老人党
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1. 老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる
2. 世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする
3. 平和と基本的人権を保障する日本国憲法を護る
4. 政治や司法が誠実・有効に機能しているか、積極的に意見を発信する
5. 老人と未来の老人が協力して現政権に市民の声を届け、より良い社会を目指す

【お知らせ掲示板】

老人党からのお知らせ、老人党メールマガジンや『打てば響く』の転載などを掲載します。(スタッフのみ投稿可)

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1 【9776】沖縄・緊急意見広告運動に参加しました
珠   運営スタッフ 2010-4-28 14:02:23  [返信]

    今、『安保・沖縄緊急意見広告』運動への参加の呼びかけがされています。

    沖縄の人たちに、米軍基地が多くの苦しみを与えていることを、日本の国民としてしっかり受け止めたい。そして日米関係が従属関係でなく、真の友好関係になることをも願って、賛同したいと、スタッフで話し合いました。

    本日「老人党」の名前で、賛同金5000円(+振り込み料金80円)を振り込みましたことをお知らせいたします。

    ===以下チラシより【転送歓迎】===

    ◆沖縄・緊急意見広告運動参加のおねがい◆

    ご承知のように、数々の決議でもって、沖縄県民の「普天間閉鎖・返還、辺野古新基地建設断念」「県内移設反対」の総意は示されております。にもかかわらず、辺野古のキャンプ・シュワブ陸上・勝連沖「移設」案と一部機能の徳之島移設案など、沖縄の民意を踏みにじる露骨な政治的動きが強まっています。

    このまま行けば鳩山政府の「5月決着」の内容が、普天間米軍基地の「県内移設」という最悪の《基地のたらい回し》に集約されるのではと、わたしたちは憤りとともに危機感を募らせています。

    わたしたちはそうした選択を許さぬように、今こそ、「沖縄の痛みを全国民の痛み」としてみんなで受けとめ、国内紙に「意見広告」と言う形で共同の意思を表明しようと、呼びかけます。

    この問題は沖縄だけの問題でなく、日本に暮らすすべての人びとがその苦しみ・痛みをみんなで受けとめ、真剣に考え、解決していくべき問題です。
    ------------------------------------------------------------
    1.普天間米軍基地の即時閉鎖・返還を求め、「県内移設」に反対します。

    2.辺野古・シュワブ陸上・勝連沖案などの断念を求めます。

    3.もう、安保はやめましょう。
      東アジアの一員として平和に生きるために、みんなで海兵隊の存在、日米安保条約を見直し、軍事力によらない平和を構想しましょう。
    ----------------------------------------------------------------
     わたしたちは、日本全体の0.6%の面積しかない沖縄に米軍基地の75%を押し付けてきたことを深く反省し、岩国・厚木・佐世保・横須賀・横田など本土各地の基地に苦しむ人びとの痛みも沖縄の人びとと同様であると考え、沖縄県内はいうに及ばず、「徳之島」など「移設先」探しでなく「米軍基地はアメリカに持って帰れ」と声を挙げようではありませんか。

    1、広告の掲載紙、時期、賛同金の目標
      5月(5・16普天間包囲を目処)に国内紙と沖縄地元紙へ掲載。
      目標額は1200万円。
    2、賛同金(5月連休までにお願いします)
      個人1口1000円で一口以上。団体は、1口5000円で一口以上。
      3ネット上でも賛同を受け付けます。
    3、広告掲載の時期予定原稿及び予定紙はホームページにてお知らせいたします。

    ■発起人

    安次富 浩 名護・ヘリ基地反対協議会共同代表
    上原 成信 沖縄・一坪反戦地主
    大野 和興 脱WTO/FTA草の根キャンペーン事務局長、日刊ベリタ代表
    尾形  憲 法政大学名誉教授
    武  建一 連帯労組生コン支部委員長、中小企業組合総合研究所代表
    本山 美彦 京都大学名誉教授、「変革のアソシエ」共同代表
    山内 徳信 参議院議員

    ■呼びかけ人

    天笠 啓祐 ジャーナリスト
    新崎 盛暉 沖縄大学名誉教授
    当山  栄 沖縄・平和市民連絡会
    下山  保 元パルシステム生活協同組合連合会理事長
    山浦 康明 日本消費者連盟事務局長
    高里 鈴代 沖縄・行動する女たちの会
    池住 義憲 大学教員(立教大学大学院)
    石田甚太郎 作家
    弥永 健一 数学者
    岩井 忠熊 立命館大学名誉教授
    川那部浩哉 京都大学名誉教授・生態学
    内田 雅敏 弁護士
    前田 知克 弁護士
    里見 和夫 弁護士
    斎藤 貴男 ジャーナリスト
    齋藤  稔 法政大学名誉教授
    鶴田 満彦 中央大学名誉教授
    水田  洋 名古屋大学名誉教授
    柴田 隆行 東洋大学教員
    大平  剛 北九州市立大学・教員
    知花 昌一 沖縄・読谷村 村議
    野田 正彰 関西学院大学教授
    橋野 高明 同志社大人文研研究員
    黒滝 正昭 宮城学院女子大学非常勤講師
    永嶋 靖久 弁護士
    原田太津男 中部大学教授
    東  栄蔵 文芸評論家
    鐘ヶ江晴彦 専修大学教授
    宇沢 弘文 東京大学名誉教授
    吉川 勇一 文筆業
    藤岡  惇 立命館大学教授
    鎌倉 孝夫 経済学者
    堀  孝彦 名古屋学院大学名誉教授
    柴田 高好 東京経済大学名誉教授
    高良  勉 詩人
    子安 宣邦 思想史家
    きくち ゆみ 平和活動家
    田中ひかる 大学教員
    安里 英子 沖縄大学非常勤講師
    落合 正史 日中友好元軍人の会
    金井  創 日本キリスト教団佐敷教会牧師
    安川寿之輔 不戦兵士・市民の会
    山本 真理 共同通信社
    脇浜 義明 地域アソシエーション研究所
    松浦 愚明 浄土真宗本願寺孤僧侶
    垣沼 陽輔 連帯労組近畿地方本部委員長
    大野  進 全日本港湾労働組合大阪支部委員長
    中村 吉政 全国金属機械労働組合港合同副委員長
    津林 邦夫 北大阪合同労働組合書記長
    本田 直明 管理職ユニオン・関西委員長
    内野  一 近畿バラセメント輸送協同組合理事長
    池田良太郎 近畿生コン輸送協同組合理事長
    吉田  伸 近畿生コン圧送協同組合理事長
    大西  孝 近畿生コン関連協同組合連合会事務局長
    坪田 健一 関西生コン関連中小企業懇話会・会長
    和田 貞夫 社会資本政策研究会・会長
    中西 正人 グリーンコンクリート研究センター理事長
    他、呼びかけ人・賛同人・賛同団体はホームページに掲載

    ■ホームページ http://www2.nikkanberita.com/okinawaiken/
    ---------

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2 【10061】Re: 沖縄・緊急意見広告運動に参加しました
珠   運営スタッフ 2010-5-17 14:30:42    [返信] [編集]

    お知らせが1日遅れて申し訳ありません。

    昨日の朝日新聞に、老人党も賛同団体となった『安保・沖縄緊急意見広告』が全面広告として掲載されました。

    「普天間基地は撤去、米海兵隊は撤去を。」の広告記事です。
    そして「基地のない沖縄、そして日本を。」「安保改定50年 平和に生きるため、見直すときです。」

    とても小さな字で、賛同者、賛同団体が載っていますが、一番下の段の真ん中あたりに「老人党」があり、「老人党護憲+」と並んでいます。

    これだけ小さな字になったのは、賛同者・賛同団体がどんどん増えたということで、喜ばしいことではあるでしょう。

    こうした広告がすぐに効果を表すということは全くなくても、米軍基地や安保条約に対して、このような意志を持った人や団体があることを、表明し続けることが大事で、必要なことだと思っています。

    朝日新聞をお取りになっていらっしゃる方は、どうぞご確認頂ければ幸いです。

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1 【8097】老人党メルマガ(301)
北極星   運営スタッフ 2009-12-13 13:45:08  [返信]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(301)  ::: 2009/12/13  
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【打てば響く】アメリカと日本     なだいなだ
    【8065】Re: 不労所得には高い税率を  タミゾール
    【8084】Re: 不労所得には高い税率を  H.KAWAI
    【8017】Re: 客観性と政治性の狭間... タミゾール
    【8087】Re: お知恵をお貸し下さい   みじゅくもの
     ★懐かし投稿リバイバル★
    0001 大人は青少年の模範となるべき        koga   2003/08/07
    0002 教育の真の目的は心豊かな人間を育てること  北の老兵 2003/08/07
    0003 "教え育てる"から"学び問う"教育へ      ニック  2003/08/07
    =========================================================================
    【打てば響く】アメリカと日本  なだいなだ 12月12日

    また、間隔があいてしまいました。失礼しました。現在の感想を書きます。

    まず日本についての感想 ある新聞の記者が電話をかけてきました。
    「鳩山内閣は混乱しているようですが、どう見られますか」
    「混乱してはいけないですか。良寛和尚式にいえば、混乱する時は混乱しなさいです。その必要があるから混乱する。それともあなたがたジャーナリストは、一糸乱れず行進する閲兵式風の軍隊のように、内閣も整然と行進していなくてはいけないとお考えですか」

    「いいえ。ま、少しの混乱はあっても仕方ないですか」
    「そもそも、沖縄問題は、そんなに緊急性のある問題ですか。それよりも沖縄の未来がかかっているのです。じっくり考えるべき問題ですね」
    「でも、日米同盟はどうなりますか。日米関係は最悪になると心配する人もいます」

    「心配する人もいますなんて、白々しい。あなたが、そう思っているのではないですか」
    「いやあ、白々しいなんて・・・。そういわれれば、最悪とはどういうことなのかな」
    「関係というからには、二つの当事者がいます。アメリカと日本です。

    アメリカにとっては、これまでの自公民政権のように、ハイハイということを聞いてくれる政府がなくなったのは、痛いでしょう。日本はどうですか。昔の冷戦時代にはアメリカに依存する理由もたくさんあったでしょう。今は、昔よりも緊急に依存する必要のある状況ですか。

    強引に早く結論を出せと迫って、日本の国民を怒らせて、決定的にアメリカとの同盟関係にヒビがはいったら、困るのはむしろアメリカの方でしょう。冷戦構造が壊れた今は、日本にとって、沖縄の基地をどうするか、日本にとってどういう意味があるか、考えるに良い時期ではないですか。敗戦後60年もたっているのです。
    アメリカによる沖縄の占領状態を終わらせる機会は今をおいてありませんよ」

    「沖縄の気持ちも分かるけど、国益を考えれば」
    「沖縄に我慢してもらう他はない、とその人はいうのですか」
    「まあ、そのようなことを」
    「自民党の有力政治家がこれまでいっていたのとおなじですね」
    「国益はどうなってもいいのですか」

    「その国益という考え方が問題ですよ。沖縄は日本ではないのですか。沖縄はつねに日本の国益のために犠牲にされて来た。アメリカの基地が本当に必要なら、日本の本土が少しは犠牲になればいい。それに都合のいいこともある。

    今、関空が大赤字です。
    アメリカに関空の一部を基地として使わせれば一石二鳥ではないですか。日本の防衛のためという国益のためになら、それくらいの犠牲を本土も払うべきです。しかも関空の危機を救う。

    そして沖縄県民のこれまでの苦しみを本土の人間も味わってみるのもいいではないですか。
    アメリカは日本の防衛のために沖縄の基地が必要なのではない。
    勝手に起こしたアフガニスタンやイラクでの戦争をサポートするために重要なのです。
    海兵隊は日本から、アフガンに出発するのではないですか。日本の防衛に必要なのでしょうか」

    「でも、アメリカが、そう簡単に譲歩するとは考えられませんが」
    「簡単に譲歩をしないでしょう。だから長くかかる。しかし、長引けば困るのはアメリカです。
    だから、早く決めろという圧力をかけているのです。

    ここは《政権の内部事情が複雑なので、結論を出すのに時間がかかる。もう少し待ってくれ、時間をかしてくれ》といっている方が得策です。
    信頼関係を損なうという人がいるようですが、信頼関係とはなにですか。日本の国民に対し、核持ち込みに関して、歴代の総理大臣に嘘をつかせていたのは、日本を信頼していたからですか。

    少なくとも日本の国民を信頼していなかったことになります。
    鳩山内閣は、国民の皆さんと一緒にやって行きたいといっています。
    保守合同の時にCIAから岸は金銭的援助を受けました。岸は信頼されていたのですね。国民は信頼されていなかった。政府間の密約などが交わされる信頼関係を、まだ続けたいと思いますか」

    「ナダさんは過激ですね」
    「いやいや、おとなしいものです。むしろ外交は原則ではない、駆け引きだということを、若い政治家たちにいいたいだけです。喧嘩の仕方も知らないで大人になった連中に教えたいのです」

    「喧嘩の仕方ですか」
    「そうです」
    「喧嘩したらアメリカとの友好関係はどうなりますか」

    「喧嘩は友好関係を損ないません。喧嘩友達はながい友情の関係のかたちです。ともかくいまの政治は、混沌としているから面白い。どっちに転ぶか分からない。そのスリルをしばらく味わっていましょう。それより小沢幹事長の、二個中隊ぐらいの議員やその他の人々を引き連れての、訪中をどう思いますか」

    ぼくは逆質問しました。あいては首を傾げていました。

    「じゃあ、ぼくの見方をいいます。小沢は、日本の外交が、東アジア重視に方向を転換するぞ、というアメリカに対するプレッシャーをかけたのです。アメリカに対する示威です。アメリカよ、ごりごり圧力をかければ、日本は中国との同盟を結ぶかもしれないですよという警告ともとれますね」

    「なるほど、鳩山首相に決断を遅らせるようにさせているのは、小沢幹事長ではないかという気がしてきましたよ。だとしたら、かれはかなりやりますね」
    「一筋縄では動かない。かれは日本のトウ小平のような最高実力者の存在感を持ってきましたね」

    ぼくの今の感想がこのやり取りに現れているので、ここに紹介します。
    某紙のデスクは、記者の記事をボツにするかもしれないので。
    -----------------
    【8065】Re: 不労所得には高い税率を  タミゾール 2009-12-9 17:38
     ▼こんばんは。KAWAIさん。昨日は投稿が入れ違いになりました。

    告白しますが、私は今幸福です。適度な労働と適度な収入。それにみあった楽しみをつつましく送っています。あと、ほんの、若干の余裕があれば云うことはありません。
    皆さんに叱られそうですね。ではなぜ、文句を言っているかというと、やはり、私並みにはみなさんが幸せになってほしいからです。

    私がここで異議を唱えるのは、高額なキャピタルゲインや現物取引などの高収入、土地ころがしなどの、財やサービスを何ら生み出すことなく(資金提供というサービスと言うかもしれませんが)、高収入を得ている者どもです。

    大きな害をもたらしつつも、コンピューターをちょろちょろ操作するだけで莫大な資産が生み出されることへの不満です。テレビで、昔やっていた青白いおたくな若者が、億単位のお金を数日で動かし儲け、へらへらしている様子を見て薄気味悪いと真に想った。こわいのは彼自身莫大な儲けをしても、実感を持って喜んでいるわけでもなく、完全にマヒしてしまっていることだ。

    いわゆるトレーダーたち、金融工学の魔術師たちはどれだけの害毒を垂れ流しているのか。
    たまたま、今の法律に触れないだけで犯罪的な行為を平気でやっている。あんなもの、法律を変えて断固犯罪にすべきだ。それが無理ならせめて高額の税金で規制すべきだと私は思う。
    -----------------
    【8084】Re: 不労所得には高い税率を   H.KAWAI 2009-12-11 20:47
     ▼タミゾールさん:今晩は。しつこく続けておりますが、悪しからず。

    ○さて、株式会社が株を公開することは、広く一般から資本を集めることが出来るという大きなメリットがありますが、大きなデメリットもあります。
    ○株主総会では、とんちんかんな質問をする人にも一応丁寧に答えねばなりませんし、たかりに来る人にも気を遣わねばなりませんし、結構大変なんだろうと思います。

    ○その一方では、知らぬ間に怪しい人物やら、如何わしい企業に株式を買い集められて、高値で買い戻さなければならなくなったり、本当に乗っ取られるってこともあり得る訳です。
    ○ですから、株式の公開などせずに、身内だけでこじんまりとやっておれば、余計な心配などせずに、安んじて経営に専念できるんじゃないかって思うんですけどね。

    ○何て浮世離れしたことを言ってんだって言われそうですが、決して非現実的な話じゃないと思いますよ。だって、そういう会社もあるじゃないですか。
    ○有名なところでは、サントリーは非上場ですよね。だったら他にもあるんじゃないでしょうか。矢鱈、資本金を大きくしなくたっていいと思うんですけどね。

    ○上場したりしますと、貪欲な株主を満足させるために、高額の配当をせねばなりません。短期の利益を求められますから、自ずと会社も貪欲に稼がねばなりません。
    ○さて、株式公開の本来の目的は企業が広く一般から資本を募ることであった筈ですが、今日では株式の売買による利鞘稼ぎが主たる目的となった観があり、甚だしきは、デイトレーダーのように単に「市場に寄生する」人々まで現れるに至りました。

    ○資本主義経済は行き着くところまで行って崩壊するのでしょうか。そうかも知れません。
    しかし別の途が考えられないでもありません。株式市場を廃止するのです。
    ○突然廃止しようとは申しません。方法はいくらでもありますよ。企業が自分で資金調達をやればよいのです。例えば、億単位で非公開株式というものを発行するとします。

    ○この非公開株式は必要とあれば発行した企業に買い取って貰うことができるようにします。
    そして額面の何パーセントか配当が付きます。株価変動のリスクがありませんので心臓にも悪くありません。

    ○この「非公開株式」の割合が高まれば、株式市場はだんだん寂しくなります。
    相場師もデイトレーダーも過去の話になり、企業経営者は「企業防衛」に頭を使うことなく、本来の事業に専念できるというものです。
    -----------------
    【8017】Re: 客観性と政治性の狭間... タミゾール 2009-12-3 21:19
     ▼こんばんは。朱夏さん。

    デュルケームはいわゆるデュルケームルネサンスの研究を経て、現在は、基本的には(社会化された)個人主義的な心情の持主であったというのが定説のようです。ドレフェス事件での彼の言動からもそれがうかがえる。Wikiの記述では、「社会実在論者」のように読める。

    それはさておき、確かに論点がずれてしまったことをお詫びします。
    要は、エコ問題に関しては科学的に対立し、決着を見ていないということだと思います。暫定的に、より有力な学説のグループの意見が政治的にも意味を持って動いているということであり、われわれ門外漢は、その成り行きを静観するよりほかにないというところでないでしょうか。

    さらに、高度に専門的な内容に深入りすることは、この場では、現時点では相応しくないのではないでしょうか。
    今日、マイケル・ムーアがインタビューをしていましたが、老人党の役割は、ムーアがやっているような社会的な義憤・異議申し立てをしていくことのほうが、より意義深くないですか。

    結局、メガバンクは公的資金を投入され、自動車産業・家電産業も、エコ減税等で守られ、JALも資本注入をされることを見れば、弱いわれわれ市民にも公的資金の注入をしてしかるべきでしょう。

    さくら銀行時代でクレジットカードを作る時、「あなたは借金がありますか?」と失礼な質問をされた。「預金者から借金をしとるのはお前たちの方だろう、しかも、利子もほとんど払わんと。さらに、公的資金で俺たちの税金から借金しとるくせに、なんだその態度は」と激怒したことがあった。粗品をくれました。

    メガバンクも自動車産業も家電産業もJALも民間ではなく半国営なのです。役所や天下り法人だけが公的機関ではなく、巨大で強大な周辺公的機関とそうでない人たちという構図はまずい。
    やはり、困っているときはお互いに助け合うべきだし、異常に儲けていた時の利益は供出すべきである。

    また、論点がずれてしまいました。
    中江兆民の『三酔人経綸問答』の南海先生のように、極論の間から妥協の産物でなく鋭い方向性を見出したい。さらにいえば、宗教改革時代のエラスムスのようにと言うべきか。
    -----------------
    【8087】Re: お知恵をお貸し下さい みじゅくもの 2009-12-11 22:33
     ▼タミゾールさん: 今晩は、横から失礼します。

    >こんばんは。KAWAIさん。 仕事や犬の相手で忙しく返事が遅れました。
    >飼い犬がやたらめったらと噛んでくるので、今日からタオルをかませています。
    >噛んでくるのも愛情表現かもしれないですが、こちらは傷だらけですので。

    >同様に、まずいことが起こったらルールやシステムを見直すべきだと思うのです。
    >ほぼ、KAWAIさんとは同様の意見だと思います。

    >株式会社以外の方法もあるわけで、その一つが協同組合方式ですね。競争原理が働きにくいですので、全面的には無理でも、他の方法を含めて考察すべきですね。「空想的」社会主義者とマルクス・エンゲルスに揶揄されたロバート・オーエンなどの思想を学ばないといけない。

    以上はともかくとして。

    >ところで、鳩山兄弟ですが、仮に秘書の独断であったとしても、その管理能力を問われざるを得ない。このような人たちに、国の財政管理をまかせえないのは当たり前ではないですか。時期をみて、早々に内閣総辞職すべきでしょう。別に鳩山さんだから民主党が勝ったわけではない。

    >当然、小沢、二階の西松チームも。過去には、日歯連事件で、「その場にいたかどうかさえわからない」などという自分の行動さえ明確にできない、透明人間の様な人物が首相や政府首脳をしていた。

    >鳩山兄弟(母)は悪気なく、自分たちの財産を国政のために使ったというのでしょうが、政治資金規正法違反をしていることは間違いなく、生前贈与であるから、贈与税を払ってしかるべきだ。いずれにしても、お金の意識がこのように非常識なのは、やはり、苦労せずにポンポンお金が入ってしまうことに原因があると言わざるを得ない。そのために、周りにまで大きな迷惑がかかるのです。

    全く、仰るとおりと申し上げたいのですが、私達の思いを期待通りに実現してくれる政治家は現在のシステムの中で誕生するのでしょうか?私には不安感があるだけです。
    そして、みじゅくでか弱い者としては、多少のことは目を瞑るか?などと考えたりします。

    何処でも、何時でも、政権とは強烈な遠心力の中心に存在するわけです。まして、本人に、多少なりともよこしまな思いがあったりすれば、偏芯してがたがたになってしまいます。
    私は元々の経緯から、鳩山はもとより民主党でなくても良いのですが、思いを託せる者を他に思いつきません。出来ることなら、お考えのほどをお知らせ願います。
    ------------------------
    ★懐かし投稿リバイバル★
    ------------------------
    0001 大人は青少年の模範となるべき   koga 2003/08/07 14:23

    *文部科学省及び各家庭、各学校は青少年の「教育問題」を真剣に学んで解決すべきと思う。

    現在の学校や家庭では、教育の「教」が定着し、「育」の指導が弱い様に私は感じている。
    即ち、父母、先輩を尊敬できない。挨拶ができない。友人に対して思いやりが無い、等の青少年が増加している様に思える。    

    家庭は「共育」が基本だと思う。
    即ち、親子が相互に学び、「共」に「育」つ事が重要であろう。最近の家庭では、親子の会話が少なく、真の愛情が欠落の為に、「心を閉ざす」子供が多少いる。近年は、青少年の犯罪が多発し、老人、女性は街も歩けない環境になってきている。            

    大人も子供に悪影響を与えている事件がある。即ち、大人の倫理問題(青少年事件)多発に、国民の一人として心を痛めている。大人は理性を心して、青少年の模範となるべきであろう。
    -----------------
    0002 教育の真の目的は心豊かな人間を育てること  北の老兵 2003/08/07 17:22

    教育を語る時に思い出すのがあの有名な、ヤヌシュ・コルチャックです。
    本名ヘンリュック・ゴルドシュミット、ポーランド系ユダヤ人。
    医師(小児科)であると同時に卓越した教育者だった。

    また、童話作家としての彼はポーランドで最高といわれる文学賞を得て、ポーランドの至宝といわれた。

    1942年、ワルシャワのゲットーに住む孤児たち(コルチャックの教え子)がナチスに集められ列車でトレブリンカに送られた。子供たちを待っていたのはガス室だった。
    その時、コルチャックは最後まで子供たちと行動を共にした。

    「ポーランドの至宝を殺してはならない」と支援者がたくさんおり、ナチスでさえもコルチャックを殺す気はなかったが、彼は200人の子供たちと一緒に自ら進んでガス室に入っていった。
    「なにも怖がることはないよ。先生が一緒だからね」と言って。

    収容所についたとき、ナチスの将校に「あなたは死ぬことはない。生きていたほうがポーランドのためになる」いわれたが「ポーランドの為になる人材はこれからでも出てくる。
    だが、この子供たちは私以外誰もいないのだ」と
    「人間として教育者として、ごく当然のことだ」とも言われたとか・・。

    教育は理論化できない。なぜなら、子供たちは一人ひとり違うのだから。
    現場で彼らと向き合っていきながら、体と精神両面で彼らを感じる。
    それしかない、理論の入る余地はないと考えていたそうです。

    日本の戦後教育は従順で勤勉な人間を大量生産すると言うのが教育なら、ある程度成功したといえるでしょう。戦後ごく短期間で驚くべき経済成長を遂げたのだから。
    しかし、教育の真の目的は心豊かな人間を育てると言う意味では大きな問題があると思う。
    現代社会の青少年事件もこの大きなツケがまわって来たのだと思う。

    物質的に豊になれば心が豊になると言うのは”幻想”です。あの、マザー・テレサは物質的には貧乏でした、しかし心は世界一豊だったのではないでしょうか。

    もういい加減に管理教育は止めにしませんか?
    現場の学校と教師達に、自由で独創的な教育をまかせるべきではないでしょうか?
    そのためには現場の教師は聖職であるべき、生活の安定や保証を求めるならば、そういう人はサラリーマンになるべきだと思います。
    -----------------
    0003 "教え育てる"から"学び問う"教育へ ニック 2003/08/07 17:44
    皆様こんにちは

    やはり"教え育てる"の教育ではなく"学び問う"の学問に切り替えないと自立心ある人間は育たないのでは無いでしょうか。
    教育の弊害は知識だけ頭に詰め込み社会に出た後は何ら学ぶ気力を失った官僚みたいな人間を大量に作ってしまうところにあると思うのです。
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13 【9108】老人党メルマガ(313)
北極星   運営スタッフ 2010-3-7 5:46:34  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(313) ::: 2010/3/7
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【9035】Re: 民主党に物申す   団塊党
    【9071】Re: 小沢よ生き残れ!民主党よ与党に慣れよ  みじゅくもの
    【9039】政権交代しても縦割り行政の改革を避けた偽善友愛の雇用政策 やまちゃん
    【9045】オフライン支部便り 須藤正剛さま(2月15日) 笹井明子
    【9046】オフライン支部便り 杉本小松さま(2月22日) 笹井明子
    【9032】Re: 「無縁」は自由か地獄か   H.KAWAI
    【9038】Re: 「無縁」は自由か地獄か   タミゾール
    【9076】Re: 「無縁」は自由か地獄か   タミゾール
    【9075】映画『しかし それだけではない ー 加藤周一 幽霊と語る』  Ray
    =========================================================================
    【9035】Re: 民主党に物申す   団塊党 2010-2-28 12:58

    小沢さん、鳩山さんに物申したいことを述べます。
    まず小沢さん。お金の問題での疑惑払しょくができていません。潔白であるなら一日も早く国会で説明すべきです。これだけ騒がれているのにほっておいて民主党のためになるとは思えません。

    支持率を下げているのはお金の問題よりもむしろ説明をしないでごまかそうとしている印象を国民に与えているからです。小沢さんが国会で納得のいく説明をすれば支持率は回復します。選挙を考えるなら、これが一番の選挙対策じゃないでしょうか。

    二つ目は、利益誘導の手法です。今回の長崎知事選でも、小沢さんは、民主党推薦候補が勝ったら新幹線の長崎乗り入れをやるなどと言って、あまりにも露骨すぎます。こんなことを言う政治感覚が今の時代にあっていません。国民にすぐ見透かされてしまいます。選挙に勝つためにやっていることが、これでは逆効果です。

    それから小沢さんの取り巻き連中も同根の問題を持っています。例えば、新人議員の教育。まるで子供扱いで、あれでは実社会で活躍し力を発揮してきた議員たちは実力を発揮できません。座席表を作るなどという感覚が疑われます。国会運営も小沢擁護のためと写ることが多く、結果として支持率低下につながっています。

    次は鳩山さん。鳩山さんはまず自ら政倫審に出て説明をし、小沢さんにも同様にそこに出るよう強く促すべきです。それを小沢さんが拒むなら幹事長を更迭すべきです。そのくらいやらないと、国民の不信感を払うことなどとうていできません。小沢さんの自発的辞任を待つという姿勢ではこの難局は乗り切れないと思います。二匹目のどじょうはいません。

    閣内不一致だとか迷走だとかの混乱はあってよいし、むしろ改革をするうえでは当然のことだと思います。国民が民主党に期待したのは自民党的ではないものです。自民党と同じことはやっていては、民主党バッシングの餌食となり、この政権は長く持たないと思います。
    -----------------
    【9071】Re: 小沢よ生き残れ!民主党よ与党に慣れよ  みじゅくもの 2010-3-3 22:59 (編集)
     ▼柳沢のたんたんさん:

    早速に心あるレスをいただきましたこと有難うございます。
    先ほどは出かける時間に追われながらの投稿で自分自身で消化不良の感じです。
    斎藤学氏は広く活躍されては居るようですが、これまでの論調では政治的立場などについて、特に、偏ったものはなかったと記憶しています。

    >みじゅくものさん 良くいってくれた。
    >民主党の中で小沢を引きずりおろすと言う論議が多いようである。小沢の他に自民党に本日のテレビの様なヤクザ言葉に対する発言にキッパリとものを言える連中が民主党にいるのであろうか。

    >言葉は適当でないとしても、民主党の連中も綺麗事で世の中が進めると思っているのであろうか。
    >小沢が同士であるなれば、鳩山ももう少し小沢に対して言いようがあろう。

    鳩山はことによると小沢がアメリカと距離を置くことに危惧感があるのかもしれません。
    留学の経験もあるし。私はないから、あて推量だが。
    それにしても、民主党の反小沢グループは「与党」の立場を知らな過ぎる。

    野党は論理・理論・議論でもよいが、こと、与党となったら「力」が必要になる。
    そして、組織としての力は「団結力」だけである。理屈など、膏薬と同じである。
    何事も実行するためには「力」が必要であり、論議で動くのは、仮に居たとしても「学者」だけである。

    例えばの話だが、今後相手とする官僚が小沢存続を言っているときなら、否定しても良いかもしれない。
    しかし、官僚と同じ方向を向いたら最後、官僚からは離れられなくなる。
    なぜか、説得しなければならない相手の「官僚」がそのように考えるからである。間違いなく。

    我々の援護があったればこそ「天下様」なったことを忘れるな!となる。所詮、政治家はバーチャルなのだから「実行部隊の了解と支援」が必要である。今回の場合、官僚には「諦めてもらわなければならない」ことを与党としての民主党は絶対の優先順位としなければならない。
    諦めない官僚を相手に何ができると言うのか。

    こんなことは「組織論」のいろはなのだが、民主党の若手には分かっていない人も多いようだ。
    諦めさせることは「迎合する」ことで成立しない。諦めるのは「仕方がない」と思ったときだけである。
    取引や交渉が意識されている状態で自分を投げ出す者など居るわけがない。

    トヨタがアメリカで謝罪した。それに先立って、あるコメントを目にした。
    トヨタにとって、一番難しいのは「謝り方」であると。
    日本は上に出さえしなければ何とかなる、の甘えが横行している。刺激しなければ悪くはならないと。
    しかし、この考え方には「相手には自分が得るもの以上を貢ぎ続ける」の条件が必要である

    官僚をだめにしたのも実は自民党の政治家が官僚を抑えて何事かを実現していたのではなく、官僚に貢ことを良しとしていたためでもある。そして、多民族、契約社会のアメリカにはそんな「甘え」は通用しない。
    当然、倍返しの要求はある。日米間の「同盟」関係と言われるものも同じことが言える。

    主張しなければ「悪くはならない」のではなく「良くはならない」のである。
    相手に独立した意識がある場合の交渉にはほとんどの場合同じことが言える。
    主張せず、では、あとは「隷属」をよしとする立場しか残らない。

    >小沢さん貴方は決して孤独ではありません。元気をだして見る人は見てます。

    私などでは限りなく心細いことだとは思うが・・・
    -----------------
    【9039】政権交代しても縦割り行政の改革を避けた偽善友愛の雇用政策 やまちゃん 2010-2-28 22:4

    NHKスペシャル「権力の懐に飛び込んだ男100日の記録」
    http://www.nhk.or.jp/special/onair/100228.html  を見ての感想。

    鳩山総理と菅直人副総理の肝いりで、NPOの派遣村村長として活躍した、湯浅誠氏(*)を内閣参与へ招聘し、緊急雇用対策本部「貧困・困窮者支援チーム」事務局長として、現場から見た行政官庁機構の問題点(厚生労働省・文部科学省・総務省など多くの関係省庁)は、ワンストップ・サービス構想に機敏なる対策行動に移せない縦割り行政の消極的な利害関係の一面に悩む。

    その結果、雇用の問題点をより良い方向へ改革すべき意識は、前政権では出来なかった政治主導の行政改革を政権交代の目玉であったはずが、厚労省の山井政務官を見て本来の構想改革は他人任せのような消極的な一面を見せ付けたことです。

    (*)湯浅誠 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E6%B5%85%E8%AA%A0
    この内容は、首相官邸HPの各関係省庁へも同時に送りました。
    -----------------
    【9045】オフライン支部便り 須藤正剛さま(2月15日) 笹井明子 2010-3-1 16:33

    「連立政権支持率急落35%」

    昨年末より今月にかけて、鳩山首相の政治資金管理や、小沢幹事長とその側近秘書による政治資金規正法違反の拘留や事情聴取が、連日報道された。そして秘書は起訴となった。

    そんな中あらたに、昨年の衆院選北海道五区で当選した民主党の小林千代美氏陣営幹部の選挙違反事件の裁判。連座制が適用となれば、当選は無効となる。何れも裁判の行方を見守らないとならないが、火のないところに煙は立たぬ、で考えると国民感情は複雑である。

    1億円の座布団という話もあった。セレブの鳩山閣僚には1日千円で暮らす人間の心境は理解の枠にないのではないかと言う人もいれば、子分が沢山いればお金も掛かるでしょうと言った人がいた。
    最近のどの政権支持率調査を見ても、軒並みの急落を伝えている。

    次は独立行政法人や政府系公益法人にも取り組むという事業仕分けなどの、内容はともかくとしても自民党時代にはなかったクリーンな選択や、子ども手当て、高校生学費無償化支援、成田との因縁の歴史もあったが、関係せずに羽田のハブ空港化など、国民の身近な問題点などに意欲的に取り組む姿勢は、確かに歓迎されている。

    しかし、その反面で政権交代時に旗印としたマニフェストが、徐々に歪み始めているようにも見える。
    国債の増発、消費税論議、財源不足が理由の子ども手当ての支給額の不透明感。
    二転三転する沖縄米軍基地移設問題などもある。

    自民党政治は重かった。数多くの派閥のせめぎ合いや、国民の知らないところで、さまざまなカラクリを構築して、巨額な税金を浪費配分し、その分銅の重さで結党54年目にして、与党から脱落した。
    「政治とカネ」の不明瞭さが付いて廻った。

    そんな政治に嫌気がさして、国民は民主党連立に次を託したが、政権誕生後の半年で支持率35%となったのはなぜか。

    疑わしきは罰せずだが、端的に言えば民主党議員の「政治とカネ」にかかわる不祥事だ。
    有権者のジャッジはどう反応するか。記者会見などを見ていると、質問には答えるが潔白の主張は苦しい。
    誤った過去の政治手法を教科書とせず、起死回生を是非図ってもらいたいと願う。
    -----------------
    【9046】オフライン支部便り 杉本小松さま(2月22日) 笹井明子 2010-3-1 16:35

    「昔を振り返る」

    余りにも世の中が乱れており、心の安らぐ日がありません。自分の子供を殺す親、社会を代表する仕事につきよい歳をした人の悪事など、とても許し難いことばかりが続いています。

    小学生に英語を教えるより、イロハのイ「犬も歩けば棒に当たる」などの格言を教える方が世の中は良くなるのではないでしょうか。

    小生も八十四歳を迎えました。先が見えて来ましたが、もう一度昔を振り返って見ることも大事ではないかと思い、一文をお届けしました。
    -----------------
    【9032】Re: 「無縁」は自由か地獄か   H.KAWAI 2010-2-28 7:28

     続編2です。

    ○「絆」という言葉は通常、肯定的に受け止められているんだと思いますが、山田監督はそれを「面倒くさいもの」と仰っている訳で、「面倒くさい」は通常、否定的な言葉であろうと思われます。
    ○では、何故「面倒くさいもの」である「絆」を維持しなければならないのか。それは、恐らく山田監督が「絆」という言葉を「情緒的」に受け止めておられるからだろうと思います。

    ○つまり、山田監督は「絆」は何かしら良いもの、失ってはならない良いものなので、「面倒くさくとも」維持しなければならないものと考えておられるのではないでしょうか。
    ○しかし「絆」は人と人とを結び付けている綱であって、それは否応無しに人と人とを結び付けていたもの、つまり、「御飯と蒲団」であり、それ故に人々は同居もし、また別居もしている訳です。

    ○さて、「絆」によって結び付けられた人と人との間には、共感も生まれますが、反感も生まれます。しかし、この共感こそが「絆」の本質であると、原因と結果を取り違えるという誤解が生じます。
    ○また、この「共感」の方は得難いのに反し、「反感」の方は容易に生まれます。そこから家族間のトラブルは頻繁に生じている訳です。そこで、この「反感」の方を押さえ込むための「努力」が必要となるのですが、そこから「絆」は「面倒くさいもの」という考えが生じるということになります。

    ○ですから「人と人との絆が希薄になった現代社会」は言い換えますと「“御飯と蒲団”のために“努力”して共同生活をする必要が薄れた時代」となり、決して嘆かわしいものではないのです。
    ○「福祉国家」という理念もそれを支えています。昔は何かにつけて人の情にすがる必要がありましたが、今日では、働けなくなっても乞食をする必要はなく、威張って生活保護を受けることもできます。

    ○学費が全額無償なんてことになりましたら「苦学生」も死語になるでしょう。子供は社会全体で育てるのだそうですから、親に虐待されている子供は、あれこれ言わずに国が引き取って育てましょう。
    ○無料の保育所とか、無料の老人ホームも沢山つくって家族間のトラブルも減らしましょう。
    DVに苦しめられている妻も夫も無料のシェルターで保護しましょう。

    ○「人と人との絆が希薄になった現代社会」の何処が嘆かわしいのでしょうか。夫婦喧嘩が絶えなかったりとか、家庭内暴力の果てに両親が力を合わせて息子を絞殺とか、両親で幼児を折檻とか、嫁が寝たきりの姑の寝床の中に画鋲をとか、そういった時代が「古き良き時代」なんでしょうかね。

    ○ノスタルジアって誰にもありますよね。思いっ切り残酷な刑罰とか、石牢とか、拷問とか、酸鼻を極めた戦いとか、そういうの心のどこかで望んでいる人もおられるのでしょうね。
    日本人はまだ「死刑の好きな国民」ですもんね。
    -----------------
    【9038】Re: 「無縁」は自由か地獄か   タミゾール 2010-2-28 21:11:03
     ▼こんばんは KAWAIさん:

    「世間」や「いえ」制度からの解放が、近代日本文学の大きな課題の一つでありましたね。
    そういう点では、現状は、そうした、べたつく、山田監督的な世界から自由なのかもしれませんね。
    強い「個人」ならば良いのですが、それだけではない人も多いですね。昨日、「脳トレ」の講演を聞きましたが、人とのコミュニケーションや社会参加が脳に良いといってました。

    認知心理学の世界でも、ヴィゴツキーの復権などを媒介にして、人との交流によって、認知は進むということも明らかになってきました。アジール(避難所)としての無縁所の価値は、社会全体が無縁所になってしまうことで、別の問題が出てきたのでしょう。

    いずれにせよ、高度経済成長によって大きく変容した私たちの社会(世間)を、以前の共同体にすることは不可能です。非常に面白いスリリングな実験的な時代かもしれない。
    御隠居という老人の「無縁」な存在の無責任な発言・知恵が意味を持ってくる時代でもありましょう。

    社会全体にNPO的な存在が増えることも大切ですが、近代的な古臭いセーフティーネットはすぐには切ることは危険すぎます。難しいことですが、考えて行きたいです。「脳トレ」の講演でも難しいことを考えることが脳にも善いと言ってました。 では、おやすみなさいませ。
    -----------------
    【9076】Re: 「無縁」は自由か地獄か  タミゾール 2010-3-4 7:52
     ▼おはようございます:みなさま 続きです。

    就職活動にまで、親が協力するのだそうです。あほくさ。
    企業はこのような学生はロクなもんじゃないから排除すべきだ。といいつつ、わが甥ッこたちも親やおじさんたちの力添えで就職でき、親類としてはホッとしているのだが。将来的にはどうなんでしょうね。
     
    大学の入学式にまで親や親戚が参加する時代。とうとうここまで来たのか。どんだけやったって、就職できるパイが決まっている以上、ダメなものはいるという単純な現実を見つめるべきでしょう。
    そして、これは、自分の子どもだけでなく、社会の就職システムそのものの問題であります。

    私は、どうせ、大学4年生は大学に出てこないのに高い学費を払っているのだから、3年生でも卒業を認め、3年の冬に就職が決まったのなら卒業させ、4年で就職が決まらないものは、留年でなく大学にとどまれるようにし、前後3年ぐらいでゆとりを持って新卒の就職活動を行い、景気の変動に対応できる新規の就職人口を考えればよいと思う。

    妻は、「どうせ、就職活動が2年から始まっておかしなことになるに決まっている」とバカにします。
    悔しーい。大型連休の地域分散。いろいろ問題はあっても、今までの無策に比べればましであろう。
    もっと、拡張して考え、大型連休を増やすことで、労働人口のパイそのものを増やすことも考えられよう。

    ナイチンゲールは献身的な愛にあふれた人でなく、合理的な統計学的知識を駆使して、戦場での病死を防いだわけですし、そのようにはっきりと発言しています。
    鳩山さん、「友愛」は大切ですが、愛情だけでは逆効果になる時もありますよ。
    本当のナイチンゲールに倣って、命を大切にする具体策を考えてくださいよ。理系の頭なんですからね。

    親バカならぬ、バカ親の皆様。あなたの、愛情あふれるおせっかいが、子供の自主性や自立心を阻害していることに気を付いてくださいよ。ほっときゃいいんだ。そうはいっても、家でゴロゴロされては困るが。少なくとも、こんな恥ずかしい活動をしていることを恥じてくださいよ。どうせ、子どもなんて、巣立っていくわけですし。自分自身の人生を充実させてよ。
    -----------------
    【9075】映画『しかし それだけではない ー 加藤周一 幽霊と語る』  Ray 2010-3-3 23:00
     ▼こんばんは:Rayです。ご無沙汰しています。久しぶりに映画を見ましたのでご案内します。

    『しかし それだけではない ー 加藤周一 幽霊と語る』http://www.ghibli.jp/kato/
    2008年12月に亡くなった加藤周一さんのインタビューがドキュメンタリー映画になったものです。
    「幽霊は、歳をとらないから、意見も変わらない。そうじゃないと批判はできない」

    「周りが冷静に考えなくなっている時代を生きていくには、仲間(同じ気持ちでいる人)の存在に力をもらった」「敗戦が解放だった人は『正義のための戦争』を認めることはできない。
    『正義のための戦争』『平和のための戦争』を容認する人たちは、終戦が(解放ではなく)単なる敗戦だった人、戦争中に(精神的な意味での)不自由を感じていなかった人だ」

    「老人と学生は似ている。どちらも自由で、しかも年限がある」などの言葉が印象的でした。
    また、「……は○○だ。なぜなら〜〜」という言い方をなさっていて(伏せ字ではなく、話し方のパターンという意味です)、「なぜか」という理由を考えること・説明することを重視されているのが伝わってとても励まされました。
        *
    東京では渋谷のシネマ・アンジェリカで上映中で(3/12まで?)、3/7(日)14:10〜の回の終了後に「九条の会」の小森陽一さんのトークショーがあるようです(詳細は下記リンクをご覧ください)。
    シネマ・アンジェリカ:http://www.gojyu.com/

    シネマ・アンジェリカは入り口が階段なので(地下1階)足の悪い方にはきついかもしれませんができるだけ多くの方に見ていただきたい映画だと思いました。
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14 【9184】老人党メルマガ(314)
北極星   運営スタッフ 2010-3-14 6:56:01  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(314) ::: 2010/3/14
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【9179】東京高裁の驚くべき判決      pierre
    【9149】鳩山さん、県外移設を貫け     団塊党
    【ブログ転載】関係悪化で困るのはアメリカ なだ いなだ
    【9137】Re: 最近、思うこと(リーク+)  柳沢のたんたん
    【9176】Re: 民主党に物申す自己レス    みじゅくもの
    【9171】Re: 13以上の素数を数えることをお勧めしたい うたかた
    【9111】Re: 「無縁」は自由か地獄か    タミゾール
    【9121】力の無い存在であっても      珠
    【9166】Re: 「無縁」は自由か地獄か    JIJI
    【9172】Re: 「無縁」は自由か地獄か    タミゾール
    =========================================================================
    【9179】東京高裁の驚くべき判決 pierre 2010-3-13 18:09

    去る3月11日に出された東京高裁の「1票の格差合憲」の判決は、まさに驚くべきものだった。
    稲田龍樹裁判長は「05年の国勢調査で、1票の格差が2倍以上の選挙区が全体の約6分の1にとどまることなど格差は限定的として『著しい不平等状態とは認められず、なお合理性を残している。
    09年選挙時に、憲法に違反するとはいえない』と結論づけた」

    というのだから、これが言語道断であり、こういう判断が高等裁判所の判決として罷り通ることには慄然とせざるを得ない。稲田裁判長は、その前段で、小選挙区300の定数のうち47都道府県に各1人ずつ配分し、残りを人口比例で割り振る「1人別枠方式」について「1票の価値の不平等状態をもたらした原因といえ、問題ないとしない。格差も00年に比べて拡大している」(以上、『日本経済新聞』10.03.12.朝刊)

    と現状の問題を指摘しながら、一方で「不平等が全体の6分の1程度だから」と言って、「合憲」の結論を導き出しているのである。要するに、双方にいい顔をしようという意図が丸見えの“八方美人”的な判決であり、責任回避の典型である。

    違法は違法と、たとえそれが一部にあらわれたものであっても、きちっと糾弾するのが法の番人たる司法の任務のはずである。つまり「1票の格差」が2倍を超える選挙区が、仮に1つであったとしても、「2倍超」を違憲とする以上、それは明らかに違憲なのである。
    稲田裁判長の論理は、犯罪が少なければ罰する必要はない、と言うに等しいのである。

    勿論、この問題は、これまで事態を放置してきた国会の不作為が最も責められるべきであろう。
    しかし、国会議員にとって選挙区割りは自らの死命を制するような事柄である。
    それを彼らのお手盛りに委ねてきたことが問題の根源ではないのか。

    したがって、この選挙区割りの変更については、利害関係の少ない人たち委ねるのが妥当である。
    そういう制度ができるまで、われわれが唯一期待できるはずの司法が、この体たらくでは、われわれ無辜の有権者は、一体全体、何を頼りにすればいいのだろうか。
    -----------------
    【9149】鳩山さん、県外移設を貫け  団塊党 2010-3-9 22:47

    かっくるさんとの議論の続きになるが、新たにスレッドを作り、この問題を強く訴えたい。

    普天間問題では沖縄の人の気持ちを最優先すべきだ。
    私は沖縄の人にこれ以上の負担を押し付け涼しそうな顔しているのは国民として恥ずかしいと思う。
    自分の地域に移設されても、沖縄の負担を考えれば反対する理由はない。その程度の自負心は持ちたい。

    また、鳩山さんは、「最低でも沖縄県外」と選挙前に発言している。
    この言葉をいまさら翻すのは、カネの問題にも増して、信用を落とし恥ずかしいことだ。
    ここは、腹をくくって県外移設案を選択するのが沖縄の負担軽減のためにも、国民の自負心や誇りのためにも、鳩山さん自身の信用と政治生命のためにも最善である。

    鳩山さんは、アメリカあるいは連立を組む党に受け入れられるか否かより、沖縄の人に受け入れられるか否かを最優先すべきだ。万が一にもアメリカが県外移設を受け入れてくれたら、国民の多くの喝さいを受け、歴史に名を残す総理になれる。

    仮に受け入れてくれなくとも、アメリカに一歩も譲らず渡り合うとよい。
    そして最後は総理をきっぱりやめればよい。それでも沖縄県民をはじめ国民の信頼を取り戻すことはできる。辞めても十分に意味のある仕事を残したことになる。

    普天間問題は日本で騒がれているが、アメリカではほとんど話題になっていない。
    日本の安全や日米関係に大きな影響を及ぼすものではないはずだ。とするなら、沖縄の気持ち以上に優先すべきものは何もないと思う。支持率アップというおまけまでつくのだからなおさらだ。
    鳩山さんに直接このことを伝えたいが、良い方法があればどなたか教えてください。
    ---------------------
    【ブログ転載】関係悪化で困るのはアメリカ  なだ いなだ 2010-3-11 01:14

    沖縄の基地の問題で、日米関係の悪化を云々する人がいるが、悪化して困るのは日本の方だろうか。アメリカの方だろうか。アメリカの方が困るに決まっている。
    基地を置かせてくれて、米軍の家族の宿舎まで払ってくれるところが日本以外の何処にあるか。
    多額のお金を要求するくらいだ。

    日本。日米関係を悪化させて、得るところはなにもない。経済的にも、日本の輸出先はアメリカから中国にシフトしている。アメリカのトヨタいじめは、基地問題がこじれていることへの嫌がらせなのか。これが、日米関係の悪化の意味なのだろうか。それともこういうことが起こりますよ、という脅しなのだろうか。

    これだけ沖縄県民の強い反対があるのだ。そこに基地をおくことは、感情面で決して、日米関係にプラスにならない。日本敗戦から60年以上。占領状態の続きのような現実を変える時期にきているのだ。

    ぼくの住んでいる鎌倉は、米軍が厚木で夜間訓練するときの影響を受ける。時々、低空飛行の爆音でテレビが聞き取れぬことがあるのです。信じられますか。厚木からかなり離れている鎌倉ですら、そうなのです。
    テレビのちょうど聞きたい時に爆音で声が消される。聞き取れない。鎌倉は静かさが売りの町です。
    傍若無人とはこのことだと思いますよ。
    -----------------
    【9137】Re: 最近、思うこと(リーク+)  柳沢のたんたん 2010-3-8 20:24

    今日来の陋習を破り万機公論に決すべし。といった明治天皇の言葉がありますが。天皇制は日本の一つの文化でもあるでしょう現在既に21世紀世界の文化の大変動期になって、天皇制は日本の歴史も変革の時代になって来ましたから、この辺で、国家そのものの仕組みも変革しても可笑しくありません。

    歴史は歴史としても、其処に巣くっている、宮内省は全く無用の長物ですね、こんな乞食のような、無用な存在に税金の無駄使いは破棄すべきでしょう。何の役にもならない、官僚が大きな顔を許しておく事自体可笑しな事ででも有るでしょう。もう日本人も12歳から脱却して成人しても良い頃と思います。

    国民が低所得で生活に悩んでいると言うのに、旧い仕来たりは廃棄するべき時代になってきて居る様です。
    序に一つ、自民党総裁からは、これからの日本のあり方についての提案は一つも聞かれない事は、其の存在価値は無いと言う事です。彼の馬鹿の一つ覚えは、鳩山と小沢の政治資金の攻撃でしかありません。政治資金の法制は一つの約束事以外、意味がありません。

    其れの意味する所は其れによって政治が歪められるかどうかの点でしょう。其れによって政治が歪められたときに初めて効力があるのであってそれ以外には目的は無いでしょう。
    自民党が皆さんの賛同を得たければ先ずの話がこれからの日本の皆さんの先行きの生活を如何にして向上させてゆくかの議論を提言して行けるかの一語に尽きるでしょう。

    自民党が民意の賛同を失ったのは、所謂勝ち組にだけ有利な政策を実行してきて、低所得者には極めて冷たい政治を実行してきたからです。

    所得の再分配を実行してきたならば斯うはならなかったという認識が未だに無いようですね。
    利益誘導と利己主義の塊が実績でしょう。人の為に尽くす事は政治家の使命です。
    此れをお忘れになってます。民主党も同じ道を歩かないように祈ってます。
    -----------------
    【9176】Re: 民主党に物申す自己レス  みじゅくもの 2010-3-12 22:45
     ▼晴れのちドシャ降りさん: 有難うございます。

    極めて、適切だとの思いでスレを読ませていただきました。
    貴方が大枠で私と同じような感じで居られるのか、高い品格を維持されている方で私にある種の理解を示そうと配慮されている方なのかはわかりませんが、いずれにしても、いただいたレスのようなものが多くなるとこの掲示板も様子が変わるように私は考えます。
     
    それにしても、これだけでは、よいしょ!!レスになりかねないので、少しばかり、思うところを付記させていただきます。

    >▼みじゅくものさん:
    >
    >>「民主党に物申す」のタイトルは非常に「人気」がない。何故なのだろうか。
    >
    >初めまして、中々面白い自己レスだったので思わず飛び入りさせて頂きます。何故人気が無いのかは、こんな掲示板で民主党に物申しても、党や政権の運営に対して全く影響を与えないからだ、と愚考します。

    多分、そのようなことなのでしょう。
    但し、私の名誉のために付言させていただけば、昨年9月ころ、政権交代が実現したことを受けて、老人党が民主党に対して有効にものをいうための仕組みなり要領のようなものが必要だ。

    そして、別のスレでは老人党(の掲示板)の運用要領についてまで、真に「みじゅくな」提案めいたことを書いている経緯があることを申し添えさせていただきます。

    上記で仰られる「政権運営に対して全く影響を与えないからだ」は事実認識としては大きな間違いはないと思うのですが、果して、それでよいのだろうか、の思いもあるところです。過去のスレで老人党やこの掲示板が「ガス抜き」になったりしたら問題だとの趣旨を書いたこともあります。

    折角の掲示板、何とか、活用する道はないものでしょうか。
    尚、私が影響を与えることへの期待感はないと言えばウソになるでしょうが、所詮、 サラリーマン上がりの一個人、特に何かをどうかする思いがあるわけでもありません。

    >国民が政治に最も寄与できるのは選挙なんですから、「物申す」は投票行動で示すのが一番なのです。

    原理としては理解するところですが、政権選択について、他に選択の余地がないと私は考えますので、民主党を政権党として成長させることを前提として、個々の政策について意見を言ってみることにも意味がありそうだ、と考えたりしています。

    >そして、その他人の投票行動に少しでもみじゅくものさんが影響力を行使したいのであれば、「物申す」相手は民主党ではなく、例えば「民主党支持者に」となるべきでしょう。

    「民主党支持者に」と限定してものを言うのは流石に気がひけますが、民意と総称して、危うい、などのスレを書いたこともあります。

    >>新政権になって、半年、そのあり方に注文がついてもよい頃と思うのだが。
    >>過去の哲人の言よろしく「選ぶときだけの自由」を謳歌されているのだろうか。
    >
    >これも少し理解が違うような気がします。
    >例えば民主党は【普天間基地は県外・国外】を主張してきたのですから、民主党に投票したのは、その政策に賛同したって事になります。
    >同じく高速無料化であり、ガソリン値下げ、税金の無駄使いの削減でした。
    >ですから「物申す」前に、例えば貴方が【何を期待して投票し、その結果としてどうなった】を述べるべきなのだと思います。

    上記については、いろいろな形で投稿しておりますが、今回の政権交代に対して私が抱いている思いは「脱官僚依存」なのです。

    外交にしろ内政にしろ自民党も民主党もそんなに大きく変るはずはないと言うのが私の立場です。
    尚、以前のスレをお読みになっていないかも知れないとの思いで付言すれば、私は幼少のころから自民党の世界で成長してきておりまして、小泉の前、正確には忘れましたが、永らく自民党を支持してきたものです。

    従って、コンクリートを否定していた考えは是としておりますが、個々の政策については特に深く考えておりませんでした。
    尚、マニフェストにつきましても、選挙前、多分、7月8月の頃と記憶する投稿で、投票判断をマニフェストに求めるのは間違いである、との趣旨を書いておりますし、現在もそうした考えを立場としております。

    >私は最近は全く民主党は支持しません。政権直後は【ダム廃止】に【米軍基地国外移転】に【ガソリン値下げ】を断行しようとしていたので、大いに期待していました。
    >ところが年金全記録調査もあっという間にギブアップで、無駄を省くはずが史上最高額の予算に赤字国債増額で、失望に変わり最近の高速道路建設復活予算にいたっては、絶望状態です。

    他に選択の余地なしとするのが私の立場ですから「絶望」するわけには行かないのです。
    私は今回の政権選択は政党政治が生き残れるかどうかの瀬戸際で行われたものと認識しています。
    中川元幹事長の著書にもありますが、閣僚をはじめとする政権が指示することを官僚が平然と脚色してしまう事態は絶対にあってはならないのだと思います。

    国家にとって、外国の存在や脅威は極めて重要なことですが、獅子身中の虫の言葉もあるとおり、官僚組織が政党・政権を凌駕するようなことになれば、いかなる政策も全て「絵に描いた餅」になってしまいます。

    >今回の政権交代の最大の成果は万年野党的な無責任な政策や、言動が減って行く事です。いずれ次の政権交代が来ます。その時野党になった民主党は【出来無い事が分かってのオヤクソク】はしなくなるでしょう。
    >逆に国民有権者がそんなヤクソクは信用しなくなります。
    >そうやって政策論争で次の政権交代が起こることを期待します。

    次に予想される政権とはどのようなものなのでしょうか。まさか、大連立ではないと思いますが、お考えになられていることが想像できないところです。尚、政権成立直後のスレで「そのうち、国民から見て、こんなはずではなかった、という現象が起こるだろう、と書いたことを思い出しました。

    現実は民主党が内輪もめという醜態を演ずることになり、当初考えたものとは趣をことにしておりますが、官僚組織が直接的実行部隊となっている「各方面」からの圧力(遠心力)に耐えられずバラバラになり、まともな行政が執行できなくなっている点では大同小異と言ったところでしょうか。

    書き出すと限がない感じもしますし、所詮、駄言でもありますのでこの辺とさせていただきます。
    いずれにしても、レスに感謝しております。
    「勝ち組・負け組み」の言葉が死語になることを期待して・・・
    -----------------
    【9171】Re: 13以上の素数を数えることをお勧めしたい   うたかた 2010-3-11 23:10
     割り込み失礼。

    福島瑞穂は可愛いですね。〈あばたもえくぼ〉ではないが、そばかすまで魅力的だ。
    村山富市がおかしくしてしまった社民党を軌道修正したのも彼女の功績でしょう。

    彼女が討論に出ていると、いつもはらはらしながら見ます。主張に問題はないが彼女は発言のタイミングが下手で、彼女が発言しようとすると他者の大きな声にかき消されたり、司会者に無視されたりします。
    ディベートの場で彼女は〈孤立無援〉〈孤軍奮闘〉に映りますから、彼女を応援する「みずほを守り育てる会」でも立ち上げたい思いです。

    非情で矛盾に満ち、史上最悪の資本主義社会をアウフヘーベンするのが、老い先短い私の望みですが、ことはそう簡単には運ばず、現社会に取って代わる新しい社会を、私の生きている間に見ることはないという、ペシミステイックな気持ちにいつも支配されています。

    資本主義社会を四文字熟語で表現するなら〈適者生存〉〈優勝劣敗〉〈弱肉強食〉となりましょう。
    取り敢えずの対症療法ですが、支配権力の推し進める(民主党、自民党による)二大政党制に抗し、社民党を強く大きくせねばならないという思いです。

    貧乏人があまり貧乏になりすぎ、金持ちがあまり金持ちになりす ぎると、貧乏人はどうすればいいかをしっている。  パールバック『大地』(桑原武夫編『一日一言』より)

    というわけで貧乏を強いられた大衆は民主党を選択したのですが、それは幻影でしかなかった。
    政権の座につくために二大政党は、大衆の前に美味しそうな餌をぶら下げますが、そんな眼晦ましに幻惑されず、彼らの本質を理解する努力が大衆には必要でしょう。

    老人党の目的
    1、老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる
    2、世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする

    上の目的は、いまの社会は、弱い立場にいる人たちに優しくないからの提言であり、世界は平和でないから、平和を目指すのであり、九条をなくし、日本を戦争国家にしようとする勢力がいるから(最近自民党は徴兵制をちらつかせた)、そうはさせないとの決意の現れでしょう。

    日本の多くの企業が武器・兵器やその部品作りに手を染めていますが、兵器や武器は消費されてこそ利潤が追及できるのであり、核兵器同様、使えなければ企業にとっては宝の持ち腐れです。だから先の徴兵制は現支配者の本音であり、衣の下から鎧が見えた瞬間でもあります。
    -----------------
    【9111】Re: 「無縁」は自由か地獄か タミゾール 2010-3-7 11:15
     ▼こんにちは、KAWAIさん、やまちゃんさん:

    世界平和の問題や、国際金融問題など、大きな問題がこの掲示板でも論じられています。
    少し、ゆとりを持ってみると、「何言ってんだ、老人たちのたわごとで、全く世界には影響がないのに、よく、世界の指導者ぶって真剣に議論できるよなあ」と笑えてくる。
    すみません、投稿者への侮蔑ではなく、自分を含めてのアイロニーです。

    さて、足元の家族やチマチマした厄介な人間関係の網の目を解いていくこと、きっと、このような矮小な作業は目もくらむような世界情勢を解くカギにもなると考えています。
    いづれにしても、核家族を基準にしたような家族関係はある意味で、近年の特殊なものであり、今後の多様な家族形態がある意味で普通なのでしょう。
    -----------------
    【9121】力の無い存在であっても  珠 2010-3-8 0:28
     ▼タミゾールさん:

    そうですね。何の力にもならないというところかもしれません。
    しかし、例えば昨年、このささやかな掲示板だけでなく、いろんな掲示板や、いろんなブログで政権交代が語られた。街中の会話や家族の中でも語られた。そして空気を作っていった。
    そういったことも、またあるように思えるのです。

    小さなささやかな力しかない私たちだからこそ、世界の平和や貧困の話だって、より良くなるように願いを込めて、いろんなところで声を挙げていかなくてはならないでしょう。無駄のように見えても、それも世論の一端であることを信じて。

    楽天的過ぎる考えかもしれません。しかし、その思いを失ったときに、民主主義は市民の中から崩壊するようにも思えます。大げさですか?

    市民の力といえば、NHKBS1で、3月22日(21:10)から4日連続で始まる「爆走都市」面白そうですよ。ことに23日のボゴタ。http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html

    以下、少し話が違いますが笑ってお読みください。
    人間は宇宙の広大さや地球の歴史から言えば、虫けら以下の小さな存在でしかないでしょう。大地震のニュースを見れば、僅かな地表のズレがこれだけ多くの人の死に繋がる。ひ弱な哀れな存在ともいえます。

    けれどもその小さな、か弱い人間が、宇宙のあり方を考え、地球の成り立ち、宇宙の歴史を探る。小さな脳の中に、広大な宇宙を、はかり知れない時間を、永遠をも内包するようにも思えます。人間って面白い存在だなぁって思われませんか?

    また、平和を願う言論を「たわごと」「理想論」と言って切り捨てることは容易です。しかし、どんなに現実に密着した政治でも、それは「何を目指しているのか」「どんな世界・社会を目指しているのか」そして「そのためになっているのか?」という指標は必要ではないでしょうか。

    「理想論」は現実を客観的・鳥瞰的に観るための指標としての価値があるのではないかと、私は思っているのです。
    -----------------
    【9166】Re: 「無縁」は自由か地獄か。   JIJI 2010-3-11 16:36:09

    スレッドを立てるよう?ですが、、、愛子さま問題について?
    マスコミさんは、そっとして置いてあげられないのかしら??
    以前は皇室の後継者問題で、女帝云々したり…今度はPTA紛いの話題を繰り返し報道?!
    疑問です。皆さまのご意見は??
    -----------------
    【9172】Re: 「無縁」は自由か地獄か。  タミゾール 2010-3-12 8:50
     ▼JIJIさん、おはようございます:

    いわれる通りです。皇位継承問題ならまだしもですね。ひどすぎますね。
    entropyさんがいうように、茨城空港に象徴される空港問題の方が大切でしょう。マスコミの人も、恥ずかしくないのかなあ。生活のためとはいえ、同情しますね。ぜひ、再考してほしいね。

    先日の「美人セレブ女医の生活」特集もひどかったなあ。医療崩壊が起こっているんて言われている昨今、そりゃないよ。しかも、まったく「美人」でもない。怒り心頭です。美人セレブ女医は西川さんだけでいいですよ。

    矢沢永吉さんは「政府のせいにするな」っていってたけど、成りあがっちゃったら私も言うかもしれないけど、まあ、自分への戒めとしてはそう考えてますが。
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15 【9249】老人党メルマガ(315)
北極星   運営スタッフ 2010-3-21 8:11:19  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(315) ::: 2010/3/21
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【9222】老人問題を老人の手で      なだ いなだ
    【9242】Re:老人問題を老人の手で    85歳
    【9247】老人党のキャッチコピーは素敵  梶田隆
    【9205】Re:原子力空母はダメですか    イワオ
    【9192】Re:鳩山さん、県外移設を貫け   団塊党
    【9214】詭弁で飾った「郵政改革」大塚副大臣に問う    pierre
    【9147】Re:民主党の支持率低下の原因・世論誘導学博士号  みじゅくもの
    【9234】Re:「無縁」は自由か地獄か タミゾール
    =========================================================================
    【9222】老人問題を老人の手で なだ いなだ 2010-3-17 23:07

    医者だったものだから、同年輩くらいの友人知人から、相談をうけます。
    その印象ですか、八十の坂はかなり急坂のようで、うつになる人が多いので、忙しい。
    しかも一人暮らしで、これまで元気にやって来た人たちです。

    しかも閉じこもりになってしまうケースが多い。これまで閉じこもりは、若者の専売だと思っていたら、老人が多くなって来た。閉じこもって考えていると妄想を抱きやすい。
    食物に毒を入れられたなどと、騒いでパトカーを呼ぶケースもある。
    だが、警察官には老人のうつの知識がないから、とんちんかんな応対をする。

    なんとかしなければならないと焦っています。うつでなければ、アルツハイマーといったぐあいです。
    しかし、若い人たちの世話になっていればいいというものでもない。
    老人が支え合う場を考えないといけない。みなさん、アイデアがあったらお寄せください。
    -----------------
    【9242】Re:老人問題を老人の手で 85歳 2010-3-20 20:26 (編集)

    はじめまして。時々、読ませて頂いております。老人党サイトの御運営、ご苦労様です。
    ”老人が支え合う場を考えないといけない”80歳を越えると、身体的にいろいろと不具合が生じまして、やりたくても出来なくなってしまうのです。

    85歳です。現役中、テレックスだの、欧文タイプだのと、仕事でやってましたので、ネットへの取り組みは割合、楽でした。「難聴」なんです、60歳を越える辺りから次第に聞こえが悪くなり、今では、補聴器を付けて、一対一なら、何とか意志が通じる程度です。

    複数の方との会話は出来ません、テレビも字幕無しではダメです。ご近所の老人会などへのお誘いは御座いますが、遠慮させて頂いております。世間様とのお付き合いは、「ネット」だけがたよりです。
    此の「老人党サイト」も良く拝読させて頂いておりますが、書き込むだけの勇気は持ち合わしておりません。
    出来ることはやろうと、ご近所のNPO介護団体のホームページ作りなどを、ボランティアでやらせて頂いております。「老人が支え合う場」は小生としては、ネットを通じてのみ、何とか出来ると思いますが、これを、高齢者の皆様に押し付けるには、ハードルが高過ぎます。

    先日報道で知ったのですが、テレビとネットを融合させて、誰でもが、簡単にネットを利用できる機能を、企業が企画中と承りました。そうなると、音声入力などを利用して、高齢者同士の助け合いも可能になるのではないかと期待致しております。

    此の老人党の、皆様のお書き込みも、テレビで見られる時代が来るかも知れません。
    ”スカイプ”などの便利なネット機能をを高齢者が簡単に利用できれば、相互扶助も可能になるのではないかと期待いたしております。老人党の皆様の御活躍を期待申し上げて居ります。敬具
    -----------------
    【9247】老人党のキャッチコピーは素敵  梶田隆 2010-3-20 23:16

    私のおふくろさんは92歳で、特別養護老人ホームにはいております。片麻痺で、半分ぐらい痴呆が始まっています。老人ホームの前は、老健にいましたので、6ヶ月ごとに施設を転々としました。次を探すのが大変で、2年がかかりで、あの手この手を使って、相手が勘弁してよ、と言うまで言い募って、入居できました。

    おふくろさんを訪ねていくと、最初にいわれるのは、ここはいつ出なきゃいけないの、というものです。
    1時間ほどいろいろと説明し、ずっといられるよ、と言うわけです。
    おふくろさんが納得した後で、昔のことを聞きだそうとして、いろいろと質問するわけです。

    案外、昔のことは覚えているもので、お前は小さいときから悪ガキで、何度謝りに行ったか、本当に困ったもんだ、と叱られることしきりです。でもめげずに、おふくろさんの記憶を掘り起こそうと努めています。昔の記憶を掘り起こすことこそが、たぶん未来を切り開くことにつながるような気がしております。

    小学校の運動会は、私のガキのころは、地域の一大イベントで、校門の前には露店が出ていました。
    一番盛り上がるのは、地区対抗綱引きとリレーでした。昼食は地区ごとにござを広げ、各家庭が持ち込んだ重箱が並べられ、どれを食べようが自由でした。

    爺さん、婆さんをはじめとして、赤ちゃんまでほとんどの人が参加していました。老人は長老として尊敬されていました。悪ガキの私は良くしかられましたが、叱られるごとに勉強になりました。

    小学校の運動会が学校行事の一つになったとき、日本人はとても大事なものをなくしてしまったのではないかと考えています。60年安保あたりから、私の住んでいた地域はなっています。
    「長く生きすぎた」と老人に言わせる社会はどう見たっておかしいものです。

    長寿は喜ばしいもので、みんなから祝福されるものです。「長生きしてよかった」と老人が言えるように、戦争を、戦後の混乱を、必死に生き抜いてこられた老人の記憶を掘り起こす努力をしなければ、この日本はおかしくなるばかりだと思います。
    -----------------
    【9205】Re:原子力空母はダメですか  イワオ 2010-3-15 22:12(編集)
     ▼e-seigiさん:

    >>日本国内防衛のためには原子力空母いらないでしょう。せいぜいジャンプ台のついたハリアー用の通常型空母、これならF35も運用可能 (アメリカが売ってくれれば)。
    >>YAK141は開発中止、ロシアからはSTOVL機買えませんし。

    > ここの理由教えて下さい。YAK141、STOVLとはどんなものですか。

    短距離離陸垂直着陸機 (STOVL機)の事です。よく耳にするのが、イギリスで開発された「ハリアー」です。
    現在はアメリカで改良された「ハリアーII」が現役です。この後続機が、「F35B」で、2014年より配置予定です。同じような機種のロシア版が、「YAK38」で、後続機が「YAK141」なのですが、ソ連邦崩壊の余波を受けて、開発中止になりました。

    離陸・着陸とも垂直には飛び上がれますが、燃料、武器搭載重量の関係で、離陸の時は滑走、着陸の時のみ垂直に降りる運用が通常なされます。だから、「短距離離陸垂直着陸機」と呼ばれます。

    >国内防衛だけのために米海兵隊が存在するわけでないでしょう。

    アメリカ海兵隊を日本の空母に乗せる必要ないと思いますが。
    まして日本の国防のためだけに、アメリカ海兵隊が戦ってくれるとは思えません。その上海兵隊は、防御のための兵ではなく、奇襲攻撃のための兵力です。

    >日本の防衛だって仮想敵から考えたら空母のほうが有力です。人件費は当面米兵は米軍で持てばいいのです。

    仮想敵が、北朝鮮・あるいは韓国なら空母は絶対必要とは言えません。
    中国なら必要でしょう。ロシアなら微妙。
    アメリカなら、中途半端な空母持っても何の意味も持ちません。
    -----------------
    【9192】Re:鳩山さん、県外移設を貫け 団塊党 2010-3-15 0:55
     ▼もっちーさん:

    沖縄に米海兵隊が必要な理由については、アメリカが説明すべきです。
    なぜ沖縄に、しかも辺野古に固執するのか、具体的には説明しようとしません。
    どこからのどういう脅威に対する抑止力なのかいっこうに語られることなく、06年合意を迫るだけです。
    http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/03/post_514.html

    ルース駐日大使の「海兵隊は有事に誰より早く現地に乗り込む即応部隊。日本から移されれば機動性と有効性が著しく低下する」などは素人の見解だと、高野猛氏は批判しています。
    そして7つの疑問点をあげています。
    http://opinion.infoseek.co.jp/article/743

    このような疑問にいったいどのように答えるのか、日米両政府ともに明らかにしてほしいと思います。
    沖縄にこれ以上の負担を押し付ける説得力のある理由がない以上、沖縄県外や国外への移転が当然の結論じゃないでしょうか。

    下の世直し老人党の流水さんのご意見はいつも大変参考になります。ぜひご覧ください。
    http://memweb.net/bn/Mb.exe?Parm=newrojin!NSKiji&Val=DATA!NSN0077&FTSIZE=12
    -----------------
    【9214】詭弁で飾った「郵政改革」大塚副大臣に問う  pierre 2010-3-16 17:20

    大塚耕平内閣府副大臣の「民と協力、地域にお金還流を」を読んだ(『朝日新聞』Opinion耕論10.03.03.)。
    目下進行中の「郵政改革」見直しに関する、批判的な意見に対抗して、その見直しを弁護する立場で書かれたもので、読んでいるうちに大塚氏の苦しい“胸のうち”が垣間見えるような気持にさせられた。
    何故か。それは大塚氏が書いたものが、詭弁、矛盾に満ちているからである。

    例えば、民主党が5年前の郵政選挙で「郵政縮小論」を掲げたが、それは「小泉改革を支持する民意によって否定」されたので、その「縮小論」を取り下げ、「『自由な郵政事業』を目指すということで株式会社化がスタートしたのですから、それを前提に、様々な問題点を軌道修正しているわけです」というのである。
    しかし、そこではあの民意が「民営化」に主眼があったことに敢えて触れないのはどういう訳か。

    また、こんな例を挙げる。「郵便局に行くのに10km先までタクシーに乗らなければいけなくなったら、税金としてのコストはかからなくても、利用者に余計な負担がかかる」。

    しかし、最寄りの金融機関まで10km離れているなどというケースが本当にあるのだろうか。
    仮にあったとしても極めてレアなケースであり、それを以て改革論の根拠にするのはあまりにも我田引水に過ぎる。極端な言い方だが、そういう住民が極少数なら、タクシー代を負担した方が郵便局をつくるよりずっと安上がりだ。

    また、大塚氏は「小泉改革では『郵政は自立せよ』と言いながら、様々な業務規制を課したままでした」
    とも言う。しかし、業務規制は民営化の進展に併せて緩和するということではなかったのか。
    株の公開前にも関わらず、こういう言い方はないだろう。しかも、国の出資比率と業務範囲のバランスについて「どう着地させるかは、まだ決めていません」と言うのである。

    完全な民営化が前提で、全銀システムとの接続が行われたのではないか。
    その肝心な民営化を「まだ決めていない」と言うだから、この言い方は極めておかしい。
    その間に、他方では、与入限度引き上げなどの話がなし崩しに進めているのはどういう訳だろうか。
    なし崩しでことを進めるのなら、全銀システムを切断してもいいのではないか。

    小泉改革以来一貫して「郵政民営化」に反対してきた亀井静香郵政担当相は、今回の「郵政改革」見直しにおいても、その主張はある意味で一貫している。
    それに対して与党第1党の民主党は、理由はともあれ、その主張を変えたことは否定できない。
    これは一貫して反対してきた亀井静香氏と国民新党に、連立のため、すり寄った結果ではないのか。

    その忸怩たる気分が、この様に詭弁と矛盾に満ちた一文を書かせたのではないのか。
    そう勘ぐりたくなるのである。民主党は、もっと率直にその本心を語るべきである。
    それが民主党を支持してきた有権者の期待に沿うものなのである。
    -----------------
    【9147】Re: 民主党の支持率低下の原因・世論誘導学博士号 みじゅくもの 2010-3-9 18:50
     ▼H.KAWAIさん:

     今晩は、今日はとにかく寒い。このように寒いと、何かと、ことが進まない。
     貴方の余計な口出しなら何時でも歓迎です。

    >みじゅくものさん:お早うございます。余計な口出しかも知れませんが、一つ。
    >○沖縄本島には火山って無いんでしょうね。いえね、フィリピンのピナツボ火山の噴火で米軍のクラーク空軍基地ってのが使えなくなって、この基地、閉鎖されましたでしょう。
    >
    >○で、その後、同じくフィリピンのスビック湾にあった海軍基地はフィリピンとの話し合いがつかず、米軍は撤退しましたよね。
    >○これらの基地の代替施設って何処かに建設されたんでしょうか。少なくともフィリピン国内には作ってないでしょう。その後アメリカはフィリピンに基地を置くための交渉を試みたとの話は聞きましたけどね。

    もともと、国際的なパワーバランスは仮想空間でのことですから、具体的な個々のことがらに食い違いが生ずることは「想定の範囲」なのでしょう。変な話ですが、橋を作るとき、地下鉄のトンネルを作る時などの強度計算の「安全率」は何がどのように妥当か、ことによると、誰も明確には立証できない。

    でも、阪神大震災では高速道路が潰れた。支柱から飲料用のカンが見つかったとの話もある。

    戦争もおきてみないと分からない。 そして、起きる時は、全て、想定外で「勝手に」起きる。
    フィリピンの話は以前可也の量の活字を追ったように記憶していますが、細かいことは忘れました。
    ことによると、政局にも影響していたかもしれませんね。

    >○で、沖縄の普天間基地がですね、ま、火山は無いようですが、仮にそれがあってそれが噴火したり、基地の地盤が大規模に陥没したりしてですね、それがもう絶対に使用不能に陥りまして、県内に代替地もないとなればですね、否応無しに米軍は県外とか海外とかに移転しなきゃならない訳でしょう。

    >○そうなりゃ、米軍は否応無しに普天間基地を諦めなきゃならない訳で、アメリカがそう言ったかどうか分りませんが、抑止力がどうとか言っても始まらない訳です。

    それはそれで、対応の仕方はあるのでしょう。何せ、バーチャルの世界は「融通無碍」ですから。

    >○ところが、普天間基地については既に自民党政権のときに移転の話が纏まっていた。とは言っても恐らく自民党が沖縄県民を「捻じ伏せて」決めたこと、政権が変われば事情は違ってくる訳で、アメリカも今後は民主党政権を相手にしなければならない以上、前政権との「合意」に固執するのでなしに柔軟に対応すべきじゃないんでしょうかね。

    V字型なる滑走路、誰が「発明した」のですかね。日本人は「修正?発明」が得意だから・・・
    海を埋め立てる案だから現地が納得したのであったりして。でも、誰もそうは言わない。

    何時の場合も「建前」は「本音」の上位にあり「軽薄」なものである。
    権威を軽く扱う国民性が「権力の化け物」になった「権威」に復讐されている。
    本来、権威の位置にある者が実利に走るのも「権威」に対する評価・認識が低いからでもある。

    数十年前の話だが、日本の生徒会、学生の自治会における役員の立場がアメリカのそれとは全く違うと話題になった。
    日本では「尊敬」の対象にならないが、アメリカでは家族全員の誇るところとなる。
    日本では、程度の良い「こづかいさん」であったり「好き者」と見做されるものであったり・・・

    政治家についても、ビジネスと割り切るアメリカよりもっと酷い認識であったり。
    政治家は何故金が必要なのか。 まさか、主権者の特権は「タカリ」ではない、と思うのだが。

    >○ですから、前政権との「合意」に固執するワケは前政権と話し合って決めたというものではなくて、一方的にアメリカから我が国に対して押し付けられた結論だからってんじゃないでしょうか。

    「基地機能を存続させる」との意向はアメリカのそれかも知れないが、V字埋め立てなど、どのようなものにするかは、意外な人々の意向であったりして・・・
     
    >○ですから、現政権に対しても「納得するまでま少し待ってやるが、早く納得しろ。」ってことなんじゃないでしょうか。

    一般論としては「政権交代」が国際的約束事の見直しを伴うことをアメリカが承知していないはずはないのですが、個々の事案については、取りあえず、その時点での「自己都合」が先に立つのはむしろ当然です。

    ロビーリストや族議員のような概念は国際的にも通用するわけです。そして、それぞれの「利害」は過去の経緯で構成されている。このことが変化や改革を抑制する力、影響力となる。

    >○米軍がフィリピンから出て行った後、中国が周辺地域に進出しているなんてテレビでコメンテーターが言ってましたが、具体的にどうとは言ってませんでしたがね。

    >○そうしますと、米軍が普天間基地を閉鎖しますと、中国海軍が沖縄周辺海域に進出してくるって話になるんでしょうか。でも、変ですね、既に中国の潜水艦は日本周辺の海域に進出していて、海底の地形を測量しているっていうじゃありませんか。

    >○米軍基地があっても無くても、自衛隊の基地があっても無くても、公海は航行自由ですからね。ロシアの潜水艦でも中国の潜水艦でもやってきますよ。フィリピンは今どのようにして安全保障を確保しているんでしょう。

    今日的には、ナショナルセキュリティの本質が国内的混乱の抑止であったりして。
    インターネットなど、今日のように国際的に「公開性」が高まっている社会での政治課題としてのナショナルセキュリティは国際関係よりも国内問題であったりして。

    チベットなど、結局、どちらが「地域内」の指導権を得るかの問題であったり。
    もしもの話ですが、10年後に米国と合併する案を国民投票にかける、と法的に決定して、競い合うと仮定したとき、合併否定側が勝利する可能性は65%程度を超えるのは難しいと思っています。
     流石に、合併が成立することはないとは思いますが・・・

    ヨーロッパの例などを脚色して喧伝されたら、ヒョットシテですが、負けまであったりして。
    民意とは、所詮、そんなものではないかと・・・・
    こうした思いは「懸念」「疑い」どんな言葉が妥当でしょうか。

    長くなりましたし、なにやら周囲も騒がしくなってきました。
    何時もながら、纏まりのない話で恐縮ですが、失礼します。
    -----------------
    【9234】Re:「無縁」は自由か地獄か  タミゾール 2010-3-19 7:56
     ▼おはようございます。KAWAIさん:

    本当に、物理的に、財政的に無理無理でやってますね。介護だから、当然無理しても世話をすべきだというような、看護や教育にいわれる心性が私たちにあるんでしょね。今「ケアリング論」の勉強中ですので、考えてます。

    とにかく、設備的にも人的にも予算配分を変えるしかないのですが、お金をどこから持ってくるのか。緊急性からいえば、当然子ども手当(特にお金持ち)よりも重要であろう。
    といっても、予算が安定するまで暫定的にどうするか。まず、夜勤の人員を確保するために、昼間の間の人員を別のところから持ってくる必要がある。

    学生のボランティアも大切な資源であるが、元気なお年寄りに助けてもらうのも一つの方法でないか。なださんも言っているように、孤立するお年寄りも多いようですから、役立つ場を与えるとともに、社会的な孤立感を脱することもできよう。そして、ボランティアに参加したお年寄りは、将来的にポイント制にして、自分や家族が施設に入所しやすい状況を作るというインセンティブを作るのも方法でしょう。

    今、犬を飼うことで、孤独を慰められてます。処分されそうな犬をもらってきたので、タダですし、去勢手術もされてますし、初期的なしつけもされてますし、一匹命を助けたという心の負荷もへります。お年寄りにも、このようなペットによるセラピー効果もいいかなあ、と考えます。ただ、残念に思うのですが、なにぶん言葉が通じない。

    いろいろ語りかけているのですが、なかなか通じない。イライラします。当たり前ですが。
    今は禁じられている、心理学の「感覚遮断実験」ではないですが、「誰かとしゃべりたい」と思います。
    この、掲示板もその代償でしょう。

    茶飲み友達ではないですが、若い介護職員にはない、老人のコミュニケーションを導入することもできるし、老人の気持ちを代弁することもできよう。
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16 【9329】老人党メルマガ(316)
北極星   運営スタッフ 2010-3-28 10:45:26  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(316) ::: 2010/3/28
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【9313】何のための連立か    pierre
    【9314】Re:何のための連立か  団塊党
    【9275】Re:老人問題を老人の手で   なだ いなだ
    【9282】Re:老人問題を老人の手で   JIJI
    【9263】Re:老人党のキャッチコピーは素敵  梶田隆
    【9266】Re:老人党のキャッチコピーは素敵  タミゾール
    【9310】Re:力の無い存在であっても    usagi65
    【9257】文科系と体育会系のバランス   団塊党
    【読者投稿】心から本当の平和を考えよう 柏木昭
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    【9313】何のための連立か pierre 2010-3-26 22:16

    「郵政改革」の見直しを巡る混乱は、まったく見るに耐えない。亀井担当相の説明に、閣内から異論が出たが、私にはその「異論」の方がむしろ妥当と思えてならない。何故か。それは2005年に民主党が掲げた「預入限度額500万円」と通じる内容を、この「異論」が持っているからである。

    「限度額500万円」の発想の根底にあったのは、郵貯・簡保は民間金融機関の補完的存在に止めるということであったのではないか。
    したがって民営化の方向が決まってからの資金残高の減少は、まさに真っ当な動きであったのである。

    これに対して、明らかになった政府の見直し案では、結局のところ、郵政事業のユニバーサルサービスを確保するコストを賄うために郵貯・簡保が十分な収益を上げることが狙いとなり、再び郵貯・簡保の資金増加が期待されている。これでは民業圧迫となるのは必至ではないか。

    日本は、資本主義を標榜しているはずであり、民業が可能な事業は民間に任せ、官業は手を引くのがスジである。仮に残るとしても民業の補完的役割に止めるべきである。
    それでこそ、民間企業の自由な競争が確保され、経済は活況を呈するのではないか。

    預入限度を拡大してそれで郵貯の残高が増えても、現状では国債引き受けに回るだけである。
    また、消費税の減免も一般のグループ会社と同様にすべきであって、郵政グループだけを特別扱いするのはおかしい。住宅ローンへの進出も、地域の金融機関が激しい競争を展開している分野であり、そこへ巨大郵貯が参入すれば、民業圧迫は必然だ。

    仮にそうでないとしても、そもそも収益性の高い分野ではなく、貸し倒れなく国債運用を上回る収益を上げるのは容易ではないだろう。
    ユニバーサルサービスも、本当に郵便局しか金融機関がないところが一体全国にどれだけあるのか。
    それはごく一部であろう。それをもって全体を律し、郵政グループの合理化を無視するのはどういう訳か。

    過疎地の局は地域のインフラとして不可欠かもしれないが、都市部の局に見直しの余地はないのだろうか。人口減少は見込まれる現在、郵便局の数も、ロケーションも見直しが加えられるのは当然である。
    本当に金融機関のない過疎地に手を打つのは、それこそ行政の役割ではないか。

    民主党政権が迷走している原因は、本来郵政改革に一家言ありながら、国民新党の言うなりにしてきた咎である。この際、原点に帰って、その論理の立て直しを図るべきだ。それには、郵貯・簡保をあくまで民業の補完的役割に止めるという前提で考えるべきである。国民新党との連立は一体何のためだったのか。

    たとえ参院で多数がとれないとしても、原理原則まで捨てて手を組むのは、民主党を支持した有権者を裏切ることになるということを忘れてもらっては困る。この際、連立に亀裂が生じても原点に帰る方べきだ。恐らくその方が民主党の支持率は上がるに違いない。
    鳩山首相、小沢幹事長 ここは行きがかりを捨て、毅然とした姿勢を示して貰いたい!
    -----------------
    【9314】Re: 何のための連立か  団塊党 2010-3-26 23:18
     ▼pierre さん:

    「永田町異聞」というブログが目に留まりました。核心を突いているなあと目から鱗のような気持ちで読みました。以下に一部引用します。

    ・・・・・「手本と仰ぐ経験則は存在しない」(ウォルフレン教授)なかで、鳩山政権は日本の変革に取り組もうとしている。初めてのことに、混乱はつきものである。些細なことを深刻にとらえるのではなく、大きな目で、政権を、政治家を育てる気概を国民が持つ必要がある。
    そうでないと、政治主導への歩みは頓挫し、官僚機構のもくろみ通り、明治以来の官僚支配に逆戻りする。

    ・・・・・・「郵政閣内対立」を眺めると、亀井大臣のいささか性急な発表の仕方には疑問が残るものの、他の閣僚から異論が噴出しているのは健全な姿であると感じる。
    メディアは、閣内対立、迷走、首相のリーダーシップ不足などと、官僚丸投げ時代と同じように面白可笑しく取り上げるのではなく、政治主導、内閣主導確立に至る産みの苦しみの過程として、その試行錯誤の中身を深く掘り下げ、読者、視聴者に情報提供すべきであろう。・・・・・引用終わり

    メディアが「迷走」と批判しているところを、「産みの苦しみの過程」ととらえているところがひと味もふた味も違います。メディアがいかに皮相なとらえ方しかできていないかを示すものです。
    詳しくは下をご覧ください。
    http://ameblo.jp/aratakyo/day-20100326.html
    -----------------
    【9275】Re: 老人問題を老人の手で   なだ いなだ 2010-3-24 0:12
     ▼jijiさん:なだ いなだです。

    いまちょっと締め切りに追われる時期なので、反応できないでいますが、おたくの書き込みが目に止まりました。分からないことがあると、?と目に止まるのです。心因反応の緩解者の会というのがあるのですか。
    知りませんでした。かなり幅広い人たちの集まりなのでしょうね。

    そもそもjijiというのは何の略ですか。その話をお聞かせください。
    -----------------
    【9282】Re: 老人問題を老人の手で  JIJI 2010-3-24 15:49
     ▼なだいなだ先生 始めまして、@埼玉JIJIです:

    お世話になります。。。お尋ねの件のJIJI 文字通り、爺=JIJIから名乗った、ハンドル・ネームです。
    JIJIは79歳ですが、30歳の頃、心因性反応を発症、今でも薬のお世話になっています。

    世の中、精神性疾患を禁用句で呼び間違えた認識が普通で、色眼鏡で見たり、排除します。
    病の部位が「こころ」だと云う事で、恥ずべき事でも、隠す事でもないと主張しているのですが…
    他の病気と同じ…異常を感じたら専門家の医師の門を叩くべきと主張しています。
    恥ずべき事でも、隠す事でもないと主張します。
    -----------------
    【9263】Re: 老人党のキャッチコピーは素敵  梶田隆 2010-3-22 12:51
     ▼タミゾールさん、こんにちは:

    「同窓会」を昔の「講」や「結い」の組織を活用するという提案は、とても大切なことと考えます。
    私が運動会の事を持ち出したのは、回顧的なものではなく、そこには確かに人と人とのつながりを大事にすると言う心があったと思ったからです。

    沢村貞子さんがエッセーで、自分のうちの掃除は二の次で、まずは人様のは通る家の前を掃除するのが当たり前、と書いておられました。この考えは、「公共性」を考えるときに、心構えに基盤になると思います。
    自分でできることは自分でし、できないときは家族でし、それでもできないときはみんなでする、と言うように広がりを持つと思います。

    「向こう隣3軒、お互い様」ということで、それがリンクしていけば、大きな人と人とのつながりが出来上がるんではないでしょうか。私が「地域」を考えるときに、基盤にしているのは、家族間家族の関係のことです。活性化ということを、経済と絡めるわけですが、やはり人と人とのつながりを強めていくことが第一義で、経済はその後についてくるものです。

    たとえば、現在苦境に立たされている個人商店のよさは、ものを売り買いすることを仲立ちにして、コミニュケーションが成り立つということです。常連になれば、人と人とのつながりができます。
    コロッケ一つ食べてみても、店の大将がどんな思いで造ったかが想像でき、おいしさも倍増します。

    「講」や「結い」を現代的によみがえらすには、インターネットなど先端情報技術を駆使し、それに優れた人(若者だっていいし、老人だっていいわけです)が「限界集落」などといわれる地域に入り、「85歳」さんのような人を数多く「養成」して、呼びかけるようにすれば、老人問題のかなりの問題は解決できるような気がします。

    人と人とのつながりを作るには、老人に関して言えば、どんなことでもまず聞くことが必要です。
    それを突破口にして、いろいろと話し合うことができ、そのうちになんとなく心が通い始めるものです。
    私はおしゃべりなので、どんな方とも話せます。
    敗戦の年に生まれましたので、いろいろなことを覚えていて、重宝しております。

    タミゾールさんは愛知県にお住まいとのこと。私も名古屋市緑区に住んでいますので、一度お会いして直接お話がしたいものですね。タミゾールの都合の良い日時と場所をお知らせくだされば、無職の身ですから、出向いていきます。よろしくお願いします。
    -----------------
    【9266】Re: 老人党のキャッチコピーは素敵 タミゾール 2010-3-22 22:57
     ▼こんばんは 梶田隆さん

    私は、幼少時、駅前商店街に住んでいたので、商店街の濃密な人間関係の良さを懐かしんでいます。
    現在は郊外にいるのであっさりした近所付き合いで、ほとんど交流がありません。
    子どもでもいれば、子どもの関係でいろいろとお付き合いもあったでしょうが。犬を飼うようになり、やっと少し話をする御近所さんもできました。逆に、犬の声が近所迷惑になり困ってもいます。

    大店法の規制緩和で、駅前商店街はシャッター通りとなり、私のいた場所もひどいものです。梶田さんのいる名古屋市緑区もイオンが席巻していますよね。私も、緑区で働いていることもあるので少しわかります。
    有松の絞りの伝統を生かした街並みもありますが、全体的に郊外の良さも悪さも現れてますよね。

    地下鉄の開通で、一部様相が変わりつつありますが。全国的な土地上昇割合の上位にも上がったので、ニュースで知った人も多いと思います。さまざまな、シャッター通りの解消に向けた取り組みが行われ、車を使わない老人達のためにも必要なことだと思いますが、大きな流れとしては逆流は難しいでしょうね。
    ボローニャにはなかなかなれないですし、パリのパッサージュも、歴史的な存在になっています。

    昔、賀川豊彦のことを調べたことがあり、協同組合の可能性についても考えました。
    コープこうべにしても、結局ダイエータイプの格安店と同様の競争に巻き込まれてしまいました。
    現代的な協同組合はどうすれば良いか。賀川服(コールテン)にしても、それなりにフアッショナブルなところもあり、営利企業に負けない魅力も備えていました。

    地味でもいいのですが、シックで渋い味を出せるようにするにはどうすればよいか。
    若者の志向も変化する中で、営利企業には出せない味を出す工夫が必要です。同様に、現代的な「講」「結い」は、鬱陶しさをある程度脱しつつも、手軽でホッとするような結びつきが必要なんでしょう。

    直接お話しができるとよいのでしょうが、こう見えていろいろと仕事が忙しいこともあり、また、連絡先を公開することも困難な掲示板の性格上、お許し願いたいと考えます。
    どこかで、お会いできる機会もあると思いますので。結局、冷たいようですが、このようなインターネットの交流もこうした現代的、ポストモダンな交流の一つですので。
    -----------------
    【9310】Re: 力の無い存在であっても  usagi65 2010-3-26 17:416
     ▼JIJIさま、こんにちは:

    しばらく留守にしていましたので返事が遅くなりました。
    「百人の村」、私の頭ではちょっと難しいですがこういうことですか?
    高校、大学を出ても就職できない若者が増えてきているが、それでもほかの国に比べれば恵まれている。感謝しなければ・・・・

    確かに金銭的豊かさは発展途上国のかたがたに比べれば豊かですが、精神的豊かさはどうなんでしょうか?
    インドネシアから研修生という名目で働きに来ている若者が、残業を目いっぱいして14万の給料の半分を国の両親に送っていると聞き、「感心だね」と言うと「親が一生懸命苦労して育ててくれたから今度は自分がお金を送るんだ」とにこにこして答えてくれました。

    貧しいと言うことは家族の絆が強いと言うこと、また福祉が行き届いていないと言うことも同じなのかと思いました。逆にスエーデンではご老人の自殺が多いと聞いています。
    豊かになり、福祉が行き届くと家族の絆は無くなっていくのでしょうか?どう思われますか?
    -----------------
    【9257】文科系と体育会系のバランス   団塊党 2010-3-22 0:28

    民主党の副幹事長、生方幸夫氏が産経新聞のインタビューで答えた発言と、それに対する党幹事長室の対応が大きな波紋を起こしている。民主党内では賛否あるようだが、私は生方氏の行動を評価はできない。彼自身が、小沢氏に批判的な考えを持っておりその声をあげようとしたことは理解できるが、やり方がまずい。

    党内では全く発言せず、マスコミを通じて外部にいきなり民主党批判、小沢批判を出すのは、副幹事長と言う立場を放棄した反乱行為と見られて仕方がない。しかも、一説によるとマイクを忍ばせて、高島氏との言い合いを録音していたとのこと。これが事実としたら、計画的な反乱行為の匂いさへしてくる。

    党内では発言できる雰囲気ではないと説明していたが、外部に向かっていきなり言える覚悟があるのなら、副幹事長会議などの場で言えるはずだ。相手の前で直接言える度胸がないからマスコミで言ったというのでは誰もついていかないだろう。

    しかし、今回のことで民主党の体質という問題がクローズアップされたのは良いことだ。
    伊藤何某という評論家によると、民主党は旧民主党系の文科系サークル的な気軽なオープンさと、旧自由党の体育会系的規律主義との両者が混在した寄り合い所帯だとのこと。

    言われてみればそういう感じが確かにある。野党時代は文科系サークル的なオープンな雰囲気が勝っていたが、与党になってからは体育会系的な雰囲気が俄然目立ってきているのではないだろうか。
    新人教育ではまさに後者の体質が前面に出たものである。

    私個人の好みからいえば、文科系的オープンさのある民主党が好きであるが、一方ではそこにひ弱なイメージもついてくる。政権与党としてがっちりスクラムを組んで外部からの圧力を跳ね返すたくましさを持つことも必要でそこに体育会系的側面も必要だろう。

    現在の民主党は幸いなことにこの両者の体質を併せ持っているので、一方に偏ることなく両者のバランスのとれた運営を心掛けてほしい。若手のホープ細野豪が今朝のサンプロでこの点を強調していたが、まさに今後の民主党が一体としてまとまれるかどうかの分かれ目はこの点にあろうと思う。
    -----------------
    【読者投稿】心から本当の平和を考えよう 柏木昭 10/3/25 12:7

    <政治の裏の汚なさって何時まで続くの?>
    この世の中って複雑怪奇の所ですね。まだまだ人間同士が、騙しあいの中で暮らしているからでしょうね。
    残念ながら、愛情と言うものはあってないようなもので、お金に支えられてきた人間の姿は、金の藻屑に成り果てながら消滅する運命になってきたのが、現在ある人間の暮らしではないでしょうか。

    格差ある人間社会は、お金のある社会が存在する以上は無くならない。(当たり前の事は言うな!と怒られそうではあるが…)何時の時代になっても、戦争から脱しきれないこのむずがゆさは、永久的なものなのか。
    だから、みんなは人を蹴落としてでもお金に走り、不幸を撒き散らし自分さえ幸福であれば、それで良い。
    となってしまうのである。

    お金を持っている人は、どれだけ自分は、お金が溜まれば、幸福になるだろうの事しか考えないから、パラリンピックのように公に報道されなければ、それをいい事にして自分の懐に、詰め込むだけ詰め込んで、後はにんまりしているのが、どうもそれが、彼らの心情のようである。

    政治の裏は、やはり汚いですね。考えなくてもいい事を考えさせられてしまうもの…だものねえ。
    つい、愚痴をはいてしまいました。すみません。それでは、このへんで、終わりたいと思います。
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17 【9410】老人党メルマガ(317)
北極星   運営スタッフ 2010-4-4 6:22:19  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(317) ::: 2010/4/4
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【9313】何のための連立か    pierre
    【9314】Re: 何のための連立か  団塊党
    【9315】Re: 何のための連立か 梶田隆
    【9374】メディアは本質を見よ 団塊党
    【9316】Re: ですかね。 タミゾール
    【9335】オフライン支部便り:杉本小松さま 笹井明子
    【9336】オフライン支部便り:須藤正剛さま 笹井明子
    【9337】オフライン支部便り:石田達郎さま 笹井明子
    【9259】Re: 老人問題を老人の手で   aqua
    【9366】Re: 老人問題を老人の手で   usagi65
    【9360】子どもに期待すること・    J.I
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    【9313】何のための連立か  pierre 2010-3-26 22:16

    「郵政改革」の見直しを巡る混乱は、まったく見るに耐えない。
    亀井担当相の説明に、閣内から異論が出たが、私にはその「異論」の方がむしろ妥当と思えてならない。

    何故か。それは2005年に民主党が掲げた「預入限度額500万円」と通じる内容を、この「異論」が持っているからである。「限度額500万円」の発想の根底にあったのは、郵貯・簡保は民間金融機関の補完的存在に止めるということであったのではないか。したがって民営化の方向が決まってからの資金残高の減少は、まさに真っ当な動きであったのである。

    これに対して、明らかになった政府の見直し案では、結局のところ、郵政事業のユニバーサルサービスを確保するコストを賄うために郵貯・簡保が十分な収益を上げることが狙いとなり、再び郵貯・簡保の資金増加が期待されている。これでは民業圧迫となるのは必至ではないか。

    日本は、資本主義を標榜しているはずであり、民業が可能な事業は民間に任せ、官業は手を引くのがスジである。仮に残るとしても民業の補完的役割に止めるべきである。それでこそ、民間企業の自由な競争が確保され、経済は活況を呈するのではないか。

    預入限度を拡大してそれで郵貯の残高が増えても、現状では国債引き受けに回るだけである。また、消費税の減免も一般のグループ会社と同様にすべきであって、郵政グループだけを特別扱いするのはおかしい。住宅ローンへの進出も、地域の金融機関が激しい競争を展開している分野であり、そこへ巨大郵貯が参入すれば、民業圧迫は必然だ。

    仮にそうでないとしても、そもそも収益性の高い分野ではなく、貸し倒れなく国債運用を上回る収益を上げるのは容易ではないだろう。ユニバーサルサービスも、本当に郵便局しか金融機関がないところが一体全国にどれだけあるのか。それはごく一部であろう。

    それをもって全体を律し、郵政グループの合理化を無視するのはどういう訳か。過疎地の局は地域のインフラとして不可欠かもしれないが、都市部の局に見直しの余地はないのだろうか。人口減少は見込まれる現在、郵便局の数も、ロケーションも見直しが加えられるのは当然である。本当に金融機関のない過疎地に手を打つのは、それこそ行政の役割ではないか。

     民主党政権が迷走している原因は、本来郵政改革に一家言ありながら、国民新党の言うなりにしてきた咎である。この際、原点に帰って、その論理の立て直しを図るべきだ。それには、郵貯・簡保をあくまで民業の補完的役割に止めるという前提で考えるべきである。国民新党との連立は一体何のためだったのか。たとえ参院で多数がとれないとしても、原理原則まで捨てて手を組むのは、民主党を支持した有権者を裏切ることになるということを忘れてもらっては困る。この際、連立に亀裂が生じても原点に帰る方べきだ。恐らくその方が民主党の支持率は上がるに違いない。

     鳩山首相、小沢幹事長 ここは行きがかりを捨て、毅然とした姿勢を示して貰いたい!
    -----------------
    【9314】Re: 何のための連立か 団塊党 2010-3-26 23:18
     ▼pierre さん:

    「永田町異聞」というブログが目に留まりました。核心を突いているなあと目から鱗のような気持ちで読みました。以下に一部引用します。

    ・・・・・「手本と仰ぐ経験則は存在しない」(ウォルフレン教授)なかで、鳩山政権は日本の変革に取り組もうとしている。
    初めてのことに、混乱はつきものである。
    些細なことを深刻にとらえるのではなく、大きな目で、政権を、政治家を育てる気概を国民が持つ必要がある。
    そうでないと、政治主導への歩みは頓挫し、官僚機構のもくろみ通り、明治以来の官僚支配に逆戻りする。

    ・・・・・・・・・・・・・・・「郵政閣内対立」を眺めると、亀井大臣のいささか性急な発表の仕方には疑問が残るものの、他の閣僚から異論が噴出しているのは健全な姿であると感じる。
    メディアは、閣内対立、迷走、首相のリーダーシップ不足などと、官僚丸投げ時代と同じように面白可笑しく取り上げるのではなく、政治主導、内閣主導確立に至る産みの苦しみの過程として、その試行錯誤の中身を深く掘り下げ、読者、視聴者に情報提供すべきであろう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用終わり

    メディアが「迷走」と批判しているところを、「産みの苦しみの過程」ととらえているところがひと味もふた味も違います。メディアがいかに皮相なとらえ方しかできていないかを示すものです。

    詳しくは下をご覧ください。

    http://ameblo.jp/aratakyo/day-20100326.html

    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/topic.php?top=1
    -----------------
    【9315】Re: 何のための連立か 梶田隆 2010-3-27 0:02
     ▼pierreさん、こんばんは。:

    郵政の民営化にせよ、普天間基地移設問題にせよ、八ッ場ダムにせよ、民主党がかかげたマニフェストは、用意周到に考えられたものではなく、選挙目当てのやっつけ仕事でしかないことが、現在の迷走振りからわかります。

    県外。海外といっておきながら、聞こえてくる案は、現行案に落ち着くまでに検討され、ふるい落とされたものの焼き直しでしかありません。訓練や基地機能の一部を徳之島(鹿児島)など県外に移転する案を組み合わせただけのものです。

    沖縄県民を愚弄するのもはなはだしい、といわざるを得ません。私なんかは、ものごとを単純に考えます。
    仮に、日本がどこかの国に攻められたとしましょう。(第一次イラク戦争のような例はありますが、現実的には例外といっていいと思います。)このとき本当にアメリカは日本を助けてくれるでしょうか。

    はなはだ疑問といわざるを得ません。GMに莫大な税金をつぎ込み、中間選挙を控えた国内事情から異常ともいえる「トヨタ叩き」が始まりました。アメリカは戦前からの対日戦略と少しも変わっておらず、アメリカの国益に関係なければ、馬鹿の一つ覚えのごとく、世界の警察官を任じて、戦後いたるところで戦争しています。国益に沿っているからです。いまだに広島・長崎の原爆投下を戦争を早く終わらせるためと、信じている人間がいる国ですよ。

    日本がアメリカの国益に沿うのは、せいぜいアメリカが起こした戦争の尻拭い、つまりお金だけです。それ以外に何かありますか。私には思い浮かびません。
    もし他国が攻めてきたら、私なら棍棒であれ、金棒であれ、竹やりであれ、何であれ自分の命を懸けて戦いますよ。そんなのは当たり前のことですよ。どうせ、戦争なんぞというのは、勝ったって負けたってろくでもないことだからです。このことは親父さん(72歳で他界)や吉本隆明さんから学びました。

    私はもっと沖縄の人や戦争を良く知っておられる人々が怒るべきだし、私(敗戦の年に生まれる)のような戦後派の人間に向かって声を上げる必要性を感じます。「老人問題」も解決の糸口が見つかるのではないかと思います。過去に記憶を掘り起こすことで、未来が見えてくることがあります。

    たとえば、松田道雄さんの新書「日本式育児法」などを読み返してみますと、今若い人たちが悩んでいることを解決するヒントが散りばめられています。過去の記憶を掘り返していけば、おのずと人と人とのつながりが形成されていきます。「絆」といっていいかもしれません。
    -----------------
    【9374】メディアは本質を見よ 団塊党 2010-3-31 17:27

    日本の新聞もテレビもキンタローアメのごとし。どの新聞もテレビもみ〜んな貧弱な語彙しか持たない。
    繰り返し繰り返し、お決まりの言葉でしか民主党政権を批判できない。
    その代表が「迷走」である。「閣内不一致」も似たようなものだ。自分たちの言っていることが実態は何を指しているのか自覚もないまま、流行語のように使って得意然としている。

    鳩山内閣が迷走している?それはどういうこと? 例えば郵政問題で迷走しているという。
    でもちょっと待って。それは裏を返せば国民に話し合いのプロセスが良く見えるということでしょう。
    今回は舞台裏を見せすぎた感はあるが、おかげで各閣僚がどんな意見を持っているかがよく分かったじゃないですか。そして最後は閣僚懇談会で総理のリーダーシップのもと一つにまとまったじゃないですか。

    自民党政権時代にこんなに議論のプロセスが国民によく見えることがあっただろうか?官僚がほとんどすべてお膳立てしていたのだから、見えるわけがない。間違ったことも、密室の中ですべて決められていた。
    その積み重ねが今の借金大国でしょう。

    大手マスコミの方々は、過去が恋しいのですか?それとも自分たちに民主党は冷たいことばかりするので(記者会見の解放など)、嫌がらせをしているのですか。少しは特権意識を捨てて、沈思黙考してみたらどうですか?

    公共の電波を使うテレビは特に責任重大でしょう。もう少し、よく思考力を働かせて、ものごとの表面ばかりを見ず、裏からも斜めからもものごとの本質をよく見たらどうですか?

    そうすれば、そんなキンタローアメのようにどの局も同じようなことばかり言わずに、個性のある面白い番組が作れるようになりますよ。信頼を取り戻すにはそういう当たり前の誠実な態度がなければ・・・そのうち底の浅さが見え見えで、見放されてしまいますよ。
    -----------------
    【9316】Re: ですかね。 タミゾール 2010-3-27 9:31
     ▼海のyeah さん:おはようございます

    私も明治期の研究をしているので、戦前の日本を暗黒期と考えるのは反対です。
    しかし、発掘された「廿日市憲法」など優れた市井の民権活動があったことは否めませんが、多くの国民は「客分」意識が濃厚で、それは今でも残っているのだと思います。

    また、社会科学の受容についても「社会実在主義」が強く、まっとうな自由権論を基調とした契約意識は希薄であったのだと思います。その、「社会実在主義」は狂信的な天皇制国家主義と結びついてもいました。
    詳しくは、松野修『近代日本の公民教育』(名古屋大学出版局)

    父(明治45、1912年生)は選挙権もなかったくせに、改進党、政友会の二大政党政治を懐かしんでいました。
    大正デモクラシー期の昭和10年前後まで続く短い市民時代があったことは事実でしょう。
    でも、皇族や藩閥や元老政治という意味不明な反民主的なものも厳然として影響力を有していました。

    したがって、ただ、日本にもこうした民主主義の輝かしい歴史があったと自慢するのではなく、こうした制度や思潮が厳然と存在しながらも、なぜ、軍事独裁政治へと傾斜してしまったかという問題意識の方が大切なのでなないか。司馬遼太郎を受容しつつその問題点を考えて行くといったらいいか。

    少なくとも、女性の参政権はなく、社会主義は容認されていなかったわけですし。国民であったはずの旧植民地市民への差別などの問題もありました。
    寄り合いの風土など、民衆レベルでの民主的な萌芽は日本社会にも存在してきたのでしょうが、国レベルではポツダム宣言受諾で一気に民主的雰囲気が広がったのも事実でしょう。

    客分意識を脱しつつ、国民主体として、国家主義的な手先にもならない、こうした方向に進むためにも、「昔は素晴らしかった」、「昔はひどかった」というイデオロギッシュな反応でない歴史認識をしなければならないと考えます。単なる、感想、願望を投影しただけの歴史観が自分を含めて蔓延していると思うので。
    -----------------
    【9335】オフライン支部便り:杉本小松さま(3月18日) 笹井明子 2010-3-28 17:06:21
    「パパ、ママ」

    街で幼い子に会うと、殆どの子が自分の親を「パパ、ママ」と呼んでいますが、「パパ、ママ」は日本語ではありません。家では孫が生まれた時、「決して、パパ、ママと言わせるな。お父さん、お母さんと言わせなさい」と決めて、今は「お父さん、お母さん」と言っています。

    今はとにかくスウィーツ、ソーイング、等々、英語の氾濫で、聞いているだけで鳥肌が立ちます。英語は世界でも多く使われているので、知っていても良いとは思いますが、日常の中に余りにも多く使われ過ぎています。日本語も未だよく話せないうちに、小学生から英語を教えているようですが、やはり中学からで良いのではないでしょうか。

    「平家物語」の出だしの一文は実にきれいで日本的な文章です。北原白秋や佐藤春夫、等々の詩は実に美しく感じますが、今の若い人たちは分かるでしょうか。

    3月14日のテレビで田中真紀子さんが「今の若い人は、日本と言う国をアメリカに任せておけば、後はどうでも良いと思っているのではないか。日本人は日本人で守るべきだ」と言われていましたが、その話を聞いて、正にその通りと思いました。

    アメリカ軍基地の問題も、日本国民はどう考えているのか、アンケートをとったら良いと思います。なだいなださんや皆さんは如何お考えでしょうか。
    -----------------
    【9336】オフライン支部便り:須藤正剛さま(3月20日)笹井明子 2010-3-28 17:10
    「無縁死に考える」

    聞き慣れない用語だと思った。「行旅死亡人(ぎょうりょしぼうじん)」。
    NHKスペシャル(1月31日)で知った。自治体がその管理区分で使っている。

    自宅の居間で一人暮らしの住民が死亡するが、最短で3日後から1週間、長ければ1ヶ月後に発見される。氏名くらいは知っていても、本籍や親元など身内関係などは判らず友人もいない。しかも無職。近隣住民も普段の交流がないから、適切な後始末に戸惑う。行き着く先は自治体となる。どうなるのか。

    遺骨になった後に、自治体に代わって遺品整理などを行う特定清掃業者が現場に入り、故人の生活痕跡を無人の環境へと清掃するが、ビジネスとして成り立っているのは、その痛ましい件数が多いからだと考えられた。

    遺骨は小さなボトルに入り、段ボール箱に納められ、多くの無縁死、孤独死の遺骨とともに、荒涼とした風景の中の、石造りの骨堂の土間の片隅に置かれていた。親族がいても個別な事情で、遺骨の引き取りを断られたり、持ち込まれる遺骨の量に対応におわれる自治体も多い。

    無縁死は、年間3万2千人。自殺者数に並ぶ勢いだ。3月は自殺防止強化月間。政府は40歳から60歳代をターゲットに、自殺問題シンポジウムなどでキャンペーンを行っているが、無縁死、孤独死問題にもぜひ裾野を広げてほしい。

    近未来において我が国の人口が、5千万人を切る予測もある。死亡者が増加する現実とどう向き合えばよいのか。命は地球より重いというフレーズが流行した時代があった。しかし、おぞましい殺人や死体遺棄、虐待も含めて命が軽視される最近の風潮は許されない。生と死の尊厳が問われている。

    命の価値観は倫理への問い掛けにもなる。どんな人生を生きるのか、どう死ぬかだ。病気、借金苦、家族関係の不和、離婚、連れ合いとの死別などその原因は複雑だ。一人一人の人生観も違う。

    孤独死、無縁死のない市町村もあった。団地や地域の町内会、自治会でお互いが声を掛け合う、小さな異変にも対応して無事を確認しあう活動が活発な地域だ。
    特別な経済力や体力が必要ではない。必要なのは〔思いやり〕だけである。日常生活で人との交流をあたため、前向きに生きる営み、それに尽きるのではないか。

    景気対策、子供手当ても大事、政党の離合集散もあるだろう。しかし、我が国にいま不足しているのは社会的弱者の救済である。無関心ではいられない人に対する〔思いやり〕の希薄さである。
    -----------------
    【9337】オフライン支部便り:石田達郎さま (3月25日)笹井明子 2010-3-28 17:15

    「民主党政権の現状に思う」

    民主党が政権を取りましたが、今は実績を積んで国民に見てもらう段階だと思います。
    新聞を見るとカネの問題など、国民がそれ程聞きたいとも思わない問題ばかりを取り上げています。

    先の衆院選で国民は民主党を選んだのだから、まずはやらせて見れば良いと、私は思うのですが、最近の動きを見ると、我々には分からないことが沢山あります。「世論」というのもよく分からないです。

    我々の日常生活でも色々とやってみて、失敗から学ぶのだと思います。政府・民主党も同様に、ようやく政権交代したのだから、今は放り出したりしないで、失敗に学びながら、頑張ってもらいたいと思います。

    (*視力低下のため文字を書くのが困難とのことで、電話によるメッセージを笹井が書き取りました。)
    -----------------
    【9259】Re: 老人問題を老人の手で    aqua 2010-3-22 1:13 (編集)

    こんばんは。なださんのうつのブログを観覧しているaquaですが、初めてこちらを見てみました。
    父は八十に来年なりますが、もう偏屈限りなしって感じです。こんな父のようなご老人は珍しくはないようですね。

    友達の作り方を知らないようです。でも寂しい毎日はつらいだろうなととても可愛そうで心配しています。
    母と娘はいいのですが。公務員を全うした父。友達を作ったり趣味をもったりできなかったんでしょうね。やはり、こういったご老人に、人の輪に入る勇気や方法、ご老人同士の付き合い方を教えてくれる方がいたらなあ と思います。

    お節介な福祉って、一人ぼっちのご老人は待ってるんじゃないかなあ。
    私もボランティアしよかとセンターにいったけど、普通にご老人のお宅にすぐ訪問できる訳でもなく、なんだかなあと気落ちして帰ってきました。親に子供が直接向き合うのも難しく、人付き合いのアドバイスをしてくださる専門家がいるんじゃないかな、と最近よく思います。

    精神科のお医者さんの心理学は、ご老人の人付き合いに活用できないのですか?
    私も父に、どう他人と関わっていけ、となかなかアドバイスはできません。
    老人問題って、そこから初めてほしいな。
    -----------------
    【9366】Re: 老人問題を老人の手で   usagi65 2010-3-30 21:29
     ▼aquaさん、はじめまして!:

    aquaさんは女性でしょうか?お父様のことを心配されていてやさしいですね。お父様もお幸せですね。
    さてお父様のことですが、何か趣味をもたれたらいいと思います。
    子供のときに得意だったこと、興味があったことが老後の楽しみになるとどこかで読んだことがあります。
    私は小学校のとき絵が好きで廊下に貼ってあったことがあります。

    ただそれだけですがこの年になって墨絵をはじめました。
    一緒に墨絵のサークルに入会されたご高齢の男性と隣同士になり基礎を先生から教えていただきましたが、「難しいですね〜」とよくおしゃべりをいたしました。

    墨絵は技術ももちろんありますが、個性が如実にあらわれるものですので高齢ではじめても面白いですよ。
    また私は運動のために歩くようにしていますが、そのとき必ずデジカメを持参し自分なりにすてきな、かっこいい写真を撮りPC上で友達に見てもらい批評してもらっています。
    これからは写真に俳句をつけてみようかなんて思っています(笑)

    私の経験が少しでもお役に立てればうれしいです。
    -----------------
    【9360】子どもに期待すること・    J.I 2010-3-29 23:54
     ▼aqua様:

    ・・・・ということでしょうか。私は子どもの教育は亡妻にまかせて黙ってみていましたが、彼女はいつもうるさいほど「カチカン、カチカン」と言っていました。「ちゃんとした価値観をもて」と言ったところでしょうか。

    妻が死んで24年、子どもたち、ちゃんとやっているようです。私に楽をさせよう、とはあまり思っていないようですが。(もしかすると楽をさせるとぼける、とでも思っているのかも)
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18 【9517】老人党メルマガ(318)
北極星   運営スタッフ 2010-4-11 8:48:36  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(318) ::: 2010/4/11
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【打てば響く】4月5日転載 最近の感想です なだいなだ
    【9475】Re: 決して小選挙区→政権交代ではありません  タミゾール
    【9498】Re: メディアの信頼度     H.KAWAI
    【9504】Re: 東京新聞社説が自己批判  イワオ
    【9512】Re: 東京新聞社説が自己批判  団塊党
    =========================================================================
    【打てば響く】4月5日転載 最近の感想です なだいなだ

    老人党は忘れていない
    去年の九月に、総選挙で大勝して、民主党政権が発足してから、半年が過ぎました。
    まだ半年か!と感じる人もいるし、もう半年も!と感じる人もいるでしょう。

    この内閣は、公約だった「子ども手当て」や「高校授業料無料化」は、早々と実行しましたが、老人に対して約束した、「後期高齢者医療保険の廃止」の方は、何時になるか分からない状態です。次の総選挙まで、今の中途半端な《待ち》の状態が、ずっと続いてしまう可能性が高いですね。

    でも民主党よ。老人は忘れっぽいからと思っていると間違いですよ。確かに、個人個人としての老人は忘れっぽい。しかし、老人党のようなグループになると、忘れっぽくなくなるのです。一人が忘れても、他の誰かが必ず思い出させてくれます。老人は忘れていないですよ。

    次の選挙が怖いですよ、と脅しをかけたいところですが、二大政党時代になると予測していたのに、自民党が崩壊してしまったのが誤算、闘わぬ前に、自分でこけてしまうのは、自分でも格好悪いと思わないのですかね。しかも、公明党が自民党を見限って民主に擦り寄ってきています。接戦のときに、発言力が強まる老人党としては、この状況は想定外です。

    「連立している社民党よ、後期高齢者問題を取り上げろ。老人の票を拾うチャンスだぞ」とでもいっておきましょう。ともかく老人党がこの問題を忘れていないことは強調しておきましょう。

    「茜色の雲」最近、辻井喬の「茜色の雲」という小説を読みました。小説と銘打っているが、ほぼ大平正芳の忠実な伝記といってよいでしょう。外相のときに佐藤内閣による沖縄返還時の置き土産的密約を知って悩むところがあります。岡田外相に密約問題のヒントを与えたのは、この著者ではないかという気がします。

    戦後日本の前半の政治史の小説化といってもいいでしょう。小説として読めてしまうので、読み出したら、途中でやめられない。ほとんどの関係者が実名で登場します。数人だけが、本名でない。
    だからこそ、こいつはだれだ、このいやな野郎は!と詮索したくなりますが、それも読者を巻き込むための著者の術かもしれません。

    六〇年安保の時代を政権の側の視線で見せてくれます。そしてあの時代の自分の記憶も、けっこう希薄になってきていることを思い知らされました。鮮明に覚えていたつもりだったことが、思い違いだったりして。
    元青嵐会のメンバーが、定年で追い出される時代なんですねえ。
    -----------------
    【9475】Re: 決して小選挙区 → 政権交代ではありません   タミゾール 2010-4-8 16:11
     ▼晴れのちドシャ降りさん:こんにちは

    >細川政権が誕生したのも、日本新党などの【自由・民主主義】政党が誕生して自民党の受け皿として機能したからで 今回も民主党が、自民党に変わりうる政党と認められたからです。

    細川政権の与党第一党は、社会党でしたよね。 自民党単独政権時も春日一幸の民社党と言って、今の民主党や日本新党とそう変わらに政党もあったが少数政党でしたよね。
    細かいことは置いておいて、時代の流れもあるのでしょう。

    結構、共通点もありながら何が違うんのかと考えると、貴兄の思考パターンが冷戦構造時のパターンではないかと気がつきました。非常に安定的なスタンスもそれで説明できますね。
    冷戦後、社会党とともに自民党が不要になってきたように、ソ連がつぶれてアメリカも不要になってきたのかもしれない。だから、みな揺れているのだし、私も揺れているのでしょうね。

    >貴方が戦時中でも断固として【中国侵略反対】を主張できる自信があれば、現在の視点で過去の日本や日本人を非難するのは構いません。でも【自分も同じ事をしただろう】と理解するのであれば、現代人の視点で非難するのは止めるべきと考えます。

    これはかなり厳しい指摘ですね。すくなくとも、積極的に反対表明できない時代ですから、突貫しても捕まるだけ。じっと時代の変わるのを待つか、消極的な抵抗を試みる程度でしょう。これは、ほとんどの人間がそうではないですか。

    だから、そのような状況そのものを憎み、そうならないように対処するためにも、過去を顧みる必要があるのではないか。「パクス・アメリカーナのリアリティーというか、アメリカン・デモクラシーの想像世界に入ることによって、かつて自分たちが侵略し、収奪し、そして虐殺したアジアを記憶の外に追いやることができた」(吉見俊哉、前掲書、30頁)

    私が、感じる貴兄などの意見への違和感はここにあると思いますね。しかし、「パクス・アメリカーナやアメリカン・デモクラシーの想像世界」が明らかに崩れつつある現在、「かつて自分たちが侵略し、収奪し、そして虐殺したアジア」を忘れ去ることができなくなってきた現実をどう受け取るかということです。

    貿易相手世界1位は中国になったし。もう、アメリカ一辺倒ではだめなんですよ。
    嫌な相手でも、知ろうとし、過去と対話する必要があるんですよ。
    -----------------
    【9498】Re: メディアの信頼度   H.KAWAI 2010-4-9 20:27
     ▼イワオさん こんばんは:

    >>○世論というものは、大半、テレビで作られているように思えます。

    >そうだと思います。ただ、TVの影響力はネットに浸食され始めています。世論は実際に存在するのではなく、TVが作るバーチャルなものと言っていいと思います。

    ○確かにネットの役割は大きいのでしょうね。アメリカの大統領選挙なんかでは、ネットの果した役割が非常に大きかったと言われておりますから。私、パソコンとのお付き合いは草創期からですけど、ネットサーフィンは苦手なもんで、ネットの重要さがよく分ってないかも。

    ○もちろん、昔はネット上の掲示板なんか無かった訳で、私なんぞが世論形成に寄与できる可能性は皆無に等しかったことを思えば、まさに様変わりなんですが、でも、掲示板はここでもそうですが、揶揄されたり、侮蔑されたり、罵倒されたり、皆がバカにし合っていたりで、ネットの可能性に些か疑問が湧いてくる今日この頃なんですね。

    >>○テレビは低級なものが多いのですが、映像と音声が付いておりますので、ニュースなんかは断然面白いです。嘘言っても全部分りますし、これ、ある意味信頼度抜群ですよ。

    >日本の報道番組は、世界水準から比べ品質も、信頼度も下の下。
    映像はいくらでも中抜きしたり、都合の悪いところをカットしたり事実と逆のイメージ作ることは簡単です。

    ○日頃、マスメディア、取り分けテレビに「攻撃の矛先」を向けている私が、テレビをよいしょする訳がないじゃありませんか。そりゃ、映像は編集できるでしょうけど、でも、故中川昭一大臣の酩酊記者会見とか、大臣が3人遅刻したと言って、「参議院を舐めてんのかよ。」とチンピラ紛いの言辞で詰め寄っていた舛添議員とか映像と音声付きのメディアが面白いのは確かですよ。

    ○毎日、暗い表情でボソボソお話をされている鳩山首相と、只々民主党を腐すだけで、展望の見えない谷垣総裁と、親の七光りと親譲りのイケメン振りと屁理屈しかない小泉進次郎議員を見ておりますと、面白いなんて言っておれませんかね。未来は暗いと思った方が良さそうですね。
    -----------------
    【9504】Re: 東京新聞社説が自己批判   イワオ 2010-4-10 0:30
     ▼団塊党さん:

    >4月4日の東京新聞社説は、小沢問題でのマスコミ報道と検察のあり方に対する自己反省がつづられている。
    >小沢報道だけでなく、この半年間のマスコミの民主党たたきは異常だ。一部新聞社にはあからさまな敵意すら感じられる記事が連日続いている。テレビも同様。

    >まるで自民党政権に戻ることを念じているように見えてしまう。ところが国民は自民党政権に戻りたいとはさらさら思っていない。民主党にわらをもすがる思いで期待して一票を投じたのに、正義面して明けても暮れても決まり文句でそれをたたいてくる。こんなに滑稽なことがあろうか。

    >マスコミは国民の支持を得ようと思えば、国民の本音がどこにあるのか、そこに気付くべきだ。さもなければ、読者は二度と帰ってこないだろう。
    >http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010040402000072.html

    東京新聞の社説見ても、やってしまった後の言い訳でしかありません。サリン事件の河野氏へのメディア報道、猛反省して今後このような事は無いようにしなければと、すべてのメディアが語ったはず。
    また同じ事を繰り返している。ネガティブキャンペーンが終わった後に。
    ネガティブキャンペーン続けながら、社説で一部の良心ある記者がもっともなことを書く。

    「読者は二度と帰ってこないだろう。」ではなく、読者が新聞買えなくなって読む気力も、考える暇も無くなる。深く静かに、日本がアルゼンチンタンゴを踊り始めているし、ブラジル化が始まっています。
    未だダムは崩壊してないけど、もう社会の崩壊を止めるのには遅すぎるかもしれない。唯一の希望が、民主党だったのですが。

    「生活保護水準未満の収入や資産で暮らす世帯のうち、受給できる可能性のある低所得世帯のうち約3割が保護を受けていないとみられることが判明。」と毎日新聞にでてました。もう末期です。で、いつまでも低所得世帯おとなしくはない。スラムが出来、一定水準の教育さえ受けられない若者が増える。
    ブラジルや、南アのような誘拐産業成長します。
    もうメディアに期待するのはやめましょう。今さらまともになるはずがない。
    -----------------
    【9512】Re: 東京新聞社説が自己批判  団塊党 2010-4-10 16:20
     ▼イワオさん:

    イワオさんとは以前何度か議論のやりとりをしたことを覚えています。お久しぶりです。マスコミはいつも決まり文句を持ち出して批判してきます。「自民もダメだけど、民主もダメ」というのもその一つです。
    しかし、民主党のやろうとしていることは、革命なんですよね。自民党が長い間できなかったことを、半年やそこらでできると思うこと自体、何も分かっていない、いや分かっていないふりをしているのでしょう。

    明治維新も10年間は混乱が続いたといいます。さすがに10年間は長すぎますが、せめて1年、2年は待たないと、評価はできません。脱官僚依存ということだけでも、想像を超えた難しさがあるはずです。100年以上やってきた政治の仕方を変えるわけですから、試行錯誤の連続であるはずです。すんなりできるはずがない。

    そういう難しさを全く考慮に入れず、枝葉末節なことで、ああだ、こうだと難癖をつけてきているのが最近のマスコミです。連日、国民は刷り込まれるわけですから、支持率は落ちるのも当然でしょう。
    しかし、マスコミがたたけばたたくほど、民主党への支持も静かに広がっているのではないかと私は思っています。まだまだあきらめるのは早いです。

    東京新聞、週刊朝日など一部のマスコミにはわずかの期待も持てる半面、疑念もあります。
    今後、しっかり見届けていこうと思っています。
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19 【9614】老人党メルマガ(319)
北極星   運営スタッフ 2010-4-18 0:09:25  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(319) ::: 2010/4/18
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    【打てば響く】「立ち上がれ日本(ニッポン)」の感想です なだいなだ
    【9518】報道すべきことを報道せよ   団塊党
    【9608】Re: 当然、怒りの先は民主党政権でしょう   団塊党
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    【9599】日本の新聞の歪んだ姿勢    イワオ
    【9540】Re:力の無い存在であっても  JIJI
    【9560】Re:なぜ開戦したのか     タミゾール
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    【打てば響く】「立ち上がれ日本(ニッポン)」の感想です なだいなだ 2010-4-11

    日本はなく、あるのは日本主義というイデオロギー

    与謝野、平沼の新党に名前をつけたら、といわれて「じじい民党」と答えましたが、石原慎太郎のネーミングといわれていますが「立ち上がれ日本」になったそうです。
    老人たちの集まりだから、老人が応援しませんかといわれましたが、老人党は記憶がいい。

    与謝野は麻生内閣の金融財政担当の責任者で「二万円ばら撒き」をやった当事者であり、後期高齢者保険制度を作った自民党の有力議員だった、ことを忘れていない。政治家の未来に向けた美辞麗句に迷わされず、70にもなる人間は「やってきたこれまでの行動で判断する」。
    だまされるほどの馬鹿ではない。と答えました。

    尋ねてきた新聞記者には、麻生内閣で与謝野が何大臣だったか忘れたの、老人より記憶力が悪いね、アルツハイマーかね、と皮肉をいってやりましたが、もちろんこれは新聞にのりません。
    ぼくの推測では、この新党は、小泉純一郎を担いだ「文春、読売系」のジャーナリズムのサポートを受けての新党でしょう。「日本」とは何でしょう。一つにまとめようというイデオロギーです。

    しかも自分たちだけが正しい、選挙で勝った民主党に任せていたら亡国だ、その裏側には連立を組んだ少数の社会主義者に引きずられているから亡国だ、という選挙無視の考えが見えます。
    民主党が勝ったのは、自民党こそが自分たちの生活をズタズタにしてきた、という選挙民の怒りであり、国民総中流の国から一千万の貧困層に落とされた人たちの意識だったことを、見ようとしない人たちです。

    日本を敗戦に導いた職業軍人たちに、平和条約締結と同時に恩給を復活した自民党の右派、国のために命を捧げる、会社のために絶対服従で命をささげる、反対するものは国賊だとか、非日本人だとか、のレッテルを貼る。排除主義の全体主義、その時代の日本はまとまりがあったと郷愁を感じている人々でしょう。

    あるのは現実の日本でなく、個々を全体のために奉仕させるカタカナのニッポン主義のみです。
    日本はたくさんの人たちの集りです。それを右と左の大きな流れを交代させて、ヨットのように向かい風にもかかわらず帆を滑らせ前進する現実の日本という民主主義の国です。
    「ニッポンチャチャチャ、金メダル」の浮かれたテレビジャーナリズムの日本ではありません。

    文春は出版不況の今、まだ日本で売れる、という計算があるのでしょう。読売もそうでしょう。
    テレビもオリンピックでまだ稼げるなら、日本で稼げるかもしれないと思っているのかもしれません。
    俺と一緒に立て、といっても自民党の若手さえついてこない連中に、立ち上がらせる日本というものがあるでしょうか。
    -----------------
    【9518】報道すべきことを報道せよ   団塊党 2010-4-11 16:07

    4月6日に民主党が特別会計の見直しのための検証チームを作り1回目の会合を開いたことが小さく報じられていた。17の特別会計ごとにチームを設置して見直し作業を進め、来月上旬をめどに、廃止する必要があるかどうかなど、検証チームとしての方向性を示すそうである。

    この特別会計についての検証結果が、無駄の削減、事業仕分け、ひいては今後の予算編成にかかわるわけで、日本の進路を左右することになる。
    それなのに特会の検証チーム発足の事実はほとんどマスコミが無視している。

    他にも記者会見の解放、核密約の解明、父子家庭への児童扶養手当、副大臣や政務三役の活躍等々・・冷静にこの半年を振り返れば、自民党政権が50年間できなかった画期的な成果がいくつも出ているではないか。
    今朝のサンプロの後番組で若手官僚が「官僚が族議員の顔色を見なくなり、良い方向に向かっている」と正直に打ち明けていたのが印象に残った

    一方、高速道路の料金体系が少し変わっただけで、目くじら立てて騒いでいる。
    万時この調子だから民主党政権の支持率が下がるのは当たり前だ。政治とカネの問題で支持率が落ちたというのはウソで本当はマスコミの報道で落ちているのではないか。着実に成果を見せている事実は取り上げずに、マイナス面は大きく報じる。これではどんな政権だって1年ともたないだろう。

    民主党はマスコミ対策をもっと真剣に考え、自らの成果をクローズアップして伝える努力が必要である。
    政権についているからと遠慮していると、とんでもない仕打ちに会うことになる。自民党の負の遺産が民主党の責任でもあるかのような最近のマスコミの論調は全くおかしいと言わざるをえない。
    -----------------
    【9608】Re: 当然、怒りの先は民主党政権でしょう   団塊党 2010-4-17 19:56
     ▼晴れのちドシャ降りさん:

    >注目点は【何処に移転するか?】ではなく、【5月末と言い切った約束は守れるのか?】にあるのです。

    それは話のすり替えです。普天間問題はもともと沖縄の負担軽減から始まったのです。
    ところがメディアは5月決着を問題の焦点としてしつこく迫ってきている。
    そして鳩山から5月決着という言葉を引きだしたらすかさず鳩山は退路を自ら断ったと報じる。仮に5月決着の言葉を濁せば、ぶれたと言うのでしょう。そうやって、沖縄の負担軽減の話は遠のいていくのです。

    >>沖縄の負担を軽減しようという意思が全く見えない。

    >少なくとも私には全くその意思はありません。
    >軍事的重要な地点であれば、軍事的プレゼンスが高まるのは当然の事で、それは地政学的な問題です。

    沖縄が地政学的に重要だから米海兵隊がいるというのはかなり疑わしいですね。米海兵隊の沖縄での存在理由については、アメリカ側からの説得力のある理由が説明されていません。思いやり予算が欲しいだけじゃないですか?人員についても1万8千人というのはウソ。グアムに移る予定の8000人を差し引けば沖縄に海兵隊はいなくなるという話もあります。
    http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2010-04-14

    >私は日米安保自体に反対です。自国の安全は自国で守るべき。

    問題はそう単純ではないでしょう。これについては鳩山さんの次の文章が参考になります。
    ・・・「今回の世界経済危機は、冷戦終焉後アメリカが推し進めてきた市場原理主義、金融資本主義の破綻によってもたらされたものである。

    ……日米安保体制は、今後も日本外交の基軸でありつづけるし、それは紛れもなく重要な日本外交の柱である。同時にわれわれは、アジアに位置する国家としてのアイデンティティを忘れてはならないだろう。
    経済成長の活力に溢れ、ますます緊密に結びつきつつある東アジア地域を、わが国が生きていく基本的な生活空間と捉えて、この地域に安定した経済協力と安全保障の枠組みを創る努力を続けなくてはならない。

    今回のアメリカの金融危機は、多くの人に、アメリカ一極時代の終焉を予感させ、またドル基軸通貨体制の永続性への懸念を抱かせずにはおかなかった。
    私も、イラク戦争の失敗と金融危機によってアメリカ主導のグローバリズムの時代は終焉し、世界はアメリカ一極支配の時代から多極化の時代に向かうだろうと感じている。

    ……覇権国家でありつづけようと奮闘するアメリカと、覇権国家たらんと企図する中国の狭間で、日本は、いかにして政治的経済的自立を維持し、国益を守っていくのか。……われわれは、新たな国際協力の枠組みの構築をめざすなかで、各国の過剰なナショナリズムを克服し、経済協力と安全保障のルールを創りあげていく道を進むべきであろう」(以上世直し老人党の流水さんの文章よりお借りしました。)

    >メディアの悪口言う暇があれば
    >“普天間→グアム、テニアン“を明確に打ち出せない鳩山政権に文句言うべきでしょう。

    グアム、テニアンは地元が受け入れてもアメリカが了承しないでしょう。なにしろ、日本にいればタダ飯が食えるのですから。何かと理屈をつけて反対してきます。鳩山さんの選択できる範囲はかなり狭いです。
    徳之島で押して行き、だめなら最後は辞任するということでしょうね。
    最低でも県外と言った筋を通すのならこれしかないと思います。
    メディアと国民の応援があればアメリカももっと違った反応があったでしょうがね。
    -----------------
    【9587】JohnPerkinsの告白:私はエコノミック・ヒットマン(経済的殺し屋) 酒呑童子 2010-4-16 8:54

    「国民の意思に基づかない点で彼らは皇帝に均しい」「彼らが真の権力者です」「セックスはこの世界では大きな餌だ」「ジャッカル・殺し屋」

    テレビインタビューのなかで言う「彼ら」とは、国際資本のことであり、告白の「代償」として降りかかってくるであろう「身の危険」に対して、彼は自身の安全のために、国際資本の請負人として表の顔でコンサルタント業、裏の顔で工作員をしてきた事実を「書籍」にすることによって、それを「生命保険」としましたが、インタビューでは、その国際資本の活動内容を淡々と、臨場感いっぱいに論じています。

    これがこの世の現実であることに目をそむける事なく、彼らヒットマンとその孫請け人によって、日本では一体何が行われてきたのか、知りたいものです。

    【9552】H・KAWAIさんの「言論の自由」にも通じるのですが、このようにそれなりに報道の自由が具現しているアメリカ。しかし、ご覧の通りこれが「根拠なき」陰謀論ではないので、日本のテレビではこれを決して放送しないでしょうから(笑)、youtubeでどうぞ。

    「エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史(5部編成)」

    1)http://www.youtube.com/watch?v=7mdHFo8af6M&feature=related
    2)http://www.youtube.com/watch?v=SL4zjT9kGmo&feature=related
    3)http://www.youtube.com/watch?v=7mdHFo8af6M&feature=related
    4)http://www.youtube.com/watch?v=jGTJOiZFR-c&feature=related
    5)http://www.youtube.com/watch?v=fGDMjjweJEg&feature=related
    -----------------
    【9599】日本の新聞の歪んだ姿勢  イワオ 2010-4-17 0:37

    2010年4月16日の日刊現代に「日本の新聞の歪んだ姿勢」という記事が載っています。
    要約すると、14日付のワシントンポストのコラムで、鳩山首相が最大の敗者とこき下ろした。
    判断基準が、会談した時間、中国が90分でトップ、鳩山首相が食事前の10分間で最下位。
    それを何の批判もなく日本の新聞は垂れ流した。植民地根性を持っているのは日本のマスコミだった。

    本当にそう思う。自国の首相が馬鹿にされたら言い返すのが普通。
    いくら気に入らない政党の首相であっても、自国の首相である。中国の日本海海底油田の件でも新聞がキャンペーンを張って、無能な外務省の尻をたたいた話は聞かない。中国人の犯罪のキャンペーンもやらない。

    中国やアメリカのような国へは遠慮しかない。ごますりと言っても良い。
    大きくない国は元々興味ないし、特派員も発展途上国へは行きたがらないし、行ったとしても何もやらない。本社も中小国へは興味なし。要は内弁慶の臆病者。
    本当に申し訳ないけど、すべての全国紙、今の社員課長以上そう取っ替えしてくれ。
    -----------------
    【9540】Re:力の無い存在であっても  JIJI 2010-4-13 11:25

    こんにちは! @埼玉JIJIです。
    皆さまの活発な往来、、、拝見させて頂いて居ります。哲学的な論戦は、苦手なので、失礼します。
    唯、力の無い存在であっても… 小さな呟きも、波長がそろえば、力に成りますネ。今更ながら、老人党の存在価値も、其処にあり、老人党の皆さまの声が、政治に反映される事を大いに期待して居ります。

    人間、生物学的に120歳位、生きる能力があり、70〜80は若造?だと言うご意見を、何方?だったか書かれていました。 
    でも、反論するようですが、JIJIの79歳は又、何時お迎えが来ても、可笑しくない?<歳>です。
    後から来る、孫子・子孫に、住み易い環境を残すよう、世界中の国も、政治も力を合わせて頂きたい!!

    視点を国の幸せから、視点を<人の幸せ>に合せて欲しい!!
    それが、<自然を愛する>事だと思います。。。
    -----------------
    【9560】Re:なぜ開戦したのか タミゾール 2010-4-14 19:08
     ▼こんばんは。海のyeah さん:

    別の場所で、貴兄は凝り固まっているなどということを書いてしまいました。失礼しました。
    きちんと、事実確認をして訂正されていることを見て、自分の傲慢さを知りました。お詫びします。
    基本的なスタンスが違うので、意見は今後もかみ合わないかもしれません。

    我が家の犬が「よしず」を破壊してわが国土を崩壊させたという件がありました。昨日それをかたづけながらわかったのですが、よしずがポキポキ折れて、もう寿命がきていたのだということです。
    わかったのです。第2次大戦で日本の軍事指導者がなぜ、あのような失敗をしたのか。彼らは、日本軍の武力の旧式さに気が付いていなかったのではなく、その事実を見たくなかったのでしょう。

    私も、よしずの耐久年度が来ていたにもかかわらず、めんどくさかたり、新たに買うお金がもったいないので、買い替えることをためらっていたのです。
    しかも、数日前にはかなり激しく一部が崩壊していたのです。ノモンハン(ハルハ河)での敗戦で、自軍の軍事能力の決定的な遅れを知っていたのに、対策を考えなかったのと同じです。

    小生も日教組組合員でしたが、少し認識が偏っていませんか。プッツンして辞めた元文化大臣と同じ見解です。私も日教組の政治的な活動は少しやり過ぎだと思うところもありますが、逆に日教組の抵抗がなかったら文科省のやり放題となっていたかもしれないことを国民は知るべきでしょう。

    少なくとも、文科省vs日教組という図式は終わってまして、一蓮托生で、両者リングアウトすべき時代です。ただ、日教組の教研集会は教員が授業や学校のあり方を自主的に研修しているわけで、非常に価値のある活動であると思う。それを、暴力的な方法で妨害する右翼集団をのさばらせている(泳がせている、後援している)公安警察など全く論外で、国民的な敵である。
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1 【4385】会計報告スレッド(2009年)
Ray   システムスタッフ 2009-2-2 20:49:19  メール  [返信]

    2009年の会計報告をするスレッドです。

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7 【5592】2009年6月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-7-2 22:16:14  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

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     6/1                808,055.-   2009年5月より繰入
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8 【6769】2009年7月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-9-1 21:31:30  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    報告が大変遅くなりましたが、2009年7月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年7月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     7/1                807,950.-   2009年6月より繰入
     7/2          105.-   807,845.-   セブン銀行
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9 【6770】2009年8月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-9-1 21:33:35  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    2009年8月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年8月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     8/1                807,845.-   2009年7月より繰入
     8/2          105.-   807,740.-   セブン銀行
                                取引明細手数料
     8/10  276.-           808,016.-   セブン銀行
                                普通預金利息
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10 【7235】2009年9月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-10-2 20:53:59  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    2009年9月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年9月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     9/1                808,016.-   2009年8月より繰入
     9/2          105.-   807,911.-   セブン銀行
                                取引明細手数料
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    ご不審・ご不明な点等がございましたらメールでお知らせ下さい
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11 【7640】2009年10月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-11-2 20:30:52  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    2009年10月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年10月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     10/1                807,911.-   2009年9月より繰入
     10/1    4           807,915.-   ゆうちょ銀行普通預金利子
     10/2          105.-   807,810.-   セブン銀行
                                取引明細手数料
     ---------------------------------------------------------------------------

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12 【7993】2009年11月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2009-12-1 21:30:19  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    Ray@会計担当スタッフです。
    2009年11月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年11月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     11/1                807,810.-   2009年10月より繰入
     11/2          105.-   807,705.-   セブン銀行
                                取引明細手数料
     11/16         350.-   807,355.-   ゆうちょ銀行
                                ポスタルくらぶ
     ---------------------------------------------------------------------------

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13 【8337】2009年12月分会計報告
Ray   システムスタッフ 2010-1-4 20:42:44  メール  [返信] [編集]

    ▼みなさま:

    あけましておめでとうございます。
    Ray@会計担当スタッフです。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    さて、2009年12月分の収支は以下の通りです。

    ---------------------------------------------------------------------------
     2009年12月分 収支報告書
    ---------------------------------------------------------------------------
     月/日  収入(円)  支出(円)  残高(円)    摘 要
    ---------------------------------------------------------------------------
     12/1                807,355.-   2009年11月より繰入
     12/2          105.-   807,705.-   セブン銀行
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1 【7175】老人党メルマガ(290)
北極星   運営スタッフ 2009-9-27 6:46:51  [返信]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(290)  ::: 2009/9/27
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【7113】民主党政権への期待と不安   青山
    【7114】Re: 民主党政権への期待と不安 原口 隆志
    【7163】Re: 「政権交代の意味」の勉強会に絡めて 酒呑童子
    【読者投稿】八っ場ダム問題は数値情報公開を   岡田元浩
    【7160】Re: 八ッ場ダムの建設中止の意義     珠
    【7161】ヤンバダムとフーバーダム タミゾール
    【7148】オフライン支部便り 杉本小松さま(8月31日)  笹井明子
    【7149】オフライン支部便り 須藤正剛さま(9月19日)  笹井明子
    【7153】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズはブルース・ロックという銃で タミゾール
    【7162】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズに負けないで 酒呑童子
    =========================================================================
    【7113】民主党政権への期待と不安 青山 2009-9-21 12:20

    なだいなだ氏始め、政権交代を期待したものとして、具体的に政権への期待と不安を述べるのは当然なことである。
    明智光秀の4日天下というものがある。天下を取ってみたものの、4日しか持たなかった場合も日本にはある。
    民主党政権は4ヶ月はもつであろうが、4年は持たないであろうと、私は考える。

    経済とは成長と分配である。かって日本は高度成長した。しかし今はゼロ成長である。成長率の低下に、分配の問題が大きく係わっている。石油の値段がリッターあたり10円だったころは、日本だけでなくて先進国は大いに成長した。しかしリッター当り150円もするようでは、原油国への所得移転が多き過ぎて、日本を始めとして先進国は経済成長が低くならざるを得ない。

    今後起きる大きな所得移転がある。それはco2の排出問題である。鳩山首相は国連総会で25%削減を表明すると聞いている。
    その場合、日本から中国に数兆円の所得移転が起きる。
    産業界が直接、中国などに支払うにせよ、原油高騰と同じで、最終的には消費者が支払うことになる。

    25%削減は、鳩山首相にはかっこいいことでしょうが、その付けは日本国民が支払うことになる。
    消費税数パーセントアップした場合、そん税金は国内で還流するが、25%削減によって生じるカネは国内に還流しない。
    その為産業界には、政権交代不況がささやかれている。
    -----------------
    【7114】Re: 民主党政権への期待と不安 原口 隆志 2009-9-21 14:41
     ▼青山さん:

    青山さん云われるとおり、CO2に焦点しぼり 闇雲な技術的対策とれば 所得移転すること確実です。高速道路料金無料化などいうことやるのではなく、人・物の移動・輸送を自動車にたよるのか、それとも 鉄道(電鉄)、バス、自転車そして船舶によるのかなど 都市計画 産業配置計画などを環境負荷の低い方向に変えていのーくのかにより、大きく変わると思われます。

    単なる一時的 景気浮揚策 市民にとって耳あたりのよいこと言いふらされ、これに市民が唯々諾々と従がえば、この国 確実に貧困化すると思われます。
    -----------------
    【7163】Re: 「政権交代の意味」の勉強会に絡めて 酒呑童子 2009-9-25 11:31 (編集)
    ・・最重要課題はドル崩壊のマスコミ報道管制

    私たちの経済・社会環境は、ドル支配体制崩壊に対処可能なのか、どうなのか、極めて厳しいものと思われます。

    敗戦直後あるいは戦前から、と換言しても宜しいのでしょう、既に国民は政府から、国際経済の仕組みや国際社会に関する、即応的で十分な情報の提供を受けてきていませんでした。
    管理の対象としての国民であり、憲法に謳われた国民主権の正体は、この程度なのです。

    私たちが選択できる資産の保全は、殆どないのかもしれません。
    あるいは、金やプラチナなど現物への換金しか残されていないように感じるのですが、どうでしょうか。
    このような形で、世界の財閥、新興財閥たちは日本人の有形無形の資産をネコババすることでしょう、なぜなら今までも、世界中からネコババしてきた彼らですから。

    ☆☆☆
    映画解説
    http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13516

    夜霧のしのび逢い クロード・チアリ・ギター
    http://www.youtube.com/watch?v=2diG02cLF7s
    -----------------
    【7163】Re: 「政権交代の意味」の勉強会に絡めて・・最重要課題はドル崩壊のマスコミ報道管制
    酒呑童子 2009-9-25 11:20:57

    私たちの経済・社会環境は、ドル支配体制崩壊に対処可能なのか、どうなのか、極めて厳しいものと思われます。

    敗戦直後あるいは戦前から、と換言しても宜しいのでしょう、既に国民は政府から、国際経済の仕組みや国際社会に関する、即応的で十分な情報の提供を受けてきていませんでした。
    管理の対象としての国民であり、憲法に謳われた国民主権の正体は、この程度なのです。

    私たちが選択できる資産の保全は、殆どないのかもしれません。
    あるいは、金やプラチナなど現物への換金しか残されていないように感じるのですが、どうでしょうか。

    このような形で、世界の財閥、新興財閥たちは日本人の有形無形の資産をネコババすることでしょう、なぜなら今までも、世界中からネコババしてきた彼らですから。
    -----------------
    【読者投稿】八っ場ダム問題は数値情報公開を  岡田元浩 09/9/23 23:17

    ダムの目的は洪水対策や水資源ですから、受益者は下流で、地元は被害者の筈なのに、今脱ダムに反対して居るのは地元。
    此処に公共工事が唯一の地場産業と云う狂った構図が浮き彫りに成った。
    これぞクールな技系主導政権誕生の効果。頑張って欲しい。

    日曜の日テレ「誕生!鳩山”理系”内閣」でも「技系は数字に強い」と云っていました。
    工学博士を総理に持つ民主党も「情報公開」を打ち出しています。
    しかし前原大臣は「脱ダムはマニフェストで決まった」と云うだけで、一切数値情報を公開しない。公開すべき情報は

    1)道路整備など、ダムを止めても地元に利益をもたらすインフラ投資分は幾らか。
    2)移設住宅を元の位置に戻す費用は幾らか。
    3)日本の裁判では精神的被害の算定は安いそうだが、判例では幾らになると推定されるのか。憲法でも「社会情勢の変化に依る被害は止むを得ない」とされている。都市計画法に依る線引など、似た被害の前例は多い。

    4)「東京の水資源」と云うニーズは都から要求すべきものだが、都庁の誰が何時どんな公文書で行ったのか。
    5)水資源と云う都のニーズの消滅を予測する責任は都に有るでしょう。是に対し、「常時、KT法のデシジョン・アナリシス」を行って、タイムリーにドクターストップを掛けるのは、民間では主任研究員の重要業務ですが、それに当る都の技官の氏名と業務履歴はどう成っているのか。

    地元民と話し合うのは、これらの情報を公開して、ワイドショーで民意を確かめてからでしょう。
    前原大臣は只謝っているが、どの部分が自分の責任なのか明らかにしていない。
    謝ったって、大臣や党が弁償する訳じゃない。其れが非科学的な虚構。文系的騙しのテクニック。
    工学博士の総理の下、民間の工業常識に従わない大臣は辞めたら。
    -----------------
    【7160】Re: 八ッ場ダムの建設中止の意義    珠 2009-9-25 0:56

    ここまで進んでしまっていると、どうするのがいいかは難しい問題ですね。ただ、途中までやっちゃったからやってほしい…と言っている、その理由が本当に国民全体のためになるのかどうかは、検討の余地があるのかもしれません。
    でも、まずは知ることから…。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E3%83%83%E5%A0%B4%E3%83%80%E3%83%A0

    これは国土交通省。
    http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/
    群馬県。
    http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet;jsessionid=482651D91946EFF4B560EA14D3398D0A?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=29767

    反対運動の状況。わ、たくさんありますね。
    http://yamba-net.org/
    http://www.yamba.jpn.org/
    http://yambasaitama.blog38.fc2.com/
    http://yanbachiba.web.fc2.com/yambaexp090915.pdf

    こういうところを丹念に読んでみると、もう少し問題の全貌が分るかもしれません。ニュースや個人のブログは除いてあります。
    -----------------
    【7161】ヤンバダムとフーバーダム タミゾール 2009-9-25 8:03

    ダムといえばフーバーダム。ルーズベルトのニューディール政策で有名なTVAですよね。
    ケインズ経済学が基盤にありましたよね。
    有効な公共事業→有効な雇用・購買力→景気回復→社会資本を利用した更なる投資→好景気→税収アップ→国債の回収

    こんな流れでしょうね。急流の多い日本の国土の特色と、フーバーダムの幻影が異常なダム建設につながり、当然利権が絡んだわけですよね。ケインズ経済学が間違いであったというよりも、不景気の時の対応でなく、好景気の時もほとんど中毒のようにダムを造ってきたことに問題があったのですよね。

    現在も不景気ですから何らかの財政的措置が必要なのでしょうが、ダムのような大型な社会資本でなく、われわれの身近な生活を良くする社会資本の整備に変えてほしいということです。

    例:電線の地中化(街の美観)、保育所、子どもが安心して遊べる
     車の来ない原っぱ、高齢者を隔離するのでない安らぐ空間、シャ ッター通りの再生、若手の芸術家への支援施設等々

    私は多くの海外出張・旅行を経験した高齢者が感じた感性に期待したいです。何のために、海外旅行をしたかの意義がここで生きてくると思うのです。単なる成金国のおのぼりさんで終わらないためにも。
    -----------------
    【7148】オフライン支部便り 杉本小松さま(8月31日)  笹井明子 2009-9-24 10:56
    「「打てば響く−怒りについて」を読んで

    八月四日の「打てば響く−怒りについて」は、自分のように短気な者にはとても難しいと思って読みました。
    一方、なだいなださんの言われる「最近の人気知事の出現への懸念」は自分も当初から感じており、同じ思いを持ちました。
    また「民主の中にはどうかなと思う流れがある」についても同じことを感じ取っています。

    自分は東京に居る時、民主党のある幹部の人に、外交問題で簡単に言えば今共産党の言っているような提言を手紙で出したところ、民主党が政治の中心になり十分協議したいというような返事を貰いました。

    最近思い出すのは、終戦後教科書のあちこちが墨で消されていたことです。
    世の中には日本人として失ってはならないことが多々あったと思いますが、若い人々がそのような教育を受けて行けば、いずれアメリカ型社会そのものになるのではないかと危惧して一文を書いた次第です。
    -----------------
    【7149】オフライン支部便り 須藤正剛さま(9月19日)  笹井明子 2009-9-24 11:01
    「結果を見てみたい」

    第93代内閣総理大臣に、民主党鳩山代表が就任して、総選挙の国民の意志は形を整え始めた。支持率76パーセント。
    民主党政権の誕生だが、政権公約の意気込みは買うとしても、長年の野党暮らしが政権与党となり、国民新党・社民党との連立の中で当面はさまざまな対応に追われるのではないか。

    『民主党政権誕生』(イーストプレス刊)で政治評論家の小林吉哉氏は、民主党が抱える爆弾として、官僚を本当に使いこなせるのか。安全保障・外交の基本政策の取りまとめでは、米国との距離の取り方はまだ「藪の中」にある。民主党の党内事情を左右する小沢一郎幹事長の存在や、寄り合い所帯の党内8グループや国民新党・社民党との路線対立などを挙げ、意気込み通りに組織が機能するのか未知数だという。やってみなければわからない。

    民主主義は数が原理で、確かに当選議員の人数は多かったが、素人集団的な感覚もある。実質的な政治を学ぶのはこれからだが、自公政権が掲げた政権公約より、より国民目線だった民主党のマニフェストの実行を、これからの3ヶ月、そして1年後を区切って結果を見てみたい。

    選挙後かっら組閣発表までの短期間に、不満や批判が日々の報道を埋め尽くしていたが、まずはどんな政策が出てくるかを、確かめてからの議論にするべきだと思った。確かに週刊誌が食いつく幹部の公私にわたるグレーゾーンも多いが、息切れはして欲しくない。

    野党になった自民党・公明党の再生のこれからにも興味がある。どうすれば国民の理解協力が得られるか、今回の選挙で体験できたはずである。総裁選挙も近い。敗軍の将は兵を語らずだが、自分たちに都合の良いカラクリだらけの政治は、小泉改革の5年間で終息している。どんな建て直しをはかるかで近付く参議院選挙の勝敗もみえてくる。
    -----------------
    【7153】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズはブルース・ロックという銃で タミゾール 2009-9-24 13:38

    私もストーズ大好きです。前回の日本ツアー行きましたよ。
    ミックもキースも、還暦でも、元気いっぱい走り回っていました。

    ロックは若者だけの音楽ではない。何よりも、クラシックのエリート臭ぷんぷんの気取った音楽に対しての強力なアンチテーゼが最高です。ザ・フーは「年取る前に死にたい」と歌いながら、しぶとくやっていました。忌野清志郎も若者をぶっ飛ばすような元気でやってましたよね。

    最近の日本のポップス・シーンの作られた、つまらないものを見させられ、聞かされるにつけ、年齢に関係なく気合の入った現状を打破するようなものを要求したいです。とりあえずは古いものの中にいいものを見つけています。
    -----------------
    【7162】Re: 老人よ銃をとれ・・R・ストーンズに負けないで 酒呑童子 2009-9-25 10:58
    ▼タミゾールさん:お早うございます。

    「年齢に関係なく気合の入った現状を打破する」そうなんですよね、年齢には関係なく、そうありたいと思います。
    最近の「音楽」に留まらず、「映画、小説」などの表現分野では、かつては、次から次へと有能な新人と新作が湧き上がっていました。

    そして、今では、そのかつての勢いを失ったわけですが、魅力ある作品が世に出てこない原因の一つは、日本社会全体に「気合」がないからなんですね。世間全体が、とりあえずはお上品になり、マスコミ総動員で物質的欲求を刺激されて消費拡大の最後はローン地獄、克服するに値ある問題に対して考えることを疎んじ、そのまま一生を通せると思い込んだ、多くの人々。

    さて、申し訳ないですが、バッハ辺りのクラシックも結構、聴く私です(笑)。
    私にとっては、バッハもストーンズも三橋美智也も高橋竹山も、彼らは私を楽しませてくれる、みんな素敵な音楽の職人です。

    半世紀にわたるステージの模様の変遷と、汗に塗れたストーンズの姿から、「何か」を掴んでほしいです。
    私も、9,000円の外野席をシッカリ握り締めて、ストーンズ・札幌ドームでの公演に馳せ参じましたが、一生の願いを実現できたので、その夜は老人党のサイトを覘くのを忘れるほど幸せ一杯でした(笑)。
    でも、彼ら自身は「何か」ではなく確かに「金」をシッカリと掴みましたから、やはり私たちとは随分違って高価な汗です(笑)。

    ☆☆☆
    念のため、ぜひ画面下のHQボタンを押して高画質高音質で楽しんでください。
    こいつは随分ヤクザなヤツで(アハハ)、当時は、随分と個性豊かな音楽界でしたが・・。

    今夜は踊ろう 荒木一郎
    http://www.youtube.com/watch?v=kkNZf155W8Q&feature=related
    空に星があるように 荒木一郎
    http://www.youtube.com/watch?v=81R2XaWv3mY&NR=1
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6 【7541】老人党メルマガ(294)
北極星   運営スタッフ 2009-10-25 9:56:16  [返信] [編集]

    news294
    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(294)  ::: 2009/10/25
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【7490】エコカーの走行音 静かなのは問題か pierre
    【7521】Re: 民主党政権へ キタキツネ
    【7520】リーマンの取締役と公務員の感覚*藤井大臣殿 e-seigi
    【読者投稿】岡田克也外務大臣殿 鍋谷 浩吉
    【7528】Re: 哀しいですね。 うたかた(泡沫)
    【7457】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ イワオ
    【7474】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ タミゾール
    【7518】まとめレスにて失礼します かっくるなかしま
    【7519】Re: まとめレスにて失礼します タミゾール
    ★パソコン不具合のため個別のメルマガ配信が完了していません。
    恐縮ですが、今しばらくお待ちください。
    =========================================================================
    【7490】エコカーの走行音 静かなのは問題か pierre 2009-10-21 17:15

    エコカーはエンジン音がしないため事故の原因になりかねないと、その本格普及に備えて、国連が今春から国際基準の検討に乗り出したほか、国内メーカーも走行時に音を発生させる装置の開発を始めているという。
    (『世界環境ニュース』http://ecoearth.seesaa.net/article/121024588.html 2009.06.07.)

    しかし、この話は一見もっとものようではあるが、よく考えると大変おかしな話である。そもそもエンジン音は騒音に過ぎず、それがエコカーの普及によって静かになるというのは大変結構な話のではないのだろうか。

    エンジン音がないため事故が起きるとすれば、それは歩・車道が分離していない狭い道路など、車が本来の車道以外を走行する場合が多いに違いない。しかし、そういう場合、車は歩行者などを見かけたら直ぐに停車できるように徐行すればいいのである。
    実際はこの原則を守らないドライバーがいることが問題なのだろう。

    しかしだからと言って、たとえ「優しい音」であろうと、どの車も「音」を出しながら走るというのは、明らかに本末転倒である。一方、自転車も走行音はほとんど出ない。しかもわが国では自転車は、実態的に、ほとんど歩道を走っている。

    にもかかわらず、音が出ないから、わざわざ「音を発生させる」などと言う話は聞かない。
    自転車ってスピードを出していれば、事故で死に至る可能性は十分だ。自転車については何も言わず、どうして車だけを問題にするのだろうか。

    「道」というのは、そもそも最初は人間が歩くためにできたものだ。そう考えると、歩車道が分離していない狭い道路は、そのほとんどが車のためではなく人のためのものだったに違いない。
    こういう道路では、本来、車は人の歩行を妨げてはならないはずである。

    歩車道分離のない道路を、全面的に歩行者優先にすれば、走行音のない車にたとえ視覚障害者が遭遇しようと、事故に巻き込まれる可能性は限りなく減少するだろう。
    道路交通法第71条には運転者の義務についてくどくど書かれているが、現状、こういう道路ですべての歩行者が優先されるわけではない。

    関係者の間では「オルゴールのような優しい音を出して走る案などがある」という話もあるというがが、通る車が皆そんな音を出して走ったら、それは「優しい音」などではなく騒音なってしまうだろう。

    エコカーがいずれは車の主流になるだろう。そういう歴史的な変革期なのだから、歩車道が分離しない道路の走行ルールを含めて、車の走り方自体を抜本的に見直すべきなのである。せっかく静かになった車が、わざわざ音を出して走るなどと愚かなことを考えるより、こちらが先ではないか。
    -----------------
    【7521】Re: 民主党政権へ キタキツネ 2009-10-23 10:30

    紅遊詞さんというのは、もしかして、以前アク禁を喰らった方ですか? なつかしいお名前を拝見したものだから、冬籠りにはまだあったかいのでノコノコ出てきました。

    僕も生活保護の不正受給をしてパチンコしている暴力団を何人も見たことがありますよ。
    医師と社会保険労務士と患者がぐるになって障害者手帳を不正取得した事件も知っているし。
    また、暴力団夫婦が生活保護を食い物にし、介護タクシーの会社と結託してタクシー代を騙し取った事件もあった。(みんな北海道なんだよな。恥かしい事に…)

    こういう悪い連中は確かにいることは認める。福祉を食い物にする悪い奴がね。
    でも一方では、明日喰う米もないくらいの困窮者も現実にいるんでさ。
    味噌もクソも一緒にしてはいけないと思うんだ。

    僕も病院にいたとき、申請のお手伝いをした経験があるんだけど、窓口担当者は実にいい加減だよ。暴力団のような強面や声の大きいヤツには甘くて(というよりぺこぺこしてやがんの)、本当に困っている弱いものには鬼の首でもとったように威張りくさるんだ。
    (生活保護を減らすノルマのせいか)

    母子家庭で生活保護を受けずに頑張っている人の姿をみると頭が下がる。偉い。立派だ。
    だけどそうしたいけど、事情があって働けない人も実際いるんだ。
    本当に困っている人が貰うのは何の問題もないと思うが。

    貰わずに頑張っている人も、「いよいよ無理なときは生活保護をいただけるから、もう少し元気を出して頑張ってみよう」と思えるし、明日に希望も見えると思いませんか?
    -----------------
    【7520】リーマンの取締役と公務員の感覚*藤井大臣殿 e-seigi 2009-10-23 10:30

    藤井財務大臣殿
    細川、羽田内閣で大蔵大臣を担当されていたころから、その政策には疑問を抱いておりました。
    宮沢、橋本以来の政策が、今の日本の不況の最大原因ですが、以後の貴殿の政策にも回復の遅れの原因があるからです。

    今回は党も変わり新内閣で積極的に・・・とは期待しましたが、3兆円や4兆円の削減は簡単と発言していながら。3兆円に届かなかったように発言は狂っています。
    今回の母子加算復活のときも、長妻大臣と対立し総理仲介で復活しましたが、何か財務省の代表代理者と厚労省の対立を見るように感じました。

    最後に「社会保障の美名のもとに、無駄がないとは言えない」と、妙な発言をしていたのでなおさらです。社会保障とか生活保障が民主党の最大の目的ではありませんか。

    無駄と言えば、まず第一になすべきは公務員の人件費の削減ですよ。
    財務省の職員などの給与をそのままにして、母子加算とか高齢者の医療等を即刻改善できなければ、自民党と識別できませんよ。

    金融破たんを引き起こしながら、高額の賃金やボーナスをそのままにしていた、リーマンの役員と同じではなりません。国の予算の大半は公務員の人件費ですよ。まずそこから削減すべきです。

    これが心にしみるほどに感じなければ、政治家は引退すべきです。
    財務省に取り込まれては、晩節を汚すものですよ。
    -----------------
    【読者投稿】岡田克也外務大臣殿 鍋谷 浩吉 09/10/24 22:33
     
    24日の新聞報道によると、民主党は、米軍再編に伴う、沖縄・普天間飛行場の移設先を、原案通り、名護市・辺野古に決めた由。沖縄県民・国民の「期待」を背負って登場した民主党が、旧来以前たる選択をしたことに対し、満腔の怒りをもって弾劾しなければならない。

    政権をとる前は、きれいごとを言っていたが、結局は元のもくあみではないか。
    「抵抗」したのはポーズだけで、結局は、米国の「圧力」に負けたことになる。
     
    しかし、来年は、沖縄県知事選、名護市長選もある。我々としては、何とかこれで逆転したいところだ。さもないと、「軍事」のために、辺野古の貴重なサンゴ、ジュゴンが窒息してしまうことになる。

    「辺野古・違法アセス訴訟原告」本州有志一同
    <追伸>
    明日の「参議院・神奈川補欠選挙の投票」は、白票で抗議するものである。
    -----------------
    【7528】Re: 哀しいですね。 うたかた(泡沫)  2009-10-23 22:05:35

    生活保護受給者も、生活保護を受けずに頑張って見える人も同じ弱者だと思います、ある人は、病気になって生きるためやむを得ず生活保護を受けましたが、快復して働き始め生活保護を返上しました。生活保護を受けるにあたって自治体の窓口に何度も足を運び「プライドが磨り減った」と憤っていました。生活保護受給者も世間が狭いのです。

    助け合って生きるべき人たちが諍いあう。井上光晴の小説『地の群れ』を彷彿させるではありませんか。現総理の「華麗なる一族」はどうですか?使っても使っても使い切れない資産がある。彼らに弱者の哀しみや、苦しさが理解できるとは到底考えられません。

    貧困の中に打ち捨てられている我々がいるから、鳩山一族を含むブルジョワジーたちが、王侯貴族のような華麗なる生活を享受できるのだと思います。哀しい争いはやめていただけませんか。そのエネルギーを、弱者に塗炭の苦しみを嘗めさせて、高笑いしている彼らに向けたいと思うのです。
    -----------------
    【7457】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ イワオ 2009-10-18 22:48
     ▼タミゾールさん:

    >そして、イワオさんが実際に学校に無理難題要求をしたとも言っていません。

    それは失礼しました。このスレの書き方なら、モンスターペアレントと同じではないかとおしゃったように誤解したものですから。

    >その上で、「大学のスタッフを総入れ替えしろ」、

    いくら何でも全部取り替えとは思っていません。三分の一くらいでいかがでしょう。

    >とか、「学校は温室であるから世間のことを知らないからだめだ」、という主張が無理難題要求
    >(いちゃもん)なのだと言っているのです。

    これは本当にそうだと思います。でも内部の方に要求するのは酷かもしれません。教育のシステム変更と同時に外の風を何割か入れ込む方法がいいのかもしれません。

    >御子息が同業にならなかったこと、毎日の仕事の激しいしんどさが上記のような外部の世界への激しい言葉になってきているのだと思います。

    ここは違いますよ。無職ですが、毎日ほんわかしております。今は何とかなりますので。
    基本的に私遊び大好き、仕事二の次でしたし、いまもそうですし。
    子供自営業でなくて一安心です。年収マイナス一千万なんて事勤めていればあり得ませんので。
    NHK大嫌いですが、もし子供がNHKに入社したら大喜びします。そんな人ですよ。私は。

    >教員にそれなりのペイが・・・と言われますが、日常的なサービス残業が常態化し、過重労働が当然視されていることをいかが思われるでしょうか。

    もし瞬時にタミゾールさんと私が立場が3年間変わったとしたらまず過重労働もそうは感じないと思います。とにかく2,3ヶ月は決まったペイメントが入ってくるのですから。何でもOKですよ。
    しかも、時給1000円前後と言うことはまずないでしょ。だいたい私ら派遣の下限はこれくらい、交通費なしのことも多し。これから下は、コンビニや郵便局のパート870円くらい。

    >ゆとりのない生活で、よい教育ができるでしょうか。他の先進諸国と比較されたい。
    >平均的がどの程度かはわかりませんが、多くは共働きでやっとこさ、自分の子供の世話もできないなんてことも大いにあります。

    私はたまたまブイブイ言ってたときがありました。金は回し回しでしたが。
    回ってましたから、10年以上。結婚も子供も出来ました。
    時給1000 円で交通費なしだと。共働きの相手さえ見つからない子供作るなど夢のまた夢のレベルなんですよ今は。今の派遣の若いのかわいそう通り越して悲惨。

    その代わりすべてあきらめれば期待されない、居ても居なくとも変わらない透明人間ですからある意味気は楽です。日本では生きていくだけなら問題なくできますから。病気などにならなければ。

    タミゾールさんと私の話している生活レベルが全然違うのがわかりませんか。私ら苦痛受容体があるとするならすり減って居ますから、ぽっくり逝くまで苦痛ほとんどありません。
    ひどい場合病気にさえなれない、免疫機構がほとんど許容度無いので、歩き回れるか、ぽっくり倒れるかどちらか。

    教員は私らのように、苦痛受容体が十分ではないが適度に、免疫機構は数倍あると思いますよ。
    その分苦痛は大変だと思いますが。そのあたりの苦痛のことをタミゾールさんおっしゃっておられると思います。それはそれで自分の限界の苦痛が長引くのでこれもやですね。

    >それでも、それなりの「敬意」が社会にあれば、やる気も出るのです。

    敬意は自分で勝ち取るものです。文科省が先生を敬えと言っても、問題解決にはなりません。
    -----------------
    【7474】Re: 「いちゃもん」から「結びあい」へ タミゾール 2009-10-19 17:34
     一つ実例を。

    昔のデータですが、いまでもあまり変わらないと思います。教員が部活動で土日に練習や試合で生徒を引率等をした時の報酬は、1日1250円(半日750円)でした。1時間ではありませんよ。
    けがやトラブルが起これば責任問題になる状況で、この報酬です。

    ジュースでもおごれば、完全に赤字。交通費も込みです。
    「好きでやっとるんだろう」と思うでしょうが、好きな人もいるけどそうでない人も、保護者や生徒のために、無理無理やっている場合も多いのです。

    これでは、翌日くたくた。授業の準備どころではないですし、家族サービスもできません。
    要するに、さまざまな力学の中で、奉仕活動を余儀なくされている。

    「温室」について。
    近代学校制度は、近代家族の成立と産業社会の成立の中で、学校に子どもを隔離する中で成立したものです。したがって、温室で当たり前なのです。

    その温室で、ややもすれば、ゴロツキや社会的不安につながりかねない、若者を世話しているから、治安が維持されているわけです。
    子どもにとっても、何とか学校で面倒見てもらい、卒業免状をもらうことで、社会的弱者に転落せずに済むのです。このような、コストをどう考えますか。

    インフルエンザ騒ぎで数週間学校が休校になるだけでも、働きに出られない母親が困り、繁華街での若者の様子に注意がいったわけです。おかしな学校・教師がいることは否定しませんが、社会的装置としての学校や教師の地道な支えがあって何とかかんとかなっていること多いのです。

    必要悪かもしれませんが、この装置をより良くするような目が社会に必要なのではありませんか。私もしょせん温室育ちですが、温室からしか見えない風景もあるのではないでしょうか。

    そして、「教員としての資質」って何ですか。スーパーマンじゃあるまいし。
    授業がしっかりでき、それなりの生徒指導その他ができればまず良しでないの?
    あまりにも、教員に過剰な要求をすることがおかしいんじゃないですか。
    -----------------
    【7518】まとめレスにて失礼します かっくるなかしま 2009-10-23 9:56
    ▼Gokaさん:おはようございます。

    >>ずばり、「愛」。

    >それは私流の解釈だと、対象者が幸せに存在し続けることを願う気持ち、となります。
    >従って、生徒が幸せな大人になるように教師は願ってあげなければならない。
    >だからそう思う強い信念があれば自分を見失うようなことは少ないかもしれないですね。

    同意です。阿吽っぽく、意思疎通、とれてます(^^その気持ちが「行動」に現れたとき、「誰のためにそれをしている(した)のか」、が問われるんだろうと。

    (自分のため、「生徒のため」、誰のため、… そこでの濃淡)
    (ビンタするにせよ、君が代唄わないにせよ、なんにせよそこが)

    >>教え子から慕われているあの姿を見ると、あ〜、その幸せはおれには得られない幸せなんだと。
    >そのかわり、女性から慕われるのは負けないぞ、ってかも。 うらやまし。

    う〜ん、ちと深読みかも(^^慕われたいとは切望していますが(^^;;

    >・・・でした。

    ありがとうございました。

    ▼タミゾールさん:おはようございます。

    >「愛」ですか。教育は、ロマンチックな、べき論(当為論)に陥りやすいので、気をつけないと。

    それはいえますね。(結果がでるまでの時間の長さや、原因と結果の関係の複雑さから、
    「なる論」(予測・予想)での検証にかけにくいと思われるので)

    >管理教育も生徒を護りたいというおせっかいな「愛」が背景にありました。
    >「教育的配慮」という愛情に満ちた万能の言葉で、信じられないこともおこなわれました。
    >「愛」があろうとなかろうと良質な教育があればよいとさえいえます。
    >極論でいえば、戸塚ヨットスクールも生徒を何とかしたいという「愛」が、多くの事故を起こしました。

    これら(↑)については、

    「愛」
    気持ち:対象者が幸せに存在し続けることを願う   (byGokaiさん)
    行動 :誰のためにそれをしている(した)のか     (byおれ)
    と捉えるなら、

    それらは、
    生徒の幸せため、 というより、

    役所のため、上司のため、親(の希望)のため、自分(の信念)のため、…
    に傾いた愛、な感じですね。   (偏愛)

    >にもかかわらず、私は「愛」は重要な要素だと考えており、自己矛盾しています。

    私は、「愛」は重要な要素だと考えているにもかかわらず、それは私には足りていない、ってところです。

    >これまでの議論の中から、結局、いろいろ意見をいっても、「自分が教育の世界にいこう」となかなかならないのは、やはり、けっこう厄介な世界だと予感しているからではないのでしょうか。つまり、社会から囲い込まれた世界ではあるが、「温室」ではなさそうだということですね。ですので、少し理解する努力をお願いしたい。

    ちょいと考え方の相違するところかな〜。思うに、世の中のほとんどの親というのは、自分の子供を育てるということをもって、教育の現場にある(あった)わけですから。 職業としての教職を選択せず、いきなり状況に放り込まれてしまう。

    教育の世界にいこうとしないのは、
    それは、既に、己の世界(職分)というものがあって、それを基盤に生活しているからですよ。

    たいして知りもせず、口を出している(くる)とすればそれは、
    人が育つことで世の中が出来上がっている、その世の中は世代をまたいで連続している、
    であるから、
    自分が学校を通じて教育を受けるという課程を終えたとはいえ、教育というものが大切であると、
    みなが直観しているからじゃないでしょうか。

    >資質については、佐藤学は職人的要素と総合的専門性をあげていますが、教師一人一人が経験の中から作り上げていくものだと思います。初めから、先天的に向き不向きがあるかのような硬直的な考え方こそおかしいのではないでしょうか。

    なるほど。
    職人的要素と総合的専門性は、私の見るところでは、
    あらゆる職業における「プロ」として必要な資質というか、「要件」となります。
    ヒトには、環境に対して適応してゆく能力(柔軟性or高い自由度)というものが、備わっているから、
    先天的な向き不向きがあっても、それを学習能力によってカバーしうる、
    そういう見方ですね、自分の場合。
    ただし、「差は出る」と思うし、 
    (野球「バカ」じゃない、イチローというものをイメージできないし)
    「性格と嗜好」という素因は、大きく働くと自分は観ています。
    (平たく言えば、何を対象に満足感=幸福、を得るかの、個体差)

    >話題は飛んで、高速道路の無料化は、交通事故が激減するという説があります。社会実験すべきですね。
    >教育の世界でも、個人的資質の議論より、急激なものは考えものですが、教育現場の声を参考に、社会的にチャレンジすることはあると思います。

    機会がありましたら、今の教育の現場でどうのようなアプローチがなされようとしているのか、いずれお聞かせください。

    では。
    -----------------
    【7519】Re: まとめレスにて失礼します タミゾール 2009-10-23 10:23
     前向きな議論ありがとうございます。

    まず、現近の問題としては、教育改革という名の下での様々な諸改革に翻弄されて、かえって教育現場が多忙化し、混乱し、さまざまな文書作成に先生方がコンピュータの前を離れられないということがあるようです。

    前政権の下で、やらせのタウンミーティングという、「非教育的」な言論統制のもとでの教育基本法改悪(前の教基法もベストとは思っていませんが)、先生の資質云々しておこなった教育再生会議のボスだった、あべ首相が最も政治家の資質に欠けていた、というわらえない話、などなど・・・教育再生会議のメンバーも???

    そうはいっても、泣き言ばかり言ってもしょうがない。
    最近の動きとしては、何度も名前を出す佐藤学が提唱する「学びの共同体」の動きは大きな運動として注目すべきです。

    一斉授業を否定し、グループ学習を主体とした新しい試みとして小学校を中心として大きな成果を出しています。中等・高等教育での成果には私は疑問を持っていますが。高校では京都の公立校で行っている、研究をさせることで、学力・興味関心を広げるという試みも参考になります。

    また、教育社会学者たちが、実証分析をもとにして、底辺校やしんどい地域で学力面を中心に分析している頑張っている学校の取り組みにも学ぶ点が大きいです。
    教育学の分野では、今まで信じられてきた近代教育原理そのものを疑いつつ今後の教育を根底的に考え直していこうという知的な冒険も始まっています。

    残念ながら、こうした動向は一部の人々に共有さえている認識で、広げていかなければならないと考えます。民主党の文教チームもどの程度理解があるかは疑問です。教育委員会のドラスティックな解体論など危惧を覚えます。

    いずれにしても、成功している教育改革の例では、ほぼ間違いなく、地域社会との連携がかかせないようです。デューイのめざした、社会の中の学校という点でも考慮すべきでしょう。
    私見では、学校のスリム化も一つの方法ですが、伝統的・歴史的に日本の学校文化に根付いた特別活動は無視できないと思います。

    かっくるさんが言うように、みな自分や子どもの受けた教育を思い返しながら、考えていくというのは当然ですね。なださんの本にも『ふりかえりふりかえりつつ子を育て』というような本があったと思います。このような自分の経験とともに、現状を知るための知識を幅広く読んでいけばいいのではないでしょうか。
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7 【7629】老人党メルマガ(295)
北極星   運営スタッフ 2009-11-1 8:51:35  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(295)  ::: 2009/11/1
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    ★申し訳ありません。トラブルのため個々の登録者への送信が遅れております。
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    【7594】逆行する郵政改革 pierre
    【7611】Re: 憲法9条について タミゾール
    【7613】Re: 憲法9条について 苫屋勲
    【7554】オフライン支部便り…須藤正剛さま 笹井明子
    【7565】話し合いは、国会で タミゾール
    【7608】Re: 最近思うこと あくまの査問官
    【7561】Re: 再・再度のアホ みじゅくもの
    【7619】電鉄会社各駅全面禁煙について casablanca
    =========================================================================
    【7594】逆行する郵政改革 pierre 2009-10-28 18:41

    手元に1999年12月に刊行された小泉元首相(当時は自民党代議士)、松沢成文現神奈川県知事(当時は民主党代議士)編の『郵政民営化論 日本再生の大改革』(PHP研究所)という本がある。
    本書は小泉氏が会長を務めていた「郵政民営化研究会」が問題提起をし、それに応えて、加藤寛氏らの有識者、郵政民営化研究会メンバーの11名の衆参両院議員が発言するという構成である。

    ここで注目したいのは、本書の内容よりも、研究会の会員や執筆している議員の顔ぶれである。
    本書で発言している11名の議員のうち7名が民主党であり、研究会会員17名のうち民主党が10人いる。その中には鳩山内閣で重要閣僚に就任した人もいるのである。

    「郵政民営化」というと小泉元首相を筆頭に自民党が推進したと思われているが、本書が出版された1999年の頃は、むしろ民主党が中心だったのである。

    つまり、かっての民主党は「郵政民営化」をはじめ、「改革」を旗印にしていたはずである。
    しかし、今回明らかになった、「郵政民営化」の見直しのは、郵政事業の将来像を一層不透明なものにしてしまった。

    「郵政民営化」は、そもそも、財投という有利な運用を失い、巨額の貯金の大部分を国債で運用するという不安定な郵貯・簡保の金融事業、インターネットの普及により先細りの郵便事業と、これまで100年余り続いた郵政事業のビジネス・モデルが通用しなくなりつつあることがその前提にあるのだ。

    その結果、郵政事業がかっての国鉄と同様の末路をたどるリスクを忘れてはなるまい。だから民営化による合理化によって、新しいビジネス・モデルを模索しようとするものであったはずだ。
    西川日本郵政グループの行き方がその狙いに十分フィットしていたかどうかは未知数だが、「ゆうパック」と「ペリカン便」の統合など、新しい芽はあった。

    しかしこの統合にも待ったをかけられ、さらに今回の軌道修正で、民営化への歩みは明らかに逆行を始め、郵政改革の先行きは一層不透明になったのである。
    ゆうちょ銀行、かんぽ生命の上場凍結は明らかに民営化否定につながる。

    また、郵便局ネットワークで行政サービス提供を上げているが、これは本来地方自治体を中心とした政治・行政の役割のはずだ。つまり郵政事業は実質的に官業に戻るのである。赤字が出れば国民負担が増えるのである。

    新社長に大物の元大蔵官僚を据え、5人の代表取締役のうち3人まで官僚出身者という新しい人事は、一層その色を濃くする。そして“官営”の郵政事業では、第2の国鉄に陥るリスクが一層高まることを危惧せざるを得ない。

    新社長に、元大蔵次官だった齋藤次郎氏を充てる人事を報じた新聞は、その最後を「首相が十分に説明責任を果たせなければ、この人事が政権交代への期待感を失望に変える分岐点になりかねない」(『朝日新聞』2009.10.22.朝刊)と結んだ。

    この記事に同感を禁じ得ないのである。鳩山首相は臨時国会冒頭の「所信表明演説」の締めくくりに、「『…あの時期に、30年後、50年後の日本を見据えた改革が断行された』と評価されるような、強く大きな志を持った政権を目指したい」と明言したが、そういう志は、残念ながら、この郵政問題体たらくではまったく感じられない。

    民主党が結党以来掲げていたはずの改革の旗はどこへ行ったのか。
    これで郵政改革は国民新党の思うつぼになった。
    ここまで彼らにすり寄る必要があるのだろうか。鳩山首相の明確な説明を求めたい。
    -----------------
    【7611】Re: 憲法9条について タミゾール 2009-10-30 13:55

    幕末から明治初期、まさか「藩」がなくなると思った人間がどれだけいたでしょうか。
    われわれは、国家=近代国民国家(ネーション・ステート)に対してあまりにも当然視しているのでないでしょうか。

    どの国も、正直言って、防衛費=軍事費が足枷になっていると感じているのではなかろうか。
    一部の武士(職業軍人)以外、戦争などごめんではないでしょうか。
    とすれば、国内の反政府勢力への圧力として以外、何の役に立っているのだろうか。
    治安維持のためなら、警察、海上保安庁で十分ではないだろうか。

    アメリカというトクガワ幕府が世界から引っ込み、大政奉還すれば、国家の意味は江戸時代の藩と同様、相対的な位置づけがなくなっていくのでなかろうか。少数民族・周縁地域などマイノリティーの権利を向上させるためにも国民国家は、主役を退場していくべきではないか。

    同じ国民にもうっとうしいなあと思う人はいっぱいいる。留学生だった多くの友人に、日本の学生にない真剣さを感じ、共感を覚えた。こうした、市民同士の結びつきに国は関係ない。憲法9条は、トマス=モアのユートピア(どこにもない国)でなく、井上ひさしの『吉里吉里人』(これもユートピア小説といわれているが)が示したように、想像力による実現可能な理念だと考える。

    国民国家そのものが『想像の共同体』にすぎないと考えるべきでしょう。
    一定の役割と問題を残して、国民国家の役割はフェードアウトする可能性はあると思います。
    憲法9条はその時非常に先見性のある理念として見直されると思う。
    -----------------
    【7613】Re: 憲法9条について 苫屋勲 2009-10-30 20:05

    9条があったため、過去、国益を損ねた具体的な事例があったのでしょうか。
    杞憂という語彙があります。
    もし、事例がなかったならば、これからは、杞憂=改憲論者としたい。
    (これから先、国益を損ねるではないか、とのたまう人も、また、=杞憂なんでしょう。)

    64年以上、日本は平和でした。
    これは、全て現憲法のお陰とは言いませんが、大きく寄与していると考えます。
    -----------------
    【7554】オフライン支部便り…須藤正剛さま 笹井明子 2009-10-26 9:56

    「民主政権の暗中模索」

    鳩山連立政権が発足して2ヶ月目に入った。自公政権時代とは異なり、税金の使い道のルートが比較的解りやすいだけに、報道の格好の標的となり賑やかな感じだ。

    来年度概算予算要求などの大枠作りの段階で、過去最高額95兆380億円の数字が報道され、借金国債の大量増発も予想されている。年末にむけて国会審議なども経て定められるものであり、いたずらに予測に振り回されるのは避けなければならない。

    内容はこれからだが、閣僚の動きが早くマニフェストの実行で問題があれば現場に行き、自分の目で確かめて意見を聞く姿勢は歓迎である。官僚丸投げが目立った過去の自公政権下では見られなかった。

    テレビ映りの多い前原国交大臣。松下政経塾出身で以前に党代表も勤めた人物だが、思ったことを取捨選択せずに言葉に出す傾向があるらしい。群馬県八ッ場ダム建設中止以降注目を浴びる。
    工事期間が41年8ヶ月経過には驚いたが、執行予算の3分の2がすでに支払い済みのこの工事は、費用対効果の検討、冗費の抑制にメスをいれて厳正な管理のもとで、続行させるべきだと考えられた。

    諸外国で廃止の方向に進む原子力発電所、我が国では、将来にむけて多様化しようとする動きがある。温暖化抑制の効果がえられて安心安全が目標ならば、高い効率機能を持つ水力・太陽光・電力発電しかないのが現実だ。その意味で八ッ場ダム建設は続行するのが政治の責任とも言える。

    核エネルギーといえば、連想されるのは爆弾ミサイルだが、原子力発電施設も核放射能の大きな塊である。老朽化した場合に施設の汚染で解体処理ができないともいわれている。
    マニフェストの実行内容が問われるこれからだ。財源配分のみにとらわれて削減が声高に伝えられるが、暗中模索の中でも国民生活へのさまざまな舵取りは、しっかりと頼みたい。
    -----------------
    【7565】話し合いは、国会で タミゾール 2009-10-26 19:47

    いろいろ議論してきましたが、やっと臨時国会が始まりました。
    これまでの国会は、ほとんどの国民が知っているように、国会議事堂内でなく、赤坂の料亭や高級ホテルのバーラウンジでこそこそやっていました。

    政権交代を機に、国会議事堂内で話し合いをわれわれの目に見えるようにやってほしい。
    野党としては、自民党は何を言っても、今までの責任が大だから説得力が全くない。
    そこで、共産党の論理的な攻撃に民主党がどこまで対応できるかが見ものだ。
    そうすれば、会社などでも、居酒屋で会議をやり、根回しをしなくても済むようになるでしょう。
    純粋にお酒や社交を楽しめばよい。

    小沢氏の存在が不気味であるが。老人党の掲示板以上の質の高い議論があることを望む。
    それにしても、民主党の人たちも、悪代官顔が増えてきたように感ずる。あれは、時代劇のドラマを作る人が、「悪代官顔」のモデルを脂ぎった政治家に見出したからで、順番が逆なのでしょう。
    時代劇の悪代官顔やあのようなキャラクターがなくなったとき、政治は変わったと言えるのかもしれない。
    -----------------
    【7608】Re: 最近思うこと あくまの査問官 2009-10-30 1:06
    久しぶりに思う事を。

    ■今、民主党の公約について色々いわれてます。しかし、ふと思い返せば、
    「公約違反、大した事ではない」と言った小泉氏の件はどうなっているのでしょうか?
    民主党には文句を言うが一昔の小泉氏には言わなかった、のでは筋が通らないと私は思います。

    ■現政権の民主党の動きが遅いと批判が出ています。しかし思い返せば、
    「まだ改革は途中」と先の解散・総選挙の時に前総理が言っていた気がします。
    小泉氏から始まった改革は数年経っています。

    それに対して、現政権はまだ一か月を過ぎた程度です。改革は数年経っても駄目と評価できず(まだ途中だから)、その一方で新政権は一月程度で駄目だと判断される。
    これは不公平な気がします。

    ■そう言えば、イラク戦争での「大量破壊兵器」は結局「やっぱり無かった」との結論になっています。それを「ある」と言って戦争を始め、多くの死傷者を出した責任は、誰がどんな形で取ったのでしょう?確か日本もアメリカに賛成していた筈ですが?

    この問題で責任を負うべき人が責任を取らないのなら、拉致問題などでは誰にどう責任を取らせる事ができるでしょうか?ましてや日本が憲法を変えて実際に戦争をした時に、正しく信賞必罰ができるのでしょうか?気になっています。
    -----------------
    【7561】Re: 再・再度のアホ みじゅくもの 2009-10-26 17:47
     ▼沈黙の初夏さん:多少、虫の居所が悪いみじゅくものです。

    貴方は前後を良く確認されない方のようですね。
    エネルギーからエネルギーがつくれないと言うのは無限エネルギーのような話のことです。
    貴方の表現では永久とありました。永久が正しかったかも・・・

    ある種のエネルギーが姿を変えて別のエネルギーになることは余りにも自明のことです。
    尚、蛇足ながら、かなり以前に当時のソ連で無限エネルギーのシステムが発明されたと話題になり、確認された結果、周囲からエネルギーを吸収しているだけで、システムそのものに増幅機能はなかった。という話があったことを申し添えておきます。

    私の話はまさにこのことで、究極のエネルギー源は太陽に求めるわけです。
    私のスレに効率20%程度の表現があったはずです。
    エネルギーを変換しようとすれば必ずシステム損失が生じますが、太陽光エネルギーの数%を確保できれば人類の生存は可能だとする考え方もあるようです。

    人類生存の全エネルギーは別としても、とりあえず、身近に降り注いでいる太陽エネルギーの20%程度に相当するエネルギーを管理可能な形で確保出来ないかな?と希望的に考えているわけです。
     
    >もう何千回とくりかえして言ってきたが巷の人間の基礎教養は一向に進歩しない。
    >エネルギーからエネルギーが作れるなら人類の悲願、永久機関の発明となる。
    >物理法則を超えて、そんなものが実現できるなら宇宙の隣人との交際が始まるだろう。

    そんなこと間違えていると思うのですか。アホらしい・・・

    >エネルギーを使って生産されるエネルギーとは、只の商品。

    只の商品結構です。只かどうか、商品かどうかなど全く問題外です。
    化石燃料ではなく、太陽にエネルギー源を求めようとしているだけです。

    >それ以外の何物でもない。

    そのとおり。

    >追記 まあ、これほどの不況を打破するために、新しい産業としてやりたいなら、やってみてもいいだろう。

    貴方は新しい提案など考えない方が良さそうですね。「やってみてもいいだろう」とはどういうことですか。私の提案を物理法則の言葉まで使って否定しておいて、やってみてもいいだろう、とはどう言うことですか。やれるものなら、やってみろ、ということですか?
    私個人がこんな大きなテーマに直接挑戦するなどできるはずがないでしょう。
    貴重な人生の一時を、もう少し、真面目に過ごしませんか。

    >ただし、エネルギー問題解決などと浮かれるようでは困る。

    浮かれているとはどういうことでしょうかね。書いていて思いつきました。
    貴方は、この掲示板に、何やら、自己主張、自己顕示、の欲望をぶっているだけなのではありませんか。私は、必要だと思うから真剣に提案しているだけで、そのことで、私がどうかというようなことは何もありませんよ。学術論文集でもあるまいに・・・
    お陰様で、私の人生は別のところでそれなりに満たされておりますので、ご懸念なく。

    >所詮、エネルギーという名前の製品を作っているにすぎないのだから。

    私のスレには燃料電池のことがあったはずです。貴方の言うエネルギーという名前の商品とはあのようなもののことです。あまり、当たり前のことで一人悦にいっておられないように・・・

    >なお、原発だけは手にそめてはならぬ。
    >あれは他のエネルギー製品と異なり、後始末が出来ないからである。

    この点だけは一致したようですね。原発の問題は非常に重大なことと考えていますので、このことだけでも一致したことを評価しておきたいと思います。
    -----------------
    【7619】電鉄会社各駅全面禁煙について casablanca 2009-10-31 11:40

    「老人党」BBS の目的と若干のずれはご容赦下さいませ。

    結論から先の申し上げますと、首都圏のLR・私鉄は既に3〜4年位前から各駅全面禁煙を実施されています。然しながら関西圏においては全駅禁煙の対応がなされておらず、やっと最近JR環状線のみ実施されたのが現状です。

    関西の場合、乗客輸送のメインは大手私鉄電鉄(阪急・近鉄・阪神・京阪・南海)であり、未だに一社たりとも実施していません。

    医学的にも受動喫煙の害が証明されている現在、人の生命を預かる電鉄会社の基本的な観点からも全駅禁煙は当然の責務と考え、約2年前より電鉄業界の紳士と自他ともに認められている阪急電鉄に対して、全駅禁煙をすべきと担当の広聴センター長と3度交渉をいたしました。

    結果、公式な回答を文書で頂きましたが、要約すれば次のような内容でした。
    「喫煙を希望する乗客を無視できない」「時期尚早である」と私の提案を拒否されたのです。

    その後、御堂筋は全面禁煙、航空機も全面禁煙、のぞみ700系も全車両全面禁煙と、世界中で喫煙に対する認識が急速に変化しているにも拘らず、老人・子供・女性が多い鉄道会社が頑なに拒否をする阪急電鉄や関西各私鉄の姿勢をとても容認することは出来ません。

    なお、「時期尚早」が理解出来す、「禁煙に踏み切る時期」がどういう時なのかを質問しましたが、のらりくらりの返答でした。

    蛇足ですが・・・阪急電鉄は郊外型電車として日本では初めて小林一三氏が創業され、その創業理念が「紫煙に煙る都会より逃れ、空気清浄な郊外に住もう」です。
    角社長、松本センター長、小林一三翁が存命であればきっと嘆かれるに違いありません。早く眼を覚まされるよう願って止みません。

    昨秋、週刊文春での全国アンケート『全国で一番嫌いな県民は』の結果はお分かりの如く、2位を大きく引き離しダントツで「大阪」でした。
    角社長、松本さん、理由は御承知の如く「マナーが悪い」です。

    全駅禁煙に踏み切れないことと、底辺では共通していることを、一流企業の幹部ですから見抜けるはずです。見抜けないのなら幹部失格です。
    あなた方が、『一番嫌いな県民』を大阪にしていることを知って下さい。
    =========================================================================
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8 【7688】老人党メルマガ(296)
北極星   運営スタッフ 2009-11-8 8:24:49  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(296)  ::: 2009/11/8
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    ☆お詫び☆送信トラブルのため一部の方へのメルマガが送信できておりません。
    原因解明を急いでおりますのでお待ちくださるようお願いいたします。(北極星)
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    【7600】Re: 「逆行する郵政改革」について 原口 隆志
    【7650】Re: 「逆行する郵政改革」について 虎キチ大好き
    【7652】Re: 「逆行する郵政改革」について Gokai
    【7641】Re: 憲法9条について 苫屋勲
    【読者投稿】ガソリン程使い勝手のよい燃料はない 岡田元浩
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    【7600】Re: 「逆行する郵政改革」について 原口 隆志 2009-10-29 8:45

    確かに今度の日本郵政社長人事を見ていると官業化するのではないかという懸念なしとしない。
    しかし小泉のいっいることや、民主党議員の一部に「郵政民営化」に賛成しているとことの証拠として、過去のいろいろなパンフを引き合いにだして云っても単なる後知恵にすぎない。

    今回の件は国民新党が主導したことは間違いないとしても、連立を組んのであるから当然の帰結である。そんなことよりも何故自公政権がもろもろ「郵政改革」に絡む闇を明らかにしないのかが問題である。

    (1) 郵政民営化に強硬に反対した自民議員(当時)彼等は族議員でもなく、民営化関係法案を読み、これは 国益にもとること気付き反対したと、静岡7区選出の城内実氏がはっきりいっている。
    これは多分刺客を差し向けられ先回落選し、今回当選した小林興起議員も同じと思われる。

    城内氏、小林氏と竹中平蔵氏が国会に参考人又は証人として出席し、ことの理非を明らかにしてほしい。普通の庶民には日本郵政や総務省が持っている情報を開示させ、点検することなど不可能であるからである。

    (3) 郵貯・簡保についてはその額は300兆円といわれ、これが外資の手に渡ることに何らかの歯止めかける法的措置を講じておかないと国富が流失してしまう。
    最悪の場合、株式全部民間に売却するとしてもアメリカ通商法に規定している「エクソン・フロリオ条項」に相当するもの日本でも制定しておくことが不可欠とおもうが、民主党も無知なのか。

    それともアメリカ筋の隠微な圧力かかっているのか、殆ど議論もされていない。
    自民党議員はアメリカにこういう条項が制定されていることを知っている人はいると思う。

    アメリカは「日米構造協議」「規制改革要望書」を日本につきつけ、日本政府がその要求に沿って国内法を改訂してきているが、アメリカの国内法では外資による国益損傷には、ちゃんと歯止めがあるのである。

    民営化推進を叫んでいる人は、せめて上記のことをどう思っておられるのかお聞きしたい。
    郵貯・簡保資金が国債購入に偏重することは望ましくないので、国民が監視していく(総務省、財務省、日本郵政などに)しか方途が残されていないと思う。
    -----------------
    【7650】Re: 「逆行する郵政改革」について 虎キチ大好き 2009-11-3 23:44
     ▼原口 隆志さん:

    >(1) 郵政民営化に強硬に反対した自民議員(当時)は族議員でもなく、民営化関係法案を読み、
    >これは 国益にもとること気づき反対したと、静岡7区選出の城内実氏が、はっきりいっている。
    >これは多分刺客を差し向けられ先回落選し、今回当選した小林興起議員も同じと思われる。
    >城内氏、小林氏と竹中平蔵氏が国会に参考人又は証人として出席し、ことの理非を明らかにしてほしい。

    貴方や「郵政民営化反対派族議員」は結局70年代からの日本の「民間物流、金融、保険の変化」の視点が「ごっそり欠落しているんですよ」

    例えばhttp://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=813&sty=2&num=6
    ここのスレッドで貴方に対する返信を書いたが「普通の田舎」はコンビニで無集配特定局の代わりは十分可能なんで反対派がいう様に「特定郵便局は全部残す必要は全く無し」なんです。

    ちなみに郵便ポストが有るコンビニチェーン(ローソン、サークルKサンクス、ミニストップ3社合計店舗約17800)で、特定・簡易局は「極度の田舎や離島」しかいらない。
    そういう所は「住民の為」に残すのだから「自治体に維持費用を負担」してもらえば良いんです。つまり国費は1円も使う必要無し!

    >  (3) 郵貯、簡保については その額 300兆円といわれ
    > これが外資の手に渡ること 何らかの歯止めかける法的措置講じておかないと 国富が流失してしまう。
    > 最悪の場合 株式全部 民間に売却するとしても アメリカ通商法に規定している「エクソン・フロリオ条項」に相当するもの 日本でも制定しておくこと 不可欠とおもうが 民主党も無知なのか
    > それともUSA筋の隠微な圧力かかっているのか 殆ど議論もされていない。自民党議員は アメリカにこういう条項 制定されていること知っている人はいると思う。アメリカは「日米構造協議」「規制改革要望書」を 日本につきつけ 日本政府が その要求にそつて国内法改訂してきているが アメリカは 国内法では外資による国益損傷には ちゃんと歯止めかける装置があるのである。

    これについては民間金融と同様なんだから「買収防止策」を「各会社判断ですべき事国が「民間に横やりをいれる」「亀井郵制」は
    絶対に許されてはなりません。
    -----------------
    【7652】Re: 「逆行する郵政改革」について Gokai 2009-11-4 11:15
     ▼虎キチ大好きさん:

    >これについては民間金融と同様なんだから「買収防止策」を「各会社判断ですべき事国が「民間に横やりをいれる」「亀井郵制」は絶対に許されてはなりません。

    亀井郵政大臣は正義の人だと思いますよ。かつ貴方のような頓珍漢なご意見を言う人も、おそらく憎むことも無い大変に心の広いお人だと思います。

    菊池英博氏が今週の週刊現代で次のように言っています。
    ・・「西川郵政は 郵貯カンポの保有していた日本国債のかなりの部分を民間銀行が買い入れ、その分、民間銀行は貸し出し抑制(貸し渋り)を行うことが出来た。
    また、西川郵政は日本国債を売ったお金で、米国債を買い入れた。」・・

    さてそのお金(ドル)は回って米国株式市場活性化にも役立ったわけですが、西川郵政がドルを買った分、逆に言えば、円を売ったわけですから、それを買った外国資本も居るわけです。
    (国内資本は円しか持ち合わせていないから、それを買えない、つまり、円で円は買えない)
    だからそういうこともあって、国内金融は外資主導の外資天国が続いています。

    もちろん、貿易で稼いだドルの余った分で国債を買い入れることに私も何の異論はありませんが、そうでないもので米国債を買い入れることに貴方は賛成されるのですか?

    金融は小泉元首相や貴方のような素人が口出せるようなものではありません。
    どうしても口出したいなら、マスメディアの記事をそのまま垂れ流す前に、もっと根本部分の知識や約束事の理解をしっかりやってから行うべきでしょう。
    でなければ日本人を益々不幸に陥れるお手伝いをすることになります。
    -----------------
    【7641】Re: 憲法9条について 苫屋勲 2009-11-2 21:45

    【7634】のもっちーさんへ
    ・あなたの問1
    「崇高」な9条のおかげでどういう「国益」があったのでしょうかね。
    :小生の考え(このような問は、憲法の冒涜に思えます)
    まず、あなたがそこにいる、そして、私はここにいる。ということです。
    【7613】で示しましたように、9条が全てとは言いませんが、64年以上日本は平和を続けられました。そして、繁栄しました。

    ・あなたの問2
    どういう評価基準で、貧弱という視点になるのでしょうか。
    :小生の考え
    小生の父は、応召され36日目に戦争で殺されました。小生のような者がまわりに沢山いました。
    もっちーさんもその一人かも。こんな境遇の者にとって、9条の崇高さに勝るものは他にありま せん。他は、全て貧弱に思えます。

    【7635】の有無さん
    ・あなたの問
    以前、北朝鮮の工作船が海上保安庁の機関砲により、撃沈しましたけど、これは憲法違反にあたりませんか、自衛隊も憲法9条の文面からすれば、違反だと思いますが。
    :小生の考え
    現実がある。これに憲法が合致していない。だから改憲するのではなく、現実が憲法に合っていなかったら、これを糾すことが先でしょう。この行動が、わが国では不足しています。
    現実が、憲法に優先するという論理は理解できません。
    -----------------
    【読者投稿】ガソリン程使い勝手のよい燃料はない 岡田元浩 2009/11/5 5:31

    【誕生!鳩山”理系”内閣】(その10:Co2 25%)
    11月4日の予算委員会でCo2の話が出てテレビ放映されたが、相変わらず禅問答で、工学博士の「国家戦略室」の顔が見えない。何故何時までも空洞化しているのか。

    総理の学んだ米国では、研究所は「R&D」と云います。R=リサーチとは成功の見通し不明の技術開発。つまり「渡れない橋」があるので、何時渡れるか日程は追及されません。
    一方、D=ディベロープメントは、R 開発に成功し日程管理可能なものです。

    ORの教科書によれば、「第二次大戦中のドイツのV1〜2号弾道ミサイルは、フォンブラウンという天才発明家がいなくても、当時利用可能なDを集めれば米国でも可能であった事が判り、宇宙開発で米国が遅れを取った際、ケネディーが月面着陸計画を日程を限って発表したのは、大風呂敷やばくちではなくDであった」といわれています。

    特許法では、技術開発のエコの為、特許料を餌に「D技術の公開」を求めており、競って公開されています。ですから「国際勝ち組み物作り企業」を背負う主任研究員は、自分の発明の前に、世界の最新特許に目を配るのが先決です。

    そして日本は狭い国土で人口も1億人しかいない。
    Co2に国境はないので、日本が25%を達成しても国際公約として殆ど意味がない。
    国際社会が工学博士の演説に拍手したたのは、25%の技術を国際社会に提供することでしょう。

    その為のDの要素としては、テレビの特番で「米国でCo2をガソリンに戻す技術に成功した」「日本は火山大国でありながら、米国にもノルウェーにも地熱発電が遅れている」の2件が放映されました。

    その工業化に成功すれば、世界最大の排出国中国のCo2を偏西風に乗せて只で輸入して地熱でガソリンに還元して輸出すれば、世界一の「枯渇しない産油国」になり、イラクの様に国家予算の90%以上が石油収入になれば、歳入欠陥から貧困率、自殺率迄、一挙に解決するではありませんか。

    くろマグロの獲りすぎのようにCo2で叩かれることのないよう、世界64億から技術料を取る「知材立国」を目指すべきではありませんか。
    その為には鳩山工学博士の指揮下の国家戦略室に民間並みの頭数の主任研究員を入れて、まず上記技術の特許と実施例を調査するため、米国に調査団を派遣すべきでしょう。

    外務大臣がクリントンに会いに行くのと重要度の次元が違うでしょう。それを踏み台にした先端技術の公共工事を始めれば、土建屋も救われる。自民党の敗軍の将と、文系枠内の、意味のない言葉尻に付き合っている場合と違うでしょう。技系国民としてはじれったくて見ていられない。

    自動車屋は、かって安全対策のエアーバッグや、公害のマスキー法などRの完成していない法律をぶつけられて、本命方式が2転3転する開発に社運を賭ける経験を経てきた。

    ですから鳩山博士の云う「未知との遭遇」に慣れている。
    それは「ベッティング・ルール(かけの論理)」への目利きが大切で、その観点から見てガソリン程使い勝手のよい燃料はないので、その選択肢を簡単に捨てるのは、国家戦略として危険です。
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9 【7746】老人党メルマガ(297)
北極星   運営スタッフ 2009-11-14 8:20:14  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(297)  ::: 2009/11/14
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    ☆個別の送信で改行無視の送信となる場合があります。原因解明を急いでおりますのでお許しください。(北極星)
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    【7728】素朴な疑問(はてな?)の所在... J.J.McCIII
    【7732】プロジェクトの収支(採算)を重視... かっくるなかしま
    【7710】文化の日に想う みじゅくもの
    【7712】文化の日に想う タミゾール
    【7725】文化の日に想う 柳沢のタンタン
    【7729】文化の日に想う H.KAWAI
    =========================================================================
    【7728】Re: 素朴な疑問(はてな?)の所在... J.J.McCIII 2009-11-12 8:59
    ▼かっくるなかしまさん:おはようございます。

    小生の文才で、”です。ます。”調で書くと、実に慇懃無礼、イヤミったらしい文章になる。
    よって 今回も失礼ながら・・・・・

    >>エネルギー論的には、
    >>A:この装置の製造、稼動、廃棄までに要する太陽光以外の総エネルギー
    >>B:この装置が、その一生において生産する電気エネルギーの総和
    >>として、A<Bが必要十分条件。やらねば損々。
    >>原料がタダなのだから、変換効率を論じる必要は無い。
    >
    >A≒0、だと全くその通りですが、A=ある値、ですから、
    >A<Bとするには、装置が一定期間動いてもらわないと困るし、
    >設備投資(=Aに要する費用)を回収するには、
    >寿命の期間内に効率的に装置が動いたほうがよいので、変換効率は高いほうがいいですよ。

    お題は”素朴な疑問”だ。
    小生、太陽電池のエネルギー収支だけを論じている。
    要するに、A<Bの検証が重要と言いたいのだ。
    この場合、A、Bの単位は仕事量(kWh)となる。\や$ではない。

    なお、変換効率は絶対条件ではない。
    生成電力量Bが設備投資に必要な電力量Aより大きければよいのだ。
    勝率よりも得失点差が問題になるのだ。何年稼げるかが問題なのだ。
    経済的課題や、晴れた昼間しか稼動できない、といった問題は次のステップと思うが如何?

    p.s.
    >説明・補足を一区切りつけたんで、自分の言葉で参ります。

    ぜひ そう願いたい。URLの貼り付けは、単なる裏づけにとどめるべき。
    さもなきゃ、貴兄との会話が成り立たない。URLの主と話さにゃならなくなる。
    -----------------
    【7732】Re: プロジェクトの収支(採算)を重視... かっくるなかしま 2009-11-12 12:26(編集)
    ▼J.J.McCIII さん:こんにちは。

    >お題は”素朴な疑問”だ。 小生、太陽電池のエネルギー収支だけを論じている。・・・★1

    了解です。

    >要するに、A < B の検証が重要と言いたいのだ。
    >この場合、A、Bの単位は仕事量(kWh)となる。¥や$ではない。

    これも了解です。

    >なお、変換効率は絶対条件ではない。生成電力量Bが設備投資に必要な電力量Aより大きければよいのだ。勝率よりも得失点差が問題になるのだ。何年稼げるかが問題なのだ。

    これも了解です。

    >経済的課題や、晴れた昼間しか稼動できない、といった問題は次のステップと思うが如何? ・・・★2

    これも了解です。

    で、★1の視点に立つものと、★2の視点に立つものとの間における「意思疎通」のギャップ、

    そこを説明・補足してきたつもりなんだが十分ではなかった、ということになるのでしょう。
    自分の考え方は、こうです。

    Q1 エネルギー収支が合う、として、進めるのか止めるのか。
    Q2 エネルギー収支が合わない、として、進めるのかやめるのか。

    標準的なありうる答えとしては、
    A1 収支が合うから、当然、進める。
    A2 収支が合わないから、当然、止める。

    私の答えは、
    A1 もとの原理的なところで、収支が合っていても、それをプロジェクトにした時に、収支は変ってくる。プロジェクトの収支が合うなら進める、合わないなら止める。

    Q2 収支が合わないものは、原則止め、であるが、収支が合わなくとも、それを実行する大きなメリットが他にあるのなら、敢えて、それをする。
    (例えば、発電のプロジェクト。明らかにロスが生じていても、電気に変換するメリットが大きいから、エネルギー収支が合わなくとも、それをしている。そして、プロジェクトとしての収支は、といえば、それは合っている)

    つまり、「プロジェクトとしての採算(\や$)が合うなら進めるし、合わないなら止める」、
    という考え方です。
    -----------------
    【7732】Re:プロジェクトの収支(採算)を重視... かっくるなかしま (編集)2009-11-12 2:49
    ▼J.J.McCIII さん:こんにちは。

    >お題は”素朴な疑問”だ。
    >小生、太陽電池のエネルギー収支だけを論じている。・・・★1

    了解です。

    >要するに、A<Bの検証が重要と言いたいのだ。
    >この場合、A、Bの単位は仕事量(kWh)となる。
    >\や$ではない。

    これも了解です。

    >なお、変換効率は絶対条件ではない。生成電力量Bが設備投資に必要な電力量Aより大きければよいのだ。勝率よりも得失点差が問題になるのだ。何年稼げるかが問題なのだ。

    これも了解です。

    >経済的課題や、晴れた昼間しか稼動できない、といった問題は次のステップと思うが如何? ・・・★2

    これも了解です。

    で、★1の視点に立つものと、★2の視点に立つものとの間における、「意思疎通」のギャップ、

    そこを、説明・補足してきたつもりなんだが、
    十分ではなかった、ということになるのでしょう。

    自分の考え方は、こうです。

    Q1 エネルギー収支が合う、として、進めるのか止めるのか。

    Q2 エネルギー収支が合わない、として、進めるのか止めるのか。

    標準的なありうる答えとしては、

    A1 収支が合うから、当然、進める。

    A2 収支が合わないから、当然、止める。

    私の答えは、

    A1’ もとの原理的なところで、収支が合っていても、それをプロジェクトにした時に、収支は変ってくる。プロジェクトの収支が合うなら進める、合わないなら止める。

    (太陽光発電であるならば、作り出した電気で何をするか、どう使うのかで、プロジェクトの中身が変ってくる、すると「プロジェクトの収支」が変ってくる)

    A2’ 収支が合わないものは、原則止め、であるが、収支が合わなくとも、それを実行する大きなメリットが他にあるのなら、敢えて、それをする。

    (例えば、発電のプロジェクト。明らかにロスが生じていても、電気に変換するメリットが大きいから、エネルギー収支が合わなくとも、それをしている。そして、プロジェクトとしての収支は、といえば、それは合っている)

    つまり、
    「プロジェクトとしての採算(¥や$)が合うなら進めるし、合わないなら止める」、
    という考え方です。
    -----------------
    【7710】Re: 文化の日に想う みじゅくもの 2009-11-10 23:17
     ▼タミゾールさん:造詣のほど感服しております。

    >社会の「下部構造」が経済ではなく人間性だとすれば、この問題を考えざるを得ない。哲学や教育学などの人文科学の意味もここにあろう。

    お話の通りだと思うのですが、私自身文系でありながら人文科学を学びきれていないというか、人の幸せ(感)と人文科学とがどのような関係になるのか良くわかっておりません。

    >大原孫三郎が、社会問題に関する研究所を作ったように、いきずまった現状を打開するためには長期の研究は欠かせない。一見全く社会の役に立たないような浮世離れした研究にも目を向けるべきでしょう。

    大原一族については「倉敷」との連想がある程度ですが、いずれ、機会をみて時間をとってみたいと思います。

    >膨大な研究費を擁する自然科学の分野(カミオカンデを考えてみよう)、主に人件費と研究室とコンピュータと図書で済む人文社会科学は投資としてもたいしたものではない。自前の哲学・思想を日本社会が世界に発信する(50年計画ぐらいで)ぐらいの目標をもって行ってもいいのではないか。

    カミオカンデンについてもニュートリノ・ノーベル賞を連想する程度ですが、ここでは、莫大な費用、との関連として理解させていただきます。

    >例えば、一部でバカロレアの様な考えさせる入試を導入する、

    バカロレア資格なる言葉もあったように記憶しておりますが、実態やその意義についてはあまり知るところではありませんので、いずれの機会にと思っております。

    >世界的な交流を推進するために、外国の若手研究者を日本語の著作の翻訳をするためにも大量に呼ぶなどの諸策が考えられよう。エコール・ノルマール・シュペリユール(フランスの高等師範学校)のように、将来の世界的な学者候補を高等学校の教師として派遣するなどもいい。オーバー・ドクター問題の解消にも役立つ。専門研究場

    >を作ってもいい。そして、こうした問題を一般市民にも、縮約しつつも本質を変容しないで提供する機関を作る。

    ここに示されていることは、いずれも、当を得たものと考えますが、私にある不安としては、
    人類にとって、物欲は麻薬のようなものではないかと言うことです。唯物的考え方の実践は、結局、地球環境の破壊であるとすれば、人間が、いかにして、そこから解放されるのか。

    「智欲」なる言葉はあるのかさえも確認しておりませんが、智欲とでも呼ぶべきものが物欲を制する日が来るのかどうか。麻薬は怖い。伊那谷に老子を語る方が居られるようですが・・・
    社会科学的に考案されるシステムは、つまるところ、個々人が持つ欲望(我欲)の制御を目指すことになるように思うところです。

    とは申しましても、お話にありますご提案は、我々が「国際社会において、名誉ある地位を占めたい」と宣言する憲法を持つ国の国民として抱くべき究極的目標の一つであることは間違いのないところだとは考えております。
    -----------------
    【7712】Re: 文化の日に想う タミゾール 2009-11-11 8:56

    過分なお言葉ありがとうございます。
    近年とみに物欲が減退し、必要最小限のもので十分に生きています。まさに、老荘思想の「タオ」に近づいておるのかも。日本で「清貧の思想」や「タオの道」が根強い人気があるのもう分ります。

    しかし、同時に皆が私のようになったら、資本主義は減退してしまう。欲望を刺激し無駄遣いしないと回っていかない資本主義の矛盾ですね。昔、小学校の恩師が教えてくれた話です。「パイロットだったが、優れた製品(万年筆)を作ったために買い替えるものがいなくて、会社が倒産した」という話を聞きました。

    この話で、資本主義の矛盾を深く認識しました。一方で道徳の時間に「物を大切に」というのですから。イギリス病の一つの原因だったようです。また、このようにきらう近代文明の欲望の産物を愛することも否定できません。コンビニも使うし、電機やコンピュータ、ウオシュレットにウォームレット、お湯の自由に出る温水器、最高です。

    つまり、ルソーもヴォルテールも同時に愛するような矛盾です。
    それにしても、無機質で軽薄な日本社会に幻滅していることも事実です。昨日、ちらっと見たウイーンの情景を見て、いいよなあなんて思います。アジア蔑視の雰囲気(昨日も売店のおやじが馬鹿にした口調で「ニーハオ」とレポーターに声をかけていた。

    いひ・びーん・やっぱんぐらい言っていやればよかった)、貴族的な右翼的ないやらしさはありますが。それでも、いわゆる郊外のバイパス沿いのどこでもない、星新一の小説のP市でもいいような、同じような店と膨大な醜悪な看板を見て、全部ぶち壊したくなる。こんなものを許している美観でわれわれがあるはずはないのに。

    池田晶子さんの著作を読むと、彼女自身が「文化資本」に恵まれていたという自覚の欠如に鼻白みつつも、女性の中にも現実離れした高等遊民が生まれ、女性の鉄道マニアも堂々と登場したことを見るにつけ、これからは男性よりも女性に期待したい。
     
    ▼*KAWAIさん:おひさしぶりです。同調ありがとうございます。
    なださんの『権威と権力』でも同じような主張があったように思いますね。優れた人物に賞を与えることによって、賞そのもの権威を高めるというやつですね。きっかけとしての、学芸の賞はあってもいいと思いますが、賞そのものの価値づけはまた別の角度で必要ですね。

    ノーベル賞以外にフィールズ賞(数学)も注目されていますが。人文社会科学の分野では、やはり、評価は別の方法がいいのでしょうね。評論家の意味もここにある。
    自然科学の連中の政治音痴は避けたいですね。筑波大学をみればわかります。百害あって一利なしと言いますか、幼稚な社会性しかない科学的天才・秀才は困りものです。
    -----------------
    【7725】Re: 文化の日に想う 柳沢のタンタン 2009-11-11 22:33
    田舎の爺の心配。

    鳩山さん 日本の国を本当に改革してよい国にするには現在の報道を見ていると中々困難のようです。目的が政権をとることでなくこの国の改革をすることに全力を挙げることであれば、先ず政党助成金の問題を取り上げなければいけないでしょう。

    代議士の削減の提案も聞かれないようですし、また代議士の年金のことも聞かれないようです。本当に国のことを思うなら、頭数が多くなったとしても皆さん国民の同意を得るには自分達の身の周りの改革を優先することが先決ではないでしょうか。

    田舎の爺が何をいうかということでしょうが、そういうことで初めて公益法人の整理統合とか、補助金の廃止ができるのではないでしょうか。公務員の整理や省庁の整理統合、予算の削減等も見本を示すことが一番先にくるべきでしょう。

    それにしては、老人から見ていると、大変甘いように見えます。このような形ではパーキンソンの法則から抜け出すことは大変困難であろうと推察いたします。
    大英断で、国の大掃除をすると国民に約束されたのですから、官僚のための国政から、あるいは政治家のための国政から脱却することが一番の命題ではないでしょうか。

    それには第一に民主党内部あるいは国会の議員改革をやってから皆さんの同意を得れば反対の人も我慢せざるをえなくなるのではないでしょうか。
    景気を良くするには、物が売れるようにすること以外ないです。
    物が売れると言うことは、低所得者が無くなるということ以外ありえません。

    国の財政以前の問題でしょう。年収350万円、月の手取り額23〜4万円以下の人が国民の50%といわれている状態では景気は良くなりません。日銀の無責任な報告など、信じている人は多分いないでしょう。

    いかにしてこの低所得者をカバーするか日本の国政のあり方が現在問れていて、皆注目している所でしょう。格差社会からの脱却するノーハウは民主党の命題です。多分福祉政策の充実以外はないというところでしょう。それには予算を恐れてはできないことでしょう。

    国の大きな責務は所得の再配分の機能があるか、ないかという事にも皆さん注目している所でもあります。
    -----------------
    【7729】Re: 文化の日に想う H.KAWAI 2009-11-12 9:14
    ▼柳沢のタンタンさん:お早うございます。

    ○政党助成金ってのは一番いけませんねえ。まさしくお手盛りじゃありませんか。それで「無駄遣いをなくす。」なんて言っても説得力ありませんよね。

    ○国会議員を80名減らすって「マニフェスト」に書いてありましたね。あれこれと忙しいのでまだ手が付けられないんじゃないでしょうか。いずれ出してくるんじゃありませんか。

    ○国家公務員の削減もやるでしょう。農民も漁民も減っているみたいですから農林水産省は廃止できるでしょうし、ダムはこれ以上作らないそうですから水資源開発機構は廃止できますし、関税を無くせば税関も廃止できますし。

    ○経済は今後とも見込み薄だと思います。製造業は全部中国に取られるでしょう。日本には観光しか残らないって前原さんも言ってましたよね。

    ○貧乏人は減りませんね。外国人労働者が増えて賃金水準を低く保つことができますから。
    =========================================================================
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10 【7835】老人党メルマガ(298)
北極星   運営スタッフ 2009-11-22 8:34:44  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(298)  ::: 2009/11/22
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【7815】亀井さん、民意を見誤るな pierre
    【7790】事業仕分け〜その意味と狙いについて かっくるなかしま
    【7793】Re: 事業仕分け作業について みじゅくもの
    【7802】Re: 事業仕分け作業について H.KAWAI
    【7814】Re: 最近、思うこと 柳沢のたんたん
    【7811】Re: エネルギー論争を散見して(付け足し) タミゾール
    =========================================================================
    【7815】亀井さん、民意を見誤るな pierre 2009-11-20 17:43

    亀井静香金融・郵政改革担当相が、雑誌に「私が『郵政民営化』をぶっ壊す」という談話を発表した。これを一読して感じることは、亀井氏の発想の根底にあるのは「小泉憎し」の怨念ではないか。

    亀井氏は、「私は日本郵政を世界一の会社にするロマンを抱いているんです」
    というが、そのための具体的な戦略については、「全国24,000あまりの郵便局は今や地方における唯一の拠り所です。……そこを郵便や郵貯・簡保の窓口に使うだけじゃもったいない。介護の拠点に使ってもいいし、年金の徴収や支払いをやったっていい」

    あるいは「信組には預金を集める力はあまりないけれど、貸出しのノウハウはある。郵貯は預金を集める力はものすごいけれど、貸付能力は無い。互いの持っている力を上手く補いあう形で、郵貯で集めたお金を、地域の中小・零細企業にながしていく工夫はできないか」

    という。運用力に乏しいゆうちょ銀行がその資金を地銀・信金・信組などを通じて地域に貸し出すというのは興味ある発想だ。しかし、これはゆうちょ銀が民間銀行だって一向構わないのであって、「民営化をぶっ壊す」ことには必ずしもつながらない。

    後段の話は、これらは本来行政がやるべき仕事であり、それを日本郵政に押しつけることによって民営化に歯止めをかけることにはなるかも知れないが、「世界一の会社」になどできるはずがないではないか。

    この談話の締めくくりに、亀井氏は次のように言うのである。
    「民主党と連立している意義は郵政民営化見直しだけじゃありません。小泉政治をひっくり返すことが我々の政治的な任務、責任なんですよ」。

    これこそが亀井氏の本音だ。しかし、小泉政治に国民は、あれだけ喝采したのはつい数年前だった。それを否定する亀井氏は、この「民意」に込められた有権者の意思、意識を、一体、どう考えているのであろうか。

    亀井氏はまた、「談合」について、公取の委員長が
    「『いい談合も悪い談合もありません。談合はすべて悪なんです』と反論するから、『ならアメリカに行け。ここは日本だ。談合坂って地名もあるじゃないか』と言ってやった」

    と得意気に語る。これはまさに、競争原理をすべて悪と決めつけ、“市場原理万能”と同様にとんでもない暴論である。亀井氏はまた
    「今度の民主党のマニフェストは、市場主義の行き過ぎを正そうという国民新党の政策そのままじゃないですか」

    と我田引水だ。だが、今回の民主党の圧勝は、半世紀あまり続いた自民党政権の下、既得権益擁護にがんじがらめの政・官・業に癒着構造に飽き飽きした有権者の叛乱ということを忘れては困るのである。そしてそれは、小泉政治に喝采した民意とかなりの部分で通じるものなのである。

    このことを忘れて「小泉政治をひっくり返す」などと言っていると、それはまさに民意に反することになるのである。
    -----------------
    【7790】事業仕分け〜その意味と狙いについて かっくるなかしま 2009-11-17 17:21(編集)
    ▼珠さん:こんにちは。横レスにて失礼します。

    >事業仕分け作業の公開について、批判的なご意見もこの掲示板に見られましたが、
    >私はむしろ、インターネットで「公開」されて良かったなぁ、国民は必見!と思っています。

    全く同意です。

    >まさに天下りの人が多い外郭団体に、予算つまり私たちの税金をいいように浪費されていたものが、バッサリと国庫返還をいわれるということが目立ちます。それが国民の目に明らかになったことだけでも、インターネット公開された意味があったと思いました

    基金の国庫返還は、ど・インパクトだったな。
    (そういう前例ができることは役人にとって驚天動地)

    >中にいる仕分け人の1人から、「もともとが財務省から出された事業案件なので、どうしても予算を削りたい財務省よりになっていることは確か。他の予算にも問題がないかを、今年は仕方がないにしても、来年度からは何らかの方法で精査する必要がある。そうすれば、今年は3兆円の削減は無理だろうが、そのくらいはすぐ削れるだろう」と言う話を聞きました

    毎年出てくる事業が概ね3000件で、今回のはそのうち約500件ですが、
    総選挙が9月で期間が短いから、全ての精査は来年度でしょう。
    仕分け人に知人が数名いるので、月中に仕分け作業が一段落したところで、残りの2500件はどうなっているのか、3000件の「仕分け作業前の仕分け」はどうだったのか、など、聞いてみます。

    >削ればよいと言うものではなく、文教費、福祉関連などは心配な点も多々あります。
    >「小さな政府」が良いともいえないからです

    私は「小さな中央政府」はいいと思っていますが。オバマ大統領の就任演説を借りるなら、(もはや政府の大小ではなく)、「機能する政府」なのだろう。

    今回の国政での仕分け作業も、「構想日本」の仕分けルールに即しています。
    既にいくつかの自治体で導入された作業手順です。(p7)
    http://www.kosonippon.org/shiwake/about/pdf/0902detail.pdf

    もっと重要なことは、そもそもの発想は、「官から民」なのですが、ここでの「民」は、民間企業や民営化の「民」ではなく、国民もしくは住民(市民でも可)の民。「官主導から民主導」。

    事業仕分けの目的は、行政サービスを分割して、それぞれに国民(住民、市民)がコミットする、そういう仕組みを作ること。(p4)
    http://www.kosonippon.org/shiwake/about/pdf/0902detail.pdf

    予算を削ったり増やしたりする、財源の付け替えや捻出は、必要なことですが、それは現象的なことであって、本質は、国民(住民、市民)が官業を担うこと。
    (官業を担うとは、お任せにしないということ。)(例えば、地域の実情に合った行政サービスを住民が地方政府に求め、地方議会・政府はその責任を負う)

    >また大急ぎで多数の案件を、仕分け人が短時間で判断していくと言うのは、たいへんな無理もあるようです。見せて貰ったところ、ものすごい数の資料でした。

    ご覧になられたのですか。(負けた。)

    >しかしともかく、長期政権の弊害は、政治家・官僚・経済界の癒着、それによる税金の無駄遣いが大きいと思っていましたので、今回、民主党になって、この事業仕分けの公開が出来たことは、それを見ることが出来た1人の市民として、とても良かったと思っているのです

    ご指摘の、「長期政権の弊害は、政治家・官僚・経済界の癒着、それによる税金の無駄遣い…」、それについては、仕分けでは、「国と地方の構造問題」と捉えているわけです。(p3)
    こうした関係(構造)によって、無駄が生じ、無駄が続いてきたのだと。
    http://www.kosonippon.org/shiwake/about/pdf/0902detail.pdf

    p3の問題(無駄)を、p4のように行政構造(参政構造ともいえる)を変えることで、解消を図る、p7の仕分けはその手段である、と。
    -----------------
    【7793】Re: 事業仕分け作業について みじゅくもの 2009-11-17 22:50
     ▼H.KAWAIさん: 横から失礼します。
     H.KAWAIさんには話しやすいので、ついつい、お邪魔します。

    >○皆さん、何もかも官僚主導で進められてきたようにおっしゃいますが、私は理解に苦しみます。
    >それじゃ、日本中にダムや空港や高速道路を拵えてきたのも皆、官僚だったとでも?

    私もそうですが、事業仕分けを、それぞれに、課題を認めつつも原則的には賛成されている方は「全ての責任が官僚にある」とは思っていないのだろうと考えます。この夏、ネット投稿なるものを初体験した当初に、投稿する理由のようなものを書いた記憶があります。

    それは「私自身自民党を支持し続けてきたことへの反省に基づき、官僚と自民党に厳しく反省を促すため、所属する議員数を徹底した数字(当時、140以下と言ったと思います)まで減らさなければならない」それは、民意としての決意表明だとの趣旨であったと記憶しています。

    また、官僚が今のような体たらくになったのは、政権与党議員が票欲しさに地元への利益誘導のみに明け暮れたからだ、とも書いたと思います。
    ところで、そんな状態を許してきた「主権者」は?

    従って全員有罪なのですが、実行犯とでも言いましょうか、官僚には公務員でありながら「免責特権?」のようなものがあること、議員と違って身分を失うことがほとんどないことは看過できない事実だと思います。

    事業仕分け、民主党の何割が「好んで」推進しているでしょうか。民意が「政権交代」という決意表明をしたので「止むを得ず?」やってる可能性もあると私は考えています。

    >○国鉄民営化も、電電公社の民営化も、郵政事業の民営化も推進したのは皆、官僚だったとでも?
    >○国鉄総裁を辞めさせてでも国鉄の民営化を推進したのは中曽根首相じゃありませんか?
    >道路公団総裁のクビを切ったのは石原国交大臣だんたんじゃありませんか?
    >○郵政事業の民営化は小泉首相が党内の反対を押さえ込んで強行したんじゃなかったんですか?
    全員共犯ともいえますね。

    >○しかも、専売公社の民営化も、電電公社の民営化も、郵政事業の民営化も皆アメリカの要求に応えたもので、アメリカ主導じゃありませんか。

    わが国の「保守派」がアメリカに弱いことは紛れもない事実だと私も考えます。
    この点についても、私が友人から聞いたアメリカを非難するような言葉を確認したとき、そんなこと言う人は「バカ」です。と、私が尊敬する人に言われたこと、以前のスレに書いたように記憶しています。なお、私がその人から「否定形で]ものを言われたのはそのときだけだったように記憶しています。

    世界を飛び回っていたような人でしたが、「表立って」アメリカとことを構えても得はないと考えていたように思います。
    やっていたことは必ずしもアメリカ的ではなかったように思いますが・・・

    >○そりゃ、時には官僚も抵抗することはありますが、クビを切られたらそれでお終いなんですよ。道路公団の総裁は裁判所に訴えたそうですが、勝てる筈ないでしょうが。

    石原発言のおり、そんなことしたら「死人が出る」と言ったとか、言わなかったとか・・・
    政治家がだらしがなかったのですが、私には大臣より事務次官の方が強い存在に見えました。
    だらしがなくても、政治家は国民の代理人ですよね。民意が動けば首になるのです。

    >○事業仕分けなんて言ってますけど、大体が各省庁の概算要求は多めに見込んであるのが当然でしょう。それを削るのが主計官の仕事じゃないですか。だから今度の仕分けでも財務省が指南してますよね。現場にも顔出しているじゃありませんか。

    >○大体が国の事業なんて必要性が乏しいものが多いんですよ。いえ、国だけじゃありません。地方だってそうです。切ろうとすればいくらでも切れるんです。

    国の事業には「再配分」や「波及効果」の考え方がありますから、なかなかに難しいですが、
    「甘やかし」が「非効率」を生むことも事実だと思います。

    >○そもそも政治家の皆さんは国民が本当のことを知らない方が都合がいいもので、全体像が見えないようにしているのです。そして見せたいところだけスポットライトを当てるのです。

    上記、全く、言えてますね。同感です。

    >○政治家の皆さんは不都合なことはみんな官僚のせいにして、自分達だけいい子になろうとしているんです。本当のモンスターはアメリカと財界じゃありませんかね。

    これも、可也に「あたり」だと私も考えます。しかし、民意としては政権を交代させて、今までの経過や現実を洗い直させるしか方法がないのかも知れません。私は民主党から離れることにはなんのためらいもありませんが、しばらくは見守りたいと思うのです。ダメでしょうか。
    -----------------
    【7802】Re: 事業仕分け作業について H.KAWAI 2009-11-18 23:41
    ▼みじゅくものさん:今晩は。

    ○私は、戦後のある時期までは官僚が政治家をコントロールしていたのだと思います。それが田中角栄の登場で逆転して政治家が官僚をコントロールするようになったんだと思います。
    ○それによって、それまでは兎にも角にも政策というものがあって、その中で政治家も権益を得ていたのが、これが逆転して権益が政策に優先するようになったと思っています。

    ○ダム、高速道路、港湾、空港、そういったものが際限なく作られるようになったそもそもの始まりは田中角栄の「日本列島改造論」でした。
    ○また、自民党というのは「一匹狼」の集合体ですから、整合性のある政策というものが無くて、議員一人々が権益を求めて官庁に圧力をかけます。

    ○小さなところでは、あの「ムネオハウス」で有名になった鈴木宗男議員のように外務省に乗り込んで、予算を獲得したり、人事に介入します。
    ○大きなところでは、小泉首相のように郵政事業などというとんでもなく大きな権益に手を付けます。

    ○また、誰かは分りませんが、インチキ障害者団体に障害者団体の証明を出させた議員というのもいるのかも知れません。
    ○もうこうなりますと官僚も政治家も一蓮托生、お役人も終に犯罪行為に引っ張り込まれるという訳です。

    ○与党議員に限らず、野党議員も官庁に圧力をかけます。ですから各省庁から出される概算要求には見えないところに議員のタグが付いているんじゃないかって思うんですね。
    ○ですから「事業仕分け」では、「この事業は自民党議員の要求で出来たものだから切ろう。」なんて思惑が働くんだろうな、なんて思ってしまいます。

    ○そりゃ、主計官だって議員案件ってことが分っているものは切らんでしょうし、予算委員会だってある意味「なあなあ」なんでしょうし、予算規模は縮小できませんわね。

    ○結局「事業仕分け」は自民党案件を切って民主党案件に付け替えるってことでしょ。自民党議員が憤懣やるかたない表情で批判していたのも分ります。
    ○この「事業仕分け」で浮いたお金を私達庶民の減税に回してくれるのでしたらやんやの喝采を送りたいところですが。
    -----------------
    【7814】Re: 最近、思うこと 柳沢のたんたん 2009-11-20 15:33

    何時も同じような事で済みませんが。
    鳩山さん確りして下さい。
    事業仕分けに就いて 基本的な命題

    (1) 95兆円と言う莫大な各省庁からの予算の要求とは此れを提出した官僚たちの神経は私は不思議にさえ思われる。国の予算は税収の範囲で整理されるべき事は皆さん良く知っているのに此の様な請求は如何なる事であろうか?

    (2) 此れが我が国の福祉に寄与する事であれば理解できる面も有るけれども、此れを作成した人達は、生活に困っている人達とは思えない。税収が40兆円を下回るような予想であれば、尚の事不要不急の事に就いては、自ずから自制するのが自然であろうと言うものである。

    (3) ある大学の科学の振興についての予算の請求者達は何処からお金を持って来いと考えているのか皆さんみんな勝手な要求を出して居るような光景がテレビに出ていた。学者達の勝手な要求に見える。

    其の前に、低額収入で生活苦に追われている人が2000万人も居ることもご存知であろうに。
    目的がいかにあろうと、人は先ず生活して行かなければ成らないという事をご存知であろう。
    衣食足りて礼節を知ると言う事も学生に教えているはずと思うが如何。
    自分達は別格であるとの考え方が滲み出ている様である。

    (4) 官僚たちも同じ事であろう、省益という言葉があり、又色々と理由をつけて要求しているようであるが、必要であれば自分達の収入を先ず減額する事を考えて欲しいし、公益法人なる名目の存在は廃棄して政府の中で処理すればよい事であろう。天下りの税金食いが我が国の財政を苦しくしている事は百もご存知のはずであろう。

    各省庁の作業自体部位門を減らし人員も極端なお話が半分で済むはずであろう。この際整理すべきが本当であろう。給与も減らすべきだ。
    部課長がそんなに沢山必要とは思えない、昔のイギリス病が今日日本でアメーバーのように蔓延してきている現状は正す事が第一の命題で有ろう。此の様な国は日本だけではあるまいか。

    無駄だらけの政府構造は一日も早く整理すべきが日本の為である。無駄な統計作業は私は応えない事にしている。税務署で大半解るはずであろう。此れなど無駄の最たるものであろう。
    -----------------
    【7811】Re: エネルギー論争を散見して(付け足し) タミゾール 2009-11-19 18:44

    槌田敦の本は以前読んだことがある。
    牛乳パックリサイクルの愚を言っていたような気がする。笑えた。

    古紙リサイクルの業者を見学する機会があったときに、聞いてみた。
    「これって無駄じゃないんですか?」そうすると、実は技術的に難しかったのだが、牛乳パックの表面フィルムを剥がして熱源にできることで、ペイできるようになった、とのこと。

    なるほど、しょせんトイレットペーパーは最終処分であるから、再生紙でいいわけですよね。
    価格がバージンパルプより安ければ、リサイクルが回るということだった。
    補助金でもつければよいのだ。割り箸については、マイ箸なんか意味はないと思うが。

    同じころ地方の気象台に聞いてみた。「昔、第5氷河期が来ると騒いでましたけど、ホントに地球温暖化してるんですか?」担当の方は「それは実際にはわからないですね」(正直な方)

    いずれも20年近く前の話で、さだかではないのだが。たぶん、槌田教授や武田教授(2人とも愛知県)はまともな物理学者たちからは相手にされていないんだろうな。
    でも、まともな?学者たちのちゃんとした反論を聞いてみたい。

    「地球にやさしく」する極論は「人類の滅亡」だと思うが、人類の滅亡した後の地球とは何だろうか、地球という意識さえ存在しない地球とは?

    ニュートンは「神の手に触れたい」と思って体系を作ったわけだが、18世紀には画期的だったよなあ。ヴォルテールも感激していたし。定説になり、一般人に降りてくるのには時間がかかるわなあ。その定説もいつかは乗り越えられるはずだが。 
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11 【7955】老人党メルマガ(299)
北極星   運営スタッフ 2009-11-29 9:19:38  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(299)  ::: 2009/11/29
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【7862】Re: 新政権の可能性と限界 みじゅくもの
    【7866】Re: 新政権の可能性と限界 H.KAWAI
    【7867】Re: 新政権の可能性と限界 柳沢のたんたん
    【7838】Re: デフレって本当にいけないのか? Gokai
    【7858】Re: デフレって本当にいけないのか? タミゾール
    【7870】Re: デフレって本当にいけないのか?(続編) タミゾール
    【7918】緊急な為替介入の必要性について PCOG
    【7865】Re: 未来の問題?今の問題 かっくるなかしま
    【7877】Re: スパコンの効用と現在の日本 珠
    =========================================================================
    【7862】Re: 新政権の可能性と限界 みじゅくもの 2009-11-24 0:40
     ▼H.KAWAIさん: こんばんは、横から失礼します。

    今回の事業仕分けに対する私の考え方は別のスレに書きましたので、重複は避けたいと思いますが、多少、調子を変えて。

    事業仕分けは糖尿病の合併症に対する外科手術のようなもの。
    患者である国民にとって吉と出るか凶と出るかは、実は、問題外。
    後のことは患者の養生次第ということ。
    但し、最初からそういうことであったとも言えます。

    もともと、事業仕分けの発想は地方自治体用のものだとのことですし、委員会でポチポチやるのは東洋医学的発想で、現場の医師にはあまり受けないのでは・・・今回の政権交代は、官僚や政府・政権党の現状に国民がどれほど怒り狂っているかを示すだけのもの。

    小沢氏は若くして自民党の幹事長を務めた人です。国策が大きく変わるとは考えられない。
    政変は言い得て妙です。但し、今回は、政変を国民の直接的意思表示で実現したところに意味があります。

    小沢氏については過去のスレで小沢氏の功績?と書き、大きいことは認める、との趣旨をつづったと記憶しています。まあ、こんなものではないでしょうか。今後、精々養生に意を用いて、手術の効果を私たち自身の責任で私たちのものにしなければならないのでしょう。

    追記
    今日のテレビで、行政刷新会議は、独立法人を一月以降に徹底して仕分ける趣旨の発言がありました。大いに期待して見守りたいと思います。まさか、返り討ちにはならないと思いますが…
    十兆円とまではいかなくとも相当な優位性があるものが浮くはずです。
    私の思いは特別会計で30兆浮かすことですが、まずは手始め
     
    >▼タミゾールさん:今晩は。
    >○小沢一郎、その権力への野望、その実像がそろそろ姿を現してきているとお思いになりませんか?

    彼は割と正直な男だとは思うのですが、行動派ですから、目は離せませんね。
    -----------------
    【7866】Re: 新政権の可能性と限界 H.KAWAI 2009-11-24 11:05
    ▼みじゅくものさん:こんにちは。
    新型インフル流行っているみたいですね。お互い健康維持に気を付けませんとね。

    ○「事業仕分け」は「官から民へ」という思想に基づいて行われるようになったようですね。
    それで先ず地方自治体の事業に適用されるようになった訳です。
    ○地方自治体は中央官庁ほど「鞏固」でありませんので、様々な勢力に食い物にされるのです。

    ○例えば、学校給食を自校調理方式でやるか、それとも外部委託にするかという場合、それが生徒にとってどうか、或いは保護者にとってどうかという観点から検討されるのならいいのですが、それが給食業者の立場から「これは商売になるのではないか」という観点から検討されるとしますとこれは困りものだと思います。

    ○今回の国の「事業仕分け」でも「官から民へ」という思想が入り込んでいて「仕分け人」の中には「利害関係者」みたいな人が入り込んでいるようですよ。

    ○それから、スパコンの例でも分りますように、「仕分け人」から「何故、世界一でなければいけないのか?」と聞かれてお役人が答えられなかったそうですが、突然そんなこと聞かれましてもねえ。技術の世界では「二番手に明日はない」っての常識じゃありませんか。でも事務屋の方じゃねえ、ピンと来ないかも。

    ○概算要求の理由説明は最初にその要求の元になった要求を出された方に説明して頂きませんとねえ。また本来、主計官は事業の必要性についてあれこれ口を挟む立場じゃないんでしょうがね。
    ○財務省はお金預かっているだけなんですから、そんなには出せませんとか、あれこれ言って額を減らすだけにすべきなんでしょうね。ま、私にはその辺りの実態が分りませんが。

    ○それから、私、前にも触れましたが、元宇宙飛行士の毛利衛さんが館長を務めておられる「子供未来館」でしたか、赤字を出しているといって「見直し」になったんですよね。一方「優良児童劇」なんとかいうものは割りとすんなりとOKだったみたいですね。

    ○基準が不明確との批判が一部にあるようですが、頷けますよね。まさか、一方は自民党案件、他方は民主党案件なんてこたあないでしょうね。いや、案外そうかも。

    ○小沢幹事長も鳩山首相も元はと言えば自民党員。政策に大きな変化は無いだろうと私も思っていました。そうなのかも知れません。しかしそうじゃないかも知れません。私は後の方に少しは期待したいキモチになりかかっています。
    -----------------
    【7867】Re: 新政権の可能性と限界 柳沢のたんたん 2009-11-24 11:37

    この度、スーパーコンピューターの件について管さんが見直しあり、との発言でしたが、この目的と、効用については一般の人には知られておりませんから、如何ともいえませんけれども、私には其の判断は良く理解できません。

    其の費用と効用についてもっと良く知れれてからの結論が適当ではないでしょうか。
    コンピューターが出来てから役所でも沢山使用していても、現在役人の数が減ったと言う事は聞いておりません。これは、如何なる事と皆さん理解ができない事実であろうと思われます。

    この辺に政治のメスを入れる必要性があるのではないでしょうか。
    便利になれば其の効用があってしかるべきと思います。もちろん、用途が違うかもしれませんけれども、一つの例として、学者の人達はお金の重要性には余り関心が少ないのが本当の所でしょう。
    天上天下独尊、と言うところが多いとも思われます。其の効用についての説明が必要でしょう。
    -----------------
    【7838】Re: デフレって本当にいけないのか? Gokai 2009-11-22 11:43
     ▼タミゾールさん:こんにちは。

    >デフレ現象が景気の著しい低下を招くことはまずいし、雇用悪化はもっとまずいですね。地域の商店街の衰退は、地域社会の人のつながりそのものを解体しかねません。
    >しかし、もう買いたいものがないという状況になって、どうするのかという、次の、落ち着いた社会へのビジョンが必要なのでしょう。

    >すくなくとも「ゆるやかな」デフレであるのならば、毎日の生活にとってはだれもがそんなに悲観せずに、自分の足元を見て生きていけるのではないでしょうか。

    統計元:国税庁 平成19年 民間給与実態統計調査結果
    http://nensyu-labo.com/heikin_kaisou.htm
    ↑これによると、男性の年収で、500万円以下は55%、400万円以下で38%、300万円以下で21%となっています。

    また以下のようなデータもあります。
    http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-105.html

    つまり、今回の選挙で民主党が大勝した原因は、自民党公明党がこのような状況に対して何の対策も打てなかったことにあります。小沢民主党の「生活が一番」、このキャッチフレーズが国民の投票行動を変えたのでした。なので、国民の大半の意志は、デフレは NOです。
    -----------------
    【7858】Re: デフレって本当にいけないのか? タミゾール 2009-11-23 20:32

    こんばんは。本日、阪大の小野田教授の「いちゃもん」研究の講演を聞きに行きました。
    社会全体が、生きにくくイライラがたまり、寛容さに欠けそのうっぷんが文句の言いやすい所へ集中しやすいとのこと。
    気になったのは、老人の犯罪率が増えているという報告でした。
    老人が生きにくい状況が加速している一つの証拠なのでしょう。

    たしかに、デフレ→不況→税収の低下→福祉の低下はまずいですが、この状況下ではインフレよりはデフレのほうがましな人もいるのではないでしょうか。小生も穴のあいた靴下も買い替えられない情けない状況です。
     
    国全体が戦後の混乱期のように疲弊して何ともならないなら分かるが、結構、羽ぶり良くやっている人もいる中でのこの状況は許せない。笑うしかないが、底の抜けるような状況をまず止めることは当然であろう。

    暴動が起きないのが不思議な状況ともいえるが、暴動を起こす気力も起きないのか。まあ、やけくそになりたいところですが、ぐっとこらえ、冷静に状況を分析することからですね。

    ところで、「事業仕分け」のようなことは、予算委員会・決算委員会でやればいいのでは。国会中継しているんだし。こんな細かいことまでは国会ではできないというのでしょうが、日程を延ばしてもよいし。各常任委員会は何をやっているのか。
    テレビ中継でも、インターネット中継でもして、いつでも見られるようにすればよいのでは。
    -----------------
    【7870】Re: デフレって本当にいけないのか?(続編) タミゾール 2009-11-24 15:30

    こんにちは。とうとう換気扇を変えました。ついでに火災報知器をつけてもらいました。
    火事になったら困るので自衛措置です。
    一体いくらの請求書が来るのか戦々恐々としています。今月、生活費がもつだろうか。生命保険はもうほとんど解約しちまったし。当分国民保険料も払えない。

    2年後の地デジ化が怖い。まだまだ十分すぎるほど映っているテレビが使えなくなるなんて。
    許せません。固定電話の債権がどんどん目減りしているのも詐欺的だ。
    国家的な詐欺にあっているみたい。

    政局の行方も心配ですが、とりあえず今の生活を何とか乗り切るしかない。じっと耐乏生活するしかない。みなさん踏ん張りましょう。うまく年が越せるか。
    おかげさまで、本だけはいっぱいあるので、この機会にじっと勉強をするのだ。

    予算が成立し、ある程度、政治が目に見えて動き出す来年まではよくわかりません。まずは、2月の確定申告でどれだけ税金を取り戻せるかが勝負。医療費の領収書は準備完了しているぜ。
    -----------------
    【7918】緊急な為替介入の必要性について PCOG 2009-11-27 10:34

    藤井財務相は直ちに為替介入を実施すべし!
    2009年11月27日8時40分現在、USD/YENは85円をつけて、円が急騰している。
    理由としては、米国の超低金利政策が長期化するとの観測が為替市場にあるためと言われている。

    日経平均株価も円高のため低迷しており、日本経済は政府も発表したとおり「デフレスパイラル」の状況にあり、日本経済は縮小再生産の途を辿らざるを得ない現況である。

    自国通貨を安くすれば景気が回復するのは、今日では世界の常識である。米国主導で1985年9月にG5により実施された「プラザ合意」で実証済みである。「提言11」参照。為替介入から反転まで数ヶ月を要するのが一般的であるので、藤井財務相の早急な為替介入が期待される所以である。
    -----------------
    【7865】Re: 未来の問題?今の問題 かっくるなかしま 2009-11-24 11:21 (編集)
    ▼Gokaiさん:どうもです。

    >だけど年金のためには少子化対策が必要だという。移民受け入れが必要だという。
    >ばかげています。

    私もばかげていると思います。
    女性の労働力の顕在化(そのための支援措置)と一人当たりの生産性の向上(そのための労働訓練機会の提供、+労働装備率の引き上げ)、それらによる労働の質的向上。
    労働需給はタイトになるのだから、労働単価のアップ。質と単価のアップですよ。

    (労働力を移民受け入れで代替し、労働需給を緩和させて単価を低く抑え込む…19世紀の資本主義じゃあるまいしと思う。私は、市場派であるけれど、「いい加減にしたら」と思っている。)

    環境との関連で言えば、資本と労働力(人口)が、広域的に流動化するという状況の下で、
    「最悪」、何が起こりうるかといえば、資源エネルギーが律速し、資本と人口の制御に失敗するという場合、森林、緑地は丸坊主になる…オアシス(水と緑地)をめがけ人口が移動し、採り尽くして終わる。

    ま〜、そこまで考えずとも、例えば古代ローマ帝国の場合、総人口に占める移民5%までは、隔離政策、5%超過してくると同化政策ですから、「社会政策」に関わってくる。
    単に低い賃金で抑え込める(企業の近視眼的雇用対策)では、済まされなくなる。

    >さて最も重大なことの一つ、
    >お金はそれを発行できる主体にとっては民衆に資源エネルギーを分配できる手段に過ぎないこと、もし、このことを民主党も気付くことができないならば、もう一度政権交代の必要あります

    お題から外れてくるのであまり申し述べませんが、
    目的としての経済か、手段としての経済か、となる。 経済は「手段」です。

    >産業革命前の10〜15億人程度なら食糧や暖の確保に無理に石油を投入することも無い。なのでそれを目標に、地球上のすべての民族が協力して計画を立てるのが最もまっとうなやり方だと思います

    私は、20〜25億人かな。

    すべての民族(or国民国家)が協力するのは、残念ながら「無理」だろうと思っています。
    私は、均衡主義者なので、向こう50年自由主義を標榜しつつ、いずれは鎖国(150年後)。
    その時に黒船は(青船も赤船も)...撃退。

    (「エゴ」で合意形成できないのであればしょうがない、なす術なしだからな、「お互いに干渉しない・お節介を焼かない」、しかなくなる。それでも干渉してくれば、撃退となる)・・・★

    かなり言いたい放題言っています(^^;

    では。

    ps1
    すべての民族(or国民国家)が協力するのは、残念ながら「無理」だろうと思っています。
       ↑ 
    「無理じゃない」、という意見が、あるようだったら、諸氏には、ぜひ、教えを請いたい。

    ps2
    100年、150年先のこと、あ〜だこ〜だ言って、それがどうなんだ?なんなんだ?
    関係ね〜だろ、今だよ今、
    どうせ生きちゃいないし、(俺も同じ)
    と思う方も、必ずいらっしゃることと思うが、

    日本は、いち早く人口減少社会に向かっていて、
    1) その人口動態の過渡期において、「医療・年金」の問題が顕(あらわ)になっている。
    2) 世界の「資本」からは、人口減少社会は経済が成長しないから、ダメダメ扱いされている。

    でも、いずれは、世界は、日本のように人口減少社会に転じる。
    (∵資源エネルギーや環境の制約が働かないと想定しても、人口構造が成熟化するとそうなるから)
    つまり我が国はいずれはよそでも必ず直面する未来の問題を、今、取り扱おうとしている。

    この問題を我が国が向こう10ヵ年という時間軸上でうまく処理できれば、それは「成功事例」となる。失敗すると、世界は相当、悲惨な形で終わる。
    (∵人口成熟の「社会コスト」の増大に対応できないだけでなく、資源エネルギー&エントロピーの「制約」に挟み撃ちにされるから)

    日本(欧米含む)とその他地域には、資本と人口の成長に25-50年のタイムラグがあるから、
    2050-2075年には、人口動態は成熟し、2075-2100年には、今の日本のように、人口構造は高齢化し、総人口は減少に向かう。

    総人口は150億人。うち、高齢者がおよそ50億人。日本ですら痛みを伴うとすると(或いは失敗してしまうとすると)、それら50億人には、その痛みの比ではない悲惨な結末が訪れる。

    (∵人口成熟社会では、資本が生産から社会に振り向けられるから、資本の成長は落ちる。一方で、制約は資本の成長を強制的に落とすから、そうした制約が働きだすと、その社会は、社会コストの負担に耐えられなくなる)

    であるから、我が国が、今抱えている問題をどう乗り切るかは、
    それが未来への「一筋の光明」となりうるのだ、・・・ ★ ということ。
    -----------------
    【7877】Re: スパコンの効用と現在の日本 珠 2009-11-25 1:39(編集)

    スパコンの予算を削ったことに関しては、この掲示板でも云々されています。
    私も、スパコンってこれからの社会では絶対に必要なものだし、日本の技術開発力を落としてはいけない!と思ったのですが、それにしても、私はスパコンのことなんて、全く知りません。

    それで、スパコンについて、ちょっと調べてみようと思いました。もちろん、調べたからと言って、理解できるわけではありませんが、こんなブログが見つかりました。
    http://japan.cnet.com/blog/petaflops/2009/11/17/entry_27035425/

    このブログで見ると、日本のスパコンって、一番いいのが性能指標(TFLOPS、簡単に言えば計算の処理速度らしい)でいうと、なんと世界で31番目なんだそうですね。
    勝手に、もっといいのかと思っていましたのでビックリでした。

    31番目から世界一の性能を、2024年までに目指すというのですから、ずいぶん大変そうです。
    お金も要りそうです。でもスパコンっていろんな面でとても利用価値があるらしい。
    それで、国別計算力を比較すると、日本は16台あって6番目なんだそうです。

    ですが、上記のブログでは、「しかし、だからといって、もっともっと税金をつぎ込め、と言う主張は短絡であり、見当違いである。」え? お金を出してもダメなの…?

    「問題は調達で、調達の仕方が極めて杜撰なのである。国際価格に比べ数倍以上のベラボウな国内価格で調達しているのである。」つまりなぜか分からないけれど、すごく高いスパコンを買っていることが問題だと指摘されているようです。

    それに、この文科省主導の「世界一のスパコン」開発グループは、日本ではとても有望なNECが抜けてしまったそうです。そしてNECは、インテル(米)と組んでスパコン開発をするのだとか。
    http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20403712,00.htm?deqwas_inflow=relation&tag=deq:1
    http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20403796,00.htm
    (コピーして開けるか、アーカイブの11月18日を見てください)

    う〜ン、どう考えたらいいのでしょう?
    日本のチームにいるよりも米企業と組んだ方が、高性能スパコン開発をし易いと考えたのか?
    ひょっとして見限られた?
    そうなると、「わが国独自」ということは、どのくらいの重要性を持つのでしょうか?

    つまり文科省主導のチームは、NECを失って、開発内容も変えざるを得なくなったらしいです。
    それなのに、その変化に対応して、新たな見通しが立っているのかどうか?

    ともかく「世界一のスパコン開発」を何も分かってない仕分け人が邪魔している…という簡単なことではなさそうです。こういうブログもありました。もちろん、これらはある見方にすぎません。
    http://uchya.blog109.fc2.com/blog-entry-1315.html

    ただ今回、もしスパコンの予算を復活させる際には、研究チームの目標達成の見込みなどを、国民にきちんと説明する責任があるのではないかと思います。スパコン開発のために研究費をつぎ込むことは大切だけれど、つぎ込む相手はどうかという検証がいるのかもしれません…。
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12 【8033】老人党メルマガ(300)
北極星   運営スタッフ 2009-12-6 9:00:38  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(300)  ::: 2009/12/6
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【8030】オフライン支部便り 杉本小松さま(11月7日) 笹井明子
    【8005】Re: 憲法無視男の思うところ みじゅくもの
    【7985】Re: 請願お断り→小沢戦略 H.KAWAI
    【8031】オフライン支部便り 須藤正剛さま(11月20日) 笹井明子
    【読者投稿】日本のスパコン開発 岡田元浩
    【7986】ワンコインタクシー不承認の理不尽 pierre
    =========================================================================
    【8030】オフライン支部便り 杉本小松さま(11月7日) 笹井明子 2009-12-5 15:43

    年のせいか、戦前・戦争直後の社会をなつかしく思い出します。戦争もありましたが、人々の関係は現在よりずっと温かく、親切だったと強く思います。昔に還ることが良いことか、未来を見て進めという人がいます。でも日本社会の現状から未来が見えるでしょうか。

    世界の至る所で戦争があります。特にアメリカの駐留しているところは絶えず人が殺されています。何のために外国に出て行って戦争をしているのでしょうか。
    全米軍を現地から引き揚げて、各国それぞれの政府によって統治させたらいかがでしょう。

    日本駐留の米軍も、万一日本が敵対するようなことがあってはならないと、日本を守るという口実で駐留しているのではないでしょうか。沖縄の人々は口を揃えて米軍の撤退を望んでいるではありませんか。

    自民党の人々は日本人のことよりアメリカの方が大切だと思っていたのでしょう。
    アジアはアジアで連合して、良い国作りをする方がずっと国益に沿っていると考えています。
    民主党も出足は元気が良かったのに、現在はどうでしょうか。アメリカに脅されて出鼻を挫かれているのではないでしょうか。最近の情勢から感じたことを申し上げました。
    -----------------
    【8005】Re: 憲法無視男の思うところ みじゅくもの 2009-12-2 23:13
     ▼忍者 悟さん:お付き合いいただきまして有難うございます。

    憲法論議は、現段階では、あまりポピュラーではないと、私自身も思っています。しかし、民主党もごく一部の方を除けば改憲派だということを確認しておく必要があると思います。

    行政改革を進めるため、しがらみが少ない民主党を支援しているわけですが、こと、改憲論議となれば、現在の民主・自民・公明はすぐにでも調整が可能な勢力であり、まさに、大政翼賛会的といえるわけです。

    明日の百より今五十で、とりあえず、民主党に期待しているわけですが、明日を迎えたとき、どうするのかは今からよくよく考えておくことが必要だと思います。

    改憲賛成はそれなりの意見ですから、それを、直接、とやかく言う必要はないと考えますが、憲法論議については、現在行政官僚に対して、民意と称して、後出しじゃんけんのような形で発しられている、反省とも追求ともとれる批判と要求の形は通用しないことだと考えます。

    独立行政法人のことなどは、改憲がどんな形や内容になるかに比べたら可愛いものだと思います。なにせ、今回のことは、経済的効率だけの問題ともいえることですから。

    一方、憲法に「国民には国を守る義務がある」が明記され、兵士が集まらないから、そのためには、徴兵制が必要だとする立法措置がとられた場合、どのようなことが起きるか。
    よくよく、考えておかなければならないことです。
    結論がどうなるかも、当然、重大ですが、経過はさらに重要だと思います。

    仮に、思い通りでない結果について、結果がでてから、自分以外の人の責任としていくら論じてみても、所詮、後の祭りです。

    >みじゅくものさん、どうも初めまして。

    >>>あとはまあ、何か胡散臭いというのがあるようだから、

    >>「胡散臭い」の意味するところが分かりかねますが、「面倒」という程度で良いでしょうか。

    >そこにアメリカにとって都合のいい思惑があるんじゃないかというかという事だったのだけども... と、自分でもなんだか曖昧で、よく意味の解からない言葉遣いをしてしまったようで、
    >失礼しました。

    失礼、などと丁寧に言われますとこちらが恐縮します。

    当時の状況については、私自身がさほどよくは承知しておりませんからはっきりとは申しかねますが、日本の再軍備を否定する条項は、必ずしも、アメリカの国益感覚ではなかったように思います。

    その後、警察予備隊から始まる一連の軍備論議については、朝鮮戦争などもあってのことと言われますが、アメリカが執拗に要求し続けたもののようです。
    そして、終戦時には、ロシアが北海道へ侵攻する意思を示したこと、マッカーサーがそれを阻止したことなど、伝えられる限りでは、日本を裸にしておくことをアメリカが、特に、望んだとも考え難いところです。
    強いて言えば、マッカーサーが原理主義的な、所謂、スタイリストであったことなどの影響が大きかったように思います。

    >>>「こんなよう解からん憲法に拘束される必要があるのか?! 無視してしまえ!!」
    >>>というのはダメだろうか、と思ったりする。
    >
    >>貴方の意に反するかもしれませんが、私は「ダメ」だと思います。
    >
    >ともかく私の思うところを述べれば、政治関係の事を考えたりする際、
    >なんというのか、憲法を考える基準に置いたという事があったかなと。
    >憲法を無視しているよな、と思ったりしておりまして。
    >じゃあ、この憲法いるのかな? なんて思ったりしたわけです。

    それだけ、日本は、これまで、平和だったということだと思います。

    >で、廃憲論とかというのがあるようだから、そっちの方に乗っかろうかなと思ったりもして。
    >ある時期までは、「廃憲論というのは、どうなんだろうかな」という気がなんだかしてて、

    廃憲論は承知しておりませんが、国民としては、権利放棄ですね。

    >そんな乗り気では無かったわけですけど。
    >今の憲法はどうなのかなとは思ってはいるわけだけども、
    >「今後、日本に憲法は無くて良い」と思っているわけではない。
    >だからやはり、憲法を総点検して改めていこうとした方がよいのではないかと。
    >それは大変な事なのだろうけど、その過程で、国の在り方だとか、どう運営していくだとか、
    >そういったものが研鑽されていく事も考えられるのではないかと思うので、
    >そうなれば、有意義な事ではないかと思ったりする。

    仰られるとおり「大変な作業」なのだと思います。
    ですから、早めに作業を開始しておかないと、たたみこまれてしまいます。
    私の口癖ですが、民意とは「か弱く、とかく、危うい」ものです。
    -----------------
    【7985】Re: 請願お断り→小沢戦略 H.KAWAI 2009-12-1 12:10
    ▼皆さん こんにちは

    ○「陳情の窓口一本化」、「請願への慎重対応、自粛」の狙いが「議員個人の無力化」であることは容易に見て取れると思うのですが、これとは別に「野党の無力化」という戦略もあるようです。

    ○民主党が打ち出した新しい方針のなかに、次官会議の廃止というものがあります。これは「官僚の無力化」という戦略と考えられます。で、もう一つ、官僚答弁の禁止というものがあります。

    ○「“官僚任せの政治”からの脱却」を謳っていたのですから、何となく当然の帰結に見えるかも知れませんが、答弁なのですから、これは民主党側の問題です。別段、法律で禁じる必要は無い筈です。

    ○従ってこれには、閣僚の答弁に満足できない野党議員が官僚に質問しようとしてもそれをさせないようにする、つまり野党議員の質問を封じ込める狙いがあると言わざるを得ません。
    これは「野党の無力化」です。

    ○しかし、これに対しては与党である社民党からの反発もあるようです。
    社民党は与党の中では弱小政党ですから、民主党が際限なく権力の集中強化を図っている様子に不安を感じたに違いありません。

    ○さて、次に待っているのは何でしょうか。「自民党の無力化」です。
    さて、どうするか。決まっていますね。公明党の取り込みです。
    民主党はそもそも政策的には社民党と距離のある政党です。

    ○では、公明党はどうでしょうか。当然、公明党は自民党と共同歩調を取り、際どい政策でも協力してきました。社民党と比べますと遥かに民主党との相性がいいのです。

    ○今のところ、公明党の動きは見えてこないようです。洞ヶ峠というところかも知れません。
    しかし、この公明党が民主党に歩み寄ったらどうでしょう。
    自民党は公明党の選挙協力が得られなくなり、大打撃です。

    ○民主党は、連立政権から社民党が抜けてくれたら動きやすくなります。
    民主党には公明党を引き寄せる何かがあるでしょうか?あります。「外国人の参政権」です。

    ○民主党には国民新党も「余り有難くないパートナー」でしょうね。亀井静香氏は個性が強すぎますから。これも切っちゃいますか。小沢戦略の党略の部分は少しずつ見えてきたように思うのですが、さて、国家経営戦略の方はどうなんでしょう。まだ、見えてきませんね。
    -----------------
    【8031】オフライン支部便り 須藤正剛さま(11月20日) 笹井明子 2009-12-5 15:50
    「世界第二の貧困大国」

    国民にとって、耳あたりの良いことばかりをいう政治家は、信用してはならないのです。
    「福祉・医療はどんどん充実させます。税金は絶対に増やしません」などといった、手品かマジックのようなことは、だれにもできはしないのです。(三宅久之著・政権力)

    財政が逼迫するなら埋蔵金を使う方法があるではないかという議論もあるが、使い道は決められていると政治評論家の三宅氏は書いている。

    民主党連立政権が発足して65日。国の一般会計全面組み換えのための、事業仕分け作業の前半が終了。ムダな事業を精査し、廃止縮小見直しをはかるのが目的だが、意欲は伝わり公開された内容の透明性は好評だったものの、始めに結論ありきの3兆円削減のショーアップも感じられ、その規準の曖昧さが批判されている。

    5日間の仕分け成果として、37社の廃止で4300億円の節約、加えて国庫返納は7900億円だった。天下り廃止は当然のこととして辛辣な議論があったが、自公政権時代の各省庁と出先機関の、税金の分捕り合戦の実態も浮き彫りとなった。

    もう一つ気になったのが財務省の動きだ。事業仕分けのシナリオは財務省主導のものと聞く。ではその財務省のムダや問題点はだれが仕分けるのか。攻撃は最大の防御の理屈がまかりとおり、国民の目に死角をつくってはいないか。疑問も残った5日間だった。

    子ども手当や高校授業料の実質無償化、高速道路の一部無料化などマニフェストを実現するには、当然のことながら予算は膨らみ財源不足となる。来年度概算要求は過去最大の95兆380億円。さらに不景気で税収の落ち込みも現実味をおびてきている。

    たばこ増税やガソリンの暫定税率廃止撤廃、消費税率引き上げ、赤字国債の増発などで公約の実現をはかるか、見直しをはかるかが問われている。
    ソフトランディンウをはかりたい注目の沖縄には、莫大な経費を支払い続けてきた米軍基地がある。それが事業仕分けで見えてこない。後半の審査で必ず議論すべきである。

    閣僚により微妙に意見が分かれる複雑な事情はわかるが、国家予算は打ち出の小槌ではない。不都合な先送りは禁じ手として、名実ともに対等外交の成果で思いやり予算の大幅削減をぜひ望みたい。基地移転問題とは切り離して、近く開催の作業部会でも徹底議論すべきである。

    鳩山オバマ会談や岡田クリントン会談でも話題になったのは、アフガニスタン民生支援に5年間で約400億円の負担を提案。我が国を「世界第二の経済大国」とするイメージが独り歩きして、さまざまな理由で支援支出を求められてきた。イラク復興でも無償円借款などで5500 億円支援を、当時の川口外相が約束したとの報道が思い出される。そんな金は、どこから生み出されるのか。

    発展著しい中国の、各国に対する巨額な援助という「名目」の資源投資や軍備拡大、政治介入が進む中で、外交でも国家予算の使い方にメスを入れなくてはならないと考える。

    「友愛精神」も大事だが、多くの援助が実際の避難民に届かない発展途上国支援や、常任理事国でもないのに、なぜか多額な国連加盟分担金なども含めて、洗い出しをする必要がある。
    結果を見ないと予測はできないが、内政面だけのムダの削減や見直しだけでは無理がある。国民にしわ寄せがくるだけだ。

    すべてに聖域を設けずが鉄則だ。この先我が国が世界第二の貧困大国にならない保証はどこにもない。
    -----------------
    【読者投稿】日本のスパコン開発 岡田元浩 09/11/29 5:20

    11月22日のサンプロで財部さんが、「日本のスパコンの開発は日本の自動車産業に必須」という様な事を云いましたが、それは「文系人の聞きかじり」で、本人は嘘をついているつもりはないのでしょうが、世論や政治を誤った方向に誘導し、税金の無駄使いに繋がる。

    日本の自動車や家電は大量生産と国際的大量販売依って国家経済に寄与している。
    スパコンはその開発過程の道具として、適当な価格で買えれば「有った方が便利」というだけで、生産時点で必要な物ではありません。

    「初代スパコン」が市販されたのは約20年前の「日米自動車摩擦」の頃で、日本は大量の車を米国に輸出したので、かわりに政治判断として米国のスパコンを買ったのです。それは当時の新聞にも載っています。

    買った以上は使いますが、衝突テストを不要にする様な能力は無く、価格も10億円程度で輸出車の総額と対比出来る額では有りません。
    (具体的には非線型有限要素法の計算に使うが、実物テストの傾向を探るだけ)

    今回はその上を行く「スパスパコン」と云うべき物で、益々使い道は限定され、日本経済を支える金額の売上は期待出来ず大赤字でしょう。米国は軍事大国の地位を守る為、赤字でも開発は必須ですが、日本は武器技術の輸出ができないので、更に大赤字。

    GMを倒してしまった日本の自動車メーカーは開発用ツール位は再び米国製を買わざるを得ないでしょう。しかも民間でスパコン開発に参加しているのはF社だけだそうですが、家電戦争に負けたから、税金にぶら下がろうとして居るのではないか。
    日米戦争に参加するなら、家電で勝ってからにして貰いたい。

    「スパコン」以外にも、日本の自動車屋は米国の先端軍事技術をちゃっかり安く頂戴して大量生産して日本経済を支えているのです。
    昭和から平成への技術世界史「技系帝王学」を忘れて貰っては困る。

    更に財部さんは「世界のCo2の未来予測計算」に必要と云いましたが、日本が求められている「25%削減」に対する手段の開発、つまり「てめえの頭の上の蝿」には関係ないでしょう。
    -----------------
    【7986】ワンコインタクシー不承認の理不尽 pierre 2009-12-1 13:36

    新聞によると、
    「近畿運輸局は24日、大阪府内のタクシーで最も安い初乗り500円の継続を申請した個人業者に対して、値上げを指示したことを明らかにした」。(『YOMIURI ONLINE』2009.11.24.)

    タクシーの規制緩和が“行き過ぎ”というので見直されていることは承知していたが、この措置はまったく理不尽なものに思えてならない。そこで一言、苦言を呈したい。

    タクシー業界は、不況で乗客が減っているのにもかかわらず、各社が競って増車を進めた結果、供給が急増しているという。そういう状況では、「ワンコインタクシー」のように価格を下げても売り上げを確保しようという動きが出るのは当然の成り行きであり、“さすが大阪”と思わせるものであった。

    そしてその結果、競争が促進され、供給が削減されてバランスを取り戻すという姿が望ましい。
    ここで「初乗り500円」が、値上げになるとどういうことになるだろうか。当該の個人タクシーの収入が増えて近畿運輸局が言うように「適正な利益」がもたらされるだろうか。
    恐らくは逆で、利用する客が減って減収になる可能性の方が高いのではないか。

    Blog『タクシーを語る』に、こんな記事があった。
    (http://footcall.blog24.fc2.com/blog-entry-363.html)

    「平日深夜。繁華街・北新地近くの市道に、客待ちのタクシーが列をなす。一般的な初乗り660円タクシーの運転手(58)は、200m進むのに2時間かかった。『昨秋の金融危機以降、毎月の手取りは4万〜5万円減った。お客さんがおらん分、タクシーも減らしてもらわないかんわ』その脇をすいすい流すワンコインタクシー。信号で止まると客の方から近づき、ドアをたたいた」。

    さらにその記事には「国土交通省近畿運輸局が輸送実績などから算出したところ、大阪府内は緩和以前から約3,800台の供給過剰だった」とあった。

    問題の根源はこの供給過剰3,800台にあるのだ。
    そしてそこに不景気が追い打ちをかけているのである。国交省が業界に強い指導力を持っているのであれば、この供給過剰を何とかするのが先決ではないか。

    そこにメスを入れ、正常な競争条件に戻すべきなのである。
    そういう肝腎なところに手をつけないで、「初乗り料金値上げ」という小手先を弄すると、利用する消費者が損をするばかりか当事者の個人タクシー業者の売り上げも減り始め、結局得をするのは、多くの車数を持つ既存のタクシー会社だけになるだろう。

    そしてまた、こういう問題に新設の消費者庁は一言もないのが、また何とも不可思議である。
    消費者庁は、もっと消費者に利害に敏感であるはずではないか。
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1 【5260】老人党メルマガ(270)
北極星   運営スタッフ 2009-5-9 5:52:27  [返信]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(270) ::: 2009/5/9
    老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【5179】憲法記念日に想うこと   昭和 人
    【5204】Re: 憲法記念日に想うこと(4) 高橋
    【5221】Re: 憲法記念日に想うこと  ヨミカキ
    【5224】Re: 憲法記念日に想うこと  k.satou
    【5241】Re: 憲法記念日に想うこと  吉雄777
    【5246】Re: 憲法記念日に想うこと  ヨミカキ
    【5236】憲法記念日の日比谷集会 落合恵子・益川敏英氏のお話 珠
    【5196】Re: 9条も25条も大切に 柳沢のタンタン
    【5256】核軍縮と日本 pierre
    【5230】人口激減を憂う…:提言   JIJI
    =========================================================================
    【5179】憲法記念日に想うこと 昭和 人 2009-5-2 16:23

    5月3日は憲法記念日、1947年5月3日は日本国憲法の施行日であり、またこの日は、いみじくも 先の侵略戦争の責任者を裁く「東京裁判」開廷の1周年の日でもある。
    日本国憲法は、この戦争を2度としないために創られた憲法である。
    私は 今、あらためて このよき戦後の平和を守ってきた憲法の制定に関わった、先輩人たちを評価し感謝したいと思う。

    代表的な人を挙げてみたい。
    先ずはGHQ最高司令官マッカーサー
    この誇り高い、理想を追った人で、日本政府の明治憲法を固守しようした草案を一蹴し、戦争放棄、基本的人権を貫徹した姿勢は評価してよいと思う。ホイットニー(民生局長)を担当責任者に指名し組織的なチームを作り、日本側でできなかった憲法草案を作りあげ日本政府、国会に提案したことは、やはりマッカーサーがいたからであったと思う。

    次にこのGHQへ提案し、GHQ案のもととなった民間の「憲法研究会」の高野岩三郎代表指導者と草案を書いた若い憲法学者鈴木安蔵を挙げてみたい。
    この憲法研究会のこと、2人の活動のことは 映画「日本の青空」で紹介されているとおりである。

    そのほか、憲法の制定、国会審議、世論に寄与した多くの知識人、労働者があげられるが いずれもこの憲法を心底から歓迎したのは、あの悲惨な戦争を体験し反省した人たちだったと思う。
    自衛隊の海外派兵を国際貢献の理屈で行い、解釈改憲に走る政府与党、自衛のための軍隊を持とうとする改憲派がでてきている昨今、もう一度、憲法誕生の経緯を振り返ってみる必要がるのではないか?

    護憲派の人は、戦争を体験した年寄りが多いのが現実であり、戦争体験者が減ってくるに従い心配になってくる。
    老人は、この貴重な憲法の精神を若い人たちに、戦争体験の悪いところを伝えていきたいものだと思う。
    老人党の役割ではないでしょうか。
    -----------------
    【5204】Re: 憲法記念日に想うこと(4) 高橋 2009-5-5 1:18

    9条と日本人 ご覧になった方も多いでしょうし、またまた引用で申し訳ないが、5月2日の朝日新聞オピニオン欄に、伊勢崎賢治東京外大教授の会見記事が掲載されています。

    (序でに言うなら、よくこの掲示板などでマスコミを悪し様に見下すような発言がよくあります。
    私はこれに余り承服できません。何か見当もつかないが特殊な、”真実”を伝える情報ルートをお持ちの方々と異なり、我々一般の市井人には、マスコミによる報道が最も頼っているソースです。

    勿論自分の専門に関係した記事では、突込みが足りないとか、やや方向が逸れていると感じることもありますが、一般には朝日新聞の専門家・当事者が寄せる意見欄や特集署名記事、NHKなどの特報・スペシャル番組等は、良く検証され、私には勉強になることが多いと評価します。勿論それらを時には丸呑みにしない良識も必要ですが、それは我々側の問題と心得ます。)

    その記事の題は、「憲法9条は日本人にはもったいない」です。
    教授は国際NGOに加わり東ティモール、シエラレオネで紛争処理や武装解除を担当、アフガニスタンでは日本政府特別顧問として武装解除を指揮されるなど、現地での活動経験豊富な方のようです。

    彼は、ソマリア沖への海上自衛隊の派遣に内閣府の世論調査では63%が賛成していることについて、「国連の平和維持活動(PKO)への参加も、日本政府は「国際貢献」や「イラクの復興支援」を掲げた。
    (教授はこれらも違憲と考えているが)これらは一応は「世界益」である。しかしソマリア派遣はもろに「国益」が出てきた。日本はついに、国益を掲げて自衛隊を海外に出すようになってしまった。」と言っています。

    9条改憲に反対する人が、その根幹を揺るがす動きに何故反応しないのか、と。「もったいない」と言うのは、勿論惹句ではあろうが、憲法の理念を本当に身につけていないのであれば、9条は実力(市民力)不相応だ、という意味かと思います。(その他、自衛隊員が非武装で紛争地域に出る意義などを論じて居られます。未だお読みで無い方は是非ご一読をお勧めします。)

    (なお、全く余言になりますが、この紙面には、裁判員制度で守秘義務を課すのは憲法違反だという、些か異端児的な意見も載っています。大変興味深いです。)
    伊勢崎教授の所説を超えるものではありませんが、私の先程の論調の続きで言えば、日本国民は何だかんだと言っても、矢張りムードに流されているのではないかと思います。

    相手が海賊ではしょうがない、日本人が殺されたらどうするんだ、位の安易な気持ちで流しているのではないか。
    その内に既成事実はどんどん積み上げられ、自衛隊の出兵への抵抗感も減って行く。
    経済対策で国に長期戦略を示せなどと言いながら、対外戦略ではまんまと政府に乗せられていては、洒落にもなりません。
    -----------------
    【5221】Re: 憲法記念日に想うこと ヨミカキ 2009-5-6 11:12

    平和憲法の平和共存とはどのようなものなのか。白い色を認識するためには、黒い色を知らなければならない。
    同じように、平和憲法を認識するためには、その対極を知らなければならない。
    平和憲法の対極は、自分さえよければいいという考え方と思います。

    日本の産業界では、自分さえよければ良いとという考え方が主流であり、その結果派遣労働の貧困化、力の無い中小企業の史上空前の倒産が続いて日本経済の衰退が止まらない。

    教育界では以前から、自分の成績さえよければ良いという考え方が主流であった。
    かって、世界でもっとも優秀な教育システムと言われたこともあったが、それは昔話になってしまった。
    平和憲法の最後の砦は、家庭である。家庭では両親が子供のために必死で働いている。
    逆に自分さえよければいいと考えると、子供は犯罪に走り、子供は自分の親さえ殺す場合も出てくる。

    アメリカは自分さえよければ良いという考え方で、国連決議も無くイラクに大量破壊兵器があるというデーターを捏造してイラクに侵略した。9条が改憲されれば、日本はアメリカ軍とともに戦うことは必至である。
    アルカイダを殺せの名目で世界中に自衛隊が派兵されることになる。
    自衛隊は将来の公共事業でしょうか。今の経済状態だと、若者の失業者がますます増えますから。

    自衛隊が海外に派兵されることが公共事業になるくらいだったらまだしもダムのほうがましだと思います。
    ダムは人に危害を加えませんから。
    しかし、日本の世論はコントロールされやすい。郵政民営化のように、憲法9条も意外と簡単に改定されるかもしれない。
    改定後、郵政民営化と同じで多くの国民は後悔するでしょう。
    -----------------
    【5224】Re: 憲法記念日に想うこと k.satou 2009-5-6 15:20

    ご無沙汰しています。 お元気のようですね。なにより!
     
    憲法というものは 守らねばならないのは政府のほうでしかしこのまま守っていたのでは軍需産業を公然とやれず、あるいはこれらに反対する国民を取り締まることもできない。
    そこで今の憲法は間違っていると外見と中身の不一致の理由を国民のせいにして変えようとしている。

    たとえば強制されたものであるとか、今の国際情勢に合わないとか、となんとか世論を変えようとする
    しかしあれほどの戦争で痛めつけられ敗れた国の憲法に”戦争はやらない”という項目があるのは当たり前のことであり、当たり前のこの原則を守るのに”押し付けられた”もなにもなく、何の文句があるわけがない。

    要するに改憲はただ戦争をやりたいということをもっともらしく別の表現で言っているにすぎない。
    -----------------
    【5241】Re: 憲法記念日に想うこと 吉雄777 2009-5-8 9:32

    >憲法というものは 守らねばならないのは政府のほう 【政府は憲法を守るべき】とかの主張も聞いたこともないし

    この応答はもっともなことだと思います。そもそも憲法は国家権力の行使に枠を嵌めるためのもの。
    しかし、政府は現在、憲法は政府にとってのルールではないような流れを作ろうとしている。
    そう国民に思わせたら好きかってできますから;政府は憲法を勝手に、解釈だなんだと言っているほど守っていない。
    憲法がなにかわかっていない振りをさせてはいけないと思う。

    >自衛隊 

    これは明らかに、憲法違反。隣町さんがおっしゃっていた通り、学校でもそう習いました。
    実際、私が初めてそれを知った時に私が大人になるまでには、無くなっていると信じてました。
    さらに現在は、違憲だから軍にしようとか自衛隊が必要になるための法など作ろうとしている。

    憲法知らないのか 無知なのか。知らないなら政治しないでほしい。
    憲法9条をボロボロの旗にして無意味にしてしまったのはまぎれもなく 自衛隊を存続させている憲法を守らない政府と憲法を守ってないのに怒らない国民。
    -----------------
    【5246】Re: 憲法記念日に想うこと  ヨミカキ 2009-5-8 11:19
     ▼隣町さん:

    憲法を守るということは、法律を守るということです。なぜなら、憲法は法律の中の法律ですから。
    法律を守らなくても良いというのは、無政府主義者だけです。
    日本国政府も違憲判断が出されれば、直ちに誤りを正さなければならない。
    隣町さんが聞いていないことは、たいした問題ではない。

    自衛隊員も公務員だから、就任するときに、憲法を守ることを誓約しなければならない。
    自衛隊員がソマリア沖で漁民に発砲して死者を出したときは、憲法違反で訴えられることになる。
    誓約するしないにかかわらず、法律とはそういうものです。

    >憲法違反の自衛隊員に“憲法に誓約しろ“と要求することの方が、ルーズなような気がしますよ。

    政府がルーズじゃなくて、政府は戦争すれば、支持率が高まると思っているからでしょう。
    支持率を高めると思われることなら、なんでもする政府です。豚インフルエンザで騒いでいる国は日本だけ。
    ソマリア自衛隊派遣で、若干支持率が上がって、よかったね。
    高速道路1000円も、全国民への配布金も、なりふりかまわぬ政府の支持率上昇への一手。漫画総理の次の一手は?
    -----------------
    【5236】憲法記念日の日比谷集会 落合恵子・益川敏英氏のお話 珠 2009-5-7 17:09

    5月3日、日比谷公会堂で開かれた「輝け9条 生かそう憲法」集会に行ってきました。1時半からだったのですが、12時に来た方は、もう整理券がなかったとのこと。私も外のスクリーンの前で聞きました。約4100人が集まったそうです。
    落合恵子さん(作家)は「1つの言葉にこだわって話したい。その言葉がどのくらいひどい仕打ちを私たち国民にしたか。その言葉は『自己責任』と語り出されました。

    「85歳になること、年をとって病を得ることは自己責任なのか? 『健康で文化的な生活を営む権利』を持っているはずなのに、特養を何千人もの高齢者が待っているという国。
    あるご老人が『私の不幸は長生きしたこと』と。これは自己責任なのか?」と鋭く問いかけられました。

    お母様の介護を通して介護者・看護者につらい日々を強いる日本の政治の無策を突かれ、
    「今、10代20代は、仕事につけないという失意の中にいる。これも自己責任なのか?
    『自己責任』という言葉を、国の責任者達、政治家一人ひとりに熨斗をつけてお返しします」と。

    「9条を護ることは、次の世代に引き継がなくてはならない宿題。今、頑張らないと「昔、日比谷の会合ってあったよね。今行ったら怖いから、行かないよ」という時代になるかもしれません」。お母様が、湾岸戦争の報道を見ながら言った言葉、「あのね、髪の毛が燃える臭い、知ってる? あの燃える中に人がいることを忘れたら、人としてダメなのよ。」

    「自己責任に対し、この国に対し、怒りを表明し、異議申し立てをしよう。私たちには真っ当な力がある。
    平和への力があるよ。」と呼びかけられました。
    −−−
    益川敏英さん(ノーベル物理学賞受賞者)は「『9条を変えるか?』と問われたら、日本人はやすやすと変えるとは言わないと思う。」「しかし、改憲派は何か奥の手を使うだろう。戦争の危機を煽ったり、どこかの国を敵国にしたり…」と、煽りに乗ることを戒められ、「憲法を変えたがるのは『交戦権』が欲しいから」と喝破。

    「人間の歴史は確実に進歩している。50年代のアメリカは大変野蛮な国だったが、今や黒人大統領が誕生している。」
    「ただし逆流はある。いま、最後の「わだかまり」として改憲の動きが起きている。今日起こっている平和憲法の危機も、日本人は乗り越える。乗り越えなければならない。」

    「『あなたの社会は憲法を変えたらどうなるのか』まで考えること。うっかりしていると大変なことになる。
    この政治闘争、憲法の問題でいうと、「わだかまり」の最後となると思う。
    老骨に鞭打って9条護憲を頑張りますので、皆さんも頑張ってください。」と結ばれました。

    削るには惜しいお話でした。詳しくは、下記にありますので、ぜひご覧下さい。
    http://yufuu.com/user/goken/20090503.html
    -----------------
    【5196】Re: 9条も25条も大切に 柳沢のタンタン 2009-5-4 21:44
     ▼Gokaiさん に一言

    護憲か改憲かの問題は難しい。基本的には護憲が将来的には正しいと思えるけれども、この問題は戦争体験者にとっては、護憲と答えるほうが正常であると思われます。この答えは大変難しい問題でもあるでしょう。
    戦争は、資本が市場を伸ばすために起きてきた歴史が現在まで刻んで来た過去があるからです。

    政治家がいるから戦争が起きてきたと言う生存競争の結果がこれからもあり得ると言う前提で物事の判断をすれば改憲という事になるでしょうが、これからの世界の動向がいかなる方向で動いてゆくか、あるいは世界的に、オバマさんの志のように、話し合いの場で平和的に物事を解決が可能になって行くかが、論点の分かれてゆく事でしょう。

    けれども現にアフガンの問題、それに関連したアラブとイスラエルの問題、新興アフリカ諸国の問題等、色んなこれから起こりうる事に対処するに就いて世界の世論の動向を見極めて、憲法の是非を議論すべきが本来の在り方であるでしょう。
    私はオバマさんがどうされるか解りませんが、長いスパンで考えるならばアラブとアメリカの資本の戦いはアラブの方に世界の世論は味方する様に感じてます。

    歴史の流れはアングロサクソン的の時代は過ぎつつあるような感がいたします。言葉は適当でないかもしれませんが。北朝鮮の問題もありますし中国の問題も有りますが、多分に話し合いの世界に成って行く事でしょう。
    ロシアも一国の利益ばかり追求出来ない世界になってゆく事で丸くなる傾向と思います。

    中国も国内の問題と同時に世界と協調せずには平和的に政策を遂行出来なく成ってきていると思います。
    インドに就いても同じ事が言えるでしょう。日本は武力で国を守れるでしょうか?守れたとしても犠牲は民衆です。
    これはわしの独断と偏見ですが。
    -----------------
    【5256】核軍縮と日本 pierre 2009-5-8 20:49

    麻生首相は5月4日、チェコのプラハでの日本・欧州連合(EU)首脳との共同記者会見で
    『来年の早い時期に核軍縮の(国際)会議を日本で開催したい』 (『毎日JP』2009.05.04.)

    と語った。その記事には「オバマ米大統領が4月5日にプラハで行った演説で表明した、核廃絶を目指す包括的な戦略を後押しする狙いもある」とあった。

    オバマ大統領の「核廃絶を目指す」という宣言は、直ぐに大きな結果をもたらすとは限らないが、世界最大の核保有国で、唯一の核兵器使用国である米国のトップがこういう意向を明らかにしたことの意味は決して小さくはない。
    そこで今、考えなければならないのは、唯一の核被爆国である日本のそれに対する反応である。

    麻生首相に先駆けて、中曽根外相もオバマ宣言を支持し、「世界的核軍縮を先頭に立って推進する」として核軍縮への11項目の提言を行った。これで日本政府としては一応の意思表示をしたことになるのであろうが、中曽根氏は同時に、「我が国にとっては日米安全保障体制の下における核抑止力が重要であることは言うまでもない」と「アメリカの核の傘」の重要性を強調すると共に中国の核への強い懸念も表明している(以上、『asahi.com』2009.04.28.朝刊)。

    一方、5日、ニューヨークで開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会で秋葉忠利広島市長、田上富久長崎市長が演説し、いずれもオバマ宣言を強く支持すると共にアメリカはじめ核保有国首脳の広島・長崎訪問を呼びかけた。また秋葉氏はオバマ大統領の核廃絶構想をもとに「OBAMAJORITY」の形成を、田上氏は「長崎が最後の被爆地であるよう最大限の努力をしてほしい」と訴えたのである(以上、『中国新聞ONLINE』2009.05.06.、『長崎新聞』HomePage2009.05.07.)。

    この2つの反応を比べると、まず両市長の発言には、唯一の被爆国・被爆地の代表として止むに止まれぬ思いが込められていると言える。それに対して日本政府のそれは、「アメリカの核の傘」の下に閉じこもり、中国の核武装への懸念を示すのみで、唯一の被爆国としての核廃絶への強い意欲は必ずしも感じられないのである。

    「核軍縮を先頭に立って推進する」というのであれば、それに相応しい新しい発想が必要だ。
    そうでなければ、それは単なる言葉の遊戯になってしまうのである。両市長の発言によって、一応、被爆国の気持が伝わったことになる。首相、外相の発言だけでは“官僚作文”の典型に過ぎず、画竜点晴を欠くと言わざるを得ない。

    自民党の役員連絡会で、坂本剛二組織本部長が、『核保有論』を主張したという。党内にはこれに同調する声が決して少なくないようであり、「非核3原則」がますます“建前”化している現状から、麻生政権に多くを期待するのは無理なのかもしれない。しかしせめて麻生首相自身から、オバマ大統領を初め核保有国の首脳に対し、広島・長崎訪問を呼びかけて貰いたかったと思うのは、私だけではあるまい。
    -----------------
    【5230】人口激減を憂う… :提言   JIJI 2009-5-7 10:10

    一昨日のニュースが、日本の人口の激減について報じていました。
    中国が<一人っ子政策>を進めるほど人口が溢れているのに…日本はマイナスのねずみ算で、人口が減少しているのです。
    前々から、見えて居た筈なのに??国の対応姿勢が甘かったのです・・・

    此の日本の落ち込み振りが<回復>できるのは何年先のこと?でしょう??
    40にもなって結婚しない(できない?)男性が溢れ、不景気がそれに拍車を掛けます!
    結婚した男女も、なかなか二人・三人の子宝を持たないのが現状??です。

    国家行事として、人口増加に力を注いで行くべきを発信するJIJIであります!!
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14 【6017】老人党メルマガ(283)
北極星   運営スタッフ 2009-8-9 7:11:09  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(283)  ::: 2009/8/9
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    【5964】原爆の日に思う    天邪鬼
    【5936】若輩者からの意見   白椿
    【5952】Re: 若輩者からの意見 酒呑童子
    【5994】ムダの排除……無駄は予算項目か、金銭感覚か? 出戸らそ
    【5958】Re: 政権公約マニフェストには、有言実行と無言実行の裏表がある! みじゅくもの
    【5944】Re: 政権交代に向けて語るスレッド   もぐら
    【5991】新政権の真価は?          出戸らそ
    【5990】弱者に優しい社会を!        うたかた(泡沫)
    =========================================================================
    【5964】原爆の日に思う 天の邪鬼 2009-8-6 16:50

    今年もまた原爆の日が訪れた。しかし、戦後60年以上も経った今、一般の日本人がどの程度その意義を認識しているかとなると甚だ心もとない気がする。

    私は当時中学生だったが、ラジオや新聞で「新型爆弾が投下された」とのニュースが流され、後にそれが原子爆弾であると分かり今度は東京だなどと騒がれたことを覚えている。

    この原子爆弾とは比較にならない強力な破壊力を持つ水素爆弾が、今では地球上に全人類を何回でも抹殺できるほど溢れている。しかもミサイルという超高速の運搬手段とともにである。人類という愚かな生き物は、それに気付きながら環境問題と同様目の前の利害のみにとらわれ根本的に解決しようとはしない。

    「核兵器を使った唯一の国として行動する責任」に言及したオバマ大統領の勇気には大きな敬意を払うが、現実に核の廃絶が進むかどうかはまだ分からない。たとえ少しでも光が差してくることを望みたいと思う。

    私が前に書いた「原爆投下の是非論争」を是非読んで欲しい。
    -----------------
    【5936】若輩者からの意見 白椿 2009-8-5 15:30

    初めまして、白椿と申します。本日付の中日新聞の記事を拝見して伺いました。
    私なりに今回の選挙には関心を持ちいろいろと情報収集をしております。

    各党の動き、マニフェスト、地元の実態など見まして、さてどうするべきかと思っていた処、ある記事が目に止まりました。「安全保障と防衛力に関する懇談会」がまとめた報告書の記事です。

    私事になりますが、亡くなった祖父は太平洋戦争に出征していました。
    その事だけ当時幼かった私に教えてくれ、詳しくは語ってくれませんでした。
    祖父は多趣味な人で頑固な所もあって、でも私がご飯粒を残したりすると、「米は八十八日かけて百姓さんが作ってくれたんだ。無駄にしてはならん」と教えてくれました。

    祖父が黄泉に旅立った後、私は歴史に興味を持ち、ある時父に「お祖父さんは何処に出征していたの?」と聞くと
    詳しい話を聞かせてくれました。戦争末期、米軍の征略に備え九州にいたと。
    通称「ざぶとん爆弾」を抱え、戦車の下に潜り込み、自爆して戦車を止める役目だったそうです。
    なんとか生きて帰りつき、その後に父をもうけたのです。そして、今があると。

    祖父は、幼い孫達に悲惨な話をしたくなかったのかもしれません。
    自分が生き残った事に負い目を感じていたのかもしれません。今となっては尋ねる事は出来ないけれど。
    歴史の事実を知り、悲惨な事は繰り返さない様に努めるのが今を生きる者の義務だと思います。
    私は、憲法改正も、ましてや軍備増強も反対します。国民がいなくて国が成り立つのですか?

    長文失礼致しました。少しでも目を通して頂ければ幸いです。
    -----------------
    【5952】Re: 若輩者からの意見 酒呑童子 2009-8-6 7:48(編集)

    お早うございます。「歴史の事実を知り、悲惨な事は繰り返さない様に努めるのが今を生きる者の義務だと思います。」というお言葉に賛同し、嬉しい思いです。
    そして、そういう考えを持つ人々にとっては、それをどう実践していくのか、が実のところ最大の課題なんですね。
    歴史の事実は、多くの場合、時の経過を待たなければ明らかにならないのです。

    ただ、エシェロンなどによってネット情報を検閲されつつも、あるいは情報操作されながらも、幸いにして、とりあえずは私たちはこうしてネットを利用し、時間的には同時に情報の提供と共有を手にすることが出来ます。
    そこから、手探りで今と過去の諸事実を探り続けることが可能です。

    また、私は憲法を自由と開放のために改正するには賛成ですが、国家主義的改悪には反対すること、さらには、現実の社会では、戦争は資本投下の対象として利益を創造し、破壊と建設、需要と供給の関係の極限の形ですから、彼ら守銭奴たちは決してその戦争と言う市場を放棄するなどあり得ない事、という覚悟が必要です。

    最後に、ロシアとの戦費調達を高橋是清に提供したクーン・ローブ商会の実質的オーナーであり、イギリス産業革命以来、またロシア革命資金貸与にも関わりがあったとされるなど、真の意味で世界の歴史を創り続けて来たロスチャイルド財閥を簡単に紹介しますので、歴史を考える時の参考にしていただきたいと思います。

    彼ら一族の総資産を推定すると、1京ないし4京円とされていますが、一族の人的範囲の定義付けや、カリブ海など世界中にあるタックス・ヘイブン(租税回避地域)経由による課税回避など、複雑な資産の範囲の定義付けによってはその数字は大きく流動する程の天文学的な資産なのです。

    日本の国家予算年額は、一般会計と特別会計の重複分を差し引きして210兆円ほどらしいので、ロスチャイルド財閥の資産を2京円、日本政府予算を200兆円とわかり易く仮定すると、この国の100年分の資産を持っていることになりますね。

    もうお分かりですね、一般投資家や投資機関の投資の仕方では、こうは巨額にはならないことを。
    そして、それを競争相手や敵対的相手からの攻撃にそなえたり、それを維持、拡大、強化するためには、考えられるあらゆる手段、策謀、戦術、戦略が必要となるのです。

    身近な所では、アジアでは札幌、香港などに店舗が多くあるチョコレートのロイズROYCE'もこの傘下企業ですが、そのほか、ファッション、ダイヤ宝石、穀物生産貿易、国際金融、原子力関係、鉱物資源開発、映画・テレ・新聞・雑誌といったマスコミ・・・あらゆる分野が彼らの支配下にありますから、彼らに不都合な情報は、一般には公開されない仕組みになっているのが現実です。
    -----------------
    【5994】ムダの排除……無駄は予算項目か、金銭感覚か? 出戸らそ 2009-8-8 4:08

    これまで「ムダの排除」「脱官僚」などと叫ばれながら、なかなか目に見える成果は上がっていません。
    今のままでは近い将来、「ムダはスリム化できてきた。次は国民が増税を受け入れる番だ」と言われかねません。

    一般的な見積書に喩えてみると、与党は「○○費一式」についてムダかどうかを論じてきました。
    この予算項目そのものを対象とする論法ならばその活動がムダでない限り、削減は難しいと言い易いものでした。
    そして今般の総選挙を控えて、野党からはその費用を構成する「□□代金」といった内訳や費目について精査しようという動きがようやく出てきました。しかしこれでも、やはり論点は「項目」が対象です。

    私はもう一歩踏み込んで、役所や役人の金銭感覚のムダについて洗い出してほしいと願います。
    それは「XX万円也」というところまで見てもらいたいということです。

    国会を一日開催すると三億円相当、首脳外遊は一回一億円、政治家が高級料亭で極秘会議……このような内容の報道は枚挙にいとまがありません。この国の政治家や官僚の収入や利権・特権や領収書なしの経費などは、諸外国と比べても随分と優遇されています。それは世襲くらいしたくなるのだろうと、つい邪推したくなってしまいます。これではムダの撲滅など、他の惑星の出来事であるかのように感じたとしても不思議ではありません。

    私たちの日常に喩えるなら、せっかく家計のムダを洗い出して買い物の品数を減らそうとしたのに、毎日の買い物ではタクシーで高級百貨店に乗り付けているようなものです。それが習慣なら、やすやすとは変えられません。
    その結果、家計が行き詰ったとしても、増税するように「給料を上げてください」という訳にはいきません。

    このように考えてみると、たとえば役所が行う事業について、見積書の金額は果たして妥当なのだろうかと勘ぐりたくなります。見積りのチェックに経験豊富な民間人を入れて、都度「適正」な金額に導くだけでも何かが変わるのではないかと思えてきます。

    加えて、予算の仕組みは見直せないものなのでしょうか。
    現状では当期予算で消化しきれないとなると、期末には決まってあちらこちらで道路工事が頻発します。
    これは一例に過ぎませんが、総じて言えるのは、そこに投入される私たちの税金をもう少し適正に扱おうとしてもよさそうなものではないかということです。

    民間企業でも予算計画は立てます。しかし従業員の役目は予算をきれいに使い切ることではなく、コストを削減したり、新しい手法を探して能率を上げて経費や時間を節減することなどに主眼が置かれることがままあります。そして成果が上がれば、その担当部門や担当者の昇格・昇給などの考課にプラスとなります。

    節減できたコストなどは従業員への期末賞与に充てられたり、設備投資計画や株主配当などに結びついていきます。
    予算計上額に対して実績額が下回ったからといって、次期予算がまるでつかなくなることもありません。それは部門益ではなく、企業全体の利益を見ているからできることなのです。この発想は、民間のみに当てはまるものなのでしょうか。

    もし役所でも工夫次第で似たようなことができるとしたら、きっと日本は大きく変わると思います。
    予算に対して経費や時間を節減できれば、いろいろなことができるようになります。たとえば期末に道路をほじくり返す代わりに、同じ道路予算で自転車道を整備したり自転車ユーザーに道交法を学んでもらうこともできるでしょう。

    その結果、交通事故と温室効果ガスの両方が減るなどの思わぬ副産物を得られることもあるでしょう。ひいては、私たちに課税されてきた税額が下がることだってあるかもしれません。
    そうなれば、これらの成果は民間の水準と乖離しない範囲で役人の給与に反映してもいいかもしれません。

    仮定ばかりですが、ついでにもう一つ。
    もし役人にとってこれらが成果として評価されるとしたら、役所自らがすすんで莫大な税金を適正に使うことを含めて私たちに還元してくれるかもしれません。これは省庁の利益や利権ではなく、国家と国民全体の利益に視座を置けば、決して実現不可能なことではないはずだと思います。

    政治家も官僚も、自分たちにとって必要充分な額に対して足りなければ安易に増税を想起します。
    しかも私たちが妥協し易いように、中負担中福祉の社会保障を盾に訴求してきます。
    しかし私は、今が低負担だと言われることに違和感があります。

    消費税は5パーセントですが、他のあまたの税目についてはどうでしょうか。また、税金以外で社会保障目的で強いられる年金や健康保険などの公的保険の負担はどうでしょうか。加えて日用品・生活必需品や食品の税額と物価はどうでしょうか。
    賃借・所有の別に関わらず住居にかかる費用はどうでしょうか。日本で子供に教育を受けさせるのにかかる費用はどうでしょうか。

    この国の物価と、私たちの収入はバランスがとれているでしょうか。これらの負担に苦しんでいる人や諸々の事情から生活が行き詰ってしまった人、働きたくても心身の病などを抱えて働けない人や働き口が見つからない人など、現実にたくさんいるではありませんか。

    これらを総じてみれば、私たちの負担が現時点で低負担だと断じることはできないと思います。
    その逆に、徴収している税金のやりくり次第で、今よりもずっといい政策を行える原資があるはずだと思えてなりません。

    私は本気でムダをなくすと言うなら、まずは法を変えてでも政治家や官僚が潔く自らの既得権を捨てることからすべてが始まると思います。それを捨てれば、空いて軽くなった手を困っている人に差し出すことがもっと容易にできるのではないでしょうか。それが役人の、本来の仕事のような気がします。感覚のムダ、徹底して撲滅してほしいものです。
    -----------------
    【5958】Re: 政権公約マニフェストには、有言実行と無言実行の裏表がある!  みじゅくもの 2009-8-6 11:00
     ▼Gokaiさん:おはようございます。直ちにhpの情報をお知らせいただき有難うございます。

    それにしても、このhpを即座にお知らせいただけるとはよくよく勉強されておられるのですね。自分の勉強不足を強く強く感じました。私にはいろいろ家庭的事情がありましてまともに時間をとることができません。先日、北極星さんにもお知らせしたのですが、投稿を何時まで続けられるかも定かでない状態なのです。

    私はサラリーマン生活を卒業して現在は年金で生活する要介護一級の障害者という訳あり68歳の男性ですがGokaiさんはどのような毎日をお過ごしの方なのかな?と、ふと、考えたところです。
    前置きはこのくらいにして、お知らせいただいたhpは時間の関係でほんの一部を拾い読みさせていただきました。

    世の中にはいろいろな立場の方が居られてそれなりの考えを表明されているわけですが、このhpを読んで先ず感じたことは、今、何故、このような意見表明があるのかなという、素朴な疑問でした。「今」太陽エネルギーの活用課題を資源パフォーマンスの立場で論ずる意義はどのようなことなのでしょうか。

    技術はほとんど無限のレベルで進歩するものと私は考えています。論ずるべきことの原点は「必要性」なのだと私は考えます。例えば太陽光パネルの設備に「現在」必要とされている費用が近い将来1/10にならないとはいえない、と思うわけです。とにかく、石油と原子力に頼っているわけにはいかないのだと私は思います。

    また、技術論文集でもないこのページに100兆などと全く実感もわかない様な「与太話」を書きましたのも「政治とは」そうした「一面」を持つものと考えたからです。後藤新平の昭和通り、100年後で無いと意味がないような話「夢を構築すること」、票集めだけに汲々としている今の政治が見失っている最大のものとも考えるわけです。

    中央政府にとっては、本来、外交、防衛、そして、教育を筆頭とする将来への夢の構築などが優先するのだと思・u桙「ます。また、鉄腕アトムの世界は当時漫画だけの世界でした。時間切れになりましたので、失礼します。
    -----------------
    【5944】Re: 政権交代に向けて語るスレッド   もぐら 2009-8-6 0:20 (編集)

    >道路公団は民営化されましたが、これは将来の無料化というのは視野に入れているんでしたっけ? もう無料化はあきらめたんでしたっけ?

    とりあえず下記wikiを見てみました。「道路関係四公団民営化推進委員会」
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E9%96%A2%E4%BF%82%E5%9B%9B%E5%85%AC%E5%9B%A3%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96%E6%8E%A8%E9%80%B2%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

    将来の無料化については明確には書かれてないですねえ。まあ、民営化ということで事実上 無料化はなくなったという印象です。自民党としても無料化はなくなったとは はっきり言えないんだろうけど、政治の責任としては明確にする必要あり。

    道路公団の民営化については、問題山積みのまま終わったが、国交省と公団の利権構造にメスを入れ 民営化にまでこぎつけた、という点でそれなりに評価しています。しかし、委員会発足時に目標とした「高速道路料金の引き下げ」は実現できなかったと書かれてあります。(それじゃダメじゃん)

    民営化論議の当時、『公団は「赤字」との表現が、推進委員会・マスコミにてされることもあったが、公団全体で見れば赤字ではなかった』と書かれています。

    談合や天下りなど利権の温床にもかかわらず黒字だったということは、相当料金が高い、すなわちボッタくっていたことになります。上述のように料金の引き下げは実現しなかったため、ボッタくり体質は現在も変わっていないと見られます。
    民主党が「無料化」を言い始めた数年前から時間割引など始めたけど、これなんか全然子供だましじゃないですかね。現在は不況の影響で大幅割引をやってるけど、これは暫定処置。

    http://www.nikkeibp.co.jp/archives/196/196940.html
    上の記事は『ほころびだらけの道路公団民営化論議』という2002年の記事です。
    古い記事であり、現在の視点とのずれがあるかもしれないけど、民営化の何が問題であるかを考える上でなかなか興味深いと思いました。

    冒頭で、小泉総理が「民営化するからには最終的には上場を目指すとの考え方を念頭に、濃密で広範な議論をお願いしたい」と発言すると、自民党道路族の古賀誠が「全く道路のことが分かっていない」と激しく反発し小泉発言を切り捨てた、とあります。

    その古賀は、現麻生政権の選対委員長にあって東国原擁立問題を起こし、委員長を辞める・辞めないの問題を起こしました。
    まあ、古賀を党の役職に置いているようでは道路関係の改革は進まんでしょう。

    http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071009/137073/
    上の記事は『高速道路は無料にできる』という日経ビジネスの2007年の記事です。参考まで。
    ただ、福田内閣で道路特定財源の一般財源化は決まったんですよね。
    一方民主党はガソリンの暫定税率は廃止すると言っている。今後どうなるのやら。

    まあ、民主党の高速無料化は、改めて公団の民営化形態や自民党の道路利権を考えるいい機会になるのでは。私自身は完全無料化でなくても上限1000円が暫定でなく恒久になればいいかなと思っています。当然ETCだけじゃなく現金も。

    でも金を払えば絶対それに群がるだろうから、無料化路線で進むのは悪くないと思います。無料にして一般道よりも高速を走りやすくすれば、燃費もよくなるはずだし、結果としてCO2も削減できる方向だし。ただし大きな渋滞がなければ。
    少なくとも麻生政権が続けば道路改革は進まんでしょう。よくこれで消費税を上げると言えるもんです。結論→政権交代
    -----------------
    【5991】新政権の真価は? 出戸らそ 2009-8-8 0:44

    ほどなく誕生する新政権。その真価を問うポイントには様々な観点があると存じます。
    その一つとして、私は次のように考えてみたいと思います。

    これまでの政権では、財界もしくはその団体との距離が近かったと思います。
    確かに、集団就職やモーレツサラリーマンが支えた高度経済成長を経て、急速に現在の豊かな日本が造られてきました。
    その中で財界の果たした役割は大きかったのだと思います。
    しかし時代が移ろい、財界の主張はいまや庶民感覚や巷の関心事に背を向けたものが目立つようになってきたと思います。

    たとえば、温室効果ガスの大幅削減には新興国と共に日本の財界は消極的です。
    また、派遣労働の規制にも異を唱えます。前者は世界の関心事であり、後者は日本の現在と未来に関わる問題です。
    財界はこれらの課題への積極的な対応は、経済の発展を阻害しかねないと位置付けているのかもしれません。
    しかし世界中には、既にこれらの問題と経済の安定成長を両立させてきた国々も存在します。

    現在の日本では、事業の失敗や損失は、その事業活動を主導した企業のトップが責任をとるのではなく、現場の従業員が切り捨てられることによって穴埋めがされ、ある意味でオフセットされています。
    財界はこの便利な仕組みを手放したくないのでしょうが、しかしその歪みは弱者を直撃してしまいます。

    企業と従業員を鎖に喩えるならば、鎖の弱い輪である従業員をいくら切ったところで、肝心の鎖の全体強度がいつまで経っても向上しないのは明白だと思います。終身雇用を謳っていた時代と目先の成果を優先する今の世とでは、労使の関係も変質してしまい、財界の主張とその意図も同様に変化したと言えるのではないでしょうか。

    次の政権を担う政党が、これまでのように財界の政策提言などに一定以上の配慮を続けていては、この国の近未来は明るいものにならないのではないか……私見ですが、そんな憂いを抱いています。

    私たちの多くは、昼間は法人の立場に同化して財界の主張にうなずき、晩は家庭に戻って一消費者や一国民の立場としてニュース報道に向かって首を縦や横に振って過ごしているのではないでしょうか。
    二つの相反する意思を発しつつ、それが同じ人物であることは、今の社会構造にとって皮肉なことかもしれません。

    自由競争に派生する強者の世の中から、弱者でも平等に参加できる社会へと転換してほしいものだと願います。
    言い換えれば、誰もが疲弊したら遠慮なく立ち止まって一息継ぐことが許される世の中であってほしいと思います。

    あまり取り沙汰される観点ではありませんが、弱者である私は「財界と喧嘩できる」政党に投票したいものだと思います。
    -----------------
    【5990】弱者に優しい社会を! うたかた(泡沫) 2009-8-8 0:26

    3年ほど前から知的障害の子たちと接していますが、国家や自治体の知的障害の子たちに対する扱いはお座なりです。
    一応対外的な体裁は整えていますが、血が通っているとは思えません。

    教師たちも「あなたがたは、自分のことは自分でできるようにして、健常者の邪魔にならないよう、人目に立たないところでひっそりと暮らしなさい」と教えているような気がします。

    本来なら障害者に、自己の人間としての権利を、堂々と主張するように指導すべきだと思いますが、そうはなりません。
    私は60歳で零細自営業を廃業(取引先のリストラの煽りをうけた)し、国民年金支給の年齢にも達せず、職安に通いました。
    幸い仕事にはありつけましたが、年寄りにはきつい仕事ばかりでした。

    「老いて得るたつき(生活)の時給800円」当時の心境を詠んだ私の川柳です。
    平和で、弱者に優しい社会は「夢のまた夢」でしょうか?
     人党の〈目的〉には全て賛同しますが、政権が民主党に移ってもあまり期待はできません。大勢の仲間が監視を強める必要がありそうです。老人党に期待を繋ぐ所以です。
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15 【6387】老人党メルマガ(284)
北極星   運営スタッフ 2009-8-19 6:45:47  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(284)  ::: 2009/8/16
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【6080】核のない世の中を    出戸らそ
    【6153】Re: 核のない世の中を 高橋
    【6087】「小泉ブーム」の意味するもの   pierre
    【6033】本日朝日新聞記事「細川元首相提言」について casablanca
    【6003】Re: 原爆の日に思う 柳沢のタンタン
    【6052】軍備拡張の動き 高橋
    【6012】貧困解消のための私見(再掲) 沈黙の初夏
    =========================================================================
    【6080】核のない世の中を    出戸らそ 2009-8-11 17:02

    原爆の日に非核三原則の法制化が話題に上りました。
    このニュースは新聞などの配信を介して、インターネット上のニュース欄にも掲載されました。

    あるポータルサイト(http://news.biglobe.ne.jp/topics/)では、ニュース項目それぞれに閲覧者の感想を投票できる仕組みがあります。そこでは、このニュースに100件を超える感想が投票されていました。
    その結果に、私は大きな危機感を抱きました。

    投票と共に寄せられたコメントについて、それをざっと数えてみました。
    無関係な内容と判断したものを除くと、非核三原則の法制化に賛同する趣旨のものは約25パーセントありました。
    一方で批判的なものは約56パーセント、中立派・他が約19パーセントでした。

    これに各コメントに対する賛否の票数を加えると、批判的な意見が80パーセント以上に跳ね上がりました。
    ここで挙げられた主な理由は、アジア情勢に抗する必要性や自国防衛の手段として核保有を主張しているものが多く見受けられました。極端なものでは、核武装しないと日本が滅びてしまうといった旨のコメントまでありました。

    ざっと数えたところなので、多少の誤差はあると思います。それでも、これほど多くの方々が核兵器に肯定的だったことに、大変なショックを受けました。

    これはインターネット上のことであり、さらに特定のサイトでの出来事に過ぎないとの見方もあることでしょう。
    しかしこのポータルサイトは大手プロバイダーのものであり、一部の主義主張に傾倒した者たちが好んで集う特殊な嗜好のサイトであることを示すものは見当たりませんでした。

    私たち有権者は、現政権の運営スタンスを目にしてきました。衆院での法案再可決の連発や、憲法の拡大解釈による自衛隊の海外派遣など、それは数の力を背景にして現与党の思うがままに行われてきたと言っても過言ではないでしょう。
    それが人々の無力感や閉塞感につながり、もしかすると発言者の偏りを生んでしまったのかもしれません。

    また、温室効果ガス削減といった偏重した側面を広告的に訴えるなどして原子力発電を推進しようとすることも、核を身近なものと錯誤させる一因なのかもしれません。
    私は戦争にも核にも、大反対の立場です。

    地球上の多くの生物は生存と繁殖ために闘いますが、人間はそれ以外の目的で争います。
    生物の種としては充分に生存も繁栄も叶っているのに、国益や国境、人種や宗教宗派などを巡って、どうして多くの人々が殺し合わなくてはならないのか……とても悲しい現実です。自由などの大義は掲げますが、もしその裏にうごめく利権があるとすれば、資本経済に鍛えられた人間の欲は地球上で最も殺傷能力が高い兵器だと言えるかもしれません。

    そして、核兵器に関する問題は特に深刻です。実際にそれを使った国と使われた国、いわゆる当事者は世界で米国と日本だけです。米国は核のない世界の実現に向けて行動することを宣言しました。
    もう一方の当事者である日本の宣言は憲法九条であり、この非核三原則の法制化もその一つだと思います。
    米日両国は、他国とは立場も発信力の重みも違うはずです。きっと米国と日本にかできないことや役割があるはずです。

    過日の新聞に、戦禍を知らない30歳代の僧侶が、ソロモン諸島に定期的に赴いて戦没者のために供養を続けていると報じられました。そのきっかけとなったのは、祖父から聞いた戦争体験だったと言います。
    しかし、戦争で被災された方々から生の体験を直接聞ける世代は限られています。
    戦争や、特に核兵器の恐ろしさは、時間の経過につれて次世代の想像の彼方へと逃げおおせようとしています。

    世界各地に残る古の伝統や伝承は、現代でも脈々と息づいているものが少なくありません。
    それには、何かやり方があるはずです。実体のある話を風化させないためには、今が最後のチャンスかもしれません。
    非核三原則の法制化は万能薬ではありませんが、私は賛成です。
    -----------------
    【6153】Re: 核のない世の中を 高橋 2009-8-13 12:32
     ▼出戸らそさん:

    私は書き込み能力も遅く、時間的余裕も充分ではありませんので、考えを纏めているうちにすっかりレスが遅くなり、申し訳ありません。

    貴投書を読んだ時は、本当に吃驚しました。非核三原則のうち少なくとも「作らず」「持たず」は(タモガミなぞという身の程知らずが多少もてはやされても、まだ)ほぼ完全に国民の合意になっているかと思っていたからです。

    私はポータルサイトなぞを覗いたことがありませんので(構わなければお教え下さい)。どんな階層、年齢層の人が投稿するのか存じませんが、「核を持たないと日本は滅亡する」となどいう人は、今の世界情勢を客観的に認識できているのか、今もテレビなどで流される広島・長崎或いは実験被爆地などの惨状、核の非人道性などをどう見ているのでしょうか。

    一老人としては、○×で一面的な答えを出すだけの教育を受けたのか、或いは漫画やゲームで人を攻撃したり殺したりすることに現実感を失った人たちかとも想像してしまいます。私は年寄りですので、少なくとも私の周りにはそういう意見を持った人は見当たりませんが、もし居たら徹底的に討論する必要があると存じます。

    しかし(民主党が政権をとったらどうなるかは分りませんが)今の日本国にそういう人たちの啓蒙・再教育を期待するのは難しいかと思います。むしろ、世界情勢の進展がそれらの人たちの考えを変えてくれることを私は期待します。
    いつも書きますが、私はグローバル化によって世界各国は良くも悪くも緊密に関係し合って行くと思っています。

    3年半まえ、この掲示板での“改憲・再軍備派”の仮想敵国は中国、韓国でした。
    今はこの両国の日本にとっての重要性、友好の推進について疑問を容れる人はいないでしょう。北朝鮮でさえ、各国が協調して迫れば、いかに独裁政権といえど、日本に核を打ち込むことの損得は理解する(既に理解している)ものと考えます。

    「持ち込ませない」については歴史的経緯もあり、やや複雑かと思います。朝鮮戦争のときに既に核搭載空母が日本から出航していた。それを知りながら、沖縄返還の為にはアメリカの核持込みの要求は断れない。
    さりとて日本国民に理解を求めることも困難である。そこで官僚一流のやり方で密約でその場を凌いだ。そして最近その密約の存在が明らかになっても、官僚としては否定し続けるしかない。というのが昨今の騒動であると私は忖度します。

    「持ち込ませず」についても、事実は既に持ち込んでいても、国会決議だけしておこう、というようなことだったのでしょう。

    前にも書きましたが、日本人は情緒、安易なフレーズに弱く流され易い。“世界情勢が変わりつつある(これについては後日議論したいと思います)のに、核の傘”が既成事実化したまま、多くの人が「これが無いと日本の安全が危うい」と思い込んで居る。日本の安全=真の世界平和・共存=非核・非戦ということを徹底して主張して行きたいと思っています。
    -----------------
    【6087】「小泉ブーム」の意味するもの   pierre 2009-8-11 22:04

    先日、次のような記事に出会った。

    「僕は以前、加藤(紘一)さんとテレビ番組で対談をしたことがあります。
    その時、『加藤さん、あなたは小泉さんのことを今くそみそに言っていますけど、何で小泉さんが一時あれだけの人気を持っていたと思いますか』と聞いたら、本当に言葉に詰まりました」。
    (竹森俊平「『政治という日本の弱点』を議論する〈中〉」『日経ビジネスOn Line』No.784 2009.07.09.)

    加藤紘一氏と言えば、自民党の領袖の1人ではないか。
    その人の「小泉ブーム」に対する理解がこの程度のものであったとは、正直驚きだった。
    「格差拡大」、ワーキングプアなど、貧困化が進んでいるのは専ら「小泉改革」が原因とという議論が多い。
    しかし、労働所得の格差は87年以降一貫して上昇、とくに急激に上昇したのは97年から2002年であり、それに対して2002年以降の格差拡大は緩やかだという。

    またこの格差拡大の主因とされる「非正規雇用の増加」も、目立ち始めたのは1990年代の後半からで、1990年には全雇用労働者の20%だったが1999年には25%に達し、その後増加し続け2008年秋には34.8%とピークを点けたのである。
    (以上、『経済財政白書2009年版』第3章第2節 p.226〜9)

    つまり、今日、問題となっている「格差」「貧困」……の諸々の問題は、バブル崩壊後のこの10〜15年の日本経済の歩みがもたらしたものであって、「小泉改革」にその直接の原因を求めるのは筋違いなのである。

    小泉ブームが最も沸いたのは2005年9月の「郵政解散・総選挙」であった。自民党はそのブームに乗って296議席を獲得し圧勝した。この選挙で示した自民党の公約には「郵政民営化こそすべての改革の本丸」と銘打ち、郵政民営化から始まって、行政改革、財政構造改革、社会保障制度改革、地方行政改革など、まさに改革のオンパレードであった。

    自民党長期政権がもたらした閉塞感に、バブル崩壊後の長期不況が加わり、この改革のオンパレードへの期待を生んだのである。しかし自民党は、それからの4年間に何をやったのだろうか。肝腎の小泉純一郎氏は選挙でこれだけの支持を受けながら、たった1年で、いわば改革を途中で放り出して、辞任した。自民党の総裁任期が満了したからという理由である。

    つまり、選挙で寄せられた有権者の期待より自民党の内部規定を優先したのである。これはまさに裏切りだ。
    しかもまたその後継者選択に決定的な過ちを犯し、結局、あのブームをつくった有権者の思いは、雲散霧消した。
    したがって小泉氏を評価するつもりはさらさらないが、彼が提起した「自民党をぶっ壊す」というフレーズが有権者の琴線に触れたことは間違いない。落ち目の自民党は、期せずして大変な“金脈”を手に入れたはずだった。

    しかし、その後の経緯は、自民党はそれを“金脈”と理解することすらできなかったことを物語る。
    冒頭の加藤紘一氏の発言を見れば、それは明らかであろう。

    さて、来るべき総選挙であるが、自民党と民主党のマニフェストを読んでみた。
    自民党のそれは、具体的なタイムテーブルもなく、財源も書いてない、政権党としてのこれまでの実績に対する評価・反省もない、旧態依然とした「公約」に過ぎず、とてもマニフェストと呼べる代物ではない。

    一方民主党だが、努力の跡は窺われるものの、財源の不安を解消できず、郵政事業の抜本的見直しを掲げ、株式公開にブレーキをかけるなど、後ろ向きであることが気懸かりである。
    また、高速道路の闇雲な無料化とCO2排出量削減の高い目標との整合性はどうなのか。
    また、アメリカとのFTAに関して農協の主張に屈してコメの高関税引き下げに消極的になったり、理解できないことも残る。

    4年前、「小泉ブーム」をつくりだした有権者の思いに、日本の政治はその後本当に応えたのだろうか。
    結局、これでは「小泉改革」を悪者にして、やるべき改革をサボタージュしているとしか思えないのである。
    そして今度の総選挙でも、その思いは燃焼しきることなく残るに違いない。
    しかし、政権交代した方が、まだいいだろう。何かが変わるに違いない。それに賭けて、この選挙に臨むことにしよう。
    -----------------
    【6033】本日朝日新聞記事「細川元首相提言」について casablanca 2009-8-9 17:44

    大阪府橋下知事が、経験上一貫して発言しているのが“諸悪の根源は霞ヶ関で、霞ヶ関を解体せねばならない”と官僚制度改革を強く訴えています。私はこの部分については100%知事を支持しています。
    各党のマニフェストにある、教育・医療・福祉・雇用・税金等々枝葉的な細かい部分も実現するには、腐敗した根っこの部分、即ち霞ヶ関問題を解決なくしては困難を伴う事になります。

    然るに、今日の朝日新聞にて、細川氏が政権交代なら「官僚機構を使いこなさないと政権は成り立たない。
    官僚退治は愚の骨頂」と提言されています。元首相の発言故、有る程度重みもあり大変疑問に感じています。
    何故そうなのか?細川氏に回答を頂きたいものです。
    -----------------
    【6003】Re: 原爆の日に思う 柳沢のタンタン 2009-8-8 15:59

    原爆被害者の訴訟
    この64年も経過した原爆の被害者の救済措置がやっと議会の議題に乗ってきたことは喜ばしいことであるが、何故に今日まで60年の長きにわたって解決しなかったのであろう。そこには国という大きな障害が存在していたからに他ならない。
    この国の存在はこれまで民衆の為の国家ではなかったということであろう。

    たまたま今回の選挙に当たって、権力党である自民党に対する世論の厳しい風当たりがあったことも影響なしといえるであろうか? 自民と民主党が可也激しい泥試合の論争を繰り広げているが、国民はそのような論争にはあまり興味があるとは思えない。

    問題は、彼らが実際に何を国民のためにやるであろうかということであって、民主党の主張には予算が出来るかとか言っているけれどもこの数十年間国の借財を800兆円まで増やしてきた実績をいかが弁明するか聞きたいものである。
    国土庁が先頭になって使用した金額は膨大なもので、この国の福祉にたとえ100兆円くらい使用してもこれはそれに比較すれば国民の幸福になることを考えれば大変安いものと言わねばならないであろう。

    官僚が国の財産を食いつぶしている様は本日の朝日新聞の社説にもある
    自民党の諸君、心して発言には気をつけたほうが良いでしょう。
    -----------------
    【6052】軍備拡張の動き 高橋 2009-8-10 16:26

    私は前2通の投書で、原爆被投下の記念日を迎えても核廃絶は簡単には進まないだろう、
    むしろ日本国内では"戦争の出来る日本"への動きが再び目立って来たことを書いたつもりです。
    私の危惧が見事に当たったというか、私の意見を真っ向から踏みにじると言うか、今日の朝日の朝刊の記事によれば、麻生首相が(私の考えではこともあろうに)9日の記念日に長崎を訪れ、敵基地攻撃能力など軍備の強化の意向を示したそうです。

    (以下部分引用)
    首相は日本が「敵基地攻撃能力」を持っていないことに関して、日米の役割分担を協議する場の設置を検討すべきとの考えを表明。鳩山氏は非核三原則の法制化を検討する意向を示した。専守防衛を掲げる日本は、他国を攻撃するための兵器などを持っておらず、敵からの攻撃が迫って必要が生じた時は、米軍が敵基地を攻撃する役割分担を想定してきた。

    首相は9日の記者会見で、「懇談会の提言を踏まえて、日米間の具体的な役割分担に関する話は、今後、競技のあり方について検討すべきだ」と述べた。政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」は4日に首相に提出した報告書で、攻撃能力保有の可能性も含め検討するよう提言していた。首相はまた、米国に核の先制使用をやめるよう求めるべきだとの意見について「日本の安全を確保するうえで具体的にはいかがなものか」と否定的な考えを示した。

    日本の首相、自民党の総裁の考えはこんなところです。(私的懇談会の利用については前に書きました)
    アメリカは核の先制攻撃をしても良い。(被爆記念日の長崎でそう発言した)日本はアメリカに代わって敵を攻撃しても良い。

    そもそも"敵"とは何か。何故敵国になったか。神がこの世を作って以来、厳然として敵国が存在した訳ではなかろう。
    ならばその歴史的経緯を解きほぐし、誠心誠意外交を尽くし、EUのごとく平和共存を図らないのか。
    世界情勢も変化している。対米追随も、そろそろ考え直すべきではないでしょうか。

    今日の朝刊にも、各団体がマニフェストの採点付けをしていました。極論ですが、マニフェストは各党が調査会社に委託し国民の要望を調べ、PR会社に耳あたりの良い言葉を並べさせて作るとの話もあり、美辞・努力目標の羅列みたいな所もあるので、眼光紙背に徹しなければ似たり寄ったりの感じを持たないでもない。

    しかし、民主党は日米同盟の対等な関係への見直しを主張しているし、鳩山氏は上述の記事で非核三原則の法制化について「検討することを約束したい」と明言したとのことです。

    以前(3ヶ月前)に私は「諸悪の根源は官僚にある」と書きました。
    それとこの、日米同盟の隷属的関係の二つが日本国の将来を危うくさせていると私は信じます。マニフェストの細かい詮索は兎も角、私は政権交代→混乱・変革を予期しつつ、(改憲論者も居るけれど)取り敢えず民主党に期待したいと思います。
    -----------------
    【6012】貧困解消のための私見(再掲) 沈黙の初夏 2009-8-9 0:50

    多少の予備知識がなくば関連投稿に参加できないと思う。参考記事として再掲しておく。
    (総合【932】再掲)http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=130&sty=2&num=34

    巷で言われているが、日本国は財政危機などではない。まず本当に危機ならヨソの国に援助などできるわけがない。
    これは危機感をあおって別の目的を達成するためと考えるべきだろう。さてあおっているのは誰か、だが。
    そこまで視点が届いているヒトは少ない。

    国家の運営。現代経済システムでは赤字になるのが当たり前である。
    それは通貨というものが便宜上のものであり、国家を運営するには次々と発行するしかないからで、いわゆる財政赤字だろうが物理資源が不足しない限り困ることはない。

    需要にくらべ供給が極端に減る場合は困ることになるが、日本のような社会ではむしろ供給過剰なのが問題なのである。
    それに加え、貿易収支が黒字のうちはいわゆる財政赤字も同様に気にせずともよい。
    現状では貿易収支が、こんなに黒字なのに庶民の暮らし向きが悪いのはおかしいはず。

    そもそも赤字というのは ある系が別の系に対し用いる概念だから同じ通貨である国内どうしで使う用語ではない。
    違う現象を同じ言葉で表現すると混同を招く。
    以上、便宜上の数字にすぎないものを騒ぎたてるのは頭がどうかしてると言えよう。
    人々の暮らしが向上する限り 原理的には無限に赤字の数字はあがる。

    しかし、人類が滅亡する日まで、この数字がいくら増えようが困ることはあるまい。
    物理現象としての物質とは切り放された事象に意味をつけているのもまた人間なのだが、金本位制がなくなり変動相場制に移行した今、通貨の価値という形而上的意味を持つものを担保しているのは人々の活力なのである。

    どうして皆そのことに気がつかないのだ。その活力を奪ってしまうような昨今の行政は間違っている。
    つまり モノの供給量にみあうだけの通貨は発行すべきなのであり、暮らしが不自由になるような制限はしてはいけない。
    通貨を過剰に発行するとインフレになるという意見があるが、私は石油があるうちはインフレになることは無いと思う。

    石油の力でモノはいくらでも用意できる。石油文明とはそういうものだ。
    また石油がなくなれば社会が崩壊するという意見もあるが、石油がなくなって崩壊するのは石油にささえられた工業化社会が崩壊するだけで、人間そのものが崩壊するわけではない。

    石油のない新たな社会システムにつなぎかえればいいだけである。そこのところを皆、錯覚していると思う。
    本来、生きるという原則は食糧によるもので、それ以外の事は、実はどうでもよい。
    人々の頭からいっかい金という価値を壊し、新たな価値観を構築するためには劇薬が必要みたいだ。
    ・・・
    経済発展とは暮らしの向上には役立だったが、今やその手段が自己目的となってしまった。これは本末転倒と言える。
    健全財政主義者は赤字国債はいけないとあおって増税を唱えるが、これも間違っている。
    我々が選んだ我々の政府、日銀なのである。

    政府が黒字になったところで我々が暮らしてゆけないならなんの意味もない。
    外国への対外債務が赤字でない限り政府が赤字でもなんら問題ないではないか。
    同じ通貨を用いる我々の我々による我々のための政府のはずである。

    そんなに政府が困る困るというなら、そんな政府はつぶして新しい政府を樹立すればいい。
    日本は貿易黒字の世界的には債権大国なのである。
    国外の債権は引き継ぎ、国内の赤字国債は新しく通貨を発行して返済してしまう。
    それでインフレになるというなら国債長者から税金をとりたてればいい。

    困る庶民からは問答無用で平気で重税をとり、にもかかわらず政治的発言力のある大企業には減税するのだから簡単に出来るはずだ。庶民も政治的発言力をつけるべきなのである。

    実際は国債の大部分は日銀が保有しているから新しい政府を樹立するときに日銀もリセットしてしまう。
    日銀は個人ではないから国債を放棄しても誰もこまらない。
    そもそも日銀も我々が作ったシステムのひとつにすぎないのだから。

    ちなみに現在でも 日銀に眠っている国債券が火事で燃えてなくなっても誰もこまらない。
    前にも述べたが、そんなものは便宜上の存在だからだ。
    ・・・
    現代は変動相場制であるが、現状にもっともマッチした概念で言えば石油本位制と呼称すべき。
    石油が全ての元となっている。それは現代科学工業文明が石油によって成立を保証されているからである。

    石油の力で石油を産出し、石油自身を遠くまで運び、運ばれた石油で食料を含むあらゆるものを製造、流通させる。
    最近では石油を使って作られた食物を使ってバイオ燃料とやらを製造し、需要と供給の関係で食物自体の価格が上がっているという。

    これは非常におかしなことで 生物にとって一番重要な資源とは食糧であること忘れ、人間が何のために生きるかという概念を混乱に導く愚かな行為と言えよう。本来、人間は経済のために生きるのか?違うだろう。困ったものだ。
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16 【6502】老人党メルマガ(285)
北極星   運営スタッフ 2009-8-23 8:13:36  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(285)  ::: 2009/8/23
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【6379】Re: さあ! 衆院選が始った。 苫屋勲
    【6384】『なだいなだのサロン』掲示板 転載 珠
    【6386】Re: マニフェストについて H.KAWAI
    【6403】生活選択選挙……社会保障と国民負担  出戸らそ
    【6492】Re: 生活選択選挙……社会保障と国民負担 もぐら
    【6422】最高裁判所裁判官国民審査のための資料  珠
    【6399】コメの高関税で日本農業を守れるのか pierre
    【6374】Re: インフレ償還論について みじゅくもの
    【6393】「敗戦の日」に想った。 タミゾ−ル
    =========================================================================
    【6379】Re: さあ! 衆院選が始った。 苫屋勲 2009-8-18 21:21

    老人党の目標に向かって、いろいろ勉強してまいりました。
    今日からは、行動です。傷をなめ合ったり、智を競いあったりの時は、過ぎました。
    これまで、このサイトで勉強してきたことを、親族・親類・一族郎党へ吐き出しましょう。

    それにしましても、麻生のうたい文句が、『責任力』だって。ちゃんちゃらおかしいとは、このことです。
    自民党に『責任力』が皆無だったから、日本に問題が山積みされたんですよね。
    -----------------
    【6384】『なだいなだのサロン』掲示板 転載 珠 2009-8-19 0:26(編集)

    先の先を読む   投稿者:なだ いなだ 投稿日:2009年 8月17日(月)22時56分

    先の先を読むことが必要です。山を登るにもルートを探さなければならないでしょう。
    まず政権を交代させる。そこを経ないと先に進みません。

    民主党のマニフェストの「学費無償化」はバラマキです。そのための金が今あるなら、今、子どもが学校に行きたいのに、学費が出せないという人のために使います。生活支援のためです。
    でも、それでは票にならないと考える人が民主党の中にいて、あのようなマニフェストを作ったのでしょう。

    学費を無償にしている国はたくさんあります。日本も将来その方向に進むべきでしょう。
    それに異論はありませんが、そこに行くには、まず助け合いで、困っている人に税金を使うべきです。自殺者が年に三万を超えている状態を、何とかするのが先決です。

    しかし、それを論じることができるためにも、政権交代を実現することです。

    民主が自公と同じことをするようなら、また政権交代です。そして、ぼくたち有権者がキングメーカーなのだということを、政治家に思い知らせることで、政治を変えていこうとぼくは思っているのです。
    目先のマニフェストは、先の先を読めない、馬鹿なジャーナリストたちに議論をまかせておきましょう
    -----------------
    【6386】Re: マニフェストについて H.KAWAI 2009-8-19 4:47 (編集)
     ▼みじゅくものさん:お早うございます。

    >>○私、民主党のマニフェスト中の「ムダづかいをなくすための政策」について論じましたのは、
    >>比較のためじゃありません。もう少し現状に深く切り込んで欲しいということが言いたかったのです。

    >仰る趣意は私も同意見ですが、投票日を前にして、民主党のマニフェストの内容を論ずることは結果として、自民党を利することになると考えます。

    ○ご趣旨は理解できます。
    ただ、マニフェストのことは選挙が終わってから論じましても無意味と思いまして、少し述べさせて頂きました。

    ○それと、今回の総選挙では「政権選択」ということが盛んに言われておりますが、それはみじゅくものさんのように基本的に「自民党支持」という方が、「今回は自民党に“お灸”をすえてやれ」という理由で、基本的に同じ政策の民主党に投票されるという場合には「妥当」な「標語」でしょう。

    ○しかし「無党派」の方に取りましては「政権選択」という「標語」は「二者択一」という意味に受け取られると思うんですよ。そういう方が全部民主党の方に流れて、少数野党が一掃されてしまうというのでは困ります。

    ○その上、民主党は比例区の定数を80減らすということもマニフェストに掲げている訳ですから、更なる少数野党の一掃が予定されている訳です。

    ○みじゅくものさんは例えば共産党なんかはお嫌いかもしれませんが、まさか、国会が自民党と民主党だけで、法案がスイスイと国会を通過していくような状態が好ましいとはお考えにならないと思うのですけどね。

    ○本当は第三の「極」として共産党のような党の存在が必要なんだと思いますよ。
    例えば、自民党は民主党が「インド洋での給油」に反対したなどと言って批判しておりますが、米国には「最大限」協力すべきだと考えているのだとしましたら「お人よし」にも程があります。

    ○米国から何か要請されましても「それは簡単には参りませぬ。」とか言いまして「最大限値切る」のが「交渉」ってものじゃありませんか。その為には「第三の“極”」の存在が必要なんじゃありませんかね。
    私ってずるい?そんなこたあないでしょう。「北朝鮮」と比べましたら「可愛い」もんです。

    ○北朝鮮の「粘り」について考察を深めるというのも「面白い」かもしれませんが、準備もできておりませんのでこのくらいにさせて頂きたいと思います。
    -----------------
    【6403】生活選択選挙……社会保障と国民負担 出戸らそ 2009-8-19 16:57

    今般の政権選択選挙は「生活選択選挙」とも言われます。これまでのように経済対策が企業業績を経由して家計や生活に所得として間接的にもたらされる政策を継続するか、それとも社会保障給付として家計や生活を直接支援することによって消費を市場に波及させる政策をとるのか……その辺りの選択が話題に上ります。

    そのためには、社会保障の財源としての増税が、実施の時期は別として焦点の一つとなっています。
    ここで気になるのは、時期の問題以前に、増税の是非がもっと論じられて然るべきではないかということです。特に消費税率を上げることが、政治家の発言からは既定路線であるかのように感じられます。

    しかし、政治家が声高に訴えているほどに、日本の社会保障は「低負担中福祉」なのでしょうか。
    私たち国民が納める義務を負う税や保険の総額である国民負担率と、社会保障などによって私たちに戻ってくる移転所得などを通して、この負担と福祉について少し考えてみたいと思います。

    なお、社会保険と税を同列に扱うことに抵抗がある方や、国民負担率が万能の指標ではないとおっしゃる方もいらっしゃることと存じます。しかしながら、ここでは専門的な話が交錯する議論よりも、より平易な言葉で広く意見交換ができることを望み、このようなテーマ設定とさせていただきました。予めご容赦願います。

    さて、次の数値をご覧ください。

    (1)潜在的国民負担率
    47.4%(日)・36.9%(米)・50.2%(英)・59.0%(独)・66.0%(仏)・74.3%(瑞)
    (2)国民負担率
    38.0%(日)・35.2%(米)・50.2%(英)・55.3%(独)・63.9%(仏)・74.3%(瑞)
    (3)社会保障給付費
    23.7%(日)・17.1%(米)・28.9%(英)・38.8%(独)・38.9%(仏)・41.5%(瑞)
    (4)公財政支出教育費
    3.5%(日)・5.1%(米)・4.7%(英)・4.3%(独)・5.6%(仏)・6.3%(瑞)
    (5)純負担率(1)-(2)-(4)
    20.2%(日)・14.7%(米)・16.6%(英)・15.9%(独)・21.5%(仏)・26.5%(瑞)

    凡例:日本(日)・アメリカ(米)・イギリス(英)・ドイツ(独)・フランス(仏)・スウェーデン(瑞)

    これは2001年の公表値を元にして私が計算したものです。
    それより新しいものでは、同条件での計算に必要な数値を見つけられませんでした。
    (1)(2)国民の負担率は http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/futan.htm 財務省、
    (3)の社会保障給付費は http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0526-3 厚生労働省
    (4)の公財政支出教育費は http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/01/05012102/001.htm 文部科学省が、
    それぞれ示したものです。

    (1)国民負担率は租税収入額(←国税+地方税)+社会保障負担額(←医療保険+年金保険料)を国民所得額で割ったもの、
    (2)潜在的国民負担率はそれに財政赤字額を含めて計算したものです。
    社会保障給付費は年金・医療・介護などの社会保障により給付されるもの、
    公財政支出教育費は国内総生産(GDP)に対する全教育段階の学校教育費の比率です。

    欧州諸国は国民負担率も社会保障給付費も共に高いことがわかります。これが高負担高福祉と評される所以です。
    では、ここで前出の純負担率の値を見てみます。
    私たち国民の所得に対する負担総額から公的給付を受ける額を差し引くと、日本国民の負担率は高負担高福祉と言われる欧州諸国に負けず劣らず既に高負担であることがわかります。

    さらに潜在的国民負担率は、2009年には47.7%に達する見通しだと言われ、負担がいや増していきそうな様相を呈しています。過去に専門家が行った試算では、1992年と1998年の純負担率において主要な欧米諸国を押さえて日本の国民負担率がもっとも高くなったことがあったそうです。

    日本では教育・医療・介護などの自己負担率が高く設定されています。
    その一例として、公財政支出教育費について考えてみます。日本は国連の国際人権規約に批准しながら、高等教育無償化条項の締結を留保しています。その是非は別の問題としても、他の主な批准国との間には公財政支出に大きな差が生じていて、OECD(経済協力開発機構)加盟国においても公財政支出割合が低くて家計負担が重い国というのが日本の姿でもあります。

    http://lify.jp/contents/insurance_point/p18.php ある統計によれば、1人の子供が塾などの習い事を除いて幼稚園から大学卒業までにかかる費用は、日本では1100万円(すべて公立)〜2500万円(私立理系)と高額です。その他にも、北欧のような医療・介護や出産・育児、労働賃金・休暇にかかる手厚い保障は日本にはありません。これらの分が概ね国民の自己負担となってきます。すると、国民の実感は既出の値以上に負担が重いということになり得ます。

    欧州諸国の「高負担」には、社会保障給付として国民にまた戻ってくる所得移転を含んでいます。たとえばスウェーデンでは、家計所得の30%ほどがこれに当たります。日本の政治家は「欧州は高負担、日本は低負担」と安易に喧伝しますが、納めた額のうちの一定以上が還ってくる社会福祉制度をどの程度評価した発言なのか大いに疑問を感じます。

    欧州では社会福祉政策に関する自国政府への安心感や信頼感は、ある程度強いものがあるようです。他方で日本では、たとえば年金制度をはじめとしたセーフティーネットの自壊は止められず、政府と与党は国民の信頼を大きく損ねました。さらに税目は多岐にわたって複雑になっており、近年では各種控除の廃止・縮小傾向も加速しています。

    納税は国民の義務だと言いながら、これまで教育現場では税務を教えることさえしてはきませんでした。これは私たち国民にとってはいささか見え難いことですが、そのツケは国民負担へと暗に転嫁されていくことになるでしょう。

    別スレッド「http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=654&sty=2&num=1 ムダの排除……無駄は予算項目か、金銭感覚か?[/url]」でも書きましたが、やはり私には日本が低負担だとは思えません。

    その解消または軽減策として増税論議がされる際の象徴とも言える消費税ですが、財務総研のhttp://www.mof.go.jp/kankou/hyou/g684/684.html 財政金融統計月報684号によれば、国税の税収に占める消費税の割合は2009年予算で21.2パーセントでした。同様に消費税に相当する他国の付加価値税の割合は、各国の2007年実績または決算額で、イギリスが21.5パーセント、イタリアが29.0パーセント、ドイツが35.7パーセント、フランスは突出していて50.0パーセントです。このように比較すると、フランスは別としても、日本では消費税の税率は低くとも税収までも低いとは言い切れないように思えます。

    また、他国の付加価値税が、日本のようにほぼすべての品目に一律に課税されているわけではないことにも注意が必要です。欧州の主要国では食品や生活必需品、交通や医療などの生活インフラは低税率または税率ゼロに押さえられています。

    そして日本生協連が行ったhttp://jccu.coop/info/pressrelease/2009/03/2008_7.html2008年消費税しらべ[/url]によれば、個人世帯の収入に占める消費税負担は低所得世帯ほど重く、年収400万円未満の世帯では1000万円以上の世帯に比べて約1.5倍もの負担になっています。安易に増税などしてはならないと思います。

    これらは単なる一例です。専門的知識をお持ちの方なら数字解釈の仕方次第で別のものが見えるのかもしれません。
    さらに説明や主張も、もっと解り易い文脈で表現できることでしょう。

    拙い文面になってしまい、ここまでお読みくださった方には申し訳ありませんでした。
    私の能力ではこの程度しか調べられませんでしたが、政治家や官僚、はたまた財界にとって都合のよい訴えの文言に惑わされずに済む眼を是非とも持ちたいものだと思います。
    -----------------
    【6492】Re: 生活選択選挙……社会保障と国民負担 もぐら 2009-8-22 22:07 (編集)
     ▼出戸らそさん:はじめまして

    このテーマ、私も以前から興味あります。
    まだ内容をよく理解できていませんが、とりあえず「純負担率」に注目すればいいんでしょうか。

    >純負担率(1)-(2)-(3)
    >日本:20.2%、アメリカ:14.7%、イギリス:16.6%、ドイツ:15.9%、フランス:21.5%、スエーデン:26.5%

    これは日本の方が英独より負担が大きいことを表しているわけですね。驚きです。
    スウェーデンもそれほど高い感じではないです。

    これで比較するとドイツは日本より負担が低いようですが、聞くところによるとドイツは医療費は無料だとか。
    ある人がドイツ人に「日本では医療費を取るんだ」と話したら、そのドイツ人は「なんで患者から金を取るんだ?」
    とびっくりしたそうです。
    ネットを検索してみると、無料というのは元々は外来診療で、近年は外来診療も有料になりつつあるみたいですが。

    >欧州諸国の「高負担」には、社会保障給付として国民にまた戻ってくる所得移転を含んでいます。
    >たとえばスウェーデンでは、家計所得の30%ほどがこれに当たります。
    >日本の政治家は「欧州は高負担、日本は低負担」と安易に喧伝しますが、納めた額のうちの一定以上が還ってくる社会福祉制度をどの程度評価した発言なのか大いに疑問を感じます。

    これって還付金みたいな感じで毎年年収の約30%も戻って来るということですか。
    だとしたらすごい話で全然知りませんでした。一概にスウェーデンは「高負担」とは言えない感じがします。
    勘違いでしたらすみません。

    全体的な印象としては、日本は決して「低負担中福祉」ではなく、むしろ「高負担低福祉」です。
    ただし官僚にとっては「低負担・超高福祉」。官僚がこんな高福祉国家をやめられるわけがない。
    そして麻生はさらに増税を口にする。こんな麻生と官僚は今度の選挙で絶対退場させましょう。
    -----------------
    【6422】最高裁判所裁判官国民審査のための資料    珠 2009-8-22 15:49 (編集)
     ▼やまちゃんさん:

    >「最高裁判所裁判官国民審査」の(略)裁判官選びの問題点を改善する為に、政党と政治家選びのような「毎日ポートマッチ」方式を、次回の総選挙までに考えて欲しいと、毎日新聞社の担当者へ電話をしました。

    次回は、そうなってほしいですね。
    国民審査のための資料を掲載しているHPがあります。裁判官の名前をクリックすると、とても詳しく書かれています。
    http://miso.txt-nifty.com/shinsa/

    こちらは一覧になっています。
    http://www.jdla.jp/kokuminshinsa/2009shinsa.html

    こちらは判断が入っていますが、その理由も書かれています。
    http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/aa0907be3b9264e9185eecbfbd8fe0cf
    -----------------
    【6399】コメの高関税で日本農業を守れるのか pierre 2009-8-19 11:56

    民主党は4日、衆院選の政権公約(マニフェスト)に明記していた「米国とのFTA締結」を修正することを決めた。
    日本のFTA戦略は、農業が足枷になり、他国に比べてかなり劣勢である。

    隣の韓国はすでにアメリカと締結し、EUとも締結向けて交渉中である。中国もかなり積極的に進めており、これらの動きに比べると明らかに日本は遅れていると言わざるを得ない。日本は貿易立国と言うより、貿易なしでは成り立たない資源の乏しい国であり、WTOの交渉がなかなか進まない状況で、FTAに劣勢なのは、極めて憂慮すべき事態と言わざるを得ない。

    その足枷になっている農業は、長年にわたる農政の歪みから今や瀕死の状態で、このまま高関税によって保護を加えたところで、この状態が改善される保証はない。いずれにしろ、農業のあり方に抜本的なメスを入れ、そのシステムを根本から改革しない限り、日本農業が再生する可能性は極めて小さいのである。

    民主党は、農業関係者の抗議を容れて、「米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易・投資の自由化を進める」
    とあった政策を「…交渉を促進し、貿易・投資の自由化を進める。その際、食の安全・安定供給、食料自給率 の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない」(傍点が変更部分)と変更した。

    これでは明らかに日米FTAにブレーキがかかるだろう。しかも後段の縛りは、自縄自縛に等しい。
    そもそも食糧自給率が極めて低いのは、食糧を生産する農業の国際競争力が低いからであり、FTAによって「国内農業・農村の振興」を損なう場合があるのは当然だ。しかし、だからと言って、FTAを阻止するだけでは問題はまったく解決しない。
    農業の再生こそが優先課題なのである。

    だからこそ、民主党は「戸別所得補償制度」を採用しようというのではないか。それによって、農業再生を果たすことが可能になれば、FTA促進の足枷は除かれるはずだ。だから、民主党はこの政策によって農業再生が可能というのであれば自信をもって説明すればいい。その点、小沢一郎氏は「記者団に『戸別所得補償制度を作るので何も問題ない』と指摘。『農協が一方的にわいわい言っているケースもあるようだが、全くためにする議論でしかない』と述べ、修正は必要ないとの認識を示した」
    (『毎日jp』2009.08.08.)

    と言うではないか。こう考えると、小沢氏の発言の方がはるかにスジが通るのである。
    農業の改革は、恐らく戦後半世紀あまり続いた農政を根本から変えるようなレベルまで行かなければ効果を期待できないだろう。したがってそこでは農協という組織の存在すら、必ずしも保証されないのである。

    だから、民主党が、あっさり政策を修正したのは、実は残念でならない。日本の未来のためには通商国家として国際競争力を持つ企業が海外で活躍する条件を整えると同時に農業を再生するという、二律背反とも言うべき政策目標を同時に達成する必要がある。だから民主党は、「戸別所得補償制度」について、もっと詳しく語るべきなのである。
    -----------------
    【6374】Re: インフレ償還論について みじゅくもの 2009-8-18 17:01
     ▼H.KAWAIさん: こんにちは

    >>マニフェスト選挙は自民党に免罪符を渡して、同じ土俵に上げてやるだけだから、民意の甘さを示すものであり、私は否定する

    >○上記には同意致します。私もテレビなどで、「マニフェスト」を比較などと聞かされますと違和感を覚えます。少し振り返っただけでも自民党のゴタゴタ振りは多くの国民を呆れさせるに充分過ぎる程のものだったのですから。

    いよいよ選挙が本格化しました。目標は民主党250、自民党140です。
    政界再編や大連立などという欺瞞に走らさせないため絶対の数字を与える必要があります。
    都議選程度の差ではゴタゴタすることになります。

    >○私、民主党のマニフェスト中の「ムダづかいをなくすための政策」について論じましたのは、比較のためじゃありません。もう少し現状に深く切り込んで欲しいということが言いたかったのです。

    仰る趣意は私も同意見ですが、投票日を前にして、民主党のマニフェストの内容を論ずることは結果として、自民党を利することになると考えます。所詮100点をとれるマニフェストなどありえないのですから。別のページでも表明しましたが、選挙が終わってから、継続的、且つ有効に「民意」を政権に伝える手段の確保、確立が急務だと思います。

    かって耳にした「民主主義の恩恵(主権者の自由や権利)は選ぶ時だけのこと」では今日の国難を乗り越えることは難しいと思います。党首はどのように考えているのでしょうかね。
    「政権に物申す」、ここに至らなければ老人党は単なる「ガス抜き」になりかねません。

    >○あ、それと、ちょっと「おせっかい」かも知れませんけど「引用」が長いとスタッフの方からご注意があるかも知れませんよ。やー、私も「見苦しい遣り取り」で注意されちゃいまして、ちょっとへこみました。

    ご指摘、有難うございます。注意したいと思います。
    -----------------
    【6393】「敗戦の日」に想った。 タミゾ−ル 2009-8-19 10:04

    いつから「敗戦」でなく「終戦」の日になったのか。母は通常爆撃でけがをしましたが、国からは1円ももらわず他界しました。県と市から各5万円もらって終わり。 <1億火の玉>なら<銃後の守り>なら、なぜ、戦争での被害者を無視するのか。
    結局、国家の論理なんてそんなもんでしょう。だまされないぞ。

    憲法について、現行憲法の国民投票を行い、多数で可決したい。そうすれば、「おしつけ」なんて言わせない。憲法改正の発議をしなかったのは、この結果が怖かったんだろう。

    最高裁も、違憲審査で、日米安保の見直し、自衛隊の処遇を判断せざるを得ない。そもそも、国民審査が機能しないような最高裁裁判官どもは国民を無視しているんじゃないか。今度の選挙の国民審査で、おかしな最高裁裁判官はクビにすべきという運動を起こしたい。裁判員制度以外にも、司法への国民参加は可能です。今ある憲法上の権利を有効に使いたい。

    ブッシュjrを告発できるような国際裁判所はないのだろうか。もちろん、彼を支持した小泉氏も告発されるべき。結局、フセイン氏のみつかまりでは、片手落ち。超大国だろうがなんだろうが、悪いことをやったら、誤ったことをやったら、有罪にできる国際機関を作ってほしい。オバマ君よ。イラクで無辜の子供たちを含めたひどいことが行われたわけですから。
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17 【6671】老人党メルマガ(286)
北極星   運営スタッフ 2009-8-29 17:07:46  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(286)  ::: 2009/8/29
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【6659】なだいなだの打てば響く転載 ビートル
    【6603】オフライン支部便り 神山昌子さま(8月21日) 笹井明子
    【6554】Re: 投票に向かう足が重い アイク
    【読者投稿】後期高齢者保険の撤廃を  牧 豊
    【6579】Re: 衆議院選挙と新しい日本のかたち   柳沢のタンタン
    【6584】宗教政党と政教分離について   PCOG
    【6528】最高裁判所判事の国民審査 資料&4日間のズレ 珠
    【6395】Re: 軍靴の足音 k.satou
    【6407】Re: 軍靴の足音 tomm
    【読者投稿】沖縄の鉄砲水は人災  岡田元浩
    =========================================================================
    【6659】なだいなだの打てば響く転載 ビートル 2009-8-29 0:20

    8月28日 その次は

    いよいよ選挙が近づいてきました。新聞やテレビなどの予想によると、どうやら政権交代が行われそうな雲行きです。
    政権交代を、と主張し、後期高齢者健保は廃止を求めてきたぼくたちですが、これで、ようやく第一歩を踏み出すことになります。2003年の発足から数えて、六年と数ヶ月、「もう」とも思えますし、「やっと」とも思えます。

    しかし、これからが大変です。健保はだれがやっても解決の難しい問題です。
    アメリカでも、圧倒的な支持を得て当選したオバマ大統領ですが、健保問題では、なかなか手こずっているようです。

    ぼくは健保でかかれる病気を、ある程度制限する方向に進むべきだと思います。
    いわゆる風邪引きは、医者にかかるなら自費で、かからないなら、自分で薬剤師と相談して薬をのむ。クスリはのまないで、しょうが汁を飲むとか、ねぎの熱いスープを飲むとかの、それぞれのおふくろ伝来の風邪の対処法などをやるのもいい。

    そのかわり肺炎を起こしそうだったら、ためらわず健保を使って医師の治療を受ける。
    擦りむき傷は、昔のように、親が消毒薬を傷口に塗ってやればいいのです。アルコール依存の患者の治療は、酒税から出させる、というのはぼくの40年来の主張です。このあたりでまじめに取り上げてもらってもいいですね。

    老人党は先をいきましょう。これから、そういう面で議論をリードする存在になれたらいいですね。
    -----------------
    【6603】オフライン支部便り 神山昌子さま(8月21日)  笹井明子 2009-8-27 10:45

    「待ちに待った総選挙」あの待ちに待った解散・総選挙の時期がようやく到来。随分長くジリジリさせら、これだけでも国民の受けた損失は多大でした。

    社会の隅々までこの国の国民を救済し、しあわせにする義務があるというのに、政府与党の為政者達は、ああもこうも並べ立て少しの反省も謝罪もせず、その態度の不遜、傲慢無礼は目に余る限りでした。

    この真夏の盛りの総選挙。人も車も汗ダクダク。吠える候補者の訴えも熱気球のように空中に飛んで行きます。然し、60有年、長らく政権党でありながら、首相はじめ各閣僚経験者も選挙区をかつてないドブ板活動とは、、、。余りにも有権者をなめている今日までのあり方、この時こそ怒れる国民有権者の鉄槌を受けるべきです。尊大で役得に狎れ、大あぐらをかいてきたこれまでの失政のツケ、責任の重さを今こそ知るべきです。

    毎日のニュース、テレビに新聞に釘付けになっています。今までにない期日前投票率の上昇!それこそ国民の底深い意思表示の証左−大拍手です。皆、張り切って取り組んでいます。きっとかつてない大波動で社会が動くことと期待しています。
    -----------------
    【6554】Re: 投票に向かう足が重い アイク 2009-8-25 13:40
    ▼義憤老人様:

    貴方のご意見はその通りと思います。しかしながらマニフェストの比較だけでは、政権与党である自民党からの過去の反省も無くご破算で願いましては・・になります。

    それは無いでしょう。過去10年間の事でいえば、
    1)3万人の自殺者(一向に減少の気配なし)
    2)給与所得の減少(企業所得は増大!!)
    3)預貯金の目減り 等々

    直近では
    1)郵政民営化(少なくとも見直しは必要でしょう)
    2)後期高齢者医療(これも見直し乃至は廃止!?)
    その他我々の眼に触れないところで着々と進んでいる法改正も有るようです。

    自民党のマニフェスト作りは、各省庁の協力によって各種資料も充分に参照して作成されています。
    しかしながら民主党以下の野党は、自民党のような協力も無く苦労して作成していると思います。
    それを比較表を作って、侃々諤々やっている新聞、TV・・

    今回の選挙は、今までのやり方では何も良くならないと言うことで、
    新しい者に任せようとする選挙と思いますが(不安はありますが)いかがですか?!   以上
    -----------------
    【読者投稿】後期高齢者保険の撤廃を  牧 豊  09/8/24 8:48

    後期高齢者保険がいかに理不尽なものか、小生の例で説明したいと思います。
    同様な方は全国で沢山おいででしょう。小生は、昨年11月に後期高齢者にランクされました。
    その当時健康状態も良く、技術も持っていたので会社勤めをしていました。

    当時は政府管掌の健康保険に加入していて、保険料は会社が半額、本人が半額を負担していて負担率は10%でした。
    妻は私の扶養家族として別に保険の加入の必要はありませんでした。

    75歳の誕生日に強制的に後期高齢者保険に加入させられ、妻は別の国民健康保険の加入を求められています。
    一番のショックは、今まで扶養家族だった妻が小生の保険から外れて別の保険が必要となったことでした。
    政府から妻の扶養は必要無いといわれたような気がしたためです。
    せめて75歳になった場合、選択制で保険を選ぶ方法が無かったか、配慮の無さは誠に残念に思います。

    保険料は、半分会社負担が全額本人負担となり、妻の保険料も必要となり、その上医療負担率が30%となって年金生活の小生には高額の負担が生じています。
    このような状態の方は全国に沢山いらっしゃると思い、後期高齢者保険の撤廃を提案いたします。
    -----------------
    【6579】Re: 衆議院選挙と新しい日本のかたち   柳沢のタンタン 2009-8-26 17:52

    後期高齢者と言われた人は、先ず自民党に票を入れる人は珍しいのではないでしょうか。
    私どもは昔、75歳過ぎは医療が無料と信じてきた

    何時の間にか、其れが有料になり、しかも介護保険とやらで少ない収入の中から天引きで毟り取られて、早く死ねと言う信号に見えているような政策を実行してきた、自民党に、票を喜んで入れるわけが無いのは当然であろう。
    しかも其れを、仕組んだ官僚は、天下りや、渡りで税金を際限なく取り放題。
    此れで景気を良くする等、噴飯物でしょう。

    最高裁判官も、憲法の番人の役目は人事のように責任逃れで、責任を果たさない、
    裁判官の任用に当たっては、誓約書を取る必要があるのでは無いでしょうか。重大な憲法違反である。
    -----------------
    【6584】宗教政党と政教分離について   PCOG 2009-8-26 21:35:09

    政教分離の原則(憲法20条・89条)は近代憲法が打ち立てた重要な原則の一つであり、国家の根幹に係わる重大事項である。要約すると、宗教の問題は、国家的事項ではなく、個人の私事であり、政治的次元を超える人間の魂の救済の問題であるから、これを世俗的権力である国家(地方公共団体を含む)の関心外の事項とする、ということである。

    政教分離の目的の第一は、憲法20条(信教の自由)は、政教の分離なくしては完全に確保する事が不可能である事に在る。国家がある特定の宗教を特に優遇することは、それだけそれ以外の宗教の自由を押さえる結果になるし、国家が全ての宗教をひとしく優遇することも、国家がそれだけ無宗教の自由を押さえる結果になる。更に、信教の自由が守られないと、憲法19条(思想及び良心の自由)、憲法21条(集会・結社・表現の自由・通信の秘密)も侵される事になる。

    政教分離の目的の第二は、国家と宗教との結合により、国家を破壊し、宗教を堕落せしめる危険を防止する事に在る。宗教は世俗的な国家権力の介入を許す事の出来ない程、余りにも個人的であり、神聖であり、且つ至純なものであるが故に、国家が特定の宗教を国教として定めると、宗教的迫害が必然的に発生するという過去の歴史上の教訓を具現したものである。

    よって、政教分離の原則は「宗教の政治への持ち込み」を禁止しているのであって、例えば、仏教・キリスト教・創価学会等の熱心な信者が、国会議員として又は政党を結成して、純然たる心の救済を目的とする「宗教活動」とは無縁の、「政治活動」をする事は、憲法19条(思想及び良心の自由)・憲法21条(集会、結社及び表現の自由)の立法趣旨から見て自由であるが、やはり「李下に冠を正さず」の姿勢を忘れてはならない。

    下記URL「提言4」に詳述。
    http://www12.bb-west.ne.jp/matuoka/
    -----------------
    【6528】最高裁判所判事の国民審査 資料&4日間のズレ 珠 2009-8-24 10:15

    最高裁判所判事の国民審査制度は、国会議員の選挙が始まり、不在者投票ができるようになってから、4日間のずれがあります。これが毎回のことなのか、全く気づいていませんでした。

    今回は、30日に出かけるために20日に不在者投票をしようとして、このズレに気づき、23日まで待つことにしたのです。
    テレビや新聞では早速、投票をしている人がいるというニュースも流れましたから、この方々は「白票」つまり肯定したことになってしまうのです。

    4日のズレはなぜ必要なのか? 下記の記事では、「名前が必要なために準備ができない」となっていますが、あらかじめ分っているのだから出来ないはずはないと思うのです。
    http://s01.megalodon.jp/2009-0824-0946-40/www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009081902000170.html

    単純に怠慢ではないかと思いますが、それは「最高裁判所判事の国民審査」を国が軽視している現われ、「形式的にはせざるを得ないが、国民になんぞ諮る必要はない」とすら思っているのかもしれません。

    さて、投票に行く前には、別スレッドでご紹介しました「最高裁判所判事の国民審査の資料」(ことに一番下など)ぜひご覧ください。
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=652&sty=2&num=52
    -----------------
    【6395】Re: 軍靴の足音 k.satou 2009-8-19 10:43
     ▼ニックさん:

    >私としてはこのカナダの男性の発言は極まともなものだと思うのですが、皆さんはどの様にお考えでしょうか?
    >http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1775.html

    ご無沙汰しています。 お元気ですか。最近見かけないね?
    まとも。そのものです。日本は言論が許されているはず?の国なのですがね
    わざわざ一日でも田母神の演説日を変えてくれというのに!タブーの真に多い国です。皇室のことをはじめ。
     
    64回目の敗戦記念日の8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式日本武道館。
    「終戦記念日」と表現していること自体にその戦争をどう把えているかがわかる。
    我らが大首相は、式辞でこう述べている。(官僚作成の振り仮名つきので棒読み)
    「我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えております。

    国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します」と。
    侵略戦争とは言わず、だが、一応非のある戦争、非は日本にありとした。非があるとするから、謝罪をともなう。
    犠牲となられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。もし“非のある戦争”なら、国家権力に位置する者は靖国に祀られている戦没者を顕彰の対象とするのではなく、謝罪の対象としなければいけない。

    “非のある戦争”に駆り立て、尊い命を犠牲にさせたと。
    いわば“非のある戦争”によって「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたと謝罪するなら、靖国に祀った兵士であった戦没者に対しても同じ謝罪の列に置かなければならないはず。

    だが、「アジア諸国の人々に対して」謝罪しておきながら、靖国に祀っている戦没者には謝罪もせず、逆に「国のために戦って尊い命を捧げた」と顕彰している。
    非のある戦争のために戦って、尊い命を捧げた“非のある戦争”は尊い命を捧げるべき対象か?
    対象とはすべきではないはずだろう、「非のある戦争のために戦って、尊い命を捧げた」は??なんのことだ?

    こういうのか?当時“非のある戦争”だとはカケラも思っていなかった。
    大東亜共栄の戦争だ、八紘一宇の戦争だと信じ込まされて戦争に加わっただけ と。

    だが、現在の価値解釈として 麻生自身、“非のある戦争”だとしてアジア諸国の人々に対して」謝罪している。
    靖国神社に祀っている戦没者に対しても謝罪すべきだろう。非のある戦争のために戦わせて、尊い命を犠牲にさせてしまった“非のある戦争”とはせずに「国のために戦って、尊い命を捧げた」と顕彰している。
    じゃ 本来誰のために戦ったというのか?東条のためかね?
    -----------------
    【6407】Re: 軍靴の足音 tomm 2009-8-19 23:51
     ▼K.satouさん:ニックさん:

    >「じゃ 本来誰のために戦ったというのか?東条のためかね?」

    これはK.satouさんの示された最後の件です。確かに大東亜戦争は日本軍・日本国民に悲惨な状況をもたらしました。
    そして当初は「靖国」に祭られているには大東亜戦争ではB.C級戦犯まででした。
    それが「靖国」にA級戦犯が合祀となったのは、「靖国」の創建当時から関わっているのです。

    それは戊辰戦役に遡ります。官軍側の戦没者を祭った各地のある護国神社、その最高位にある「靖国神社」とかっては規定されていました。
    要は明治創建期の官軍側将兵を祭るものでした。それが次第に拡大され、各戦争時の戦没者を祭るようになったのです。

    ですから「大東亜戦争」のB.C級戦犯も祭られているわけです。ところが昭和天皇の側近者の子息が、父の反対を押し切ってA級戦犯までを合祀したのです。それで天皇は「靖国参例を辞められたのです。
    この為合祀の可否を巡り再三にわたり提訴されましたが判決が出ず、審議打ち切りとなった経緯があります。

    A級戦犯とは大東亜戦争を惹き起こした犯罪を問われたものです。
    たとえそれが合法か非合法を問わず、米・中・東南アジア諸国に多大の被害を与えたのです。
    その犯罪は決して許されるものではりません。よって、「靖国」へのA級戦犯の合祀には絶対反対です。
    -----------------
    【読者投稿】沖縄の鉄砲水は人災  岡田元浩  09/8/22 6:35

    菅先生はテレビで「官僚政治を排し、代りに「民間のスペシャルアドバイザーを使う」と云いました。「官低民高」の時代、其れは全く正解だと思います。

    しかし世間では「安全安心の自民党」に対し「民主党は不安」と云われている。
    それは云って居る事が「タラレバ」だからだ。
    政権が目の前に迫っているのだから、「民間のスペシャルアドバイザー」は既に起動て居るのが当たり前。政権を取らなくても「自民党に無い安全管理力」を示すチャンスは幾らでもある。「タラレバ」では有権者の信用が得られない。

    今格差社会が最大の問題ですが、防災技術に付いても、国際勝ち組み企業と、中小企業に大きな較差が有る。更に公共工事を発注する地方自治体にも大企業並みの防災技術力が無い。

    具体的にはネット上でも明らかな様に、大企業は「ハーバードのKT法のリスクマネージメント」を導入している。
    其処では「トリガーポイントの設定」が基本作業に成っている。
    川に水が流れるには時間が掛るので上流の水位をモニターするのは、「待ち行列理論」と云ってORの教科書にも出で居るし、特許公報にも色々出ている公知の技術で、当然「民主党の民間スペシャルアドバイザー」に取っては常識です。

    更にKT法の先に有る技系の防災の教科書では、「SFP(シングル・フェーラー・ポイント)の排除」が基本なのです。
    つまり一つの不具合や故障で人が死ぬ様な設計や工事計画は禁止なのです、ですから、たとえ上流に水位センサーを配置しても、それが故障しても人が死なないような「命綱や救命胴衣」などの二段構えの対策が必須なのです。

    今回は両方無かったので、「民主党の民間スペシャルアドバイザー」に取っては全く常識外の人災と云わざるを得ません。
    そもそもそんな信頼性工学の基礎常識を管理する「オフィサー・イン・チャージ(技系鬼軍曹)」の居ない自治体や下請け会社に、橋の耐震診断をする資格が有るのか。

    今絶好のチャンスなのに何故、「民主党の民間スペシャルアドバイザー」は記者会見を開いたり、選挙カーの上に立って、「自民党政治では安全が守れないこと」をアッピールしないのか。怪しからん。

    更に「地方分権」は文系の政治マターだけで、防災技術は、「民主党の民間スペシャルアドバイザー」が、国際企業の持つグローバルレベルの技術で、中央集権で「機関委任事務」として管理する必要が有るのです。理屈としては、地方自治体には更に厳しい独自の規制をする権限があるでしょうが、国際企業を上回る高度技術を開発する経済力が有る筈が無く、そんな技術を並列で開発したら国家経済的に大変な無駄使いで、民主党の基本マニフェストに反します。

    マスコミは文系独裁だから、憲法の「地方分権」が金科玉条で、事故の起きた首長に取材に行くから「私としては前例のない事で、其処まで思いつきませんでした。
    今後検討します」と云う話を聞いて納得し報道する。全国的には再三「鉄砲水事件」は起きて居るでは有りませんか。

    東京都の地下にも巨大な調整池が作られているのはテレビでも紹介されている。調整池は氾濫しなければ、設計の想定内、通常作動でしょう。都市計画法でも調整池の水位の上昇速度は規制して居ない。
    本事件を「異常気象」とか「都市化の結果」とか「天災」とか云うのは可笑しいでしょう。
    =========================================================================
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18 【6895】老人党メルマガ(287)
北極星   運営スタッフ 2009-9-6 7:03:15  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(287)  ::: 2009/9/6
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    【6718】なだいなだの打てば響く 転載   ビートル
    【6699】国民が政権交代を望んだ結果   珠
    【6704】政権交代への追い風チャンスをしっかり掴め 昭和人
    【6711】小泉(元首相)さんに深謝     casablanca
    【6556】日本政界の究極的世直し論、三権[立法・司法]の何れも交代が実現した場合 やまちゃん
    【6703】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し   H.KAWAI
    【6716】選挙制度について         タミゾール
    【6808】Re: 選挙制度について4論     愚者脳こだ○寛
    【6826】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し   もぐら
    【6884】Re: 憲法9条の空想性に反論すること みじゅくもの
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    【6718】なだいなだの打てば響く 転載   ビートル 2009-8-31 17:45

    8月31日 選挙の結果を見ての感想です。
    ぼくたちがやろうとしていたこと、(自公を退陣させること、しかも徹底的に敗北させること)は実現しました。
    それが第一ですが、その他にも、この選挙にはどのような意味があったか、考えてみました。

    戦後65年経って、首相を有権者の投票で直接に決めることができました。単なる偶然か、鳩山一郎の孫を選ぶか、吉田茂の孫を選ぶか、という選択になってしまいましたが、ともかく有権者のわれわれがキングメーカーになれたのです。まだ、鳩山と吉田の影を引きずっていますが、二人の生きた姿を見たことのある人は、有権者の中にも少なくなってきているでしょう。

    次の大きな意味は、公明の小選挙区での敗北です。代表と幹事長を落選させたことです。
    これは浮動票と呼ばれていた層が、選挙に参加して、高い投票率がえられた結果です。偉い人(ボス)の指示通りに投票するものを、自分の考えで投票する人たちが、上回ったということです。民主主義にブレーキをかけていた宗教票の限界を悟らせることになればと思います。宗教は政治と切り離さなければなりません。

    それと、女性議員の数が一気に増えたことです。日本の政治も見た目が華やかなものになるでしょう。戦後第一回の選挙で、日本に女性議員が初めて登場したのを見た人間としては、それからが長かったなあという思いです。戦後、硬直してきた外交にも、柔軟性が戻ってくるのでは、と考えます。世界で一番硬直した外交官が、日本の外務省の外交官でした。

    さて、前回にも触れましたが、これから高齢者の健保、年金の問題など、解決可能な方策、制度の変更を考えていくときがきました。政権の選択の時には、頭が熱くなって、意見の違いが罵りあいになったりしがちですが、今後4年の時間があります。
    ゆっくりじっくり考えていきましょう。

    生活苦からの自殺をへらすこと、ワーキングプアの問題を解決することは、緊急の課題ですが、きびきびしたスピード感ある対策を打っていけば、それができた政治家は、きっと名声を得ることでしょう。
    腕のみせどころです。ぼくたちはじっと見守りましょう。厳しい視線は、政権交代しても変えることはありません。

    これが、とりあえずの感想です。ほっとしたら、ちょっぴり疲れが出ました。
    飄飄としているつもりでしたが、あちこちに、かなり力が入っていたのでしょう。
    ----------------------
    【6699】国民が政権交代を望んだ結果 珠 2009-8-31 1:02(編集)

    老人党が出来て6年余、自民党政治の状況では問題がありすぎると政権交代を願って来たわけですから、とうとう実現したかと開票速報を見ています。

    国民にきちんと向き合わない政権であれば、国民は選挙で政権を交代させる力を持っていることを、政治家に分らしめることができたのではないか、国民も1票の力を見直せたと思います。

    当選した民主党議員には、今回投票した人たちが、民主党が「良い」と思って投票したわけではなく、自民党政治があまりに問題があるために、政権交代を望んでの結果であることを自覚して貰いたいです。次回の選挙こそ、民主党の真価が問われることになるでしょう。

    今夜はバンザイするのもいいですが、民主党は明日からは気を引締めて、政権与党になる覚悟を持ってことにあたって欲しいものです。私は、老人党は引き続き政府をしっかり監視して、良いところは応援し、問題は厳しく指摘する態度を変わらず持ち続けていきたいと願っています。
    -----------------
    【6704】政権交代への追い風チャンスをしっかり掴め 昭和人 2009-8-31 8:03

    民主党が300を上回る単独過半数議席を獲得した。「政権交代」という世の中のムードが日本の政界の地殻変動を齎した。
    小泉政権がつくった新自由主義思想による 行き過ぎた規制緩和による格差と貧困の拡大、失業者の増大、現役労働者の実質賃金の低下、、、等への批判がこの「政権交代」ムードをつくり野党民主党の圧勝をもたらしたものと思う。

    民主党鳩山氏は社民、国民党との連立を今朝発表したが賛成です。
    社民、共産の意見を十分に尊重しながら政権運営にあたって欲しい。

    何故なら 特に憲法改定につながる自衛隊の海外出動、専守防衛を越脱する集団的自衛権の行使、非核3原則の徹底など憲法9条を護り、平和な戦争に巻き込まれない政治に徹底して欲しいからだ。
    日常国内問題では、労働者の待遇改善、貧困者の減少、失業率の減少の実現に頑張ってもらいたい。

    今回の選挙結果は 私が選挙権を得て始めての快挙だった。2度と旧自民党政権に戻ることのないようにしたいものだ。
    そのためにも、上記の政策を堅持することを望むものである。
    -----------------
    【6711】小泉(元首相)さんに深謝 casablanca 2009-8-31 10:46

    TV で選挙速報を観て、今までこれほど感動した事は無かった。
    4年前、小泉氏は「改革には痛みが伴う、国民も痛みが伴う」と言い切ったのは記憶に新しい。
    以降、国は荒み 国民は心を病み 生活は困窮し 疲弊も限界に達した。氏に問いたい、国民は痛みというより激痛を伴ったが、“功績”は何か?貴殿はどんな痛みを味わったのか?この「老人党」を通じて教えてほしい。

    回答を待つまでも無く、大きな功績を残された事が一つあり深く感謝している。戦後54年、政治家は、政治に対する認識が甘く、政治には盲目で無知で関心も無い、その盲目な国民に、私利私欲を優先させ思うがままに牛耳ってきたのである。
    が、小泉氏の最大の功績は、その国民の政治に対する意識を劇的に目覚めさせてくれたのである。

    さて、昨夜民主党の鳩山代表は、記者会見で「先ず優先することは、政治のシステムを変えることである」と、明言してくれた。「今までの官僚主導型〜(私利私欲の)政治家との癒着を打開し、政治を国民の手に返し、国民主導型にする」とも言及している。

    国が豊かになり、国民が希望の持てる安定した生活が出来るかどうか最大のポイントは、そこに有る!
    Noblesse Oblige 民主党の諸氏は顔がよい、誠実さも感じられるし、品格もある!
    鳩山さん 菅さん 岡田さん そして民主党の方々 大いに期待しているゾ!!!
    -----------------
    【6556】日本政界の究極的世直し論、三権[立法・司法]の何れも交代が実現した場合 やまちゃん 2009-8-25 14:44(編集)

    「最高裁判所裁判官国民審査」関連で下記に示します、話題から

    >【5807】Re: 選挙(投票)の為、活気ある[総選挙]と物静かな「最高裁判所裁判官国民審査」の選挙権
    >【6421】Re: マニフェストから(皆さんへ)
    >【6503】もう一つの審判 − 最高裁判所判事の国民審査

    (1)立法権、戦後64年以降、55年体制下の自社から今現在の諸政党間で2009総選挙にて、真の与野党逆転が実現した場合。
    (2)司法権、「最高裁判所裁判官国民審査」でも、仮に全員が×の罷免となった場合。

    主とする、
    a.憲法9条訴訟判決一覧
    http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kyuujyouhanketuitirann.htm

    b.私学助成の
    >第89条 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。

    c.生活生存権[人権と職=労働]

    >第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

    d.働き方の身分差別、正規雇用と非正規雇用との賃金格差
    >第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
    >第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
    2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
    3 児童は、これを酷使してはならない。

    e.公的年金と生活保護費との最低基準の格差並びに、年金・医療め介護と雇用との関係
    >第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
    2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

    などは、時の内閣が、日本国憲法

    第79条 最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。
    2 最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後10年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。
    3 前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。
    4 審査に関する事項は、法律でこれを定める。
    5 最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。
    6 最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。

    第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

    から、
    司法権の最高裁裁判官の任命は、本来、中立的公平性であるべき司法権の裁判職公務員を、時の内閣が己に都合の良い施策を実施する為に、思想信条に偏りのある人選を、之からも許されるなら、最高裁判所裁判官国民審査での信任は、過去に最高裁の9条に対する言動を例に

    >国家統治の基本に関する高度に政治性のある国家行為は、司法審査から除外される

    との言い訳を許さない、最高裁裁判官を内閣が人選して、国民審査の信任を得られれば、憲法違反の判決が期待できるかもしれませんね。この後も、続編として編成中、後に追加あり。
    -----------------
    【6703】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し H.KAWAI 2009-8-31 5:58 (編集)
     ▼高橋さん:再度のお邪魔です。

    >この次は、中選挙区復活の運動を始めるべきでしょうか。

    ○私、「小選挙区制」、「政党名投票」、「マニフェスト」で民主主義は完全に損なわれていると思います。理由は、

    (1)国会議員の選挙というものは、国民の代表を選ぶものであって、「小さな小さな」地域の代表を選ぶものではありません。
    (2)国民の代表として国民が選ぶのは「人」であって、「政党」ではありません。
    (3)選挙前にマニフェストで全部決めてしまいましたら、国会に於ける議論が全部「用無し」になってしまいます。
    というものです。

    ○ま、制度は運用次第で大きく変わってくると思いますが、選挙区の問題も含め、制度につきましても大いに議論を深めたいですね。
    -----------------
    【6716】選挙制度について タミゾール 2009-8-31 16:09
     ▼KAWAIさん:はじめまして。若造の老人党です。(49歳ですが)

    私は、この意見に反対です。欠点がありながらも、小選挙区制によって政権交代が起こったのです。
    V9時代のアンチ・ジャイアンツは地獄でした。
    勢力均衡策により、多くの優勝チームが生まれ野球人気そのものは大きくなったと思います。

    小さなレベルでの民主主義は得意な日本社会も、国政レベルでの民主主義は、やっと始まったといえます。
    大正デモクラシー期の政党政治と現在の政党政治は憲法の違いを含めて大きな違いです。いわゆる4つの89年の話にあるように、国レヴェルの民主政治を日本社会は初めて持ったわけで、政治評論家を含めてこの点に関しては未経験のことです。

    トクヴィルやミルがおそれた「多数者の専制」の問題は、参議院の役割だと思います。
    存在価値の薄い参議院のためにも、参議院は個人候補や少数者の意見が通りやすい選挙制度にするとともに、長期的な問題(福祉・教育・社会システムなど)を継続的に衆議院以上に考える議院とすべきかと思います。

    いずれにしても、約30年間自民党には一度も投票したことのない私にとっては、やっと自分の票が「死票」にならなくなったともいえます。これまでの状態が、見かけの合法的な一党独裁であったともいえます。
    混乱や、ためらいもあるとおもいますが、それが民主主義のコストではないでしょうか。
    -----------------
    【6808】Re: 選挙制度について4論   愚者脳こだ○寛 2009-9-3 13:34
     ▼タミゾールさん:はじめまして

    選挙制度に関して小選挙区比例代表制は、別にいいんじゃないでしょいうか?
    確かにお金はかかる。が、この度の選挙は民意が反映されたとうけます。

    また共産党については、イメージとして、未だあかというのが少しあり、また、僕は、共産党に関して否定はしません。
    むしろ肯定です。僕の目指してほしい資本主義的社会主義になる世に、僅かながら共産党がいることで力になると考えているからです。

    公明党に関して、日本の人口のほぼ1割弱いる学会員ちょっと、宗教と政治ひっついたらいかんでしょう的考えで、同じく宗教活動に専念してほしい。ただ一つ弁護すると、福祉面に公明党が力を使った気がする。
    同様、幸福実現党は、明らかに素人集団的マニュフェストやったしね。政教分離が言われている以上、本分に力を
    -----------------
    【6826】Re: 過ぎたるは猶及ばざる如し もぐら 2009-9-4 0:57(編集)

    数名の方の意見について、まとめて述べさせて頂きます。

     ▼高橋さん:
    >この次は、中選挙区復活の運動を始めるべきでしょうか。

    今回 民主党が勝ちすぎたからといって、これを考えるのは早計じゃないでしょうか。今回は自民党支持者でも、あえて今度だけは民主に入れたという人が多かったみたいだから、その分を差し引かないと。この人たちは次回は間違いなく自民に入れるはず。それも相当気合を入れて。
    まあ、小選挙区が死に票が多いのはいやですけどね。

     ▼タミゾールさん:
    >欠点がありながらも、小選挙区制によって政権交代が起こったのです。

     ▼H.KAWAIさん:
    >○中選挙区制でも政権交代は可能だと思いますよ。ただ、単独で過半数を獲得するということが難しくなりますのでね、政権運営が複雑にはなります。

    参議院は民主党が自民党に代わって第一党となりました。参議院の選挙制度は、選挙区(都道府県単位)と比例代表かな。参議院の選挙区は大選挙区と言われているみたいですね。

    また、今年の都議選は民主が勝ちましたが、これは中選挙区みたいですね。
    ちなみに、都議選では公明党は立候補した候補者が全員当選しました(怖すぎる)。中選挙区になるとかなり組織票が効いてくるようで。この都議選の結果がよかったので公明党は今回の総選挙でも行けると踏んだとか。

    で、今回の小選挙区による総選挙を含めて、大中小それぞれの選挙方法で民主が勝ちました。都議選に関しては地方選ですが、それでも、いずれの選挙方法でも逆転が起きるということが証明されました。この日本で。しかも、逆転が起きやすいと言われる小選挙区よりも、参議院の方が先に逆転しているのが改めてちょっと驚きです。2年も前に。地方選では過去にも逆転はあったでしょうけど。

    ところで、小選挙区に変える時、「中選挙区は金がかかりすぎる。小選挙区の方が金がかからない」というのが小選挙区導入の理由のひとつになっていました。小選挙区になって金はかからなくなったんでしょうか?
    -----------------
    【6884】Re: 憲法9条の空想性に反論すること みじゅくもの 2009-9-5 18:41
     ▼E.Tさん:今晩は

    困りました。自衛隊の「装備」が国際的にみて「相当」なものであることは私も承知しています。
    しかしです。軍備拡充は良いことでか?E.Tさんは、つまるところ、核武装も賛成ですか。

    >守ることに限定すれば自衛隊って結構強いです。
    >航空自衛隊
    >・戦闘機パイロットは訓練時間が豊富で、その腕前は米空軍と互角
    >・F-15制空戦闘機を202機運用。これはアメリカに次ぐ多さ。
    >・F-2支援戦闘機は対艦ミサイルを4本積んで機動出来る世界で唯一の機体
    >・E-767による強力なバックアップ
    >
    >海上自衛隊
    >・イージス艦を保有するのはアメリカと日本だけ(スペインもあるにはあるが小さい)
    >・有名なSM-3
    >・世界一とも言われる対潜水艦戦闘能力
    >・戦後64年間続く機雷除去
    >
    >陸上自衛隊
    >・世界が驚愕した90式戦車の高性能
    >・有名なPAC-3
    >・世界屈指の対戦車戦闘

    >しかし、やっぱり守るだけなんですよ。ひとつでも失敗すれば敵は本土に上陸、民間人を巻き込んだ血みどろの戦いを余儀なくされるのです。
    >だからこそ、憲法を変えて不安を無くすよう、民間人の血は絶対に流さないようににしよう!と言っているのです。

    軍備で国民の生命財産が護れるか、護れないか、が論点なのだと思います。
    更に、日本を「問答無用」で破壊する「必要性」がある国は何処の国なのでしょうか。
    仮想敵国の言葉があるようですが、軍備を拡充したいからではなく、本質に立ち返って、日本を「外交抜き」で破壊する意志を持ちうる国は何処でしょうか。戦前の日本のようにこちらが「チョッカイ」を出せば別ですが。
    軍備力を背景にして、北方領土の返還でも要求しますかね。
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19 【7063】老人党メルマガ(288)
北極星   運営スタッフ 2009-9-13 5:52:25  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(288)  ::: 2009/9/13
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
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    【6977】法人税増税で6兆6840億円の税収増    Gokai
    【6983】Re: 法人税増税で6兆6840億円の税収増 八代 勝美
    【6986】Re: 法人税増税で6兆6840億円の税収増 柳沢のタンタン
    【6907】Re: 自立支援法廃止で障害者就労「暗黒時代」再来か?  虎キチ大好き
    【6922】総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選   pierre
    【6923】Re: 総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選 H.KAWAI
    【6902】Re: 最近、思うこと   あくまの査問官
    【読者投稿】社民党よ大志を抱け  あすなろ老人
    【6859】何が変な意見かは、歴史的なものかも タミゾール
    【6924】Re: 亀レスにて失礼します かっくるなかしま
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    【6977】法人税増税で6兆6840億円の税収増   Gokai 2009-9-9 12:52(編集)

    また学者が消費税増税を言い募っているので、一言。

    法人税増税、この事は国民が継続的に声を上げなければ、絶対になされないでしょう。
    なぜなら、選挙はお金をたくさん持っているほうが有利であるはずだし、マスメディアは広告料が欲しいだろうし、
    大きな献金、大きな広告料の可能性ある大企業の顔色を政党もマスメディアも伺わないわけに行かないのです。そういうことで政党やマスメディアが法人税増税を積極的にできないのなら、国民が声を上げ続けない限りそれは不可能です。

    ところで、法人税率は現在30%で、平成20年度法人税収入は16兆7110億円です。
    もし、1990年ごろの税率42%で計算しなおすと、23兆3950億円、差し引き6兆6840億円の税収増が見込めます。

    大企業へのマネーの偏在は日本国に何の利益も生み出しません。
    なぜなら、大企業の借金による信用創造が起こらなければ、個人や中小企業の借金では民間金融機関は貸し出しを増加させることは出来ず、結果、信用創造も増大せず、政府の適切な国家の経済運営も成し難いといわざるを得ないのです。

    PS,余計なことですが、
    半年ほど前に、膝に違和感を覚えたことがありまして、基礎代謝をいくらかでも回復させるための散歩を一次中断したことがあります。膝が悪いのに散歩を強行することは膝の重要な部品である半月板を損傷変形させる心配があると思ったのです。

    この半月板が損傷してしまうと、慢性炎症にて将来、膝に水がたまったりで、いずれ歩行困難となり、以後、最悪の経過をたどると、身体の各部にも影響を与えたり、脳機能も衰えたり寿命も短縮してしまう恐れがあると考えたのです。
    対策として、まずカイロプラクティクの先生を訪ね、腰椎や仙腸関節のずれの調整とともに、膝関節のずれは無いかを調べてもらいました。

    診断結果はそれほどの異常は見当たらないのでいずれ治るでしょう、良くならなければまたご相談くださいのことでしたがその後一ヶ月も好転せず、不安を覚えていたところ、何かで消炎鎮痛剤を飲む機会に恵まれたというか、運良く飲んだところ嘘のようにその違和感は消えることになりました、やれやれでした。

    最初、膝関節がずれたのを素人なりにいろいろ処置して、おかげでそのズレは解消したが、軽い炎症を招いていたというところでしょうか。このこと、老婆心ながら書き込んでみました、もちろん素人の余計な独り言です。
    -----------------
    【6983】Re: 法人税増税で6兆6840億円の税収増 八代 勝美 2009-9-9 18:37
     ▼Gokaiさん:

    「ラテンアメリカは警告する -構造改革 日本の未来」(発行所 新評論 編者 内橋 克人、佐野 誠)を読むと
    法人税、所得税のフラット化が税収減を招いているゆえ 1980年頃の累進率に戻すべくといっています。
    これに対する反論は、何時ものことですが 企業が海外へ移転してしまい雇用の喪失につながるといっています。

    これに対して そういうことは無いということ云えばよいのですが、緻密な理論闘争必要と思いますが、
    誰か教えてください。

    消費税についても、累進消費税制の導入、生活必需品の税率0化など色々な方法あると思いますが、その点については突っ込んだ議論されていません。例えば 自動車 購入する場合でも 軽自動車、排気量##cc未満は非課税とし、それ以上は逓増税率とすることなど 庶民の生活 脅かさない方策 考えるべきと思いますが。
    -----------------
    【6986】Re: 法人税増税で6兆6840億円の税収増  柳沢のタンタン 2009-9-9 20:19

    日本で育った事業が海外に逃避する事はそれで良いでしょう。祖国の恩義を感じない事業は、日本に不要であると思います。
    内橋さんは私が長年尊敬している、経済の先生です。大変穏やかな発言で何時も評論をしておられます。

    私の素人の提案ですが。景気対策素人の考え景気対策を充実させなければ国民の閉塞感は無くならない
    (1)青少年に対する国の生育資金は速やかに実施する事。後期高齢者に医療は無料とする。
    (2)低所得者 年収300万円以下の人は無税とする。高額所得者に対する課税は前に戻す。法人税も元に戻す。
    (3)失業者に対する給付を引き上げる。テクノスクールを充実させる。
    (4)官僚の天下りは廃止する事。天下りの事業所には官庁の入札権を与えない。財団法人は原則廃止にする。
    補助金はゼロにする。
    (5)裁判官の法の実施に対する責任に対して、不適切な判決には罰則を設けること。

    此れから最低の景気回復に対する提案です。
    -----------------
    【6907】Re: 自立支援法廃止で障害者就労「暗黒時代」再来か?  虎キチ大好き 2009-9-6 22:56
     ▼あくまの査問官さん:

    >虎キチ大好きさんの記事を見て、疑問に思った事を質問します。
    >質問1 記事6798にて、

    >>レベルでずっと推移してたんですが、2003年一般の方が失業率5.5%だった年に初めて年間3万人台に乗せ、2006年(自立支援法初年)に4万を突破した。つまり小泉内閣か6年で1万8千人増、2005年法提出時との比較では約6千人プラス

    >とありますが、その間の障害者の変化はどうでしょうか?
    >就職者数の増加以上に求職者の総数が増加しているのなら、単純に自立支援法の功績とは言えないと思います。

    それについては http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/05/dl/h0515-1a.pdf

    この資料の2ページ目を見て頂ければ分かりますが、
    実際の就職者数/就職者申込数(いわゆる就職率)の過去10年の推移ですが、小泉政権発足前の1999年は34.6%だった。
    ところが支援法施行の2006年に42.4%、07年に42.2%、去年は37.1%に落ちましたが、去年は健常者でも切られる年でしたから、ほぼ減少幅が失業率と同レベルに抑え込めたのは「許容」範囲でおおむね自立支援法3年で10年前比3〜8%増と言ったところです。

    20%台後半〜30%台前半をウロウロと言う状態だったんで導入時10年後(2016年)に40%に就職率がなれば合格と思ってましたが、初年度にいきなり40をクリア出来るとは思わなかったです。まさに「小泉改革のアメとムチ」の成果と言って良いです。

    >質問2
    >近年の雇用問題に正社員から派遣への雇用形態の変化がありますが、障害者の人々での場合はどうでしょうか?
    >派遣での就職数が多いのなら、賃金の問題から見て自立とするのは難しいと思うのですが?

    これについては、実は「障害者特有の仕組み」で健常者の様に「非正規だと生活出来ん」と言ったものじゃないんですよ
    特に障害年金が出る1、2級(20歳前の疾病が原因)の層は結構多い(生まれつき障害等)は国民年金の納付前なので所得制限が有り扶養者が居ない場合は、およそ月所得30万(ボーナス等もこれに含まれるので実際は月所得20万以下に抑えないと年金半額カットとなる為、

    特に国民年金の納付義務が無い20歳前の障害で年金貰ってる場合は、このカットラインとの相互関係(総収入)を考えてやらないと駄目なので自分も契約社員だし友人にも派遣や計約目指してる人が居るが契約社員やパートの方が増収になったりするんです。しかも珠さんも仰ってましたが精神等は長時間労働困難者も多いから障害年金+αで作業所よりは1桁多い位と言う雇用形態も制度確立した事も短期間で成果を出した原因でした。

    正社員なら年金が吹っ飛びよほど高収入の所でないと「減収」になるんですよ。20歳以後の障害にはカットはありません。

    >質問3
    >身体障害者雇用促進法の功績についてはどうでしょうか?

    我々が就活やってた時代はこれだけだったんですが、やはり「就職可能性有りの人」と「困難な人」振り分け、
    可能性有りの人を作業所側が匿った場合は「減収」、就労成功の場合は作業所側に「成功報酬」が入る制度に自立支援法で改めた促進法のみの時代はこの「就労可能者をチャレンジさせなかった場合の作業所へのペナルティ」が無かったのでなかなか伸びなかったと今、感じてます。
    -----------------
    【6922】総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選 pierre 2009-9-7 14:58

    総選挙の結果には、誰もが溜飲を下げたのではなかろうか。
    「改革」を標榜して総選挙で圧勝したにも拘わらず、1年で首相を辞任した小泉氏から始まって、安倍、福田とさらに2代続けて首相投げ出しが続いた。しかもその間、1度も選挙の洗礼を受けることなく、政権に座り続けた結果がこの総選挙である。
    首相の顔を麻生氏に代えたとしても、この劣勢はいかんともし難かったのである。

    国民が自らの意志で、首相の首を切ったのは、史上初めての快挙なのだ。だからこそ、この結果に溜飲が下がるのである。
    しかし、この快挙とも言うべき総選挙の結果を見て、極めて残念に思わざるを得ない痛恨事がある。
    それは1年という短期で訳の分からない理由で首相の職を投げ出した安倍晋三、福田康夫の両元首相が、厚顔にも小選挙区で立候補し、しかも当選したことである。

    昔のように「末は博士か大臣か」と言われる時代ではないから、今どき、内閣総理大臣になることが“男の本懐”とは必ずしも言えないだろう。しかし、政治家を志すものにとっては、首相という職は、望んだからと言ってなれるものではなく、選ばれてその職についた以上、まさに政治家としての“本懐”を遂げる絶好のしかも唯一無二のチャンスのはずではないか。

    それをあっさり、わずか1年で投げ出すようであれば、その人物に、他に何を期待できるのか。これからも代議士として国政に参画すると言うが、それなら首相という極めて得難いチャンスをなぜ全うしなかったのであろうか。小泉氏が首相を5年務め、そして今回引退したことは極めてスジが通る。つまり、政治家にとって首相とは最高のポストだからだ。

    その行為は、少なくとも今回の選挙には出馬せず隠忍自重するに値するものである。それを恬として恥じることなく立候補するのは、まさに厚顔無恥に他ならない。こういう候補には、厳しいお灸をすえるべきなのである。
    その点で、“酔っ払い会見”で恥をさらした元財務相は落選した。これが当然であり、民主主義というものだ。

    この元財務相と元首相のどちらの罪が重いか、簡単に比較できないが、少なくともそれが与えた国民生活への影響は、元首相の軽挙の方がはるかに大きいに違いない。
    だから、溜飲を下げたこの総選挙で唯一の痛恨事が、この元両首相の当選なのである。
    それも福田氏はかなり接戦だったようだが、安倍氏は圧勝だった。まさに、「何をか言わん哉」である。
    -----------------
    【6923】Re: 総選挙の痛恨事──安倍・福田両氏当選 H.KAWAI 2009-9-7 16:06 (編集)
     ▼Pierreさん:こんにちは。

    ○安部晋三、福田康夫両氏ともに「二世議員」じゃありませんか。選挙区が同じだったかどうかは兎も角、超大物議員の息子さんって点では「超二世議員」ですよね。それがあの体たらく。

    ○「超二世議員」と言えば、今度お辞めになった河野洋平氏もそうですよね。あの方なんか風貌だけ拝見しておりますと、何だか頼もしそうですけど、新自由クラブの時も「看板」だけだったみたいですし、外務大臣の時も省内をどなたかに掻き回されておられたみたいですし、最後は議長に祭り上げられてついぞ活躍されたってことがありません。

    ○「酔っ払い会見」の中川昭一氏なんかあれだけでも「切腹もの」なのに、「のうのうと」出馬する神経が分りませんし、それを担ぐ地元後援会の方々の甘さにも言葉がありません。
    ○偉そうなことは申したくありませんが、二世議員の方達には「覚悟」というものがないんじゃないでしょうか。

    ○安部晋三氏は、あまり印象に残っておりませんが、あの福田康夫氏なんか、参議院議員になった途端に「何だかアホらしくなったのか」お辞めになった大橋巨泉氏に対して「敵前逃亡」だなと嘲笑しておられたんですけどね、今度はご自分の方が「敵前逃亡」してしまわれた。こちらは「銃殺もの」ですね。

    ○「切腹もの」の方は再起不能だろうと思いますが、「銃殺もの」のほうは当選してしまって、「やあ、すまん、すまん。」でチョン。やあ、地元有権者の甘いことったら・・。
    ○いやー、甘い、甘い。銃弾が飛び交い、刃物が舞っていた時代の方が良かったなんて申しませんけど、可愛い子ちゃんとか坊ちゃんとか大勢当選してます最近の選挙では、「投票所に向う足が重い」です。
    -----------------
    【6902】Re: 最近、思うこと あくまの査問官 2009-9-6 16:02

    今回の選挙についてですが、私は共産党と社民党について書きます。
    共産党と社民党の議席は変わらなかったのですが、私の県の選挙結果を見ると、自民当選の所でも社民または共産の得票数はかなり迫っていました。あと少し伸びれば逆転も可能な所でした。

    ですので、共産・社民は次を目指して頑張って欲しいです。私としては、、
    ・民主党の政策で是とする案はより良い結果となる様に協力する。
    ・民主党の政策で非とする案は民主主義の国会に相応しい態度で反対する。
    この二つを実行して欲しいです。

    そうするのなら単独政権となる事は無理でも、政府の能力向上と暴走を防ぐ政党として必要性を増すでしょう。
    必要性が増すのなら、議席も自然と伸びると思います。
    -----------------
    【読者投稿】社民党よ大志を抱け  あすなろ老人  09/9/6 16:32

    民主党の圧勝で自公政権を転落させたことは老人党員の一人として喜びにたえないところです。ただ、私も民主党を全面的に信頼して投票したのではなく、とにかく政権交代を期待してのことです。大敗した自民党は敗北の原因を総括することなく、次の総裁選出をめぐって、生き残った派閥の領袖たちが蠢いているようです。

    それはともかく、社民党は連立政権に参加する方針のようですが、私は閣外協力の道を選ぶべきだと思います。今後、数をたのんで国民の期待を裏切るような政策を民主党が取った場合に、チェックする役割を期待したいからです。

    もちろん、共産党がその役割を果たすでしょうが、社民党が大政党に付属する与党や、単なるチェック役で今後とも過ごすつもりならともかく、将来の政権党を目指しているのなら、ここはじっくりと腰を据えて、今回民主党が果たしたひょうに、将来の国民の期待が集中するような地道な努力をするべきではないでしょうか。

    自社さ政権のトラウマもあり、それは厳しい道ではあるけれど、民主党への不満の受け皿が共産党だけでは、再び自公への回帰を助けることにもなりかねない。社民党には大志を抱いてほしいものです。
    -----------------
    【6859】何が変な意見かは、歴史的なものかも タミゾール 2009-9-5 1:13

    雑用にまぎれて、反応が遅れました。小生が言いたかったのは、石橋湛山も現在ではリアリストですが、当時は「変な意見」と思われていたのではないでしょうか。 第1次大戦後のケインズの意見も、当時は「変な意見」と見られていたのではないでしょうか。

    石橋やケインズでない小生は変だとは思いますが、例としてあげてある有識者の言説には、変でないものもあるかもしれません。勉強不足ですが、こうした意見を考察すべきだと考えます。
    マキャベリ的パワーポリティクスの冷徹な分析からは、当然小生の考えなど笑止千万ですが、マキャベリ的パワーポリティクスそのものが、時代に合わなくなり、リアルでなくなれば、また異なった見方も生まれてくるのではないでしょうか。

    それにしても、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が旧ソ連の強大な軍事力より脅威だとは考えにくい。「通常の戦略ゲーム」でないものはそもそも「戦略ゲーム」ではないのではないか。
    東西ドイツの統一をあの時期に想像てきただろうか。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の本音も、そこにありはしないだろうか。そうでないと、現代グループという独占資本のトップと会談することそのものが理解に苦しむではないですか。
    -----------------
    【6924】Re: 亀レスにて失礼します かっくるなかしま 2009-9-7 17:58 (編集)
    ▼タミゾールさん:こんにちは。

    返信が遅くなり、失礼いたしました。
    また、私のぞんざいなもの言いにもかかわらず、冷静なご返信をいただいたことにつき、お詫びと御礼を申しあげます。

    >それにしても、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が旧ソ連の強大な軍事力より脅威だとは考えにくい。「通常の戦略ゲーム」でないものはそもそも「戦略ゲーム」ではないのではないか

    まず、通常の戦略ゲームでは、協調戦略と報復戦略とのコンビネーションです。それは、協調しても裏切られたら報復するということです。(混合戦略)裏切られたら報復するとは、立場を変えれば、裏切ったら報復される、ということです。
    通常の交渉では、(通常の交渉≒戦略ゲームの基本ルール=混合戦略)報復される場合のデメリットを勘案し、協調するメリットと天秤にかけ、適度に妥協する、となります。

    しかし、報復される場合のデメリットが小さい、典型的には「失うものがないに等しい」場合、「裏切る」、という戦略が、有効に働きます。北朝鮮を相手にした交渉では、混合戦略が働きにくいということです。
    北朝鮮の軍事力は、旧ソ連に比べればはるかに小さい。通常戦力では、日本への侵攻は不可能だと言える。

    しかし、通常戦力で、制海権・制空権を奪えなくとも、それを突破しうる有効な唯一の手段が、ミサイル+核兵器の組み合わせです。その目的は、支配することではなく破壊することにありますが、それを現実に使用せずとも、それを相手側が恐れ続ける限り、交渉上のメリットは大きく、協調(相手方の妥協)による利益を引き出しながら、裏切り続けるという戦略が成り立つのです。

    また、他のレスにて申し述べましたが、北朝鮮の体制が崩壊し、難民が周辺国(まず中国と韓国、しばらくして日本)に流出する、もしくは、同国の強硬派が賭けに出る、北朝鮮には大きく2つの「不確実性」があり、
    前者(崩壊と難民)を軍事的脅威とは呼ばないにせよ、周辺国には大きな混乱が生じる。そのように観る、ということです。

    (加えて、勘案する要素としては、中国ですが、
    米国の対中戦略として、戦略的人口統計=SDをご参考までお示しましたので、省略します。)

    >東西ドイツの統一をあの時期に想像できただろうか。

    突発的であったから、苦労したという見解が、他の方にもあるようですが、マクロ経済の話ですね。「経済規模と人口で決まってしまう」、という見方なのです。20年近くを経過した今でもドイツは、こういう状態ですから。
    http://www.de.emb-japan.go.jp/nihongo/deutschland/wirtschaft.html
    (出所:在ドイツ日本国大使館、ドイツ事情)

    東西ドイツの人口比は4:1、南北朝鮮の人口比は2:1。
    ほとんど世界最貧にもかかわらず、北朝鮮の人口は、「あまりに巨大」なのです。
    それが出来るとすれば、日韓に中国、米国、ロシアを加えた6カ国総がかり。

    それをするにせよ、大量破壊兵器を開発している、民主的な政治体制に程遠い、先行きがどうなるか分からない、崩壊(難民流出)のみならず内乱の可能性すらある状況では、容易に進展しないと観ます。丁寧に申し上げるなら、「2カ国による南北統一は絶対にない」、ですが、6カ国総がかりならありえなくないが、「条件は全く揃っていない」、となります。

    >朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の本音も、そこにありはしないだろうか。
    >そうでないと、現代グループという独占資本のトップと会談することそのものが理解に苦しむではないですか

    そこにあるのそこが、よくわからないのですが、
    私の上記理解では、北朝鮮が崩壊してしまう場合のデメリットは、隣接する韓国にとっては甚大であるから、
    そうならないように支えているのであって、ただ相手方からは足元を見られてしまって、裏切られていますね。
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20 【7109】老人党メルマガ(289)
北極星   運営スタッフ 2009-9-20 6:10:13  [返信] [編集]

    roujintou-news  ::: 老人党メルマガ(289)  ::: 2009/9/20
           老人党掲示板 http://6410.saloon.jp/
    =========================================================================
    【読者投稿】 日本国憲法9条は宇宙の宝 梶原景昭
    【7037】理想と現実生活と憲法     珠
    【7088】鳩山内閣の発足と組閣人事    かっくるなかしま
    【7099】ノリピーに負けた鳩山内閣   タミゾール
    【読者投稿】監視ではなく見守る姿勢を 丹野眞智俊
    【7107】官僚の上司は誰か        タミゾール
    【7108】Re: 官僚の上司は誰か     苫屋勲
    【読者投稿】高速道路無料化で不況も解決 岡田元浩
    【7066】高速道路無料化と公共交通機関 pierre
    =========================================================================
    【読者投稿】 日本国憲法9条は宇宙の宝 梶原景昭 09/9/14 14:42

    地球に、知的生命体が誕生してからというもの、争いの連続であって、ひとたりとも精神的な休みは許されずであった。
    永久にその状態が、続く事だろうと思ったか知れないが不幸な事に争いが、大きな戦争までに発展して行った。
    それが、第二次世界大戦である。

    ここで、〜二度ある事は三度〜という言葉が、指導者の頭を横切ったかどうかは知らぬが、故マッカーサー元帥は、地球の将来を考えて日本から軍隊をもぎ取るようにして、憲法に戦争放棄を促す法案を載せた。
    日本だけは、戦争をしない国へと約束をさせたのである。
         
    それが、良い事か不幸な事であるかは、今度は日本人の心で、慎重・且つ冷静に決める事だと思う。
    いずれは、どこかの国が戦争をしない事を宣言しなければ、永久に子供の心(低い波動のまま)でいなければならない。
    そういう意味からも、日本が憲法九条を持てたという事は、永久平和を今度は自信を持って言えるいいチャンスではなかったか。

    故に、マッカーサー元帥には、心から感謝できる時代がやってくるだろう。
    我々は、知的生命体なのだから言葉や波動をもっと高く持ち、理解を深めようではないでしょうか。
    -----------------
    【7037】理想と現実生活と憲法 珠 2009-9-11 12:11(編集)
    ▼かっくるなかしまさん: >発掘パワーも護憲パワーも、どうもそのエネルギー源は女性じゃないか
    ▼都民さん: >以前から護憲の人達は、どこかに離人症のような部分が潜在しているなぁと思っていましたが、

    私は護憲派(以前も言ったように、今のところ)ですが、「日本国憲法は、現実にそぐわないから変えてしまえ」という意見には大反対です。この掲示板では護憲派の方は多いと思いますが、残念ながら数少ない女性として、気になりましたので、レスいたします。

    いつかの沈黙の初夏さんのご投稿、憲法条文を何条も挙げられて「よく読めば全部違反してるのと違うだろうか。」「全てが形骸化している。9条の解釈問題どころではないと思う。」と喝破されたことは、私もその通りだと思うのです。
    http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=572&sty=2&num=87

    ではなぜ、そうした憲法がいまだに掲げられているのか。そしてもし新たな憲法を作るとすれば、それは現実に合致したものになるのか? 「ならないでしょう」。なぜなら憲法は、「こうあるべきだという国の理想の姿」を憲法で提示して、施政者に「理想」に基づく「努力目標」を与えるものだと私は思っています。

    この掲示板でも皆さんが仰っておられたように、「法律は国家が国民をしばるけれど、憲法はその逆で国民が権力者をしばる」ものだからです。私たち国民は、施政者が憲法にそぐわない方向に行きそうなら、「それは憲法の目指す方向とは違う」といい続けること。それが大事だと思うのです。

    ですから最初の話に戻りますが、生活という現実に日々ほとんどの時間を関わっている(育児も洗濯も食事つくりも掃除も介護も…)女性は、現実を見据えながら、憲法という理想もまたしっかりと掲げられるのではないか? それが理屈から攻めようという男性諸氏には離人症のように見える? 

    いやいや、乖離しているように見えるかもしれませんが、現実に足をつけながらの意見は、例えば「愛する夫が、息子が、孫が戦争で殺されるなんて真っ平」という肌身の現実感を持っている。
    だから自衛のためといえども戦争前提(自衛戦争で死ぬことだってあるんだから)の論には組しない。戦争を避ける手段を必死で模索したいのです。家族が死ぬって、まさに「生きる喜び」を奪うものでしょう。

    現実感を持っているからこそ、理想の平和論もしっかりと強固なもの、護憲派であるのに充分な考え方を持っていると私は思っているのです。あ〜、最後に飛躍しちゃったかなぁ…大丈夫かなぁ、分っていただけるかなぁ…。(一ボンクラより)。

    ご参照までに
    「母親たち、娘たち、そして妻たち」(英文)
    http://s03.megalodon.jp/2009-0505-1736-52/www.fredsakademiet.dk/abase/sange/greenham/song32.htm

    抄訳ですが、落合恵子さんが、このHPの中ほどで語っています。
    http://s02.megalodon.jp/2009-0911-1138-12/www.japanpen.or.jp/mailmg/pen/3620051130.html

    ps.古代文化、人類、遺伝子…どれも私は興味津々。面白く拝見しました。
    -----------------
    【7088】鳩山内閣の発足と組閣人事   かっくるなかしま 2009-9-16 10:45 (編集)
     鳩山内閣が本日、発足。誰も建てないので建てておきます。

    http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090916ddm001010031000c.html
    (出所:毎日、「鳩山内閣:きょう発足…」、9/16)

    民主党は、政権公約の遂行能力を問われるし、2010年7月の参院選を勝たなければならないし、
    向こう9ヶ月内に瓦解することを避けなければならない。であるから、安定政権化での自民党のローテーション的な組閣人事と、民主党の組閣人事とでは大きく趣を異にする。 出足が全てとなる。

    次期衆院選(2013)までに、政権公約(政策)を実現していくうえで、最も重要なのが国家戦略局だが、担当相への菅さんの内定は、妥当・適切。次に、向こう9ヶ月を乗り切る上で、民主党が、政策的にも、戦術的にも、仮想敵とするのが、国交省、厚労省、文科省、農水省の4つ。

    オーソライズされていないが、一部報道で内定と伝えられているのは、前原さん・国交省、川端さん・文科省、赤松さん・農水省、だが、これも、妥当・適切。はっきりしていない厚労省(相)は、(当然に)長妻さんか。
    民主党は、財務省を味方につけるわけだから、財務相への藤井さんの早くからの内定も、まったくもって妥当・適切。
    国民新党の亀井さんの郵政・金融担当相への内定。社民党の福島さんの消費者行政・少子化相への内定。

    意味深な感じもするが、どんぴしゃりということで、いいと思う。
    結論:民主党の政権公約と、内定組閣人事とが、整合しているのでよい。
    -----------------
    【7099】ノリピーに負けた鳩山内閣 タミゾール 2009-9-17 21:33

    一日、外回りで疲れて帰宅し、やっと落ち着いてNHKの9時のニュースを見て、鳩山内閣の動向を見てみたいと思った。
    すると、な、なんとトップ・ニュースがノリピーの保釈ではないか。スポーツ新聞か。
     
    民放ならまだしも、受信料を払っているNHKが、民主政治の始まりの現象より、ノリピーをなぜトップにもってくるのか。
    怒りを通り越して、本多勝一の気持ちがわかる。

    官僚の腐敗も深いのかもしれないが、マスコミの腐敗も大きいと言えるかもしれない。
    インターネットの威力はこうしたマスコミの腐敗を抉ることにもあると思う。
    -----------------
    【読者投稿】監視ではなく見守る姿勢を 丹野眞智俊 09/9/6 15:54

    老人党のみなさんこんにちは。今般の衆議院総選挙、予想をはるかに超え民主党の大勝でした。
    まあ、185くらいだろうと思っていたのですが民意は政権党に「うんざり」していたのでしょう。
    選挙運動中の政権党幹部の演説は、いくら窮地だからと言っても言ってはいけない口汚い罵りの演説もありました。

    これが政権党の大手を振って赤絨毯を闊歩していた人たちの本音なのかとつくづく人間の裏を見た思いでした。
    これでは負けるぞ、まるで断末魔の叫びだ!あんのじょう完敗でした。
    政権担当能力・財源・外交などで「責任力」を強調したにも関わらずの負け。国民は良くみていた、と思う。

    選挙後の調査で政権交代への賛成は、過半数をはるかに超えてていたが、政策への賛成はさほど高くはなかった。
    これはどういうことか?ボク流の解釈だが、とにかく国民の意識から隔絶している政権党の政治から国民の側に立つ、と主張した民主党が受け入れられたことが民主大勝の因であろう。
    「風」を使い政権党は、一様に敗因を分析していたが、そうであろうか。

    「風圧の強弱」ではない、まさに民意の地殻変動が生じていたのである。
    それを国民の一時的な意識の変化と捉えていたところに疎まれる因があったのである。
    われわれ国民は、少し肩肘の張りを抑え、民主党を監視するのではなく見守る姿勢をもっていたいものだ、
    と考えるがいかに?同じようなことはマスメデァにも言えることである。
    -----------------
    【7107】官僚の上司は誰か タミゾール 2009-9-19 18:48

    「報道特集」で、若手官僚の愚痴をやっていました。彼らにしてみれば、「官僚たたき」にうんざりしているんでしょう。しかし、パーキンソンの法則(官僚は自分の仕事を増やすようにできている)にブレーキをかけるという大切なことなのです。

    文科省の若手美人官僚(美人かどうかはどうでもいいが)、「長妻さんのように部下(官僚)の悪口を言う上司(大臣)のもとでは働けない」、と言っていた。一瞬、「その通りだなあ」、と納得しそうになった。しかし、官僚の上司は大臣なのだろうか?と疑問になった。大臣の背景には、大臣を選んだ首相、そして首相を選んだ国民がいる。

    「全体の奉仕者」公務員の上司、「全体」とは国民以外にないのではないか。
    彼らの給与も税という国民から捻出されている。大臣が給与を払っているわけではない。
    残念ながら、国民の多くから「ダメ出し」を受けているという感覚が高級官僚にはないんでしょう。

    ぼやくより、上司である国民から悪口を言われないように地道に反省し、頑張ってほしい。
    そのような、地道な官僚の努力はわれわれも称賛しなければなるまい。
    -----------------
    【7108】Re: 官僚の上司は誰か 苫屋勲 2009-9-19 22:27

    官僚の 負け組み次は 代議士へ

    勝ち組の官僚たちは、いやだろうなあ。このような代議士が、たくさん省庁に乗り込んでくるのだから。
    しかし、公務員は公僕なんです。我慢して仕事を懸命にやってください。
    国民の目線で、最高の仕事をして、負け組みと勝負してください。必ずあなたは勝ちます。残っている勝ち組ですから。
    -----------------
    【読者投稿】高速道路無料化で不況も解決 岡田元浩 09/9/11 11:49

    民主党が政権を取って思考停止の部分が解禁になり、民主党の先生方がテレビで語るようになった。
    でも高速道路一つを取ってもホンダ語録の「あらゆる既成概念を疑い、原理に立ち戻って考える」とかトヨタの「黙って立っておれ」とか「小人閑居して不善を為す」とか民間の思考論理が登場していない。だから「そもそも論」が抜けている。

    1)馬渕先生は「高速道路が無料化されるとゲートの従業員2万人が職を失う」とすまなそうに言いました。
    しかし是は「税金の無駄使い」と全く同じもので、ゲートの労働者は国民総生産に寄与して居らず、国家経済の足を引っ張って居るのですから、一刻も早く廃止すべきです。今でも電気やガスなど税金に近いものは自動振込みが当たり前。

    民主党は社会保険の徴収さえ税務署に一元化すると云っている。
    これから必要度の低い公団などを整理すれば更に国家経済に寄与しない大量の虚業が浮かび上がって来る筈ですから、遠慮して居ては収拾が付かない。戦後の復員兵と同じ、生産性の有る職業への転職訓練とは分けて考えるべきでしょう。

    2)高速道路は「自動車専用道」で、自動車の為の道具ですが、日本では自民党土建族の支配下で箱物行政として建設、運営されて来たのが異常なので、今回抜本的見直しをするには「自動車工学」をベースに議論する必要があるのです。
    例えば自動車先進国米国では高速道路は歩行者事故や平面交差に依る車同士の事故などを防ぐ「安全」が主目的なので、隣町に行くにも専用道の利用を推奨しているのです。

    統計的にも「小児が母親と二階建ての家に居る時より、高速道路上にいる時の方が安全だ」と云われて居るのです。
    その為には、米国の様に無料化して、もっと出入り口を増やすべきで、そうすれば高速だけ渋滞が酷くなる筈は無く、一般道を含めてバランスが取れ、双方容量一杯まで使える。

    3)ORの「待ち行列」と云う理論があって、不道徳な運転をする車が有ると、高速道の物理的容量限度に達する前に渋滞が発生し、一旦発生すると直りにくい事が知られている。ですから米国では安全上の見地から最高速を取り締まる他、渋滞を防いで道路の稼働率一杯迄上げるため、流を乱す運転を取り締まっている。

    ですから昔からクルーズコントロールが普及して居るのです。更にハイテク時代に成り、デジタルクルーズコントロールを使い、皆が時速100キロにセットすれば何時間走っても車間距離が変わらないので、渋滞が起きにくい。

    しかし日本ではその様な指導をして居ない。さらに高速道路の車が集中的に一箇所でおりようとすれば、一般道の容量、ゲートの容量が不足し、渋滞が起きる。例えば関越所沢などは代表例です。無料にして細かく出口が有れば、出口の間隔より長い渋滞が起きれば一般道に回るでしょう。

    4)自動車は相対速度時速50キロで追突されても助かる様に作られています。しかし100キロで追突されると、井上郁美さんの幼い姉妹の例の様にガソリンタンクが破裂して焼死します。ですから、警察は50キロ以下で走ることを禁止して居るのです。ですから、本線上のゲートは「経済問題」ではないので、真っ先に撤去すべきです。

    5)高速道路を無料にすると「Co2削減目標が守れない」と云う意見もある。しかしガソリン程安価で使い勝手の良い物は無い。だから米国では太陽光を使ってCo2をガソリンに戻す開発が成功しているそうで、日本は中国で増え続けるCo2を偏西風に乗せて只で空輸し、只の地熱でガソリンに戻して輸出すれば、民主党の25%でなく、数100%の削減が出来、不況も解決する。
    -----------------
    【7066】高速道路無料化と公共交通機関 pierre 2009-9-13 19:16
     先日の新聞に次のような記事があった。

    「民主党がマニフェストで掲げる『高速道路無料化』が実現されると、経営に深刻な問題がでるとして、九州バス協会(82社加盟)の竹島和幸会長らが10日、国土交通省を訪れ、無料化しないよう要望した」。 (『朝日新聞』2009.09.11.朝刊)

    これは民主党が公約に掲げる「高速道路無料化」とバス、すなわち公共交通機関の維持が二律背反になっていることを示している。似た現象は他にもある。神奈川県久里浜と千葉県金谷を結ぶ東京湾フェリーも、アクアラインの値下げで乗客が減少しているという。また、瀬戸大橋の通行料が無料になると、JRやフェリーへの影響が気になり、

    「無料化は歓迎するが手放しでは喜べない」と現地の琴平町観光協会長の歯切れは悪いという報道もある。
    (『日本経済新聞』2009.09.03.朝刊、首都圏版)

    地方に行くと、バス・鉄道などの衰退が歴然だ。その主な原因は、人口の減少もあるが、何よりも車社会の進展が大きい。
    そこへ来て、高速道路が無料化されれば、車の使い勝手は一層良くなり、車社会が一層進展するだろう。
    その結果、これらの公共交通機関の衰退がますます加速するのではないだろうか。

    この公共交通機関との二律背反は、首都圏などの大都市ではさほどではないが、地方ではそうはいかない。
    高速道路の無料化は、混雑の心配がない地方から手をつけるというから、北海道、九州、四国などがまず俎上に上るのは間違いない。これらの地方では、公共交通機関との二律背反が進むに違いない。

    つまり、高速道路の無料化は地域住民のかけがえのない足であるバス、列車、フェリーなどの経営を脅かすのである。
    残念ながら実際に視聴はできなかったが、後で読んだ新聞によると、道路問題に詳しい民主党の馬淵澄夫議員は『フジテレビ』の「とくダネ!」に出演し、この公共交通機関との二律背反の問題を問われて、次のような趣旨の発言をしたという。

    「雇用問題等が発生することは承知しているが、これは産業構造の変換である。かつて石炭産業から石油産業に切り替わるとき、多くの失業者が発生したが、政府は住宅等も含めて手厚い救済をした。今度もそれは考えている」。
    (インターネット新聞『JanJan』2009.09.04. http://www.news.janjan.jp/government/0909/0909039738/1.php)

    この記事も書いている通り、馬淵議員は「道路(自動車)輸送こそ、これからの輸送産業の主力で、鉄道や海運はすでに斜陽産業である」と決めつけているに等しい。
    この発言が本当なら、大幅なCO2削減を打ち出した環境政策との整合性はどうなるのか。

    先日、奥会津の大内宿へ行った。ここは最近人気で、年間100万人の観光客が訪れるという。
    しかし、路線バスなどはなきに等しく、観光客はマイカーか観光バスでやって来るのである。
    マイカーを持たない私は往復に大変苦労したが、高速道路の無料化はこういう現象をさらに広げることになるのだ。

    この民主党の公約を巡ってはメディアも喧しい。しかし、高速道路無料化を巡って公共交通機関との二律背反を正面から採りあげたものは必ずしも多くない。それで本当にいいのか。民主党の説明を聞きたいものである。
    【読者投稿】CO2ガス25%削減の意味 岡田元浩 09/9/16 20:55

    日本では法律は、ひとたび発布されれば神聖で犯すべからざるものとされて来た。其れが戦前の天皇制を引き継いだ官僚帝国主義体制で、国民もそれを常識として摺り込まれて来た。
    だから役人は開発中の技術法に触れる事は鬼門で、其処から「不作為」を守るカルチャーが生まれて来た。

    しかし憲法第一条が「知材立国」の米国では、技系法は「努力目標」だった。発効期限が迫ってもイノベーションが完成しなければ、取引があるのです。我々日本の自動車屋の中で、高度成長期に米国主導の安全公害に付き合ったチームは、其れを其れを知ってびっくりした。目から鱗が落ちて、以後米国政府の直接指導の元に国際企業に成長したのです。
    そして旧運輸省と其れに繋がる自動車工業会は浮き上がって、形骸化したのです。

    ですから日本の自動車屋の技術会議は日本を放れて欧米先進国で行われる様に成り、攘夷派の日本のマスコミの目には触れなくなったのです。例えば今軽自動車にも付いているエアーバッグは長期間「荒唐無稽の非現実的な法律」と思われて居た。
    でも米国の政界は諦めず、世界の一流自動車会社に応分の研究投資を求め続け、日本政府を通さず、直接日本の自動車メーカーを呼んだり、視察に来たりして居たのです。

    ですから今回の鳩山総理の25%発言を聞いて、我々自動車屋はピント来た。これぞ「脱日本官僚」だなと。
    スタンフォードで米国の技術カルチャーを学んだ、私書に云う「技系主導政治」を感じたのです。だから早速外国からは評価されたのに、鎖国派の日本のマスコミには理解されない。そして経団連代表も日本の常識を振り回して非難した。

    でもホンダの社長はそうは云わなかった。「技術改革が無ければ困難だ」と云ったのです。ホンダ語録の「松明を高く掲げよ」は米国のカルチャーなのです。「脱官僚」と云っても悪いのは「日本の技官」で混同してはいけない。
    具体的に云えば、エアーバッグも、商品化までに本名方式が2転3点し、今でも問題は残っている。
    ですから広く本名方式を探ること。ホンダ語録の「あらゆる既成概念を疑い、原理に立ち戻って考える」事が大切なのです。

    エコカーとか原発とか云っても、所詮有限な化石燃料に頼っている。また携帯燃料としてガソリンガ最も使い勝手が良いので、Co2をリサイクルしてガソリンに戻せれば、一番正解でしょう。その為のエネルギーは地熱を使えば1万年安心計画になる。そして何れも米国では開発に成功している事が、最近のテレビ特番で放映されて居るのに、経団連会長は無視している。
    法学部卒の会長は23年米国に勤務しても「技術は他人事」ですから、技系不作為で100年の大計を誤らせる危険に対する謙虚さ、罪悪感が無い。

    そして文系独占のマスコミ界コメンテーター連中も鎖国派を支持し、総理の発言の方を非難している。「アイデア発想法」の教科書も、ハーバードの「デシジョン・アナリシス」も読んでいない文系虚業家は自民党と抱き合わせで退陣すべきです。
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