢一郎です。
    そんな議員は誰一人いません。その誠実さ、否、愚直さの態度を貫ける小沢一郎の「確信」は「真っ当な政治家」の真髄を体得しているはずです。

    その方向性で、私の小沢一郎に対する期待感は、昨夏の衆院選で国民に確約した政策を断行しうる政治家は小沢一郎しかいない、その一点に尽きると想います。さりとて、私は「小沢一郎を究極の理想的政治家として盲目的に礼讃する」つもりは、毛頭ありません。珠さんもご指摘の通り、小沢一郎の「普通の国」への認識には「憲法改正」の方向性を志向していることは間違いないでしょう。

    その背後には「米国との関係」も「真っ白」とは言えない怪しさも直観されます。
    いずれは、浮上する重要問題ですが、いつかは国民にとって「避けられない命題」ではないでしょうか。ともあれ、喫緊の課題は、昨夏の衆院選で国民に約束した政策の断行と「国民の生活が大切」の政治改革のはずです。

    選挙を、吉祥寺を基盤に女房にまかせっきりの菅直人は「国民生活の窮乏」に対して余りにも鈍感過ぎます。
    権力志向の菅直人は「利用できるものはすべては利用する」その意味合いでの「市川房江」でしょうね。
    志の低い卑俗な男です。菅直人の「過去の栄光」はすべてリセットして考えるべきではないでしょうか。
    加齢臭、いやいや、「加齢醜」の菅直人の顔がテレビに映し出される度に、うんざり、腹立たしい私がいます。
    中曽根・小泉と同類の体質を直観しています。

    「権力の裏も表」も知り尽くした小沢一郎は、政策断行の果敢で速やかな道筋を熟知しているはずです。
    この十数年遠回りして風雪に耐え抜いた小沢一郎の「理想」は、この国に「真っ当な議会制民主主義」を確立させたい、その一念だったはずです。自民党単独政権ではこの国の未来はない、その確信であったはずです。

    まさに、その通りの現実が曝されているではないでしょうか。決して、権力志向ではない小沢一郎だからこそ、彼の中に潜む「理想主義」と「原理主義」に期待したい人びとは少なくないと感じています。大資本と官僚そして米国・中国との関係で「国の原則的主張」を貫ける政治家には「命を賭して闘う覚悟」がなければなりません。
    そんな期待感を直観させるのは、小沢一郎の他には鈴木宗男か亀井静香ぐらいでしょう。

    まぁ、消去法においても、小沢一郎を超える期待感を抱かせる政治家はいないはずです。
    にもかかわらず、多くの国民は「金に卑しい政治家」として烙印を押したままです。
    「小泉純一郎礼讃の嵐」に酔いしれた「お人好しの国民」ですからね。

    私なんか、小泉の初当選から「いずれこの男は敵になる。余りも高慢で怪しい」と直観していたものです。
    当時、「小泉はやばい」と説得しても誰も聞き入れなかったものです。
    そんな小泉と菅直人は酷似しています。あの薄笑いに潜む国民蔑視と小泉の微笑みは、同体質でしょう。

    その対極に小沢一郎は位置しています。「平成のニッポンの親父であれ!」と小沢一郎に期待する所以です。
    おそらく、民主党の代表選に、小沢一郎は出馬するでしょう。それ以外の選択肢はないはずです。
    隠ぺいされたこの国の政治の嘘の多くが国民の前に曝される大鉈を振るってほしいものです。
    日本全国を行脚し続けた小沢一郎は「国民の要望」を誰よりも熟知していると確信しています。
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【11414】老人党メルマガ(337)
北極星   運営スタッフ 2010-8-15 8:16:14  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(337) ::: 2010/8/15
        老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【11334】原爆の日:終戦記念日  JIJI
    【ご意見拝聴】便教会ねえ     なだ いなだ
    【11333】Re:菅内閣支持率2... かっくるなかしま
    【11365】Re:日韓併合首相談話 H.KAWAI
    【11322】行方不明の高齢者について   usagi65
    【11341】Re:行方不明の高齢者につい   J.I
    =========================================================================
    【11334】 原爆の日: 終戦記念日    JIJI 2010-8-10 20:43

    原爆の日、8月6日 広島(8時15分)
    原爆の日、8月9日 長崎
    あの核兵器実行による大殺戮サツリクは、人類の歴史の中で最大の汚点でしょう?!
    折り鶴をかざす、原爆の子・禎子の像の心を、わたくし達は語り継ぎます。

    原爆投下について、アメリカ人の60%もが、これを正当視、正義と??認識しています。
    被爆国の日本人には許し難い、<勝者のおごり>です。

    8月15日…あと数日で、<終戦記念日>です… 何だか話題にも成りません??
    JIJIたち戦中派には、靖国問題も割り切れないものが有ります?!
    -----------------
    【ご意見拝聴】便教会ねえ  なだ いなだ 2010-8-9 23:00

    会社の中に罰で便所掃除をさせるところがあります。
    あるいは新人教育として便所掃除をさせるところがあります。便所というものにこだわりがあるのですね。

    ぼくなどさほどこだわりがなく、汚い便所を見ると、掃除をしてやろうか、という余計なおせっかいをやきたくなります。医者の仕事の中には、人の肛門に、ゴム手袋はしますが指を突っ込んで、硬くなったウンチを掘り出すことも含まれています。

    医者になって、実際にそれをやる場面がやってきたときは、医者を選んだ時には思っても見なかったなあ、と嘆息したものです。でもやらなきやあ医者じゃないですからね。
    「じいさん、こうなるまでよくも溜め込んだね」なんて軽くお尻を叩いてやったりしましたが。

    それをやれば、こころが綺麗になるというのは一種の信仰ですね。偏り始めています。小便なんて科学的には綺麗なものです。大便だって、自分が美味しいといってたべたものの成れの果てじゃないですか。
    宇宙では、小便を濾してまた水として使用するほどです。おしっこが分解してできるアンモニアは、肌をいためる作用があり、おしめのしっぱなしは、おしりに炎症を起こさせますが、キレイ、汚いとは別の次元のことです。

    シェークスピアのマクベスの中で、魔女たちがはからずも「キレイは汚い。汚いはキレイ」という呪文を唱えますが、便所にこだわる人たちは、こころの中にあるそのこだわりを掃除した方がいいですね。でも教育界というのは、おかしな流行がうまれるところですね。その会の人たちが暴力的傾向がないことを祈ります。

    「鞄の中から出てきた話」という題はチャペクの「ポケットの中から出てきた話」を真似た題です。
    もう、ばらしちゃおう。チャペクはぼくの文学上の先生の一人です。
    -----------------
    【11333】Re: 菅内閣支持率2... かっくるなかしま 2010-8-10 13:53

    朝日やNHKなど他の報道機関でも、似たような〜支持率の下げ止まり〜傾向だ。
    http://www.asahi.com/politics/update/0809/TKY201008090199.html
    (朝日、「菅首相続投を56%、交代を27%」、2010/8/9)

    >>>「菅首相の消費税発言が大きな理由」とみる人は47%にとどまり、「そうは思わない」48%と意見が分かれた

    意見が半々に割れているというのは、妥当なところだろう。

    >>>これに対し、「政策の中身」が大きな理由とみる意見は61%で、「そうは思わない」30%を引き離す。
    >>>また、「約束を実行できていないこと」が大きな理由との意見は、69%と最も多い

    約束を実行できていないというのが多数、というのも妥当なところだろうな。

    >>>今回の結果をみると、発言の内容よりも、唐突な発言のし方やその後の対応の不手際が「約束しながら実行できない」という民主中心政権の欠点を思い起こさせたことが主な要因のようだ

    消費税率を巡る論議は、実は菅内閣の発足の前からあった。
    従前から、消費税率を7%、9%と段階的に引き上げる、次回衆院選で民意を問う、という話であったのが、10%だけでなく15%という数字が出始めたのが、5月の下旬だ。(正確には5/20-21辺りだったはずだ。報道はなされていない)

    であるから、菅内閣になって突然に、とは全く観ていないのだが、ギリシアがどうのととって付けた説明をしたり、世論の反応を気にして発言のトーンがぶれたりしていたから、有権者から不信を買うのは当然だったろうな。

    >>>9月の民主党代表選で「菅直人氏が再選され首相を続けた方がよい」とする人が56%で、「首相交代がよい」の27%を上回った

    この点であるが、世論通りなら、そもそも自民党総裁は河野氏だったろうし、民主党代表は岡田氏だったろう。
    世論通りだったら、この1年の国会は、全く異なる(まともな)展開を見せたことだろうが、党の選挙では、世論の通りにはならない。

    世論の通りにはならないが、世論からかけ離れると、懲罰をくらうだろう。菅氏を支持するしないは別として、自民党政権が有権者から見放された重要な要因の1つが、「ころころと政権を変えたこと」にあると、
    おれは観ているから、菅氏が代表に再選されないという場合には、「自民党と同じだ」という印象が、
    再び有権者の間に喚起されることとなり、後は、衆院解散へまっしぐら、と予想しておく。
    -----------------
    【11365】Re: 日韓併合首相談話 H.KAWAI 2010-8-12 8:04:19
     ▼イワオさん:お早うございます。

    ○民主党政権は日韓関係を重視したいのかも知れませんが、一般国民からしますと、「一体何遍謝らなきゃならんのだろう。」って気がしますね。
    ○これまで、天皇陛下も首相も「遺憾の意」を表明されていると記憶しておりますが、国家間の意思表明としては、これは「謝罪」の意味であると思っていました。

    ○しかし、残念ながら韓国ではこれが受け入れられていないようで、今もって日本は謝っていないと思っている人がいるようです。どうも、韓国は日本に対して永久に負い目を感じるように求めているように思えてなりません。
    ○一つ気になること。菅首相が
    「・・韓国の人々は、・・・国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」と、相手の主張を丸々受け入れていること。

    ○「この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします。」の「多大の損害と苦痛」も相手の主張。

    ○韓国併合は今から100年も前のことで、この当時は列強による植民地支配は当たり前のように行われていたので、「反省」のしようがないし、お詫びったって言葉じゃ不十分ってことになりそうだけれど、経済協力で今じゃ韓国は日本を抜いているし。

    ○それともう一つ。菅首相が「私は、・・」と一人称で語っていること。これじゃ、日本国民を代表して言ったことにはなりませんよね。「個人的見解」かな。
    ○「日本国民の総意」ってことになると、「国会における全会一致の決議」ってのが必要でしょうねえ。また韓国から「謝ってない。」って言われそう。北朝鮮からは「聞いてないよ〜。」ですか。
    -----------------
    【11322】行方不明の高齢者について    usagi65 2010-8-10 0:22

    100歳以上の高齢者が50人ほど行方不明になっておられますが、ファミリーの結びつきの希薄さを目の当たりにして愕然といたします。90歳代でも調べればもっとおられるような気がいたします。

    地域で高齢者に対するボランティア活動をされている方々は多いのですが、高齢者自らが支援を求めて手を上げなければボランティア支援を受けることはできません。本当はすべての支援の必要な高齢者に手を差し伸べたいと思っているのですが、どこにそんな方々がおられるのかわからないのです。

    個人情報保護法というのがネックになって市も教えてくれません。目的に応じて開示しても良いと思うのですが。
    そうすればボランティアが行方不明高齢者を発見することもできます。

    しかし唯一民生委員はそれを知る立場にあるのではないかと思いますが、行方不明の情報を把握できていなかったと言うことは仕事怠慢なのではないでしょうか。
    確かに一人で120家族ほど担当するそうなので大変な仕事だとは思いますが地域の名誉職みたいなところがあり、本当に真剣に取り組んでおられるのか私にはよくわかりません。
    -----------------
    【11341】Re: 行方不明の高齢者について   J.I 2010-8-11 4:57
     ▼usagi65さま:おはようございます。

    横レス、失礼ですが、神戸市の対応はたしかにいけないことですけれど、でもいろいろな、この問題についての報道を見ていると住民基本台帳担当部門に連絡がされていても「処理」されていなかったというケースもあるようですね。

    この「問題」について時々見かけるのが「性善説」・・・つまり住民の色々な個人情報については当事者の「任意による届出」が基本、ということでしょう。

    長寿お祝い品の受取人の所在が不明だった、というだけでは住民票・戸籍担当の部門は住民票、戸籍の訂正削除?は出来ないのでは? そのためにはそれなりの調査期間が必要でしょうし、場合によっては警察の力も借りる必要が出てくるでしょう・・・

    それを容易にするためには「国家」が国民の個人情報を完全に把握する必要があるでしょうけれど、それを意図した数年前の「住基ネット」に対して起こされた全国的な反対運動や、それに対して作られた「個人情報保護法」がusagi65さんが言われるようにいろいろな場面で「不具合」を生んでいることも否めませんね。

    「性善説」が通用しない社会・ということでしょうか。
    =========================================================================
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【11286】2010年7月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2010-8-8 9:27:22  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。

    遅くなりましたが、2010年7月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2010年7月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     7/1                649,821.-    2010年6月より繰入
     7/2          105.-   649,716.-    セブン銀行
                                取引明細手数料
     7/22  100,000.-        749,716.-    ご寄付

     ---------------------------------------------------------------------------

    ご不審・ご不明な点等がございましたらメールでお知らせ下さい
    (この投稿の投稿時刻の右側の「メール」をクリックし、
    メールアドレス欄の「KAIKEI」を「kaikei」に直すと
    私宛にメールを送ることができます)。

       *

    老人党は、みなさまからのご寄付で運営されています。
    老人党宛のご寄付につきましては、「ルール・使い方」内
    「↓ご寄付について↓」
    http://6410.saloon.jp/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=7#q17
    をお読みください。

    なお、郵便貯金口座(10200-77760951 ホリウチ シゲル)は
    都合により現在使用を中止しています。

    ご寄付のお振込の際は
    セブン銀行サルビア支店 普通預金口座 0041684 ホリウチ シゲル
    をご利用ください(振込手数料はみなさまにご負担いただいています)。

    今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。



    Ray(運営スタッフ)
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【11285】老人党メルマガ(336)
北極星   運営スタッフ 2010-8-8 2:15:30  [返信] [編集]

     roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(336) ::: 2010/8/8
        老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【11213】御礼...   かっくるなかしま
    【11218】脱デフレ政策...  Gokai
    【11215】オフライン支部便り 須藤正剛さま(7月20日)  笹井明子
    【11216】オフライン支部便り 杉本小松さま(7月29日)  笹井明子
    【11219】オフライン支部便り:杉本小松さま      usagi65
    【11256】Re: ブレイクタイム   kiki
    =========================================================================
    【11213】御礼...   かっくるなかしま 2010-8-2 17:20 (編集)
     ▼JIJIさん:こんにちは

    ようやく、臨時国会が始まり、与野党がまずは、政策の調整と協議で動いていることは、よきことかな、と思っています。

    この臨時国会は1週間と短いので、重要法案は次期(9月)の臨時国会での審議となりますが、ねじれ国会が、
    1)ねじれたまま何も決まらない国会となるのか
    2)是々非々で、知恵を出し合って、少しづつでも決められる国会となるのか
    方向性がどちらになるかは、この1週間に国会がどう動いてゆくかで見えてきそうに思われます。

    私も、菅さんにはがんばって欲しいと思っています。ここでへこたれて潰れてしまい、毎年、首相が交替なんてことになったら、いったい何やてんだろうってことですよ。外国から見ても変だろうし、はっきり言って、有権者、国民から、政党政治ってモンが見捨てられかねませんよ。では。
    -----------------
    【11218】脱デフレ政策...  Gokai 2010-8-2 20:59
     ▼かっくるなかしまさん:

    >脱デフレ政策、ここに手をいれないと、日本の経済が欧米よりもよいから円高になっている、
    >であるから先行きについてマインドが萎縮する、経済は悪くないのによくはならない、
    >というジレンマから抜け出せない。

    日本の経済は欧米より悪いです。よいのは輸出競争力。だから貿易収支がよい。
    けれどそれも徐々に怪しくなってきました。

    日銀によるインフレターゲット、これは日本経済の救世主じゃないでしょう。日銀が出来ることといえば、マネタリーベースというお金の増加、マネタリーベースとは日銀だけが発行できるお金ですが、これを金融機関同士で成り立っている金融市場にだけ流すことは出来ても、一般社会には流れてきません。

    もちろん昔なら、日銀がマネタリーベースを増加させれば、それは自然と一般社会にも流れだしました。
    しかし現在では、一般社会にお金を流す(マネーサプライ)には日銀だけの力では無理です。
    なぜならそのようなシステムは、優秀な竹中氏が、しないでも良い不良債権処理とともにそれを葬りさってしまいました。もちろん、都合よくBIS規制が発動されたのも、あります。
    それで金融の構造改革となりました、もちろん日本にとって悪いほうにです。

    >>>>躍進したみんなの党は消費者物価の上昇率を金融政策の目標として定める「インフレ目標」を導入する法制定を訴えており、日銀は心中穏やかでない

    そういう意味で、よき昔の金融システムの名残を残しているのが、郵政です。
    しかし、みんなの党はその郵政をも民営化しようとしている。

    消費者物価指数の上昇率を目標(インフレ目標)としてのことですが、例えば、原油高で、インフレになるのと、例えば消費が増えてインフレになるのとは明らかに意味が違います。
    みんなの党は果たしてどちらを目的としているのでしょう。

    というのも、インフレターゲットである量的緩和政策は、金や原油の上昇を招きます。いわゆる円キャリートレードです。その円キャリーマネーが金や原油市場に投機され、それらの上昇となります。
    で、原油高となり、原料上昇による消費者物価指数の上昇インフレが起こる。これは国民にとっての悪いインフレです。というように、みんなの党の政策はちぐはぐです。

    ところで、みんなの党の党首、渡辺善美氏のお父上の渡辺美智雄さんは素晴らしい政治家でその派閥を受け継いだのが、亀井静香氏じゃなかったですか。その亀井静香氏は国を守ろうとして、郵政民営化に反対し、受け継いだ派閥を潰しました。渡辺善美氏は国に害をなす郵政民営化政策に賛成して、みんなの党を勃興させることができたようです。皮肉なモンじゃないですか。
    -----------------
    【11215】オフライン支部便り−2010: 須藤正剛さま(7月20日)  笹井明子 2010-8-2 17:07

    「権力闘争している場合か」昔から、選挙の年は不景気になるという庶民感情があると聞く。
    税金480億円を費やして参議院選挙が終わった。
    遊説中の菅総理の消費税増税発言から、目玉となるはずだった政治とカネ、普天間基地移設、雇用や社会福祉問題、財政問題等が、いきなりのトーンダウン。各党の議論から見えなくなってしまった。

    世論が派手な報道に誘導されてしまった観があったのではないか。付和雷同してはならないと思った。
    いろいろな意見があっていい。

    税収不足が慢性化、国の借金は850兆円。このままだとギリシャ、ハンガリーの二の舞になる、諸外国と比較しても、我が国の消費税は低すぎる、とかの意見で、医療保険料もふくめて消費税増税ムードは徐々に進行中だが、現行の特殊法人を完全民営化か、廃止にすれば税金350兆円が不要となる試算もあった。
    税収の落ち込みを補填する仕分けで、考えてみてはどうか。

    メガバンクや大企業で法人税が免除されているところもある。
    国民の目の届かないところでの、優遇策は無効であり、百円や千円で一喜一憂する国民の財布の中に手を入れるのは、無駄の排除が完全に終わってからの話である。税の不公平感も重い。

    自民党のマニフェストに菅総理が便乗した形だが、残念ながら「ねじれ国会」の原因となった菅総理の発言には、準備不十分の党内調整が混乱を深めた。意思統一や勉強会なしの発言ではなかったか。納得する説明がなかった。
    国民は敏感に反応した。今日明日にも増税かと、「党派を超えた議論を始めたい」が伝わらずに、多くが「反対」にスイッチを入れた。その内容は、迷路の中を彷徨っていて議論の入り口さえいまだ見えていない。

    そして自民党は野党第一党になったが、国の抱える借金の多くは、自民党政権下での乱脈が垂れ流したものだ。
    その後始末の消費税増税でもある。

    谷垣総裁は襟を正すべきであり、得意げに人差し指を当てている場合ではない。数の論理に敗退して議会運営にも、一層の知恵が求められる与党民主党だが、党内での批判の応酬が、繰り返し報道されているのは醜くもある。
    選挙の敗退の責任を速やかに反省するのはよいが、責任者を吊るし上げにして騒ぐ、反小沢だ、支持小沢だ、説明しろ。

    考えてみると悪いのはすべて他人のせいで、自分はその被害者とする発想は、その辺の井戸端会議でもよく聞かれる話だ。挙党態勢で難局を乗り超える陣形を早急に整えるべきだ。権力闘争している時間はない。

    今月(7月)30日から臨時国会、8月から来年度歳出予算の策定。税制改正、派遣法改正などもある。
    国民の景気をよくしてほしいの大合唱も聞こえる。先回の国会での新法・改正法審議の達成率は戦後最低の52%だ。
    熱意を持って、積み残しのない国会審議をぜひ望みたい。
    -----------------
    【11216】オフライン支部便り 杉本小松さま(7月29日)  笹井明子 2010-8-2 17:11

    「いつまで続くアメリカの言いなり」菅内閣には期待していましたが、全くの失望のみ。
    沖縄の米軍基地問題に対して、アメリカにもっと強く申し入れするかと思っていました。

    不可解な点の残る韓国哨戒船沈没事件、日本海での米韓合同軍事演習、日米共同開発迎撃ミサイルの輸出容認、等々きな臭いことばかり。そして今度は、思いやり予算の増額要求を言い出したアメリカ政府。
    いつまで日本は舐められているのでしょうか。

    菅政権も全力で沖縄問題に取り組むという発言があったら、人気はもっと上がったでしょうにと、
    日々そんなことを考えています。
    -----------------
    【11219】オフライン支部便り 杉本小松さま(7月29日)  usagi65 2010-8-2 21:38
     ▼笹井明子さま:

    まったく同感です。ほとんどの日本人が沖縄の基地を県外か国外と思っているのです。
    アメリカの国債をこれほど多く買わされているのも驚きです。地位協定も絶対変えさせないといっています。
    日本はアメリカの植民地でしょうか。
    日本人が自国に対して自身が持てないのは、このことが最大の理由かもしれません。             

    人間は自尊心、プライドを傷つけられたときどうすべきでしょうか。
    人間を国に置き換えてみるともっと難しくなります。
    イスラムの教えの中に、よく知られるようになった「ジハード」というのがありますが、その中には、自分たちの郷土や、住居、財産を戦ってでも守らねばならないとあります。

    「戦い」は望みませんが自国の領土と自国民を第一に考え守るのは、相手が大国であろうと当然ではないでしょうか。またメディアがアメリカとうまくいっているかどうかばかり気にすることが理解不能です。
    うまくいっていないときはこちらがはっきりものを言っているときなので喜ばなければならないのに。
    -----------------
    【11256】ブレイクタイム   kiki 2010-8-5 15:29(編集)
     ▼85歳さま: 皆様: こんにちは

    こちらでも毎日 早朝5時過ぎから油蝉が鳴いています。そして午前9時を回る頃には気温が 30℃ に、今日の予報も日中の最高気温は32℃ とのことです。少しは暑さにも慣れようと思い、家では風呂上り、就寝時以外はクーラーを使わず、水分補給しながら頑張ってみています。

    >昨夜も、NHKで「戦場からのラブレター」。

    8月3日放送の、私はみることができませんでしたが、最前線の兵士が妻や恋人に送った手紙が、最近次々と公開されたそうですね。検閲をすり抜けることが出来たものも多く、貴重な戦争体験を我々の世代も知り、誰もが二度とこのような手紙を書くことがないよう、次の世代に伝えていけたらと思います。
    知らなかったら、この先ずっと知らない、そんなことにならないように。

    >いい加減な地図をご覧下さい、「宿舎」って描いてある家が、俺の寝床が在った家です。

    現地での思い出、スラバヤに移動、飛行ルートのお話などお聞きするうちに、どんな景色か私も覗いてみたくなりました。そして、グーグル地図で覗いているうちに、なんだかこの地図と妙に似たところがありました。
    まさか?そんな偶然に? 私の思い違いですね。
    そして、ズームアウトして島全体の形も見て、とても綺麗なところだと思いました。

    >その時の機長はイヤなヤツで、俺に当て付けか、マカッサルに一泊せず、...

    この時の残念さがとてもよく伝わってきました。
    藤山一郎さんをお乗せしたんですね、しかも彼女さまのご親戚とお友達だなんて、すばらしいです。
    藤山一郎さんといえば、私は、「東京ラプソディー」か「青い山脈」くらいしか今思い浮かびませんが、もっと何曲かテレビ、ラジヲで聞いた記憶があります。当時は 超ビックネームなお方だったと思います。

    貴重な体験談を本当にありがとうございました。「再会編」を楽しみにお待ちしています。では、また
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【11179】老人党メルマガ(335)
北極星   運営スタッフ 2010-8-1 8:00:54  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(335) ::: 2010/8/1
        老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【11096】Re:国際金融資本の債券破綻保険買い入れ Gokai
    【11159】「死刑執行」に思う   pierre
    【11109】Re:バラマキ批判にもっと反論せよ     団塊党
    【11110】Re:ブレイクタイム   85歳
    【11125】Re:ブレイクタイム   kiki
    【11138】Re:ブレイクタイム   J.I
    =========================================================================
    【11096】Re:国際金融資本の債券破綻保険買い入れ Gokai 2010-7-26 20:17
     ▼酒呑童子さん:こんにちは

    せっかくなのに申し訳ないのですが、田中宇氏のお考えには基本的にあまり同調できないようです。

    >米英は危機が強まっている一方で、欧州のギリシャ危機は解決への方向性が見え始めている。ドイツとフランスでは、大手民間銀行が買うギリシャ国債に対し、政府系銀行が債務保証をつけることが検討されている。
    >ギリシャ国債は投資家に敬遠され、利回りが上がったが、独仏の政府系銀行の債務保証がつくことによってリスクが低下し、民間銀行はギリシャ国債が持つ高利回りを低リスクで享受でき、喜んで買うようになる。
    >(Germans consider bank rescue for Greece)

    米国は別として、イギリス発、EU発の金融危機はこれからも繰り返し起こるだろうと考えています。
    理由は、主権は多数、通貨は一つというEU通貨統合に問題があると考えられるからです。
    EU通貨統合はいずれご和算となるか、あるいは一つの国家になるかです。なお米国は基軸通貨国ですから、軍事力の弱体化が起こらない限り、ドルの価値の下落はあっても、危機は発生しないと思います。

    それよりも問題なのは日本です。財政赤字を、家計の収入支出に見立てるなどの、的外れの危機で国民を煽り、経済力の弱体化が進行していることです。

    家計の収入支出に相当するものは、国家では国際収支であって、決して政府の財政収支ではありません。
    であるのにそれを殊更に言い、日本の将来を暗くさせていることです。この間、朝まで生テレビを少し見ました。
    世代間格差というようなテーマであったと思いますが、若者は将来を悲観しているようです。
    それはものすごい勘違いで、事実をきちんと把握できないことが将来を悪くするということなのに、そのことにまったく気づいていない様子です。困ったことです。

    もう一度繰り返します。
    家計の収入支出に相当するものは、国家では国際収支であって、政府財政収支では決してありません。
    その国際収支は日本では、下記URLのとおり、昭和60年からだけでも、連続で黒字です。
    また、それの累積黒字額、即ち対外純資産額は円換算で225.5兆円のドルを保有し、世界一です。

    つまり日本は財政破綻の破産の恐れのある国家ではなく、金持ち国家ということが本当のところなので、財政のことを心配することなくむしろ将来の日本の発展に向けてさまざまで適切な政策を打ち出さなくては、いずれ日本は世界の諸外国とに競争に負けて、本当の貧しい国になってしまうかもしれません。
    専門家やマスメディアや国民の勘違いによる経済の停滞はもう懲りすぎました。

    <国際収支>
    http://www.mof.go.jp/bpoffice/bpdata/s1bop.htm
    <対外純資産額>
    http://news.livedoor.com/article/detail/4531252/
    -----------------
    【11159】「死刑執行」に思う   pierre 2010-7-30 23:02

    千葉法務相が、初めて死刑執行の命令を下した。早速、野党は「選挙で落ちた法相による死刑の執行に驚きを禁じ得ない」(自民党大島幹事長)とか、「民意を得られなかった人が死刑執行など重要な職務に携わるのはいかがか」(公明党山口代表)と非難を浴びせている(以上、『朝日新聞』10.07.29.朝刊)。

    さらに山口氏は、菅首相の任命責任にまで言及している始末である。
    しかし、このような非難は果たして妥当なものであろうか。刑事訴訟法では、特別の場合を除いて、判決確定後6ヵ月以内に死刑を執行するように定められている。だから法律に従う限り、執行命令を下すのは法相の職務に他ならない。死刑の執行を命令するのは、法相として決して好ましい仕事ではないだろう。

    しかし、そういう制度があり、その執行を命ずる立場にある以上、執行を命令するのは当然である。だからそれを遂行したからといって、首相の任命責任まで云々するのはまったくスジが通らない。そもそも死刑という制度は法定のものであって、その制度に沿って判決が出るにも拘わらず、行政がその執行を停止する権限はないのである。

    しかも法相が議員でなければならない理由も、またない。だから議員でない法相が死刑執行命令を出したからといって問題にすると言うのは、まさに言い掛かりに他ならない。
    千葉法相がかって死刑廃止論の立場を明らかにしていたことから、廃止論者たちからは、法相の「変節」を批判する声も聞かれる。しかし、千葉氏は法相就任後、司会廃止論を明確に表明することはなかった。

    法相就任を受け入れる際に、いずれ執行命令を下さなければならないとハラを括っていたのではないだろうか。
    法相の職務とはそういうものであって、死刑執行命令はその重大な職務の1つであるからだ。
    死刑制度を存続するかどうかは、実際の死刑の執行とは切り離して、国民のコンセンサスを得るような、慎重で冷静な議論が必要である。

    その際に、現在国民の85%が制度存続に賛成しているという事実を無視することはできないだろう。
    死刑判決が確定してなお未執行の人は100名を超え、しかもその数は増加の一途だという。
    これは、歴代法相が執行から逃げていた結果に他ならない。

    制度を存続する以上、執行は着実に進められるべきであり、そのことを問題にする発想では決して問題は解決しないのである。
    -----------------
    【11110】Re: ブレイクタイム   85歳 2010-7-27 9:22
     ▼J.Iさま:kikiさま:ツリーの皆様: おはようございます。今日も暑くなりそうですね。

    ノンビリと軽いお話を、と思ってましたが。空襲のお話、重いお話ですが、出たついでにチョットだけ。
    あの日、3月10日、大森馬込の自宅に帰っておりました。(受け持ちの零式輸送機のエンジン交換でタマタマ内地に帰っていたのです)夜半、二階の北方向の窓ガラスが真っ赤に見えました。

    浅草の方向が炎々と燃えていたのです。翌朝のニュースには何も伝えられませんでした。
    何も知らずに、日本を離れて、南の戦線に飛び立ちました。ついでに「雑巾がけ」のお話。
    皆様、朝のお掃除の道具は何をお使いでしょうか。
    当家は長年、電気掃除機が普及してから、それを使ってました。

    近年はサイクロン式とやらを。ガーガーと、結構煩いのです。数日前、雑巾がけをしてみました。
    狭い家ですので、廊下、居間、座敷と雑巾がけをしても、30分も掛かりません。
    綺麗になって、裸足で歩いても、ひやりとして気持ちが良いです。全身運動にもなるし、良いことだらけ!。
    当分続けるつもり。電気屋さんの営業妨害になると困るのでこの辺で止めときます。(ヒマツブシでした)
    -----------------
    【11125】Re: ブレイクタイム    kiki 2010-7-28 3:37 (編集)
     ▼J.I さま:こんばんは

    >いま晩酌??しながらテレビをみていたら東京の大空襲の記憶(テレビ朝日テレメンタリー)の放送。

    毎年夏になるこの時期、私も これらの話題にはどうしても避けることができずに生活してきました。
    私の父は昭和7年生まれ、母は昭和10年生まれ、父からは繰り返し来襲した B-29の焼夷弾、爆弾による空襲の惨状等の話をよく聞かされました。母からは疎開時の辛かったことや、終戦後の食料や生活物資が不足して、どのように困窮したのか、この時期になると今でも時々そんな話を聞くことがあります。

    私の父は、たぶん終戦の知らせを聞く時までは軍国少年だったと思います。
    戦前や戦時中子供だった父は、近所の大人たちに「ぼく、おおきなったら なにになるんや?」
    と聞かれると「大将や!」と、とても誇らしく答えたそうです。

    父は長男で、その父である私の祖父の家と商売を守るため、父と祖父は他の家族が疎開しても家に残り、そのため何回も空襲に遭い悲惨な現状を目の当たりにしたとのことでした。
    少年の頃の父は、兵庫県の西宮市の鳴尾という処にあった海軍航空隊飛行場基地のすぐ北に隣接した小学校に通っていたそうで、ゼロ戦や雷電、水上機が離発着するのをよく見ていたそうです。

    そんな軍国少年だった父も、終戦を境にこれまでの是がこれからの非に変わったのを見て、ショックを受け、かなりな愚連隊になった。そんな話も聞きました。J.I さま、うさぎさんがおっしゃるように

    >その後、熱射病様症状はいかがでしょうか?

    うさぎさんが書かれてますように、くれぐれもお気をつけ下さい。では また。
    -----------------
    【11138】Re: ブレイクタイム    J.I 2010-7-29 4:55
     ▼kikiさま:おはようございます・といっても 私はこれから寝るところですが・・
     
    ほんとに毎日暑くて、大変。でも気絶寸前?で気を取り直されてよかったですね。
    冷房は今無いところの方が珍しいでしょうから出歩く度に大きい温度差に体を対応させなければならないから身体の受けるストレスも大きい、ということでしょうか・・・キザな言い方ですが。

    とかなんとかより、あの戦時中のこと、いまも終戦(敗戦)記念日近くになると思い出話、マスコミがとりあげますけれど、何せもう半世紀以上まえのこと、多分KIKIさまと私の「やりとり」のような「生々しい話」は聞かれないように思います。

    でも私の住んでいたのは横浜の中心部・・・私の家の周囲の丘には探照燈、聴音機、そして高射砲部隊がいて、しかも、米空軍の何度もの空襲にも手も足も出ない、とにかく高射砲が撃った弾丸はB29の下で爆発、するとB29はちょこっと上昇それを探照燈か照らしているだけ・・・これでは「敗戦」は仕方ないことですね。

    そんなになる以前から日本政府は終戦に向けて交渉を始めていた、という話もあります・・・原爆の必要などなかった
    ・・・そういうことでは、敗戦の少し前、私の通っていた中学で教頭先生が講堂に全生徒をあつめて「この戦争はもうすぐ終わる」と話された事がありました・・・私達生徒も黙ってそれを受け入れていたように覚えています。
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